JP2000020197A - 情報処理状況提示方法及びネットワーク情報送受信システム並びに情報処理状況提示処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

情報処理状況提示方法及びネットワーク情報送受信システム並びに情報処理状況提示処理プログラムを記録した記録媒体

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JP2000020197A
JP2000020197A JP18794698A JP18794698A JP2000020197A JP 2000020197 A JP2000020197 A JP 2000020197A JP 18794698 A JP18794698 A JP 18794698A JP 18794698 A JP18794698 A JP 18794698A JP 2000020197 A JP2000020197 A JP 2000020197A
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Michihiro Nagaishi
道博 長石
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットで情報検索などを行う場合、
ユーザが検索指示入力したあと結果が出力されるまでの
間に処理状況を提示する。 【解決手段】 ユーザの過去のアクセス状況を監視する
ユーザ履歴監視手段12と、ユーザの過去のアクセス状
況に関する履歴内容を履歴データとして蓄えるユーザ履
歴情報記憶手段13と、予め作成された複数種類のユー
ザ履歴対応情報からなる第1の処理状況提示情報群、予
め作成された複数種類の状況対応情報からなる第2の処
理状況提示情報群、予め作成された複数種類の処理進捗
度合い対応情報からなる第3の処理状況提示情報群の少
なくとも1つを記憶する処理状況提示情報記憶手段14
と、アクセスした時点における状況、ユーザの履歴内
容、処理の進捗度合いの少なくとも1つを把握する状況
把握手段15と、この把握内容に基づいてユーザ側に提
示すべく処理状況提示情報を生成する処理状況提示情報
生成手段16とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、インタ
ーネットで情報検索などを行う場合、ユーザが検索指示
入力したあと、それに対する結果が出力されるまでの間
におけるサーバ側の処理状況をユーザに対して提示する
情報処理状況提示方法およびネットワーク情報送受信シ
ステム並びに情報処理状況提示処理プログラムを記録し
た記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理システムに何らかの要求を行
い、それに対する結果を得ようとするする場合、ユーザ
が要求指示を入力してからその結果が出力されるまでに
は、ある程度の時間を要するのが一般的である。
【0003】たとえば、銀行などの金融機関に設置され
ているATM(Automtic Tellers Machine)端末なども
その一例である。このATM端末は個々の端末ごとに多
少異なるが、ユーザが何らかの要求を行ったあと、それ
に対する結果が出力されるまでの間、システム側が現在
処理中であることを示す矢印やアニメーションなどを表
示したり、処理中である旨のメッセージを音声で伝える
というようなことがなされている。
【0004】また、パーソナルコンピュータ(パソコン
という)などにおいても、フロッピィディスクなどへの
データコピィを行う際、時間がかかる場合は、棒グラフ
などを表示して、現在、全体の何パーセントがコピィさ
れたかを示すというようなことがなされている。
【0005】このように、ユーザの要求指示に基づい
て、システム側が何らかの処理を行っている最中に、現
在処理中であることを示す表示を行うのは、従来より一
般的に行われている。
【0006】これによって、ユーザは、自分の要求に対
してシステムが処理を行っているということがわかり、
安心感が得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インタ
ーネットなどにおける情報検索などのように、不特定多
数のユーザが遠隔のシステムにアクセスする場合、処理
に要する時間は不明であるのが普通である。多くのシス
テムは処理を開始しても、その結果が出るまでの間、最
初の入力画面が更新されないものが多い。仮に、処理を
開始した後になんなかのメッセージが出されても、その
内容は、「ただいま検索中です。しばらくお待ち下さ
い」といった簡単な文章によるメッセージが出される程
度で、そのあとはその文章が出されたまま何の画面変化
がない状態が長時間続く場合が多い。
【0008】したがって、ユーザ側からみると、果たし
て適正な処理がなされているのか、あるいは、自分のパ
ソコンが正常に作動していないのではないかといった不
安が生じる。
【0009】前述した、ATMシステムなどは、システ
ム自体は遠隔操作によるシステムであるが、ATM端末
側で行われる操作は規格化されたものであり、処理時間
も短くほぼ一定である。したがって、前述したような簡
単なメッセージによる処理の経過や処理していることを
示す固定的な情報でも十分である。
【0010】これに対して、インターネットによる情報
検索などは、直ちに結果が出力される場合もあれば、結
果がでるまでに長時間要する場合もある。しかも、同じ
検索条件でもネットワークの混雑具合などによっても処
理時間が異なってくる。さらに、ユーザの用いる端末は
ユーザによって様々な種類の情報処理機器が用いられて
いるので、サーバ側から同じ情報を送ったとしても動作
時間が一定であるとは限らない。
【0011】このように、インターネットでの情報検索
などでは、ATMなどと異なって、検索要求に対して、
どのような処理状況となっていて、その結果がいつ送ら
れてくるのかが全くわからず、ユーザにとってみれば、
不安感といらだちを抱くことになる。
【0012】以上のように、インターネットの情報検索
のように、ユーザがサーバ側に対して何らかの要求を行
ってサーバ側からそれに対する結果を出力するようなネ
ットワーク情報送受信システムにおける情報送受信処理
では、サーバ側での処理時間が不定な上、処理状況も不
明瞭であるため、ユーザに対して処理を開始し、かつ、
実行中であることを示す処理状況提示情報を、ある程度
詳しくユーザに対して提示することが望まれる。
【0013】本発明は、たとえば、インターネットで情
報検索などを行う場合、ユーザの要求指示入力からそれ
に対する結果の出力までの間におけるシステム側の処理
状況を、ユーザに対して詳しく提示するようにし、ユー
ザが不安を抱くことなく安心して結果の出力まで待てる
ようにし、この種のシステムの使い勝手の向上を図るよ
うにすることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の情報処理状況提示方法は、ユーザ
からの要求をサーバ側が受けて、その要求に基づいた結
果をユーザ側の情報処理機器に送信する際、前記サーバ
側がユーザ側からの要求を受けてからそれに対する結果
を出力するまでの間に、ユーザの要求に基づいて処理を
開始し、かつ、実行中であることを示す処理状況提示情
報を、ユーザ側の情報処理機器上でその内容を変更して
提示可能とするようにしている。
【0015】そして、請求項2の発明は請求項1におい
て、前記ユーザ側の情報処理機器上で提示される処理状
況提示情報は、ユーザの当該サーバに対しての過去のア
クセス状況に関する履歴内容に対応すべく作成された複
数種類のユーザ履歴対応情報からなる第1の処理状況提
示情報群と、ユーザのアクセス時点における様々な状況
に対応すべく作成された複数種類の状況対応情報からな
る第2の処理状況提示情報群と、前記サーバ側の処理の
進捗度合いに対応すべく作成された複数種類の処理進捗
度合い対応情報からなる第3の処理状況提示情報群の少
なくとも1つの処理状況提示情報群であって、これらの
第1から第3の処理状況提示情報群の少なくとも1つの
処理状況提示情報群を予め用意しておき、用意された処
理状況提示情報群に属する複数種類の情報から、その時
点における処理状況提示情報を生成して、ユーザ側の情
報処理機器に出力するようにしている。
【0016】また、請求項3の発明は請求項2におい
て、前記第1の処理状況提示情報群に属する複数種類の
ユーザ履歴対応情報は、ユーザの過去のアクセス頻度に
基づくユーザに対する挨拶用の情報であって、ユーザの
当該サーバ側へのアクセスの頻度に応じて複数段階に区
分し、各区分ごとに挨拶用の情報が設定され、アクセス
してきたユーザの履歴に基づいて、そのユーザがどの区
分に属するかを判定し、その判定結果に対応する挨拶用
の情報が処理状況提示情報として生成される。
【0017】そして、請求項4の発明は請求項3におい
て、前記過去のアクセス頻度に基づいてユーザがどの区
分に属するかを判定した結果、アクセス頻度の少ない区
分に属すると判断された場合は、その挨拶用の情報の中
に、システムの概要や解説などユーザに知っておいて欲
しいシステムに関する情報を含めるようにしている。
【0018】また、請求項5の発明は請求項2におい
て、前記第2の処理状況提示情報群は、ユーザのアクセ
スした時点の状況として、時刻、天気、季節、サーバ側
の処理の負荷状態の程度を用い、これら各状況に対応し
た状況対応情報を処理状況提示情報として作成してお
き、ユーザのアクセスする時刻、天気、季節を判定する
とともに、サーバ側の負荷状況を判定し、その判定結果
に対応した状況対応情報を処理状況提示情報として生成
し、ユーザ側の情報処理機器に出力するようにしてい
る。
【0019】また、請求項6の発明は請求項1から5の
いずれかにおいて、前記処理状況提示情報は、イメージ
情報またはメッセージ情報、さらには、イメージ情報と
メッセージ情報を組み合わせてなる情報で構成し、動画
をも可能としている。
【0020】また、請求項7に記載のネットワーク情報
送受信システムは、ユーザからの要求をサーバ側が受け
て、その要求に基づいた情報をユーザ側の情報処理機器
に送信するネットワーク情報送受信システムにおいて、
前記サーバ側は、ユーザからの要求をサーバ側が受け
て、その要求に基づいた結果をユーザ側の情報処理機器
に送信する際、前記サーバ側がユーザ側からの要求を受
けてからそれに対する結果を出力するまでの間に、ユー
ザの要求に基づいて処理を開始し、実行中であることを
示す処理状況提示情報を、ユーザ側の情報処理機器上で
その内容を変更して提示可能とする処理状況提示手段を
有した構成としている。
【0021】そして、請求項8の発明は請求項7におい
て、前記処理状況提示手段は、ユーザがアクセスしたと
きそのアクセス情報からユーザの過去のアクセス状況に
関する履歴を監視するユーザ履歴監視手段と、ユーザの
当該サーバに対しての過去のアクセス状況に関する履歴
内容を個々のユーザごとの履歴データとして蓄えるユー
ザ履歴情報記憶手段と、ユーザの履歴内容に対応すべく
作成された複数種類のユーザ履歴対応情報からなる第1
の処理状況提示情報群と、ユーザのアクセス時点におけ
る様々な状況に対応すべく作成された複数種類の状況対
応情報からなる第2の処理状況提示情報群と、前記サー
バ側の処理の進捗度合いに対応すべく作成された複数種
類の処理進捗度合い対応情報からなる第3の処理状況提
示情報群の少なくとも1つの処理状況提示情報群を記憶
する処理状況提示情報記憶手段と、 ユーザのアクセス
した時点における状況、当該ユーザに関する履歴内容、
サーバ側の処理の進捗度合いの少なくとも1つを把握す
る状況把握手段と、この状況把握手段による把握内容に
基づいて前記処理状況提示情報記憶手段から対応する情
報を読み出して、ユーザ側に提示すべく処理状況提示情
報として生成する処理状況提示情報生成手段とを有して
いる。
【0022】また、請求項9の発明は請求項8におい
て、前記第1の処状況提示情報群は、ユーザの過去のア
クセス頻度に基づくユーザに対する挨拶用の情報であっ
て、ユーザの当該サーバ側へのアクセスの頻度に応じて
複数段階に区分し、各区分ごとに挨拶用の情報を設定し
ておき、アクセスしてきたユーザの履歴を前記ユーザ履
歴監視手段が監視し、その監視結果に基づいて、前記状
況把握手段が当該ユーザがどの区分に属するかを把握
し、前記処理状況提示情報生成手段がその把握結果に基
づいて、前記処理状況提示情報記憶手段から対応する挨
拶用の情報を読み出して、前記判定された区分に対応す
る挨拶用の情報を処理状況提示情報として生成する。
【0023】そして、請求項10の発明は請求項9にお
いて、前記過去のアクセス頻度に基づいてユーザがどの
区分に属するかを判定した結果、アクセス頻度の少ない
区分に属すると判断された場合は、その挨拶用の情報の
中に、システムの概要や解説などユーザに知っておいて
欲しいシステムに関する情報を含めるようにしている。
【0024】また、請求項11の発明は請求項8におい
て、前記第2の処理状況提示情報群は、ユーザのアクセ
スした時点の状況として、時刻、天気、季節、サーバ側
の処理の負荷状態の程度を用い、これら各状況に対応し
た状況対応情報を作成しておき、ユーザのアクセスする
時刻、天気、季節、サーバ側の負荷状態を前記状況把握
手段が把握し、前記処理状況提示情報生成手段がその把
握結果に基づいて、前記処理状況提示情報記憶手段から
対応する状況対応情報を読み出して、その状況対応情報
を処理状況提示情報として生成するようにしている。
【0025】さらに、請求項12の発明は請求項7から
11において、前記処理状況提示情報は、イメージ情報
またはメッセージ情報、さらには、イメージ情報とメッ
セージ情報を組み合わせてなる情報で構成し、動画をも
可能としている。
【0026】また、請求項13に記載の情報処理状況提
示処理プログラムを記録した記録媒体は、ユーザからの
要求をサーバ側が受けて、その要求に基づいた情報をユ
ーザ側の情報処理機器に送信するネットワーク情報送受
信システムであって、ユーザの当該サーバに対しての過
去のアクセス状況に関する履歴内容に対応すべく作成さ
れた複数種類のユーザ履歴対応情報からなる第1の処理
状況提示情報群と、ユーザのアクセス時点における様々
な状況に対応すべく作成された複数種類の状況対応情報
からなる第2の処理状況提示情報群と、前記サーバ側の
処理の進捗度合いに対応すべく作成された複数種類の処
理進捗度合い対応情報からなる第3の処理状況提示情報
群の少なくとも1つの処理状況提示情報群を用意してお
き、ユーザからの要求を前記サーバ側が受けて、その要
求に基づいた情報をユーザ側の情報処理機器に送信する
際、前記サーバ側がユーザ側からの要求を受けてからそ
れに対する結果を出力するまでの間に、ユーザの要求に
基づいてサーバ側が処理を開始し、かつ、実行中である
ことを示す処理状況提示情報をユーザ側の情報処理機機
上で提示する情報処理状況提示処理プログラムを記録し
た記録媒体において、 前記サーバ側が行う情報処理状
況提示処理プログラムは、ユーザがアクセスしたときそ
のアクセス情報からユーザの過去のアクセス状況に関す
る履歴、ユーザのアクセス時点における様々な状況、サ
ーバ側の処理の進捗度合を把握する手順と、 この手順
による把握結果によって、前記第1から第3の処理状況
提示情報群の各情報を参照してユーザ側に提示すべく処
理状況提示情報を生成する手順と、この手順によって作
成された処理状況提示情報をユーザ側に送信する手順と
を含むものである。
【0027】本発明は、ユーザの要求指示入力からそれ
に対する結果出力までの間におけるシステム側の処理状
況を、ユーザに対して提示するようにしたものである。
特に、インターネットでの情報検索を行う際に、情報検
索要求を出してからその結果が出力されるまでの間にお
けるシステム(サーバ)側の処理状況を、ユーザ側に詳
しく提示するようにしたものである。
【0028】これを実現するために、サーバ側がユーザ
からの要求を受け取ると、処理を開始し、かつ、実行中
であることを示す処理状況提示情報をユーザ側に送信
し、ユーザ側の情報処理機器上でその処理状況提示情報
を表示させる。しかも、その処理状況提示情報は、その
内容を変更可能としている。これにより、単に、「ただ
いま処理中です」といった固定的で単純な表現とは異な
り、状況に応じた処理状況提示内容が表示が可能となる
ので、ユーザ側から見ると、システム側が確かに処理を
行っているということが明確にわかり、ユーザに対して
安心感を与えることができる。
【0029】そして、その処理状況提示情報は、ユーザ
の当該サーバに対しての過去のアクセス状況に関する履
歴内容に対応すべく作成された複数種類のユーザ履歴対
応情報からなる第1の処理状況提示情報群と、ユーザの
アクセス時点における様々な状況に対応すべく作成され
た複数種類の状況対応情報からなる第2の処理状況提示
情報群と、前記サーバ側の処理の進捗度合いに対応すべ
く作成された複数種類の処理進捗度合い対応情報からな
る第3の処理状況提示情報群のうち、いずれかあるいは
これらを組み合わせた処理状況提示情報を用いる。
【0030】これらの第1〜第3の処理状況提示情報群
は、それぞれを単独で用いてもよいが、これらを組み合
わせるとより一層効果がある。
【0031】たとえば、第1〜第3の処理状況提示情報
群をずべて用いた場合、サーバ側は、ユーザからの要求
を受け取ると、まず、当該ユーザに対して、過去のアク
セス回数に応じた挨拶用のメッセージ(たとえば、アク
セス頻度の高いユーザに対しては、「毎度、アクセスあ
りがとうございます」といった内容)を、そのユーザ側
に送ることにより、ユーザ側は親しみと安心感が得られ
る。さらに、初めてアクセスするユーザやアクセス頻度
の少ないユーザに対しては、前述した挨拶用メッセージ
の中に、システムの概要や解説などユーザに知っておい
て欲しいシステムに関する情報を含めることにより、ユ
ーザはシステムの特徴などを知ることができ、ユーザに
対してより一層強い安心感を与えることができ、ユーザ
側から見たサーバ側に対する信頼性をより高めることが
できる。
【0032】そして、現在の処理状況を知らせる情報と
して、ユーザのアクセスした時点の時刻、天気、季節、
サーバ側の処理の負荷状態の程度を用い、これら各状況
に対応した処理状況提示情報を作成しておき、ユーザの
アクセスした時点の状況を把握して、その把握結果に対
応した処理状況提示情報を生成して、ユーザ側の情報処
理機器上に表示する。このように、現在の状況(ユーザ
のアクセスした時点の時刻、天気、季節、サーバ側の処
理の負荷状態)をリアルタイムに反映された情報処理状
況提示情報となるので、ユーザ側から見ると、自分の要
求に対する処理が確かに行われている明確にわかり、よ
り一層強い安心感を得ることができる。
【0033】そして、これらそれぞれの処理状況提示情
報は、イメージ情報またはメッセージ情報、さらには、
両者を組み合わせてなる情報で構成することにより、多
様な情報とすることができ、ユーザは結果が出るまでの
間、いらいら感などを抱かずに待つことができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。この実施の形態では、
インターネットによって情報検索をする場合を例にし、
サーバ側がユーザからの要求を受け取って、その検索要
求に対する処理を開始し、かつ、実行中であることを示
す処理状況提示情報をユーザ側に送信し、ユーザ側の情
報処理機器上でその処理状況提示情報を表示させる場合
について説明する。
【0035】図1は本発明の実施の形態を説明するシス
テム構成であり、大きく分けて、情報の提供を行うサー
バ側と、情報の要求および受信を行うユーザ側に分けら
れる。なお、ユーザ側の情報処理機器2としてはパソコ
ンや携帯用情報処理機器などが用いられる。
【0036】サーバ側は、処理状況提示手段1を有し、
この処理状況提示手段1は、ユーザからの検索要求に対
する処理を開始し、かつ、実行中であることを示す処理
状況提示情報を生成し、それをユーザ側に送信するもの
で、情報の送受信を行う情報送受信手段11、ユーザの
履歴を監視するユーザ履歴監視手段12、ユーザ履歴記
憶手段13、処理状況提示情報(詳細は後述する)が格
納されている処理状況提示情報記憶手段14、ユーザか
らの要求(ここでは検索要求)を情報送受信手段11が
受け取ると、ユーザのアクセスした時点における様々な
状況や、前記ユーザ履歴監視手段12による監視結果に
基づく当該ユーザに関する履歴内容さらにはサーバ側の
処理の進捗度合いの少なくとも1つを把握する状況把握
手段15と、この状況把握手段15による把握内容に基
づいて前記処理状況提示情報記憶手段14から処理状況
提示情報を読み出して、ユーザ側に提示すべく処理状況
提示情報を作成する処理状況提示情報生成手段16など
により構成されている。なお、この図1に示されるシス
テム構成は、本発明の実施の形態を説明する上で必要な
部分だけが図示されており、その他の部分についての図
示は省略されている。
【0037】ユーザ履歴監視手段12は、個々のユーザ
の過去のアクセス頻度や前回のアクセスの日時などユー
ザの個人的なアクセス履歴を監視するものである。ま
た、これらの個々のユーザに関する履歴データはユーザ
履歴記憶手段13に内容を更新しながら格納される。
【0038】処理状況提示情報記憶手段14に格納され
る処理状況提示情報は、ユーザの履歴内容に対応すべく
作成された複数種類のユーザ履歴対応情報からなる第1
の処理状況提示情報群と、ユーザのアクセス時点におけ
る様々な状況に対応すべく作成された複数種類の状況対
応情報からなる第2の処理状況提示情報群と、前記サー
バ側の処理の進捗度合いに対応すべく作成された複数種
類の処理進捗度合い対応情報からなる第3の処理状況提
示情報群の少なくとも1つの処理状況提示情報群である
が、ここでは、これら第1〜第3の処理状況提示情報群
すべてを用いるものとする。したがって、処理状況提示
情報記憶手段14には、これら第1から第3の処理状況
提示情報群すべてが格納されている。
【0039】このような構成において、処理状況提示情
報をユーザ側の情報処理機器2に表示させる具体例につ
いて説明する。
【0040】まず、アクセスしてきたユーザを確認し、
ユーザ個々に応じた内容を作成してユーザ側の情報処理
機器2に送る。これは、現在、サーバ側にアクセスした
ユーザが過去にアクセスしたことがあるか否かを、ユー
ザ歴監視手段12が当該ユーザのアクセス情報に基づい
て、ユーザ履歴記憶手段13の内容を調べることにより
行う。インターネットでは、アクセスしてきたユーザの
アドレスがわかるので、このアドレスによって、ユーザ
を特定することができ、それぞれのユーザごとにアクセ
ス状況に関する履歴をとることができる。
【0041】このようなユーザ履歴をもとに、アクセス
してきたユーザの過去のアクセス頻度や前回のアクセス
日時などを調べる。そして、このユーザ履歴に基づいた
メッセージ内容を前述の第1の処理状況提示情報群の中
から選択する。この第1の処理状況提示情報群を構成す
る複数種類のユーザ履歴対応情報は、ユーザの過去のア
クセス頻度に基づくユーザに対する複数種類の挨拶用の
情報である。
【0042】ここでは、ユーザの当該サーバ側へのアク
セスの頻度に応じて複数段階に区分し、各区分ごとに挨
拶用の情報を設定しておく。そして、アクセスしてきた
ユーザの履歴を前記ユーザ履歴監視手段12が監視し、
その監視結果に基づいて、状況把握手段15によって、
そのユーザがどの区分に属するかを判定する。
【0043】そして、処理状況提示情報生成手段16
は、この判定結果に基づいて処理状況提示情報記憶手段
14からユーザ履歴対応情報として該当する挨拶用の情
報を読み出して、判定された区分に対応した挨拶用の情
報を処理状況提示情報として生成するこのように、これ
までアクセスしたことのあるユーザについて、個々のユ
ーザごとにユーザ履歴をとっておけば、アクセスしてき
たユーザは、初めてアクセスしたユーザであるか、過去
にもアクセスしたことがあるユーザであるか、アクセス
したことのあるユーザであればそのユーザのアクセス頻
度や前回のアクセス日時などアクセスに関する情報を即
座に知ることができる。これは、ユーザ履歴監視手段1
2がユーザ履歴記憶手段13の内容を見ることで判断で
きる。そして、個々のユーザに対して、次に示すような
対応を行う。
【0044】まず、状況把握手段15がユーザ履歴監視
手段12からのユーザ履歴に関する情報を受け取って、
当該ユーザのアクセス頻度を判定する。その結果、アク
セス頻度が高い区分に属すると判定されたとすると、処
理状況提示情報作成手段16がその区分に対応するユー
ザ履歴対応情報を読み出して、たとえば、「毎度、アク
セスありがとございます」や「いつもご利用下さりあり
がとうございます」などの挨拶用のメッセージを作成す
る。
【0045】また、初めてアクセスしたユーザに対して
は、「ようこそ・・・」や「Welcome」といった歓迎を
表す挨拶用のメッセージを作成する。また、システムの
概要や解説など、初めてのユーザに知って欲しい情報を
作成して、前述した歓迎を表す挨拶用のメッセージに付
け加えてユーザ側に提示する。
【0046】さらに、久々にアクセスしてきたユーザに
対しては、「またのご利用ありがとうございました」な
ど再度の利用の感謝を表すメッセージを作成してユーザ
側に提示する。
【0047】なお、これらの挨拶用の情報は、メッセー
ジだけではなく、イメージ情報としてアニメーションを
用いてもよい。また、前述したアクセス頻度の高いユー
ザに対しては、挨拶用のメッセージやアニメーションを
生成する場合、前回と同じ内容は避けるなどの配慮を行
い、ユーザに対して新鮮味を与える。
【0048】また、前述の第2の処理状況提示情報群
は、ユーザのアクセスした時点の状況を示す様々な情報
に対応した処理状況提示情報であり、たとえば、時刻、
天気、季節、サーバ側の処理負荷の程度などに対応した
処理状況提示情報である。これら各状況に対応した処理
状況提示情報を作成しておき、ユーザのアクセスする時
刻、天気、季節、サーバ側の負荷状況(処理の混み具
合)を前記状況把握手段15が把握し、処理状況提示情
報生成手段16が、その把握結果に対応した処理状況提
示情報を生成する。
【0049】すなわち、ユーザの要求を受け取った時点
における状況(時刻、天気、季節、サーバ側の負荷状況
など)を判定し、その判定結果に見合った最適な処理状
況提示情報を生成するする。具体的には、画面の背景、
メッセージ内容、飾り、文字フォント、さらには、アニ
メーションを表示する場合は、その種類、動作、フォン
トなどをその時点における様々な状況に応じて変える。
【0050】たとえば、ユーザのアクセスしてきた時刻
がどの時間帯に属するかを判定し、その時間帯にふさわ
しい内容の処理状況提示情報をユーザ側に送る。一例と
して、1日を幾つかの時間帯(たとえば、早朝、朝、日
中、昼、昼下がり、夕方、夜、深夜など)に分けて、ユ
ーザのアクセスしてきた時刻情報を得て、その時刻がど
の時間帯に属するかを判定する。そして、その時間帯に
ふさわしいメッセージやアニメーションによる処理状況
提示情報を生成する。
【0051】これは、各時間帯ごとに適当なメッセージ
やアニメーションを予め用意しておき、ユーザのアクセ
スした時刻がどの時間帯に属するかを判定して、その時
間帯に対応したメッセージやアニメーションを選び出す
ことで可能となる。
【0052】また、天気によってメッセージやアニメー
ションを変更する場合は、天気の区分をたとえば、晴
れ、曇り、雨、雪、などに分けて、現在の天気を天気予
報のwebから判断して、現在の天気が前述したどの区分
に属するかを判断して、その区分に応じて、メッセージ
やアニメーションの内容を変更する。
【0053】また、季節によってメッセージやアニメー
ションを変更する場合は、季節の区分を春夏秋冬に分け
て、現在の日付情報から季節を判断して、現在の季節に
応じてメッセージやアニメーションの内容を変更する。
【0054】そして、これらの現在時刻、天気、季節な
どをそれぞれ考慮して複合的な処理状況提示情報を生成
する。たとえば、現在の季節が夏、時刻は昼、天気が晴
れであれば、メッセージとしては、「暑い日が続きます
・・・」といった季節の挨拶が入ったメッセージとする
とともに、夏服を着ているキャラクタを登場させるなど
というようなことを行う。
【0055】また、サーバ側の処理の負荷状況によって
メッセージやアニメーションを変更する場合は、サーバ
側の負荷状況を判断して、その時点の負荷状況の程度に
応じてメッセージやアニメーションの種類を変更する。
そして、その内容は、たとえば、「ただいま、大変混雑
しています・・・」といったメッセージを出したり、ア
ニメーションのキャラクタの表情を険しい表情とした
り、汗をかかせるというようなことを行う。
【0056】このように、ユーザのアクセスしてきた時
点の様々な状況によって、メッセージやアニメーション
の内容をそのときの状況に合った内容に変更してユーザ
側の情報処理機器2に送る処理は、状況把握手段15が
ユーザの要求を受け取った時点における状況(時刻、天
気、季節、サーバ側の負荷状況など)を把握して、その
把握結果を処理状況提示情報生成手段16に渡し、この
処理状況提示情報生成手段16が処理状況提示情報記憶
手段14から対応するデータを読み出して、ユーザ側に
提示すべき処理状況提示情報を生成し、それを送受信手
段11がユーザ側に送ることにより、ユーザ側の情報処
理機器2に表示される。
【0057】なお、以上は様々な状況に応じてメッセー
ジ内容やアニメーションを変更する例について説明した
が、メッセージ内容やアニメーションだけではなく、色
を変えたりすることも可能である。たとえば、時間帯や
天気さらには季節によって色を変えたり、また、サーバ
側の負荷の大きいときは色を濃くするとか、負荷が小さ
いときは淡い色とするというようなことも可能である。
【0058】また、様々な状況に応じてメッセージ内容
やアニメーションを変更する場合、前述したような時間
帯、季節、天気などによって変更するのではなく、種類
の異なる複数種類の処理状況提示情報を作成しておき、
ユーザのアクセスがあると複数種類の処理状況提示情報
の中から、乱数を利用するなどしてランダムに選択する
ようにしてもよい。
【0059】また、前述の第3の処理状況提示情報群
は、刻々と変化するサーバ側の処理状況をユーザに知ら
せるための処理状況提示情報であり、前記状況把握手段
15がサーバ側の処理状況を把握し、処理状況提示情報
生成手段16がその把握結果に対応した処理状況提示情
報を生成する。ここでは、「ただいま処理中です」とい
った単純な内容のものはユーザ側から見ると大きな安心
感は得られないので用いない。
【0060】本発明では、サーバ側の状況によって、メ
ッセージ内容を細かく変えるだけではなく、具体性を持
った表現とする。たとえば、「しばらく・・・」、「少
し・・・」、などというように、あとどのくらい待てば
結果が出るかを遠回しに示唆する表現を用いたり、ま
た、時間がかかりそうなときは、「すみません、もうし
ばらくお待ち下さい」といった表現を用いる。さらに、
現在処理を行っている具体的な処理内容を提示するよう
にしてもよい。このような表示を行う際にも前述同様、
メッセージだけではなく、アニメーションと組み合わせ
てもよい。
【0061】図2はユーザの要求に対してサーバ側から
の処理中であることを、メッセージとアニメーションで
表示する例を示しており、たとえば、「ただいま、ペー
ジの解析を行っております」、「しばらくお待ち下さ
い」といった処理状況提示情報をユーザ側の情報処理機
器2の画面上に表示する場合、図2(a),(b)に示
すように、キャラクタが画面の左から右方向へ移動する
にしたがって、「しばらくお待ち下さい」という文章が
1文字ごとに表示されるようになっている。
【0062】以上のような第1から第3のの処理状況提
示情報は、それぞれを単独で用いてもそれ相応の効果は
得られるが、これら3つを適宜組み合わせた複合的な表
示を行うことによって、ユーザに対してより具体的で親
しみと安心感を与えられる処理状況表示内容とすること
ができる。
【0063】たとえば、これまで何度もアクセスしたこ
とのあるユーザが再度アクセスした場合、まず、ユーザ
側の情報処理機器2の画面上に、「毎度、アクセスあり
がとうございます」といったメッセージを表示させると
ともに、その時点における様々な状況(季節、天候、時
刻など)に応じた処理状況提示情報としてメッセージや
アニメションを表示させるようにし、さらに、サーバ側
の負荷が大きいときは、キャラクタの表情を険しくした
り、汗をかかせたりして、その状況を表現する。また、
刻々と変わるサーバ側の処理状況を示す情報として、た
とえば、「済みません、もうしばらくお待ち下さい」な
どといった表示も行う。
【0064】このように、ユーザの要求(情報検索要
求)に対して、「ただいま、処理中です」というような
単純で固定的な処理状況表示内容を表示したまま、結果
が出るまでその状態が続くといったものではなく、ユー
ザの要求を受け取ってから、結果が出るまでの間は、そ
のユーザの履歴に基づいて、個々のユーザに応じた挨拶
用のメッセージを表示したり、季節や、現在の天気、時
刻、サーバ側の混雑状況に応じたメッセージやアニメー
ションを選択して表示したり、現在の処理の実行状況を
表すメッセージとして「もう少しお待ち下さい」という
ように、あとどのくらい時間がかかるかを暗に示唆する
ような内容を表示したりする。
【0065】このように、ユーザが検索要求を出すと、
その結果が出るまでの間に、処理を開始し、かつ、実行
中であることを示す処理状況提示情報として、ユーザ側
の情報処理機器には多彩で豊富な内容が表示されるの
で、ユーザからしてみると、自分の要求に対して、シス
テム側は確かに処理を行っているということが確認で
き、結果が出るまでに多少時間がかかっても不安感やい
らだちを抱くことはなくなる。さらに、ユーザ自身の過
去のアクセス頻度などに基づいて、たとえば、頻度の高
いユーザに対しては、「毎度ありがとう・・・」とうよ
うに、個々のユーザに応じたメッセージ内容が表示され
るので、システムに対し親近感を持つことができる。
【0066】さらに、結果で出るまでの間により多くの
時間がかかる場合には、その時間内でそれぞれの処理状
況提示情報を変更して出すことも可能である。これによ
り、ユーザは結果が出るまでの間、長時間画面を見てい
ても飽きることがなく、いらいら感を抱くことが少なく
する。
【0067】なお、本発明は以上説明した実施の形態に
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能となるものである。たとえば、前
述の実施の形態では、処理状況提示情報としては、メッ
セージやアニメーションとしたが、これに音声による表
示を付け加えてもよく、さらには、音楽を流すようにす
ることもできる。また、前述の実施の形態では、インタ
ーネットによる情報検索要求時にを想定しての説明であ
ったが、これ以外にも適用することができる。
【0068】また、以上説明した本発明の情報処理状況
提示処理を行う処理プログラムは、フロッピィディス
ク、光ディスク、ハードディスクなどの記録媒体に記録
させておくことができ、本発明はその記録媒体をも含む
ものである。また、ネットワークから処理プログラムを
得るようにしてもよい。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サーバ側がユーザからの要求を受け取ってから、ユーザ
側に結果を出力するまでの間に、そのユーザの履歴に基
づいて、個々のユーザに応じた挨拶用の情報を処理状況
提示情報として表示したり、季節や、現在の天気、時
刻、サーバ側の混雑状況に応じた情報を処理状況提示情
報として表示したり、さらに、現在の処理の実行状況を
表す内容としてあとどのくらい時間がかかるかを示唆す
るような内容を表示したりするというように、多彩で豊
富な内容がユーザ側の情報処理機器上に表示されるの
で、ユーザからしてみると、自分の要求に対して、シス
テム側は確かに処理を行っているということが確認で
き、結果が出るまでに多少時間がかかっても不安感やい
らだちを抱くことはなくなる。また、ユーザ自身の過去
のアクセス頻度などに基づいて、個々のユーザに応じた
メッセージ内容が表示されるので、システムに対し親近
感を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のネットワーク情報送受信システムの実
施の形態を説明するブロック図。
【図2】本発明の実施の形態による処理状況提示情報を
ユーザ側の情報処理機器上に表示した例を示す図。
【符号の説明】
1 情報処理状況提示手段 2 ユーザ側の情報処理機器 11 情報送受信手段 12 ユーザ履歴監視手段 13 ユーザ履歴記憶手段 14 処理状況提示情報記憶手段 15 状況把握手段 16 処理状況提示情報生成手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザからの要求をサーバ側が受けて、
    その要求に基づいた結果をユーザ側の情報処理機器に送
    信する際、前記サーバ側がユーザ側からの要求を受けて
    からそれに対する結果を出力するまでの間に、ユーザの
    要求に基づいて処理を開始し、かつ、実行中であること
    を示す処理状況提示情報を、ユーザ側の情報処理機器上
    でその内容を変更して提示可能とすることを特徴とする
    情報処理状況提示方法。
  2. 【請求項2】 前記ユーザ側の情報処理機器上で提示さ
    れる処理状況提示情報は、 ユーザの当該サーバに対しての過去のアクセス状況に関
    する履歴内容に対応すべく作成された複数種類のユーザ
    履歴対応情報からなる第1の処理状況提示情報群と、ユ
    ーザのアクセス時点における様々な状況に対応すべく作
    成された複数種類の状況対応情報からなる第2の処理状
    況提示情報群と、前記サーバ側の処理の進捗度合いに対
    応すべく作成された複数種類の処理進捗度合い対応情報
    からなる第3の処理状況提示情報群の少なくとも1つの
    処理状況提示情報群であって、 これらの第1から第3の処理状況提示情報群の少なくと
    も1つの処理状況提示情報群を予め用意しておき、用意
    された処理状況提示情報群に属する複数種類の情報か
    ら、その時点における処理状況提示情報を生成して、ユ
    ーザ側の情報処理機器に出力することを特徴とする情報
    処理状況提示方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の処理状況提示情報群に属する
    複数種類のユーザ履歴対応情報は、ユーザの過去のアク
    セス頻度に基づくユーザに対する挨拶用の情報であっ
    て、ユーザの当該サーバ側へのアクセスの頻度に応じて
    複数段階に区分し、各区分ごとに挨拶用の情報が設定さ
    れ、アクセスしてきたユーザの履歴に基づいて、そのユ
    ーザがどの区分に属するかを判定し、その判定結果に対
    応する挨拶用の情報が処理状況提示情報として生成され
    ることを特徴とする請求項2記載の情報処理状況提示方
    法。
  4. 【請求項4】 前記過去のアクセス頻度に基づいてユー
    ザがどの区分に属するかを判定した結果、アクセス頻度
    の少ない区分に属すると判断された場合は、その挨拶用
    の情報の中に、システムの概要や解説などユーザに知っ
    ておいて欲しいシステムに関する情報を含めることを特
    徴とする請求項3記載の情報処理状況提示方法。
  5. 【請求項5】 前記第2の処理状況提示情報群は、ユー
    ザのアクセスした時点の状況として、時刻、天気、季
    節、サーバ側の処理の負荷状態の程度を用い、これら各
    状況に対応した状況対応情報を処理状況提示情報として
    作成しておき、ユーザのアクセスする時刻、天気、季節
    を判定するとともに、サーバ側の負荷状況を判定し、そ
    の判定結果に対応した状況対応情報を処理状況提示情報
    として生成し、ユーザ側の情報処理機器に出力すること
    を特徴とする請求項2記載の情報処理状況提示方法。
  6. 【請求項6】 前記処理状況提示情報は、イメージ情報
    またはメッセージ情報、さらには、イメージ情報とメッ
    セージ情報を組み合わせてなる情報で構成し、動画をも
    可能としたことを特徴とする請求項1から5のいずれか
    に記載の情報処理状況提示方法。
  7. 【請求項7】 ユーザからの要求をサーバ側が受けて、
    その要求に基づいた情報をユーザ側の情報処理機器に送
    信するネットワーク情報送受信システムにおいて、 前記サーバ側は、ユーザからの要求をサーバ側が受け
    て、その要求に基づいた結果をユーザ側の情報処理機器
    に送信する際、前記サーバ側がユーザ側からの要求を受
    けてからそれに対する結果を出力するまでの間に、ユー
    ザの要求に基づいて処理を開始し、実行中であることを
    示す処理状況提示情報を、ユーザ側の情報処理機器上で
    その内容を変更して提示可能とする処理状況提示手段を
    有したことを特徴とするネットワーク情報送受信システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記処理状況提示手段は、 ユーザがアクセスしたときそのアクセス情報からユーザ
    の過去のアクセス状況に関する履歴を監視するユーザ履
    歴監視手段と、 ユーザの当該サーバに対しての過去のアクセス状況に関
    する履歴内容を個々のユーザごとの履歴データとして蓄
    えるユーザ履歴情報記憶手段と、 ユーザの履歴内容に対応すべく作成された複数種類のユ
    ーザ履歴対応情報からなる第1の処理状況提示情報群
    と、ユーザのアクセス時点における様々な状況に対応す
    べく作成された複数種類の状況対応情報からなる第2の
    処理状況提示情報群と、前記サーバ側の処理の進捗度合
    いに対応すべく作成された複数種類の処理進捗度合い対
    応情報からなる第3の処理状況提示情報群の少なくとも
    1つの処理状況提示情報群を記憶する処理状況提示情報
    記憶手段と、 ユーザのアクセスした時点における状況、当該ユーザに
    関する履歴内容、サーバ側の処理の進捗度合いの少なく
    とも1つを把握する状況把握手段と、 この状況把握手段による把握内容に基づいて前記処理状
    況提示情報記憶手段から対応する情報を読み出して、ユ
    ーザ側に提示すべく処理状況提示情報として生成する処
    理状況提示情報生成手段と、 を有したことを特徴とする請求項7記載のネットワーク
    情報送受信システム。
  9. 【請求項9】 前記第1の処理状況提示情報群は、ユー
    ザの過去のアクセス頻度に基づくユーザに対する挨拶用
    の情報であって、ユーザの当該サーバ側へのアクセスの
    頻度に応じて複数段階に区分し、各区分ごとに挨拶用の
    情報を設定しておき、アクセスしてきたユーザの履歴を
    前記ユーザ履歴監視手段が監視し、その監視結果に基づ
    いて、前記状況把握手段が当該ユーザがどの区分に属す
    るかを把握し、前記処理状況提示情報生成手段がその把
    握結果に基づいて、前記処理状況提示情報記憶手段から
    対応する挨拶用の情報を読み出して、前記判定された区
    分に対応する挨拶用の情報を処理状況提示情報として生
    成することを特徴とする請求項8記載のネットワーク情
    報送受信システム。
  10. 【請求項10】 前記過去のアクセス頻度に基づいてユ
    ーザがどの区分に属するかを判定した結果、アクセス頻
    度の少ない区分に属すると判断された場合は、その挨拶
    用の情報の中に、システムの概要や解説などユーザに知
    っておいて欲しいシステムに関する情報を含めることを
    特徴とする請求項9記載のネットワーク情報送受信シス
    テム。
  11. 【請求項11】 前記第2の処理状況提示情報群は、ユ
    ーザのアクセスした時点の状況として、時刻、天気、季
    節、サーバ側の処理の負荷状態の程度を用い、これら各
    状況に対応した状況対応情報を作成しておき、ユーザの
    アクセスする時刻、天気、季節、サーバ側の負荷状態を
    前記状況把握手段が把握し、前記処理状況提示情報生成
    手段がその把握結果に基づいて、前記処理状況提示情報
    記憶手段から対応する状況対応情報を読み出して、その
    状況対応情報を処理状況提示情報として生成することを
    特徴とする請求項8に記載のネットワーク情報送受信シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 前記処理状況提示情報は、イメージ情
    報またはメッセージ情報、さらには、イメージ情報とメ
    ッセージ情報を組み合わせてなる情報で構成し、動画を
    も可能としたことを特徴とする請求項7から11のいず
    れかに記載のネットワーク情報送受信システム。
  13. 【請求項13】 ユーザからの要求をサーバ側が受け
    て、その要求に基づいた情報をユーザ側の情報処理機器
    に送信するネットワーク情報送受信システムであって、
    ユーザの当該サーバに対しての過去のアクセス状況に関
    する履歴内容に対応すべく作成された複数種類のユーザ
    履歴対応情報からなる第1の処理状況提示情報群と、ユ
    ーザのアクセス時点における様々な状況に対応すべく作
    成された複数種類の状況対応情報からなる第2の処理状
    況提示情報群と、前記サーバ側の処理の進捗度合いに対
    応すべく作成された複数種類の処理進捗度合い対応情報
    からなる第3の処理状況提示情報群の少なくとも1つの
    処理状況提示情報群を用意しておき、ユーザからの要求
    を前記サーバ側が受けて、その要求に基づいた情報をユ
    ーザ側の情報処理機器に送信する際、前記サーバ側がユ
    ーザ側からの要求を受けてからそれに対する結果を出力
    するまでの間に、ユーザの要求に基づいてサーバ側が処
    理を開始し、かつ、実行中であることを示す処理状況提
    示情報をユーザ側の情報処理機機上で提示する情報処理
    状況提示処理プログラムを記録した記録媒体において、 前記サーバ側が行う情報処理状況提示処理プログラム
    は、 ユーザがアクセスしたときそのアクセス情報からユーザ
    の過去のアクセス状況に関する履歴、ユーザのアクセス
    時点における様々な状況、サーバ側の処理の進捗度合を
    把握する手順と、 この手順による把握結果によって、前記第1から第3の
    処理状況提示情報群の各情報を参照してユーザ側に提示
    すべく処理状況提示情報を生成する手順と、 この手順によって作成された処理状況提示情報をユーザ
    側に送信する手順と、 を含むことを特徴とする情報処理状況提示処理プログラ
    ムを記録した記録媒体。
JP18794698A 1998-07-02 1998-07-02 情報処理状況提示方法及びネットワーク情報送受信システム並びに情報処理状況提示処理プログラムを記録した記録媒体 Withdrawn JP2000020197A (ja)

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