JP2000067124A - 旅行時間算出方法、装置および旅行時間算出プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

旅行時間算出方法、装置および旅行時間算出プログラムを記録した記録媒体

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JP2000067124A
JP2000067124A JP23600598A JP23600598A JP2000067124A JP 2000067124 A JP2000067124 A JP 2000067124A JP 23600598 A JP23600598 A JP 23600598A JP 23600598 A JP23600598 A JP 23600598A JP 2000067124 A JP2000067124 A JP 2000067124A
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JP
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congestion
link
length
travel time
traffic
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JP23600598A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Ogawa
智章 小川
Fumio Adachi
文夫 安達
Tsutomu Horikoshi
力 堀越
Hitoshi Mori
仁士 毛利
Noboru Sonehara
曽根原　　登
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各リンク毎に、渋滞区間の長さと、渋滞区間
の渋滞量が多段階に与えられるとき、当該リンクまたは
当該複数リンクの旅行時間を算出する。 【解決手段】 渋滞リンク振り分け部１１は当該リンク
の各渋滞レベルの渋滞区間長を各渋滞レベル渋滞評価値
算出部１４1 〜１４3 に送出する。当該リンク全長算出
部１２は当該リンクの全長を算出する。各渋滞レベル渋
滞評価値算出部１４1 〜１４3 は各渋滞レベル１〜３毎
に振り分けられた渋滞区間長と、当該リンクの全長を受
け取り、渋滞区間長を足し合わせ、当該リンクの全長で
割ることで各渋滞レベル毎の渋滞評価値を算出する。各
渋滞レベル旅行時間算出部１５1 〜１５3 は各渋滞評価
値に当該リンクの全長を掛け合わせ、各渋滞レベル対応
平均速度で割ることで各渋滞レベルの旅行時間を算出す
る。旅行時間算出部１６は各渋滞レベルの旅行時間を足
し合わせ、当該リンクにおける旅行時間を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はリンク毎に、渋滞時
間の長さと、渋滞区間の渋滞の度合いを示す渋滞量が多
段階に与えられる交通情報システムにおける旅行時間算
出方法および装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、旅行時間の算出は、各リンクに測
定器を設置して行われていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】したがって、測定器を
広範囲に設置しなければならなかった。
【０００４】本発明の目的は、現在ある情報（交通渋滞
情報）を用いて旅行時間を算出する旅行時間算出方法お
よび装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の第１の旅行時間
算出方法は、当該リンク内の渋滞区間長を渋滞レベルに
分けて出力するステップと、当該リンク内の渋滞区間長
を足し合わせて当該リンク全長を算出するステップと、
各渋滞レベル毎に、前記渋滞区間長と、前記当該リンク
全長から渋滞評価値を算出するステップと、各渋滞レベ
ル毎に、前記渋滞評価値と、前記当該リンク全長と、各
渋滞レベル毎にあらかじめ定められた値とから旅行時間
を算出するステップと、前記各渋滞レベルの旅行時間を
足し合わせることで当該リンクの旅行時間を算出するス
テップを有する。
【０００６】本発明の第２の旅行時間算出方法は、当該
リンク内の渋滞区間長を渋滞レベルに分けて出力するス
テップと、当該リンク内の渋滞区間長を足し合わせて当
該リンク全長を算出するステップと、領域内の渋滞区間
長さを足し合わせて領域内リンク全長を算出するステッ
プと、各渋滞レベル毎に、当該渋滞区間長と前記当該リ
ンク全長と前記領域内リンク全長から渋滞評価値を算出
するステップと、各渋滞レベル毎に、前記渋滞評価値
と、前記当該リンク全長と、前記領域内リンク全長と、
各渋滞レベル毎にあらかじめ定められた値とから旅行時
間を算出するステップと、前記各渋滞レベルの旅行時間
を足し合わせることで当該リンクの旅行時間を算出する
ステップを有する。
【０００７】本発明の第３の旅行時間算出方法は、当該
複数リンク内の渋滞区間長を渋滞レベルに分けて出力す
るステップと、当該複数リンク内の渋滞区間長を足し合
わせて当該複数リンクのリンク全長を算出するステップ
と、各渋滞レベル毎に、前記渋滞区間長と、前記当該複
数リンクのリンク全長から渋滞評価値を算出するステッ
プと、各渋滞レベル毎に、前記渋滞評価値と、前記当該
複数リンクのリンク全長と、各渋滞レベル毎にあらかじ
め定められた値とから旅行時間を算出するステップと、
前記各渋滞レベルの旅行時間を足し合わせることで当該
リンクの旅行時間を算出するステップを有する。
【０００８】本発明の第１の旅行時間算出装置は、当該
リンク内の渋滞区間長を渋滞レベルに分けて出力する渋
滞レベル振り分け手段と、当該リンク内の渋滞区間長を
足し合わせて当該リンク全長を算出する当該リンク全長
算出手段と、各渋滞レベル毎に設けられ、当該渋滞レベ
ルの渋滞区間長と、前記当該リンク全長から渋滞評価値
を算出する渋滞評価値算出手段と、各渋滞レベル毎に設
けられ、当該渋滞レベルの渋滞評価値と、前記当該リン
ク全長と、当該渋滞レベルに対してあらかじめ定められ
た値とから旅行時間を算出する渋滞レベル旅行時間算出
手段と、前記各渋滞レベルの旅行時間を足し合わせるこ
とで当該リンクの旅行時間を算出する旅行時間算出手段
を有する。
【０００９】本発明の第２の旅行時間算出装置は、当該
リンク内の渋滞区間長を渋滞レベルに分けて出力する渋
滞レベル振り分け手段と、当該リンク内の渋滞区間長を
足し合わせて当該リンク全長を算出する当該リンク全長
算出手段と、領域内の渋滞区間長を足し合わせ領域内リ
ンク全長を算出する領域内リンク全長算出手段と、各渋
滞レベル毎に設けられ、当該渋滞レベルの渋滞区間長
と、前記当該リンク全長と、前記領域内リンク全長とか
ら渋滞評価値を算出する渋滞評価値算出手段と、各渋滞
レベル毎に設けられ、当該渋滞評価値と、前記当該リン
ク全長と、前記領域内リンク全長と、各渋滞レベル毎に
あらかじめ定められた値とから旅行時間を算出する渋滞
レベル旅行時間算出手段と、前記各渋滞レベルの旅行時
間を足し合わせることで当該リンクの旅行時間を算出す
る旅行時間算出手段を有する。
【００１０】本発明の第３の旅行時間算出装置は、当該
複数リンク内の渋滞区間長を渋滞レベルに分けて出力す
る渋滞レベル振り分け手段と、当該複数リンク内の渋滞
区間長を足し合わせて当該複数リンクのリンク全長を算
出する距離算出手段と、各渋滞レベル毎に設けられ、当
該渋滞レベルの渋滞区間長と、前記当該複数リンクのリ
ンク全長とから渋滞評価値を算出する渋滞評価値算出手
段と、各渋滞レベル毎に設けられ、当該渋滞レベルの渋
滞評価値と、前記当該複数リンクのリンク全長と、各渋
滞レベル毎にあらかじめ定められた値とから旅行時間を
算出する渋滞レベル旅行時間算出手段と、前記各渋滞レ
ベルの旅行時間を足し合わせることで当該リンクの旅行
時間を算出する旅行時間算出手段を有する。
【００１１】本発明は、各リンク毎に、渋滞区間の長さ
と、渋滞区間の渋滞の度合いを示す渋滞レベルが多段階
に与えられるシステムにおいて、該当リンク内、また
は、該当リンク内と、領域に含まれるリンク内の渋滞情
報から該当リンクまたは該当する複数リンクの渋滞レベ
ルにおける渋滞評価値を算出し、算出した渋滞評価値か
ら旅行時間を算出するものである。
【００１２】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【００１３】図１はリンクにおける渋滞区間と、その長
さおよび各渋滞量の関係を表している。渋滞情報が図１
のように与えられる場合、 渋滞区間数３、 渋滞量Ｊ1 長さＬ1 渋滞量Ｊ2 長さＬ2 渋滞量Ｊ3 長さＬ3 と旅行時間算出装置に入力される。
【００１４】なお、多段階の渋滞情報の内、任意の一段
階の渋滞レベルの渋滞情報が与えられる代わりに、対象
とするリンクの全長、または領域内リンクの全長が与え
られるシステムにおいては、情報が与えられない渋滞レ
ベルの渋滞情報は、リンク全長と、他の渋滞レベルの渋
滞長から算出して、本発明に適用できる。また、渋滞量
が零の区間も渋滞区間と称する。
【００１５】図２を参照すると、本発明の第１の実施形
態の旅行時間算出装置は渋滞レベル振り分け部１１と当
該リンク全長算出部１２と渋滞レベル１渋滞評価値算出
部１４1 と渋滞レベル２渋滞評価値算出部１４2 と渋滞
レベル３渋滞評価値算出部１４3 と渋滞レベル１旅行時
間算出部１５1 と渋滞レベル２旅行時間算出部１５2と
渋滞レベル３旅行時間算出部１５3 と旅行時間算出部１
６で構成されている。
【００１６】渋滞レベル振り分け部１１は当該リンクの
渋滞レベル、渋滞区間長を受け取り、渋滞レベル１，
２，３の渋滞区間長をそれぞれ渋滞評価値算出部１４1
〜１４ 3 に送出する。
【００１７】当該リンク全長算出部１２は当該リンクの
渋滞レベル、渋滞区間長と、当該リンク内渋滞区間数を
受け取り、当該リンク渋滞区間数分だけ繰り返して渋滞
区間長を足し合わせ、当該リンク全長を算出し、各渋滞
レベル渋滞評価値算出部１４ 1 〜１４3 と各渋滞レベル
旅行時間算出部１５1 〜１５3 に送出する。ここで、渋
滞レベルのデータが使用されないのに当該リンク全長算
出部１２に入力されるのは、渋滞レベルと渋滞区間長の
データが対になっていないからである。
【００１８】各渋滞レベル渋滞評価値算出部１４1 〜１
４3 は渋滞レベル振り分け部１１から各渋滞レベル１〜
３毎に振り分けられた渋滞区間長を受け取り、当該リン
ク全長算出部１２から当該リンク全長を受け取り、受け
取った渋滞区間長を足し合わせ、当該リンク全長で割る
ことで各渋滞レベル毎の渋滞評価値を算出し、これを対
応する各渋滞レベル旅行時間算出部１５1 〜１５3 に送
出する。
【００１９】各渋滞レベル旅行時間算出部１５1 〜１５
3 は各渋滞レベル渋滞評価値算出部１４1 〜１４3 から
各渋滞レベルの渋滞評価値を受け取り、当該リンク全長
算出部１２から当該リンク全長を受け取り、各渋滞レベ
ル対応平均速度（車両の移動速度）を入力として受け取
り、各渋滞評価値に当該リンク全長を掛け、各渋滞レベ
ル対応平均速度で割ることで各渋滞レベルに対応した旅
行時間を算出し、算出した各渋滞レベルの旅行時間を旅
行時間算出部１６に送出する。
【００２０】旅行時間算出部１６は各渋滞レベル旅行時
間算出部１５1 〜１５3 から各渋滞レベルに対応した旅
行時間を受け取り、受け取った各渋滞レベルに対応した
旅行時間を足し合わせ、当該リンクにおける旅行時間を
算出し、算出した当該リンクにおける旅行時間を出力す
る。
【００２１】図３を参照すると、本発明の第２の実施形
態の旅行時間算出装置は渋滞レベル振り分け部２１と当
該リンク全長算出部２２と領域内リンク全長算出部２３
と渋滞レベル１渋滞評価値算出部２４1 と渋滞レベル２
渋滞評価値算出部２４2 と渋滞レベル３渋滞評価値算出
部２４3 と渋滞レベル１旅行時間算出部２５1 と渋滞レ
ベル２旅行時間算出部２５2 と渋滞レベル３旅行時間算
出部２５3 と旅行時間算出部２６で構成されている。
【００２２】渋滞レベル振り分け部２１は当該リンクの
渋滞レベル、渋滞区間長と、領域内リンクの渋滞レベ
ル、渋滞区間長を受け取り、渋滞レベルの１〜３の渋滞
区間長を渋滞レベル渋滞評価値算出部２４1 〜２４3 に
それぞれ送出する。
【００２３】当該リンク全長算出部２２は当該リンクの
渋滞レベル、渋滞区間長と、当該リンク内渋滞区間数を
受け取り、当該リンク内区間数分だけ繰り返し渋滞区間
長を足し合わせて当該リンク全長を算出し、各渋滞レベ
ル渋滞評価値算出部２４1 〜２４3 と各渋滞レベル旅行
時間算出部２５1 〜２５3 に送出する。
【００２４】領域内リンク距離算出部２３は領域内リン
クの渋滞量、渋滞区間長と、領域内渋滞区間数を受け取
り、領域内渋滞区間数だけ繰り返して渋滞区間長を足し
合わせることで、領域内リンク全長を算出し、これを各
渋滞レベル渋滞評価値算出部２４1 〜２４3 に送出す
る。
【００２５】各渋滞レベル渋滞評価値算出部２４1 〜２
４3 は渋滞レベル振り分け部２１から各渋滞レベル毎に
振り分けられた渋滞区間長を受け取り、当該リンク全長
算出部２２から当該リンク全長を受け取り、領域内リン
ク全長算出部２３から領域内リンク全長を受け取り、受
け取った渋滞区間長を足し合わせ、当該リンク全長と領
域内リンク全長を足したもので割ることで各渋滞レベル
毎の渋滞評価値を算出し、これを各渋滞レベル旅行時間
算出部２５1 〜２５3 に送出する。なお、当該リンクが
領域内にある場合、当該リンクの渋滞区間は領域内リン
クの渋滞区間に含まれない。
【００２６】各渋滞レベル旅行時間算出部２５1 〜２５
3 は各渋滞レベル渋滞評価値算出部２４1 〜２４3 から
各渋滞レベルの渋滞評価値を受け取り、当該リンク全長
算出部２２から当該リンク全長を受け取り、各渋滞レベ
ル対応平均速度を入力として受け取り、各渋滞評価値に
当該リンク全長を掛け、各渋滞レベル対応平均速度で割
ることで各渋滞レベルに対応した旅行時間を算出し、算
出した各渋滞レベルの旅行時間を旅行時間算出部２６に
送出する。
【００２７】旅行時間算出部２６は各渋滞レベル旅行時
間算出部２５1 〜２５3 から各渋滞レベルに対応した旅
行時間を受け取り、受け取った各渋滞レベルに対応した
旅行時間を足し合わせることで、当該リンクにおける旅
行時間を算出し、算出した当該リンクにおける旅行時間
を出力する。
【００２８】図４を参照すると、本発明の第３の実施形
態の旅行時間算出装置は渋滞レベル振り分け部３１と複
数リンク全長算出部３２と渋滞レベル１渋滞評価値算出
部３４1 と渋滞レベル２渋滞評価値算出部３４2 と渋滞
レベル３渋滞評価値算出部３４3 と渋滞レベル１旅行時
間算出部３５1 と渋滞レベル２旅行時間算出部３５2と
渋滞レベル３旅行時間算出部３５3 と旅行時間算出部３
６で構成されている。
【００２９】渋滞レベル振り分け部３１は当該リンクの
渋滞レベル、渋滞区間長を受け取り、渋滞レベル１，
２，３の渋滞区間長をそれぞれ渋滞レベル渋滞評価値算
出部３４1 ，３４2 ，３４3 に送出する。
【００３０】当該複数リンク全長算出部３２は当該複数
リンクの渋滞レベル、渋滞区間長と、当該複数リンク内
の渋滞区間数を受け取り、当該複数リンク内渋滞区間数
分だけ繰り返して渋滞区間長を足し合わせることで当該
複数リンクのリンク全長を算出し、各渋滞レベル渋滞評
価値算出部３４1 〜３４3 と各渋滞レベル旅行時間算出
部３５1 〜３５3 に送出する。
【００３１】各渋滞レベル渋滞評価値算出部３４1 〜３
４3 は渋滞レベル振り分け部３１から各渋滞レベル毎に
振り分けられた渋滞区間長を受け取り、当該複数リンク
全長算出部３２から当該複数リンクのリンク全長を受け
取り、受け取った渋滞区間長を足し合わせ、当該複数リ
ンクのリンク全長で割ることで各渋滞レベル毎の渋滞評
価値を算出し、これを各渋滞レベルの渋滞区間全旅行時
間算出部３５1 〜３５ 3 に送出する。
【００３２】各渋滞レベル旅行時間算出部３５1 〜３５
3 はそれぞれ各渋滞レベル渋滞評価値算出部３４1 〜３
４3 から各渋滞レベル１〜３の渋滞評価値を受け取り、
複数リンク全長算出部３２から当該複数リンクのリンク
全長を受け取り、各渋滞レベル対応平均速度を受け取
り、各渋滞評価値に複数リンクのリンク全長を掛け合わ
せ、各渋滞レベル対応平均速度で割ることで各渋滞レベ
ルに対応した旅行時間を算出し、算出した各渋滞レベル
の旅行時間を旅行時間算出部３６に送出する。
【００３３】旅行時間算出部３６は各渋滞レベル旅行時
間算出部３５1 〜３５3 から渋滞レベル１〜３に対応し
た旅行時間を受け取り、受け取った渋滞レベル１〜３に
対応した旅行時間を足し合わせ、該当する複数リンクに
おける旅行時間を算出し、算出した該当する複数リンク
における旅行時間を出力する。
【００３４】図６を参照すると、本発明の第４の旅行時
間算出装置は入力装置４１と出力装置４２と記録媒体４
３とデータ処理装置４６で構成されている。
【００３５】入力装置４１からは、当該リンクの渋滞レ
ベル、渋滞区間長と、当該リンク内渋滞区間数と各渋滞
レベル対応平均速度が入力される。出力装置４２は算出
された旅行時間が出力される、ディスプレイ、プリンタ
などの出力装置である。記録媒体４３は図２中の各部１
１〜１６の処理からなる旅行時間算出プログラムが記録
された、フロッピィ・ディスク、ＣＤーＲＯＭ、光磁気
ディスクなどの記録媒体である。データ処理装置４６は
記録媒体４３から旅行時間算出プログラムを読み取っ
て、これを実行するＣＰＵである。
【００３６】図７は本発明の第５の実施形態の交通時間
算出装置のブロック図で、図３に示す第２の実施形態の
交通時間算出装置に対応している。
【００３７】入力装置４１からはこの場合、当該リンク
内の渋滞レベル、渋滞区間長、渋滞区間数、領域内リン
クの渋滞レベル、渋滞区間長、渋滞区間数、各渋滞レベ
ル対応平均速度が入力される。記録媒体４４には図３中
の各部２１〜２６からなる旅行時間算出プログラムが記
録されている。
【００３８】図８は本発明の第６の実施形態の旅行時間
算出装置のブロック図で、図４に示す第３の実施形態の
旅行時間算出装置に対応している。
【００３９】入力装置４１からはこの場合、当該複数リ
ンクの渋滞レベル、渋滞区間長と渋滞区間数と各渋滞レ
ベル対応平均速度が入力される。記録媒体４５には図４
中の各部３１〜３６からなる旅行時間算出プログラムが
記録されている。
【００４０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、各リン
ク毎に、渋滞区間の長さと渋滞区間の渋滞レベルが多段
階に与えられるとき、渋滞区間の長さと、渋滞区間の渋
滞レベルの情報とリンク長から、各渋滞レベルの渋滞評
価値算出し、算出した各渋滞レベルの渋滞評価値と、各
渋滞レベル毎にあらかじめ定められた値から、旅行時間
を求めることにより、該当リンクまたは該当する複数リ
ンクの旅行時間を現在ある交通渋滞情報を用いて算出す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】リンクにおける渋滞区間と、その長さおよび各
渋滞レベルの関係を表す概念図である。
【図２】本発明の第１の実施形態の旅行時間算出装置の
構成図である。
【図３】本発明の第２の実施形態の旅行時間算出装置の
構成図である。
【図４】本発明の第３の実施形態の旅行時間算出装置の
構成図である。
【図５】複数リンクの定義図である。
【図６】本発明の第４の実施形態の旅行時間算出装置の
構成図である。
【図７】本発明の第５の実施形態の旅行時間算出装置の
構成図である。
【図８】本発明の第６の実施形態の旅行時間算出装置の
構成図である。
【符号の説明】
１１，２１，３１ 渋滞振り分け部 ２３ 領域内リンク全長算出部 １２，２２ 当該リンク全長算出部 １４1 〜１４3 ，２４1 〜２４3 ，３４1 〜３４3
渋滞評価値算出部 １５1 〜１５3 ，２５1 〜２５3 ，３５1 〜３５3
渋滞レベル旅行時間算出部 １６，２６，３６ 旅行時間算出部 ３２ 当該複数リンク全長算出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀越 力 東京都新宿区西新宿三丁目19番２号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 毛利 仁士 東京都新宿区西新宿三丁目19番２号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 曽根原 登 東京都新宿区西新宿三丁目19番２号 日本 電信電話株式会社内 Ｆターム(参考） 2F029 AA02 AB13 AC06 AC08 AC13 5B049 AA06 CC00 EE02 5H180 AA01 BB13 FF12

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 リンク毎に、渋滞区間の長さと、渋滞区
    間の渋滞の度合いを示す渋滞レベルが多段階に与えられ
    る交通情報システムにおける旅行時間算出方法であっ
    て、 当該リンク内の渋滞区間長を渋滞レベルに分けて出力す
    るステップと、 当該リンク内の渋滞区間長を足し合わせて当該リンク全
    長を算出するステップと、 各渋滞レベル毎に、前記渋滞区間長と、前記当該リンク
    全長から渋滞評価値を算出するステップと、 各渋滞レベル毎に、前記渋滞評価値と、前記当該リンク
    全長と、各渋滞レベル毎にあらかじめ定められた値とか
    ら旅行時間を算出するステップと、 前記各渋滞レベルの旅行時間を足し合わせることで当該
    リンクの旅行時間を算出するステップを有する旅行時間
    算出方法。
  2. 【請求項２】 当該渋滞レベルの渋滞長を足し合わせ、
    その結果を前記当該リンク全長で割ることで前記渋滞評
    価値を算出し、当該渋滞評価値に前記当該リンク全長を
    掛けたものを前記値で割ることで、当該渋滞レベルの旅
    行時間を算出する、請求項１記載の方法。
  3. 【請求項３】 リンク毎に、渋滞区間の長さと、渋滞区
    間の渋滞の度合いを示す渋滞レベルが多段階に与えられ
    る交通情報システムにおける旅行時間算出方法であっ
    て、 当該リンク内の渋滞区間長を渋滞レベルに分けて出力す
    るステップと、 当該リンク内の渋滞区間長を足し合わせて当該リンク全
    長を算出するステップと、 領域内の渋滞区間長さを足し合わせて領域内リンク全長
    を算出するステップと、 各渋滞レベル毎に、当該渋滞区間長と前記当該リンク全
    長と前記領域内リンク全長から渋滞評価値を算出するス
    テップと、 各渋滞レベル毎に、前記渋滞評価値と、前記当該リンク
    全長と、前記領域内リンク全長と、各渋滞レベル毎にあ
    らかじめ定められた値とから旅行時間を算出するステッ
    プと、 前記各渋滞レベルの旅行時間を足し合わせることで当該
    リンクの旅行時間を算出するステップを有する旅行時間
    算出方法。
  4. 【請求項４】 当該渋滞レベルの渋滞長を足し合わせ、
    これを前記当該リンク全長と前記領域内リンク全長の合
    計で割ることで前記渋滞評価値を算出し、当該渋滞評価
    値に前記当該リンク全長を掛けたものを前記値で割るこ
    とで当該渋滞レベルの旅行時間を算出する、請求項３記
    載の方法。
  5. 【請求項５】 リンク毎に、渋滞区間の長さと、渋滞区
    間の渋滞の度合いを示す渋滞レベルが多段階に与えられ
    る交通情報システムにおける旅行時間算出方法であっ
    て、 当該複数リンク内の渋滞区間長を渋滞レベルに分けて出
    力するステップと、 当該複数リンク内の渋滞区間長を足し合わせて当該複数
    リンクのリンク全長を算出するステップと、 各渋滞レベル毎に、前記渋滞区間長と、前記当該複数リ
    ンクのリンク全長から渋滞評価値を算出するステップ
    と、 各渋滞レベル毎に、前記渋滞評価値と、前記当該複数リ
    ンクのリンク全長と、各渋滞レベル毎にあらかじめ定め
    られた値とから旅行時間を算出するステップと、 前記各渋滞レベルの旅行時間を足し合わせることで当該
    リンクの旅行時間を算出するステップを有する旅行時間
    算出方法。
  6. 【請求項６】 当該渋滞レベルの渋滞長を足し合わせ、
    その結果を前記当該複数リンクのリンク全長で割ること
    で当該渋滞評価値を算出し、当該渋滞評価値に前記当該
    複数リンクのリンク全長を掛けたものを前記値で割るこ
    とで、当該渋滞レベルの旅行時間を算出する、請求項５
    記載の方法。
  7. 【請求項７】 リンク毎に、渋滞区間の長さと、渋滞区
    間の渋滞の度合いを示す渋滞レベルが多段階に与えられ
    る交通情報システムにおける旅行時間算出装置であっ
    て、 当該リンク内の渋滞区間長を渋滞レベルに分けて出力す
    る渋滞レベル振り分け手段と、 当該リンク内の渋滞区間長を足し合わせて当該リンク全
    長を算出する当該リンク全長算出手段と、 各渋滞レベル毎に設けられ、当該渋滞レベルの渋滞区間
    長と、前記当該リンク全長から渋滞評価値を算出する渋
    滞評価値算出手段と、 各渋滞レベル毎に設けられ、当該渋滞レベルの渋滞評価
    値と、前記当該リンク全長と、当該渋滞レベルに対して
    あらかじめ定められた値とから旅行時間を算出する渋滞
    レベル旅行時間算出手段と、 前記各渋滞レベルの旅行時間を足し合わせることで当該
    リンクの旅行時間を算出する旅行時間算出手段を有する
    旅行時間算出装置。
  8. 【請求項８】 前記各渋滞評価値算出手段は、当該渋滞
    レベルの渋滞長を足し合わせ、その結果を前記当該リン
    ク全長で割ることで当該渋滞評価値を算出し、前記各渋
    滞レベル旅行時間算出手段は当該渋滞評価値に前記当該
    リンクの全長を掛けたものを前記値で割ることで、当該
    渋滞レベルの旅行時間を算出する、請求項７記載の装
    置。
  9. 【請求項９】 リンク毎に、渋滞区間の長さと、渋滞区
    間の渋滞の度合いを示す渋滞レベルが多段階に与えられ
    る交通情報システムにおける旅行時間算出装置であっ
    て、 当該リンク内の渋滞区間長を渋滞レベルに分けて出力す
    る渋滞レベル振り分け手段と、 当該リンク内の渋滞区間長を足し合わせて当該リンク全
    長を算出する当該リンク全長算出手段と、 領域内の渋滞区間長を足し合わせ領域内リンク全長を算
    出する領域内リンク全長算出手段と、 各渋滞レベル毎に設けられ、当該渋滞レベルの渋滞区間
    長と、前記当該リンク全長と、前記領域内リンク全長と
    から渋滞評価値を算出する渋滞評価値算出手段と、 各渋滞レベル毎に設けられ、当該渋滞評価値と、前記当
    該リンク全長と、前記領域内リンク全長と、各渋滞レベ
    ル毎にあらかじめ定められた値とから旅行時間を算出す
    る渋滞レベル旅行時間算出手段と、 前記各渋滞レベルの旅行時間を足し合わせることで当該
    リンクの旅行時間を算出する旅行時間算出手段を有する
    旅行時間算出装置。
  10. 【請求項１０】 前記各渋滞評価値算出手段は、当該渋
    滞レベルの渋滞長を足し合わせ、これを前記当該リンク
    全長と前記領域内リンク全長の合計で割ることで当該渋
    滞評価値を算出し、前記各渋滞レベル旅行時間算出手段
    は当該渋滞評価値に前記当該リンク全長を掛けたものを
    前記値で割ることで、当該渋滞レベルの旅行時間を算出
    する、請求項９記載の装置。
  11. 【請求項１１】 リンク毎に、渋滞区間の長さと、渋滞
    区間の渋滞の度合いを示す渋滞レベルが多段階に与えら
    れる交通情報システムにおける旅行時間算出装置であっ
    て、 当該複数リンク内の渋滞区間長を渋滞レベルに分けて出
    力する渋滞レベル振り分け手段と、 当該複数リンク内の渋滞区間長を足し合わせて当該複数
    リンクのリンク全長を算出する当該複数リンク全長算出
    手段と、 各渋滞レベル毎に設けられ、当該渋滞レベルの渋滞区間
    長と、前記当該複数リンクのリンク全長とから渋滞評価
    値を算出する渋滞評価値算出手段と、 各渋滞レベル毎に設けられ、当該渋滞レベルの渋滞評価
    値と、前記当該複数リンクのリンク全長と、各渋滞レベ
    ル毎にあらかじめ定められた値とから旅行時間を算出す
    る渋滞レベル旅行時間算出手段と、 前記各渋滞レベルの旅行時間を足し合わせることで当該
    リンクの旅行時間を算出する旅行時間算出手段を有する
    旅行時間算出装置。
  12. 【請求項１２】 前記各渋滞評価値算出手段は、当該渋
    滞レベルの渋滞長を足し合わせ、これを前記当該複数リ
    ンクのリンク全長で割ることで当該渋滞評価値を算出
    し、前記渋滞レベル旅行時間算出手段は当該渋滞評価値
    に前記当該複数リンクのリンク全長を掛けたものを前記
    値で割ることで、当該渋滞レベルの旅行時間を算出す
    る、請求項１１記載の装置。
  13. 【請求項１３】 当該リンク内の渋滞区間長を渋滞レベ
    ルに分けて出力する渋滞レベル振り分け処理と、 当該リンク内の渋滞区間長を足し合わせて当該リンク全
    長を算出する当該リンク全長算出処理と、 各渋滞レベル毎に設けられ、当該渋滞レベルの渋滞区間
    長と、前記当該リンク全長とから渋滞評価値を算出する
    渋滞評価値算出処理と、 各渋滞レベル毎に設けられ、当該渋滞レベルの渋滞評価
    値と、前記当該リンクの全長と、当該渋滞レベルに対し
    てあらかじめ定められた値とから旅行時間を算出する渋
    滞レベル旅行時間算出処理と、 前記各渋滞レベルの旅行時間を足し合わせることで当該
    リンクの旅行時間を算出する旅行時間算出処理をコンピ
    ュータに実行させるための旅行時間算出プログラムを記
    録した記録媒体。
  14. 【請求項１４】 前記各渋滞評価値算出処理は、当該渋
    滞レベルの渋滞長を足し合わせ、その結果を前記当該リ
    ンク全長で割ることで当該渋滞評価値を算出し、前記各
    渋滞レベル旅行時間算出処理は当該渋滞評価値に前記当
    該リンク全長を掛けたものを前記値で割ることで、当該
    渋滞レベルの旅行時間を算出する、請求項１３記載の記
    録媒体。
  15. 【請求項１５】 当該リンク内の渋滞区間長を渋滞レベ
    ルに分けて出力する渋滞レベル振り分け処理と、 当該リンク内の渋滞区間長を足し合わせて当該リンク全
    長を算出する当該リンク全長算出処理と、 領域内の渋滞区間長を足し合わせて領域内リンク全長を
    算出する領域内リンク全長算出処理と、 各渋滞レベル毎に設けられ、当該渋滞レベルの渋滞区間
    長と、前記当該リンク全長と、前記領域内リンク全長と
    から渋滞評価値を算出する渋滞評価値算出処理と、 各渋滞レベル毎に設けられ、前記渋滞評価値と、前記当
    該リンク全長と、前記領域内リンク全長と、各渋滞レベ
    ル毎にあらかじめ定められた値とから旅行時間を算出す
    る渋滞レベル旅行時間算出処理と、 前記各渋滞レベルの旅行時間を足し合わせることで当該
    リンクの旅行時間を算出する旅行時間算出処理をコンピ
    ュータに実行させるための旅行時間算出プログラムを記
    録した記録媒体。
  16. 【請求項１６】 前記各渋滞評価値算出処理は、当該渋
    滞レベルの渋滞長を足し合わせ、これを前記当該リンク
    全長と前記領域内リンク全長の合計で割ることで当該渋
    滞評価値を算出し、前記各渋滞レベル旅行時間算出処理
    は当該渋滞評価値に前記当該リンク全長を掛けたものを
    前記値で割ることで、当該渋滞レベルの旅行時間を算出
    する、請求項１５記載の記録媒体。
  17. 【請求項１７】 当該複数リンク内の渋滞区間長を渋滞
    レベルに分けて出力する渋滞レベル振り分け処理と、 当該複数リンク内の渋滞区間長を足し合わせて当該複数
    リンクのリンク全長を算出する当該複数リンク全長算出
    処理と、 各渋滞レベル毎に設けられ、当該渋滞レベルの渋滞区間
    長と、前記当該複数リンクのリンク全長とから渋滞評価
    値を算出する渋滞評価値算出処理と、 各渋滞レベル毎に設けられ、当該渋滞レベルの渋滞評価
    値と、前記当該複数リンクのリンク全長と各渋滞レベル
    毎にあらかじめ定められた値とから旅行時間を算出する
    渋滞レベル旅行時間算出処理と、 前記各渋滞レベルの旅行時間を足し合わせることで当該
    リンクの旅行時間を算出する旅行時間算出処理をコンピ
    ュータに実行させるための旅行時間算出プログラムを記
    録した記録媒体。
  18. 【請求項１８】 前記各渋滞評価値算出処理は、当該渋
    滞レベルの渋滞長を足し合わせ、その結果を前記当該複
    数リンクのリンク全長で割ることで当該渋滞評価値を算
    出し、前記各渋滞レベル旅行時間算出処理は当該渋滞評
    価値に前記当該複数リンクのリンク全長を掛けたものを
    前記値で割ることで、当該渋滞レベルの旅行時間を算出
    する、請求項１３記載の記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111081019A (zh) * 2019-12-23 2020-04-28 华南理工大学 一种基于路段权重系数的路网交通运行状况评价方法

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