JP2000074785A - 集光追尾式発電システムの検査装置及び検査方法 - Google Patents

集光追尾式発電システムの検査装置及び検査方法

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JP2000074785A
JP2000074785A JP10248389A JP24838998A JP2000074785A JP 2000074785 A JP2000074785 A JP 2000074785A JP 10248389 A JP10248389 A JP 10248389A JP 24838998 A JP24838998 A JP 24838998A JP 2000074785 A JP2000074785 A JP 2000074785A
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Makoto Makino
誠 牧野
Hiroshi Shiina
寛 椎名
Tadashi Nagata
直史 永田
Yuzo Nagai
勇三 永井
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】検査を短時間で効率よく実施することができ、
しかも正確な検査結果が得られる集光追尾式発電システ
ムの検査装置及びその検査方法を提供する。 【解決手段】太陽を追尾しながら集光された光をソーラ
ーセルで光電変換することにより発電する集光追尾式発
電システムの検査装置は、日射計5で測定された日射量
を所定の基準に従って換算することにより補正日射量を
算出するCPU1と、ソーラーセルの温度を間接的に測
定する熱電対8と、該熱電対で測定された温度に基づい
てソーラーセル自体の温度を推定することにより補正温
度を算出するCPU1と、ソーラーセルの現在の発電量
を表す信号を入力する入力端子71と、該入力端子から
入力された現在の発電量を表す信号を上記補正日射量及
び補正温度に基づいて補正することで補正発電量を算出
し、その結果を所定の規格発電量と比較することにより
検査の合否を判断するCPU1、とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽を追尾しなが
ら集光して発電を行う集光追尾式発電システムの検査装
置及び検査方法に関し、特に集光追尾式発電システムの
最終組立後に実施される検査を効率よく行うための技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、太陽光発電システムとして、平板
式発電システムと集光追尾式発電システムとが知られて
いる。平板式発電システムは、例えば家屋の屋根に平面
的に配列された太陽電池パネルから電力を取り出すよう
に構成されている。この平板式発電システムでは、光電
変換を行うためのソーラーセルは固定的に配置されてい
るので、太陽の方位及び仰角によっては太陽光の多くが
ロスされ、実質の有効発電時間が短いという欠点があ
る。
【0003】一方、集光追尾式発電システムは、図10
に示すように、上下左右に回動可能なフレーム100を
備えている。このフレーム100上には、集光レンズを
備えたソーラーセルが複数個配置されて成る発電ユニッ
ト101が取り付けられている。この集光追尾式発電シ
ステムでは、太陽位置センサ102からの信号に基づい
てフレームが駆動されることにより、発電ユニット10
1が常に太陽に垂直に対向するように制御される。そし
て、発電ユニット101が太陽に垂直に対向した状態で
各ソーラーセルで光電変換が行われ、以て発電が行われ
る。各ソーラーセルで発生された電力は積算されて外部
に出力される。この集光追尾式発電システムでは、ソー
ラーセルに対して太陽光の入射角が常にゼロ又はその近
傍の値になるように制御されるので、太陽光が存在する
限りは発電が行われる。このため、実質の有効発電時間
が長くなるという利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、集光追尾式
発電システムを或る場所に設置する場合、そのシステム
規模が大きいことから、工場で最終組立を行った後に設
置場所に運ぶというのは困難である。そこで、従来は部
品の状態で設置場所まで運び、その設置場所で組立が行
われている。従って、組み立てられた集光追尾式発電シ
ステムの最終検査も設置場所で行われる。
【0005】このような最終検査は、次の手順で行われ
る。即ち、先ず日射計で日射量が測定される。この日射
量は日射の強度を表し、その単位はW/m2である。次
いで、この測定により得られた日射量に基づいて補正日
射量が求められる。一般に、快晴の赤道直下において
は、日射量は1KW/m2程度であり、日本では0.8
5KW/m2程度といわれている。補正日射量は、測定
が行われた場所の日射量を赤道直下における日射量に換
算したものである。
【0006】次いで、図10に示すように、発電ユニッ
ト101に電子負荷装置60が接続される。電子負荷装
置60は、可変抵抗器に相当する機能を電子的に実現し
た装置であって、以下の機能を有する。即ち、電子負荷
装置60は、負荷抵抗、負荷電流又は負荷電圧の何れか
が選択された場合に、選択された負荷以外の負荷を変化
させることにより、選択された負荷が一定になるように
制御する。例えば、負荷電流が選択されているときに、
供給される電圧が変化した場合は、内部抵抗を下げて負
荷電流を一定に保つように制御する。
【0007】この電子負荷装置60が発電ユニット10
1に接続された後、検査員は手動で最適負荷になるよう
に電子負荷装置60を調整する。ここで、最適負荷と
は、発電ユニット101による発電効率、つまり電圧と
電流の積(電力)が最大になるような負荷をいう。上記
電子負荷装置60の調整は、電圧と電流をモニタしなが
ら最大電力が得られるように抵抗値を変化させることに
より行われる。
【0008】次いで、電子負荷装置60が最適負荷に調
整された状態で、発電ユニット101から得られる電圧
及び電流に基づいて電力が算出され、それが現在の発電
量とされる。次いで、この算出された現在の発電量を、
先に得られた補正日射量で除算することにより補正発電
量が算出される。そして、この算出された補正発電量
が、予め定められた規格発電量以上である場合に、設置
された集光追尾式発電システムが正常であると判定され
る。
【0009】しかしながら、上述した手順で行われる従
来の最終検査は人手に依存する割合が多く、検査に時間
がかかるという問題がある。また、ソーラーセルの発電
効率は、そのソーラーセル自体の温度に影響されるが、
上述した従来の方法で算出された補正発電量は、検査時
のソーラーセルの温度による影響が考慮されていない。
従って、得られた補正発電量は正確でないという問題が
ある。
【0010】本発明は、上述した問題を解消するために
なされたものであり、その目的は、検査を短時間で効率
よく実施することができ、しかも正確な検査結果が得ら
れる集光追尾式発電システムの検査装置及びその検査方
法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様に係
る集光追尾式発電システムの検査装置は、上記目的を達
成するために、太陽を追尾しながら集光された光をソー
ラーセルで光電変換することにより発電する集光追尾式
発電システムの検査装置であって、日射量を測定する日
射計と、該日射計で測定された日射量を所定の基準に従
って換算することにより補正日射量を算出する補正日射
量算出手段と、前記ソーラーセルの温度を間接的に測定
する温度測定手段と、該温度測定手段で測定された温度
に基づいて前記ソーラーセル自体の温度を推定すること
により補正温度を算出する補正温度算出手段と、前記ソ
ーラーセルの現在の発電量を表す信号を入力する入力手
段と、該入力手段で入力された現在の発電量を表す信号
を、前記補正日射量算出手段で算出された補正日射量及
び前記補正温度算出手段で算出された補正温度に基づい
て補正することにより補正発電量を算出し、該算出結果
を所定の規格発電量と比較することにより検査の合否を
判断する制御手段、とを備えている。
【0012】上記補正日射量算出手段で換算に使用され
る所定の基準としては、例えば快晴時の赤道直下におけ
る日射量を用いることができる。このように、所定の基
準に従って換算された補正日射量を用いることにより、
集光追尾式発電システムの設置地域の如何に拘わらず、
唯一の規格発電量と比較することが可能になり、統一的
に検査の合否を判断できる。
【0013】また、温度測定手段は、ソーラーセルの温
度を間接的に測定するのは以下の理由による。即ち、集
光追尾式発電システムでは、複数のソーラーセルがモジ
ュール化された発電モジュールが形成される場合が多
い。この場合、ソーラーセルは密閉された筐体に収納さ
れるのでソーラーセル自体の温度を直接測定することが
困難である。そこで、例えばソーラーセルの発熱を放散
させるために設けられているヒートシンクの温度を測定
し、それを補正温度算出手段で補正することによりソー
ラーセル自体の温度を推定するようにしている。なお、
ソーラーセルの温度を直接測定できる構造であれば、温
度測定手段はソーラーセルの温度を直接測定するように
構成できることは勿論であり、この場合、補正温度算出
手段は不要になる。
【0014】また、上記入力手段で入力される信号は、
従来の技術の欄で説明したような電子負荷装置で最適負
荷になるように調整された時の電圧及び電流とすること
が好ましい。この場合、電子負荷装置を検査員が手動で
調整するのではなく、この検査装置から電子負荷装置に
制御信号を供給することにより、電子負荷装置を最適負
荷状態に設定するように構成できる。
【0015】また、上記制御手段は、入力手段から入力
された現在の発電量を表す信号を、補正日射量算出手段
で算出された補正日射量と補正温度算出手段で算出され
た補正温度との積で除算することにより補正発電量を算
出することができる。
【0016】この集光追尾式発電システムの検査装置
は、外気温度を測定する温度計を更に備え、前記補正温
度算出手段は、前記算出された補正温度を、該温度計で
測定された外気温度を用いて更に補正することにより補
正温度を算出するように構成できる。この構成によれ
ば、外気温度を考慮してソーラーセルの温度が推定され
るので、より正確なソーラーセルの温度を求めることが
できる。
【0017】また、この集光追尾式発電システムの検査
装置は、風速を測定する風速計を更に有し、前記補正温
度算出手段は、前記算出された補正温度を、該風速計で
測定された風速を用いて更に補正することにより補正温
度を算出するように構成できる。この構成によれば、ソ
ーラーセルに設けられた例えばヒートシンクの温度が周
囲の風により低下するのを考慮してソーラーセルの温度
が推定されるので、更に正確なソーラーセルの温度を求
めることができる。
【0018】また、本発明の第2の態様に係る集光追尾
式発電システムの検査方法は、上記と同様の目的で、太
陽を追尾しながら集光された光をソーラーセルで光電変
換することにより発電する集光追尾式発電システムの検
査方法であって、日射量を測定し、該測定された日射量
を所定の基準に従って換算することにより補正日射量を
算出し、前記ソーラーセルの温度を間接的に測定し、該
測定された温度に基づいて前記ソーラーセル自体の温度
を推定することにより補正温度を算出し、前記ソーラー
セルの現在の発電量を表す信号を入力し、該入力された
現在の発電量を表す信号を、前記算出された補正日射量
及び前記算出された補正温度に基づいて補正することに
より補正発電量を算出し、該算出結果を所定の規格発電
量と比較することにより検査の合否を判断する、ように
構成されている。
【0019】この集光追尾式発電システムの検査方法
は、外気温度を測定するステップを更に有し、前記補正
温度を算出するステップは、前記算出された補正温度
を、該測定された外気温度を用いて更に補正することに
より補正温度を算出するように構成できる。また、この
集光追尾式発電システムの検査方法は、風速を測定する
ステップを更に有し、前記補正温度を算出するステップ
は、前記算出された補正温度を、該風速計で測定された
風速を用いて更に補正することにより補正温度を算出す
るように構成できる。
【0020】このように、本発明によれば、従来人手で
行っていた最終検査を検査装置で自動的に行うことがで
きるので、検査時間を短縮できる。また、ソーラーセル
から得られた発電量を、外気温度や風速等の影響を考慮
して補正するようにしたので、より正確な発電量を得る
ことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明するが、その前に、本発明の
実施の形態に係る検査装置の被検査対象である集光追尾
式発電システムについて説明する。
【0022】図6は、集光追尾式発電システムの全体の
外観を、一部を切り欠いて示す斜視図である。この集光
追尾式発電システムは、支柱11に支持されたフレーム
12に5×3個の発電モジュール10が取り付けられて
構成されている。この15個の発電モジュールを発電ユ
ニット16と総称する。支柱11の下端部には、フレー
ム12全体を方位方向に回動させるための水平駆動機構
13が設けられている。また、支柱11の上端部には、
フレーム12全体を仰角方向に回動させるための垂直駆
動機構14が設けられている。
【0023】各発電モジュール10は、詳細は後述する
が、レンズで集光された光が照射されることによって直
流電力を発生する複数のソーラーセルを有し、各ソーラ
ーセルで発生された直流電力は積算されて外部に出力さ
れる。この集光追尾式発電システムでは、各発電モジュ
ール10は電気的に直列に接続されている。これによ
り、各発電モジュール10からの直流電力は積算され、
本集光追尾式発電システムの発生電力として図示しない
外部端子から外部に出力される。
【0024】また、フレーム12の所定部位(図6中の
上方)には、太陽位置を検出するための太陽位置センサ
15が設けられている。この太陽位置センサ15から得
られた太陽の方向を表す太陽位置センサ信号は、図示し
ない制御部に供給される。この制御部は、発電ユニット
16の受光面が常に太陽に垂直に対向するように、太陽
位置センサ15からの太陽位置センサ信号に基づいて水
平駆動機構13及び垂直駆動機構14を作動させる。こ
れにより、この集光追尾式発電システムでは、常に太陽
を追尾しながら発電が行われる。
【0025】次に、発電モジュール10の詳細を、図7
及び図8を参照しながら説明する。この例では、1つの
発電モジュール10には、4×3個のソーラーセルが使
用されるものとする。なお、発電モジュール10で使用
されるソーラーセルの数は、上記に限定されず任意に決
定することができる。
【0026】発電モジュール10は、図7の分解斜視図
に示すように、レンズ20、レンズフレーム21、ベー
スパネル22及びヒートシンクパネル23から構成され
ている。
【0027】レンズ20は、機能的に4×3個の領域に
分割された、例えばアクリル樹脂製の板状部材で構成さ
れており、12個の各領域にはフレネルレンズ30が形
成されている。12個のフレネルレンズ30は、ベース
パネル22に設けられる12個のセルアセンブリ40
(詳細後述)にそれぞれ対応するように形成されてい
る。フレネルレンズ30が大気中に暴露されている場合
は、その光透過率の経年劣化が考えられる。このような
問題を回避するために、レンズ20の上面に、例えば紫
外線カットガラスを設けるのが好ましい。
【0028】レンズフレーム21は、例えば樹脂によっ
て上下面が開口された箱状に形成されている。樹脂で構
成することによって発電ユニット16の軽量化が図られ
ている。また、このレンズフレーム21の外側面にはス
トッパ27が形成されている。このレンズフレーム21
は、その上部に形成された溝(図示しない)でレンズ2
0を固定的に支持すると共に、各フレネルレンズ30の
焦点距離に対応する距離を確保するためのスペーサとし
て機能する。
【0029】ベースパネル22は、上面が開口された箱
状に形成されている。レンズフレーム21のストッパ2
7より下の部分はベースパネル22に挿入され、この状
態で、ベースパネル22の上端に形成された枠29とレ
ンズフレーム21に形成されたストッパ27とが例えば
ネジ止めされることにより両者が固定される。このベー
スパネル22の中の底面には、図8に示すように、4×
3個のセルアセンブリ40が配置されている。これら1
2個のセルアセンブリ40は、各セルアセンブリ40が
有する電極リードを介して電気的に直列に接続されてい
る。この直列接続は、隣接するセルアセンブリ40の異
電極リード同士をバスバー41で接続することにより実
現されている。
【0030】また、直列に接続された12個のセルアセ
ンブリ40の一端側のセルアセンブリ40の正電極リー
ドはベースパネル22の一方の側面に設けられた第1出
力端子24に、他端側のセルアセンブリ40の負電極リ
ードはベースパネル22の他方の側面に設けられた第2
出力端子25にそれぞれ接続されている。そして、これ
ら第1出力端子24及び第2出力端子25から電力が取
り出されるようになっている。
【0031】ヒートシンクパネル23は、図7に示すよ
うに、その上面にベースパネル22が放熱用接着剤で接
着されることにより該ベースパネル22と結合されて
る。このヒートシンクパネル23には複数の放熱フィン
が設けられている。この放熱フィンは、ベースパネル2
2に取り付けられた各セルアセンブリ40で発生される
熱の放散を大きくするように作用する。
【0032】次に、上記セルアセンブリ40の概略的な
構成を、図9に示した側面図を参照しながら説明する。
セルアセンブリ40は、熱を拡散するためのヒートスプ
レッダ50上に、電極パターンが形成された例えばセラ
ミックの基板51が接着され、その上にソーラーセル5
2が固着され、更にこのソーラーセル52の上に二次集
光レンズ(SOE)53が接着されることにより構成さ
れている。また、基板51の一端側からはソーラーセル
52の正電極に接続された正電極リード54が、他端側
からはソーラーセル52の負電極に接続された負電極リ
ード55がそれぞれ導出されている。
【0033】フレネルレンズ30によって集光された光
は、二次集光レンズ53の上面に導かれる。二次集光レ
ンズ53は、フレネルレンズ30の光軸ずれを吸収する
ために設けられている。即ち、フレネルレンズ30で集
光された光が二次集光レンズ53の上面の中心からずれ
た位置に入射されても、二次集光レンズ53の内部壁面
で全反射されることにより全入射光がソーラーセル52
に導かれる。これにより、ソーラーセル52で光エネル
ギーが電気エネルギーに変換され、正電極リード54及
び負電極リード55から電力として出力される。
【0034】次に、上記のように構成される集光追尾式
発電システムを検査するための検査装置を、図面を参照
しながら詳細に説明する。
【0035】図1は、本発明の実施の形態に係る検査装
置の外観図である。この検査装置は、持ち運びが便利な
ように小型に構成されている。図2は、この検査装置の
電気回路の構成を示すブロック図である。以下、図1及
び図2を併せて参照しながら検査装置を詳細に説明す
る。
【0036】この検査装置は、中央処理装置(CPU)
1、キーボード2、表示器3、プリンタ4、日射計5、
風速計6、温度計7及び熱電対8から構成されている。
また、この検査装置には、集光追尾式発電システムの制
御部(図示しない)に制御信号を送るための第1出力端
子70、集光追尾式発電システムに接続された電子負荷
装置60からの電圧及び電流を入力するための入力端子
71及び電子負荷装置60へ制御信号を送るための第2
出力端子72が設けられている。
【0037】CPU1は筐体の内部に収納されており、
この検査装置の全体を制御する。本発明の補正日射量算
出手段、補正温度算出手段及び制御手段は、このCPU
1の処理によって実現されている。このCPU1は、例
えばROMで構成されたプログラムメモリ及びRAMで
構成されたワークメモリ(何れも図示しない)を備えて
いる。プログラムメモリには、このCPU1を動作させ
るための制御プログラム、固定データ等が記憶されてい
る。固定データには、規格発電量を表すデータが含まれ
る。また、ワークメモリは、CPU1が各種処理を行う
際のテンポラリのメモリとして使用される。
【0038】キーボード2は、筐体表面の下部に設けら
れており、例えば数字キー、アルファベットキー、ファ
ンクションキー等から構成されている。このキーボード
2は、機種情報や検査日時を入力するために使用され
る。このキーボード2から入力されたデータはCPU1
に供給される。
【0039】表示器3は、筐体の略中央に設けられてお
り、例えばLCDで構成されている。この表示器3は、
CPU1からの表示データに従って各種メッセージを表
示する。このメッセージには、検査結果を示すメッセー
ジが含まれる。プリンタ4は筐体の上端部に設けられて
おり、CPU1から送られてくる印刷データに従って検
査結果を印刷する。
【0040】日射計5は筐体表面のプリンタ4と表示器
3との間に設けられている。この日射計5は、従来の技
術の欄で説明したように、日射の強度を表す日射量を測
定するために使用される。この日射計5で測定された日
射量を表すデータはCPU1に送られる。CPU1は、
この日射量を表すデータに基づいて補正日射量を算出す
る。
【0041】風速計6は、図1に示すように検査装置の
筐体とは独立に構成されており、コネクタにより筐体に
着脱できるようになっている。この風速計6は、集光追
尾式発電システム周辺の風速を測定するために使用され
る。この風速計6から得られた風速を表すデータはCP
U1に送られる。この風速を表すデータは、補正温度を
算出するために使用される。
【0042】温度計7は、検査装置の筐体内部に設けら
れており、外気温度を測定するために使用される。この
温度計7から得られた外気温度を表すデータはCPU1
に送られる。この外気温度を表すデータは、補正温度を
算出するために使用される。
【0043】熱電対8は本発明の温度測定手段に対応す
る。この熱電対8は、図1に示すように検査装置の筐体
とは独立に構成されており、コネクタにより筐体に着脱
できるようになっている。この熱電対8は、ヒートシン
クパネル23の温度を測定するために使用される。この
熱電対8としては、例えば接触型の熱電対を使用するこ
とができる。この熱電対8から得られたヒートシンクの
温度を表すデータはCPU1に送られる。このヒートシ
ンクの温度を表すデータは、ソーラーセル52の温度を
推定するために使用される。このヒートシンクの温度を
表すデータが、更に上記風速を表すデータ及び外気温度
を表すデータに基づいて補正されることにより補正温度
が算出される。
【0044】第1出力端子70には、図2に示すよう
に、集光追尾式発電システムの制御部(図示しない)に
接続されているケーブルのコネクタが挿入される。CP
U1は、この第1出力端子70を介して集光追尾式発電
システムの制御部に制御信号を送ることにより、フレー
ム12に搭載された発電ユニット16を動かすことがで
きるようになっている。
【0045】入力端子71は本発明の入力手段に対応す
る。この入力端子71には、図2に示すように、電子負
荷装置60に接続されているケーブルのコネクタが挿入
される。CPU1は、発電ユニット16から電子負荷装
置60を経由してこの入力端子71に送られてくる電圧
及び電流を表す信号に基づいて現在の発電量を算出す
る。
【0046】第2出力端子72には、図2に示すよう
に、電子負荷装置60に接続されているケーブルのコネ
クタが挿入される。CPU1は、この第2出力端子72
を介して電子負荷装置60に制御信号を送ることによ
り、電子負荷装置60が最適負荷になるように制御す
る。なお、この第2出力端子72はオプションである。
この第2出力端子72が設けられない場合は、従来と同
様に、検査員は手動で電子負荷装置60が最適負荷にな
るように調整することができる。
【0047】以上の構成において、この検査装置の動作
を、図3に示したフローチャートを参照しながら説明す
る。このフローチャートに示した処理はCPU1により
実行される。
【0048】検査装置の電源が投入されると、先ず初期
化処理が行われる(ステップS10)。この初期化処理
では、全てのハードウエアがリセットされると共に、C
PU1に含まれるワークメモリに初期値が設定される。
また、この初期化処理では、キーボード2から入力され
た集光追尾式発電システムの機種を表す機種情報、この
集光追尾式発電システムが設置された地域(緯度及び経
度)を表す地域情報、及び日時情報がワークメモリの所
定領域に格納される。
【0049】この初期化処理が終了すると、次いで、発
電ユニット16の最適化調整が行われる(ステップS1
1)。この処理では、制御信号が第1出力端子70を介
して集光追尾式発電システムの制御部に供給されること
により発電ユニット16が上下左右に動かされる。この
動作と並行して、入力端子71を介して電子負荷装置6
0から送られてくる電圧及び電流を表す信号が取り込ま
れる。そして、電圧と電流の積(電力)が最大になった
時点で制御信号の供給が停止される。これにより発電ユ
ニット16の動作が停止され、発電ユニット16が太陽
に垂直に対向する状態に設定される。
【0050】次いで、電子負荷装置60の最適化調整が
行われる(ステップS12)。この処理では、制御信号
が第2出力端子72を介して電子負荷装置60に供給さ
れることにより電子負荷装置60の抵抗値が変化させら
れる。この動作と並行して、入力端子71を介して電子
負荷装置60から送られてくる電圧及び電流を表す信号
が取り込まれる。そして、電圧と電流の積(電力)が最
大になった時点で、制御信号の供給が停止される。これ
により、抵抗値を変化させる動作が停止され、電子負荷
装置60が最適負荷状態に設定される。
【0051】次いで、補正日射量が算出される(ステッ
プS13)。即ち、日射計5から現在の日射量を表すデ
ータが取り込まれる。この日射量を表すデータは、例え
ばCPU1のプログラムメモリに格納されている変換テ
ーブルを使用して補正日射量Sを表すデータに変換され
る。変換テーブルには、地域(緯度及び経度)毎に、日
射量を赤道直下における日射量に換算する係数が格納さ
れている。従って、この補正日射量算出処理では、キー
ボード2から入力された地域情報に対応する係数が変換
テーブルから読み出され、この読み出された係数と日射
計5から得られた日射量を表すデータとが乗算されるこ
とにより、補正日射量を表すデータが算出される。な
お、この実施の形態では、変換テーブルを使用して補正
日射量を算出するようにしているが、所定の演算式に従
って算出するようにしてもよい。
【0052】次いで、現在の発電量が算出される(ステ
ップS14)。即ち、入力端子71から入力された電圧
及び電流を表す信号にそれぞれ対応する電圧値V及び電
流値Aを表すデータが生成され、これらを乗算すること
により現在の発電量P(=V×A)が算出される。
【0053】次いで、補正温度が算出される(ステップ
S15)。この処理では、先ず、熱電対8から現在のヒ
ートシンクパネル23の温度Th、温度計7から現在の
外気温度To、風速計6から現在の風速Fがそれぞれ取
り込まれる。そして、種々の外気温度To及び風速Fに
対応してCPU1のプログラムメモリに格納されている
複数の「ヒートシンク温度Thとソーラーセル温度Ts
との換算テーブル」の中から現在の外気温度To及び風
速Fに合致する1つの変換テーブルが選択される。そし
て、選択された変換テーブルを使用して、現在のヒート
シンク温度Thに対応するソーラーセル温度が求めら
れ、これが補正温度Tsとして使用される。この換算テ
ーブルの一例を図4に示す。図4は、外気温度Toが2
0℃、風速Fが1m/sの場合の換算テーブルである。
【0054】次いで、補正発電量が算出される(ステッ
プS16)。即ち、上記ステップS14で算出された現
在の発電量Pを、上記ステップS13で算出された補正
日射量Sと上記ステップS15で算出された補正温度T
sとの積で除算される。そして、この除算の結果得られ
た値が、補正発電量として使用される。
【0055】次いで、補正発電量が規格発電量より大き
いかどうかが調べられる(ステップS17)。これは、
上記ステップS16で算出された補正発電量を表すデー
タとCPU1のプログラムメモリに格納されている規格
発電量を表すデータとを比較することにより行われる。
ここで、補正発電量が規格発電量より大きいことが判断
されると、検査結果が合格である旨のメッセージが表示
器3及びプリンタ4に出力される。プリンタ4に出力さ
れるメッセージの一例を図5に示す。一方、上記ステッ
プS17で、補正発電量が規格発電量より大きくないこ
とが判断されると、検査結果が不合格である旨のメッセ
ージがが表示器3及びプリンタ4に出力される。
【0056】次いで、n回(nは任意の整数)の処理が
終了したかどうかが調べられる(ステップS20)。こ
こで、n回の処理が終了していないことが判断される
と、次いで、1分経過したかどうかが調べられる(ステ
ップS21)。そして、経過していないことが判断され
ると、このステップS21を繰り返し実行しながら1分
が経過するまで待機し、1分が経過したことが判断され
るとシーケンスはステップS11に戻って再度同様の処
理が繰り返される。上記ステップS20でn回の処理が
終了したことが判断されると検査は終了する。これによ
り、図5に示すように、1分置きにn回行われた検査結
果がプリンタ4から出力されることになる。なお、上記
ステップS21における待機時間は1分に限らず、任意
に決定できる。
【0057】以上により、検査員は熱電対8をヒートシ
ンクパネル23に押し当てながらこの検査装置の電源を
投入するだけで、被検査対象である集光追尾式発電シス
テムの良否を判断することができるので、検査時間を従
来に比べて大幅に短縮できる。また、補正発電量を算出
する際に、推定されたソーラーセル52の温度が更に外
気温度、風速に応じて補正されるので、より正確な補正
発電量を算出することができる。
【0058】なお、上記の実施の形態では、検査結果は
表示器3及びプリンタ4に出力するように構成したが、
検査結果を表すデータをCPU1のワークメモリに保存
しておき、これを所望の時に外部に取り出すように構成
できる。この構成によれば、ワークメモリに記憶されて
いる検査結果を表すデータ取り出して、例えばモバイル
コンピュータ等により遠隔地に送信できるので、例えば
工場に構築されているデータベースに検査結果を登録し
て多数の地域に設置された集光追尾式発電システムを集
中して管理するように構成できる。また、検査結果が記
憶された検査装置を工場に持ち帰り、検査結果をデータ
ベースに直接登録することもできる。更に、検査装置に
通信機能を持たせれば、モバイルコンピュータが不要に
なる。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
検査を短時間で効率よく実施することができ、しかも正
確な検査結果が得られる集光追尾式発電システムの検査
装置及びその検査方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る検査装置の外観斜視
図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る検査装置の電気回路
の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る検査装置の動作を示
すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態に係る検査装置で使用され
る、測定されたヒートシンク温度をソーラーセル温度に
換算するための換算テーブルの一部を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る検査装置で使用され
るプリンタの出力例を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る検査装置の検査対象
である集光追尾式発電システムの全体の外観を一部を切
り欠いて示す斜視図である。
【図7】図6に示した集光追尾式発電システムの発電モ
ジュールを分解して示す斜視図である。
【図8】図7に示したベースパネルを分解して詳細に示
す斜視図である。
【図9】図8に示したセルアセンブリの概略構成を示す
側面図である。
【図10】従来の集光追尾式発電システム及びその検査
方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 キーボード 3 表示器 4 プリンタ 5 日射計 6 風速計 7 温度計 8 熱電対 10 発電モジュール 16 発電ユニット 52 ソーラーセル 60 電子負荷装置 70 第1出力端子 71 入力端子 72 第2出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永田 直史 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 永井 勇三 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5F051 JA02 JA09 JA10 JA13 JA14 JA20 KA02 KA03 KA06 KA10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】太陽を追尾しながら集光された光をソーラ
    ーセルで光電変換することにより発電する集光追尾式発
    電システムの検査装置であって、 日射量を測定する日射計と、 該日射計で測定された日射量を所定の基準に従って換算
    することにより補正日射量を算出する補正日射量算出手
    段と、 前記ソーラーセルの温度を間接的に測定する温度測定手
    段と、 該温度測定手段で測定された温度に基づいて前記ソーラ
    ーセル自体の温度を推定することにより補正温度を算出
    する補正温度算出手段と、 前記ソーラーセルの現在の発電量を表す信号を入力する
    入力手段と、 該入力手段で入力された現在の発電量を表す信号を、前
    記補正日射量算出手段で算出された補正日射量及び前記
    補正温度算出手段で算出された補正温度に基づいて補正
    することにより補正発電量を算出し、該算出結果を所定
    の規格発電量と比較することにより検査の合否を判断す
    る制御手段、とを備えた集光追尾式発電システムの検査
    装置。
  2. 【請求項2】外気温度を測定する温度計を更に有し、前
    記補正温度算出手段は、前記算出された補正温度を、該
    温度計で測定された外気温度を用いて更に補正すること
    により補正温度を算出する請求項1に記載の集光追尾式
    発電システムの検査装置。
  3. 【請求項3】風速を測定する風速計を更に有し、前記補
    正温度算出手段は、前記算出された補正温度を、該風速
    計で測定された風速を用いて更に補正することにより補
    正温度を算出する請求項1又は請求項2に記載の集光追
    尾式発電システムの検査装置。
  4. 【請求項4】太陽を追尾しながら集光された光をソーラ
    ーセルで光電変換することにより発電する集光追尾式発
    電システムの検査方法であって、 日射量を測定し、 該測定された日射量を所定の基準に従って換算すること
    により補正日射量を算出し、 前記ソーラーセルの温度を間接的に測定し、 該測定された温度に基づいて前記ソーラーセル自体の温
    度を推定することにより補正温度を算出し、 前記ソーラーセルの現在の発電量を表す信号を入力し、 該入力された現在の発電量を表す信号を、前記算出され
    た補正日射量及び前記算出された補正温度に基づいて補
    正することにより補正発電量を算出し、該算出結果を所
    定の規格発電量と比較することにより検査の合否を判断
    する、集光追尾式発電システムの検査方法。
  5. 【請求項5】外気温度を測定するステップを更に有し、
    前記補正温度を算出するステップは、前記算出された補
    正温度を、該測定された外気温度を用いて更に補正する
    ことにより補正温度を算出する請求項4に記載の集光追
    尾式発電システムの検査方法。
  6. 【請求項6】風速を測定するステップを更に有し、前記
    補正温度を算出するステップは、前記算出された補正温
    度を、該風速計で測定された風速を用いて更に補正する
    ことにより補正温度を算出する請求項4又は請求項5に
    記載の集光追尾式発電システムの検査方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007019341A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Toyota Motor Corp 発電装置
JP2013512565A (ja) * 2009-11-25 2013-04-11 バニアン・エナジー・インコーポレーテッド ソーラーモジュール構造
CN103134661A (zh) * 2013-03-18 2013-06-05 昆明理工大学 一种太阳能集热板性能检测装置及其应用
CN106197661A (zh) * 2016-07-15 2016-12-07 苏州科技大学 基于在线支持向量的辐照度软测量计及其测量方法

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