JP2000015643A - 積層ゴム製造装置 - Google Patents

積層ゴム製造装置

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JP2000015643A
JP2000015643A JP18916398A JP18916398A JP2000015643A JP 2000015643 A JP2000015643 A JP 2000015643A JP 18916398 A JP18916398 A JP 18916398A JP 18916398 A JP18916398 A JP 18916398A JP 2000015643 A JP2000015643 A JP 2000015643A
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pair
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laminated rubber
mold
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JP18916398A
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English (en)
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Ichiro Noguchi
一朗 野口
Toshio Kida
俊雄 木田
Masahiro Ichikawa
昌宏 市川
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】積層ゴム金型の組立・離型作業を容易にし、而
も組立・離型に要する時間を大幅に短縮する。 【解決手段】組立工程は、ゴム板51および中間鋼板5
2を、吸着パッド19A、19Bでターンテーブル16
に固定された下型4へ交互に積層させ、この積層タイミ
ングに呼応させて搬送ロボット18で一対の分割リング
部材20を積層させる。この際、一対の分割リング部材
20の何れか1つを下型4に積層する都度にターンテー
ブルを180度で回転させる。離型工程は、分割リング
部材剥離手段23で加硫成型された積層ゴム50から一
対の分割リング部材を1つずつ剥離させ、且つこの剥離
された一対の分割リング部材を搬送ロボットで1つずつ
分割リング部材清掃手段24に収納する。この際、一対
の分割リング部材の何れか1つを清掃手段に収納する都
度にターンテーブルを180度で回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は積層ゴム製造装置
に係り、特に、中間鋼板露出型の積層ゴムを加硫成形す
るための積層ゴム製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、地震から建築物を保護するた
めに、建築物と基礎との間に水平方向にばね作用を有す
る積層ゴムを挿入することにより、建築物に伝達される
地震エネルギを減少させ、建築物が地震動を受けた時、
揺れがゆっくりした周期で伝達されるようにして建築物
の倒壊を防止している。この積層ゴムはゴム板と中間鋼
板とを層状に多数積層した積層体が、鉛直方向には硬い
ばねを持ち大荷重を支持し、水平方向にはゴム特有の柔
らかいばねにより大変形能力を備えたものであり、これ
らの積層体を挟持する上下連結鋼板がゴムと一体となる
よう加硫接着され、上部連結鋼板は建築物に下部連結鋼
板は基礎固定用のプレートにボルトで接合されるように
なっている。
【0003】このような積層ゴムを製造するために、加
硫プレス機が使用され、この加硫プレス機にはゴム板と
中間鋼板とを層状に多数積層することができる積層ゴム
成形金型が取付けられている。この積層ゴム成形金型に
は、中間鋼板露出型の積層ゴム用と、中間鋼板埋め込み
型の積層ゴム用との2種類があるが、中間鋼板を通して
ゴム板の内部まで熱を均等に伝えることができる点で前
者が推奨されている。
【0004】この中間鋼板露出型の積層ゴム用の積層ゴ
ム成形金型は図1(b)に示すように、一対の分割リン
グ部材20を積層して成る円筒状の内型2と、この内型
2を収容し固定させる円筒状の外型3と、この外型3の
上端面3bおよび下端面3aをそれぞれ閉塞する上型5
および下型4とを備えている。なお、一対の分割リング
部材20は、成形すべき積層ゴム50の外径と実質的に
同一な内径を有しており、中心から2分割されたリング
状板体である。
【0005】このように構成された積層ゴム成形金型1
0に積層ゴム50を加硫成形するには、まず、下型4に
センターピン、ガイドピンおよび解体用支持ピン(図示
せず)をそれぞれ所定位置に固定する。そして、センタ
ーピンに下部連結鋼板53を挿嵌後、一対の分割リング
部材20をガイドピンおよび解体用支持ピンに合わせて
積層すると共に、センターピンを中心にしてゴム板51
および中間鋼板52を交互に積重ね、さらにその上に上
部連結鋼板54をセンターピンに挿嵌することにより積
重ねて、内型2を形成させる。この下部連結鋼板53お
よび上部連結鋼板54間にゴム板51および中間鋼板5
2が層状に積層された内型2に外型3を嵌合し、さら
に、内型2に嵌合された外型3の上端側3bに上型5を
積重ねボルトで上部連結鋼板54に締結して、積層ゴム
成形金型10の組立作業が終了する。
【0006】この組立てられた積層ゴム成形金型10
は、クレーン等によって加硫プレス機に移動し、この加
硫プレス機により積層ゴム成形金型10内の下部連結鋼
板53、上部連結鋼板54、ゴム板51および中間鋼板
52は、高温・高圧の状態で加硫接着される。加硫接着
後、積層ゴム成形金型10は、クレーン等によって加硫
プレス機から先程の金型組立位置に移動させる。そし
て、この積層ゴム成形金型10を離型するために、ボル
トを緩めて上型5を外し、さらに、外型3を外す。外型
3を外した後、内型2の各一対の分割リング部材20を
加硫成形された積層ゴム50から引き剥がす。この際、
加硫成形された積層ゴム50は、内型2の各一対の分割
リング部材20に固着しているので、バール等で抉って
引き剥がしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな積層ゴム成形金型で積層ゴムを製造するには、組立
・分解工程で下記のような難点があった。 (1)ゴム板を中間鋼板と共に積重ねる時に、作業者が
当該ゴム板を軍手等で持つため、積層ゴムに異物が混入
する虞があった。 (2)ゴム板と中間鋼板とを交互に積重ねる作業を作業
者自身が行っていたので、積層ゴムに汗等が混入する虞
があった。 (3)組立・分解時に、最大重量が約50kgもある一
対の分割リング部材のパーツを作業者が運搬しなければ
ならなかった。 (4)加硫プレス機で加硫成形する時に、作業者は約1
50℃に熱せられた積層ゴム成形金型を取り扱わなけれ
ばならず、組立・分解時に火傷する虞があった。また、
このような作業環境では、夏場などは非常に暑くなるの
で、作業効率が低下する虞があった。 (5)組立・分解作業は、作業者自身による手作業なの
で、多くの作業人員を必要とし、また、それに伴い作業
時間が長くなっていた。
【0008】本発明はこのような従来の難点を解決する
ためになされたもので、積層ゴム成形金型の組立・離型
作業が極めて容易になり、而も組立・離型に要する時間
を大幅に短縮することができる積層ゴム製造装置を目的
とする。
【0009】
【発明を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明の積層ゴム製造装置は、加硫成形すべき積層ゴ
ムの外径と実質的に同一な内径を有する一対の分割リン
グ部材を積層して成る内型と、内型の一対の分割リング
部材を積層した状態で収容し固定させる外型と、内型の
一対の分割リング部材が積層されると共に外型の下端側
を閉塞する下型と、内型の一対の分割リング部材を収容
した外型の上端側を閉塞する上型とから成る積層ゴム成
形金型を有し、積層ゴム成形金型の組立にあたり、下型
が位置決め固定され且つ固定された当該下型を予め定め
られた角度で回転移動させるターンテーブルと、ターン
テーブルに固定された下型に積層させる一対の分割リン
グ部材が予め積層順に収納される分割リング部材収納台
と、分割リング部材収納台に収納された一対の分割リン
グ部材を積層順に挟持してターンテーブルに固定された
下型に積層させるロボットハンドを有する搬送ロボット
と、搬送ロボットのロボットハンドによって一対の分割
リング部材が積層された内型に外型を嵌合させ、さら
に、内型に嵌合された外型の上端側に上型を積重ねるた
めに当該外型および当該上型を釣り上げるクレーンとを
備えたものである。
【0010】このような積層ゴム製造装置によれば、最
大重量が約50kgの一対の分割リング部材を順次積層
する作業を、作業者の手作業ではなく搬送ロボットおよ
びターンテーブルで行うことができるので、作業者にか
かる作業負担を軽減することができる。また、本発明の
積層ゴム製造装置において、内型の一対の分割リング部
材を下型に積層するにあたり、積層ゴムの素材であるゴ
ム板および中間鋼板が予め積層順に収納されているゴム
板収納台および中間鋼板収納台から当該ゴム板および当
該中間鋼板をそれぞれ吸着して内型内に順次積層させる
吸着パッドを備えたものが好ましい。これにより、ゴム
板および中間鋼板を交互に積層する作業を、作業者の手
ではなく吸着パッドで行うことができるので、積層ゴム
の品質向上を図ることができる。なお、ゴム板および中
間鋼板を積層するためにロボットハンドを用いれば、さ
らに作業人員を削減することも可能である。
【0011】また、本発明の積層ゴム製造装置におい
て、加硫プレス機で積層ゴムが加硫成形された積層ゴム
成形金型を離型するにあたり、一対の分割リング部材そ
れぞれに形成された切欠に係合する係合部材が設けら
れ、当該係合部材を切欠に係合させて水平方向に移動さ
せることにより当該一対の分割リング部材を個々に積層
ゴムから剥離させる分割リング部材剥離手段と、分割リ
ング部材剥離手段によって積層ゴムから剥離された一対
の分割リング部材の何れか1つが搬送ロボットのロボッ
トハンドによって収納され当該収納された一対の分割リ
ング部材の何れか1つを清掃すると共に離型剤を塗布す
る分割リング部材清掃手段とを備えたものが好ましい。
これにより、作業者がバール等で抉ることなく積層ゴム
から一対の分割リング部材を剥離させることができ、而
もロボットハンドで剥離された一対の分割リング部材の
何れか1つを分割リング部材清掃手段に収納させること
ができるので、作業者にかかる作業負担を軽減すること
ができ、而も作業環境を向上させることができる。
【0012】また、本発明の積層ゴム製造装置において
は、吸着パッドを駆動させ予め定められた枚数のゴム板
および中間鋼板を下型へ交互に積層させる第1の制御部
と、第1の制御部によってゴム板および中間鋼板が交互
に積層されるタイミングに呼応させて搬送ロボットのロ
ボットハンドで一対の分割リング部材の何れか1つを挟
持させ、且つ、当該ロボットハンドが一対の分割リング
部材の何れか1つを挟持してターンテーブルに固定され
た下型に積層する都度に当該ターンテーブルを予め定め
られた角度で回転移動させる第2の制御部と、分割リン
グ部材剥離手段を駆動させて内型の一対の分割リング部
材の何れか1つを加硫成形された積層ゴムから剥離さ
せ、且つ、搬送ロボットおよび分割リング部材清掃手段
を駆動させて剥離された一対の分割リング部材の何れか
1つをロボットハンドで分割リング部材清掃手段に収納
させると共に、ロボットハンドが一対の分割リング部材
の何れか1つを挟持して分割リング部材清掃手段に収納
する都度にターンテーブルを予め定められた角度で回転
移動させる第3の制御部とを備えたものが好ましい。こ
れにより、積層ゴム成形金型の組立・離型作業工程を自
動化させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の積層ゴム製造装置
の実施の一形態について、図面を参照して説明する。本
発明の積層ゴム製造装置は図1(b)に示すような従来
の積層ゴム成形金型10を有している。この積層ゴム成
形金型10は、加硫成形すべき積層ゴム50の外径と実
質的に同一な内径を有する一対の分割リング部材2を積
層して成る円筒状の内型2と、この内型2の一対の分割
リング部材20を積層した状態で収容し固定させる円筒
状の外型3と、内型2の一対の分割リング部材20が積
層されると共に外型3の下端側3aを閉塞する下型4
と、内型2を収容した外型3の上端側3bを閉塞する上
型5とから成るものである。
【0014】この積層ゴム成形金型10の内型2の一対
の分割リング部材20は、中心から2分割されたリング
状板体(以下、「パーツ」という。)20a、20bか
ら成り、下型4にガイドピン11によって位置決めさ
れ、この内型2内に積層されるゴム板51および中間鋼
板52は下型4に固定されたセンターピン12によって
位置決めされる(図3)。また、一対の分割リング部材
20の各パーツ20a、20bには切欠20a′、20
b′が形成され、下型4に固定された解体用支持ピン1
3に係合される。
【0015】このような積層ゴム成形金型10は、図1
(a)に示すような積層ゴム製造装置1によって組立て
られた後、クレーン14によって加硫プレス機15に移
動され、加硫成型される。加硫成型後、また、クレーン
14によって積層ゴム製造装置1に戻されて離型され
る。この加硫成型の際に用いられる本発明の積層ゴム製
造装置1は、積層ゴム成形金型10を組立てるにあた
り、ターンテーブル16、分割リング部材収納台17
A、17Bおよび搬送ロボット18を備えている。
【0016】ターンテーブル16は、下型4を位置決め
固定させるもので、固定された下型4を予め定められた
角度、例えば180度で回転移動させることができる回
転移動機構(図示せず)が内蔵されている。分割リング
部材収納台17A、17Bは、ターンテーブル16に固
定された下型4に積層させる一対の分割リング部材20
が予め積層順に収納されている。具体的には、一対の分
割リング部材20の一方のパーツ20aが一方の分割リ
ング部材収納台17Aに、他方のパーツ20bが一方の
分割リング部材収納台17Bにそれぞれ積層順に収納さ
れ、最上段の各パーツ20a、20bがターンテーブル
16上においては最下段に載置され、最下段の各パーツ
20a、20bがターンテーブル16上においては最上
段に載置される。
【0017】搬送ロボット18は、一対の分割リング部
材20の各パーツ20a、20bを挟持するためのロボ
ットハンド18aと、ロボットハンド18aを所定方向
に移動させるロボットアーム18bとを備えている。こ
のような搬送ロボット18は、ロボットハンド18aで
2つの分割リング部材収納台17A、17Bにそれぞれ
収納された一対の分割リング部材20の各パーツ20
a、20bを積層順に挟持し、ロボットアーム18bで
ターンテーブル16に固定された下型4に順次積層させ
るものである。したがって、2つの分割リング部材収納
台17A、17Bから各パーツ20a、20bを交互に
挟持して積層することになる。
【0018】なお、搬送ロボット18によって一対の分
割リング部材20が積層された内型2に外型3を嵌合さ
せ、さらに、内型2に嵌合された外型3の上端側3bに
上型5を積重ねるために当該外型3および当該上型5を
釣り上げるには、前述したクレーン14が用いられる。
また、積層ゴム50の素材である円形のゴム板51およ
び円形の中間鋼板52は、予めゴム板収納台21および
中間鋼板収納台22に積層順に収納されている。このゴ
ム板収納台21および中間鋼板収納台22にそれぞれ収
納されているゴム板51および中間鋼板52を内型2内
に順次積層させるために、吸着パッド19が備えられて
いる。これにより、ゴム板51および中間鋼板52を交
互に積層する作業を、作業者の手ではなく吸着パッド1
9で行うことができるので、積層ゴムの品質向上を図る
ことができる。なお、この吸着パッド19は、吸着すべ
きワークの材質が異なっているので、ゴム板用吸着パッ
ド19Aと中間鋼板用吸着パッド19Bとを備えること
が好ましい。これにより、吸着ミスを防げる。また、ゴ
ム板用吸着パッド19Aは、ゴム板51が半円形に2分
割されたゴム板でも、同時に吸着することができるよう
に構成されているので、この2分割されたゴム板がゴム
板収納台21に円形になるように収納されていれば、1
回の吸着で1つのゴム層を形成させることができる。
【0019】さらに、加硫プレス機15で積層ゴム50
が加硫成形された積層ゴム成型金型10を離型するにあ
たり、分割リング部材剥離手段23および分割リング部
材清掃手段24を備えている。分割リング部材剥離手段
23は、内型2の一対の分割リング部材20を加硫成形
された積層ゴム50から剥離させるために、一対の分割
リング部材20の各パーツ20a、20bに形成された
切欠20a′、20b′に係合する係合部材23aが設
けられ、当該係合部材23aを各切欠20a′、20
b′に係合させて水平方向に移動させることにより一対
の分割リング部材20の各パーツ20a、20bを積層
ゴム50から1つずつ剥離させるものである。この係合
部材23aは、エアシリンダ、油圧シリンダ、またはモ
ータを駆動源として水平方向および垂直方向へ移動する
もので、ターンテーブル16上の下型4に積層されてい
る一対の分割リング部材20の各パーツ20a、20b
の積層高さに応じて垂直方向へ移動して一方のパーツ2
0aの切欠20a′に係合させ、その状態で積層ゴム5
0から引き剥がすことができる水平方向へ移動させる。
これにより、作業者がバール等で抉ることなく積層ゴム
50から剥離させることができる。また、他方のパーツ
20bを引き剥がす場合には、ターンテーブル16を回
転させれば上述と同じ剥離作業を行うことができる。
【0020】分割リング部材清掃手段24は、分割リン
グ部材剥離手段23によって積層ゴム50から剥離され
た一対の分割リング部材20の各パーツ20a、20b
を清掃する清掃ブラシ24aと、清掃ブラシ24aによ
って清掃された何れかのパーツに離型剤を塗布する塗布
スプレー24bとが設けられている。清掃ブラシ24a
は、一対の分割リング部材20の各パーツ20a、20
bに付着した余剰ゴムを確実に清掃・剥離することがで
きるもので、例えばナイロン等、一対の分割リング部材
20を傷めないような材質の毛が使用されている。塗布
スプレー24bは、清掃ブラシ24aで清掃された一対
の分割リング部材20の各パーツ20a、20bを、再
度、加硫成形した時における余剰ゴムの付着を最小限に
抑えるためのもので、圧搾空気等を用いて離型剤を霧状
に吹付けることができる。
【0021】さらに、積層ゴム製造装置1は図2に示す
ように、ゴム板用吸着パッド19Aおよび中間鋼板用吸
着パッド19Bを制御する第1の制御部25と、ターン
テーブル16および搬送ロボット18を制御する第2の
制御部26と、分割リング部材剥離手段23、分割リン
グ部材清掃手段24および搬送ロボット18を制御する
第3の制御部27とを備えている。
【0022】第1の制御部25は、ゴム板用吸着パッド
19Aおよび中間鋼板用吸着パッド19Bを駆動させ予
め定められた枚数のゴム板51および中間鋼板52を下
型4上で交互に積層させる制御アルゴリズムになってい
る。この際、ゴム板51および中間鋼板52を積層する
ために、ロボットハンド(図示せず)を用いるとよい。
【0023】第2の制御部26は、第1の制御部25に
よってゴム板51および中間鋼板52が交互に積層され
るタイミングに呼応させて搬送ロボット18のロボット
ハンド18aで一対の分割リング部材20の何れか一方
のパーツを挟持させ、且つ、当該ロボットハンド18a
が1つのパーツを挟持してターンテーブル16に固定さ
れた下型4に積層する都度に当該ターンテーブル16を
180度で回転移動させるような制御アルゴリズムにな
っている。
【0024】第3の制御部27は、分割リング部材剥離
手段23を駆動させて内型3の一対の分割リング部材2
0の各パーツ20a、20bを加硫成形された積層ゴム
50から1つずつ剥離させ、且つ、搬送ロボット18お
よび分割リング部材清掃手段24を駆動させて剥離され
た一対の分割リング部材20の各パーツ20a、20b
を搬送ロボット18のロボットハンド18aで分割リン
グ部材清掃手段24に1つずつ収納させると共に、ロボ
ットハンド18aが1つのパーツを挟持して分割リング
部材清掃手段24に収納する都度にターンテーブル16
を180度で回転移動させるような制御アルゴリズムに
なっている。
【0025】このような制御部25、26、27として
は、A/D制御やコンピュータ等が好適である。これに
より、積層ゴム成型金型10の組立・離型作業工程を自
動化させることができる。このように構成された積層ゴ
ム製造装置1による積層ゴム成型金型50の組立工程を
図3、離型工程を図4を用いてそれぞれ説明する。
【0026】まず、組立工程は、下型4をターンテーブ
ル16上に位置決め固定し、この下型4の所定位置にセ
ンターピン12、ガイドピン11および解体用支持ピン
13を立設して、この立設されたセンターピン12に下
部連結鋼板53をクレーン14によって挿嵌する。これ
らピン11、12、13を立設するには、下型4に設け
られた溝・突起等(図示せず)で固定させている。な
お、センターピン12は下部連結鋼板53を下型4に固
定してから、当該下部連結鋼板53の中空部をガイドに
して立設してもよい(ステップ101)。
【0027】そして、第1の制御部25でゴム板用吸着
パッド19Aを駆動させ、当該ゴム板用吸着パッド19
Aをゴム板収納台21の位置まで移動させる。その位置
でゴム板用吸着パッド19Aに積層されたゴム板51を
吸着させ、下型4の位置まで移動させる。移動後、吸着
したゴム板51をセンターピン12に挿嵌させる。ま
た、第1の制御部25は、中間鋼板用吸着パッド19B
を駆動させ、当該中間鋼板用吸着パッド19Bを中間鋼
板収納台22の位置まで移動させる。その位置で中間鋼
板用吸着パッド19Bに積層された中間鋼板52を吸着
させ、下型4の位置まで移動させる。移動後、吸着した
中間鋼板52をセンターピン12に挿嵌させ、先程のゴ
ム板51上に載置させて、第1の制御部25の制御アル
ゴリズムの1サイクルが終了する。
【0028】この第1の制御部25の制御アルゴリズム
の1サイクルが終了すると、第2の制御部26は搬送ロ
ボット18を駆動させ、ロボットハンド18aをロボッ
トアーム18bで一方の分割リング部材収納台17Aの
位置まで移動させる。その位置でロボットハンド18a
は一方の分割リング部材収納台17Aに積層された一方
のパーツ20aを挟持させ、ロボットアーム18bにて
下型4の位置まで移動させる。移動後、挟持した一方の
パーツ20aをガイドピン11および解体用支持ピン1
3に係合させた状態で下型4に載置させる。下型4に一
方のパーツ20aが載置されると、第2の制御部26
は、ターンテーブル16を180度回転移動させると共
に、ロボットハンド18aをロボットアーム18bにて
他方の分割リング部材収納台17Bの位置まで移動させ
る。その位置でロボットハンド18aは他方の分割リン
グ部材収納台17Bに積層された他方のパーツ20bを
挟持させ、ロボットアーム18bにて下型4の位置まで
移動させる。移動後、挟持した他方のパーツ20bをガ
イドピン11および解体用支持ピン13に係合させた状
態で下型4に載置させて、第2の制御部26の制御アル
ゴリズムの1サイクルが終了する。
【0029】このような第1の制御部25および第2の
制御部26による制御は、第1の制御部25では設定さ
れた一対の分割リング部材20の積層数に応じたサイク
ル数、第2の制御部26では設定されたゴム板51およ
び中間鋼板52の積層数に応じたサイクル数だけそれぞ
れ行われる。これにより、ゴム板51および中間鋼板5
2が交互に積層されるタイミングに呼応させ一対の分割
リング部材20の各パーツ20a、20bを積層させる
ことができる(ステップ102)。
【0030】ゴム板51および中間鋼板52から成る積
層体と、一対の分割リング部材20から成る内型2とが
完成すると、上部連結鋼板54をクレーン14で最上部
のゴム板51上に載置されるようにセンターピン12に
挿嵌させる。この下部連結鋼板54および上部連結鋼板
53間にゴム板51および中間鋼板52が層状に積層さ
れた内型2にクレーン14で外型3を嵌合させ、さら
に、内型2に嵌合された外型3の上端側3bにクレーン
14で上型5を積重ねボルトで上部連結鋼板54に締結
し、積層ゴム成形金型10の組立作業が終了する(ステ
ップ103)。
【0031】このように、最大重量が約50kgの一対
の分割リング部材20を順次積層する作業を、作業者の
手ではなく搬送ロボットおよびターンテーブルで行うこ
とができるので、作業者にかかる負担を軽減することが
できる。この組立てられた積層ゴム成形金型10は、ク
レーン14によってターンテーブル16から加硫プレス
機15に移動させ、この加硫プレス機15により積層ゴ
ム成形金型10内の下部連結鋼板53、上部連結鋼板5
4、ゴム板51および中間鋼板52は、高温・高圧の状
態で加硫接着される。なお、組立てられた積層ゴム成形
金型10は、直接、加硫プレス機15に移動させずに、
立体倉庫(図示せず)へ搬出してもよい。
【0032】次に、離型工程について説明する。まず、
クレーン14によって加硫プレス機15から搬出された
積層ゴム成形金型10をターンテーブル16に載置させ
る。ターンテーブル16に載置された積層ゴム成形金型
10は、上型5を上部連結鋼板54に連結しているボル
トを外してからクレーン14にて上型5、外型3の順で
取除き、さらに、センターピン12および解体用支持ピ
ン13を取除く(ステップ104)。
【0033】この状態で、下型4を位置決め固定する。
そして、第3の制御部27で分割リング部材隔離手段2
3を駆動させ、一対の分割リング部材20の一方のパー
ツ20aに形成された20a′に係合部材23aを係合
させて水平方向へ引剥がすことにより、この一方のパー
ツ20aを加硫成型された積層ゴム50から剥離させ
る。剥離後、第3の制御部27は、搬送ロボット18お
よび分割リング部材清掃手段24を駆動させ、剥離され
た一方のパーツ20aを搬送ロボット18のロボットハ
ンド18aで分割リング部材清掃手段24に収納させる
と共に、ターンテーブル16を180度で回転移動させ
る。また、分割リング部材清掃手段24に収納された一
方のパーツ20aは、当該分割リング部材清掃手段24
において清掃されると共に離型剤が塗布されてから、ロ
ボットハンド18aによって一方の分割リング部材収納
台17Aに収納される(ステップ105)。
【0034】このような第3の制御部27による制御
は、設定された一対の分割リング部材20の積層数に応
じたサイクル数だけ行われる。これにより、積層ゴム5
0からすべての一対の分割リング部材20を引き剥がす
ことができ、且つ、各分割リング部材収納台17A、1
7Bに、清掃等がされた各パーツ20a、20bを積層
順に収納させることができる(ステップ106)。した
がって、このまま、組立工程に移行させることができ
る。
【0035】このように、作業者は熱せられた積層ゴム
成型金型を直接、取扱わなくてもよいので、作業者にか
かる作業負担を軽減することができ、而も作業環境を向
上させることができる。
【0036】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の積層ゴ
ム製造装置によれば、積層ゴム成形金型の組立・離型工
程を自動化できたので、作業人員を削減することがで
き、また、それに伴い作業時間を短縮することができ
る。したがって、積層ゴム成形金型の組立・離型作業が
極めて容易になり、而も組立・離型に要する時間を大幅
に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積層ゴム製造装置の実施の一形態を示
す図で、(a)は説明図、(b)は積層ゴム成形金型の
断面図。
【図2】本発明の積層ゴム製造装置に適用される制御部
を示すブロック図。
【図3】本発明の積層ゴム製造装置による金型の組立工
程図。
【図4】本発明の積層ゴム製造装置による金型の離型工
程図。
【符号の説明】
1・・・・・積層ゴム製造装置 2・・・・・内型 3・・・・・外型 4・・・・・下型 5・・・・・上型 10・・・・・積層ゴム成型金型 14・・・・・クレーン 15・・・・・加硫プレス機 16・・・・・ターンテーブル 17A、17B・・・・・分割リング部材収納台 18・・・・・搬送ロボット 18a・・・・・ロボットハンド 19A、19B・・・・・吸着パッド 20・・・・・一対の分割リング部材 20a′、20b′・・・・・切欠 21・・・・・ゴム板収納台 22・・・・・中間鋼板収納台 23・・・・・分割リング部材剥離手段 23a・・・・・係合部材 24・・・・・分割リング部材清掃手段 25・・・・・第1の制御部 26・・・・・第2の制御部 27・・・・・第3の制御部 50・・・・・積層ゴム 51・・・・・ゴム板 52・・・・・中間鋼板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 105:24 B29L 9:00 (72)発明者 市川 昌宏 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 Fターム(参考) 4F100 AB01A AB01C AN00B AN00D BA05 BA08 BA10A BA10C EK04 GB07 JL01 JL02 JL14 4F202 AA45 AA46 AG03 AM10 AM14 CA27 CB01 CB22 CC03 CK18 CK43 CM13 CM14 CM83 CN01 CS02 4F203 AA45 AA46 AG03 AM10 AM14 DA11 DB01 DC01 DF15 DK07 DL10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加硫成形すべき積層ゴムの外径と実質的に
    同一な内径を有する一対の分割リング部材を積層して成
    る内型と、前記内型の前記一対の分割リング部材を積層
    した状態で収容し固定させる外型と、前記内型の前記一
    対の分割リング部材が積層されると共に前記外型の下端
    側を閉塞する下型と、前記内型の前記一対の分割リング
    部材を収容した前記外型の上端側を閉塞する上型とから
    成る積層ゴム成形金型を有し、 前記積層ゴム成形金型の組立にあたり、前記下型が位置
    決め固定され且つ固定された当該下型を予め定められた
    角度で回転移動させるターンテーブルと、前記ターンテ
    ーブルに固定された前記下型に積層させる前記一対の分
    割リング部材が予め積層順に収納される分割リング部材
    収納台と、前記分割リング部材収納台に収納された前記
    一対の分割リング部材を積層順に挟持して前記ターンテ
    ーブルに固定された前記下型に積層させるロボットハン
    ドを有する搬送ロボットと、前記搬送ロボットの前記ロ
    ボットハンドによって前記一対の分割リング部材が積層
    された前記内型に前記外型を嵌合させ、さらに、前記内
    型に嵌合された前記外型の前記上端側に前記上型を積重
    ねるために当該外型および当該上型を釣り上げるクレー
    ンとを備えたことを特徴とする積層ゴム製造装置。
  2. 【請求項2】前記内型の前記一対の分割リング部材を前
    記下型に積層するにあたり、前記積層ゴムの素材である
    ゴム板および中間鋼板が予め積層順に収納されているゴ
    ム板収納台および中間鋼板収納台から当該ゴム板および
    当該中間鋼板をそれぞれ吸着して前記内型内に順次積層
    させる吸着パッドを備えたことを特徴とする請求項1記
    載の積層ゴム製造装置。
  3. 【請求項3】加硫プレス機で前記積層ゴムが加硫成形さ
    れた前記積層ゴム成形金型を離型するにあたり、 前記一対の分割リング部材それぞれに形成された切欠に
    係合する係合部材が設けられ、当該係合部材を前記切欠
    に係合させて水平方向に移動させることにより当該一対
    の分割リング部材を個々に前記積層ゴムから剥離させる
    分割リング部材剥離手段と、前記分割リング部材剥離手
    段によって前記積層ゴムから剥離された前記一対の分割
    リング部材の何れか1つが前記搬送ロボットの前記ロボ
    ットハンドによって収納され当該収納された前記一対の
    分割リング部材の何れか1つを清掃すると共に離型剤を
    塗布する分割リング部材清掃手段とを備えたことを特徴
    とする請求項1または2記載の積層ゴム製造装置。
  4. 【請求項4】前記吸着パッドを駆動させ予め定められた
    枚数の前記ゴム板および前記中間鋼板を下型へ交互に積
    層させる第1の制御部と、 前記第1の制御部によって前記ゴム板および前記中間鋼
    板が交互に積層されるタイミングに呼応させて前記搬送
    ロボットの前記ロボットハンドで前記一対の分割リング
    部材の何れか1つを挟持させ、且つ、当該ロボットハン
    ドが前記一対の分割リング部材の何れか1つを挟持して
    前記ターンテーブルに固定された前記下型に積層する都
    度に当該ターンテーブルを前記予め定められた角度で回
    転移動させる第2の制御部と、 前記分割リング部材剥離手段を駆動させて前記内型の前
    記一対の分割リング部材の何れか1つを加硫成形された
    前記積層ゴムから剥離させ、且つ、前記搬送ロボットお
    よび前記分割リング部材清掃手段を駆動させて剥離され
    た前記一対の分割リング部材の何れか1つを前記ロボッ
    トハンドで前記分割リング部材清掃手段に収納させると
    共に、前記ロボットハンドが前記一対の分割リング部材
    の何れか1つを挟持して前記分割リング部材清掃手段に
    収納する都度に前記ターンテーブルを前記予め定められ
    た角度で回転移動させる第3の制御部とを備えたことを
    特徴とする請求項3記載の積層ゴム製造装置。
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