JP2000068952A - ディジタル送信信号の受信方法及び装置 - Google Patents

ディジタル送信信号の受信方法及び装置

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JP2000068952A
JP2000068952A JP23194798A JP23194798A JP2000068952A JP 2000068952 A JP2000068952 A JP 2000068952A JP 23194798 A JP23194798 A JP 23194798A JP 23194798 A JP23194798 A JP 23194798A JP 2000068952 A JP2000068952 A JP 2000068952A
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Tomotaka Yamazaki
友敬 山崎
Yoko Matsuura
陽子 松浦
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル衛星放送に用いられているMPE
G2システムの仕組みをそのまま利用したデータ放送或
いはデータ通信のサービスを実現し、ディジタル衛星放
送に使用されている回線を有効に利用し、高速且つ効率
的な利用を実現する。 【解決手段】 ディジタル衛星放送として送信されてき
たNIT,PAT、PMTのテーブルから、PIDとト
ランスポンダの周波数との対応を示す逆引SIテーブル
を作成し、この逆引SIテーブルを用い、何らかの方法
により取得したPID(pid1000,pid100
1,pid1002等)からトランスポンダの周波数
(sidA,sidB,sidC等)を取得して選局を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも選局情
報とプログラムとから構成されるビットストリームをデ
ィジタル送信信号として放送或いは通信する際に好適な
ディジタル送信信号の受信方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年は、テレビジョン放送を従来のアナ
ログ放送からディジタル放送に置き換えることが実用化
されつつある。
【0003】ディジタル放送には、従来のアナログ放送
に無い特徴として、映像,音声,各種データ等の区別を
無くすと共に柔軟な番組編成が可能であること、限られ
た伝送帯域で高品質且つ多数の番組放送が可能であるこ
と、優先度に応じた階層化サービスの提供が可能である
こと、放送方式そのもののバージョンアップが容易であ
ること、高い双方向性を有すること、などがある。この
ディジタル放送には、映像符号化方式として、いわゆる
MPEG2(Moving Picture Image Coding Experts Gr
oup 2)の動画像圧縮符号化技術が採用され、多重化方
式としてMPEG2システムが採用されている。なお、
MPEG2及び当該MPEG2システムを採用したディ
ジタル放送の規格については既知であるため、その詳細
についての説明は省略する。
【0004】ところで、ディジタル放送においては、そ
の特徴の一つとして多数の番組を時分割多重して放送す
るため、受信側ではそれら多数の番組の中から所望の番
組を選択(すなわち選局)する必要がある。
【0005】上記ディジタル放送における選局は、MP
EG2システムに規定されているPSI(Program Spec
ific Information:プログラム仕様情報)と呼ばれる番
組関連情報に関するテーブルを用いて行われる。すなわ
ち、当該PSIの中のNIT(Network Information Ta
ble)、PAT(Proguram Association Table)、PM
T(Program Map Table)に、選局情報が記述されてお
り、当該選局情報は階層構造を持つ。なお、DVB(Di
gital Video Broadcasting)準拠の衛星ディジタル放送
においては、EIT(Event Information Table)、S
DT(Service Description Table)にプログラム情報
に関する内容が記述されている。
【0006】ここで、NITは、放送全体に関する選局
情報として、物理チャンネルであるトランスポンダの周
波数と各トランスポンダに属するプログラムすなわちS
ID(Service ID)などが記述される。また、PAT
は、トランスポンダ毎に定義され、そのトランスポンダ
の選局情報として、当該トランスポンダで現在放送され
ているSID(Service ID)とそのSIDに関する選局
情報であるPMTのPID(Packet ID)が記述される。
PMTは、SID毎に定義され、そのSIDの選局情報
として、SIDに含まれているES(Elementary Strea
m)又はPS(Private Section)についての情報が記述
される。したがって、最終的には、PMTにより得られ
たES或いはPSのPIDに基づいて、これらES或い
はPSを分離し、処理装置へ割り当てることにより、選
局が行われる。
【0007】図9には、上記PATのデータ構造の一例
を示す。このPATは、各プログラム番号(16ビッ
ト)毎に、そのプログラムを構成するパケットの情報を
伝送するPMTのPIDを示す。PAT自体のPIDと
しては固定的にPID=0が割り当てられる。以下、こ
のPATの主なもの説明する。テーブルIDは、MPE
Gで規定されており、テーブルの種類を示す。PATの
テーブルIDは、「0×00(16進数表記)」であ
る。トランスポートストリームID(Transport Stream
ID;TS ID)はストリーム(多重化された符号化
データ)の識別IDである。ディジタル衛星放送の場合
はトランスポンダに相当する。バージョン番号はテーブ
ルの内容が更新される都度加算され、カレント・ネクス
ト・インジケータは新旧バージョンを同時に伝送する際
の識別の用いられる。プログラム番号は個々のチャンネ
ルを識別するための番号である。ネットワークPID
は、プログラム番号が「0×000」の場合にNITの
PIDを示す。プログラム・マップPIDはPMTのP
IDを示す。なお、プログラム番号が「0」の場合にの
みネットワークPIDとなる。また、図中のCRC(Cy
clic Redundancy Check)は、巡回冗長検査符号であ
る。
【0008】図10には、上記PMTのデータ構造の一
例を示す。このPMTは、各プログラム毎にそのプログ
ラムを構成する映像、音声、付加データなどのストリー
ムが伝送されるパケットのPIDを示す。PMT自体の
PIDはPATで指定される。以下、このPMTについ
て、PATと重複しない内容について説明する。テーブ
ルIDは、MPEGで規定されており、テーブルの種類
を示す。PMTのテーブルIDは、「0×02(16進
数表記)」である。PCR PID(programclock ref
erence PID)は、復号する際の基準となるクロック
(プログラム時刻基準参照値:PCR)が含まれるパケ
ットのPIDを示す。ストリーム・タイプは、映像、音
声、データなど、ストリームで伝送される信号の種類を
示す。
【0009】図11には、上記NITのデータ構造の一
例を示す。このNITは、伝送路に関する物理的な情
報、すなわち、ディジタル衛星放送においては衛星の軌
道、偏波、トランスポンダ毎の周波数などを示す。NI
T自体のPIDはPATで指定される。以下、DVBの
規定を引用してそのデータ構造について、PAT、PM
Tと重複しない内容について説明する。テーブルID
は、DVBで規定されており、テーブルの種類を示す。
NITのテーブルIDについては、当該ネットワークが
「0×40(16進数表記)」、他のネットワークが
「0×41(16進数表記)」である。ネットワークI
Dは、ネットワークを識別するための識別IDである。
ディジタル衛星放送の場合は個々の衛星に相当する。こ
のNITにおける2つのディスクリプタは、PSIの一
部として重要な役割を果たすものであり、サテライト・
デリバリ・システム・ディスクリプタと、サービス・リ
スト・ディスクリプタの2つがある。
【0010】図12には、上記サテライト・デリバリ・
システム・ディスクリプタのデータ構造の一例を示す。
このサテライト・デリバリ・システム・ディスクリプタ
は、TSディスクリプタ長に従って繰り返されるディス
クリプタの1番目として使用し、TS IDと一対にな
る。以下に、このサテライト・デリバリ・システム・デ
ィスクリプタにおける衛星/トランスポンダの仕様につ
いて説明する。ディスクリプタタグは、DVBで規定さ
れており、ディスクリプタの種別を示し、「0×43
(16進数表記)」となる。周波数は、ストリーム(こ
こではトランスポンダ)毎の伝送周波数を示す。軌道/
西経東経フラグ/偏波は、衛星の軌道と偏波を示す。変
調/シンボルレート/内側誤り訂正符号率は伝送に関す
る仕様を示す。なお、図中のFEC(Forward Error Co
rrection)は前方誤り訂正符号であり、BCD(Binary
Coded Decimal)は2進符号化10進法を示し、QPS
K(quadrature phase shift keying)は4相位相偏移
変調を示している。
【0011】図13には、上記サービス・リスト・ディ
スクリプタのデータ構造の一例を示す。このサービス・
リスト・ディスクリプタは、TSディスクリプタ長に従
って繰り返されるディスクリプタの2番目以降として使
用し、当該ストリーム(ここではトランスポンダ)に多
重されたサービス(チャンネル)のIDを示す。すなわ
ち、一つのTS IDに複数のサービス・リスト・ディ
スクリプタが付属する。このサービス・リスト・ディス
クリプタにおけるディスクリプタタグは、DVBで規定
されており、ディスクリプタの種別を示し、「0×41
(16進数表記)」となる。SID(サービスID)
は、サービスを識別するための識別IDであり、通常、
サービスは視聴者が選局するチャンネルと一致する。サ
ービスタイプは、映像、音声、データなど、サービスの
内容を示す。なお、図中のNVOD(Near Video On De
mand)は疑似ビデオオンデマンドを表し、PAL(Phas
e Alternation by Line)とSECAM(Sequential a
Memoire Color Television system)はカラーテレビジ
ョンの標準方式である。
【0012】図14には、上記ディジタル衛星放送の受
信装置における従来の選局の動作のフローチャートを示
す。ここで、PAT及びPMTにおいてはプログラム番
号が、また、NITではSIDが、それぞれ視聴者が選
局するチャンネル番号に該当する。さらに、NITがネ
ットワーク全体、すなわち全てのトランスポンダの情報
を含み、同一のテーブルが全てのトランスポンダで並行
に伝送されるのに対し、PAT及びPMTはそれぞれが
伝送されるトランスポンダ内の番組の情報だけからな
り、各トランスポンダ毎に異なった内容となる。
【0013】従来の選局は、放送という形が主であり、
映像、音声など複数のコンポーネントからプログラムが
構成されているため、当該選局の際には、PMTを取得
する必要があり、PMTに記述されているコンポーネン
トのPIDをそれぞれ処理すべきデコーダに設定する。
また、PMTのPIDはPATに記述されているため、
PMTの取得に先立ってPATを取得する必要がある。
そして、選局したいSIDが異なるトランスポンダにあ
る場合は、NITを取得しておく必要がある。このよう
にMPEG2システムにおいては、階層構造の選局情報
をすべて取得してはじめて、プログラムを構成するコン
ポーネントのPIDの情報を取得できる。
【0014】この図14に示すフローチャートにおい
て、先ずステップS21ではSIDの決定、すなわちチ
ャンネルの選局が行われ、次いでステップS22ではN
ITの取得、すなわち伝送路に関する物理的な情報(ト
ランスポンダの周波数等)が行われる。
【0015】次に、ステップS23では、SIDが存在
するか否かの判定、すなわち視聴者が選局できるチャン
ネルが存在するか否かを判定し、存在しないときにはス
テップS30に進み、選局不可能として処理を終了す
る。一方、ステップS23の判定において、SIDが存
在すると判定したときには、ステップS24以降の処理
に進む。
【0016】ステップS24では、トランスポンダの移
動、すなわち受信トランスポンダをSIDに対応するト
ランスポンダに変更し、次のステップS25では、PA
Tを取得する。
【0017】このステップS25でPATを取得した後
は、ステップS26にてSIDが放送中であるか否かを
判定し、放送中でないときにはステップS30に進み、
選局不可能として処理を終了する。一方、ステップS2
6の判定において、放送中であると判定したときには、
ステップS27以降の処理に進む。
【0018】ステップS27では、PMTを取得し、次
のステップ28では、ES又はPSを分離し、処理装置
へ割り当てる。これにより、ステップS29にて、選局
が完了する。
【0019】上述したように、ディジタル衛星放送にお
ける従来の選局は、主に放送を対象としており、放送用
のプログラムは映像、音声、またデータなどの複数のコ
ンポーネントからプログラムが構成されている。そのた
め、プログラムを受信するためには、選局情報を全て取
得すること、すなわち必要な複数コンポーネントのPI
Dを取得するために、NIT、PAT、PMT、PID
の全てを取得することが行われている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで例えば、上述
したようなディジタル衛星放送に用いられているMPE
G2システムの仕組みをそのまま利用して、データ放送
或いはデータ通信のサービスを行うようなことを考えた
場合、すなわち例えばブロードキャスト通信あるいはセ
キュリティを確保した形での特定ユーザ向けの通信を行
うような場合は、資源の効率化という意味においても、
受信する単位は複数のコンポーネントではなく単一のコ
ンポーネント(一つのPID)になることが想定され
る。つまり、コンテンツにかかかわらず、一つの回線
(ひとつのPID)という形で送信されると考えられ
る。また、映像、音声、データなど複数のコンポーネン
トを1つのデータとみなして、単一のPIDにのせて送
信し、受信側において上位のアプリケーションでそれを
デマルチプレクスする放送サービスなども考えられる。
【0021】しかし、上記ディジタル衛星放送に用いら
れているMPEG2システムの仕組みをそのまま利用し
て、上述のようなデータ放送或いはデータ通信のサービ
スを行うことを考えた場合、現状の選局手法は、階層構
造になっている選局情報を取得することがベースになっ
ているため、より安全ではあるが、通信に使用するには
非効率であり、選局のスピードも遅くなる。
【0022】そこで、本発明は上述の実情に鑑みて提案
されるものであり、ディジタル衛星放送に用いられてい
るMPEG2システムの仕組みをそのまま利用したデー
タ放送或いはデータ通信のサービスを実現すると共に、
当該ディジタル衛星放送に使用されている回線を有効に
利用し、また高速且つ効率的な利用を実現可能とするデ
ィジタル送信信号の受信方法及び装置を提案することを
目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明のディジタル送信
信号の受信方法及び装置は、少なくとも選局情報と当該
選局情報に対応したプログラムとから構成されるビット
ストリームが、複数の物理チャンネルに分割されて送信
されると共に、上記選局情報は、送信されるディジタル
信号の全体に関する選局情報と物理チャンネル内におけ
る選局情報とプログラムの選局情報とが順に階層構造に
なされている、ディジタル送信信号の受信方法及び装置
であり、ディジタル送信信号として送信されてきた階層
構造の選局情報を受信して第1のテーブルとして格納
し、その格納した第1のテーブルのうち物理チャンネル
に関連する最下位の階層から順に選局情報を取得して第
2のテーブルを作成して格納し、この第2のテーブルか
ら物理チャンネルに関連する最下位側の階層の選局情報
を優先して取得してディジタル送信信号の選局を行うこ
とにより、上述した課題を解決する。
【0024】また、本発明ディジタル送信信号の受信方
法及び装置は、階層構造の選局情報を構成する第1のテ
ーブルのうち物理チャンネルに関連する最下位の階層か
ら順に選局情報を取得して生成され送信されてきた第2
のテーブルの情報を受信して格納し、この第2のテーブ
ルから物理チャンネルに関連する最下位側の階層の選局
情報を優先して取得してディジタル送信信号の選局を行
うことにより、上述した課題を解決する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0026】本発明のディジタル送信信号の受信方法及
びディジタル送信信号の受信装置においては、ディジタ
ル衛星放送に用いられているMPEG2システムの仕組
みをそのまま利用したデータ放送或いはデータ通信のサ
ービスを実現すること、例えばブロードキャスト通信あ
るいはセキュリティを確保した形での特定ユーザ向けの
通信を実現するために、前述したように、資源の効率化
という意味合いから、受信する単位を複数のコンポーネ
ントではなく単一のコンポーネント、或いは複数のコン
ポーネントを1つのデータ(すなわち1つのコンポーネ
ント)とみなし、単一のPIDにのせて送信することを
想定している。
【0027】ここで、このような単一コンポーネント
(複数のコンポーネントを1つのデータとみなす場合も
含む)の場合、受信側にとっては、SIDを選択すると
いうよりは、PIDを選択することが実質的な選局を意
味する。つまり、PIDはトランスポンダ毎にユニーク
であるので、この場合、PIDと、そのPIDが属する
伝送路の周波数情報(PIDとトランスポンダの周波
数)さえわかれば、選局が可能である。すなわち、NI
T、PAT、PMTを必ずしも取得する必要はない。
【0028】本発明においては、「所望のトランスポン
ダの周波数とPID」を用いた選局を実現するため、以
下のようなことを行う。
【0029】先ず、ユーザがディジタル衛星放送を利用
した通信を開始するときには、何らかの方法で受信用の
トランスポンダ周波数とPIDを獲得する。上記トラン
スポンダ周波数とPIDを獲得するための方法として
は、例えば衛星回線や地上回線等を介した通信等による
獲得が考えられる。
【0030】ここで、上記獲得したPIDを元にして選
局を行うことになるが、ディジタル衛星放送用の受信装
置は基本的にSIDに基づいて選局を行うようになされ
ているため、上記獲得したPIDからSIDを求めるた
めのメカニズムが必要となる。
【0031】当該PIDからSIDを求めるためのメカ
ニズムの一例として、本発明では、MPEG2システム
において流れている選局のNIT→PAT→PMT→P
IDという階層テーブル(第1のテーブル)を利用し、
その階層を逆方向に辿ってSIDを求めるためのテーブ
ル(第2のテーブル、以下、逆引SIテーブルと呼ぶ)
を作成し、この逆引SIテーブルを使用してPIDから
SIDを求めるようにしている。すなわち、本発明にて
使用する逆引SIテーブルとは、PIDからSIDやN
IDを検索するためのテーブルのことで、受信側におい
て取得したNIT、PAT、PMTを元に再構成する
か、或いは、送信側でそのためのテーブル(逆引SIテ
ーブル)を作成して受信側に送信されるものである。
【0032】本発明によれば、このような逆引SIテー
ブルを使用する仕組みを構築することによって、PID
による選局を可能とし、高速かつ効率的な選局を実現し
ている。
【0033】図1及び図2には上記逆引SIテーブル作
成の様子を概念的に表す。
【0034】図1の(a),(b),(c)には、MP
EG2システムにおいて流れている選局用のNIT,P
AT,PMTの階層テーブルの内容の一例を示してい
る。ここで、図2の(A),(B),(C)に示すよう
に、例えばトランスポンダ番号Tr#1,Tr#2,T
r#3の3つを例に挙げて説明すると、NITは同じネ
ットワークであるならば各トランスポンダ毎に共通であ
り、PATはトランスポンダ毎にユニークなのでそれぞ
れトランスポンダ番号Tr#1,Tr#2,Tr#3に
対応した番号PAT#1,PAT#2,PAT#3で表
すことができる。PMTはSIDのリスト(例えばsi
dA,sidB,sidC)毎に表され、これらsid
A,sidB,sidCにはそれぞれPIDの識別番号
(例えばpid500やpid1000,pid100
1,pid1002等)が含まれている。
【0035】これら図1の(a),(b),(c)の例
では、NITにはSIDのリストとしてsid,sid
B,sidC、トランスポンダ番号Tr#1,Tr#
2,Tr#3、トランスポンダの周波数(例えば12.
448GHz,12.555GHz,12.718GH
z等)が記述され、PATには各番号PAT#1,PA
T#2,PAT#3毎にSIDのリストとPMTのPI
D(例えば、PAT#1にはsidA、pid500な
ど)が記述され、PMTにはPIDの識別番号とサービ
スタイプ(例えば、PMTのpid500には、pid
1000や1001及びそれに対応するサービスタイプ
としてビデオやオーディオ等)が記述される。
【0036】したがって、これら図1の(a),
(b),(c)に示したNIT,PAT,PMTから作
成される逆引SIテーブルは、例えば図1の(d)に示
すようなテーブルとなる。この図1の(d)に示す逆引
SIテーブルの場合は、トランスポンダ番号,PID,
SID,NID,サービスタイプのそれぞれの対応の一
例として、Tr#1とpid1000とsidAとni
d1とビデオが対応し、Tr#1とpid1001とs
idAとnid1とオーディオが対応し、Tr#2とp
id1000とsidBとnid1とデータが対応し、
Tr#3とpid1002とsidCとnid1とデー
タが対応している。すなわち、この逆引SIテーブルを
用いれば、例えばTr#1とpid1000とからsi
dAとnid1とビデオを検索することができ、また、
Tr#1とpid1001とからsidAとnid1と
オーディオを検索でき、以下同様に、Tr#2とpid
1000とからsidBとnid1とデータを、Tr#
3とpid1002とからsidCとnid1とデータ
を検索できる。
【0037】図3には上述のような逆引SIテーブルを
使用した場合の選局操作の流れを示す。
【0038】この図3において、先ずステップS1で
は、選局したいチャンネル及びプログラムに対応するP
ID(pid)とトランスポンダ周波数を獲得する。
【0039】ステップS2では、前述のように逆引SI
テーブルを構成、又は既に構成してある逆引SIテーブ
ルを利用し、ステップS1にて獲得したpidを含むS
IDを検索して取得する。
【0040】ステップS3では、当該取得したSIDを
用いて選局を行い、次のステップS4では当該選局に応
じてトランスポンダの移動、すなわち受信トランスポン
ダをSIDに対応するトランスポンダに変更する。
【0041】ステップS5では、上記移動されたトラン
スポンダから受信した信号からES又はPSを分離し、
処理装置へ割り当てる。これにより、ステップS6に
て、選局が完了する。
【0042】図4には、本発明のディジタル送信信号の
受信方法及びディジタル送信信号の受信装置が適用され
る第1の実施の形態のディジタル放送受信装置の概略構
成を示す。ここで、上述したように、逆引SIテーブル
は、受信側において取得したNIT、PAT、PMTを
元に再構成されるか、或いは、送信側にて作成された逆
引SIテーブルを受信側にて受信するかの何れかがあ
り、この第1の実施の形態では、取得したNIT、PA
T、PMTを元に逆引SIテーブルを生成し、この逆引
SIテーブルを用いてPIDによる選局を実現するディ
ジタル放送受信装置の例を説明する。
【0043】この図4に示す第1の実施の形態のディジ
タル放送受信装置において、受信アンテナ1はディジタ
ル衛星放送用の衛星からの電波を受信するためのアンテ
ナである。MPEG2システムを用いたディジタル衛星
放送の場合、当該受信アンテナ1にて受信される信号
は、MPEG2ビデオやMPEG2オーディオ、MPE
G2データなどのES(Elementary Stream)又はPS
(Private Section)を多重化したTS(Transport Str
eam)のデータに、誤り訂正のための符号化を施し、さ
らにいわゆるQPSKなどのディジタル変調処理を施し
た信号である。
【0044】フロントエンド(F/E)2は、受信アン
テナ1からの受信信号に施されているQPSKなどのデ
ィジタル変調処理に対応する復調を行い、また、予め誤
り訂正のための符号化が施されている信号に誤り訂正処
理を施し、送信されてきたTSを取り出す。
【0045】上記フロントエンド(F/E)2から取り
出されたTSは、デマルチプレクサ3に送られる。
【0046】デマルチプレクサ3は、上記MPEG2ビ
デオやMPEG2オーディオ、MPEG2データなどの
ES又はPSを多重化してなるTSから、それらMPE
GビデオやMPEGオーディオ、MPEG2データなど
のES又はPSをそれぞれ分離する。当該デマルチプレ
クサ3での分割により得られたPSのPSIはCPU
(中央処理装置)11に送られ、MPEG2ビデオはM
PEG2ビデオデコーダ4へ、MPEG2オーディオは
MPEG2オーディオデコーダ5へ、MPEG2データ
はデータ処理部6へそれぞれ送られる。
【0047】上記MPEG2ビデオデコーダ4、MPE
G2オーディオデコーダ5、データ処理部6では、それ
ぞれ供給されたMPEG2ビデオ、MPEG2オーディ
オ、MPEG2データを各々適切に処理する。すなわ
ち、MPEG2ビデオデコーダ4ではMPEG2ビデオ
の伸張復号化を、MPEG2オーディオデコーダ5では
MPEG2オーディオの伸張復号化を、データ処理部6
ではMPEG2データの処理をそれぞれ行う。これらM
PEG2ビデオデコーダ4、MPEG2オーディオデコ
ーダ5、データ処理部6での処理にて得られた信号が、
それぞれ外部インターフェイス(I/F)7により所定
の信号フォーマットに直されて、それぞれ対応するビデ
オ出力端子5,オーディオ出力端子9,データ出力端子
10から外部へ出力される。
【0048】CPU11は、メモリ12に記憶された各
種制御プログラムや当該メモリ12のワーク領域を利用
しながら、上記MPEG2ビデオデコーダ4、MPEG
2オーディオデコーダ5、データ処理部6の動作を制御
したり、各種の演算処理を行う。
【0049】メモリ12は、上記CPU11にて使用す
る各種制御プログラムの格納領域やワーク領域と共に、
上記CPU11に入力された上記PSのPSIから取得
したテーブルを格納するテーブル格納領域(取得テーブ
ル格納部17と呼ぶ)を備える。
【0050】選局I/F13は、通常のディジタル衛星
放送を受信する場合に、ユーザによる選局、すなわち例
えばユーザが操作するリモートコントローラ等によって
チャンネル選択及びプログラム選択を行うための構成で
ある。このように通常のディジタル衛星放送を受信する
場合の選局がなされた場合、選局I/F13からは、そ
の選局に応じたSIDがCPU11に送られる。この選
局I/F13からSIDが供給されたときのCPU11
は、上記メモリ12の取得テーブル格納部17に格納さ
れた取得テーブルを用い、上記SIDからPMTを求
め、さらに当該PMTにより得られたES或いはPSの
PIDをデマルチプレクサ3に設定する。これにより、
ES或いはPSがそれぞれ対応するデコーダ4,5やデ
ータ処理部6に割り当てられ、通常のディジタル衛星放
送における選局は完了する。
【0051】ここまでは、通常のディジタル衛星放送を
受信する場合の動作であるが、一方で、選局にPIDを
用いる場合は、上記選局I/F13から選局を行うので
はなく、PID獲得部14からPIDを獲得することに
よって選局を行うことになる。
【0052】PID獲得部14は、選局のために、少な
くともPIDを獲得するための構成であり、本実施の形
態では例えば衛星回線や地上回線等を介した通信等によ
って当該PIDを獲得する。このPID獲得部14にて
獲得されたPIDは、選局のために、CPU11に送ら
れる。
【0053】また、PIDを用いた選局を行う場合のC
PU11は、上記PIDの獲得に先だって、上記デマル
チプレクサにて分離されたPSIから、前述したように
逆引SIテーブルを作成する。すなわち、上記PIDの
獲得に先だち、当該CPU11では、例えばメモリ12
等に格納された逆引SIテーブル作成用プログラムに基
づいて逆引SIテーブルの作成を行う。なお、CPU1
1における逆引SIテーブル作成処理はソフトウェア的
に行われるが、図4の例では、当該逆引SIテーブル作
成用プログラムに基づく逆引SIテーブルの作成処理の
機能を、逆引SIテーブル作成部15として図示してい
る。もちろん、逆引SIテーブル作成部15の機能は、
CPU11の外部にハードウェアとして実現することも
可能である。当該作成された逆引SIテーブルはメモリ
12に送られる。
【0054】さらに、PIDを用いた選局を行う場合の
メモリ12は、上記各種制御プログラムの格納領域及び
ワーク領域や上記取得テーブル格納部17と共に、上記
作成された逆引SIテーブルを格納する逆引SIテーブ
ル格納部12を備える。
【0055】したがって、PIDを用いた選局を行う場
合のCPU11は、上記PID獲得部14から供給され
た上記選局のためのPIDを用い、上記メモリ12の逆
引SIテーブル格納部12に格納された逆引SIテーブ
ルから、対応するSIDを検索する。すなわち、当該C
PU11では、例えばメモリ12等に格納されたテーブ
ル検索用プログラムに基づいて、上記逆引SIテーブル
から上記選局のためのPIDに対応するSIDを検索す
る。なお、CPU11におけるテーブル検索処理はソフ
トウェア的に行われるが、図4の例では、当該テーブル
検索用プログラムに基づくテーブル検索処理の機能をテ
ーブル検索部16として表している。もちろん、テーブ
ル検索部16の機能は、CPU11の外部にハードウェ
アとして実現することも可能である。
【0056】当該CPU11は、上述のようにして、選
局のためのPIDによって逆引SIテーブルからSID
を検索したならば、その後は、前記ディジタル衛星放送
の受信の場合と同様に、上記SIDからPMTを求め、
さらに当該PMTにより得られたES或いはPSのPI
Dをデマルチプレクサ3に設定する。これにより、ES
或いはPSがそれぞれ対応するデコーダ4,5やデータ
処理部6に割り当てられ選局は完了する。
【0057】なお、逆引SIテーブルを使用してPID
からSIDを検索したときに、例えば選局に失敗したよ
うな場合、本実施の形態の受信装置は、順次上位の層の
選局情報を取得して行き、新たに逆引SIテーブルを作
成し直し、メモリ12に格納されている逆引SIテーブ
ルを更新する。
【0058】本実施の形態では、通常のディジタル衛星
放送用の受信装置が、その基本動作としてSIDに基づ
く選局を行うようになされているために、PIDからS
IDを検索し、さらにこのSIDからES或いはPSの
PIDを求めるようにしているが、当該通常のディジタ
ル衛星放送用の受信装置の基本動作に制限されない受信
装置の場合には、上記PID獲得部14にて獲得したP
IDを、直接デマルチプレクサ3に設定すればよい。
【0059】図5には、本発明のディジタル送信信号の
受信方法及びディジタル送信信号の受信装置が適用され
る第2の実施の形態のディジタル放送受信装置の概略構
成を示す。上記第1の実施の形態では、受信側において
取得したNIT、PAT、PMTを元に逆引SIテーブ
ルを生成した例を挙げたが、この第2の実施の形態は、
送信側にて作成されて送信されてきた逆引SIテーブル
を受信して格納しておき、当該逆引SIテーブルを使用
してPIDによる選局を実現する例を説明する。なお、
この図5において、図4と同一の構成要素にはそれぞれ
図4と同じ指示符号を付して、それらの説明については
省略する。
【0060】この第2の実施の形態の場合、受信アンテ
ナ1にて受信される信号のTSには、送信側にて作成し
た前述同様の逆引SIテーブルも多重されている。
【0061】図5の受信装置のデマルチプレクサ3は、
上記TSから分離したから逆引SIテーブルをCPU1
1に送り、CPU11は当該逆引SIテーブルをメモリ
12の逆引SIテーブル格納部18に格納する。
【0062】これにより、当該第2の実施の形態の場合
は、受信装置側において逆引SIテーブルを作成する必
要が無く、図4の例のようなCPU11の逆引SIテー
ブル作成部15の機能が不要になり、構成の簡略化が可
能になる。また、逆引SIテーブルは送信側にて作成さ
れるため、常に最新の逆引SIテーブルが得られること
になり、その結果、PIDによる選局の失敗は減少す
る。
【0063】上述した第1,第2の実施の形態は、ディ
ジタル衛星放送の受信装置においてPIDによる選局を
実現するための構成例を挙げたが、例えば通常のディジ
タル衛星放送用の受信装置をそのまま使用してデータ放
送或いはデータ通信を実現するような場合には、以下の
実施の形態に述べるような構成も考えられる。
【0064】図6には、第3の実施の形態として、受信
装置には通常のディジタル衛星放送の受信装置(IR
D)をそのまま使用し、この受信装置と例えばパーソナ
ルコンピュータ(PC)とを接続し、当該パーソナルコ
ンピュータからPIDを設定して受信装置の選局I/F
13を介して選局を行うような構成例を挙げる。なお、
この図6において、図4と同一の構成要素にはそれぞれ
図4と同じ指示符号を付して、それらの説明については
省略する。
【0065】当該第3の実施の形態において、受信装置
(IRD)側は、通常のディジタル衛星放送用の受信装
置であり、したがって、前記図4や図5の例のようにP
ID獲得部14は備えていない。
【0066】この受信装置には、パーソナルコンピュー
タとの接続を可能にするインターフェイス部20を備
え、当該インターフェイス部20が選局I/F13及び
CPU11に接続されている。一方、パーソナルコンピ
ュータ側もインターフェイス部31を備え、このインタ
ーフェイス部20は当該パーソナルコンピュータのCP
U32と接続されている。したがって、これら受信装置
とパーソナルコンピュータは、インターフェイス部20
及びインターフェイス部31を介して信号の送受が可能
である。
【0067】パーソナルコンピュータのCPU32は、
受信装置がデマルチプレクサ3にて分離しCPU11を
介して送信されてきたPSIから、逆引SIテーブルを
作成する。すなわち、当該パーソナルコンピュータのC
PU32では、例えば内部メモリ32或いは図示しない
ハードディスク等に格納された逆引SIテーブル作成用
プログラムに基づいて逆引SIテーブルの作成を行う。
なお、当該パーソナルコンピュータのCPU32におけ
る逆引SIテーブル作成処理はソフトウェア的に行われ
るが、図6の例では、当該逆引SIテーブル作成用プロ
グラムに基づく逆引SIテーブルの作成処理の機能を、
逆引SIテーブル作成部35として図示している。当該
作成された逆引SIテーブルは内部メモリ34に送られ
る。
【0068】当該パーソナルコンピュータの内部メモリ
34は、上記作成された逆引SIテーブルを格納する逆
引SIテーブル格納部34を備える。なお、メモリに代
えてハードディスクに記録することも可能である。
【0069】また、パーソナルコンピュータのPID獲
得部33は、選局のために、少なくともPIDを獲得す
るための構成であり、本実施の形態では例えば無線通信
回線や地上回線、或いは配布されたパッケージメディア
等を介して当該PIDを獲得する。このPID獲得部3
3にて獲得されたPIDは、選局のために、CPU32
に送られる。
【0070】PIDを用いた選局を行う場合のパーソナ
ルコンピュータのCPU32は、上記PID獲得部33
から供給された上記選局のためのPIDを用い、上記内
部メモリ34の逆引SIテーブル格納部37に格納され
た逆引SIテーブルから対応するSIDを検索する。す
なわち、当該CPU32では、例えば内部メモリ34或
いは図示しないハードディスク等に格納されたテーブル
検索用プログラムに基づいて、上記逆引SIテーブルか
ら上記選局のためのPIDに対応するSIDを検索す
る。なお、CPU32におけるテーブル検索処理はソフ
トウェア的に行われるが、図6の例では、当該テーブル
検索用プログラムに基づくテーブル検索処理の機能をテ
ーブル検索部36として表している。
【0071】当該CPU32は、上述のようにして、選
局のためのPIDによって逆引SIテーブルからSID
を検索したならば、当該SIDをインターフェイス部3
1及び20を介して受信装置の選局I/F13に転送す
る。
【0072】受信装置の選局I/F13は、パーソナル
コンピュータから送られてきたSIDを、通常のディジ
タル衛星放送の選局の場合と同様に、受信装置のCPU
11に送る。
【0073】当該選局I/F13を介してパーソナルコ
ンピュータからSIDが供給されたときのCPU11
は、上記メモリ12の取得テーブル格納部17に格納さ
れた取得テーブルを用い、上記SIDからPMTを求
め、さらに当該PMTにより得られたES或いはPSの
PIDをデマルチプレクサ3に設定する。これにより、
ES或いはPSがそれぞれ対応するデコーダ4,5やデ
ータ処理部6に割り当てられ、選局は完了する。
【0074】なお、当該第3の実施の形態でおいては、
逆引SIテーブルを使用してPIDからSIDを検索し
たときに、例えば選局に失敗したような場合は、パーソ
ナルコンピュータにて順次上位の層の選局情報を取得し
て行き、新たに逆引SIテーブルを作成し直し、メモリ
34に格納されている逆引SIテーブルを更新する。
【0075】図7には、本発明のディジタル送信信号の
受信方法及びディジタル送信信号の受信装置が適用され
る第4の実施の形態のディジタル放送受信装置の概略構
成を示す。上記第3の実施の形態では、パーソナルコン
ピュータが受信装置から取得したNIT、PAT、PM
Tを元に逆引SIテーブルを生成した例を挙げたが、こ
の第4の実施の形態は、送信側にて作成された逆引SI
テーブルをパーソナルコンピュータが受信装置から受け
取って格納しておき、当該逆引SIテーブルを使用して
PIDによる選局を実現する例を説明する。なお、この
図7において、図6と同一の構成要素にはそれぞれ図6
と同じ指示符号を付して、それらの説明については省略
する。
【0076】この第4の実施の形態の場合、受信装置の
受信アンテナ1にて受信される信号のTSには、送信側
にて作成した前述同様の逆引SIテーブルも多重されて
いる。
【0077】図7の受信装置のデマルチプレクサ3は、
上記TSから分離したから逆引SIテーブルをCPU1
1に送り、さらにこのCPU11は当該逆引SIテーブ
ルをインターフェイス部20及びインターフェイス31
を介してパーソナルコンピュータのCPU32に送る。
当該パーソナルコンピュータのCPU32は、受け取っ
た逆引SIテーブルを内部メモリ34の逆引SIテーブ
ル格納部37に格納する。
【0078】これにより、当該第4の実施の形態の場合
は、パーソナルコンピュータ側において逆引SIテーブ
ルを作成する必要が無く、図6の例のようなCPU32
の逆引SIテーブル作成部35の機能が不要になり、構
成の簡略化が可能になる。また、逆引SIテーブルは送
信側にて作成されるため、常に最新の逆引SIテーブル
が得られることになり、その結果、PIDによる選局の
失敗は減少する。
【0079】なお、本発明の各実施の形態においては、
従来同様の選局と、上述した各実施の形態によるPID
に基づいた選局とを、所望のプログラムに応じて切り替
えるようなことも可能である。すなわち、階層構造で構
成されている選局情報について、大域的な情報がかかれ
ている上位層の選局情報から順次下位層の選局情報を取
得することで確実に所望の選局を行う手法(従来同様の
選局手法)と、各実施の形態のように、より物理的な意
味合いの強い最下層の選局情報を優先して取得して選局
を行う手法(選局に失敗した場合は順次上位の層の選局
情報を取得して最終的に選局成功に至る場合も含む)と
を、所望のプログラムに応じて切り替えることで高速且
つ効率的な選局を行う手法とを切り替えることも可能で
ある。この場合の切り替え手段としては、CPU等によ
るソフトウェア的な切り替え手段と、スイッチ等のハー
ドウェア的な切り替え手段などが考えられる。
【0080】次に、図8には、送信側にて逆引SIテー
ブルを作成し、TSに多重化する場合の送信装置の構成
例を示す。なお、この図8の構成は一例である。
【0081】この図8において、ビデオ入力端子51、
オーディオ入力端子52、データ入力端子53には、入
力ソースとしてのビデオ信号、オーディオ信号、データ
がそれぞれ入力される。これら入力されたビデオ信号、
オーディオ信号、データは、外部I/F54を介して当
該送信装置内部の信号フォーマットに変換される。
【0082】上記外部I/F54を介したビデオ信号、
オーディオ信号、データは、それぞれ対応するMPEG
2ビデオエンコーダ55、MPEG2オーディオエンコ
ーダ56、データ処理部57に送られる。これらMPE
G2ビデオエンコーダ55、MPEG2オーディオエン
コーダ56、データ処理部57では、それぞれ供給され
たビデオ信号、オーディオ信号、データを各々適切に処
理する。すなわち、MPEG2ビデオエンコーダ55で
はビデオ信号をMPEG2ビデオに圧縮符号化し、MP
EG2オーディオエンコーダ56ではオーディオ信号を
MPEG2オーディオに圧縮符号化し、データ処理部5
7ではデータをMPEG2データに信号処理する。これ
らMPEG2ビデオエンコーダ55、MPEG2オーデ
ィオエンコーダ56、データ処理部57での処理にて得
られたMPEG2ビデオ、MPEG2オーディオ、MP
EG2データは、マルチプレクサ58に送られる。
【0083】また、マイクロコンピュータ62は、メモ
リ63を使用し、ディジタル衛星放送信号として送信す
ることになるプログラムに応じたPSIを作成すると共
に、必要に応じて逆引SIテーブルを作成する。すなわ
ち、当該マイクロコンピュータ62は、例えばメモリ6
3或いは図示しないハードディスク等に格納されたPS
I作成用プログラムに基づいてPSIを生成すると共
に、同じくメモリ63或いは図示しないハードディスク
等に格納された逆引SIテーブル作成用プログラムに基
づいて逆引SIテーブルの作成を行う。なお、当該マイ
クロコンピュータ62におけるPSI作成処理や逆引S
Iテーブル作成処理はソフトウェア的に行われるが、図
8の例では、当該PSI作成用プログラムや逆引SIテ
ーブル作成用プログラムに基づくPSI作成処理や逆引
SIテーブルの作成処理の機能を、PSI作成部65,
逆引SIテーブル作成部64として図示している。当該
作成されたPSIや逆引SIテーブルはマルチプレクサ
58に送られる。
【0084】マルチプレクサ58は、上記MPEG2ビ
デオやMPEG2オーディオ、MPEG2データなどの
ES又はPS、さらに必要に応じて作成された上記逆引
SIテーブルを多重化してTSを生成する。
【0085】このマルチプレクサ58にて生成されたT
Sは、誤り訂正符号化部59にて誤り訂正のための符号
化処理が施され、その後、変調部60にてQPSKなど
のディジタル変調処理が施される。
【0086】上述のように逆引SIテーブルが多重化さ
れたTSを、誤り訂正符号化とディジタル変調処理した
信号は、送信アンテナ61からディジタル衛星放送用の
衛星に送信される。
【0087】以上説明したように、本発明の各実施の形
態においては、PIDベースの選局を行なえるようにし
たことにより、以下のような効果を得ることができる。
【0088】すなわち、放送や通信などの目的に応じ
て、選局方法をうまく使い分けることができ、高速かつ
効率的な選局が可能となる。
【0089】また、PIDをTCP(UDP)/IP
(Transmission Control Protocol/Internet Protoco
l)プロトコルのIPアドレスの一部に使用すること
で、衛星放送、通信をTCP(UDP)/IP通信に取
り込むことができ、衛星回線をインターネットの伝送路
として利用できる。
【0090】さらに、同一トランスポンダ内ならば、S
IDに依存しないで、複数のPIDのビットストリーム
を取得できる。
【0091】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かるディジタル送信信号の受信方法及び装置によれば、
階層構造の選局情報を構成する第1のテーブルのうち、
物理チャンネルに関連する最下位の階層から順に選局情
報を取得して生成した第2のテーブルを格納し、この第
2のテーブルから物理チャンネルに関連する最下位側の
階層の選局情報を優先して取得してディジタル送信信号
の選局を行うことにより、例えば、ディジタル衛星放送
に用いられているMPEG2システムの仕組みをそのま
ま利用したデータ放送或いはデータ通信のサービスを実
現すると共に、当該ディジタル衛星放送に使用されてい
る回線を有効に利用し、また高速且つ効率的な利用が実
現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態の逆引SIテーブルの説明に
用いる図である。
【図2】トランスポンダ毎のNIT,PAT,PMT,
PIDの説明に用いる図である。
【図3】PIDと逆引SIテーブルを用いた選局動作の
流れを示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態の概略構成を示すブ
ロック回路図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の概略構成を示すブ
ロック回路図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の概略構成を示すブ
ロック回路図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態の概略構成を示すブ
ロック回路図である。
【図8】逆引SIテーブルを生成してTSに多重化する
送信装置の概略構成を示すブロック回路図である。
【図9】PATのデータ構造例を示す図である。
【図10】NITのデータ構造例を示す図である。
【図11】PMTのデータ構造例を示す図である。
【図12】サービス・リスト・ディスクリプタのデータ
構造例を示す図である。
【図13】サテライト・デリバリ・システム・ディスク
リプタのデータ構造例を示す図である。
【図14】従来のディジタル放送受信装置における選局
動作の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 受信用アンテナ、 2 フロント/エンド、 3
デマルチプレクサ、4 MPEG2ビデオデコーダ、
5 MPEG2オーディオデコーダ、 6データ処理
部、 7 外部I/F、 8 ビデオ出力端子、 9
オーディオ出力端子、 10 データ出力端子、 1
1,32 CPU、 12 メモリ、13 選局I/
F、 14,33 PID獲得部、 15,35 逆引
SIテーブル作成部、 16,36 テーブル検索部、
17 取得テーブル格納部、18,37 逆引SIテ
ーブル格納部、 20,31 インターフェイス部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/081 H04N 7/13 Z // H04N 7/24 Fターム(参考) 5C025 AA23 BA27 DA01 DA04 DA05 5C059 MA00 RC34 SS02 SS06 UA04 5C063 AB03 AB07 AC10 EB29 5K028 AA11 BB05 EE03 KK03 MM12 SS15

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも選局情報と当該選局情報に対
    応したプログラムとから構成されるビットストリーム
    が、複数の物理チャンネルに分割されて送信されると共
    に、上記選局情報は、送信されるディジタル信号の全体
    に関する選局情報と物理チャンネル内における選局情報
    とプログラムの選局情報とが順に階層構造になされてい
    る、ディジタル送信信号の受信方法において、 ディジタル送信信号として送信されてきた上記階層構造
    の選局情報を受信し、 上記受信した階層構造の選局情報を第1のテーブルとし
    て格納し、 上記格納した第1のテーブルのうち、上記物理チャンネ
    ルに関連する最下位の階層から順に選局情報を取得して
    第2のテーブルを作成し、 上記第2のテーブルを格納し、 上記第2のテーブルから、上記物理チャンネルに関連す
    る最下位側の階層の選局情報を優先して取得して上記デ
    ィジタル送信信号の選局を行うことを特徴とするディジ
    タル送信信号の受信方法。
  2. 【請求項2】 上記第2のテーブルは、上記プログラム
    を個別に識別するための識別情報と、当該プログラムが
    含まれる物理チャンネルの周波数との対応を表すことを
    特徴とする請求項1記載のディジタル放送信号の受信方
    法。
  3. 【請求項3】 上記識別情報を取得し、 上記第2のテーブルを用いて、上記取得した識別情報か
    ら上記物理チャンネルの周波数を取得し、 上記周波数に基づいて上記選局を行うことを特徴とする
    請求項2記載のディジタル放送信号の受信方法。
  4. 【請求項4】 上記第1のテーブルとして格納する選局
    情報を再取得し、 上記再取得した選局情報からなる第1のテーブルに基づ
    いて上記第2のテーブルを再作成し、 上記再作成した第2のテーブルを格納することにより当
    該第2のテーブルを更新することを特徴とする請求項1
    記載のディジタル放送信号の受信方法。
  5. 【請求項5】 上記第1のテーブルを使用して上位側の
    階層の選局情報から順次下位側の階層の選局情報を取得
    することによる上記ディジタル送信信号の選局と、上記
    第2のテーブルを使用して物理チャンネルに関連する最
    下位側の階層の選局情報を優先して取得することによる
    上記ディジタル送信信号の選局とを、選択的に切り替え
    ることを特徴とする請求項1記載のディジタル放送信号
    の受信方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも選局情報と当該選局情報に対
    応したプログラムとから構成されるビットストリーム
    が、複数の物理チャンネルに分割されて送信されると共
    に、上記選局情報は、送信されるディジタル信号の全体
    に関する選局情報と物理チャンネル内における選局情報
    とプログラムの選局情報とが順に階層構造になされてい
    る、ディジタル送信信号の受信方法において、 上記階層構造の選局情報を構成する第1のテーブルのう
    ち上記物理チャンネルに関連する最下位の階層から順に
    選局情報を取得して生成され送信されてきた第2のテー
    ブルの情報を受信し、 上記第2のテーブルの情報を格納し、 上記第2のテーブルから、上記物理チャンネルに関連す
    る最下位側の階層の選局情報を優先して取得して上記デ
    ィジタル送信信号の選局を行うことを特徴とするディジ
    タル送信信号の受信方法。
  7. 【請求項7】 上記第2のテーブルは、上記プログラム
    を個別に識別するための識別情報と、当該プログラムが
    含まれる物理チャンネルの周波数との対応を表すことを
    特徴とする請求項6記載のディジタル放送信号の受信方
    法。
  8. 【請求項8】 上記識別情報を取得し、 上記第2のテーブルを用いて、上記取得した識別情報か
    ら上記物理チャンネルの周波数を取得し、 上記周波数に基づいて上記選局を行うことを特徴とする
    請求項7記載のディジタル放送信号の受信方法。
  9. 【請求項9】 再作成されて送信されてきた第2のテー
    ブルの情報を受信して格納することにより当該第2のテ
    ーブルを更新することを特徴とする請求項6記載のディ
    ジタル放送信号の受信方法。
  10. 【請求項10】 ディジタル送信信号として送信されて
    きた上記階層構造の選局情報を受信し、 上記受信した階層構造の選局情報を上記第1のテーブル
    として格納し、 上記第1のテーブルを使用して上位側の階層の選局情報
    から順次下位側の階層の選局情報を取得することによる
    ディジタル送信信号の選局と、上記第2のテーブルを使
    用して物理チャンネルに関連する最下位側の階層の選局
    情報を優先して取得することによるディジタル送信信号
    の選局とを、選択的に切り替えることを特徴とする請求
    項6記載のディジタル放送信号の受信方法。
  11. 【請求項11】 少なくとも選局情報と当該選局情報に
    対応したプログラムとから構成されるビットストリーム
    が、複数の物理チャンネルに分割されて送信されると共
    に、上記選局情報は、送信されるディジタル信号の全体
    に関する選局情報と物理チャンネル内における選局情報
    とプログラムの選局情報とが順に階層構造になされてい
    る、ディジタル送信信号の受信装置において、 ディジタル送信信号として送信されてきた上記階層構造
    の選局情報を受信する受信手段と、 上記受信した階層構造の選局情報を第1のテーブルとし
    て格納する第1のテーブル格納手段と、 上記格納した第1のテーブルのうち、上記物理チャンネ
    ルに関連する最下位の階層から順に選局情報を取得して
    第2のテーブルを作成する第2のテーブル作成手段と、 上記第2のテーブルを格納する第2のテーブル格納手段
    と、 上記第2のテーブルから、物理チャンネルに関連する最
    下位側の階層の選局情報を優先して取得して上記ディジ
    タル送信信号の選局を行う選局手段とを有することを特
    徴とするディジタル送信信号の受信装置。
  12. 【請求項12】 上記第2のテーブルは、上記プログラ
    ムを個別に識別するための識別情報と、当該プログラム
    が含まれる物理チャンネルの周波数との対応を表すこと
    を特徴とする請求項11記載のディジタル放送信号の受
    信装置。
  13. 【請求項13】 上記識別情報を取得する識別情報取得
    手段と、 上記第2のテーブルを用いて、上記取得した識別情報か
    ら上記物理チャンネルの周波数を取得する周波数検索手
    段とを備え、 上記選局手段では、上記周波数に基づいて上記選局を行
    うことを特徴とする請求項12記載のディジタル放送信
    号の受信装置。
  14. 【請求項14】 上記第1のテーブルとして格納する選
    局情報を再取得し、上記再取得した選局情報からなる第
    1のテーブルに基づいて上記第2のテーブルを再作成
    し、上記再作成した第2のテーブルを格納することによ
    り当該第2のテーブルを更新することを特徴とする請求
    項11記載のディジタル放送信号の受信装置。
  15. 【請求項15】 上記第1のテーブルを使用して上位側
    の階層の選局情報から順次下位側の階層の選局情報を取
    得することによる上記ディジタル送信信号の選局と、上
    記第2のテーブルを使用して物理チャンネルに関連する
    最下位側の階層の選局情報を優先して取得することによ
    る上記ディジタル送信信号の選局とを、選択的に切り替
    える切り替え手段を備えることを特徴とする請求項11
    記載のディジタル放送信号の受信装置。
  16. 【請求項16】 少なくとも選局情報と当該選局情報に
    対応したプログラムとから構成されるビットストリーム
    が、複数の物理チャンネルに分割されて送信されると共
    に、上記選局情報は、送信されるディジタル信号の全体
    に関する選局情報と物理チャンネル内における選局情報
    とプログラムの選局情報とが順に階層構造になされてい
    る、ディジタル送信信号の受信装置において、 上記階層構造の選局情報を構成する第1のテーブルのう
    ち上記物理チャンネルに関連する最下位の階層から順に
    選局情報を取得して生成され送信されてきた第2のテー
    ブルの情報を受信する受信手段と、 上記第2のテーブルの情報を格納する第2のテーブル格
    納手段と、 上記第2のテーブルから、物理チャンネルに関連する最
    下位側の階層の選局情報を優先して取得して上記ディジ
    タル送信信号の選局を行う選局手段とを有することを特
    徴とするディジタル送信信号の受信装置。
  17. 【請求項17】 上記第2のテーブルは、上記プログラ
    ムを個別に識別するための識別情報と、当該プログラム
    が含まれる物理チャンネルの周波数との対応を表すこと
    を特徴とする請求項16記載のディジタル放送信号の受
    信装置。
  18. 【請求項18】 上記識別情報を取得する識別情報取得
    手段と、 上記第2のテーブルを用いて、上記取得した識別情報か
    ら上記物理チャンネルの周波数を取得する周波数検索手
    段とを備え、 上記選局手段では、上記周波数に基づいて上記選局を行
    うことを特徴とする請求項17記載のディジタル放送信
    号の受信装置。
  19. 【請求項19】 再作成されて送信されてきた第2のテ
    ーブルの情報を受信して格納することにより当該第2の
    テーブルを更新することを特徴とする請求項16記載の
    ディジタル放送信号の受信装置。
  20. 【請求項20】 上記受信手段は、ディジタル送信信号
    として送信されてきた上記階層構造の選局情報をも受信
    し、 上記受信した階層構造の選局情報を上記第1のテーブル
    として格納する第1のテーブル格納手段と、 上記第1のテーブルを使用して上位側の階層の選局情報
    から順次下位側の階層の選局情報を取得することによる
    ディジタル送信信号の選局と、上記第2のテーブルを使
    用して物理チャンネルに関連する最下位側の階層の選局
    情報を優先して取得することによるディジタル送信信号
    の選局とを、選択的に切り替える切り替え手段を備える
    ことを特徴とする請求項16記載のディジタル放送信号
    の受信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6968568B1 (en) 1999-12-20 2005-11-22 International Business Machines Corporation Methods and apparatus of disseminating broadcast information to a handheld device
CN1578422B (zh) * 2003-07-25 2013-02-13 Lg电子有限公司 发射/接收dmb服务的信息的装置及其方法

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