JP2000014511A - 高さ可変式枕 - Google Patents

高さ可変式枕

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JP2000014511A
JP2000014511A JP10198088A JP19808898A JP2000014511A JP 2000014511 A JP2000014511 A JP 2000014511A JP 10198088 A JP10198088 A JP 10198088A JP 19808898 A JP19808898 A JP 19808898A JP 2000014511 A JP2000014511 A JP 2000014511A
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JP
Japan
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pillow
height
air chamber
air
variable
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JP10198088A
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English (en)
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Yoshiharu Sakio
義春 崎尾
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FORWARD INKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 どんな頭の形や大きさの人に対しても、その
頸椎にぴったりと合わせることができる高さ可変式枕を
提供する。 【解決手段】 枕内部に収縮膨脹可能な空気室を有し、
該空気室中の空気量を増減することにより高さを可変す
ることができる枕において、頸部を載せる凸状の枕面
(A)を有し、かつ該枕面(A)の下の枕内部に収縮膨
脹可能な空気室(B)を有し、更に、該枕を使用した状
態で使用者自らが上記空気室に空気を出入して適切な高
さに枕面(A)を調節し得る装置(C)を有することを
特徴とする高さ可変式枕。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、寝具の一つである
枕に関し、更に詳しくは、高さを調節することができる
高さ可変式枕に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、安眠を得るための工夫とし
て、枕の高さを調節することが知られている。例えば、
特開平6‐343540号公報には、頭部が当接する支
持部分の複数箇所に配置した圧力センサーと、該圧力セ
ンサーの信号により作動するコンパレータの出力で作動
するリレーと、該リレーにより電源が開閉される頭部支
持部上下駆動部と、前記リレーの作動方向を判断する回
路とを備えた圧力感応高さ可変式安眠枕が開示されてい
る。また、特開平8‐420号公報には、頭部にかかる
圧力を圧力センサーによって検出し、該圧力センサーの
信号に応じて電磁コイルに電流を供給し、発生した磁力
によって電極棒を水平に移動させ、前記電極棒の移動を
上昇ラック又はカムに伝達して、枕を所定の高さに調整
する圧力感圧高さ可変式安眠枕が開示されている。しか
し、いずれの枕も頭部は枕面の凸状部に載せるものであ
る。従って、万人に疲れなのない安眠を与えるためには
未だ十分とは言えなかった。また、その構造が複雑であ
ることから、比較的高価であるという欠点も有してい
た。
【0003】実開平6‐62870号公報には、枕内部
の一部にポケット部が付設され、このポケット部内に、
偏平形状の空気袋を収め、該空気袋に接続される空気ポ
ンプを作動させ空気を圧送し、該空気袋を膨らませ、あ
るいは該空気袋内の空気を排出し萎ませることにより、
枕全体の高さを自由に変えることができることを特徴と
する安眠枕が開示されている。しかし、該枕は偏平であ
ることから、使用する人によっては使用後の首の疲れや
肩こりを未だ十分には防ぐことができないといった問題
を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、どんな頭の
形や大きさの人に対しても、その頸椎にぴたりと合わせ
ることができる高さ可変式枕を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく種々の検討を行った。その結果、下記構成
の枕を使用すれば、使用する人の頭の形状及び大きさと
関係なく、頸椎をぴったりと合わせることができること
を見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】即ち、本発明は、(1)枕内部に収縮膨脹
可能な空気室を有し、該空気室中の空気量を増減するこ
とにより高さを可変することができる枕において、頸部
を載せる凸状の枕面(A)を有し、かつ該枕面(A)の
下の枕内部に収縮膨脹可能な空気室(B)を有し、更
に、該枕を使用した状態で使用者自らが上記空気室に空
気を出入して適切な高さに枕面(A)を調節し得る装置
(C)を有することを特徴とする高さ可変式枕である。
【0007】本発明の高さ可変式枕においては、枕面の
凸状部に頸部を載せ、該凸状部の内部に有る空気室への
空気量を調節して、頸部に接する枕面の高さを調節する
ものである。従って、従来の高さ可変式枕では達成する
ことができなかった優れた効果を達成し得るのである。
【0008】好ましい態様として、(2)枕面(A)の
高さを最大4cm変化させることができる上記(1)記
載の高さ可変式枕、(3)頸部を載せる枕面(A)に続
いて頭部が接する凸状の枕面(D)を更に有する上記
(1)又は(2)記載の高さ可変式枕、(4)枕面
(A)の高さを調節することができる装置(C)が、手
動又は電動の空気ポンプである上記(1)〜(3)のい
ずれか一つに記載の高さ可変式枕を挙げることができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の高さ可変式枕を添付図面
を参照しながら詳しく説明する。図1には、本発明の高
さ可変式枕の一実施態様を示す。空気室(B)には、そ
れに接続した高さ調節装置(C)により空気を自由に出
入させることができる。これにより枕面(A)の高さ
を、好ましくは最大4cm変化させることができる。該
空気室(B)の材質については適度な強度と柔軟性を有
していれば特に制限はなく、公知の材料を使用すること
ができる。例えば、各種合成ゴム類又は合成樹脂類を使
用することができる。該空気室(B)の寸法は、製品で
ある該枕の寸法に依存するが、例えば、幅約50cm×
奥行約30cm×高さ約5〜10cm(空気室からほぼ
完全に空気を抜いた状態での高さ)の枕においては、そ
の幅はほぼ枕の幅と等しく、かつ奥行は約10〜20c
mであることが好ましい。更に、室内部に空気を充満し
た時に枕面(A)の高さが好ましくは最大4cm上昇す
るような袋状である。該袋の厚みは特に制限はなく、そ
の機能を十分に発揮し得る程度の強度と柔軟性を保持し
ていればよい。高さ調節装置(C)としては、好ましく
は手動又は電動の空気ポンプが使用される。該空気ポン
プは、適切な寸法の接続管(1)により空気室(B)に
接続されており、枕を使用している人は、頭を枕に載せ
たままの状態で自由に該空気ポンプを操作することがで
きる。従って、使用者自ら適切な高さに枕面(A)を調
節することができる。また、頸部を載せる枕面(A)は
凸状をなしており、該凸状部を上下することにより、使
用する人の頭の形状及び大きさと関係なく、枕高さを頸
椎にぴたりと合わせることができるのである。枕高さの
調節は、空気室(B)中の空気をほぼ完全に抜いた低い
状態にしておき、枕面(A)に頸部を載せて仰向けにな
り徐々に空気を入れ、全身がリラックスする高さを探す
ことにより行う。これにより各個人にあった適切な高さ
を探しあてることが可能であるが、枕面(A)の高さを
種々変化させて使用後の筋力の状態をサーモグラフィー
により確かめることにより、更に確実に探しあてること
ができる。また、本発明の枕は、好ましくは頸部を載せ
る枕面(A)に続いて頭部が接する凸状の枕面(D)を
更に有することができる。これにより、頭部全体に更に
安定感を与えることができるため好ましい。
【0010】本発明の枕の他の部分については、本発明
の枕の機能を保持し得るものであればその材質等に特に
制限はない。(2)は枕の基板となる部分であり、いか
なるベッド上でも枕を平行に保つ程度の堅さを持ち、か
つ湿気を含まない材質であることが好ましい。例えば、
特殊発泡ポリエチレン等が用いられる。(3)はクッシ
ョン部分であり、就寝時の寝返りに対してソフトな感触
を有し、かつ指圧効果のある材質が好ましく、例えば、
ソフトウレタンフォーム等が使用される。また、(4)
としては消臭効果、抗菌効果、防かび効果、防ダニ効果
等の性質を有する材料を使用することが好ましく、これ
により汗等の汚れから長期間に亘って枕を清潔に維持す
ることができる。該材料としては、例えば、オーダレス
プラスワンフォーム等を使用し得る。
【0011】
【発明の効果】本発明は、どんな頭の形や大きさの人に
対しても、その頸椎にぴったりと合わせることができる
高さ可変式枕を提供する。これにより、枕使用者の脊柱
を健康に維持する。従って、使用後に首の疲れや肩凝り
を生ぜず、体全体の健康維持に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高さ可変式枕の一実施態様の内部構造
を示す部分切断図である。
【符号の説明】
A:頸部を載せる凸状の枕面 B:空気室 C:高さ調節装置 D:頭が接する凸状の枕面 1:接続管 2:枕の基板 3:クッション部分 4:消臭、抗菌等の性質を有する材料部分 5:中袋 6:外袋

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枕内部に収縮膨脹可能な空気室を有し、
    該空気室中の空気量を増減することにより高さを可変す
    ることができる枕において、頸部を載せる凸状の枕面
    (A)を有し、かつ該枕面(A)の下の枕内部に収縮膨
    脹可能な空気室(B)を有し、更に、該枕を使用した状
    態で使用者自らが上記空気室に空気を出入して適切な高
    さに枕面(A)を調節し得る装置(C)を有することを
    特徴とする高さ可変式枕。
  2. 【請求項2】 枕面(A)の高さを最大4cm変化させ
    ることができる請求項1記載の高さ可変式枕。
  3. 【請求項3】 頸部を載せる枕面(A)に続いて頭部が
    接する凸状の枕面(D)を更に有する請求項1又は2記
    載の高さ可変式枕。
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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20020070185A (ko) * 2002-06-20 2002-09-05 유선종 에어쿠션 베개
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