JP2000028701A - 属性データ統合装置 - Google Patents
属性データ統合装置Info
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- JP2000028701A JP2000028701A JP10192966A JP19296698A JP2000028701A JP 2000028701 A JP2000028701 A JP 2000028701A JP 10192966 A JP10192966 A JP 10192966A JP 19296698 A JP19296698 A JP 19296698A JP 2000028701 A JP2000028701 A JP 2000028701A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 属性データの不確実性を考慮した画面表示を
行わないため、不確実性の高い属性データの統合結果の
観測時刻の経過によるばらつきが大きくなる場合や、連
続して属性が不明となる場合を表示した際の操作者の属
性の誤判断を防ぐ。 【解決手段】 Baysian法による属性データの統
合及びDempster−Shafer法による属性デ
ータの統合による属性の判定過程における属性データの
不確実性の変移を表示する。
行わないため、不確実性の高い属性データの統合結果の
観測時刻の経過によるばらつきが大きくなる場合や、連
続して属性が不明となる場合を表示した際の操作者の属
性の誤判断を防ぐ。 【解決手段】 Baysian法による属性データの統
合及びDempster−Shafer法による属性デ
ータの統合による属性の判定過程における属性データの
不確実性の変移を表示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、航空機や地上走
行車等の移動物体を目標とし、電波や赤外線等により目
標を探知分析する複数のセンサを用い、各センサから入
力した観測情報から求めた属性データを統合し、目標の
類別(戦闘機、ヘリコプタ、飛しょう体、艦船、戦車、
潜水艦、不明等)と識別(敵、味方、中立、不明等)を
決定して表示する属性データ統合装置に関するものであ
る。
行車等の移動物体を目標とし、電波や赤外線等により目
標を探知分析する複数のセンサを用い、各センサから入
力した観測情報から求めた属性データを統合し、目標の
類別(戦闘機、ヘリコプタ、飛しょう体、艦船、戦車、
潜水艦、不明等)と識別(敵、味方、中立、不明等)を
決定して表示する属性データ統合装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図19は従来の属性データ統合装置が適
用されるシステムの使用概念を説明する図であり、1
a、1bはそれぞれ同一仕様あるいは互いに異なる仕様
のセンサであり、ここでは通常のレーダを図示している
が、電波と類似したレーザや赤外線等を用いてよいこと
はもちろんである。センサ1a、1bはそれぞれ照射ビ
ーム1cを矢印イ、ロヘ振ることができる。3a、3
b、3cは上記複数のセンサ1a、1bの観測目標であ
り、それぞれヘリコプタ、戦闘機、飛しょう体を示して
いる。4は上記複数のセンサ1a、1bに接続されてお
り、センサ1a又は1bから目標の位置、速度及び妨害
情報等の観測情報を入力し、この観測情報から目標の類
別信頼度と識別信頼度からなる属性データを求め、セン
サ1aの観測情報から求めた属性データとセンサ1bの
観測情報から求めた属性データを統合することで信頼性
の高い属性データを求め、目標の類別及び識別を決定し
て表示する属性データ統合装置である。
用されるシステムの使用概念を説明する図であり、1
a、1bはそれぞれ同一仕様あるいは互いに異なる仕様
のセンサであり、ここでは通常のレーダを図示している
が、電波と類似したレーザや赤外線等を用いてよいこと
はもちろんである。センサ1a、1bはそれぞれ照射ビ
ーム1cを矢印イ、ロヘ振ることができる。3a、3
b、3cは上記複数のセンサ1a、1bの観測目標であ
り、それぞれヘリコプタ、戦闘機、飛しょう体を示して
いる。4は上記複数のセンサ1a、1bに接続されてお
り、センサ1a又は1bから目標の位置、速度及び妨害
情報等の観測情報を入力し、この観測情報から目標の類
別信頼度と識別信頼度からなる属性データを求め、セン
サ1aの観測情報から求めた属性データとセンサ1bの
観測情報から求めた属性データを統合することで信頼性
の高い属性データを求め、目標の類別及び識別を決定し
て表示する属性データ統合装置である。
【0003】図19に示されるように、従来の属性デー
タ統合装置が適用されるシステムでは、山岳2等の地形
的な問題から一つのセンサのみによる目標捜索では捜索
不可能となる空域が発生するので、異なる地点に複数の
センサを配置して捜索することにより捜索空域の欠如に
よる脅威の増大を抑えている。その結果、複数のセンサ
による重複する捜索空域が存在し、この重複する捜索領
域に存在する目標に対しては複数のセンサから同一目標
に対する属性データが観測され、しかも観測方向や距離
等の相違によりそれぞれの属性データの内容が異なる場
合があるので、同一目標に対する複数の属性データを属
性統合装置によって統合することで情報の信頼性を高め
ている。
タ統合装置が適用されるシステムでは、山岳2等の地形
的な問題から一つのセンサのみによる目標捜索では捜索
不可能となる空域が発生するので、異なる地点に複数の
センサを配置して捜索することにより捜索空域の欠如に
よる脅威の増大を抑えている。その結果、複数のセンサ
による重複する捜索空域が存在し、この重複する捜索領
域に存在する目標に対しては複数のセンサから同一目標
に対する属性データが観測され、しかも観測方向や距離
等の相違によりそれぞれの属性データの内容が異なる場
合があるので、同一目標に対する複数の属性データを属
性統合装置によって統合することで情報の信頼性を高め
ている。
【0004】図24は図19で示した属性データ統合装
置で求めた類別及び識別結果の表示例1を示す図であ
る。図において35は各種情報を表示する属性データ統
合装置の情報表示器、36は前記情報表示器のカラーC
RT画面、37は観測目標の方位を認識させるための方
位線、38は観測目標の距離を認識させるための等距離
線、39aは観測目標1の航跡線、39bは観測目標2
の航跡線、40a、40b及び40cは各観測時刻にお
ける観測目標1の属性を示すシンボル、41a、41b
及び41cは各観測時刻における観測目標2の属性を示
すシンボルである。観測目標1は、観測時刻と共に表示
属性が変わり、40aでは類別が不明、40bで航空
機、40cは不明のであり、類別結果表示にばらつきが
ある場合を示しており、識別はシンボル40a、40
b、40cの表示色を変えることで区別する。観測目標
2は、各観測時刻の経過において表示属性は変わらず、
41a、41b、41cの類別が航空機の場合を示して
おり、識別はシンボル41a、41b、41cの表示色
を変えることで区別する。
置で求めた類別及び識別結果の表示例1を示す図であ
る。図において35は各種情報を表示する属性データ統
合装置の情報表示器、36は前記情報表示器のカラーC
RT画面、37は観測目標の方位を認識させるための方
位線、38は観測目標の距離を認識させるための等距離
線、39aは観測目標1の航跡線、39bは観測目標2
の航跡線、40a、40b及び40cは各観測時刻にお
ける観測目標1の属性を示すシンボル、41a、41b
及び41cは各観測時刻における観測目標2の属性を示
すシンボルである。観測目標1は、観測時刻と共に表示
属性が変わり、40aでは類別が不明、40bで航空
機、40cは不明のであり、類別結果表示にばらつきが
ある場合を示しており、識別はシンボル40a、40
b、40cの表示色を変えることで区別する。観測目標
2は、各観測時刻の経過において表示属性は変わらず、
41a、41b、41cの類別が航空機の場合を示して
おり、識別はシンボル41a、41b、41cの表示色
を変えることで区別する。
【0005】図25は図19で示した属性データ統合装
置で求めた類別及び識別結果の表示例2を示す図であ
る。図において42a、42b及び42cは各観測時刻
における観測目標1の属性を示すシンボルであり、観測
時刻と共に表示属性が変わり、42a、42b、42c
の類別が不明の場合を示しており、識別はシンボル42
a、42b、42cの表示色を変えることで区別する。
観測目標2は、各観測時刻の経過において表示属性は変
わらず、41a、41b、41cの類別が航空機の場合
を示しており、識別はシンボル41a、41b、41c
の表示色を変えることで区別する。
置で求めた類別及び識別結果の表示例2を示す図であ
る。図において42a、42b及び42cは各観測時刻
における観測目標1の属性を示すシンボルであり、観測
時刻と共に表示属性が変わり、42a、42b、42c
の類別が不明の場合を示しており、識別はシンボル42
a、42b、42cの表示色を変えることで区別する。
観測目標2は、各観測時刻の経過において表示属性は変
わらず、41a、41b、41cの類別が航空機の場合
を示しており、識別はシンボル41a、41b、41c
の表示色を変えることで区別する。
【0006】図20は従来のBayesian法属性デ
ータ統合装置のブロック図の一例である。図において5
は観測情報収集器、6は類別信頼度算出器、7は識別信
頼度算出器、8は観測属性データ管理器、9は不確実性
分配器、10は統合属性データ管理器、11はBaye
sian法属性データ統合器、12は属性判定器、13
は属性表示器、4は観測情報収集器5と類別信頼度算出
器6と識別信頼度算出器7と観測属性データ管理器8と
不確実性分配器9と統合属性データ管理器10とBay
esian法属性データ統合器11と属性判定器12と
属性表示器13から構成される属性データ統合装置であ
る。
ータ統合装置のブロック図の一例である。図において5
は観測情報収集器、6は類別信頼度算出器、7は識別信
頼度算出器、8は観測属性データ管理器、9は不確実性
分配器、10は統合属性データ管理器、11はBaye
sian法属性データ統合器、12は属性判定器、13
は属性表示器、4は観測情報収集器5と類別信頼度算出
器6と識別信頼度算出器7と観測属性データ管理器8と
不確実性分配器9と統合属性データ管理器10とBay
esian法属性データ統合器11と属性判定器12と
属性表示器13から構成される属性データ統合装置であ
る。
【0007】図21は従来のDempster−Sha
fer法属性データ統合装置のブロック図の一例であ
る。図において5は観測情報収集器、6は類別信頼度算
出器、7は識別信頼度算出器、8は観測属性データ管理
器、10は統合属性データ管理器、14はDempst
er−Shafer法属性データ統合器、12は属性判
定器、13は属性表示器、4は観測情報収集器5と類別
信頼度算出器6と識別信頼度算出器7と観測属性データ
管理器8と統合属性データ管理器10とDempste
r−Shafer法属性データ統合器14と属性判定器
12と属性表示器13から構成される属性データ統合装
置である。
fer法属性データ統合装置のブロック図の一例であ
る。図において5は観測情報収集器、6は類別信頼度算
出器、7は識別信頼度算出器、8は観測属性データ管理
器、10は統合属性データ管理器、14はDempst
er−Shafer法属性データ統合器、12は属性判
定器、13は属性表示器、4は観測情報収集器5と類別
信頼度算出器6と識別信頼度算出器7と観測属性データ
管理器8と統合属性データ管理器10とDempste
r−Shafer法属性データ統合器14と属性判定器
12と属性表示器13から構成される属性データ統合装
置である。
【0008】図22は図20で示した従来のBayes
ian法属性データ統合装置の処理フロー図である。図
において、処理15は観測情報収集器5においてセンサ
1a又は1bから目標の観測情報を入力し、処理16は
類別信頼度算出器6において各類別が取りうる飛行速度
範囲や飛行高度範囲等を示した類別データベースと処理
15の観測情報の速度及び位置とを照合することで、目
標が戦闘機、ヘリコプタ、飛しょう体、艦船、戦車、潜
水艦、不明の各々に適合する度合いを求め、処理17は
処理16の各類別要素の適合度から目標の類別が何であ
るのかを示す仮説を複数設定し、それぞれの仮説の確か
らしさを示す類別信頼度を求める(例えば、目標がヘリ
コプタであるという仮説の信頼度は30%、戦闘機又は
飛しょう体であるという仮説の信頼度は50%のように
示す)。処理18は識別信頼度算出器7において速度/
高度制限情報や飛行制限/禁止空域情報や安全飛行空域
情報等を示した識別データベースと処理15の観測情報
の速度と位置とを照合することで、目標が味方、敵、中
立、不明の各々に適合する度合いを求め、処理19は処
理18の各識別要素の適合度から目標の識別が何である
のかを示す仮説を複数設定し、それぞれの仮説の確から
しさを示す識別信頼度(例えば、目標が味方であるとい
う仮説の信頼度は30%、中立であるという仮説の信頼
度は20%のように示す)を求める。処理20は処理1
7の類別信頼度と処理19の識別信頼度を観測属性デー
タとして観測属性データ管理器10へ記憶し、処理21
は不確実性分配器9において処理20の観測属性データ
の内で、不確実性を含む仮説の信頼度(例えば、目標が
戦闘機又は飛しょう体であるという仮説の信頼度は50
のように示す)に対してその仮説を成立させているすべ
ての要素を抽出し(上記例では、戦闘機と飛しょう
体)、目標がこの抽出した各々の要素であるという仮説
を新たに生成し(上記例では、目標が戦闘機であるとい
う仮説と目標が飛しょう体であるという仮説を生成す
る)、不確実性を含む仮説の信頼度の値をこの新たに生
成した各仮説の信頼度として均等に分配する(上記例で
は、目標が戦闘機であるという仮説の信頼度は25%、
飛しょう体であるという仮説の信頼度は25%とする)
ことですべての観測属性データから不確実性を取り除
く。処理22は統合属性データ管理器10から同一目標
に対して前観測時に統合した属性データを入力し、処理
23はBayesian法属性データ統合器11におい
て処理21の不確実性を取り除いた観測属性データと処
理22の前観測時に統合した属性データとをBayes
ian法により統合し、処理24は次観測時の属性デー
タの統合のために処理23の統合した属性データを統合
属性データ管理器10へ保存する。処理25は属性判定
器12において処理23の統合した属性データの類別信
頼度の内で事前に設定したしきい値以上の信頼度を持つ
仮説が存在するか否かを判定し、存在する場合に処理2
9で類別信頼度の一番高い仮説が示す要素を目標の類別
とし、処理27は処理23の統合した属性データの識別
信頼度の内で事前に設定したしきい値以上の値を持つ仮
説が存在するか否かを判定し、存在する場合に処理28
で識別信頼度の一番高い仮説が示す要素を目標の識別と
する。
ian法属性データ統合装置の処理フロー図である。図
において、処理15は観測情報収集器5においてセンサ
1a又は1bから目標の観測情報を入力し、処理16は
類別信頼度算出器6において各類別が取りうる飛行速度
範囲や飛行高度範囲等を示した類別データベースと処理
15の観測情報の速度及び位置とを照合することで、目
標が戦闘機、ヘリコプタ、飛しょう体、艦船、戦車、潜
水艦、不明の各々に適合する度合いを求め、処理17は
処理16の各類別要素の適合度から目標の類別が何であ
るのかを示す仮説を複数設定し、それぞれの仮説の確か
らしさを示す類別信頼度を求める(例えば、目標がヘリ
コプタであるという仮説の信頼度は30%、戦闘機又は
飛しょう体であるという仮説の信頼度は50%のように
示す)。処理18は識別信頼度算出器7において速度/
高度制限情報や飛行制限/禁止空域情報や安全飛行空域
情報等を示した識別データベースと処理15の観測情報
の速度と位置とを照合することで、目標が味方、敵、中
立、不明の各々に適合する度合いを求め、処理19は処
理18の各識別要素の適合度から目標の識別が何である
のかを示す仮説を複数設定し、それぞれの仮説の確から
しさを示す識別信頼度(例えば、目標が味方であるとい
う仮説の信頼度は30%、中立であるという仮説の信頼
度は20%のように示す)を求める。処理20は処理1
7の類別信頼度と処理19の識別信頼度を観測属性デー
タとして観測属性データ管理器10へ記憶し、処理21
は不確実性分配器9において処理20の観測属性データ
の内で、不確実性を含む仮説の信頼度(例えば、目標が
戦闘機又は飛しょう体であるという仮説の信頼度は50
のように示す)に対してその仮説を成立させているすべ
ての要素を抽出し(上記例では、戦闘機と飛しょう
体)、目標がこの抽出した各々の要素であるという仮説
を新たに生成し(上記例では、目標が戦闘機であるとい
う仮説と目標が飛しょう体であるという仮説を生成す
る)、不確実性を含む仮説の信頼度の値をこの新たに生
成した各仮説の信頼度として均等に分配する(上記例で
は、目標が戦闘機であるという仮説の信頼度は25%、
飛しょう体であるという仮説の信頼度は25%とする)
ことですべての観測属性データから不確実性を取り除
く。処理22は統合属性データ管理器10から同一目標
に対して前観測時に統合した属性データを入力し、処理
23はBayesian法属性データ統合器11におい
て処理21の不確実性を取り除いた観測属性データと処
理22の前観測時に統合した属性データとをBayes
ian法により統合し、処理24は次観測時の属性デー
タの統合のために処理23の統合した属性データを統合
属性データ管理器10へ保存する。処理25は属性判定
器12において処理23の統合した属性データの類別信
頼度の内で事前に設定したしきい値以上の信頼度を持つ
仮説が存在するか否かを判定し、存在する場合に処理2
9で類別信頼度の一番高い仮説が示す要素を目標の類別
とし、処理27は処理23の統合した属性データの識別
信頼度の内で事前に設定したしきい値以上の値を持つ仮
説が存在するか否かを判定し、存在する場合に処理28
で識別信頼度の一番高い仮説が示す要素を目標の識別と
する。
【0009】Bayesian法は、数1で示す古典的
確率理論であるBayesの定理による条件付関数を用
いた統合法であり、k−1サンプルまでのデータの全体
Zk−1が互いに独立な要素xi(i=1〜N)である
確率をP[xi|Zk−1]、kサンプルでのデータZ
kが要素xiである確率をP[Zk|xi]とすると
き、信頼度b(xi)としてkサンプルまでのデータの
全体Zkが要素xiである確率P[xi|Zk]が得ら
れ、確率を与える要素はBayesian法の前提条件
から互いに独立かつ要素N個の信頼度の総和が1となる
加法性が成立し、統合結果も加法性が成立することが知
られている。
確率理論であるBayesの定理による条件付関数を用
いた統合法であり、k−1サンプルまでのデータの全体
Zk−1が互いに独立な要素xi(i=1〜N)である
確率をP[xi|Zk−1]、kサンプルでのデータZ
kが要素xiである確率をP[Zk|xi]とすると
き、信頼度b(xi)としてkサンプルまでのデータの
全体Zkが要素xiである確率P[xi|Zk]が得ら
れ、確率を与える要素はBayesian法の前提条件
から互いに独立かつ要素N個の信頼度の総和が1となる
加法性が成立し、統合結果も加法性が成立することが知
られている。
【0010】
【数1】
【0011】図26はBayesian法属性データ統
合器11におけるBayesian法による属性データ
統合の概要を示す図である。図において73は不確実性
を含む属性がタイプAまたBである仮説の信頼度x1お
よび不確実性を含まない属性がタイプCである信頼度c
1からなる第1番目の属性データであり、74は不確実
性を含まない属性がタイプAである仮説の信頼度a2、
属性がタイプBである仮説の信頼度b2および属性がタ
イプCである仮説の信頼度c2からなる第2番目の属性
データであり、不確実性分配器9において第1番目の観
測属性データ73の内の不確実性を含む仮説の信頼度x
1をその仮説を成立させている属性がタイプAである仮
説の信頼度a1と属性がタイプBである信頼度b1に分
けることで不確実性を含まない仮説の信頼度だけからな
る第1番目の属性データ75を算出し、Bayesia
n法属性データ統合器11において不確実性を含まない
仮説の信頼度だけからなる第1番目の属性データ75と
第2番目の属性データ74とをBayesian法によ
り統合し、不確実性含まない属性がタイプAである仮説
の信頼度a、属性がタイプBである仮説の信頼度bおよ
び属性がタイプCである仮説の信頼度cからなる統合し
た属性データ76を求める。この方法により信頼度の高
い属性データの統合からはより信頼度の高い属性データ
が、信頼度の低い属性データの統合からはより信頼度の
低い属性データが期待できる。
合器11におけるBayesian法による属性データ
統合の概要を示す図である。図において73は不確実性
を含む属性がタイプAまたBである仮説の信頼度x1お
よび不確実性を含まない属性がタイプCである信頼度c
1からなる第1番目の属性データであり、74は不確実
性を含まない属性がタイプAである仮説の信頼度a2、
属性がタイプBである仮説の信頼度b2および属性がタ
イプCである仮説の信頼度c2からなる第2番目の属性
データであり、不確実性分配器9において第1番目の観
測属性データ73の内の不確実性を含む仮説の信頼度x
1をその仮説を成立させている属性がタイプAである仮
説の信頼度a1と属性がタイプBである信頼度b1に分
けることで不確実性を含まない仮説の信頼度だけからな
る第1番目の属性データ75を算出し、Bayesia
n法属性データ統合器11において不確実性を含まない
仮説の信頼度だけからなる第1番目の属性データ75と
第2番目の属性データ74とをBayesian法によ
り統合し、不確実性含まない属性がタイプAである仮説
の信頼度a、属性がタイプBである仮説の信頼度bおよ
び属性がタイプCである仮説の信頼度cからなる統合し
た属性データ76を求める。この方法により信頼度の高
い属性データの統合からはより信頼度の高い属性データ
が、信頼度の低い属性データの統合からはより信頼度の
低い属性データが期待できる。
【0012】図23は図21で示した従来のDemps
ter−Shafer法属性データ統合装置の処理フロ
ー図である。図において処理15から20、21、2
4、28及び29は図22に示したBayesian法
属性データ統合装置の処理フローと同一であり、処理3
0はDempster−Shafer法属性データ統合
器14において同一目標に対する不確実性を含む仮説の
信頼度を含む処理20の観測属性データと処理22の前
観測時に統合した属性データとをDempster−S
hafer法により統合し、処理24は次観測時の属性
データの統合のために処理30の統合した属性データを
統合属性データ管理器10に保存する。処理31は属性
判定器12において処理30の統合した属性データの類
別信頼度の基本確率の内で事前に設定したしきい値以上
の値を持つ仮説が存在するか否かを判定し、存在する場
合には処理32でそれらの仮説の内で類別信頼度の基本
確率と上界確率の差が事前に設定したしきい値以下の値
を持つ仮説が存在するか否かを判定し、存在する場合に
は処理26で類別信頼度の基本確率の一番高い仮説が示
す要素が目標の類別とし、処理34は処理30の統合し
た属性データの識別信頼度の基本確率の内で事前に設定
したしきい値以上の値を持つ仮説が存在するか否かを判
定し、存在する場合には処理28でそれらの仮説の内で
識別信頼度の基本確率と上界確率の差が事前に設定した
しきい値以下の値を持つ仮説が存在するか否かを判定
し、存在する場合には処理29で識別信頼度の基本確率
の一番高い仮説が示す要素を目標の識別とする。
ter−Shafer法属性データ統合装置の処理フロ
ー図である。図において処理15から20、21、2
4、28及び29は図22に示したBayesian法
属性データ統合装置の処理フローと同一であり、処理3
0はDempster−Shafer法属性データ統合
器14において同一目標に対する不確実性を含む仮説の
信頼度を含む処理20の観測属性データと処理22の前
観測時に統合した属性データとをDempster−S
hafer法により統合し、処理24は次観測時の属性
データの統合のために処理30の統合した属性データを
統合属性データ管理器10に保存する。処理31は属性
判定器12において処理30の統合した属性データの類
別信頼度の基本確率の内で事前に設定したしきい値以上
の値を持つ仮説が存在するか否かを判定し、存在する場
合には処理32でそれらの仮説の内で類別信頼度の基本
確率と上界確率の差が事前に設定したしきい値以下の値
を持つ仮説が存在するか否かを判定し、存在する場合に
は処理26で類別信頼度の基本確率の一番高い仮説が示
す要素が目標の類別とし、処理34は処理30の統合し
た属性データの識別信頼度の基本確率の内で事前に設定
したしきい値以上の値を持つ仮説が存在するか否かを判
定し、存在する場合には処理28でそれらの仮説の内で
識別信頼度の基本確率と上界確率の差が事前に設定した
しきい値以下の値を持つ仮説が存在するか否かを判定
し、存在する場合には処理29で識別信頼度の基本確率
の一番高い仮説が示す要素を目標の識別とする。
【0013】Dempster−Shafer法(19
67年にA.P.Dempsterにより提唱され、1
976年にG.Shaferによって洗練された確率理
論)は、“数2”および“数3”で示す統合法であり、
k−1サンプルまでのデータZk−1が互いに独立では
ない要素xi(i=1〜N)である確率をP[xi|Z
k−1]、kサンプルでのデータZkが要素xiである
確率P[Zk|xi]とするとき、数2で示すBaye
sian法の信頼度と同様な確率である基本確率m(x
i)としてkサンプルまでのデータZkが要素xiであ
る確率P[xi|Zk]が得られ、数3で示すデータZ
kが要素である確率の最大値を表す上界確率b(xi)
はxiを要素に含む全ての統合結果の総和から得られ、
不確実性を含まないデータを統合する場合の統合結果の
信頼度は基本確率と上界確率が等しい、即ちBayes
ian法による統合結果と同一となるが、不確実性を含
むデータを統合する場合の統合結果の信頼度は基本確率
と上界確率の幅を持って示され、Bayesian法の
前提条件であった加法性は必ずしも成立しないという特
徴がある。
67年にA.P.Dempsterにより提唱され、1
976年にG.Shaferによって洗練された確率理
論)は、“数2”および“数3”で示す統合法であり、
k−1サンプルまでのデータZk−1が互いに独立では
ない要素xi(i=1〜N)である確率をP[xi|Z
k−1]、kサンプルでのデータZkが要素xiである
確率P[Zk|xi]とするとき、数2で示すBaye
sian法の信頼度と同様な確率である基本確率m(x
i)としてkサンプルまでのデータZkが要素xiであ
る確率P[xi|Zk]が得られ、数3で示すデータZ
kが要素である確率の最大値を表す上界確率b(xi)
はxiを要素に含む全ての統合結果の総和から得られ、
不確実性を含まないデータを統合する場合の統合結果の
信頼度は基本確率と上界確率が等しい、即ちBayes
ian法による統合結果と同一となるが、不確実性を含
むデータを統合する場合の統合結果の信頼度は基本確率
と上界確率の幅を持って示され、Bayesian法の
前提条件であった加法性は必ずしも成立しないという特
徴がある。
【0014】
【数2】
【0015】
【数3】
【0016】図27はDempster−Shafer
法属性データ統合器14におけるDempster−S
hafer法による属性データ統合の概要を示す図であ
る。図において73は不確実性を含む属性がタイプAま
たBである仮説の信頼度x1および不確実性を含まない
属性がタイプCである信頼度c1からなる第1番目の属
性データであり、74は不確実性を含まない属性がタイ
プAである仮説の信頼度a2、属性がタイプBである仮
説の信頼度b2および属性がタイプCである仮説の信頼
度c2からなる第2番目の属性データであり、Demp
ster−Shafer法属性データ統合器14におい
て不確実性を含む仮説の信頼度からなる第1番目の属性
データ73と不確実性を含まない仮説の信頼度だけから
なる第2番目の属性データ74とをDempster−
Shafer法により統合し、属性がタイプAである信
頼度の信頼度が基本確率aと上界確率xの幅により示さ
れ、属性がタイプBである仮説の信頼度が基本確率bと
上界確率xにより幅を持って示され、属性がタイプCで
ある仮説の信頼度cで示される統合された属性データ7
7を求める。この方法により信頼度の高い属性データの
統合からはより信頼度の高い属性データ、信頼度の低い
属性データの統合からはより信頼度の低い属性データが
期待できる。
法属性データ統合器14におけるDempster−S
hafer法による属性データ統合の概要を示す図であ
る。図において73は不確実性を含む属性がタイプAま
たBである仮説の信頼度x1および不確実性を含まない
属性がタイプCである信頼度c1からなる第1番目の属
性データであり、74は不確実性を含まない属性がタイ
プAである仮説の信頼度a2、属性がタイプBである仮
説の信頼度b2および属性がタイプCである仮説の信頼
度c2からなる第2番目の属性データであり、Demp
ster−Shafer法属性データ統合器14におい
て不確実性を含む仮説の信頼度からなる第1番目の属性
データ73と不確実性を含まない仮説の信頼度だけから
なる第2番目の属性データ74とをDempster−
Shafer法により統合し、属性がタイプAである信
頼度の信頼度が基本確率aと上界確率xの幅により示さ
れ、属性がタイプBである仮説の信頼度が基本確率bと
上界確率xにより幅を持って示され、属性がタイプCで
ある仮説の信頼度cで示される統合された属性データ7
7を求める。この方法により信頼度の高い属性データの
統合からはより信頼度の高い属性データ、信頼度の低い
属性データの統合からはより信頼度の低い属性データが
期待できる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来の属性データ統合
装置は上記のように構成されていたので、処理11にお
いて不確実性を含む属性データを用いて属性データを判
定した場合、判定結果は、不確実性を考慮しないため、
何れの属性データの信頼度も判定基準のしきい値を越え
ない場合の結果は全て不明となり、表示からどの属性の
可能性があるかを知ることができない特徴があった。
装置は上記のように構成されていたので、処理11にお
いて不確実性を含む属性データを用いて属性データを判
定した場合、判定結果は、不確実性を考慮しないため、
何れの属性データの信頼度も判定基準のしきい値を越え
ない場合の結果は全て不明となり、表示からどの属性の
可能性があるかを知ることができない特徴があった。
【0018】また、従来の属性データ統合装置は上記の
ように構成されていたので、処理14において不確実性
を含む属性データを用いて属性データを判定した場合、
判定結果は不確実性を考慮しないため、属性データ統合
結果の不確実性が時間の推移とともに変動する属性デー
タを基に属性を判定する場合、判定結果にばらつきが生
じるために、表示から属性を正確に知ることができない
特徴があった。
ように構成されていたので、処理14において不確実性
を含む属性データを用いて属性データを判定した場合、
判定結果は不確実性を考慮しないため、属性データ統合
結果の不確実性が時間の推移とともに変動する属性デー
タを基に属性を判定する場合、判定結果にばらつきが生
じるために、表示から属性を正確に知ることができない
特徴があった。
【0019】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、Bayesian法及びDe
mpster−Shafer法による属性データの統合
において、何れの属性データの信頼度も判定基準のしき
い値を越えない場合、可能性のある属性の信頼度を表示
し、属性の可能性を知ることを目的とする。
めになされたものであり、Bayesian法及びDe
mpster−Shafer法による属性データの統合
において、何れの属性データの信頼度も判定基準のしき
い値を越えない場合、可能性のある属性の信頼度を表示
し、属性の可能性を知ることを目的とする。
【0020】また、属性の判定結果にばらつきがある場
合、表示属性の判定基準を変更することにより、表示属
性の判定結果のばらつきを減らし、属性を正確に知るこ
とを目的とする。
合、表示属性の判定基準を変更することにより、表示属
性の判定結果のばらつきを減らし、属性を正確に知るこ
とを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】第1の発明による属性デ
ータ統合装置は、Bayesian法属性データ統合器
の統合結果を属性判定器で判定した結果である類別また
は識別にばらつきがあった場合に、表示から属性を正確
に知ることを目的とし、属性判定器の判定基準とは異な
る表示属性判定基準に切り替える表示属性判定基準切替
スイッチと、表示属性判定器を備えることにより達成さ
れる。
ータ統合装置は、Bayesian法属性データ統合器
の統合結果を属性判定器で判定した結果である類別また
は識別にばらつきがあった場合に、表示から属性を正確
に知ることを目的とし、属性判定器の判定基準とは異な
る表示属性判定基準に切り替える表示属性判定基準切替
スイッチと、表示属性判定器を備えることにより達成さ
れる。
【0022】また、第2の発明による属性データ統合装
置は、Dempster−Shafer法により不確実
性を多く含む属性データを統合し、属性判定器の結果で
ある類別または識別が不明となった場合、表示から属性
を正確に知ることを目的とし、属性判定器の判定基準と
は異なる表示属性判定基準に切り替える表示属性判定基
準切替スイッチと、表示属性判定器を備えることにより
達成される。
置は、Dempster−Shafer法により不確実
性を多く含む属性データを統合し、属性判定器の結果で
ある類別または識別が不明となった場合、表示から属性
を正確に知ることを目的とし、属性判定器の判定基準と
は異なる表示属性判定基準に切り替える表示属性判定基
準切替スイッチと、表示属性判定器を備えることにより
達成される。
【0023】また、第3の発明による属性データ統合装
置は、Bayesian法属性データ統合器の統合結果
を属性判定器で判定した結果である類別または識別にば
らつきがあった場合に、表示から属性を正確に知ること
を目的とし、Bayesian法属性データ統合器の統
合結果を記憶する統合属性データ管理器の類別または識
別の信頼度を表示に切り替える属性表示方法切替スイッ
チを備えることにより達成される。
置は、Bayesian法属性データ統合器の統合結果
を属性判定器で判定した結果である類別または識別にば
らつきがあった場合に、表示から属性を正確に知ること
を目的とし、Bayesian法属性データ統合器の統
合結果を記憶する統合属性データ管理器の類別または識
別の信頼度を表示に切り替える属性表示方法切替スイッ
チを備えることにより達成される。
【0024】また、第4の発明による属性データ統合装
置は、Dempster−Shafer法により不確実
性を多く含む属性データを統合し、属性判定器の結果で
ある類別または識別が不明となった場合、表示から属性
を正確に知ることを目的とし、属性判定器の類別又は識
別の判定結果と、Bayesian法属性データ統合器
の統合結果を記憶する統合属性データ管理器の類別また
は識別の信頼度の表示を切り替える属性表示方法切替ス
イッチを備えることにより達成される。
置は、Dempster−Shafer法により不確実
性を多く含む属性データを統合し、属性判定器の結果で
ある類別または識別が不明となった場合、表示から属性
を正確に知ることを目的とし、属性判定器の類別又は識
別の判定結果と、Bayesian法属性データ統合器
の統合結果を記憶する統合属性データ管理器の類別また
は識別の信頼度の表示を切り替える属性表示方法切替ス
イッチを備えることにより達成される。
【0025】また、第5の発明による属性データ統合装
置は、Bayesian法属性データ統合器の統合結果
を属性判定器で判定した結果である類別または識別にば
らつきがあった場合に、表示から属性を正確に知ること
を目的とし、過去の属性判定結果を記憶する属性判定結
果管理器の属性データのばらつきを判定し、属性判定器
の類別又は識別の判定結果と、Bayesian法属性
データ統合器の統合結果を記憶する統合属性データ管理
器の類別または識別の信頼度を表示に自動的に切り替え
る属性表示方法判定器を備えることにより達成される。
置は、Bayesian法属性データ統合器の統合結果
を属性判定器で判定した結果である類別または識別にば
らつきがあった場合に、表示から属性を正確に知ること
を目的とし、過去の属性判定結果を記憶する属性判定結
果管理器の属性データのばらつきを判定し、属性判定器
の類別又は識別の判定結果と、Bayesian法属性
データ統合器の統合結果を記憶する統合属性データ管理
器の類別または識別の信頼度を表示に自動的に切り替え
る属性表示方法判定器を備えることにより達成される。
【0026】また、第6の発明による属性データ統合装
置は、Dempster−Shafer法により不確実
性を多く含む属性データを統合し、属性判定器の結果で
ある類別または識別が不明となった場合、表示から属性
を正確に知ることを目的とし、過去の属性判定結果を記
憶する属性判定結果管理器の属性データのばらつきを判
定し、属性判定器の類別又は識別の判定結果と、Bay
esian法属性データ統合器の統合結果を記憶する統
合属性データ管理器の類別または識別の信頼度を表示に
自動的に切り替える属性表示方法判定器を備えることに
より達成される。
置は、Dempster−Shafer法により不確実
性を多く含む属性データを統合し、属性判定器の結果で
ある類別または識別が不明となった場合、表示から属性
を正確に知ることを目的とし、過去の属性判定結果を記
憶する属性判定結果管理器の属性データのばらつきを判
定し、属性判定器の類別又は識別の判定結果と、Bay
esian法属性データ統合器の統合結果を記憶する統
合属性データ管理器の類別または識別の信頼度を表示に
自動的に切り替える属性表示方法判定器を備えることに
より達成される。
【0027】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を示すブロック図であり、図において5か
ら13は従来の技術であるBayesian法による属
性データ統合装置と同様であり、43は表示属性判定
器、44は表示属性判定基準切替スイッチから構成され
る属性データ統合装置である。
実施の形態1を示すブロック図であり、図において5か
ら13は従来の技術であるBayesian法による属
性データ統合装置と同様であり、43は表示属性判定
器、44は表示属性判定基準切替スイッチから構成され
る属性データ統合装置である。
【0028】図7はこの発明の実施の形態1を示す処理
フロー図であり、図において処理15から処理29は従
来の技術であるBayesian法による属性データ統
合装置と同一であり、属性判定器12の属性判定結果に
時間によるばらつきが多く正確な属性を知ることが出来
ない場合、処理48は表示属性判定基準切替スイッチ4
4において操作者の判断により属性判定器12の属性判
定基準である処理25の類別信頼度のしきい値及び処理
27の識別信頼度のしきい値を、表示のためにより小さ
な値に変更した表示属性判定基準により、表示属性判定
器43において処理49は属性判定器12において処理
23の統合した属性データの類別信頼度の内で事前に設
定した表示類別の信頼度のしきい値以上の信頼度を持つ
仮説が存在するか否かを判定し、存在する場合に処理5
0で類別信頼度の一番高い仮説が示す要素を目標の表示
類別とし、処理51は処理23の統合した属性データの
識別信頼度の内で事前に設定した表示識別の信頼度しき
い値以上の信頼値を持つ仮説が存在するか否かを判定
し、存在する場合に処理52で識別信頼度の一番高い仮
説が示す要素を目標の表示識別とし、属性表示器13の
処理53により表示類別及び表示識別を表示する。
フロー図であり、図において処理15から処理29は従
来の技術であるBayesian法による属性データ統
合装置と同一であり、属性判定器12の属性判定結果に
時間によるばらつきが多く正確な属性を知ることが出来
ない場合、処理48は表示属性判定基準切替スイッチ4
4において操作者の判断により属性判定器12の属性判
定基準である処理25の類別信頼度のしきい値及び処理
27の識別信頼度のしきい値を、表示のためにより小さ
な値に変更した表示属性判定基準により、表示属性判定
器43において処理49は属性判定器12において処理
23の統合した属性データの類別信頼度の内で事前に設
定した表示類別の信頼度のしきい値以上の信頼度を持つ
仮説が存在するか否かを判定し、存在する場合に処理5
0で類別信頼度の一番高い仮説が示す要素を目標の表示
類別とし、処理51は処理23の統合した属性データの
識別信頼度の内で事前に設定した表示識別の信頼度しき
い値以上の信頼値を持つ仮説が存在するか否かを判定
し、存在する場合に処理52で識別信頼度の一番高い仮
説が示す要素を目標の表示識別とし、属性表示器13の
処理53により表示類別及び表示識別を表示する。
【0029】図13はこの発明の実施の形態1を示す表
示例の図であり、図において35から39bは従来の技
術である属性データ統合装置の表示例と同様であり、シ
ンボル63a、63b、63cは属性判定結果にばらつ
きが大きいために表示属性判定基準切替スイッチ44よ
って表示属性判定基準を変更し、表示類別を変更した1
例であり、63aは不明、63bは航空機、63cは航
空機を示している。シンボル64a、64b、64cは
属性判定結果にばらつきが小さいために表示属性判定基
準を変更せず、属性判定器の判定結果を表示した1例で
あり、64a、64b、64cは航空機を示している。
示例の図であり、図において35から39bは従来の技
術である属性データ統合装置の表示例と同様であり、シ
ンボル63a、63b、63cは属性判定結果にばらつ
きが大きいために表示属性判定基準切替スイッチ44よ
って表示属性判定基準を変更し、表示類別を変更した1
例であり、63aは不明、63bは航空機、63cは航
空機を示している。シンボル64a、64b、64cは
属性判定結果にばらつきが小さいために表示属性判定基
準を変更せず、属性判定器の判定結果を表示した1例で
あり、64a、64b、64cは航空機を示している。
【0030】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2を示すブロック図であり、図において5から8、1
0及び12から14は従来の技術であるDempste
r−Shafer法による属性データ統合装置と同様で
あり、43は表示属性判定器、44は表示属性判定基準
切替スイッチから構成される属性データ統合装置であ
る。
態2を示すブロック図であり、図において5から8、1
0及び12から14は従来の技術であるDempste
r−Shafer法による属性データ統合装置と同様で
あり、43は表示属性判定器、44は表示属性判定基準
切替スイッチから構成される属性データ統合装置であ
る。
【0031】図8はこの発明の実施の形態2を示す処理
フロー図であり、図において処理15から20、22、
24、26、及び28から34は従来の技術であるDe
mpster−Shafer法による属性データ統合装
置と同一であり、属性判定器12の属性判定結果の属性
判定基準である処理31と32の類別信頼度のしきい値
及び処理33と34の識別信頼度のしきい値の条件を満
たす属性がなく、属性判定結果が不明となり正確な属性
を知ることが出来ない場合、処理48は表示属性判定基
準切替スイッチ44において操作者の判断により属性判
定器12の属性判定基準である処理31と32の類別信
頼度のしきい値及び処理33と34の識別信頼度のしき
い値を、表示のために変更した表示属性判定基準によ
り、表示属性判定器43において処理54は、属性判定
器12において処理30の統合した属性データの類別信
頼度の基本確率の内で事前に設定した表示信頼度の基本
確率のしきい値以上の値を持つ仮説が存在するか否かを
判定し、存在する場合には処理55でそれらの仮説の内
で表示類別信頼度の基本確率と上界確率の差が事前に設
定したしきい値以下の値を持つ仮説が存在するか否かを
判定し、存在する場合には処理50で表示類別信頼度の
基本確率の一番高い仮説が示す要素を目標の表示類別と
し、処理56は処理30の統合した属性データの識別信
頼度の基本確率の内で事前に設定した表示信頼度の基本
確率のしきい値以上の値を持つ仮説が存在するか否かを
判定し、存在する場合には処理56でそれらの仮説の内
で表示識別信頼度の基本確率と上界確率の差が事前に設
定したしきい値以下の値を持つ仮説が存在するか否かを
判定し、存在する場合には処理57で識別信頼度の基本
確率の一番高い仮説が示す要素を目標の表示識別とし、
属性表示器13の処理53により表示類別及び表示識別
を表示する。
フロー図であり、図において処理15から20、22、
24、26、及び28から34は従来の技術であるDe
mpster−Shafer法による属性データ統合装
置と同一であり、属性判定器12の属性判定結果の属性
判定基準である処理31と32の類別信頼度のしきい値
及び処理33と34の識別信頼度のしきい値の条件を満
たす属性がなく、属性判定結果が不明となり正確な属性
を知ることが出来ない場合、処理48は表示属性判定基
準切替スイッチ44において操作者の判断により属性判
定器12の属性判定基準である処理31と32の類別信
頼度のしきい値及び処理33と34の識別信頼度のしき
い値を、表示のために変更した表示属性判定基準によ
り、表示属性判定器43において処理54は、属性判定
器12において処理30の統合した属性データの類別信
頼度の基本確率の内で事前に設定した表示信頼度の基本
確率のしきい値以上の値を持つ仮説が存在するか否かを
判定し、存在する場合には処理55でそれらの仮説の内
で表示類別信頼度の基本確率と上界確率の差が事前に設
定したしきい値以下の値を持つ仮説が存在するか否かを
判定し、存在する場合には処理50で表示類別信頼度の
基本確率の一番高い仮説が示す要素を目標の表示類別と
し、処理56は処理30の統合した属性データの識別信
頼度の基本確率の内で事前に設定した表示信頼度の基本
確率のしきい値以上の値を持つ仮説が存在するか否かを
判定し、存在する場合には処理56でそれらの仮説の内
で表示識別信頼度の基本確率と上界確率の差が事前に設
定したしきい値以下の値を持つ仮説が存在するか否かを
判定し、存在する場合には処理57で識別信頼度の基本
確率の一番高い仮説が示す要素を目標の表示識別とし、
属性表示器13の処理53により表示類別及び表示識別
を表示する。
【0032】図14はこの発明の実施の形態1を示す表
示例の図であり、図において35から39bは従来の技
術である属性データ統合装置の表示例と同様であり、シ
ンボル65a、65b、65cは属性判定結果に連続し
て不明となるために表示属性判定基準切替スイッチ44
よって表示属性判定基準を変更し、表示類別を変更した
1例であり、65a、65b、65cは航空機を示して
いる。シンボル64a、64b、64cは属性判定結果
が連続して不明にならないため表示属性判定基準を変更
せず、属性判定器の判定結果を表示した1例であり、6
4a、64b、64cは航空機を示している。
示例の図であり、図において35から39bは従来の技
術である属性データ統合装置の表示例と同様であり、シ
ンボル65a、65b、65cは属性判定結果に連続し
て不明となるために表示属性判定基準切替スイッチ44
よって表示属性判定基準を変更し、表示類別を変更した
1例であり、65a、65b、65cは航空機を示して
いる。シンボル64a、64b、64cは属性判定結果
が連続して不明にならないため表示属性判定基準を変更
せず、属性判定器の判定結果を表示した1例であり、6
4a、64b、64cは航空機を示している。
【0033】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3を示すブロック図であり、図において5から13は
従来の技術であるBayesian法による属性データ
統合装置と同様であり、45は属性表示方法切替スイッ
チから構成される属性データ統合装置である。
態3を示すブロック図であり、図において5から13は
従来の技術であるBayesian法による属性データ
統合装置と同様であり、45は属性表示方法切替スイッ
チから構成される属性データ統合装置である。
【0034】図9はこの発明の実施の形態3を示す処理
フロー図であり、図において処理15から処理29は従
来の技術であるBayesian法による属性データ統
合装置と同一であり、属性判定器12の属性判定結果に
時間によるばらつきが多く正確な属性を知ることが出来
ない場合、処理58は属性表示方法切替スイッチ45を
操作者の判断により切り替え、Bayesian法属性
データ統合器11の統合結果を記憶する統合属性データ
管理器10の属性データを属性表示器13の処理59に
よりBayesian法による類別信頼度及び識別信頼
度を含む属性を表示する。
フロー図であり、図において処理15から処理29は従
来の技術であるBayesian法による属性データ統
合装置と同一であり、属性判定器12の属性判定結果に
時間によるばらつきが多く正確な属性を知ることが出来
ない場合、処理58は属性表示方法切替スイッチ45を
操作者の判断により切り替え、Bayesian法属性
データ統合器11の統合結果を記憶する統合属性データ
管理器10の属性データを属性表示器13の処理59に
よりBayesian法による類別信頼度及び識別信頼
度を含む属性を表示する。
【0035】図15はこの発明の実施の形態1を示す表
示例の図であり、図において35から39bは従来の技
術である属性データ統合装置の表示例と同様であり、シ
ンボル66a、66b、66c、67a、67b及び6
7cは属性表示方法切替スイッチ45よって属性表示方
法を変更し、統合属性データ管理器における属性データ
のBayesian法による類別信頼度表示した1例で
あり、66a、66b、66c、67a、67b及び6
7cは、観測時刻と共に変化する航空機の類別信頼度ハ
を示している。
示例の図であり、図において35から39bは従来の技
術である属性データ統合装置の表示例と同様であり、シ
ンボル66a、66b、66c、67a、67b及び6
7cは属性表示方法切替スイッチ45よって属性表示方
法を変更し、統合属性データ管理器における属性データ
のBayesian法による類別信頼度表示した1例で
あり、66a、66b、66c、67a、67b及び6
7cは、観測時刻と共に変化する航空機の類別信頼度ハ
を示している。
【0036】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4を示すブロック図であり、図において5から8、1
0及び12から14は従来の技術であるDempste
r−Shafer法による属性データ統合装置と同様で
あり、45は属性表示方法切替スイッチから構成される
属性データ統合装置である。
態4を示すブロック図であり、図において5から8、1
0及び12から14は従来の技術であるDempste
r−Shafer法による属性データ統合装置と同様で
あり、45は属性表示方法切替スイッチから構成される
属性データ統合装置である。
【0037】図10はこの発明の実施の形態4を示す処
理フロー図であり、図において処理15から20、2
2、24、26、及び28から34は従来の技術である
Dempster−Shafer法による属性データ統
合装置と同一であり、属性判定器12の属性判定結果の
属性判定基準である処理31と32の類別信頼度のしき
い値及び処理33と34の識別信頼度のしきい値の条件
を満たす属性がなく、属性判定結果が不明となり正確な
属性を知ることが出来ない場合、処理58は属性表示方
法切替スイッチ45を操作者の判断により切り替え、D
empster−Shafer法属性データ統合器14
の統合結果を記憶する統合属性データ管理器10の属性
データを属性表示器13の処理59によりDempst
er−Shafer法による類別信頼度及び識別信頼度
を含む属性を表示する。
理フロー図であり、図において処理15から20、2
2、24、26、及び28から34は従来の技術である
Dempster−Shafer法による属性データ統
合装置と同一であり、属性判定器12の属性判定結果の
属性判定基準である処理31と32の類別信頼度のしき
い値及び処理33と34の識別信頼度のしきい値の条件
を満たす属性がなく、属性判定結果が不明となり正確な
属性を知ることが出来ない場合、処理58は属性表示方
法切替スイッチ45を操作者の判断により切り替え、D
empster−Shafer法属性データ統合器14
の統合結果を記憶する統合属性データ管理器10の属性
データを属性表示器13の処理59によりDempst
er−Shafer法による類別信頼度及び識別信頼度
を含む属性を表示する。
【0038】図16はこの発明の実施の形態1を示す表
示例の図であり、図において35から39bは従来の技
術である属性データ統合装置の表示例と同様であり、シ
ンボル68a、68b、68c、69a、69b及び6
9cは属性表示方法切替スイッチ45よって属性表示方
法を変更し、統合属性データ管理器における属性データ
のDempster−Shafer法による類別信頼度
表示した1例であり、68a、68b、68c、69
a、69b及び69cは、観測時刻と共に変化する航空
機の類別信頼度の基本確率ハ、航空機の類別信頼度の上
界確率と基本確率の差ニを示しており、ハとニが航空機
の類別信頼度の上界確率を示す。
示例の図であり、図において35から39bは従来の技
術である属性データ統合装置の表示例と同様であり、シ
ンボル68a、68b、68c、69a、69b及び6
9cは属性表示方法切替スイッチ45よって属性表示方
法を変更し、統合属性データ管理器における属性データ
のDempster−Shafer法による類別信頼度
表示した1例であり、68a、68b、68c、69
a、69b及び69cは、観測時刻と共に変化する航空
機の類別信頼度の基本確率ハ、航空機の類別信頼度の上
界確率と基本確率の差ニを示しており、ハとニが航空機
の類別信頼度の上界確率を示す。
【0039】実施の形態5.図5はこの発明の実施の形
態5を示すブロック図であり、図において5から13は
従来の技術であるBayesian法による属性データ
統合装置と同様であり、46は属性判定結果管理器、4
7は属性表示方法判定器から構成される属性データ統合
装置である。
態5を示すブロック図であり、図において5から13は
従来の技術であるBayesian法による属性データ
統合装置と同様であり、46は属性判定結果管理器、4
7は属性表示方法判定器から構成される属性データ統合
装置である。
【0040】図11はこの発明の実施の形態5を示す処
理フロー図であり、図において処理15から処理29は
従来の技術であるBayesian法による属性データ
統合装置と同一であり、処理61は属性判定器12の判
定結果を属性判定結果管理器46に保存し、処理62は
属性表示方法判定器47で過去の属性判定結果から判定
結果の時間によるばらつきが大きい場合を自動的に判定
し、Bayesian法属性データ統合器11の統合結
果を記憶する統合属性データ管理器10の属性データを
属性表示器13の処理59によりBayesian法に
よる類別信頼度及び識別信頼度を含む属性を表示する。
理フロー図であり、図において処理15から処理29は
従来の技術であるBayesian法による属性データ
統合装置と同一であり、処理61は属性判定器12の判
定結果を属性判定結果管理器46に保存し、処理62は
属性表示方法判定器47で過去の属性判定結果から判定
結果の時間によるばらつきが大きい場合を自動的に判定
し、Bayesian法属性データ統合器11の統合結
果を記憶する統合属性データ管理器10の属性データを
属性表示器13の処理59によりBayesian法に
よる類別信頼度及び識別信頼度を含む属性を表示する。
【0041】図17はこの発明の実施の形態1を示す表
示例の図であり、図において35から39bは従来の技
術である属性データ統合装置の表示例と同様であり、シ
ンボル70a、70b、70cは属性判定結果にばらつ
きが大きいために表示属性判定基準判定器47よって属
性表示方法を自動的に変更し、表示類別を変更した1例
であり、70aはBayesian法による航空機の類
別信頼度ハ、70bは航空機、70cはBayesia
n法による航空機の類別信頼度ハを示している。シンボ
ル71a、71b、71cは属性判定結果にばらつきが
小さいために表示属性判定基準判定器47よって属性表
示方法を変更せず、属性判定器の判定結果を表示した1
例であり、71a、71b、71cは航空機を示してい
る。
示例の図であり、図において35から39bは従来の技
術である属性データ統合装置の表示例と同様であり、シ
ンボル70a、70b、70cは属性判定結果にばらつ
きが大きいために表示属性判定基準判定器47よって属
性表示方法を自動的に変更し、表示類別を変更した1例
であり、70aはBayesian法による航空機の類
別信頼度ハ、70bは航空機、70cはBayesia
n法による航空機の類別信頼度ハを示している。シンボ
ル71a、71b、71cは属性判定結果にばらつきが
小さいために表示属性判定基準判定器47よって属性表
示方法を変更せず、属性判定器の判定結果を表示した1
例であり、71a、71b、71cは航空機を示してい
る。
【0042】実施の形態6.図6はこの発明の実施の形
態6を示すブロック図であり、図において5から8、1
0及び12から14は従来の技術であるDempste
r−Shafer法による属性データ統合装置と同様で
あり、46は属性判定結果管理器、47は属性表示方法
判定器から構成される属性データ統合装置である。
態6を示すブロック図であり、図において5から8、1
0及び12から14は従来の技術であるDempste
r−Shafer法による属性データ統合装置と同様で
あり、46は属性判定結果管理器、47は属性表示方法
判定器から構成される属性データ統合装置である。
【0043】図12はこの発明の実施の形態6を示す処
理フロー図であり、図において処理15から20、2
2、24、26、及び28から34は従来の技術である
Dempster−Shafer法による属性データ統
合装置と同一であり、処理61は属性判定器12の判定
結果を属性判定結果管理器46に保存し、属性判定器1
2の属性判定結果の属性判定基準である処理31と32
の類別信頼度のしきい値及び処理33と34の識別信頼
度のしきい値の条件を満たす属性がなく、属性判定結果
が連続して不明となる場合を自動的に判定し、Demp
ster−Shafer法属性データ統合器14の統合
結果を記憶する統合属性データ管理器10の属性データ
を属性表示器13の処理59によりDempster−
Shafer法による類別信頼度及び識別信頼度を含む
属性を表示する。
理フロー図であり、図において処理15から20、2
2、24、26、及び28から34は従来の技術である
Dempster−Shafer法による属性データ統
合装置と同一であり、処理61は属性判定器12の判定
結果を属性判定結果管理器46に保存し、属性判定器1
2の属性判定結果の属性判定基準である処理31と32
の類別信頼度のしきい値及び処理33と34の識別信頼
度のしきい値の条件を満たす属性がなく、属性判定結果
が連続して不明となる場合を自動的に判定し、Demp
ster−Shafer法属性データ統合器14の統合
結果を記憶する統合属性データ管理器10の属性データ
を属性表示器13の処理59によりDempster−
Shafer法による類別信頼度及び識別信頼度を含む
属性を表示する。
【0044】図18はこの発明の実施の形態1を示す表
示例の図であり、図において35から39bは従来の技
術である属性データ統合装置の表示例と同様であり、シ
ンボル70a、70b、70cは属性判定結果にばらつ
きが大きいために表示属性判定基準判定器47よって属
性表示方法を自動的に変更し、表示類別を変更した1例
であり、70aはBayesian法による航空機の類
別信頼度の基本確率ハ、及び上界確率と基本確率の差
ロ、70bは航空機、70cはDempster−Sh
afer法による航空機の類別信頼度基本確率ハ、及び
上界確率と基本確率の差ニを示している。シンボル71
a、71b、71cは属性判定結果にばらつきが小さい
ために表示属性判定基準判定器47よって属性表示方法
を変更せず、属性判定器の判定結果を表示した1例であ
り、71a、71b、71cは航空機を示している。
示例の図であり、図において35から39bは従来の技
術である属性データ統合装置の表示例と同様であり、シ
ンボル70a、70b、70cは属性判定結果にばらつ
きが大きいために表示属性判定基準判定器47よって属
性表示方法を自動的に変更し、表示類別を変更した1例
であり、70aはBayesian法による航空機の類
別信頼度の基本確率ハ、及び上界確率と基本確率の差
ロ、70bは航空機、70cはDempster−Sh
afer法による航空機の類別信頼度基本確率ハ、及び
上界確率と基本確率の差ニを示している。シンボル71
a、71b、71cは属性判定結果にばらつきが小さい
ために表示属性判定基準判定器47よって属性表示方法
を変更せず、属性判定器の判定結果を表示した1例であ
り、71a、71b、71cは航空機を示している。
【0045】
【発明の効果】第1の発明によれば、従来のBaysi
an法による属性データ統合装置に表示属性判定器と表
示属性判定基準切替スイッチを設けることにより、属性
判定器の判定結果にばらつきが大きく正確な属性を判断
することができない場合に、属性判定器とは別の判定基
準により表示属性判定による判定結果を表示することに
より属性の可能性を知ることができる。
an法による属性データ統合装置に表示属性判定器と表
示属性判定基準切替スイッチを設けることにより、属性
判定器の判定結果にばらつきが大きく正確な属性を判断
することができない場合に、属性判定器とは別の判定基
準により表示属性判定による判定結果を表示することに
より属性の可能性を知ることができる。
【0046】また、第2の発明によれば、従来のDem
pster−Shafer法による属性データ統合装置
に表示属性判定器と表示属性判定基準切替スイッチを設
けることにより、属性判定器の判定結果が不明であり正
確な属性を判断することができない場合に、属性判定器
とは別の判定基準により表示属性判定を行い不明以外の
属性の可能性を知ることができる。
pster−Shafer法による属性データ統合装置
に表示属性判定器と表示属性判定基準切替スイッチを設
けることにより、属性判定器の判定結果が不明であり正
確な属性を判断することができない場合に、属性判定器
とは別の判定基準により表示属性判定を行い不明以外の
属性の可能性を知ることができる。
【0047】また、第3の発明によれば、従来のBay
sian法による属性データ統合装置に属性表示方法切
替スイッチを設けることにより、属性判定器の判定結果
にばらつきが大きく正確な属性を判断することができな
い場合に、判定結果に代えてBaysian法による属
性データ統合結果の属性データの信頼度を表示すること
により属性の可能性を知ることができる。
sian法による属性データ統合装置に属性表示方法切
替スイッチを設けることにより、属性判定器の判定結果
にばらつきが大きく正確な属性を判断することができな
い場合に、判定結果に代えてBaysian法による属
性データ統合結果の属性データの信頼度を表示すること
により属性の可能性を知ることができる。
【0048】また、第4の発明によれば、従来のDem
pster−Shafer法による属性データ統合装置
に属性表示方法切替スイッチを設けることにより、属性
判定器の判定結果が不明であり正確な属性を判断するこ
とができない場合に、判定結果に代えてDempste
r−Shafer法による属性データ統合結果の属性デ
ータの信頼度を表示することにより不明以外の属性の可
能性を知ることができる。
pster−Shafer法による属性データ統合装置
に属性表示方法切替スイッチを設けることにより、属性
判定器の判定結果が不明であり正確な属性を判断するこ
とができない場合に、判定結果に代えてDempste
r−Shafer法による属性データ統合結果の属性デ
ータの信頼度を表示することにより不明以外の属性の可
能性を知ることができる。
【0049】また、第5の発明によれば、従来のBay
sian法による属性データ統合装置に属性判定結果管
理器及び属性表示選択器を設けることにより、属性判定
器の判定結果にばらつきが大きく正確な属性を判断する
ことができない場合に、過去からの属性判定結果のばら
つき等の判定基準によって、自動で属性判定器の判定結
果に代えてBaysian法による属性データ統合結果
の属性データの信頼度を表示することにより属性の可能
性を知ることができる。
sian法による属性データ統合装置に属性判定結果管
理器及び属性表示選択器を設けることにより、属性判定
器の判定結果にばらつきが大きく正確な属性を判断する
ことができない場合に、過去からの属性判定結果のばら
つき等の判定基準によって、自動で属性判定器の判定結
果に代えてBaysian法による属性データ統合結果
の属性データの信頼度を表示することにより属性の可能
性を知ることができる。
【0050】また、第6の発明によれば、従来のDem
pster−Shafer法による属性データ統合装置
に属性判定結果管理器及び属性表示選択器を設けること
により、過去からの属性判定器の判定結果が連続して不
明である等の判定基準により、自動で属性判定器の判定
結果に代えてDempster−Shafer法による
属性データ統合結果の属性データの信頼度を表示するこ
とにより不明以外の属性の可能性を知ることができる。
pster−Shafer法による属性データ統合装置
に属性判定結果管理器及び属性表示選択器を設けること
により、過去からの属性判定器の判定結果が連続して不
明である等の判定基準により、自動で属性判定器の判定
結果に代えてDempster−Shafer法による
属性データ統合結果の属性データの信頼度を表示するこ
とにより不明以外の属性の可能性を知ることができる。
【図1】 この発明による属性データ統合装置の実施の
形態1のブロック図である。
形態1のブロック図である。
【図2】 この発明による属性データ統合装置の実施の
形態2のブロック図である。
形態2のブロック図である。
【図3】 この発明による属性データ統合装置の実施の
形態3のブロック図である。
形態3のブロック図である。
【図4】 この発明による属性データ統合装置の実施の
形態4のブロック図である。
形態4のブロック図である。
【図5】 この発明による属性データ統合装置の実施の
形態5のブロック図である。
形態5のブロック図である。
【図6】 この発明による属性データ統合装置の実施の
形態6のブロック図である。
形態6のブロック図である。
【図7】 この発明による属性データ統合装置の実施の
形態1の処理フロー図である。
形態1の処理フロー図である。
【図8】 この発明による属性データ統合装置の実施の
形態2の処理フロー図である。
形態2の処理フロー図である。
【図9】 この発明による属性データ統合装置の実施の
形態3の処理フロー図である。
形態3の処理フロー図である。
【図10】 この発明による属性データ統合装置の実施
の形態4の処理フロー図である。
の形態4の処理フロー図である。
【図11】 この発明による属性データ統合装置の実施
の形態5の処理フロー図である。
の形態5の処理フロー図である。
【図12】 この発明による属性データ統合装置の実施
の形態6の処理フロー図である。
の形態6の処理フロー図である。
【図13】 この発明による属性データ統合装置の実施
の形態1の表示例を示す図である。
の形態1の表示例を示す図である。
【図14】 この発明による属性データ統合装置の実施
の形態2の表示例を示す図である。
の形態2の表示例を示す図である。
【図15】 この発明による属性データ統合装置の実施
の形態3の表示例を示す図である。
の形態3の表示例を示す図である。
【図16】 この発明による属性データ統合装置の実施
の形態4の表示例を示す図である。
の形態4の表示例を示す図である。
【図17】 この発明による属性データ統合装置の実施
の形態5の表示例を示す図である。
の形態5の表示例を示す図である。
【図18】 この発明による属性データ統合装置の実施
の形態6の表示例を示す図である。
の形態6の表示例を示す図である。
【図19】 属性データ統合装置が適用されるシステム
の使用概念を示す図である。
の使用概念を示す図である。
【図20】 従来のBayesian法による属性デー
タ統合装置のブロック図である。
タ統合装置のブロック図である。
【図21】 従来のDempster−Shafer法
による属性データ統合装置のブロック図である。
による属性データ統合装置のブロック図である。
【図22】 従来のBayesian法による属性デー
タ統合装置の処理フロー図である。
タ統合装置の処理フロー図である。
【図23】 従来のDempster−Shafer法
による属性データ統合装置の処理フロー図である。
による属性データ統合装置の処理フロー図である。
【図24】 従来のBayesian法による属性デー
タ統合装置における表示例を示す図である。
タ統合装置における表示例を示す図である。
【図25】 従来のDempster−Shafer法
による属性データ統合装置における表示例を示す図であ
る。
による属性データ統合装置における表示例を示す図であ
る。
【図26】 従来のBayesian法による属性デー
タ統合の概要を示す図である。
タ統合の概要を示す図である。
【図27】 従来のDempster−Shafer法
による属性データ統合の概要を示す図である。
による属性データ統合の概要を示す図である。
1 センサ、2 照射ビーム、3 観測目標、4 属性
データ統合装置、5観測情報収集器、6 類別信頼度算
出器、7 識別信頼度算出器、8 観測属性データ管理
器、9 不確実性分配器、10 統合属性データ管理
器、11 Bayesian法属性データ統合器、12
属性判定器、13 属性表示器、14Dempste
r−Shafer法属性データ統合器、36 属性デー
タ統合装置カラーCRT画面、37 観測目標の方位を
認識させるための方位線、37過去情報反映器、38
観測目標の距離を認識させるための等距離線、43表示
属性判定器、44 表示属性判定基準切替スイッチ、4
5 属性表示方法切替スイッチ、46 属性判定結果管
理器、47 属性表示方法判定器。
データ統合装置、5観測情報収集器、6 類別信頼度算
出器、7 識別信頼度算出器、8 観測属性データ管理
器、9 不確実性分配器、10 統合属性データ管理
器、11 Bayesian法属性データ統合器、12
属性判定器、13 属性表示器、14Dempste
r−Shafer法属性データ統合器、36 属性デー
タ統合装置カラーCRT画面、37 観測目標の方位を
認識させるための方位線、37過去情報反映器、38
観測目標の距離を認識させるための等距離線、43表示
属性判定器、44 表示属性判定基準切替スイッチ、4
5 属性表示方法切替スイッチ、46 属性判定結果管
理器、47 属性表示方法判定器。
Claims (6)
- 【請求項1】 目標に関する情報を得る複数のセンサ、
これら複数のセンサとつながり、各センサで得られた観
測情報を収集する観測情報収集器、各種の目標の類別に
関する類別データベースを有し、その類別データベース
と上記観測情報収集器で収集した観測情報とを照合する
ことで類別の各要素に適合する度合いを求め、さらにこ
の適合度から目標が属すると想定される類別の仮説を複
数生成するとともに、各仮説の確からしさを示す類別信
頼度を求める類別信頼度算出器、各種の目標の識別に関
する識別データベースを有し、その識別データベースと
上記観測情報収集器で収集した観測情報とを照合するこ
とで識別の各要素に適合する度合いを求め、さらにこの
適合度から目標が属すると想定される識別の仮説を複数
生成するとともに、各仮説の確からしさを示す識別信頼
度を求める識別信頼度算出器、前記類別信頼度算出器及
び識別信頼度算出器で求めた目標の類別信頼度と識別信
頼度を観測属性データとして記憶する観測属性データ管
理器、前記観測属性データ管理器で記憶している類別及
び識別信頼度の中で、目標が複数の類別要素又は識別要
素の何れかであるがその内のどれであるかは不確かであ
るとする仮説である不確実性を含む仮説の信頼度に対し
て、この不確実性を含む仮説を成立させているすべての
類別要素又は識別要素を抽出し、この抽出した各々の類
別要素又は識別要素に対して目標が属するとする仮説を
新たに生成し、上記不確実性を含む仮説の信頼度の値を
この新たに生成した各仮説の信頼度として均等に分配す
る不確実性分配器、前観測時の属性データを記憶する統
合属性データ管理器、上記不確実性分配器からの複数の
観測属性データをBayesian法によって統合する
Bayesian法属性データ統合器、前記Bayes
ian法属性データ統合器からの属性データの類別又は
識別信頼度のレベルにより目標の類別及び識別を決定す
る属性判定器、上記Bayesian法属性データ統合
器からの属性データの類別又は識別信頼度のレベルによ
り表示のための目標の類別及び識別を決定する表示属性
判定器、前記表示属性判定器の表示属性判定基準を上記
属性判定器の判定基準と異なる基準に切り替えるための
表示属性判定基準切替スイッチ、上記表示属性判定器に
より決定した表示のための目標の類別及び識別を表示す
る属性表示器とを備えたことを特徴とする属性データ統
合装置。 - 【請求項2】 目標に関する情報を得る複数のセンサ、
これら複数のセンサとつながり、各センサで得られた観
測情報を収集する観測情報収集器、各種の目標の類別に
関する類別データベースを有し、その類別データベース
と上記観測情報収集器で収集した観測情報とを照合する
ことで類別の各要素に適合する度合いを求め、さらにこ
の適合度から目標が属すると想定される類別の仮説を複
数生成するとともに、各仮説の確からしさを示す類別信
頼度を求める類別信頼度算出器、各種の目標の識別に関
する識別データベースを有し、その識別データベースと
上記観測情報収集器で収集した観測情報とを照合するこ
とで識別の各要素に適合する度合いを求め、さらにこの
適合度から目標が属すると想定される識別の仮説を複数
生成するとともに、各仮説の確からしさを示す識別信頼
度を求める識別信頼度算出器、前記類別信頼度算出器及
び識別信頼度算出器で求めた目標の類別信頼度と識別信
頼度を観測属性データとして記憶する観測属性データ管
理器、前観測時の属性データを記憶する統合属性データ
管理器、上記観測属性データ管理器から入力した観測属
性データと前記統合属性データ管理器から入力した前観
測時に保管した属性データとをDempster−Sh
afer法によって統合し、統合した属性データを次観
測時に観測属性データと統合するために上記統合属性デ
ータ管理器へ出力するDempster−Shafer
法属性データ統合器、Dempster−Shafer
法属性データ統合器からの統合した属性データの類別及
び識別信頼度のレベルにより目標の類別及び識別を決定
する属性判定器、上記Dempster−Shafer
法属性データ統合器からの属性データの類別又は識別信
頼度のレベルにより表示のための目標の類別及び識別を
決定する表示属性判定器、前記属性判定器の表示属性判
定基準を上記属性判定器の判定基準と異なる基準に切り
替えるための表示属性判定基準切替スイッチ、上記表示
属性判定器により決定した表示のための目標の類別及び
識別を表示する属性表示器とを備えたことを特徴とする
属性データ統合装置。 - 【請求項3】 目標に関する情報を得る複数のセンサ、
これら複数のセンサとつながり、各センサで得られた観
測情報を収集する観測情報収集器、各種の目標の類別に
関する類別データベースを有し、その類別データベース
と上記観測情報収集器で収集した観測情報とを照合する
ことで類別の各要素に適合する度合いを求め、さらにこ
の適合度から目標が属すると想定される類別の仮説を複
数生成するとともに、各仮説の確からしさを示す類別信
頼度を求める類別信頼度算出器、各種の目標の識別に関
する識別データベースを有し、その識別データベースと
上記観測情報収集器で収集した観測情報とを照合するこ
とで識別の各要素に適合する度合いを求め、さらにこの
適合度から目標が属すると想定される識別の仮説を複数
生成するとともに、各仮説の確からしさを示す識別信頼
度を求める識別信頼度算出器、前記類別信頼度算出器及
び識別信頼度算出器で求めた目標の類別信頼度と識別信
頼度を観測属性データとして記憶する観測属性データ管
理器、前記観測属性データ管理器で記憶している類別及
び識別信頼度の中で、目標が複数の類別要素又は識別要
素の何れかであるがその内のどれであるかは不確かであ
るとする仮説である不確実性を含む仮説の信頼度に対し
て、この不確実性を含む仮説を成立させているすべての
類別要素又は識別要素を抽出し、この抽出した各々の類
別要素又は識別要素に対して目標が属するとする仮説を
新たに生成し、上記不確実性を含む仮説の信頼度の値を
この新たに生成した各仮説の信頼度として均等に分配す
る不確実性分配器、前観測時の属性データを記憶する統
合属性データ管理器、上記不確実性分配器からの複数の
観測属性データをBayesian法によって統合する
Bayesian法属性データ統合器、前記Bayes
ian法属性データ統合器からの属性データの類別又は
識別信頼度のレベルにより目標の類別及び識別を決定す
る属性判定器、前記表示属性判定器で決定した類別及び
識別と上記統合属性データ管理器の属性データの各仮説
の信頼度の何れかの表示に切り替えるためを属性表示方
法切替スイッチ、前記統合属性データ管理器で記憶され
た目標の類別及び識別信頼度または属性判定器により決
定した表示のための目標の類別及び識別を表示する属性
表示器とを備えたことを特徴とする属性データ統合装
置。 - 【請求項4】 目標に関する情報を得る複数のセンサ、
これら複数のセンサとつながり、各センサで得られた観
測情報を収集する観測情報収集器、各種の目標の類別に
関する類別データベースを有し、その類別データベース
と上記観測情報収集器で収集した観測情報とを照合する
ことで類別の各要素に適合する度合いを求め、さらにこ
の適合度から目標が属すると想定される類別の仮説を複
数生成するとともに、各仮説の確からしさを示す類別信
頼度を求める類別信頼度算出器、各種の目標の識別に関
する識別データベースを有し、その識別データベースと
上記観測情報収集器で収集した観測情報とを照合するこ
とで識別の各要素に適合する度合いを求め、さらにこの
適合度から目標が属すると想定される識別の仮説を複数
生成するとともに、各仮説の確からしさを示す識別信頼
度を求める識別信頼度算出器、前記類別信頼度算出器及
び識別信頼度算出器で求めた目標の類別信頼度と識別信
頼度を観測属性データとして記憶する観測属性データ管
理器、前観測時の属性データを記憶する統合属性データ
管理器、上記観測属性データ管理器から入力した観測属
性データと前記統合属性データ管理器から入力した前観
測時に保管した属性データとをDempster−Sh
afer法によって統合し、統合した属性データを次観
測時に観測属性データと統合するために上記統合属性デ
ータ管理器へ出力するDempster−Shafer
法属性データ統合器、Dempster−Shafer
法属性データ統合器からの統合した属性データの類別及
び識別信頼度のレベルにより目標の類別及び識別を決定
する属性判定器、前記属性判定器で決定した類別及び識
別と上記統合属性データ管理器の属性データの各仮説の
信頼度の何れかの表示に切り替えるためを属性表示方法
切替スイッチ、前記統合属性データ管理器で記憶された
目標の類別及び識別信頼度または属性判定器により決定
した表示のための目標の類別及び識別を表示する属性表
示器とを備えたことを特徴とする属性データ統合装置。 - 【請求項5】 目標に関する情報を得る複数のセンサ、
これら複数のセンサとつながり、各センサで得られた観
測情報を収集する観測情報収集器、各種の目標の類別に
関する類別データベースを有し、その類別データベース
と上記観測情報収集器で収集した観測情報とを照合する
ことで類別の各要素に適合する度合いを求め、さらにこ
の適合度から目標が属すると想定される類別の仮説を複
数生成するとともに、各仮説の確からしさを示す類別信
頼度を求める類別信頼度算出器、各種の目標の識別に関
する識別データベースを有し、その識別データベースと
上記観測情報収集器で収集した観測情報とを照合するこ
とで識別の各要素に適合する度合いを求め、さらにこの
適合度から目標が属すると想定される識別の仮説を複数
生成するとともに、各仮説の確からしさを示す識別信頼
度を求める識別信頼度算出器、前記類別信頼度算出器及
び識別信頼度算出器で求めた目標の類別信頼度と識別信
頼度を観測属性データとして記憶する観測属性データ管
理器、前記観測属性データ管理器で記憶している類別及
び識別信頼度の中で、目標が複数の類別要素又は識別要
素の何れかであるがその内のどれであるかは不確かであ
るとする仮説である不確実性を含む仮説の信頼度に対し
て、この不確実性を含む仮説を成立させているすべての
類別要素又は識別要素を抽出し、この抽出した各々の類
別要素又は識別要素に対して目標が属するとする仮説を
新たに生成し、上記不確実性を含む仮説の信頼度の値を
この新たに生成した各仮説の信頼度として均等に分配す
る不確実性分配器、前観測時の属性データを記憶する統
合属性データ管理器、上記不確実性分配器からの複数の
観測属性データをBayesian法によって統合する
Bayesian法属性データ統合器、前記Bayes
ian法属性データ統合器からの属性データの類別又は
識別信頼度のレベルにより目標の類別及び識別を決定す
る属性判定器、前記属性判定器の類別及び識別を記憶す
る属性判定結果管理器、前記属性判定結果管理器で記憶
される過去の属性から前記表示属性判定器で決定した類
別及び識別と上記統合属性データ管理器の属性データの
各仮説の信頼度の何れかの表示に切り替える属性表示方
法判定器、前記統合属性データ管理器で記憶された目標
の類別及び識別信頼度または属性判定器により決定した
表示のための目標の類別及び識別を表示する属性表示器
とを備えたことを特徴とする属性データ統合装置。 - 【請求項6】 目標に関する情報を得る複数のセンサ、
これら複数のセンサとつながり、各センサで得られた観
測情報を収集する観測情報収集器、各種の目標の類別に
関する類別データベースを有し、その類別データベース
と上記観測情報収集器で収集した観測情報とを照合する
ことで類別の各要素に適合する度合いを求め、さらにこ
の適合度から目標が属すると想定される類別の仮説を複
数生成するとともに、各仮説の確からしさを示す類別信
頼度を求める類別信頼度算出器、各種の目標の識別に関
する識別データベースを有し、その識別データベースと
上記観測情報収集器で収集した観測情報とを照合するこ
とで識別の各要素に適合する度合いを求め、さらにこの
適合度から目標が属すると想定される識別の仮説を複数
生成するとともに、各仮説の確からしさを示す識別信頼
度を求める識別信頼度算出器、前記類別信頼度算出器及
び識別信頼度算出器で求めた目標の類別信頼度と識別信
頼度を観測属性データとして記憶する観測属性データ管
理器、前観測時の属性データを記憶する統合属性データ
管理器、上記観測属性データ管理器から入力した観測属
性データと前記統合属性データ管理器から入力した前観
測時に保管した属性データとをDempster−Sh
afer法によって統合し、統合した属性データを次観
測時に観測属性データと統合するために上記統合属性デ
ータ管理器へ出力するDempster−Shafer
法属性データ統合器、Dempster−Shafer
法属性データ統合器からの統合した属性データの類別及
び識別信頼度のレベルにより目標の類別及び識別を決定
する属性判定器、前記属性判定器の類別及び識別を記憶
する属性判定結果管理器、前記属性判定結果管理器で記
憶される過去の属性から前記表示属性判定器で決定した
類別及び識別と上記統合属性データ管理器の属性データ
の各仮説の信頼度の何れかの表示に切り替える属性表示
方法判定器、前記統合属性データ管理器で記憶された目
標の類別及び識別信頼度または属性判定器により決定し
た表示のための目標の類別及び識別を表示する属性表示
器とを備えたことを特徴とする属性データ統合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10192966A JP2000028701A (ja) | 1998-07-08 | 1998-07-08 | 属性データ統合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10192966A JP2000028701A (ja) | 1998-07-08 | 1998-07-08 | 属性データ統合装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000028701A true JP2000028701A (ja) | 2000-01-28 |
Family
ID=16300015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10192966A Pending JP2000028701A (ja) | 1998-07-08 | 1998-07-08 | 属性データ統合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000028701A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007163425A (ja) * | 2005-12-16 | 2007-06-28 | Toshiba Corp | レーダ情報処理装置、レーダ画面表示プログラム |
JP2007279308A (ja) * | 2006-04-05 | 2007-10-25 | Mitsubishi Electric Corp | 情報表示装置及び情報表示システム |
JP2016118436A (ja) * | 2014-12-19 | 2016-06-30 | 三菱電機株式会社 | 目標類識別装置 |
-
1998
- 1998-07-08 JP JP10192966A patent/JP2000028701A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007163425A (ja) * | 2005-12-16 | 2007-06-28 | Toshiba Corp | レーダ情報処理装置、レーダ画面表示プログラム |
JP2007279308A (ja) * | 2006-04-05 | 2007-10-25 | Mitsubishi Electric Corp | 情報表示装置及び情報表示システム |
JP2016118436A (ja) * | 2014-12-19 | 2016-06-30 | 三菱電機株式会社 | 目標類識別装置 |
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