JP2000049620A - 音声圧縮伸長装置およびその方法 - Google Patents
音声圧縮伸長装置およびその方法Info
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- JP2000049620A JP2000049620A JP10216333A JP21633398A JP2000049620A JP 2000049620 A JP2000049620 A JP 2000049620A JP 10216333 A JP10216333 A JP 10216333A JP 21633398 A JP21633398 A JP 21633398A JP 2000049620 A JP2000049620 A JP 2000049620A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 大容量の音声情報データを録音する場合で
も、従来に比べて大きな記憶装置を必要とせず、それを
内蔵するシステム全体の規模を縮小することができる音
声圧縮伸長装置およびその方法を提供する。 【解決手段】 音源101の音声信号に含まれる周波数
の情報に着目し、音声に含まれる周波数成分をキーコン
トロール方式を用いて、その音声情報データを録音する
際には、帯域圧縮装置106にて圧縮伸長率提示装置1
08から与えられた圧縮率をキーとして圧縮するととも
に、録音データを再生する際には、帯域伸長装置107
にて圧縮伸長率提示装置108から与えられた伸長率を
キーとして伸長することにより、音声をディジタル化す
るためのサンプリングレートを下げ、記憶するデータ量
を少なくして、同じ記憶装置103でもより多くの情報
の記憶を可能とし、また逆に、小さな記憶装置103
で、同等の情報量の記憶を可能とする。
も、従来に比べて大きな記憶装置を必要とせず、それを
内蔵するシステム全体の規模を縮小することができる音
声圧縮伸長装置およびその方法を提供する。 【解決手段】 音源101の音声信号に含まれる周波数
の情報に着目し、音声に含まれる周波数成分をキーコン
トロール方式を用いて、その音声情報データを録音する
際には、帯域圧縮装置106にて圧縮伸長率提示装置1
08から与えられた圧縮率をキーとして圧縮するととも
に、録音データを再生する際には、帯域伸長装置107
にて圧縮伸長率提示装置108から与えられた伸長率を
キーとして伸長することにより、音声をディジタル化す
るためのサンプリングレートを下げ、記憶するデータ量
を少なくして、同じ記憶装置103でもより多くの情報
の記憶を可能とし、また逆に、小さな記憶装置103
で、同等の情報量の記憶を可能とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声録音再生装置
により、ディジタル的に音声情報を録音および再生する
際に、その音声情報データを圧縮および伸長する音声圧
縮伸長装置およびその方法に関するものである。
により、ディジタル的に音声情報を録音および再生する
際に、その音声情報データを圧縮および伸長する音声圧
縮伸長装置およびその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、アウトドアにおいて、電話の留守
録装置やICレコーダなどディジタル的に音声を録音再
生する装置を内蔵した携帯装置が利用されており、それ
らの内蔵装置の小型化が要求されている。
録装置やICレコーダなどディジタル的に音声を録音再
生する装置を内蔵した携帯装置が利用されており、それ
らの内蔵装置の小型化が要求されている。
【0003】そのため、従来からディジタル音声録音再
生システムでは、例えばその記憶装置の小型化が検討さ
れており、音声に含まれる情報の大きさ、位相、周波数
のうちその大きさについて着目し、音声情報データに対
してディジタル的に圧縮を行ない記憶装置に録音し、再
生時には、その圧縮データに対して伸長を行ない再生す
るようにしている。
生システムでは、例えばその記憶装置の小型化が検討さ
れており、音声に含まれる情報の大きさ、位相、周波数
のうちその大きさについて着目し、音声情報データに対
してディジタル的に圧縮を行ない記憶装置に録音し、再
生時には、その圧縮データに対して伸長を行ない再生す
るようにしている。
【0004】以上のように、音声録音再生装置により音
声情報を録音および再生する際に、その音声情報データ
を圧縮および伸長する従来の音声圧縮伸長装置およびそ
の方法について、以下に説明する。
声情報を録音および再生する際に、その音声情報データ
を圧縮および伸長する従来の音声圧縮伸長装置およびそ
の方法について、以下に説明する。
【0005】図1は従来の音声圧縮伸長方法を実現する
ための音声圧縮伸長装置の構成を示すブロック図であ
る。従来の音声圧縮伸長装置では、図1に示すように、
音源101より出力された音声信号を録音する際には、
その音声信号が音声圧縮装置102に入力され、予め任
意に決められた所定のサンプリングレートにより、音声
圧縮され出力される。出力された信号は、記憶装置10
3に記憶されて録音される。
ための音声圧縮伸長装置の構成を示すブロック図であ
る。従来の音声圧縮伸長装置では、図1に示すように、
音源101より出力された音声信号を録音する際には、
その音声信号が音声圧縮装置102に入力され、予め任
意に決められた所定のサンプリングレートにより、音声
圧縮され出力される。出力された信号は、記憶装置10
3に記憶されて録音される。
【0006】記憶装置103に録音された信号を再生す
る際には、音声伸長装置104に入力され、予め任意に
決められた所定のサンプリングレートにより、音声伸長
され音声信号として出力される。出力された音声信号
は、再生装置105により再生される。
る際には、音声伸長装置104に入力され、予め任意に
決められた所定のサンプリングレートにより、音声伸長
され音声信号として出力される。出力された音声信号
は、再生装置105により再生される。
【0007】以上のように、記憶装置103に記憶する
データ量は、音声に含まれる情報の内、大きさと周波数
によって決まる。従来の技術においては、音声に含まれ
る情報の大きさのみ着目し圧縮を行なってきた。つま
り、周波数に対しては圧縮を行なわず、音声をディジタ
ル化するためのサンプリング(音をディジタル化する時
の間隔)レートは、圧縮方式が異なっても一定であっ
た。
データ量は、音声に含まれる情報の内、大きさと周波数
によって決まる。従来の技術においては、音声に含まれ
る情報の大きさのみ着目し圧縮を行なってきた。つま
り、周波数に対しては圧縮を行なわず、音声をディジタ
ル化するためのサンプリング(音をディジタル化する時
の間隔)レートは、圧縮方式が異なっても一定であっ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の音声圧縮伸長装置による音声圧縮伸長方法で
は、音源101からの音声に含まれる情報の大きさのみ
着目し圧縮を行なっており、周波数に対しては圧縮を行
なわず、音声をディジタル化するためのサンプリングレ
ートは、圧縮方式が異なっても一定である。
うな従来の音声圧縮伸長装置による音声圧縮伸長方法で
は、音源101からの音声に含まれる情報の大きさのみ
着目し圧縮を行なっており、周波数に対しては圧縮を行
なわず、音声をディジタル化するためのサンプリングレ
ートは、圧縮方式が異なっても一定である。
【0009】そのため、大容量の音声情報データを録音
するためには、大きな記憶装置103が必要となり、そ
れを内蔵するシステム全体の規模が大きくなってしまう
という問題点を有していた。
するためには、大きな記憶装置103が必要となり、そ
れを内蔵するシステム全体の規模が大きくなってしまう
という問題点を有していた。
【0010】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、大容量の音声情報データを録音する場合でも、従
来に比べて大きな記憶装置を必要とせず、それを内蔵す
るシステム全体の規模を縮小することができる音声圧縮
伸長装置およびその方法を提供する。
ので、大容量の音声情報データを録音する場合でも、従
来に比べて大きな記憶装置を必要とせず、それを内蔵す
るシステム全体の規模を縮小することができる音声圧縮
伸長装置およびその方法を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明の音声圧縮伸長装置およびその方法は、音声
に含まれる周波数の情報に着目し、音声に含まれる周波
数成分をキーコントロール方式を用いて、その音声情報
データを録音する際には圧縮伸長率提示手段から与えら
れた圧縮率をキーとして圧縮するとともに、録音データ
を再生する際には圧縮伸長率提示手段から与えられた伸
長率をキーとして伸長することにより、音声をディジタ
ル化するためのサンプリングレートを下げ、記憶するデ
ータ量を少なくして、同じ記憶装置でもより多くの情報
の記憶を可能とし、また逆に、小さな記憶装置で、同等
の情報量の記憶を可能とすることを特徴とする。
めに本発明の音声圧縮伸長装置およびその方法は、音声
に含まれる周波数の情報に着目し、音声に含まれる周波
数成分をキーコントロール方式を用いて、その音声情報
データを録音する際には圧縮伸長率提示手段から与えら
れた圧縮率をキーとして圧縮するとともに、録音データ
を再生する際には圧縮伸長率提示手段から与えられた伸
長率をキーとして伸長することにより、音声をディジタ
ル化するためのサンプリングレートを下げ、記憶するデ
ータ量を少なくして、同じ記憶装置でもより多くの情報
の記憶を可能とし、また逆に、小さな記憶装置で、同等
の情報量の記憶を可能とすることを特徴とする。
【0012】以上により、大容量の音声情報データを録
音する場合でも、従来に比べて大きな記憶装置を必要と
せず、それを内蔵するシステム全体の規模を縮小するこ
とができる。
音する場合でも、従来に比べて大きな記憶装置を必要と
せず、それを内蔵するシステム全体の規模を縮小するこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の音声圧
縮伸長装置は、音源からの音声情報をディジタル的に録
音再生する音声録音再生装置において、前記音声情報を
録音する際には、そのディジタル化された音声情報デー
タを圧縮して録音し、その音声情報データを再生する際
には、前記音声情報データを伸長して前記音声情報を再
生する音声圧縮伸長装置であって、前記音声情報に基づ
く音声信号を取り込み、キーコントロールを用いて、前
記音声信号の帯域を圧縮した信号を出力する帯域圧縮手
段と、前記帯域圧縮手段からの信号を取り込み、その信
号に対してさらに音声の情報量を圧縮した信号を出力す
る音声圧縮手段と、前記音声圧縮手段からの信号を取り
込み、その信号を記憶して保存することにより録音する
記憶手段と、前記記憶手段からの信号を取り込み、その
信号に対して音声の情報量を伸長した信号を出力する音
声伸長手段と、前記音声伸長手段からの信号を取り込
み、その信号に対して、さらにキーコントロールを用い
て、帯域を伸長した信号を出力する帯域伸長手段と、前
記帯域伸長手段からの信号を音声信号として再生する再
生手段と、前記ディジタル化の際のサンプリングレート
および前記帯域圧縮の際の圧縮率および前記圧縮率の逆
数であり前記帯域伸長の際の伸長率を、それぞれ任意設
定して提示する圧縮伸長率提示手段とを備え、前記帯域
圧縮手段は、キーコントロールを用いて前記音声信号を
帯域圧縮する際に、前記圧縮伸長率提示手段から与えら
れた任意の圧縮率を用いて帯域圧縮し、前記音声圧縮手
段は、前記帯域圧縮した信号をさらに情報量圧縮する際
に、前記圧縮伸長率提示手段から与えられた任意のサン
プリングレートを用いて音声圧縮し、前記音声伸長手段
は、前記記憶手段からの信号を情報量伸長する際に、前
記圧縮伸長率提示手段から与えられた任意のサンプリン
グレートを用いて音声伸長し、前記帯域伸長手段は、キ
ーコントロールを用いて前記音声伸長した信号をさらに
帯域伸長する際に、前記圧縮伸長率提示手段から与えら
れ任意の伸長率を用いて帯域伸長するように構成する。
縮伸長装置は、音源からの音声情報をディジタル的に録
音再生する音声録音再生装置において、前記音声情報を
録音する際には、そのディジタル化された音声情報デー
タを圧縮して録音し、その音声情報データを再生する際
には、前記音声情報データを伸長して前記音声情報を再
生する音声圧縮伸長装置であって、前記音声情報に基づ
く音声信号を取り込み、キーコントロールを用いて、前
記音声信号の帯域を圧縮した信号を出力する帯域圧縮手
段と、前記帯域圧縮手段からの信号を取り込み、その信
号に対してさらに音声の情報量を圧縮した信号を出力す
る音声圧縮手段と、前記音声圧縮手段からの信号を取り
込み、その信号を記憶して保存することにより録音する
記憶手段と、前記記憶手段からの信号を取り込み、その
信号に対して音声の情報量を伸長した信号を出力する音
声伸長手段と、前記音声伸長手段からの信号を取り込
み、その信号に対して、さらにキーコントロールを用い
て、帯域を伸長した信号を出力する帯域伸長手段と、前
記帯域伸長手段からの信号を音声信号として再生する再
生手段と、前記ディジタル化の際のサンプリングレート
および前記帯域圧縮の際の圧縮率および前記圧縮率の逆
数であり前記帯域伸長の際の伸長率を、それぞれ任意設
定して提示する圧縮伸長率提示手段とを備え、前記帯域
圧縮手段は、キーコントロールを用いて前記音声信号を
帯域圧縮する際に、前記圧縮伸長率提示手段から与えら
れた任意の圧縮率を用いて帯域圧縮し、前記音声圧縮手
段は、前記帯域圧縮した信号をさらに情報量圧縮する際
に、前記圧縮伸長率提示手段から与えられた任意のサン
プリングレートを用いて音声圧縮し、前記音声伸長手段
は、前記記憶手段からの信号を情報量伸長する際に、前
記圧縮伸長率提示手段から与えられた任意のサンプリン
グレートを用いて音声伸長し、前記帯域伸長手段は、キ
ーコントロールを用いて前記音声伸長した信号をさらに
帯域伸長する際に、前記圧縮伸長率提示手段から与えら
れ任意の伸長率を用いて帯域伸長するように構成する。
【0014】請求項2に記載の音声圧縮伸長方法は、音
源からの音声情報をディジタル的に録音再生する音声録
音再生装置において、前記音声情報を録音する際には、
そのディジタル化された音声情報データを圧縮して録音
し、その音声情報データを再生する際には、前記音声情
報データを伸長して前記音声情報を再生する音声圧縮伸
長方法であって、前記音声情報に基づく音声信号を取り
込み、キーコントロールを用いて、前記音声信号の帯域
を圧縮した信号を出力する帯域圧縮ステップと、前記帯
域圧縮ステップによる信号を取り込み、その信号に対し
てさらに音声の情報量を圧縮した信号を出力するととも
に、その信号を記憶して保存することにより録音する音
声圧縮ステップと、前記記憶した信号を取り込み、その
信号に対して音声の情報量を伸長した信号を出力する音
声伸長ステップと、前記音声伸長ステップによる信号を
取り込み、その信号に対して、さらにキーコントロール
を用いて、帯域を伸長した信号を出力する帯域伸長ステ
ップと、前記帯域伸長ステップによる信号を音声信号と
して再生する再生ステップと、前記ディジタル化の際の
サンプリングレートおよび前記帯域圧縮の際の圧縮率お
よび前記圧縮率の逆数であり前記帯域伸長の際の伸長率
を、それぞれ任意設定して提示する圧縮伸長率提示ステ
ップとを有し、前記帯域圧縮ステップは、キーコントロ
ールを用いて前記音声信号を帯域圧縮する際に、前記圧
縮伸長率提示ステップにより与えられた任意の圧縮率を
用いて帯域圧縮し、前記音声圧縮ステップは、前記帯域
圧縮した信号をさらに情報量圧縮する際に、前記圧縮伸
長率提示ステップにより与えられた任意のサンプリング
レートを用いて音声圧縮し、前記音声伸長ステップは、
前記記憶した信号を情報量伸長する際に、前記圧縮伸長
率提示ステップにより与えられた任意のサンプリングレ
ートを用いて音声伸長し、前記帯域伸長ステップは、キ
ーコントロールを用いて前記音声伸長した信号をさらに
帯域伸長する際に、前記圧縮伸長率提示ステップにより
与えられ任意の伸長率を用いて帯域伸長する方法とす
る。
源からの音声情報をディジタル的に録音再生する音声録
音再生装置において、前記音声情報を録音する際には、
そのディジタル化された音声情報データを圧縮して録音
し、その音声情報データを再生する際には、前記音声情
報データを伸長して前記音声情報を再生する音声圧縮伸
長方法であって、前記音声情報に基づく音声信号を取り
込み、キーコントロールを用いて、前記音声信号の帯域
を圧縮した信号を出力する帯域圧縮ステップと、前記帯
域圧縮ステップによる信号を取り込み、その信号に対し
てさらに音声の情報量を圧縮した信号を出力するととも
に、その信号を記憶して保存することにより録音する音
声圧縮ステップと、前記記憶した信号を取り込み、その
信号に対して音声の情報量を伸長した信号を出力する音
声伸長ステップと、前記音声伸長ステップによる信号を
取り込み、その信号に対して、さらにキーコントロール
を用いて、帯域を伸長した信号を出力する帯域伸長ステ
ップと、前記帯域伸長ステップによる信号を音声信号と
して再生する再生ステップと、前記ディジタル化の際の
サンプリングレートおよび前記帯域圧縮の際の圧縮率お
よび前記圧縮率の逆数であり前記帯域伸長の際の伸長率
を、それぞれ任意設定して提示する圧縮伸長率提示ステ
ップとを有し、前記帯域圧縮ステップは、キーコントロ
ールを用いて前記音声信号を帯域圧縮する際に、前記圧
縮伸長率提示ステップにより与えられた任意の圧縮率を
用いて帯域圧縮し、前記音声圧縮ステップは、前記帯域
圧縮した信号をさらに情報量圧縮する際に、前記圧縮伸
長率提示ステップにより与えられた任意のサンプリング
レートを用いて音声圧縮し、前記音声伸長ステップは、
前記記憶した信号を情報量伸長する際に、前記圧縮伸長
率提示ステップにより与えられた任意のサンプリングレ
ートを用いて音声伸長し、前記帯域伸長ステップは、キ
ーコントロールを用いて前記音声伸長した信号をさらに
帯域伸長する際に、前記圧縮伸長率提示ステップにより
与えられ任意の伸長率を用いて帯域伸長する方法とす
る。
【0015】以上の構成および方法によると、音声に含
まれる周波数の情報に着目し、音声に含まれる周波数成
分をキーコントロール方式を用いて、その音声情報デー
タを録音する際には圧縮伸長率提示手段から与えられた
圧縮率をキーとして圧縮するとともに、録音データを再
生する際には圧縮伸長率提示手段から与えられた伸長率
をキーとして伸長することにより、音声をディジタル化
するためのサンプリングレートを下げ、記憶するデータ
量を少なくして、同じ記憶装置でもより多くの情報の記
憶を可能とし、また逆に、小さな記憶装置で、同等の情
報量の記憶を可能とする。
まれる周波数の情報に着目し、音声に含まれる周波数成
分をキーコントロール方式を用いて、その音声情報デー
タを録音する際には圧縮伸長率提示手段から与えられた
圧縮率をキーとして圧縮するとともに、録音データを再
生する際には圧縮伸長率提示手段から与えられた伸長率
をキーとして伸長することにより、音声をディジタル化
するためのサンプリングレートを下げ、記憶するデータ
量を少なくして、同じ記憶装置でもより多くの情報の記
憶を可能とし、また逆に、小さな記憶装置で、同等の情
報量の記憶を可能とする。
【0016】以下、本発明の実施の形態を示す音声圧縮
伸長装置およびその方法について、図面を参照しながら
具体的に説明する。図2は本実施の形態の音声圧縮伸長
方法を実現するための音声圧縮伸長装置の構成を示すブ
ロック図である。なお、この音声圧縮伸長装置は、音源
からの音声情報をディジタル的に録音再生する音声録音
再生装置において、音声情報を録音する際には、そのデ
ィジタル化された音声情報データを圧縮して録音し、そ
の音声情報データを再生する際には、音声情報データを
伸長して音声情報を再生するように構成されている。
伸長装置およびその方法について、図面を参照しながら
具体的に説明する。図2は本実施の形態の音声圧縮伸長
方法を実現するための音声圧縮伸長装置の構成を示すブ
ロック図である。なお、この音声圧縮伸長装置は、音源
からの音声情報をディジタル的に録音再生する音声録音
再生装置において、音声情報を録音する際には、そのデ
ィジタル化された音声情報データを圧縮して録音し、そ
の音声情報データを再生する際には、音声情報データを
伸長して音声情報を再生するように構成されている。
【0017】図2において、106は音源101からの
音声情報に基づく音声信号を取り込み、キーコントロー
ルを用いて、音声信号の帯域を圧縮した信号を出力する
帯域圧縮装置、102は帯域圧縮装置106からの信号
を取り込み、その信号に対してさらに音声の情報量を圧
縮した信号を出力する音声圧縮装置、103は音声圧縮
装置102からの信号を取り込み、その信号を記憶して
保存することにより録音する記憶装置、104は記憶装
置103からの信号を取り込み、その信号に対して音声
の情報量を伸長した信号を出力する音声伸長装置、10
7は音声伸長装置104からの信号を取り込み、その信
号に対して、さらにキーコントロールを用いて、帯域を
伸長した信号を出力する帯域伸長装置、105は帯域伸
長装置107からの信号を音声信号として再生する再生
装置、108はディジタル化の際のサンプリングレート
および帯域圧縮の際の圧縮率および圧縮率の逆数であり
帯域伸長の際の伸長率を、それぞれ任意設定して提示す
る圧縮伸長率提示装置である。
音声情報に基づく音声信号を取り込み、キーコントロー
ルを用いて、音声信号の帯域を圧縮した信号を出力する
帯域圧縮装置、102は帯域圧縮装置106からの信号
を取り込み、その信号に対してさらに音声の情報量を圧
縮した信号を出力する音声圧縮装置、103は音声圧縮
装置102からの信号を取り込み、その信号を記憶して
保存することにより録音する記憶装置、104は記憶装
置103からの信号を取り込み、その信号に対して音声
の情報量を伸長した信号を出力する音声伸長装置、10
7は音声伸長装置104からの信号を取り込み、その信
号に対して、さらにキーコントロールを用いて、帯域を
伸長した信号を出力する帯域伸長装置、105は帯域伸
長装置107からの信号を音声信号として再生する再生
装置、108はディジタル化の際のサンプリングレート
および帯域圧縮の際の圧縮率および圧縮率の逆数であり
帯域伸長の際の伸長率を、それぞれ任意設定して提示す
る圧縮伸長率提示装置である。
【0018】上記において、帯域圧縮装置106は、キ
ーコントロールを用いて音声信号を帯域圧縮する際に、
圧縮伸長率提示装置108から与えられた任意の圧縮率
を用いて帯域圧縮し、音声圧縮装置102は、帯域圧縮
した信号をさらに情報量圧縮する際に、圧縮伸長率提示
装置108から与えられた任意のサンプリングレートを
用いて音声圧縮し、音声伸長装置104は、記憶装置1
03からの信号を情報量伸長する際に、圧縮伸長率提示
装置108から与えられた任意のサンプリングレートを
用いて音声伸長し、帯域伸長装置107は、キーコント
ロールを用いて音声伸長した信号をさらに帯域伸長する
際に、圧縮伸長率提示装置108から与えられ任意の伸
長率を用いて帯域伸長するように構成されている。
ーコントロールを用いて音声信号を帯域圧縮する際に、
圧縮伸長率提示装置108から与えられた任意の圧縮率
を用いて帯域圧縮し、音声圧縮装置102は、帯域圧縮
した信号をさらに情報量圧縮する際に、圧縮伸長率提示
装置108から与えられた任意のサンプリングレートを
用いて音声圧縮し、音声伸長装置104は、記憶装置1
03からの信号を情報量伸長する際に、圧縮伸長率提示
装置108から与えられた任意のサンプリングレートを
用いて音声伸長し、帯域伸長装置107は、キーコント
ロールを用いて音声伸長した信号をさらに帯域伸長する
際に、圧縮伸長率提示装置108から与えられ任意の伸
長率を用いて帯域伸長するように構成されている。
【0019】ここで、一般的にキーコントロール方式
は、予め決められた所定の圧縮率(または伸長率)を用
いて、クロック周期の何回に1回データ(例えば、音声
データ)を間引く(または付加する)というやり方であ
り、データを間引く(または付加する)ことにより生じ
たデータの過不足は、間引いた(または付加した)デー
タを用いて補正するものである。
は、予め決められた所定の圧縮率(または伸長率)を用
いて、クロック周期の何回に1回データ(例えば、音声
データ)を間引く(または付加する)というやり方であ
り、データを間引く(または付加する)ことにより生じ
たデータの過不足は、間引いた(または付加した)デー
タを用いて補正するものである。
【0020】以上のように構成された音声圧縮伸長装置
を用いて行われる音声圧縮伸長方法について全体的に説
明する。この音声圧縮伸長装置において、まず音源10
1より出力された音声信号を録音する際には、その音声
信号が帯域圧縮装置106に入力される。入力された音
声信号は、帯域圧縮装置106にて、帯域圧縮伸長率提
示装置108から提示された圧縮率に従い、その圧縮率
をキーとするキーコントロール方式を用いて、音声信号
に含まれる音声情報のうちの周波数成分が圧縮され出力
される。出力された信号は、音声圧縮装置102に入力
され、この音声圧縮装置102にて、帯域圧縮伸長率提
示装置108から提示されたサンプリングレートによ
り、音声圧縮され出力される。出力された信号は、記憶
装置103に記憶されて録音される。
を用いて行われる音声圧縮伸長方法について全体的に説
明する。この音声圧縮伸長装置において、まず音源10
1より出力された音声信号を録音する際には、その音声
信号が帯域圧縮装置106に入力される。入力された音
声信号は、帯域圧縮装置106にて、帯域圧縮伸長率提
示装置108から提示された圧縮率に従い、その圧縮率
をキーとするキーコントロール方式を用いて、音声信号
に含まれる音声情報のうちの周波数成分が圧縮され出力
される。出力された信号は、音声圧縮装置102に入力
され、この音声圧縮装置102にて、帯域圧縮伸長率提
示装置108から提示されたサンプリングレートによ
り、音声圧縮され出力される。出力された信号は、記憶
装置103に記憶されて録音される。
【0021】記憶装置103に録音された信号を再生す
る際には、その信号が音声伸長装置104に入力され、
この音声伸長装置104にて、帯域圧縮伸長率提示装置
108から提示されたサンプリングレートにより、音声
伸長され出力される。出力された信号は、帯域伸長装置
107に入力される。入力された信号は、帯域伸長装置
107にて、帯域圧縮伸長率提示装置108から提示さ
れた伸長率(1/圧縮率)に従い、その伸長率をキーと
するキーコントロール方式を用いて、この信号に含まれ
る信号情報のうちの周波数成分が伸長され音声信号とし
て出力される。出力された音声信号は、再生装置105
により再生される。
る際には、その信号が音声伸長装置104に入力され、
この音声伸長装置104にて、帯域圧縮伸長率提示装置
108から提示されたサンプリングレートにより、音声
伸長され出力される。出力された信号は、帯域伸長装置
107に入力される。入力された信号は、帯域伸長装置
107にて、帯域圧縮伸長率提示装置108から提示さ
れた伸長率(1/圧縮率)に従い、その伸長率をキーと
するキーコントロール方式を用いて、この信号に含まれ
る信号情報のうちの周波数成分が伸長され音声信号とし
て出力される。出力された音声信号は、再生装置105
により再生される。
【0022】以上のような音声圧縮伸長装置において、
その帯域圧縮装置106による帯域圧縮処理の手順につ
いて以下に説明する。図3は同実施の形態における帯域
圧縮処理の手順の一例を示すフローチャートである。図
3において、帯域圧縮装置106に入力されたデータ
は、データの内容に関わらず、一定の圧縮率にて、圧縮
される。すなわち、音源101からの音声である音声情
報を帯域圧縮装置106に入力し(ステップS20
1)、帯域圧縮装置106に帯域圧縮伸長率提示装置1
08からの帯域圧縮率を読込み(ステップS202)、
その帯域圧縮率により帯域圧縮装置106にて帯域圧縮
し(ステップS203)、帯域圧縮した音声データを記
憶装置103に出力する(ステップS204)。
その帯域圧縮装置106による帯域圧縮処理の手順につ
いて以下に説明する。図3は同実施の形態における帯域
圧縮処理の手順の一例を示すフローチャートである。図
3において、帯域圧縮装置106に入力されたデータ
は、データの内容に関わらず、一定の圧縮率にて、圧縮
される。すなわち、音源101からの音声である音声情
報を帯域圧縮装置106に入力し(ステップS20
1)、帯域圧縮装置106に帯域圧縮伸長率提示装置1
08からの帯域圧縮率を読込み(ステップS202)、
その帯域圧縮率により帯域圧縮装置106にて帯域圧縮
し(ステップS203)、帯域圧縮した音声データを記
憶装置103に出力する(ステップS204)。
【0023】図4は同実施の形態における帯域圧縮処理
の他の手順を示すフローチャートである。図4におい
て、帯域圧縮装置106に入力されたデータの分析を行
なうことで、データの内容により圧縮率を変化させるこ
とも可能である。このことにより、効率的に圧縮率をあ
げることができる。すなわち、音源101からの音声で
ある音声情報を帯域圧縮装置106に入力し(ステップ
S201)、その入力音声情報データの周波数帯域を分
析し(ステップS205)、その分析結果を帯域圧縮伸
長率提示装置108に出力し(ステップS206)、帯
域圧縮伸長率提示装置108にて上記の分析結果に基づ
いて適切な帯域圧縮率を求め、その帯域圧縮率を帯域圧
縮装置106に読込み(ステップS202)、その帯域
圧縮率により帯域圧縮装置106にて帯域圧縮し(ステ
ップS203)、帯域圧縮した音声データを記憶装置1
03に出力する(ステップS204)。
の他の手順を示すフローチャートである。図4におい
て、帯域圧縮装置106に入力されたデータの分析を行
なうことで、データの内容により圧縮率を変化させるこ
とも可能である。このことにより、効率的に圧縮率をあ
げることができる。すなわち、音源101からの音声で
ある音声情報を帯域圧縮装置106に入力し(ステップ
S201)、その入力音声情報データの周波数帯域を分
析し(ステップS205)、その分析結果を帯域圧縮伸
長率提示装置108に出力し(ステップS206)、帯
域圧縮伸長率提示装置108にて上記の分析結果に基づ
いて適切な帯域圧縮率を求め、その帯域圧縮率を帯域圧
縮装置106に読込み(ステップS202)、その帯域
圧縮率により帯域圧縮装置106にて帯域圧縮し(ステ
ップS203)、帯域圧縮した音声データを記憶装置1
03に出力する(ステップS204)。
【0024】以上のような音声圧縮伸長装置において、
その帯域伸長装置107による帯域伸長処理の手順につ
いて以下に説明する。図5は同実施の形態における帯域
伸長処理の手順を示すフローチャートである。図5にお
いて、帯域伸長装置107に入力されたデータは、帯域
圧縮装置106により圧縮された圧縮率に対応した、伸
長率(1/圧縮率)で伸長され、復元される。すなわち、
帯域伸長装置107に音声伸長装置104からの出力デ
ータを入力し(ステップS207)、帯域圧縮伸長率提
示装置108から帯域伸長装置107に帯域伸長率を読
込み(ステップS208)、帯域伸長装置107にて帯
域伸長し(ステップS209)、帯域伸長した信号デー
タを出力する(ステップS210)。
その帯域伸長装置107による帯域伸長処理の手順につ
いて以下に説明する。図5は同実施の形態における帯域
伸長処理の手順を示すフローチャートである。図5にお
いて、帯域伸長装置107に入力されたデータは、帯域
圧縮装置106により圧縮された圧縮率に対応した、伸
長率(1/圧縮率)で伸長され、復元される。すなわち、
帯域伸長装置107に音声伸長装置104からの出力デ
ータを入力し(ステップS207)、帯域圧縮伸長率提
示装置108から帯域伸長装置107に帯域伸長率を読
込み(ステップS208)、帯域伸長装置107にて帯
域伸長し(ステップS209)、帯域伸長した信号デー
タを出力する(ステップS210)。
【0025】以上のようにして、音声に含まれる周波数
の情報に着目し、音声に含まれる周波数成分をキーコン
トロール方式を用いて、その音声情報データを録音する
際には帯域圧縮伸長率提示装置108から与えられた圧
縮率をキーとして圧縮するとともに、録音データを再生
する際には帯域圧縮伸長率提示装置108から与えられ
た伸長率をキーとして伸長することにより、音声情報デ
ータを録音する際に、音声をディジタル化するためのサ
ンプリングレートを下げ、記憶するデータ量を少なくし
て、同じ記憶装置103でもより多くの情報の記憶を可
能とし、また逆に、小さな記憶装置103で、同等の情
報量の記憶を可能とする。
の情報に着目し、音声に含まれる周波数成分をキーコン
トロール方式を用いて、その音声情報データを録音する
際には帯域圧縮伸長率提示装置108から与えられた圧
縮率をキーとして圧縮するとともに、録音データを再生
する際には帯域圧縮伸長率提示装置108から与えられ
た伸長率をキーとして伸長することにより、音声情報デ
ータを録音する際に、音声をディジタル化するためのサ
ンプリングレートを下げ、記憶するデータ量を少なくし
て、同じ記憶装置103でもより多くの情報の記憶を可
能とし、また逆に、小さな記憶装置103で、同等の情
報量の記憶を可能とする。
【0026】その結果、大容量の音声情報データを録音
する場合でも、従来に比べて大きな記憶装置103を必
要とせず、それを内蔵するシステム全体の規模を縮小す
ることができる。
する場合でも、従来に比べて大きな記憶装置103を必
要とせず、それを内蔵するシステム全体の規模を縮小す
ることができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、音声に含
まれる周波数の情報に着目し、音声に含まれる周波数成
分をキーコントロール方式を用いて、その音声情報デー
タを録音する際には圧縮伸長率提示手段から与えられた
圧縮率をキーとして圧縮するとともに、録音データを再
生する際には圧縮伸長率提示手段から与えられた伸長率
をキーとして伸長することにより、音声をディジタル化
するためのサンプリングレートを下げ、記憶するデータ
量を少なくして、同じ記憶装置でもより多くの情報を記
憶することができ、また逆に、小さな記憶装置で、同等
の情報量を記憶することができる。
まれる周波数の情報に着目し、音声に含まれる周波数成
分をキーコントロール方式を用いて、その音声情報デー
タを録音する際には圧縮伸長率提示手段から与えられた
圧縮率をキーとして圧縮するとともに、録音データを再
生する際には圧縮伸長率提示手段から与えられた伸長率
をキーとして伸長することにより、音声をディジタル化
するためのサンプリングレートを下げ、記憶するデータ
量を少なくして、同じ記憶装置でもより多くの情報を記
憶することができ、また逆に、小さな記憶装置で、同等
の情報量を記憶することができる。
【0028】そのため、大容量の音声情報データを録音
する場合でも、従来に比べて大きな記憶装置を必要とせ
ず、それを内蔵するシステム全体の規模を縮小すること
ができる。
する場合でも、従来に比べて大きな記憶装置を必要とせ
ず、それを内蔵するシステム全体の規模を縮小すること
ができる。
【0029】以上の結果、この音声圧縮伸長装置は、電
話の留守録装置やICレコーダなどディジタル的に音声
を録音再生する装置に応用して、それらの装置を容易に
従来より小型化することができる。
話の留守録装置やICレコーダなどディジタル的に音声
を録音再生する装置に応用して、それらの装置を容易に
従来より小型化することができる。
【図1】従来の音声圧縮伸長方法を実現するための音声
圧縮伸長装置の構成を示すブロック図
圧縮伸長装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態の音声圧縮伸長方法を実現
するための音声圧縮伸長装置の構成を示すブロック図
するための音声圧縮伸長装置の構成を示すブロック図
【図3】同実施の形態における帯域圧縮処理1の手順を
示すフローチャート
示すフローチャート
【図4】同実施の形態における帯域圧縮処理2の手順を
示すフローチャート
示すフローチャート
【図5】同実施の形態における帯域伸長処理の手順を示
すフローチャート
すフローチャート
101 音源 102 音声圧縮装置 103 記憶装置 104 音声伸長装置 105 再生装置 106 帯域圧縮装置 107 帯域伸長装置 108 帯域圧縮伸長率提示装置
Claims (2)
- 【請求項1】 音源からの音声情報をディジタル的に録
音再生する音声録音再生装置において、前記音声情報を
録音する際には、そのディジタル化された音声情報デー
タを圧縮して録音し、その音声情報データを再生する際
には、前記音声情報データを伸長して前記音声情報を再
生する音声圧縮伸長装置であって、前記音声情報に基づ
く音声信号を取り込み、キーコントロールを用いて、前
記音声信号の帯域を圧縮した信号を出力する帯域圧縮手
段と、前記帯域圧縮手段からの信号を取り込み、その信
号に対してさらに音声の情報量を圧縮した信号を出力す
る音声圧縮手段と、前記音声圧縮手段からの信号を取り
込み、その信号を記憶して保存することにより録音する
記憶手段と、前記記憶手段からの信号を取り込み、その
信号に対して音声の情報量を伸長した信号を出力する音
声伸長手段と、前記音声伸長手段からの信号を取り込
み、その信号に対して、さらにキーコントロールを用い
て、帯域を伸長した信号を出力する帯域伸長手段と、前
記帯域伸長手段からの信号を音声信号として再生する再
生手段と、前記ディジタル化の際のサンプリングレート
および前記帯域圧縮の際の圧縮率および前記圧縮率の逆
数であり前記帯域伸長の際の伸長率を、それぞれ任意設
定して提示する圧縮伸長率提示手段とを備え、前記帯域
圧縮手段は、キーコントロールを用いて前記音声信号を
帯域圧縮する際に、前記圧縮伸長率提示手段から与えら
れた任意の圧縮率を用いて帯域圧縮し、前記音声圧縮手
段は、前記帯域圧縮した信号をさらに情報量圧縮する際
に、前記圧縮伸長率提示手段から与えられた任意のサン
プリングレートを用いて音声圧縮し、前記音声伸長手段
は、前記記憶手段からの信号を情報量伸長する際に、前
記圧縮伸長率提示手段から与えられた任意のサンプリン
グレートを用いて音声伸長し、前記帯域伸長手段は、キ
ーコントロールを用いて前記音声伸長した信号をさらに
帯域伸長する際に、前記圧縮伸長率提示手段から与えら
れ任意の伸長率を用いて帯域伸長するように構成した音
声圧縮伸長装置。 - 【請求項2】 音源からの音声情報をディジタル的に録
音再生する音声録音再生装置において、前記音声情報を
録音する際には、そのディジタル化された音声情報デー
タを圧縮して録音し、その音声情報データを再生する際
には、前記音声情報データを伸長して前記音声情報を再
生する音声圧縮伸長方法であって、前記音声情報に基づ
く音声信号を取り込み、キーコントロールを用いて、前
記音声信号の帯域を圧縮した信号を出力する帯域圧縮ス
テップと、前記帯域圧縮ステップによる信号を取り込
み、その信号に対してさらに音声の情報量を圧縮した信
号を出力するとともに、その信号を記憶して保存するこ
とにより録音する音声圧縮ステップと、前記記憶した信
号を取り込み、その信号に対して音声の情報量を伸長し
た信号を出力する音声伸長ステップと、前記音声伸長ス
テップによる信号を取り込み、その信号に対して、さら
にキーコントロールを用いて、帯域を伸長した信号を出
力する帯域伸長ステップと、前記帯域伸長ステップによ
る信号を音声信号として再生する再生ステップと、前記
ディジタル化の際のサンプリングレートおよび前記帯域
圧縮の際の圧縮率および前記圧縮率の逆数であり前記帯
域伸長の際の伸長率を、それぞれ任意設定して提示する
圧縮伸長率提示ステップとを有し、前記帯域圧縮ステッ
プは、キーコントロールを用いて前記音声信号を帯域圧
縮する際に、前記圧縮伸長率提示ステップにより与えら
れた任意の圧縮率を用いて帯域圧縮し、前記音声圧縮ス
テップは、前記帯域圧縮した信号をさらに情報量圧縮す
る際に、前記圧縮伸長率提示ステップにより与えられた
任意のサンプリングレートを用いて音声圧縮し、前記音
声伸長ステップは、前記記憶した信号を情報量伸長する
際に、前記圧縮伸長率提示ステップにより与えられた任
意のサンプリングレートを用いて音声伸長し、前記帯域
伸長ステップは、キーコントロールを用いて前記音声伸
長した信号をさらに帯域伸長する際に、前記圧縮伸長率
提示ステップにより与えられ任意の伸長率を用いて帯域
伸長するようにした音声圧縮伸長方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10216333A JP2000049620A (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 音声圧縮伸長装置およびその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10216333A JP2000049620A (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 音声圧縮伸長装置およびその方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000049620A true JP2000049620A (ja) | 2000-02-18 |
Family
ID=16686906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10216333A Pending JP2000049620A (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 音声圧縮伸長装置およびその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000049620A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100473889B1 (ko) * | 2001-03-02 | 2005-03-08 | 블루텍 주식회사 | 오디오 데이터 편집 방법과 이를 적용한 기록매체 및디지털 오디오 플레이어 |
JP2008507872A (ja) * | 2004-07-23 | 2008-03-13 | ロワソー,パスカル | 非同期化によるオーディオ,イメージ,又はビデオデジタルファイルの圧縮方法 |
-
1998
- 1998-07-31 JP JP10216333A patent/JP2000049620A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100473889B1 (ko) * | 2001-03-02 | 2005-03-08 | 블루텍 주식회사 | 오디오 데이터 편집 방법과 이를 적용한 기록매체 및디지털 오디오 플레이어 |
JP2008507872A (ja) * | 2004-07-23 | 2008-03-13 | ロワソー,パスカル | 非同期化によるオーディオ,イメージ,又はビデオデジタルファイルの圧縮方法 |
JP4772046B2 (ja) * | 2004-07-23 | 2011-09-14 | アイ−シーイーエス(イノベイティブ コンプレッション エンジニアリング ソリューションズ) | 非同期化によるオーディオ,イメージ,又はビデオデジタルファイルの圧縮方法 |
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