JP2000063253A - しわ改善化粧方法及びこれに使用する化粧品 - Google Patents
しわ改善化粧方法及びこれに使用する化粧品Info
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- JP2000063253A JP2000063253A JP10232865A JP23286598A JP2000063253A JP 2000063253 A JP2000063253 A JP 2000063253A JP 10232865 A JP10232865 A JP 10232865A JP 23286598 A JP23286598 A JP 23286598A JP 2000063253 A JP2000063253 A JP 2000063253A
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- skin
- wrinkle
- wrinkles
- improving
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な処置で効果的に皮膚に生じたしわを消
す。 【解決手段】 保湿効果のあるスキンシートをしわのあ
る皮膚に貼着して所定時間経過させる。スキンシートに
よって膨潤して伸ばされたしわを透明被膜形成成分を有
するジェルを塗布して固定する。これにより、しわを消
す、あるいは目立たなくすることができ、はりがあり、
艶やかな皮膚を回復することができる。
す。 【解決手段】 保湿効果のあるスキンシートをしわのあ
る皮膚に貼着して所定時間経過させる。スキンシートに
よって膨潤して伸ばされたしわを透明被膜形成成分を有
するジェルを塗布して固定する。これにより、しわを消
す、あるいは目立たなくすることができ、はりがあり、
艶やかな皮膚を回復することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧方法、特に、
皮膚に生じたしわを消し、老化により失った艶を回復す
る化粧方法及びそれに使用する化粧料に関する。
皮膚に生じたしわを消し、老化により失った艶を回復す
る化粧方法及びそれに使用する化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】人間の皮膚は、加齢とともに変化が現れ
やすい部分であり、病的な変化とは別にさまざま変化が
起こる。特に、皮膚のうちでも、日光に曝されることが
多い顔面、手の甲などは特に変化が大きく目立ちやす
い。皮膚に生じる変化として、代表的なものは、しわが
増えることである。また、光沢、つや、なめらかさとい
ったものが低下したりきめが粗くなったり、さらには皮
膚が弛んだり、はりがなくなったりする。これらの変化
は美容上の観点からは好ましくなく、誰しもができるだ
け若さを保とうをするのは自然の欲望である。老化や強
い日光に曝される等の厳しい環境に長期にわたりおかれ
ることによってしわが生じた場合、通常のメーキャップ
などの化粧に加え、生じたしわを取り除くことも美容効
果を上げるためには重要なことである。
やすい部分であり、病的な変化とは別にさまざま変化が
起こる。特に、皮膚のうちでも、日光に曝されることが
多い顔面、手の甲などは特に変化が大きく目立ちやす
い。皮膚に生じる変化として、代表的なものは、しわが
増えることである。また、光沢、つや、なめらかさとい
ったものが低下したりきめが粗くなったり、さらには皮
膚が弛んだり、はりがなくなったりする。これらの変化
は美容上の観点からは好ましくなく、誰しもができるだ
け若さを保とうをするのは自然の欲望である。老化や強
い日光に曝される等の厳しい環境に長期にわたりおかれ
ることによってしわが生じた場合、通常のメーキャップ
などの化粧に加え、生じたしわを取り除くことも美容効
果を上げるためには重要なことである。
【0003】従来より、しわとりの方法としては、マッ
サージや冷温刺激などで血行を促進し皮膚への栄養の補
給を良くし、また顔面の表情筋を適切な方法で動かして
筋肉の弛みを回復するといったことが行わている。ま
た、これらのマッサージや運動と並行してクリームや化
粧水の塗布や化粧用シートを貼付して皮膚表面より栄養
を補給したり乾燥した皮膚の表面を湿潤させたりするこ
によりしわとりの効果を高めることが行われている。そ
の他、ゼリー状またはペースト状のピールオフタイプの
パック・マスクによる化粧法も多用されている。
サージや冷温刺激などで血行を促進し皮膚への栄養の補
給を良くし、また顔面の表情筋を適切な方法で動かして
筋肉の弛みを回復するといったことが行わている。ま
た、これらのマッサージや運動と並行してクリームや化
粧水の塗布や化粧用シートを貼付して皮膚表面より栄養
を補給したり乾燥した皮膚の表面を湿潤させたりするこ
によりしわとりの効果を高めることが行われている。そ
の他、ゼリー状またはペースト状のピールオフタイプの
パック・マスクによる化粧法も多用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】マッサージや栄養補給
といった方法は、それなりに効果は得られるが、ある程
度長期にわたり継続してはじめて効果が現れるものであ
り、所定の効果が得られるまでには、多くの時間が必要
となる。また、シートあるいはパック・マスクによる場
合は、そのまま、外出などはできず、化粧中は日常生活
が制約されるといった問題がある。本発明は、上記問題
点に鑑みなされたもので、簡単な処置を施すことで、し
わをとることができ、また、連用することによって、老
化した皮膚にはりを回復させることができる化粧法及び
それに使用する化粧料を提供することを目的とするもの
である。
といった方法は、それなりに効果は得られるが、ある程
度長期にわたり継続してはじめて効果が現れるものであ
り、所定の効果が得られるまでには、多くの時間が必要
となる。また、シートあるいはパック・マスクによる場
合は、そのまま、外出などはできず、化粧中は日常生活
が制約されるといった問題がある。本発明は、上記問題
点に鑑みなされたもので、簡単な処置を施すことで、し
わをとることができ、また、連用することによって、老
化した皮膚にはりを回復させることができる化粧法及び
それに使用する化粧料を提供することを目的とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるしわ取り化
粧法は、スキンシートとジェルを併用して行うことを特
徴とする。図1は、本発明によるしわ改善化化粧方法の
手順を説明する図である。先ず、第1の段階として、ス
キンシートを皮膚表面に貼り、保湿効果と物理的作用に
よりしわをのばし、所定時間経過の後、スキンシートを
取り除く。次いで、皮膚表面にジェルを施してしわが伸
びた皮膚の状態を維持するようにするという2段階の処
置からなる。スキンシートは皮膚表面に保湿効果を与え
ることができ、また皮膚表面に貼着しうる材料が塗布さ
れたものを使用する。このスキンシートを、しわのある
手入れをする部分に貼ることにより皮膚のしわが湿潤さ
れ、所定時間経過(約15分)すると、しわは膨潤され
た状態となり、その結果しわの深さが浅くなってしわが
なくなった状態、あるいはしわが減少した状態に変化す
る。次に第2段階として、スキンシートを剥がした後、
しわがのびた状態の部分にジェルをを塗布する。ここで
使用されるジェルは、水溶性高分子が配合され、皮膚表
面に塗布すると、短時間で皮膚表面に被膜を形成するこ
とができるものである。このジェルの塗布によって形成
される被膜により、前段階で湿潤された皮膚は被膜によ
り保湿状態が維持され、また、伸びたしわは被膜によっ
てその状態が維持される。したがって、上記の処置を施
すことにより、しわのとれたはりのある状態と艶を与え
ることができる。ジェルによって形成された被膜は長時
間のその状態を保つことができ、朝の一回の処置を施す
ことで、終日しわのないはりのある状態を保つことがで
きる。
粧法は、スキンシートとジェルを併用して行うことを特
徴とする。図1は、本発明によるしわ改善化化粧方法の
手順を説明する図である。先ず、第1の段階として、ス
キンシートを皮膚表面に貼り、保湿効果と物理的作用に
よりしわをのばし、所定時間経過の後、スキンシートを
取り除く。次いで、皮膚表面にジェルを施してしわが伸
びた皮膚の状態を維持するようにするという2段階の処
置からなる。スキンシートは皮膚表面に保湿効果を与え
ることができ、また皮膚表面に貼着しうる材料が塗布さ
れたものを使用する。このスキンシートを、しわのある
手入れをする部分に貼ることにより皮膚のしわが湿潤さ
れ、所定時間経過(約15分)すると、しわは膨潤され
た状態となり、その結果しわの深さが浅くなってしわが
なくなった状態、あるいはしわが減少した状態に変化す
る。次に第2段階として、スキンシートを剥がした後、
しわがのびた状態の部分にジェルをを塗布する。ここで
使用されるジェルは、水溶性高分子が配合され、皮膚表
面に塗布すると、短時間で皮膚表面に被膜を形成するこ
とができるものである。このジェルの塗布によって形成
される被膜により、前段階で湿潤された皮膚は被膜によ
り保湿状態が維持され、また、伸びたしわは被膜によっ
てその状態が維持される。したがって、上記の処置を施
すことにより、しわのとれたはりのある状態と艶を与え
ることができる。ジェルによって形成された被膜は長時
間のその状態を保つことができ、朝の一回の処置を施す
ことで、終日しわのないはりのある状態を保つことがで
きる。
【0006】本発明によるしわ改善化粧方法に使用する
スキンシートは、水分を含有させた保湿剤をシート材に
塗布したものからなる。使用に際しては、スキンシート
をそのまましわのある皮膚表面に貼着するだけでよく手
軽に手当てを施すことができる。また、保湿剤としてグ
ルセリンを使用することにより、その粘着性により、ス
キンシートに貼着効果を持たせることができる。
スキンシートは、水分を含有させた保湿剤をシート材に
塗布したものからなる。使用に際しては、スキンシート
をそのまましわのある皮膚表面に貼着するだけでよく手
軽に手当てを施すことができる。また、保湿剤としてグ
ルセリンを使用することにより、その粘着性により、ス
キンシートに貼着効果を持たせることができる。
【0007】また、本発明によるしわ改善用ジェルは、
水分、保湿剤、及び透明被膜形成成分を含み、これをし
わの伸びた状態の皮膚に塗布することにより、皮膚表面
に光沢のある透明被膜が形成される。これにより、しわ
の伸びた状態を固定するとともに、皮膚表面を艶やかに
する。また、上述のスキンシートとジェルを、組み合わ
せてしわ改善化粧品としてセットとすることにより、使
用が容易となる。
水分、保湿剤、及び透明被膜形成成分を含み、これをし
わの伸びた状態の皮膚に塗布することにより、皮膚表面
に光沢のある透明被膜が形成される。これにより、しわ
の伸びた状態を固定するとともに、皮膚表面を艶やかに
する。また、上述のスキンシートとジェルを、組み合わ
せてしわ改善化粧品としてセットとすることにより、使
用が容易となる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
と共に説明する。まず、本発明のしわ取り化粧法の第1
段階に使用されるスキンシートについて説明する。スキ
ンシートは、ポリエチレンからなる不織布に保湿剤とし
てのグリセリン(略30重量%)が塗布され、これに保
持される水分(イオン交換水)(略60重量%)、水溶
性高分子(略7重量%)の他、、若干量の架橋剤、架橋
促進剤、防腐剤等を含有している。これにより、スキン
シートは保湿効果と粘着性による貼着効果が与えられて
いる。
と共に説明する。まず、本発明のしわ取り化粧法の第1
段階に使用されるスキンシートについて説明する。スキ
ンシートは、ポリエチレンからなる不織布に保湿剤とし
てのグリセリン(略30重量%)が塗布され、これに保
持される水分(イオン交換水)(略60重量%)、水溶
性高分子(略7重量%)の他、、若干量の架橋剤、架橋
促進剤、防腐剤等を含有している。これにより、スキン
シートは保湿効果と粘着性による貼着効果が与えられて
いる。
【0009】なお、スキンシートに使用される保湿剤と
しては、グリセリンの他、ジプロピレングリコール、
1,3ブチレングリコール等も使用できる。また、必要
に応じて、美白剤や賦活剤などを含有させることもでき
る。また、本発明の第2段階として使用されるジェル
は、水(イオン交換水)(略84重量%)、アルコール
(略4重量%)、保湿剤(略2.5重量%)、増粘剤
(略8重量%)、その他油分、防腐剤等を含有してい
る。尚、保湿剤は、1,3ブチレングリコールを主成分
とするものが使用される。
しては、グリセリンの他、ジプロピレングリコール、
1,3ブチレングリコール等も使用できる。また、必要
に応じて、美白剤や賦活剤などを含有させることもでき
る。また、本発明の第2段階として使用されるジェル
は、水(イオン交換水)(略84重量%)、アルコール
(略4重量%)、保湿剤(略2.5重量%)、増粘剤
(略8重量%)、その他油分、防腐剤等を含有してい
る。尚、保湿剤は、1,3ブチレングリコールを主成分
とするものが使用される。
【0010】増粘剤にはカルボキシルポリマーや被膜形
成用としてポリビニルアルコール(PVA)などの水溶
性高分子を含有させたものが使用される。この第2段階
で使用されるジェルは、皮膚表面に塗布後は、比較的短
時間で乾燥し、透明な被膜が形成される。次に、図2を
参照して本発明によるスキンシート及びジェルを使用す
るしわ改善化化粧法によりしわが改善される過程につい
て説明する。
成用としてポリビニルアルコール(PVA)などの水溶
性高分子を含有させたものが使用される。この第2段階
で使用されるジェルは、皮膚表面に塗布後は、比較的短
時間で乾燥し、透明な被膜が形成される。次に、図2を
参照して本発明によるスキンシート及びジェルを使用す
るしわ改善化化粧法によりしわが改善される過程につい
て説明する。
【0011】(A)は皮膚表面にしわができている様子
を示しており、しわが溝状になって形成される。このし
わができている部位に本発明の方法によりしわとりの処
置をを施すにあたり、先ず(B)に示すように指で軽く
しわを伸ばす。そして、その状態で本発明によるスキン
シートを貼着する(C)。スキンシートを貼り付ける。
スキンシートは上述のように、保湿剤が塗布され、また
粘着性を備えているため、しわが伸ばされた皮膚はその
状態が保持されると共に保湿剤により水分が供給され
る。約10分〜20分程度経過した後、スキンシートを
剥がす。スキンシートにより所定時間覆われた皮膚は、
保湿剤であるグリセリンより水分が供給され、その結
果、皮膚の表面の角質層は膨潤され柔軟な状態となる。
したがって、スキンシートを剥がした状態においても図
(D)に示すように、当初の状態に比べ、しわが伸びて
浅くなった状態に変化する。なお、スキンシートを貼着
した状態を長くし過ぎると、膨潤しすぎて、かえってし
わが増え状態となるため、注意が必要である。
を示しており、しわが溝状になって形成される。このし
わができている部位に本発明の方法によりしわとりの処
置をを施すにあたり、先ず(B)に示すように指で軽く
しわを伸ばす。そして、その状態で本発明によるスキン
シートを貼着する(C)。スキンシートを貼り付ける。
スキンシートは上述のように、保湿剤が塗布され、また
粘着性を備えているため、しわが伸ばされた皮膚はその
状態が保持されると共に保湿剤により水分が供給され
る。約10分〜20分程度経過した後、スキンシートを
剥がす。スキンシートにより所定時間覆われた皮膚は、
保湿剤であるグリセリンより水分が供給され、その結
果、皮膚の表面の角質層は膨潤され柔軟な状態となる。
したがって、スキンシートを剥がした状態においても図
(D)に示すように、当初の状態に比べ、しわが伸びて
浅くなった状態に変化する。なお、スキンシートを貼着
した状態を長くし過ぎると、膨潤しすぎて、かえってし
わが増え状態となるため、注意が必要である。
【0012】次に本発明の方法の第2の段階として、膨
潤してしわが減少あるいはなくなった状態の皮膚の表面
に本発明によるジェルを塗布する。本発明によるジェル
は前述のように、水溶性高分子を含む増粘剤を含有して
おり、皮膚表面に塗布すると、塗布後数分間で乾燥した
状態で皮膚表面に透明な被膜を形成する。これにより、
しわが伸ばされた状態の皮膚は形成された被膜により固
定され、その状態を保持する。また、皮膚の表面はジェ
ルによって形成された被膜によって滑らかで艶やかな状
態となる。
潤してしわが減少あるいはなくなった状態の皮膚の表面
に本発明によるジェルを塗布する。本発明によるジェル
は前述のように、水溶性高分子を含む増粘剤を含有して
おり、皮膚表面に塗布すると、塗布後数分間で乾燥した
状態で皮膚表面に透明な被膜を形成する。これにより、
しわが伸ばされた状態の皮膚は形成された被膜により固
定され、その状態を保持する。また、皮膚の表面はジェ
ルによって形成された被膜によって滑らかで艶やかな状
態となる。
【0013】以上のように、本発明によるスキンシート
及びジェルを使用して上述の手順で処置を施すことによ
って、図(A)のしわのある状態を図(E)のしわのな
い改善された状態に変化させることができる。このしわ
改善方法を、特に、人目につきやすい、顔や手の甲、そ
の他、首、肩などに施すことにより美容の効果を上げる
ことができる。そして、本発明によるしわの改善化粧方
法は、たとえば、美容サロン、エステサロン等で採用す
ることにより、顧客に対して、簡単な作業と短時間で皮
膚の手入れを行うことができ、サービスの向上を図るこ
とが可能となる。
及びジェルを使用して上述の手順で処置を施すことによ
って、図(A)のしわのある状態を図(E)のしわのな
い改善された状態に変化させることができる。このしわ
改善方法を、特に、人目につきやすい、顔や手の甲、そ
の他、首、肩などに施すことにより美容の効果を上げる
ことができる。そして、本発明によるしわの改善化粧方
法は、たとえば、美容サロン、エステサロン等で採用す
ることにより、顧客に対して、簡単な作業と短時間で皮
膚の手入れを行うことができ、サービスの向上を図るこ
とが可能となる。
【0014】なお、本発明にるスキンシートは、顔その
他の身体の部位に貼るのに適した適宜のサイズとするこ
とができ、単位シートをアルミシートなどで包装して密
封するようにしておくことにより、長期間にわたり保存
が可能となる。また、ジェルは通常のジェル状化粧品と
同様にチューブ入りとして、使用に際して適宜所要量だ
け出して使用するようにする。さらに、複数枚の包装さ
れたスキンシートと、チューブ入りジェルを組み合わせ
てしわ改善用化粧品のセット商品とするこにより、販
売、あるいは使用に際して取扱いが便利となる。
他の身体の部位に貼るのに適した適宜のサイズとするこ
とができ、単位シートをアルミシートなどで包装して密
封するようにしておくことにより、長期間にわたり保存
が可能となる。また、ジェルは通常のジェル状化粧品と
同様にチューブ入りとして、使用に際して適宜所要量だ
け出して使用するようにする。さらに、複数枚の包装さ
れたスキンシートと、チューブ入りジェルを組み合わせ
てしわ改善用化粧品のセット商品とするこにより、販
売、あるいは使用に際して取扱いが便利となる。
【0015】
【実施例】図3は、本発明によるしわ改善化粧法を、実
際に顔のしわのある目尻部分に適用した使用例を示す。
(A)は洗顔後の状態の処置を施す前の目尻の部分の写
真であり、矢印で示す部分に比較的深いしわの存在が確
認される。(B)は本発明によりスキンシート及びジェ
ルを使用して2段階の処置を施したジェルを塗布した直
後の状態を示す。この状態では、すでに、図(A)に現
れたしわはなくなっている。図(C)は、さらに6時間
経過した状態を示す写真であり、この時点においても、
しわが現れてなく、処置後のしわの取れた状態が維持さ
れていることがわかる。
際に顔のしわのある目尻部分に適用した使用例を示す。
(A)は洗顔後の状態の処置を施す前の目尻の部分の写
真であり、矢印で示す部分に比較的深いしわの存在が確
認される。(B)は本発明によりスキンシート及びジェ
ルを使用して2段階の処置を施したジェルを塗布した直
後の状態を示す。この状態では、すでに、図(A)に現
れたしわはなくなっている。図(C)は、さらに6時間
経過した状態を示す写真であり、この時点においても、
しわが現れてなく、処置後のしわの取れた状態が維持さ
れていることがわかる。
【0016】図4は、本発明によるスキンシート及びジ
ェルを使用してしわ改善化粧を施した場合の改善効果を
確認するために行ったテスト結果を示す。テストはしわ
の程度の異なる11人のパネルに対して行ったもので、
2週間にわたり、毎日、本発明のしわ改善化粧を施した
ものである。しわの評点は、深いしわが多いものを10
とし、無いものを0として、中程度、小じわの程度と、
10段階に評点を定めて行った。テスト前と2週間後の
それぞれにおいて、洗顔後60分の状態で視覚によりそ
の程度を確認したものである。
ェルを使用してしわ改善化粧を施した場合の改善効果を
確認するために行ったテスト結果を示す。テストはしわ
の程度の異なる11人のパネルに対して行ったもので、
2週間にわたり、毎日、本発明のしわ改善化粧を施した
ものである。しわの評点は、深いしわが多いものを10
とし、無いものを0として、中程度、小じわの程度と、
10段階に評点を定めて行った。テスト前と2週間後の
それぞれにおいて、洗顔後60分の状態で視覚によりそ
の程度を確認したものである。
【0017】図4のグラフからもわかるように、2週間
の使用によって、しわの多い場合も、少ない場合も、か
なりのレベルで改善されていることがわかる。図5は、
前述のテストと同様なテストを2ヵ月のわたり連用し
て、改善効果の程度を3段階に分類分けしたものであ
る。このテスト結果からもわかるように、本発明の処置
を施すことによって、全員が何らかの改善がみられ、略
60%以上が明らかな改善を示していることがわかる。
の使用によって、しわの多い場合も、少ない場合も、か
なりのレベルで改善されていることがわかる。図5は、
前述のテストと同様なテストを2ヵ月のわたり連用し
て、改善効果の程度を3段階に分類分けしたものであ
る。このテスト結果からもわかるように、本発明の処置
を施すことによって、全員が何らかの改善がみられ、略
60%以上が明らかな改善を示していることがわかる。
【0018】以上の結果からもわかるように、本発明に
よるしわ改善化粧方法によれば、ジェルにより被膜を形
成した状態においては、しわをのばしたた状態を実現で
きることは勿論、被膜を取り除いた場合においても、一
定期間連用することにより、しわのない、はりのある状
態に皮膚を回復することができる。
よるしわ改善化粧方法によれば、ジェルにより被膜を形
成した状態においては、しわをのばしたた状態を実現で
きることは勿論、被膜を取り除いた場合においても、一
定期間連用することにより、しわのない、はりのある状
態に皮膚を回復することができる。
【0019】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、スキンシー
トの貼付ととジェルの塗布という簡単な処置で皮膚のし
わを取り除くことができ、あるいはしわを目立たなくす
ることができる。また、本発明によるしわ改善化粧方法
を連用することにより、しわのないはりのある皮膚に回
復することができる。また本発明によるしわ改善化粧用
のスキンシートは、皮膚を伸ばした状態に保持するとも
に保水効果を持たせたものであり、これをしわのある部
位に貼着することにより効果的にしわ消す、あるいは減
らすことがができる。また、本発明によるジェルは、皮
膚表面に塗布することにより、透明な艶のある被膜を形
成することができ、また、しわを伸ばした状態を保持す
るこができ、効果的にしわを減らすことができる。
トの貼付ととジェルの塗布という簡単な処置で皮膚のし
わを取り除くことができ、あるいはしわを目立たなくす
ることができる。また、本発明によるしわ改善化粧方法
を連用することにより、しわのないはりのある皮膚に回
復することができる。また本発明によるしわ改善化粧用
のスキンシートは、皮膚を伸ばした状態に保持するとも
に保水効果を持たせたものであり、これをしわのある部
位に貼着することにより効果的にしわ消す、あるいは減
らすことがができる。また、本発明によるジェルは、皮
膚表面に塗布することにより、透明な艶のある被膜を形
成することができ、また、しわを伸ばした状態を保持す
るこができ、効果的にしわを減らすことができる。
【図1】本発明によるしわ改善化粧方法の手順を説明す
る図である。
る図である。
【図2】本発明によるしわ改善化粧方法を施した場合の
皮膚の状態の変化を説明する図である。
皮膚の状態の変化を説明する図である。
【図3】本発明によるしわ改善化粧法を、顔のしわのあ
る目尻部分に適用した使用例を示す図である。
る目尻部分に適用した使用例を示す図である。
【図4】本発明によるスキンシート及びジェルを使用し
てしわ改善化粧を施した場合の改善効果を確認するため
に行ったテスト結果を示す図である。
てしわ改善化粧を施した場合の改善効果を確認するため
に行ったテスト結果を示す図である。
【図5】2ヵ月にわたり連用した場合の改善効果をテス
トした結果を示す図である。
トした結果を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 保湿剤が塗布されたスキンシートを貼着
してしわに水分を供給し、所定時間経過させてしわを伸
ばす段階と、 しわが伸ばされた部位に透明被膜形成成分を含有するジ
ェルを塗布して伸ばしたしわを固定する段階からなるし
わ改善化粧方法。 - 【請求項2】 シート材に水分を含有させた保湿剤を塗
布してなるしわ改善化粧用スキンシート。 - 【請求項3】 請求項2に記載のスキンシートにおい
て、保湿剤はグリセリンであるしわ改善化粧用スキンシ
ート。 - 【請求項4】 水分と、保湿剤と、透明被膜形成成分と
を含有するしわ改善化粧用ジェル。 - 【請求項5】 シート材に水分を含有させた保湿剤を塗
布してなるスキンシートと、 水分と、保湿剤と、透明被膜形成成分とを含有するジェ
ルとからなるしわ改善用化粧品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10232865A JP2000063253A (ja) | 1998-08-19 | 1998-08-19 | しわ改善化粧方法及びこれに使用する化粧品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10232865A JP2000063253A (ja) | 1998-08-19 | 1998-08-19 | しわ改善化粧方法及びこれに使用する化粧品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000063253A true JP2000063253A (ja) | 2000-02-29 |
Family
ID=16946044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10232865A Withdrawn JP2000063253A (ja) | 1998-08-19 | 1998-08-19 | しわ改善化粧方法及びこれに使用する化粧品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000063253A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006335750A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Toppan Printing Co Ltd | しわ伸ばしシート貼り付け器具 |
JP2009005958A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | Okamoto Ind Inc | 使い捨てカイロ |
WO2009063917A1 (ja) | 2007-11-13 | 2009-05-22 | Shiseido Company, Ltd. | 皮膚化粧料 |
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1998
- 1998-08-19 JP JP10232865A patent/JP2000063253A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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