JP2000075954A - 電子機器制御装置 - Google Patents

電子機器制御装置

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JP2000075954A
JP2000075954A JP10248505A JP24850598A JP2000075954A JP 2000075954 A JP2000075954 A JP 2000075954A JP 10248505 A JP10248505 A JP 10248505A JP 24850598 A JP24850598 A JP 24850598A JP 2000075954 A JP2000075954 A JP 2000075954A
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JP10248505A
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Kei Honda
形 本田
Reiko Yoshiyama
玲子 吉山
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器の所有者や共有者以外の者により、
電子機器を勝手に不正使用したり設定登録の変更や個人
情報を取得することを防ぐ。 【解決手段】 所有者の本人確認用音声データと登録者
の確認設定のためのデータをセキュリティ情報として登
録するセキュリティ用メモリ5と、マイクロホン7から
の入力音声を認識する音声認識IC3と、音声認識IC
3からの情報とセキュリティ用メモリ5から読み出した
セキュリティ情報とを比較する音声認識コントロールマ
イクロプロセッサ2と、その比較結果に応じて電子機器
の電源投入/非投入を制御する本体マイクロプロセッサ
1とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の電子機器の
不正使用を防止するための電子機器制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、テレビジョン受像機やビデオ
テープレコーダ、放送衛星或いは通信衛星の受信装置、
ケーブルテレビジョン信号受信機、ノート型を含むパー
ソナルコンピュータ、カーナビゲーション装置、携帯電
話等の移動体通信装置、携帯型オーディオ或いはビデオ
装置等の各種の電子機器には、盗難にあったり紛失した
ときに、それら電子機器の本来の所有者を特定できるよ
うにするための登録機能(セキュリティシステム)を備
えたものが存在若しくは提案されている。
【0003】このようなセキュリティシステムを実際に
機能させるには、予め正規の所有者による登録設定が必
要であり、その登録設定のためには、例えばいわゆる対
話方式(管面対話方式等)にて住所や電話番号等を入力
すること、すなわち正規の所有者を特定するための情報
入力が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な従来のセキュリティシステムでは、当該電子機器が例
えば盗難先で見つかった時や紛失後に見つかった時に正
規の所有者を特定することはできても、例えば盗難先で
当該電子機器が不正に使用されたり、また紛失した電子
機器を何者かが勝手に使用することまで防止することは
できない。したがって、正規の所有者以外の人間によっ
て当該電子機器の設定を勝手に変更されてしまうことを
防止したり、また、当該電子機器に登録されている個人
情報等を盗み見られるようなことを防止したりすること
もできない。
【0005】そこで、本発明はこのような状況に鑑みて
なされたものであり、電子機器の正規の所有者或いはそ
の共有者以外の者によって、その電子機器が勝手に不正
使用されてしまったり、設定登録の変更や個人情報が不
正に取得されてしまうことを防止可能とする、電子機器
制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電子機器制御装
置は、各種電子機器の動作を制御するものであり、少な
くとも所有者の音声データ及び確認用データをセキュリ
ティ情報として記憶する不揮発性メモリと、マイクロホ
ンからの入力音声を認識する音声認識手段と、音声認識
手段からの情報とセキュリティ情報とを比較する比較手
段と、その比較結果に応じて電子機器を動作/動作禁止
モードに制御する制御手段とを有することにより、上述
した課題を解決する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0008】図1には、本発明の電子機器制御装置の一
実施の形態として、電子機器の正規の所有者及びその電
子機器を使用する共有者(所有者を含む)と、それら所
有者及び共有者以外の他者とを音声認証により判別し、
他者による当該電子機器の不正使用を防止する電子機器
制御装置の概略構成を示す。なお、電子機器としては、
テレビジョン受像機やビデオテープレコーダ、放送衛星
或いは通信衛星の受信装置、ケーブルテレビジョン信号
受信機、ノート型を含むパーソナルコンピュータ、カー
ナビゲーション装置、携帯電話等の移動体通信装置、携
帯型オーディオ或いはビデオ装置等の各種の電子機器を
例に挙げることができ、それらの全てについて図示する
ことは困難であるため、図1では当該電子機器本体の構
成は省略し、本発明の電子機器制御装置を実現する主要
構成のみを示している。なお、本実施の形態では、電子
機器として、特に録画装置を想定している。
【0009】図1において、本体マイクロプロセッサ1
は、電子機器本体と当該電子機器制御装置の各構成要素
の動作を制御すると共に、後述するようにリモートコマ
ンダ8からの入力情報の処理や、電源スイッチ10の動
作状況判断及び電源ユニット9から当該電子機器への電
源供給の制御、表示部6の表示制御等を行う。
【0010】リモートコマンダ8は、例えば電子機器本
体の動作をリモートコントロールするものであり、いわ
ゆる10キーを含む複数の入力用キーやカーソルキー等
を備え、これらキーからの入力情報を、例えば赤外線通
信によって図示しない電子機器本体の受信装置に送る。
この受信装置が受信したリモートコマンダ8からの信号
は、本体マイクロプロセッサ1に送信される。
【0011】表示部6は、表示装置であり、本体マイク
ロプロセッサ1から供給される表示信号に応じた表示を
行う。なお、表示部6は、必ずしも電子機器に付属する
ものではなく、外部表示装置として接続されるものであ
ってもよい。外部表示装置としては、いわゆるCTR
(陰極線管)や液晶ディスプレイ等を挙げることができ
る。なお、本実施の形態のように、で電子機器として録
画装置を用いた場合、表示部6はCRT等の外部表示装
置(例えばテレビジョン受像機)であることが多い。こ
のように表示部6が外部装置として接続される場合、本
体マイクロプロセッサ1からの表示信号は所定のインタ
ーフェイス手段を介して当該外部表示装置に送られるこ
とになる。但し、電子機器が携帯用の機器であり、表示
部6が当該電子機器上に配されるような場合には、例え
ば液晶ディスプレイ等の小型で計量の表示装置を使用す
る。これらの表示部6上の表示を用いて、いわゆる対話
方式によるユーザインターフェイスが実現可能となって
いる。
【0012】内部時計11は、時間情報を発生し、この
時間情報を本体マイクロプロセッサ1に供給する。
【0013】電源ユニット9は、ACコード12から供
給されるAC電源を電子機器にて使用する所定のDC電
源に変換し、当該電子機器内部の各構成要素に供給す
る。なお、電子機器が携帯用の機器である場合は、必ず
しもAC電源対応の電源ユニット9である必要はなく、
バッテリユニットを設けることも可能である。
【0014】電源スイッチ10は、当該電子機器本体の
電源スイッチであり、スイッチオンにより電源ユニット
9から電子機器本体への電源供給を開始させ、スイッチ
オフにより電源ユニット9から電子機器本体への電源供
給を停止させる。また、この電源スイッチ10のスイッ
チオン/オフの動作状況は、本体マイクロプロセッサ1
に送られる。
【0015】マイクロホン7は、入力音声を電気信号に
変換して音声認識IC(集積回路)3に供給する。
【0016】音声辞書メモリ4は、EEPROM(Elec
tically Erasable and Programmable ROM)等の不揮発
性メモリであり、音声認識用の音声辞書データを格納す
る。
【0017】音声認識IC3は、音声辞書メモリ4に格
納されている音声辞書データを用いて、マイクロホン7
から入力された音声信号の音声認識を行い、その認識結
果のデータを音声認識コントロールマイクロプロセッサ
2に供給する。なお、音声認識の手法については従来か
ら提案されている各種の音声認識手法の何れを使用して
もよい。
【0018】音声認識コントロールマイクロプロセッサ
2は、音声認識IC3をコントロールすると共に、例え
ばテキストデータから音声辞書データを生成して音声辞
書メモリ4に記憶させる。当該音声認識コントロールマ
イクロプロセッサ2は、本体マイクロプロセッサ1との
間でデータの送受が可能となっている。
【0019】セキュリティ用メモリ5は、EEPROM
等の不揮発性メモリであり、本体マイクロプロセッサ1
によりコントロールされる。このセキュリティ用メモリ
5には、本体マイクロプロセッサ1を介して供給された
後述する設定登録データを記憶すると共に、マイクロホ
ン7より入力され音声認識IC3とマイクロプロセッサ
2及び1を通った音声データ(本人確認用音声データ)
を記憶する。
【0020】上述したような構成の図1の電子機器制御
装置において、当該電子機器の正規の所有者及びその共
有者の登録と確認及び電子機器の動作制御の流れは、以
下のようになる。
【0021】最初に、所有者設定がされていない初期状
態の場合では、当該電子機器の初期設定を行う。すなわ
ち、先ず当該電子機器の電源を入れ、正規の所有者の確
認設定登録のための入力を行うと共に、後にその所有者
本人であることを確認する際に使用する本人確認用音声
データの入力を行う。同時に、所有者と共に当該電子機
器を使用できる共有者の確認設定登録のための入力も行
う。なお、所有者の確認設定登録や共有者の確認設定登
録として入力される情報、本人確認用音声データとして
入力される情報は、コードでもコマンド名でも、またそ
のほかの何れのものでもよい。
【0022】すなわち、電子機器の電源投入後、未だ所
有者設定がされていない初期状態において、本体マイク
ロプロセッサ1は、正規の所有者の確認設定登録及び共
有者の確認設定登録と本人確認用音声データの登録を行
うための登録開始コマンドを受け取ったならば、表示部
6の表示画面上に、確認設定登録用メニューのガイダン
スを表示させる。これにより、所有者からは、当該確認
設定登録用メニューのガイダンスの手順に従って、リモ
ートコマンダ8からカーソル或いは10キー等を用いた
所有者からの確認設定登録及び共有者の確認設定登録の
ための入力が行われることになる。また、所有者の本人
確認用音声データの入力は、所有者本人がマイクロホン
7から音声入力することにより行われる。
【0023】なお、以下の説明では、登録した所有者と
共有者を、適宜まとめて登録者と呼ぶことにする。
【0024】リモートコマンダ8から入力された登録者
の確認設定登録のためのデータは、本体マイクロプロセ
ッサ1によりセキュリティ用メモリ5に記憶(登録)さ
れる。また、リモートコマンダ8から入力されたデータ
のうち、登録者の確認設定登録のためのデータ(例えば
テキストデータ)は、本体マイクロプロセッサ1から音
声認識コントロールマイクロプロセッサ2に送られ、当
該マイクロプロセッサ2にて音声認識用の音声辞書デー
タに変換されて、音声辞書メモリ4に記憶(登録)され
る。
【0025】一方、マイクロホン7からの音声入力に基
づく所有者の本人確認用音声データは、そのままの音声
データとして音声認識IC3とマイクロプロセッサ2及
び1を通ってセキュリティ用メモリ5に記憶(登録)さ
れる。
【0026】上述のように、不揮発性メモリであるセキ
ュリティ用メモリ5及び音声辞書メモリ4への登録が終
了した後、本実施の形態の電子機器制御装置では、例え
ばAC電源の遮断(電源オフ)が一定時間以上あった場
合に、音声認証機能を用いたセキュリティシステムが起
動する。すなわち、本体マイクロプロセッサ1は、内部
時計11の時間情報と電源スイッチ10の動作状況(或
いは電源ユニット9からの電源供給状況)とに基づき、
AC電源の遮断(電源オフ)が一定時間以上あったこと
を検出したとき、音声認証機能を用いたセキュリティシ
ステムを起動させる。本実施の形態では、音声認証機能
を用いたセキュリティシステムを起動させることによ
り、実際に登録を行った所有者及び共有者のみが当該電
子機器を使用でき、登録していない他者は当該電子機器
を使用できない(電源が入らない)ようにする。すなわ
ち、当該音声認証機能を用いたセキュリティシステムが
起動している状態では、当該電子機器を使用しようとし
た者(電子機器の電源を入れようとした者)が、登録者
であるか否かを判別し、その判別結果に応じて電子機器
本体の使用の可否を判断することが行われる。
【0027】ここで、音声認証機能は、当該セキュリテ
ィシステムが起動している状態において、電源スイッチ
10がオンになされた状態でマイクロホン7から音声が
入力されたときに動作を開始する。また、実際の音声認
証の動作は、マイクロホン7から入力された音声(音声
キー)を音声認識IC3にて認識した結果のデータと、
予めセキュリティ用メモリ5に登録されている登録者確
認設定登録データとを比較することにより行われる。す
なわち、本実施の形態の電子機器制御装置では、本体マ
イクロプロセッサ1において電源スイッチ10が押され
た状態であるか否かを判定し、音声認識コントロールマ
イクロプロセッサ2においてマイクロホン7から入力さ
れた音声の認識データと予めセキュリティ用メモリ5に
格納されている登録者確認設定登録とを比較する。そし
て、音声認識コントロールマイクロプロセッサ2におけ
る音声認証の比較結果が一致したとき、本体マイクロプ
ロセッサ1は、当該電子機器を使用可能(電子機器に電
源が投入される)として通常の動作を開始し、逆に、一
致しなかったときは当該電子機器を一切使用不能(電子
機器の電源が入らない)とする。また、本体マイクロプ
ロセッサ1は、その比較の結果、一致しなかったとき、
その後AC電源が一定時間以上遮断されなければ音声認
証機能によるセキュリティシステムを起動できないよう
にする。
【0028】なお、セキュリティ用メモリ5に登録され
た所有者の本人確認用音声データは、当該電子機器が万
が一盗難にあった場合や紛失した場合において、例えば
所有者本人以外の他者が当該電子機器を例えばサービス
センタ等に持って行き、そこで登録データやその他設定
データの変更等を依頼したとしても、その本人確認用音
声データを用いて所有者本人であるか否かを確認できる
ようにするために、セキュリティ用メモリ5に記憶され
る。すなわち、例えば所有者確認キーの入力がなされた
場合、本体マイクロプロセッサ1は、セキュリティ用メ
モリ5に登録された本人確認用音声データを取り出して
音声認識コントロールマイクロプロセッサ2に送り、当
該音声認識コントロールマイクロプロセッサ2では、マ
イクロホン7から入力され音声データと本人確認用音声
データとの比較を行う。本体マイクロプロセッサ1は、
この本人確認用音声データと入力音声データとが一致し
た旨の信号を音声認識コントロールマイクロプロセッサ
2から受け取ったときに、所有者本人であることを確認
して、既に登録されているデータやその他設定データの
変更等を受け付ける。これにより、不正なデータの改竄
を防止できる。
【0029】上述したような本実施の形態の電子機器制
御装置における登録、確認及び電子機器制御の一連の流
れを図2に示す。
【0030】この図2において、本体マイクロプロセッ
サ1は、先ず、ステップS1として、既に登録者の確認
設定登録と所有者本人確認用音声データの登録がなされ
ているか否かを判断する。このステップS1において、
未だ登録がなされていないと判断したときはステップS
2の処理に進む。
【0031】ステップS2の処理に進むと、本体マイク
ロプロセッサ1は、登録者の確認設定設定と本人確認用
音声データの登録を行うか否かを判断する。このステッ
プS2において、登録を行わないときと判断した場合は
そのままこのルーチンを抜け、登録を行うと判断した
時、すなわち登録開始コマンドの入力がなされたときは
ステップS3の処理に進む。
【0032】ステップS3の処理に進むと、本体マイク
ロプロセッサ1は、表示部6の表示画面上に、確認設定
登録用メニューのガイダンスを表示させる。
【0033】このガイダンスの手順に従って、先ず、所
有者の確認設定登録のための入力が行われると、本体マ
イクロプロセッサ1は、ステップS4として、当該所有
者確認設定登録用のデータ(例えばテキストデータ)を
セキュリティ用メモリ5に記憶させる(登録する)。
【0034】また、当該ガイダンスの手順に従って所有
者本人確認用音声データの入力が行われると、本体マイ
クロプロセッサ1は、ステップS5として、本人確認用
音声データをセキュリティ用メモリ5に記憶させる(登
録する)。
【0035】さらに、当該ガイダンスの手順に従って共
有者の確認設定登録のための入力が行われると、本体マ
イクロプロセッサ1は、ステップS6として、当該共有
者の確認設定登録用のデータ(例えばテキストデータ)
をセキュリティ用メモリ5に記憶させる(登録する)。
【0036】次に、本体マイクロプロセッサ1は、登録
者の利便を計るため、ステップS7として、登録者の確
認設定登録のためのデータ(テキストデータ)を、音声
認識コントロールマイクロプロセッサ2に送り、当該マ
イクロプロセッサ2では、そのデータ(テキストデー
タ)を音声辞書データに変換する。
【0037】この登録者の確認設定登録のためのデータ
(テキストデータ)を変換した音声辞書データは、音声
認識コントロールマイクロプロセッサ2にて、ステップ
S8として音声辞書メモリ4に記憶される。
【0038】上述したような登録動作が完了した後は、
ステップS1において既に登録済みである判断されるこ
とになり、したがってステップS10以降の処理に進む
ことになる。
【0039】ステップS1で登録済みであると判断した
場合、本体マイクロプロセッサ1は、ステップS10と
して、一定時間だけAC電源供給が停止(停電)された
か否かの判定を行う。本体マイクロプロセッサ1は、未
だ一定時間のAC電源の供給停止がなされていないと判
定したときには、このルーチンを抜け、一定時間のAC
電源の供給停止があったことを検知したときには、ステ
ップS11の処理に進み、音声認証機能によるセキュリ
ティシステムを起動させる(セキュリティモードへ遷移
する)。
【0040】ステップS11の処理に進むと、本体マイ
クロプロセッサ1は、所有者確認キーの入力があったか
否かの判定を行う。このステップS11にて、所有者確
認キーの入力があった場合はステップS17以降の処理
に進み、所有者確認キーの入力がなかった場合はステッ
プS12以降の処理に進む。
【0041】ステップS17の処理に進むと、本体マイ
クロプロセッサ1は、表示部6の表示画面上に、登録さ
れている所有者のデータを表示する。
【0042】次に、所有者本人であることの確認が必要
な場合は、マイクロホン7から本人の音声入力が行われ
ることになる。このため、ステップS18として、当該
マイクロホン7からの音声信号は、音声認識IC3にて
音声認識されて音声認識コントロールマイクロプロセッ
サ2に送られ、同時に、本体マイクロプロセッサ1で
は、セキュリティ用メモリ5から所有者本人確認用音声
データを読み出し、このデータを音声認識コントロール
マイクロプロセッサ2に送る。そして、音声認識コント
ロールマイクロプロセッサ2では、その入力された音声
データと本人確認用音声データとの比較を行う。このス
テップS18での比較の結果、一致した場合はステップ
S19の処理に進み、一致しなかった場合はステップS
16の処理に進む。
【0043】ステップS18にて一致した時、本体マイ
クロプロセッサ1は、ステップS19にて一致処理、す
なわち電子機器を通常動作させる。
【0044】一方、ステップS18にて不一致した時、
本体マイクロプロセッサ1は、ステップS16にて、当
該電子機器を動作禁止モードに遷移、すなわち電子機器
の動作を禁止(電源がオンしないように)する。
【0045】また、ステップS11にて、セキュリティ
モードのときに所有者確認キーの入力が無かったと判定
した場合、本体マイクロプロセッサ1は、電源スイッチ
(電源キー)10がオンされているか否かの判定を行
う。このステップS11にて、電源スイッチ10がオン
されていないと判定した時は、ステップS16の処理に
進んで当該電子機器を動作禁止モードに遷移させ、一
方、電源スイッチ10がオンされていると判定した時
は、ステップS13以降の処理に進む。
【0046】ステップS13の処理に進むと、本体マイ
クロプロセッサ1及び音声認識コントロールマイクロプ
ロセッサ2は、音声認証動作を開始する。すなわちこの
音声認証動作において、本体マイクロプロセッサ1は、
例えば表示部6の表示画面上に、登録者のデータを表示
すると共に、現在電子機器を使用している使用者に対し
て音声入力を促す。
【0047】そして、音声認識コントロールマイクロプ
ロセッサ2は、マイクロホン7から音声入力があったか
否かの判定を行い、音声入力が無いと判定したときには
ステップS16に進んで電子機器を動作禁止モードに遷
移させ、一方で、音声入力があったと判定したときには
ステップS15の処理に進む。
【0048】ステップS15の処理に進むと、音声認識
コントロールマイクロプロセッサ2は、マイクロホン7
から入力されて音声認識IC3にて音声認識されたデー
タと、本体マイクロプロセッサ1がセキュリティ用メモ
リ5から読み出した登録者のデータとを比較する。
【0049】このステップS15の比較の結果、一致し
た場合、本体マイクロプロセッサ1は、ステップS19
にて一致処理(すなわち電子機器の通常動作)を行い、
一方で、一致しなかった場合、本体マイクロプロセッサ
1は、ステップS16にて電子機器を動作禁止モードに
遷移させる。
【0050】なお、本実施の形態の電子機器制御装置で
は、音声認証機能として、電子機器の所有者とその共有
者の音声を認識して当該電子機器の使用可否を制御して
いるが、例えば、年齢別の音声パターンを音声辞書メモ
リ4内に格納しておき、マイクロホン7からの入力音声
信号から音声認識IC3にて年齢別の音声パターンを検
出し、その検出結果に基づいて電子機器の使用の可否を
制御するようなことも可能である。このように、年齢別
の音声パターンを使用すれば、いわゆるチャイルドロッ
クのように、低年齢者には当該電子機器を使用できない
ようにすることが可能となる。
【0051】上述したようなことから、本実施の形態の
電子機器制御装置によれば、電子機器が盗難等されたと
きに、その電子機器の所有者を特定できるだけでなく、
更に所有者若しくはその共有者しか当該電子機器を使用
できなくすることが可能であるため、不正使用や個人情
報の不正取得を防止でき、さらには盗難を未然に防ぐこ
とも可能となる。
【0052】また、本実施の形態の電子機器制御装置に
よれば、所有者以外の者によって勝手に登録データやそ
の他のデータ(例えば録画装置に場合の大切な予約デー
タ)などが書き換えられてしまうことを防止でき、さら
にチャイルドロック的な使い方も可能である。
【0053】また、登録データ等はEEPROMである
セキュリティ用メモリ5に記憶されるため、改竄される
虞は少ない。
【0054】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
電子機器制御装置においては、少なくとも所有者の音声
データ及び確認用データをセキュリティ情報として不揮
発性メモリに記憶し、マイクロホンからの入力音声を認
識し、その音声認識による情報とセキュリティ情報とを
比較し、その比較結果に応じて電子機器を動作/動作禁
止モードに制御することにより、電子機器が勝手に不正
使用されたり設定登録情報の変更や個人情報が不正取得
されることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態の電子機器制御装置の概略構
成を示すブロック回路図である。
【図2】本発明実施の形態の電子機器制御装置の動作フ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 本体マイクロプロセッサ、 2 音声認識コントロ
ールマイクロプロセッサ、 3 音声認識IC、 4
音声辞書メモリ、 5 セキュリティ用メモリ、 6
表示部、 7 マイクロホン、 8 リモートコマン
ダ、 9 電源ユニット、 10 電源スイッチ、 1
1 内部時計、 12 ACコード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種電子機器の動作を制御する電子機器
    制御装置において、 少なくとも所有者の音声データ及び確認用データをセキ
    ュリティ情報として記憶する不揮発性メモリと、 マイクロホンからの入力音声を認識する音声認識手段
    と、 音声認識手段からの情報と上記不揮発性メモリから読み
    出したセキュリティ情報とを比較する比較手段と、 上記比較手段の比較結果に応じて電子機器を動作/動作
    禁止モードに制御する制御手段とを有することを特徴と
    する電子機器制御装置。
  2. 【請求項2】 キー操作に応じて入力された情報を、音
    声認識に使用する音声辞書データに変換する変換手段
    と、 上記音声辞書データを記憶する音声辞書記憶手段とを有
    することを特徴とする請求項1記載の電子機器制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、上記動作/動作禁止モ
    ードの制御として電子機器の電源投入/非投入を制御す
    ることを特徴とする請求項1記載の電子機器制御装置。
  4. 【請求項4】 前記不揮発性メモリは、共有者の確認用
    データを前記セキュリティ情報として記憶することを特
    徴とする請求項2記載の電子機器制御装置。
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