JP2000013804A - 画素演算方法および画素演算装置 - Google Patents

画素演算方法および画素演算装置

Info

Publication number
JP2000013804A
JP2000013804A JP17854898A JP17854898A JP2000013804A JP 2000013804 A JP2000013804 A JP 2000013804A JP 17854898 A JP17854898 A JP 17854898A JP 17854898 A JP17854898 A JP 17854898A JP 2000013804 A JP2000013804 A JP 2000013804A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motion vector
pixels
pixel
reference image
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17854898A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Shingo
隆明 新郷
Akihiko Otani
昭彦 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP17854898A priority Critical patent/JP2000013804A/ja
Publication of JP2000013804A publication Critical patent/JP2000013804A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Input (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画像圧縮符号化のための動きベクトル検出
に係る画素演算を複数画素同時に行うことで動きベクト
ル検出にかかる演算サイクル数を抑える。 【解決手段】 符号化画像メモリ401から読み出され
た2画素と、順方向参照画像メモリ402から読み出さ
れた探索領域内の2画素あるいは逆方向参照画像メモリ
403から読み出された探索領域内の2画素からセレク
トした2画素間で差分絶対値演算器404、405で差
分絶対値が演算され、加算器406で2つの差分絶対値
演算器からの演算結果とレジスタ407に蓄えられてい
る前回の演算結果を加算し、その加算結果を再びレジス
タ407に格納する。符号化画像内の画素と参照画像内
の探索領域画像の全ての画素との差分絶対値を累和した
結果を符号化画像と探索領域画像との相関度として用
い、その値から動きベクトル決定部408で動きベクト
ルとして検出することで演算サイクルを抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は動画像圧縮符号化に
おける画素演算方法および画素演算装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】容量の小さい通信回線を用いての動画像
信号の転送や蓄積のためには、膨大なデータを有する画
像信号のデータ量を削減する画像圧縮技術が必要不可欠
となっている。一般に、画像信号は高い冗長性(削減可
能な情報)を含んでおり、その冗長度を削減する方法の
一つとしてフレーム間予測符号化方式がある。しかし、
この方式は動きの小さい画像に対しては高い画像符号圧
縮が図れるが、動きの大きい画像はフレーム間の相関が
低くなるので後に符号量が多く発生してしまう。その問
題を解決する方法に動きベクトルを用いた動き補償予測
符号化方式がある。
【0003】この動きベクトルは、一般にはブロックマ
ッチング法によって検出される。MPEG2の予測方法に
は、過去の画像から予測する順方向予測、未来の画像か
ら予測する逆方向予測、順方向・逆方向の両方の画素か
ら予測する双方向予測、また画像がフレーム構造かフィ
ールド構造かの違いによるフレーム動き補償予測、フィ
ールド動き補償予測、さらに2つの参照フィールドの平
均値により予測を行うデュアルプライム予測がある。こ
れらの予測の中から最適な予測モードを選択し、求まっ
た動きベクトルを基に動き補償を行う。従来の動きベク
トル検出装置として、特開平5−236455号公報に
示されるものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】サイクル数の異なる複
数の画像処理(画素演算)を、1画素ずつ異なる回路で処
理を行うとすると、処理サイクル数の長さの違いによ
り、処理の組合せによっては、ある一つの回路がその他
の回路での画素演算終了まで待ち状態に陥り、処理全体
の演算サイクル数が増大してしまうことがある。このこ
とを以下図2を用いて詳しく説明する。図2は従来の画
素演算方法を用いた場合の、処理全体に係る演算サイク
ル数を示す図である。図2は1画素ずつ演算する演算器
を2つ用いて並列に演算する画素演算方法である。演算
Aおよび演算Bの結果を用いなければならない演算Cが
ある場合、図2の演算方法では、演算器1で演算Aを処
理し、それと並行して演算器2で演算Bの処理を行い、
処理サイクルの長い演算Aの処理が終了した後に演算器
1で演算Cを処理を行うため、全体の処理サイクルとし
てL1時間かかってしまう。
【0005】従って、本発明の目的は、回路を待ち状態
にすることなく、効率的に演算を行い、サイクル数を抑
えることを可能とする画素演算方法および画素演算装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に請求項1、2記載の本発明は、従来のように異なる回
路で並列に画素演算するのではなく、サイクル数の異な
る複数の画素演算を行う処理に於いて、それぞれの処理
を複数画素を同時に画素演算することで全体の処理サイ
クル数を抑えるものである。
【0007】この構成によれば、一つの回路で複数画素
同時に処理することで、一つの演算に係るサイクル数を
1/複数に低減させた状態で順次演算を処理するので、
効率的にサイクル数を抑えた演算を行うこととなる。
【0008】請求項3記載の本発明は、 符号化画像を
複数の符号化領域に分割した符号化ブロックに対し参照
画像内の探索領域からブロックマッチング法により動き
ベクトルを検出する際の画素演算処理に於いて、前記画
素演算処理に於いて複数画素を同時に処理することで演
算に係るサイクル数を抑える動きベクトル検出方法であ
る。
【0009】請求項4記載の本発明は、符号化画像を複
数の符号化領域に分割した符号化ブロックに対し参照画
像内の探索領域からブロックマッチング法により動きベ
クトルを検出する動きベクトル検出回路であって、前記
符号化ブロック内の画素と前記参照画像探索領域内の画
素を複数同時に処理して相関度を求め、前記相関度より
動きベクトルを決定する動きベクトル決定部を具備した
動きベクトル検出回路である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図1から図5を用いて説明する。
【0011】図1は本発明の画素演算方法の原理を示す
概念図である。本図は処理全体に係る演算サイクル数を
示す図である。演算Aおよび演算Bの結果を用いなけれ
ばならない演算Cがある場合を考える。
【0012】本発明によれば、2画素ずつ演算する演算
器3を1つ用いて各演算を半分のサイクルで処理する。
つまり、演算器3で演算Aの処理を行った後、演算B、
演算Cの順に順次処理を行うことで、演算器に無駄な待
ち時間を与えることなく全体の総処理サイクル数をL2
(<L1)時間にすることができる。
【0013】なお、図3に示すように演算A'と演算B'
の処理サイクル数が等しい時で、かつ演算A'及び演算
B'の結果を用いなければならない演算C'を処理する場
合、本発明を用いても従来と遜色がない。
【0014】なお、上記説明では一つの演算器3で2画
素ずつ同時に演算する方法について説明したが、本発明
では2画素以上の複数の画素を同時に演算する方法を用
いてもよい。
【0015】図4は本発明の一実施の形態における動き
ベクトル検出回路の構成を示す図である。同動きベクト
ル検出回路は図1の演算器3に対応しており、符号化画
像メモリ401、順方向参照画像メモリ402、逆方向
参照画像メモリ403、差分絶対値演算器404、40
5、加算器406、レジスタ407、動きベクトル決定
部408から構成されている。
【0016】符号化画像メモリ401から読み出された
2画素と、順方向参照画像メモリ402から読み出され
た探索領域内の2画素あるいは逆方向参照画像メモリ4
03から読み出された探索領域内の2画素からセレクト
した2画素間で差分絶対値演算器404、405で差分
絶対値が演算され、加算器406で2つの差分絶対値演
算器404、405からの演算結果とレジスタ407に
蓄えられている前回の演算結果を加算し、その加算結果
を再びレジスタ407に格納する。符号化画像内の画素
と参照画像内の探索領域画像の全ての画素との差分絶対
値を累和した結果を符号化画像と探索領域画像との相関
度として用い、その値から動きベクトル決定部408で
動きベクトルを検出する。
【0017】図5は、従来の動きベクトル検出回路の構
成を示す図である。同動きベクトル検出回路は、符号化
画像メモリ501、順方向参照画像メモリ502、逆方
向参照画像メモリ503、差分絶対値演算器504、5
05、加算器506、507、レジスタ508、50
9、動きベクトル決定部510、511から構成されて
いる。
【0018】符号化画像メモリ501から読み出された
1画素と、順方向参照画像メモリ502から読み出され
た探索領域内の1画素間で差分絶対値演算器504で差
分絶対値が演算され、加算器506で1つの差分絶対値
演算器504からの演算結果とレジスタ508に蓄えら
れている前回の演算結果を加算し、その加算結果を再び
レジスタ508に格納する。符号化画像内の画素と順方
向参照画像内の探索領域画像の全ての画素との差分絶対
値を累和した結果を符号化画像と探索領域画像との相関
度として用い、その値から動きベクトル決定部510で
順方向動きベクトルとして検出する。同様に逆方向動き
ベクトル検出は、符号化画像メモリ501と逆方向参照
画像メモリ503、差分絶対値演算器505、加算器5
07、レジスタ509、動きベクトル決定部511を用
いて行われる。
【0019】ここで図1の演算Aはある符号化画像に対
し順方向動きベクトル検出処理に対応し、演算Bは逆方
向動きベクトル検出処理に対応し、演算Cは双方向動き
ベクトル検出処理に対応している。この場合、双方向動
きベクトル検出処理(演算C)は、順方向動きベクトル
検出処理(演算A)および逆方向動きベクトル検出処理
(演算B)の結果を用いなければならない。
【0020】図4の構成によれば、ある符号化画像に対
し順方向動きベクトル(演算A)や逆方向動きベクトル
(演算B)、さらに双方向動きベクトル(演算C)とい
った各種動きベクトルを検出するといった複数の演算処
理を行う場合には、図5の構成を用いて各動きベクトル
を検出する時に係る演算サイクルの半分のサイクルで実
行できるため(図2参照)、図1に示すように各種動き
ベクトル検出を順次行うことにより、回路が無駄な待ち
状態に陥ることなく動作でき、それにより全ての動きベ
クトル検出に係る総演算サイクル数を抑えることを可能
とする。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、複数画素を同時
に演算することにより、動きベクトルに係るサイクル数
の無駄をなくし効率的に動きベクトルを検出することを
可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画素演算方法の原理を示す概念図
【図2】従来の方法により画素演算にかかるサイクル数
を表す図
【図3】本発明の画素演算にかかるサイクル数を表す図
【図4】本発明の一実施の形態に係わる動きベクトル検
出回路の構成図
【図5】従来の動きベクトル検出回路の構成図
【符号の説明】
401,501 符号化画像メモリ 402,502 順方向参照画像メモリ 403,503 逆方向参照画像メモリ 404,405,504,505 差分絶対値演算器 406,506,507 加算器 407,508,509 レジスタ 408,510,511 動きベクトル決定部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイクル数の異なる複数の画素演算を行
    う処理に於いて、それぞれの処理を複数画素を同時に画
    素演算することで全体の処理サイクル数を抑えることを
    特徴とした画素演算方法。
  2. 【請求項2】 サイクル数の異なる複数の画素演算を行
    う処理に於いて、それぞれの処理を複数画素を同時に画
    素演算する演算器を具備した画素演算装置。
  3. 【請求項3】 符号化画像を複数の符号化領域に分割し
    た符号化ブロックに対し参照画像内の探索領域からブロ
    ックマッチング法により動きベクトルを検出する際の画
    素演算処理に於いて、前記画素演算処理に於いて複数画
    素を同時に処理することで演算に係るサイクル数を抑え
    ることを特徴とした動きベクトル検出方法。
  4. 【請求項4】 符号化画像を複数の符号化領域に分割し
    た符号化ブロックに対し参照画像内の探索領域からブロ
    ックマッチング法により動きベクトルを検出する動きベ
    クトル検出回路であって、前記符号化ブロック内の画素
    と前記参照画像探索領域内の画素を複数同時に処理して
    相関度を求め、前記相関度より動きベクトルを決定する
    動きベクトル決定部を具備した動きベクトル検出回路。
JP17854898A 1998-06-25 1998-06-25 画素演算方法および画素演算装置 Pending JP2000013804A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17854898A JP2000013804A (ja) 1998-06-25 1998-06-25 画素演算方法および画素演算装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17854898A JP2000013804A (ja) 1998-06-25 1998-06-25 画素演算方法および画素演算装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000013804A true JP2000013804A (ja) 2000-01-14

Family

ID=16050417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17854898A Pending JP2000013804A (ja) 1998-06-25 1998-06-25 画素演算方法および画素演算装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000013804A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116074533A (zh) * 2023-04-06 2023-05-05 湖南国科微电子股份有限公司 运动矢量预测方法、系统、电子设备及存储介质

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116074533A (zh) * 2023-04-06 2023-05-05 湖南国科微电子股份有限公司 运动矢量预测方法、系统、电子设备及存储介质
CN116074533B (zh) * 2023-04-06 2023-08-22 湖南国科微电子股份有限公司 运动矢量预测方法、系统、电子设备及存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0896300B1 (en) Device and method for motion vector detection
US8213515B2 (en) Interpolated skip mode decision in video compression
JP4001400B2 (ja) 動きベクトル検出方法及び動きベクトル検出装置
KR100486249B1 (ko) 움직임 추정 장치 및 탐색영역에서 레퍼런스매크로블록창의 스캐닝 방법
JP2671820B2 (ja) 両方向予測方法及び両方向予測装置
US20090110077A1 (en) Image coding device, image coding method, and image coding integrated circuit
US10412409B2 (en) Encoding system using motion estimation and encoding method using motion estimation
JP2005303984A (ja) 動きベクトル検出装置及び方法、及びその動きベクトル検出装置を利用可能な画像符号化装置
US20060002472A1 (en) Various methods and apparatuses for motion estimation
JPH04294469A (ja) 相関装置
MXPA06000555A (es) Calculo de movimiento con coincidencia del bloque de busqueda rapida.
WO2007057985A1 (ja) 画像符号化装置および画像符号化方法
US6687299B2 (en) Motion estimation method and apparatus for interrupting computation which is determined not to provide solution
US6470050B1 (en) Image coding apparatus and its motion vector detection method
JP4188647B2 (ja) ビデオ符号化時の動き予測の実行方法、ビデオ符号化システム、及び、ビデオ符号化装置
JPH0965339A (ja) 画像ブロック動き検出装置
US6990149B2 (en) Circuit and method for full search block matching
JP2006279330A (ja) 動き補償処理方法
JP2000013804A (ja) 画素演算方法および画素演算装置
JP4625903B2 (ja) 画像処理プロセッサ
JPH10341440A (ja) 動画像符号化方法および装置
JPH1196138A (ja) 逆コサイン変換方法及び逆コサイン変換器
JP2000165883A (ja) 動きベクトル検出装置
JP2810528B2 (ja) 動き補償フレーム間予測符号化における動きベクトルの探索回路
JP3513214B2 (ja) 動きベクトル検出装置