JP2000020425A - 通信網における端末装置の記憶内容の更新方法 - Google Patents

通信網における端末装置の記憶内容の更新方法

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JP2000020425A
JP2000020425A JP10201264A JP20126498A JP2000020425A JP 2000020425 A JP2000020425 A JP 2000020425A JP 10201264 A JP10201264 A JP 10201264A JP 20126498 A JP20126498 A JP 20126498A JP 2000020425 A JP2000020425 A JP 2000020425A
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真 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端末装置の使用者が意識せずにその端末装置
の記憶内容の更新が可能であり、通信接続時毎に複数回
に分けた更新が可能である通信網における端末装置の記
憶内容の更新方法を提供する。 【解決手段】 書換可能な複数の不揮発性記憶素子から
なる読出用記憶装置4、5と、その読出用記憶装置4、
5へ記憶時の経路と読出時の経路の切替を行うゲート装
置3と、そのゲート装置3への切替信号を発生する制御
装置1とを有する通信網における端末装置において、親
局から現在読み出し処理をしていない不揮発性記憶素子
への書込時に障害により満了できなかった場合には、次
回の親局との通信再開時に続きの内容の再送を要求する
ようにゲート装置3を用いて制御手段で1制御して、端
末装置の使用者への通知が無くても記憶内容の更新を可
能とし、更に、更新処理の途中で端末装置と通信網の接
続が途切れても、次回の通信接続時に残りの更新を可能
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信網に接続され
た端末装置において、複数の書換可能な不揮発性記憶素
子に記憶されたプログラムやデータを更新する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、通信網に接続する端末装置や
その基地局等の親局においては、書換可能な不揮発性記
憶素子にプログラムやデータを記憶させておき、有線や
無線の通信網におけるベース局や基地局等の端末装置の
親局或いはその親局の更に親局からのダウンロードによ
り、上記した書換可能な不揮発性記憶素子に記憶させて
おいたプログラムやデータを最新バージョンの記憶内容
に更新することが知られている。そのようなプログラム
やデータを最新バージョンの記憶内容に更新することに
よって、その端末装置等の使用者は、その通信網におけ
る新たなサービスを受けたり、従来のプログラムでの動
作不良等を無くすバグのフィックスが可能になる。ま
た、上記した書換可能な不揮発性記憶素子では、一般的
に複数の素子(チップ)から構成されて、その複数の素
子によりブート用のアドレス空間と他の1つのアドレス
空間を形成し、後者のアドレス空間にプログラムやデー
タを記憶させるようにしている。その書換可能な不揮発
性記憶素子に記憶させた内容により、親局においては、
開放形システム間相互接続(OSI)基本参照モデルに
参照される通信網の構造で、レイヤ2〜3の層の通信の
制御が行われ、その制御に使用されるプログラムやデー
タの更新が通信網により行われている。一般的な親局に
おけるレイヤ2〜3の制御に使用されるプログラムやデ
ータの更新作業としては、例えば、まず上記した親局で
ある集中局等の基地局よりも更に上位の局は、更新用の
データをLAP−D等のレイヤ2〜3程度の高いレイヤ
に載せて通信網に送出し、親局がその交信用データを受
け取る。親局は制御用CPUによりフラッシュROM等
の書換可能な不揮発性記憶素子にそれを書き込んで記憶
させ、その記憶内容に基づいてデジタル・シグナル・プ
ロセッサ(DSP)やフィールド・プログラマブル・ゲ
ートアレイ(FPGA)を動作させることで更新が可能
である。即ち、例えば、書き換えられるフラッシュRO
M等を、DSPが処理装置の場合にはリブート用記憶素
子として機能させ、FPGAが処理装置の場合にはリコ
ンフィギュレーション用記憶素子として機能させること
で、プログラムやデータの更新が可能になる。
【0003】更に、親局においては、物理的な(ハード
ウエア)機能を制御するレイヤ1の層の制御に使用され
るプログラムやデータの更新が通信網により行われてい
る。親局における制御用のCPU自身のプログラムやデ
ータを更新する時には、その書換可能な不揮発性記憶素
子を2重以上の多重に設置し、言い換えれば、その書換
可能な不揮発性記憶素子を通常使用する1面の他にもう
1面を加えた2面以上の複数面を持つようにし、一方の
記憶素子の内容で運用しながら、更新するプログラムや
データの内容を他方の記憶素子に書き込んで、更新内容
の書込(記憶)処理終了後に、CPUで読み出す記憶素
子を切り替えることで実施が可能である。一方、端末装
置側では、レイヤ2〜3の層の通信の制御に使用される
プログラムやデータの更新は、その端末装置の使用者や
管理者が、一旦その端末装置の使用を中止して、その端
末装置の販売店やサービスセンターに端末装置を持ち込
んで、その書換可能な不揮発性記憶素子に記憶させた内
容を専用の機器で書き換えることで可能になっている
が、端末数に余裕がない場合や、常時使用されている端
末装置ではその使用されているプログラムやデータの更
新は実施されないこともある。また、端末装置側におけ
る物理的な(ハードウエア)機能を制御するレイヤ1の
層の制御に使用されるプログラムやデータについては、
専用LSIやASIC等のハードウエアにより実現され
ているため書き換えは不可能であり、LSIやASIC
を交換せざるを得ないため、実際には固定的に行われて
いるため、更新は全く行われていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た通信網における従来の端末装置においては、レイヤ2
〜3の機能についてのプログラムやデータの更新につい
ては、その端末装置の使用者や管理者に、その端末装置
で使用されているプログラムやデータが更新されること
を知らせる必要がある。更に、その更新のために端末装
置の使用を中止して販売店やサービスセンターへその端
末装置を持ち込む必要があるので、時間や端末装置のス
ペアの余裕がない使用者や管理者は、例え、その端末装
置で使用されているプログラムやデータが最新版でない
ことがわかっていても更新ができず、最悪の場合、バグ
を含んだ現状のプログラムやデータのままで使用を続け
るしかなくなる。上記した課題は、レイヤ1の機能につ
いても同様であり、例え、書換可能な不揮発性記憶素子
を2重に設置したとしても、その使用者や管理者が更新
を知っていて、その更新のための時間や装置の余裕を得
ることが必要であり、それができない場合には、現状の
機能のままで使用を続けるしかない。また、親局の場合
にはその大元の親局(上位局)とは常時通信網で接続さ
れているのに対し、端末装置では、常時通信網に接続し
ているわけではないので、上位局側が更新により機能を
高めたり変えたりする場合に同時に端末装置のプログラ
ムやデータを更新することはできなかった。本発明で
は、上記問題に鑑みて、端末装置の使用者への通知の必
要が無く、従って、端末装置の使用者がその記憶内容の
更新を意識して使用を中止したり販売店等へ持ち込んだ
りせずにその端末装置の記憶内容の更新が可能であり、
その更新処理の途中で端末装置と通信網の接続が途切れ
ても、次回の通信接続時に残りの更新を行い、複数回に
分けた更新が可能である通信網における端末装置の記憶
内容の更新方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、端末装置外部からの入力により書換可
能な複数の不揮発性記憶素子を端末装置における信号処
理装置の処理内容のプログラムやデータを記憶するため
に用いる読出用記憶手段と、該複数の読出用記憶手段へ
のプログラムやデータの記憶時における経路の切替と該
読出用記憶手段に記憶されたプログラムやデータが読出
されて処理が実行される時における処理手段への経路の
切替を行うゲート手段と、該ゲート手段への切替信号を
発生する制御手段とを有する通信網における端末装置に
おいて、親局から新たなプログラムやデータを更新用に
ダウンロードする際に現在読出処理をしていない前記不
揮発性記憶素子に書込処理を行う場合で、且つ、該書込
が障害により該更新用ダウンロードが中断して満了でき
なかった場合には、次回の前記端末装置における親局と
の通信再開時に、前記更新用ダウンロード処理実行前の
内容が記憶された読出用記憶手段から読み出した記憶内
容により設定を行い、前回の更新用ダウンロード処理の
実行により記憶された前記不揮発性記憶素子に書込まれ
た内容を確認し、親局に対して前記端末装置から前記中
断時にダウンロードできなかった続きの内容を再送する
ように要求するように前記ゲート手段を用いて前記制御
手段で制御することを特徴とし、端末装置における読出
用記憶手段を2重にして、使用していない方の前記記憶
手段に更新内容を記憶させて、端末装置の使用者への通
知が無くても記憶内容の更新を可能とし、更に、更新処
理の途中で端末装置と通信網の接続が途切れても、端末
装置側から再度更新要求させることで、次回の通信接続
時に残りの更新を可能とし、更新終了後に記憶手段の切
替を行うようにした。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図を
用いて説明する。図1は、本発明の端末装置における更
新に関係する主要部分の一実施形態を示すブロック図で
ある。CPU1は、端末装置全体の各素子や各部分の制
御を行うと共に、図示していない通信網との入出力イン
ターフェースや送受信部等を介して、外部からダウンロ
ードした更新用プログラムや更新用データを取り込ん
で、後述する揮発性記憶素子(RAM)2へ書き込んで
記憶させたり、後述するゲート装置3へ送出するといっ
た制御を行う。また、CPU1は、ゲート装置3を介し
て、更新用プログラムや更新用データを後述する書換可
能な不揮発性記憶素子(フラッシュROM:FROM)
4、5へ記憶させる場合のゲート装置3の経路を選択し
たり、逆にFROM4、5から読み出す場合のゲート装
置3の経路を選択するゲート制御信号、及び、FROM
4、5に対してのアドレス選択信号やそれぞれのチップ
の選択信号、書込・読出信号等を送出する。CPU1
は、上記の他にも、例えば、上位レイヤにおける通信制
御を行い、ダウンロードした更新用データの受信を行っ
たり、後述するDSP6用の読出用FROMをFROM
4から5に切り替えたり、逆にFROM5から4に切り
替えたるといった処理や、更新終了時のリセットやDS
P6への再ブート等の指示信号の出力を行うことができ
る。RAM2は、一時的な記憶に用いられる揮発性記憶
素子であり、外部からダウンロードした更新用プログラ
ムや更新用データを一時的に記憶させて、その内容にエ
ラーが無いかをCPU1が確認する際に利用される。も
し、記憶内容にエラーが無いことが確認できたらその記
憶内容をゲート装置3に出力し、もし、内容にエラーが
有る場合には、再び同内容をダウンロードするようにC
PU1から指示を出すための記憶内容の確認に使用する
ものである。ゲート装置3は、CPU1の指示によりプ
ログラムやデータの経路を切り替えるものであり、一旦
RAM2に記憶された更新用プログラムや更新用データ
は、このゲート装置3により選択された経路を介してF
ROM4又はFROM5の何れかに記憶される。FRO
M4又はFROM5に記憶されたプログラムやデータを
DSP6に対して出力するのかを選択する際にもこのゲ
ート装置3が利用される。
【0007】このゲート装置3のゲートが切り替えられ
る場合を図2〜図5を用いて説明する。例えば、図2
は、DSP6がFROM4からデータやプログラムを読
み出す場合、図3は、DSP6がFROM5からデータ
やプログラムを読み出す場合、図4は、CPU1がFR
OM4に対してデータやプログラムの書込と読出ができ
る場合、図5は、CPU1がFROM5に対してデータ
やプログラムの書込と読出ができる場合を示すものであ
る。そして、それぞれの図に示されたゲート31、3
2、33、34により、アドレス信号やデータ信号とい
ったバス信号と、リード信号やチップセレクト信号やラ
イト信号(対CPUの場合のみ必要)といった制御信号
の経路が切り替えられる。FROM4、5は、書換可能
な不揮発性記憶素子であり、端末装置を動作させるため
の後述するDSP6用のプログラムやデータをその中に
記憶させている。このFROM4、5は、例えば、後述
するDSP6がデジタル・シグナル・プロセッサであれ
ば、そのブート用のプログラムやデータを格納し、後述
するDSP6がフィールド・プログラマブル・ゲートア
レイならば、そのコンフィギュレーション用のプログラ
ムやデータを格納する。従って、その格納データに更新
があった場合には、そのFROMに格納されるのは、リ
ブート用やリコンフィギュレーション用のデータという
ことになる。また、FROM4、5は、上記従来技術に
説明したように更新可能とするために、2重の構成とな
っているが、その2重の構成は、物理的にFROM素子
を2個設けても良いし、1個或いは複数のFROMで構
成されるアドレス空間をデコードして分割することによ
り2重にしても良い。更に、本実施形態では、2重とし
たが、例えば、更に多くの3重や4重として多種のバー
ジョンが切り替えられるような場合も同様に実施が可能
である。DSP6は、FROM4や5に格納されたプロ
グラムやデータにより、その端末装置における動作を行
う処理装置であり、例えば、DSP6がデジタル・シグ
ナル・プロセッサであれば、FROM4や5からプログ
ラムやデータをブートして処理を実行し、DSP6がフ
ィールド・プログラマブル・ゲートアレイならば、FR
OM4や5からプログラムやデータをコンフィギュレー
ションして処理を実行する。
【0008】上記した構成において、DSP6で処理さ
れるプログラムやデータの内容を更新する場合は、次の
ような手順となる。尚、以下の実施形態の説明において
は、本発明における端末装置は、一実施形態としての携
帯無線端末装置の場合とし、親局は無線基地局である場
合とする。一般的に携帯無線端末装置は、待ち受け中等
の通話中でない場合においても、電源が入っていて通話
可能圏内である場合には、その携帯無線端末装置の位置
登録のために間欠的に基地局とのデータの交信を行って
いる。また、通話中であっても、音声データと同時にそ
の携帯無線端末装置と基地局との位置データ等のデータ
の交信は行われている。従って、携帯無線端末装置で
は、電源が入っていて通話可能圏内である限り、その携
帯無線端末装置と基地局とのデータの交信は行われてい
ることになる。ここで、現在、基地局側に携帯無線端末
装置(以下、単に端末と記す)のFROM4または5の
更新用のプログラムまたはデータ(以下、単にデータと
記す)が用意されているとする。基地局側では、上記し
たようにデータの交信が可能である端末に対して、その
端末が通話中であるか否かに関わらず、用意された更新
用データを端末に送出する。この更新用データの送出に
おいては、例えば、ほとんどの無線通信システムでは、
同報用のチャネル(ブロードキャスト・チャネル)を有
しているので、そのチャネルを使用して一定期間、定期
的に同報を行うようにすることができる。
【0009】この更新用データの送出では、その更新用
データの適用される端末のメーカー名、製品シリーズ
名、データのバージョン番号を少なくともその更新用デ
ータに含ませるようにする。その更新用データを受けた
端末では、自己の端末のメーカー名、製品シリーズ名、
現状のデータのバージョン番号を受信した更新用データ
と比較して、自己が交信される端末であるか否かを判定
して、更新される端末である場合には、その旨を基地局
に連絡する。基地局側では、更新される端末からの連絡
に基づいて、個別の端末毎に、交信における制御データ
部分を使用して、実施の通信用の制御データの合間の空
き時間を利用して、更新用データのダウンロードを始め
る。このダウンロードされるデータ形式としては、例え
ば、16バイト毎にチェックサムが入るインテルヘキサ
方式とする。基地局側では、端末に対してインテルヘキ
サ方式で16バイト分のデータを送出し、端末側では、
受信した16バイト分のデータをCPU1がRAM2に
格納し、そのチェックサムにより受信データが正しく受
信されたか否かの判定を行う。
【0010】もし、チェックサムによる判定結果が正し
い場合には、その16バイト分のデータを、現状でDS
P6が使用していない方のFROM4又は5に書き込
む。その場合のゲート装置3の状況を示す図が、図4の
ゲート装置33(FROM4に書き込む場合)と図5の
ゲート装置34(FROM5に書き込む場合)の内部の
接続状況である。そして、その書込後に次の16バイト
分のデータを送出するようにCPU1が基地局側に対し
て要求する。もし、チェックサムによる判定結果が正し
くない場合には、その16バイト分のデータを破棄し、
その16バイト分のデータを再度送出するようにCPU
1が基地局側に対して要求する。この16バイト分のデ
ータの受信と判定、及び、基地局へのデータの送出要求
を、基地局に用意された更新用データが完全にダウンロ
ードされるまで繰り返して、データの更新処理を終了す
る。その場合に、オプションとして、例えば、更新され
るデータ全体に対してチェックサムを付加したり、CR
C等の誤り検出符号を付加して、ダウンロードされるデ
ータの信頼性を高めることもできる。
【0011】次に、上記ダウンロード中において、端末
の電源が落ちるか、端末が通話可能圏外に移動するかし
て基地局と端末が更新不能になって、上記ダウンロード
による更新が完了できなかった場合について説明する。
上記した更新が未完で終了した端末において、電源が再
び入れられるか、再び通話可能圏内に入った場合には、
今回のダウンロード中のデータが格納されるFROM4
または5の方ではなく、従来のデータが格納されたFR
OM4または5の方のデータを利用してDSP6が立ち
上げられ、DSP6のブートまたはコンフィギュレーシ
ョンが行われる。そして、端末が再び基地局と交信可能
となった時に、端末側から基地局に対して上記した更新
処理を要求し、前回の更新処理でダウンロードされたデ
ータの続きの部分から、上記の手順を再度繰り返してダ
ウンロードを行う。上記の更新処理は、ダウンロードに
よる更新が完了するまで繰り返される。そして、更新処
理が完了したら、CPU1は、その端末が現在通話中で
なければ、ゲート装置3を制御して、図2か図3のどち
らかの場合の更新されたFROM4または5からのデー
タを読み出してDSP6に対してリセット処理を行う。
その結果DSP6は、バージョンアップしたりバグが無
くなったデータを使用して動作が可能になる。また、そ
の端末が現在通話中である場合には、通話終了後にリセ
ットを行えば良い。
【0012】上記した更新されたFROM4または5か
らのデータ読み出しは、次回以降の電源の立ち上げ時に
も必要であるので、例えば、CPU1により、電源立ち
上げ時の最初にアクセスするFROM4と5の双方の所
定のアドレスにバージョン情報を書き込んでおき、次回
の電源立ち上げ時には、CPU1でそれぞれのFROM
4と5からバージョン情報を読み出して比較し、新しい
バージョンのデータを使用することで、バージョン制御
が可能となる。尚、本実施形態では、上記したようにバ
ージョン情報を2種にしたが、3種以上の場合でも、上
記方法を用いて、FROMの数を増やし、それぞれのF
ROMにバージョン情報を書き込むことで容易にバージ
ョン制御は可能である。また、上記した実施形態では、
無線通信端末装置と基地局の場合としたが、例えば、有
線の通信網に接続された端末装置においても同様な更新
制御は可能である。
【0013】
【発明の効果】上記のように本発明では、端末装置にお
ける読み出し用記憶手段を2重にして、使用していない
方の記憶装置に更新内容を記憶させて、端末装置の使用
者への通知が無くても記憶内容の更新を可能とし、更
に、更新処理の途中で端末装置と通信網の接続が途切れ
ても、端末装置側から再度更新要求させることで、次回
の通信接続時に残りの更新を可能とし、更新終了後に記
憶装置の切替を行うようにしたので、従来はできなかっ
た端末装置におけるハードウエア機能(レイヤ1)に関
するプログラム内容の更新が可能になり、端末装置の使
用者への通知の必要が無く、従って、端末装置の使用者
がその記憶内容の更新を意識して使用を中止したり販売
店等へ持ち込んだりせずにその端末装置の記憶内容の更
新が可能となり、更に、その更新処理の途中で端末装置
と通信網の接続が途切れても、次回の通信接続時に残り
の更新を行い複数回に分けた更新が可能な通信網におけ
る端末装置の記憶内容の更新方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端末装置におけるデータ更新に関係す
る主要部分の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1のDSP6がFROM4からデータやプロ
グラムを読み出す場合のゲート3の様子を示す図であ
る。
【図3】図1のDSP6がFROM5からデータやプロ
グラムを読み出す場合のゲート3の様子を示す図であ
る。
【図4】図1のCPU1がFROM4に対してデータや
プログラムの書込と読出ができる場合のゲート3の様子
を示す図である。
【図5】図1のCPU1がFROM5に対してデータや
プログラムの書込と読出ができる場合のゲート3の様子
を示す図である。
【符号の説明】
1・・・CPU、2・・・RAM、3・・・ゲート装
置、4、5・・・FROM、6・・・DSPまたはFP
GA、31〜34・・・ゲート状態の異なるゲート装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末装置外部からの入力により書換可能
    な複数の不揮発性記憶素子を処理プログラムやデータを
    記憶するために用いる読出用記憶手段と、該複数の読出
    用記憶手段へのプログラムやデータの記憶時における経
    路の切替と該読出用記憶手段に記憶されたプログラムや
    データが読出されて処理が実行される時における処理手
    段への経路の切替を行うゲート手段と、該ゲート手段へ
    の切替信号を発生する制御手段とを有する通信網におけ
    る端末装置において、親局から新たなプログラムやデー
    タをダウンロードする際に現在読出処理をしていない前
    記不揮発性記憶素子に書込処理を行う場合で、且つ、該
    書込が障害により前記ダウンロードが中断した場合に
    は、前記端末装置における親局との通信再開時に、前記
    ダウンロード処理の実行により記憶された前記不揮発性
    記憶素子に書込まれた内容を確認し、親局に対して前記
    端末装置から前記中断時にダウンロードできなかった続
    きの内容を再送するように要求することを特徴とする通
    信網における端末装置の記憶内容の更新方法。
  2. 【請求項2】 前記中断時にダウンロードできなかった
    続きの内容の再送は、前記ダウンロード処理による新た
    なプログラムやデータの前記不揮発性記憶素子への書込
    処理が終了するまで繰り返し実行されるように前記ゲー
    ト手段を用いて前記制御手段で制御することを特徴とす
    る請求項1に記載の通信網における端末装置の記憶内容
    の更新方法。
  3. 【請求項3】 前記ダウンロード処理による新たなプロ
    グラムやデータの前記現在読出処理をしていない前記不
    揮発性記憶素子への書込処理時には、前記新たなプログ
    ラムやデータ中の所定量を揮発性記憶素子に格納して誤
    り検出処理を実行した後、該検出処理で誤りが検出され
    れば前記親局に再送を要求し、該検出処理で誤りが検出
    されなければ前記不揮発性記憶素子への書込処理を実施
    するように前記ゲート手段を用いて前記制御手段で制御
    することを特徴とする請求項1または2に記載の通信網
    における端末装置の記憶内容の更新方法。
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