JP2000048877A - 圧接挟持型コネクタ - Google Patents

圧接挟持型コネクタ

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JP2000048877A
JP2000048877A JP10227657A JP22765798A JP2000048877A JP 2000048877 A JP2000048877 A JP 2000048877A JP 10227657 A JP10227657 A JP 10227657A JP 22765798 A JP22765798 A JP 22765798A JP 2000048877 A JP2000048877 A JP 2000048877A
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JP
Japan
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insulator
contact
elastic body
type connector
press
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JP10227657A
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Inventor
Mitsuhiro Yamada
光広 山田
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接触安定性が高く、しかも狭ピッチ化を達成
できる圧接挟持型コネクタを提供する。 【解決手段】 コンタクト20が電極51,61間に挟
持されたとき、弾性部21が電極51,61によってイ
ンシュレータ10の厚さ方向に押されてインシュレータ
10の厚さ方向へ縮むとともに、インシュレータ10の
平面方向へ広がる。このとき、弾性体21は広い中空部
23を有するとともに、切れ目24を有するので、コン
タクト20は十分な変位量を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は圧接挟持型コネク
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パッドアレイタイプのLSIとプ
リント基板、又はプリント基板とプリント基板との間に
挟み付けられ、LSIとプリント基板、又はプリント基
板とプリント基板とを電気的に接続させる圧接挟持型コ
ネクタがある。
【0003】この圧接挟持型コネクタとしては、プリン
ト基板のスルーホール内部にシリコンを充填し、シリコ
ンの弾性を利用してコンタクトを変位させるエラストマ
コネクタが知られている(特開平8−287983号公
報参照)。
【0004】また、他の圧接挟持型コネクタとしてはエ
ラストマを用いず、コンタクトをC字形やV字形とし、
そのばね性を利用してコンタクトを変形させるコネクタ
が知られている(特開平5−226043号公報及び特
開平6−89764号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プリント基
板の反りやLSI等のパッドの表面度のバラツキを吸収
し、接触安定性を確保するためには、接点の変位量を大
きくする必要がある。
【0006】しかし、前者の従来例では、シリコンはほ
とんど圧縮されないので、コンタクトはプリント基板の
厚さ方向の接点の大きな変位量を得ることができない。
そのため、コンタクトには圧縮力が均一に加わらず、接
触安定性を確保することは難しい。
【0007】また、後者の従来例ではプリント基板の厚
さ方向の接点の大きな変位量を得ることができるが、大
きな変位量を得るには、相手側パッド部(電極)との接
触する端子部を長くする必要があるので、狭ピッチ化を
図り難く、しかも端子部が挫屈する可能性がある。
【0008】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は接触安定性が高く、しかも狭ピッ
チ化を達成できる圧接挟持型コネクタを提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1記載の発明は、所定の配列で形成された複数の
貫通孔を有する平板状のインシュレータと、前記複数の
貫通孔に収容された複数のコンタクトとを備える圧接挟
持型コネクタにおいて、前記コンタクトが、前記インシ
ュレータの厚さより大きい直径を有し、周方向の1箇所
に切れ目が形成された環状の弾性体と、この弾性体の外
周面に形成された導電層と、前記弾性体の中空部に挿入
され、前記弾性体を前記貫通孔に保持する棒部材とを備
えていることを特徴とする。
【0010】電極間に挟み付けられたとき、弾性体に切
れ目が形成されているので、接点の大きな変位量を得る
ことができる。
【0011】請求項2記載に発明は、請求項1に記載の
圧接挟持型コネクタにおいて、前記棒部材は前記弾性体
の前記切れ目と係合する舌部を有し、前記舌部は前記イ
ンシュレータによって前記インシュレータの平面方向に
保持されていることを特徴とする請求項1に記載の圧接
挟持型コネクタ。
【0012】舌部がインシュレータの平面方向に保持さ
れているので、プリント基板とプリント基板との間に挟
み付けられたとき等に、弾性体の回転により切れ目がプ
リント基板等の電極と対向して接触不良を起こすことが
ない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0014】図1はこの発明の一実施形態に係る圧接挟
持型コネクタの斜視図、図2はその分解斜視図、図3は
挟持前におけるコンタクトの断面図である。
【0015】この圧接挟持型コネクタは、インシュレー
タ10と、コンタクト20とを備える。
【0016】インシュレータ10は同じ厚さを有する上
板11と下板12とを重ね合わせて構成され、インシュ
レータ10にはグリッド状に配列された複数の四角形の
貫通孔13が形成されている。
【0017】上板11の下面11bには貫通孔13の中
心を通る仮想直線に沿って凹条14が形成されている。
【0018】また、上板11の下面11bには凹条14
に沿って溝部17が形成されている。
【0019】下板12の上面12aには貫通孔13の中
心を通る仮想直線に沿い凹条15が形成されている。上
板11と下板12とを重ね合わせたときに凹条14と凹
条15とは対向する。
【0020】また、下板12の上面12aには凹条15
に沿って溝部16が形成されている。上板11と下板1
2とを重ね合わせたときに溝部17と溝部16とは対向
する。
【0021】コンタクト20は、周方向の1箇所に切れ
目が形成された環状の弾性体21と、この弾性体21の
外周面に金属箔やニッケル等のメッキ処理によって形成
された導電層22とを備えている。
【0022】コンタクト20はインシュレータ10の厚
さより大きい直径を有している。
【0023】弾性体21の中空部23には、樹脂や金属
で構成された中心棒(棒部材)30が挿入されている。
この中心棒30によって弾性体21が貫通孔13に保持
されている。
【0024】中心棒30は凹条14と凹条15とによっ
てインシュレータ10の厚さ方向の中心に保持され、そ
の直径は中空部23の直径より十分に小さい。
【0025】中心棒30には半径方向へに延び、弾性体
21の切れ目24と係合可能な舌部31が中心棒30の
長手方向に沿って一体に形成されている。
【0026】舌部31は弾性体21の切れ目24と係合
するとともに、上板11の溝部17と下板12の溝部1
6とよってインシュレータ10の平面方向に保持されて
いる。
【0027】その結果、インシュレータ10の上板11
の上面11a及び下板12の下面12bから、コンタク
ト20の導電層22の上部及び下部がそれぞれ突出する
(図3参照)。
【0028】図4はこの発明の圧接挟持型コネクタの使
用方法を説明する斜視図である。
【0029】圧接挟持型コネクタを、プリント基板50
とパッドアレイタイプLSI60との間に挟持させる。
その結果、プリント基板50の電極51(図5参照)と
LSI60の電極61とが弾性体21の導電層22を通
して導通する。
【0030】図5は挟持状態におけるコンタクトの断面
図である。
【0031】コンタクト20が電極51,61間に挟持
されたとき、弾性部21はインシュレータ10の厚さ方
向へ縮むとともに、インシュレータ10の平面方向へ伸
びる。
【0032】弾性体21は広い中空部23と切れ目24
とを有するので、従来のように長い端子部を設けること
なく接点の十分な変位量が得られる。
【0033】また、弾性体21の切れ目24がインシュ
レータ10の平面方向に保持されている舌部31と係合
し、弾性体21の回転が規制されているので、切れ目2
4が常にインシュレータ10の平面方向を向き、プリン
ト基板50の電極50等と対向することがない。
【0034】なお、プリント基板同士も同様の方法で電
気的に接続することができる。
【0035】この実施形態によれば、以下の効果を奏す
る。
【0036】接点の大きな変位量を得ることができるの
で、プリント基板50の反りやLSI60等のパッド
(電極51,61)の表面度のバラツキを吸収し、高い
接触安定性を確保することができる。しかも、従来のよ
うに長い端子部が不要になるので、この実施形態のよう
にコンタクトをグリッド状に配列したときでも狭ピッチ
化を図ることができ、挫屈も発生しない。
【0037】また、切れ目24がプリント基板50等の
電極51と対向しないので、接触不良が防止される。
【0038】更に、中心棒30を用いているので、コン
タクト20の位置合わせが容易となり、コネクタを組み
立て易くなる。
【0039】
【発明の効果】以上に説明したように請求項1に記載の
発明の圧接挟持型コネクタによれば、コンタクトは大き
な変位量を得ることができるので、基板やLSIの平坦
度のバラツキを吸収して高い接触安定性を確保すること
ができるとともに、従来例のように端子部を長くするこ
とないので、狭ピッチ化を図ることができ、挫屈も発生
しない。
【0040】請求項2に記載の発明の圧接挟持型コネク
タによれば、電極間に挟持されたときに、弾性体の切れ
目がプリント基板等の電極と対向しないので、接触不良
が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の一実施形態に係る圧接挟持型
コネクタの斜視図である。
【図2】図2はこの発明の一実施形態に係る圧接挟持型
コネクタの分解斜視図である。
【図3】図3は挟持前におけるコンタクトの断面図であ
る。
【図4】図4はこの発明の圧接挟持型コネクタの使用方
法を説明する斜視図である。
【図5】図5は挟持状態におけるコンタクトの断面図で
ある。
【符号の説明】
10 インシュレータ 13 貫通孔 20 コンタクト 21 弾性体 22 導電層 23 中空部 30 中心棒(棒部材) 31 舌部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の配列で形成された複数の貫通孔を
    有する平板状のインシュレータと、前記複数の貫通孔に
    収容された複数のコンタクトとを備える圧接挟持型コネ
    クタにおいて、 前記コンタクトが、 前記インシュレータの厚さより大きい直径を有し、周方
    向の1箇所に切れ目が形成された環状の弾性体と、 この弾性体の外周面に形成された導電層と、 前記弾性体の中空部に挿入され、前記弾性体を前記貫通
    孔に保持する棒部材とを備えていることを特徴とする圧
    接挟持型コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記棒部材は前記弾性体の前記切れ目と
    係合する舌部を有し、前記舌部は前記インシュレータに
    よって前記インシュレータの平面方向に保持されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の圧接挟持型コネク
    タ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US7448878B2 (en) 2005-09-30 2008-11-11 Japan Aviation Electronics Industry, Limited Intervening connection apparatus capable of easily and accurately positioning a conductor
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JP2010530601A (ja) * 2007-06-18 2010-09-09 タイコ エレクトロニクス ネーデルランド ビーヴイ 表面実装型デバイスを相互接続するコネクタ及び回路基板

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Effective date: 20040309