JP2000020202A - 情報参照支援装置 - Google Patents

情報参照支援装置

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JP2000020202A
JP2000020202A JP18319698A JP18319698A JP2000020202A JP 2000020202 A JP2000020202 A JP 2000020202A JP 18319698 A JP18319698 A JP 18319698A JP 18319698 A JP18319698 A JP 18319698A JP 2000020202 A JP2000020202 A JP 2000020202A
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JP18319698A
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Takeo Yasukawa
武男 安川
Toshiyuki Fukuoka
俊之 福岡
Ei Ito
映 伊藤
Koichi Murakami
公一 村上
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般に分散している多量の情報を整理し容易
に活用できるように、ユーザの行動履歴等を分析してユ
ーザに理解しやすいユーザインタフェースで支援する。 【解決手段】 ユーザが選択した情報を表示する情報表
示部と、ユーザがどの情報を選択したかを監視するユー
ザ行動モニター部と、ユーザが過去にどの情報を選択し
たかを記憶するユーザ行動履歴データベースと、ユーザ
の情報選択結果をユーザの価値観に合致した判断基準に
基づいて分析する分析部と、分析部での分析結果を理解
しやすいユーザインタフェースを通じて表示するユーザ
情報表示部を含み、分析部において重要度を分析し、ユ
ーザ情報表示部において個々の情報がアイコン等のシン
ボルで表現され、分析結果に応じて配置されたシンボル
に対する指示により情報を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイルやレコー
ド等の単位でランダムに存在している情報参照をユーザ
による利用頻度等の任意の基準に応じて視覚的に表示し
て支援する装置に関する。特に、インターネットにおけ
るWWW(World Wide Web)のホームページやアドレス
ブック、ヘルプファイル等の参照を任意の基準に応じて
視覚的に表示して支援する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、パソコンの普及に伴うインターネ
ットの急速な普及により、誰でもパソコンを用いて容易
に世界中のデータにアクセスできるようになってきた。
それに伴い、扱われる情報量も級数的に増加しており、
一般ユーザがかかる膨大な量の情報の中から本当に求め
るべき情報を見出すのは困難な状態に至っている。特に
WWWの発展によって、インターネット環境がビジネス
シーンだけでなく一般家庭にも普及していくのに伴い、
その情報量はさらに膨大なものとなっている。かかる環
境下において、ユーザが目的とする情報に到達すること
が困難となる状況も頻発しており、ユーザが容易に目的
とする情報に到達することが可能な手段の提供が、以前
にも増して強く要求されている。
【0003】これまでにも、散在している情報を容易に
参照できるよう、様々な技術が開発されている。例え
ば、WWWにおいては各情報間のリンク(連携)を記述
することが可能となっており、関連する情報を容易に参
照できるよう工夫されている。また、コンピュータのフ
ァイルシステムにおいては、階層ディレクトリ(登録
簿)を用いることで、関連ある情報が含まれているファ
イルを分類保存できるようになっている。しかし、これ
らの方法はすべて物理的に固定された方法であり、ユー
ザがどのように情報にアクセスし又は参照しようとも、
その関連は不変である。
【0004】一方、実際の情報検索においては、ユーザ
は良く参照する情報とたまにしか参照しない情報といっ
た、固定されている物理的な関連とは異なる意味的な関
連を頭の中にモデルとして形成しながら情報を検索・参
照している。したがって、ユーザ一人一人の価値観や判
断基準の重要度の変化に動的に対応した情報の関連付け
を行うことで、人間の感性に追随した使いやすいユーザ
インタフェースを実現することが可能となる。
【0005】かかるユーザインタフェースとして、多く
の発明が試みられている。例えば、特開平6−4258
号公報においては、ユーザの参照履歴によってファイル
を表示すアイコンの大きさや色等を変化させることでユ
ーザ負担の軽減を図る装置が開示されている。また、特
開平8−115250号公報においては、ホームページ
閲覧における検索の履歴を動的に表示できるシステムに
ついて、特開平9−91308号公報においては、ホー
ムページの人気度を表示する装置が開示されている。
【0006】さらに、特開平9−153059号公報に
おいては、照会履歴をマッピングを用いて表示する装置
を、特開平9−198408号公報においては、グラフ
上にアクセス頻度も含めて表示する装置を、特開平9−
325937号公報においては、ネットワーク内のユー
ザのアクセス履歴を一括して表示する装置を、特開平1
0−11458号公報においては、アクセス頻度のみを
基準としてアクセス頻度の高い情報から順に順位付けを
行う装置を、それぞれ開示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これらの開示された発
明は、その多くがホームページ閲覧のユーザ支援を主目
的としており、ユーザ一人一人の価値観に応じた情報の
選別を行うわけではなく、多くは当該情報へのアクセス
頻度を基準として選別している。したがって、ユーザ一
人一人に対するきめ細かい支援については十分ではない
構成となっている。
【0008】本発明は、上記不都合を回避すべく、ユー
ザ個々の価値感に基づいて情報の重要度を分析し、分析
結果に従って重要度が高いと判断された情報を再度参照
することを容易にするユーザインタフェースを有する情
報参照支援装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明にかかる情報参照支援装置は、ユーザが参照指
示した情報を表示する情報表示部と、ユーザがどの情報
を参照したかを常時監視するユーザ行動モニター部と、
ユーザが過去にどの情報を参照したかを記憶するユーザ
行動履歴データベースと、ユーザ行動履歴データベース
に記憶されたユーザの情報参照履歴を分析する分析部
と、情報とシンボルの対応づけを入力するシンボル定義
入力部と、個々の情報がアイコン等のシンボルで表現さ
れ、分析結果に応じてシンボルが配置され、シンボルに
対する指示により情報を表示することができるユーザイ
ンタフェースを通じて表示し、ユーザが再度過去に参照
した情報を表示することを支援するユーザ情報表示部を
含み、分析部においてユーザが各自の価値観に基づいて
設定する重要度を判断基準として分析することを特徴と
する。
【0010】かかる構成により、ユーザ各自の価値観に
よって設定された情報の重要度に基づいて過去のユーザ
参照履歴等が整理され、シンボル等を多用した視覚的に
情報の重要度を把握しやすいユーザインタフェースを介
して、ユーザ自身にとって重要度が高いと判断される情
報を容易に参照することが可能となる。
【0011】また、本発明にかかる情報参照支援装置
は、重要度を判断する基準の異なる二以上の分析部を有
し、重要度を分析する際にいずれか一の分析部を選択で
きることが望ましい。かかる構成により、多様な視点か
ら情報の重要度を算出することができ、よりユーザ各自
の価値観を反映した情報の重要度に基づいて参照するこ
とが可能となる。
【0012】また、本発明にかかる情報参照支援装置
は、分析部において、複数の判断基準とその重み付けを
入力する重要度判断基準入力部を有し、複数の判断基準
の重み付けによって新たに形成された第2の判断基準に
基づいて重要度が判断されることが好ましい。様々な判
断基準を組み合わせることにより、ユーザの価値観によ
り近い判断に基づいて情報の重要度を判断できるからで
ある。
【0013】次に、上記課題を解決するために本発明に
かかるコンピュータに実行させるプログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、ユーザが参照
指示した情報を表示する手順と、ユーザがどの情報を参
照したかを常時監視する手順と、ユーザが過去にどの情
報を参照したかを記憶する手順と、記憶されたユーザの
情報参照履歴を分析する手順と、情報とシンボルの対応
づけを入力する手順と、個々の情報がシンボルで表現さ
れ、分析結果に応じてシンボルが配置され、シンボルに
対する指示により情報を表示することができるユーザイ
ンタフェースを通じて表示し、ユーザが再度過去に参照
した情報を表示することを支援する手順を含み、ユーザ
が各自の価値観に基づいて設定する重要度を判断基準と
して分析することを特徴とする。
【0014】かかる構成により、コンピュータ上へ当該
プログラムをロードさせ実行することで、ユーザ各自の
価値観によって設定された情報の重要度に基づいて過去
のユーザ参照履歴等が整理され、シンボル等を多用した
理解しやすいユーザインタフェースを介して、ユーザ自
身にとって重要度が高いと判断される情報を容易に参照
することができる情報参照支援装置が実現できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態にかかる
情報参照支援装置について、図1を参照しながら説明す
る。図1は本発明の実施形態にかかる情報参照支援装置
の構成図を示す。
【0016】図1において、11はユーザが参照する対
象となる情報一般を示す。情報11は特に分類されてい
るわけでもなく、参照可能な環境下においてランダムに
配置されている。12は情報表示部を示す。情報表示部
12に情報11の中からユーザが選択した情報が表示さ
れる。
【0017】次に、13はユーザ行動モニター部を示
し、14はユーザ行動履歴データベースを示す。ユーザ
行動モニター部13によってユーザがどの情報を表示し
たのかを常時監視し、その監視結果をユーザ行動履歴デ
ータベース14へ登録することで、ユーザがどの情報を
表示したのか選択履歴を保管する。ユーザ履歴データベ
ース14は、最初は何の情報も入っていない状態である
ので、ブラウザのアクセス履歴としてブックマークが残
っているのであれば、それを入力して最初のユーザ行動
履歴データベース14を作成しても構わない。また、参
照を推奨されている情報がユーザ行動履歴データベース
14に格納された状態で本発明にかかる情報参照支援装
置が提供されても良い。
【0018】なお、ユーザ行動履歴データベース14に
ついては、ユーザ個人個人に依存する。すなわち、1台
のパソコンを複数のユーザが使用する場合であっても、
ユーザ行動履歴データベース14は各ユーザ単位で作成
される。
【0019】次に、15は分析部を示し、16はシンボ
ル定義入力部を、17はユーザ情報表示部を示す。ユー
ザ行動履歴データベース14に保管された履歴は分析部
15で分析される。すなわち、分析部15において、当
該情報が重要であるか否かの重要度が判断される。ここ
で重要度とは、ユーザ各自の価値観に応じた情報の重要
さの度合いを示す指標であり、情報へのアクセス頻度や
情報の更新頻度等が該当する。重要度の判断基準は、重
要度判断基準入力部18からユーザの価値感に応じて入
力された判断基準を使用する。分析部15での分析結果
に基づいて、重要度の高い情報をユーザが視覚的に理解
しやすいインタフェースを通してユーザ情報表示部17
において表示する。ユーザ情報表示部17に表示された
シンボルと情報との関連付けは、シンボル定義入力部1
8において、ユーザ自ら入力する。
【0020】また、分析部15を重要度の判断基準ごと
に複数持つことにより、ユーザの判断基準に合致した任
意の判断基準を選択することができるので、情報に対応
した適切な重要度を選択することが可能となる。そし
て、分析部15の分析結果により、重要度が低いと判断
された情報については、不必要な履歴を削除するため、
所定の条件によりユーザ行動履歴データベース14から
削除される。したがって、ユーザ情報表示部17に表示
されていた場合もユーザ情報表示部17から削除され
る。さらに、1台のパソコンを複数のユーザが使用する
場合は、ユーザ行動履歴データベース14を各ユーザ単
位に持つようにすることで、ユーザ毎の価値観に応じた
重要度の高い情報を得ることができる。
【0021】ユーザ情報表示部17については、ユーザ
の価値観に基づいて選定されたキーワードに対応したア
イコン等のシンボルとして表示され、分析部15の分析
の結果、重要度が高い情報であると判断された情報11
について、キーワードに対応したアイコン等のシンボル
の近傍に、当該情報11もアイコン等のシンボルとして
表示される。例えば、キーワード「車」が「海に浮かぶ
島」で表示され、頻繁にアクセスされた情報「ドライブ
マップ」が「島の上に咲く花」等として表示される。キ
ーワード「車」と「海に浮かぶ島」との関連付け、及び
情報「ドライブマップ」と「島の上に咲く花」との関連
付けは、シンボル定義入力部18から入力されたもので
ある。「花」等の数や大きさはアクセス頻度等の重要度
を表現し、重要度が低いと判断された場合には、当該
「花」等が画面上から自動的に削除される。そして、
「花」等に対してマウスでクリックする等の指示を与え
ると情報表示部12に当該情報11が表示される。
【0022】重要度については、様々な判断基準を考え
ることができる。最も一般的なものとして、情報へのア
クセス頻度に基づいて判断される重要度が挙げられる。
ユーザが良く参照する情報の重要度を高める趣旨であ
る。具体的には、ユーザ行動履歴データベース14から
アクセス回数を分析して、アクセス数の多い情報から順
に重要度が高い情報であると判断する。なお、アクセス
頻度は、あくまでも対象ユーザの参照に基づいたアクセ
ス頻度であり、ローカルの端末を単位としたアクセス頻
度である。したがって、ネットワークを通してのサーバ
ーアクセス頻度を意味するわけではなく、多ユーザによ
るアクセス回数が多い事実から類推されるアクセス人気
度を示すものでもない。
【0023】また、同じアクセス頻度であっても、条件
付きで判断することもできる。すなわち、特定の状態と
なったときに特定の情報を参照していれば、当該情報の
重要度が高いと判断する方法である。例えば、月初にア
クセス頻度の高い情報の重要度を高いと判断することが
考えられる。月初に必ず更新のかかる情報の重要度を高
く評価したい場合等である。
【0024】一方、カレンダーに依存している情報につ
いても様々な判断基準が考えられる。例えば、ウイーク
リーニュースのように特定の曜日ごとにアクセスしてい
る情報の重要度を高いと判断する、又はマンスリーニュ
ースのように特定の日付に参照する情報の重要度を高い
と判断する方法、あるいは特定の曜日ごと若しくは特定
の日付ごとに更新されている情報の重要度を高いと判断
する方法等が考えられる。
【0025】また、曜日や日付についてさらなる制約条
件を付加することも考えられる。例えば、今日が月曜日
であれば月曜日の情報の重要度を高いと判断する、又は
今日の日付が15日であれば、日付が15日である情報
の重要度を高いと判断する、といった判断基準である。
先週の情報が重要であるという場合や、先月同日比の情
報が重要であるという場合がこれに該当する。
【0026】さらに、情報の中にユーザが設定したキー
ワードが多く入っている情報ほど重要度が高いと判断す
る方法も考えられる。ユーザは情報を参照する際には、
キーワードが含まれている割合が多いほど当該キーワー
ドの関連情報である確率が高いことから、キーワードを
参照の指標とすることが多いからである。
【0027】次に、頻繁に更新される情報ほど重要度が
高いと判断する方法も考えられる。頻繁に更新される情
報ほど最新の状態に更新されているからである。特に即
時性を要求される情報においては有効な判断基準であ
る。
【0028】また、情報の鮮度を重視して、情報が新し
いものほど重要度が高いと判断する方法も考えられる。
古い情報は陳腐化している可能性も有り、新しい情報ほ
ど活用の機会が多いからである。
【0029】同様に、期限付きの情報であれば、期限切
れが近づくほど重要度が高いと判断する方法も考えられ
る。期限を過ぎれば情報としての価値を喪失するため、
期限切れが近づくほどユーザに参照を喚起する必要性が
高いためである。
【0030】また、情報の名前付けには、ある一定の規
則が含まれている場合も多く、当該名前が含まれている
情報の重要度を高いと判断する方法も考えられる。例え
ば、WWWにおけるURL名においては、index.htmlや
index.htm という名前の情報は、トップページである場
合が多いので、当該名前を含む情報について重要度が高
いと判断する。
【0031】さらには、情報の大きさ自体で判断する方
法も考えられる。極端に大きな情報については画像情報
であったり、極端に小さな情報は無意味な情報であるこ
とが多いからである。この場合、極端に大きな情報又は
極端に小さな情報については重要度が低いと判断する。
【0032】もちろん、これ以外にも様々な判断基準が
考えられる。また、上記列挙した判断基準を複数採用す
ると共に、それぞれの判断結果に対してユーザが適当な
重み付けを付与することにより、ユーザの価値観に対応
したきめ細かい条件設定も可能となる。かかる重み付け
についても、重要度判断基準入力部16からユーザが入
力する。
【0033】以上のように本実施形態によれば、ユーザ
各自の価値感に基づいて情報の重要度を分析し、分析結
果に従って重要度が高いと判断される情報を再度参照す
ることが容易なユーザインタフェースを得ることができ
る。
【0034】次に本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図2は本発明にかかる情報参照支
援装置をWWWブラウザに適用した例を示す。ユーザが
参照できる情報21(本実施例ではWeb Page)は、イン
ターネット上に分散している。
【0035】ユーザが自分の見たい情報21をWWWブ
ラウズ画面22に表示すると、当該情報21を表示した
という行動をユーザ行動モニター部23が監視してお
り、情報21を表示したという履歴をユーザ行動履歴デ
ータベース24に書き込む。ここで、ユーザ行動モニタ
ー部23において、事前に類似するキーワードをキーワ
ードデータベース23aに登録しておくことで、類似す
るキーワードについてはユーザ情報表示画面27におい
て、近傍に配置するようなきめ細かい制御が可能とな
る。
【0036】また、分析部25は、ユーザ行動履歴デー
タベース24の内容に基づいてユーザが設定した重要度
を分析する。重要度の判断基準やその重み付けについて
は、重要度判断基準入力部26からユーザの価値感に応
じてユーザ自らが入力しておく必要が有る。分析した結
果、当該情報21の重要度が高いと判断された場合に
は、ユーザ情報表示画面27にアイコン等のシンボルと
して当該情報21が表示される。シンボルと情報の間の
関連付けについては、シンボル定義入力部28から事前
に入力しておく必要が有る。ユーザは、再度当該情報を
参照したい場合には、ユーザ情報表示画面27の該当す
るシンボルに対してマウスのクリック等による表示指示
を出すだけで、容易に当該情報をWWWブラウズ画面に
表示することができる。
【0037】次に、ユーザ情報表示画面27にどのよう
に表示されるのか図3を用いて説明する。図3はユーザ
情報表示画面27の表示概念図を示す。図3において、
太字で表記されている「車」、「コンピュータ」、「食
べ物」がユーザの作成したキーワードを示している。
【0038】ユーザ情報表示画面27には、ユーザ作成
のキーワード若しくはキーワードに対応した漫画や映像
等のシンボルが表示され、その周囲又は近傍にユーザが
表示するべく選択した情報が漫画や映像等のシンボルに
よって表示される。シンボルの種類や形、大きさ、色等
の違いによって、重要度の高低を表現することができ
る。
【0039】具体的なイメージとしては、図4から図7
に示すような表示となる。図4では、「鳥」が持ってい
る「珊瑚」が情報21を表わす。すなわち、ホームペー
ジ等をユーザが参照すると、ユーザ情報表示画面27に
当該ホームページ等を表わすシンボルとして「珊瑚」が
追加される。再度同じホームページ等を参照したい場合
には、当該シンボル「珊瑚」を鳥が「顔の形をした岩」
まで運び、「岩」の中に「珊瑚」を入れることで、WW
Wブラウザ画面において当該ホームページ等を表示す
る。
【0040】次に、図5に示すように、分散配置されて
いる「島」がそれぞれユーザの設定したキーワードを示
しており、キーワードごとに関連性のあるホームページ
のURL名を「珊瑚」、「貝」等のシンボルで表示して
いることを示している。
【0041】図6は、図5における「島」の拡大図であ
る。様々な形や大きさ、色の「珊瑚」や「貝」等で情報
の重要度を表わしている。参照したい場合には、画面上
の「鳥」が当該情報を表わす「珊瑚」等を持って飛び上
がり、図4の画面に示した操作をすることになる。ま
た、重要度が低い情報であると判断されると、当該情報
に該当する「珊瑚」や「貝」等が自動的に海中に没する
ことで画面上から削除される。
【0042】図7では、ホームページ等の中で特に推奨
されるホームページ等を「宝箱」の中に入れてキャラク
ターが運んでくることを示している。「宝箱」に入れる
情報については、重要度がもっとも高いものであること
を意味し、視覚的にその重要度が理解しやすいように工
夫している。
【0043】以上のように本実施例によれば、ユーザが
自分の価値観によって選択したキーワードに対応した情
報を、ユーザが自分の価値観によって選択した重要度の
基準に従って選別して表示の仕方を変えることができ、
自分の参照した情報に解りやすいユーザインタフェース
を通じて容易に到達することが可能となる。
【0044】次に、本発明の実施形態にかかる情報参照
支援装置を実現するプログラムの処理の流れについて説
明する。図8に本発明の実施形態にかかる情報参照支援
装置を実現するプログラムの処理の流れ図を示す。
【0045】図8において、どの分析部を使用するか事
前に指定しておいた上で、まずユーザが参照した情報を
表示する(ステップ81)。ユーザ行動監視部によって
かかる参照情報が履歴データベースへ登録される(ステ
ップ82)。
【0046】次に、ユーザの価値観に近い重要度分析方
法を有する分析部を変更する場合には異なる分析部を選
択して(ステップ83)、当該分析部を用いて重要度を
分析する(ステップ84)。重要度が所定の値より大き
いと判断された場合は、ユーザ情報表示画面において支
援情報として表示される(ステップ86)。重要度が所
定の値より小さいと判断された場合には、ユーザ情報表
示画面から消去されると共に、履歴データベースからも
削除される(ステップ87)。
【0047】本発明の実施形態にかかる情報参照支援装
置を実現するプログラムを記憶した記録媒体は、図9に
示す記録媒体の例に示すように、CD−ROMやフロッ
ピーディスク等の可搬型記録媒体だけでなく、通信回線
の先に備えられた他の記憶装置や、コンピュータのハー
ドディスクやRAM等の記録媒体のいずれでも良く、プ
ログラム実行時には、プログラムはローディングされ、
主メモリ上で実行される。
【0048】また、本発明の実施形態にかかる情報参照
支援装置により生成されたユーザ行動履歴データ等を記
録した記録媒体も、図9に示す記録媒体の例に示すよう
に、CD−ROMやフロッピーディスク等の可搬型記録
媒体だけでなく、通信回線の先に備えられた他の記憶装
置や、コンピュータのハードディスクやRAM等の記録
媒体のいずれでも良く、例えば本発明にかかる情報参照
支援装置を利用する際にコンピュータにより読み取られ
る。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明にかかる情報参照支
援装置によれば、ユーザ各自の価値観によって設定され
た情報の重要度に基づいて過去のユーザ参照履歴等が整
理され、シンボル等を多用した理解しやすいユーザイン
タフェースを介して、ユーザ自身にとって重要度が高い
と判断される情報を容易に参照することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態にかかる情報参照支援装置
の構成図
【図2】 本発明の一実施例における情報参照支援装置
の構成図
【図3】 本発明の一実施例における表示概念図
【図4】 本発明の一実施例における表示例を示す図
【図5】 本発明の一実施例における表示例を示す図
【図6】 本発明の一実施例における表示例を示す図
【図7】 本発明の一実施例における表示例を示す図
【図8】 本発明の実施形態にかかる情報参照支援装置
における処理の流れ図
【図9】 記録媒体の例示図
【符号の説明】
11 情報 12 情報表示部 13,23 ユーザ行動モニター部 14,24 ユーザ行動履歴データベース 15,25 分析部 16,26 重要度判断基準入力部 17,27 ユーザ情報表示部 18,28 シンボル定義入力部 21 Web上の情報 22 WWWブラウズ画面 23a キーワード・データベース 91 回線先の記憶装置 92 CD−ROMやフロッピーディスク等の可搬型記
録媒体 92−1 CD−ROM 92−2 フロッピーディスク 93 コンピュータ 94 コンピュータ上のRAM/ハードディスク等の記
録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 映 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 村上 公一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザが参照指示した情報を表示する情
    報表示部と、 ユーザがどの情報を参照したかを常時監視するユーザ行
    動モニター部と、 ユーザが過去にどの情報を参照したかを記憶するユーザ
    行動履歴データベースと、 前記ユーザ行動履歴データベースに記憶されたユーザの
    情報参照履歴を分析する分析部と、 情報とシンボルの対応づけを入力するシンボル定義入力
    部と、 個々の情報が前記シンボルで表現され、分析結果に応じ
    て前記シンボルが配置され、前記シンボルに対する指示
    により情報を表示することができるユーザインタフェー
    スを通じて表示し、ユーザが再度過去に参照した情報を
    表示することを支援するユーザ情報表示部を含み、 前記分析部においてユーザが各自の価値観に基づいて設
    定する重要度を判断基準として分析することを特徴とす
    る情報参照支援装置。
  2. 【請求項2】 前記重要度を判断する基準の異なる二以
    上の前記分析部を有し、前記重要度を分析する際にいず
    れか一の前記分析部を選択可能な請求項1記載の情報参
    照支援装置。
  3. 【請求項3】 前記分析部において、複数の判断基準と
    その重み付けを入力する重要度判断基準入力部を有し、
    前記複数の判断基準の前記重み付けによって新たに形成
    された第2の判断基準に基づいて前記重要度が判断され
    る請求項1記載の情報参照支援装置。
  4. 【請求項4】 ユーザが参照指示した情報を表示する手
    順と、 ユーザがどの情報を参照したかを常時監視する手順と、 ユーザが過去にどの情報を参照したかを記憶する手順
    と、 記憶されたユーザの情報参照履歴を分析する手順と、 情報とシンボルの対応づけを入力する手順と、 個々の情報が前記シンボルで表現され、分析結果に応じ
    て前記シンボルが配置され、前記シンボルに対する指示
    により情報を表示することができるユーザインタフェー
    スを通じて表示し、ユーザが再度過去に参照した情報を
    表示することを支援する手順を含み、 ユーザが各自の価値観に基づいて設定する重要度を判断
    基準として分析することを特徴とするコンピュータに実
    行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
JP18319698A 1998-06-30 1998-06-30 情報参照支援装置 Pending JP2000020202A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18319698A JP2000020202A (ja) 1998-06-30 1998-06-30 情報参照支援装置

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