JP2000020725A - パターン認識辞書作成方法及び装置、記録媒体 - Google Patents

パターン認識辞書作成方法及び装置、記録媒体

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JP2000020725A
JP2000020725A JP10190332A JP19033298A JP2000020725A JP 2000020725 A JP2000020725 A JP 2000020725A JP 10190332 A JP10190332 A JP 10190332A JP 19033298 A JP19033298 A JP 19033298A JP 2000020725 A JP2000020725 A JP 2000020725A
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Ei Sakano
鋭 坂野
Naoki Takegawa
直樹 武川
Satoshi Haruyama
智 春山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予期し得ない変動要素に対して頑健なパター
ン認識辞書を作成するパターン認識辞書作成装置を提供
する。 【解決手段】 パターン生成系10において、パターン
生成辞書11を用いてイレギュラー学習パターンを生成
し、これをパターン認識系20に提示する。パターン認
識系20では、パターン認識辞書21を用いてイレギュ
ラー学習パターンを認識するとともに、認識の結果情報
をもとにパターン認識辞書21を学習させる。パターン
生成系10では、この学習によって更新されたパターン
認識辞書21の内容をもとに次の誤認識の発生要素を推
定し、この誤認識の発生要素を含むイレギュラー学習パ
ターンが生成されるようにパターン生成辞書11を学習
させる。この処理を所定の評価値になるまで繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば個人認証な
どを目的としたパターン認識技術に係り、特に、詐称者
に強いパターン認識辞書の作成手法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パターン認識装置においては、
認識対象となる物体が何であるかを認識するために、物
体の典型的な例となる画像を辞書画像として用い、画像
全体に亘って辞書画像との類似性を何らかの評価関数、
例えばユークリッド自乗距離を用いて判定して、類似度
がある閾値を越えた領域を対象物体として認識するとい
う手法が採用されている。このようなパターン認識装置
は、例えば認識対象の画像を人間の顔や指紋画像として
個人認証を行う装置に応用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、認識辞書は、例
えば事前に用意された初期パターンを学習して平均的な
パターンにするなどの操作によって作成される。そのた
め、このような認識辞書を用いてパターン認識を行う
と、予期できない変動要素が発生した場合に誤認識を生
じやすいという問題があった。また、例えば人間の顔な
どの認識を行う場合、詐称者は、一般に何らかの方法で
正当な利用者の顔を真似てくることが予想されるが、従
来のパターン認証装置では、このような問題には全く対
処することができなかった。
【0004】本発明の課題は、予期し得ない変動要素に
対して頑健なパターン認識辞書の作成方法を提供するこ
とにある。本発明の他の課題は、上記作成方法の実施に
適したパターン認識辞書作成装置を提供することにあ
る。本発明の他の課題は、コンピュータを用いてパター
ン認識辞書を作成する場合に好適となる記録媒体を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、パターン生成辞書を用いて学習パターン
を生成する過程と、パターン認識辞書を用いて前記学習
パターンを認識するとともに認識の結果情報をもとに前
記パターン認識辞書を学習させる過程と、前記学習によ
って更新された前記パターン認識辞書の内容をもとに誤
認識の発生要素を推定し、この誤認識の発生要素を含む
イレギュラー学習パターンが生成されるように前記パタ
ーン生成辞書を学習させる過程とを含むパターン認識辞
書作成方法を提供する。
【0006】本発明は、また、共進化的アルゴリズムを
応用して前記学習を行うパターン認識辞書作成方法を提
供する。つまり、前記パターン認識辞書の学習は前記学
習パターンの認識率を高くする方向に進化させることで
行い、前記パターン生成辞書の学習は前記認識率を低く
する方向に進化させることで行う。共進化的アルゴリズ
ムは、2種以上の生物種が互いに争いながら進化した場
合に、単独で進化した場合よりも適応性が高くなるとい
う知見に基づいたアルゴリズムであり、従来、巡回セー
ルスマン問題の解法、ソートアルゴリズムの発見などの
応用がある。
【0007】上記他の課題を解決する第1構成のパター
ン認識辞書作成装置は、学習パターンをパターン認識辞
書で認識し、この認識結果に基づいて前記パターン認識
辞書を作成する装置であって、誤認識の可能性のあるイ
レギュラー学習パターンを生成するとともに、前記イレ
ギュラー学習パターンの認識率が低下しない方向に前記
パターン認識辞書を適応的に学習させる学習手段を有す
るものである。
【0008】上記他の課題を解決する第2構成のパター
ン認識辞書作成装置は、パターン生成辞書を用いて学習
パターンを生成し、生成した学習パターンをパターン認
識辞書で認識するとともに、前記学習パターンの認識率
を高める方向に適応的に学習させることにより前記パタ
ーン認識辞書を作成する装置であって、前記認識率が低
下する方向に前記パターン生成辞書を学習させる学習手
段を有するものである。具体的には、パターン認識辞書
に基づいて前記誤認識の発生要素を推定し、この発生要
素を含むイレギュラー学習パターンが生成されるように
前記パターン生成辞書を学習させる。
【0009】第1構成または第2構成のパターン認識辞
書作成装置において、前記学習手段は、前述の共進化的
アルゴリズムを適用して対象辞書を進化させるものであ
る。
【0010】上記他の課題を解決する本発明の記録媒体
は、下記の処理をコンピュータ装置に実行させるための
プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記
録媒体である。 (1)パターン生成辞書を用いて学習パターンを生成す
る処理、(2)パターン認識辞書を用いて前記学習パタ
ーンを認識するとともに認識の結果情報をもとに前記パ
ターン認識辞書を学習させる処理、(3)前記学習によ
って更新された前記パターン認識辞書の内容をもとに誤
認識の発生要素を推定し、この誤認識の発生要素を含む
イレギュラー学習パターンが生成されるように前記パタ
ーン生成辞書を学習させる処理。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のパターン認識辞
書作成装置の実施の一形態を表す構成図である。このパ
ターン認識辞書作成装置1はコンピュータ装置によって
実現されるもので、コンピュータ装置が所定のプログラ
ムを読み込んで実行することにより形成される、パター
ン生成部12、パターン生成辞書学習部13、パターン
認識部22、パターン認識辞書学習部23の機能ブロッ
クと、パターン生成辞書11及びパターン認識辞書21
とを有している。パターン生成辞書11、パターン生成
部12、パターン生成辞書学習部13でパターン生成系
10を構成し、パターン認識用辞書21、パターン認識
部22、パターン認識辞書学習部23でパターン認識系
20を構成している。
【0012】上記プログラムは、コンピュータ装置がア
クセス可能な内部記憶装置あるいは外部記憶装置に一体
に組み込まれて随時使用されるのが通常であるが、コン
ピュータ装置に所要の機能を付与できる形態であれば本
発明を実施することができるので、その記録形態は任意
であってよい。例えば、本発明の記録媒体の一例である
CD−ROM等の可搬性記録媒体にコンピュータ読み取
り可能な形態で記録され、あるいは上記コンピュータ装
置に通信回線を通じて接続された他のサーバに記録さ
れ、使用時に上記内部記憶装置あるいは外部記憶装置に
インストールされるものであってもよい。
【0013】パターン生成系10は、初期に与えられた
パターン生成辞書11に基づいてパターンを生成し、正
解カテゴリ名と共にパターン認識系20に提示する。パ
ターン認識系20は、提示されたパターンをパターン認
識部22で認識し、この認識結果をパターン生成系10
から与えられた正解カテゴリ名と共にパターン認識辞書
学習部23に提示する。パターン認識辞書学習部23
は、認識結果、正解カテゴリ名、および認識対象となっ
たパターンをもとにパターン認識辞書21を適応的に学
習(修正)する。学習(修正)されたパターン認識辞書
21は、修正結果と共にパターン生成辞書学習部13に
提示される。
【0014】パターン生成辞書学習部13は、与えられ
たパターン認識辞書21をもとに、パターン認識系20
が誤りを起こしやすいと思われるパターンを推定し、そ
のようなパターンが生成されるようにパターン生成辞書
11を更新する。パターン生成部11は、このパターン
生成辞書11を用いてパターンを生成し、これをパター
ン認識系20に与える。このような操作を繰り返すこと
で、パターン認識系20では、学習過程でいわば弱点を
つかれることとなるため、予期し得ないパターン変動に
対しても頑健なパターン認識系20を構成できるように
なる。
【0015】以上のように操作することにより、パター
ン認識装置1において、装置側と詐称者との競争をモデ
ル化したことになり、詐称者が提示し得るパターンに対
し、事前に対策を施すことができるため、セキュリティ
の強化を図ることができる。
【0016】
【実施例】次に、本発明を、人間の顔を認識することで
認証を行う個人認証装置の辞書作成に応用した場合の実
施例を説明する。本実施例の個人認証装置3は、例えば
ディジタルカメラで実現される画像入力装置31から入
力された顔画像f(ベクトル)と、事前に作成された参
照ベクトルμi(ベクトル)との類似度sを下記(1)
式で計算する。 s=f・μi/|f|・|μi| (1)
【0017】そして、この類似度sが、事前に定められ
た閾値sTを越えたときに、i番目の顔であると認識す
る。この個人毎の参照ベクトルの集合がパターン認識辞
書21である。また、予め認識対象とする顔画像を登録
し、顔画像に対して雑音を付加するための雑音マスクを
用意する。この雑音マスクの集合がパターン生成辞書1
1である。
【0018】このパターン生成辞書11とパターン認識
辞書21を学習するための共進化的アルゴリズムの例と
して、ここでは、Hollandによって提案された遺
伝的アルゴリズム(以下、GA(Genetic Algorith
m))(北野宏明編、「遺伝的アルゴリズム」、産業図
書発行(1994)参照)を用いる。このGAは、生命
の進化をモデル化した最適化アルゴリズムであり、対象
となる最適化問題を解くために遺伝子をある最適化問題
の解の形式でコード化し、基本的には図2に示す過程を
繰り返すことにより最適解の探索を行うものである。
【0019】図2において、まず、最適解に近い個体を
複数選択して集団を生成し(集団生成過程:ステップS
101)、それらの個体を与えられた最適化問題にあて
はめて評価値(解)を算出する(個体評価過程:ステッ
プS102)。次に、各個体の評価値に基づいて評価の
高い個体ほど次の世代に子孫を残しやすいように「重み
付け」をした確率を用いて乱数的に選択し(個体選択過
程:ステップS103)、選択された複数個体を混ぜ合
わせる(個体交叉過程:ステップS104)。必要に応
じて、特定の個体を異種のものに交換し(突然変異過
程:ステップS105)、再評価を行う。この処理を所
定の評価値に達するまで繰り返し(ステップS106:
No)、評価値に達した時点で処理を終える(ステップS
106:Yes)。このように、生物の進化をモデルと
し、生成した個体に対して、対象となる評価値を改善す
る方向に進化させる、つまり評価値を成長させることか
ら、ある種の最適化問題の近似解を高速で求めるのに有
効となることが知られている。
【0020】本実施例では、上記GAに基づいて、パタ
ーン認識辞書、パターン生成辞書に対して、それぞれ独
立に遺伝的アルゴリズムを実行する。すなわち、パター
ン生成系10では、図3に示すように、パターン生成辞
書集団を読み込み、これをGAの個体集団とみなす(ス
テップS201)。このパターン生成辞書は、初期に
は、パターン認識辞書21と同数の認識対象人物の画像
に対して付与する雑音生成パラメータとする。雑音生成
パラメータとしては、例えば、その人物の表情、光源、
方向などに起因する様々なものが考えられるが、ここで
は、顔画像サイズと同じ大きさの雑音マスク(ベクト
ル)を用意し、雑音マスクの画素中に予め定めた範囲
[−b,b]の値を入れておくことにする。つまり、顔
画像f(ベクトル)+雑音マスクM(ベクトル)のよう
な形で雑音を付加した画像を生成する。パターン生成部
12は、これらのパターン生成辞書集団に基づいてN個
のパターンを生成し(ステップS202)、これをパタ
ーン認識系20に提示してパターン認識させる(ステッ
プS203)。
【0021】パターン生成辞書学習部23は、認識結果
である評価値を受け取り、それが所定値に達しない場合
は、認識率の高い二つのパターン生成辞書11の一部を
交叉させる(ステップS204:No、S205)。これ
をすべてのパターン生成辞書11について繰り返すこと
により、次世代のパターン生成辞書11を形成し、これ
を登録する(ステップS206、S207)。この処理
を上記評価値に達するまで繰り返し、評価値に達したと
きは処理を終える(ステップS204:YES)。
【0022】ステップS204における評価値には、例
えば、一つのマスクが提示したパターンが、パターン認
識系20で誤認識された回数を全パターン認識辞書21
について集計した値、または複数のパターン認識辞書2
1に対する誤認識率を用いる。つまり、パターン認識系
20に対して、低い認識率を保つように、パターン生成
辞書11を進化させるように評価値を選定する。
【0023】一方、パターン認識系20では、図4に示
すように、N個のパターン認識辞書21をGAにおける
個体集団とみなし(ステップS301)、パターン生成
系10で生成されたN個のパターンの認識との評価を行
う(ステップS302)。評価関数としては、パターン
生成系10で生成されたパターンに対して高い認識率を
保つようにパターン認識辞書21を進化させるものを選
定する。具体的には、パターン生成系10からパターン
が提示された際、N個のパターン認識辞書21のそれぞ
れでそのパターン認識を行い、すべての雑音マスクにつ
いて認識処理が終了した際の認識率を個々のパターン認
識辞書21の評価値として求める。
【0024】パターン認識辞書学習部23は、この評価
値の高い二つのパターン認識辞書21を取り出し、同一
人物の画像同士について、それらの一部を交叉させる
(ステップS303)。これをすべてのパターン認識辞
書21について繰り返すことにより、次世代のパターン
認識辞書21を生成する(ステップS304)。
【0025】一方、パターン生成辞書学習部では、評価
値の高い二つの雑音マスクを取り出し、マスクの値の一
部を変換する。これをすべてのマスクについて繰り返す
ことにより、次世代のパターン認識辞書21を生成して
パターン生成系10に提示する。この処理を評価値に達
するまで繰り返し(ステップS305:No)、評価値に
達したときは、パターン認識辞書21を登録する(ステ
ップS306)。
【0026】このように、本実施形態では、パターン生
成系10およびパターン認識系20において、GAを独
立に行うことにより、未知のパターンを事前に予測し、
パターン認識辞書21をロバストに構成することができ
る。従って、例えば詐称者が提示し得るパターンに対
し、事前に対策を施すことになるため、このパターン認
識辞書21を用いたシステムのセキュリティの強化を図
ることができるようになる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、予期し得ない変動要素に対して頑健なパター
ン認識辞書を作成できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパターン認識辞書作成装置の実施の一
形態を表す構成図。
【図2】パターン生成辞書とパターン認識辞書を学習す
るための共進化的アルゴリズムの一例となる遺伝的アル
ゴリズムの手順説明図。
【図3】パターン生成辞書を進化させるための遺伝的ア
ルゴリズムの手順説明図。
【図4】パターン認識辞書を進化させるための遺伝的ア
ルゴリズムの手順説明図。
【符号の説明】
1 パターン認識辞書作成装置 11 パターン生成辞書 12 パターン生成部 13 パターン生成辞書学習部 21 パターン認識辞書 22 パターン認識部 23 パターン認識辞書学習部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 春山 智 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 エヌ・ ティ・ティ・データ通信株式会社内 Fターム(参考) 5L096 JA22 KA04 KA13

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パターン生成辞書を用いて学習パターン
    を生成する過程と、 パターン認識辞書を用いて前記学習パターンを認識する
    とともに認識の結果情報をもとに前記パターン認識辞書
    を学習させる過程と、 前記学習によって更新された前記パターン認識辞書の内
    容をもとに誤認識の発生要素を推定し、この誤認識の発
    生要素を含むイレギュラー学習パターンが生成されるよ
    うに前記パターン生成辞書を学習させる過程とを含む、 パターン認識辞書作成方法。
  2. 【請求項2】 前記学習を共進化的アルゴリズムによっ
    て行い、前記パターン認識辞書の学習は前記学習パター
    ンの認識率を高くする方向に進化させることで行い、前
    記パターン生成辞書の学習は前記認識率を低くする方向
    に進化させることで行うことを特徴とする、請求項1記
    載のパターン認識辞書作成方法。
  3. 【請求項3】 前記共進化的アルゴリズムが、進化対象
    辞書を個体とする遺伝的アルゴリズムであることを特徴
    とする、請求項2記載のパターン認識辞書作成方法。
  4. 【請求項4】 学習パターンをパターン認識辞書で認識
    し、この認識結果に基づいて前記パターン認識辞書を作
    成する装置であって、 誤認識の可能性のあるイレギュラー学習パターンを生成
    するとともに、前記イレギュラー学習パターンの認識率
    が低下しない方向に前記パターン認識辞書を適応的に学
    習させる学習手段を有することを特徴とする、パターン
    認識辞書作成装置。
  5. 【請求項5】 パターン生成辞書を用いて学習パターン
    を生成し、生成した学習パターンをパターン認識辞書で
    認識するとともに、前記学習パターンの認識率を高める
    方向に適応的に学習させることにより前記パターン認識
    辞書を作成する装置であって、 前記認識率が低下する方向に前記パターン生成辞書を学
    習させる学習手段を有することを特徴とする、パターン
    認識辞書作成装置。
  6. 【請求項6】 前記学習手段は、パターン認識辞書に基
    づいて前記誤認識の発生要素を推定し、この発生要素を
    含むイレギュラー学習パターンが生成されるように前記
    パターン生成辞書を学習させることを特徴とする、請求
    項5記載のパターン認識辞書作成装置。
  7. 【請求項7】 前記学習手段が、所定の共進化的アルゴ
    リズムを適用して対象辞書を進化させるものであること
    を特徴とする、請求項4または5記載のパターン認識辞
    書作成装置。
  8. 【請求項8】 個人認証用の画像パターンを表すパター
    ン認識辞書と、 学習パターンの生成に用いられるパターン生成辞書と、 前記パターン生成辞書を用いて学習パターンを生成し、
    この学習パターンを前記パターン認識辞書を用いて認識
    するととともにその認識の結果情報をもとに前記パター
    ン認識辞書を学習させる第1の手段と、 前記学習によって更新された前記パターン認識辞書の内
    容をもとに誤認識の発生要素を推定し、この誤認識の発
    生要素を含む学習パターンが生成されるように前記パタ
    ーン生成辞書を学習させる第2の手段とを有することを
    特徴とする、 パターン認識辞書作成装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の手段は前記学習パターンの認
    識率を高くする方向に前記パターン認識辞書を学習させ
    るものであり、前記第2の手段は前記認識率を低くする
    方向にパターン生成辞書を学習させるものであることを
    特徴とする、請求項8記載のパターン認識辞書作成装
    置。
  10. 【請求項10】 パターン生成辞書を用いて学習パター
    ンを生成する処理、 パターン認識辞書を用いて前記学習パターンを認識する
    とともに認識の結果情報をもとに前記パターン認識辞書
    を学習させる処理、 前記学習によって更新された前記パターン認識辞書の内
    容をもとに誤認識の発生要素を推定し、この誤認識の発
    生要素を含むイレギュラー学習パターンが生成されるよ
    うに前記パターン生成辞書を学習させる処理をコンピュ
    ータ装置に実行させるためのプログラムが記録されたコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (4)

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