JP2000056056A - 非核燃料炉心挿入構造体 - Google Patents
非核燃料炉心挿入構造体Info
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- JP2000056056A JP2000056056A JP10228307A JP22830798A JP2000056056A JP 2000056056 A JP2000056056 A JP 2000056056A JP 10228307 A JP10228307 A JP 10228307A JP 22830798 A JP22830798 A JP 22830798A JP 2000056056 A JP2000056056 A JP 2000056056A
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- JP
- Japan
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- base plate
- fuel
- assembly
- nuclear fuel
- rod
- Prior art date
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-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C3/00—Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
- G21C3/30—Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
- G21C3/32—Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
- G21C3/33—Supporting or hanging of elements in the bundle; Means forming part of the bundle for inserting it into, or removing it from, the core; Means for coupling adjacent bundles
- G21C3/3315—Upper nozzle
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C3/00—Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
- G21C3/30—Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
- G21C3/32—Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
- G21C3/33—Supporting or hanging of elements in the bundle; Means forming part of the bundle for inserting it into, or removing it from, the core; Means for coupling adjacent bundles
- G21C3/331—Comprising hold-down means, e.g. springs
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 加圧水型原子炉の燃料棒取り出し自在形燃料
集合体に使用しても、非核燃料炉心挿入構造体の挿入棒
の冷却が適切に行われるようにする。 【解決手段】 非核燃料炉心挿入構造体６０は、燃料棒
取出し自在型燃料集合体５０の中空管５５に個別に挿入
される複数の挿入棒６１と、挿入棒６１の上端に連結さ
れ水平方向に展延するベースプレート６３と、ベースプ
レート６３の上面に取り付けられるホールドダウン組立
体４０とをし、ベースプレート６３の下面周辺に突起６
５を形成していることを特徴とする。
集合体に使用しても、非核燃料炉心挿入構造体の挿入棒
の冷却が適切に行われるようにする。 【解決手段】 非核燃料炉心挿入構造体６０は、燃料棒
取出し自在型燃料集合体５０の中空管５５に個別に挿入
される複数の挿入棒６１と、挿入棒６１の上端に連結さ
れ水平方向に展延するベースプレート６３と、ベースプ
レート６３の上面に取り付けられるホールドダウン組立
体４０とをし、ベースプレート６３の下面周辺に突起６
５を形成していることを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子炉、特に加圧
水型原子炉において使用される非核燃料炉心挿入構造体
に関する。
水型原子炉において使用される非核燃料炉心挿入構造体
に関する。
【０００２】
【従来の技術】加圧水型原子炉では、一般的に図７に示
すような構造の燃料集合体１０が原子炉容器内に複数装
荷されて炉心を構成している。燃料集合体１０の構造を
概説すると、上部ノズル１１、下部ノズル１３、これら
を相互に連結する複数の中空案内管１５、この中空案内
管１５に固定され長手方向に間隔を置いて配設された複
数の支持格子１７及びこの支持格子１７の格子穴に１本
づつ挿入されて支持された複数の燃料棒１９を有してい
る。更に、上部ノズル１１の構造を図８の概念図を参照
して説明すると、全体的には上面の開いた箱型構造をし
ており、底板部分には中空案内管１５を取り付けるため
の取付穴１１ｂと図示しない冷却材流れ穴(ノズル)が形
成され、ノズル板１１ａとなっている。そして、側壁の
上面部には、２体のみ示す押えばね１１ｃが取り付けら
れている。
すような構造の燃料集合体１０が原子炉容器内に複数装
荷されて炉心を構成している。燃料集合体１０の構造を
概説すると、上部ノズル１１、下部ノズル１３、これら
を相互に連結する複数の中空案内管１５、この中空案内
管１５に固定され長手方向に間隔を置いて配設された複
数の支持格子１７及びこの支持格子１７の格子穴に１本
づつ挿入されて支持された複数の燃料棒１９を有してい
る。更に、上部ノズル１１の構造を図８の概念図を参照
して説明すると、全体的には上面の開いた箱型構造をし
ており、底板部分には中空案内管１５を取り付けるため
の取付穴１１ｂと図示しない冷却材流れ穴(ノズル)が形
成され、ノズル板１１ａとなっている。そして、側壁の
上面部には、２体のみ示す押えばね１１ｃが取り付けら
れている。
【０００３】而して、原子炉炉心は前述のような構造の
燃料集合体１０が例えば百数十体程度装荷されて構成さ
れるのであるが、所定の位置にある燃料集合体１０の中
空案内管１５には図示しない制御棒クラスタが挿入さ
れ、それ以外の燃料集合体１０の中空案内管１５には、
図９又は図１０に示すような可燃性毒物棒組立体２０や
シンブルプラグ組立体３０等が挿入される。可燃性毒物
棒組立体２０は複数の可燃性毒物棒２１、これを吊り下
げるベースプレート２３及びホールドダウン組立体４０
からなる。又、シンブルプラグ組立体３０は複数のシン
ブルプラグ３１、これを吊り下げるベースプレート３３
及びホールドダウン組立体４０からなる。このシンブル
プラグ３１は、中空案内管１５の流路条件を調整するも
のである。可燃性毒物棒組立体２０やシンブルプラグ組
立体３０は、核燃料物質を含まないので非核燃料炉心構
成品乃至非核燃料炉心挿入構造体とも呼ばれ、制御棒ク
ラスタとは異なり、炉心内に固定されて使用される。ホ
ールドダウン組立体４０は、これらを振動させずに確り
と保持するためのもので、ハンドル４１、ホールドダウ
ンばね４３及び図示しないテレスコープ構造体等を有し
ている。
燃料集合体１０が例えば百数十体程度装荷されて構成さ
れるのであるが、所定の位置にある燃料集合体１０の中
空案内管１５には図示しない制御棒クラスタが挿入さ
れ、それ以外の燃料集合体１０の中空案内管１５には、
図９又は図１０に示すような可燃性毒物棒組立体２０や
シンブルプラグ組立体３０等が挿入される。可燃性毒物
棒組立体２０は複数の可燃性毒物棒２１、これを吊り下
げるベースプレート２３及びホールドダウン組立体４０
からなる。又、シンブルプラグ組立体３０は複数のシン
ブルプラグ３１、これを吊り下げるベースプレート３３
及びホールドダウン組立体４０からなる。このシンブル
プラグ３１は、中空案内管１５の流路条件を調整するも
のである。可燃性毒物棒組立体２０やシンブルプラグ組
立体３０は、核燃料物質を含まないので非核燃料炉心構
成品乃至非核燃料炉心挿入構造体とも呼ばれ、制御棒ク
ラスタとは異なり、炉心内に固定されて使用される。ホ
ールドダウン組立体４０は、これらを振動させずに確り
と保持するためのもので、ハンドル４１、ホールドダウ
ンばね４３及び図示しないテレスコープ構造体等を有し
ている。
【０００４】図１１に可燃性毒物棒組立体２０の使用状
態が概念的に示されている。可燃性毒物棒２１が燃料集
合体１０の中空案内管１５内に挿入され、ベースプレー
ト２３及びホールドダウン組立体４０が上部ノズル１１
の中に位置し、図示しない上部炉心板により上方から押
さえつけられている。このような使用状態においては、
中空案内管１５の中を流れる冷却材は可燃性毒物棒２１
の外面に沿って流れるからこれを冷却し、ベースプレー
ト２３とノズル板１１ａの間の隙間を通って流出する。
態が概念的に示されている。可燃性毒物棒２１が燃料集
合体１０の中空案内管１５内に挿入され、ベースプレー
ト２３及びホールドダウン組立体４０が上部ノズル１１
の中に位置し、図示しない上部炉心板により上方から押
さえつけられている。このような使用状態においては、
中空案内管１５の中を流れる冷却材は可燃性毒物棒２１
の外面に沿って流れるからこれを冷却し、ベースプレー
ト２３とノズル板１１ａの間の隙間を通って流出する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】而して、燃料棒取出し
自在型燃料集合体乃至リムーバブル燃料集合体が提案さ
れている。一般に一体の燃料集合体は２００本から４０
０本程度の燃料棒を有しており、その内の１乃至数本の
燃料棒を取り外す必要性が生ずることがある。この場
合、前述したような構造の上部ノズル１１を使用してい
ては、先ず上部ノズル１１を取り外す必要がある。この
ようにすると、非常に手数が掛かるので上部ノズル１１
に代えて図１２に示すような上部ノズル５１を使用した
ものがその燃料棒取出し自在型燃料集合体である。上部
ノズル５１の構造を説明すれば、ノズル板５１ａの中央
部に燃料棒取り出し用開口５３を設けた点が異なるのみ
である。取付穴５１ｂや押えばね５１ｃは、前述の取付
穴１１ｂや押えばね１１ｃと同じである。しかしなが
ら、このような上部ノズル５１はノズル板５１ａの中央
部に開口があるので、前述の可燃性毒物棒組立体２０を
使用すると、図１３に示すような状態が発生して、可燃
性毒物棒２１の冷却に不具合が発生する。即ち、ベース
プレート２１がノズル板５１ａの上面にぴったりと接し
てしまい、中空案内管内面と可燃性毒物棒２１の外面と
の間の流路が上端部で閉じられてしまう。シンブルプラ
グ組立体３０を使用しても同様な問題が発生する。従っ
て、本発明の課題は、燃料棒取出し自在型燃料集合体に
使用しても挿入棒などの冷却が適切に行われる非核燃料
炉心挿入構造体を提供することである。
自在型燃料集合体乃至リムーバブル燃料集合体が提案さ
れている。一般に一体の燃料集合体は２００本から４０
０本程度の燃料棒を有しており、その内の１乃至数本の
燃料棒を取り外す必要性が生ずることがある。この場
合、前述したような構造の上部ノズル１１を使用してい
ては、先ず上部ノズル１１を取り外す必要がある。この
ようにすると、非常に手数が掛かるので上部ノズル１１
に代えて図１２に示すような上部ノズル５１を使用した
ものがその燃料棒取出し自在型燃料集合体である。上部
ノズル５１の構造を説明すれば、ノズル板５１ａの中央
部に燃料棒取り出し用開口５３を設けた点が異なるのみ
である。取付穴５１ｂや押えばね５１ｃは、前述の取付
穴１１ｂや押えばね１１ｃと同じである。しかしなが
ら、このような上部ノズル５１はノズル板５１ａの中央
部に開口があるので、前述の可燃性毒物棒組立体２０を
使用すると、図１３に示すような状態が発生して、可燃
性毒物棒２１の冷却に不具合が発生する。即ち、ベース
プレート２１がノズル板５１ａの上面にぴったりと接し
てしまい、中空案内管内面と可燃性毒物棒２１の外面と
の間の流路が上端部で閉じられてしまう。シンブルプラ
グ組立体３０を使用しても同様な問題が発生する。従っ
て、本発明の課題は、燃料棒取出し自在型燃料集合体に
使用しても挿入棒などの冷却が適切に行われる非核燃料
炉心挿入構造体を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】如上の課題を解決するた
め、本発明によれば、燃料集合体の中空管に個別に挿入
される複数の非核燃料挿入棒と、その非核燃料挿入棒の
上端に連結され水平方向に展延するベースプレートと、
このベースプレートの上面に取り付けられるホールドダ
ウン組立体とを有する非核燃料炉心挿入構造体におい
て、ベースプレートの下面に沿って、燃料集合体の中空
案内管の上端に連通する流路を画成するように構成され
る。好適には、ベースプレートの下面周辺に突起を設け
てベースプレートの下面と燃料集合体の上部ノズルとの
間に隙間を形成し、或いはベースプレート下面の非核燃
料挿入棒の取付け部周辺に冷却材流路用凹みを形成す
る。
め、本発明によれば、燃料集合体の中空管に個別に挿入
される複数の非核燃料挿入棒と、その非核燃料挿入棒の
上端に連結され水平方向に展延するベースプレートと、
このベースプレートの上面に取り付けられるホールドダ
ウン組立体とを有する非核燃料炉心挿入構造体におい
て、ベースプレートの下面に沿って、燃料集合体の中空
案内管の上端に連通する流路を画成するように構成され
る。好適には、ベースプレートの下面周辺に突起を設け
てベースプレートの下面と燃料集合体の上部ノズルとの
間に隙間を形成し、或いはベースプレート下面の非核燃
料挿入棒の取付け部周辺に冷却材流路用凹みを形成す
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の実施形態を説明する。尚、従来技術の関する図面を
含め全図に亙り同一部分には同一の符号を付すこととす
る。図１及び図２を参照するに、本発明による非核燃料
炉心挿入構造体６０は、燃料棒取出し自在型燃料集合体
５０と組み合わせて使用される。非核燃料炉心挿入構造
体６０を構成する挿入棒６１は、燃料棒取出し自在型燃
料集合体５０の中空案内管５５に挿入され、その挿入棒
６１の上端部は本発明の特徴を良く表すベースプレート
６３に連結されている。ベースプレート６３の全体形状
は、図２の平面図に良く示されている。そして、ベース
プレート６３の上面中心部にホールドダウン組立体４０
が取り付けられている。図２に示されるように、本実施
形態においては、２４本の挿入棒６１が使用されている
のであるが、これを受け入れる燃料棒取出し自在型燃料
集合体５０の中空案内管５５のうち、図１から容易に理
解されるように、周辺にあるものは上部ノズル５１のノ
ズル板５１ａに固定され、中央部にあるものは、支持格
子１７に固定はされているが上端は開口５３内に位置し
て、自由端となっている。そして、ほぼ矩形の平面形状
を持つベースプレート６３の四隅部下面に図３に示すよ
うな突起６５が設けられている。
明の実施形態を説明する。尚、従来技術の関する図面を
含め全図に亙り同一部分には同一の符号を付すこととす
る。図１及び図２を参照するに、本発明による非核燃料
炉心挿入構造体６０は、燃料棒取出し自在型燃料集合体
５０と組み合わせて使用される。非核燃料炉心挿入構造
体６０を構成する挿入棒６１は、燃料棒取出し自在型燃
料集合体５０の中空案内管５５に挿入され、その挿入棒
６１の上端部は本発明の特徴を良く表すベースプレート
６３に連結されている。ベースプレート６３の全体形状
は、図２の平面図に良く示されている。そして、ベース
プレート６３の上面中心部にホールドダウン組立体４０
が取り付けられている。図２に示されるように、本実施
形態においては、２４本の挿入棒６１が使用されている
のであるが、これを受け入れる燃料棒取出し自在型燃料
集合体５０の中空案内管５５のうち、図１から容易に理
解されるように、周辺にあるものは上部ノズル５１のノ
ズル板５１ａに固定され、中央部にあるものは、支持格
子１７に固定はされているが上端は開口５３内に位置し
て、自由端となっている。そして、ほぼ矩形の平面形状
を持つベースプレート６３の四隅部下面に図３に示すよ
うな突起６５が設けられている。
【０００８】以上のような構成の非核燃料炉心挿入構造
体６０を図１に示すように燃料棒取出し自在型燃料集合
体５０に組み入れて使用すると、突起６５がノズル板５
１ａの上面に接触し、ノズル板５１ａとベースプレート
６３との間に隙間が形成される。そして、中空案内管５
５の中を流れて挿入棒６１を冷却した原子炉冷却材は、
その隙間を通って流れ、上方に向かう。このような冷却
材は、燃料棒取出し自在型燃料集合体５０の図示しない
燃料棒に沿って上昇した冷却材とも混合して、蒸気発生
の加熱源として使用される。
体６０を図１に示すように燃料棒取出し自在型燃料集合
体５０に組み入れて使用すると、突起６５がノズル板５
１ａの上面に接触し、ノズル板５１ａとベースプレート
６３との間に隙間が形成される。そして、中空案内管５
５の中を流れて挿入棒６１を冷却した原子炉冷却材は、
その隙間を通って流れ、上方に向かう。このような冷却
材は、燃料棒取出し自在型燃料集合体５０の図示しない
燃料棒に沿って上昇した冷却材とも混合して、蒸気発生
の加熱源として使用される。
【０００９】前述の実施形態においては、ベースプレー
ト６３の下面に突起６５を形成して、挿入棒冷却用冷却
材の流路を形成したが、図４及び図５に示す非核燃料炉
心挿入構造体７０のベースプレート７３の下面に挿入棒
６１を囲んでざぐりによる凹み７３ａを形成しても良
い。このようにすると、中空案内管５５内を流れた原子
炉冷却材は、図４の矢印に示すように流れ、ベースプレ
ート７３の下方に流出し、流路は閉ざされない。このよ
うにして、前記実施形態と同様な作用効果が得られる。
又、図５に示すベースプレート７３においては、挿入棒
６１の１本１本に対応して、ざぐりによる凹み７３ａを
形成したが、図６に示すように原厚部８３ｃを残して、
広い空間８３ａとざぐり空間８３ｂを形成しても良い。
見方を変えれば、図２のベースプレート６３と突起６５
とを一体構造として形成したものがベースプレート８３
とも言え、同様の作用効果が得られる。
ト６３の下面に突起６５を形成して、挿入棒冷却用冷却
材の流路を形成したが、図４及び図５に示す非核燃料炉
心挿入構造体７０のベースプレート７３の下面に挿入棒
６１を囲んでざぐりによる凹み７３ａを形成しても良
い。このようにすると、中空案内管５５内を流れた原子
炉冷却材は、図４の矢印に示すように流れ、ベースプレ
ート７３の下方に流出し、流路は閉ざされない。このよ
うにして、前記実施形態と同様な作用効果が得られる。
又、図５に示すベースプレート７３においては、挿入棒
６１の１本１本に対応して、ざぐりによる凹み７３ａを
形成したが、図６に示すように原厚部８３ｃを残して、
広い空間８３ａとざぐり空間８３ｂを形成しても良い。
見方を変えれば、図２のベースプレート６３と突起６５
とを一体構造として形成したものがベースプレート８３
とも言え、同様の作用効果が得られる。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
燃料棒取出し自在型燃料集合体のノズル板に対向する非
核燃料炉心挿入構造体のベースプレートの下面に突起又
は凹みを形成して、原子炉冷却材の流路を画成したの
で、可燃性毒物棒又はシンブルプラグなどの挿入棒の冷
却を確実に行うことができる。
燃料棒取出し自在型燃料集合体のノズル板に対向する非
核燃料炉心挿入構造体のベースプレートの下面に突起又
は凹みを形成して、原子炉冷却材の流路を画成したの
で、可燃性毒物棒又はシンブルプラグなどの挿入棒の冷
却を確実に行うことができる。
【図１】本発明の実施形態を示す部分断面図である。
【図２】図１のII−II線に沿う平面図である。
【図３】図２のIII−III線に沿う断面図である。
【図４】本発明の別の実施形態を示す部分断面図であ
る。
る。
【図５】前記別の実施形態の要部を示す上面図である。
【図６】前記別の実施形態の一部を改変した改変実施形
態の要部を示す上面図である。
態の要部を示す上面図である。
【図７】本発明に関連する従来の燃料集合体の構造を示
す短縮立面図である。
す短縮立面図である。
【図８】前記燃料集合体の上部ノズルの構造を概念的に
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図９】従来の非核燃料炉心挿入構造体の一例を示す斜
視図である。
視図である。
【図１０】従来の非核燃料炉心挿入構造体の他の例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図１１】従来の非核燃料炉心挿入構造体の使用状況を
示す部分断面図である。
示す部分断面図である。
【図１２】従来の問題点を説明するための斜視図であ
る。
る。
【図１３】従来の問題点を説明するための部分断面図で
ある。
ある。
１７ 支持格子 ５０ 燃料棒取出し自在型燃料集合体 ５１ 上部ノズル ５１ａ ノズル板 ５３ 開口 ６０ 非核燃料炉心挿入構造体 ６１ 挿入棒 ６３ ベースプレート ６５ 突起 ７０ 非核燃料炉心挿入構造体 ７３ ベースプレート ７３ａ 凹み ８０ 非核燃料炉心挿入構造体 ８３ ベースプレート ８３ａ 空間 ８３ｂ ざぐり空間 ８３ｃ 原厚部
Claims (2)
- 【請求項１】 燃料集合体の中空管に個別に挿入される
複数の非核燃料挿入棒と、同非核燃料挿入棒の上端に連
結され水平方向に展延するベースプレートと、同ベース
プレートの上面に取り付けられるホールドダウン組立体
とを有する非核燃料炉心挿入構造体において、前記ベー
スプレートの下面周辺に突起を形成していることを特徴
とする非核燃料炉心挿入構造体。 - 【請求項２】 燃料集合体の中空管に個別に挿入される
複数の非核燃料挿入棒と、同非核燃料挿入棒の上端に連
結され水平方向に展延するベースプレートと、同ベース
プレートの上面に取り付けられるホールドダウン組立体
とを有する非核燃料炉心挿入構造体において、前記ベー
スプレートの下面に前記非核燃料挿入棒の取付け部周辺
に冷却材流路用凹みを形成していることを特徴とする非
核燃料炉心挿入構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10228307A JP2000056056A (ja) | 1998-08-12 | 1998-08-12 | 非核燃料炉心挿入構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10228307A JP2000056056A (ja) | 1998-08-12 | 1998-08-12 | 非核燃料炉心挿入構造体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000056056A true JP2000056056A (ja) | 2000-02-25 |
Family
ID=16874399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10228307A Withdrawn JP2000056056A (ja) | 1998-08-12 | 1998-08-12 | 非核燃料炉心挿入構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000056056A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2124230A3 (en) * | 2008-05-21 | 2010-01-27 | Westinghouse Electric Company LLC | Nuclear core component hold-down assembly |
-
1998
- 1998-08-12 JP JP10228307A patent/JP2000056056A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2124230A3 (en) * | 2008-05-21 | 2010-01-27 | Westinghouse Electric Company LLC | Nuclear core component hold-down assembly |
| KR101532441B1 (ko) * | 2008-05-21 | 2015-06-29 | 웨스팅하우스 일렉트릭 컴퍼니 엘엘씨 | 노심 부품 지지 집합체 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20051101 |