JP2000076076A - 光ディスク記憶媒体 - Google Patents
光ディスク記憶媒体Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ディスク記憶媒体中のデータを常に最新の
ものとすることを可能にし、光ディスク記憶媒体からデ
ータの再インストールを行なう場合にも作業が煩雑とな
らないようにする。 【解決手段】 パーシャルＲＯＭ光ディスク媒体は、読
み取り専用の記憶領域であるＲＯＭ領域と、書き換え可
能な記憶領域であるＲＡＭ領域とを備えている。ＲＯＭ
領域には、コンピュータ本体１１に読み取られることに
より、外部記憶装置１８に記憶されているデータをＲＡ
Ｍ領域に記録することをコンピュータ本体１１に実行さ
せるプログラムが記憶されている。
ものとすることを可能にし、光ディスク記憶媒体からデ
ータの再インストールを行なう場合にも作業が煩雑とな
らないようにする。 【解決手段】 パーシャルＲＯＭ光ディスク媒体は、読
み取り専用の記憶領域であるＲＯＭ領域と、書き換え可
能な記憶領域であるＲＡＭ領域とを備えている。ＲＯＭ
領域には、コンピュータ本体１１に読み取られることに
より、外部記憶装置１８に記憶されているデータをＲＡ
Ｍ領域に記録することをコンピュータ本体１１に実行さ
せるプログラムが記憶されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、読み取り専用の
ＲＯＭ領域と、書き換え可能なＲＡＭ領域または１回の
み追記可能な追記領域とを備えた光ディスク記憶媒体に
関する。
ＲＯＭ領域と、書き換え可能なＲＡＭ領域または１回の
み追記可能な追記領域とを備えた光ディスク記憶媒体に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来は、読取専用のＲＯＭ領域のみをも
つ光ディスク記憶媒体から、ＯＳ、アプリケーションプ
ログラムを汎用コンピュータにインストールした場合、
そのデータに対する更新、追加などは、汎用コンピュー
タ上の大容量記憶装置に記録されるデータに対してのみ
行なわれ、また、使用者情報も、同様に汎用コンピュー
タ上の大容量記憶装置にのみ記録される。
つ光ディスク記憶媒体から、ＯＳ、アプリケーションプ
ログラムを汎用コンピュータにインストールした場合、
そのデータに対する更新、追加などは、汎用コンピュー
タ上の大容量記憶装置に記録されるデータに対してのみ
行なわれ、また、使用者情報も、同様に汎用コンピュー
タ上の大容量記憶装置にのみ記録される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そのため、汎用コンピ
ュータ上の大容量記憶装置の障害などの事由により、前
述のＯＳ、アプリケーションプログラムの再インストー
ルを行なった際は、同様の手順により、そのデータに対
する更新、追加や使用者情報の入力を、前記光ディスク
記憶媒体とは別の記憶媒体に記録されたデータを用いて
再度行なわねばならず、煩雑であるという不具合があっ
た。
ュータ上の大容量記憶装置の障害などの事由により、前
述のＯＳ、アプリケーションプログラムの再インストー
ルを行なった際は、同様の手順により、そのデータに対
する更新、追加や使用者情報の入力を、前記光ディスク
記憶媒体とは別の記憶媒体に記録されたデータを用いて
再度行なわねばならず、煩雑であるという不具合があっ
た。
【０００４】この発明の目的は、光ディスク記憶媒体中
のデータを常に最新のものとすることを可能にし、光デ
ィスク記憶媒体からデータの再インストールを行なう場
合にも作業が煩雑とならないようにすることにある。
のデータを常に最新のものとすることを可能にし、光デ
ィスク記憶媒体からデータの再インストールを行なう場
合にも作業が煩雑とならないようにすることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明
は、読み取り専用の記憶領域であるＲＯＭ領域と、書き
換え可能な記憶領域であるＲＡＭ領域とを備え、前記Ｒ
ＯＭ領域には、コンピュータに読み取られることによ
り、あらかじめ指示されたデータを前記ＲＡＭ領域に記
録することを前記コンピュータに実行させるプログラム
が記憶されている光ディスク記憶媒体である。
は、読み取り専用の記憶領域であるＲＯＭ領域と、書き
換え可能な記憶領域であるＲＡＭ領域とを備え、前記Ｒ
ＯＭ領域には、コンピュータに読み取られることによ
り、あらかじめ指示されたデータを前記ＲＡＭ領域に記
録することを前記コンピュータに実行させるプログラム
が記憶されている光ディスク記憶媒体である。
【０００６】したがって、あらかじめ指示されたデータ
を光ディスク記憶媒体中のＲＡＭ領域に記録すること
で、ＲＯＭ領域に記憶のデータを更新、追加するデータ
をＲＡＭ領域に記録することができる。
を光ディスク記憶媒体中のＲＡＭ領域に記録すること
で、ＲＯＭ領域に記憶のデータを更新、追加するデータ
をＲＡＭ領域に記録することができる。
【０００７】請求項２に記載の発明は、請求項１に記載
の発明において、ＲＯＭ領域に記憶されているプログラ
ムは、コンピュータに接続された所定の記憶装置に記憶
されていてＲＯＭ領域に記憶されているデータを更新ま
たは追加するものであるデータを検索しＲＡＭ領域に記
憶することを前記コンピュータに実行させるものであ
る。
の発明において、ＲＯＭ領域に記憶されているプログラ
ムは、コンピュータに接続された所定の記憶装置に記憶
されていてＲＯＭ領域に記憶されているデータを更新ま
たは追加するものであるデータを検索しＲＡＭ領域に記
憶することを前記コンピュータに実行させるものであ
る。
【０００８】したがって、コンピュータに接続された所
定の記憶装置に記憶されているデータを光ディスク記憶
媒体中のＲＡＭ領域に記録することで、ＲＯＭ領域に記
憶のデータを更新、追加するデータをＲＡＭ領域に記録
することができる。
定の記憶装置に記憶されているデータを光ディスク記憶
媒体中のＲＡＭ領域に記録することで、ＲＯＭ領域に記
憶のデータを更新、追加するデータをＲＡＭ領域に記録
することができる。
【０００９】請求項３に記載の発明は、請求項１に記載
の発明において、ＲＯＭ領域に記憶されているプログラ
ムは、インターネット上に存在していてＲＯＭ領域に記
憶されているデータを更新または追加するものであるデ
ータを検索して受信しＲＡＭ領域に記憶することを前記
コンピュータに実行させるものである。
の発明において、ＲＯＭ領域に記憶されているプログラ
ムは、インターネット上に存在していてＲＯＭ領域に記
憶されているデータを更新または追加するものであるデ
ータを検索して受信しＲＡＭ領域に記憶することを前記
コンピュータに実行させるものである。
【００１０】したがって、インターネット上に存在して
いるデータを光ディスク記憶媒体中のＲＡＭ領域に記録
することで、ＲＯＭ領域に記憶のデータを更新、追加す
るデータをＲＡＭ領域に記録することができる。
いるデータを光ディスク記憶媒体中のＲＡＭ領域に記録
することで、ＲＯＭ領域に記憶のデータを更新、追加す
るデータをＲＡＭ領域に記録することができる。
【００１１】請求項４に記載の発明は、請求項１に記載
の発明において、ＲＯＭ領域に記憶されているプログラ
ムは、テレビ放送に含まれるデータの受信装置からデー
タを受信し当該データからＲＯＭ領域に記憶されている
データを更新または追加するものをＲＡＭ領域に記憶す
ることを前記コンピュータに実行させるものである。
の発明において、ＲＯＭ領域に記憶されているプログラ
ムは、テレビ放送に含まれるデータの受信装置からデー
タを受信し当該データからＲＯＭ領域に記憶されている
データを更新または追加するものをＲＡＭ領域に記憶す
ることを前記コンピュータに実行させるものである。
【００１２】したがって、テレビ放送に含まれるデータ
の受信装置からデータを受信し光ディスク記憶媒体中の
ＲＡＭ領域に記録することで、ＲＯＭ領域に記憶のデー
タを更新、追加するデータをＲＡＭ領域に記録すること
ができる。
の受信装置からデータを受信し光ディスク記憶媒体中の
ＲＡＭ領域に記録することで、ＲＯＭ領域に記憶のデー
タを更新、追加するデータをＲＡＭ領域に記録すること
ができる。
【００１３】請求項５に記載の発明は、請求項１に記載
の発明において、ＲＯＭ領域に記憶されているプログラ
ムは、ＲＯＭ領域に記憶されているデータをコンピュー
タで初めてインストールする際に入力する使用者固有情
報をＲＡＭ領域に記憶し、前記ＲＯＭ領域に記憶されて
いるデータの前記コンピュータへの再インストールの際
は前記ＲＡＭ領域に記憶されている使用者固有情報を参
照することを前記コンピュータに実行させるものであ
る。
の発明において、ＲＯＭ領域に記憶されているプログラ
ムは、ＲＯＭ領域に記憶されているデータをコンピュー
タで初めてインストールする際に入力する使用者固有情
報をＲＡＭ領域に記憶し、前記ＲＯＭ領域に記憶されて
いるデータの前記コンピュータへの再インストールの際
は前記ＲＡＭ領域に記憶されている使用者固有情報を参
照することを前記コンピュータに実行させるものであ
る。
【００１４】したがって、ＲＯＭ領域に記憶されている
データのコンピュータへの再インストールの際はＲＡＭ
領域に記憶されている使用者固有情報を参照することが
できる。
データのコンピュータへの再インストールの際はＲＡＭ
領域に記憶されている使用者固有情報を参照することが
できる。
【００１５】請求項６に記載の発明は、請求項１〜５の
いずれかに記載の発明において、追記領域に代えて１回
のみ追記可能な記憶領域である追記領域を備えている。
いずれかに記載の発明において、追記領域に代えて１回
のみ追記可能な記憶領域である追記領域を備えている。
【００１６】したがって、あらかじめ指示されたデータ
を光ディスク記憶媒体中の追記領域に記録することで、
ＲＯＭ領域に記憶のデータを更新、追加するデータを追
記領域に記録することができる。
を光ディスク記憶媒体中の追記領域に記録することで、
ＲＯＭ領域に記憶のデータを更新、追加するデータを追
記領域に記録することができる。
【００１７】
【発明の実施の形態】図１は、この発明の実施の一形態
であるパーシャルＲＯＭ（ハイブリッド）光ディスク記
憶媒体１の構造を示す平面図である。このパーシャルＲ
ＯＭ光ディスク記憶媒体１は、この発明の光ディスク記
憶媒体を実施するものである。このパーシャルＲＯＭ光
ディスク記憶媒体１は、読み取り専用の記憶領域である
ＲＯＭ領域２と、書き換え可能な記憶領域であるＲＡＭ
領域３とを備えている。すなわち、このＲＯＭ領域２は
ＣＤ−ＲＯＭ，ＤＶＤ−ＲＯＭに相当し、追記領域３は
ＣＤ−ＲＷ，ＤＶＤ−ＲＷに相当する。
であるパーシャルＲＯＭ（ハイブリッド）光ディスク記
憶媒体１の構造を示す平面図である。このパーシャルＲ
ＯＭ光ディスク記憶媒体１は、この発明の光ディスク記
憶媒体を実施するものである。このパーシャルＲＯＭ光
ディスク記憶媒体１は、読み取り専用の記憶領域である
ＲＯＭ領域２と、書き換え可能な記憶領域であるＲＡＭ
領域３とを備えている。すなわち、このＲＯＭ領域２は
ＣＤ−ＲＯＭ，ＤＶＤ−ＲＯＭに相当し、追記領域３は
ＣＤ−ＲＷ，ＤＶＤ−ＲＷに相当する。
【００１８】図２は、パーシャルＲＯＭ光ディスク記憶
媒体１のデータ構造を示すブロック図である。ＲＯＭ領
域２の先頭には管理情報が書き込まれていて、この管理
情報はＲＡＭ領域３の記録可能領域にデータが書き込ま
れていないときに使用される。この管理情報に続くＲＯ
Ｍ領域には、ＯＳのシステムファイル、アプリケーショ
ンプログラム、文書などのデータが記憶されているほ
か、ＲＡＭ領域３の記録可能領域にデータを書き込む等
を行なう各種プログラムが記憶されている。ＲＡＭ領域
３には、書き換え可能な記録領域となる記録可能領域が
設けられ、この記憶可能領域にデータが記録された際に
使用するディスク管理情報が書き込まれている。
媒体１のデータ構造を示すブロック図である。ＲＯＭ領
域２の先頭には管理情報が書き込まれていて、この管理
情報はＲＡＭ領域３の記録可能領域にデータが書き込ま
れていないときに使用される。この管理情報に続くＲＯ
Ｍ領域には、ＯＳのシステムファイル、アプリケーショ
ンプログラム、文書などのデータが記憶されているほ
か、ＲＡＭ領域３の記録可能領域にデータを書き込む等
を行なう各種プログラムが記憶されている。ＲＡＭ領域
３には、書き換え可能な記録領域となる記録可能領域が
設けられ、この記憶可能領域にデータが記録された際に
使用するディスク管理情報が書き込まれている。
【００１９】図３は、この発明の実施の一形態である汎
用コンピュータシステム１０である。この汎用コンピュ
ータシステム１０は、コンピュータ本体１１に、ディス
プレイ装置１２、キーボード１３、マウス１４が接続さ
れている。また、コンピュータ本体１１には、光ディス
クドライブ装置１５、ＴＶ放送データ受信装置１６、Ｌ
ＡＮ接続装置１７が設置され、さらに、外部記憶装置１
８が接続されている。
用コンピュータシステム１０である。この汎用コンピュ
ータシステム１０は、コンピュータ本体１１に、ディス
プレイ装置１２、キーボード１３、マウス１４が接続さ
れている。また、コンピュータ本体１１には、光ディス
クドライブ装置１５、ＴＶ放送データ受信装置１６、Ｌ
ＡＮ接続装置１７が設置され、さらに、外部記憶装置１
８が接続されている。
【００２０】光ディスクドライブ装置１５はパーシャル
ＲＯＭ光ディスク記憶媒体１をドライブする。ＴＶ放送
データ受信装置１６は、衛星放送波受信装置１９を介し
て衛星放送用アンテナからの衛星放送のデータを受信
し、あるいはＴＶアンテナから地上波放送のデータを受
信し、あるいはＣＡＴＶ網からＣＡＴＶ放送のデータを
受信する。ＬＡＮ接続装置１７はＬＡＮを介してインタ
ーネット網とコンピュータ本体１１とを接続する。ま
た、コンピュータ本体１１は、モデム（ターミナルアダ
プタ）２０を介してインターネット網と接続する。
ＲＯＭ光ディスク記憶媒体１をドライブする。ＴＶ放送
データ受信装置１６は、衛星放送波受信装置１９を介し
て衛星放送用アンテナからの衛星放送のデータを受信
し、あるいはＴＶアンテナから地上波放送のデータを受
信し、あるいはＣＡＴＶ網からＣＡＴＶ放送のデータを
受信する。ＬＡＮ接続装置１７はＬＡＮを介してインタ
ーネット網とコンピュータ本体１１とを接続する。ま
た、コンピュータ本体１１は、モデム（ターミナルアダ
プタ）２０を介してインターネット網と接続する。
【００２１】次に、汎用コンピュータシステム１０を用
いて行なうＲＡＭ領域３へのデータの格納処理の例につ
いて説明する。
いて行なうＲＡＭ領域３へのデータの格納処理の例につ
いて説明する。
【００２２】第１の例は、外部記憶装置１８のデータを
ＲＡＭ領域３に記憶する場合の例であり、図４はこの場
合の処理を説明するフローチャートである。図４に示す
ように、まずＲＯＭ領域２に記憶されている所定の更新
・追加データ検索プログラムを起動する（ステップＳ
１）。そして、このプログラムに基づく処理により、Ｒ
ＯＭ領域３に記憶されているＯＳのシステムファイル、
アプリケーションプログラム、文書などのデータに対し
て更新または追加するデータを、外部記憶装置１８の記
憶媒体上から検索する（ステップＳ２）。そして、該当
する更新または追加するデータが存在するときは（ステ
ップＳ３のＹ）、当該データをＲＡＭ領域３の記録可能
領域に記録する（ステップＳ４）。
ＲＡＭ領域３に記憶する場合の例であり、図４はこの場
合の処理を説明するフローチャートである。図４に示す
ように、まずＲＯＭ領域２に記憶されている所定の更新
・追加データ検索プログラムを起動する（ステップＳ
１）。そして、このプログラムに基づく処理により、Ｒ
ＯＭ領域３に記憶されているＯＳのシステムファイル、
アプリケーションプログラム、文書などのデータに対し
て更新または追加するデータを、外部記憶装置１８の記
憶媒体上から検索する（ステップＳ２）。そして、該当
する更新または追加するデータが存在するときは（ステ
ップＳ３のＹ）、当該データをＲＡＭ領域３の記録可能
領域に記録する（ステップＳ４）。
【００２３】第２の例は、インターネット上のデータを
ＲＡＭ領域３に記憶する場合の例であり、図５はこの場
合の処理を説明するフローチャートである。図５に示す
ように、まずＲＯＭ領域２に記憶されている所定の更新
・追加データ検索プログラムを起動する（ステップＳ１
１）。そして、ＬＡＮあるいはモデム（ターミナルアダ
プタ）２０を介してコンピュータ本体１１がインターネ
ット網に接続し（ステップＳ１２）、前記更新・追加デ
ータ検索プログラムに基づく処理により、ＲＯＭ領域３
に記憶されているＯＳのシステムファイル、アプリケー
ションプログラム、文書などのデータに対して更新また
は追加するデータをインターネット上で検索して（ステ
ップＳ１３）、コンピュータ本体１１の主記憶装置に記
憶する（ステップＳ１４）。この検索の結果、該当する
更新または追加するデータが存在するときは（ステップ
Ｓ１５のＹ）、当該データをコンピュータ本体１１の主
記憶装置からＲＡＭ領域３の記録可能領域に記録する
（ステップＳ１６）。
ＲＡＭ領域３に記憶する場合の例であり、図５はこの場
合の処理を説明するフローチャートである。図５に示す
ように、まずＲＯＭ領域２に記憶されている所定の更新
・追加データ検索プログラムを起動する（ステップＳ１
１）。そして、ＬＡＮあるいはモデム（ターミナルアダ
プタ）２０を介してコンピュータ本体１１がインターネ
ット網に接続し（ステップＳ１２）、前記更新・追加デ
ータ検索プログラムに基づく処理により、ＲＯＭ領域３
に記憶されているＯＳのシステムファイル、アプリケー
ションプログラム、文書などのデータに対して更新また
は追加するデータをインターネット上で検索して（ステ
ップＳ１３）、コンピュータ本体１１の主記憶装置に記
憶する（ステップＳ１４）。この検索の結果、該当する
更新または追加するデータが存在するときは（ステップ
Ｓ１５のＹ）、当該データをコンピュータ本体１１の主
記憶装置からＲＡＭ領域３の記録可能領域に記録する
（ステップＳ１６）。
【００２４】第３の例は、テレビ放送に含まれるデータ
をＲＡＭ領域３に記憶する場合の例であり、図６はこの
場合の処理を説明するフローチャートである。図６に示
すように、まずＲＯＭ領域２に記憶されている所定の更
新・追加データ検索プログラムを起動する（ステップＳ
２１）。そして、この検索プログラムに基づく処理によ
り、ＲＯＭ領域３に記憶されているＯＳのシステムファ
イル、アプリケーションプログラム、文書などのデータ
に対して更新または追加するデータを、地上波、衛星放
送またはＣＡＴＶのテレビ放送に含まれるデータから検
索して、コンピュータ本体１１の主記憶装置に記憶する
（ステップＳ２２）。この検索の結果、該当する更新ま
たは追加するデータが存在するときは（ステップＳ２３
のＹ）、当該データをコンピュータ本体１１の主記憶装
置からＲＡＭ領域３の記録可能領域に記録する（ステッ
プＳ２４）。
をＲＡＭ領域３に記憶する場合の例であり、図６はこの
場合の処理を説明するフローチャートである。図６に示
すように、まずＲＯＭ領域２に記憶されている所定の更
新・追加データ検索プログラムを起動する（ステップＳ
２１）。そして、この検索プログラムに基づく処理によ
り、ＲＯＭ領域３に記憶されているＯＳのシステムファ
イル、アプリケーションプログラム、文書などのデータ
に対して更新または追加するデータを、地上波、衛星放
送またはＣＡＴＶのテレビ放送に含まれるデータから検
索して、コンピュータ本体１１の主記憶装置に記憶する
（ステップＳ２２）。この検索の結果、該当する更新ま
たは追加するデータが存在するときは（ステップＳ２３
のＹ）、当該データをコンピュータ本体１１の主記憶装
置からＲＡＭ領域３の記録可能領域に記録する（ステッ
プＳ２４）。
【００２５】図７は、ＲＯＭ領域２に記憶されているＯ
Ｓのシステムファイル、アプリケーションプログラムな
どを再インストールする場合の処理を説明するフローチ
ャートである。図４〜図６を参照して説明したようにし
てＲＡＭ領域３の記録可能領域にデータを記録した後の
パーシャルＲＯＭ光ディスク記憶媒体１を用いて、その
ＲＯＭ領域２に記憶されているＯＳのシステムファイ
ル、アプリケーションプログラムなどをコンピュータ本
体１１に再インストールする場合には、この処理がなさ
れる。すなわち、再インストールを開始すると（ステッ
プＳ３１）、ＲＡＭ領域３の記録可能領域に記録されて
いる、ＲＯＭ領域２のデータを更新または追加するデー
タを含めて、コンピュータ本体１１に再インストールが
実行される（ステップＳ３２）。これにより、ＲＯＭ領
域２のデータとは別に、このＲＯＭ領域２のデータを更
新または追加するデータを再インストールする煩雑さが
回避される。
Ｓのシステムファイル、アプリケーションプログラムな
どを再インストールする場合の処理を説明するフローチ
ャートである。図４〜図６を参照して説明したようにし
てＲＡＭ領域３の記録可能領域にデータを記録した後の
パーシャルＲＯＭ光ディスク記憶媒体１を用いて、その
ＲＯＭ領域２に記憶されているＯＳのシステムファイ
ル、アプリケーションプログラムなどをコンピュータ本
体１１に再インストールする場合には、この処理がなさ
れる。すなわち、再インストールを開始すると（ステッ
プＳ３１）、ＲＡＭ領域３の記録可能領域に記録されて
いる、ＲＯＭ領域２のデータを更新または追加するデー
タを含めて、コンピュータ本体１１に再インストールが
実行される（ステップＳ３２）。これにより、ＲＯＭ領
域２のデータとは別に、このＲＯＭ領域２のデータを更
新または追加するデータを再インストールする煩雑さが
回避される。
【００２６】図８は、ＲＡＭ領域３の記録可能領域に対
する使用者固有情報の記録処理を示すフローチャートで
ある。すなわち、ＲＯＭ領域２に記憶されているＯＳの
システムファイル、アプリケーションプログラムなどを
汎用コンピュータシステム１０で初めて利用する際に、
そのインストールを開始して、キーボード１３、マウス
１４で入力される使用者固有情報の入力がなされると
（ステップＳ４１）、その入力された使用者固有情報を
ＲＡＭ領域３の記録可能領域にも保存する（ステップＳ
４２）。
する使用者固有情報の記録処理を示すフローチャートで
ある。すなわち、ＲＯＭ領域２に記憶されているＯＳの
システムファイル、アプリケーションプログラムなどを
汎用コンピュータシステム１０で初めて利用する際に、
そのインストールを開始して、キーボード１３、マウス
１４で入力される使用者固有情報の入力がなされると
（ステップＳ４１）、その入力された使用者固有情報を
ＲＡＭ領域３の記録可能領域にも保存する（ステップＳ
４２）。
【００２７】そして、ＲＯＭ領域２に記憶されているＯ
Ｓのシステムファイル、アプリケーションプログラムな
どを再インストールする場合には、図９に示すような処
理がされる。すなわち、再インストールが開始すると
（ステップＳ５１）、コンピュータ本体１１は、ＲＡＭ
領域３の記録可能領域に保存されている使用者固有情報
を使用し（ステップＳ５２）、使用者固有情報の再度の
入力操作を省く。そのため、使用者固有情報の再度の入
力操作を省ける点で再インストールの作業の煩雑さが軽
減される。
Ｓのシステムファイル、アプリケーションプログラムな
どを再インストールする場合には、図９に示すような処
理がされる。すなわち、再インストールが開始すると
（ステップＳ５１）、コンピュータ本体１１は、ＲＡＭ
領域３の記録可能領域に保存されている使用者固有情報
を使用し（ステップＳ５２）、使用者固有情報の再度の
入力操作を省く。そのため、使用者固有情報の再度の入
力操作を省ける点で再インストールの作業の煩雑さが軽
減される。
【００２８】なお、パーシャルＲＯＭ光ディスク記憶媒
体１は、ＲＡＭ領域３に代えて１回のみ追記可能な追記
領域を形成してもよい。すなわち、この追記領域はＣＤ
−Ｒ，ＤＶＤ−Ｒに相当する。
体１は、ＲＡＭ領域３に代えて１回のみ追記可能な追記
領域を形成してもよい。すなわち、この追記領域はＣＤ
−Ｒ，ＤＶＤ−Ｒに相当する。
【００２９】
【発明の効果】請求項１に記載の発明は、あらかじめ指
示されたデータを光ディスク記憶媒体中のＲＡＭ領域に
記録することで、ＲＯＭ領域に記憶のデータを更新、追
加するデータをＲＡＭ領域に記録することができるの
で、インストールされる光ディスク記憶媒体中のデータ
を常に最新のものとすることを可能にし、光ディスク記
憶媒体からデータの再インストールを行なう場合にも作
業が煩雑とならないようにすることができる。
示されたデータを光ディスク記憶媒体中のＲＡＭ領域に
記録することで、ＲＯＭ領域に記憶のデータを更新、追
加するデータをＲＡＭ領域に記録することができるの
で、インストールされる光ディスク記憶媒体中のデータ
を常に最新のものとすることを可能にし、光ディスク記
憶媒体からデータの再インストールを行なう場合にも作
業が煩雑とならないようにすることができる。
【００３０】請求項２に記載の発明は、請求項１に記載
の発明において、コンピュータに接続された所定の記憶
装置に記憶されているデータを光ディスク記憶媒体中の
ＲＡＭ領域に記録することで、ＲＯＭ領域に記憶のデー
タを更新、追加するデータをＲＡＭ領域に記録すること
ができるので、インストールされる光ディスク記憶媒体
中のデータを常に最新のものとすることを可能にし、光
ディスク記憶媒体からデータの再インストールを行なう
場合にも作業が煩雑とならないようにすることができ
る。
の発明において、コンピュータに接続された所定の記憶
装置に記憶されているデータを光ディスク記憶媒体中の
ＲＡＭ領域に記録することで、ＲＯＭ領域に記憶のデー
タを更新、追加するデータをＲＡＭ領域に記録すること
ができるので、インストールされる光ディスク記憶媒体
中のデータを常に最新のものとすることを可能にし、光
ディスク記憶媒体からデータの再インストールを行なう
場合にも作業が煩雑とならないようにすることができ
る。
【００３１】請求項３に記載の発明は、請求項１に記載
の発明において、インターネット上に存在しているデー
タを光ディスク記憶媒体中のＲＡＭ領域に記録すること
で、ＲＯＭ領域に記憶のデータを更新、追加するデータ
をＲＡＭ領域に記録することができるので、インストー
ルされる光ディスク記憶媒体中のデータを常に最新のも
のとすることを可能にし、光ディスク記憶媒体からデー
タの再インストールを行なう場合にも作業が煩雑となら
ないようにすることができる。
の発明において、インターネット上に存在しているデー
タを光ディスク記憶媒体中のＲＡＭ領域に記録すること
で、ＲＯＭ領域に記憶のデータを更新、追加するデータ
をＲＡＭ領域に記録することができるので、インストー
ルされる光ディスク記憶媒体中のデータを常に最新のも
のとすることを可能にし、光ディスク記憶媒体からデー
タの再インストールを行なう場合にも作業が煩雑となら
ないようにすることができる。
【００３２】請求項４に記載の発明は、請求項１に記載
の発明において、テレビ放送に含まれるデータの受信装
置からデータを受信し光ディスク記憶媒体中のＲＡＭ領
域に記録することで、ＲＯＭ領域に記憶のデータを更
新、追加するデータをＲＡＭ領域に記録することができ
るので、インストールされる光ディスク記憶媒体中のデ
ータを常に最新のものとすることを可能にし、光ディス
ク記憶媒体からデータの再インストールを行なう場合に
も作業が煩雑とならないようにすることができる。
の発明において、テレビ放送に含まれるデータの受信装
置からデータを受信し光ディスク記憶媒体中のＲＡＭ領
域に記録することで、ＲＯＭ領域に記憶のデータを更
新、追加するデータをＲＡＭ領域に記録することができ
るので、インストールされる光ディスク記憶媒体中のデ
ータを常に最新のものとすることを可能にし、光ディス
ク記憶媒体からデータの再インストールを行なう場合に
も作業が煩雑とならないようにすることができる。
【００３３】請求項５に記載の発明は、請求項１に記載
の発明において、ＲＯＭ領域に記憶されているデータの
コンピュータへの再インストールの際はＲＡＭ領域に記
憶されている使用者固有情報を参照することができるの
で、使用者固有情報を新たに入力する煩雑さを回避する
ことができる。
の発明において、ＲＯＭ領域に記憶されているデータの
コンピュータへの再インストールの際はＲＡＭ領域に記
憶されている使用者固有情報を参照することができるの
で、使用者固有情報を新たに入力する煩雑さを回避する
ことができる。
【００３４】請求項６に記載の発明は、請求項１〜５の
いずれかに記載の発明において、あらかじめ指示された
データを光ディスク記憶媒体中の追記領域に記録するこ
とで、ＲＯＭ領域に記憶のデータを更新、追加するデー
タを追記領域に記録することができるので、インストー
ルされる光ディスク記憶媒体中のデータを常に最新のも
のとすることを可能にし、光ディスク記憶媒体からデー
タの再インストールを行なう場合にも作業が煩雑となら
ないようにすることができる。
いずれかに記載の発明において、あらかじめ指示された
データを光ディスク記憶媒体中の追記領域に記録するこ
とで、ＲＯＭ領域に記憶のデータを更新、追加するデー
タを追記領域に記録することができるので、インストー
ルされる光ディスク記憶媒体中のデータを常に最新のも
のとすることを可能にし、光ディスク記憶媒体からデー
タの再インストールを行なう場合にも作業が煩雑となら
ないようにすることができる。
【図１】この発明の実施の一形態であるパーシャルＲＯ
Ｍ光ディスク媒体の構成を示す平面図である。
Ｍ光ディスク媒体の構成を示す平面図である。
【図２】前記パーシャルＲＯＭ光ディスク媒体のデータ
構造を示すブロック図である。
構造を示すブロック図である。
【図３】この発明の実施の一形態である汎用コンピュー
タシステムの構成を示すブロック図である。
タシステムの構成を示すブロック図である。
【図４】前記汎用コンピュータシステムの動作のフロー
チャートである。
チャートである。
【図５】前記汎用コンピュータシステムの動作のフロー
チャートである。
チャートである。
【図６】前記汎用コンピュータシステムの動作のフロー
チャートである。
チャートである。
【図７】前記汎用コンピュータシステムの動作のフロー
チャートである。
チャートである。
【図８】前記汎用コンピュータシステムの動作のフロー
チャートである。
チャートである。
【図９】前記汎用コンピュータシステムの動作のフロー
チャートである。
チャートである。
１ 光ディスク記憶媒体 ２ ＲＯＭ領域 ３ ＲＡＭ領域
Claims (6)
- 【請求項１】 読み取り専用の記憶領域であるＲＯＭ領
域と、 書き換え可能な記憶領域であるＲＡＭ領域とを備え、 前記ＲＯＭ領域には、コンピュータに読み取られること
により、あらかじめ指示されたデータを前記ＲＡＭ領域
に記録することを前記コンピュータに実行させるプログ
ラムが記憶されている光ディスク記憶媒体。 - 【請求項２】 ＲＯＭ領域に記憶されているプログラム
は、コンピュータに接続された所定の記憶装置に記憶さ
れていてＲＯＭ領域に記憶されているデータを更新また
は追加するものであるデータを検索しＲＡＭ領域に記憶
することを前記コンピュータに実行させるものである請
求項１に記載の光ディスク記憶媒体。 - 【請求項３】 ＲＯＭ領域に記憶されているプログラム
は、インターネット上に存在していてＲＯＭ領域に記憶
されているデータを更新または追加するものであるデー
タを検索して受信しＲＡＭ領域に記憶することを前記コ
ンピュータに実行させるものである請求項１に記載の光
ディスク記憶媒体。 - 【請求項４】 ＲＯＭ領域に記憶されているプログラム
は、テレビ放送に含まれるデータの受信装置からデータ
を受信し当該データからＲＯＭ領域に記憶されているデ
ータを更新または追加するものをＲＡＭ領域に記憶する
ことを前記コンピュータに実行させるものである請求項
１に記載の光ディスク記憶媒体。 - 【請求項５】 ＲＯＭ領域に記憶されているプログラム
は、ＲＯＭ領域に記憶されているデータをコンピュータ
に初めてインストールする際に入力する使用者固有情報
をＲＡＭ領域に記憶し、前記ＲＯＭ領域に記憶されてい
るデータの前記コンピュータへの再インストールの際は
前記ＲＡＭ領域に記憶されている使用者固有情報を参照
することを前記コンピュータに実行させるものである請
求項１に記載の光ディスク記憶媒体。 - 【請求項６】 ＲＡＭ領域に代えて１回のみ追記可能な
記憶領域である追記領域を備えている請求項１〜５のい
ずれかに記載の光ディスク記憶媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10249485A JP2000076076A (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | 光ディスク記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10249485A JP2000076076A (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | 光ディスク記憶媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000076076A true JP2000076076A (ja) | 2000-03-14 |
Family
ID=17193681
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10249485A Pending JP2000076076A (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | 光ディスク記憶媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000076076A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001325755A (ja) * | 2000-03-25 | 2001-11-22 | Deutsche Thomson Brandt Gmbh | 蓄積媒体とそのような蓄積媒体上のデータを処理する方法 |
| US6671249B2 (en) | 1999-12-28 | 2003-12-30 | Mitsubishi Chemical Corporation | Optical recording medium, data recording method for rewritable-type phase change type optical disc, data erase method for rewritable compact disc, data erase method for rewritable phase change type recording medium, read only data erase method, and recording/readout apparatus |
-
1998
- 1998-09-03 JP JP10249485A patent/JP2000076076A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6671249B2 (en) | 1999-12-28 | 2003-12-30 | Mitsubishi Chemical Corporation | Optical recording medium, data recording method for rewritable-type phase change type optical disc, data erase method for rewritable compact disc, data erase method for rewritable phase change type recording medium, read only data erase method, and recording/readout apparatus |
| US7092335B2 (en) | 1999-12-28 | 2006-08-15 | Mitsubishi Chemical Corporation | Data recording or erasing method for an optical recording medium |
| US7664000B2 (en) | 1999-12-28 | 2010-02-16 | Mitsubishi Kagaku Media Co., Ltd. | Data erase method for rewritable phase change type recording medium |
| JP2001325755A (ja) * | 2000-03-25 | 2001-11-22 | Deutsche Thomson Brandt Gmbh | 蓄積媒体とそのような蓄積媒体上のデータを処理する方法 |
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