JP2000031887A - ワイヤレスネットワ―ク - Google Patents

ワイヤレスネットワ―ク

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JP2000031887A JP11178992A JP17899299A JP2000031887A JP 2000031887 A JP2000031887 A JP 2000031887A JP 11178992 A JP11178992 A JP 11178992A JP 17899299 A JP17899299 A JP 17899299A JP 2000031887 A JP2000031887 A JP 2000031887A
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    • H04B2201/707Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general relating to direct sequence modulation
    • H04B2201/70702Intercell-related aspects

Abstract

(57)【要約】 【課題】 有用なデータ及び制御データの交換のため
の、少なくとも1つの基地局(1から3)及び複数の関
連する端末(4から14)を有するワイヤレスネットワ
ークを提供する。 【解決手段】 本発明によれば、基地局(1から3)
は、少なくとも1つの端末(4から14)に信号系列の
開始時点を送信するように配置される。端末から送信さ
れた信号系列を評価するために、基地局(1から3)
は、受信信号系列の相関をとり、受信し相関をとられた
信号系列から発生するパルスを検出する装置(21、2
2)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有用なデータ及び
制御データの交換のための、少なくとも一つの基地局及
び複数の関連する端末を有するワイヤレスネットワーク
に関する。
【0002】
【従来の技術】文献"ETSI SMG2, Meeting No.24, Cork
Ireland, 1-5 December 1997, Tdoc SMG 2 359/97, Con
cept Group Alpha - Wideband Direct-Sequence CDMA
(WCDMA), EVALUATION DOCUMENT (3.0), Part 1: System
Description, Performance Evaluation"は、CDMA(CDM
A=Code Division Multiple Access)に基づいて動作す
る無線ネットワークを提案している。その無線ネットワ
ークは、各々に基地局を有する複数の無線セルと、その
中にある端末もしくは移動局を有している。例えばチャ
ネルの要求の場合に、端末の登録と同期の後に、端末
は、ランダムアクセスチャネル(RACH)を介してランダ
ムアクセスバーストを送信する。ランダムアクセスバー
ストはプリアンブル部分とデータ部分から構成される。
プリアンブル部分は、直交ゴールド(Gold)コード(プ
リアンブルコード)により拡散される16のシンボル
(プリアンブル列)を有する。直交ゴールドコードは2
56のチップ間隔を含む。データパートは端末のための
識別を有するフィールド、要求されたサービス(ショー
トパケット送信、専用チャネルセットアップ等)を特徴
付けるためのフィールド、データパケット(オプション
のユーザパケット)のためのオプションのフィールド、
及びエラー検出のためのCRC フィールドを含む。基地局
により受信したランダムアクセスバーストは、整合フィ
ルタ、プリアンブル相関器及びピーク検出器を介して、
回路セクションに加えられ、回路セクションは、データ
部分の時間動作を推定し、データパートを評価する(eva
luating )ためのRAKE回路を制御する。それゆえ、この
場合、相関に基づき、及びメッセージデコードに続き、
ピーク検出が使用される。80のランダムアクセスチャ
ネルが、基地局に関連する端末にとって使用可能であ
る。これらのチャネルは、16の異なるプリアンブルコ
ードと5つの異なる送信時点により決定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】2つもしくはそれ以上
の端末が同一のランダムアクセスチャネルを介して送信
する場合、すなわち、同一のプリアンブルコードと同一
の送信時点が選択される場合、衝突が起こり、端末によ
り送信された情報は基地局によって正しく評価され得な
い。そのような衝突は、特に、高トラヒック負荷のとき
に起こりやすい。
【0004】本発明は、端末がシグナリング情報を、異
なった方法で、関連する基地局と交換するワイヤレスネ
ットワークを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は、次のワイヤ
レスネットワークにより解決し、それは、基地局が、少
なくとも1つの端末の少なくとも1つの信号系列の開始
時点(starting instant) を送信するように配置され、
基地局が、受信信号系列の相関をとり、受信され相関の
とられた信号系列から発生するパルスを検出する装置を
含むことを特徴とする。
【0006】本アプリケーションのコンテキストにおい
て、本発明によるワイヤレスネットワークは、複数の無
線セルを有し、各基地局と複数の端末が無線で制御デー
タと有用なデータを送信するネットワークを意味するも
のと理解される。ワイヤレス送信は、例えば無線、超音
波や赤外線チャネルを介して情報を送信することを意図
している。
【0007】登録と同期の後、端末は、有用なデータを
送信するために関連する基地局から所定の有用なチャネ
ルを要求しなければならない。そのような有用なチャネ
ルは、例えば、基地局と端末間もしくは2端末間の専用
チャネル(例えば、音声の伝送のための)であり得る。
チャネルは基地局により割り当てられる。本発明によれ
ば、端末は、基地局により割り当てられた信号チャネル
を介して、例えば専用チャネルの要求を送信する。基地
局は、予め知り得る信号系列の開始時点を、端末に提供
しなければならない。開始時点に加え、端末にまた複数
の信号系列のうちの1つが割り当てられることも可能で
ある。この種の信号系列は適切な自己相関及び相互相関
特性を有するゴールド又は嵩系列である。基地局は、受
信した信号系列が相関を取られる装置(例えば整合フィ
ルター)を有する。相関から得られるパルスは検出さ
れ、端末に割り当てられる。本発明によるネットワーク
において、信号系列の異なる開始時点により、衝突が避
けられるので、また、相関に基づくピーク検出の後にメ
ッセージ復号が行われないので、そのかわり、信号系列
からのパルスの発生はシグナリング要求と考えられ、現
時点での最新技術と比較して、信号検出を、特に高トラ
ヒック負荷の場合に、より堅固に速く行うことができ
る。
【0008】信号系列を検出するために、所定の時間間
隔が信号系列の開始時点とチャネル特性に依存するピー
ク検出のために選択される。そのような時間間隔は検出
ウィンドウと称される。検出ウィンドウの長さもしくは
期間及び開始時点は、ピーク検出が可能なように選択さ
れなければならない。検出ウィンドウは、最新技術から
公知のランダムアクセスバーストの期間より短い。本発
明によるシグナリングを使用することにより、従って、
多くの端末が短い期間内にシグナリング要求を送信する
ことができる。
【0009】信号系列を送信するために、登録と同期の
後、無線セルにおける端末は常に参照フレームについ
て、基地局が明らかに開始時点を変更しない限り、同一
の開始時点を有する。それゆえ、信号チャネルは端末の
ために永続的に要求される。多くのそのような開始時点
が短期間(例えば10ms)の参照フレームに存在し得
るので、また、無線セルの全ての端末が同一の信号系列
を使用するので、開始時点と信号系列の端末への永続的
な割り当てはほとんどネットワークリソースを使用しな
い。
【0010】無線セルにおける全ての信号系列は、異な
る開始時点を有する。もっとも単純な場合で、同一の信
号系列が各端末で使用される。従って、系列の長さは通
常、2つの連続する開始時点の間隔よりも大きいため、
信号系列は、部分的に重なり得る。本発明によるネット
ワークの他の利点は、シグナリング要求の認識の信頼性
にある。検出可能なパルスは実質的に常に信号系列の送
信の後に生成される。これは、なぜならば、干渉信号及
びチャネル雑音は、整合フィルターにおいて”人工的”
なパルスを発生させ得るからである。実際に送信された
信号系列を受信したときに、それらが整合フィルターの
出力におけるパルスの振幅を減少させることはほとんど
ない。最悪の場合(例えば障害の場合)、信号系列が送
信されないで、雑音もしくは干渉信号の振幅が検出閾値
を超えると、障害アラームが発生される。
【0011】発明クレーム2は、整合フィルターによる
信号系列の相関とピーク検出器によるパルスの検出の特
徴を説明する。クレーム3は、シグナリングのために使
用される信号系列もしくは複数の信号系列、及びその開
始時点の制御チャネルを介した送信の時点を説明してい
る。シグナリングのために用いられる信号系列もしくは
複数の信号系列は、1つの基地局とのみ関連し、その近
隣の基地局とは関連しない。嵩もしくはゴールド系列が
信号系列として使用され得る(クレーム4)。しかしな
がら、他の直交方形波信号は妨げられるわけではない。
【0012】同一の信号系列の開始時点は互いに同一の
固定の距離か、又は個々に定められた距離に位置し得る
(クレーム5及び6)。前者の場合、固定距離は、例え
ば、最悪のチャネル特性に依存し、第2の場合は、基地
局と関連する端末間の各々のチャネル特性に依存する。
クレーム7及び8は、1ビットシグナリング情報とnビ
ットシグナリング情報(各々についてnはn>1であり
整数)の送信の特徴を説明している。更に、トラヒック
負荷が非常に高く、信号系列の更なる開始時点が割り当
てられないときに、異なる信号系列が無線セルにおいて
送信され得る(クレーム9)。
【0013】クレーム10から12は、基地局と端末の
実施形態に関する。本発明によるワイヤレスネットワー
クは更に、信号系列の振幅が常に、あるネットワークの
要求に適合し得る点で有利である。信号系列の振幅が低
すぎる場合、それは増加される(クレーム13)。この
ことは、特許クレーム2に説明したように、段階的な適
合プロセスにより効果をもたらし得る。このプロセス
は、予め定められた期間内に割り当てられた基地局によ
り確認応答が与えられるか、もしくは、信号系列が最大
の振幅を持つ時に終了する。そのような確認応答は、例
えば、ユーザチャネルの端末への割り当てである(クレ
ーム15)。
【0014】本発明はまた、ワイヤレスネットワークに
おいて、少なくとも1つの基地局と複数の関連する端末
間で有用なデータと制御データを交換する方法と、有用
なデータと制御データを複数の関連する端末と交換する
ワイヤレスネットワークにおける基地局と、有用なデー
タと制御データを交換する、少なくとも1つの基地局を
有するワイヤレスネットワークにおける端末に関する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態は図を参
照して詳細に説明される。図1は、複数の基地局1から
3と、複数の端末4から14を有する、例えば無線ネッ
トワークであるワイヤレスネットワークを示す。与えら
れた端末4から14は基地局1から3と関連付けられて
いる。図1に示す例において、端末4から7は基地局1
に対応付けられ、端末8から10は基地局2に対応付け
られ、端末11から14は基地局3に対応付けられてい
る。制御データの交換は少なくとも基地局と端末間で起
こる。有用なデータ交換は、直接端末間で行われるとと
もに、基地局と端末間で行われ得る。両方の場合におい
て、有用なデータの送信のためのリンクは基地局によっ
て確立される。端末4から14は通常、固定基地局1か
ら3により制御される移動局である。しかしながら、基
地局1から3はまた移動可能であり得る。
【0016】ワイヤレスネットワークにおいて、例えば
無線信号は、FDMA、TDMA、又はCDMA方法
(FDMA=波長分割多重アクセス、TDMA=時間分
割多重アクセス、CDMA=コード分割多重アクセ
ス)、もしくは、これらの方法の組み合わせに準拠して
送信される。特別のコード拡散方法であるCDMAの方
法によれば、ユーザから発信するバイナリ情報(データ
信号)は、各々の時で、異なるコードシーケンスで変調
される。そのようなコードシーケンスは、一般的に、バ
イナリ情報のレートよりも相当に高い、チップレートと
も呼ばれるレートを持つ擬似ランダム方形波信号(擬似
雑音コード)から構成される。擬似ランダム方形波信号
の方形波パルスの長さはチップ間隔TC と称される。1
/TC はチップレートである。擬似ランダム方形波信号
でのデータ信号の増倍もしくは変調は、拡散比NC =T
/TC によるスペクトルの拡散を起こす。ここで、Tは
データ信号の方形波パルスの長さである。
【0017】基地局は、特定の無線セルと関連付けられ
ており、そこでは、その無線セルにある関連した端末で
データトラヒックが発生する。端末が1つの無線セルか
ら他の無線セルに移動するとき、端末の割り当ては、1
つの基地局から他の基地局へ、与えられた仕様に準拠し
て遷移する。そして、そのような端末は、同時に、1つ
の無線セルから他の無線セルに変更したときに、両方の
無線セルの基地局とデータを交換する。これは、ソフト
ハンドオーバーと称されている。無線セルは図1におい
て点線の円により示されている。
【0018】有用なデータと制御データは、基地局によ
り特定されたチャネルを経由して、少なくとも1つの端
末と基地局間で転送される。基地局から端末への無線リ
ンクは、ダウンリンクと称され、端末から基地局へのそ
れはアップリンクと称される。それゆえ、データはダウ
ンリンクチャネルを介して基地局から端末に送信され、
アップリンクチャネルを介して端末から基地局に送信さ
れる。例えば、リンクの確立の前に、制御データを基地
局から全ての端末に配布するために使用されるダウンリ
ンク制御チャネルが提供され得る。この種のチャネル
は、ダウンリンク配布制御チャネル、又はブロードキャ
スト制御チャネルと称される。制御データを、リンクの
確立の前に、端末から基地局に送信するために、例え
ば、基地局により割り当てられるが、また他の端末から
もアクセスされ得るアップリンク制御チャネルが使用さ
れ得る。幾つかの、又は全ての端末により使用され得る
アップリンクチャネルは共通アップリンクチャネルと称
される。リンクの確立の後に、例えば端末と基地局間
で、有益なデータはダウンリンクチャネル及びアップリ
ンクチャネルを介して送信される。2つの端末間での有
益なデータの直接の送信のために、ピアツーピア有用チ
ャネルと呼ばれているチャネルが使用される。1つの送
信機と1つの受信機間のみに確立されるチャネルは専用
チャネルと称される。一般的に言えば、有用なチャネル
は、リンク特有の制御データの送信のための専用制御チ
ャネルを伴い得る専用チャネルである。
【0019】チャネルは周波数範囲、時間間隔、そし
て、例えばCDMAの方法の場合には、拡散コードによ
って定義される。基地局と端末間での有用なデータ交換
を可能とするために、端末を基地局と同期させる必要が
ある。例えば、GSMシステム(GSM=Global Syste
m for Mobile communication)から、FDMAとTDM
Aの方法の組み合わせを用いる場合、特定されたパラメ
ータの基づく適切な周波数範囲の決定の後、データ送信
を順番付けるために、フレームの一次的な位置(フレー
ム同期)が決定されるということが知られている。その
ようなフレームはいつも、TDMA、FDMA及びCD
MAの方法の場合に、端末と基地局のデータ同期のため
に必要とされる。この種のフレームはいくつかのサブフ
レームを含み得、もしくは、複数の他の連続フレームと
共にスーパーフレームを形成する。簡単のために、以下
の説明は、参照フレーム(reference frame )と呼ばれ
る1つのフレームの前提に基づいている。
【0020】フレーム同期を可能とするために、全ての
端末は、基地局から送信されるパルスにより基地局と同
期していなければならない。コード拡散方法(例えばC
DMAの方法)が使用されていない場合(例えば、TD
MA方法が使用されている場合)、パルス期間は、1ビ
ットの送信に必要とされる時間間隔と正確に対応してい
る。コード拡散方法が使用される場合、そのパルス期間
は1つのチップ間隔に相当する。そして、ビット間隔は
複数のチップ間隔に相当する。フレーム同期は、基地局
による特別のパルスシーケンスの送信を必要とする。そ
のパルスシーケンスの開始時点はフレームの開始時点に
対応する。
【0021】以降、端末は既に基地局と同期し、そこに
登録されているものと仮定する。端末(例えば、図1の
端末4から7のうちの1つ)が有用なデータを送信及び
受信できる前に、ダウンリンク及びアップリンク接続、
又はピアツーピア有用チャネルのために、関連した基地
局(例えば、図1における基地局1)により有用チャネ
ルが割り当てられなければならない。この目的のため
に、基地局(例えば、図1における基地局1)は、ラン
ダムに選択され得るフレームの間、ダウンリンクブロー
ドキャスト制御チャネルを介して、関連する端末(例え
ば、端末4から7)に制御データを供給する。この制御
データは、フレームを基準とする、端末が特別の信号系
列を送信し得る時点(シーケンス開始時点)を端末に教
える。端末により送信される信号系列は擬似ランダム方
形波信号であり、関係する端末が有用なチャネルを要求
することを示している。従って、信号系列を送信するた
めに、基地局は、各端末に、信号系列が送信されるアッ
プリンクシグナリングチャネルを割り当てる。制御デー
タの送信を制限するために、基地局は、信号系列及びシ
ーケンス開始時点の割り当てを、各端末のために一度だ
け実行できる。これは、例えば、関連する基地局におけ
る端末の登録の間になされ得る。しかしながら、シーケ
ンス開始時点の割り当てはまた、(後に詳細に説明する
ように)基地局と端末間のリンクの異なるチャネル特性
に依存して起こり得る。本発明によるシグナリングチャ
ネルは、所定の信号系列及びその開始時点により実現さ
れる。
【0022】基地局に関連する全ての端末は、異なる時
点(シーケンス開始時点)に同一の信号系列を送信す
る。その結果、異なる基地局は、その関連する端末又は
登録された端末に異なる信号系列を割り当てる。しかし
ながら、この点に付いては、隣の基地局が各々異なる信
号系列を有するときだけ、それは満足される。端末が2
つの基地局に登録されている場合、例えば、1つの無線
セルから他の無線セルへ変更するときに、それは、有用
なチャネルが要求された基地局によって特定された信号
系列を送信する。
【0023】基地局は、信号整合フィルタと、それに続
く、基地局により送信された信号系列を検出するための
ピーク検出器を有する。整合フィルタは、コード拡散が
用いられるときには、少なくとも最大チップレートと等
しいクロックレートにてクロックされており、コード拡
散が使用されていないときには、最大ビットレートと等
しいクロックレートにてクロックされている。端末は、
適切な自己相関特性を有する信号系列を送信する。この
ことは、整合フィルタの出力にて発生し、異なる端末か
らの連続する信号系列から生じるパルスが、ピーク検出
器の検出ウィンドウの中であいまいさなく検出できるこ
とを意味している。最大チップレートもしくはビットレ
ートに依存したクロックレートの選択、及び適切な自己
相関特性を有する信号系列により、連続信号系列の開始
時点間の最小一時距離を可能とする。更に、信号系列は
また、適切な相互相関特性を持たなければならない。す
なわち、ネットワークにおいて送信される他の信号とだ
けは相関をほとんど有するべきではない。それゆえ、一
方では、ネットワークで送信され、整合フィルタによっ
て受信される他の信号は、ピーク検出器によって無視で
きる雑音信号として解釈される。他方、その信号系列
は、ネットワークにおいて送信される他の信号を処理す
る基地局における他の回路要素により、無地できる雑音
又は干渉信号として解釈される。適切な自己相関特性と
相互相関特性を有するこの種の信号系列は、例えば、"
J.G.Proakis:Digital Communications by J.G.Proaki
s,Third Edition,McGraw-Hill International Edition,
1995,pp 724 - 729" の本から知られるゴールドと嵩の
シーケンスである。
【0024】整合フィルタの出力に現れるパルスは信号
系列のエネルギーの目安である。送信される他の信号と
は異なって低い信号系列の長さと振幅は、そのように整
合フィルタの出力におけるパルスレベルを決定する。基
地局における整合フィルターが、所定の検出ウィンドウ
において、関連した端末からの信号系列の検出の後にパ
ルスを生成するようにようにして、信号系列のシーケン
ス開始時点は基地局により定められなければならない。
この検出ウィンドウは期間又は長さδを有している。
【0025】原則として、信号系列は任意のシーケンス
開始時点で送信され得る。シーケンス開始時点は、整合
フィルターの出力におけるパルスの出現とリンクしてい
る。検出は、信号系列の送信、及び少なくとも1つの端
末と基地局間のリンクのチャネル特性に加えられる遅延
の後に開始する。チャネル特性はチャネルの物理的特性
を意味するものと理解されるべきである。チャネル特性
は、例えば、端末と基地局間の距離から生じる。結果と
して、ピーク検出器は種々の端末のための異なる幅の検
出ウィンドウを用い得る。しかしながら、簡単のため
に、ここでは一定の幅の検出ウィンドウが選択される。
図2は、長さFRの参照フレームに関係する長さδの検
出ウィンドウが任意に発生するその連続を示す。受信信
号系列に基づき、整合フィルターは通常、主パルスと、
通常は主パルスの周りに対称的に配される幾つかの従属
的なパルスを有するパルスシーケンスを生成する。その
従属的なパルスの振幅は、主パルスの振幅より一様に低
い。
【0026】整合フィルタの出力に現れチャネルにより
ひずませられる、種々の端末からのパルスシーケンス
が、あいまいさのない検出が不可能になるほど重ならな
いことを確証するために、整合フィルターにより生成さ
れる種々の主パルスは、十分なガードタイムを有してい
る。重なる場合には、基地局はあいまいさ無くパルスを
端末に割り当てることができない。従って、検出ウィン
ドウの幅又は長さδは、チャネルによる影響がない場合
の少なくとも主信号の幅と、加えて、追加のチャネル依
存の安全間隔でなければならない。このことはまた、連
続の等しい信号系列間の距離を提供する。しかしなが
ら、異なる基地局からの2つの異なる信号系列の時間距
離は考慮に入れる必要はない。なぜならば、弱い相関に
より、整合フィルターに続くピーク検出器は、他の基地
局または無線ゾーンからの信号系列を配布されない雑音
として検出するということが確証されるからである。
【0027】所定の時間間隔の中で、できるだけ多くの
信号系列の送信を可能とするために、本発明に依れば、
シーケンス開始時点の間隔は最適化され得る。このこと
は、検出ウィンドウの幅がいつも端末と基地局間のチャ
ネル特性に依存して決定されるということを意味する。
より簡単な方法で実現できる、本発明による他の可能性
は、信号系列を一定の間隔で連続して送信することにあ
る。一定の間隔を決定するには、最低のチャネル特性を
考慮に入れなければならない。図3は、所定の一定間隔
で送信される信号系列の結果として生じる、長さFRの
参照フレームについての継続して連続する検出ウィンド
ウを示す。
【0028】図4は、例として、各々L1 とL2 のシー
ケンス期間又はシーケンス長さを有する2つの信号系列
1 とS2 を示す。チャネル特性に加えられる遅延時間
1とp2 の後に、長さδの検出操作又は検出ウィンド
ウが開始する。信号系列に関連する主パルス及び従属的
なパルスはそのような検出ウィンドウに発生する。検出
ウィンドウの長さδは特に3つの要因(チャネル特性)
により決定される。まず第1として、端末から基地局に
送信されるデータの伝播遅延の推定の正確さが考慮され
なければならなず、第2に、マルチパスに基づく遅延拡
散特性、第3として端末の信号系列の自己相関特性を考
慮に入れなければならない。
【0029】無線セルにおける端末は通常、基地局から
異なる距離に置かれている。これにより、端末により送
信される信号系列の異なる伝播遅延が発生する。端末M
iと基地局B間の伝播遅延はpi と等しくなければな
らず、信号系列の長さはLに等しくなければならない。
時間ti で、基地局が整合フィルターの出力にて端末M
i のためのパルスを期待するとき、それは、端末にM
i 、時間ti −pi−Lにて信号系列の送信を開始す
るように指示する。しかしながら、伝播遅延p i の推定
の正確さが限られているので、整合フィルターの出力で
のパルスは本質的に不正確である。伝播遅延pi の推定
のこの不正確さは、十分に長い検出ウィンドウδにより
補償されなければならない。その推定の最大の不正確さ
が全ての端末でjとなるとき、検出ウィンドウはjより
大きくなければならない。
【0030】端末と基地局間のデータは通常、ただ1つ
の無線リンクではなく、いくつかの無線リンク(マルチ
パス)を介して送信される。反射と屈折の効果により、
端末から基地局に送信される信号は異なるパスを介して
運ばれ、そこから発生し及び異なるパスを介して運ばれ
る信号は異なる時間に基地局により受信される。結果と
して、整合フィルターの出力において、信号系列のため
に1つの主パルスのみでなく、更なる主パルスも現れ
る。これらの更なる主パルスは、マルチパス伝送により
生成され、実際の主パルスの周囲にグループ化される信
号により、整合フィルターの出力に発生する。実際の主
パルスは、実際の受信信号系列から、整合フィルターの
出力に発生する。従って、検出ウィンドウの長さδは、
実際の主パルスと更なる主パルスを含む長さwのウィン
ドウより大きくなければならない。マルチパスが存在し
ない場合であっても、整合フィルターの出力において、
実際の主パルスのみでなく、従属的なパルスもまた発生
する、ということは注目すべきである。しかしながら、
説明した適切な自己相関特性により、従属的なパルスの
振幅は、主パルスの振幅よりずっと小さい。
【0031】信号系列の自己相関特性は、整合フィルタ
ーの出力における主パルスの幅及び従属的パルスの最小
及び最大の尺度である(チャネル特性は考慮に入れ
ず)。ゴールド又は嵩シーケンスの場合、整合フィルタ
ーの出力における主パルスは、おおよそ、上述したシグ
ナリング信号のエネルギーに等しい。そして、主パルス
の振幅は従属的パルスのそれよりずっと大きい。それゆ
え、信号系列のエネルギーは、その振幅と期間又は長さ
により決定される。他の信号との干渉を減少させるため
に、信号系列(例えば、ゴールドもしくは嵩シーケン
ス)の振幅は、他の信号のそれよりも大きくなければな
らない。しかしながら、整合フィルターによりシグナリ
ング信号を検出するために、信号系列は十分に長くなけ
ればならない。それゆえ、信号系列の検出期間は延長さ
れ、それゆえまた、基地局による、シグナリング信号を
送信した端末への有用なチャネルの割り当ては延長され
る(シグナリング時間の延期)。それゆえ、信号系列の
長さは、シグナリング時間とともに信号系列の自己相関
特性に影響を与える。与えられた信号系列のための自己
相関機能が時間間隔qの中で十分に大きいとき、δはq
より大きくなければならない。
【0032】検出ウィンドウの長さ又は期間δは、j、
w及びqの値の和と等しいいように選択されなければな
らない、ということは注目すべきである。すなわち、 δ=j+w+q である。これまで、検出ウィンドウの長さδが、ただ 1
つのシグナリング信号が検出され得るような方法で配分
される場合の説明がなされてきた。このことは、基地局
が、バイナリ情報又は1ビット情報を受信することを意
味する。このバイナリ情報は、信号系列を送信した端末
が、新たな有用信号を要求するか(検出ウィンドウの
間、整合フィルターの出力にパルスが存在する)、もし
くは、有用なチャネルを要求しない(検出ウィンドウの
間、整合フィルターの出力にパルスが存在しない)かど
うかを示す。以降、1ビットからnビット情報(n>1
であり整数)への送信の拡張について説明する。基地局
への使用可能なnビット情報を作成するために、端末
は、各参照フレーム内で、1度だけでなく幾度も連続し
て同一の信号系列を送信する。1ビットからnビット情
報へのこの拡張は、検出ウィンドウの期間又は長さが関
連する各端末のために、n倍に増加させるようにして、
検出ウィンドウの延長によって達成される。従って、n
倍の拡張された検出ウィンドウの発生の間、端末からの
nの信号系列が検出できる。nビット情報(シグナリン
グデータ)を送信する端末は、開始時点が値δにより各
回シフトした同一の信号系列を用いる。そして、送信さ
れた信号系列は、例えば、”1”を示し、送信されてい
ない信号系列は”0”を示す。
【0033】図5は、同一の信号系列から検出されたパ
ルスの位置の例を示す。第1のグループG1のパルス
は、第1の端末の信号系列に関連し、第2のグループの
パルスは第2の端末の信号系列と関連する。7ビットの
情報”1100111”がグループG1からもたらさ
れ、7ビットの情報”0100101”が第2のグルー
プからもたらされる。
【0034】端末によるnビット情報の送信は、種々の
シグナリングアプリケーションを可能とする。例えば、
情報”000”は、3つの連続する信号系列の非送信に
対応し、端末が有用なチャネルを要求しないことを意味
し得る。情報”001”は、端末が8kbit/sの有
用なチャネルを要求することを意味し得る。2つの非送
信信号系列と1つの送信信号系列は情報”001”を生
成する。端末は、情報”010”を経由して64kbi
t/sの有用なチャネルの要求、及び情報”011”を
経由して144kbit/sの有用な信号の要求を表現
できる。
【0035】基地局における整合フィルターは、nビッ
ト情報とともに1ビットの受信のために準備されてい
る。なぜならば、同一の信号系列が両方の場合において
受信されるからである。これらの2つの場合において、
唯一異なる点は、整合フィルターによって検出されたパ
ルスの後処理にある。前者の場合(1ビットの場合)、
情報処理は、信号系列の検出のための期間δの後に起こ
り、第2の場合(nビットの場合)は、n個の信号系列
の検出のための期間nδの後に起こる。
【0036】本発明の更なる観点は、シグナリングチャ
ネルの数の増加に関する。単一の信号系列iが使用され
るとき、基地局のシグナリングチャネルの数は値FR/
δに制限される。ここで、FRは参照フレームの長さを
表し、δは検出ウィンドウの長さを表す。この点におい
て、ただ1ビット情報のみが送信され、各検出ウィンド
ウは同一の長さδを有するということと考えられる。基
地局が、値FR/δにより与えられるものより多くのシ
グナリングチャネルを割り当てることを望む場合、それ
は、単一信号系列のみに代えて、端末に異なる信号系列
を割り当てることができる。例えば、参照フレームの期
間で、100の同一信号系列が整合フィルターにより検
出され得る。しかしながら、無線セルの中に信号系列を
送信することを望む120の端末がある場合、上記の1
20の端末の全てのために同一の信号系列を使用するこ
とは不可能である。従って、例えば60端末が第1の信
号系列を送信でき、他の60端末が第2の信号系列を送
信できる。そして、これらのシーケンスは基地局におけ
る2つの異なる整合フィルターによって検出され得る。
異なる信号系列のシーケンス開始時点は互いに独立であ
り、従って、それらは協調する必要はない、ということ
は注目すべきである。同一の信号系列の開始時点を互い
に適合させることが必要なだけである。
【0037】信号系列が基地局に送信されると、特定の
方法(例えばCDMAの方法)によって、送信された信
号系列の振幅は、割り当てられた基地局への距離に適合
されるので、その信号系列の振幅(図4を比較)は高過
ぎず低過ぎない、という事実には注意をはらうべきであ
る。例えばCDMAシステムにおいて、高すぎる振幅
は、他の信号への干渉を起こし得るということを意味す
る。結果として、全体のシステムの容量が減少する。低
すぎる振幅は信号系列が正しく受信できないということ
を意味する。なぜならば、他の信号及び/又は雑音信号
による干渉の結果、基地局において正確に検出できない
からである。
【0038】この問題を解決するために、端末は、通常
の状況において、基地局により十分に良く受信できる低
い振幅を有する信号系列を送信できる。この信号系列が
割り当てられた基地局により検出されたとき、基地局は
端末に要求されたチャネルを割り当てる。そのメッセー
ジの受信後、端末はさらなる信号系列を送信しない。信
号系列の送信の後に、端末が、予め定められた期間の時
間の後、割り当てられた基地局から確認応答を受信しな
い場合、それは新たな信号系列をより高い振幅で送信す
る。端末が所定の期間内に基地局から割り当てを受信し
ない場合、更なる信号系列が再び高い振幅で送信され
る。このプロセスは、振幅のために予め定められた最大
の値に到達するまで、もしくは端末が基地局からチャネ
ル割り当てを受信するまで繰り返される。
【0039】所定の期間の後に、端末が最大の許容でき
る振幅の信号系列のための確認応答を受信しなかった場
合、この全プロセスは、あるランダムな期間の後に繰り
返されるか、もしくはシグナリングは省かれる。信号系
列の振幅が可能な限り低いとき、他の問題がある状況の
下で起こり得る。この問題は、誤りアラームレート(fa
lse alarm rate、FAR)の増加と関連する。誤りアラ
ームレートは、信号系列が送信されていないにもかかわ
らず、整合フィルターの下流に接続されるパルス検出器
がパルスを検出する確率に等しい。
【0040】誤りアラームレートの増加のこの問題は、
基地局が信号系列の検出の後すぐにチャネルを割り当て
るのではなく、基地局は、g(g>1)個の連続するフ
レームにおける複数の信号系列(h個の信号系列、h>
1)が与えられた検出ウィンドウで検出されるまで、そ
の割り当てを待つことで、解決され得る。基地局におい
て検出されたパルスのための誤りアラームレートがpに
等しい場合、h個の連続検出パルスのために誤りアラー
ムレートはph に減少する。
【0041】本発明は、例えばWB−CDMAやCD/
TDMAに基づくGSMやUMTS(UMTS=Universal Mo
bile Telecommunication System)といった現存するか又
はまだ導入されていないいかなる無線システムにも追加
の回路コンポーネントとして取り上げられ得る。図6か
ら9は、基地局の受信機(図6)と送信機( 図7) 、及
び端末の受信機(図8)と送信機( 図9) を示す。
【0042】図6に示す基地局の受信機のブロック図
は、アンテナ15、高周波数ブロック16、中間周波数
ブロック17、アナログ−デジタル変換器18、復調器
19、及びブロック20のような公知要素(例えば、GS
M 移動無線システムやCDMSシステムから公知)を有し、
ブロック20は、例えば、チャネル多重分離、デインタ
ーリービング、チャネル復号、CDMAシステムが使用され
る場合の逆拡散等のスイッチング機能を実行する。ベー
スバンドにおける制御及び有用な信号は、チャネルアク
セス制御ブロック23に加えられ、チャネルアクセス制
御ブロック23は種々の信号を、例えば交換機等の更な
る処理のための関連する装置に伝える。本発明によれ
ば、基地局の受信機は、信号系列の存在を求めて受信信
号をチェックする整合フィルター21とともに提供され
る。期待される時間間隔(検出ウィンドウ)の間に信号
系列が検出される場合、すなわち、少なくとも1つのパ
ルスが生成される場合、それは次のピーク検出器22に
より検出され、例えばプロセッサーであり得るチャネル
アクセス制御ブロック23に信号が送られる。チャネル
アクセス制御ブロック23は、このメッセージを次の更
なる制御要素(ここでは示されていない)に加え、そし
て、その要素は、基地局の送信機を介して、例えば生成
された制御データにより有用なチャネルを端末に割り当
てる。
【0043】検出ウィンドウの期間又は長さδは、固定
であり得、例えばネットワークの実際のオペレーション
に先立つ計測によって定義され得る。検出ウィンドウの
期間δはまた、オペレーションの間、各端末個別に決定
され得る。所定の信号系列及び端末のための検出ウィン
ドウの期間δは、この場合、計測の結果の評価の後に制
御要素(示されず)によってピーク検出器に加えられ
る。GSM 移動無線システムの場合、例えば、基地局と端
末間の距離は、端末から受信した信号に基づいて基地局
で評価される。
【0044】ピーク検出器22により決定され、整合フ
ィルター21により生成されたパルスの処理は、チャネ
ルアクセス制御ブロック23で行われる。所定の検出ウ
ィンドウが端末に割り当てられる。少なくとも1つの主
パルスがそのような検出ウィンドウで検出されると、チ
ャネルアクセス制御ブロック23は、端末からの有用な
チャネルの要求が含まれていることを決定する。この要
求、及び更なる端末からの要求に基づき、そして、存在
しているリンク又はすでに割り当てられた有用なチャネ
ルを考慮して、制御要素(図示せず)は、チャネルアク
セス制御ブロック23からの要求の受信の後、有用なチ
ャネルが要求する端末に割り当て得るかどうかを決定す
る。有用なチャネルを割り当てることができるとき、基
地局の送信機(図7)における処理の後、それは決定さ
れ、ダウンリンクブロードキャスト制御チャネルを介し
てその端末に適用される。
【0045】図7に示す基地局の送信機はまた、種々の
ソース25からデータを受信するチャネルアクセスブロ
ック24を含む。そのようなソースの1つは例えば有用
なデータを供給する交換機や、制御データを供給する制
御要素であり得る。例えば、この制御データは、以前に
信号系列により有用チャネルを要求した端末のために使
用される有用なチャネルに関する情報を含み得る。制御
ブロック24には、例えばチャネル符号化、インターリ
ービング、チャネル多重化、そして、CDMAシステム
が使用される場合には、拡散のスイッチング機能を実行
するブロック26が続く。ブロック26の出力信号は、
変調器27、デジタル−アナログ変換器28、中間周波
数ブロック29及び高周波数ブロック30を介してアン
テナ31に加えられる。全ての要素21から31は、既
存の移動無線システムから公知の要素であり得る。
【0046】図8は、端末の受信機のブロック図であ
る。この受信機は、例えば、GSM移動無線システムも
しくはCDMAシステムから知られる要素を含む。すな
わち、アンテナ32、高周波数ブロック33、中間周波
数ブロック34、アナログ−デジタル変換器35、復調
器36、種々の機能を有するブロック37、及び制御と
有用なデータを種々のドレイン(drain)に加えるチャネ
ルアクセス制御ブロック38(例えば、有用なデータを
音声データに変換する低周波数回路)を含む。ブロック
37は、例えば、スイッチング機能のチャネル多重分
離、デインタリービング、チャネル復号、及びCDMA
システムが使用されるときには逆拡散に責任を有してい
る。チャネルアクセス制御ブロック38は、端末に関係
する所定のチャネル、例えば有用なチャネルもしくはダ
ウンリンク配布制御チャネルを評価する。この情報は、
端末における所定の他のスイッチング要素(図示はされ
ていない)に伝えられる。ダウンリンク配布制御信号か
ら、チャネルアクセスブロック38は、少なくとも1つ
の信号系列が送信され得る開始時点に関する情報を取得
する。この情報はここで示されていない少なくとも1つ
の回路要素に加えられる。
【0047】図9は、端末の送信機のブロック図を示
し、それはまたチャネルアクセスを制御するチャネルア
クセス制御ブロック39を含む。チャネルアクセス制御
ブロック39は、例えば、チャネル符号化、インターリ
ービング、チャネル多重、及びCDMAシステムが使用
される場合には、拡散のスイッチング機能を実行するブ
ロック42に供する。チャネルアクセス制御ブロック3
9はまた、タイマー要素40に信号系列の開始時点を示
す。チャネルアクセス制御ブロック39は、種々のソー
スから有用及び制御データを受信する。そのようなソー
スの1つとして、例えば、有用なデータとして音声デー
タを供給する低周波数回路や、制御データを供給する制
御要素があり得る。例えば、この制御データは、信号系
列の開始時点の関する情報であり得る。タイマー要素4
0は、信号系列を発生するために、発生器41に時間マ
ーカーを加える。この時間マーカーは、例えば、信号系
列の方形波パルスの開始及び終了時点であり得る。その
発生器は、種々の信号系列を格納するメモリを含む。送
信される信号系列は、チャネルアクセス制御ブロックに
より選択される。所望により、信号系列は、発生器41
のメモリに書かれ得る。発生器41及びタイマー要素4
0は、使用される信号系列及びその信号系列の開始時点
に関する情報を受信した後に初期化される。関係する基
地局が、信号系列及び/又は開始時点の変更を示さなけ
れば、発生器41とタイマー要素40の更なる初期化は
必要ない。
【0048】ブロック42にて処理された有用及び制御
データは、発生器41の出力信号も受信する重ね合わせ
回路43に加えられる。重ね合わせ回路43の出力信号
は、変調器44、デジタル−アナログ変換器45、及び
中間周波数ブロック46を介して、高周波数ブロック4
7に加えられ、高周波数ブロック47は、アンテナ48
を介して、高周波数ブロックにて生成された信号を送信
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数の基地局と端末を有するワイヤレスネット
ワークを示す図である。
【図2】参照ウィンドウに関係して、基地局で使用され
る整合フィルターのための検出ウィンドウのシーケンス
を示す図である。
【図3】参照ウィンドウに関係して、基地局で使用され
る整合フィルターのための検出ウィンドウのシーケンス
を示す図である。
【図4】2つの端末により送信された信号系列と、対応
する検出ウィンドウを例を用いて示す図である。
【図5】nビットシグナリング情報のために、信号系列
の検出から形成された、パルスの位置を示す図である。
【図6】基地局の受信機を示す図である。
【図7】基地局の送信機を示す図である。
【図8】端末の受信機を示す図である。
【図9】端末の送信機を示す図である。
【符号の説明】
1〜3 基地局 4〜14 端末 15 アンテナ 16 高周波数ブロック 17 中間周波数ブロック 18 アナログ−デジタル変換器 19 復調器 20 ブロック 21 整合フィルター 22 ピーク検出器 23 チャネルアクセス制御ブロック 24 チャネルアクセスブロック 25 種々のソース 26 ブロック 27 変調器 28 デジタル−アナログ変換器 29 中間周波数ブロック 30 高周波数ブロック 31 アンテナ 32 アンテナ 33 高周波数ブロック 34 中間周波数ブロック 35 アナログ−デジタル変換器 36 復調器 37 ブロック 38 チャネルアクセス制御ブロック 39 チャネルアクセス制御ブロック 40 タイマー要素 41 発生器 42 ブロック 43 重ね合わせ回路 44 変調器 45 デジタル−アナログ変換器 46 中間周波数ブロック 47 高周波数ブロック 48 アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 590000248 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, Th e Netherlands (72)発明者 クリストフ ヘルマン ドイツ連邦共和国,52064 アーヘン,カ ゼルネンシュトラーセ 6

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有用なデータ及び制御データを交換する
    ための少なくとも1つの基地局及び複数の関連する端末
    を含むワイヤレスネットワークであって、 前記基地局は、少なくとも1つの端末の少なくとも1つ
    の信号系列の開始時点を送信するように配置され、 前記基地局は、受信信号系列の相関をとり、受信され相
    関のとられた信号系列から発生するパルスを検出する装
    置を含むことを特徴とするワイヤレスネットワーク。
  2. 【請求項2】 前記基地局は、信号系列の受信の後に少
    なくとも1つのパルスを生成する整合フィルターとピー
    ク検出器を有し、 前記ピーク検出器は、検出ウィンドウであってその開始
    時点と期間がチャネル特性と信号系列の開始時点により
    決定される所定の検出ウィンドウの期間に、端末と関連
    する少なくとも1つのパルスを検出するように配置され
    ることを特徴とする請求項1に記載のワイヤレスネット
    ワーク。
  3. 【請求項3】 基地局は、端末の登録と同期の後に、シ
    グナリングに用いられ、その開始時点を送信する前記信
    号系列もしくは複数の信号系列を、制御チャネルを介し
    て、関連する端末に送信するように配置され、 シグナリングに用いられる前記信号系列もしくは複数の
    信号系列は、前記基地局のみと関連し、その近隣の基地
    局とは関連しないことを特徴とする請求項1に記載のワ
    イヤレスネットワーク。
  4. 【請求項4】 信号要求の場合において、端末は、関連
    する基地局により定められた時点での信号系列として嵩
    もしくはゴールド系列を送信するよう配置されることを
    特徴とする請求項1に記載のワイヤレスネットワーク。
  5. 【請求項5】 同一の信号系列の前記開始時点は、前記
    基地局により関連する端末に加えられ、常に互いに同一
    の最小距離にあることを特徴とする請求項1に記載のワ
    イヤレスネットワーク。
  6. 【請求項6】 同一の信号系列の前記開始時点は、前記
    基地局により関連する端末に加えられ、互いに、関連す
    る端末と基地局間で定められる各チャネル特性に依存し
    た距離にあることを特徴とする請求項1に記載のワイヤ
    レスネットワーク。
  7. 【請求項7】 前記基地局は、使用される前記信号系列
    とその開始時点を制御チャネルを介して端末に送信する
    ために、1ビットシグナリング情報を送信するように配
    置されることを特徴とする請求項1に記載のワイヤレス
    ネットワーク。
  8. 【請求項8】 前記基地局は、nビットシグナリング情
    報を送信するために、使用される信号系列と、nがn>
    1の整数であるn個の開始時点とを制御チャネルを介し
    て端末に送信するように配置されることを特徴とする請
    求項1に記載のワイヤレスネットワーク。
  9. 【請求項9】 基地局は、使用される複数の異なる信号
    系列を複数の異なるグループの端末に送信するよう配置
    されることを特徴とする請求項1に記載のワイヤレスネ
    ットワーク。
  10. 【請求項10】 基地局は、第1のチャネルアクセス制
    御ブロックを含み、 該第1のチャネルアクセス制御ブロックは、 チャネルに含まれるデータを抽出し、 該抽出されたデータを種々の更なる回路要素に伝え、 端末からのシグナリング要求の存在を判断するように配
    置され、 前記基地局は更に、種々の回路要素からのデータを予め
    定められたチャネルに挿入するように配置された第2の
    チャネルアクセス制御ブロックを含むことを特徴とする
    請求項1に記載のワイヤレスネットワーク。
  11. 【請求項11】 端末は、予め定められたチャネルに含
    まれるデータを抽出し、その抽出されたデータを種々の
    更なる回路要素に伝えることに供する第1のチャネルア
    クセス制御ブロックと、種々の回路要素からのデータを
    予め定められたチャネルに挿入し、タイマー要素に従っ
    て少なくとも1つの信号系列を送信するように配置され
    た第2のチャネルアクセス制御ブロックを有することを
    特徴とする請求項1に記載のワイヤレスネットワーク。
  12. 【請求項12】 端末は、信号系列を格納する書き込み
    メモリを有する発生器を有し、前記第2のチャネルアク
    セス制御ブロックは信号系列を選択するように配置され
    ることを特徴とする請求項11に記載のワイヤレスネッ
    トワーク。
  13. 【請求項13】 予め定められた期間の後、割り当てら
    れた基地局により以前送信された信号系列の確認応答が
    なかった場合に、端末が振幅を増した信号系列を送信す
    ることを特徴とする請求項1に記載のワイヤレスネット
    ワーク。
  14. 【請求項14】 端末が、段階を追って振幅を増加させ
    た信号系列を増加させ、割り当てられた基地局による確
    認応答が予め定められた期間の内に発生するか、信号系
    列が最大の振幅を持つまでその信号系列を送信すること
    を特徴とする請求項13に記載のワイヤレスネットワー
    ク。
  15. 【請求項15】 端末は信号系列を数回送信し、基地局
    は、この基地局が該信号系列を該端末に割り当てられた
    検出ウィンドウにおける種々のフレーム上で受信した場
    合に、確認応答を前記端末に送信することを特徴とする
    請求項13に記載のワイヤレスネットワーク。
  16. 【請求項16】 有用なデータと制御データを交換し、
    複数の関連する端末を有するワイヤレスネットワークに
    おける基地局であって、 前記基地局は、少なくとも1つの端末の少なくとも1つ
    の信号系列の開始時点を送信するように配置され、前記
    基地局は、受信信号系列の相関をとり、受信され相関の
    とられた信号系列から発生するパルスを検出する装置を
    有することを特徴とする基地局。
  17. 【請求項17】 有用なデータと制御データを交換す
    る、少なくとも1つの基地局と更なる端末を有するワイ
    ヤレスネットワークにおける端末であって、 前記基地局から信号系列の開始時点を受信した後、前記
    端末は前記開始時点に前記信号系列を送信するように配
    置されることを特徴とする端末。
  18. 【請求項18】 ワイヤレスネットワークにおいて、少
    なくとも1つの基地局と複数の関連する端末間で有用な
    データと制御データを交換する方法であって、 信号系列の開始時点が基地局により少なくとも1つの端
    末に送信され、 信号系列が、該送信された開始時点に該端末により送信
    され、 受信された信号系列は前記基地局において相関をとら
    れ、そこから発生するパルスが検出されることを特徴と
    する方法。
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