JP2000035496A - 配管内機器据付装置 - Google Patents

配管内機器据付装置

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JP2000035496A
JP2000035496A JP10203790A JP20379098A JP2000035496A JP 2000035496 A JP2000035496 A JP 2000035496A JP 10203790 A JP10203790 A JP 10203790A JP 20379098 A JP20379098 A JP 20379098A JP 2000035496 A JP2000035496 A JP 2000035496A
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pipe
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reactor
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Kazuo Sakamaki
巻 和 雄 酒
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Toshiba Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配管内で作業を実施する際に、配管内の所望
の位置に作業用機器を迅速かつ的確に据え付けることが
できる配管内機器据付装置を提供する。 【解決手段】 配管内に挿入される第1本体部60A
と、第1本体部60Aと共に配管内に挿入される第2本
体部60Bとが伸縮駆動手段63によって連結されてい
る。伸縮駆動手段63は、両本体部60A、60B間の
離間距離を変更することができる。第1本体部60A及
び第2本体部60Bは、それぞれ、配管の内壁面に押し
付けて本体部60A、60Bを配管内に固定するための
可動押付部材64A、64Bと、可動押付部材64A、
64Bを進退駆動するための押付駆動手段61A、61
Bと、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配管内の所望の位
置に作業用機器を据え付けるための配管内機器据付装置
に係わり、特に、沸騰水型原子炉(以下「BWR」と言
う。)の予防保全や検査を実施する際に、BWRの配管
内の所望の位置に作業用機器を搬送して据え付けるのに
適した配管内機器据付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7はBWRの原子炉圧力容器及びその
内部構造の概略構成を示した縦断面図である。原子炉圧
力容器1の内部には冷却材2が存在し、冷却材2の中に
炉心3が没している。炉心3は図示しない複数の燃料集
合体から構成されており、炉心シュラウド10内に収容
されている。
【0003】冷却材2は炉心3を上方に向かって流通
し、その際、炉心3の核反応熱により昇温して、水と蒸
気の二相流状態となる。二相流となった冷却材2は、炉
心3の上方に設置された気水分離器4内に流入し、そこ
で水と蒸気とに分離される。このうち、蒸気は気水分離
器4の上方に設置された蒸気乾燥器5内に導入され、乾
燥されて乾燥蒸気となる。この乾燥蒸気は原子炉圧力容
器1に接続された主蒸気管6を介して、図示しない蒸気
タービンに移送され、発電に供される。
【0004】一方、分離された水は、炉心3と原子炉圧
力容器1との間のダウンカマ部7を介して炉心3の下方
に流下する。炉心3の下方には複数の制御棒案内管8が
設置されており、これらの制御棒案内管8を介して制御
棒(図示せず)が炉心3の内部に挿入され、或いは引き
抜かれる。
【0005】制御棒案内管8の下方には制御棒駆動機構
9が設置されており、この制御棒駆動機構9により制御
棒の炉心3への挿入及び引抜動作の制御が行われる。ダ
ウンカマ部7内には、複数のジェットポンプ11が原子
炉の周方向に沿って等間隔で設置されている。
【0006】原子炉圧力容器1の外部には図示しない原
子炉再循環ポンプが設置されており、原子炉再循環ポン
プ、ジェットポンプ11、及びこれらの間に配設される
原子炉再循環配管(図示せず)により、原子炉再循環系
が構成されている。すなわち、原子炉再循環ポンプによ
りジェットポンプ11の駆動水が供給され、ジェットポ
ンプ1の作用により冷却材2が炉心3内に強制循環され
る。
【0007】図8は原子炉圧力容器1内のジェットポン
プ11の部分を示した斜視図であり、図9はトランジシ
ョンピース及びエルボの部分を示した図である。図8及
び図9に示したようにジェットポンプ11は中央にライ
ザ管12を有し、ライザ管12は原子炉再循環ポンプか
ら供給される冷却材を再循環入口ノズル13を介して原
子炉圧力容器1内に導入するようになっている。
【0008】ライザ管12の上部にはトランジションピ
ース14を介して一対のエルボ15A、15Bが接続さ
れている。これら一対のエルボ15A、15Bには、一
対の混合ノズル16A、16Bを介して一対のインレッ
トスロート17A、17Bが接続されている。
【0009】これらのインレットスロート17A、17
Bの下部にディフューザ18A、18Bがそれぞれ接続
され、上部の混合ノズル16A、16Bから冷却材2が
噴射された際、周囲から炉水を巻き込むようになってい
る。
【0010】噴射された冷却材2及び巻き込まれた炉水
は、インレットスロート17A、17B内にて混合さ
れ、その後ディフューザ18A、18Bにて静水頭の回
復がなされる。
【0011】上記構成において、原子炉再循環ポンプか
ら送り込まれる冷却材の流れにより、流体振動が発生す
るので、これに対処するため、ライザ管12はその下端
が再循環入口ノズル13に溶着されており、またその上
端がライザブレース20を介して原子炉圧力容器1に固
定されている。なお、図8において符号36はライザブ
ラケットである。
【0012】インレットスロート17A、17Bは上端
が混合ノズル16A、16B及びベント15A、15B
を介してトランジションピース14に機械的に接続され
ると共に、下端がディフューザ18A、18Bの上端に
挿入されている。このように、ライザ管12及びインレ
ットスロート17A、17Bは、共に流体振動の発生を
考慮して構成されており、流体振動に十分対処可能な構
成となっている。
【0013】図10はライザ管12の付近の構成を示し
た斜視図であり、図10に示したように原子炉圧力容器
1の内壁にはパッド39が形成されている。パッド39
に4枚の薄板40が溶接されており、薄板40の板厚は
10mm前後である。4枚の薄板の先端は、ブロック4
1を介して互いに一体に構成されており、ライザ管12
はブロック41の内側(原子炉圧力容器1の内壁面側)
に溶接されている。
【0014】また、ライザブレース20は、ライザ管1
2に発生する原子炉運転中の流体振動を抑制すると共
に、炭素鋼である原子炉圧力容器1とオーステナイト系
ステンレス鋼であるライザ管12との間の熱膨張差を吸
収するものである。したがって、原子炉運転中には、前
記熱膨張差を吸収した変形状態にある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成において、
例えばライザ管12の内面に何らかの原因により錆やク
ラックなどが発生する場合がある。また、ライザ管12
の材料として主にオーステナイト系ステンレス鋼管を使
用しているので、応力、腐食環境、材料(クロム欠乏
層)の3つの条件が成立すると応力腐食割れ(SCC)
が発生し、ライザ管12が損傷する恐れがある。
【0016】応力腐食割れは、上述した3つの条件のう
ち、1つでも欠落すれば発生しないので、応力腐食割れ
を防止するためには、上記3条件を考慮して種々の対策
を講じる必要がある。
【0017】また、ジェットポンプ11の表面に何らか
の原因により錆やクラックが発生した場合、これらを放
置しておくとクラックが進行し、ジェットポンプ11に
亀裂が生じたりすることがある。原子炉の出力を制御す
るジェットポンプ11がそのような状態になることは、
他の構造物にも悪影響を与えることも考えられるので、
そのようなジェットポンプ11の損傷は避けなければな
らない。
【0018】本発明は上述した事情を考慮してなされた
ものであって、配管内で作業を実施する際に、配管内の
所望の位置に作業用機器を迅速かつ的確に据え付けるこ
とができる配管内機器据付装置を提供することを目的と
する。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明による配管内機器
据付装置は、配管内に挿入される第1本体部と、前記第
1本体部と共に配管内に挿入される第2本体部と、前記
第1本体部と前記第2本体部とを連結すると共に前記両
本体部間の離間距離を変更するための伸縮駆動手段と、
を備え、前記第1本体部及び前記第2本体部は、それぞ
れ、配管の内壁面に押し付けて前記本体部を配管内に固
定するための可動押付部材と、前記可動押付部材を進退
駆動するための押付駆動手段と、を有することを特徴と
する。
【0020】また、前記可動押付部材は、前記本体部の
周囲に等角度間隔で複数配置されていることが好まし
い。
【0021】また、前記伸縮駆動手段は、流体圧シリン
ダを有することが好ましい。
【0022】また、前記流体圧シリンダは、複数のスト
ロークを有することが好ましい。
【0023】また、配管内に据え付ける作業用機器を前
記第1又は第2本体部に連結するための機器連結部材を
さらに有し、前記機器連結部材は可撓性を有することが
好ましい。
【0024】また、前記機器連結部材は弾性を有するこ
とが好ましい。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
配管内機器据付装置について図1乃至図6を参照して説
明する。
【0026】図1は、本実施形態による配管内機器据付
装置50を用いて、BWRのライザ管12内で点検・補
修作業用機器を引き上げている様子を示した図である。
【0027】図1に示したように配管内機器据付装置5
0の後部には機器連結部材51によって、点検・補修作
業用機器であるジェットポンプ用レーザ装置52が連結
されており、さらに、レーザ装置52の後部には連結ピ
ン54によって回転自在に押上具53が連結されてい
る。
【0028】機器連結部材51は可撓性を有することが
好ましく、例えば球面部材と連結ワイヤで連結して構成
することができる。このように機器連結部材51に可撓
性を持たせることによって、曲面やエルボ部においても
レーザ装置52などの所望の点検・補修作業用機器を円
滑に引き上げることができる。また、機器連結部材51
に弾性を付与することが好ましく、例えばバネ部材によ
って機器連結部材51を構成することができる。
【0029】図2及び図3は本実施形態による配管内機
器据付装置50の縦断面図であり、図2は装置50が伸
びた状態を示し、図3は装置50が縮んだ状態を示して
いる。
【0030】図2及び図3に示したように配管内機器据
付装置50は、第1本体部60A及び第2本体部60B
を備え、両本体部60A、60Bは流体圧シリンダから
なる伸縮シリンダ(伸縮駆動手段)63によって連結さ
れている。伸縮シリンダ63は圧縮空気や加圧油等の圧
下流体によって駆動され、伸縮シリンダ63を駆動する
ことによって両本体部60A、60B間の離間距離を変
更することができる。
【0031】ここで、伸縮シリンダ63は複数のストロ
ークを有することが好ましく、複数のストロークを適宜
組み合わせることによって、配管内の自由な位置に点検
・補修作業用機器を据え付けることができる。
【0032】第1本体部60A及び第2本体部60B
は、それぞれ、ライザ管12の内壁面に押し付けて本体
部60A、60Bを配管内で固定するための複数のパッ
ド(可動押付部材)64A、64Bと、パッド64A、
64Bを進退駆動するための複数のアーム62A、62
B及び押付シリンダ(押付駆動手段)61A、61B
と、を有する。
【0033】押付シリンダ61A、61Bは、それぞ
れ、アーム62A、62Bの一端に枢着されており、押
付シリンダ61A、61Bの上下動によってアーム62
A、62Bが操作され、ひいてはパッド64A、64B
が進退駆動される。
【0034】第1本体部60A及び第2本体部60Bの
内部には、それぞれ、案内筒65A、65Bが設けられ
ており、これらの案内筒65A、65Bには、配管内機
器据付装置50を遠隔操作によって自走させるためのエ
アチューブや配線等が組み込まれている。
【0035】図4は配管内機器据付装置50の第1本体
部50A又は第2本体部50Bの横断面図であり、図4
に示したように、第1本体部50A及び第2本体部50
Bには、それぞれ、パッド(可動押付部材)64A(6
4B)及びアーム62A(62B)が等角度間隔で3組
ずつ配設されている。
【0036】なお、パッド(可動押付部材)64A(6
4B)及びアーム62A(62B)の設置数及び配置構
成は図4に示したものに限られるものではなく、要する
に、パッド64A(64B)を配管内面に押し付けたと
きに本体部50A(50B)が安定して固定されるよう
に構成すればよい。
【0037】次に、本実施形態による配管内機器据付装
置50の走行動作について図2及び図3を参照して説明
する。
【0038】図2に示した状態においては、第2本体部
60Bの押付シリンダ61Bが駆動されてパッド64B
がライザ管12の内壁面に押し付けられ、これによって
第2本体部60Bがライザ管12内に固定されている。
さらに、図2の状態では伸縮シリンダ63は伸びた状態
にある。
【0039】図2に示した状態から、第1本体部60A
の押付シリンダ61Aを駆動してパッド64Aをライザ
管12の内壁面に押し付け、これによって第1本体部6
0Aをライザ管12内に固定する。
【0040】次に、図3に示したように第2本体部60
Bの押付シリンダ61Bを駆動してパッド64Bを後退
させて、第2本体部60Bの固定を解除し、しかる後、
伸縮シリンダ63を縮め、第2本体部60Bを第1本体
部60Aの側に引き寄せて上昇させる。
【0041】続いて、第2本体部60Bの押付シリンダ
61Bを駆動してパッド64Bを前進させ、再び第2本
体部60Bをライザ管12内に固定する。しかる後、第
1本体部60Aの押付シリンダ61Aを駆動してパッド
64Aを後退させると共に、伸縮シリンダ63を伸ばし
て第1本体部60Aを上昇させる。
【0042】上述した動作を順次繰り返すことによっ
て、配管内機器据付装置50はライザ管12内を自走し
ながら所望の位置まで上昇する。
【0043】配管内機器据付装置50を所望の位置まで
走行させた後、両方の押付シリンダ61A、61Bを駆
動して両方のパッド64A、64Bを配管内面に押し付
けて装置50をその位置で固定することもできる。
【0044】また、配管内機器据付装置50は、上述し
た動作と逆の動作を行うことによってライザ管12内を
降下することもできる。
【0045】次に、本実施形態による配管内機器据付装
置50を用いてBWRの定期検査を実施する場合につい
て説明する。
【0046】図5は、BWRの定期点検において構造物
及びジェットポンプの予防保全を行っている様子を示し
た縦断面図であり、図6は図5のA部を拡大して示した
図である。ジェットポンプの保全作業を行う場合には、
最初に気上の燃料交換機81の補助ホイスト82のワイ
ヤロープ80を用いて、ライザ管12上部の開口部にシ
ールを取り付ける。
【0047】しかる後、図6に示したように、原子炉圧
力容器1の外側より、原子炉圧力容器1の外部配管の切
断によって開放された再循環入口ノズル13(図1参
照)を介して原子炉圧力容器1内に配管内機器据付装置
50を挿入し、上述した走行動作によって自走させてラ
イザ管12内に挿入移動させる。
【0048】配管内機器据付装置50には、図1に示し
たように機器連結部材51を介してレーザ装置52等の
点検・補修作業用機器が連結されているので、再循環ノ
ズル13を介して原子炉圧力容器1内に導入された点検
・補修作業用機器は、配管内機器据付装置50によって
牽引されてジェットポンプエルボ部42からライザ管1
2内を上方に向かって搬送される。
【0049】このとき、図1に示したように、配管内機
器据付装置50によって上方から引き上げると同時に、
押上具53によって下方から押し上げることによって、
重量物の点検・補修作業用機器を安全かつ確実に配管内
の所定位置まで搬送することができる。このようにして
点検・補修作業用機器をライザ管12内の所定の位置ま
で搬送し、所定の作業を実施する。
【0050】このようにBWRの定期検査において本実
施形態による配管内機器据付装置50を使用することに
よって、原子炉圧力容器1の内部の炉水を抜くことなく
満水の状態の下で、ライザ管12等の原子炉圧力容器1
内の配管の内部の保全、検査作業を実施することができ
る。
【0051】このため、原子炉の健全性、信頼性を向上
させることができると共に、作業員の放射線被曝量を大
幅に低減させることができる。ひいては、原子炉の安全
な運転を維持することができ、原子力発電の稼働率を向
上させることもできる。
【0052】以上述べたように本実施形態による配管内
機器据付装置によれば、伸縮シリンダ(伸縮駆動手段)
63及び押付シリンダ(押付駆動手段)61A、61B
を所定のシーケンスにて順次駆動することによって自走
することができるので、配管の内部で点検作業や保全作
業を行う場合に、これらの作業に必要な機器を自走によ
り牽引して配管内の所定の位置まで搬送することがで
き、短時間で機器の据え付け作業を行うことができると
共に、作業員の放射線被曝量の低減を図ることができ
る。
【0053】なお、上記実施形態においては、点検・補
修作業用機器(レーザ装置52)の前方に配管内機器据
付装置50を連結し、配管内機器据付装置50によって
点検・補修作業用機器を引き上げるようにしたが、例え
ば、点検・補修作業用機器の後方に配管内機器据付装置
50を設置し、自走する配管内機器据付装置50によっ
て点検・補修作業用機器を押し上げるようにすることも
できる。
【0054】また、点検・補修作業用機器の前方及び後
方のそれぞれに配管内機器据付装置50を設置して、前
方から引き上げると同時に後方から押し上げるようにす
ることも可能である。
【0055】また、上記実施形態においてはBWRの定
期検査を例に挙げて説明したが、本実施形態による配管
内機器据付装置50はBWRの配管のみならず、その他
の各種の配管の内部で実施される作業に使用することが
できるものである。
【0056】
【発明の効果】以上述べたように本発明による配管内機
器据付装置によれば、伸縮駆動手段及び押付駆動手段を
所定のシーケンスにて順次駆動することによって、配管
内を走行して所定の位置まで移動することが可能であ
り、作業用機器を配管内の所望の位置に迅速かつ的確に
据え付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による配管内機器据付装置
を用いてBWRのライザ内で点検・補修作業用機器を引
き上げている様子を示した図。
【図2】本発明の一実施形態による配管内機器据付装置
を示した縦断面図であり、装置が伸びた状態を示した
図。
【図3】本発明の一実施形態による配管内機器据付装置
を示した縦断面図であり、装置が縮んだ状態を示した
図。
【図4】本発明の一実施形態による配管内機器据付装置
の第1本体部又は第2本体部の横断面図。
【図5】BWRの定期点検において構造物及びジェット
ポンプの予防保全を行っている様子を示した縦断面図。
【図6】図5のA部を拡大して示した図。
【図7】BWRの原子炉圧力容器及びその内部構造の概
略構成を示した縦断面図。
【図8】BWRの原子炉圧力容器内のジェットポンプの
部分を示した斜視図。
【図9】BWRのトランジションピース及びエルボの部
分を示した図。
【図10】BWRのライザ管の部分の構成を示した斜視
図。
【符号の説明】
50 配管内機器据付装置 51 機器連結部材 52 レーザ装置(点検・補修作業用機器) 53 押上具 60A 第1本体部 60B 第2本体部 61A、61B 押付シリンダ(押付駆動手段) 62A、62B アーム 63 伸縮シリンダ(伸縮駆動手段) 64A、64B パッド(可動押付部材) 65A、65B 案内筒

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配管内に挿入される第1本体部と、前記第
    1本体部と共に配管内に挿入される第2本体部と、前記
    第1本体部と前記第2本体部とを連結すると共に前記両
    本体部間の離間距離を変更するための伸縮駆動手段と、
    を備え、 前記第1本体部及び前記第2本体部は、それぞれ、配管
    の内壁面に押し付けて前記本体部を配管内に固定するた
    めの可動押付部材と、前記可動押付部材を進退駆動する
    ための押付駆動手段と、を有することを特徴とする配管
    内機器据付装置。
  2. 【請求項2】前記可動押付部材は、前記本体部の周囲に
    等角度間隔で複数配置されていることを特徴とする請求
    項1記載の配管内機器据付装置。
  3. 【請求項3】前記伸縮駆動手段は、流体圧シリンダを有
    することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の配
    管内機器据付装置。
  4. 【請求項4】前記流体圧シリンダは、複数のストローク
    を有することを特徴とする請求項3記載の配管内機器据
    付装置。
  5. 【請求項5】配管内に据え付ける作業用機器を前記第1
    又は第2本体部に連結するための機器連結部材をさらに
    有し、前記機器連結部材は可撓性を有することを特徴と
    する請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の配管
    内機器据付装置。
  6. 【請求項6】前記機器連結部材は弾性を有することを特
    徴とする請求項5記載の配管内機器据付装置。
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