JP2000041993A - 電気外科手術装置 - Google Patents

電気外科手術装置

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JP2000041993A
JP2000041993A JP10215416A JP21541698A JP2000041993A JP 2000041993 A JP2000041993 A JP 2000041993A JP 10215416 A JP10215416 A JP 10215416A JP 21541698 A JP21541698 A JP 21541698A JP 2000041993 A JP2000041993 A JP 2000041993A
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裕之 ▲高▼橋
Hiroyuki Takahashi
Kazuya Hijii
一也 肘井
Masahide Oyama
雅英 大山
Kenji Harano
健二 原野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電源の大型化を防止すると共に高価な電源を必
要とせずに出力を上昇させることができ、高周波漏れ電
流を減少させること。 【解決手段】この電気外科手術装置では、高周波パルス
により直流電力がスイッチング駆動されることで可変電
源49及び並列共振アンプ43によって高周波電力が生
成される。そして、この並列共振アンプ43で生成され
る高周波電力は、主制御部42によって所定の設定出力
に設定される。主制御部42からは、波形生成回路41
に上記高周波パルスの生成を指示する制御信号が出力さ
れる。更に、この主制御部42により、上記設定出力に
応じて上記高周波パルスのデューティが変化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電気外科手術装置
に関し、より詳細には、生体組織に高周波電流を流して
この高周波電流により生じる発熱により生体組織の切
除、凝固等の処置を行う電気外科手術装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】電気外科手術装置は、生体組織に高周波
電流を流して生体組織の切除、凝固等の処置を行うもの
で、一般外科手術等に用いられている。このような電気
外科手術装置は、電気外科装置本体と、アクティブ電極
を有した処置具と、患者の体表面に接触させる帰還電極
より構成されている。
【0003】そして、電気外科手術装置本体によって高
周波電力を発生し、アクティブ電極を処置部位に接触さ
せて生体組織に集中的に高周波電流を流入し、帰還電極
より高周波電流を分散して回収することによって、生体
組織の切除、凝固等の処置を行えるようになっている。
【0004】また、特開平9−56725号公報には、
操作パネルと、この操作パネルからの操作内容により装
置全体を制御する制御回路と、操作内容による出力モー
ドに対応した制御回路からの波形選択信号を受信するこ
とで出力モードに応じた波形を生成する波形生成回路
と、波形生成回路からの波形によりオン/オフ駆動され
るスイッチング回路と、上記制御回路の制御により設定
された直流電力を発生する可変電源回路と、上記スイッ
チング回路の駆動により可変電源回路の直流電力を共振
させ高周波電力を発生させる共振回路とを備え、制御回
路が波形生成回路による高周波波形の出カタイミングを
制御する高周波電気メス装置が開示されている。
【0005】そして、この特開平9−56725号公報
に記載の高周波電気メス装置では、スイッチング回路の
駆動波形を変更することによって種々の出力が得られる
ようになっている。また、上記共振回路のスイッチング
素子への制御信号は、出力モードによって切換えている
だけで、負荷の状態には依存していないものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、波形生成回
路で生成される波形、例えば切開モード、混合モード、
凝固モードの波形は、そのデューティが固定された信号
を使用している。そして、共振回路を構成するうえで、
例えば切開モードのように連続してスイッチングを行っ
て、且つデューティが固定の場合は、出力を上昇させる
ためには並列の共振回路に供給される電圧を上昇させな
ければならない。
【0007】しかしながら、上記公報に記載の高周波電
気メス装置のように、スイッチングの制御信号のデュー
ティが小さいと、共振回路に供給される電源は、かなり
高圧の電源が必要となる。それ故、電源が大型化して装
置も大型化をしてしまう、或いは高価な電源が必要とい
った課題を有するものであった。加えて、供給電圧を大
きくすると、高周波漏れ電流が発生するという課題も有
している。
【0008】この発明は上記実状に鑑みてなされたもの
であり、電源の大型化を防止すると共に高価な電源を必
要とせずに出力を上昇させることができ、高周波漏れ電
流を減少させることのできる電気外科手術装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、高
周波電力により生体組織を切開及び凝固させる電気外科
手術装置に於いて、高周波パルスにより直流電力をスイ
ッチング駆動することで上記高周波電力を生成する高周
波電力生成手段と、この高周波電力生成手段で生成され
る高周波電力を所定の設定出力に設定する設定手段と、
上記高周波パルスを生成するパルス生成手段と、このパ
ルス生成手段に上記高周波パルスの生成を指示する制御
信号を出力する制御手段とを具備し、上記制御手段は、
上記設定手段で設定される設定出力に応じて、上記高周
波パルスのデューティを変化させることを特徴とする。
【0010】またこの発明は、高周波電力により生体組
織を切開及び凝固させる電気外科手術装置に於いて、高
周波パルスにより直流電力をスイッチング駆動すること
で上記高周波電力を生成する高周波電力生成手段と、上
記高周波パルスを生成するパルス生成手段と、上記生体
組織の状態を検出して状態検出信号を出力する状態検出
手段と、この状態検出手段から出力される状態検出信号
に応じて上記高周波パルスのデューティを変化させ、こ
のデューティの変化に従って上記パルス生成手段に上記
高周波パルスの生成を指示する制御信号を出力する制御
手段とを具備することを特徴とする。
【0011】この発明は、高周波電力により生体組織を
切開及び凝固させる電気外科手術装置にあって、高周波
パルスにより直流電力がスイッチング駆動されることで
高周波電力生成手段によって上記高周波電力が生成され
る。そして、この高周波電力生成手段で生成される高周
波電力は、設定手段によって所定の設定出力に設定され
る。また、上記高周波パルスはパルス生成手段で生成さ
れる。このパルス生成手段に上記高周波パルスの生成を
指示する制御信号は、制御手段から出力される。更に、
この制御手段は、上記設定手段で設定される設定出力に
応じて、上記高周波パルスのデューティを変化させる。
【0012】またこの発明は、高周波電力により生体組
織を切開及び凝固させる電気外科手術装置にあって、高
周波パルスにより直流電力がスイッチング駆動されるこ
とで上記高周波電力が高周波電力生成手段により生成さ
れる。上記高周波パルスはパルス生成手段により生成さ
れ、上記生体組織の状態は状態検出手段によって検出さ
れて状態検出信号が出力される。そして、状態検出手段
から出力される状態検出信号に応じて上記高周波パルス
のデューティが制御手段によって変化され、このデュー
ティの変化に従って上記パルス生成手段に上記高周波パ
ルスの生成を指示する制御信号が出力される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。図2は、この発明の第1の実施
の形態に係る電気外科手術装置の概略構成を示した図で
ある。
【0014】図2に於いて、この電気外科手術装置10
は、高周波電力を発生する高周波焼灼電源装置11と、
アクティブラインのコード12を介して接続されて患者
14の処置部位に処置を施す処置用のアクティブ電極を
有したモノポーラ処置具13と、患者14の体表面上に
接触させるもので帰還用のコード16に接続された帰還
電極15と、フットスイッチ17とにより構成される。
【0015】このような構成に於いて、フットスイッチ
17のオンによって高周波焼灼電源装置11が起動され
る。そして、高周波焼灼電源装置11によってエネルギ
ー源である高周波電力が発生され、モノポーラ処置具1
3のアクティブ電極を患者14の処置部位に接触させて
生体組織に集中的に高周波電流が流入される。そして、
帰還電極15より高周波電流が分散して回収されること
によって、上記処置部位の切除、凝固等の処置が行われ
るようになっている。
【0016】尚、ここでは図示されていないが、フット
スイッチ17の代わりにモノポーラ処置具13に同様の
スイッチを設けても良い。図3(a)は、上記高周波焼
灼電源装置11の内部構成を示した図である。
【0017】図3(a)に於いて、商用電源21には、
所望の供給電圧を供給するための電源回路22が接続さ
れている。そして、この電源回路22には、操作内容に
よる出力モードに対応した波形を発生させるための波形
発生回路23と、高周波焼灼電源装置11の装置全体を
制御するCPU24とが接続されている。これら波形発
生回路23及びCPU24には、CPU24からのデジ
タル信号をアナログ信号に変換してアンプ26を制御す
るためのD/Aコンバータ25と、波形発生回路23に
より得られた微小な信号を増幅するためのアンプ26と
が接続される。
【0018】出力トランス27は、その1次側がコンデ
ンサを介してアンプ26に接続され、2次側がコンデン
サと、電圧センサ28及び電流センサ29を介して端子
11a、11bに接続される。上記電圧センサ28及び
電流センサ29で検知された信号は、A/Dコンバータ
30によってデジタル信号に変換されてCPU24に出
力される。また、上記CPU24には、表示部31が接
続されている。
【0019】端子11aには、アクティブラインを介し
てモノポーラ処置具13a、そしてモノポーラ電極13
bが接続されている。一方、端子11bには帰還用のラ
インを介して帰還電極15が接続される。
【0020】尚、図3(a)では、処置具としてモノポ
ーラ処置具を示しているが、図3(b)に示されるよう
なバイポーラ処置具32a及びバイポーラ電極32bを
用いても良い。この場合、帰還電極15は不要となる。
【0021】図1は、高周波焼灼電源装置の主要部の構
成を示すブロック図である。図1に於いて、波形生成回
路41は主制御部42に接続されると共に並列共振アン
プ43に接続される。この並列共振アンプ43は、出力
トランス44の一次巻線及びコンデンサ45から成る共
振回路と、ダイオード46及びFET47とにより構成
される。また、上記出力トランス44の二次巻線には、
モノポーラ処置具13と帰還電極15とが接続されてい
る。
【0022】上記出力トランス44及びコンデンサ45
から成る共振回路には、電圧を供給する可変電源49が
接続される。また、上記主制御部42には、D/Aコン
バータ50を介して上記可変電源49が接続されると共
に、後述する並列共振アンプの供給電圧が記憶されてい
るROM等のメモリ51及びA/Dコンバータ52が接
続される。このA/Dコンバータ52には、上述した電
圧センサ28、電流センサ29が接続される。
【0023】このような構成に於いて、波形生成回路4
1からパルス状の波形が出力されて、スイッチング素子
であるFET47がオン/オフされることにより、並列
共振回路に可変電源49から電圧が供給される。これに
より、出力トランス44を介してモノポーラ処置具13
に高周波電流が供給され、図示されない生体を経て帰還
電極15に至る。
【0024】また、電圧センサ28、電流センサ29で
検知された信号は、A/Dコンバータ52によってデジ
タル信号に変換されて主制御部42に供給される。更
に、上記電圧センサ28、電流センサ29で検知された
信号に基いて、主制御部42はD/Aコンバータ50を
介して可変電源49の電圧を制御する。
【0025】次に、図4及び図5を参照して、第1の実
施の形態に於ける高周波焼灼電源装置11の出力設定に
ついて説明する。図4は、メモリ51に記憶されている
テーブルの例で、高周波焼灼電源装置11の設定出力と
並列共振アンプ43の制御信号のデューティ及び該アン
プへの供給電圧の関係を表した図、また、図5は上記制
御信号のデューティを説明する図である。
【0026】図4及び図5を参照すると、設定出力が5
0W、100W、150Wの場合は、アンプ供給電圧は
それぞれ30V、60V、90Vである。これら設定出
力50W、10W、150Wの場合、制御信号のデュー
ティは何れも12.5%に設定されている。
【0027】そして、設定出力が200W、250W、
300Wの場合は、制御信号のデューティが12.5%
から25.0%に変更されて設定される。これら設定出
力が200W、250W、300Wの場合、アンプ供給
電圧はそれぞれ60V、75V、90Vである。
【0028】このように、設定出力の値が低い場合は制
御信号のデューティを小さく設定し、並列共振アンプへ
の供給電圧が所定の電圧となった場合に制御信号のデュ
ーティを大きく設定して設定出力を高くしながら、該ア
ンプの供給電圧は下げるようにする。したがって、電源
を大型化する必要がなく、小型化することが可能とな
る。また、アンプの供給電圧を小さくすることができる
ので、高周波漏れ電流を減少させることができる。
【0029】尚、上述した実施の形態に於いて、制御信
号のデューティは12.5%と25.0%に限られるも
のではなく、設定出力に対してそのデューティを切換え
られるものであれば良い。また、上述した実施の形態で
は、デューティ小を12.5%、デューティ大を25.
0%としたが、例えば最初の設定出力を200Wとした
場合、デューティ小が25.0%、デューティ大がそれ
以上となるように、設定に応じて変更可能である。
【0030】次に、この発明の第2の実施の形態を説明
する。図6は、組織抵抗の経時変化を表した特性図であ
る。出力スイッチがオンされて高周波出力が供給される
と、モノポーラ処置具13が接触する生体組織の組織抵
抗値が上昇する。そして、組織抵抗の値が予め設定され
た規定値に到達すると、制御信号のデューティが変更さ
れて大きく設定される。
【0031】次に、図7のフローチャートを参照して、
第2の実施の形態の動作を説明する。先ず、ステップS
1に於いて、高周波出力のスイッチ、すなわちフットス
イッチ17がオンされたか否かが判別される。ここで、
フットスイッチ17がオンされていれば、続くステップ
S2にて、高周波出力がモノポーラ処置具13に供給さ
れる。この場合、最初はデューティが小、例えば12.
5%に設定されている。
【0032】次いで、ステップS3にて、電圧センサ2
8、電流センサ29を通じて、モノポーラ処置具13が
接触する生体の組織抵抗が検出される。そして、ステッ
プS4に於いて、該組織抵抗の値が規定値以上であるか
否かが判別される。
【0033】ここで、規定値に達していない場合は上記
ステップS3に戻り、デューティが小のままで高周波出
力が供給される。ここでは、例えば高周波出力が150
Wまでは制御信号のデューティは12.5%で、可変電
源49の供給電圧は最大で90Vである。
【0034】上記ステップS4に於いて、組織抵抗の値
が規定値以上になったならば、ステップS5に進んで高
周波出力のデューティが大、例えば25.0%に切換え
られて供給される。このとき、設定出力が200W以上
になると、制御信号のデューティが12.5%から2
5.0%に切換えられると同時に、可変電源49からの
供給電圧が150W時の90Vから60Vに下がる。以
降、設定出力が上昇すれば可変電源49の供給電圧も上
昇する。
【0035】このように、生体の組織抵抗値に応じて制
御信号のデューティを切換えることで、設定出力を大き
くしながらも並列共振アンプへの供給電圧を下げること
ができる。したがって、電源を小型化することが可能と
なる。また、これにより、高周波漏れ電流を減少させる
ことができる。
【0036】尚、上述した実施の形態に於いて、制御信
号のデューティは12.5%と25.0%に限られるも
のではなく、設定出力に対してそのデューティを切換え
られるものであれば良い。また、上述した実施の形態で
は、ステップS2のデューティ小を12.5%、ステッ
プS5のデューティ大を25.0%としたが、例えば最
初の設定出力を200Wとした場合、デューティ小が2
5.0%、デューティ大がそれ以上となるように、設定
に応じて変更可能である。
【0037】尚、この発明の上記実施態様によれば、以
下の如き構成を得ることができる。 (1) 高周波電力により生体組織を切開及び凝固させ
る電気外科手術装置に於いて、高周波パルスにより直流
電力をスイッチング駆動することで上記高周波電力を生
成する高周波電力生成手段と、この高周波電力生成手段
で生成される高周波電力を所定の設定出力に設定する設
定手段と、上記高周波パルスを生成するパルス生成手段
と、上記設定手段で設定される設定出力に応じて上記高
周波パルスのデューティを変化させて、上記パルス生成
手段に上記高周波パルスの生成を指示する制御信号を出
力する制御手段とを具備することを特徴とする電気外科
手術装置。
【0038】(2) 上記高周波電力生成手段は、直流
電圧を制御して高周波電力を生成することを特徴とする
上記(1)に記載の電気外科手術装置。 (3) 上記設定出力に対応した上記高周波パルスのデ
ューティを予め記憶している記憶手段を更に具備し、上
記制御手段はこの記憶手段に記憶された高周波パルスの
デューティに従って上記パルス生成手段に高周波パルス
の生成を指示することを特徴とする上記(1)に記載の
電気外科手術装置。
【0039】(4) 高周波電力により生体組織を切開
及び凝固させる電気外科手術装置に於いて、高周波パル
スにより直流電力をスイッチング駆動することで上記高
周波電力を生成する高周波電力生成手段と、上記高周波
パルスを生成するパルス生成手段と、上記生体組織の状
態を検出して状態検出信号を出力する状態検出手段と、
上記状態検出手段から出力される状態検出信号に応じて
上記高周波パルスのデューティを変化させ、このデュー
ティの変化に従って上記パルス生成手段に上記高周波パ
ルスの生成を指示する制御信号を出力する制御手段とを
具備することを特徴とする電気外科手術装置。
【0040】(5) 上記状態検出信号は、少なくとも
出力電圧及び出力電流の少なくとも1つ以上のパラメー
タの演算による値で構成されることを特徴とする上記
(4)に記載の電気外科手術装置。
【0041】(6) 上記状態検出手段は、出力電圧を
検出する電圧センサ及び出力電流を検出する電流センサ
の少なくとも1つで構成されることを特徴とする上記
(4)に記載の電気外科手術装置。
【0042】(7) 上記高周波電力生成手段は、直流
電圧を制御して高周波電力を生成することを特徴とする
上記(4)に記載の電気外科手術装置。 (8) 上記状態検出手段の出力に対応した上記高周波
パルスのデューティを予め記憶している記憶手段を更に
具備し、上記制御手段はこの記憶手段に記憶された高周
波パルスのデューティに従って上記パルス生成手段に高
周波パルスの生成を指示することを特徴とする上記
(4)に記載の電気外科手術装置。
【0043】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、電源の
大型化を防止すると共に高価な電源を必要とせずに出力
を上昇させることができ、高周波漏れ電流を減少させる
ことのできる電気外科手術装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】高周波焼灼電源装置の主要部の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態に係る電気外科手
術装置の概略構成を示した図である。
【図3】(a)は図2の高周波焼灼電源装置の内部構成
を示した図、(b)はバイポーラ処置具の構成を示した
図である。
【図4】第1の実施の形態に於ける高周波焼灼電源装置
11の出力設定について説明するもので、メモリ51に
記憶されているテーブルの例で、高周波焼灼電源装置1
1の設定出力と並列共振アンプ43の制御信号のデュー
ティ及び該アンプへの供給電圧の関係を表した図であ
る。
【図5】第1の実施の形態に於ける高周波焼灼電源装置
11の出力設定について説明するもので、制御信号のデ
ューティを説明する図である。
【図6】この発明の第2の実施の形態を説明するもの
で、組織抵抗の経時変化を表した特性図である。
【図7】この発明の第2の実施の形態の動作を説明する
フローチャートである。
【符号の説明】
10 電気外科手術装置、 11 高周波焼灼電源装置、 12 アクティブラインのコード、 13、13a モノポーラ処置具、 13b モノポーラ電極、 14 患者、 15 帰還電極、 16 帰還用のコード、 17 フットスイッチ、 21 商用電源、 22 電源回路、 23 波形発生回路、 24 CPU、 25 D/Aコンバータ、 26 アンプ、 27 出力トランス、 28 電圧センサ、 29 電流センサ、 30、52 A/Dコンバータ、 31 表示部、 41 波形生成回路、 42 主制御部、 43 並列共振アンプ、 44 出力トランス、 45 コンデンサ、 46 ダイオード、 47 FET、 49 可変電源、 50 D/Aコンバータ、 51 メモリ。
フロントページの続き (72)発明者 大山 雅英 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 原野 健二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C060 KK23 KK26 KK30

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波電力により生体組織を切開及び凝
    固させる電気外科手術装置に於いて、 高周波パルスにより直流電力をスイッチング駆動するこ
    とで上記高周波電力を生成する高周波電力生成手段と、 この高周波電力生成手段で生成される高周波電力を所定
    の設定出力に設定する設定手段と、 上記高周波パルスを生成するパルス生成手段と、 このパルス生成手段に上記高周波パルスの生成を指示す
    る制御信号を出力する制御手段とを具備し、 上記制御手段は、上記設定手段で設定される設定出力に
    応じて、上記高周波パルスのデューティを変化させるこ
    とを特徴とする電気外科手術装置。
  2. 【請求項2】 高周波電力により生体組織を切開及び凝
    固させる電気外科手術装置に於いて、 高周波パルスにより直流電力をスイッチング駆動するこ
    とで上記高周波電力を生成する高周波電力生成手段と、 上記高周波パルスを生成するパルス生成手段と、 上記生体組織の状態を検出して状態検出信号を出力する
    状態検出手段と、 この状態検出手段から出力される状態検出信号に応じて
    上記高周波パルスのデューティを変化させ、このデュー
    ティの変化に従って上記パルス生成手段に上記高周波パ
    ルスの生成を指示する制御信号を出力する制御手段とを
    具備することを特徴とする電気外科手術装置。
  3. 【請求項3】 上記状態検出信号は、少なくとも出力電
    圧及び出力電流の少なくとも1つ以上のパラメータの演
    算による値で構成されることを特徴とする請求項2に記
    載の電気外科手術装置。
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