JP2000021524A - 分岐型モジュラコード、情報配線方法及び情報配線システム - Google Patents

分岐型モジュラコード、情報配線方法及び情報配線システム

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JP2000021524A
JP2000021524A JP19052198A JP19052198A JP2000021524A JP 2000021524 A JP2000021524 A JP 2000021524A JP 19052198 A JP19052198 A JP 19052198A JP 19052198 A JP19052198 A JP 19052198A JP 2000021524 A JP2000021524 A JP 2000021524A
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pole
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cord
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JP19052198A
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Yasuhiro Deguchi
康浩 出口
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 将来の通信機器の増設にフレキシブルに対応
できるようにする。 【解決手段】 2分岐型または4分岐型のモジュラコー
ド12で、アウトレット11の各モジュラ差し込み口1
1a,11bにそれぞれ複数の電話器13a〜13dを
接続できるようにし、必要に応じて電話器13a〜13
dの台数を増やす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オフィス等で使
用されるネットワークシステム(LAN)分岐型モジュ
ラコード、情報配線方法及び情報配線システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】オフィス等で使用されるネットワークシ
ステム(LAN)には、図8に示すものがある。このネ
ットワークシステムは、一般公衆回線等に図示しないP
BX(交換機)を通じて接続部1を接続し、この接続部
1から4対(8芯)ツイストペアケーブル2を用いて各
デスク毎に設置されたアウトレット3に接続し、さら
に、このアウトレット3から2芯または4芯のモジュラ
コード4を通じて、デスク上のパーソナルコンピュータ
リング機器(以下「パソコン」と略称する)5のMOD
EMや電話器6等の通信機器に接続していた。
【0003】接続部1は、所定の棚体(ラック)内に、
外部のPBXと接続するための電話1次側接続装置1a
と、複数の配線の切換を行うためのHUB1bと、ツイ
ストペアケーブル2を通じてアウトレット3に接続され
るモジュラパネル1cとを備えており、電話1次側接続
装置1a、HUB1b及びモジュラパネル1cは、接続
部1の背後側に敷設されるパッチコード1dを通じて相
互に接続または配線切替される。
【0004】接続部1とアウトレット3との間の接続に
使用されるツイストペアケーブル2は、例えば100M
bit/s以上のデータ伝送速度(カテゴリー5)の4
対(8芯)のケーブルが複数本束ねられた状態とされて
おり、各ケーブル2の端子は標準的な8極モジュラプラ
グが適用されている。
【0005】また、アウトレット3は、2箇口、4箇口
または6箇口等の差し込み口が形成されており、この差
し込み口にモジュラコード4のモジュラプラグが嵌入さ
れて接続される。アウトレット3の各差し込み口は、8
極モジュラプラグに対応できるモジュラジャックを有し
ているが、2極や4極のモジュラプラグを接続すること
も可能である。尚、図8では、2箇口の差し込み口がそ
れぞれ形成された3個のアウトレット3を図示してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の通り、接続部1
からアウトレット3までの接続配線は、図8では6本の
4対(8芯)ツイストペアケーブル2が用いられている
が、これに対して、アウトレット3とパソコン5または
電話器6との接続配線は、それぞれ1本ずつの1対(2
芯)または2対(4芯)のモジュラコード4が使用され
るため、4対のツイストペアケーブル2のうち、実際に
情報通信に使用される信号線はせいぜい1対か2対しか
使用されず、残りの対の信号線が未使用のままになって
しまい、ケーブルの使用効率は低かった。
【0007】また、情報配線システムにおいては、将来
の増設分を見込んで先行配線を行うことが多いが、昨今
のマルチメディア化に伴い、パソコン5等の情報機器や
電話器6等が増えすぎると、当初設計段階で見込んだ配
線容量ではカバーしできず、新たにアウトレット3及び
ツイストペアケーブル2を追加して使用しない限り、パ
ソコン5及び電話器6の増設に柔軟に対応することが困
難であった。
【0008】そこで、この発明の課題は、4対ツイスト
ペアケーブルを用いた情報配線システムにおいて、当該
ツイストペアケーブル内の信号線の配線効率を向上する
とともに、将来の拡張が容易となる分岐型モジュラコー
ド、情報配線方法及び情報配線システムを提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
請求項1に記載の発明は、所定の構内配線に接続された
共用アウトレットと複数の通信機器とを接続する分岐型
モジュラコードであって、前記共用アウトレットの8極
のモジュラ差し込み口と前記通信機器の2極モジュラ差
し込み口との間に介装される分岐型モジュラコードであ
って、8芯の電線を有する束線部と、前記束線部の一端
に形成されて前記共用アウトレットのモジュラ差し込み
口に挿入される8極モジュラプラグと、2芯の電線を有
して前記束線部の他端から4分岐して形成される4つの
分岐部と、前記各分岐部の端部に形成されて前記通信機
器の2極モジュラ差し込み口に接続される2極モジュラ
プラグとを備えるものである。
【0010】請求項2に記載の発明は、所定の構内配線
に接続された共用アウトレットと複数の通信機器とを接
続する分岐型モジュラコードであって、前記共用アウト
レットの8極のモジュラ差し込み口と前記通信機器の4
極モジュラ差し込み口との間に介装される分岐型モジュ
ラコードであって、8芯の電線を有する束線部と、前記
束線部の一端に形成されて前記共用アウトレットのモジ
ュラ差し込み口に挿入される8極モジュラプラグと、4
芯の電線を有して前記束線部の他端から2分岐して形成
される2つの分岐部と、前記各分岐部の端部に形成され
て前記通信機器の4極モジュラ差し込み口に接続される
4極モジュラプラグとを備えるものである。
【0011】請求項3及び請求項4に記載の発明は、共
用アウトレットと複数の通信機器とを接続してなる情報
配線方法であって、4極モジュラ差し込み口を有する2
個の前記通信機器を前記共用アウトレットに接続する場
合に、請求項2に記載の分岐型モジュラコードの8極モ
ジュラプラグを前記共用アウトレットのいずれかの前記
モジュラ差し込み口に接続するとともに、請求項2に記
載の分岐型モジュラコードの4極モジュラプラグを2個
の前記通信機器の前記各4極モジュラ差し込み口にそれ
ぞれ接続し、2極モジュラ差し込み口を有する4個の前
記通信機器を前記共用アウトレットに接続する場合に、
請求項1に記載の分岐型モジュラコードの8極モジュラ
プラグを前記共用アウトレットのいずれかの前記モジュ
ラ差し込み口に接続するとともに、請求項1に記載の分
岐型モジュラコードの2極モジュラプラグを4個の前記
通信機器の前記各2極モジュラ差し込み口にそれぞれ接
続するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一の実施の形態
に係る情報配線システムの概略を示す配線図、図2乃至
図6はこの配線システムに使用される分岐型モジュラコ
ードを示す図である。この配線システムは、例えばオフ
ィスフロアのローカルエリアネットワーク(LAN:構
内配線)に適用されるものであって、共用アウトレット
11からオフィスのフロア内に引き回すモジュラコード
として、図1乃至図6のような分岐型モジュラコード1
2を使用して、共用アウトレット11の各モジュラ差し
込み口に複数の電話器13a〜13dを接続できるよう
にしたものである。
【0013】この共用アウトレット11は、オフィスフ
ロア内の各デスク回りに配置され、図1のように1個の
オフィスフロアにつき複数台設置されるものであって、
4対(8芯)ツイストペアケーブル14を通じて、オフ
ィスフロアに共通の所定の接続部15に接続される。各
共用アウトレット11にはそれぞれ2箇口のモジュラ差
し込み口11a,11bが形成されている。各差し込み
口11a,11bは、8極モジュラプラグに対応できる
モジュラジャックを有しているが、2極や4極のモジュ
ラプラグを接続することも可能となっている。
【0014】この共用アウトレット11の差し込み口1
1a,11bに接続されるモジュラコードとしては、複
数の電話器13a〜13dに接続される分岐型モジュラ
コード12と、パソコン16を接続するための非分岐8
芯モジュラコード17とがある。
【0015】分岐型モジュラコード12は、図2及び図
3に示した4分岐型モジュラコード12aと、図4乃至
図6に示した2分岐型モジュラコード12bとが選択し
て使用される。
【0016】4分岐型モジュラコード12aは、電話器
等の2極モジュラ差し込み口を有する最大4台の電話器
13a〜13dを1個の共用アウトレット11の差し込
み口11a,11bに接続するためのもので、1本の8
芯モジュラコードの中途部から4本の2芯モジュラコー
ドが分岐した構造となっている。即ち、4分岐型モジュ
ラコード12aの一端には、図2及び図3の如く、共用
アウトレット11の各差し込み口11a,11bに挿入
される1個の8極モジュラプラグ21が形成され、この
8極モジュラプラグ21から8芯の電線が保護材で被覆
されて1本に束ねられて引き出された状態で束線部22
が形成されるとともに、この束線部22の端部から4分
岐されて、2芯の電線がそれぞれ保護材で被覆された4
つの分岐部23a〜23dが形成される。4つの分岐部
23a〜23dのそれぞれの端部には、各電話器13a
〜13dに接続するための2極モジュラプラグ24a〜
24dが形成されている。
【0017】尚、8極モジュラプラグ21内の8極接続
端子(〜)については、一般に標準規格化がなされ
ており、と、と、と、とのそれぞれが
対をなして形成される。例えば、、、及びの端
子は信号送信用として、、、及びの端子はグラ
ンド用として利用されるものである。ここで、特にと
の端子は、一般の公衆電話回線用にアナログ信号を送
受信するためのものとして利用され、との端子は、
例えば構内で電話器13a〜13dを相互に通信するた
めの制御信号を送受信するためなどに利用される。ま
た、と及びとは、予備的に設けられた電線であ
り、一般には利用されることが少ない。ただし、専用の
接続ボックスを使用してと及びとを使用するこ
とは従来においても行われていた。しかしながらこの場
合、従来と同様の2芯または4芯の一般のモジュラコー
ドを使用していたため、必ず効果な専用の接続ボックス
を使用しなければならないという不便さがあった。
【0018】これに対し、この実施の形態では、これら
の対をなした接続端子の各組が、図3の如く、束線部2
2及び分岐部23a〜23dを通じて、それぞれ2極モ
ジュラプラグ24a〜24dの各2極端子に接続され
る。これらは、いずれも、8極のモジュラプラグと2極
のモジュラプラグとの接続関係を、専用の接続ボックス
を使用することなく、1個の4分岐型モジュラコード1
2aで対応付けたものである。かかる4分岐型モジュラ
コード12aを使用するだけで、1個の差し込み口11
a,11bに4個の電話器13a〜13dを接続できる
ことになる。
【0019】2分岐型モジュラコード12bは、4極モ
ジュラ差し込み口を有する最大2台の電話器(図示せ
ず)を1個の共用アウトレット11の差し込み口11
a,11bに接続するためのもので、1本の8芯モジュ
ラコードの中途部から2本の4芯モジュラコードが分岐
した構造となっている。即ち、2分岐型モジュラコード
12bの一端には、図4乃至図6の如く、共用アウトレ
ット11の各差し込み口11a,11bに挿入される1
個の8極モジュラプラグ25が形成され、この8極モジ
ュラプラグ25から8芯の電線が保護材で被覆されて1
本に束ねられて引き出された状態で束線部26が形成さ
れるとともに、この束線部26の端部から2分岐され
て、4芯の電線がそれぞれ保護材で被覆された2つの分
岐部27a,27bが形成される。2つの分岐部27
a,27bのそれぞれの端部には、電話器接続用の4極
モジュラプラグ28a,28bが形成されている。
【0020】非分岐8芯モジュラコード17は、両端に
8極のモジュラプラグが形成された従来と同じものが使
用される。
【0021】尚、前述の通り、8極モジュラプラグ25
内の8極接続端子(〜)においてそれぞれ対をなし
た接続端子の各組(と、と、と、と)
が、図5及び図6の如く、束線部26及び分岐部27
a,27bを通じて、それぞれ4極モジュラプラグ28
a,28bの各4極端子に接続される。尚、図5はIS
DN回線用の接続方式に対応した接続関係を示したもの
であり、また図6はMODEM同士のクロス配線接続に
適応した接続関係を示したものである。これらは、いず
れも、8極のモジュラプラグと4極のモジュラプラグと
の接続関係を、専用の接続ボックスを使用することな
く、1個の2分岐型モジュラコード12bで対応付けた
ものである。かかる2分岐型モジュラコード12bを使
用するだけで、1個の差し込み口11a,11bに2個
の電話器を接続できることになる。
【0022】尚、上記4分岐型モジュラコード12a及
び2分岐型モジュラコード12bの各モジュラプラグ2
1,24a〜24d,25,28a,28bの形状は、
図8に示した従来のモジュラコード(4)のモジュラプ
ラグと同形状とされており、したがって、4分岐型モジ
ュラコード12a及び2分岐型モジュラコード12bを
従来のモジュラコード(4)に差し替えて使用すること
も可能とされている。
【0023】接続部15は、図8に示した従来のものと
同じものであって、所定の棚体(ラック)内に、外部の
PBXと接続するための電話1次側接続装置15aと、
複数の配線の切換を行うためのHUB15bと、ツイス
トペアケーブル2を通じてアウトレット3に接続される
モジュラパネル15cとを備えており、電話1次側接続
装置15a、HUB15b及びモジュラパネル15c
は、接続部15の背後側に敷設されるパッチコード15
dを通じて相互に接続または配線切替される。
【0024】接続部15と共用アウトレット11との間
の接続に使用されるツイストペアケーブル14は、例え
ば100Mbit/s以上のデータ伝送速度(カテゴリ
ー5)の4対(8芯)のケーブルが複数本束ねられた状
態とされており、各ツイストペアケーブル14の端子は
標準的な8極モジュラプラグが適用されている。
【0025】上記の配線システムにおいて、各共用アウ
トレット11の差し込み口11a,11bに1個の電話
器のみを接続する場合は、図8に示した従来のモジュラ
コード(4)のモジュラプラグを各共用アウトレット1
1の差し込み口11a,11bに挿入し、従来と同様の
配線構成をとる(図8参照)。
【0026】ここで、いずれかの共用アウトレット11
の差し込み口11a,11bに対して電話器を増設した
い場合、従来のモジュラコード(4)を取り外し、これ
に代えて4分岐型モジュラコード12aまたは2分岐型
モジュラコード12bの一端の8極モジュラプラグ2
1,25を差し込み口11a,11bに挿入する。そし
て、他端に分岐されて形成されたモジュラプラグ24a
〜24d,28a,28bのそれぞれに電話器13a〜
13dを接続すればよい。
【0027】図1は、2個の2箇口の共用アウトレット
11に2台のパソコン16と8台の電話器13a〜13
dとを接続した例である。従来において、2個の2箇口
の共用アウトレット11を使用する場合、合計4個の差
し込み口11a,11bしかないため、2台のパソコン
と2台の電話器しか接続できなかったのに対し、電話器
の個数を8台に増設することが可能となり、接続個数を
4倍に増やすことができる。
【0028】また、図7は3個の2箇口の共用アウトレ
ット11に4台のパソコン16a〜16dと4台の電話
器13a〜13dとを接続した例である。図8に示した
従来例において、3個の2箇口の共用アウトレット11
を使用する場合、合計6個の差し込み口11a,11b
しかないため、2台のパソコン(5)と4台の電話器
(6)しか接続できなかったのに対し、電話器13a〜
13dの個数を同数にしてパソコン16a〜16dを4
台に増設することが可能となってその接続個数を2倍に
増やすことができる。
【0029】以上のように、共用アウトレット11の各
差し込み口11a,11bについて、電話器13a〜1
3dに用いる差し込み口11a,11bを増やさなくて
も、将来の機器増設にフレキシブルな拡張性が生まれ
る。
【0030】また、当初より使用する機器や電話の台
数、仕様が明確になっている場合には、過剰品質のケー
ブルを配線しておく必要もなくなり、全体としての工事
費用が削減できるとともに、ケーブル敷設スペースが有
効に活用でき、設計がし易くなるといった利点がある。
【0031】尚、上記実施の形態において、電話器13
a〜13dとパソコン16の配線接続のみを例にとって
説明したが、その他、例えばファクシミリ装置等、2対
または4対のツイストペアケーブル14でデータ伝送を
行える通信機器であれば、どのようなものを接続しても
よいことは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】請求項1ないし請求項4に記載の発明に
よれば、4極モジュラ差し込み口を有する2個の通信機
器を共用アウトレットに接続する場合には、請求項2に
記載の分岐型モジュラコードの8極モジュラプラグを共
用アウトレットのいずれかのモジュラ差し込み口に接続
するとともに、請求項2に記載の分岐型モジュラコード
の4極モジュラプラグを2個の通信機器の各4極モジュ
ラ差し込み口にそれぞれ接続すればよい。また、2極モ
ジュラ差し込み口を有する4個の通信機器を共用アウト
レットに接続する場合には、請求項1に記載の分岐型モ
ジュラコードの8極モジュラプラグを共用アウトレット
のいずれかのモジュラ差し込み口に接続するとともに、
請求項1に記載の分岐型モジュラコードの2極モジュラ
プラグを4個の通信機器の各2極モジュラ差し込み口に
それぞれ接続すればよい。
【0033】このように、共用アウトレットの各モジュ
ラ差し込み口を増やさなくても、将来の機器増設にフレ
キシブルな拡張性が生まれ、また、当初より使用する機
器や電話の台数、仕様が明確になっている場合には、過
剰品質のケーブルを配線しておく必要もなくなり、全体
としての工事費用が削減できるとともに、ケーブル敷設
スペースが有効に活用でき、設計がし易くなるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施の形態に係る情報配線シス
テムの接続例を示す配線図である。
【図2】4分岐型モジュラコードを示す図である。
【図3】4分岐型モジュラコードの内部の接続関係を示
す図である。
【図4】2分岐型モジュラコードを示す図である。
【図5】ISDN用4分岐型モジュラコードの内部の接
続関係を示す図である。
【図6】MODEM同士のクロス配線用4分岐型モジュ
ラコードの内部の接続関係を示す図である。
【図7】この発明の一の実施の形態に係る情報配線シス
テムの他の接続例を示す配線図である。
【図8】従来例の情報配線システムの接続例を示す配線
図である。
【符号の説明】
11 アウトレット 11a,11b 差し込み口 12 分岐型モジュラコード 12a 4分岐型モジュラコード 12b 2分岐型モジュラコード 13a〜13d 電話器 14 4対(8芯)ツイストペアケーブル 15 接続部 16 パソコン 17 8芯モジュラコード 21 8極モジュラプラグ 22 束線部 23a〜23d 分岐部 24a〜24d 2極モジュラプラグ 25 8極モジュラプラグ 26 束線部 27a,27b 分岐部 28a,28b 4極モジュラプラグ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の構内配線に接続された共用アウト
    レットと複数の通信機器とを接続する分岐型モジュラコ
    ードであって、 前記共用アウトレットの8極のモジュラ差し込み口と前
    記通信機器の2極モジュラ差し込み口との間に介装され
    る分岐型モジュラコードであって、 8芯の電線を有する束線部と、 前記束線部の一端に形成されて前記共用アウトレットの
    モジュラ差し込み口に挿入される8極モジュラプラグ
    と、 2芯の電線を有して前記束線部の他端から4分岐して形
    成される4つの分岐部と、 前記各分岐部の端部に形成されて前記通信機器の2極モ
    ジュラ差し込み口に接続される2極モジュラプラグとを
    備える分岐型モジュラコード。
  2. 【請求項2】 所定の構内配線に接続された共用アウト
    レットと複数の通信機器とを接続する分岐型モジュラコ
    ードであって、 前記共用アウトレットの8極のモジュラ差し込み口と前
    記通信機器の4極モジュラ差し込み口との間に介装され
    る分岐型モジュラコードであって、 8芯の電線を有する束線部と、 前記束線部の一端に形成されて前記共用アウトレットの
    モジュラ差し込み口に挿入される8極モジュラプラグ
    と、 4芯の電線を有して前記束線部の他端から2分岐して形
    成される2つの分岐部と、 前記各分岐部の端部に形成されて前記通信機器の4極モ
    ジュラ差し込み口に接続される4極モジュラプラグとを
    備える分岐型モジュラコード。
  3. 【請求項3】 共用アウトレットと複数の通信機器とを
    接続してなる情報配線方法であって、 4極モジュラ差し込み口を有する2個の前記通信機器を
    前記共用アウトレットに接続する場合に、請求項2に記
    載の分岐型モジュラコードの8極モジュラプラグを前記
    共用アウトレットのいずれかの前記モジュラ差し込み口
    に接続するとともに、請求項2に記載の分岐型モジュラ
    コードの4極モジュラプラグを2個の前記通信機器の前
    記各4極モジュラ差し込み口にそれぞれ接続し、 2極モジュラ差し込み口を有する4個の前記通信機器を
    前記共用アウトレットに接続する場合に、請求項1に記
    載の分岐型モジュラコードの8極モジュラプラグを前記
    共用アウトレットのいずれかの前記モジュラ差し込み口
    に接続するとともに、請求項1に記載の分岐型モジュラ
    コードの2極モジュラプラグを4個の前記通信機器の前
    記各2極モジュラ差し込み口にそれぞれ接続することを
    特徴とする情報配線方法。
  4. 【請求項4】 共用アウトレットと複数の通信機器とを
    接続してなる情報配線システムであって、 4極モジュラ差し込み口を有する2個の前記通信機器を
    前記共用アウトレットに接続する際に、請求項2に記載
    の分岐型モジュラコードの8極モジュラプラグが前記共
    用アウトレットのいずれかの前記モジュラ差し込み口に
    接続されるとともに、請求項2に記載の分岐型モジュラ
    コードの4極モジュラプラグが2個の前記通信機器の前
    記各4極モジュラ差し込み口にそれぞれ接続され、 2極モジュラ差し込み口を有する4個の前記通信機器を
    前記共用アウトレットに接続する場合に、請求項1に記
    載の分岐型モジュラコードの8極モジュラプラグが前記
    共用アウトレットのいずれかの前記モジュラ差し込み口
    に接続されるとともに、請求項1に記載の分岐型モジュ
    ラコードの2極モジュラプラグが4個の前記通信機器の
    前記各2極モジュラ差し込み口にそれぞれ接続されてな
    ることを特徴とする情報配線システム。
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JP19052198A Pending JP2000021524A (ja) 1998-07-06 1998-07-06 分岐型モジュラコード、情報配線方法及び情報配線システム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020023680A (ko) * 2001-09-28 2002-03-29 황보명호 네트워크 통신용 멀티 어댑터 장치

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KR20020023680A (ko) * 2001-09-28 2002-03-29 황보명호 네트워크 통신용 멀티 어댑터 장치

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