JP2000065499A - 高速滑空標的 - Google Patents

高速滑空標的

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Abstract

(57)【要約】 【課題】航空機により牽引されて空中で展開される費用
対効果の高い滑空標的を提供する。 【解決手段】滑空標的10は前端14と後端16とを備
えた胴体12を有する。胴体12には移動可能な操縦翼
面30と解放可能な牽引索アダプター32とが取り付け
られている。胴体12の内部には牽引索アダプター解放
機構が配設され、同機構は牽引索アダプター32と操縦
翼面30とを機械的に連結し、牽引索アダプター32が
胴体12から分離されるまでの間、操縦翼面30を設定
位置に固定する。滑空標的10はさらに胴体内部に滑空
標的パラシュート82と滑空標的パラシュート82を胴
体から展開させるために使用されるパラシュート発射機
構とを有する。牽引索アダプター32は、胴体に取り付
けられている場合、滑空標的パラシュート82が胴体か
ら展開しないようパラシュート発射機構に協同的に係合
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は中距離乃至長距離ミ
サイルの標的に関し、より詳しくは、使用が簡単で適切
に装備された民間機または軍用機から迅速かつ容易に展
開することのできる、空対空および地対空の兵器発射訓
練のための費用対効果の大きい高速滑空ビークルまたは
高速滑空標的に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術において、中距離乃至長距離の
空対空および地対空ミサイルの標的としてはジェット推
進無人機がしばしば使用されている。ジェット推進無人
機の能力はミサイルに対する標的の役割を果たすのに有
効ではあるが、このような無人機は入手し、操作し、維
持するのに非常に費用がかかる。これについて、従来の
ジェット推進無人機を入手するのにかかる費用は一般に
約250,000〜400,000ドルであり、それに
付随する資産費用と打ち上げ費用は1ミッション当たり
それぞれ約12,500ドル及び20,000ドルであ
る。ジェット推進無人機に対する一般的な損害率が約5
0%であることに基づくと、前述の費用は、全費用で1
ミッション当たり137,500〜210,000ドル
の範囲となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明にしたがって形
成された高速の滑空標的は、地対空および空対空兵器シ
ステムのための実際的な長距離標的を提供し、単一また
は複数の同時/流れ攻撃プロフィールを実行することが
可能である。本発明の滑空標的は、費用対効果が大きく
形成され、支持装置および人員の必要を最小にするた
め、1ミッション当たりの滑空標的に関する費用は一般
的なジェット推進無人機に関する1ミッション当たりの
費用の数分の1となる。本発明の滑空標的を使用するこ
とに伴う更なる利点は、滑空標的が、標準的な標的牽引
装置を備えた民間機または軍用機から迅速かつ容易に展
開される、もしくは発射され得るということである。本
発明の滑空標的の使用に付随するこれらのおよび他の利
点については以下により詳細に述べられよう。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前端お
よび後端を備えた胴体を有する滑空ビークルまたは滑空
標的が与えられる。胴体自体は細長い、ノーズコーンと
テールコーンとがそれぞれ本体の一端と他端とに取り付
けられた円筒形の本体を有する。ノーズコーンは胴体の
前端を形成し、テールコーンは胴体の後端を形成する。
テールコーンにきわめて接近した状態で、本体に複数の
尾翼、特に上部尾翼対と下部尾翼対、が取り付けられて
いる。また、本体のほぼ重心にも固定翼部材が取り付け
られており、この翼部材は、一般に互いに対向して本体
から外側に向かって延伸する一対の翼部分から成る。
【0005】胴体の他に、本発明の滑空標的は下部尾翼
対の各々に可動に取り付けられた一対の操縦翼面を有す
る。また、滑空標的の牽引索アダプターが胴体、特に胴
体本体に解放可能に取り付けられており、同アダプター
は本体内部に配設された牽引索アダプター解放機構を介
して操縦翼面に機械的に連結されている。本発明の滑空
標的において、牽引索アダプター解放機構は、牽引索ア
ダプターが胴体本体から分離されるまで操縦翼面が有効
に設定位置に固定されるように、牽引索アダプターと操
縦翼面とを連結する。
【0006】好適な実施形態において、牽引索アダプタ
ー解放機構は、操縦翼面サーボモーターの各々に取り付
けられそれによって個別に回転することができる、一対
のカム部材を有する。牽引索アダプター解放機構の一対
の制御ロッドはカム部材と操縦翼面とに取り付けられ、
かつそれらの間に延伸し、その結果、各カム部材の回転
により各操縦翼面の動作が容易となる。牽引索アダプタ
ーは、胴体本体に取り付けられた場合、操縦翼面サーボ
モーターによるカム部材の回転が妨げられるようにカム
部材に協同的に係合される。
【0007】操縦翼面サーボモーター、カム部材、制御
ロッドに加えて、牽引索アダプター解放機構は、解放ピ
ンサーボモーターと機械的に連結し鎖錠位置と解錠位置
との間で移動可能な解放ピンを有する。解放ピンを通常
鎖錠位置に配置させるバイアスばねが解放ピンに協同的
に係合されている。解放ピンは、鎖錠位置にある場合、
胴体本体から牽引索アダプターが分離しないように、同
アダプターと協同的に係合する。解放ピンサーボモータ
ーを作動させ、バイアスばねによって解放ピンに作用さ
れているバイアス力を超えることにより、解放ピンの解
錠位置への移動が容易となる。
【0008】本発明の滑空標的はさらに、牽引索アダプ
ターに取り付けられ、翼部分の各々の上部表面に沿って
長手方向に延伸する、一対の翼上スポイラーを有する。
本発明の滑空標的において、牽引索アダプターが胴体か
ら分離することにより、翼上スポイラーが翼部分から分
離する。これについて、牽引索アダプターは取外し可能
に胴体本体に取り付けられたアーチ形のカバープレート
を有する。カバープレートの曲線状の輪郭は胴体本体の
輪郭と一致し、牽引索アダプターが胴体本体に取り付け
られた場合には、カバープレートの外側表面と胴体本体
の外側表面とが実質的に互いに面一になる。翼上スポイ
ラーの胴体中心寄りの端部がカバープレートに取り付け
られ、牽引索アダプターが胴体本体から分離すると、そ
の結果、翼上スポイラーは固定翼部材の翼部分から取り
外され、翼部分に対する揚力が回復される。翼上スポイ
ラーは固定翼部材の揚力を実質的に減小させる役割を果
たすが、このことは、牽引索を繰り出している間、滑空
標的を展開降雨空気から安全に分離するのを保証し、か
つ滑空標的の安定した牽引作業を保証するために必要で
ある。翼上スポイラーは胴体本体から展開された後、牽
引索アダプターのカバープレートに付着した状態で保持
され、牽引索の解放された端部を安定させるのに必要な
牽引力を与える役目をする。
【0009】本発明の滑空標的はさらに滑空標的パラシ
ュートおよびパラシュート発射機構を有し、これらは両
方とも胴体本体内部に配設される。パラシュート発射機
構は滑空標的パラシュートを胴体本体内部から選択的に
展開させるために使用される。好適な実施形態におい
て、パラシュート発射機構は胴体本体に解放可能に取り
付けられたパラシュート扉を有する。パラシュート扉に
は、パラシュート発射機構の掛け金部材が協同的に係合
されており、当該掛け金部材はパラシュート扉が胴体本
体に取り付けられた状態である掛け金がかかった位置
と、パラシュート扉が胴体本体から分離される状態であ
る掛け金がかかっていない位置との間で移動可能であ
る。掛け金部材にはパラシュート扉サーボモーターが協
同的に係合しており、当該パラシュート扉サーボモータ
ーは掛け金部材を掛け金がかかった位置とかかっていな
い位置との間で移動させるよう操縦することができる。
パラシュート扉が胴体本体から分離することにより、滑
空パラシュートの本体からの展開が容易となる。
【0010】本発明の滑空標的において、牽引索アダプ
ターは、胴体本体に取り付けられている場合、滑空標的
パラシュートが胴体本体内部から展開するのを防ぐよう
に、パラシュート発射機構と協同的に係合する。より詳
しくは、牽引索アダプターは保持ロッドを有し、当該保
持ロッドはパラシュート扉と協同的に係合し、牽引索ア
ダプターが胴体本体に取り付けられている場合に、パラ
シュート扉を胴体本体に取り付けられた状態に保持す
る。牽引索アダプターを胴体本体から分離することによ
って、保持ロッドがパラシュート扉から容易に解放さ
れ、パラシュート扉サーボモーターにより掛け金部材が
掛け金のかかっていない位置に移動されると同時に、パ
ラシュート扉が胴体本体から分離される。
【0011】本発明によれば、さらに、牽引索を有する
巻き取り機械を装備した航空機から滑空標的を展開させ
る方法が与えられる。好適な方法は、牽引索の自由端に
滑空標的を取り付けるという第1の工程を有する。その
後、航空機は第1の高度である約3048m(約10,
000フィート)まで上昇し、第1の対気速度である時
速370km(約200ノット)に保たれる。次いで巻
き取り機械の牽引索を繰り出すことによって滑空標的が
航空機から展開されるが、この際、滑空標的は航空機か
ら約50mの距離をあけて繰り出されることが望まし
い。滑空標的が航空機から展開された後、航空機は第2
の高度である約12,129m(約40,000フィー
ト)まで上昇し、第2の対気速度である時速648km
(約350ノット)にまで加速される。その後、滑空標
的は牽引索から解放される。牽引索からの滑空標的の解
放に続いて、予めプログラムされたコースに基づいて所
望ならば発射制御位置からのアクティブ監視下および制
御下で、滑空標的が指定された目的地へ向かって滑空で
きるように、地球投影位置決定衛星が使用される。
【0012】
【発明の実施の形態】図面は本発明の好適な実施形態の
みを示すためのものであり、本発明を限定することを意
図していない。図面を参照すると、図1は本発明にした
がって構成された高速滑空ビークルすなわち標的10を
斜視図で示したものである。当該滑空標的10は空対空
および地対空兵器発射訓練で使用できるように適合され
ており、適切に装備された民間機または軍用機から迅速
かつ容易に展開することのできる精巧かつ扱い易いミサ
イル標的を提供する。高性能なジェット推進無人機を打
ち上げるよりも価格が低いため、滑空標的10は、地対
空兵器システムに対して魅力ある現実的な標的を提供す
る一方で、空対空シナリオにおいてレーダーおよび赤外
線誘導ミサイルに対して使用するのにも適している。
【0013】好適な実施形態において、滑空標的10は
前端14および後端16を備えた胴体12を有する。胴
体12自体は、一般に円筒形で望ましくは直径が約19
cm(約7.5インチ)である細長い管状本体18を有
する。本体18の一端には胴体12の前端14を形成す
るノーズコーン20が取り付けられている。また、本体
18の反対側の端には胴体12の後端16を形成するテ
ールコーン22が取り付けられている。胴体12はさら
に、テールコーン22に関してきわめて接近した状態で
本体18に取り付けられた上部尾翼対24と下部尾翼対
26とを有する。また、本体18のほぼ重心には、一対
の固定翼部分28が取り付けられ、これらは一般に、互
いに対向して本体18から外側に向かって延伸してい
る。胴体12のノーズコーン20とテールコーン22と
は、中空で、滑空標的10のレーダーおよび/または赤
外線オーグメンターを収容できることが望ましい。ノー
ズコーン20、テールコーン22は、レーダーおよび/
または赤外線オーグメンター以外にペイロードを収容す
るために使用することもできる。
【0014】本発明の滑空標的10はさらに、胴体12
の下部尾翼対26の各々に可動に取り付けられた一対の
操縦翼面30を有する。以下により詳しく述べられるよ
うに、下部尾翼対26の操縦翼面30はサーボ機構によ
り駆動され、「エレボン」として逆V字形の尾翼の形態
で作動する。
【0015】図1〜5、および8を参照すると、本発明
の滑空標的10はさらに牽引索アダプター32を有し、
当該アダプター32は胴体12の本体18に取外し可能
なように取り付けられており、滑空標的10と牽引索3
4との接続を容易にするために使用される。以下により
詳細に述べられるように、牽引索34は発射航空機36
上に配設される巻き取り機械に巻き付けられる。当該牽
引索アダプター32は細長いアダプター部材38を有
し、アダプター部材38の一端は牽引索34の自由端に
取り付けられている。アダプター部材38に加えて、牽
引索アダプター32はピン部材40を有し、ピン部材4
0の上端部はアダプター部材38の牽引索34と連結し
ていない方の端部と回転可能に連結している。図3、4
に示されるように牽引索アダプター32のピン部材40
は一般に円筒形の中心部42を有する。中心部42は、
外側へ放射状に延伸するフランジ44によって、アダプ
ター部材38に回転可能に連結されたピン部材40の上
端と隔てられている。ピン部材40はさらに傾斜した肩
48へと変移する円筒形の底端部46を有する。傾斜し
た肩48にきわめて接近した状態で、連続チャンネル5
0が中心部42に形成されるか中心部42の周囲に延伸
する。
【0016】アダプター部材38およびピン部材40の
ほかに、滑空標的10の牽引索アダプター32は、ピン
部材40の中心部42に取り付けられた、アーチ形の輪
郭をしたカバープレート52を有する。カバープレート
の曲率は本体18の曲率と一致しており、牽引索アダプ
ター32が本体に取り付けられた場合には、カバープレ
ート52および本体18の外側表面が実質的に互いに面
一になる。カバープレート52内のカバープレート52
の側面のうちの一つに隣接する位置に配設された円形開
口部に、中心部42を前進させることによって、カバー
プレート52のピン部材40への取り付けが容易にな
る。中心部42から外側へ放射状に延伸するフランジ4
4の下面に対してカバープレート52がアバットメント
となるために、中心部42の開口部への前進は制限され
る。また、牽引索アダプター32の細長い保持ロッド5
4の一端が、アダプター部材38と回転可能に連結され
たピン部材40の上端とフランジ44との間に取り付け
られる。
【0017】図2〜5を参照すると、本発明の滑空標的
10はさらに牽引索アダプター解放機構を有するが、同
機構は胴体12の本体18に配設され、牽引索アダプタ
ー32が本体18から分離されるまでは操縦翼面30が
設定位置に有効に固定されるように、牽引索アダプター
32を操縦翼面30と機械的に連結するために使用され
る。牽引索アダプター解放機構は一対の操縦翼面サーボ
モーター56と、操縦翼面サーボモーター56の各々に
取り付けられ、それによって個別に回転することができ
る一対のカム部材58とを有する。図4に示されるよう
に、カム部材58は互いに鏡像の関係にあり、各カム部
材は外側の耳部分60と、一般に半円形のノッチ62が
内部に形成された内側のアーチ形表面とを有する。操縦
翼面サーボモーター56およびカム部材58の他に、牽
引索アダプター解放機構は、カム部材58と操縦翼面3
0とに取り付けられ、かつそれらの間に延伸する一対の
細長い制御ロッド64を有する。これについて、各制御
ロッド64の一端はカム部材58の各々の耳部分60に
取り付けられ、制御ロッド64の他端は操縦翼面30の
各々に取り付けられる。このように、あいだに制御ロッ
ド64が伸張されるため、各操縦翼面サーボモーター5
6による各カム部材58の回転により、各操縦翼面30
の動作が容易に行われる。
【0018】牽引索アダプター32が本体18に適切に
取り付けられるためには、ピン部材40の底端部46が
牽引索アダプター解放機構のカム部材58の間に前進さ
れなければならない。このような前進を起こすために
は、カム部材58を相対回転させて、ピン部材40の底
端部46を収容する円形開口部がノッチ62により一体
的に形成されるような位置に、カム部材のノッチ62が
配置されなければならない。ノッチ62がこの開口部を
形成するようにカム部材58を回転させた場合、操縦翼
面30は制御ロッド64によって、規定された設定位置
に移動される。以下により詳細に述べられるように、こ
のような操縦翼面30の規定された設定位置は、滑空標
的10の展開操作の間、滑空標的10が航空機36に向
かって上流へと滑空しないようにするのに適する。重要
なのは、牽引索アダプター32を本体18から分離する
前では、ノッチ62によって一体的に形成された開口部
へとピン40の底端部46を延伸させることにより、カ
ム部材58の相対回転が効果的に妨げられる。このよう
に、牽引索アダプター32が本体18から離れるまで
は、操縦翼面30をその規定された設定位置から移動さ
せるようないかなる偶発的なカム部材58の回転も妨げ
ることができる。
【0019】滑空標的10の牽引索アダプター解放機構
はさらに、本体内部において鎖錠位置と解錠位置との間
で摺動可能な細長い解放ピン66を有する。図3および
5に最も好適に示されるように、解放ピン66は傾斜し
た端部を形成し、カム部材58のノッチ62によって一
体形成された開口部にピン部材40の底端部46が嵌入
された場合に解放ピン66の傾斜した端部がピン部材4
0のチャンネル50と一直線に並ぶように、同端部は本
体18内部に配向されている。解放ピン66が鎖錠位置
にある場合、その傾斜した端部はチャンネル50に延伸
し、したがって本体18に対するピン部材40の上方へ
の動きが効果的に妨げられ、したがって、牽引索アダプ
ター32の本体18からの分離も妨げられる。解放ピン
66が解錠位置に移動すると、その傾斜した端部はピン
部材40のチャンネル50から引っ込められ、牽引索ア
ダプター32が本体18から分離される。
【0020】解放ピン66は通常、本体18内部の隔壁
から解放ピン66の傾斜した端部の反対側の端部まで延
伸する牽引索アダプター解放機構のバイアスばね68に
よって鎖錠位置に配置される。解放ピン66と機械接続
している解放ピンサーボモーター70を作動させると、
解放ピン66の解錠位置への移動が容易になる。これに
ついて、解放ピンサーボモーター70はピストン72を
有し、同ピストン72は解放ピンサーボモーターから延
伸し、解放ピンサーボモーターに対して内側および外側
に往復的に移動可能である。ピストン72の末端は連結
部材74の一端と回動可能に連結され、連結部材74の
他端は解放ピン66に回動可能に連結される。連結部材
74はさらに、そのほぼ中心において本体18の内部の
隔壁と回動可能に連結している。解放ピンサーボモータ
ー70のピストン72の外方向への動きによって、解放
ピン66がピン部材40から離れ、したがってチャンネ
ル50ないから解放ピン60の傾斜した端部が引っ込め
られるような方法で連結部材74が回転される。解放ピ
ンサーボモーター70によって連結部材74に作用され
る力、したがって解放ピン66に作用される力は、バイ
アスばね68によって解放ピン66に作用されるバイア
ス力を超えるのに十分大きいことが理解されよう。
【0021】図1および3に示されるように、滑空標的
10は、牽引索アダプター32のカバープレート52に
取り付けられた一対の細長い翼上スポイラー76も有す
る。より詳しくは、翼上スポイラー76が取付位置から
外側に向かって延伸するように、各翼上スポイラー76
の胴体中心寄りの端部がカバープレート52の各側方端
のほぼ中央に取り付けられている。滑空標的10におい
て、牽引索アダプター32が本体18に適切に取り付け
られている場合(すなわち解放ピン66がピン部材40
と係合し、ピン部材40の底端部46がカム部材58の
間に挿入されている)、牽引索アダプター32のカバー
プレート52は取外し可能に本体18に取り付けられ、
翼上スポイラー76は固定翼部分28の各々に沿って長
手方向に延伸する。
【0022】以下により詳細にまた述べられるように、
カバープレート52はピン部材40に取り付けられてい
るため、牽引索アダプター32を本体18から取り外す
ことにより、カバープレート52が本体18から容易に
取り外される。そのうえ、翼上スポイラー76はカバー
プレート52に取り付けられているため、牽引索アダプ
ター32を本体18から分離させた後に引き離して移動
させると、カバープレート52が本体18から外れるよ
うになることに加えて、翼上スポイラー76が固定翼部
分28から取り外されるようになる。牽引索アダプター
32が本体18から分離された後も、翼上スポイラー7
6は牽引索アダプター32、特にそのカバープレート5
2、に取り付けられたままであることが理解されよう。
【0023】図6および7を参照すると、本発明の滑空
標的10は滑空標的パラシュート82をさらに有する。
当該パラシュート82は、牽引索アダプター解放機構と
ノーズコーン20との間において本体18の内部に形成
されたパラシュート収納室84に通常保管される。滑空
標的10から滑空標的パラシュート82(すなわち秒速
パラシュート収納室84(second parachute well)の
内部から)の選択的な展開はパラシュート発射機構86
によって制御される。パラシュート発射機構86は、胴
体12の本体18に取外し可能に取り付けられたパラシ
ュート扉88を有する。パラシュート扉88が本体18
に取り付けられている場合、当該扉88により本体18
の内部に、特に本体内部に形成されたパラシュート収納
室84に、滑空標的パラシュート82が効果的に封入さ
れる。パラシュート扉88は、本体に取り付けられ、本
体の内側表面から下方に向かって延伸し、かつ中心開口
部92を形成する連結部材90を有する。
【0024】パラシュート扉88の他に、パラシュート
発射機構86は掛け金部材94を有し、当該掛け金部材
94はピボットピン96により秒速パラシュート収納室
84に回動可能に連結される。バイアスばね97の一端
が掛け金部材94に取り付けられ、他端が本体18内部
の支持構造に取り付けられる。図6に示されるように、
掛け金部材94は、そのフック部分が連結部材90の中
心開口部92に延伸する状態である掛け金がかかった位
置と、掛け金部材94のフック部分が連結部材90から
離れて回転する状態である掛け金がかかっていない位置
との間で移動可能である。掛け金部材94は通常バイア
スばね97により掛け金がかかった位置に配置されてい
る。掛け金部材94が掛け金がかかった位置にある場
合、掛け金部材94とパラシュート扉88の連結部材9
0との協同的な係合によりパラシュート扉88を本体1
8から外れないようにすることができる。逆に、掛け金
部材94を掛け金がかかっていない位置に移動すると、
パラシュート扉88を本体18から外すことができる。
【0025】掛け金部材94と協同的に係合しているパ
ラシュート発射機構86のパラシュート扉サーボモータ
ー98によって、掛け金がかかっている位置とかかって
いない位置との間で掛け金部材94の移動が容易とな
る。パラシュートサーボモーター98はサーボモーター
から上方へ向かって延伸するピストン100であって、
サーボモーターに関して上方および下方へ往復移動可能
なピストン100を有する。ピストン98の先端部は通
常掛け金部材94と接しており、ピストン100が上方
へ移動すると掛け金部材94のフック部分が回転し、パ
ラシュート扉88の連結部材90から離れる。逆に、バ
イアスばね97により掛け金部材94に対してバイアス
力をはたらかせると、ピストン100が下方へ移動し、
その結果、掛け金部材94のフック部材が連結部材90
の中心開口部92に挿入されるように掛け金部材94が
回転する。パラシュート扉88が本体18から外され、
滑空標的パラシュート82がパラシュート収納室84か
ら引き出され滑空標的10から展開された場合、滑空標
的パラシュート82は滑空標的パラシュート82とパラ
シュート収納室84との間に延伸する細長い自動索10
2によって滑空標的10に取り付けられた状態に保持さ
れる。
【0026】滑空標的10が航空機36によって牽引さ
れている最中に滑空標的パラシュート82が本体18か
ら偶発的に展開されることは、その結果航空機36に偏
揺れが作用し得るため、いかなる場合であっても極めて
望ましくない。滑空標的パラシュート82の時期尚早な
展開を防ぐため、牽引索アダプター32が本体18から
分離する前にはパラシュート発射機構86のパラシュー
ト扉88が本体18から外れないようにする。これにつ
いて、図1および7に示されるように、牽引索アダプタ
ー32が本体18に適切に取り付けられている場合、保
持ロッド54の牽引索アダプター32のピン部材40と
接着している端部とは反対側の端部が本体18に協同的
に係合される。保持ロッド54は、パラシュート扉88
の上に延伸し本体18に協同的に係合している場合、パ
ラシュート扉88が本体18から分離しないように作用
することが理解されよう。牽引索アダプター32が本体
18から分離すると、保持ロッドの先端が本体18から
離れ、したがって、保持ロッド54が完全に本体18か
ら取り外される。重要なことに、このように取り外され
ることにより、掛け金94がパラシュート扉サーボモー
ター98により掛け金のかかっていない位置に移動され
ると同時に、パラシュート扉88が本体18から分離さ
れ得る。
【0027】滑空標的10の構成要素についてこのよう
に述べてきたが、同じ要素を使用する好適な方法を図9
〜13を参照して詳述する。滑空標的10は、同様な滑
空標的を発射航空機36に取外し可能に取り付けること
によって使用される。航空機36に取外し可能に取り付
けられることに加えて、滑空標的10は、航空機36に
装備された巻き取り機械から延伸する牽引索34の自由
端にも取外し可能に取り付けられる。滑空標的10の牽
引索アダプター32の使用により、牽引索34に滑空標
的10を取外し可能に容易に取り付けることができる。
上述したように、牽引索アダプター32が本体18に取
り付けらていれる場合、ピン部材40の底端部46は、
カム部材58のノッチ62によって一体的に形成された
開口部に収容され、解放ピン66はピン部材40と協同
的に係合される。ピン部材40の底端部46がカム部材
58の間に延伸するために、滑空標的10の操縦翼面3
0が規定された設定位置に保持される。
【0028】図9に示されるように、滑空標的10がそ
の上側において航空機36に取り付けられたのち、航空
機36は離陸し、高度約3048m(約10,000フ
ィート)まで上昇する。この特定の高度に保つことに加
えて、航空機36は時速約370km(約200ノッ
ト)の対気速度に保たれることが望ましい。図10に示
されるように、この高度および対気速度において、滑空
標的10が航空機36から分離され、次いで巻き取り機
械から牽引索34が繰り出され、滑空標的10が航空機
36から展開される。滑空標的10は航空機36から約
50mの距離をあけて繰り出されることが望ましい。重
要なことに、滑空標的10が航空機36から繰り出され
る時、操縦翼面30の規定された設定位置により滑空標
的10のノーズコーン20でニュートラルピッチが保持
され、翼上スポイラー76が固定翼部分28の揚力が有
効に減小され、したがって、滑空標的10が航空機36
の上方へ向かって滑空しないようにすることができる。
先に示したように、滑空標的10が航空機36の後部で
牽引されているときに牽引索アダプター32を本体18
に付着し続けることにより、操縦翼面30の設定位置か
らの移動につながるようなカム部材58の回転を防止す
ることができ、また、翼上スポイラー76を固定翼部分
28上の定位置に保持することができる。
【0029】滑空標的10が巻き取り機械から十分繰り
出された後、航空機は高度約12,129m(約40,
000フィート)まで上昇し、時速約648km(約3
50ノット)の対気速度まで加速される。航空機36が
この高度まで上昇しおよびこの対気速度まで加速される
と、滑空標的10は牽引索34により航空機36の後部
にて牽引され続けることが理解されよう。
【0030】図11に示されるように、航空機36が一
端好適な高度である約12,129m(約40,000
フィート)に到達し、好適な対気速度である時速約64
8km(約350ノット)にまで加速されると、制御信
号が発射制御位置から滑空標的10に発信される。これ
によって、解放ピンサーボモーター70の作動が促進さ
れ、解放ピン66の通常の鎖錠位置から解錠位置への移
動が起こる。操縦翼面30が設定位置にあることにより
滑空標的10に対するニュートラルピッチ角が保持され
ているために、解放ピン66が解錠位置へ移動すると、
その結果ピン部材40が本体18内部から引き出され
る。上述したように、ピン部材40が本体18内部から
解放された結果、カバープレート52および保持ロッド
54が本体18から外れる。また、上述したように、カ
バープレート52が本体18から外れた結果、さらに、
翼上スポイラー76が牽引索アダプター32、特に同ア
ダプター32のカバープレート52に付着した状態で、
翼上スポイラー76が固定翼部分28から外れる。重要
なことに、牽引索アダプター32のカバープレート52
および翼上スポイラー76によって牽引索34に作用さ
れる牽引力により、本体18の内部からのピン部材40
の解放が起こると同時に牽引索34が滑空標的10に接
触するのを防止することができる。その牽引力は、牽引
索34の解放された端部が巻き付かないように同端部を
安定させる役割をも果たす。
【0031】図12を参照すると、牽引索34から滑空
標的10が分離されると、同標的10の飛行は、カム部
材58および制御ロッド64を介して操縦翼面30に取
り付けられた操縦翼面サーボモーター56により操縦翼
面30を選択的に移動させることによって、制御するこ
とができる。一旦ピン部材40が本体18から解放され
ると、カム部材58のノッチ62により一体的に形成さ
れた開口部から底端部46が外れることによって、カム
部材58が操縦翼面サーボモーター56により個別にま
たは一斉に回転し、したがって操縦翼面30の所望の動
作を達成することができる、ということが理解されよ
う。滑空標的10の飛行中、発射制御位置から発信され
た信号または機内に搭載された制御コンピュータに予め
据え付けられた信号により操縦翼面サーボモーター56
を作動させることによって、滑空標的10の飛行を選択
的に変更することができる。
【0032】図13を参照すると、滑空標的10が地対
空または空対空ミサイルによって破壊されない場合に
は、本体18から滑空標的パラシュート82を展開させ
ることによって滑空標的10を回収することができる。
これについて、制御信号が発射制御位置からパラシュー
ト扉サーボモーター90へ送信され、これによってサー
ボモーター90の作動が促進され、掛け金部材94が通
常の掛け金のかかった位置からかかっていない位置へと
移動されるようになる。牽引索アダプター32が本体1
8から分離すると同時に保持ロッド54が本体18から
外れるため、掛け金部材94が掛け金のかかっていない
位置へ移動することにより、パラシュート扉88が直ち
に本体18から射出される。この射出または取外しに続
いて、滑空標的パラシュート82はパラシュート収納室
84から直ちに展開され、滑空標的パラシュート82と
秒速パラシュート収納室84との間に延伸する自動索1
02を介して本体18に取り付けられたままに保持され
る。
【0033】本発明の滑空標的10には、発射制御位置
と操縦翼面サーボモーター56、解放ピンサーボモータ
ー70、パラシュート扉サーボモーター98との間の通
信リンクを容易にするプログラム可能なアビオニクスハ
ードウェアが設けられる。一般に、滑空標的10を解放
する前に、滑空標的10は航空機36により特定の兵器
の射程外の位置まで牽引される。次に滑空標的10は発
射制御位置からのアクティブ制御入力により予め計画さ
れたプロフィールで飛行することが望ましい。ミッショ
ンの間、滑空標的10と発射制御位置との間では双方向
のデータリンクが維持される。危険な状況であることが
示された場合、滑空標的パラシュート82の展開により
滑空標的10の前方への進行が数十メートル〜数百メー
トル(数百フィート)で停止してミッションが完了され
る。
【0034】滑空標的10に配設されたアビオニクスハ
ードウェアにより、非常に複雑なミッションを遂行する
ことが可能となる。発射制御位置にいるオペレーターは
旋回を指令したり、および/またはその降下速度を制御
することによって、滑空標的10を操作することができ
る。発射制御位置にいるオペレーターへのフィードバッ
クは一般にコンピュータ画面の地図上に映る地球投影位
置決定衛星(GPS)の飛跡の形で与えられる。これに
ついて、滑空標的10にはGPSユニットも与えられ、
安全を保障する目的で航空機36を同時に追跡するため
に、発射航空機36自体には第2のGPSユニットが与
えられることが望ましい。
【0035】本発明の滑空標的10により単一または複
数の同時/流れ攻撃プロフィールを実行することができ
る。上述したように、滑空標的10の対気速度および航
法は機内に搭載されたアビオニクスハードウェアやGP
Sユニットを含めた航法装置ユニットによって制御さ
れ、このような航法装置ユニットは発射前にプログラム
され、必要であればミッションの最中に更新することも
可能である。これについて、滑空標的10の航法装置ユ
ニットにより滑空標的10が誘導かつ制御され、それに
よって、実時間のアクティブ制御の有無にかかわらず、
滑空標的10の全滑空範囲にわたって事前に計画を立て
たミッションを遂行することが可能となる。滑空標的1
0は、約83km(45海里)までのスタンドオフ射程
(標的までの距離)において軍用航空機および商用航空
機のいずれから発射することもできる。また、現行の兵
器システムの必要に応じるために、パッシブまたはアク
ティブレーダーおよび赤外線ジェットプルーム発生機を
含めたペイロード/エンハンスメントを滑空標的に追加
することもできる。上述したように、GPS情報は、実
時間の追跡を与えるために滑空標的10から発射制御部
位に送信される。発射制御部位/追跡の場所自体は浮揚
していても地上に置かれていてもよい。ただし、発射制
御部位は航空機36の内部に存在することが好ましい。
【0036】本発明の滑空標的10は対気速度200〜
400KCASの範囲で操縦されることが望ましい。こ
れについて、滑空標的10は200KCASにおいて最
大の最終射程を達成するように適合され、その結果、飛
行時間も最大となる。滑空標的10が高度約12,12
9m(40,000フィート)で展開されたのち200
KCASに一定して飛行する場合、最終射程は約83k
m(45海里)を超える。
【0037】本発明の追加的な修正および改良が当業者
には明白であろう。したがって、本明細書に詳述および
例証した部分の特定の組み合わせは単に本発明の一実施
形態を示すことを意図し、本発明の精神および範囲内に
おける代わりの装置を制限することを意図しない。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、従来用いられていたミ
サイル標的であるジェット推進無人機よりも費用対効果
の大きい高速滑空標的が提供され、1ミッション当たり
の標的にかかる費用を抑えることができる。また、本発
明の滑空標的は民間機または軍用機で牽引し、適切な高
度および対気速度において展開することができる。さら
に、ミサイルによって滑空標的を破壊しない場合には、
滑空標的本体内部に備えたパラシュートを開傘させるこ
とによって滑空標的を回収することができる。標的本体
内部に制御装置を備えることにより、標的の飛行を精巧
に制御することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にしたがって構成された滑空標的の正
面斜視図である。
【図2】 本発明の滑空標的の中央部および後部の側面
図である。
【図3】 本発明の滑空標的の牽引索アダプター、牽引
索アダプター解放機構、および翼上スポイラーの斜視図
である。
【図4】 図3における4−4線に沿った断面図であ
る。
【図5】 図3に示した牽引索アダプターおよび牽引索
アダプター解放機構の側面図である。
【図6】 図2における6−6線に沿った断面図であ
る。
【図7】 本発明の滑空標的の滑空標的パラシュートお
よびパラシュート発射機構の側面図である。
【図8】 牽引索アダプターのカバープレートと、牽引
索アダプターの滑空標的パラシュート扉保持ロッドとを
示す、本発明の滑空標的の牽引索アダプターの斜視図で
ある。
【図9】 本発明の滑空標的の好適な使用法を一工程ご
とに示した図である。
【図10】 図9に続く工程を示した図である。
【図11】 図10に続く工程を示した図である。
【図12】 図11に続く工程を示した図である。
【図13】 図12に続く工程を示した図である。
【符号の説明】
10…滑空標的、12…胴体、14…前端、16…後
端、18…本体、20…ノーズコーン、22…テールコ
ーン、24…上部尾翼対、26…下部尾翼対、30…操
縦翼面、32…牽引索アダプター、52…カバープレー
ト、54…保持ロッド、56…操縦翼面サーボモータ
ー、58…カム部材、64…制御ロッド、66…解放ピ
ン、68…バイアスばね、70…解放ピンサーボモータ
ー、76…翼上スポイラー、82…滑空標的パラシュー
ト、86…パラシュート発射機構、88…パラシュート
扉、94…掛け金部材、98…パラシュート扉サーボモ
ーター。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 599086825 2672 Dow Avenue, Tust in, California 92780 United States of Am erica (72)発明者 ブライアン ジェー.マーティン アメリカ合衆国 92691 カリフォルニア 州 ミッション ヴィエホ アベニーダ デセオ 26291

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前端と後端とを備えた胴体と、 前記胴体に移動可能に取り付けられた少なくとも一つの
    操縦翼面と、 前記胴体に解放可能に取り付けられた牽引索アダプター
    と、 胴体内部に配設される牽引索アダプター解放機構であっ
    て、牽引索アダプターが胴体から分離されるまでの間操
    縦翼面が有効に設定位置に固定されるように牽引索アダ
    プターと操縦翼面とを機械的に連結する牽引索アダプタ
    ー解放機構と、を有する滑空標的。
  2. 【請求項2】前記少なくとも一つの操縦翼面が、胴体に
    移動可能に取り付けられた一対の操縦翼面から成る請求
    項1に記載の滑空標的。
  3. 【請求項3】前記胴体が、 細長い概して円筒形の本体と、 本体に取り付けられ胴体の前端を形成するノーズコーン
    と、 本体に取り付けられ胴体の後端を形成するテールコーン
    と、 前記本体に取り付けられた複数の尾翼と、を備え、 前記操縦翼面が前記尾翼の各々に移動可能に取り付けら
    れている請求項2に記載の滑空標的。
  4. 【請求項4】前記胴体が上部尾翼対と下部尾翼対とを有
    し、前記操縦翼面が下部尾翼対の各々に移動可能に取り
    付けられている請求項3に記載の滑空標的。
  5. 【請求項5】胴体が、本体に取り付けられた固定翼部材
    を有する請求項3に記載の滑空標的。
  6. 【請求項6】牽引索アダプター解放機構が、 一対の操縦翼面サーボモーターと、 前記操縦翼面サーボモーターの各々に取り付けられ、そ
    れによって個別に回転可能となっている一対のカム部材
    と、 各カム部材の回転により操縦翼面の各々が容易に移動さ
    れるようにカム部材と操縦翼面とに取り付けられそれら
    の間に延伸する一対の制御ロッドと、を備え、 前記牽引索アダプターであって、胴体に取り付けられた
    場合に操縦翼面サーボモーターによるカム部材の回転が
    防止されるようにカム部材と協同的に係合される牽引索
    アダプターとを有する請求項2に記載の滑空標的。
  7. 【請求項7】牽引索アダプター解放機構が、さらに、 鎖錠位置と解錠位置との間で移動可能な解放ピンと、 解放ピンと機械的に連結し解放ピンを鎖錠位置から解錠
    位置へ移動させるように操作できる解放ピンサーボモー
    ターと、を備え、 前記解放ピンが鎖錠位置にある場合、胴体から牽引索ア
    ダプターが分離しないように前記解放ピンが牽引索アダ
    プターに協同的に係合される請求項6に記載の滑空標
    的。
  8. 【請求項8】牽引索アダプター解放機構が、解放ピンと
    協同的に係合され、解放ピンを通常鎖錠位置に偏倚する
    バイアスばねをさらに有する請求項7に記載の滑空標
    的。
  9. 【請求項9】牽引索アダプターが胴体から分離すること
    により翼上スポイラーの胴体からの取外しが容易となる
    ように牽引索アダプターに取り付けられた少なくとも一
    つの翼上スポイラーをさらに備え、翼上スポイラーは前
    記牽引索アダプターが胴体から展開された後も牽引索ア
    ダプターに取り付けられたままである請求項1に記載の
    滑空標的。
  10. 【請求項10】牽引索アダプターが、胴体に解放可能に
    取り付けられたカバープレートを備え、前記少なくとも
    一つの翼上スポイラーがカバープレートに取り付けられ
    た一対の翼上スポイラーを備え、牽引索アダプターが胴
    体から分離されることにより胴体からカバープレートお
    よび翼上スポイラーが容易に取り外される請求項9に記
    載の滑空標的。
  11. 【請求項11】前記胴体が一対の固定翼部分を有し、前
    記固定された翼上スポイラーが固定翼部分の各々の上に
    取外し可能に配設されている請求項10に記載の滑空標
    的。
  12. 【請求項12】胴体内部に配設された滑空標的パラシュ
    ートと、 滑空標的パラシュートを胴体内部から選択的に展開させ
    るために胴体内部に配設されたパラシュート発射機構
    と、を備え、 前記牽引索アダプターは、胴体に取り付けられている場
    合に滑空標的パラシュートが胴体内部から展開しないよ
    うにパラシュート発射機構と協同的に係合している請求
    項1に記載の滑空標的。
  13. 【請求項13】前記パラシュート発射機構が、 胴体に解放可能に取り付けられたパラシュート扉と、 パラシュート扉と協同的に係合された掛け金部材であっ
    て、パラシュート扉が胴体に接触したまま保たれる状態
    である掛け金がかかった位置とパラシュート扉を胴体か
    ら分離することのできる状態である掛け金がかかってい
    ない位置との間で移動可能な掛け金部材と、 掛け金部材と協同的に係合されたパラシュート扉サーボ
    モーターであって、前記掛け金がかかった位置と前記掛
    け金がかかっていない位置との間で掛け金部材を移動さ
    せるために操縦することのできるパラシュート扉サーボ
    モーターと、を備え、 胴体からパラシュート扉を分離させることにより滑空標
    的パラシュートが胴体から容易に展開される請求項12
    に記載の滑空標的。
  14. 【請求項14】牽引索アダプターが保持ロッドを有し、
    前記保持ロッドはパラシュート扉に協同的に係合され、
    前記保持ロッドは牽引索アダプターが胴体に取り付けら
    れている場合にパラシュート扉を胴体に取り付けた状態
    で保持し、牽引索アダプターを胴体から分離することに
    より保持ロッドがパラシュート扉から容易に解放され、
    それによって掛け金部材が掛け金がかかっていない位置
    へ移動すると同時に胴体からパラシュート扉が分離され
    る請求項13に記載の滑空標的。
  15. 【請求項15】前端と後端とを備えた胴体と、 胴体に移動可能に取り付けられた少なくとも一つの操縦
    翼面と、 胴体に解放可能に取り付けられた牽引索アダプターと、 胴体内部に配設された滑空標的パラシュートと、 滑空標的パラシュートを胴体から選択的に展開させるた
    めに胴体内部に配設されたパラシュート発射機構と、を
    備え、 前記牽引索アダプターが、胴体に取り付けられている場
    合に、滑空標的パラシュートが胴体内部から展開しない
    ようにパラシュート発射機構と協同的に係合される、滑
    空標的。
  16. 【請求項16】前記パラシュート発射機構が、 胴体に解放可能に取り付けられたパラシュート扉と、 パラシュート扉に協同的に係合された掛け金部材であっ
    て、パラシュート扉が胴体に取り付けられたままに保た
    れる状態である掛け金がかかった位置とパラシュート扉
    が胴体から分離することのできる状態である掛け金のか
    かっていない位置との間で移動可能な掛け金部材と、 掛け金部材と協同的に係合されたパラシュート扉サーボ
    モーターであって、掛け金のかかった位置とかかってい
    ない位置との間で掛け金部材を移動させるために操縦す
    ることのできるパラシュート扉サーボモーターと、を備
    え、 胴体からパラシュート扉が分離することにより滑空標的
    パラシュートが胴体から容易に展開される請求項15に
    記載の滑空標的。
  17. 【請求項17】牽引索アダプターが保持ロッドを有し、
    前記保持ロッドはパラシュート扉に協同的に係合され、
    前記保持ロッドは牽引索アダプターが胴体に取り付けら
    れている場合にパラシュート扉を胴体に取り付けた状態
    で保持し、牽引索アダプターを胴体から分離することに
    より保持ロッドがパラシュート扉から容易に解放され、
    それによって掛け金部材が掛け金がかかっていない位置
    へ移動すると同時に胴体からパラシュートが分離される
    請求項16に記載の滑空標的。
  18. 【請求項18】(a)牽引索に滑空標的を取り付ける工
    程と、(b)航空機を第1の高度に上昇させ、第1の対
    気速度に保持する工程と、(c)巻き取り機械から牽引
    索を繰り出すことによって航空機から滑空標的を展開さ
    せる工程と、(d)航空機を第2の高度に上昇させ、第
    2の対気速度にまで加速させる工程と、(e)牽引索か
    ら滑空標的を解放する工程と、を含む牽引索を有する巻
    き取り機械を備えた航空機から滑空標的を展開する方
    法。
  19. 【請求項19】(f)地球投影位置決定衛星を用いて発
    射制御位置からのアクティブ制御下で滑空標的を指定さ
    れた目的地へ向けて滑空させる工程をさらに含む請求項
    18に記載の方法。
  20. 【請求項20】工程(c)が滑空標的を航空機から約5
    0メートルの距離をあけて繰り出す工程から成る請求項
    18に記載の方法。
  21. 【請求項21】胴体と、 胴体に解放可能に取り付けられた牽引索アダプターと、 胴体内部に配設された牽引索アダプター解放機構と、 少なくとも一つの翼上スポイラーであって、牽引索アダ
    プターを胴体から分離することによって翼上スポイラー
    を胴体から容易に取り外せるように牽引索アダプターに
    取り付けられた翼上スポイラーと、を有する滑空標的。
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