JP2000051627A - 移動式ガス浄化装置付作業台 - Google Patents
移動式ガス浄化装置付作業台Info
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- JP2000051627A JP2000051627A JP10263878A JP26387898A JP2000051627A JP 2000051627 A JP2000051627 A JP 2000051627A JP 10263878 A JP10263878 A JP 10263878A JP 26387898 A JP26387898 A JP 26387898A JP 2000051627 A JP2000051627 A JP 2000051627A
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Landscapes
- Treating Waste Gases (AREA)
- Separation Of Particles Using Liquids (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 室内で行う実験、加工、工作等に伴って発生
する空気の汚れを簡単にかつ経済的に解決する。 【解決手段】 室内で行う簡単な実験、加工、工作等の
作業台と前記これらの作業に伴って発生する空気の汚れ
を浄化装置を前記作業台の下方にかつ可搬となるように
一体的に台車上に載せる構造とする。
する空気の汚れを簡単にかつ経済的に解決する。 【解決手段】 室内で行う簡単な実験、加工、工作等の
作業台と前記これらの作業に伴って発生する空気の汚れ
を浄化装置を前記作業台の下方にかつ可搬となるように
一体的に台車上に載せる構造とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は室内作業及びその作
業に伴って発生する汚染ガスの浄化を一台の台車で行え
る移動式ガス浄化装置付作業台に関する。
業に伴って発生する汚染ガスの浄化を一台の台車で行え
る移動式ガス浄化装置付作業台に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来室内作業は特に室内環境を汚染する
場合には、室内の一角にドラフトチャンバと呼ばれる部
屋を設け作業中の臭気、粉塵等が室内に散らないよう
に、また作業者に触れないようにドラフトチャンバ内発
生の汚染空気を室外に誘引排出するなり、必要ならば室
外で前記誘引排出される空気を浄化する装置を設け、前
記汚染空気を浄化後、大気中に放散し、作業室内の空気
を清浄に保っていた。上記のドラフトチャンバは大がか
りな装置であり、従って建設費（装置費）も高いもので
あった。ドラフトチャンバを使うに際しても、１人がド
ラフトチャンバを使うと他の人は同時作業（工作、加
工、実験等）は困難であり、そのドラフトチャンバが空
くのを待つしかなかった。大がかりな実験等を行うに際
してはドラフトチャンバを使うにしても同時に数人が、
粉塵、臭気等が発生する、小規模な作業を任意な場所で
行う場合の対応が求められていた。
場合には、室内の一角にドラフトチャンバと呼ばれる部
屋を設け作業中の臭気、粉塵等が室内に散らないよう
に、また作業者に触れないようにドラフトチャンバ内発
生の汚染空気を室外に誘引排出するなり、必要ならば室
外で前記誘引排出される空気を浄化する装置を設け、前
記汚染空気を浄化後、大気中に放散し、作業室内の空気
を清浄に保っていた。上記のドラフトチャンバは大がか
りな装置であり、従って建設費（装置費）も高いもので
あった。ドラフトチャンバを使うに際しても、１人がド
ラフトチャンバを使うと他の人は同時作業（工作、加
工、実験等）は困難であり、そのドラフトチャンバが空
くのを待つしかなかった。大がかりな実験等を行うに際
してはドラフトチャンバを使うにしても同時に数人が、
粉塵、臭気等が発生する、小規模な作業を任意な場所で
行う場合の対応が求められていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は上記問題に鑑み、小型でかつ多人数が同一部屋内の任
意な場所で同時に臭気、粉塵、有害ガス等が発生する作
業ができる装置を提供することにある。
は上記問題に鑑み、小型でかつ多人数が同一部屋内の任
意な場所で同時に臭気、粉塵、有害ガス等が発生する作
業ができる装置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】室内に必要な時、必要な
場所で簡単な作業とその作業に伴って発生する排ガス対
応が行え、不必要な時はじゃまにならないように片づけ
ることが出来る装置はできないものだろうかと検討した
結果、本発明するに至った。この目的を達成するための
本発明に係る移動式ガス浄化装置付作業台の第一の特徴
構成は特許請求の範囲の請求項に記載の如く、室内の任
意の場所で工作、加工、実験等の作業を行う場合に前記
作業に伴って発生する粉塵、臭気、煙等を含んだ空気を
処理する装置と、前記工作、加工、実験等の作業を行う
作業台とを一体としかつ可搬式の台車上に載せたことを
特徴とする、移動式ガス浄化装置付作業台とした点にあ
る。同じく、第二の特徴構成は特許請求の範囲の請求項
２に記載の如く、浄化装置はフィルターだけ、もしくは
及び空筒内に高空隙率を有する充填材で満たし、その充
填材に被処理ガスを通過させながら散水し、気・液接触
及び反応により被処理ガスを浄化するようにしてある点
にある。以下に作用並びに効果につき説明する。上記第
一の特徴構成によれば大型のドラフトチャンバとは別に
同一室内で数人が同時平行で、作業の場所は任意に選べ
て行えかつドラフトチャンバの使用待ちする必要もなく
行うことができる。また、作業に伴って発生するガスは
浄化されかつ可搬式小型の浄化装置のため運転経費も安
いのみならず使用後は隅に片づけるなり、通常の作業台
としてのみ使用することも出来、非常に利便さが得られ
るようになった。上記第二の特徴構成によれば上記作業
に伴って発生する粉塵、臭気、煙等はその作業台付の誘
引排風機で吸引され空気浄化装置でフィルタなりおよび
もしくはガス洗浄装置で浄化されるため作業室内外の空
気は清浄さが維持できるようになった。この作業と空気
の浄化は一体のため必要な場所に必要な台数を移動させ
作業できるようになった。
場所で簡単な作業とその作業に伴って発生する排ガス対
応が行え、不必要な時はじゃまにならないように片づけ
ることが出来る装置はできないものだろうかと検討した
結果、本発明するに至った。この目的を達成するための
本発明に係る移動式ガス浄化装置付作業台の第一の特徴
構成は特許請求の範囲の請求項に記載の如く、室内の任
意の場所で工作、加工、実験等の作業を行う場合に前記
作業に伴って発生する粉塵、臭気、煙等を含んだ空気を
処理する装置と、前記工作、加工、実験等の作業を行う
作業台とを一体としかつ可搬式の台車上に載せたことを
特徴とする、移動式ガス浄化装置付作業台とした点にあ
る。同じく、第二の特徴構成は特許請求の範囲の請求項
２に記載の如く、浄化装置はフィルターだけ、もしくは
及び空筒内に高空隙率を有する充填材で満たし、その充
填材に被処理ガスを通過させながら散水し、気・液接触
及び反応により被処理ガスを浄化するようにしてある点
にある。以下に作用並びに効果につき説明する。上記第
一の特徴構成によれば大型のドラフトチャンバとは別に
同一室内で数人が同時平行で、作業の場所は任意に選べ
て行えかつドラフトチャンバの使用待ちする必要もなく
行うことができる。また、作業に伴って発生するガスは
浄化されかつ可搬式小型の浄化装置のため運転経費も安
いのみならず使用後は隅に片づけるなり、通常の作業台
としてのみ使用することも出来、非常に利便さが得られ
るようになった。上記第二の特徴構成によれば上記作業
に伴って発生する粉塵、臭気、煙等はその作業台付の誘
引排風機で吸引され空気浄化装置でフィルタなりおよび
もしくはガス洗浄装置で浄化されるため作業室内外の空
気は清浄さが維持できるようになった。この作業と空気
の浄化は一体のため必要な場所に必要な台数を移動させ
作業できるようになった。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１に移動式ガス浄化装置付作業
台の正面図を図２に側面図を示す。作業部２１で加工、
実験、反応等の作業を行うに伴って発生するガス（汚染
空気）は作業の周囲を側板２２及び前面シャッタ２ 上
部カバー３で 囲われていて、かつ浄化装置２３の下方
に設けられた排ガスブロワ２４で吸引されるため誘引ダ
クト８を通り、ガス浄化装置の下部に導かれるが途中粉
塵・微粒子等を除くフィルタ２０を通った後、空気浄化
器１１内を上昇する。 その途中で散水管１３からの薬
液もしくは水のスプレーを受け、ラッシヒリング（浄化
材）充填層で残余の細かい粉塵、煙粒子、油滴、臭気、
有害成分等が接触、反応除去され、浄化され、空気浄化
器１１上部から排出用誘引ダクト７、排ガスブロワ６を
通って室内に戻るか、場合によってはフレッキシブルダ
クト５を通って室外に放散される。他方、浄化材１２を
ガスと接触しながら通過した液（水の場合もある）は一
旦貯留槽１７に貯えられ、必要ならば薬液調整され、場
合によっては一部取り出され、取り出された相当分は新
たに補われ、絶えず一定量、一定範囲の性質の液として
維持されながら貯えられる。そして、ポンプ１０によっ
て浄化材の上部よりスプレー方式等によって散水され
る。このようにして、作業によって発生したガスは浄化
される。また、正面シャッタは作業時ガスが正面より飛
散しないように可変とすることが出来、必要ならビニー
ル等のもので仕切り作業用の手だけそのビニールに密閉
式に取り付けて作業するようにしてもよい。カバー３も
上方向、前後方向へ可変とすることもできる。尚フィル
ターは篩作用のみならず吸着、反応除去等の機能を持た
せてもよい。また汚染空気を処理した後、ミストセパレ
ーターを後処理として施してもよい。さらに台車の車輪
に台車の固定（ブレーキ）機能をつけると作業が安定し
て出来る。
に基づいて説明する。図１に移動式ガス浄化装置付作業
台の正面図を図２に側面図を示す。作業部２１で加工、
実験、反応等の作業を行うに伴って発生するガス（汚染
空気）は作業の周囲を側板２２及び前面シャッタ２ 上
部カバー３で 囲われていて、かつ浄化装置２３の下方
に設けられた排ガスブロワ２４で吸引されるため誘引ダ
クト８を通り、ガス浄化装置の下部に導かれるが途中粉
塵・微粒子等を除くフィルタ２０を通った後、空気浄化
器１１内を上昇する。 その途中で散水管１３からの薬
液もしくは水のスプレーを受け、ラッシヒリング（浄化
材）充填層で残余の細かい粉塵、煙粒子、油滴、臭気、
有害成分等が接触、反応除去され、浄化され、空気浄化
器１１上部から排出用誘引ダクト７、排ガスブロワ６を
通って室内に戻るか、場合によってはフレッキシブルダ
クト５を通って室外に放散される。他方、浄化材１２を
ガスと接触しながら通過した液（水の場合もある）は一
旦貯留槽１７に貯えられ、必要ならば薬液調整され、場
合によっては一部取り出され、取り出された相当分は新
たに補われ、絶えず一定量、一定範囲の性質の液として
維持されながら貯えられる。そして、ポンプ１０によっ
て浄化材の上部よりスプレー方式等によって散水され
る。このようにして、作業によって発生したガスは浄化
される。また、正面シャッタは作業時ガスが正面より飛
散しないように可変とすることが出来、必要ならビニー
ル等のもので仕切り作業用の手だけそのビニールに密閉
式に取り付けて作業するようにしてもよい。カバー３も
上方向、前後方向へ可変とすることもできる。尚フィル
ターは篩作用のみならず吸着、反応除去等の機能を持た
せてもよい。また汚染空気を処理した後、ミストセパレ
ーターを後処理として施してもよい。さらに台車の車輪
に台車の固定（ブレーキ）機能をつけると作業が安定し
て出来る。
【図１】本発明に係る移動式ガス浄化装置付作業台の正
面図
面図
【図２】本発明に係る移動式ガス浄化装置付作業台の側
面図
面図
１ 移動式ガス浄化装置付作業台 ２ 前面シャッタ ３ 上方カバー ４ 支持板（柱） ４−２ 作業台下部戸扉 ５ フレッキシブルダクト ６ 排ガスダクト ７ 排出用誘引ダクト ８ 誘引ダクト ９ 循環水供給管 １０ ポンプ １１ 空気浄化器 １２ 浄化材 １３ 散水管 １４ 貯留タンク １５ 車輪 １６ 作業台 １７ 貯留水 １８ 水又は薬液注入口 １９ 被浄化空気の流れ方向 ２０ フィルタ ２１ 作業部 ２２ 側版 ２３ ガス浄化装置 ２４ 排ガスブロワ ２５ エリミネータ
Claims (2)
- 【請求項１】室内の任意の場所で工作、加工、実験等の
作業を行う場合に、前記作業に伴って発生する粉塵、臭
気、煙等を含んだ空気を処理する装置（以下浄化装置と
称する。）と前記、工作、加工、実験等の作業を行う作
業台とを一体としかつ可搬式の台車上に載せたことを特
徴とする移動式ガス浄化装置付作業台。 - 【請求項２】浄化装置は、フィルターだけもしくはおよ
び空筒内に高空隙率を有する充填材で満たし、その充填
材に被処理ガスを通過させながら散水し、気・液接触及
び反応により被処理ガスを浄化する請求項１記載の移動
式ガス浄化装置付作業台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10263878A JP2000051627A (ja) | 1998-08-12 | 1998-08-12 | 移動式ガス浄化装置付作業台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10263878A JP2000051627A (ja) | 1998-08-12 | 1998-08-12 | 移動式ガス浄化装置付作業台 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000051627A true JP2000051627A (ja) | 2000-02-22 |
Family
ID=17395504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10263878A Pending JP2000051627A (ja) | 1998-08-12 | 1998-08-12 | 移動式ガス浄化装置付作業台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000051627A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102824834A (zh) * | 2012-08-23 | 2012-12-19 | 华南理工大学 | 一种脱除室内空气中微量酸性气体的装置及其方法与应用 |
| WO2017099105A1 (ja) * | 2015-12-10 | 2017-06-15 | Ｊｃｒファーマ株式会社 | 移動式低温作業台 |
-
1998
- 1998-08-12 JP JP10263878A patent/JP2000051627A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102824834A (zh) * | 2012-08-23 | 2012-12-19 | 华南理工大学 | 一种脱除室内空气中微量酸性气体的装置及其方法与应用 |
| CN102824834B (zh) * | 2012-08-23 | 2015-06-03 | 华南理工大学 | 一种脱除室内空气中微量酸性气体的装置及其方法与应用 |
| WO2017099105A1 (ja) * | 2015-12-10 | 2017-06-15 | Ｊｃｒファーマ株式会社 | 移動式低温作業台 |
| JP2018004240A (ja) * | 2015-12-10 | 2018-01-11 | Ｊｃｒファーマ株式会社 | 移動式低温作業台 |
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