JP2000054364A - ドレン柱の造成方法および装置 - Google Patents

ドレン柱の造成方法および装置

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JP2000054364A
JP2000054364A JP10225820A JP22582098A JP2000054364A JP 2000054364 A JP2000054364 A JP 2000054364A JP 10225820 A JP10225820 A JP 10225820A JP 22582098 A JP22582098 A JP 22582098A JP 2000054364 A JP2000054364 A JP 2000054364A
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JP
Japan
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casing
ground
hollow body
notch
vibrating body
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Withdrawn
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JP10225820A
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English (en)
Inventor
Naohito Hamada
尚人 濱田
Norio Watanabe
則雄 渡辺
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Kumagai Gumi Co Ltd
Original Assignee
Kumagai Gumi Co Ltd
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の粒状物からなる、より一層密実なドレ
ン柱を造成するための方法および装置を提供すること。 【解決手段】ドレン柱(39)は、高圧流体の供給およ
び排出により膨張および収縮が可能である中空体(1
4)を地中に配置した後、中空体の急激な膨張、収縮、
および、収縮中または収縮後の中空体とその周囲地盤
(38)との間への多数の粒状物の供給からなる工程を
繰り返し、その後、中空体の上昇とその上昇位置での中
空体の膨張、収縮、粒状物の供給工程の繰り返しとを交
互に行うことにより形成する。中空体はこれを構成す
る、管部材に固定されたシート部材(38)を収容した
筒状のケーシング(12)を地盤に貫入して地中に設置
する。粒状物供給は、これを地上でケーシング内に投入
することにより行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は地中にドレン柱を形
成するための方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地震時における砂質地盤の液状化防止の
ため、地中にドレン柱を造成することが行われている。
前記ドレン柱は地中の間隙水を地上に導き、排出する作
用をなし、これにより、地震時に発生する過剰間隙水圧
が抑制され、消散する。
【0003】従来、ドレン柱を造成するため、筒状のケ
ーシングを地中に貫入した後、前記ケーシングを引き上
げる間に、前記ケーシング内を通して該ケーシングの貫
入跡に砂利のような多数の粒状物を供給し、さらに、該
粒状物を突き棒で突き固めることが行われている(特公
昭62−40482)。
【0004】ところで、多数の粒状物からなるドレン柱
は、これが密実であるほど、良好な排水効果を示す。前
記突き棒による多数の粒状物の突き固めは、密実なドレ
ン柱を形成する上で有効な方法であるが、十分ではな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、多数
の粒状物からなる、より一層密実なドレン柱を造成する
ための方法および装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るドレン柱の
造成方法は、高圧流体の供給および排出により膨張およ
び収縮が可能である中空体を地中に配置した後、前記中
空体の急激な膨張、前記中空体の収縮、および、収縮中
または収縮後の前記中空体とその周囲地盤との間への多
数の粒状物の供給からなる工程を繰り返すこと、その
後、前記中空体の上昇とその上昇位置での前記工程の繰
り返しとを交互に行うことを含む。前記工程における前
記中空体と前記周囲地盤との間への土砂または多数の粒
状物の供給には、前記中空体の膨張およびその収縮をそ
れぞれ1回行った後の供給、および、前記中空体の膨張
およびその収縮をそれぞれ複数回行った後の供給の双方
を含む。
【0007】本発明に係る他の造成方法は、振動体を地
中に配置した後、前記振動体を振動させることおよび振
動の間に前記振動体とその周囲地盤との間に粒状物を供
給することからなる工程を繰り返すこと、その後、前記
振動体の上昇とその上昇位置での前記工程の繰り返しと
を交互に行うことを含む。
【0008】また、本発明に係るドレン柱の造成装置
は、周囲を螺旋状に取り巻く羽根を有する筒状のケーシ
ングと、前記ケーシング内に挿入された、閉鎖端部を有
する管部材であって少なくとも1つの開口が設けられた
管部材と、前記管部材に固定され、前記管部材の一部の
周囲に前記開口に連なる密閉空間を規定するシート部材
とを含む。
【0009】本発明に係る他のドレン柱造成装置は、周
囲を螺旋状に取り巻く羽根を有する筒状のケーシング
と、前記ケーシング内に挿入された、閉鎖端部を有する
第1の管部材であって少なくとも1つの開口が設けられ
た第1の管部材と、前記第1の管部材に固定され該管部
材の一部の周囲を取り巻く第2の管部材と、前記第1の
管部材と前記第2の管部材とに固定され前記第1の管部
材の他の一部の周囲に前記開口に連なる密閉空間を規定
するシート部材とを含む。
【0010】本発明に係るさらに他の造成装置は、周囲
を螺旋状に取り巻く羽根を有する筒状のケーシングと、
前記ケーシング内に挿入されたロッドと、前記ロッドに
取り付けられた振動体とを含む。
【0011】これらの造成装置は、さらに、前記ケーシ
ングの端部に設けられた切り欠きおよび前記管部材の閉
鎖端部(他の装置にあっては、第1の管部材の閉鎖端部
またはロッドの端部)に設けられかつ前記切り欠きに受
け入れられた爪と、前記ケーシングの端部および前記爪
にそれぞれ取り付けられた複数の掘削用ビットとを含
み、前記切り欠きが、前記ケーシングが一方向へ回転さ
れるときに前記爪に接して前記ケーシングの回転力を前
記管部材(同、第1の管部材またはロッド)に伝達する
縁部と、前記ケーシングが他方向へ回転されるときに前
記爪が前記切り欠きから抜け出るように前記爪を案内す
る縁部とを有するものとすることができる。
【0012】
【発明の作用および効果】本発明によれば、地中に配置
した中空体の急激な膨張によりその周囲の地盤に衝撃力
を及ぼしてこれを締め固め、この締め固めにより、前記
周囲地盤と収縮状態の前記中空体との間に空隙を形成
し、さらに前記空隙に多数の粒状物を供給することによ
りドレン柱の一部(底部)を形成することができる。前
記粒状物の供給に先立つ前記中空体の膨張およびその収
縮の回数は、周囲地盤の硬さ、性状等を考慮して定め
る。
【0013】本発明にあっては、前記多数の粒状物の供
給後、前記中空体の急膨張、その収縮および前記多数の
粒状物の供給を繰り返すことから、先に供給された前記
粒状物を介して前記周囲地盤をさらに締め固めかつ前記
多数の粒状物を密実なものとし、さらに、前記多数の粒
状物からなる領域を前記中空体を中心として水平方向に
拡大することができる。したがって、その後、前記中空
体を上昇させ、該上昇位置での前記中空体の急膨張、そ
の収縮および前記多数の粒状物の供給を繰り返すことに
より密実度の高いドレン柱が造成される。
【0014】また、振動体を地中に配置し、これを振動
させることにより、前記振動体の周囲の地盤に前記振動
体の振動を及ぼしてこれを締め固め、さらに、締め固め
によって前記振動体と周囲地盤との間に生じる空隙に多
数の粒状物が供給することにより、引き続く前記振動体
の振動を前記多数の粒状物を介して前記周囲地盤に及ぼ
して該周囲地盤をさらに締め固めかつ供給された前記多
数の粒状物が密実なものとし、さらに、前記多数の粒状
物からなる領域を前記振動体を中心として水平方向に拡
大することができる。したがって、その後、前記振動体
を上昇させ、該上昇位置での前記振動体の振動と、該振
動によって生じる空隙への多数の粒状物の供給により、
密実度の高い多数の粒状物からなるドレン柱を造成する
ことができる。
【0015】前記した方法により造成されたドレン柱
は、また、その周囲地盤から大きい締め付け力を受ける
ため、より一層密実度が高められる。さらに、比較的大
径のドレン柱を造成することができるため、複数のドレ
ン柱を造成する際のドレン柱相互間の間隔を比較的大き
いものとすることができ、これにより、ドレン柱の造成
に要する労力および時間を軽減することができる。さら
に、本発明は、砂質地盤、粘性土地盤、砂層と粘性土層
との互層からなる地盤等について、区別なく適用するこ
とができる。
【0016】本発明に係るドレン柱の造成方法を実施す
るための装置によれば、次のようにして、ドレン柱を造
成することができる。
【0017】まず、前記中空体を規定するシート部材が
固定された管部材若しくは第1および第2の管部材、ま
たは、振動体が固定されたロッドが挿入されたケーシン
グをその軸線の周りに一方向へ回転することにより、前
記ケーシングの螺旋状の羽根を介して、前記ケーシング
を地中にねじ込む。これにより、前記シート部材または
前記振動体を地中に導く。次に、前記ケーシングを他方
向へ回転させて該ケーシングを上昇させる。これによ
り、前記ケーシングの内部からその外部に前記シート部
材または前記振動体を露出させる。
【0018】次いで、地上から、前記管部材(他の装置
にあっては、第1の管部材)内に高圧流体を供給する。
高圧流体は、前記管部材の開口を経て、前記シート部材
が規定する密閉空間に流入する。これにより、前記シー
ト部材を急激に膨張させ、前記シート部材の周囲の地盤
に衝撃力を及ぼして、該周囲地盤を締め固めることがで
きる。
【0019】振動体の場合は、前記振動体を作動させて
振動させる。
【0020】次に、地上において、前記管部材内(同、
第1および第2の管部材相互間)に負圧を及ぼす。これ
により、前記管部材内(同、第1および第2の管部材相
互間)を通して前記密閉空間内の流体を吸引し、前記シ
ート部材を収縮する。このとき、収縮中または収縮後の
前記シート部材(すなわち収縮状態のシート部材)と締
め固められた周囲地盤の壁面との間に空隙が現れる。
【0021】振動体の場合は、該振動体の振動により周
囲地盤が締め固められ、前記振動体と周囲地盤との間に
空隙が生じる。
【0022】さらに、前記ケーシングと前記管部材
(同、第1管部材またはロッド)との間の環状空間に地
上から砂や砂利のような多数の粒状物を投入する。これ
により、前記空隙に前記粒状物を供給することができ
る。これに代えて、前記ケーシングの地中における深度
位置を維持しかつ前記ケーシングを他方向へ回転させる
間に前記羽根に前記多数の粒状物を供給する。これによ
り、前記羽根の送り作用の下、前記空隙に前記粒状物を
供給することができる。
【0023】前記管部材に対する負圧の付与に代えて、
前記管部材内(同、第1および第2の管部材相互間)を
大気に開放し、この間に前記粒状物を前記シート部材と
その周囲地盤との間に押し込むことができる。前記粒状
物の押し込みにより、前記シート部材が押圧力を受け、
前記密閉空間内の流体が前記管部材(同、第1および第
2の管部材相互間)を通して排出され、前記シート部材
が収縮する。
【0024】前記空隙に供給された多数の粒状物は、前
記シート部材の再度の急膨張または前記振動体の振動に
より密実にされる。
【0025】また、前記切り欠き、爪および掘削用ビッ
トが設けられた装置にあっては、前記ケーシングを一方
向に回転させてこれを地中にねじ込むとき、前記ケーシ
ングの回転力を前記爪を介して前記管部材(同、第1の
管部材またはロッド)に伝達してこれを前記ケーシング
と共に回転させ、これらの掘削用ビットで地盤を掘削す
ることができ、これにより、前記ケーシングの地中への
貫入を容易にすることができる。さらに、前記ケーシン
グを他方向へ回転させると該ケーシングが上昇し、同時
に、前記爪が前記切り欠きの案内縁部に沿って移動し、
前記管部材(同、第1の管部材またはロッド)は下方へ
強制的に移動され、これにより、前記管部材(同、第1
の管部材またはロッド)の一部および前記シート部材
(または振動体)が地中に配置される。
【0026】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、本発明に係る
ドレン柱の造成方法を実施するための装置の一例が全体
に符号10で示されている。
【0027】本発明のドレン柱造成方法にあっては、ま
ず、高圧流体の供給および排出により膨張および収縮が
可能である中空体を地中に配置する。次に、前記中空体
に前記高圧流体を供給して前記中空体を急激に膨張さ
せ、次いで、前記中空体から前記流体を排出し該中空体
を収縮させ、収縮中または収縮後の前記中空体とその周
囲地盤との間に、砂や砂利のような多数の粒状物を供給
する。
【0028】これらの一連の工程、すなわち前記中空体
の急激な膨張、前記中空体の収縮および前記粒状物の供
給からなる工程を繰り返した後、前記中空体の上昇と、
該中空体の上昇位置での前記工程の繰り返しとを交互に
行う。これにより、前記粒状物からなるドレン柱を地中
に造成する。
【0029】また、本発明に係る他のドレン柱造成方法
にあっては、振動体を地中に配置した後、前記振動体を
振動させかつ振動の間に前記振動体とその周囲地盤との
間に粒状物を供給することからなる工程を繰り返す。そ
の後、前記振動体の上昇とその上昇位置での前記振動体
の振動の間における前記工程の繰り返しとを交互に行う
ことにより、前記粒状物からなるドレン柱を地中に造成
する。
【0030】再び図1を参照すると、ドレン柱造成装置
10は、筒状のケーシング12と、ケーシング12内に
挿入された管部材13と、管部材13に取り付けられた
シート部材14とを含む。
【0031】ケーシング12は、筒体からなる本体16
と、本体16の外周面に固定されその上端部を除いてそ
の周囲を螺旋状に伸びる羽根18とを備える。ケーシン
グ12の本体16は、例えば400mmの外径を有す
る。
【0032】ケーシング12は、地上に設置された自走
式ベースマシン20により、垂直に支持されている。
【0033】ベースマシン20は、垂直に伸びるポスト
22と、ポスト22に支持され該ポストに沿って上下動
可能であるグリップ24と、ガイド26と、モータ(図
示せず)とを備える。ポスト22は、水平軸線の周りに
回転可能であり、これを回転させることにより、傾斜さ
せることができる。
【0034】ケーシング12は、その本体16の上端部
において、グリップ24により回転可能に把持され、グ
リップ24の下方に位置するガイド26を経て下方へ伸
びている。グリップ24は、また、前記モータの回転動
力をケーシング12の本体16に伝達しかつケーシング
12をその軸線の周りの回転させるための機構(図示せ
ず)を有する。
【0035】ベースマシン20を作動させることによ
り、グリップ24に把持されたケーシング12の下端を
地面に押し付け、かつ、ケーシング12をその軸線の周
りに一方向(例えば時計方向)へ回転させると、地盤に
対するロッドの羽根18の作用により、ケーシング12
が地盤28中にねじ込まれる。反対に、ケーシング12
を他方向(例えば反時計方向)へ回転させると、羽根1
8の作用の下、ケーシング12は地中を上昇する。
【0036】管部材13は、ケーシング12に対してそ
の軸線方向へ相対移動可能に伸びている。管部材13は
スイベル29を介してホース30が接続された一端部
(上端部)と、閉鎖された他端部(下端部)32とを有
する。下端部32は、下方に向けて先細に伸びている。
【0037】スイベル29は、ケーシング12の上端部
に着座可能であり、スイベル29が着座位置にあると
き、管部材13の下端部32と、シート部材14とがケ
ーシング12の下端部からその外部に露出する。
【0038】ホース30は、バルブ(図示せず)を介し
て、管部材13内に高圧水、高圧空気等からなる高圧流
体を供給するためのポンプ、エアコンプレッサ等からな
る高圧流体供給源(図示せず)と、管部材13内に負圧
を及ぼすための揚水ポンプ、真空ポンプのような負圧源
(図示せず)とに接続されている。前記負圧源に接続す
ることに代えて、前記バルブを介して大気に開放するよ
うにしてもよい。前記高圧流体供給源および前記負圧源
は、地上に設置されている。
【0039】ケーシング12の上端には、該ケーシング
の内部と連通する、前記多数の粒状物を収容するための
ホッパ33が配置されかつ固定されている。前記多数の
粒状物は、ホッパ33から、ケーシング12と管部材1
3との間の環状空間に投入され、該空間が前記多数の粒
状物で満たされている。
【0040】図2に示すように、管部材13には、その
周面に開放する少なくとも1つ(図示の例では複数)の
開口34が設けられている。
【0041】前記中空体を構成するシート部材14は全
体に筒状を呈し、管部材13の下端部32の上方位置に
おいて管部材13の一部の周囲を取り巻いている。シー
ト部材14の上下両端部はそれぞれ管部材13の開口3
4の上方位置およびその下方位置において管部材13の
周面に気密または液密に固定されている。これにより、
管部材13の一部の周りに密閉された空間36が形成さ
れ、空間36は開口34に連通している。
【0042】シート部材14は、水のような液体や空気
のような気体を通さない性質を有し、また、地盤28中
の礫や土砂との接触によって亀裂を生じない強度を有す
るものが選択される。これに適合するものとして、例え
ば、ゴム製のシート材料、アラミド繊維製の織物、高強
度ポリエチレン繊維(例えば、東洋紡績株式会社製のダ
イニーマ(商標))製の織物等からなるシート材料があ
る。前記ダイニーマ製の織物として、例えば、0.63mmの
厚さ寸法を有するものを選択することができる。前記織
物には、必要に応じて、液密性や気密性を高めるための
樹脂コーティングが施される。
【0043】これによれば、前記高圧流体源から管部材
13内に高圧流体を供給すると、該高圧流体は管部材の
開口34を経てその外部である、シート部材14が規定
する空間36に流れ込む。これにより、中空体14は収
縮状態から膨張状態に急激に変化する。開口34の開き
時間を制御してシート部材14の急激な膨張を生じさせ
るため、開口34または管部材13の頭部にロータリ
弁、電磁弁等を取り付けることができる。
【0044】ドレン柱の造成に当たっては、ベースマシ
ン20の操作により、ケーシング12を一方向に回転さ
せてこれを地盤28にねじ込み、地中を所定の深度まで
下降させる。この間、内部の管部材13は、その下端部
32が地盤28に当たり、ケーシング12の下端から露
出しない。また、管部材13とケーシング12との間の
隙間が収縮状態のシート部材14で満たされているた
め、この隙間への土砂の流入はほとんどない。また、管
部材13の先細の下端は、地盤28に対するケーシング
12の貫入抵抗の低減に寄与する。
【0045】その後、ケーシング12を逆転させて該ケ
ーシングをわずかに上昇させる。ケーシング12の上昇
と共に、その内部の管部材13およびシート部材14が
ケーシング12の貫入跡を下降する。ケーシング12の
上昇は、管部材13上端部のスイベル29がケーシング
12の上端に着座するまで行う。ケーシング12を上昇
させた結果、管部材13の下端部およびシート部材14
がケーシング12からその外部に露出する。これによ
り、シート部材14が地中に配置される。
【0046】次に、前記高圧流体供給源から、ホース3
0、管部材13および管部材の開口34を通して、シー
ト部材14が規定する空間36内に前記高圧流体を供給
し、シート部材14を急激に膨張させる。この急激な膨
張により、シート部材14がその周囲の周囲の地盤38
に当たり、周囲地盤38に衝撃力を及ぼす。その結果、
周囲地盤38が締め固められる。周囲地盤38に対する
中空体14の衝撃力は、例えば、30kg/cm2に設
定することができる。
【0047】次いで、前記負圧源(図示せず)を作動さ
せることにより、シート部材14が規定する空間36内
から開口34、管部材13およびホース30を通して流
体を吸引し、シート部材14を収縮させる。収縮中また
は収縮後のシート部材すなわち収縮状態のシート部材1
4と、該シート部材が相対する周囲地盤38の壁面との
間には、周囲地盤38の締め固めによって生じた空隙が
現れる。
【0048】前記空隙には、ケーシング12と管部材1
3との間の環状空間を満たす前記多数の粒状物が自由落
下する。これにより、前記空隙に前記多数の粒状物が供
給される。
【0049】前記粒状物の供給に先立つシート部材14
の急激な膨張およびその収縮は、それぞれ、周囲地盤3
8の硬度、性状等に応じて、1回または複数回行う。例
えば、周囲地盤38が比較的硬い場合には、シート部材
14の前記膨張およびその収縮を複数回行う。これによ
り、周囲地盤38が比較的軟らかい場合におけるシート
部材14の1回の膨張および1回の収縮によって得られ
る前記空隙の大きさと同程度の大きさの空隙を得ること
ができる。
【0050】前記粒状物の供給は、図示の例に代えて、
ケーシング12の羽根18の送り作用を利用して行うこ
とができる。これは、次のようにして行う。
【0051】まず、ケーシング12を把持するベースマ
シンのグリップ24の高さ位置を維持し、これにより、
ケーシング12の地中における深度を維持し、この間、
ケーシング12を前記他方向へ回転させる。ケーシング
12の他方向への回転により、地上からケーシング12
を地中にねじ込んだときにその羽根18が地盤28から
切り取った土砂が羽根18に沿って螺旋方向に送られ、
ケーシング12の下端からその下方へ押し出されるか
ら、地上でケーシング12の羽根18に前記多数の粒状
物を供給すると、前記土砂に引き続き、これを収縮状態
のシート部材14と周囲地盤38の壁面との間の前記空
隙に強制的に送り込むことができる。
【0052】前記粒状物の送り込みのために行うロッド
12の前記他方向への回転は、シート部材14の所定回
数にわたる膨張およびその収縮の完了後または完了前の
いずれからでも開始することができる。
【0053】前記バルブの切り替えにより、ホース30
を大気に開放する場合には、ホース30の大気への解放
後、シート部材14とその周囲の締め固められた周囲地
盤38との間に前記粒状物を同様にして供給する。この
供給により、シート部材14が押圧力を受け、シート部
材14の内の流体が管部材13、ホース30等を通して
大気中に放出され、シート部材14が収縮され、収縮中
のシート部材14とその周囲地盤38との間が前記粒状
物で満たされる。
【0054】その後、シート部材14の急速な膨張、収
縮および前記土砂の供給からなる工程を繰り返す。中空
体14の前記膨張およびその収縮の回数は、それぞれ、
例えば、50−100回/分とする。
【0055】繰り返して行われるシート部材14の急激
な膨張に伴う周囲地盤38に対する衝撃力は、シート部
材14と周辺地盤38との間の前記空隙に供給された多
数の粒状物を介して行われる。これにより、前記粒状物
が密実にされ、また、前記粒状物が占める領域が水平方
向に拡大される。この領域は、造成されるドレン柱39
の底部をなす。
【0056】ドレン柱の底部を形成した後、ケーシング
12を他方向に回転させてこれをわずかに上昇させる。
このとき、ケーシング12と共に、スイベル29を介し
てケーシング12の上端に着座した管部材13およびシ
ート部材14も上昇する。
【0057】上昇位置において、前記工程、すなわち、
シート部材14の急激な膨張、その収縮および前記粒状
物の供給を繰り返し行う。ケーシング12およびシート
部材14の上昇と、該上昇位置での前記工程の繰り返し
とを交互に行うことにより、地中に、上下方向へ伸びる
ドレン柱39が形成される。
【0058】これに代えて、最初の深度位置から地上ま
で、ケーシング12と、管部材13およびシート部材1
4とを適当な速度で上昇させ、この間、前記工程を繰り
返すことによっても、前記ドレン柱を造成することがで
きる。
【0059】図3を参照すると、シート部材14の代わ
りに用いられる振動体42を含む装置の一部が示されて
いる。
【0060】図示の振動体42は、ケーシング12の内
部をその軸線方向へ伸びるロッド44の下端部に取り付
けられたバイブロフロットからなる。前記バイブロフロ
ットは、ショックアブソーバ46を介して、ロッド44
に接続されている。これにより、前記バイブロフロット
(振動体42)の振動が確保され、かつ、ロッド44へ
の振動の伝達が遮断されている。
【0061】ロッド44は、図2に示す管部材13と同
様、ケーシング12に対して上下方向に相対移動可能で
ある。また、ロッド44の上端部には、ケーシング12
の上端に着座可能である適当な着座部材(図示せず)が
取り付けられている。前記着座部材がケーシング12の
上端に着座した状態において、振動体42がケーシング
12の下端からその外部に露出する。
【0062】振動体42は、図2に示すシート部材14
と同様、これをケーシング12内に収容した状態でケー
シング12に回転力を与え、地中を所定の深度まで下降
させ、その後、ケーシング12を逆方向へ回転させ、ケ
ーシング12の上端がロッド44の前記着座部材に当接
するまで上昇させる。上昇の間に振動体42は地中に取
り残され、これにより地中に配置される。
【0063】振動体42の地中への配置後、その深度位
置で振動体42を振動させる。この振動により、周囲地
盤38が締め固められる。締め固めにより、振動体42
と、振動体42の周囲の地盤38の壁面との間に隙間が
生じる。
【0064】振動体42の振動の間、ケーシング12と
ロッド44との間の環状空間を満たす前記多数の粒状物
が前記隙間に自由落下する。これにより、前記隙間に前
記粒状物が供給される。
【0065】前記したと同様、ケーシング12から前記
粒状物を供給することに代えて、ケーシング12の深度
位置を維持する間に該ケーシングを前記逆方向へ回転さ
せかつ羽根18に前記粒状物を供給することにより、前
記粒状物を前記隙間に送り込むことができる。
【0066】振動体42の振動は前記粒状物を介して周
囲地盤38に伝達され、また、前記粒状物が密実にさ
れ、前記粒状物の供給領域が水平方向に拡張される。そ
の結果、造成すべきドレン柱の底部が形成される。
【0067】その後、ケーシング12したがって振動体
42を断続的に上昇させ、各上昇位置において前記した
と同様にして粒状物の供給領域を形成し、あるいは、振
動体42を連続して上昇させ、上昇の間に前記粒状物の
供給領域を形成する。その結果、上下方向に伸びる、密
実度の高いドレン柱が造成される。
【0068】ところで、図1および図2に示す装置10
では、前記高圧流体のための供給路および排出路の双方
が管部材13により規定されているが、図4〜図7に示
すように、互いに独立した供給路48および排出路50
を有する装置10とすることができる。
【0069】図4〜図7に示すドレン柱造成装置10
は、図1および図2に示す装置10と、次の点で異な
る。すなわち、管部材13のほかにさらにもう一つの管
部材(第2の管部材)52を有すること、および、シー
ト部材14の上下両端部が管部材(第1の管部材)13
と第2の管部材52とにそれぞれ固定され、シート部材
14が規定する空間36が、第1の管部材13の開口3
4と、第1および第2の管部材13,52が規定する排
出路50とに連通していることである。
【0070】第2の管部材52は第1の管部材13より
短い長さ寸法を有し、また、第1の管部材13より大き
くかつケーシング12の内径より小さい外径を有する。
第2の管部材52は、第1の管部材13に固定され該第
1の管部材の上部側の一部の周囲を同軸的に取り巻いて
いる。
【0071】これにより、第1の管部材13と第2の管
部材52との間に環状の空間である排出路50が形成さ
れている。他方、供給路48は、第1の管部材13に規
定されている。供給路48および排出路50は、それぞ
れ、前記高圧流体供給源および負圧源に接続される。ま
た、シート部材14は第1の管部材13の下部側の一部
の周囲を取り巻いている。
【0072】図4〜図7に示すドレン柱造成装置10に
より、図1および図2に示す装置と同様にして、ドレン
柱を造成することができる。ただし、造成の際、前記高
圧流体は供給路48および開口34を経て、シート部材
34が規定する空間36に流入するが、空間36内の流
体は排出路50を経てその外部に導かれる。
【0073】図4〜図7に示す地盤改良装置10は、さ
らに、ケーシング12の下端部、より詳細には本体16
の下端部に設けられた複数(図示の例では4つ)の切り
欠き54と、第1の管部材の閉鎖下端部32に設けられ
かつ各切り欠き54に受け入れられた、プレートからな
る爪56と、本体16の下端部に設けられた複数の掘削
用ビット58と、各爪56に設けられた少なくとも1つ
(図示の例では2つ)の掘削用ビット60とを有する。
【0074】図示の例では、4つの切り欠き54が本体
16の周方向に等間隔に配置され、4つの爪56は、下
方からみて、これらが十字をなすように配置されてい
る。
【0075】各切り欠き54は、2つの縁部62,64
を有し(図4参照)、両縁部62,64は、ケーシング
12の開放下端に向けて末広がりに伸びている。より詳
細には、一方の縁部62はケーシング12の軸線方向へ
伸び、また、他方の縁部64は一方の縁部62と角度を
なして伸びている。
【0076】各切り欠きの一方の縁部62は、ケーシン
グ12が地中へのねじ込みのために一方向に回転される
とき、各爪56に突き当たり、該爪を介して、ケーシン
グ12の回転力が第1の管部材13に伝達される。その
結果、ケーシング12と共に第1の管部材13が回転
し、これらに設けられた掘削用ビット58,60が協同
して地盤を掘削する。
【0077】このことから、地盤の上方に比較的硬い層
(例えば、N値が20〜30)がある場合(例えば)、
礫のような障害物がある場合等にあっても、これらのビ
ット58,60による掘削により、装置10の地中への
貫入を容易かつ確実に行うことができる。
【0078】また、他方の縁部64は、斜めに伸びてい
ることから、ケーシング12を他方向に回転させると
き、各縁部64に突き当たる各爪56をケーシング12
の前記開放下端に向けて移動するように案内する。これ
により、第1の管部材13がケーシング12から露出す
るように強制され、また、ケーシング12の他方向への
回転に伴う該ケーシングの上昇により、第1の管部材1
3の下端部およびこれを取り巻くシート部材14を地中
に残すことができる。
【0079】切り欠き54、爪56および掘削用ビット
58,60は、図1および図2に示す装置および図3に
示す装置のいずれにも同様に適用することができる。
【0080】前記したいずれの例にあっても、ケーシン
グ12を斜めにした状態で地盤に貫入することができ
る。これによれば、既設構造物の近傍の地盤中、また
は、既設構造物直下の地盤中に斜めに伸びるドレン柱を
造成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドレン柱造成装置の概略図であ
る。
【図2】管部材の一部およびシート部材を拡大して示す
概略的な断面図である。
【図3】ドレン柱造成装置の他の例におけるロッドの一
部および振動体を拡大して示す概略的な断面図である。
【図4】ドレン柱造成装置のさらに他の例におけるケー
シングと、第1および第2の管部材の一部と、シート部
材とを拡大して示す概略的な部分断面図である。
【図5】ケーシング内に収容された第1および第2の管
部材の一部と、シート部材とを拡大して示す概略図であ
る。
【図6】ケーシングの一部を示す概略図である。
【図7】第1および第2の管部材の一部と、シート部材
とを拡大して示す概略的な部分断面図である。
【図8】切り欠きおよび掘削用ビットが設けられたケー
シングの本体と、爪および掘削用ビットが設けられた第
1の管部材との底面図である。
【図9】爪および掘削用ビットが設けられた第1の管部
材の底面図である。
【符号の説明】
10 ドレン柱造成装置 12 ケーシング 13 管部材(第1の管部材) 14 シート部材(中空体) 38 周囲地盤 42 振動体 44 ロッド 52 第2の管部材 54 切り欠き 56 爪 58,60 掘削用ビット 62,64 切り欠きの縁部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高圧流体の供給および排出により膨張およ
    び収縮が可能である中空体を地中に配置した後、前記中
    空体の急激な膨張、前記中空体の収縮、および、収縮中
    または収縮後の前記中空体とその周囲地盤との間への多
    数の粒状物の供給からなる工程を繰り返すこと、その
    後、前記中空体の上昇とその上昇位置での前記工程の繰
    り返しとを交互に行うことを含む、ドレン柱造成方法。
  2. 【請求項2】振動体を地中に配置した後、前記振動体を
    振動させることおよび振動の間に前記振動体とその周囲
    地盤との間に粒状物を供給することからなる工程を繰り
    返すこと、その後、前記振動体の上昇とその上昇位置で
    の前記振動体の振動の間における前記工程の繰り返しと
    を交互に行うことを含む、ドレン柱造成方法。
  3. 【請求項3】周囲を螺旋状に取り巻く羽根を有する筒状
    のケーシングと、前記ケーシング内に挿入された、閉鎖
    端部を有する管部材であって少なくとも1つの開口が設
    けられた管部材と、前記管部材に固定され、前記管部材
    の一部の周囲に前記開口に連なる密閉空間を規定するシ
    ート部材とを含む、ドレン柱造成装置。
  4. 【請求項4】周囲を螺旋状に取り巻く羽根を有する筒状
    のケーシングと、前記ケーシング内に挿入された、閉鎖
    端部を有する第1の管部材であって少なくとも1つの開
    口が設けられた第1の管部材と、前記第1の管部材に固
    定され該管部材の一部の周囲を取り巻く第2の管部材
    と、前記第1の管部材と前記第2の管部材とに固定され
    前記第1の管部材の他の一部の周囲に前記開口に連なる
    密閉空間を規定するシート部材とを含む、ドレン柱造成
    装置。
  5. 【請求項5】さらに、前記ケーシングの端部に設けられ
    た切り欠きおよび前記第1の管部材の閉鎖端部に設けら
    れかつ前記切り欠きに受け入れられた爪と、前記ケーシ
    ングの端部および前記爪にそれぞれ取り付けられた複数
    の掘削用ビットとを含み、前記切り欠きが、前記ケーシ
    ングが一方向へ回転されるときに前記爪に接して前記ケ
    ーシングの回転力を前記第1の管部材に伝達する縁部
    と、前記ケーシングが他方向へ回転されるときに前記爪
    が前記切り欠きから抜け出るように前記爪を案内する縁
    部とを有する、請求項3または4に記載の装置。
  6. 【請求項6】周囲を螺旋状に取り巻く羽根を有する筒状
    のケーシングと、前記ケーシング内に挿入されたロッド
    と、前記ロッドに取り付けられた振動体とを含む、ドレ
    ン柱造成装置。
  7. 【請求項7】さらに、前記ケーシングの端部に設けられ
    た切り欠きおよび前記ロッドの端部に設けられかつ前記
    切り欠きに受け入れられた爪と、前記ケーシングの端部
    および前記爪にそれぞれ取り付けられた複数の掘削用ビ
    ットとを含み、前記切り欠きが、前記ケーシングが一方
    向へ回転されるときに前記爪に接して前記ケーシングの
    回転力を前記ロッドに伝達する縁部と、前記ケーシング
    が他方向へ回転されるときに前記爪が前記切り欠きから
    抜け出るように前記爪を案内する縁部とを有する、請求
    項6に記載の装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101055300B1 (ko) 2009-09-18 2011-08-09 주식회사 준건설 드레인 케이싱이 구비된 항타기
JP2014177797A (ja) * 2013-03-14 2014-09-25 Fudo Tetra Corp 地盤改良工法及びその装置
JP6395238B1 (ja) * 2017-12-01 2018-09-26 強化土エンジニヤリング株式会社 地盤強化工法および注入管装置

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JP2019100083A (ja) * 2017-12-01 2019-06-24 強化土エンジニヤリング株式会社 地盤強化工法および注入管装置

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