JP2000070654A - 低酸素訓練装置 - Google Patents
低酸素訓練装置Info
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- JP2000070654A JP2000070654A JP10245180A JP24518098A JP2000070654A JP 2000070654 A JP2000070654 A JP 2000070654A JP 10245180 A JP10245180 A JP 10245180A JP 24518098 A JP24518098 A JP 24518098A JP 2000070654 A JP2000070654 A JP 2000070654A
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B2213/00—Exercising combined with therapy
- A63B2213/005—Exercising combined with therapy with respiratory gas delivering means, e.g. O2
- A63B2213/006—Exercising combined with therapy with respiratory gas delivering means, e.g. O2 under hypoxy conditions, i.e. oxygen supply subnormal
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】低酸素訓練装置の室内の酸素濃度が、設備の故
障により危険な低酸素濃度になることを防止する。 【解決手段】常時外部空気を換気口3より供給している
低酸素室1内(室内)空気を、分離膜を用いた低酸素空
気発生装置2に導入し、高酸素濃度空気A1と低酸素濃
度空気A2に分離し、この低酸素濃度空気A2を室内に
還流させると共に、高酸素濃度空気A1を室内に放出す
るための通気孔12と外部へ排出するための排気口4を
備えた排出ボックス9に集め、高酸素濃度空気A1を排
出する排気ファン5の回転数を酸素濃度計10及び調節
計11により制御すると、排出ボックス9内の圧力が変
化し、通気孔12を通過する高酸素濃度空気A1量が変
化し室内の空気を一定の低酸素濃度に保持することがで
き、排気ファン5が停止しても排出ボックス9内の通気
孔12を通して高酸素濃度空気A1が室内に還流され室
内空気とミキシングするので、室内空気が危険レベルの
低酸素濃度まで低下することを防止できる。
障により危険な低酸素濃度になることを防止する。 【解決手段】常時外部空気を換気口3より供給している
低酸素室1内(室内)空気を、分離膜を用いた低酸素空
気発生装置2に導入し、高酸素濃度空気A1と低酸素濃
度空気A2に分離し、この低酸素濃度空気A2を室内に
還流させると共に、高酸素濃度空気A1を室内に放出す
るための通気孔12と外部へ排出するための排気口4を
備えた排出ボックス9に集め、高酸素濃度空気A1を排
出する排気ファン5の回転数を酸素濃度計10及び調節
計11により制御すると、排出ボックス9内の圧力が変
化し、通気孔12を通過する高酸素濃度空気A1量が変
化し室内の空気を一定の低酸素濃度に保持することがで
き、排気ファン5が停止しても排出ボックス9内の通気
孔12を通して高酸素濃度空気A1が室内に還流され室
内空気とミキシングするので、室内空気が危険レベルの
低酸素濃度まで低下することを防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高山登山訓練など
に必要とする一定の低酸素濃度空気を満たした環境空間
を備えた低酸素訓練装置に関する。
に必要とする一定の低酸素濃度空気を満たした環境空間
を備えた低酸素訓練装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の低酸素訓練装置は、窒素富化膜の
ような分離膜に空気を通すことによって窒素富化空気を
得る窒素ガス発生器あるいは窒素ボンベなどの窒素ガス
発生器を室外に設置し、これらから得られる窒素ガスを
室内に導入し、その流量を調節することにより室内空気
を低酸素濃度に保持できるように構成されている。
ような分離膜に空気を通すことによって窒素富化空気を
得る窒素ガス発生器あるいは窒素ボンベなどの窒素ガス
発生器を室外に設置し、これらから得られる窒素ガスを
室内に導入し、その流量を調節することにより室内空気
を低酸素濃度に保持できるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の低酸素訓練装置
は以上のように構成されているが、窒素導入設備の故障
(例えば、バルブが全開したままである)等により、窒
素ガス発生器から室内への窒素導入が停止できなくなる
と、室内の酸素濃度が極度に低下し訓練者が危険な状態
に置かれることがあるという重大な欠陥があった。本発
明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、
窒素ガスを外部より導入する必要がなくて、制御機器が
故障しても危険な低酸素濃度空気状態に置かれることの
ない低酸素訓練装置を提供することを目的とする。
は以上のように構成されているが、窒素導入設備の故障
(例えば、バルブが全開したままである)等により、窒
素ガス発生器から室内への窒素導入が停止できなくなる
と、室内の酸素濃度が極度に低下し訓練者が危険な状態
に置かれることがあるという重大な欠陥があった。本発
明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、
窒素ガスを外部より導入する必要がなくて、制御機器が
故障しても危険な低酸素濃度空気状態に置かれることの
ない低酸素訓練装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、一定の低酸素濃度で訓練す
るための低酸素室と、その内部空気を高酸素濃度空気と
低酸素濃度空気に分離するための分離膜を備え、該低酸
素濃度空気を前記低酸素室に放出する低酸素空気発生装
置と、前記高酸素濃度空気を集め、その一部を低酸素室
内に放出するための通気孔と外部に放出するための排気
口を設けた容量タンクと、前記排気口の近傍に配設さ
れ、回転数の増減により高酸素濃度空気の外部排出量を
増減する排気ファンと、低酸素室内の酸素濃度を検出す
る酸素濃度計と、酸素濃度偏差信号に基づいて、排気フ
ァンの回転数を制御し前記低酸素室内の酸素濃度を調節
する調節計とからなることを特徴とする。
め、請求項1記載の発明は、一定の低酸素濃度で訓練す
るための低酸素室と、その内部空気を高酸素濃度空気と
低酸素濃度空気に分離するための分離膜を備え、該低酸
素濃度空気を前記低酸素室に放出する低酸素空気発生装
置と、前記高酸素濃度空気を集め、その一部を低酸素室
内に放出するための通気孔と外部に放出するための排気
口を設けた容量タンクと、前記排気口の近傍に配設さ
れ、回転数の増減により高酸素濃度空気の外部排出量を
増減する排気ファンと、低酸素室内の酸素濃度を検出す
る酸素濃度計と、酸素濃度偏差信号に基づいて、排気フ
ァンの回転数を制御し前記低酸素室内の酸素濃度を調節
する調節計とからなることを特徴とする。
【0005】本発明の低酸素訓練装置は上記のように構
成されており、排気ファンが停止しても、容量タンク内
の高酸素濃度空気は低酸素室内に戻され、低酸素濃度空
気とミキシングされるので、構成機器の故障により室内
の低酸素濃度が危険なレベルに到達することのない低酸
素訓練装置を得ることができる。
成されており、排気ファンが停止しても、容量タンク内
の高酸素濃度空気は低酸素室内に戻され、低酸素濃度空
気とミキシングされるので、構成機器の故障により室内
の低酸素濃度が危険なレベルに到達することのない低酸
素訓練装置を得ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、実施例により本発明を詳細
に説明する。図1は本発明による低酸素訓練装置の概略
構成図である。図に示すように、低酸素訓練装置は低酸
素濃度空気中で訓練を行うのに必要な空間を有する低酸
素室1(以後、室と略称する)内に、室内空気を取り込
み低酸素濃度空気A2と高酸素濃度空気A1に分離し、
低酸素濃度空気A2を室内に還流させると共に高酸素濃
度空気A1を排出ボックス9に放出する低酸素空気発生
装置2と、外部空気を取り入れるための換気口3と、前
記排出ボックス9内の高酸素濃度空気A1を外部に排出
させるための排気口4及び排気ファン5から構成されて
いる。
に説明する。図1は本発明による低酸素訓練装置の概略
構成図である。図に示すように、低酸素訓練装置は低酸
素濃度空気中で訓練を行うのに必要な空間を有する低酸
素室1(以後、室と略称する)内に、室内空気を取り込
み低酸素濃度空気A2と高酸素濃度空気A1に分離し、
低酸素濃度空気A2を室内に還流させると共に高酸素濃
度空気A1を排出ボックス9に放出する低酸素空気発生
装置2と、外部空気を取り入れるための換気口3と、前
記排出ボックス9内の高酸素濃度空気A1を外部に排出
させるための排気口4及び排気ファン5から構成されて
いる。
【0007】前記低酸素空気発生装置2は室内空気を取
り込んで圧縮するコンプレッサ6と、空気中の塵や油カ
スなどの微粒子を除去するフィルタ7と、それらを通過
した空気から窒素ガス成分を分離透過させる分離膜によ
って、室内空気より酸素ガス成分の比率の低い低酸素濃
度空気A2と室内空気より酸素ガス成分の比率の高い高
酸素濃度空気A1に分離するためのN2セパレータ8
と、該N2セパレータ8から得られる高酸素濃度空気A
1をためる排出ボックス9と、室内の酸素濃度を検出す
る酸素濃度計10と、必要な酸素濃度を設定し前記酸素
濃度計10の信号との差に比例して排気ファン5の回転
数を変えるための制御信号を出力する調節計11から構
成されている。
り込んで圧縮するコンプレッサ6と、空気中の塵や油カ
スなどの微粒子を除去するフィルタ7と、それらを通過
した空気から窒素ガス成分を分離透過させる分離膜によ
って、室内空気より酸素ガス成分の比率の低い低酸素濃
度空気A2と室内空気より酸素ガス成分の比率の高い高
酸素濃度空気A1に分離するためのN2セパレータ8
と、該N2セパレータ8から得られる高酸素濃度空気A
1をためる排出ボックス9と、室内の酸素濃度を検出す
る酸素濃度計10と、必要な酸素濃度を設定し前記酸素
濃度計10の信号との差に比例して排気ファン5の回転
数を変えるための制御信号を出力する調節計11から構
成されている。
【0008】前記排出ボックス9には通気孔12が設け
られており、排出ボックス9内の圧力P2と室内空気圧
力P1の差(=P2−P1)が大きいほど排出ボックス
9内の高酸素濃度空気A1は室内側に多く流出する。図
2は前記N2セパレータ8の構成例を示したものであ
る。図2に示すようにN2セパレータ8は円筒状の分離
膜からなる内管8aと、その外側に二重管状に配設され
た導出口8c付きの外管8b及び蓋8dから構成されて
いる。このN2セパレータ8の内管8aに空気を通す
と、導出口8cから低酸素濃度空気A2が内管8aを通
過して高酸素濃度空気A1がそれぞれ得られる。
られており、排出ボックス9内の圧力P2と室内空気圧
力P1の差(=P2−P1)が大きいほど排出ボックス
9内の高酸素濃度空気A1は室内側に多く流出する。図
2は前記N2セパレータ8の構成例を示したものであ
る。図2に示すようにN2セパレータ8は円筒状の分離
膜からなる内管8aと、その外側に二重管状に配設され
た導出口8c付きの外管8b及び蓋8dから構成されて
いる。このN2セパレータ8の内管8aに空気を通す
と、導出口8cから低酸素濃度空気A2が内管8aを通
過して高酸素濃度空気A1がそれぞれ得られる。
【0009】なお、このN2セパレータ8に用いられる
分離膜には、例えば空気から窒素富化空気を得るのに用
いる窒素富化膜や空気から酸素富化空気を得るのに用い
られる酸素富化膜などを使用することができるが、その
他多孔質膜前後の圧力差で生じる細孔内拡散現象や非多
孔質膜前後の濃度差で生じる溶解拡散現象を利用した分
離膜を使用することもできる。
分離膜には、例えば空気から窒素富化空気を得るのに用
いる窒素富化膜や空気から酸素富化空気を得るのに用い
られる酸素富化膜などを使用することができるが、その
他多孔質膜前後の圧力差で生じる細孔内拡散現象や非多
孔質膜前後の濃度差で生じる溶解拡散現象を利用した分
離膜を使用することもできる。
【0010】上記のように構成された低酸素訓練装置の
室内における酸素濃度の制御は次のようにして行われ
る。当初、室内に導入されている空気の組成は酸素21
%、窒素78%であるが、N2セパレータ8の分離膜に
酸素に比べ窒素に対して透過率が高いものを使用してい
るため、コンプレッサ6及びフィルタ7を通過した空気
の内、分離膜を透過した空気は低酸素濃度空気A2とな
り室内に還流される。この経路を室内空気が循環するこ
とにより、室内の空気の酸素濃度は徐々に低下する。
室内における酸素濃度の制御は次のようにして行われ
る。当初、室内に導入されている空気の組成は酸素21
%、窒素78%であるが、N2セパレータ8の分離膜に
酸素に比べ窒素に対して透過率が高いものを使用してい
るため、コンプレッサ6及びフィルタ7を通過した空気
の内、分離膜を透過した空気は低酸素濃度空気A2とな
り室内に還流される。この経路を室内空気が循環するこ
とにより、室内の空気の酸素濃度は徐々に低下する。
【0011】一方、内管8aを通過する間に窒素成分を
減じた高酸素濃度空気A1は排出ボックス9にためら
れ、該排出ボックス9内の圧力P2は室内圧力P1に対
して徐々に上昇し、通気孔12を通って室内側に流出す
るので室内の空気の酸素濃度は上昇する。そして、室内
の酸素濃度が調節計11の設定値よりも高くなるほど調
節計11は排気ファン5の回転数を上げる信号を出力す
る。その結果、排気ボックス9内の高酸素濃度空気A1
は外部へ排出され、該排出ボックス9内の圧力P2は下
がり室内へ流出する高酸素濃度空気A1が減少するた
め、室内の空気の酸素濃度が下がり調節計11の設定値
にバランスした酸素濃度に保たれる。なお、排出される
酸素量と室内で消耗した酸素量を補充するため、換気口
3より外部空気が導入される。
減じた高酸素濃度空気A1は排出ボックス9にためら
れ、該排出ボックス9内の圧力P2は室内圧力P1に対
して徐々に上昇し、通気孔12を通って室内側に流出す
るので室内の空気の酸素濃度は上昇する。そして、室内
の酸素濃度が調節計11の設定値よりも高くなるほど調
節計11は排気ファン5の回転数を上げる信号を出力す
る。その結果、排気ボックス9内の高酸素濃度空気A1
は外部へ排出され、該排出ボックス9内の圧力P2は下
がり室内へ流出する高酸素濃度空気A1が減少するた
め、室内の空気の酸素濃度が下がり調節計11の設定値
にバランスした酸素濃度に保たれる。なお、排出される
酸素量と室内で消耗した酸素量を補充するため、換気口
3より外部空気が導入される。
【0012】万一、構成機器のうち故障が起きる可能性
がある回転部を有したコンプレッサ6及び排気ファン
5、あるいは電子部品を使用している酸素濃度計10及
び調節計11が故障した場合でも、室内酸素濃度は次の
ように安全範囲に保たれる。すなわち、排気ファン5が
回転停止した場合には、排出ボックス9内の圧力P2が
上昇し、通気孔12を通って室内に流入し室内空気とミ
キシングする高酸素濃度空気A1が増加するため、酸素
濃度の低下が抑制される。また、コンプレッサ6の作動
が停止した場合には、室内の酸素濃度が設定値より低く
なると、調節計11は排気ファン5を停止させる信号を
出し排気ファン5を停止させ、室内には換気口3を通し
て外部空気が供給されているため、それ以上の酸素濃度
の低下が抑制される。
がある回転部を有したコンプレッサ6及び排気ファン
5、あるいは電子部品を使用している酸素濃度計10及
び調節計11が故障した場合でも、室内酸素濃度は次の
ように安全範囲に保たれる。すなわち、排気ファン5が
回転停止した場合には、排出ボックス9内の圧力P2が
上昇し、通気孔12を通って室内に流入し室内空気とミ
キシングする高酸素濃度空気A1が増加するため、酸素
濃度の低下が抑制される。また、コンプレッサ6の作動
が停止した場合には、室内の酸素濃度が設定値より低く
なると、調節計11は排気ファン5を停止させる信号を
出し排気ファン5を停止させ、室内には換気口3を通し
て外部空気が供給されているため、それ以上の酸素濃度
の低下が抑制される。
【0013】一方、電子部品を使用した酸素濃度計10
や調節計11が故障した場合には、排気ファンが最大回
転数で回転しつづける場合が起こりうるが、最大回転数
においても危険酸素濃度に抑えられるよう、予めN2セ
パレータ8、排出ボックス9及び排気ファン5の能力及
び形状を決めておくことにより、室内空気の危険酸素濃
度への酸素濃度の低下を防止することができる。その他
の構成機器の故障は、定期点検時に予め交換部品を取り
替えておくことにより防ぐことができる。上記のような
構成を用いた低酸素訓練装置は、故障の可能性がある構
成機器が万一故障しても、室内空気が訓練者にとって危
険な酸素濃度まで低下することはない。なお、N2セパ
レータ8の実施例として二重管構造のものを示したが、
種々の変形を用いることができる。例えば、分離速度を
上げる必要がある場合には、内管8aにスパイラル構造
(図示省略)のものを用いてもよい。
や調節計11が故障した場合には、排気ファンが最大回
転数で回転しつづける場合が起こりうるが、最大回転数
においても危険酸素濃度に抑えられるよう、予めN2セ
パレータ8、排出ボックス9及び排気ファン5の能力及
び形状を決めておくことにより、室内空気の危険酸素濃
度への酸素濃度の低下を防止することができる。その他
の構成機器の故障は、定期点検時に予め交換部品を取り
替えておくことにより防ぐことができる。上記のような
構成を用いた低酸素訓練装置は、故障の可能性がある構
成機器が万一故障しても、室内空気が訓練者にとって危
険な酸素濃度まで低下することはない。なお、N2セパ
レータ8の実施例として二重管構造のものを示したが、
種々の変形を用いることができる。例えば、分離速度を
上げる必要がある場合には、内管8aにスパイラル構造
(図示省略)のものを用いてもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明の低酸素訓練装置は上記のように
構成されており、高酸素濃度空気と低酸素濃度空気を分
離する装置を室内に設置し、高酸素濃度空気を室外に排
除し室内へ還流する高酸素濃度空気を調節することによ
り、排気ファンが停止しても、排出ボックス内の高酸素
濃度空気は低酸素室内に戻され、低酸素濃度空気とミキ
シングされるので、構成機器が故障しても室内の酸素濃
度を安全なレベルに止めることができる。
構成されており、高酸素濃度空気と低酸素濃度空気を分
離する装置を室内に設置し、高酸素濃度空気を室外に排
除し室内へ還流する高酸素濃度空気を調節することによ
り、排気ファンが停止しても、排出ボックス内の高酸素
濃度空気は低酸素室内に戻され、低酸素濃度空気とミキ
シングされるので、構成機器が故障しても室内の酸素濃
度を安全なレベルに止めることができる。
【図1】本発明の低酸素訓練装置の概略構成図である。
【図2】本発明のに用いられるN2セパレータの概略構
造図である。
造図である。
1・・・低酸素室 2・・・低酸素空気発生装置 3・・・換気口 4・・・排気口 5・・・排気ファン 6・・・コンプレッサ 7・・・フィルタ 8・・・N2セパレータ 8a・・・内管 8b・・・外管 8c・・・導出口 8d・・・蓋 9・・・排出ボックス 10・・・酸素濃度計 11・・・調節計 12・・・通気孔 A1・・・高酸素濃度空気 A2・・・低酸素濃度空気
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D006 GA41 GA42 HA22 JA51A KA01 KB14 KE06Q KE13P KE13Q KE23Q KE30Q PA02 PB17 PB62 PB63 PC71 PC80
Claims (1)
- 【請求項1】一定の低酸素濃度で訓練するための低酸素
室と、その内部空気を高酸素濃度空気と低酸素濃度空気
に分離するための分離膜を備え、該低酸素濃度空気を前
記低酸素室に放出する低酸素空気発生装置と、前記高酸
素濃度空気を集め、その一部を低酸素室内に放出するた
めの通気孔と外部に放出するための排気口を設けた容量
タンクと、前記排気口の近傍に配設され、回転数の増減
により高酸素濃度空気の外部排出量を増減する排気ファ
ンと、低酸素室内の酸素濃度を検出する酸素濃度計と、
酸素濃度偏差信号に基づいて、排気ファンの回転数を制
御し前記低酸素室内の酸素濃度を調節する調節計とから
なることを特徴とする低酸素訓練装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10245180A JP2000070654A (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | 低酸素訓練装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10245180A JP2000070654A (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | 低酸素訓練装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000070654A true JP2000070654A (ja) | 2000-03-07 |
Family
ID=17129813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10245180A Pending JP2000070654A (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | 低酸素訓練装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000070654A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005061060A1 (ja) * | 2002-12-24 | 2005-07-07 | Yukichika Kawakami | 減圧室 |
KR100780448B1 (ko) | 2006-12-18 | 2007-11-28 | 이창희 | 저산소 적응훈련실 |
JP2013108712A (ja) * | 2011-11-24 | 2013-06-06 | Central Research Institute Of Electric Power Industry | 恒温恒湿装置 |
JP2015037446A (ja) * | 2010-12-10 | 2015-02-26 | 有限会社ヤマナカ | 気圧トレーニング装置及び方法 |
JP2016077685A (ja) * | 2014-10-20 | 2016-05-16 | 日本気圧バルク工業株式会社 | 高圧低圧ルーム |
JP2018117728A (ja) * | 2017-01-23 | 2018-08-02 | Gmoインターネット株式会社 | 環境模擬装置 |
CN111589066A (zh) * | 2019-02-20 | 2020-08-28 | 爱斯佩克株式会社 | 低氧空气供给装置和训练装置 |
CN112325435A (zh) * | 2019-08-02 | 2021-02-05 | 爱斯佩克株式会社 | 空气供应装置 |
-
1998
- 1998-08-31 JP JP10245180A patent/JP2000070654A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100462060C (zh) * | 2002-12-23 | 2009-02-18 | 川上进盟 | 减压室 |
WO2005061060A1 (ja) * | 2002-12-24 | 2005-07-07 | Yukichika Kawakami | 減圧室 |
KR100780448B1 (ko) | 2006-12-18 | 2007-11-28 | 이창희 | 저산소 적응훈련실 |
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