JP2000039968A - デ―タ記憶装置及びその制御方法 - Google Patents

デ―タ記憶装置及びその制御方法

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JP2000039968A
JP2000039968A JP11137141A JP13714199A JP2000039968A JP 2000039968 A JP2000039968 A JP 2000039968A JP 11137141 A JP11137141 A JP 11137141A JP 13714199 A JP13714199 A JP 13714199A JP 2000039968 A JP2000039968 A JP 2000039968A
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Kenji Saito
賢治 斎藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気ディスク等の情報記録媒体を有し、その
情報記録媒体に対して情報の記録及び再生を行うデータ
記憶装置において、情報の書き込み又は読み出し効率を
向上させる。 【解決手段】 磁気ディスク装置は、外部の情報端末か
らネットワークを介してコマンド1a、1b、1c…を
受信し、その受信したコマンド1a、1b、1c…を、
そのコマンドによりアクセスされる磁気ディスク上の記
録領域に応じて分類し、その分類にしたがいメモリ上の
所定の区分領域に格納し、締め切り時間T1、T2毎にメ
モリ上の一の区分領域を選択し、選択した区分領域に格
納されている受信コマンド1a、1b、1c…を実行す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のコンピュー
タ又は外部装置からネットワークを介して受信した書き
込みコマンド又は読み出しコマンドに従い、磁気ディス
ク等の情報記録媒体に対する情報の書き込み又は読み出
しを行うデータ記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、磁気デイスク装置は情報の記録
及び読み出しをするもので、コンピュータ(端末)に接
続され、そのコンピュータからの指令(以下「コマン
ド」という。)で情報の書き込み(記録)または読み出
しを実行する。磁気デイスク装置への記録または読み出
しは、コマンドとデータの通信で実行される。コマンド
は、書き込み/読み出しの指定、書き込み/読み出し位
置の始端位置指定(以下「アドレス」という。)、書き
込みまたは読み出しを行う情報の量を指定する情報から
構成されるもので、磁気デイスク装置への作業を指令す
るものである。また、各コマンドはそのコマンドを識別
するための識別子(識別番号等)を有する。
【0003】書き込みコマンドの場合、磁気デイスク装
置は書き込み情報(データ)を受信して、指定されたア
ドレスから指定量の情報を磁気デイスクに書き込む作業
を実行する。読み出しコマンドの場合は、指定されたア
ドレスから指定量の情報(データ)を読み出して、コン
ピュータに送出する。識別番号を付加した複数のコマン
ドを、以前に受信したコマンドの処理が完了する前に受
信することができる。これはデータにもコマンドに付与
した番号と同じ番号を付与しているためであり、これに
より混乱は発生しない。
【0004】一般に、磁気デイスク装置に対する書き込
みまたは読み出し動作を「アクセス」という。アクセス
の種類にはシーケンシャルアクセスとランダムアクセス
がある。
【0005】シーケンシャルアクセスでは、複数のアク
セスの前後関係において、前回アクセスした情報の終端
と今回アクセスした情報の始端とが磁気デイスク上のア
ドレスで連続しているもので、前回アクセスの後、今回
アクセスのために磁気ヘッドを移動させる量はわずかで
あり、移動時間が短いため、所定の時間内に書き込み又
は読み出しを実行した情報量(以下「情報転送量」とい
う。)が多い。これに対して、ランダムアクセスでは、
前回のアクセスと今回のアクセスとの間に関連が無く、
大幅な磁気ヘッドの移動を伴うことがある。このため、
ランダムアクセスでは、磁気ヘッド移動時間がシーケン
シャルアクセスに比べて平均して大きく、情報転送量が
シーケンシャルアクセスより少ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】磁気デイスク装置は、
一般にネットワークに接続されて複数の他のコンピュー
タからのアクセスを受け付ける。そのため、この磁気デ
イスク装置を「サーバ」と称することがある。複数の使
用者がそれぞれ独立に磁気デイスク装置の情報にアクセ
スすると、磁気デイスク装置へのアクセスはランダムア
クセスとなり、磁気デイスクの情報転送量が少なくな
る。
【0007】最近、このような磁気デイスク装置を用い
てAV情報の記憶及び再生を行なうようになってきた。
しかしながら、映像や音声を伴う情報(以下「AV情
報」という。)は、コンピュータ情報のような情報の読
み出し量と時間に制限が無いものとは異なり、所定時間
内に所定量(大量)の情報の読み出しが必要である。そ
のため、複数の他のコンピュータからランダムに発生し
たAV情報を単に記憶し読み出すだけだと、情報の転送
に混乱を引き起こす可能性があるという問題があった。
【0008】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的とするところは、磁気ディスク
等の情報記録媒体を有し、情報記録媒体に対して情報の
書き込み又は読み出しを行うデータ記憶装置において、
情報の書き込み又は読み出し効率を向上させるデータ記
憶装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るデータ記憶装置は以下の構成を有す
る。すなわち、データ記憶装置は、外部機器から通信手
段を介して指令を受信し、その指令が書き込み指令のと
きは書き込み指令とともに受信した情報を情報記録媒体
に記録し、また、その指令が読み出し指令のときは読み
出し指令により情報記録媒体から情報を読み出し通信手
段を介して出力する。特に、そのデータ記憶装置は、受
信した指令を、その指令によりアクセスされる情報記録
媒体上の記録領域に応じて分類し、その分類にしたがい
所定の区分領域に格納するコマンド格納手段と、所定時
間毎にコマンド格納手段上の一の区分領域を選択し、そ
の選択した区分領域に格納されている指令を実行するコ
マンド実行手段とを備える。情報記録媒体は例えば磁気
ディスクで構成される。
【0010】また、データ記憶装置において、コマンド
実行手段は、所定時間毎に、その時点において最も多く
の未実行の指令を格納する区分領域を、一の区分領域と
して選択するようにしてもよい。または、コマンド実行
手段は、所定の順序にしたがって情報記録媒体上の区分
領域を、一の区分領域として順次選択するようにしても
よい。
【0011】さらに、データ記憶装置において、コマン
ド実行手段は、選択した一の区分領域に含まれる各指令
が読み出し指令のときに、各指令により指定される情報
が情報記録媒体上の記録領域において連続するか否かを
検出する検出手段と、検出手段により、各指令により指
定される情報が情報記録媒体上の記録領域において連続
すると検出されたときに、一の区分領域に含まれる指令
により指定される情報に情報記録媒体上の記録領域にお
いて連続する情報を読み出すための指令を予測するコマ
ンド予測手段とを備えてもよい。このとき、コマンド実
行手段は選択された区分領域に含まれる各指令に続けて
予測した指令を実行する。
【0012】本発明に係るデータ記憶装置の制御方法
は、外部機器から通信手段を介して指令を受信し、その
指令が書き込み指令のときは書き込み指令とともに受信
した情報を情報記録媒体に記録し、また、その指令が読
み出し指令のときは、読み出し指令により情報記録媒体
から情報を読み出し通信手段を介して出力するデータ記
憶装置を制御する方法である。特に、その制御方法は、
受信した指令を、その指令によりアクセスされる情報記
録媒体上の記録領域に応じて分類し、その分類にしたが
い所定の区分領域に格納するコマンド格納ステップと、
所定時間毎にコマンド格納手段上の一の区分領域を選択
し、その選択した区分領域に格納されている指令を実行
するコマンド実行ステップとを有する。
【0013】また、コマンド実行ステップにおいて、前
記所定時間毎に、その時点において最も多くの未実行の
指令を格納する区分領域を、一の区分領域として選択す
るようにしてもよい。または、コマンド実行ステップに
おいて、所定の順序にしたがって情報記録媒体上の区分
領域を、一の区分領域として順次選択するようにしても
よい。
【0014】また、コマンド実行ステップは、選択した
一の区分領域に含まれる各指令が読み出し指令のとき
に、各指令により指定される情報が前記情報記録媒体上
の記録領域において連続するか否かを検出するステップ
と、各指令により指定される情報が前記情報記録媒体上
の記録領域において連続すると検出されたときに、一の
区分領域に含まれる指令により指定される情報に情報記
録媒体上の記録領域において連続する情報を読み出すた
めの指令を予測するステップとを備えてもよい。このと
き、選択された区分領域に含まれる各指令に続けて予測
した指令を実行するようにする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明に係る磁気ディスク装置の実施の形態を詳細に説明す
る。以下に説明する磁気ディスク装置は、情報記録媒体
である磁気ディスクの記録領域を複数の領域に区分し、
受信した各コマンドをそれらが指定する磁気ディスク上
のアドレスに基づき、磁気ディスクの区分した領域に対
応させてメモリ上の所定領域に記憶しておき、所定時間
経過毎に、その間に記憶された一の区分領域内のコマン
ドを実行するようにしたものである。これにより、磁気
ディスクへのアクセスの際のヘッド移動量を低減でき、
磁気ディスクに対するアクセスの効率化を図れる。以下
にこれを詳細に説明する。
【0016】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における磁気ディスク装置の構成を示す図である。
図1に示すように、磁気ディスク装置20は、CPU2
1、メモリ22、バス23、VGA24、I/O25、
ネットワークインターフェースカード(NIC)26、
表示装置(CRT)28、キーボード29、マウス30
及び磁気デイスク32からなる。
【0017】CPU21はメモリ22等に格納されてい
る所定のプログラムを実行する。メモリ22はプログラ
ムやデータ等の情報を一時的に記憶する。バス23はそ
れに接続された各装置間で各種情報を伝送するためのも
のである。CRT28は、文字情報や画像情報等を表示
し、VGA24はこの表示する文字や画像を作成する。
キーボード29およびマウス30はユーザが操作入力す
る際に使用され、I/O25を介してバス23に接続さ
れる。磁気デイスク32は表面に磁性体を塗った金属の
円盤を含み、その円盤上に情報を記録する媒体である。
磁気デイスク32は、SPC(SCSI Protocol Controll
er)27を介してバス23に接続される。コンピュータ
20は、外部通信手段であるネットワークインターフェ
ースカード(NIC)26を介してネットワーク31と
接続する。
【0018】このような構成を有する磁気ディスク装置
20において、ネットワークインターフェースカード2
6及びネットワーク31が外部との通信手段を構成す
る。また、メモリ22が複数の書き込みコマンド又は読
み出しコマンドを記憶する手段を構成する。また、複数
のコマンド(指令)の中から、各コマンドが指定する情
報の記憶箇所が磁気デイスク上で連続するものであるこ
とを検出する検出手段、及び、読み出しコマンドが指定
する連続情報の終端に継続する読み出しコマンドを予測
して追加する手段は、CPU21が本装置に搭載された
ソフトウェアを実行することにより実現される。
【0019】図2は、図1に示す磁気ディスク装置の利
用形態の一例を示した図である。この図に示すように、
磁気ディスク装置20a、20bはネットワーク31に
接続され、ネットワーク31にはシステム制御端末20
1、AV情報端末203、204が接続されている。シ
ステム制御端末201は、磁気ディスク装置20a、2
0bの記憶情報を管理する。使用者はAV情報端末20
3を操作して、磁気ディスク装置20a、20bに対し
て音声映像情報(AV情報)の記録または再生を行う。
【0020】AV情報の記録の場合は、AV情報端末2
03のAV入力端子にAV情報を入力しておき、記録開
始操作を実行する。AV情報端末203は、システム制
御端末201に対して磁気ディスク装置20a、20b
の記録可能な時間内(例えば、5秒分の情報)の領域情
報を得る。AV情報端末203は、磁気ディスク装置2
0a、20bに、AV情報を圧縮変換し、そのAV情報
とともに書き込みコマンドを出す。AV情報端末203
は、5秒間分の情報の記録が終了する前に、システム制
御端末201に問い合わせ、次の5秒分の領域情報を取
得して記録作業を継続実行する。システム制御端末20
1は書き込まれたAV情報の名称と書き込み領域を記憶
しておく。
【0021】記録情報の再生動作については、AV情報
端末203はシステム制御端末201に再生するAV情
報の問い合わせをして、所定時間(例えば、5秒間)分
の位置情報を得る。AV情報端末203は磁気ディスク
装置20a、20bに読み出しコマンドを出し、磁気デ
ィスク装置20a、20bから読み出された情報を伸長
した後、出力または表示する。書き込みの場合と同様
に、所定時間の再生終了前に次の領域情報を取得して継
続再生する。
【0022】なお、この図に示す例では、1単位のAV
情報を2つの磁気ディスク装置に分散して記録してい
る。これにより磁気ディスク装置20a、20bが並列
運転となり、情報転送量の増加を図れる。以上のように
磁気ディスク装置20a、20bには、AV情報端末2
03から磁気ディスク装置の磁気デイスクの位置(アド
レス)を指定した書き込みまたは読み出しコマンドが入
力される。
【0023】ここで、磁気デイスク装置20が受信する
コマンドについて説明する。一般に、磁気デイスク装置
へのコマンドには、初期設定コマンド、書き込みコマン
ド、読み出しコマンド、使用準備コマンド、欠陥処理コ
マンド等がある。以下では、特に、書き込みコマンド及
び読み出しコマンドについて説明する。
【0024】書き込みコマンドは、書き込みを示すコー
ド、磁気デイスクの位置を示すアドレス情報及び書き込
み情報の量を示す情報から構成される。書き込みコマン
ドには、その後に書き込み情報であるデータが転送され
る。
【0025】読み出しコマンドは、読み出しを示すコー
ド、磁気デイスクの位置を示すアドレス情報及び読み出
し情報の量を示す情報から構成される。読み出しコマン
ドの後に、データとして読み出された情報が端末に返送
される。このとき、コマンドと、それにより読み出され
たデータには同一の個別番号(タグ)が付与される。こ
れにより複数のコマンドを受信しても、データ転送の際
に個別番号(タグ)により、データがどのコマンドに対
応するか判別できる。この方法は一般にコマンド・キュ
ーイングまたはタグ方式と称される。本実施形態では、
前述のタグ方式により複数のコマンドを連続して発行す
る動作環境を必要とする。
【0026】図3はコマンドの構成例を示した図であ
る。この例では、コマンドに個別番号を付与し、個々の
コマンド処理が完了する前に複数のコマンドを発行可能
とするタグ方式のものを示している。図3の(a)に示
すように、コマンドに対して個別番号101が付与され
ている。コマンドは、書き込みコマンドまたは読み取り
コマンドを示す情報であるコード102と、磁気デイス
クの記録または読み出しの始端位置を示す情報であるア
ドレス103と、情報転送量104とからなる。図3の
(b)はコマンドに対するデータを示し、コマンドの個
別番号101と同じ値の個別番号105と、書き込みコ
マンドに対する書き込みデータまたは読み出しコマンド
による読み出しデータ106とからなる。
【0027】図1に示すように構成される磁気ディスク
装置20は、磁気ディスク32に対するアクセスにおい
て、その記録領域を所定数の領域に分けて管理する。以
降の説明では、図4に示すように磁気ディスク32の記
録領域を4つの領域に区分し、それぞれを第1の区分領
域41、第2の区分領域42、第3の区分領域43及び
第4の区分領域44とする。磁気ディスク装置20は、
ネットワークを介してAV情報端末からコマンドを受信
すると、それらの受信したコマンドが磁気ディスク32
上のどの領域41〜44に対するアクセスを行うのかを
判断し、そのアクセス領域に応じてコマンドを分類し、
その分類に基づきメモリ22上の所定の区分領域に記憶
する。メモリ22上に分類して記憶されたコマンドはそ
の後、区分領域毎にまとめられて実行される。したがっ
て、メモリ22上には磁気ディスクの記録領域41〜4
4に対応させて受信コマンドを格納する領域が設けられ
ている。
【0028】図5にメモリ22のメモリマップを示す。
メモリ空間211において、領域212は磁気デイスク
装置の実行に必要な所定の情報を記憶しておく作業領域
である。
【0029】領域213〜216は、磁気ディスク32
上の区分領域41〜44に対応して設けられた領域であ
る。領域213は受信したコマンドのうち磁気デイスク
の第1の区分領域41にアクセスするコマンドを記憶す
る区分領域である。同様に、領域214は受信したコマ
ンドのうち磁気デイスクの第2の区分領域42にアクセ
スするコマンドを、領域215は第3の区分領域43に
アクセスするコマンドを、領域216は第4の区分領域
44に対するコマンドをそれぞれ記憶する区分領域であ
る。
【0030】区分領域213〜216のそれぞれはさら
に複数の領域220〜222に分けられる。領域222
は、受信したコマンドを受信順に順次記憶する領域であ
る。例えば、領域222は、それが最大n個のコマンド
を記憶し、1つのコマンドの大きさを12バイトとする
と、12×nバイトを要する。領域220は、領域22
2に最後に書きこまれたコマンドの記憶位置を示す情報
(ポインタ)を記憶する。領域221は、領域222の
コマンドの中で最後に実行されたコマンドの記憶位置を
示す情報(ポインタ)を記憶する。領域220のポイン
タと、領域221のポインタとが同じであれば、領域2
22に記憶されているコマンドが全て実行済みであるこ
とを意味する。すなわち、これらのポインタを参照する
ことにより、各領域213〜216に記憶されているコ
マンドが実行済みか未実行かを判断できる。
【0031】また、メモリ空間211において、領域2
17は、受信した書き込みコマンドに対する情報(書き
込みデータ)を記憶する領域である。
【0032】領域218は、受信した読み出しコマンド
により磁気ディスク32から読み出されたデータ(読み
出しデータ)を記憶する領域である。領域218はさら
に複数の領域224〜227に分けられる。
【0033】領域227は、読み出されたデータを読み
出し順に順次記憶する領域である。領域224は、最後
に読み出されたデータの記憶位置を示す情報(ポイン
タ)を記憶する。領域225は、領域227の読み出し
データのうち最後に出力されたデータの記憶位置を示す
情報(ポインタ)を記憶する。領域226はタグ情報を
記憶する領域である。タグ情報とは、コマンドと、その
コマンドによる読み出しデータとを関連付ける情報であ
る。領域226は、例えば読み出しデータ1つあたりの
タグ情報を2バイトとすると、2×nバイトの領域とな
る。タグ情報は、領域227に格納される読み出しデー
タ毎にタグを有する。すなわち、タグ情報の最初の2バ
イトは「読み出しデータ1」のタグを示し、以降、2バ
イト毎に「読み出しデータ2」、「読み出しデータ
3」、…、「読み出しデータn」についてのタグを示
す。領域227は、例えば、1つの読み出しデータを6
4キロバイトとすると(故に「読み出しデータ1」は6
4KBで構成される。)、64×nキロバイトを要する。
【0034】以上のように構成される磁気ディスク装置
は、ネットワーク31を介してそれに接続されるAV情
報端末からコマンドを受信すると、受信したコマンドが
アクセスする磁気ディスク32の領域に応じてその受信
コマンドを分類してメモリ22の所定領域に一時的に記
憶する。メモリ22に記憶されたコマンドは、所定時間
(以下「締切り時間」という。)毎に、磁気ディスク3
2の同一区分領域に対するコマンド毎にまとめて実行す
る。これにより、受信コマンド実行時の磁気ディスク3
2上でのヘッド移動量を低減させることができる。
【0035】図6は、本実施形態の磁気ディスク装置に
おける受信コマンドの実行順序を説明した図である。図
6の(a)は受信コマンドを示し、コマンド1a、コマ
ンド4a、コマンド1b、コマンド4b、コマンド1c
…の順に受信していることを示している。ここで、コマ
ンドに付された符号のうち最初の数字はそのコマンドが
格納される区分領域を示し、最後のアルファベットの小
文字はその区分領域内での到着順を示す。したがって、
コマンド1aとは、第1の区分領域41に格納されるコ
マンドであって、その区分領域に1番目に到着したコマ
ンドであることを示す。
【0036】図6の(a)に示す順でコマンドが受信さ
れると、受信された各コマンド1a、4a…は、磁気デ
ィスク32のアクセス領域41〜44に応じて分類さ
れ、対応するメモリ22上の記憶領域213〜216に
格納される。すなわち、コマンド1a、1b、1c…は
メモリの第1の区分領域213に、コマンド4a、4
b、4cはメモリの第4の区分領域216に分類されて
順次格納される。その後、所定の締め切り時間毎に、メ
モリ上において一つの区分領域が選択され、その区分領
域に含まれる未実行のコマンドが実行される。コマンド
が実行される区分領域の選択方法には、例えば、その時
点で最も多い未実行コマンドを記憶する区分領域を選択
したり、区分領域を所定の順序にしたがい順に切り換え
て選択したり、または、前回アクセスした区分領域の外
側にある領域を選択したりする方法がある。図6の例で
は、締め切り時刻T1、T2において最も多い未実行コマ
ンドを格納する区分領域に含まれるコマンドが実行され
ている。このように、所定の締切り時刻毎に、その時刻
までに受信した同一区分領域内の未実行のコマンドを全
て実行する。これにより、コマンド読み出し時のヘッド
移動量が少なくなり、情報転送量を増加させることがで
きる。
【0037】以下、フローチャートを用いて磁気ディス
ク装置の上記動作を詳細に説明する。図7に磁気ディス
ク装置の主処理のフローチャートを示す。本処理はCP
U21が所定のプログラムを実行することにより実現さ
れる。図に示すように、磁気ディスク装置20は、受信
コマンド処理(S1)、コマンド実行処理(S2)及び
読み出しデータ出力処理(S3)を順次繰り返して行
う。受信コマンド処理(S1)では、受信したコマンド
を磁気デイスクの領域を分割した区分に分類して記憶す
る。コマンド実行処理(S2)では、所定の締め切り時
間毎に、一つの区分領域に属し、その時点で未実行のコ
マンドを実行する。読み出しデータ出力処理(S3)
は、読み出しコマンドにより読み出されたデータをその
コマンドを出力した端末に出力する。なお、本主処理で
は、所定の割り込み信号により処理の終了を判定するよ
うになっている。以下に上記各処理について説明する。
【0038】図8は受信コマンド処理(ステップS1)
のフローチャートである。最初に、受信したコマンドが
あるか否かを判定する(S11)。受信したコマンドが
なければ本処理を終了する。受信したコマンドがあれ
ば、その受信したコマンドからアドレス情報を取得する
(S12)。そして、そのアドレスに基づいて受信した
コマンドが磁気デイスク32の各区分領域41〜44の
いずれに対してアクセスするかを判定し、コマンドがア
クセスする区分領域41〜44に対応したメモリ22上
の区分領域213〜216に受信したコマンドを格納す
る。
【0039】具体的には、まず、そのアドレスが第1の
区分領域41に属するかを判定する(S13)。アドレ
スが第1の区分領域41に属するときは、受信したコマ
ンドをメモリ22内の第1の区分領域41に対応する記
憶領域213に格納する(S17)。記憶領域213
は、前述のように複数のコマンドを格納することが可能
である。受信したコマンドが書き込みコマンドの場合
は、書き込みデータも受信されるが、この書き込みデー
タはメモリ22上の書き込み領域217にコマンドとの
関連を明示する情報を付加して記憶される。受信コマン
ドが記憶された後、第1のタイマをスタートさせる。第
1のタイマは、第1の区分領域41に対するコマンドが
受信されてから実行されるまでの時間、すなわち、「処
理待ち時間」を測定するためのものである。この第1の
タイマは一旦開始すると、第1の区分領域41に対する
未実行コマンドのいずれかが実行されるまでは、次の第
1の区分領域41に対するコマンドを受信してもリセッ
トされず、最初の開始からの動作が維持される。
【0040】アドレスが第1の区分領域41に属しない
ときは、そのアドレスが第2の区分領域42に属するか
否かを判定する(S14)。アドレスが第2の区分領域
42に属するときは、受信したコマンドをメモリ22内
の第2の区分領域42に対応する記憶領域214に格納
し(S18)、第2のタイマをスタートさせる。この第
2のタイマも、第1のタイマと同様に一旦開始すると、
第2の区分領域42の未実行コマンドのいずれかが実行
されるまでは、次の第2の区分領域42のコマンドを受
信してもリセットされず、最初の開始からの動作が維持
される。
【0041】アドレスが第2の区分領域42に属しない
ときは、そのアドレスが第3の区分領域43に属するか
否かを判定する(S15)。アドレスが第3の区分領域
43に属するときは、受信したコマンドをメモリ22内
の第3の区分領域43に対応する記憶領域215に格納
し(S19)、第3のタイマをスタートさせる。この第
3のタイマも、第1のタイマ及び第2のタイマと同様と
する。
【0042】アドレスが第3の区分領域43に属しない
ときは、そのアドレスが第4の区分領域44に属するか
否かを判定する(S16)。アドレスが第4の区分領域
44に属するときは、受信したコマンドをメモリ22内
の第4の区分領域に対応する記憶領域216に格納する
(S20)。このとき、上記と同様に第4のタイマをス
タートさせる。この第4のタイマも、第1、第2及び第
3のタイマと同様とする。
【0043】アドレスがいずれの区分領域にも属しない
ときは、メモリ22内の上記の区分以外の所定領域に受
信したコマンドを記憶し(S21)、実行する。このよ
うなコマンドは、書き込みコマンドでも読み出しコマン
ドでもないコマンドであり、優先的に処理される。
【0044】図9はコマンド実行処理(ステップS2)
のフローチャートである。まず、優先的に処理すべきコ
マンドがあるか否かを判定する(S31)。優先的に処
理すべきコマンドがあるときは、そのコマンドを実行し
(S40)、本処理を終了する。
【0045】優先的に処理すべきコマンドがないとき
は、締め切り時刻(所定の時刻を基準としたときの締め
切り時間経過毎の時刻)に達したか否かを判定する(S
32)。締め切り時刻に達していなければ本処理を終了
する。締め切り時刻に達していれば、次の締め切り時刻
を設定する(S33)。次の締め切り時刻は、前回の締
め切り時刻に締め切り時間を加えることにより求まる。
【0046】ここで、締め切り時間について説明する。
締め切り時間は磁気ディスク装置の処理能力に制限され
る。磁気ディスク装置の処理能力は、例えば、情報の圧
縮方式に依存する。本実施形態の磁気ディスク装置で
は、締め切り時間を設けたため、コマンドを受信してか
らそれを実行するまでに遅延が生ずる。この遅れが許さ
れる範囲で、締め切り時間は長く設定されるのが好まし
い。締め切り時間は例えば次式で求められる。 締め切り時間=(許容遅延時間−コマンド処理時間)/区分数 (1) ここで許容遅延時間は、コマンドを受信してからそのコ
マンドの実行完了までに許される遅延時間である。コマ
ンド処理時間は、読み出しコマンドを出してから、読み
出しデータを出力するまでに要する時間である。例え
ば、コマンドの実行遅れが1秒まで許され、磁気デイス
クの区分を4とすれば、締め切り時間は概略250mS
とすることができる。
【0047】ステップS33の後、所定時間以上、未実
行のコマンドがあるかを確認する(S34)。これは、
第1ないし第4のタイマによリ計測された処理待ち時間
のうちのいずれかが所定時間を超えているか否かを判断
することにより行う。
【0048】所定時間を越えて未実行のままのコマンド
があるときは、その未実行のコマンドを含む区分領域
を、コマンドを実行する区分領域(以下「実行区分領
域」という。)として選択し(S41)、ステップS3
9に進む。このとき、その選択された区分領域のタイマ
を停止する(S42)。これにより、コマンドを受信し
てから所定時間以上、そのコマンドの実行が遅延されな
いようにしている。
【0049】所定時間以上、未実行のコマンドがないと
きは、メモリ22上の各記憶領域213〜216におい
て未実行のコマンドがあるか否かを判定する(S3
5)。未実行コマンドがないときは、本処理を終了す
る。未実行コマンドがあるときは、未実行コマンドを最
も多く含む区分領域を調査する(S36)。次に、未実
行コマンドを最も多く含む区分領域が複数あるか否かを
判定し(S37)、それが1つしかないときはその区分
領域を実行区分領域として選択する(S38)。未実行
コマンドを最も多く含む区分が複数あるときは、前回処
理された区分領域に磁気ディスク32上で距離的に近い
区分領域を、実行区分領域として選択する(S43)。
このように、本例では、締め切り時刻において、最多の
コマンドを格納する区分領域をコマンドを実行する区分
領域として選択する。
【0050】実行区分領域が選択されると、その実行区
分領域に含まれるコマンドを実行する(S39)。この
とき、書き込みコマンドの実行においては、書き込みデ
ータ領域217に記憶されている当該コマンドに対する
データが磁気ディスク32に書き込まれる。また、読み
出しコマンドの実行においては、磁気ディスク32から
読み出されたデータが、メモリ22の読み出しデータ領
域218に、その読み出されたデータと読み出しコマン
ドとを対応させるための情報(タグ情報)とともに格納
される。
【0051】以上のように本実施形態では、コマンド実
行処理において、メモリ22上の区分領域のうち締め切
り時刻に最も多くのコマンドを記憶している区分領域に
記憶されたコマンドを優先して実行する。同時に、タイ
マにより処理待ち時間を計測し、コマンドを受信してか
ら所定時間以上、コマンドの実行が遅延されないように
もしている。なお、以上の説明では、締め切り時間毎に
実行区分を設定し、その区分内のコマンドを実行してい
たが、締め切り時間の経過を待たずに、一つの区分領域
のコマンド実行が終了すれば、その時点で次の実行区分
を選択し、コマンドを実行するようにしてもよい。
【0052】図10は、磁気ディスク装置の上記動作に
よるコマンドの受信から実行までの流れの一例を説明し
た図である。図に示すように、各締め切り時刻におい
て、最も多くコマンドを含む区分領域のコマンドが実行
されている。ただし、締め切り時刻T5においては、第
4の区分領域に対するコマンド4a〜4dが実行されて
いるが、これはコマンド4aの未処理時間が所定時間を
超えないようにしているためである。
【0053】図11に読み出しデータ出力処理(ステッ
プS3)のフローチャートを示す。まず、メモリ22内
の読み出しデータ領域218において、読み出しコマン
ドにより読み出されたデータがあるか否かを確認する
(S51)。読み出しデータがないときは本処理を終了
する。読み出しデータがあるときは、そのデータにタグ
を付加し、コマンドを要求した端末にそのデータを出力
し(S52)、処理を終了する。
【0054】以上のように、従来の磁気ディスク装置に
おいては複数のコマンドを受信しておき、磁気ヘッドの
位置から判断して都合のよいものから実行して、情報転
送量の向上を図ろうとするのに対し、本実施形態の磁気
ディスク装置では、磁気デイスクの記憶領域を分割区分
し、各区分領域毎に分類されたコマンドを、所定時間毎
に連続処理するようにしたもので、従来の磁気ディスク
装置の制御方法よりヘッド移動が少なくて済み、情報転
送量を向上させることができる。
【0055】(実施の形態2)実施の形態1のコマンド
実行処理(図9参照)では、締め切り時刻において最も
多くの未実行コマンドを有する区分領域を実行区分領域
として設定していたのに対して、本実施形態のコマンド
実行処理では、実行区分領域を、第1区分→第2区分→
第3区分→第4区分→第1区分→ … というように順次
切り換えて設定する。図12に本実施形態のコマンド実
行処理のフローチャートを示す。
【0056】まず、優先的に処理すべきコマンドがある
か否かを判定する(S61)。優先的に処理すべきコマ
ンドがあるときは、そのコマンドを実行し(S69)、
本処理を終了する。
【0057】優先的に処理すべきコマンドがないとき
は、締め切り時刻に達したか否かを判定する(S6
2)。締め切り時刻に達してなければ本処理を終了す
る。締め切り時刻に達していれば、次の締め切り時刻を
設定する(S63)。
【0058】その後、前回の実行区分領域を示す値を、
現在区分として記憶する(S64)。現在区分の値に1
を加えて次の区分を設定する(S65)。なお、次の区
分の値が区分を示す値の最大値(図3の例では4)を越
えたときは、1に設定する。本ループにおいて全ての区
分についてステップS57の確認を行ったか否かを判定
する(S66)。全区分について確認を行っていれば本
処理を終了する。全区分について確認を行っていなけれ
ば、次の区分が示す区分領域において未実行のコマンド
があるか否かを確認する(S67)。未実行のコマンド
がなければステップS65に戻る。未実行のコマンドが
あれば、メモリ22上の領域のうち次の区分が示す区分
領域に記憶されているコマンドを実行し(S68)、処
理を終了する。
【0059】本実施形態の磁気ディスク装置において
も、実施の形態1と同様に従来の磁気ディスク装置の制
御方法よりもヘッド移動量を低減できるため、情報転送
量を向上させることができる。なお、別の例として、あ
る区分領域に分類されたコマンド数が1つの締め切り時
間内で処理できる数を越えた場合は、次回もその区分領
域のコマンドを優先的に実行するようにしてもよい。こ
れにより、アクセスの頻度が多く、連続情報であるため
特定の区分領域に集中するAV情報をアクセスする場合
には、その区分領域に優先的にアクセスするようにで
き、AV情報の読み出しを遅滞無く行うことができる。
【0060】(実施の形態3)本実施の形態の磁気ディ
スク装置は、前述の実施形態と同様に、受信したコマン
ドを磁気ディスクの区分領域毎に分類してメモリ22に
記憶し、締め切り時間毎にメモリ22に格納された同一
区分領域のコマンドを実行する。このとき、特に、連続
して受信したコマンドが読み出しコマンドであり、それ
らがシーケンシャルアクセスを指示する場合であって、
かつ、実行するコマンド数が1つの締め切り時間内で処
理可能なコマンド数に満たない場合に、シーケンシャル
アクセスの連続性から次に受信するであろうコマンドを
予測し、その予測したコマンドを受信したコマンドに連
続して実行するものである。この方法は、処理する情報
がAV情報のような場合、すなわち、大量で情報の連続
性がある場合に特に有効であり、磁気ディスクのヘッド
の移動量を少なくし、移動に伴う余分な時間を削減する
ことができる。
【0061】例えば、今、1つの締め切り時間において
最大5つまでのコマンドが実行できる磁気ディスクにお
いて、図13の(a)に示すようにコマンド1a、コマ
ンド4a、コマンド1b、コマンド4b…がこの順に受
信された場合を考える。これらのコマンドはシーケンシ
ャルアクセスを指示するものとする。前述の実施形態の
場合と同様に、受信したコマンドは、実行前にそのアク
セス領域に応じて分類されてメモリ22上の所定領域に
記憶される。
【0062】締切り時刻T'1において、その時点でメモ
リ22上ので第1の区分領域213にコマンド1a、1
b、1cが記憶されているため、これらのコマンドが実
行される。ところで、1つの締め切り時間内に処理可能
なコマンド数は5であるため、コマンドの実行にまだ余
裕がある。このため、余裕のある2つのコマンドが予測
され、実行される。すなわち、コマンド1a、1b、1
cがシーケンシャルアクセスを指示するものであること
から、コマンド1cの終端に連続するコマンド1d、1
eが予測され、実際に受信したコマンド1a、1b、1
cに続けて、予測されたコマンド1d、1eが実行され
る。
【0063】予測したコマンドにより読み出されたデー
タは、メモリ22上の所定領域に記憶され、予測したコ
マンドと同一のコマンドが実際に受信された時点で、予
測により読み出されたデータが、そのデータを要求した
外部または他のコンピュータに送出される。この際、所
定時間が経過しても予測したコマンドが実際に受信され
ない場合は、この予測したコマンドにより取得したデー
タは廃棄される。
【0064】また、図13において、締切り時刻T'2で
は第4の区分領域216に記憶されたコマンドを実行す
る。しかし、このとき、5つのコマンド4a〜4eが存
在し、実行可能コマンド数(5)と等しいために、追加
のコマンドは予測していない。
【0065】すなわち、本実施の形態では、所定の時
間、シーケンシャルアクセスが継続したか否か(各指令
が指定する情報の記憶箇所が磁気デイスク上で連続する
ものであるか否か)が検出され、シーケンシャルアクセ
スが継続したときに、情報がシーケンシャルアクセス情
報であると認識され、そのシーケンシャルアクセス情報
の終端に連続する情報にアクセスするコマンドが予測さ
れ、その予測されたコマンド(指令)が実行される。こ
の予測はシーケンシャルアクセス情報が連続するために
可能となる。この予測したコマンドにより読み出された
データはメモリに記憶され、予測したコマンドが実際に
受信されたときに、そのデータを要求したコンピュータ
へ送出される。このように作業を前倒し実行することに
より、シーケンシャルアクセス情報の送出に対し余裕を
もつて実行することができる。これは、特に、AV情報
を扱う場合に有効である。すなわち、AV情報の場合に
できるだけアクセスを連続して実行させることにより、
アクセス間に生ずるヘッド移動量を低減されるため、情
報転送量が増加する。
【0066】本実施形態の磁気ディスク装置におけるメ
モリ22のメモリマップを図14及び図15に示す。こ
れらの図に示すように本実施形態のメモリ空間211'
では、図5に示すメモリ空間211において、さらに、
予測コマンドを記憶する領域(予測コマンド領域)23
0と、予測コマンドにより読み出されたデータを記憶す
る領域(予測読み出しデータ領域)231とを設けてい
る。
【0067】予測コマンド領域230は複数の領域23
3〜235に分けられる。領域235は予測コマンドを
記憶する領域である。領域233は、領域235に最後
に書きこまれたコマンドの位置を示す記憶情報(ポイン
タ)を記憶する。領域234は、領域235のコマンド
の中で最後に実行されたコマンドの記憶位置を示す情報
(ポインタ)を記憶する。これらのポインタを参照して
コマンドが実行されたか否かを判断できる。
【0068】また、図15に示すように、予測読み出し
データ領域231は予測コマンド毎に設けられる複数の
領域231a、231b…からなる。このように予測読
み出しデータ領域231においてコマンド毎に領域を設
けるのは、予測コマンドによっては出力されないコマン
ドもあるため、出力管理を一括して行えず、コマンド毎
の出力管理が必要であるからである。各領域231a、
231b…は、複数の領域237〜241に分割されて
いる。領域241は、予測コマンドが実行されることに
より読み出されるデータを記憶する。領域237は、予
測コマンドにより最後に読み出された情報の記憶位置を
示す情報(ポインタ)を記憶する。領域238は、領域
241の読み出し情報のうち最後に出力された情報の記
憶位置を示す情報(ポインタ)を記憶する。領域239
はタグ情報を記憶する領域である。
【0069】次に、本実施形態の磁気ディスク装置の動
作を詳細に説明する。本実施形態の磁気ディスク装置の
メインルーチンは図7に示すものと同様であるので、主
処理内の各処理について説明する。
【0070】図16は、本実施形態の磁気ディスク装置
における受信コマンド処理のフローチャートである。こ
のフローチャートは、図8に示すフローチャートのステ
ップS11とステップS12との間に、ステップS11
aとステップS11bを追加したものである。すなわ
ち、本処理においては、コマンドを受信(S11)後、
その受信したコマンドが予測コマンドとが一致するか否
かを判断し(S11a)、一致するときはその予測コマ
ンドの予測フラグをオフにし(S11b)、本処理を終
了する。その受信したコマンドが予測コマンドと一致し
ないときは、ステップS12に進む。他のステップにつ
いては図8のフローチャートと同様である。
【0071】次に、本実施形態におけるコマンド実行処
理について説明する。本実施形態のコマンド実行処理は
図9に示すコマンド実行処理と基本的に同じである。本
実施形態におけるコマンド実行処理は、その中のステッ
プS39の実行区分のコマンド実行処理に特徴を有す
る。図17に実行区分のコマンド実行処理のフローチャ
ートを示す。
【0072】まず、実行するコマンド数に余裕があるか
否かを判定する(S91)。すなわち、1つの締め切り
時間内に実行可能なコマンド数を磁気デイスクの能力に
基づき事前に求めておき、実行区分領域として選択され
た区分領域内の処理すべきコマンドの数が、その実行可
能コマンド数より小さければ、余裕ありとする。
【0073】コマンド数に余裕がなければステップS9
5に進む。コマンド数に余裕があれば、実行するコマン
ドが読み出しコマンドであるか否かを判定する(S9
2)。読み出しコマンドでないときはステップS95に
進む。読み出しコマンドであるときは、実行するコマン
ドが連続コマンド(すなわち、シーケンシャルアクセ
ス)であるか否かを判定する(S93)。ここで、連続
性の判定は次のように行う。
【0074】すなわち、図3の(a)に示すようにコマ
ンドはアドレス103とデータ量(転送量)104とを
含む。例えばコマンド1aとコマンド1bとが連続であ
るとき、以下の関係が成り立つ。 コマンド1aが示すアドレス+コマンド1aが示すデータ量= コマンド1bが示すアドレス (2) したがって、以上のような関係を満たすか否かを判定す
ることによりコマンドの連続性を判断できる。また、逆
に、コマンド1cとコマンド1bを連続とするために
は、 コマンド1cが示すアドレス= コマンド1bが示すアドレス+コマンド1bが示すデータ量 (3) の関係が成り立つようにすればよい。以上のようにし
て、あるコマンドにより指定される情報に連続する情報
の開始アドレスを予測することが可能である。
【0075】実行するコマンドが連続するコマンドでな
いときはステップS95に進む。実行するコマンドが連
続するコマンドであれば、最後に実行するコマンドに連
続するコマンドを予測し、発行する(S94)。ここ
で、予測コマンドは受信したコマンドに連続となるよう
に発行される。予測コマンドには予測フラグを付与し、
同時にこのフラグをオンにしておく。
【0076】ステップS95において、実行区分領域内
のコマンドすなわち受信したコマンドを全て実行する。
次に、予測コマンドの有無を判断し(S96)、予測コ
マンドがあるときは、予測コマンドを実行する(S9
7)。ステップS95、ステップS97でのコマンドの
実行により、磁気ディスク32からデータがメモリ22
上の所定領域に読み出される。なお、本処理により磁気
ディスク32からメモリ22上に読み出されたデータ
は、次の読み出しデータ出力処理においてデータを要求
した端末へ送信される。
【0077】図18に、本実施形態の読み出しデータ出
力処理のフローチャートを示す。まず、メモリ22内に
おいて、受信された読み出しコマンドにより読み出され
たデータがあるか否かを確認する(S101)。読み出
しデータがないときはステップS103に進む。読み出
しデータがあるときは、そのデータにタグを付加し、デ
ータを要求した端末にそのデータを出力する(S10
2)。その後、予測読み出しデータ領域231に予測デ
ータがあり、かつ、予測フラグがオフの予測コマンドが
あるか否かを確認する(S103)。このように予測フ
ラグを確認することにより予測したコマンドと同一のコ
マンドをその後に受信したときのみ、予測したコマンド
により読み出されたデータを出力するようにしている。
予測読み出しデータ領域231に予測データがあり、か
つ、予測フラグがオフの予測コマンドがあるときは、そ
の読み出したデータをそれを要求した端末に出力し(S
104)、それ以外のときは、処理を終了する。
【0078】以上の実施形態において説明したように、
磁気デイスク装置において、受信したコマンドを処理す
る際に、その受信順ではなく、アクセス領域毎に区分し
た区分領域毎に処理するようにした。このように、近い
領域をアクセスするコマンドをまとめて実行するように
することにより、磁気ディスクの記録領域全体をランダ
ムにアクセスする場合と比較してヘッド移動量が小さく
なるため、情報転送量を増加することができる。
【0079】なお、本発明は磁気ディスク装置に限ら
ず、所定の領域に分割され、その領域に情報が記録され
又はその領域から情報が読み出される記録媒体を有し、
その記録媒体にデータの記録、再生を行う装置にも同様
に適用できる。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、データ記憶装置におい
て、受信した指令をその到着順ではなく、指令によりア
クセスされる情報記録媒体上の所定の領域毎にまとめて
処理するようにしたことにより、磁気ディスクの記憶領
域全体ではなく、これより狭い領域内を一時にアクセス
する。このため、情報記録媒体のヘッド移動量が少なく
なり、情報記録媒体に対して所定時間内に書き込み又は
読み出しを行う情報量を増加させることができる。
【0081】また、本発明によれば、情報記録媒体の記
録領域において連続性を有する情報をアクセスする場合
に、その連続性から未到着の指令を予測して実行するよ
うにしてもよい。これにより、さらに、ヘッド移動量を
低減でき、情報転送量の増加を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における磁気ディスク
装置の構成を示す図。
【図2】 磁気ディスク装置がネットワークに接続され
て使用されている状態を説明した図。
【図3】 受信コマンドの構成を示した図。
【図4】 磁気ディスク装置に使用される磁気ディスク
の区分けされた記録領域を示す図。
【図5】 実施の形態1における磁気ディスク装置のメ
モリのメモリ空間を示した図。
【図6】 実施の形態1の磁気ディスク装置において受
信したコマンドの実行順序を説明した図。
【図7】 実施の形態1の磁気ディスク装置のメインル
ーチンのフローチャート。
【図8】 実施の形態1の磁気ディスク装置の受信コマ
ンド処理のフローチャート。
【図9】 実施の形態1の磁気ディスク装置のコマンド
実行処理のフローチャート。
【図10】 実施の形態1の磁気ディスク装置における
受信コマンドの実行順序の一例を説明した図。
【図11】 実施の形態1の磁気ディスク装置の読み出
しデータ出力処理のフローチャート。
【図12】 実施の形態2の磁気ディスク装置のコマン
ド実行処理のフローチャート。
【図13】 実施の形態2の磁気ディスク装置において
受信コマンドの実行及び予測コマンドの実行を説明した
図。
【図14】 実施の形態2における磁気ディスク装置の
メモリのメモリ空間(特に、予測コマンド領域)を説明
した図。
【図15】 実施の形態2における磁気ディスク装置の
メモリのメモリ空間(特に、予測読み出しデータ領域)
を説明した図。
【図16】 実施の形態3の磁気ディスク装置の受信コ
マンド処理のフローチャート。
【図17】 実施の形態3の磁気ディスク装置の実行区
分内のコマンド実行処理のフローチャート。
【図18】 実施の形態3の磁気ディスク装置の読み出
しデータ出力処理のフローチャート。
【符号の説明】
20 磁気ディスク装置 21 CPU 22 メモリ 23 バス 24 VGA 25 I/O 26 ネットワークインタフェースカード(NIC) 27 SPC 28 CRT 29 キーボード 30 マウス 31 ネットワーク 32 磁気デイスク 41 磁気デイスク上の第1の区分領域 42 磁気デイスク上の第2の区分領域 43 磁気デイスク上の第3の区分領域 44 磁気デイスク上の第4の区分領域 213 メモリ上の第1の区分領域 214 メモリ上の第2の区分領域 215 メモリ上の第3の区分領域 216 メモリ上の第4の区分領域 203,204 AV情報端末

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器から通信手段を介して指令を受
    信し、前記指令が書き込み指令のときは、該書き込み指
    令とともに受信した情報を情報記録媒体に記録し、ま
    た、前記指令が読み出し指令のときは、該読み出し指令
    により前記情報記録媒体から情報を読み出し前記通信手
    段を介して出力するデータ記憶装置において、 受信した前記指令を、該指令によりアクセスされる前記
    情報記録媒体上の記録領域に応じて分類し、該分類にし
    たがい所定の区分領域に格納するコマンド格納手段と、 所定時間毎に、コマンド格納手段上の一の区分領域を選
    択し、該選択した区分領域に格納されている指令を実行
    するコマンド実行手段とを備えたことを特徴とするデー
    タ記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記コマンド実行手段は、前記所定時間
    毎に、その時点において最も多くの未実行の指令を格納
    する区分領域を、前記一の区分領域として選択すること
    を特徴とする請求項1記載のデータ記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記コマンド実行手段は、所定の順序に
    したがって前記情報記録媒体上の区分領域を、前記一の
    区分領域として順次選択することを特徴とする請求項1
    記載のデータ記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記コマンド実行手段は、前記選択した
    一の区分領域に含まれる各指令が読み出し指令のとき
    に、各指令により指定される情報が前記情報記録媒体上
    の記録領域において連続するか否かを検出する検出手段
    と、該検出手段により、前記各指令により指定される情
    報が前記情報記録媒体上の記録領域において連続すると
    検出されたときに、前記一の区分領域に含まれる指令に
    より指定される情報に前記情報記録媒体上の記録領域に
    おいて連続する情報を読み出すための指令を予測するコ
    マンド予測手段とを備え、前記選択された区分領域に含
    まれる各指令に続けて前記予測した指令を実行すること
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一つに
    記載のデータ記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記情報記録媒体は磁気ディスクである
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一
    つに記載のデータ記憶装置。
  6. 【請求項6】 外部機器から通信手段を介して指令を受
    信し、前記指令が書き込み指令のときは、該書き込み指
    令とともに受信した情報を情報記録媒体に記録し、ま
    た、前記指令が読み出し指令のときは、該読み出し指令
    により前記情報記録媒体から情報を読み出し前記通信手
    段を介して出力するデータ記憶装置の制御方法におい
    て、 受信した前記指令を、該指令によりアクセスされる前記
    情報記録媒体上の記録領域に応じて分類し、該分類にし
    たがい所定の区分領域に格納するコマンド格納ステップ
    と、 所定時間毎に、コマンド格納手段上の一の区分領域を選
    択し、該選択した区分領域に格納されている指令を実行
    するコマンド実行ステップとを有することを特徴とする
    制御方法。
  7. 【請求項7】 前記コマンド実行ステップは、前記所定
    時間毎に、その時点において最も多くの未実行の指令を
    格納する区分領域を、前記一の区分領域として選択する
    ことを特徴とする請求項6記載の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記コマンド実行ステップは、所定の順
    序にしたがって前記情報記録媒体上の区分領域を、前記
    一の区分領域として順次選択することを特徴とする請求
    項6記載の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記コマンド実行ステップは、前記選択
    した一の区分領域に含まれる各指令が読み出し指令のと
    きに、各指令により指定される情報が前記情報記録媒体
    上の記録領域において連続するか否かを検出するステッ
    プと、前記各指令により指定される情報が前記情報記録
    媒体上の記録領域において連続すると検出されたとき
    に、前記一の区分領域に含まれる指令により指定される
    情報に前記情報記録媒体上の記録領域において連続する
    情報を読み出すための指令を予測するステップとを備
    え、前記選択された区分領域に含まれる各指令に続けて
    前記予測した指令を実行することを特徴とする請求項6
    ないし請求項8のいずれか一つに記載の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記情報記録媒体は磁気ディスクであ
    ることを特徴とする請求項6ないし請求項9のいずれか
    一つに記載の制御方法。
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JP2009116834A (ja) * 2007-11-09 2009-05-28 Sony Corp データ記録装置,データ記録装置の内部制御方法及びデータ記録システム
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