JP2000076434A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2000076434A
JP2000076434A JP10242282A JP24228298A JP2000076434A JP 2000076434 A JP2000076434 A JP 2000076434A JP 10242282 A JP10242282 A JP 10242282A JP 24228298 A JP24228298 A JP 24228298A JP 2000076434 A JP2000076434 A JP 2000076434A
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JP
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JP10242282A
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Tsuneo Yasumura
恒雄 安村
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Nitto Seiko Co Ltd
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Nitto Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データを2値化処理することによりワー
ク上の目標物を認識するに際し、適切な閾値を、より効
率的に取得することができる画像処理装置を提供する。 【解決手段】 2値化処理に用いる閾値を記憶する閾値
記憶部104を設け、前記閾値記憶部104に閾値が記
憶されている場合には、当該記憶されている閾値を用い
て2値化処理を行い、記憶されていない場合には閾値を
決定して2値化処理を行うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データを2値
化処理することによりワーク上の目標物を認識する画像
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、製造ライン等において、CCDカ
メラ等の撮像装置を用いて例えばタイヤのホイール等の
ワークを撮像し、取得された画像データに所定の処理を
行うことにより、例えばホイール上に存在する穴等の目
標物を認識する画像処理装置が実用化されている。係る
画像処理装置を用いることで、穴等の目標物が認識でき
れば、当該穴に他の部品を設置、挿入する等の処理を自
動化することが可能であるが、ここでの目標物の認識に
は、取得された画像データに対して、ある値を閾値とし
た2値化処理を行うことによる方法を用いるのが一般的
である。
【0003】ところで、製造ライン等を流れるワークに
は、多数の種類の機種が存在するため、閾値を固定とし
ていたのでは、当該多種類の機種の識別に対応できな
い。そこで、従来より、画像データに基づいて閾値を自
動的に決定する方法が種々考案されているが、製造ライ
ン等に用いられる画像処理装置で閾値を決定する方法と
して「大津の方法」と称される方法がある。大津の方法
については、“画像解析ハンドブック(高木幹雄、下田
陽久監修、東京大学出版会(503ページ))"に記載
されているが、以下に簡単に説明する。
【0004】大津の方法は、判別分析法ともよばれる方
法であり、画像データから濃度ヒストグラムを取得し、
ある閾値によって当該濃度ヒストグラムを2クラスに分
割した場合のクラス間分散σB 2(k)が最大になる閾値k*
を選ぶという原理に基づく方法である。ここで、クラス
間分散σB 2(k)は、下記の(式1)で表すことができ
る。
【0005】
【数1】
【0006】また、上記に示した式において、pi
は、niを濃度ヒストグラムにおけるレベルiの画素の
数、Nを全画素数とした場合に、pi=ni/Nで表され
る数値を意味する。即ち、濃度レベルを[1,2,3,…,L]と
し、画素をレベル[1,k]と、レベル[k+1,L]の2クラス
に分割するとした場合に、クラス間分散σB 2(k)を最大
とするkを閾値として決定する。
【0007】従来の画像処理装置では、上記大津の方法
等により決定された閾値を用いて、画像データを2値化
処理し、2値化によって認識された物体の特徴量(物体
の大きさ、存在位置や、形状を数値化した値など)を、
予め記憶された目標物の特徴量と比較することによりワ
ーク上の目標物の認識を行っていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、2値化
処理により認識され得る物は必ずしも一種類とは限らな
いため、上記従来の画像処理装置において、ワークを読
み取って得た画像データに基づいて閾値を決定したとし
ても、常に目標物を認識するために適切な閾値が検出で
きるとは限らない。
【0009】具体的には、一旦閾値を決定して2値化処
理を行っても、2値化データから認識された物体の特徴
量と、認識すべき目標物の特徴量とが一致しない場合も
発生する。係る場合には、再度閾値を変更して2値化を
行ったり、認識された物からの特徴量取得などの処理を
繰り返し行う必要があり、処理が極めて煩雑になる場合
がある。このような処理を画像データ取得の度に行って
いたのでは、目標物の認識処理に大変な時間がかかると
いう問題点を有していた。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑み、画像データ
を2値化処理することによりワーク上の目標物を認識す
るに際し、適切な閾値を、より効率的に取得することが
できる画像処理装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の画像処理装置は、ワークを読み取って得た
画像データを2値化処理することによりワーク上の目標
物を認識する画像処理装置であって、前記2値化処理に
用いる閾値を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に閾値
が記憶されている場合には、当該記憶されている閾値を
用いて2値化処理を行い、記憶されていない場合には閾
値を決定して2値化処理を行う2値化手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0012】ここで、前記画像処理装置はさらに、前記
2値化手段により2値化された画像データから目標物が
認識できたか否かを判定する判定手段を有することがで
きる。
【0013】また、前記2値化手段は、前記判定手段に
より、目標物が認識できないと判定された場合には、閾
値を補正して、補正後の閾値を用いて前記画像データに
対して再度2値化処理を行い、これを、前記判定手段が
目標物を認識できたと判定するまで繰り返すことが好ま
しい。
【0014】ここで、前記補正後の閾値は、同一画像デ
ータに対して行う2値化処理の度に異なった値になるよ
うに制御されていることが好ましい。
【0015】また、前記補正後の閾値は、最初の2値化
処理に用いた閾値を中心としたその前後の値が選択され
ることも好ましい。
【0016】また、前記2値化手段は、前記判定手段に
より、目標物が認識できたと判定された場合には、当該
2値化処理に用いた閾値を前記記憶手段に格納し、次の
ワークの画像データを2値化処理する際の閾値に供させ
ることもできる。
【0017】さらに、前記記憶手段は、前記2値化処理
に用いる閾値を、ワークの種類ごとに記憶しており、前
記2値化手段はワークの種類に対応した閾値を読み出
し、該当する画像データを2値化処理することが好まし
い。
【0018】また、前記記憶手段は、前記2値化処理に
用いる閾値を、各々のワークの部位ごとに記憶してお
り、前記2値化手段は各ワークの部位に対応した閾値を
読み出し、該当する画像データを2値化処理することも
できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像処理装置
の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図
1は、本発明に係る画像処理装置を製造ラインに適用し
た場合の構成の一例を示す図である。
【0020】同図に示されるように、本適用例のシステ
ムは、本発明に係る画像処理装置1及びCCDカメラ2
から構成され、CCDカメラ2にはストロボ3が付属し
て備えられている。同図において、90は、認識対象物
(本実施の形態では、製造ラインを流れるタイヤのホイ
ール等のワーク)、91は、本発明に係る画像処理装置
における目標物(本実施の形態では、ホイールにあけら
れた穴)を表している。
【0021】本実施の形態の画像処理装置1は、ストロ
ボ制御部101、CCDカメラインタフェース102、
フレームRAM103、閾値記憶部104、ROM10
5、操作部106、表示部107、制御部100を含
み、各部はインタフェースバス109にて接続されてい
る。
【0022】ストロボ制御部101は、CCDカメラ2
に付属するストロボ3の発光を制御する。CCDカメラ
インタフェース102は、CCDカメラ2から、ワーク
90を撮像して得た画像データを取得する。取得された
画像データは、フレームRAM103に格納される。
【0023】閾値記憶部104には、制御部100によ
る2値化処理に用いられる閾値や、目標物の特徴量、閾
値補正に用いる増減値が、それぞれのワークの識別子
(以下、「機種ID」という。)、及び各ワークの部位
の識別子(以下、「部位ID」という。)ごとに(以
下、機種IDと部位IDとの組み合わせを、単に「キ
ー」という。)記憶されている。図2は、閾値記憶部1
04の内容の一例を示す図である。本実施の形態では、
以下、同図(a)に示すテーブルを「閾値記憶テーブ
ル」、同図(b)に示すテーブルを「特徴量記憶テーブ
ル」、同図(c)に示すテーブルを「増減値記憶テーブ
ル」という。
【0024】本実施の形態では、閾値記憶テーブルに
は、閾値の他に、キーごとに検出済みフラグが設定され
ている。検出済みフラグとは、当該機種の当該部位を認
識するための閾値が既に検出され、閾値記憶テーブルに
格納されているか否かを示すフラグである。なお、特徴
量及び増減値の詳細については後述する。
【0025】ROM105には、本発明に係る画像処理
装置を実現するために、制御部100で実行されるべき
プログラム等の情報が格納されている。操作部106と
しては、本実施の形態のシステムの操作パネル等が設置
され、操作部106を介して入力された操作に対応した
表示や、システムの動作状況等、種々の情報が表示部1
07に表示される。表示部107としては、液晶ディス
プレイ等種々の表示装置を用いることができる。
【0026】図3は、本実施の形態における制御部10
0の処理内容を示すフローチャートである。同図に示さ
れるように、制御部100は、まず、操作部106を介
して、識別対象となるワークの機種ID及び認識の対象
とする部位の部位IDを取得する(S301)。ここで
は、キーを操作部106から取得するようにしたが、例
えば、他の外部制御装置から取得するようにすること
や、機種の特定位置を撮像して画像データを得、当該画
像データと内部メモリに格納されたパターンを比較する
ことにより機種IDを識別するなど、種々の方法により
機種IDを取得することが可能である。
【0027】次に、制御部100は、閾値増加フラグを
リセットする(S302)。ここで、閾値増加フラグと
は、後述の閾値補正処理を行う際に参照されるフラグで
ある。どのように参照されるかについては後述するが、
ここでは、初期設定としてリセット、即ち0が設定され
る。
【0028】次に、制御部100は、CCDカメラ2の
駆動を指令し、CCDカメラインタフェース102を介
して、ワーク90の画像データを取得する(S30
3)。取得された画像データはフレームRAM103に
記憶される。
【0029】画像データが取得されると、制御部100
は、閾値記憶テーブルの内容を参照し、ステップS30
1にて取得されたキーに対応する検出済みフラグの値が
0であるか否かを判定する(S304)。上述の如く、
検出済みフラグが0である場合には(S304:Ye
s)、当該キーに対応する閾値が未だ検出されていない
ことを意味するので、フレームRAM103に記憶され
た画像データから閾値を決定する(S305)。ここ
で、閾値の決定には、前述した大津の方法の他、p−タ
イル法、微分ヒストグラム法、モード法等、種々の方法
を用いることが可能である。
【0030】検出済みフラグが1である場合には(S3
04:No)、閾値記憶テーブルに既に閾値が記憶され
ているので、記憶されている閾値を用いて(S30
6)、画像データの2値化処理を行う(S307)。
【0031】次に、制御部100は、2値化された画像
データから、目標物(本実施の形態では穴91)が発見
できたか否かを判定する(S308)。目標物が発見で
きたか否かの判定は、具体的には、2値化された画像デ
ータから、当該目標物の特徴量を満たす物体が発見でき
たか否かにより行う。目標物の特徴量は、前述の如く特
徴量記憶テーブルに記憶されているので、2値化された
画像データから発見された物体の特徴量と比較すること
により、目標物が発見できたか否かを判定することがで
きる。
【0032】ここで、特徴量としては、目標物の存在位
置、大きさや、形状を表す数値等、種々の情報を利用す
ることが可能である。例えば、目標物が穴91である場
合などのように円形である場合には、直径等の特徴量の
他、当該形状を表す数値の一種として、「真円度」と呼
ばれる数値を特徴量として用いることができる。真円度
とは、形状がどの程度円に近いかを数値化した値であ
り、具体的には、円の面積をA、周囲の長さをPとした
場合に(4πA)/(P2)で表される数値である。
【0033】特徴量を満たす目標物が発見できた場合に
は(S308:Yes)、当該キーに対応する検出済み
フラグを1にセットし、2値化処理に用いられた閾値を
閾値記憶テーブルに格納して(S309)、処理を終了
する。ここで、それまでに閾値が検出されていなかった
場合や、閾値補正処理が行われた場合には、閾値を格納
する必要があるが、既に記憶されていた閾値をそのまま
用いて目標物を発見した場合には、再度上書きする必要
はない。閾値検出フラグについても同様で、既に1がセ
ットされていた場合には、上書きをする必要はない。
【0034】一方、目標物が発見できなかった場合は
(S308:No)、ステップS307での2値化処理
に用いた閾値が適切な値でなかったと考えられることか
ら、閾値の補正処理を行う。閾値補正処理において、制
御部100は、まず、閾値増加フラグが0であるか否か
を判定する(S310)。
【0035】前述の如く、閾値増加フラグは初期設定と
してステップS302にて0が設定されているので、閾
値補正処理を行う最初の時点においては、閾値増加フラ
グの内容は0である。閾値増加フラグが0であった場合
には(S310:Yes)、閾値を所定の分だけ増加さ
せ(S311)、閾値増加フラグに1をセットして(S
312)、ステップS307へと戻り、再度2値化処理
を行う。ここで、閾値の増加量は、上述の増減値記憶テ
ーブルの増加値に基づいて制御する。
【0036】一度の閾値補正では目標物を発見すること
ができず、再度ステップS310に進んだ場合には、当
該判定で閾値増加フラグが1である旨が検出されるので
(S310:No)、その場合には、閾値補正処理を行
う最初の時点における閾値を所定分減少させ(S31
3)、閾値増加フラグを0にリセットして(S31
4)、ステップS307へと戻り、再度2値化処理を行
う。閾値の所定量の減少にあたっても、増減値記憶テー
ブルの内容が参照される。
【0037】以上のような閾値補正処理は、ステップS
307の2値化処理後、ステップS308において目標
物が発見されるまで行われるが、閾値補正が繰り返され
る場合には、閾値の増減は、最前の増加後の閾値、ある
いは最前の減少後の閾値を基準としてそれぞれ増加、減
少を行う。具体的には、再度の増加を行う場合で増加値
が3の場合であれば、最前の増加後の閾値が150であ
れば、閾値を153とする。一方、再度の減少を行う場
合で減少値が3の場合であれば、最前の減少後の閾値が
141であれば、閾値を138とする。
【0038】以上に説明したような処理を行うことによ
り、キーごとに、2値化処理に用いるべき適切な閾値
を、効率的に設定することが可能となる。即ち、一旦検
出された閾値は閾値記憶テーブルに記憶されるので、毎
回閾値の決定を行う必要がなくなる他、閾値の補正処理
を行う場合でも、適切な値から補正処理を開始すること
ができるからである。
【0039】なお、本実施の形態の閾値記憶テーブルに
は、処理効率の観点から検出済みフラグを保持するよう
にしているが、閾値が格納されているか否かは、閾値の
フィールドを見ることによって判定するようにしてもよ
い。
【0040】また、本実施の形態では、閾値増加フラグ
を用いて閾値を所定分増減させながら閾値の補正を行っ
ているが、閾値の補正の方法も種々考えられる。例え
ば、本実施の形態では、増減値が予め入力されているも
のとして説明したが、CCDカメラ等を介して取得され
た画像データの濃度ヒストグラム等から、増減値を決定
する等の方法により、閾値補正の効率を向上させること
なども可能である。一方、増加値と減少値が等しい場合
や、全てのキーについて増加値が一定であったり、減少
値が一定であるような場合であれば、テーブルのフォー
マットを変更することにより記憶領域の節約を図ること
もできる。
【0041】さらに、閾値記憶部104の内容について
は、例えば始めて電源を入れたときに内容をリセット
し、以後内容のクリアは行わないようにしてもよいし、
毎日、毎週など起動する度ごとに内容をリセットするよ
うにしてもよい。その日ごとに照明等の条件が変化した
り、また、照明器具等が徐々に消耗することにより条件
が変化する場合などもあるからである。
【0042】さらに本実施の形態では、目標物のキーと
して機種ID及び部位IDを用いたが、機種IDだけを
キーとしてもよい。また、本実施の形態では、閾値が検
出済みでない場合には、大津の方法等を用いて閾値を決
定するようにしたが、設置環境等の条件によっては、テ
ーブルを用いることにより閾値決定の効率を向上させた
り、最初の閾値としては固定値を用いて2値化処理を行
うようにすることも可能である。
【0043】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の画像処
理装置によれば、2値化処理に用いる閾値を記憶する記
憶手段と、前記記憶手段に閾値が記憶されている場合に
は、当該記憶されている閾値を用いて2値化処理を行
い、記憶されていない場合には閾値を決定して2値化処
理を行う2値化手段とを備えるので、適切な閾値を、よ
り効率的に取得することができるという効果を奏する。
【0044】また、目標物が認識できない場合には、閾
値を補正して、補正後の閾値を用いて再度2値化処理を
行い、これを、目標物が認識できるまで繰り返すのであ
るが、特に前記記憶手段に閾値が記憶されている場合に
は、一度目標物の認識に用いられた閾値から補正が開始
されることとなるので、より速く、適切な閾値に到達す
ることが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処理装置を製造ラインに適用
した場合の構成の一例を示す図である。
【図2】閾値記憶部の内容の一例を示す図である。
【図3】本実施の形態における制御部の処理内容を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 画像処理装置 2 CCDカメラ 3 ストロボ 90 ワーク 100 制御部 101 ストロボ制御部 102 CCDカメラインタフェース 103 フレームRAM 104 閾値記憶部 105 ROM 106 操作部 107 表示部 109 インタフェースバス

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを読み取って得た画像データを2
    値化処理することによりワーク上の目標物を認識する画
    像処理装置であって、 前記2値化処理に用いる閾値を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に閾値が記憶されている場合には、当該記
    憶されている閾値を用いて2値化処理を行い、記憶され
    ていない場合には閾値を決定して2値化処理を行う2値
    化手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記画像処理装置はさらに、 前記2値化手段により2値化された画像データから目標
    物が認識できたか否かを判定する判定手段を有すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記2値化手段は、 前記判定手段により、目標物が認識できないと判定され
    た場合には、閾値を補正して、補正後の閾値を用いて前
    記画像データに対して再度2値化処理を行い、これを、
    前記判定手段が目標物を認識できたと判定するまで繰り
    返すことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記補正後の閾値は、同一画像データに
    対して行う2値化処理の度に異なった値になるように制
    御されていることを特徴とする請求項3に記載の画像処
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記補正後の閾値は、最初の2値化処理
    に用いた閾値を中心としたその前後の値が選択されるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記2値化手段は、 前記判定手段により、目標物が認識できたと判定された
    場合には、当該2値化処理に用いた閾値を前記記憶手段
    に格納し、次のワークの画像データを2値化処理する際
    の閾値に供させることを特徴とする請求項2から5の何
    れかに記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段は、 前記2値化処理に用いる閾値を、ワークの種類ごとに記
    憶しており、前記2値化手段はワークの種類に対応した
    閾値を読み出し、該当する画像データを2値化処理する
    ことを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の画像
    処理装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段は、 前記2値化処理に用いる閾値を、各々のワークの部位ご
    とに記憶しており、前記2値化手段は各ワークの部位に
    対応した閾値を読み出し、該当する画像データを2値化
    処理することを特徴とする請求項1から6の何れかに記
    載の画像処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9520589B2 (en) 2010-08-17 2016-12-13 Lg Chem, Ltd. Secondary battery of improved lead structure

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9520589B2 (en) 2010-08-17 2016-12-13 Lg Chem, Ltd. Secondary battery of improved lead structure

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