JP2000069534A - 衛星通信システム用の加入者ユニットハンドオフ方法 - Google Patents

衛星通信システム用の加入者ユニットハンドオフ方法

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JP2000069534A
JP2000069534A JP22866099A JP22866099A JP2000069534A JP 2000069534 A JP2000069534 A JP 2000069534A JP 22866099 A JP22866099 A JP 22866099A JP 22866099 A JP22866099 A JP 22866099A JP 2000069534 A JP2000069534 A JP 2000069534A
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power measurement
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JP22866099A
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Travis Jones R
アール・トラビス・ジョーンズ
A Burashiaku Dariuz
ダリウズ・エー・ブラシアク
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衛星通信システム100においてハンドオフ
候補ビームのパワーを測定する方法を提供する。 【解決手段】 ハンドオフ候補リストは、システムによ
って加入者ユニット112に送信される。加入者ユニッ
トにおいて、ハンドオフ候補はパワー測定機会に割り当
てられ(616)、優先度が与えられる(704,71
0,714)。候補のパワー測定が加入者ユニットによ
って行われた後、その候補の優先度はリセットされる
(808)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、衛星通信シス
テムに関する。さらに詳しくは、本発明は、衛星通信シ
ステムで用いられる加入者ユニット用のハンドオフ方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ワイヤレス通信システムは、無
線周波数(RF)通信を介して一つまたはそれ以上の基
地局と通信する複数の加入者ユニットからなる。地上セ
ルラ・システムでは、基地局は固定であり、加入者ユニ
ットは移動可能である。ある衛星通信システムでは、衛
星は基地局として動作し、移動しているのに対し、加入
者ユニットは固定あるいは移動可能でもよい。
【0003】衛星通信システムでは、地球の表面または
表面付近に位置する加入者ユニットまたは無線電話(本
明細書では「SU」ともいう)は、RFエネルギを介し
て、地球を周回する一つまたはそれ以上の衛星と通信す
る。このシステムにおける各衛星(本明細書では「S
V」ともいう)は、地表の所定の地理的エリアに音声お
よびデータ・サービスを提供する。衛星間の加入者ユニ
ットからのハンドオフが必要になる。
【0004】非静止軌道衛星(non-geosynchronous eart
h orbit satellite)は軌道上を移動するので、各衛星に
伴うサービス・エリアも地表上を移動する。地球上空7
65kmを周回する衛星を有する一例としてのシステム
では、サービス・エリアは約25km/時で地表上を移
動する。衛星が加入者ユニットに対して移動し、また加
入者ユニットが移動すると、加入者ユニットとの通信
は、加入者ユニットが自局の位置するエリアを担当する
衛星との通信を維持するように、一つの衛星から次の衛
星に渡される。
【0005】ある衛星通信システムでは、各衛星は、そ
れぞれが衛星のサービス・エリアのサブエリアを担当す
る多数のビームを利用して通信する。衛星が移動する
と、加入者ユニットは衛星との通信を維持するために、
ビームからビームに通信をハンドオフできる。
【0006】ハンドオフを行うべきかを判断するため、
加入者ユニットはハンドオフ候補ビームを評価しなけれ
ばならない。これらのビームは現衛星からでも(「SV
内 (intra-SV)」、あるいは別の衛星から(「SV間 (i
nter-SV)」)でもよい。距離差のため、SV間ビームお
よびSV内ビームのタイミングはかなり異なることがあ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、当技術分野に
おいて、衛星通信システムにてハンドオフ候補を評価す
るための方法が必要とされる。
【0008】
【実施例】新規と考えられる本発明の特徴は、特許請求
の範囲において具体的に規定する。本発明は、その更な
る目的および効果とともに、添付の図面について以下の
説明を参照することによって最も理解されよう。ただ
し、いくつかの図面を通じて、同様な参照番号は同一の
要素を表すものとする。
【0009】図1を参照して、衛星通信システム100
の概略図を示す。図示の実施例では、複数の衛星(スペ
ース・ビークル(space vehicle)またはSVともいう)
102は、地球104の回りの比較的低い極軌道にあ
る。極軌道は、図1では点線で示される。例えば、衛星
102が地球104の上空約765km上の軌道にある
場合、上空の衛星102は地球104の表面上のある点
に対して約25,000km/時のスピードで移動す
る。これにより、衛星102は、最大約7分間だけ地球
104の表面のある点の視界内に入る。衛星102の比
較的低い軌道のため、任意の一つの衛星からの見通し線
電磁伝送(line-of-sight electromagnetic transmissio
n)は、任意の時点で地球104の比較的小さなエリアを
カバーする。例えば、衛星102が地球の約765km
上空の軌道を占める場合、このような伝送は直径約40
75kmのエリアをカバーする。さらに、衛星102は
好ましくは指向性アンテナを搭載し、それによりこのエ
リアはさらに小さいセルに分割される。図示の実施例で
は、衛星からの伝送は48本のスポット・ビームまたは
ビームに分割される。図1に示すように、衛星102
は、衛星102の集合全体が地球104全体を連続的に
カバーするように、好ましくは軌道上にある。
【0010】さらに、衛星通信システム100は、一つ
またはそれ以上の中央交換局(「ゲートウェイ」ともい
う)106を含む。ゲートウェイ106は地球104の
表面上にあり、無線周波数(RF)通信リンク108を
介して近傍の衛星102とデータ通信を行う。また、衛
星102は、データ通信リンク110を介して互いにデ
ータ通信を行う。従って、衛星102の集合を介して、
ゲートウェイ106は地球104の任意のサイズの領域
に配信される通信を制御できる。ゲートウェイ106
は、公衆通信交換網(図示せず)に結合し、この通信網
を介してシステム100の加入者に対する発呼の要求を
受信できる。各ゲートウェイ106は、このゲートウェ
イ106に関連する地球104の領域に位置すると思わ
れる加入者に対する発呼要求を受信する。図1は、便宜
上、一つのゲートウェイ106のみを示す。ただし、当
業者であれば、地球104の任意の数の領域に関連して
任意の数のゲートウェイ106を採用できることが理解
されよう。各ゲートウェイ106は、実質的に本明細書
で説明するように動作する。
【0011】また、衛星通信システム100は、多数の
加入者ユニット112を含む。加入者ユニット112
は、それぞれがトランシーバを内蔵する無線電話とし
て、あるいはそれぞれが受信機のみを内蔵するページャ
として構成でき、また他の固定装置または携帯装置内に
内蔵してもよい。加入者ユニット112は、上空の衛星
102と通信し、以下で説明する他の機能を実行するよ
うに構成される。図示の実施例では、加入者ユニット1
12の少なくとも一部は携帯可能であり、充電式バッテ
リによって給電される。加入者ユニット112のユーザ
への便宜を最大にするため、加入者ユニット112はバ
ッテリ充電の間の時間を最大にするようにバッテリ消費
を最小限に抑える。また、ユーザ便宜を最大にするた
め、加入者ユニットはできるだけ小型軽量化される。
【0012】衛星102からの通信は、通信リンク11
4を介して加入者ユニットにて受信される。本発明の図
示の実施例では、通信リンク114は、実質的に見通し
線通信に対応したRF周波数を利用する。通信リンク1
14は、二重(duplex)通信リンクおよび単信(simplex)
通信リンクの両方を含む。すなわち、通信は衛星102
から加入者ユニット112に2方向で移動する。通信リ
ンク114は一般に時分割多元接続リンクであり、周波
数チャネルは、チャネル上でタイムスロットが割り当て
られた加入者ユニット間で共有される。通信リンク11
4上の通信は複数のタイムスロットに分割され、各加入
者ユニット112には、衛星102と通信するためにダ
ウンリンク・タイムスロットおよびアップリンク・タイ
ムスロットが割り当てられる。衛星は、加入者ユニット
112が衛星タイミングと加入者ユニット・タイミング
を同期できるように、同期バーストを与える。リンクの
長さのため、またリンクの長さのばらつきのため、リン
ク上にかなりの伝搬遅延が生じ、この伝搬遅延は、衛星
102が地平(horizon)から遠地点(apogee)に移動し、
また地平に戻るので、大きなばらつきがある。
【0013】図2は、地表上に通信ビームを投影する隣
接した衛星によって形成されるセルラ・パターン、すな
わちセル210〜228の図を示す。衛星102および
衛星202(衛星102と同一でもよい)は、周波数ス
ペクトラム再利用方法を採用する。この方法は、投影ビ
ーム幅(projection beamwidth)をセルラ分割する。衛星
102,202はそれぞれビーム・セット投影(beam se
t projection)204,206を生成する。ビーム・セ
ット投影204,206とは、衛星102,202上の
アンテナに関連する双方向利得エリア(セル)である。
これらのアンテナは、個別の指向性アンテナでも、コヒ
ーレント・ビーム投影が可能なフェーズド・アレイ・ア
ンテナ(phased-array antenna)でもよい。
【0014】セル210〜228は、アンテナの利得特
性に応じて多くの形状をとりうる。図2では、セル21
0〜228は、図示のために均等な六角形として示され
る。なお、セル210〜228の相対的なサイズおよび
形状は、用途によって異なり、また衛星102および衛
星202が地球を周回することに応じて異なることがあ
る。セル210〜228は、衛星102,202が方向
230または反対方向で周回することに応じて、方向2
30または方向230の反対方向に進む。
【0015】衛星102,202が地球に対して最大2
5,000km/時のスピードで移動すると、セル21
0〜228もほぼこのスピードで地球上を移動する。こ
のスピードでは、地表上の任意の点は、約1分未満で一
つのセル内にある。
【0016】衛星は方向230に移動しているので、衛
星によって形成されるビーム・パターンも方向230に
移動している。また、加入者ユニット112は地表上を
移動することもある。ビーム・パターンおよび加入者ユ
ニット112が移動すると、加入者ユニットとの通信を
ビーム間でハンドオフしなければならない。図2におい
て加入者ユニット112として位置する加入者ユニット
について、いくつかのハンドオフ候補ビームがある。加
入者ユニット112が現在ビーム216上で衛星102
と通信中であると仮定すると、候補には、衛星102か
らのビーム212,ビーム215,ビーム220および
ビーム221と、衛星202からのビーム222,ビー
ム217,ビーム226およびビーム218がある。他
のビームも候補として考えられる。図示の実施例では、
ハンドオフ候補は、システム(衛星102およびゲート
ウェイ106を含む)によって加入者ユニットに報告さ
れる。
【0017】衛星102は、多数の周波数チャネルを利
用して、リンク114(図1)上で加入者ユニット11
2と通信する。従って、衛星102および加入者ユニッ
ト112は、多数の独立した通信リンクが同時に確立で
きるように、周波数分割多元接続(FDMA)方式を望
ましくは採用する。これらの周波数チャネルのスペクト
ラム全体は、各セル内で利用可能である。
【0018】上記のように、衛星102と加入者ユニッ
ト間の通信リンク114(図1)上の通信は、二重要素
および単信要素の両方を含む。トラヒック・チャネルは
二重であり、トラヒック・データはダウンリンク(衛星
から加入者)およびアップリンク(加入者から衛星)の
両方で伝達される。一つの単信チャネルはリング・チャ
ネルであり、ここでリング報知(ring alert)は衛星から
加入者にダウンリンク上で伝達されるが、返信通信はな
い。リング報知は、常に固定の既知のフレーム部分にお
いて、単一の所定の周波数上で伝達される。リング報知
は、加入者ユニットに宛てられた呼をシステムが受信し
た旨を加入者ユニットに通知する。
【0019】一実施例において、衛星102はセル21
0〜228の各セルに、一度に一つのセルで、リング報
知を順次放送する。放送されたリング報知は、セル21
0〜228の所定のパターンに従う。48個のセルの各
セルは、この報知が全てのセルに放送されるまで、フレ
ームの固定部分中にリング報知を受信する。その後、こ
のパターンは繰り返される。任意のセルにおけるリング
報知の期間は、約4.32秒である。図2において、衛
星102が担当するセル223と、セル210は、これ
らのセルがそれぞれの衛星からリング報知を現在受信中
である旨を通知するために共有される。従って、各セル
には、48フレーム毎に、リング報知が固有に到達す
る。別の実施例では、リング報知到達の周期を、例え
ば、24フレーム毎に変更してもよい。
【0020】図3は、図1の衛星通信システム100の
タイミング階層の概念図である。シグナリング・チャネ
ルは、多重レベル・タイミング階層を利用する。一つの
レベルでは、グループ304は、90msなど既知の期
間の48個のLバンド・フレーム306からなる。リン
グ報知タイムスロット308は、90msのLバンド・
フレーム406の20.48msを占める。フレームの
残りの部分は、アップリンク・タイムスロットおよびダ
ウンリンク・タイムスロットからなる。アップリンク
は、加入者から衛星へのRF通信リンクを表す。ダウン
リンクは、衛星から加入者ユニットへのRF通信リンク
を表す。アップリンク・タイムスロットは、図3ではU
L1,UL2,UL3,UL4と記されている。ダウン
リンク・タイムスロットは、DL1,DL2,DL3,
DL4と記されている。なお、当業者であれば、上記の
タイミング階層は一例に過ぎず、特定のシステム条件に
応じて多くの他の変形例が可能であることが理解されよ
う。
【0021】ダウンリンク310は、プリアンブル33
4と、制御情報335と、バースト識別子338と、4
つのワード339とを有する放送制御チャネル(BCC
H:broadcast control channel)を含む。一実施例で
は、制御情報335は、固有ワード336およびバース
ト識別子338を含む。固有ワード336とは、衛星と
加入者ユニットとの間の通信コマンドを固有に識別す
る。バースト識別子338は、BCCHに含まれる放送
チャネルの種別を定義する情報を含む。4つのワード3
39は、(アップリンク・タイムスロットを利用して)
トラヒック・チャネルを要求した加入者ユニット用のト
ラヒック・チャネル割り当てと、ハンドオフ候補リスト
を含む。放送制御チャネルは別の種類でよい。一つの種
類は、常に生じ、かつチャネル要求およびパワー測定情
報のために加入者ユニットに対して基準として機能する
衛星ビームによる、放送到達(broadcast visits)の一部
として送信される。これは、所定のタイムスロットにお
いて所定の周波数で送信される。図示の実施例では、こ
の種の放送制御チャネルは、1フレームおきに、すなわ
ち180ms毎に送信される。放送チャネルは、加入者
ユニットが受信するパワーを測定するために用いられ
る。
【0022】衛星から加入者ユニットへのトラヒック・
チャネルは、衛星通信システムによって加入者ユニット
に伝えられるハンドオフ候補のリストを含む。一実施例
における候補リストは、0から7の番号が付された8つ
の候補ビームを含む。ビーム番号0は、現トラヒック・
チャネルを含むビームである。各候補ビームは、ビーム
が現れるタイムスロットおよび周波数と、候補ビームが
同一スペース・ビークル(SV)によって、あるいは現
ビームとは異なるSVによって送信されるかどうかの通
知と、候補ビームを送信する衛星が、現ビームを送信す
る衛星と同一軌道面上にあるかどうかの通知とによって
定義される。
【0023】図4は、本発明の一実施例により構成され
た加入者ユニット112のブロック図を示す。加入者ユ
ニット112は、アンテナ402を含み、このアンテナ
402を介して通信リンク114は確立される。アンテ
ナ402は、受信機404に供給し、この受信機404
は、衛星102(図1)によって放送されたRF信号を
ベースバンドに変換するために、無線周波数(RF)ミ
キシング段と、必要に応じて中間周波数(IF)段(図
示せず)を含む。受信機404は、ベースバンド信号を
デジタル化するアナログ/デジタル変換器406に結合
し、このアナログ/デジタル変換器406は、デジタル
化ベースバンド信号からデジタル・データを抽出するデ
ジタル復調器408に結合する。また、復調器408
は、発振器410を制御するためフィードバック信号を
供給する。発振器410は、発振信号を与え、受信機4
04はRF信号からベースバンドに変換する際にこの発
振信号を利用する。
【0024】復調器408は、デジタル・データ出力を
プロセッサ412に供給する。プロセッサ412は、加
入者ユニット112を操作しても変化しない永久保存デ
ータを含む。このような永久データは、以下で説明する
さまざまな手順を実行するように加入者ユニットに命令
するコンピュータ・プログラムを含む。また、このよう
な永久データは、以下で説明するように、加入者ユニッ
ト112の操作で用いられる永久的な変数も含む。ま
た、メモリ414は、加入者ユニット112を操作する
ことによって変化する一時的なデータも含む。加入者ユ
ニット112の動作を制御するのは、メモリ414に格
納されたプログラムの制御下にあるプロセッサ412で
ある。
【0025】プロセッサ412は、ユーザ・インタフェ
ース416およびタイマ418などのさまざまな周辺デ
バイスに結合する。加入者ユニットが無線電話として構
成される場合、ユーザ・インタフェース416は一般に
スピーカ,マイクロフォン,キーパッドおよびディスプ
レイを含む。プロセッサ412は、動作情報を提示し、
またコマンド入力データを受信するようにユーザ・イン
タフェース416を制御する。プロセッサ412は、衛
星通信システム100(図1)から受信した同期信号に
応答して、衛星通信システム100のシステム・タイミ
ングと動作を同期させるために、タイマ418を利用す
る。当業者であれば、タイマ418の機能はプロセッサ
412内でも実行できることが理解されよう。
【0026】加入者ユニット112は、バッテリ420
によって駆動される。バッテリ420は、電源スイッチ
422を介して端子424と、電力制御部426とに結
合する。電力制御部426は、プロセッサ412から受
信したコマンドに応じて電力を端子428に切り換え
る。端子424は、電力を少なくともタイマ418に供
給する。端子428は、受信機404を含め、加入者ユ
ニット112の残りの部分に電力を供給する。
【0027】加入者ユニット112から遠隔衛星への通
信のために、加入者ユニット112は復調器430,デ
ジタル/アナログ変換器(DAC)432および送信機
434を含む。変調器430は、プロセッサ412から
ユーザ・データを受信する。変調済みユーザ・データ
は、DAC422においてデジタル形式からアナログ形
式に変換され、送信機434に与えられる。送信機は、
このアナログ信号と、発振器410からの発振信号とに
応答して、アンテナ402に供給して、ユーザ・情報を
衛星に送信する。
【0028】ここで図5を参照して、図4の加入者ユニ
ットの動作を示すフロー図を示す。図5,図6,図7お
よび図8はともに、本発明により衛星通信システムにお
いてハンドオフ候補ビームのパワーを測定する方法を示
す。図5ないし図8の方法は、例えば、命令を利用して
動作するプロセッサ414によって実行され、メモリ4
14に格納してもよい。
【0029】本発明の方法に従って、ハンドオフ候補リ
ストは、衛星通信システムにおいて動作する加入者ユニ
ットによって受信される。ハンドオフ候補リストの各非
ナル要素について、候補はパワー測定機会(power measu
rement opportunity)に割り当てられる。次に、その優
先度は、どの衛星が候補ビームを送信するかに応じて逓
増される。SV間ビームを検出する機会は一般により限
られており、かつ候補リスト内の別の衛星の存在は、加
入者ユニットが現衛星のフットプリント(footprint)の
端にあるかもしれないという可能性が強いことを示して
いるので、他の衛星上の候補ビーム(SV間ビーム)
は、現衛星上の候補に比べて優先値が高い。また、これ
は、SV間ハンドオフに比べて、SV内ハンドオフが優
先されるところの優先方式を補完する。候補についてパ
ワー測定が行われると、その優先度は初期値にリセット
される。
【0030】図5は、パワー測定方法を示し、ステップ
500から開始する。パワー測定方法の開始にて、加入
者ユニットは衛星通信システムからハンドオフ候補リス
ト(HCL: handoff candidate list)を受信する。H
CLは、衛星通信システムと加入者ユニットの間の通信
をハンドオフできる可能なビームのリストである。ビー
ムは、加入者ユニットが現在通信中である同一の衛星
(SV)上であっても(SV内ハンドオフ(intra-SV ha
ndoff))、あるいは別の衛星上(SV間ハンドオフ(int
er-SV handoff))であってもよい。図示の実施例では、
HCLは8つの候補ビームを含むが、このリストは任意
の適切な数を含んでもよい。リストは、衛星移動および
位置と、加入者ユニットの位置に間する情報に基づい
て、衛星通信システムの衛星およびゲートウェイによっ
て決定される。リストは、衛星からの通信の後、加入者
ユニットのメモリに格納される。また加入者ユニット
は、候補優先リスト(CPL:candidate priority lis
t)をメモリに格納し、このCPLはHCLへのインデ
クスのアレイであり、以下の方法手順中にハンドオフ候
補に与えられる順序または優先度で格納される。
【0031】ステップ502において、本方法は本方法
を実行するために必要なデータ資源の一部を初期化す
る。メモリ番地のアレイは、電力測定機会(PMO:Po
wer Measurement Opportunities)として識別される。
PMOは、加入者ユニットがHCL内のビームのパワー
を測定できるところの、あるダウンリンク・タイムスロ
ット内の一定の時間窓(fixed window of time)を表すア
レイである。ステップ502において、PMOの全ての
値は「非割り当て(unassigned)」に設定され、ビーム・
パワーを測定するために、各時間窓がビームにまだ割り
当てられていないことを示す。また、ステップ502に
おいて、PMO開始インデクスが逓増される。
【0032】ステップ504において、ループ動作が開
始し、ここでパワー測定機会がビームに割り当てられ
る。ステップ504において、本方法は、候補優先リス
ト内の全てのハンドオフ候補インデクスに到達したかど
うかを判定する。すなわち、全てのハンドオフ候補が割
り当てられた場合、制御はステップ506に進む。割り
当てられていない場合、制御はステップ508に進み、
ここでCPL内の次の非割り当て候補のインデクスが選
択される。ステップ510において、本方法は、選択さ
れたインデクスに関連する候補リストの候補がナル・ビ
ームであるかどうかを判定する。ナル・ビーム(null be
am)とは、データを含まない候補リストの要素のことで
あり、これは多分、衛星通信システムによるHCLへの
割り当てのために十分な候補がないためである。ビーム
がナル・ビームである場合、制御はステップ504に戻
る。ナル・ビームでない場合、制御はステップ512に
進む。
【0033】ステップ512において、本方法は、パワ
ー測定機会(PMO)リストにおいて非割り当て機会が
残っているかどうかを判定する。残っている場合、制御
は機会割り当て方法、すなわち、ステップ514および
図6に進む。非割り当てパワー測定機会がない場合、制
御は、優先逓増方法のため、ステップ516および図7
に進む。
【0034】ステップ504において、CPL内の全て
の候補インデクスに到達した場合、制御は、パワー測定
を受信する方法のために、ステップ506および図8に
進む。パワー測定方法が完了したら、制御は図5および
ステップ518に示す方法に戻り、ここで候補優先リス
トは、ハンドオフ候補ビームに割り当てられた優先度に
応じてソートされる。
【0035】ここで図6を参照して、衛星通信システム
においてパワー測定機会を割り当てるための方法を示
す。本方法は、ステップ600から開始する。図6に示
す方法に対する一つの入力は、ステップ508(図5)
で得られた現ハンドオフ候補のインデクスである。ステ
ップ602において、このインデクスによって参照され
るハンドオフ候補リスト・エントリについて、候補範囲
(candidate window)が得られる。候補範囲とは、衛星に
よって投影されるビーム・フットプリントに基づいて、
あるいはビームが現トラヒック・チャネルと同じ衛星上
にあるという把握に基づいて、候補ビーム放送チャネル
・バーストが存在する可能性が最も高いところの、時間
的な始点と終点のことである。
【0036】ステップ604において、パワー測定機会
(PMO)インデクスは、PMO開始インデクスの値に
設定される。PMO開始インデクスは、パワー測定方法
(図5のステップ502)により各ループ中に逓増され
るので、機会割り当て方法は常に異なるパワー測定機会
にて開始する。例えば、パワー測定ループ(図5)の1
回目中に、PMO開始インデクスは1に設定され、機会
割り当て方法(図6)は、パワー測定機会1を調べるこ
とによって開始する。パワー測定ループの2回目中に、
PMO開始インデクスは2にて逓増され、機会割り当て
方法は、パワー測定機会2を調べることによって開始す
る。これは、パワー測定における時間ダイバーシチを行
い、ここで候補の優先順序は、パワー測定機会が割り当
てられる毎に同じである。
【0037】ステップ606から、本方法は、利用可能
なパワー測定機会を候補範囲と一致させることを試みる
ループで動作する。ステップ606において、全てのパ
ワー測定機会について利用可能なことを確認したかどう
か判定される。確認済みであり、候補範囲に割り当てる
ために利用可能なパワー測定機会がない場合、制御はス
テップ608に進み、図5の方法に戻る。PMO機会の
全てを確認していない場合、ステップ610において、
現PMOインデクス(ステップ604にて設定)によっ
て参照されるPMOエントリが候補範囲に非割り当てで
あるかどうか判定される。PMOエントリが割り当てら
れている場合、制御はステップ612に進み、ここでP
MOインデクスは逓増され、次に制御はステップ606
に戻る。
【0038】現PMOエントリが非割り当てである場
合、ステップ614において、PMOエントリに対応す
るパワー測定範囲が現在インデクスされている候補の候
補範囲内に入るかどうか判定される。パワー測定範囲(p
ower measurement window)とは、パワー測定機会のうち
の一つのパワー測定機会が存在するところの、時間的な
始点および終点のことである。ステップ614によって
指示される比較は、2つの範囲の始点および終点を比較
することにより、あるいは任意の他の適切な方法によっ
て行うことができる。パワー測定範囲が候補範囲内でな
い場合、制御はステップ612に進み、ここでPMOイ
ンデクスは逓増される。パワー測定範囲が候補範囲内で
ある場合、現候補は現パワー測定機会に割り当てられ
る。これは、図示の実施例では、現候補のインデクスを
現PMOのインデクスと関連付けることによって行われ
る。現候補ビームをパワー測定機会に割り当てると、ス
テップ618において、制御は図5のパワー測定方法に
戻る。
【0039】図7は、ビーム優先度逓増方法を示す。本
方法は、ステップ700から開始する。ステップ702
において、現候補が現ビームであるか、すなわち、加入
者ユニットが現在通信中の衛星から送信されたビームで
あるかどうか判定される。現ビームが現候補である場
合、ステップ704において、ハンドオフ候補リスト
(HCL)内のビームの優先度は、現ビーム優先(CB
P:current beam priority)値だけ逓増される。CB
P値とは、ハンドオフのための優先度を確立するために
ビームに与えられる相対的重みである。CBPは、二番
目に高い優先度であり、例えば4の重み付け値を有す
る。現ビームの優先度を逓増した後、ステップ706に
おいて、制御は図5の方法に戻る。
【0040】現候補が現ビームでない場合、ステップ7
08において、ハンドオフ候補リストからの現候補が現
トラヒック・チャネルと同じ衛星(スペース・ビーク
ル、すなわちSV)からであるか、あるいは、現候補が
別の衛星からであるのか判定される。現候補が別の衛星
からのビームである場合、ステップ710において、候
補の優先度は、SV間優先値(IEP:inter-SV prior
ity value)だけ逓増される。IEPとは、任意の候補
ビームに与えられる最高優先度であり、例えば5の相対
値を有する。現ビームの優先度を逓増した後、ステップ
712において、制御は図5の方法に戻る。
【0041】現候補が現トラヒック・チャネルと同じ衛
星からのビームである場合、ステップ714において、
候補の優先度は、SV内優先値(IAP:intra-SV pri
ority value)だけ逓増される。IAPとは、任意の候
補ビームに与えられる最低優先度であり、例えば3の相
対重みを有する。現ビームの優先度を逓増した後、ステ
ップ716において、制御は図5の方法に戻る。
【0042】図8は、ステップ506(図5)のパワー
測定受信方法を示す。特定の候補について得たパワー測
定は、この候補に対応するハンドオフ候補リスト内のイ
ンデクスに格納される。図示の実施例では、測定が行わ
れた時間を示すタイム・スタンプも格納される。本方法
は、ステップ800から開始する。ステップ802にお
いて、残っている被受信パワー測定があるかどうか判定
される。ない場合、本方法はステップ804にて終了
し、制御はステップ518(図5)に戻る。被受信パワ
ー測定が残っている場合、ステップ806において、残
りの被受信パワー測定に対応するハンドオフ候補リスト
(HCL)内へのインデクスが得られる。ステップ80
8において、このインデクスによって参照されるHCL
エントリの優先度は、初期値、例えば0、にリセットさ
れる。次に、制御はステップ802に戻る。
【0043】以上からわかるように、本発明は、衛星通
信システムにおいてハンドオフ候補ビームのパワーを測
定するための方法を提供する。ハンドオフ候補は、パワ
ー測定機会に割り当てられ、優先度が与えられる。パワ
ー測定の後、優先度はリセットされる。
【0044】本発明の特定の実施例について図説してき
たが、修正も可能である。従って、特許請求の範囲は、
発明の真の精神および範囲内の一切の変更および修正を
網羅するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】衛星通信システムの概略図である。
【図2】地表上に通信ビームを投影する隣接した衛星に
よって形成されたセルラ・パターンの図である。
【図3】図1の衛星通信システムにおけるダウンリンク
・タイミングを示す図である。
【図4】図1の衛星通信システムにおいて動作可能な無
線電話のブロック図である。
【図5】図4の無線電話の動作を示すフロー図である。
【図6】図4の無線電話の動作を示すフロー図である。
【図7】図4の無線電話の動作を示すフロー図である。
【図8】図4の無線電話の動作を示すフロー図である。
【符号の説明】
100 衛星通信システム 102 衛星(スペース・ビークル,SV) 104 地球 106 中央交換局(ゲートウェイ) 108,110,114 通信リンク 112 加入者ユニット 202 衛星 204,206 ビーム・セット投影 210〜228 セル 304 グループ 306 Lバンド・フレーム 308 リング報知タイムスロット 310 ダウンリンク 334 プリアンブル 335 制御情報 336 固有ワード 338 バースト識別子 339 ワード 402 アンテナ 404 受信機 406 アナログ/デジタル変換器 408 デジタル復調器 410 発振器 412 プロセッサ 414 メモリ 416 ユーザ・インタフェース 418 タイマ 420 バッテリ 422 電源スイッチ 424,428 端子 426 電力制御部 430 変調器 432 デジタル/アナログ変換器(DAC) 434 送信機

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星通信システム(100)においてハ
    ンドオフ候補ビームのパワーを測定する方法であって:
    加入者ユニット(112)において、前記衛星通信シス
    テムからハンドオフ候補リストを受信する段階(50
    0);利用可能なパワー測定機会を判定する段階(51
    2);候補優先度に応じて、ハンドオフ候補ビームを前
    記利用可能なパワー測定機会に割り当てる段階(51
    4);および前記候補優先度に応じて、割り当てられた
    パワー測定機会中に前記ハンドオフ候補のパワーを測定
    する段階(506);によって構成されることを特徴と
    する方法。
  2. 【請求項2】 前記ハンドオフ候補ビームの元の衛星に
    基づいて、候補優先度を逓増する段階(516)をさら
    に含んで構成されることを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 前記ハンドオフ候補ビームが現衛星とは
    異なる衛星上で発信する場合に、優先度はより大きい逓
    増が与えられ、また前記ハンドオフ候補ビームが現衛星
    上で発信する場合に、優先度はより小さい逓増が与えら
    れることを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 SV間候補ビームは、現ビーム候補ビー
    ムよりも高い値で逓増され、また現ビーム候補ビーム
    は、SV内候補ビームよりも高い値で逓増されるよう
    に、ハンドオフ候補ビームの候補優先度を逓増する段階
    (516)をさらに含んで構成されることを特徴とする
    請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記加入者ユニットから前記衛星通信シ
    ステムにパワー測定を報告する段階;およびその後、前
    記候補優先度に応じて、ハンドオフ候補を利用可能なパ
    ワー測定機会に再度割り当てる段階(514);をさら
    に含んで構成されることを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  6. 【請求項6】ハンドオフ候補ビームを割り当てること
    は:利用可能なパワー測定機会のリストからパワー測定
    機会を選択する段階(512);前記パワー測定機会が
    ハンドオフ候補ビームに以前割り当てられているかどう
    かを判定する段階(510);および前記パワー測定機
    会が以前割り当てられていない場合に、前記パワー測定
    機会をハンドオフ候補ビームに割り当てる段階(51
    4);によって構成されることを特徴とする請求項1記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 前記パワー測定機会のパワー測定範囲
    を、前記ハンドオフ候補ビームの候補範囲と比較(60
    2)し、前記パワー測定範囲が前記候補範囲内である場
    合に、前記パワー測定機会を前記ハンドオフ候補ビーム
    に割り当てる(616)段階をさらに含んで構成される
    ことを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 パワー測定機会開始インデクスを維持す
    る段階(602);前記パワー測定機会開始インデクス
    に応じて、前記リストからパワー測定機会を選択する段
    階(604);およびハンドオフ候補のパワーを測定し
    た後に、前記パワー測定機会開始インデクスを逓増する
    段階(612);をさらに含んで構成されることを特徴
    とする請求項6記載の方法。
  9. 【請求項9】 衛星通信システム(100)で用いるた
    めの無線電話(112)であって:前記衛星通信システ
    ム(100)から符号化データを受信すべく構成された
    受信機回路(404);前記無線電話(112)の動作
    のタイミングを取るためのタイマ(418);データを
    格納するためのメモリ(414)前記受信機(404)
    および前記メモリ(414)に結合されたプロセッサ
    (412)であって、前記プロセッサ(412)は:前
    記衛星通信システム(100)からハンドオフ候補リスト
    を受信する手段と、 前記タイマ(418)に応答して、前記衛星通信システ
    ムの衛星からの制御チャネルが前記受信回路(404)
    によって受信されるときに、パワー測定機会を識別する
    ための識別手段と、 前記識別手段に応答して、パワー測定機会を前記ハンド
    オフ候補リストのハンドオフ候補に割り当てるための割
    り当て手段と、 を実装するため、前記メモリ(414)に格納されたデ
    ータに応答して動作可能である、プロセッサ(41
    2);によって構成されることを特徴とする無線電話
    (112)。
  10. 【請求項10】 前記プロセッサ(412)は、前記ハ
    ンドオフ候補リストの各ハンドオフ候補について候補優
    先度を確立するための優先決定手段をさらに実装し、ま
    た前記割り当て手段は、前記候補優先度に応じて前記パ
    ワー測定機会を割り当てることを特徴とする請求項9記
    載の無線電話(112)。
JP22866099A 1998-08-17 1999-08-12 衛星通信システム用の加入者ユニットハンドオフ方法 Pending JP2000069534A (ja)

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