JP2000061881A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2000061881A
JP2000061881A JP10231007A JP23100798A JP2000061881A JP 2000061881 A JP2000061881 A JP 2000061881A JP 10231007 A JP10231007 A JP 10231007A JP 23100798 A JP23100798 A JP 23100798A JP 2000061881 A JP2000061881 A JP 2000061881A
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JP
Japan
Prior art keywords
blade
cover
cutting edge
fixed blade
printer
Prior art date
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Pending
Application number
JP10231007A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Hosomi
浩昭 細見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベースに可動刃、カバーに固定刃を設けるカ
ッタ刃分離型のオートカッタを内蔵するプリンタにおい
て、カバー開状態においての落下物やカバーの開閉時の
障害物によりカッタ刃の刃部が破損することがあったの
で、それを無くすることを目的とする。 【解決手段】 固定刃4の切断エッジ40近傍には紙幅
方向に沿った凹凸形状の突起列6が形成され、オペレー
タが誤って、切断エッジ40近傍に落下しても、この突
起列6により、切断エッジ40が保護され若しくは衝撃
を小さくされることから破損することはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小売店舗用のPO
S(Point−Of−Sale)システムに用いられ
るプリンタに関するものであり、更に詳細には、自動的
にレシートを切断するオートカッタを内蔵するプリンタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の代表例を図4を用いて説明す
る。図4は、ベース部35にオートカッタの可動刃38
が配置され、カバー部31に固定刃39が配置されたプ
リンタのカバー部31を開いた状態の説明図である。上
記のような従来例では、図4から分かるように、カバー
部31を開放するとカバー部31に配置された固定刃3
9の刃先Bは紙送り用のゴムローラ33とカバー部31
の前縁31aとの空間部から突出するように構成されて
いた。
【0003】その為、紙セット時等、オペレータがカバ
ー部31を開放した時に、堅い物が固定刃39の刃先部
Bに偶然にも落下すると、刃先部Bが破損することがあ
る。特に、刃先部Bが紙送り用のゴムローラ33の外周
と前縁31aとを結ぶ面34より突出すると破損する可
能性は高くなる。
【0004】更には、カバー部31開閉時にカッタ刃の
刃部が障害物に衝突することがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】オートカッタの場合、
刃先部Bのエッジ部の鋭利さが切れ味に大きく影響する
為、落下物等による刃先部Bの欠け等の破損は即切れ味
に影響し、切れ味が悪くなるばかりでなく、切り口が凹
凸になったり、最悪のときは切断できないという課題を
有するものであった。
【0006】そこで、本発明は従来のこのような問題を
解決するためのものであり、その目的とするところは、
カッタ刃の刃部の破損を低減させるよう保護し、切れ味
の良いオートカッタを有するプリンタを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、記録紙の搬送路をはさむよ
うに刃先部を対向させて配設され、分離可能な可動刃と
固定刃と、該固定刃を支持した状態で前記可動刃及び前
記固定刃の刃部同士が接近又は離隔する位置に移動可能
な刃支持手段とを備えたプリンタにおいて、前記固定刃
は、前記搬送路の上流側に前記固定刃の刃先部と近接し
て配置された第1カバー部と下流側に前記刃先部と近接
して配置された第2のカバー部に覆われているととも
に、前記刃先部が前記第1及び前記第2のカバー部の前
記搬送路側の端部を含む面に対し前記搬送路から遠ざか
るように退避して配置されたことを特徴とする。
【0008】上記の構成により、刃支持手段が移動して
離隔状態のときに、その状態が水平状態であれば、落下
物があったとしても第2のカバー部により刃部は保護さ
れるし、刃支持手段の移動が回動する場合は、刃部の回
動軌跡内に障害物があったとしても、開く場合は第2の
カバー部より又閉じる場合は第1のカバー部により刃部
は保護され障害物と衝突することはない。
【0009】また、前記第2のカバー部は、前記搬送路
側の前記端部が前記記録紙の紙幅方向にわたって複数の
凹凸部が形成されていることも効果的である。
【0010】上記構成にすることにより、障害物が紙幅
方向に移動しながら当接しようとする場合は、端部が複
数の凹凸形状に形成されていることから、障害物の移動
方向の抵抗が大きく、その移動速度は低下するので、衝
撃力を小さくし破損を最初にすることか可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るプリンタの
好ましい実施の形態を図1から図3を参照して詳細に説
明する。
【0012】図1は本実施の形態のプリンタの断面図で
あり、図2はカバーが開放した状態のプリンタの斜視図
であり、図3は、その効果を説明するプリンタの説明図
である。
【0013】図1は本実施の形態のプリンタの断面図で
あり、プリンタハウジングは記録紙Pを収納する記録紙
収納部分と印字ヘッド8等の印字機構部分を有するベー
ス部1と、ベース部1の記録紙収納部分の後方に位置す
る支点3に回動可能にヒンジ掛けされ、印字ヘッド8と
圧接するゴムローラ22を有するカバー部2の2つの部
分とに大別することができる。
【0014】記録紙Pをセットする時、まず、オペレー
タがカバー部2を上方へ開ける。すると、記録紙収納部
分が現れ、記録紙Pをこの記録紙収納部分に入れ、再度
カバー部2を閉める。すると、カバー部2とベース部1
との間に形成される紙経路に記録紙Pが挟まれ、記録紙
Pが保持、セットされる。図1はカバー部2を閉位置に
した状態を示しており、この状態で、プリンタは印字動
作およびオートカット動作ができる。
【0015】カバー部2にはオートカッタの固定刃4が
配置されており、ベース部1にはオートカッタの可動刃
5が配置されている。記録紙Pは固定刃4と可動刃5の
間に位置し、通常は可動刃5はカッタハウジング9の内
部の待避位置に位置し、可動刃5は図示しない駆動機構
と連結されている。
【0016】紙カット時は、可動刃5は駆動機構の動力
を受け、矢印A方向に紙経路を横切るように移動し、固
定刃4と交叉する。これにより、記録紙Pは切断され
る。記録紙Pの切断後、再び、可動刃5は待避位置に戻
り、1回のオートカット動作が終了する。
【0017】切れ味を良くする為に、可動刃5と固定刃
4の刃先は鋭利な形状になっている。特に固定刃4の刃
先部41の可動刃5と接する部分を切断エッジ40とす
る。この切断エッジ40近傍の上部、すなわち、紙の排
出側のカバー部2には上下に傾斜部6a、6bを備えた
突起列6が形成されている。この傾斜部6aは、記録紙
Pを逆送する場合に下方へ、傾斜部6bは切断された記
録紙Pを上方へ案内する機能を有している。
【0018】固定刃4と突起列6との間の隙間tは、可
動刃5の厚みよりも、僅かに大きい値で、できるだけ固
定刃4と突起列6が接近するように設定されている。記
録紙Pを切断する時、可動刃5は、固定刃4の切断エッ
ジ40と接触しながら突起列6の下に入りこむように移
動していく。尚、突起列6は記録紙Pが可動刃5と略垂
直になるように記録紙Pの矢印A方向への移動を規制、
オートカッタの切れ味を良くしている。
【0019】本プリンタのカバー部2の開状態を図2の
斜視図に示す。この図2を用いて、固定刃4と突起列6
のまわりの構成を更に詳細に説明する。尚、図2ではカ
ッタハウジング9および可動刃5は図示していない。固
定刃4の切断エッジ40は記録紙の幅方向に一直線に形
成されている。そして、この切断エッジ40から可動刃
5の厚みより僅かに大きな隙間を隔てて略平行に突起列
6が位置している。突起列6には矩形歯状の突起60が
切断エッジ40とほぼ同じ長さの範囲で所定の間隔をお
いて連続して形成されている。
【0020】固定刃4は板金のプレスにより形成された
第1のカバー部であるカバーフレーム20に支持されて
いる。切断エッジ40近傍のカバーフレーム20には曲
げ部7が形成されており、この曲げ部7と突起列6との
間に切断エッジ40が位置している。更に、図3に示す
ように、切断エッジ40は、固定刃4の上方に位置する
突起列6と固定刃4の下方に位置する曲げ部7とを結ぶ
面Lよりも内側に位置している。よって、カバー部2の
開状態では、図4の従来例のように、固定刃が突出する
ような形にはなっていない。
【0021】また、カバーフレーム20には樹脂製の第
2のカバー部である突起列6を一体に形成した外装カバ
ー21が取り付けられており、突起列6はこの外装カバ
ー21の紙排出部分に形成されている。カバーフレーム
20には紙送り用のゴムローラ22が取り付けられてい
る。
【0022】次に、上記のように構成されたプリンタに
ついて説明する。カバー部2を上方に回動して開状態に
する場合、固定刃4の切断エッジ40面Lよりも内側に
位置しているので、突起列6の回動軌跡より内側になる
ことから、例え、回動しているときに切断エッジ40と
衝突する位置に障害物があったとしても突起列6が障害
物と衝突し、切断エッジ40は衝突することはない。
【0023】同様に、開放状態のカバー部2を閉じる場
合に、その軌跡内に障害物があったとしても、曲げ部7
が衝突し、切断エッジ40は障害物と衝突することはな
いので、カッタ刃の刃部の破損することはなく保護さ
れ、切れ味の良さは保たれる。
【0024】又、プリンタの開状態において、落下物が
あったとしても、突起列6は固定刃4の切断エッジ40
よりも上部にしかも近接していることから、切断エッジ
40に当たる前に、突起列6に当たりやすく、切断エッ
ジ40には当たる確率が低い。
【0025】また、たとえ、落下物が切断エッジ40に
当たるような場合でも、切断エッジ40と突起列6とは
近くに位置している為、落下物は突起列6にも当たるの
で衝撃力は分散され破損に至るケースは希となる。
【0026】また、障害物が紙幅方向に移動しながら当
接しようとする場合は、突起列6が凹凸形状に形成され
ていることから、障害物の移動方向の抵抗が大きく、そ
の移動速度は低下するので、衝撃力を小さくし破損を最
初にすることか可能となることから、突起列6に凹凸を
形成することは効果がある。
【0027】尚、当然のことながら、突起列6の形状に
おいて、突起高さが低かったり、突起の間隔が広すぎる
ような場合は、突起列による抵抗が小さく、十分な効果
が得られない場合もある。本実施例では突起列6を樹脂
の成形部品の一部にて形成している。これは、突起60
の形状や間隔の設定が自由であり、効果的な形状を作り
やすい為である。また、本実施例では、切断エッジ40
の上方にのみ凹凸形状の突起列を形成したが、切断エッ
ジ40の下方、即ち、曲げ部7にも凹凸形状を追加すれ
ば、更に効果的である。
【0028】本実施の形態では、固定刃が回動される場
合を詳述したが、水平に移動する場合であっても効果が
あるものである。
【0029】固定刃を支持したカバーが水平に移動した
状態であれば、落下物があったとしても刃部はカバー部
から突出していないので落下物が刃部に衝突することは
なく刃部は保護される。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように請求項1記載の発明に
よれば、記録紙の搬送路をはさむように刃先部を対向さ
せて配設され、分離可能な可動刃と固定刃と、該固定刃
を支持した状態で前記可動刃及び前記固定刃の刃部同士
が接近又は離隔する位置に移動可能な刃支持手段とを備
えたプリンタにおいて、前記固定刃は、前記搬送路の上
流側に前記固定刃の刃先部と近接して配置された第1カ
バー部と下流側に前記刃先部と近接して配置された第2
のカバー部に覆われているとともに、前記刃先部が前記
第1及び前記第2のカバー部の前記搬送路側の端部を含
む面に対し前記搬送路から遠ざかるように退避して配置
されているので、刃支持手段が移動して離隔状態のとき
に、若しくはその移動のときに、落下物や移動を妨げる
障害物があったとしても第2のカバー部若しくは第1の
カバー部により刃部は保護されて破損することはなく、
信頼性の向上したプリンタを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンタの断面図である。
【図2】同プリンタの斜視図である。
【図3】同プリンタの説明図である。
【図4】従来例のプリンタの断面図である。
【符号の説明】
1 ベース部 2 カバー部 3 支点 4 固定刃 5 可動刃 6 突起列 40 切断エッジ 60 突起 P 記録紙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙の搬送路をはさむように刃部を対
    向させて配設され、分離可能な可動刃と固定刃と、該固
    定刃を支持した状態で前記可動刃及び前記固定刃の刃部
    同士が接近又は離隔する位置に移動可能な刃支持手段と
    を備えたプリンタにおいて、 前記固定刃は、前記搬送路の上流側に前記固定刃の刃部
    と近接して配置された第1カバー部と下流側に前記刃部
    と近接して配置された第2のカバー部に覆われていると
    ともに、前記刃部が前記第1及び前記第2のカバー部の
    前記搬送路側の端部を含む面に対し前記搬送路から遠ざ
    かるように退避して配置されたことを特徴とするプリン
    タ。
  2. 【請求項2】 前記第2のカバー部は、前記搬送路側の
    前記端部が前記記録紙の紙幅方向にわたって複数の凹凸
    部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のプ
    リンタ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002042084A1 (fr) * 2000-11-27 2002-05-30 F & F Limited Imprimante
US7059793B2 (en) 2003-02-05 2006-06-13 Fujitsu Component Limited Printer and cutter
US7273325B2 (en) 2003-08-12 2007-09-25 Fujitsu Component Limited Thermal printer and cutter
US7883283B2 (en) 2003-11-14 2011-02-08 Seiko Epson Corporation Printer equipped with cutter mechanism

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031209