JP2000025864A - 容 器 - Google Patents
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- JP2000025864A JP2000025864A JP10195581A JP19558198A JP2000025864A JP 2000025864 A JP2000025864 A JP 2000025864A JP 10195581 A JP10195581 A JP 10195581A JP 19558198 A JP19558198 A JP 19558198A JP 2000025864 A JP2000025864 A JP 2000025864A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 容器1に収容された線香2の匂いを直接嗅ぐ
ことができる容器1を提供する。 【解決手段】 容器1の壁部に切目5を形成し、切目5
で仕切られたどちらか一方の部分を押圧した際、押圧さ
れた被押圧部7と押圧されなかった部分との間に容器1
の内部と外部とを連通する連通部10が形成される。
ことができる容器1を提供する。 【解決手段】 容器1の壁部に切目5を形成し、切目5
で仕切られたどちらか一方の部分を押圧した際、押圧さ
れた被押圧部7と押圧されなかった部分との間に容器1
の内部と外部とを連通する連通部10が形成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容器、特に匂いを発
する物品を収容する容器に関する。
する物品を収容する容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、線香、薫香、石鹸等の商品
は、自家用、進物用、または贈答用を問わず、紙、また
は樹脂で作られた化粧箱等に収容された状態で販売され
ている。これらの商品は、その選択基準に香りや匂いが
尊重されるため、購入者は化粧箱の上から間接的に匂い
を嗅ぐか、開封した商品見本の匂いを直接嗅いでいる。
は、自家用、進物用、または贈答用を問わず、紙、また
は樹脂で作られた化粧箱等に収容された状態で販売され
ている。これらの商品は、その選択基準に香りや匂いが
尊重されるため、購入者は化粧箱の上から間接的に匂い
を嗅ぐか、開封した商品見本の匂いを直接嗅いでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
間接的に匂いを確認する方法では、商品の匂いが仄かな
ものであったり、化粧箱に他の商品の匂いが移っている
場合には、購入者は化粧箱から商品の匂いを正確に知る
ことができない。他方、商品見本の匂いを直接嗅ぐ方法
では、販売者は、購入者が商品の匂いを確認できるよう
に、商品見本を別途用意する必要があるが、商品の種類
が数多くある場合、必然的に多くの商品見本が必要とな
り、販売経費が増大するという問題点があった。また、
多くの商品見本の香りや匂いが重なり合って購入者に嫌
悪感を与えたり、商品間で移り香現象を生じ、芳香を正
しく確かめることができなくなるという問題点があっ
た。
間接的に匂いを確認する方法では、商品の匂いが仄かな
ものであったり、化粧箱に他の商品の匂いが移っている
場合には、購入者は化粧箱から商品の匂いを正確に知る
ことができない。他方、商品見本の匂いを直接嗅ぐ方法
では、販売者は、購入者が商品の匂いを確認できるよう
に、商品見本を別途用意する必要があるが、商品の種類
が数多くある場合、必然的に多くの商品見本が必要とな
り、販売経費が増大するという問題点があった。また、
多くの商品見本の香りや匂いが重なり合って購入者に嫌
悪感を与えたり、商品間で移り香現象を生じ、芳香を正
しく確かめることができなくなるという問題点があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するため、容器に収容された物品の匂いを直接嗅ぐ
ことができるように、容器の壁部に芳香確認手段を設
け、該芳香確認手段が切目からなり、該切目で仕切られ
たどちらか一方の壁部を押圧した際、押圧側壁部と非押
圧側壁部との間に容器の内部と外部とを連通する連通部
を形成させるようにしたものである。
解決するため、容器に収容された物品の匂いを直接嗅ぐ
ことができるように、容器の壁部に芳香確認手段を設
け、該芳香確認手段が切目からなり、該切目で仕切られ
たどちらか一方の壁部を押圧した際、押圧側壁部と非押
圧側壁部との間に容器の内部と外部とを連通する連通部
を形成させるようにしたものである。
【0005】上記容器の材質は、紙、木、樹脂等、従来
採用されている任意のものを使用できるが、上記芳香確
認手段を形成する部分が弾性を具備していればよい。上
記芳香確認手段を形成する部分は、紙や樹脂で形成でき
るが、反復して押圧される場合を考慮するとポリプロピ
レン、ポリスチレン等の樹脂材料で形成するのが好適で
ある。
採用されている任意のものを使用できるが、上記芳香確
認手段を形成する部分が弾性を具備していればよい。上
記芳香確認手段を形成する部分は、紙や樹脂で形成でき
るが、反復して押圧される場合を考慮するとポリプロピ
レン、ポリスチレン等の樹脂材料で形成するのが好適で
ある。
【0006】また、容器は、内部に所望の物品が収容で
きる形状であればよく、例えば、容器本体と蓋体との2
つの部材で構成されたもの、または、容器全体を一体化
し、容器の内部に収容された物品を取り出すための開閉
可能なフラップを備えたもの等、任意の形態を採用する
ことができる。
きる形状であればよく、例えば、容器本体と蓋体との2
つの部材で構成されたもの、または、容器全体を一体化
し、容器の内部に収容された物品を取り出すための開閉
可能なフラップを備えたもの等、任意の形態を採用する
ことができる。
【0007】上記容器が容器本体と蓋体とで構成されて
いる場合、容器本体を非弾性材料で構成するとともに、
蓋体を弾性材料で構成し、上記弾性材料で構成された蓋
体に上記芳香確認手段を形成するようにしてもよい。容
器本体の材質としては、押圧して容易に弾性変形しない
材料、例えば、木、樹脂、または金属が挙げられる。ま
た、これとは逆に容器本体を弾性材料で形成し、蓋体を
非弾性材料で形成するようにしてもよい。
いる場合、容器本体を非弾性材料で構成するとともに、
蓋体を弾性材料で構成し、上記弾性材料で構成された蓋
体に上記芳香確認手段を形成するようにしてもよい。容
器本体の材質としては、押圧して容易に弾性変形しない
材料、例えば、木、樹脂、または金属が挙げられる。ま
た、これとは逆に容器本体を弾性材料で形成し、蓋体を
非弾性材料で形成するようにしてもよい。
【0008】更に、容器が一部材であるか二部材である
かを問わず、容器全体が紙で形成されている場合、上記
芳香確認手段を容器の表面角部近傍に形成するととも
に、芳香確認手段が形成された部分の裏側に弾性部材を
設けるのが好ましい。このように、弾性部材を設けるこ
とにより、押圧された部分が弾性変形しにくい紙であっ
ても被押圧部は押圧力が解放されると復元することがで
きるだけでなく、芳香の逸散を防止できる。上記弾性部
材は、例えば、ポリプロピレン、ポリスチレン等の樹脂
製シートが好適である。
かを問わず、容器全体が紙で形成されている場合、上記
芳香確認手段を容器の表面角部近傍に形成するととも
に、芳香確認手段が形成された部分の裏側に弾性部材を
設けるのが好ましい。このように、弾性部材を設けるこ
とにより、押圧された部分が弾性変形しにくい紙であっ
ても被押圧部は押圧力が解放されると復元することがで
きるだけでなく、芳香の逸散を防止できる。上記弾性部
材は、例えば、ポリプロピレン、ポリスチレン等の樹脂
製シートが好適である。
【0009】また、容器に摺動可能な被覆部材を外装
し、上記芳香確認手段が上記被覆部材で覆うようにして
もよい。被覆部材は、上記押圧によって変形するポリエ
チレンフィルム、セロハン、グラシン紙、和紙、トレー
シングペーパー等で構成されたもの、若しくは、上記押
圧によって変形することが無い材料、例えば、所定の厚
みを有する木、樹脂、または金属が挙げられる。
し、上記芳香確認手段が上記被覆部材で覆うようにして
もよい。被覆部材は、上記押圧によって変形するポリエ
チレンフィルム、セロハン、グラシン紙、和紙、トレー
シングペーパー等で構成されたもの、若しくは、上記押
圧によって変形することが無い材料、例えば、所定の厚
みを有する木、樹脂、または金属が挙げられる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について説明する。図1は、本発明に係る
容器1を示している。この容器1は線香2を収容する化
粧箱として使用されるもので、複数の線香2を収容する
容器本体3と、この容器本体3に被せられる蓋体4とで
構成されている。これら容器本体3と蓋体4とは、それ
ぞれが、適度な弾性性を備えた厚さ0.5mmのポリプ
ロピレンシートをトムソン加工により所定の形状に形成
し、これを直方体形状に組み立てたものである。
の実施の形態について説明する。図1は、本発明に係る
容器1を示している。この容器1は線香2を収容する化
粧箱として使用されるもので、複数の線香2を収容する
容器本体3と、この容器本体3に被せられる蓋体4とで
構成されている。これら容器本体3と蓋体4とは、それ
ぞれが、適度な弾性性を備えた厚さ0.5mmのポリプ
ロピレンシートをトムソン加工により所定の形状に形成
し、これを直方体形状に組み立てたものである。
【0011】蓋体4の上面(壁部)には半円状の切目5
が形成され、芳香確認手段を構成している。また、切目
5の両端には、円形孔6が形成してあり、切目5で囲ま
れた舌片状の被押圧部7を押圧して容器内部に押し込ん
だ際、過剰な力によって切目5の両端が裂けることを防
止してある。なお、切目5の形成される部分は蓋体4の
上面に限るものではなく、蓋体4の側壁、または容器本
体3の側壁、底面に形成するものであってもよい。
が形成され、芳香確認手段を構成している。また、切目
5の両端には、円形孔6が形成してあり、切目5で囲ま
れた舌片状の被押圧部7を押圧して容器内部に押し込ん
だ際、過剰な力によって切目5の両端が裂けることを防
止してある。なお、切目5の形成される部分は蓋体4の
上面に限るものではなく、蓋体4の側壁、または容器本
体3の側壁、底面に形成するものであってもよい。
【0012】上記構成からなる容器1は、容器本体3に
複数の線香2を収容した後、蓋体4を被せられた状態で
店頭に陳列される。図2に示すように、容器1を手にと
った購入者が親指8で被押圧部7を押圧すると、被押圧
部7(親指8の爪)と、切目5を隔てて被押圧部7の反
対側に位置する押圧されなかった部分9との間に、容器
1の内部と外部とを連通する連通部(隙間)10が形成
される。
複数の線香2を収容した後、蓋体4を被せられた状態で
店頭に陳列される。図2に示すように、容器1を手にと
った購入者が親指8で被押圧部7を押圧すると、被押圧
部7(親指8の爪)と、切目5を隔てて被押圧部7の反
対側に位置する押圧されなかった部分9との間に、容器
1の内部と外部とを連通する連通部(隙間)10が形成
される。
【0013】購入者は、上記連通部10に鼻を近づける
ことで容器1に収容された線香2の匂いを直接嗅ぐこと
ができるので線香を選ぶ作業が迅速かつ、正確に行え
る。また、線香2の販売者は容器1に収容された線香2
と同じ線香2を見本として用意する必要が無いので販売
経費の節約が行える。
ことで容器1に収容された線香2の匂いを直接嗅ぐこと
ができるので線香を選ぶ作業が迅速かつ、正確に行え
る。また、線香2の販売者は容器1に収容された線香2
と同じ線香2を見本として用意する必要が無いので販売
経費の節約が行える。
【0014】上記切目5は半円状としたが、切目5の形
状は半円状に限るものではなく、切目5の周囲を押圧し
た状態で、切目5と蓋体4の上面との間に連通部10が
形成され、押圧力を解放した状態で連通部10が消失す
る形状であればよく、例えば、図3に示す直線、図4に
示すL字型、または図5に示す二本の直線であってもよ
い。また、容器本体3及び蓋体4が紙製である場合、図
11に一点鎖線で示すように、弾性樹脂製シートからな
る略三角形状の補強部材7aを被押圧部7の裏側に貼着
するようにしてもよい。
状は半円状に限るものではなく、切目5の周囲を押圧し
た状態で、切目5と蓋体4の上面との間に連通部10が
形成され、押圧力を解放した状態で連通部10が消失す
る形状であればよく、例えば、図3に示す直線、図4に
示すL字型、または図5に示す二本の直線であってもよ
い。また、容器本体3及び蓋体4が紙製である場合、図
11に一点鎖線で示すように、弾性樹脂製シートからな
る略三角形状の補強部材7aを被押圧部7の裏側に貼着
するようにしてもよい。
【0015】また、蓋体4が紙製であって、トムソン加
工で形成されたものである場合、図6に示すように、上
面の裏側に折り返されるフラップの中の少なくとも一つ
(フラップ4a)を切目5の裏側を覆う大きさに形成
し、フラップ4aに隣り合うフラップ4b、4cをフラ
ップ4aの縁に重ね合わせ、フラップ4aを切目5が形
成された上面の裏側に密着させれば、フラップ4aは被
押圧部7の補強部材として機能するので、別途、弾性樹
脂製シート等の補強部材を切目5の裏側に貼着する必要
が無い。このように、フラップ4aで補強部材を構成す
ることにより、被押圧部7の疲労を防止することができ
る蓋体4を安価に作ることができる。
工で形成されたものである場合、図6に示すように、上
面の裏側に折り返されるフラップの中の少なくとも一つ
(フラップ4a)を切目5の裏側を覆う大きさに形成
し、フラップ4aに隣り合うフラップ4b、4cをフラ
ップ4aの縁に重ね合わせ、フラップ4aを切目5が形
成された上面の裏側に密着させれば、フラップ4aは被
押圧部7の補強部材として機能するので、別途、弾性樹
脂製シート等の補強部材を切目5の裏側に貼着する必要
が無い。このように、フラップ4aで補強部材を構成す
ることにより、被押圧部7の疲労を防止することができ
る蓋体4を安価に作ることができる。
【0016】容器1は図7に示すように、一枚の紙を所
定の形状に切断した後、所定形状に組み立てたものであ
ってもよい。この容器1の切目5の裏側にポリプロピレ
ンからなる厚さ0.5mmの矩形シート(弾性部材)1
1を貼り付ければ、容器1が紙で作られたものであって
も被押圧部7が疲労して復元力が無くなることが防止さ
れる。なお、矩形シート11は切目5に対向する部分以
外の部分に接着剤12を塗布して貼り付け、被押圧部7
の変形が阻害されないようにする。本実施の形態では矩
形シート11の隣り合う辺に、L字型に接着剤12を塗
布している。
定の形状に切断した後、所定形状に組み立てたものであ
ってもよい。この容器1の切目5の裏側にポリプロピレ
ンからなる厚さ0.5mmの矩形シート(弾性部材)1
1を貼り付ければ、容器1が紙で作られたものであって
も被押圧部7が疲労して復元力が無くなることが防止さ
れる。なお、矩形シート11は切目5に対向する部分以
外の部分に接着剤12を塗布して貼り付け、被押圧部7
の変形が阻害されないようにする。本実施の形態では矩
形シート11の隣り合う辺に、L字型に接着剤12を塗
布している。
【0017】なお、容器1は図8に示すように、断面矩
形のスリーブ1aと、このスリーブ1aに挿入される容
器本体5とで構成するようにしてもよい。このスリーブ
1aに形成された切目5の裏側にも、上記矩形シート1
1を貼り付ければ被押圧部7が疲労して復元力が無くな
ることが防止される。
形のスリーブ1aと、このスリーブ1aに挿入される容
器本体5とで構成するようにしてもよい。このスリーブ
1aに形成された切目5の裏側にも、上記矩形シート1
1を貼り付ければ被押圧部7が疲労して復元力が無くな
ることが防止される。
【0018】また、容器1はポリプロピレンや紙等で構
成されるものに限らず、所定の厚みを有する木や樹脂な
どであってもよい。例えば、容器1を木製とした場合、
図9に示すように上蓋3に開口部13を設け、この開口
部13の表面に切目5を形成した矩形シート(芳香確認
手段)14を貼り付けて容器1に収容された線香2の匂
いを直接嗅げるようにしてもよい。
成されるものに限らず、所定の厚みを有する木や樹脂な
どであってもよい。例えば、容器1を木製とした場合、
図9に示すように上蓋3に開口部13を設け、この開口
部13の表面に切目5を形成した矩形シート(芳香確認
手段)14を貼り付けて容器1に収容された線香2の匂
いを直接嗅げるようにしてもよい。
【0019】容器1は、販売される状態においては、図
10に示すように、ポリエチレンフィルムからなる帯状
カバー(被覆部材)15を容器1の長手方向(矢印16
方向)に摺動可能に外装してもよい。このように、帯状
カバー15で外装されることにより、被押圧部7が不用
意に押圧されて連通部10が形成された場合であっても
線香2の匂いが不必要に漏れることがない。線香2の匂
いを嗅ぎたい場合は帯状カバー15を一点鎖線で示すよ
うにずらして切り目5を出し、被押圧部7を押圧して連
通部10を形成すればよい。なお、帯状カバー15をポ
リエチレンフィルムに代えて、樹脂、金属等の剛体で形
成すれば被押圧部7が押圧された場合であっても連通部
10が形成されることが無いので線香2の匂いが漏れる
ことが完全に防止される。
10に示すように、ポリエチレンフィルムからなる帯状
カバー(被覆部材)15を容器1の長手方向(矢印16
方向)に摺動可能に外装してもよい。このように、帯状
カバー15で外装されることにより、被押圧部7が不用
意に押圧されて連通部10が形成された場合であっても
線香2の匂いが不必要に漏れることがない。線香2の匂
いを嗅ぎたい場合は帯状カバー15を一点鎖線で示すよ
うにずらして切り目5を出し、被押圧部7を押圧して連
通部10を形成すればよい。なお、帯状カバー15をポ
リエチレンフィルムに代えて、樹脂、金属等の剛体で形
成すれば被押圧部7が押圧された場合であっても連通部
10が形成されることが無いので線香2の匂いが漏れる
ことが完全に防止される。
【0020】上記容器1には線香2を収容するものとし
たが、収容される物品は線香2に限らず、香りや匂いを
発する石鹸、香水等でもよいし、花等の植物、果物等の
食料品であってもよい。
たが、収容される物品は線香2に限らず、香りや匂いを
発する石鹸、香水等でもよいし、花等の植物、果物等の
食料品であってもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る容器では、連通部を介して
容器の内部の匂い、すなわち容器に収容された物品の匂
いを、容器を開いたり、破壊することなく直接嗅ぐこと
ができる。したがって、商品、特に匂いを発する商品で
あって購入者が購入の際に商品の匂いを嗅ぐことを希望
するものが当該容器に収容されて販売されている場合、
購入者は容器に収容された商品の匂いを直接嗅ぐことが
できるので、容器に他の商品の匂いが移っている場合、
商品が仄かな匂いのものであっても、商品の匂いを正確
に認識することができ、匂いに基づいた商品の正しい選
択ができる。また、販売者は、上記商品の匂いを購入者
に確認してもらうための見本を別途用意する必要が無い
ので、商品見本の管理の必要が無く販売経費を削減する
ことができる。
容器の内部の匂い、すなわち容器に収容された物品の匂
いを、容器を開いたり、破壊することなく直接嗅ぐこと
ができる。したがって、商品、特に匂いを発する商品で
あって購入者が購入の際に商品の匂いを嗅ぐことを希望
するものが当該容器に収容されて販売されている場合、
購入者は容器に収容された商品の匂いを直接嗅ぐことが
できるので、容器に他の商品の匂いが移っている場合、
商品が仄かな匂いのものであっても、商品の匂いを正確
に認識することができ、匂いに基づいた商品の正しい選
択ができる。また、販売者は、上記商品の匂いを購入者
に確認してもらうための見本を別途用意する必要が無い
ので、商品見本の管理の必要が無く販売経費を削減する
ことができる。
【0022】また、弾性部材で構成された容器の一部、
例えば、弾性部材で構成された蓋体の壁部に切目が形成
してあるので、容器が非弾性材料で形成されている場合
であっても、芳香確認手段を押圧することにより容器の
内部に収容された物品の匂いを直接嗅ぐことができる。
例えば、弾性部材で構成された蓋体の壁部に切目が形成
してあるので、容器が非弾性材料で形成されている場合
であっても、芳香確認手段を押圧することにより容器の
内部に収容された物品の匂いを直接嗅ぐことができる。
【0023】さらに、容器が紙製であっても上記芳香確
認手段の裏側に弾性部材を設けることにより、被押圧部
の復元が良好に行われる。また、押圧された部分の耐久
性が向上するので容器が芳香確認手段が形成された部分
から破損することが防止されると同時に移り香を防止で
きる。
認手段の裏側に弾性部材を設けることにより、被押圧部
の復元が良好に行われる。また、押圧された部分の耐久
性が向上するので容器が芳香確認手段が形成された部分
から破損することが防止されると同時に移り香を防止で
きる。
【0024】また、容器を被覆部材で外装し、上記芳香
確認手段を上記被覆部材で覆うようにすると、被押圧部
が被覆部材の上から不用意に押圧されても内部に収容さ
れた物品の匂いが誤って容器の外部に漏れることが防止
される。
確認手段を上記被覆部材で覆うようにすると、被押圧部
が被覆部材の上から不用意に押圧されても内部に収容さ
れた物品の匂いが誤って容器の外部に漏れることが防止
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る容器の分解斜視図である。
【図2】本発明に係る容器の使用状態を示す説明図であ
る。
る。
【図3】切目の変形例を示す図面である。
【図4】切目の変形例を示す図面である。
【図5】切目の変形例を示す図面である。
【図6】蓋体の変形例を示す図面である。
【図7】他の実施の形態に係る容器の斜視図である。
【図8】他の実施の形態に係る容器の斜視図である。
【図9】芳香確認手段の変形例を示す図面である。
【図10】帯状カバーを外装した容器の斜視図である。
1…容器、2…線香、3…容器本体、4…蓋体、5…切
目、7…被押圧部、10…連通部。
目、7…被押圧部、10…連通部。
フロントページの続き (72)発明者 丸小野 譲治 大阪府大阪市西区九条南4丁目15番11号 サンワ株式会社内 Fターム(参考) 3E068 AA22 AC02 BB02 CC02 CC03 CC09 CD02 CE03 DD04 DD09 DE13 EE40
Claims (4)
- 【請求項1】 容器の壁部に芳香確認手段を設け、該芳
香確認手段が切目からなり、該切目で仕切られたどちら
か一方の壁部を押圧した際、押圧側壁部と非押圧側壁部
との間に容器の内部と外部とを連通する連通部を形成さ
せるようにしてなることを特徴とする容器。 - 【請求項2】 上記容器の少なくとも一部を弾性材料で
形成し、上記弾性材料で形成された部分に上記切目を形
成したことを特徴とする請求項1に記載の容器。 - 【請求項3】 上記容器が本体と蓋体とからなり、上記
芳香確認手段を蓋体の角部近傍に形成するとともに、上
記蓋体の裏側に上記芳香確認手段を覆う弾性部材を設け
ていることを特徴とする請求項1に記載の容器。 - 【請求項4】 上記容器に摺動可能な被覆部材を外装
し、上記芳香確認手段が上記被覆部材で覆われているこ
とを特徴とする請求項1、2または3に記載の容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10195581A JP2000025864A (ja) | 1998-07-10 | 1998-07-10 | 容 器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10195581A JP2000025864A (ja) | 1998-07-10 | 1998-07-10 | 容 器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000025864A true JP2000025864A (ja) | 2000-01-25 |
Family
ID=16343526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10195581A Pending JP2000025864A (ja) | 1998-07-10 | 1998-07-10 | 容 器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000025864A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003029100A1 (en) * | 2001-09-28 | 2003-04-10 | Redbridge Holdings Ltd | Container provided with a resealable cover adhered to the container by an adhesive |
-
1998
- 1998-07-10 JP JP10195581A patent/JP2000025864A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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