JP2000070871A - スポンジ付きシャワー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来車体やガラス戸を掃除するときは、先ずシ
ャワーやホースで回りに水を撒き散らしながら水洗し、
その後さらに雑巾等で水洗で取りきれない汚れを拭き取
らなければならなかった。また通水できる洗浄ブラシも
あったがブラシでこすっても汚れは完全には取れず乗用
車等のデリケートな塗装面には傷が付くので使えなかっ
た。しかしこのスポンジ付きシャワーで洗浄すれば水洗
と拭き取りが同時に行え、回りに水しぶきを飛ばすこと
な無く、掃除による塗装面えのダメージも最小限に押さ
えることができる。 【解決手段】シャワーのノズル（３）に、噴出した水を
通す穴（２）を多数貫通させたスポンジ（１）を取り付
けた。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は車体や建物のガラス戸を洗うときに使用する
シャワーと、拭き取りをするスポンジの両方の機能を持
たせた洗浄用具である。従来車体やガラス戸を洗うとき
は、まずシャワー等の水で表面のほこりを洗い流してか
ら残った汚れをスポンジや雑巾で拭き取っていた。また
通水させて使う洗浄ブラシもあるが、乗用車のボデー等
の滑らかな塗装面では毛先で傷がつくので使われなかっ
た。車体やガラス戸に付いた汚れは高圧の水流でも完全
には取れず、水洗のあとでスポンジや雑巾で残った汚れ
を拭き取らなければならず手間がかかりめんどうであっ
た。この発明はこれらの欠点を解決するために、シャワ
ーのノズル（３）にノズルから吹き出た水がそのままの
勢いで出るようにノズル口の位置に合わせた穴（２）を
多数開けたスポンジ（１）を取り付けた。このスポンジ
付きシャワーを使うときはまずつないだホースに通水さ
せ、パイプ（４）を手で持ち洗浄面を撫でながら移動さ
せればよい。ノズル（３）から絶えずスポンジ（１）の
表面に水が供給されるのでスポンジ（１）は軽く滑るよ
うに動き、おちた汚れや細かい粒子は水により絶えず洗
い流される。このためふき取り作業による傷も最小限に
押さえることができる。このスポンジ付きシャワーは水
洗とふき取りを同時に行えるので掃除の時間と手間が短
縮される。またスポンジをノズル部で上から押しつけれ
ばスポンジに含まれた水が切れるので、ホースを外せば
洗浄後の水のふき取り用具にも使用できる。本発明の実
施例には次のようなものがある。

（イ）パイプ（４）の一部に水量調節弁を設ける。

（ロ）パイプ（４）の把手部を振出竿のように２重にし
て、伸縮式にする。

（ハ）本体の一部に洗剤入り容器を取り付ける。

（ニ）パイプ（４）とノズル（３）を可動式に取り付け
る。

（ホ）ノズル（３）とスポンジ（１）を着脱式にして、
洗う対象物によりスポンジの種類を変えられるようにす
る。

（ヘ）ホースとシャワーをワンタッチで着脱できるよう
にし、本シャワーを水洗後の水切り用具として使用した
りまた他のシャワーとも簡単に取りかえられるようにす
る。

（ト）スポンジ（１）の上半分を独立した気泡のスポン
ジを用い水を吸わないようにし、下半分には水を吸うス
ポンジを使えば、直立面の洗浄時にスポンジからの水だ
れを少なくできる。

（チ）広いガラス面の洗浄用に、ノズル（３）とスポン
ジ（１）を細長くして一度に広い面積が洗えるようにす
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の斜視図、一部断面図

【符号の説明】

１ スポンジ ２ 穴 ３ ノズル ４ パイプ
５ ホース

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 シャワーのノズル（３）に、ノズル
   （３）より噴出した水を通す穴（２）を多数貫通させた
   スポンジ（１）を取り付けたスポンジ付きシャワー