JP2000050702A - 畑作における除草用作業器 - Google Patents

畑作における除草用作業器

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JP2000050702A
JP2000050702A JP10233655A JP23365598A JP2000050702A JP 2000050702 A JP2000050702 A JP 2000050702A JP 10233655 A JP10233655 A JP 10233655A JP 23365598 A JP23365598 A JP 23365598A JP 2000050702 A JP2000050702 A JP 2000050702A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実公平7−45123号として提案した除草
用作業器は、雨等の関係で除草作業が遅れた場合に雑草
が大きくなってしまうと除草が難しくなる可能性があ
る。 【解決手段】 長さ調節可能な本体フレームに平面扇の
骨状に支持された多数のタイン単体2E1からなる除草
用タイン群2Eを設け、タイン単体2E1の後端部分2
E2には側面から見て先端を上方に向けた状態の湾曲部
2E21が形成され、後端部分2E2には水平方向に波
形2E22を形成し、下向きに湾曲させた下方タイン2
E3を各タイン単体2E1に取付けると共に、畑の作用
面に除草強度をスプリングにて調節できるよう構成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、畑作における除草
用作業器に関するものである。特に、下記の諸点に適し
たものである。 1.畑作全般に適用する株間除草器。 2.適用作物としては、ビート、手なしの豆類、芋、ニ
ンジン等、根菜類等である。
【0002】
【従来の技術】畑作に於ける除草用作業器については、
出願人は先に実公平7−45123号として提案した。
その要旨は、下記の通りのものである。長さ調節の可能
な本体フレームに平面扇の骨状に支持された多数のタイ
ン単体2E1からなる除草用のタイン群2Eを設け、こ
のタイン単体2E1の後端部分2E2には側面から見て
先端を上方に向けた状態の湾曲部2E21が形成されて
いると共に、平面から見て水平方向への波形2E22を
形成すると共に、作用面に除草強度をスプリングにて調
節できるよう構成されていると共に、タイン単体2E1
の間隔が調節可能に構成されている畑作に於ける手除草
用作業器である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。 1.実公平7−45123号のものは、株間の除草を可
能にすることができたが、雨等の関係で除草作業が遅れ
た場合に雑草が大きくなってしまうと除草が難しくなる
可能性がある。 2.雨上り等で畑の表面がかたくなりタインが土の中に
入りにくい場合、従来のものはタインの向きを180°
まわして土に突き刺さる形にセットし直す必要があり、
手間が掛かる傾向にあった。本発明は、従来の技術の有
するこのような問題点に鑑みなされたものであり、その
目的とするところは、上述の問題を解決できるものを提
供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
第1発明のものは、長さ調節可能な本体フレームに平面
扇の骨状に支持された多数のタイン単体2E1からなる
除草用タイン群2Eを設け、このタイン単体2E1の後
端部分2E2には側面から見て先端を上方に向けた状態
の湾曲部2E21が形成されていると共に、この後端部
分2E2には平面から見て水平方向に波形2E22を形
成し、側面から見て下向きに湾曲させた下方タイン2E
3を各タイン単体2E1に取付けると共に、畑の作用面
に除草強度をスプリングにて調節できるよう構成されて
いる畑作における除草用作業器である。第1発明のもの
は、下記のように構成することができる。タイン単体2
E1の間隔を調節可能に構成する。
【0005】第2発明のものは、除草用作業器本体2
と、この除草用作業器本体を公知の作業機5におけるビ
ーム5Aに取付ける支持金具部3から構成され、除草用
作業器本体2は、作業機5の進行方向と平行な状態で支
持されるべき円筒状の本体フレーム2Aと、この本体フ
レームの後方に固着された連結板2Bと、この連結板2
Bに縦連結ボルト2Cを介して角度調整自在に連結され
たタイン支持板2Dと、このタイン支持板で当該タイン
支持板を中心として後方に向け平面扇の骨状に支持され
た多数のタイン単体2E1からなる除草用のタイン群2
Eから構成され、タイン単体2E1の後端部分2E2に
は側面から見て後端を上方に向けた状態の湾曲部2E2
1が形成されていると共に、平面から見て水平方向に波
形2E22が形成され、さらに、当該タイン単体2E1
の後端部分2E2における前方部分2E23の下面に
は、側面から見て下向き略V字状に分岐させた下方タイ
ン2E3が連設され、この下方タイン2E3の下端2E
31は、湾曲部2E21より下方に突出した状態に構成
され、本体フレーム2Aの前方部分には筒状に構成され
た長さ方向調節金具2Fが進退自在に嵌着され、この長
さ方向調節金具は側面に設けたボルト2F1により所望
する箇所で本体フレームに固定するよう構成され、ま
た、長さ方向調節金具2Fの側壁には、当該長さ方向調
節金具の長さ方向、すなわち、作業機5の進行方向とは
直交方向をもって丸棒状の支持棒2F2が固着され、タ
イン支持板2Dは、本体フレームの後方部下面に水平状
態で固着された下方板2D1と、この下方板の後方部分
に並列状態に穿設されたタイン受穴2D2と、下方板の
上面に積層してこの下方板とボルト2D3で緊締する上
面板2D4から構成され、下方板2D1のタイン受穴に
はタイン単体2E1の係止部2E24が係止され、さら
に、この部分は上方から上面板2D4で押圧支持され、
除草用のタイン群2Eに併設されたタイン角度間隔調節
金具2Gは、各タイン単体2E1が所定間隔で貫入され
る孔が穿設された板2G1と、この板の前面側中央に突
設された押え板2G2と、この押え板に前後方向をもっ
て開設された長穴2G3と、この長穴2G3とタイン支
持板2Dにおける上面板2D4とを連結するボルト2G
4から構成され、一方、支持金具部3は、支持金物3A
と、スプリング強度調節金具3Bから構成され、 A.支持金物3Aは、作業機5におけるビーム5Aを嵌
着するよう側面前方に向け略コ字状に構成された挟持金
物3A1と、この挟持金物をビーム5Aに固着させるた
めのボルト3A11と、挟持金物の後上方隅に作業機5
の進行方向と直交方向をもって固着された円筒状軸受3
A2から構成され、この円筒状軸受3A2には長さ方向
調節金具2Fの支持棒2F2が回動自在に嵌込まれ、 B.スプリング強度調節金具3Bは、円筒状軸受3A2
より後上方に向け延出された後方アーム3B1と、長さ
方向調節金具2Fの支持棒2F2より後方アーム3B1
と対応するよう前上方に向け延出された前方アーム3B
2と、後方アーム3B1と前方アーム3B2との間に張
設された調節用スプリング3B3と、回転防止兼深さ調
整金具3B4から構成され、調節用スプリング3B3は
スプリング本体3B31とねじ棒3B32から構成さ
れ、回転防止兼深さ調整金具3B4は、長さ方向調節金
具2Fの支持棒2F2の下面に添設した規制板3B41
と、この規制板に進退自在にねじ込まれたボルト3B4
2から構成され、ボルト3B42は挟持金物3A1にお
ける後方縦壁3A12に当接するよう構成されている畑
作における除草用作業器である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例にもとづき図面を参照して説明する。1は本発明の畑
作における除草用作業器で、除草用作業器本体2と、こ
の除草用作業器本体を公知の作業機5におけるビーム5
Aに取付ける支持金具部3から構成されている。
【0007】除草用作業器本体2は、作業機5の進行方
向と平行な状態で支持されるべき円筒状の本体フレーム
2Aと、この本体フレームの後方に固着された連結板2
Bと、この連結板2Bに縦連結ボルト2Cを介して角度
調整自在に連結されたタイン支持板2Dと、このタイン
支持板で当該タイン支持板を中心として後方に向け平面
扇の骨状に支持された多数のタイン単体2E1からなる
除草用のタイン群2Eから構成されている。タイン単体
2E1の後端部分2E2には側面から見て後端を上方に
向けた状態の湾曲部2E21が形成されていると共に、
平面から見て水平方向への波形2E22が形成されてい
る。さらに、当該タイン単体2E1の後端部分2E2に
おける前方部分2E23の下面には、側面から見て下向
き略V字状に分岐させた下方タイン2E3が連設されて
いる。なお、この下方タイン2E3の下端2E31は、
湾曲部2E21より下方に突出した状態に構成されてい
る。この波形は、土を激しく振動させ細かい草の根を掘
り起こすものである。そして、タイン単体2E1の先端
にはL字状に屈曲させた係止部2E24が形成されてい
る。タイン単体は8〜10本が適当である。
【0008】本体フレーム2Aの前方部分には筒状に構
成された長さ方向調節金具2Fが進退自在に嵌着されて
いる。この長さ方向調節金具は側面に設けたボルト2F
1により所望する箇所で本体フレームに固定するよう構
成されている。また、長さ方向調節金具2Fの側壁に
は、当該長さ方向調節金具の長さ方向、すなわち、作業
機5の進行方向とは直交方向をもって丸棒状の支持棒2
F2が固着されている。
【0009】そこで、タイン支持板2Dは、本体フレー
ムの後方部下面に水平状態で固着された下方板2D1
と、この下方板の後方部分に並列状態に穿設されたタイ
ン受穴2D2と、下方板の上面に積層してこの下方板と
ボルト2D3で緊締する上面板2D4から構成されてい
る。この結果、下方板2D1のタイン受穴にはタイン単
体2E1の係止部2E24が係止され、さらに、この部
分は上方から上面板2D4で押圧支持されている。
【0010】2Gは除草用のタイン群2Eに併設された
タイン角度間隔調節金具で、各タイン単体2E1が所定
間隔で貫入される孔が穿設された板2G1と、この板の
前面側中央に突設された押え板2G2と、この押え板に
前後方向をもって開設された長穴2G3と、この長穴2
G3とタイン支持板2Dにおける上面板2D4とを連結
するボルト2G4から構成されている。ボルト2G4を
緩めて押え板2G2をタイン単体2E1に沿って前後す
ることでタイン単体の間隔を調整することができる。
【0011】一方、支持金具部3は、支持金物3Aと、
スプリング強度調節金具3Bから構成されている。 A.支持金物3Aは、作業機5におけるビーム5Aを嵌
着するよう側面前方に向け略コ字状に構成された挟持金
物3A1と、この挟持金物をビーム5Aに固着させるた
めのボルト3A11と、挟持金物の後上方隅に作業機5
の進行方向と直交方向をもって固着された円筒状軸受3
A2から構成されている。そして、この円筒状軸受3A
2には長さ方向調節金具2Fの支持棒2F2が回動自在
に嵌込まれている。 B.スプリング強度調節金具3Bは、円筒状軸受3A2
より後上方に向け延出された後方アーム3B1と、長さ
方向調節金具2Fの支持棒2F2より後方アーム3B1
と対応するよう前上方に向け延出された前方アーム3B
2と、後方アーム3B1と前方アーム3B2との間に張
設された調節用スプリング3B3と、回転防止兼深さ調
整金具3B4から構成されている。調節用スプリング3
B3はスプリング本体3B31とねじ棒3B32から構
成されている。回転防止兼深さ調整金具3B4は、長さ
方向調節金具2Fの支持棒2F2の下面に添設した規制
板3B41と、この規制板に進退自在にねじ込まれたボ
ルト3B42から構成され、ボルト3B42は挟持金物
3A1における後方縦壁3A12に当接するよう構成さ
れている。この結果、回転防止兼深さ調整金具3B4の
作用効果は下記の通りである。除草用のタイン群2Eを
地上から離した場合、当該除草用のタイン群が回転する
のを防止すると共に、除草用のタイン群の設置角度をボ
ルト3B42の回動により調整することができる。
【0012】
【実施例】さらに、以下のような条件で実験した結果、
極めて良好な結果が得られた。タイン単体2E1は、線
径が3〜4mm程度のピアノ線を使用する。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.除草用のタイン群2Eを畦の上に軽く押さえるよう
に調節し、作物の発芽前に生えて来る小さな雑草の除草
をする。 2.タイン単体2E1の間隔が調節可能に構成されてい
るから、発芽後および移植後において作物の大きさに合
わせて、タイン単体2E1の間隔を調整することによ
り、作物を傷めずに当該作物の際の除草をすることがで
きる。 3.多数のタイン単体2E1の後端部分2E2には、平
面から見て水平方向への波形2E22が形成されている
から、第1に、当該除草用のタイン群2Eは播種された
真上を引くことができるので、種上の雑草を掘り出し圃
場の雑草を根絶やしすることができ、また第2に、圃場
の土をほぐすことにより土の中に空気を混入し地温を高
め発芽を促進することができる。 4.実公平7−45123号のものは、株間の除草を可
能にすることができたが、雨等の関係で除草作業が遅れ
た場合に雑草が大きくなってしまうと除草が難しくなる
可能性があった。しかし、本発明のものによれば、タイ
ン単体の下側に下向きに湾曲した下方タインを取付ける
ことにより少々出て来た雑草でも除草できるようになっ
た。 5.雨上り等で畑の表面がかたくなりタイン単体が土の
中に入りにくい場合、従来のものはタイン単体の向きを
180°まわして土に突き刺さる形にセットし直す必要
があり、手間が掛かる傾向にあったが、本発明のものに
よれば、下向きの下方タインを併設することによりその
必要性がなくなり能率の向上になった。 6.1畦につき2本の除草器(以下レーキと呼ぶ)をセ
ットして使用するが、この場合、 A.作物が発芽前または小さい時期の除草は、2本のレ
ーキを図8、図9のように、畦の上(作物の上)に前後
に重ねるように取付け、タイン単体が土の中に1cm位
入るように強度調整をして作業速度5km/h前後で作
業することができる。 a.播種後発芽前の除草はスプリングの押さえを緩く
し、畦の上を軽く押さえる程度にセットして作業する
と、発芽前の種子を傷つけることなく小さな雑草の除草
が可能である。 b.作物の発芽後、タイン単体の間隔をタイン角度間隔
調節金具2Gにより最大限に広げて作物の上から作業す
ることで、株間の除草をすることができる。この場合、
作業速度が速いほど効果が上がる。 B.作物が大きくなり直接上から作業することができな
くなったら、図10、図11のように、支持金具部の左
右を入替え、左右のレーキの間を大きくしてレーキ中間
より折り曲げ、内側のタイン単体が交叉するように取付
け作業することができる。この結果、根際と株間の除草
をすることができる。上記のようにして播種後7〜10
日毎に7回位作業することにより、除草剤は殆ど不要と
することができる。 7.このほか、安価に製造できる、部品点数が少ないの
で組立が容易である、経済的である、などの効果をも有
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の平面図である。
【図2】同上の左側面図である。
【図3】タインの左側面図である。
【図4】タイン支持板などを中心にした拡大平面図であ
る。
【図5】同上の左側面図である。
【図6】支持金具部などを中心にした拡大平面図であ
る。
【図7】同上の左側面図である。
【図8】使用状態の一例の平面図である。
【図9】同上の右側面図である。
【図10】使用状態の一例の平面図である。
【図11】同上の右側面図である。
【符号の説明】
1 畑作における除草用作業器 2 除草用作業器本体 3 支持金具部 3A 支持金物 3B スプリング強度調節金具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ調節可能な本体フレームに平面扇の
    骨状に支持された多数のタイン単体(2E1)からなる
    除草用タイン群(2E)を設け、このタイン単体(2E
    1)の後端部分(2E2)には側面から見て先端を上方
    に向けた状態の湾曲部(2E21)が形成されていると
    共に、この後端部分(2E2)には平面から見て水平方
    向に波形(2E22)を形成し、側面から見て下向きに
    湾曲させた下方タイン(2E3)を各タイン単体(2E
    1)に取付けると共に、畑の作用面に除草強度をスプリ
    ングにて調節できるよう構成されていることを特徴とす
    る畑作における除草用作業器。
  2. 【請求項2】 タイン単体(2E1)の間隔が調節可能
    に構成されている請求項1記載の畑作における除草用作
    業器。
  3. 【請求項3】 除草用作業器本体(2)と、この除草用
    作業器本体を作業機(5)におけるビーム(5A)に取
    付ける支持金具部(3)から構成され、 除草用作業器本体(2)は、作業機(5)の進行方向と
    平行な状態で支持されるべき円筒状の本体フレーム(2
    A)と、この本体フレームの後方に固着された連結板
    (2B)と、この連結板(2B)に縦連結ボルト(2
    C)を介して角度調整自在に連結されたタイン支持板
    (2D)と、このタイン支持板で当該タイン支持板を中
    心として後方に向け平面扇の骨状に支持された多数のタ
    イン単体(2E1)からなる除草用のタイン群(2E)
    から構成され、タイン単体(2E1)の後端部分(2E
    2)には側面から見て後端を上方に向けた状態の湾曲部
    (2E21)が形成されていると共に、平面から見て水
    平方向に波形(2E22)が形成され、さらに、当該タ
    イン単体(2E1)の後端部分(2E2)における前方
    部分(2E23)の下面には、側面から見て下向き略V
    字状に分岐させた下方タイン(2E3)が連設され、こ
    の下方タイン(2E3)の下端(2E31)は、湾曲部
    (2E21)より下方に突出した状態に構成され、本体
    フレーム(2A)の前方部分には筒状に構成された長さ
    方向調節金具(2F)が進退自在に嵌着され、この長さ
    方向調節金具は側面に設けたボルト(2F1)により所
    望する箇所で本体フレームに固定するよう構成され、ま
    た、長さ方向調節金具(2F)の側壁には、当該長さ方
    向調節金具の長さ方向、すなわち、作業機(5)の進行
    方向とは直交方向をもって丸棒状の支持棒(2F2)が
    固着され、タイン支持板(2D)は、本体フレームの後
    方部下面に水平状態で固着された下方板(2D1)と、
    この下方板の後方部分に並列状態に穿設されたタイン受
    穴(2D2)と、下方板の上面に積層して、この下方板
    とボルト(2D3)で緊締する上面板(2D4)から構
    成され、下方板(2D1)のタイン受穴にはタイン単体
    (2E1)の係止部(2E24)が係止され、さらに、
    この部分は上方から上面板(2D4)で押圧支持され、
    除草用のタイン群(2E)に併設されたタイン角度間隔
    調節金具(2G)は、各タイン単体(2E1)が所定間
    隔で貫入される孔が穿設された板(2G1)と、この板
    の前面側中央に突設された押え板(2G2)と、この押
    え板に前後方向をもって開設された長穴(2G3)と、
    この長穴(2G3)とタイン支持板(2D)における上
    面板(2D4)とを連結するボルト(2G4)から構成
    され、 一方、支持金具部(3)は、支持金物(3A)と、スプ
    リング強度調節金具(3B)から構成され、支持金物
    (3A)は、作業機(5)におけるビーム(5A)を嵌
    着するよう側面前方に向け略コ字状に構成された挟持金
    物(3A1)と、この挟持金物をビーム(5A)に固着
    させるためのボルト(3A11)と、挟持金物の後上方
    隅に作業機(5)の進行方向と直交方向をもって固着さ
    れた円筒状軸受(3A2)から構成され、この円筒状軸
    受(3A2)には長さ方向調節金具(2F)の支持棒
    (2F2)が回動自在に嵌込まれ、スプリング強度調節
    金具(3B)は、円筒状軸受(3A2)より後上方に向
    け延出された後方アーム(3B1)と、長さ方向調節金
    具(2F)の支持棒(2F2)より後方アーム(3B
    1)と対応するよう前上方に向け延出された前方アーム
    (3B2)と、後方アーム(3B1)と前方アーム(3
    B2)との間に張設された調節用スプリング(3B3)
    と、回転防止兼深さ調整金具(3B4)から構成され、
    調節用スプリング(3B3)はスプリング本体(3B3
    1)とねじ棒(3B32)から構成され、回転防止兼深
    さ調整金具(3B4)は、長さ方向調節金具(2F)の
    支持棒(2F2)の下面に添設した規制板(3B41)
    と、この規制板に進退自在にねじ込まれたボルト(3B
    42)から構成され、ボルト(3B42)は挟持金物
    (3A1)における後方縦壁(3A12)に当接するよ
    う構成されていることを特徴とする畑作における除草用
    作業器。
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