JP2000029899A - 建物と地図とのマッチング方法および記録媒体 - Google Patents

建物と地図とのマッチング方法および記録媒体

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JP2000029899A
JP2000029899A JP10198418A JP19841898A JP2000029899A JP 2000029899 A JP2000029899 A JP 2000029899A JP 10198418 A JP10198418 A JP 10198418A JP 19841898 A JP19841898 A JP 19841898A JP 2000029899 A JP2000029899 A JP 2000029899A
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俊一 橘高
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 住所情報または建物名称の正確度を反映させ
て誤リンクやリンク漏れを最小限に抑え、指定された建
物を地図情報中の建物に高い精度で関連付けること。 【解決手段】 指定された建物についてその名称と地図
情報中の複数の建物名称の文字列一致率と住所情報同士
の一致度合いとを算出し、これら文字列一致率と住所一
致度合いの両方の値を基に、指定された建物と地図情報
中の建物名称との対応関係の確からしさを示す指標値を
算出し、その指標値が最大となる地図情報中の建物名称
と指定された建物とを関連付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住所項目および建
物名称項目を有する既存のデータベースに格納された建
物を住宅地図情報中の建物に関連付ける地図データリン
ケージシステムにおける建物と地図のマッチング方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、住所項目および建物名称項目を有
する既存のデータベースに格納された建物を住宅地図情
報中の建物に関連付ける地図データリンケージシステム
がある。この地図データリンケージシステムでは、住宅
地図情報中の建物の中でマッチングの候補となる建物を
2段階で絞っている。すなわち、第1段階ではデータベ
ースで指定された住所に基づき住宅地図上での検索範囲
を絞り、第2段階では検索範囲内にある全ての建物のう
ちデータベースで指定された建物名称と同一と判断され
る建物に絞り、これらを住宅地図上のマッチングの候補
として抽出する。
【0003】第2段階では、データベースで指定された
建物名称と住宅地図情報中の複数の建物名称とを比較
し、両者が同一か否かを判定する。この判定には、例え
ば特願平9−262565号で提案されている文字列一
致率という指標が適している。この文字列一致率は、2
組の文字列がどの程度類似しているかを百分率(%)で
表わした指標であり、これが規定値以上ならば同一であ
ると判断する。この場合の規定値を文字列最低一致率と
呼ぶ。なお、同一と判断される建物が複数ある場合の対
処方法は2つある。1つは、これらの建物の中で最大の
文字列一致率を持つものとマッチングする方法であり、
もう1つは規定値以上の文字列一致率を持つ建物をリス
トアップし、地図データリンケージシステムのオペレー
タにマッチングすべき建物の選択を委ねる方法である。
【0004】従って、データベースで住所が詳しく指定
されているほど第1段階で検索範囲を狭めることができ
る。しかしながら、細かい指定になるほど住所の表記方
法が多様となり、データベースと地図データの表記方法
の相異により住所でのマッチングに失敗する確率も高く
なる。このような場合に対処するため、例えば住所とし
て“銀座1丁目2番3号”と指定されているにもかかわ
らず住宅地図のこの範囲内に該当する建物がないとき
は、検索範囲を“銀座1丁目2番”に広げて該当する建
物を検索し、それでも見つからないときは、検索範囲を
“銀座1丁目”にまで広げて該当する建物を検索すると
いった方法がとられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のマッチングの方法では、建物名称の同一判定条件
を厳しくするか緩くするか(文字列最低一致率をいくつ
にするか)によって、マッチングの成否が変化する。
【0006】建物名称の同一判定条件を緩くする(文字
列最低一致率を小さくする)と、住所の細かい指定が誤
っている場合に、その誤った検索範囲内に、建物名称が
一致していると判定されるような建物が存在する可能性
が高くなる。このような場合、本来関連付けるべき建物
以外の建物に対してマッチングを行ってしまう。これ
は、「誤リンク」と呼ばれるものである。
【0007】一方、建物名称の同一判定条件を厳しくす
る(文字列最低一致率を大きくする)ことにより、上例
のような場合も誤リンクが起こらなくなり、さらに検索
範囲を広げることにより本来関連付けるべき建物に正し
くマッチングできるようになる。
【0008】しかしながら、建物名称の同一判定条件を
厳しくすると、本来関連付けるべき建物が、(たとえ住
所が正しく指定されていても)表記方法の違いにより建
物名称が一致していないと判定され、マッチングに失敗
する可能性も高くなる。これは「リンク漏れ」と呼ばれ
るものである。
【0009】このように、建物名称の同一判定条件を緩
くするほど「誤リンク」が起こり易くなり、厳しくする
ほど「リンク漏れ」が起こり易くなる。従来において
は、「誤リンク」や「リンク漏れ」が経験的に最も少な
くなるような文字列最低一致率を設定していた。
【0010】しかしながら、住所がどの程度まで合って
いるかに依らず文字列最低一致率を一律に設定するのに
は問題がある。例えばデータベースで住所が“銀座1丁
目2番3号”と指定されている場合に、地図データの
“銀座1丁目2番3号”にある建物については、住所が
完全に合っているので建物名称チェックは多少緩めにし
ても良いと考えられる。その後は、地図データの“銀座
1丁目2番”までしか合っていない建物、“銀座1丁
目”までしか合っていない建物と、徐々に建物名称チェ
ックを厳しくしていくのが妥当である。
【0011】同様に、マッチングの候補が複数存在する
場合に、建物名称の文字列一致率の大小以外にも、住所
がより下位のレベルまで合っている建物に対して優先的
にマッチングするような評価手段が、「誤リンク」の抑
制には効果的である。
【0012】本発明は、建物名称の文字列一致率に加
え、住所情報の正確度を反映させて誤リンクやリンク漏
れを最小限に抑え、指定された建物を地図情報中の建物
に高い精度で関連付けることができる建物と地図とのマ
ッチング方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、少なくとも建物名称と住所情報とを含む
建物単位の建物情報と、住所情報と建物名称を含む地図
情報とをコンピュータにより照合し、建物情報と地図情
報とを関連付ける方法において、指定された建物につい
てその名称と地図情報中の複数の建物名称の文字列一致
率と住所情報同士の一致度合いとを算出し、これら文字
列一致率と住所一致度合いの両方の値を基に、指定され
た建物と地図情報中の建物名称との対応関係の確からし
さを示す指標値を算出し、その指標値が最大となる地図
情報中の建物名称と指定された建物とを関連付ける、ま
たはその指標値が規定値以上と成る地図情報中の建物名
称をリストアップし、オペレータに関連付ける建物の選
択を委ねることを特徴とする。
【0014】また、文字列一致率と住所一致度合いに対
し、住所情報自体および建物名称自体の信頼度(あるい
は正確度)を示す係数を付与して前記指標値を算出する
ことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施する場合の一
形態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0016】まず、本発明の概要について説明する。本
発明は、指定された建物についてその名称と地図情報中
の複数の建物名称の文字列一致率と住所情報同士の一致
度合いとを算出し、これら文字列一致率と住所一致度合
いの両方の値を基に、指定された建物と地図情報中の建
物名称との対応関係の確からしさを示す指標値を算出
し、その指標値が最大となる地図情報中の建物名称と指
定された建物とを関連付けることを特徴とするものであ
る。
【0017】本発明では新たに、リンク信頼度という指
標を導入する。リンク信頼度とは、住宅地図データのあ
る建物が、(1)指定された住所とどの程度まで合って
いるか、(2)指定された建物名称との文字列一致率の
2つから算出される0以上の値で、これが大きい建物ほ
どマッチングの対象としてふさわしいと判断できるよう
な指標である。
【0018】リンク信頼度の算出方法は、ここでは特に
規定しないが、一例として次のようなものが考えられ
る。
【0019】
【数1】リンク信頼度 = 住所一致レベル+建物名称の
文字列一致率 但し、 住所がn丁目レベルまで一致しているならば、住所一致
レベル=0 住所がm番地レベルまで一致しているならば、住所一致
レベル=20 住所がp号レベルまで一致しているならば、住所一致レ
ベル=40 という具合に、住所情報の正確度が増すほど大きな値と
する。
【0020】上記のリンク信頼度を算出する場合に、住
所情報自体および建物名称自体の信頼度(あるいは正確
度)を示す係数を付与して計算することにより、住所と
建物名称のどちらに重きを置いてリンク先を決定するの
かを調整できる。その場合の計算式は、前記「数1」に
係数を付与した「数2」で示されるようなものである。
【0021】
【数2】リンク信頼度 = 住所一致レベル×J+建物名
称の文字列一致率K 但し、J、K=正の値とする。この計算式の係数J,K
を変更することにより、住所と建物名称のどちらに重き
を置いてリンク先(地図情報中の建物)を決定するのか
を調整できる。この場合、マッチングしようとするデー
タベースの特性に合ったリンク信頼度の算出方法を設定
するのがよい。
【0022】例えば、データベースの建物名称項目の記
載内容の信頼性が住所項目に比べて低いような場合は、
上記のリンク信頼度の算出方法の式を
【0023】
【数3】リンク信頼度 = 住所一致レベル+建物名称の
文字列一致率×0.5 のように変更すれば、住所により重きを置いてリンク先
を決定するようになる。
【0024】地図データリンケージシステムにおいて
は、データベースのレコードに対して、リンク信頼度が
規定値以上の建物が地図上にあれば、その建物を地図マ
ッチングの候補とする。
【0025】マッチングの候補となる建物が地図上に複
数ある場合の対処方法は2つある。1つはリンク信頼度
が最高となる建物に自動的に地図マッチングする方法で
あり、もう1つは建物を(例えばリンク信頼度の降順
に)リストアップし、オペレータにマッチングすべき建
物の選択を委ねる方法である。
【0026】以下、具体的な実施形態を図面を参照して
説明する。
【0027】図1は、本発明の一実施の形態である地図
データリンケージシステムの実施形態を示すブロック構
成図である。ここで示す地図データリンケージシステム
1は、コンピュータ2とキーボード3、マウス(ポイン
ティングデバイス)4、コンピュータ2内で動作する複
数のプログラムとから構成される。
【0028】複数のプログラムは、地図マッチング処理
プログラム5、データベース入力処理プログラム6、地
図データ入力処理プログラム8、地図マッチング結果入
出力処理プログラム10、リンク信頼度算出プログラム
12とから構成されている。
【0029】地図マッチング処理プログラム5は、地図
データリンケージシステム1全体の制御をつかさどる部
分であり、オペレータがキーボード3やマウス4により
入力した指示に従い必要な処理を行ない、処理の進行状
況や結果をコンピュータ2の表示部に表示する。
【0030】データベース入力処理プログラム6は、地
図マッチング処理プログラム5からの要求に従い、建物
単位に住所項目や建物名称項目を有する建物情報のデー
タベース7のレコードを読み込み、要求元に転送するも
のである。ここで、データベース7は、例えば住所項目
や建物名称項目を有する建物情報の既存の住居データベ
ースである。
【0031】地図データ入力処理プログラム8は、地図
マッチング処理プログラム5からの要求に従い、地図デ
ータベース9に格納された指定地域の地図情報を読み込
み、要求元に転送するものである。ここで、地図情報
は、少なくとも住所情報と建物名称を含み、さらに必要
に応じて地域単位の地図イメージの情報を格納させるこ
ともある。この地図データベース9は、ネットワークを
介してサーバ装置に付加されたものを使用する場合もあ
る。
【0032】地図マッチング結果入出力処理プログラム
10は、地図マッチング処理プログラム5からの要求に
従い、マッチング処理した結果を地図マッチング結果フ
ァイル11に書き込むものである。
【0033】リンク信頼度算出プログラム12は、地図
マッチング処理プログラム5からの要求に従い、データ
ベース7から読まれたレコードと地図データベース9か
ら読み込まれた建物との間のリンク信頼度を算出するも
のである。地図マッチング処理プログラム5は、リンク
信頼度算出プログラム12が算出した値を基に、地図デ
ータベース9中で対応すると判断された建物とを関連付
ける。ここで、対応する建物の候補が複数存在する場
合、地図マッチング処理プログラム5は、自動的にリン
ク信頼度が最大の建物とリンクさせる方法(自動リン
ク)と、どの建物とリンクさせるべきかをオペレータに
キーボード3またはマウス4で選択してもらう方法(対
話型リンク)の2つの機能を備えており、何れの機能を
使用するかはオペレータによって予め指定される。な
お、データベース7から住所情報と建物名称を読み込む
代わりに、キーボード3を用いて入力してもよい。
【0034】リンク信頼度算出方法設定プログラム13
は、リンク信頼度算出プログラム12がリンク信頼度を
算出する際の算出方法を指定するものである。通常は、
リンク信頼度の算出方法の設定を変更する必要はない
が、データベース7の特性に合わせてリンク信頼度の算
出方法を調整することによって、「誤リンク」や「リン
ク漏れ」を効果的に抑えられる場合がある。すなわち、
前述したように、例えばデータベース7の建物名称項目
の記載内容の信頼性が住所項目に比べて低いような場合
は、リンク信頼度の算出方法の計算式を「数2」で示し
たような計算式で計算するように指定するものである。
ここで、建物名称項目および住所項目の信頼度は、オペ
レータまたは管理者が判断し、リンク信頼度算出方法設
定プログラム13に係数J,Kを指定する。
【0035】以下、図2〜図6に示す簡単な例を用いて
地図データリンケージシステム1が実際にマッチングを
行う処理を説明する。
【0036】図2は、マッチングしようとするデータベ
ース7のデータ構造の例を示すものであり、データベー
ス項目としては、データベース7のレコードをユニーク
に識別できるキーコード21と、住所22と、建物名称
23がある。
【0037】図3は、地図データベース9のデータ構造
例を示す図である。ここで示す地図データベース9のデ
ータ構造は表形式になっており、その項目としては、建
物をユニークに識別できる建物ID301と、住所30
2と、建物名称303がある。
【0038】ここで、図2のキーコード=1のレコード
の「山田ビル」をマッチングする処理を行なう場合、住
所と建物名称ともにキーコード=1のレコードと一致す
る建物が地図データベース9には存在しない。このた
め、データベース7の住所22または建物名称23に誤
りが含まれていると仮定し、マッチング処理を試行す
る。
【0039】図4(a)は、地図データベース9から抽
出したキーコード=1のレコードをマッチングする場合
の建物の候補である。各建物について「山田ビル」との
文字列一致率およびリンク信頼度算出プログラム12を
用いてリンク信頼度を計算する。ここでは、リンク信頼
度は、前述の「数1」(方法1)と、「数3」(方法
2)の2通りの算出方法での値を示している。
【0040】図4(a)に示すように、「方法1」の計
算式を用いた場合、建物ID=1200の「山田ビル」
のリンク信頼度が「120」で最も大きい値となってい
る。しかし、「方法2」の計算式を用いた場合、建物I
D=1102の「吉田ビル」のリンク信頼度が「78」
で最も大きい値となっている。以上から判断し、マッチ
ング処理プログラム5は、次のような結果を得る。「方
法1」の計算式を用いた場合のマッチング結果を図4
(b)に示し、「方法2」の計算式を用いた場合のマッ
チング結果を図4(c)に示す。
【0041】「方法1」の計算式を用いた場合、図4
(b)に示したように「山田ビル」という名称を持ち住
所が最も似ている「建物ID=1200」の建物が、ま
た「方法2」の計算式を用いた場合、指定地域内で建物
名称が最も「山田ビル」に似ている「建物ID=110
2」の建物が、指定された建物に該当するものと決定
し、その結果を地図マッチング結果入出力処理プログラ
ム10に渡し、地図マッチング結果ファイル11に書き
込ませる。
【0042】以上の処理により、住所項目または建物名
称に「曖昧さ」が残る建物情報であっても、最も確から
しい建物を選定し、マッチングさせることができる。
【0043】なお、地図マッチング処理プログラム5、
リンク信頼度算出プログラム12、リンク信頼度算出方
法設定プログラム13を、CD−ROM等の記録媒体に
汎用のパーソナルコンピュータ等のコンピュータで実行
可能に格納した形態で提供することにより、汎用のパー
ソナルコンピュータ等のコンピュータで上記のようなマ
ッチング処理を実施することができる。なお、CD−R
OM等の記録媒体に代えて、インターネット等の通信媒
体を介してコンピュータにロードし、実行させることも
可能である。
【0044】また、上記説明では、リンク信頼度が最大
のものを選定する場合を例に挙げて説明したが、建物毎
のリンク信頼度を大きい順に表示画面に表示させ、入力
手段の指定操作を用いてオペレータによって指定された
地図情報中の建物名称と指定された建物とを関連付ける
ように構成することもできる。
【0045】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、誤りを含むかもしれない住所と建物名称が指定され
たとき、住宅地図上からそれに対応する可能性があると
考えられる建物について、文字列一致率と住所一致度合
いの両方の値を基に、指定された建物と地図情報中の建
物名称との対応関係の確からしさを示す指標値を算出
し、その指標値が最大となる地図情報中の建物名称と指
定された建物とを関連付けるようにしたため、住所情報
または建物名称の正確度を反映させて誤リンクやリンク
漏れを最小限に抑え、指定された建物を地図情報中の建
物に高い精度で関連付けることができる。
【0046】また、リンク信頼度を求めることにより、
マッチングの正当性を定量的に評価することができ、そ
れが最高となる建物を選択することにより高精度で目的
の建物を特定できる。
【0047】この手法を地図データリンケージシステム
に応用すれば、誤リンクやリンク漏れを抑えることがで
き、地図マッチング結果の信頼性が向上するなどの効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である地図データリンケ
ージシステムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】マッチング処理を説明するためのデータベース
のデータ構造例を示す図である。
【図3】マッチング処理を説明するための地図データベ
ースのデータ構造例を示す図である。
【図4】マッチング処理を説明するための建物の候補の
図およびリンク信頼度の算出例を示す図である。
【符号の説明】
1…地図データリンケージシステム、2…コンピュー
タ、3…キーボード、4…マウス、5…地図マッチング
処理プログラム、6…データベース入力処理プログラ
ム、7…データベース、8…地図データ入力処理プログ
ラム、9…地図データベース、10…地図マッチング結
果入出力処理プログラム、11…地図マッチング結果フ
ァイル、12…リンク信頼度算出プログラム、13…リ
ンク信頼度算出方法設定プログラム。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも建物名称と住所情報とを含む
    建物単位の建物情報と、住所情報と建物名称を含む地図
    情報とをコンピュータにより照合し、建物情報と地図情
    報とを関連付ける方法であって、 指定された建物についてその名称と地図情報中の複数の
    建物名称の文字列一致率と住所情報同士の一致度合いと
    を算出し、これら文字列一致率と住所一致度合いの両方
    の値を基に、指定された建物と地図情報中の建物名称と
    の対応関係の確からしさを示す指標値を算出し、その指
    標値が最大となる地図情報中の建物名称と指定された建
    物とを関連付けることを特徴とする建物と地図とのマッ
    チング方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも建物名称と住所情報とを含む
    建物単位の建物情報と、住所情報と建物名称を含む地図
    情報とをコンピュータにより照合し、建物情報と地図情
    報とを関連付ける方法であって、 指定された建物についてその名称と地図情報中の複数の
    建物名称の文字列一致率と住所情報同士の一致度合いと
    を算出し、これら文字列一致率と住所一致度合いの両方
    の値を基に、指定された建物と地図情報中の建物名称と
    の対応関係の確からしさを示す指標値を算出し、その指
    標値を大きい順に表示画面に表示させ、入力手段の指定
    操作によって指定された地図情報中の建物名称と指定さ
    れた建物とを関連付けることを特徴とする建物と地図と
    のマッチング方法。
  3. 【請求項3】 前記文字列一致率と住所一致度合いに対
    し、住所情報および建物名称の信頼度を示す係数を付与
    して前記指標値を算出することを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の建物と地図とのマッチング方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも建物名称と住所情報とを含む
    建物単位の建物情報と、住所情報と建物名称を含む地図
    情報とをコンピュータにより照合し、建物情報と地図情
    報とを関連付ける処理プログラムを記録した記録媒体で
    あって、 指定された建物についてその名称と地図情報中の複数の
    建物名称の文字列一致率と住所情報同士の一致度合いと
    を算出する処理と、これら文字列一致率と住所一致度合
    いの両方の値を基に、指定された建物と地図情報中の建
    物名称との対応関係の確からしさを示す指標値を算出す
    る処理と、その指標値が最大となる地図情報中の建物名
    称と指定された建物とを関連付ける処理とを含むコンピ
    ュータが読み取り可能なマッチング処理プログラムを記
    録していることを特徴とする記録媒体。
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