JP2000073211A - グロ―ブインサ―ト - Google Patents
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- JP2000073211A JP2000073211A JP20288099A JP20288099A JP2000073211A JP 2000073211 A JP2000073211 A JP 2000073211A JP 20288099 A JP20288099 A JP 20288099A JP 20288099 A JP20288099 A JP 20288099A JP 2000073211 A JP2000073211 A JP 2000073211A
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- glove
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- A41D—OUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
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- A41D—OUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
- A41D19/00—Gloves
- A41D19/0006—Gloves made of several layers of material
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- A41—WEARING APPAREL
- A41D—OUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
- A41D2300/00—Details of garments
- A41D2300/50—Seams
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- A—HUMAN NECESSITIES
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- A41D—OUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
- A41D2300/00—Details of garments
- A41D2300/50—Seams
- A41D2300/52—Seams made by welding or gluing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Gloves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 グローブインサートの快適性を改善すること
である。 【解決手段】 第一布部材20と第二布部材30から形
成されたグローブインサート10であって、指部分40
と、親指部分50と、手部分70と、カフス部分80
と、着用者が手を滑り込ませるための手入口部分90
と、周縁部分とを有し、第一布部材は周縁部分において
周縁部分合わせ目を形成するように第二布部材へ接合さ
れ、手部分は少なくとも一つの空間部分75を有し、空
間部分の縁部は、空間部分合わせ目を形成するように共
に接合される。
である。 【解決手段】 第一布部材20と第二布部材30から形
成されたグローブインサート10であって、指部分40
と、親指部分50と、手部分70と、カフス部分80
と、着用者が手を滑り込ませるための手入口部分90
と、周縁部分とを有し、第一布部材は周縁部分において
周縁部分合わせ目を形成するように第二布部材へ接合さ
れ、手部分は少なくとも一つの空間部分75を有し、空
間部分の縁部は、空間部分合わせ目を形成するように共
に接合される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外郭へ挿入される
ためのグローブインサートに関する。
ためのグローブインサートに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、市場の多くのグローブは、図14
に示すように、外郭グローブ15内に防水性ライナ又は
インサート10を使用する。この種のインサートは、商
品名DIRECT GRIP(登録商標)として独国フ
ェルドキルヒェンのW.L.Gore & Assoc
iates(ゴア)社によって供給されている。この製
造方法は、ゴア社に譲渡された独国特許第381936
2号(Kleis)に開示されている。この特許におい
て教示されているグローブインサートは微多孔性ポリマ
ーから形成され、このポリマーは、防水性及び水蒸気透
過性(透湿性)の両方を有し、すなわち、汗を形成する
時の水蒸気の通過を可能とする。好ましくは、従来技術
の特許におけるグローブインサートは、延伸膨張ポリテ
トラフルオルエチレンから形成されている。この構造に
使用されるグローブ様式は、フラットパターンとして公
知であり、同じ大きさの手のひらパネルと手の甲パネル
とを組み合わせる。このような構造は簡単であり、それ
により、製造に安価である一方で、着用者の手において
親指以外の指と親指とが異なる平面上を動くことを考慮
していない。ゴア社に譲渡された米国特許第55600
44号(Masely)に指摘されているように、フラ
ットパターンライナの余剰ライナ材料が、着用者の手の
手のひら及び甲の領域において、指と実質的に平行に位
置するひだを形成し、これは、使用者に不快及び不満を
結果としてもたらす可能性がある。米国特許第5560
044号は、グローブインサートにおいてひだを形成す
ることによって余剰材料を寄せ集めるように、インサー
トの外表面にテープを設けることによってこの問題を解
決している。
に示すように、外郭グローブ15内に防水性ライナ又は
インサート10を使用する。この種のインサートは、商
品名DIRECT GRIP(登録商標)として独国フ
ェルドキルヒェンのW.L.Gore & Assoc
iates(ゴア)社によって供給されている。この製
造方法は、ゴア社に譲渡された独国特許第381936
2号(Kleis)に開示されている。この特許におい
て教示されているグローブインサートは微多孔性ポリマ
ーから形成され、このポリマーは、防水性及び水蒸気透
過性(透湿性)の両方を有し、すなわち、汗を形成する
時の水蒸気の通過を可能とする。好ましくは、従来技術
の特許におけるグローブインサートは、延伸膨張ポリテ
トラフルオルエチレンから形成されている。この構造に
使用されるグローブ様式は、フラットパターンとして公
知であり、同じ大きさの手のひらパネルと手の甲パネル
とを組み合わせる。このような構造は簡単であり、それ
により、製造に安価である一方で、着用者の手において
親指以外の指と親指とが異なる平面上を動くことを考慮
していない。ゴア社に譲渡された米国特許第55600
44号(Masely)に指摘されているように、フラ
ットパターンライナの余剰ライナ材料が、着用者の手の
手のひら及び甲の領域において、指と実質的に平行に位
置するひだを形成し、これは、使用者に不快及び不満を
結果としてもたらす可能性がある。米国特許第5560
044号は、グローブインサートにおいてひだを形成す
ることによって余剰材料を寄せ集めるように、インサー
トの外表面にテープを設けることによってこの問題を解
決している。
【0003】この問題を解決するためのもう一つのアプ
ローチは、米国特許第5568656号(Kim)にお
いて教示されており、分離した親指部分がグローブイン
サートの手のひらパネルに取り付けられる。この親指部
分は、先ず、縫うことによってグローブインサートへ取
り付けられ、次に、縫い目の孔がテープで塞がれる。
ローチは、米国特許第5568656号(Kim)にお
いて教示されており、分離した親指部分がグローブイン
サートの手のひらパネルに取り付けられる。この親指部
分は、先ず、縫うことによってグローブインサートへ取
り付けられ、次に、縫い目の孔がテープで塞がれる。
【0004】グローブインサートを形成するためのさら
なる方法は、米国特許第4643791号(Jurri
us他)に教示されており、一対の熱可塑性シートが、
周縁部と、親指以外の指及び親指の間の股部から手のひ
らを斜め下方向に横断して手入口部分へ延在する合わせ
目とにおいて、接合される。この方法において形成され
たグローブインサートは、親指部分が親指以外の指部分
とは異なる平面上に形成される。
なる方法は、米国特許第4643791号(Jurri
us他)に教示されており、一対の熱可塑性シートが、
周縁部と、親指以外の指及び親指の間の股部から手のひ
らを斜め下方向に横断して手入口部分へ延在する合わせ
目とにおいて、接合される。この方法において形成され
たグローブインサートは、親指部分が親指以外の指部分
とは異なる平面上に形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、グロ
ーブインサートの快適性を改善することである。本発明
の目的は、グローブインサートにおいて、親指部分が親
指以外の指部分とは異なる平面上を動くことを可能とす
ることである。
ーブインサートの快適性を改善することである。本発明
の目的は、グローブインサートにおいて、親指部分が親
指以外の指部分とは異なる平面上を動くことを可能とす
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】これら及び他の目的は、
以下のようなグローブインサートを提供することによっ
て達成される。このグローブインサートは、第一布部材
と第二布部材から形成され、指部分と、親指部分と、手
部分と、カフス部分と、着用者が手を滑り込ませるため
の手入口部分と、周縁部とを有し、第一布部材は周縁部
において周縁部合わせ目を形成するように第二布部材へ
接合され、手部分は少なくとも一つの空間部分を有し、
空間部分の縁部は、空間部分合わせ目を形成するように
共に接合される。手部分内に空間部分を設けることは余
剰材料の除去を可能とし、そうでなければ、グローブイ
ンサートの手部分に不快なひだが形成される。空間部分
合わせ目及び周縁部合わせ目は防水性であり、それによ
り、グローブインサートは全体として防水性である。空
間部分は、インサートの手のひら部又は手の甲部のいず
れかに存在させることができる。好ましくは、空間部分
合わせ目は、少なくとも0.07・105 Pa(0.0
7bar)の水侵入圧に耐える。空間部分合わせ目は、
接着によって、又は溶着によって、又は、次いで合わせ
目密閉テープによって密閉される縫い合わせ又は溶着に
よって形成可能である。これらの方法は、防水性又は水
密な合わせ目を提供するのに適切であることが見い出さ
れている。
以下のようなグローブインサートを提供することによっ
て達成される。このグローブインサートは、第一布部材
と第二布部材から形成され、指部分と、親指部分と、手
部分と、カフス部分と、着用者が手を滑り込ませるため
の手入口部分と、周縁部とを有し、第一布部材は周縁部
において周縁部合わせ目を形成するように第二布部材へ
接合され、手部分は少なくとも一つの空間部分を有し、
空間部分の縁部は、空間部分合わせ目を形成するように
共に接合される。手部分内に空間部分を設けることは余
剰材料の除去を可能とし、そうでなければ、グローブイ
ンサートの手部分に不快なひだが形成される。空間部分
合わせ目及び周縁部合わせ目は防水性であり、それによ
り、グローブインサートは全体として防水性である。空
間部分は、インサートの手のひら部又は手の甲部のいず
れかに存在させることができる。好ましくは、空間部分
合わせ目は、少なくとも0.07・105 Pa(0.0
7bar)の水侵入圧に耐える。空間部分合わせ目は、
接着によって、又は溶着によって、又は、次いで合わせ
目密閉テープによって密閉される縫い合わせ又は溶着に
よって形成可能である。これらの方法は、防水性又は水
密な合わせ目を提供するのに適切であることが見い出さ
れている。
【0007】グローブインサートは、手部分において、
複数の空間部分を有していても良い。これは、余剰材料
が、可能な限り快適なグローブインサートを結果として
もたらすような最適な方法で除去されることを可能とす
る。空間部分の最適な形状は、図11に示されている花
びら形状又は卵形状である。加えて、グローブインサー
トは、少なくとも一つの空間部分からカフス部分を通り
手入口部分における所定位置へ形成された切断部を有す
ることができる。この切断部は、材料がグローブインサ
ートのカフス部分から除去されることを可能とし、これ
は、グローブインサートの適合性及び快適性をさらに改
善する。
複数の空間部分を有していても良い。これは、余剰材料
が、可能な限り快適なグローブインサートを結果として
もたらすような最適な方法で除去されることを可能とす
る。空間部分の最適な形状は、図11に示されている花
びら形状又は卵形状である。加えて、グローブインサー
トは、少なくとも一つの空間部分からカフス部分を通り
手入口部分における所定位置へ形成された切断部を有す
ることができる。この切断部は、材料がグローブインサ
ートのカフス部分から除去されることを可能とし、これ
は、グローブインサートの適合性及び快適性をさらに改
善する。
【0008】グローブインサートの切断部は、防水性の
切断部合わせ目によって密閉され、これは、好ましく
は、少なくとも0.07・105 Pa(0.07ba
r)の水侵入圧に耐え、同様に、接着によって、又は溶
着によって、又は、次いで合わせ目密閉テープによって
密閉される縫い合わせ又は溶着によって形成されても良
い。
切断部合わせ目によって密閉され、これは、好ましく
は、少なくとも0.07・105 Pa(0.07ba
r)の水侵入圧に耐え、同様に、接着によって、又は溶
着によって、又は、次いで合わせ目密閉テープによって
密閉される縫い合わせ又は溶着によって形成されても良
い。
【0009】本発明のグローブインサートは、オートバ
イ、スキーのような適用において、又は、消防士によっ
て要求される防水性とするようにその全てが密閉された
合わせ目を有する。このグローブインサートは、好まし
くは、少なくとも0.07・105 Pa(0.07ba
r)の水侵入圧に、最も好ましくは、少なくとも2.1
・105 Pa(2.1bar)の水侵入圧に耐える。さ
らに、このグローブインサートは、好ましくは、水蒸気
透過性である。グローブインサートが形成される布部材
の水蒸気透過抵抗(Ret)は、150m2 ・Pa/W
より小さい。
イ、スキーのような適用において、又は、消防士によっ
て要求される防水性とするようにその全てが密閉された
合わせ目を有する。このグローブインサートは、好まし
くは、少なくとも0.07・105 Pa(0.07ba
r)の水侵入圧に、最も好ましくは、少なくとも2.1
・105 Pa(2.1bar)の水侵入圧に耐える。さ
らに、このグローブインサートは、好ましくは、水蒸気
透過性である。グローブインサートが形成される布部材
の水蒸気透過抵抗(Ret)は、150m2 ・Pa/W
より小さい。
【0010】本発明の一実施形態において、グローブイ
ンサートは、水蒸気透過性布帛から形成され、汗の通過
を可能とし、こうして、インサートが存在する場合にグ
ローブの着用者にとって非常に快適である。実際に”透
湿性”グローブインサートを形成するために、積層布部
材は機能層を有する。この機能層は、ポリエステル、ポ
リアミド、ポリプロピレン及びポリエチレンを含むポリ
オレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリケトン、ポリスルホ
ン、ポリカーボネート、ポリテトラフルオルエチレン
(PTFE)を含むフルオロポリマー、ポリアクリレー
ト、ポリウレタン、コポリエーテルエステル、コポリエ
ーテルアミドから成る一団の材料から選択される。最も
好ましくは、機能層は、延伸膨張ポリテトラフルオルエ
チレン(PTFE)であり、これは、極めて高い防水性
と高い水蒸気透過性とを有することが見い出されてい
る。この機能層は、機能層の耐久性を改善するために、
疎水性連続ポリマー層で被覆されても良い。
ンサートは、水蒸気透過性布帛から形成され、汗の通過
を可能とし、こうして、インサートが存在する場合にグ
ローブの着用者にとって非常に快適である。実際に”透
湿性”グローブインサートを形成するために、積層布部
材は機能層を有する。この機能層は、ポリエステル、ポ
リアミド、ポリプロピレン及びポリエチレンを含むポリ
オレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリケトン、ポリスルホ
ン、ポリカーボネート、ポリテトラフルオルエチレン
(PTFE)を含むフルオロポリマー、ポリアクリレー
ト、ポリウレタン、コポリエーテルエステル、コポリエ
ーテルアミドから成る一団の材料から選択される。最も
好ましくは、機能層は、延伸膨張ポリテトラフルオルエ
チレン(PTFE)であり、これは、極めて高い防水性
と高い水蒸気透過性とを有することが見い出されてい
る。この機能層は、機能層の耐久性を改善するために、
疎水性連続ポリマー層で被覆されても良い。
【0011】積層布部材は、好ましくは、手側に布部材
層を有し、この布部材層が直接的に皮膚に隣接する時に
着用を快適にする。さらに、積層布部材は外側に布部材
層を有し、これは、グローブ外郭への挿入において機械
的な損傷から機能層を保護するために必要とされる。
層を有し、この布部材層が直接的に皮膚に隣接する時に
着用を快適にする。さらに、積層布部材は外側に布部材
層を有し、これは、グローブ外郭への挿入において機械
的な損傷から機能層を保護するために必要とされる。
【0012】本発明のグローブインサートは、四つの個
別の指要素又は二つの個別の指要素のいずれかを有して
いても良く、ミトン要素を具備していても良い。グロー
ブインサートは、製品グローブを提供するために外郭へ
挿入される。
別の指要素又は二つの個別の指要素のいずれかを有して
いても良く、ミトン要素を具備していても良い。グロー
ブインサートは、製品グローブを提供するために外郭へ
挿入される。
【0013】
【発明の実施の形態】積層布部材のためにここで使用さ
れる防水性は、0.07・105 Pa(0.07ba
r)以上の水透過抵抗(防水抵抗)を備えることを意味
する。この測定は、上昇する水圧下に100cm2 の面
積を有する積層布部材の試供体を設置することによって
実施される。このために、20±2°Cの温度を有する
蒸留水が使用され、水圧の上昇率は、58.8・102
±2.9・102 Pa/分(60±3cmH2 O/mi
n)である。材料の外表面は、材料を通して強いられる
水の出現が注意して観察される。表面上に見られる水は
漏れと判断される。試供体の水透過抵抗は、水が試供体
の反対側に出現した時の圧力である。この試験の正確な
実施方法は、1981年からのISO標準No.811
に与えられている。
れる防水性は、0.07・105 Pa(0.07ba
r)以上の水透過抵抗(防水抵抗)を備えることを意味
する。この測定は、上昇する水圧下に100cm2 の面
積を有する積層布部材の試供体を設置することによって
実施される。このために、20±2°Cの温度を有する
蒸留水が使用され、水圧の上昇率は、58.8・102
±2.9・102 Pa/分(60±3cmH2 O/mi
n)である。材料の外表面は、材料を通して強いられる
水の出現が注意して観察される。表面上に見られる水は
漏れと判断される。試供体の水透過抵抗は、水が試供体
の反対側に出現した時の圧力である。この試験の正確な
実施方法は、1981年からのISO標準No.811
に与えられている。
【0014】グローブインサートのためにここで使用さ
れる防水性は、0.07・105 Pa(0.07ba
r)以上の水透過抵抗を備える積層布部材を有すること
を意味し、その合わせ目は0.07・105 Pa(0.
07bar)以上の水透過抵抗を有する。グローブイン
サートの防水性は、ゴア社に譲渡された米国特許第47
76209号(Patchell)に開示された”全体
グローブ漏れ試験装置”を使用して測定可能であり、こ
の試験装置において、0.07・105 Pa(0.07
bar)と0.35・105 Pa(0.35bar)と
の間の圧力の空気が、水タンク内に配置されたグローブ
インサートの内側へ入れられる。空気の泡が合わせ目か
ら出現するかどうかが観察される。
れる防水性は、0.07・105 Pa(0.07ba
r)以上の水透過抵抗を備える積層布部材を有すること
を意味し、その合わせ目は0.07・105 Pa(0.
07bar)以上の水透過抵抗を有する。グローブイン
サートの防水性は、ゴア社に譲渡された米国特許第47
76209号(Patchell)に開示された”全体
グローブ漏れ試験装置”を使用して測定可能であり、こ
の試験装置において、0.07・105 Pa(0.07
bar)と0.35・105 Pa(0.35bar)と
の間の圧力の空気が、水タンク内に配置されたグローブ
インサートの内側へ入れられる。空気の泡が合わせ目か
ら出現するかどうかが観察される。
【0015】ここで使用される水蒸気透過性は、150
m2 Pa/W未満の水蒸気透過抵抗(RET)を有する
ことを意味する。
m2 Pa/W未満の水蒸気透過抵抗(RET)を有する
ことを意味する。
【0016】水蒸気透過率を測定するために使用可能な
一つの試験は、独国のBekleidungsphysiologisches Ins
tituts e.V.Hohenstein によって1987年9月に発行
されたStandard-Pruefvorschrift(標準試験規則)N
o.BPI1.4において説明されているHohenstein M
DM Dry方法である。
一つの試験は、独国のBekleidungsphysiologisches Ins
tituts e.V.Hohenstein によって1987年9月に発行
されたStandard-Pruefvorschrift(標準試験規則)N
o.BPI1.4において説明されているHohenstein M
DM Dry方法である。
【0017】水蒸気透過率(WVTR)を決定するのに
使用可能なさらなる試験は以下に示される。この処理
は、高い透過率を備える積層布帛を試験するのに適して
いることが見い出された。
使用可能なさらなる試験は以下に示される。この処理
は、高い透過率を備える積層布帛を試験するのに適して
いることが見い出された。
【0018】この処理において、酢酸カリウムと蒸留水
との飽和塩溶液の約70mm3 が、6.5cmの口部の
内径を有する133mm3 のポリプロピレンのカップへ
入れられる。独国Putzbrunnのゴア社から入手
可能で、約7秒のガーレイ数と、約179kPaの気泡
点と、約37μmの厚さと、約20g/m2 の重量を有
する延伸膨張PTFEの膜が、塩溶液を含むぴんと張っ
た漏れ防止の微多孔性の遮断膜を形成するように、カッ
プの縁部に加熱密着させられる。同様な延伸膨張PTF
Eの膜が、水槽内の水に接触することを保証して、水槽
の水の表面にぴんと張って取り付けられる。この水槽組
立体は、温度制御室及び水循環槽を利用して23±2°
Cに制御される。
との飽和塩溶液の約70mm3 が、6.5cmの口部の
内径を有する133mm3 のポリプロピレンのカップへ
入れられる。独国Putzbrunnのゴア社から入手
可能で、約7秒のガーレイ数と、約179kPaの気泡
点と、約37μmの厚さと、約20g/m2 の重量を有
する延伸膨張PTFEの膜が、塩溶液を含むぴんと張っ
た漏れ防止の微多孔性の遮断膜を形成するように、カッ
プの縁部に加熱密着させられる。同様な延伸膨張PTF
Eの膜が、水槽内の水に接触することを保証して、水槽
の水の表面にぴんと張って取り付けられる。この水槽組
立体は、温度制御室及び水循環槽を利用して23±2°
Cに制御される。
【0019】WVTR試験のための面積は7.5cmの
直径であり、試供体は最小4時間の間、約50%の相対
湿度を有する部屋内で平衡状態とされる。この試供体
は、次に、水槽の水を覆う延伸膨張PTFEの膜の表面
に設置される。カップ組立体は、最も近いミリグラム単
位で重量測定され、試供体の中央に逆さまに設置され
る。水の透過は、拡散による水流動をもたらす水槽内の
水と飽和塩溶液との間の推進力によってもたらされる。
試供体は、15分の間、試験され、カップ組立体は、次
いで取り除かれ、ミリグラム単位で再び重量測定され
る。試供体のWVTRは、カップ組立体の増加重量から
計算され、24時間当たりの試供体表面積の平方メータ
当たりの水のグラム数で表される。
直径であり、試供体は最小4時間の間、約50%の相対
湿度を有する部屋内で平衡状態とされる。この試供体
は、次に、水槽の水を覆う延伸膨張PTFEの膜の表面
に設置される。カップ組立体は、最も近いミリグラム単
位で重量測定され、試供体の中央に逆さまに設置され
る。水の透過は、拡散による水流動をもたらす水槽内の
水と飽和塩溶液との間の推進力によってもたらされる。
試供体は、15分の間、試験され、カップ組立体は、次
いで取り除かれ、ミリグラム単位で再び重量測定され
る。試供体のWVTRは、カップ組立体の増加重量から
計算され、24時間当たりの試供体表面積の平方メータ
当たりの水のグラム数で表される。
【0020】表が、WVTRとRETとの間のデータ変
換のために利用可能である。用語としての機能層は、防
水性及び水蒸気透過性の両方の特性を有する層を示すの
に使用される。
換のために利用可能である。用語としての機能層は、防
水性及び水蒸気透過性の両方の特性を有する層を示すの
に使用される。
【0021】図1及び2は、本発明のグローブインサー
ト10の背面(手の甲側)図と正面(手のひら側)図
を、それぞれ示している。このグローブインサート10
は、着用者の親指以外の指を取り囲む指部分40と、着
用者の親指を取り囲む親指部分50と、親指部分50と
指部分40との間に位置する股部分55と、着用者の手
を覆う手部分70と、着用者の手首を取り囲むカフス部
分80と、着用者がグローブインサート10へ手を滑り
込ませるための手入口部分90とを有している。手部分
70は、着用者の手のひらを覆う手のひら部72と、着
用者の手の甲を覆う手の甲部74とを有している。指部
分40は、これらの図では、親指以外の指のための四つ
の分離した覆い42a〜42dを有するような指部分と
して図示されている。同等に、本発明の原理から逸脱す
ることなく、ミトン又はロブスターパターン(二つに分
離した指の覆い)の形状とすることができる。
ト10の背面(手の甲側)図と正面(手のひら側)図
を、それぞれ示している。このグローブインサート10
は、着用者の親指以外の指を取り囲む指部分40と、着
用者の親指を取り囲む親指部分50と、親指部分50と
指部分40との間に位置する股部分55と、着用者の手
を覆う手部分70と、着用者の手首を取り囲むカフス部
分80と、着用者がグローブインサート10へ手を滑り
込ませるための手入口部分90とを有している。手部分
70は、着用者の手のひらを覆う手のひら部72と、着
用者の手の甲を覆う手の甲部74とを有している。指部
分40は、これらの図では、親指以外の指のための四つ
の分離した覆い42a〜42dを有するような指部分と
して図示されている。同等に、本発明の原理から逸脱す
ることなく、ミトン又はロブスターパターン(二つに分
離した指の覆い)の形状とすることができる。
【0022】グローブインサート10は、第一布部材2
0と第二布部材30から形成される。第一布部材20
は、グローブインサート10の手の甲又は裏側を形成す
る。第二布部材30は、グローブインサート10の手の
ひら又は表側を形成する。布部材20及び30は、好ま
しくは、積層布部材から形成される。
0と第二布部材30から形成される。第一布部材20
は、グローブインサート10の手の甲又は裏側を形成す
る。第二布部材30は、グローブインサート10の手の
ひら又は表側を形成する。布部材20及び30は、好ま
しくは、積層布部材から形成される。
【0023】グローブインサートの手部分70及び/又
はカフス部分80は、第二布部材30から材料を切除す
ることによって形成された一つ以上の空間部分75を有
している。この空間部分75は、より少ないひだしか存
在しないさらに快適なグローブインサート10を提供す
るように、グローブインサートの手のひら部72又は手
の甲部74から余剰材料を除去するのに使用される。空
間部分75の位置及び大きさは、手部分70から除去さ
れる材料量に依存している。図2において、代表的な二
つの空間部分75が示されているが、これは本発明を限
定することを意図していない。さらなる実施形態は後に
説明する。空間部分は、後に説明するような防水方法に
よって共に接合される二つの縁部76及び77を有して
いる。
はカフス部分80は、第二布部材30から材料を切除す
ることによって形成された一つ以上の空間部分75を有
している。この空間部分75は、より少ないひだしか存
在しないさらに快適なグローブインサート10を提供す
るように、グローブインサートの手のひら部72又は手
の甲部74から余剰材料を除去するのに使用される。空
間部分75の位置及び大きさは、手部分70から除去さ
れる材料量に依存している。図2において、代表的な二
つの空間部分75が示されているが、これは本発明を限
定することを意図していない。さらなる実施形態は後に
説明する。空間部分は、後に説明するような防水方法に
よって共に接合される二つの縁部76及び77を有して
いる。
【0024】第一布部材20及び第二布部材30が形成
される積層布部材は、図3(A)に示すような二層積層
体300の形状であっても良く、又は、図3(B)に示
すような三層積層体310の形状であっても良い。二層
積層体300及び三層積層体310は、両方とも、好ま
しくは連続的な水蒸気透過層で覆われた多孔性ポリマー
層の形状の防水性及び水蒸気透過性の機能層320を組
み込んでいる。本発明に使用される多孔性ポリマー層
は、微細な相互接続する開放空洞の微細構造を有する微
多孔性ポリマー膜である。この膜は、水蒸気透過性を与
え又は損なうことのない空気透過性を有している。使用
される微多孔性の膜は、一般的に、5μmから125μ
m、最も好ましくは、5μmから25μmのオーダーの
厚さである。微多孔性の膜に有効なポリマー材料は、エ
ラストマーポリマーとプラスチックポリマーとを含んで
いる。適当なポリマーの例は、ポリエステル、ポリアミ
ド、ポリプロピレン及びポリエチレンを含むポリオレフ
ィン、ポリ塩化ビニル、ポリケトン、ポリスルホン、ポ
リカーボネート、フルオロポリマー、ポリアクリレー
ト、ポリウレタン、コポリエーテルエステル、コポリエ
ーテルアミド等を含む。好適なポリマーはプラスチック
ポリマーである。
される積層布部材は、図3(A)に示すような二層積層
体300の形状であっても良く、又は、図3(B)に示
すような三層積層体310の形状であっても良い。二層
積層体300及び三層積層体310は、両方とも、好ま
しくは連続的な水蒸気透過層で覆われた多孔性ポリマー
層の形状の防水性及び水蒸気透過性の機能層320を組
み込んでいる。本発明に使用される多孔性ポリマー層
は、微細な相互接続する開放空洞の微細構造を有する微
多孔性ポリマー膜である。この膜は、水蒸気透過性を与
え又は損なうことのない空気透過性を有している。使用
される微多孔性の膜は、一般的に、5μmから125μ
m、最も好ましくは、5μmから25μmのオーダーの
厚さである。微多孔性の膜に有効なポリマー材料は、エ
ラストマーポリマーとプラスチックポリマーとを含んで
いる。適当なポリマーの例は、ポリエステル、ポリアミ
ド、ポリプロピレン及びポリエチレンを含むポリオレフ
ィン、ポリ塩化ビニル、ポリケトン、ポリスルホン、ポ
リカーボネート、フルオロポリマー、ポリアクリレー
ト、ポリウレタン、コポリエーテルエステル、コポリエ
ーテルアミド等を含む。好適なポリマーはプラスチック
ポリマーである。
【0025】好適な微多孔性ポリマー膜の材料は、延伸
膨張微多孔性ポリテトラフルオルエチレン(ePTF
E)である。これらの材料は、多数の相互連結した微細
な開放空洞、高い空間容積、高い強度、柔軟性、可撓
性、安定な化学特性、高い水蒸気透過性、及び、良好な
汚染抑制特性を示す表面によって特徴付けられる。米国
特許第3953566号及び同第4187390号は、
このような微多孔性の延伸膨張ポリテトラフルオルエチ
レンの膜の調製方法を開示し、参考としてここに組み込
まれる。
膨張微多孔性ポリテトラフルオルエチレン(ePTF
E)である。これらの材料は、多数の相互連結した微細
な開放空洞、高い空間容積、高い強度、柔軟性、可撓
性、安定な化学特性、高い水蒸気透過性、及び、良好な
汚染抑制特性を示す表面によって特徴付けられる。米国
特許第3953566号及び同第4187390号は、
このような微多孔性の延伸膨張ポリテトラフルオルエチ
レンの膜の調製方法を開示し、参考としてここに組み込
まれる。
【0026】本発明において使用される連続の水蒸気透
過ポリマー層は、親水性ポリマーである。”親水性層”
とは、この層が選択的に拡散によって水分を通すが、圧
駆動された液体又は空気の流れを維持しないことを意味
する。それにより、湿気、すなわち、水蒸気は透過する
が、ポリマーの連続層は、空気中の微粒子、微生物、
油、又は他の汚染物質のようなものの通過を妨げる。こ
の特性は、ポリマー層を有する布部材へ与えられ、あら
ゆる大きさの汚染物質の遮断層として機能することによ
る良好な汚染抑制特性を、ソックス又はグローブのよう
なその布部材から形成された品物へ与える。さらに、本
材料の水蒸気透過特性は、着用者への快適特性を可能と
する。
過ポリマー層は、親水性ポリマーである。”親水性層”
とは、この層が選択的に拡散によって水分を通すが、圧
駆動された液体又は空気の流れを維持しないことを意味
する。それにより、湿気、すなわち、水蒸気は透過する
が、ポリマーの連続層は、空気中の微粒子、微生物、
油、又は他の汚染物質のようなものの通過を妨げる。こ
の特性は、ポリマー層を有する布部材へ与えられ、あら
ゆる大きさの汚染物質の遮断層として機能することによ
る良好な汚染抑制特性を、ソックス又はグローブのよう
なその布部材から形成された品物へ与える。さらに、本
材料の水蒸気透過特性は、着用者への快適特性を可能と
する。
【0027】連続の水蒸気透過ポリマー層は、一般的
に、5μmから50μmの間、好ましくは、約10μm
から25μmの間の厚さである。この厚さは、満足な耐
久性、連続性、及び水蒸気透過率を与える良好な実用的
な調和を与えるものであることが見い出された。
に、5μmから50μmの間、好ましくは、約10μm
から25μmの間の厚さである。この厚さは、満足な耐
久性、連続性、及び水蒸気透過率を与える良好な実用的
な調和を与えるものであることが見い出された。
【0028】それらに限定しないが、ここで最も有効な
連続の水蒸気透過ポリマーは、ポリウレタン族、シリコ
ーン族、コポリエーテルエステル族、又は、コポリエー
テルエステルアミド族のものである。適当なコポリエー
テルエステルの親水性組成が、米国特許第449387
0号(Vrouenraets)及び米国特許第472
5481号(Ostapachenko)の教示におい
て見い出される。適当な親水性組成が、米国特許第42
340838号(Foy他)に開示されている。適当な
ポリウレタンが、米国特許第4194041(Gor
e)において見い出される。連続の水蒸気透過性ポリマ
ーの好適な種類は、ポリウレタンであり、特に、米国特
許第4532316号(Henn)に開示されているよ
うなオキシエチレンユニットを含むものである。一般的
に、これらの材料は、ポリマーに親水性を与えるため
に、高濃度のオキシエチレンユニットを有する組成を有
している。オキシエチレンユニットの濃度は、一般的
に、基礎ポリマーの重量の45%より大きく、好ましく
は、60%より大きく、最も好ましくは、70%より大
きい。本発明の機能層は、米国特許第5026591号
(Henn他)の教示により調製可能である。
連続の水蒸気透過ポリマーは、ポリウレタン族、シリコ
ーン族、コポリエーテルエステル族、又は、コポリエー
テルエステルアミド族のものである。適当なコポリエー
テルエステルの親水性組成が、米国特許第449387
0号(Vrouenraets)及び米国特許第472
5481号(Ostapachenko)の教示におい
て見い出される。適当な親水性組成が、米国特許第42
340838号(Foy他)に開示されている。適当な
ポリウレタンが、米国特許第4194041(Gor
e)において見い出される。連続の水蒸気透過性ポリマ
ーの好適な種類は、ポリウレタンであり、特に、米国特
許第4532316号(Henn)に開示されているよ
うなオキシエチレンユニットを含むものである。一般的
に、これらの材料は、ポリマーに親水性を与えるため
に、高濃度のオキシエチレンユニットを有する組成を有
している。オキシエチレンユニットの濃度は、一般的
に、基礎ポリマーの重量の45%より大きく、好ましく
は、60%より大きく、最も好ましくは、70%より大
きい。本発明の機能層は、米国特許第5026591号
(Henn他)の教示により調製可能である。
【0029】本発明に使用される積層布部材300,3
10には、好ましくは、裏側布帛部材330が設けられ
る。この裏側布帛部材330は、織布、不織布、又は編
布のいずれでも良く、ポリエステル、ポリアミド(ナイ
ロン)、ポリオレフィン等のような幅広い材料から形成
されて良い。裏側布帛330は、標準的な積層工程によ
って機能層320の一方側へ積層される。三層積層部材
310には、さらに、外側布帛340が設けられ、この
外側布帛は、織布、不織布、又は編布のいずれでも良
く、ポリエステル、ポリアミド(ナイロン)、ポリオレ
フィン等のような幅広い材料から形成されて良い。外側
布帛340は、標準的な積層工程によって機能層320
の他方側へ積層される。
10には、好ましくは、裏側布帛部材330が設けられ
る。この裏側布帛部材330は、織布、不織布、又は編
布のいずれでも良く、ポリエステル、ポリアミド(ナイ
ロン)、ポリオレフィン等のような幅広い材料から形成
されて良い。裏側布帛330は、標準的な積層工程によ
って機能層320の一方側へ積層される。三層積層部材
310には、さらに、外側布帛340が設けられ、この
外側布帛は、織布、不織布、又は編布のいずれでも良
く、ポリエステル、ポリアミド(ナイロン)、ポリオレ
フィン等のような幅広い材料から形成されて良い。外側
布帛340は、標準的な積層工程によって機能層320
の他方側へ積層される。
【0030】第一布部材20及び第二布部材30は、二
層積層部材300又は三層積層部材310の供給ロール
から準備される。二層積層部材300又は三層積層部材
310は、図1及び2に示すような要求された形状に積
層部材300,310を切断するダイカッタへ送られ
る。或いは、二層積層部材300又は三層積層部材31
0は、図1及び2のパターンを形成するために、人手切
断によって準備可能である。
層積層部材300又は三層積層部材310の供給ロール
から準備される。二層積層部材300又は三層積層部材
310は、図1及び2に示すような要求された形状に積
層部材300,310を切断するダイカッタへ送られ
る。或いは、二層積層部材300又は三層積層部材31
0は、図1及び2のパターンを形成するために、人手切
断によって準備可能である。
【0031】第一布部材20は、合わせ目において周縁
部で第二布部材30へ接合される。第一布部材20と第
二布部材30との間の合わせ目を形成するための多数の
技術が公知である。本発明の一実施形態において、第一
布部材20は、第二布部材30へ周縁部において縫い合
わされる。次いで、合わせ目密閉テープとしてGORE
−SEAM(登録商標)のような合わせ目密閉テープ
が、合わせ目が防水性であることを保証するために縫っ
た合わせ目に提供される。或は、ゴア社に譲渡されたヨ
ーロッパ特許第0345730号(Kleis)に開示
されている技術が使用可能である。本実施形態におい
て、接着剤が、第一布部材20及び/又は第二布部材3
0の周縁部に提供される。接着剤の硬化後に、防水性合
わせ目が形成される。防水性合わせ目を形成するのに使
用される接着剤は、例えば、液体又はペースト状で又は
接着フィルムとして提供されるポリウレタン、アクリ
ル、又はシリコーン接着剤とすることができる。本発明
の好適な実施形態において、独国MunichのFul
lerから入手可能なIPATHERMのような反応性
ポリウレタン接着剤が使用される。同じ密閉方法は、水
密に空間部分75の二つの縁部76及び77を接合する
ために使用可能である。
部で第二布部材30へ接合される。第一布部材20と第
二布部材30との間の合わせ目を形成するための多数の
技術が公知である。本発明の一実施形態において、第一
布部材20は、第二布部材30へ周縁部において縫い合
わされる。次いで、合わせ目密閉テープとしてGORE
−SEAM(登録商標)のような合わせ目密閉テープ
が、合わせ目が防水性であることを保証するために縫っ
た合わせ目に提供される。或は、ゴア社に譲渡されたヨ
ーロッパ特許第0345730号(Kleis)に開示
されている技術が使用可能である。本実施形態におい
て、接着剤が、第一布部材20及び/又は第二布部材3
0の周縁部に提供される。接着剤の硬化後に、防水性合
わせ目が形成される。防水性合わせ目を形成するのに使
用される接着剤は、例えば、液体又はペースト状で又は
接着フィルムとして提供されるポリウレタン、アクリ
ル、又はシリコーン接着剤とすることができる。本発明
の好適な実施形態において、独国MunichのFul
lerから入手可能なIPATHERMのような反応性
ポリウレタン接着剤が使用される。同じ密閉方法は、水
密に空間部分75の二つの縁部76及び77を接合する
ために使用可能である。
【0032】図4は、前述の原理により製造されたグロ
ーブインサートの斜視図を示す。手部分70からの材料
の除去が親指部分50を異なる平面に強いるために、グ
ローブインサートの親指部分50が指部分40とは異な
る平面にあることが判る。親指部分50は、指部分とは
異なる平面において動作の異なる自由度を有する。これ
は、本発明のグローブインサート10を、実質的に、従
来技術のグローブインサート10より着用するのにさら
に快適とする。
ーブインサートの斜視図を示す。手部分70からの材料
の除去が親指部分50を異なる平面に強いるために、グ
ローブインサートの親指部分50が指部分40とは異な
る平面にあることが判る。親指部分50は、指部分とは
異なる平面において動作の異なる自由度を有する。これ
は、本発明のグローブインサート10を、実質的に、従
来技術のグローブインサート10より着用するのにさら
に快適とする。
【0033】グローブインサートの手のひら部72に形
成可能な空間部分の種々のパターンのさらなる例が、図
5から図8に示されている。図5は、グローブインサー
トの手のひら部72における二つの空間部分75を示し
ている。二つの空間部分75は、グローブインサート1
0の側部に実質的に平行に配置された花びら形状を有し
ている。図6は、グローブインサート10の手部分70
の単一の空間部分75を示している。図7は、最先端部
がそれぞれに指覆い42d及び42bの一部内に位置す
る二つの花びら形状部75a,75bを示している。図
8は、グローブインサートの手部分70において、第一
空間部分75aの端部が第二空間部分75bの端部に接
点79でほぼ接触する図7と同様な”花びらパターン”
で配置された二つの花びら形状部75a,75bを示し
ている。
成可能な空間部分の種々のパターンのさらなる例が、図
5から図8に示されている。図5は、グローブインサー
トの手のひら部72における二つの空間部分75を示し
ている。二つの空間部分75は、グローブインサート1
0の側部に実質的に平行に配置された花びら形状を有し
ている。図6は、グローブインサート10の手部分70
の単一の空間部分75を示している。図7は、最先端部
がそれぞれに指覆い42d及び42bの一部内に位置す
る二つの花びら形状部75a,75bを示している。図
8は、グローブインサートの手部分70において、第一
空間部分75aの端部が第二空間部分75bの端部に接
点79でほぼ接触する図7と同様な”花びらパターン”
で配置された二つの花びら形状部75a,75bを示し
ている。
【0034】グローブインサートの手のひら部72及び
カフス部分80におけるさらなる材料の除去は、図9に
示すように、手部分70からカフス部分80を通して手
入口部分90へのグローブインサートの切断部100を
設けることによって実現可能である。図8に示した実施
形態と同様な図9の実施形態において、切断部100
が、接点79に隣接する位置からグローブインサートの
中央軸線と実質的に平行な方向に手入口部分90へ向け
て設けられる。
カフス部分80におけるさらなる材料の除去は、図9に
示すように、手部分70からカフス部分80を通して手
入口部分90へのグローブインサートの切断部100を
設けることによって実現可能である。図8に示した実施
形態と同様な図9の実施形態において、切断部100
が、接点79に隣接する位置からグローブインサートの
中央軸線と実質的に平行な方向に手入口部分90へ向け
て設けられる。
【0035】図10は、空間部分75及び切断部100
が合わせ目110及び120によって防水方法において
共に接合された後の図9の実施形態を示している。合わ
せ目110及び120は、次いで、前述したような合わ
せ目テープ130及び140によって密閉される。
が合わせ目110及び120によって防水方法において
共に接合された後の図9の実施形態を示している。合わ
せ目110及び120は、次いで、前述したような合わ
せ目テープ130及び140によって密閉される。
【0036】本発明の空間部分75は、多数の形状とす
ることができる。本発明の好適な実施形態において、最
適な形状は、図5〜9に示すような卵形状又は花びら形
状であることが見い出された。花びら形状が図11に示
され、寸法Dは花びら形状の長さを表し、寸法2dは花
びら形状の幅を表している。種々の寸法が試験され、最
良の結果は、グローブインサートの大きさに依存して得
られ、以下の大きさである。
ることができる。本発明の好適な実施形態において、最
適な形状は、図5〜9に示すような卵形状又は花びら形
状であることが見い出された。花びら形状が図11に示
され、寸法Dは花びら形状の長さを表し、寸法2dは花
びら形状の幅を表している。種々の寸法が試験され、最
良の結果は、グローブインサートの大きさに依存して得
られ、以下の大きさである。
【0037】 (表1) 試供体No. D(インチ) d(インチ) D(cm) d(cm) 1 5 1 12.70 2.54 2 4 1 10.06 2.54 3 4 1.5 10.06 3.81 4 3 1 7.72 2.54
【0038】快適性の実験は、27.9cm(11イン
チ)を越える手部分70の横断幅と、18.41cm
(7.25インチ)の股部分55から反対側の合わせ目
への幅とを有する大きなグローブインサートにとって、
最良結果は、試供体1及び2に対応する図8に示す二つ
の花びら形状部によって実現されることを示している。
24.13cm(9.5インチ)より小さな手部分70
の横断幅と、16.51cm(6.5インチ)より小さ
な股部分55から反対側の合わせ目への幅とを有する小
さなグローブインサートにとって、一方の空間部分75
は、試供体2に対応する花びら形状を有し、他方の空間
部分は、試供体4に対応する花びら形状を有した。
チ)を越える手部分70の横断幅と、18.41cm
(7.25インチ)の股部分55から反対側の合わせ目
への幅とを有する大きなグローブインサートにとって、
最良結果は、試供体1及び2に対応する図8に示す二つ
の花びら形状部によって実現されることを示している。
24.13cm(9.5インチ)より小さな手部分70
の横断幅と、16.51cm(6.5インチ)より小さ
な股部分55から反対側の合わせ目への幅とを有する小
さなグローブインサートにとって、一方の空間部分75
は、試供体2に対応する花びら形状を有し、他方の空間
部分は、試供体4に対応する花びら形状を有した。
【0039】図5〜9は、空間部分75がグローブイン
サート10の手のひら部72に位置すること示してい
る。空間部分75をグローブインサートの手の甲部74
に位置させることも可能である。
サート10の手のひら部72に位置すること示してい
る。空間部分75をグローブインサートの手の甲部74
に位置させることも可能である。
【0040】グローブインサートを形成するのに使用さ
れる積層布部材のWVTRの測定は、前述の試験を使用
して実施され、以下の結果が得られた。
れる積層布部材のWVTRの測定は、前述の試験を使用
して実施され、以下の結果が得られた。
【0041】 (表2) 源 構造 積層の数 WVTR /m2 24時間 ゴア社(独国フェルドキルヒェン) 不織布部材 3 9600 ジャパンゴアテックス社 不織布部材 3 8000 ゴア社(米国エルククリーク) DIRECT GRIP 3 5000 ゴア社(独国フェルドキルヒェン) DIRECT GRIP 3 6400
【0042】積層不織部材は、ePTFEの機能層の両
側に積層されたポリアミド(ジャパンゴアテックス社)
又はポリプロピレン(フェルドキルヒェンのゴア社)か
ら形成された不織布を有している。米国のDIRECT
GRIP積層部材は、ePTFEの機能層の一方側に
積層されたポリアミド不織布と、他方側に積層されたポ
リエステルのけば仕上げトリコットニットとを有してい
る。フェルドキルヒェンのDIRECT GRIP積層
部材は、ePTFEの機能層の一方側に積層されたポリ
プロピレン不織布と、他方側に積層されたポリエステル
のけば仕上げトリコットニットとを有している。これら
の布部材層は、本発明を限定するものではない。例え
ば、二成分糸が使用可能である。さらに、消火への適用
のために、PBI糸が使用可能である。これらの糸は、
編まれ、織られ、又は不織布であって良い。
側に積層されたポリアミド(ジャパンゴアテックス社)
又はポリプロピレン(フェルドキルヒェンのゴア社)か
ら形成された不織布を有している。米国のDIRECT
GRIP積層部材は、ePTFEの機能層の一方側に
積層されたポリアミド不織布と、他方側に積層されたポ
リエステルのけば仕上げトリコットニットとを有してい
る。フェルドキルヒェンのDIRECT GRIP積層
部材は、ePTFEの機能層の一方側に積層されたポリ
プロピレン不織布と、他方側に積層されたポリエステル
のけば仕上げトリコットニットとを有している。これら
の布部材層は、本発明を限定するものではない。例え
ば、二成分糸が使用可能である。さらに、消火への適用
のために、PBI糸が使用可能である。これらの糸は、
編まれ、織られ、又は不織布であって良い。
【0043】空間部分75は、二つの方法で形成可能で
ある。第一の方法は、前述したような寸法を有する少な
くとも一つの花びら形状パターンが、厚紙又は他の適当
な材料から切り取られ、要求される位置において第二布
部材30上に設置される。鉛筆、ペン、又は他の表示用
具を使用して、空間部分75の外形が第二布部材30の
表面上に写され、次に、花びら形状パターンは取り除か
れる。この外形を使用して、第二布部材30の空間部分
内の材料が切除可能である。第二布部材30は、次に、
グローブインサート10を形成するために、前述のよう
に第一布部材20へ接着される。空間部分75の縁部7
6,77は、次に、互いに接合され、前述したように密
閉される。
ある。第一の方法は、前述したような寸法を有する少な
くとも一つの花びら形状パターンが、厚紙又は他の適当
な材料から切り取られ、要求される位置において第二布
部材30上に設置される。鉛筆、ペン、又は他の表示用
具を使用して、空間部分75の外形が第二布部材30の
表面上に写され、次に、花びら形状パターンは取り除か
れる。この外形を使用して、第二布部材30の空間部分
内の材料が切除可能である。第二布部材30は、次に、
グローブインサート10を形成するために、前述のよう
に第一布部材20へ接着される。空間部分75の縁部7
6,77は、次に、互いに接合され、前述したように密
閉される。
【0044】図12に示すさらなる実施形態において、
グローブインサート10の手部分70に空間部分75を
形成するために、第一布部材20と第二布部材30と
は、空間部分75の形成以前に、周縁部において共に接
合される。次に、グローブインサート10の手部分70
に、ひだ150が形成され、このひだ150は、空間部
分の中央線を形成する。図12に示すように、例えば、
厚紙に形成された花びら形状パターン160もまた、そ
の中央線に沿って折られ、手部分70のひだ150に沿
って配置される。外側縁部170は、縫い合わせ目18
0を形成するためのガイドとして使用される。合わせ目
180が縫われた後に、花びら形状パターンは取り除か
れ、合わせ目180内の余剰材料は、図13に示すよう
に除去される。次に、合わせ目180は、前述したよう
に、防水化されるように密閉される。
グローブインサート10の手部分70に空間部分75を
形成するために、第一布部材20と第二布部材30と
は、空間部分75の形成以前に、周縁部において共に接
合される。次に、グローブインサート10の手部分70
に、ひだ150が形成され、このひだ150は、空間部
分の中央線を形成する。図12に示すように、例えば、
厚紙に形成された花びら形状パターン160もまた、そ
の中央線に沿って折られ、手部分70のひだ150に沿
って配置される。外側縁部170は、縫い合わせ目18
0を形成するためのガイドとして使用される。合わせ目
180が縫われた後に、花びら形状パターンは取り除か
れ、合わせ目180内の余剰材料は、図13に示すよう
に除去される。次に、合わせ目180は、前述したよう
に、防水化されるように密閉される。
【0045】製造されたグローブインサート10の合わ
せ目は、二分の間、0.21・10 5 Pa(0.21b
ar)で合わせ目の一方側へ水圧をかける接合部試験を
使用して試験された。漏れが合わせ目の他方側から発生
することはなかった。ゴア社の全体グローブ漏れ試験機
を使用して、0.14・105 Pa(0.14bar)
の空気圧がグローブインサート10の内側にかけられ、
空気の泡がグローブインサート10から発生することは
観察されなかった。
せ目は、二分の間、0.21・10 5 Pa(0.21b
ar)で合わせ目の一方側へ水圧をかける接合部試験を
使用して試験された。漏れが合わせ目の他方側から発生
することはなかった。ゴア社の全体グローブ漏れ試験機
を使用して、0.14・105 Pa(0.14bar)
の空気圧がグローブインサート10の内側にかけられ、
空気の泡がグローブインサート10から発生することは
観察されなかった。
【0046】製造されたグローブインサートは、カフス
部分80において縫い合わせることによって、又は接着
によって、又は、例えば、指要素42a〜42dの先端
においてグローブインサートの外側に、外郭15の内側
へ縫い付け可能なタブを設けることによって、グローブ
外郭15へ取り付け可能である。これは、図14に示さ
れている。
部分80において縫い合わせることによって、又は接着
によって、又は、例えば、指要素42a〜42dの先端
においてグローブインサートの外側に、外郭15の内側
へ縫い付け可能なタブを設けることによって、グローブ
外郭15へ取り付け可能である。これは、図14に示さ
れている。
【図1】本発明のグローブインサートの背面(手の甲
側)図である。
側)図である。
【図2】本発明のグローブインサートの正面(手のひら
側)図である。
側)図である。
【図3】積層布部材を示す図であり、(A)は二層構
造、(B)は三層構造である。
造、(B)は三層構造である。
【図4】空間部分を有するグローブインサートを示す図
である。
である。
【図5】グローブインサートにおける花びら形状パター
ンを示す図である。
ンを示す図である。
【図6】グローブインサートにおけるもう一つの花びら
形状パターンを示す図である。
形状パターンを示す図である。
【図7】グローブインサートにおけるさらにもう一つの
花びら形状パターンを示す図である。
花びら形状パターンを示す図である。
【図8】グローブインサートにおけるさらにもう一つの
花びら形状パターンを示す図である。
花びら形状パターンを示す図である。
【図9】グローブインサートにおける切断部と共に花び
ら形状パターンを示す図である。
ら形状パターンを示す図である。
【図10】密閉された花びら形状パターンを有するグロ
ーブインサートを示す図である。
ーブインサートを示す図である。
【図11】花びら形状パターンを示す図である。
【図12】グローブインサートのための製造方法の一例
を示す図である。
を示す図である。
【図13】図12の方法により製造された空間部分の詳
細を示す図である。
細を示す図である。
【図14】外郭へ挿入されるグローブインサートを示す
図である。
図である。
10…グローブインサート 20…第一布部材 30…第二布部材 40…指部分 50…親指部分 70…手部分 72…手のひら部 74…手の甲部 75…空間部分 80…カフス部分 104…周縁部分
Claims (32)
- 【請求項1】 第一布部材(20)と第二布部材(3
0)から形成されたグローブインサートであって、 指部分(40)と、 親指部分(50)と、 手のひら部(72)と手の甲部(74)とを有する手部
分(70)と、 カフス部分(80)と、 着用者が手を滑り込ませるための手入口部分(90)
と、 周縁部分(104)とを有し、 前記第一布部材(20)は前記周縁部(104)におい
て周縁部分合わせ目を形成するように前記第二布部材
(30)へ接合され、前記手部分(70)は少なくとも
一つの空間部分(75)を有し、前記空間部分は、 第一縁部(76)と、 第二縁部(77)とを有し、 前記第一縁部(76)は、空間部分合わせ目(78)を
形成するように前記第二縁部(77)に接合されるグロ
ーブインサート(10)。 - 【請求項2】 少なくとも一つの前記空間部分(75)
は前記手のひら部(72)に存在する請求項1に記載の
グローブインサート(10)。 - 【請求項3】 前記空間部分合わせ目(78)及び前記
周縁部分合わせ目(105)は、防水性である請求項1
に記載のグローブインサート(10)。 - 【請求項4】 前記空間部分合わせ目(78)は、少な
くとも0.07・105 Pa(0.07bar)の水透
過抵抗を有する請求項3に記載のグローブインサート
(10)。 - 【請求項5】 前記空間部分合わせ目(78)は、接着
によって形成されている請求項1に記載のグローブイン
サート(10)。 - 【請求項6】 前記空間部分合わせ目(78)は、溶着
によって形成されている請求項1に記載のグローブイン
サート(10)。 - 【請求項7】 前記空間部分合わせ目(78)は、縫い
合わせによって形成され、合わせ目密閉テープ(13
0,140)によって密閉されている請求項1に記載の
グローブインサート(10)。 - 【請求項8】 前記手部分(70)において、複数の前
記空間部分(75)が接合されている請求項1に記載の
グローブインサート(10)。 - 【請求項9】 接合される前記空間部分(75)は、前
記第二縁部(77)と前記第一縁部(76)との接合以
前において、花びら形状である請求項1に記載のグロー
ブインサート(10)。 - 【請求項10】 さらに、少なくとも一つの前記空間部
分(75)から前記カフス部分(80)を通り前記手入
口部分(90)における所定位置(95)へ形成されて
接合される切断部(100)を有する請求項1に記載の
グローブインサート(10)。 - 【請求項11】 切断部(100)の合わせ目は防水性
である請求項10に記載のグローブインサート(1
0)。 - 【請求項12】 前記切断部合わせ目(110)は、少
なくとも0.07・105 Pa(0.07bar)の水
透過抵抗を有する請求項11に記載のグローブインサー
ト(10)。 - 【請求項13】 前記切断部合わせ目(110)は、接
着によって形成されている請求項10に記載のグローブ
インサート(10)。 - 【請求項14】 前記切断部合わせ目(110)は、溶
着によって形成されている請求項10に記載のグローブ
インサート(10)。 - 【請求項15】 前記切断部合わせ目(110)は、合
わせ目密閉テープ(130)によって密閉されている請
求項10に記載のグローブインサート(10)。 - 【請求項16】 前記グローブインサート(10)は防
水性である請求項1に記載のグローブインサート(1
0)。 - 【請求項17】 前記グローブインサート(10)は、
少なくとも0.07・105 Pa(0.07bar)の
水透過抵抗を有する請求項1に記載のグローブインサー
ト(10)。 - 【請求項18】 前記グローブインサート(10)は、
少なくとも2.1・105 Pa(2.1bar)の水透
過抵抗を有する請求項17に記載のグローブインサート
(10)。 - 【請求項19】 前記グローブインサート(10)は水
蒸気透過性である請求項1に記載のグローブインサート
(10)。 - 【請求項20】 前記第一布部材(20)及び第二布部
材(30)の水蒸気透過抵抗(Ret)は、150m2
・Pa/Wより小さい請求項19に記載のグローブイン
サート(10)。 - 【請求項21】 前記第一布部材(20)及び第二布部
材(30)の水蒸気透過抵抗(Ret)は、20m2 ・
Pa/Wより小さい請求項19に記載のグローブインサ
ート(10)。 - 【請求項22】 前記第一布部材(20)及び第二布部
材(30)は、機能層(320)を有する積層布部材か
ら形成されている請求項1に記載のグローブインサート
(10)。 - 【請求項23】 前記機能層(320)は、ポリエステ
ル、ポリアミド、ポリプロピレン及びポリエチレンを含
むポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリケトン、ポリ
スルホン、ポリカーボネート、ポリテトラフルオルエチ
レン(PTFE)を含むフルオロポリマー、ポリアクリ
レート、ポリウレタン、コポリエーテルエステル、コポ
リエーテルアミドから成る一団の材料から選択される請
求項22に記載のグローブインサート(10)。 - 【請求項24】 前記機能層(320)は、延伸膨張ポ
リテトラフルオルエチレン(PTFE)である請求項2
2に記載のグローブインサート(10)。 - 【請求項25】 前記機能層(320)は、親水性ポリ
マーで被覆されている請求項24に記載のグローブイン
サート(10)。 - 【請求項26】 前記親水性ポリマーはポリウレタンで
ある請求項25に記載のグローブインサート(10)。 - 【請求項27】 前記積層布部材(300,310)
は、手側に布部材層(330)を有している請求項22
に記載のグローブインサート(10)。 - 【請求項28】 前記積層布部材(300,310)
は、外側に布部材層(340)を有している請求項22
に記載のグローブインサート(10)。 - 【請求項29】 前記指部分(40)は、四つの個別の
指要素(42a〜42d)を有している請求項1に記載
のグローブインサート(10)。 - 【請求項30】 前記指部分は、二つの個別の指要素を
有している請求項1に記載のグローブインサート(1
0)。 - 【請求項31】 前記指部分(40)は、ミトン要素か
ら成る請求項1に記載のグローブインサート(10)。 - 【請求項32】 外郭(15)と請求項1に記載のグロ
ーブインサート(10)とから形成されるグローブ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP98113248A EP0972459A1 (en) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | Glove insert |
EP98113248:3 | 1998-07-16 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000073211A true JP2000073211A (ja) | 2000-03-07 |
Family
ID=8232285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20288099A Pending JP2000073211A (ja) | 1998-07-16 | 1999-07-16 | グロ―ブインサ―ト |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0972459A1 (ja) |
JP (1) | JP2000073211A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008144297A (ja) * | 2006-12-08 | 2008-06-26 | Asahi Kasei Fibers Corp | 縫製手袋 |
JP2016204802A (ja) * | 2015-04-21 | 2016-12-08 | ミドリ安全株式会社 | 2枚重ね装着手袋 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7062791B2 (en) * | 2002-02-01 | 2006-06-20 | Danny Gold | Pre-curved gunn cut gloves |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI51265C (fi) * | 1974-05-15 | 1976-12-10 | Birger Huhta | Käsine |
US4017907A (en) * | 1976-03-03 | 1977-04-19 | Margolis Hyman J | Sanitary hand covering with shaping fasteners |
US4245357A (en) * | 1979-05-15 | 1981-01-20 | Marmon Company | Curved glove construction |
US5560044A (en) * | 1995-03-29 | 1996-10-01 | W. L. Gore & Associates, Inc. | Hand covering |
-
1998
- 1998-07-16 EP EP98113248A patent/EP0972459A1/en not_active Withdrawn
-
1999
- 1999-07-16 JP JP20288099A patent/JP2000073211A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008144297A (ja) * | 2006-12-08 | 2008-06-26 | Asahi Kasei Fibers Corp | 縫製手袋 |
JP2016204802A (ja) * | 2015-04-21 | 2016-12-08 | ミドリ安全株式会社 | 2枚重ね装着手袋 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0972459A1 (en) | 2000-01-19 |
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