JP2000066612A - 薄形表示装置 - Google Patents

薄形表示装置

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JP2000066612A
JP2000066612A JP23408598A JP23408598A JP2000066612A JP 2000066612 A JP2000066612 A JP 2000066612A JP 23408598 A JP23408598 A JP 23408598A JP 23408598 A JP23408598 A JP 23408598A JP 2000066612 A JP2000066612 A JP 2000066612A
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JP
Japan
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display unit
screen
display device
rotation
rotation operation
Prior art date
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Pending
Application number
JP23408598A
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English (en)
Inventor
Kenichi Hirasawa
賢一 平澤
Toyoshi Saito
豊志 斉藤
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新たな部品を設けることなく、ローテーショ
ン機構およびチルト機構分の部材の形状変更程度でロー
テーション動作規制を行えるようにする。 【解決手段】 薄形表示装置の表示部は、ヒンジユニッ
ト3の取付プレート13に固定され、ローテーション軸
12の回りに90°回転(ローテーション動作)可能で
あり、かつヒンジ軸10の回りに回転(チルト動作)可
能である。固定部材9はスタンドの上端部に固定され
る。固定部材9に突出部20を設け、取付プレート13
に横画面用のロック用穴21および縦画面用のロック用
穴22を設ける。表示部のチルト角が0°〜α°の設定
角度範囲であれば、突出部20がロック用穴21(また
は22)に嵌入して、表示部のローテーション動作は規
制される。表示部のチルト角をα°以上にすると、ロー
テーション動作が可能であり、この状態で表示部を回転
させても、角部が設置面等にぶつかることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液晶表示装置な
どの薄形表示装置に関し、特に、画面の縦横切替えのた
めに表示部を画面中心回りに90゜回転させるローテー
ション動作を規制するローテーション動作規制の手段に
関する。
【0002】
【従来の技術】表示部を90゜回転させて画面の縦横を
切り替えるローテーション機構を備えた薄形表示装置で
は、横長状態から縦長状態にあるいはその逆に切り替え
る時に、回転する表示部の角部が設置面あるいはスタン
ドのベース部に当たってしまうことがある。この場合、
表示部を昇降させる昇降機構を備えた薄形表示装置であ
れば、表示部を角部が当たらない高さまで上昇させる
と、表示部を回転させることができる。また、チルト機
構を備えた薄形表示装置であれば、表示部を一定角度傾
斜させることで、角部が当たらないようにすることもで
きる。しかし、常に十分な注意を払うことは困難なの
で、そのような操作をせずにそのまま表示部を回転させ
て、角部を設置面にぶつけてしまうことがしばしばあ
る。そこで、従来、ローテーション動作の際に表示部の
角部を設置面等にぶつけてしまうことがないように、表
示部の角部が設置面等に当たる状況の時には表示部の回
転ができないように規制するローテーション動作規制の
手段として、別部材のストッパを設けることが行われて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように別部材の
ストッパを設ける方式は、新たな部品が必要となるの
で、構成が煩雑になり、コストアップとなる。本発明は
上記従来の欠点を解消するためになされたもので、新た
な部品を別途設けることなく、ローテーション機構およ
びチルト機構の部分の一部の部材の若干の形状変更のみ
で、ローテーション動作規制を行うことのできる薄形表
示装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、表示部を、画面の縦横切替えのために画面中心回
りに90゜回転可能に支持するローテーション機構、お
よび、画面の傾斜角度調整のために前後に回転可能に支
持するチルト機構を介してスタンドに支持した薄形表示
装置において、前記スタンドに前方に突出する突出部を
設け、前記表示部の背面部に、画面が横長状態または縦
長状態の時に前記突出部が嵌入可能なロック用穴を設け
るとともに、前記突出部は、表示部を一定角度傾斜させ
た時に前記ロック用から抜け出る長さを持つことを特徴
とする。
【0005】請求項2は、請求項1の薄形表示装置にお
けるロック用穴として、表示部が横長状態の時に前記突
出部が嵌入可能な横画面用のロック用穴と表示部が縦長
状態の時に前記突出部が嵌入可能な縦画面用のロック用
穴との2つの穴を設けたことを特徴とする。
【0006】請求項3は、請求項1の薄形表示装置にお
いて、突出部の長さを変えることで、ローテーション動
作規制が可能な角度範囲を調整するようにしたことを特
徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図7に示した一実施例の薄形表示装置を参照して説明
する。図1は本発明の一実施例の薄形表示装置1の側面
図である。この薄形表示装置1のスタンド2は、その上
端に取り付けたヒンジユニット3を介して表示部4をロ
ーテーション動作可能にかつチルト動作可能に支持して
いる。
【0008】前記ヒンジユニット3は、図3〜図7等に
詳細を示すように、スタンド2の上端部に固定される上
向きコ字形の固定部材9、この固定部材9にヒンジ軸1
0を介して上下方向に回転可能に取り付けられた横向き
コ字形のチルト部材11、このチルト部材11に設けた
画面中心を通るローテーション軸12、このローテーシ
ョン軸12の回りに回転可能に設けられた取付プレート
13等からなっており、この取付プレート13に表示部
4が一体に固定されている。前記チルト部材11および
ヒンジ軸10はチルト機構14を構成する。前記ローテ
ーション軸12および取付プレート13はローテーショ
ン機構15を構成する。なお、チルト機構14およびロ
ーテーション機構15の機構自体は、従来の一般的なも
のでよいので、詳細機構は省略する。
【0009】前記ヒンジユニット3の固定部材9には、
前方に突出する棒状の突出部20を一体に形成してい
る。一方、前記取付プレート13には、画面が横長状態の
時に前記突出部20が嵌入可能な横画面用のロック用穴
21、および、画面が縦長状態の時に前記突出部20が
嵌入可能な縦画面用のロック用穴22を設けている。そ
して、前記突出部20の長さは、図2、図5に示すよう
に、表示部4が一定角度傾斜した時にロック用穴21ま
たは22から抜け出る長さとされている。
【0010】上記の薄形表示装置1において、表示部4
のチルト角が0°〜α°(αは任意の設定角度)の範囲
内にある時は、突出部20が取付プレート13の例えば
図1、図3、図4、図6のように横画面用のロック用穴
21に嵌入しており、この取付プレート13と一体の表
示部4は、ローテーション軸12を中心とする回転動作
すなわちローテーション動作を拘束される。したがっ
て、誤って表示部4を回転させて、表示部4の下縁の角
部を設置面あるいはスタンド2のベース部2あにぶつけ
てしまうことを防止できる。
【0011】ここで、表示部4を図2のように傾斜させ
ると、図2および図5に示すように、突出部20がロッ
ク用穴21から抜け出て、取付プレート13は突出部2
0から解放され、回転可能となる。この状態で表示部4
のローテーション動作を行うと、その傾斜のため表示部
4の下縁が高い位置にあるので、表示部4の下縁の角部
が設置面やタンド2のベース部2aにぶつかることはな
い。
【0012】前記のローテーション動作で表示部4を横
長状態から縦長状態にした後、チルト角を再び0°〜α
°の範囲内に戻すと、今度は突出部20が図7に示すよ
うに、縦画面用のロック用穴22に嵌入し、表示部4の
回転がロックされることになる。
【0013】上記のように、ヒンジユニット3の固定部
材9に突出部20を一体に形成し、ローテーション機構
15の取付プレート13にロック用穴21、22をあけ
るという、既存の部材の若干の変形程度で、ローテーシ
ョン動作規制の機能を実現することができる。また、本
発明では、突出部20の長さを調整することにより、ロ
ーテーション動作を許容する設定角度αを任意に変更す
ることができ、設計の自由度が増す。
【0014】なお、本発明において、ローテーション機
構およびチルト機構は、実施例のようなヒンジユニット
3によるものに限らない。また、上述の実施例では、ス
タンド2の上端部に取り付けたヒンジユニット3でロー
テーション機構15およびチルト機構13を実現してい
るので、突出部20をヒンジユニット3の固定部材9に
設け、ロック用穴21、22をローテーション機構15
の取付プレート13に設けたが、突出部20をスタンド
2に直接設けることも可能であり、また、ロック用穴も
表示部4の背面に直接設けることもできる。
【0015】また、上記の薄形表示装置1によれば、表
示部4を昇降する昇降機構を持たなくても、表示部4の
角部が設置面等に当たらないようにローテーション動作
をすることができるが、昇降機構を備えたものにも本発
明を適用できることは勿論である。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、スタンドに突出部を設
け、表示部の背面部に、画面が横長状態または縦長状態
の時に前記突出部が嵌入可能なロック用穴を設けた構成
により、ローテーション動作を規制するようにしたの
で、ストッパとして別部材を設ける必要がなく、単なる
形状の変更程度でローテーション動作規制を実現するこ
とができ、構成が簡略化され、コストが安くなるという
効果が得られる。
【0017】また、突出部の長さを変えることにより、
ローテーション動作規制が行われる設定角度を任意に調
整することが可能であり、装置の設計の自由度が高くな
るという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の薄形表示装置の側面図であ
る。
【図2】図1において表示部を傾斜させた状態の薄形表
示装置の側面図である。
【図3】図1の薄形表示装置におけるヒンジユニットの
詳細を示す斜視図である。
【図4】図3のヒンジユニットの一部切り欠き側面図で
ある。
【図5】表示部を傾斜させた状態におけるヒンジユニッ
トの一部切り欠き側面図である。
【図6】表示部を横長状態とした時のヒンジユニットの
背面図である。
【図7】表示部を縦長状態とした時のヒンジユニットの
背面図である。
【符号の説明】
1 薄形表示装置 2 スタンド 3 ヒンジユニット 4 表示部 9 固定部材 10 ヒンジ軸 11 チルト部材 12 ローテーション軸 13 取付プレート 14 チルト機構 15 ローテーション機構 20 突出部 21 横画面用のロック用穴 22 縦画面用のロック用穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部を、画面の縦横切替えのために画
    面中心回りに90゜回転可能に支持するローテーション
    機構、および、画面の傾斜角度調整のために前後に回転
    可能に支持するチルト機構を介してスタンドに支持した
    薄形表示装置において、 前記スタンドに前方に突出する突出部を設け、前記表示
    部の背面部に、画面が横長状態または縦長状態の時に前
    記突出部が嵌入可能なロック用穴を設けるとともに、前
    記突出部は、表示部を一定角度傾斜させた時に前記ロッ
    ク用から抜け出る長さを持つことを特徴とする薄形表示
    装置。
  2. 【請求項2】 前記ロック用穴として、表示部が横長状
    態の時に前記突出部が嵌入可能な横画面用のロック用穴
    と表示部が縦長状態の時に前記突出部が嵌入可能な縦画
    面用のロック用穴との、互いに直角方向をなす2つのロ
    ック用穴を設けたことを特徴とする請求項1記載の薄形
    表示装置。
  3. 【請求項3】 前記突出部の長さを変えることで、ロー
    テーション動作規制が可能な角度範囲を調整するように
    したことを特徴とする請求項1記載の薄形表示装置。
JP23408598A 1998-08-20 1998-08-20 薄形表示装置 Pending JP2000066612A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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