JP2000069367A - 記録密度可変型ビデオスイッチャ - Google Patents
記録密度可変型ビデオスイッチャInfo
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- JP2000069367A JP2000069367A JP10235904A JP23590498A JP2000069367A JP 2000069367 A JP2000069367 A JP 2000069367A JP 10235904 A JP10235904 A JP 10235904A JP 23590498 A JP23590498 A JP 23590498A JP 2000069367 A JP2000069367 A JP 2000069367A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】複数のビデオカメラの映像を連続して切換えて
録画する場合に、ビデオカメラ映像の記録密度を可変設
定して録画できるようにする。 【解決手段】フレームスイッチャ10は、マイクロコン
ピュータにより構成された平均選択回数設定手段20が
設けられており、この平均選択回数設定手段20によ
り、センサ21,22,23,24からの検知信号b1
1,b12,b13,b14に基づいて各ビデオカメラ
に対しその重要度を設定することが出来るとともに、1
日の時間帯および年間の期間に対し各ビデオカメラの重
要度が設定可能になっている。
録画する場合に、ビデオカメラ映像の記録密度を可変設
定して録画できるようにする。 【解決手段】フレームスイッチャ10は、マイクロコン
ピュータにより構成された平均選択回数設定手段20が
設けられており、この平均選択回数設定手段20によ
り、センサ21,22,23,24からの検知信号b1
1,b12,b13,b14に基づいて各ビデオカメラ
に対しその重要度を設定することが出来るとともに、1
日の時間帯および年間の期間に対し各ビデオカメラの重
要度が設定可能になっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は監視カメラシステ
ムに用いられる記録密度可変型ビデオスイッチャに関す
る。
ムに用いられる記録密度可変型ビデオスイッチャに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のビデオカメラを用いた監視
カメラシステムでは、ビデオスイッチャが用いられてい
る物が主流になってきている。
カメラシステムでは、ビデオスイッチャが用いられてい
る物が主流になってきている。
【0003】ビデオスイッチャは、複数のビデオカメラ
映像を順次切換えるものであり、その映像切換え出力機
能としてモニター出力側とビデオテープレコーダ記録側
(以下、VTR記録側と呼ぶ)との2系統持っている。
VTR記録側はフィールド(1/60秒)やフレーム
(1/30秒)単位で映像を切換えることが可能であ
る。フレーム単位等で記録された各ビデオカメラ映像を
再生する際には、記録時に多重した各ビデオカメラに対
応した識別信号を検出し、特定のビデオカメラ映像をピ
ックアップして連続再生することが出来る。
映像を順次切換えるものであり、その映像切換え出力機
能としてモニター出力側とビデオテープレコーダ記録側
(以下、VTR記録側と呼ぶ)との2系統持っている。
VTR記録側はフィールド(1/60秒)やフレーム
(1/30秒)単位で映像を切換えることが可能であ
る。フレーム単位等で記録された各ビデオカメラ映像を
再生する際には、記録時に多重した各ビデオカメラに対
応した識別信号を検出し、特定のビデオカメラ映像をピ
ックアップして連続再生することが出来る。
【0004】図4はこのような従来のフレームスイッチ
ャによる複数のビデオカメラ映像の記録再生を示す説明
図である。
ャによる複数のビデオカメラ映像の記録再生を示す説明
図である。
【0005】図4において、この場合、監視カメラシス
テムには8個のビデオカメラが用いられており、この8
個のビデオカメラからチャンネル1(以下、CH1と呼
ぶ),CH2…CH8のビデオカメラ映像が出力され
る。操作者は、フレームスイッチャに対して、各ビデオ
カメラのCHの録画の有無を設定し、フレームスイッチ
ャは、“録画する”と設定されたCH間で順次固定間隔
(フレーム等)で映像を切換えビデオテープレコーダに
出力して録画させる。
テムには8個のビデオカメラが用いられており、この8
個のビデオカメラからチャンネル1(以下、CH1と呼
ぶ),CH2…CH8のビデオカメラ映像が出力され
る。操作者は、フレームスイッチャに対して、各ビデオ
カメラのCHの録画の有無を設定し、フレームスイッチ
ャは、“録画する”と設定されたCH間で順次固定間隔
(フレーム等)で映像を切換えビデオテープレコーダに
出力して録画させる。
【0006】図4の場合には、CH1,CH2…CH8
のビデオカメラ映像のすべてを“録画する”に設定して
いる。CH1,CH2…CH8のビデオカメラ映像は、
フレームスイッチャにより1フレーム毎に映像が切換え
られ、CH1→CH2→CH3…CH8→CH1の順番
で記録映像としてビデオテープレコーダに記録される。
のビデオカメラ映像のすべてを“録画する”に設定して
いる。CH1,CH2…CH8のビデオカメラ映像は、
フレームスイッチャにより1フレーム毎に映像が切換え
られ、CH1→CH2→CH3…CH8→CH1の順番
で記録映像としてビデオテープレコーダに記録される。
【0007】このようにして記録した記録映像を再生す
る場合は、記録したCHのフレームの内、選択したCH
を抜き出して再生する。これにより、再生映像は選択し
たCHのみが表示される。
る場合は、記録したCHのフレームの内、選択したCH
を抜き出して再生する。これにより、再生映像は選択し
たCHのみが表示される。
【0008】図5は図4の記録再生における時間的死角
を説明する説明図である。
を説明する説明図である。
【0009】図5において、ビデオカメラ8台の映像を
録画すると設定し、フレーム周期で切換える場合は、C
H1からCH8まで1フレーム毎にチャンネル数字の小
さい方から大きい方の順で順番に切換え再びCH1に戻
り、これを繰り返すことになる。従って各ビデオカメラ
映像の記録密度は等しく1/8となり、時間的な死角
(特定のCHが記録されていない期間)も等しくなり、
図5の場合は7/30秒の死角が発生する。
録画すると設定し、フレーム周期で切換える場合は、C
H1からCH8まで1フレーム毎にチャンネル数字の小
さい方から大きい方の順で順番に切換え再びCH1に戻
り、これを繰り返すことになる。従って各ビデオカメラ
映像の記録密度は等しく1/8となり、時間的な死角
(特定のCHが記録されていない期間)も等しくなり、
図5の場合は7/30秒の死角が発生する。
【0010】タイムラプスVTRの録画トリガ信号に従
って映像を切換える場合も上記と同様に各ビデオカメラ
の映像の記録密度は等しく、また時間的な死角も等しく
なっている。タイムラプスVTRが長時間記録モード
(720時間等)の場合は時間的な死角も飛躍的に大き
くなる。
って映像を切換える場合も上記と同様に各ビデオカメラ
の映像の記録密度は等しく、また時間的な死角も等しく
なっている。タイムラプスVTRが長時間記録モード
(720時間等)の場合は時間的な死角も飛躍的に大き
くなる。
【0011】一方、監視カメラシステムにおいてビデオ
カメラを複数台設置する場合、各ビデオカメラの監視上
の重要度は一般的に等しくない。当然VTRに記録する
上での重要度もシステムによって様々である。つまり、
映像を記録する上で非常に重要な被写体を写しているビ
デオカメラと偶に記録されていればよいと言うビデオカ
メラが存在する。これに加えて、設置環境によっては1
日の時間帯によって各ビデオカメラの重要度が変化した
り、季節によって変化する場合がある。
カメラを複数台設置する場合、各ビデオカメラの監視上
の重要度は一般的に等しくない。当然VTRに記録する
上での重要度もシステムによって様々である。つまり、
映像を記録する上で非常に重要な被写体を写しているビ
デオカメラと偶に記録されていればよいと言うビデオカ
メラが存在する。これに加えて、設置環境によっては1
日の時間帯によって各ビデオカメラの重要度が変化した
り、季節によって変化する場合がある。
【0012】これに対して従来の監視カメラシステムで
は、先に述べたように記録する各ビデオカメラの映像の
記録密度は等しく、また時間的な死角も等しくなってい
るので、上記の様々な設置環境、顧客事情に適合した監
視映像記録が出来なかった。
は、先に述べたように記録する各ビデオカメラの映像の
記録密度は等しく、また時間的な死角も等しくなってい
るので、上記の様々な設置環境、顧客事情に適合した監
視映像記録が出来なかった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の監視カ
メラシステムでは、複数のビデオカメラの映像を録画す
ると設定し、ビデオカメラ映像を一定周期で切換える場
合は、各ビデオカメラ映像の記録密度が等しく、また時
間的な死角も等しくなるので、様々な設置環境、顧客事
情に適合した監視映像記録が行えなかった。
メラシステムでは、複数のビデオカメラの映像を録画す
ると設定し、ビデオカメラ映像を一定周期で切換える場
合は、各ビデオカメラ映像の記録密度が等しく、また時
間的な死角も等しくなるので、様々な設置環境、顧客事
情に適合した監視映像記録が行えなかった。
【0014】この発明は上記問題点を除去し、複数のビ
デオカメラの映像を連続して切換えて録画する場合に、
ビデオカメラ映像の記録密度を可変設定して録画するこ
とができる記録密度可変型ビデオスイッチャの提供を目
的とする。
デオカメラの映像を連続して切換えて録画する場合に、
ビデオカメラ映像の記録密度を可変設定して録画するこ
とができる記録密度可変型ビデオスイッチャの提供を目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の記録密度可変型
ビデオスイッチャは、複数のビデオカメラ映像を1フレ
ームまたは1フィールドを単位として平均選択回数が可
変設定可能な状態で選択切換を行い映像記録手段に導く
ビデオスイッチャと、前記複数のビデオカメラ映像の記
録上の重要度設定に基づいて前記ビデオスイッチャにお
ける複数のビデオカメラ映像の平均選択回数を設定する
平均選択回数設定手段と、を具備したことを特徴とす
る。
ビデオスイッチャは、複数のビデオカメラ映像を1フレ
ームまたは1フィールドを単位として平均選択回数が可
変設定可能な状態で選択切換を行い映像記録手段に導く
ビデオスイッチャと、前記複数のビデオカメラ映像の記
録上の重要度設定に基づいて前記ビデオスイッチャにお
ける複数のビデオカメラ映像の平均選択回数を設定する
平均選択回数設定手段と、を具備したことを特徴とす
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0017】図1は本発明に係る記録密度可変型ビデオ
スイッチャの発明の実施の形態を監視カメラシステムに
適用した場合を示すブロック図である。
スイッチャの発明の実施の形態を監視カメラシステムに
適用した場合を示すブロック図である。
【0018】図1において、フレームスイッチャ10に
はチャンネル1(以下、CH1と呼ぶ),CH2…CH
4のビデオカメラ11,12,13,14が接続されて
いる。ビデオカメラ11,12,13,14は、それぞ
れ異なる4箇所を監視し撮像した映像を、それぞれCH
1,CH2…CH4のビデオカメラ映像の映像信号a1
1,a1c2,a13,a14としてフレームスイッチ
ャ10に導く。
はチャンネル1(以下、CH1と呼ぶ),CH2…CH
4のビデオカメラ11,12,13,14が接続されて
いる。ビデオカメラ11,12,13,14は、それぞ
れ異なる4箇所を監視し撮像した映像を、それぞれCH
1,CH2…CH4のビデオカメラ映像の映像信号a1
1,a1c2,a13,a14としてフレームスイッチ
ャ10に導く。
【0019】センサ21,22,23,24は、それぞ
れCH1,CH2…CH4のビデオカメラ11,12,
13,14に近接した位置に設けられ、それぞれの位置
での侵入者を検知し、この検知結果の検知信号b11,
b12,b13,b14をフレームスイッチャ10に供
給する。
れCH1,CH2…CH4のビデオカメラ11,12,
13,14に近接した位置に設けられ、それぞれの位置
での侵入者を検知し、この検知結果の検知信号b11,
b12,b13,b14をフレームスイッチャ10に供
給する。
【0020】フレームスイッチャ10は、マイクロコン
ピュータにより構成された平均選択回数設定手段20が
設けられており、この平均選択回数設定手段20によ
り、センサ21,22,23,24からの検知信号b1
1,b12,b13,b14に基づいて各ビデオカメラ
に対しその重要度を設定することが出来るとともに、1
日の時間帯および年間の期間に対し各ビデオカメラの重
要度が設定可能になっている。
ピュータにより構成された平均選択回数設定手段20が
設けられており、この平均選択回数設定手段20によ
り、センサ21,22,23,24からの検知信号b1
1,b12,b13,b14に基づいて各ビデオカメラ
に対しその重要度を設定することが出来るとともに、1
日の時間帯および年間の期間に対し各ビデオカメラの重
要度が設定可能になっている。
【0021】フレームスイッチャ10は、タイムラプス
ビデオテープレコーダ(以下、タイムラプスVTRと呼
ぶ)31からの録画トリガ信号c1に基づいて映像切換
えを行い、タイムラプスVTR31に前記重要度に基づ
いて前記複数のビデオカメラ映像の平均選択回数を可変
設定した状態で、CH1,CH2…CH4のビデオカメ
ラ映像の映像信号a11,a12,a13,a14を切
換え選択し、選択した映像信号を映像信号c1としてタ
イムラプスVTR31に供給する。また、フレームスイ
ッチャ10は、非再生動作時(記録時及び記録再生停止
時)にビデオカメラ映像の映像信号a11,a12,a
13,a14を分割(4分割)表示の映像信号に合成し
てモニタ32に表示し、再生時にタイムラプスVTR3
1から再生された映像信号e1における各ビデオカメラ
映像から任意のビデオカメラ映像を連続的に抜き出し再
生することが可能である。さらに、フレームスイッチャ
10は、上記のタイムラプスVTR31から再生された
映像信号e1を分割(4分割)表示の映像信号に合成し
てモニタ32に再生表示することが出来る。さらに、フ
レームスイッチャ10は、検知信号b11,b12,b
13,b14のいずれか一つが異常を示した場合、アラ
ーム信号f1をタイムラプスVTR31に供給し、タイ
ムラプスVTR31の記録モードを最も短時間の記録モ
ードにする。
ビデオテープレコーダ(以下、タイムラプスVTRと呼
ぶ)31からの録画トリガ信号c1に基づいて映像切換
えを行い、タイムラプスVTR31に前記重要度に基づ
いて前記複数のビデオカメラ映像の平均選択回数を可変
設定した状態で、CH1,CH2…CH4のビデオカメ
ラ映像の映像信号a11,a12,a13,a14を切
換え選択し、選択した映像信号を映像信号c1としてタ
イムラプスVTR31に供給する。また、フレームスイ
ッチャ10は、非再生動作時(記録時及び記録再生停止
時)にビデオカメラ映像の映像信号a11,a12,a
13,a14を分割(4分割)表示の映像信号に合成し
てモニタ32に表示し、再生時にタイムラプスVTR3
1から再生された映像信号e1における各ビデオカメラ
映像から任意のビデオカメラ映像を連続的に抜き出し再
生することが可能である。さらに、フレームスイッチャ
10は、上記のタイムラプスVTR31から再生された
映像信号e1を分割(4分割)表示の映像信号に合成し
てモニタ32に再生表示することが出来る。さらに、フ
レームスイッチャ10は、検知信号b11,b12,b
13,b14のいずれか一つが異常を示した場合、アラ
ーム信号f1をタイムラプスVTR31に供給し、タイ
ムラプスVTR31の記録モードを最も短時間の記録モ
ードにする。
【0022】このような構成により、図1の記録密度可
変型ビデオスイッチャは、複数のビデオカメラ映像を1
フレームまたは1フィールドを単位として平均選択回数
が可変設定可能な状態で選択切換を行い映像記録手段
(タイムラプスVTR31)に導くビデオスイッチャ
(フレームスイッチャ10)と、前記複数のビデオカメ
ラ映像の記録上の重要度設定に基づいて前記ビデオスイ
ッチャにおける複数のビデオカメラ映像の平均選択回数
を可変設定する平均選択回数設定手段20と、から構成
される。
変型ビデオスイッチャは、複数のビデオカメラ映像を1
フレームまたは1フィールドを単位として平均選択回数
が可変設定可能な状態で選択切換を行い映像記録手段
(タイムラプスVTR31)に導くビデオスイッチャ
(フレームスイッチャ10)と、前記複数のビデオカメ
ラ映像の記録上の重要度設定に基づいて前記ビデオスイ
ッチャにおける複数のビデオカメラ映像の平均選択回数
を可変設定する平均選択回数設定手段20と、から構成
される。
【0023】表1は、このようなフレームスイッチャ1
0におけるCH1,CH2…CH4のビデオカメラ1
1,12,13,14の一日の時間帯及び一年の期間に
対する重要度の設定の一例を示しており、CH1,CH
2…CH4のビデオカメラ11,12,13,14のカ
メラ番号をそれぞれカメラ1,カメラ2,カメラ3,カ
メラ4としている。
0におけるCH1,CH2…CH4のビデオカメラ1
1,12,13,14の一日の時間帯及び一年の期間に
対する重要度の設定の一例を示しており、CH1,CH
2…CH4のビデオカメラ11,12,13,14のカ
メラ番号をそれぞれカメラ1,カメラ2,カメラ3,カ
メラ4としている。
【0024】
【表1】 表1では各ビデオカメラの重要度を1日の時間帯および
年間の期間に対し各々設定可能となっている。各時間帯
および期間の重要度の合計(表1の列合計)は、常に一
定値(表1では12)となるように設定している。例と
して4月の7時時点での各ビデオカメラ重要度を算出す
る。算出式を下記に示す。
年間の期間に対し各々設定可能となっている。各時間帯
および期間の重要度の合計(表1の列合計)は、常に一
定値(表1では12)となるように設定している。例と
して4月の7時時点での各ビデオカメラ重要度を算出す
る。算出式を下記に示す。
【0025】 各ビデオカメラの重要度=(時間帯の重要度十期問の重要度)/2 …(1) この算出式(1)により求めた結果を表2に示す。
【0026】
【表2】 以上の計算は全てフレームスイッチャ10内の平均選択
回数設定手段20のマイクロコンピュータによって行
う。結果より得られた重要度より、タイムラプスVTR
31に記録する映像の切換えパターン例を以下に説明す
る。
回数設定手段20のマイクロコンピュータによって行
う。結果より得られた重要度より、タイムラプスVTR
31に記録する映像の切換えパターン例を以下に説明す
る。
【0027】図2及び図3は図1の記録密度可変型ビデ
オスイッチャによる複数のビデオカメラ映像の平均選択
回数の可変設定を示す説明図であり、図2は記録上の重
要度設定が複数のビデオカメラ映像で均一な場合を示
し、図3は表2の計算により重要度設定を行った場合を
示している。
オスイッチャによる複数のビデオカメラ映像の平均選択
回数の可変設定を示す説明図であり、図2は記録上の重
要度設定が複数のビデオカメラ映像で均一な場合を示
し、図3は表2の計算により重要度設定を行った場合を
示している。
【0028】図2に示すように、記録上の重要度設定が
複数のビデオカメラ映像で均一な場合は、CH1からC
H4まで1フレーム毎にチャンネル数字の小さい方から
大きい方の順で順番に切換え再びCH1に戻り、これを
繰り返すことになる。この場合の各CHの映像切換え間
隔は1/30秒となる。従って各ビデオカメラ映像の平
均記録密度は等しく0.25となり、各CHの平均記録
死角が0.1秒となる。
複数のビデオカメラ映像で均一な場合は、CH1からC
H4まで1フレーム毎にチャンネル数字の小さい方から
大きい方の順で順番に切換え再びCH1に戻り、これを
繰り返すことになる。この場合の各CHの映像切換え間
隔は1/30秒となる。従って各ビデオカメラ映像の平
均記録密度は等しく0.25となり、各CHの平均記録
死角が0.1秒となる。
【0029】図3に示すように、表2の計算により記録
上の重要度設定を行った場合の一例では、1フレーム毎
にCHを切換え各CHの映像切換え間隔は1/30秒と
なるが、この場合の順番は、チャンネル数字順でなく、
単位時間あたりの切換え回数がCH毎に異なっている。
この場合、CH1の映像の平均記録密度は0.42、映
像の平均記録死角が0.047秒となり、CH2の映像
の平均記録密度は0.17、映像の平均記録死角が0.
14秒となり、CH3の映像の平均記録密度は0.2
5、映像の平均記録死角が0.1秒となり、CH4の映
像の平均記録密度は0.16、映像の平均記録死角が
0.13秒となる。
上の重要度設定を行った場合の一例では、1フレーム毎
にCHを切換え各CHの映像切換え間隔は1/30秒と
なるが、この場合の順番は、チャンネル数字順でなく、
単位時間あたりの切換え回数がCH毎に異なっている。
この場合、CH1の映像の平均記録密度は0.42、映
像の平均記録死角が0.047秒となり、CH2の映像
の平均記録密度は0.17、映像の平均記録死角が0.
14秒となり、CH3の映像の平均記録密度は0.2
5、映像の平均記録死角が0.1秒となり、CH4の映
像の平均記録密度は0.16、映像の平均記録死角が
0.13秒となる。
【0030】図3の状態を図2と比較して判るように重
要度の高いビデオカメラ映像は、より高密度で死角期問
が短くなり、重要度の低いビデオカメラ映像は比較的低
密度で記録される。各ビデオカメラの切換えは重要度に
合わせた範囲内でより時間死角が短くなるように切換え
る必要がある。
要度の高いビデオカメラ映像は、より高密度で死角期問
が短くなり、重要度の低いビデオカメラ映像は比較的低
密度で記録される。各ビデオカメラの切換えは重要度に
合わせた範囲内でより時間死角が短くなるように切換え
る必要がある。
【0031】上述はあくまで表2による重要度の設定例
と算出例であり、そのパラメータは他にも曜日データ等
重要度の変化と因果関係を持つものであれば全て適用す
ることが出来る。また、本発明の実施の形態の重要度は
センサ21,22,23,24からの検知信号b11,
b12,b13,b14(各ビデオカメラに対応した異
常検出データを基に)によっても行える。
と算出例であり、そのパラメータは他にも曜日データ等
重要度の変化と因果関係を持つものであれば全て適用す
ることが出来る。また、本発明の実施の形態の重要度は
センサ21,22,23,24からの検知信号b11,
b12,b13,b14(各ビデオカメラに対応した異
常検出データを基に)によっても行える。
【0032】本発明の実施の形態によれば、複数のビデ
オカメラの映像を連続して切換えて録画する場合に、ビ
デオカメラ映像の記録密度を可変設定して録画すること
ができるので、様々な設置環境、顧客事情に適合した監
視映像記録を行える。また、各ビデオカメラに対応した
異常検出データを基に重要度を自動変更することで、更
に設置システムに最適化された映像記録が可能となる。
オカメラの映像を連続して切換えて録画する場合に、ビ
デオカメラ映像の記録密度を可変設定して録画すること
ができるので、様々な設置環境、顧客事情に適合した監
視映像記録を行える。また、各ビデオカメラに対応した
異常検出データを基に重要度を自動変更することで、更
に設置システムに最適化された映像記録が可能となる。
【0033】以下、図1の発明の実施の形態以外の記録
密度の設定方法を説明する。
密度の設定方法を説明する。
【0034】まずシステム設置時等に人為的なパラメー
タ入力により重要度設定を行い、それに基づいて映像記
録する方法について説明する。
タ入力により重要度設定を行い、それに基づいて映像記
録する方法について説明する。
【0035】人為的なパラメータ入力の第1の方法で
は、予め行われた重要度設定に対して、記録密度(重要
度)の上限と下限を設けて特定ビデオカメラ映像の無記
録を避ける。
は、予め行われた重要度設定に対して、記録密度(重要
度)の上限と下限を設けて特定ビデオカメラ映像の無記
録を避ける。
【0036】人為的なパラメータ入力の第2の方法で
は、重要度設定を各種パラメータより算出する場合にお
いて、分散を利用する。
は、重要度設定を各種パラメータより算出する場合にお
いて、分散を利用する。
【0037】次に、自動的に重要度設定を行い、それに
基づいて映像記録する方法について説明する。
基づいて映像記録する方法について説明する。
【0038】自動的に重要度設定を行う第1の方法で
は、フレームスイッチャ10が内臓しているビデオセン
サーにより画像検出を行い、自動的に重要度を算出す
る。
は、フレームスイッチャ10が内臓しているビデオセン
サーにより画像検出を行い、自動的に重要度を算出す
る。
【0039】自動的に重要度設定を行う第2の方法で
は、断線検出機能等、侵入者検出以外の異常検出データ
を基に自動的に重要度を算出する。
は、断線検出機能等、侵入者検出以外の異常検出データ
を基に自動的に重要度を算出する。
【0040】さらに、記録密度の設定方法では、各種異
常データをフレームスイッチャの記憶装置(RAM等)
に記憶させ、内部のマイクロコンピュータによってこの
データを各ビデオカメラ毎に、総異常件数や時間軸上で
の傾向を表1の様なパラメータごとに集計し、この集計
データを現在採用している各ビデオカメラの重要度に十
αさせ、新たな重要度を算出する方法もある。さらに、
この算出データを基に既存パラメータ(重要度)を時々
刻々変化させ、設置環境変化に追従する方法もある。
常データをフレームスイッチャの記憶装置(RAM等)
に記憶させ、内部のマイクロコンピュータによってこの
データを各ビデオカメラ毎に、総異常件数や時間軸上で
の傾向を表1の様なパラメータごとに集計し、この集計
データを現在採用している各ビデオカメラの重要度に十
αさせ、新たな重要度を算出する方法もある。さらに、
この算出データを基に既存パラメータ(重要度)を時々
刻々変化させ、設置環境変化に追従する方法もある。
【0041】また、異常データの集計および新重要度の
算出は、一定期問ごとに行うバッチ処理や異常発生毎に
再計算する方法もある。
算出は、一定期問ごとに行うバッチ処理や異常発生毎に
再計算する方法もある。
【0042】このように本発明の重要度設定としては各
種適用できる。
種適用できる。
【0043】尚、図1に示した発明の実施の形態では、
複数のビデオカメラ映像を1フレーム単位で切換え選択
するものに適用したが、1フィールドを単位として選択
切換を行うものに適用してもよい。
複数のビデオカメラ映像を1フレーム単位で切換え選択
するものに適用したが、1フィールドを単位として選択
切換を行うものに適用してもよい。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、複数のビデオカメラの
映像を連続して切換えて録画する場合に、ビデオカメラ
映像の記録密度を可変設定して録画することができるの
で、様々な設置環境、顧客事情に適合した監視映像記録
を行える。
映像を連続して切換えて録画する場合に、ビデオカメラ
映像の記録密度を可変設定して録画することができるの
で、様々な設置環境、顧客事情に適合した監視映像記録
を行える。
【図1】本発明に係る記録密度可変型ビデオスイッチャ
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図2】図1の記録密度可変型ビデオスイッチャによる
重要度設定が複数のビデオカメラ映像で均一な場合を示
す説明図。
重要度設定が複数のビデオカメラ映像で均一な場合を示
す説明図。
【図3】図1の記録密度可変型ビデオスイッチャによる
重要度設定を表2の計算により重要度設定を行った場合
を示す説明図。
重要度設定を表2の計算により重要度設定を行った場合
を示す説明図。
【図4】従来のフレームスイッチャによる複数のビデオ
カメラ映像の記録再生を示す説明図。
カメラ映像の記録再生を示す説明図。
【図5】図4の記録再生における時間的死角を説明する
説明図。
説明図。
10 フレームスイッチャ 20 平均選択回数設定手段 21,22,23,24 センサ VTR31 タイムラプス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C018 HA02 HA05 HA08 5C022 AA01 AB61 AB65 AC01 5C023 AA14 AA21 AA37 AA38 BA16 BA19 CA01 CA08 5C053 FA12 FA21 GB02 KA08 KA24 LA01 5C054 AA01 CA04 CC03 CG01 CG07 CH03 CH04 CH10 EA01 FA09 FE02 FE18 GA01 GB01 GD06 HA18
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のビデオカメラ映像を1フレームま
たは1フィールドを単位として平均選択回数が可変設定
可能な状態で選択切換を行い映像記録手段に導くビデオ
スイッチャと、 前記複数のビデオカメラ映像の記録上の重要度設定に基
づいて前記ビデオスイッチャにおける複数のビデオカメ
ラ映像の平均選択回数を設定する平均選択回数設定手段
と、 を具備したことを特徴とする記録密度可変型ビデオスイ
ッチャ。 - 【請求項2】 複数のビデオカメラ映像を1フレームま
たは1フィールドを単位として平均選択回数が可変設定
可能な状態で選択切換を行い映像記録手段に導くビデオ
スイッチャと、 前記複数のビデオカメラに近接した位置に設けられ、そ
れぞれの位置での侵入者を検知する複数のセンサと、 これら複数のセンサの検出結果に基づいて前記ビデオス
イッチャにおける複数のビデオカメラ映像の平均選択回
数を設定する平均選択回数設定手段と、 を具備したことを特徴とする記録密度可変型ビデオスイ
ッチャ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10235904A JP2000069367A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 記録密度可変型ビデオスイッチャ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10235904A JP2000069367A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 記録密度可変型ビデオスイッチャ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000069367A true JP2000069367A (ja) | 2000-03-03 |
Family
ID=16992966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10235904A Pending JP2000069367A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 記録密度可変型ビデオスイッチャ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000069367A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004077821A1 (ja) * | 2003-02-25 | 2004-09-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 映像合成装置 |
JP2006262133A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 監視カメラシステム |
-
1998
- 1998-08-21 JP JP10235904A patent/JP2000069367A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004077821A1 (ja) * | 2003-02-25 | 2004-09-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 映像合成装置 |
JP2006262133A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 監視カメラシステム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040423 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061127 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061205 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070807 |