JP2000025697A - Papi監視装置 - Google Patents

Papi監視装置

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JP2000025697A
JP2000025697A JP10194398A JP19439898A JP2000025697A JP 2000025697 A JP2000025697 A JP 2000025697A JP 10194398 A JP10194398 A JP 10194398A JP 19439898 A JP19439898 A JP 19439898A JP 2000025697 A JP2000025697 A JP 2000025697A
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JP
Japan
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papi
light
light beam
housing
irradiator
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Pending
Application number
JP10194398A
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English (en)
Inventor
Sumio Nakajima
澄男 中嶋
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PAPI装置の設置状態が真に調整しなけれ
ばならないかを監視できるようにする。 【解決手段】 所定の一方向へ光線を照射する、PAP
I装置の筐体に設けられた照射器と、前記照射器からの
光線を受光する、その照射器から所定距離離れた位置に
設けられた受光器と、前記受光器が光線を受光している
ときに、前記筐体は所定の正常位置に設置されていると
判定し、その光線を受光しなくなったとき、あるいは受
光レベルが所定以下のときに、その筐体は所定の正常位
置から変化していると判定する判定手段とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空機のパイロッ
トに対して滑走路への進入角度を赤色光及び白色光によ
り報知するPAPI(精密進入角指示灯)装置を監視す
るためのPAPI監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のPAPI監視装置の概略
構成図である。PAPI装置イは、図示しない滑走路の
進入口の近傍に設けられている架台1の上部に設けられ
ている。そして、このPAPI装置イは、筐体2内に複
数(3個)のPAPI灯器3a,3b,3cを有して構
成されている。これらPAPI灯器3a,3b,3c
は、筐体2内の所定位置に着脱自在にセット可能なケー
ス4内に正確に位置決めされた状態で固定されて設けら
れている。
【0003】各PAPI灯器3a,3b,3cの構造は
同一なので、図4のPAPI灯器3aを用いて説明する
と、ハロゲンランプ10の光線は、反射鏡11で反射さ
れた後、フィルタ12を介して集光レンズ13によって
集められて航空機(図示せず)の進入方向へ所定の仰角
で照射されるように構成されている。また、この照射光
は、フィルタが上下で赤色フィルタ(又は白色フィル
タ)12a及び白色フィルタ(又は赤色フィルタ)12
bに分割されているので、照射光の上半分は白色(又は
赤色)、下半分は赤色(又は白色)を呈することができ
る。
【0004】図3中、20は受光器であって、上記図4
の集光レンズ13の焦点位置Oに設けられている。した
がって、受光器20がPAPI灯器3a(又は3b,3
c)からの光線を受光しなくなったとき、あるいは受光
レベルが低下したときには、PAPI灯器3a,3b,
3cの仰角が変化したと判定され、保守点検の対象とさ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のPAPI監視装置は、PAPI灯器の光線を直接検
出してPAPI装置の設置状態を監視するようにしてい
るので、保守管理が煩雑になる欠点があった。
【0006】例えば、定期的に、あるいはPAPI灯器
のハロゲンランプの断芯時には、工場において精密に調
整されている、PAPI灯器内蔵の新たなケースと交換
されるが、そのケースが筐体に設置されるときのわずか
な相違によっても受光器の受信レベルが変化するので、
ケースを交換する毎に綿密な調整をしなければならない
という不都合があった。
【0007】ところで、PAPI装置の仰角がパイロッ
トに対して正確な進入角度を報知できなくなり、その調
整を必要とするのは、例えば、筐体に作業車が接触して
筐体自体が移動した場合等であるので、実際には、ケー
スを交換したときに仰角の調整を必要としていなかっ
た。
【0008】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、真にPAPI
装置が調整を必要とするときを検出することのできるP
API監視装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るPAPI監
視装置は、上記目的を達成するために、所定の一方向へ
光線を照射する、PAPI装置の筐体に設けられた照射
器と、前記照射器からの光線を受光する、その照射器か
ら所定距離離れた位置に設けられた受光器と、前記受光
器が光線を受光しているときに、前記筐体は所定の正常
位置に設置されていると判定し、その光線を受光しなく
なったとき、あるいは受光レベルが所定以下のときに、
その筐体は所定の正常位置から変化していると判定する
判定手段と、を有することを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係るPA
PI監視装置の概略構成図である。なお、上記図3で示
した従来のPAPI監視装置と同一構成要素については
同一符号を用いて説明する。
【0011】PAPI装置イ自体は、上記従来のPAP
I装置と同一に構成されている。すなわち、PAPI装
置イは、図示しない滑走路の進入口の近傍に設けられて
いる架台1の上部に設けられている。そして、このPA
PI装置イは、筐体2内に上記図3及び図4で示したと
同様に複数(3個)のPAPI灯器を有して構成されて
いる。これらPAPI灯器は、筐体2内の所定位置に着
脱自在にセット可能なケース4内に正確に位置決めされ
た状態で固定されて設けられている。各PAPI灯器の
構成は、上記図4と同一であるので、これ以上の説明は
省略する。
【0012】図1中、5は、筐体2の前面(PAPI灯
器の位置している側)に設けられている照射器であっ
て、赤外線等の直進性に優れた光線Lを照射できるよう
に構成されている。
【0013】図1中、6は、筐体2から所定距離離れた
位置に設けられている受光器であって、照射器5から照
射された光線Lを受光できるように構成されている。そ
して、この照射器5には、図2に示されるように、鉛直
状に所定の間隔を保って複数個(図示の例では5個)の
受光素子6a,6b,6b′,6c,6c′が設けられ
ている。
【0014】これら受光素子6a,6b,6b′,6
c,6c′のうち、中央の受光素子6cは、PAPI装
置イが正常な仰角の光線を照射しているときの筐体2の
設置状態において、照射器5から光線Lを受光できる基
準位置に決められている。したがって、受光素子6b,
6b′,6c,6c′のいずれかで光線Lが受光された
ときは、基準位置からその分だけ外れていることを意味
している。
【0015】図1中、7は、監視器であって、図示しな
い管理センタに設けられていて、受光器6の出力を入力
できるように構成されている。この監視器6には、受光
素子6a,6b,6b′,6c,6c′のうち、どの受
光素子が受光しているかを検出することができる検出回
路及び表示器が設けられている。
【0016】上記構成のPAPI監視装置は、筐体2及
び受光器6が正常に設置されていれば、中央の受光素子
6aで光線Lを受光でき、したがって、監視器7では、
PAPI装置イが正常に設置されていると判定すること
ができる。また、他の受光素子6b,6b′,6c,6
c′のいずれかで光線Lが受光されたときは、基準位置
からのズレを検出することができる。
【0017】受光器6が光線Lを全く受光できなくなっ
たときは、筐体2の移動、照射器5の断芯、又は受光器
6の故障であるので、この場合、監視器7はPAPI装
置イに異常が発生したことを係員に報知することとな
る。また、受光器6の受光レベルが低下したとき、ある
いは照射器5の出力低下や受光器6の受光面の汚れ等が
発生したときは、受光器6のレベルが低下するので、こ
の場合も監視器7は係員に報知することとなる。
【0018】なお、上述の例では、照射器5をPAPI
装置イの前面に設けたが、必ずしも前面に設ける必要は
なく、側面に設けるようにしてもよい。もちろん、この
場合は、受光器6はその照射器5と対向した位置に設け
られる。
【0019】また、受光器6には、複数の受光素子6
a,6b,6b′,6c,6c′を設けたが、基準とな
る1個の受光素子6aを設けるようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明に係るPAPI監視装置は、所定
の一方向へ光線を照射する、PAPI装置の筐体に設け
られた照射器と、前記照射器からの光線を受光する、そ
の照射器から所定距離離れた位置に設けられた受光器
と、前記受光器が光線を受光しているときに、前記筐体
は所定の正常位置に設置されていると判定し、その光線
を受光しなくなったとき、あるいは受光レベルが所定以
下のときに、その筐体は所定の正常位置から変化してい
ると判定する判定手段とからなるので、筐体が移動した
ときなどのように、真に調整を必要とするときのみを検
出して監視することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るPAPI監視装置
の概略構成図である。
【図2】受光器の受光素子の配置例である。
【図3】従来のPAPI監視装置の概略構成図である。
【図4】PAPI灯器の詳細図である。
【符号の説明】
イ PAPI装置 1 架台 2 筐体 3a,3b,3c PAPI灯器 4 ケース 5 照射器 6 受光器 6a,6b,6b′,6c,6c′ 受光素子 7 監視器 10 ハロゲンランプ 11 反射鏡 12 フィルタ 13 集光レンズ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の一方向へ光線を照射する、PAP
    I装置の筐体に設けられた照射器と、 前記照射器からの光線を受光する、その照射器から所定
    距離離れた位置に設けられた受光器と、 前記受光器が光線を受光しているときに、前記筐体は所
    定の正常位置に設置されていると判定し、その光線を受
    光しなくなったとき、あるいは受光レベルが所定以下の
    ときに、その筐体は所定の正常位置から変化していると
    判定する判定手段と、 を有することを特徴とするPAPI監視装置。
JP10194398A 1998-07-09 1998-07-09 Papi監視装置 Pending JP2000025697A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102072466A (zh) * 2010-12-24 2011-05-25 复旦大学 基于led为光源的精密进近航道指示器的光学系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102072466A (zh) * 2010-12-24 2011-05-25 复旦大学 基于led为光源的精密进近航道指示器的光学系统

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