JP2000010462A - コンピュータを用いた研修システム及びその進捗状況管理方法、並びに、これを記録した記録媒体 - Google Patents

コンピュータを用いた研修システム及びその進捗状況管理方法、並びに、これを記録した記録媒体

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JP2000010462A
JP2000010462A JP10177769A JP17776998A JP2000010462A JP 2000010462 A JP2000010462 A JP 2000010462A JP 10177769 A JP10177769 A JP 10177769A JP 17776998 A JP17776998 A JP 17776998A JP 2000010462 A JP2000010462 A JP 2000010462A
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Takeshi Okita
田 岳 司 沖
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Original Assignee
Asahi Bank Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 研修システムが稼働すれば異なるコンピュー
タであっても、研修実施者が前回の続きから学習を継続
できるようにする。 【解決手段】 CD-ROMドライブ32に、教育研修用ソフ
トウェアに必要なプログラムとデータが格納されたCD-R
OMをセットする。フロッピーディスクドライブ34に、
前回までの進捗状況/テスト成績データが格納されたフ
ロッピーディスクをセットする。処理装置20はCD-ROM
から教育研修用ソフトウェアを読み込むとともに、フロ
ッピーディスクから進捗状況/テスト成績データを読み
込む。このため、これらCD-ROMとフロッピーディスクと
がセットすることのできるコンピュータであれば、異な
るコンピュータであっても、研修実施者は前回の続きか
ら学習をすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパソコン等のコンピ
ュータを用いた研修システムに関するものであり、特
に、進捗度合いや課題達成状況を可搬性を有する記録媒
体を用いて記録することのできる研修システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、銀行事務に関する教育研修は、集
合研修やOJTや自己啓発により行っていた。すなわ
ち、大勢の行員を1つの場所に集めて講義を行う座学形
式の集合研修や、配属された営業店における役席者や先
輩から直接仕事をしながら学ぶというOJTにより行わ
れていた。また、行員本人が休日等を用いて本を読んだ
り、通信教育を受けたりすることにより、自己啓発をす
る場合もあった。
【0003】しかし、このような教育研修のやりかた
は、人的資源のより一層の効率化を求められている今日
においては、必ずしも適切なものとはいえなかった。ま
た、拡大する業務に関する知識を早期に習得するために
も、効率的かつ効果的な研修方式を開発する必要があっ
た。
【0004】さらに、従来行われていた集合研修におい
ては、通常の業務を遂行している行員を1箇所に集める
必要があることから、研修の参加による通常業務に与え
る影響が大きかった。しかも、このように1箇所に行員
を集める必要があるため、遠隔地にある等の地理的要因
により一部の営業店の行員が参加できないという場合も
あった。他方、OJTの場合には、役席者や先輩も通常
の業務をかかえており、これらの者がOJTにさける時
間には限りがあった。また、これらの者の行員教育につ
いての熱意や能力はさまざまであり、最終的には役席者
や先輩の個々人に依存せざるを得なかった。また、自己
啓発については、知識の習得が主眼となってしまい、実
戦力の強化にはむすびつきにくかった。
【0005】しかも、これら従来型の研修形態では、個
人別の進捗度合いや、課題の達成状況を把握して、一括
して管理することができなかった。このため、その習得
度合いは、配属された営業店等の役席者や先輩にしかわ
からなかった。したがって、ある程度、個人別の進捗度
合いや、課題の達成状況を把握できる、教育研修のやり
方が必要とされていた。
【0006】このような観点から、近年において、パソ
コン等のコンピュータを使用した研修システムが実施さ
れてきている。このパソコンを使用した研修システムと
しては、進捗管理の仕組みがない単体パソコンによる研
修システムと、進捗管理の仕組みのあるクライアント/
サーバ型の研修システムとがあった。
【0007】単体パソコンによる研修システムにおいて
は、教材の閲覧のみが可能であり、進捗管理機能は備え
られていなかった。クライアント/サーバ型の教育シス
テムにおいては、教材や進捗度合い/課題達成状況のデ
ータ(以下、進捗状況記録データという)は、サーバの
ディスクに保管されていた。このため、サーバのディス
ク容量の観点から、研修期間終了後にこの進捗状況記録
データは消去されていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したク
ライアント/サーバ型の研修システムにおいては、行員
の進捗度合いや課題達成の状況の把握はできるものの、
教育研修に使用できるパソコンが特定してしまうという
問題があった。すなわち、使用できるパソコンは原則と
して行内に配置されている特定のパソコンに限られると
いう問題があった。なぜなら、クライアント/サーバ型
の研修システムでは、教材及び進捗状況記録データはサ
ーバに保管されることから、使用できるパソコンは研修
システムのクライアント機に限定されてしまうからであ
る。このため、行員が自宅にあるパソコンを用いてこの
研修システムを使用することができなかった。
【0009】このように研修に使用できるパソコンが特
化されるという問題は、単体パソコンによる研修システ
ムについても同様であった。すなわち、研修システムが
稼働可能なパソコンは、教材及びその閲覧用ソフトが導
入されたパソコンに限定されていた。このため、使用可
能な端末数を増加させたり、自宅のパソコンにも導入し
たりする場合には、ソフトウェアの導入/維持費用が増
大するという問題があった。
【0010】また、単体パソコンによる研修システムで
は、進捗状況記録データを管理する仕組みがなかった。
このため、進捗状況を管理することはできなかった。し
たがって、進捗状況を一括して集計して管理しようとす
ると、例えば、各営業店で記入した実績報告書を本部へ
送付し、本部でデータを入力して集計する必要があっ
た。このようなデータの入力作業は、人手に頼らなけれ
ばならず、その負荷は大きいものであった。
【0011】一方、クライアント/サーバ型の研修シス
テムにおいては、進捗状況記録データをサーバに記録し
て一括して管理することは可能である。しかし、このよ
うに進捗状況記録データはサーバに記録されているた
め、行内にあるクライアント端末でしか研修システムを
実行することはできなかった。
【0012】そこで本発明は上記課題に鑑みてなされた
ものであり、コンピュータ単体で使用可能であり、か
つ、どのコンピュータでも以前の進捗状況に応じて継続
して学習することができる、研修システムを提供するこ
とを目的とする。すなわち、どのパソコンでも進捗状況
のデータを継続して利用することが可能な、研修システ
ムを提供することを目的とする。より具体的には、必要
なドライブが装備されており、かつ、システムOSが一
致していれば、行内のどのコンピュータでも、自宅のコ
ンピュータでも、前回の続きから学習を行うことのでき
る、研修システムを提供することを目的とする。
【0013】さらに、本発明は、単体のコンピュータに
よる研修システムでありながら、進捗状況のデータを一
括して管理することのできる研修システムを提供するこ
とを目的とする。具体的には、各教材の進捗状況のデー
タをフロッピーディスクに記録し、これをネットワーク
とデータベースとを活用して、進捗状況のデータを自動
送信し、かつ、集計することのできる研修システムを提
供することを目的とする。つまり、これによりデータ入
力作業を排除し、集計時間の短縮を図った研修システム
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係るコンピュータを用いた研修システムは、教
育研修用ソフトウェアを駆動するのに必要となるプログ
ラムとデータが、格納された、可搬性を有する読み込み
専用記録媒体と、この読み込み専用記録媒体に格納され
ている情報を読み込むための、読み込み装置と、前記教
育研修用ソフトウェアを用いて学習する研修実施者毎に
作成される読み込みと書き込みの双方が可能な可搬性を
有する読み書き用記録媒体であって、進捗状況のデータ
から生成されている研修実績ファイルを格納するため
の、読み書き用記録媒体と、この読み書き用記録媒体に
情報を書き込んで、かつ、この読み書き用記録媒体から
情報を読み込むための、読み書き装置と、を備え、前記
教育研修用ソフトウェアは、前記読み書き用記録媒体に
格納されている前記研修実績ファイルから必要なデータ
を読み込んで、前記研修実施者がすでに学習した前回の
続きから継続して学習することが可能である、ことを特
徴とする。
【0015】また、本発明に係るコンピュータ用の可搬
性を有する記録媒体は、教育研修用ソフトウェアを駆動
するのに必要なプログラムと、前記プログラムが必要に
応じて読み出すための教育研修用データと、前記教育研
修用ソフトウェアを用いて学習する研修実施者毎に作成
される読み込みと書き込みの双方が可能な可搬性を有す
る読み書き用記録媒体に格納されている研修実績ファイ
ルの中から、進捗状況のデータを読み込んで、前記研修
実施者がすでに学習した前回の続きから継続して学習す
るための、中途開始処理と、が記録されたことを特徴と
する。
【0016】さらに、本発明に係るコンピュータを用い
た研修システムの進捗状況管理方法は、可搬性を有する
読み込み専用記録媒体から、教育研修用ソフトウェアを
駆動するのに必要となるプログラムとデータを読み込
み、前記教育研修用ソフトウェアを用いて学習する研修
実施者毎に作成される読み込みと書き込みの双方が可能
な可搬性を有する読み書き用記録媒体から、前回までの
進捗状況のデータを読み込んで、前記研修実施者がすで
に学習した前回の続きから継続して学習することができ
るようにした、ことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明は、可搬性を有するCD-ROM
に教育研修用ソフトウェアを駆動するのに必要なプログ
ラムとデータを格納し、可搬性を有するフロッピーディ
スクに研修実施者の進捗状況/テスト成績データを格納
して、これらCD-ROMとフロッピーディスクとをアクセス
することのできるコンピュータであれば、異なるコンピ
ュータであっても、研修実施者は前回の続きから学習を
することができるようにしたものである。以下、本発明
の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
【0018】図1は、本実施形態に係る研修システムの
ネットワーク構成を示す図である。この図1からわかる
ように、本研修システムはクライアント/サーバ型のネ
ットワークから構成されている。
【0019】本実施形態においては、サーバシステム
は、サーバ処理マシンとしての処理装置10と、大容量
の磁気ディスク装置12とを、備えて構成されている。
処理装置10には、処理装置内の一時記憶装置としての
メモリが内蔵されている。磁気ディスク12には、Exce
l等の表計算ソフトウェアと、クライアントシステムか
ら集計して形成された進捗報告データベースとが、格納
されている。
【0020】営業店におけるクライアントシステムは、
Windows95やWindowsNT3.51が稼働するパソコン等からな
る処理装置20と、磁気ディスク装置22とを、備えて
構成されている。処理装置20には、処理装置内の一時
記憶装置としてのメモリが内蔵されている。磁気ディス
ク装置22には、Excel等の表計算ソフトウェアが、格
納されている。
【0021】さらに、このクライアントシステムは、デ
ィスプレイ24、スピーカ26、キーボード28、マウ
ス30を備えている。また、クライアントシステムは、
プログラムやデータ等の読み込み専用であるCD-ROMドラ
イブ32と、汎用性のある可搬型データ記録媒体用の読
み込み/書き込み可能なフロッピーディスクドライブ3
4とを、備えている。本実施形態においては、このフロ
ッピーディスクドライブ34には、1つのドライブが設
けられている。
【0022】本部におけるクライアントシステムは、営
業店に設けられたクライアントシステムと同様に、Wind
ows95やWindowsNT3.51が稼働するパソコン等からなる処
理装置40と、磁気ディスク装置42とを、備えて構成
されている。処理装置40には、処理装置内の一時記憶
装置としてのメモリが内蔵されている。磁気ディスク装
置42には、Excel等の表計算ソフトウェアと、サーバ
システムの磁気ディスク12に格納された進捗報告デー
タベースを閲覧するための表計算ソフトウェアのマクロ
としての進捗報告集計プログラムが、格納されている。
【0023】さらに、このクライアントシステムは、デ
ィスプレイ44、キーボード46、マウス48、汎用性
のある可搬型データ記録媒体用の読み込み/書き込み可
能なフロッピーディスクドライブ50とを、備えてい
る。本実施形態においては、このフロッピーディスクド
ライブ50には、1つのドライブが設けられている。
【0024】これらサーバシステムの処理装置10と、
クライアントシステムの処理装置20、40は、ネット
ワークを介して相互に通信可能に接続されている。な
お、図1では簡単のためにクライアントシステムは営業
店と本部の1つづづを示しているが、これらクライアン
トシステムはこのネットワークに複数接続されている。
営業店におけるクライアントシステムのCD-ROMドライブ
32に挿入されるCD-ROMには、研修システムを実現する
にあたって必要なプログラムやデータ等からなる教育研
修用ソフトウェアが格納されている。具体的には、研修
システムの画面を構成する画面データ及び音声データと
その制御プログラム、進捗状況/テスト成績データの初
期値、マクロとしての進捗状況表示プログラム、マクロ
としての進捗報告送信プログラムが、格納されている。
このCD-ROMは、複数の研修実施者の間で共用することが
できる。このCD-ROMは、教材が異なれば当然にその格納
されている内容も異なる。つまり、各教材毎に専用のCD
-ROMとなっている。
【0025】営業店におけるクライアントシステムのフ
ロッピーディスクドライブ34に挿入されるフロッピー
ディスクには、研修実績ファイルとしての進捗状況/テ
スト成績ファイルが格納されている。このフロッピーデ
ィスク1枚に、研修実施者の1人分のデータがすべて格
納される。すなわち、複数の教材の進捗状況/テスト成
績データを1つのファイルにして1枚のフロッピーディ
スクに収録する。このため、このフロッピーディスク
は、研修実施者毎に1枚所有することとなり、研修実施
者の間での共用や本人以外の使用はできない。図16
は、研修実績ファイルである進捗状況/テスト成績ファ
イルのデータ構造を示す図である。この図16からわか
るように、進捗状況/テスト成績データは、氏名、行員
番号、進捗状況のデータ、テスト成績データ、ランダム
チャレンジのパターンの順番からなる項目から形成され
ている。この図16では、1つの教材についての進捗状
況/テスト成績データを示しているが、複数の教材の進
捗状況/テスト成績データを持つ場合は、ランダムチャ
レンジのパターンの次から、別の教材の進捗状況/テス
ト成績データが追加する形で順次生成される。図17
は、このような複数の教材についての進捗状況/テスト
成績データを示している。この図17においては、最初
の教材が「教材番号001 預金基礎編」であり、次の
教材が「教材番号002 預金応用編」である場合を、
例示的に、示している。図17は教材のカリキュラム順
に「教材番号001 預金基礎編」の学習を開始した後
に、次の教材である「教材番号002 預金応用編」の
学習を開始した場合の進捗状況/テスト成績データであ
る。これに対して、図18は、「教材番号001 預金
基礎編」の学習を開始する前に、次の教材である「教材
番号002 預金応用編」の学習を開始した場合の進捗
状況/テスト成績データを示している。この場合、まだ
「教材番号001 預金基礎編」のデータが作成されて
いないため、「教材番号002 預金応用編」におい
て、「教材番号001 預金基礎編」についての進捗状
況/テスト成績データの初期値を作成する。つまり、
「教材番号002 預金応用編」のCD-ROMは、「教材番
号001 預金基礎編」用の初期値データをも持ってい
る。
【0026】次に、この研修システムの動作を説明す
る。
【0027】まず、この研修システムを起動するには、
CD-ROMドライブ32にCD-ROMをセットすることにより、
CD-ROMに格納されている教材用ソフトウェアが起動す
る。すなわち、制御プログラムをCD-ROMから読み出し
て、処理装置20で起動する。次に、進捗状況/テスト
成績ファイルが格納されているフロッピーディスクを、
フロッピーディスクドライブ34にセットする。そし
て、進捗状況/テスト成績ファイルの中から、進捗状況
/テスト成績データを読み出して、処理装置20におけ
るメモリに書き込む。この際に、フロッピーディスクに
その教材の進捗状況/テスト成績データが格納されてい
ない場合は、初回の学習であると判断する。そして、CD
-ROMから進捗状況/テスト成績データの初期値を読み出
して、処理装置20のメモリに書き込む。なお、この場
合に、メモリだけではなくフロッピーディスクにも進捗
状況/テスト成績データの初期値を書き込むようにする
こともできる。次に、図2に示すようなコーポレートマ
ーク画面と、図3に示すようなスタート画面とを、順番
にCD-ROMから読み出して、ディスプレイ24に表示す
る。ここまでの処理をフロー図にまとめると、図19に
示すようになる。
【0028】続いて、図3からわかるように、「STA
RT」をマウス30を用いてクリックすることにより、
この教材による学習が開始される。この場合、処理装置
20は、CD-ROMから図4に示すメニュー画面を読み出す
とともに、メモリ上に展開されている進捗状況/テスト
成績データを取り込んで、学習済みの項目に「OK」マ
ークを明示して、ディスプレイ24に表示する。研修実
施者は、このメニュー画面の中から、学習したい項目を
マウス30でクリックすることにより選択する。例え
ば、学習項目の中から、「Basic Subjec
t」をクリックすると、図5に示すようなオンラインシ
ステムとは画面をCD-ROMから読み込んで、ディスプレイ
24に表示する。また、この画面に対応した音声情報を
CD-ROMから読み込んで、スピーカ26を介して音声を再
生する。これらの画面表示と音声再生とが完了した時点
で、メモリ上に展開されている進捗状況/テスト成績デ
ータにおける該当項目のデータを、未学習から学習済に
更新する。すなわち、図16に示すように、進捗状況デ
ータ(2)の該当するビットを、0から1に変更する。
この進捗状況/テスト成績データには、未学習/学習済
のデータのほか、一部の項目については、学習回数も記
録する。本実施形態においては、5回目の学習までカウ
ントするようにしている。すなわち、進捗状況データ
(1)においては、該当するビットは0〜5の値を持つ
ことが可能であり、その値が学習回数をあらわすように
構成されている。6回目の学習以降はこの進捗状況デー
タ(1)には反映されないが、もちろん学習することは
可能である。このように研修実施者は、画面表示と音声
再生が完了した時点で、画面右上の「Return」を
クリックすることにより、図4に示す前画面であるメニ
ュー画面に戻ることができる。ここまでの処理をフロー
図にまとめると、図20に示すようになる。
【0029】この図4からわかるように、研修実施者は
メニュー画面の「Check Test−1」又は「C
heck Test−2」をクリックすることにより、
自分の理解度をテストすることができる。例えば、「C
heck Test−1」をクリックすると、処理装置
20はCD-ROMから図6に示すようなCheck Tes
t Part−1の画面を読み込んで、ディスプレイ2
4に表示する。研修実施者は、予め決められた時間内に
画面上に表れている選択肢の中から正解であると思うも
のをクリックする。問題に対する回答は1問毎に用意さ
れており、1問毎にシステム側で回答の正誤を判断し
て、ディスプレイ24に表示する。本実施形態において
は、このような問題は15問用意されており、順番にCD
-ROMからデータを読み込んでディスプレイ24に表示す
る。15問全問が終了した後、正誤一覧と合否結果とを
ディスプレイ24に表示する。また、図16からわかる
ように、この表示と同時に、メモリ上に展開された進捗
状況/テスト成績データにおけるテスト成績データの該
当する項目のデータを更新する。すなわち、テスト結果
データのチェックテスト1の該当するビットを、正解で
あれば1に、不正解であれば0にする。このテスト結果
データは5回分のテスト結果を記録することができるよ
うに構成されている。6回目以降もチェックテストをす
ることはできるが、このテスト結果データには反映され
ない。このようなテスト結果データは、チェックテスト
2についても同様に設けられている。すなわち、図4に
示す「Check Test−2」を研修実施者がクリ
ックした場合には、こちらの問題が出題され、チェック
テスト2のテスト結果データが更新される。ここまでの
処理をフロー図にまとめると、図21に示すようにな
る。
【0030】図4に示すメニュー画面の「RANDOM
CHALLENGE」をクリックすることにより、研
修実施者は、学習項目1の「普通貯金入金事務<有帳・
現金>」から学習項目8の「普通貯金口座開設事務<現
金>」の中から、それぞれの学習項目で確認用にもうけ
られている「CHALLENGE YOURSELF」
をランダムに受けることができる。すなわち、学習項目
1から学習項目8ではそれぞれの項目にしたがったお客
様が登場して、その学習項目における学習の程度を自ら
確認できるようにしている。これを、「RANDOM
CHALLENGE」では、学習項目1から学習項目8
のお客様をランダムに登場させることにより、より実戦
に近い事務処理の演習をすることができるようにしてい
る。このための乱数は、図16に示す進捗状況/テスト
成績データに記録されている。すなわち、乱数は、フロ
ッピーディスクに格納されている。
【0031】図4からわかるように、研修実施している
研修実施者は、この教材における本人の進捗状況/テス
ト成績データを、随時参照することができる。この参照
をするためには、研修実施者は、図4に示すメニュー画
面における画面右上の「Record」ボタンをマウス
30でクリックする。すると、処理装置20はCD-ROMか
ら進捗状況画面を読み込み、メモリ上に展開された進捗
状況/テスト成績データの進捗状況データと合成して、
図7に示す進捗状況画面をディスプレイ24に表示す
る。また、CD-ROMからチェックテスト成績画面を読み込
み、メモリ上に展開された進捗状況/テスト成績データ
のテスト成績データと合成して、図8に示すチェックテ
スト成績画面を表示する。図7に示す進捗状況画面から
は、画面右下の「テスト成績」をクリックすることによ
り、図8に示すチェックテスト成績画面へ移行する。一
方、図8に示すチェックテスト成績画面からは、画面左
下の「進捗状況」をクリックすることにより、図7に示
す進捗状況画面に移行する。図7に示す進捗状況画面で
は、学習済の項目が「○」で明示されている。図8に示
すチェックテスト成績画面では、チェックテストの正誤
が「○」又は「×」で明示されている。これらの確認を
終えた研修実施者は、図7及び図8の画面右上にある
「Return」ボタンをクリックすることにより、図
4に示すメニュー画面に戻ることができる。ここまでの
処理をフロー図にまとめると、図22に示すようにな
る。
【0032】研修を終えたい研修実施者は、図4乃至図
8に示す各画面に現れている「quit」ボタンをマウ
ス30でクリックする。すると、処理装置20はCD-ROM
から図9に示すような終了確認画面を読み出して、ディ
スプレイ24に表示する。研修実施者が、この図9に示
す終了確認画面の「はい」ボタンをクリックすると、メ
モリに展開されている進捗状況/テスト成績データを、
フロッピーディスクドライブ34にセットされたフロッ
ピーディスクに書き込む。すなわち、メモリ上の進捗状
況/テスト成績データを、フロッピーディスクのこの教
材に対する進捗状況/テスト成績ファイルに掃き出す。
続いて、処理装置20はCD-ROMから図10に示すような
終了画面を読み出して、ディスプレイ24に表示する。
そして、処理装置20で稼働している制御プログラムを
終了させる。この処理をフロー図にまとめると図23に
示すようになる。
【0033】この研修システムには、進捗管理の機能も
備わっている。この進捗管理は、原則として、研修実施
管理者が実施するものである。まず、処理装置20は、
この処理装置20に接続されている磁気ディスク22に
格納されている表計算ソフトウェアを起動する。そし
て、CD-ROMに格納されている進捗状況表示プログラムの
マクロを読み出して、表計算ソフトウェア上で起動する
とともに、予め定義されている進捗状況ワークシート
(図11参照)とテスト成績ワークシート(図12参
照)とを、ディスプレイ24に表示する。
【0034】ここで、研修実施管理者は、図11に示す
進捗状況ワークシート画面左上の「データ読み込み」ボ
タンをクリックする。すると、処理装置20は、研修実
施者のフロッピーディスクに格納された進捗状況/テス
ト成績ファイルから、進捗状況/テスト成績データを読
み込んで、表計算ソフトウェアに適合した形式にデータ
形式の変換を行う。そして、進捗状況ワークシート(図
11)上と、テスト成績ワークシート(図12)上に、
この変換されたデータを表示する。図11に示す進捗状
況ワークシートからは、画面左下の「テスト成績」ボタ
ンをクリックすることにより、図12に示すテスト成績
ワークシートに移行することができる。一方、図12に
示すテスト成績ワークシートからは、画面左下の「進捗
状況」ボタンをクリックすることにより、図11に示す
進捗状況ワークシートに移行することができる。また、
研修実施管理者は、必要に応じて、図11に示す進捗状
況ワークシート画面左上の「進捗状況プリント」ボタン
をクリックすることにより、この進捗状況ワークシート
を印刷することができる。一方、図12に示すテスト成
績ワークシート画面左上の「テスト成績プリント」ボタ
ンをクリックすることにより、このテスト成績ワークシ
ートを印刷することができる。必要なデータを取得した
研修実施管理者は、この表計算ソフトウェアと進捗状況
表示プログラムのマクロとを終了させることにより、こ
の進捗管理用のソフトウェアは終了する。ここまでの処
理をフロー図にまとめると、図24に示すようになる。
【0035】この研修システムは、サーバシステムに対
して、進捗報告を自動的に送信する機能も備わってい
る。この進捗報告の自動送信は、原則として、各営業店
の研修実施管理者が行う。
【0036】まず、研修実施管理者は、処理装置20に
接続された磁気ディスク装置22から、表計算ソフトウ
ェアを起動する。次に、CD-ROMに格納された進捗報告送
信プログラムのマクロを読み出して、処理装置20で稼
働中の表計算ソフトウェア上で起動する。そして、図1
3に示すような、予め定義された送信データ確認ワーク
シートをディスプレイに表示する。
【0037】次に、研修実施管理者は、送信データ確認
ワークシート画面左上の「データ読み込み」ボタンをマ
ウス30でクリックする。すると、処理装置20は、研
修実施者のフロッピーディスクに格納された進捗状況/
テスト成績ファイルから、進捗状況/テスト成績データ
を読み出して、表計算ソフトウェアのデータ形式に変換
する。そして、この変換されたデータを、図13に示す
送信データ確認ワークシート上に表示する。
【0038】研修実施管理者は、例えば、教材番号/教
材名、行員番号、氏名、進捗状況データ、テスト結果デ
ータ等の項目が正しく表示されていることを、このディ
スプレイ24の表示で確認する。さらに、研修実施管理
者は、店番、店名、学習開始日(開始していない場合は
ブランク)、学習終了日(終了していない場合はブラン
ク)、学習延べ時間/日数(終了していない場合はブラ
ンク)等の項目を、キーボード28から入力する。これ
らの確認作業及びデータ入力作業が完了した後、この送
信データ確認ワークシート画面左上の「データ送信」ボ
タンをマウス30でクリックする。すると、この送信デ
ータ確認ワークシートに表示されている項目を、図14
に示すようなこの表計算ソフトウェアの1行のデータ形
式に変換する。すなわち、1行データとしての進捗報告
データを生成する。
【0039】図1からわかるように、進捗報告データ
は、行内ネットワークを通じて、本部に設置されている
サーバシステムに送信される。そして、このサーバシス
テムに接続されている磁気ディスク装置12にある進捗
報告データベースに追加で格納される。この格納の際に
は、行員番号や教材番号の項目をキーとして書き込む。
図14からわかるように、各研修実施者の進捗報告デー
タは、1行データとして作成されているので、順次、こ
の進捗報告データベースに追加されていく。但し、進捗
報告データベースに、同一キーの進捗報告データがすで
に存在する場合は、旧データ上に、送信された新データ
を上書きする。このような進捗報告の送信が完了したと
きは、研修実施管理者が処理装置20で稼働している表
計算ソフトウェアと進捗報告送信プログラムのマクロと
を、終了させる。ここまでの処理をフロー図にまとめる
と、図25に示すようになる。
【0040】この研修システムは、本部における進捗報
告の自動集計機能も備わっている。この進捗報告の自動
集計は、原則として、本部に設置されたクライアントシ
ステムを用いて、研修担当部署の担当者が行う。
【0041】まず、処理装置40は磁気ディスク42に
格納されている表計算ソフトウェアを読み出して、起動
する。次に、磁気ディスク42に格納されている進捗報
告集計プログラムのマクロを読み出して、処理装置40
で稼働中の表計算ソフトウェア上で起動する。そして、
図15に示すような予め定義されている集計データ確認
ワークシートをディスプレイ44に表示する。
【0042】次に、本部の研修担当部署の担当者は、こ
の図15に示す集計データ確認ワークシートから、検索
のためのキーとなる項目である教材番号及び集計後のデ
ータを作成するディレクトリ名を入力する。この場合、
担当者は、データ集計時の追加キーとして、行員番号、
店番、学習開始日、学習終了日を、指定することもでき
るよう構成されている。担当者は、これらの検索のため
のキーを入力した後、マウス48で、画面左上の「デー
タ集計」ボタンをクリックする。すると、処理装置40
は、サーバシステムの磁気ディスク装置12に蓄積され
ている進捗報告データベースから、指定された検索キー
にヒットする進捗報告データを抽出して連結し、集計後
データを作成する。そして、この作成された集計後デー
タを、磁気ディスク装置42の指定されたディレクトリ
の中に格納する。これらの集計作業が完了した担当者
は、本部の処理装置40で稼働している表計算ソフトウ
ェアと進捗報告集計プログラムのマクロとを終了させ
る。ここまでの処理をフロー図にまとめると、図26に
示すようになる。
【0043】以上のように、本実施形態に係る研修シス
テムによれば、必要なプログラムをCD-ROMに格納し、必
要なデータをフロッピーディスクに格納することとした
ので、OSが一致すれば、どのパソコンでも使用するこ
とができる。すなわち、CD-ROMドライブ32とフロッピ
ーディスクドライブ34とを備えていれば、行内のパソ
コンであっても、自宅のパソコンであっても、この研修
システムを実施することができる。すなわち、行内のパ
ソコンであっても自宅のパソコンであっても、研修実施
者はパソコンを用いて学習をすることができ、研修実施
管理者もパソコンを用いて研修実施者の進捗状況を管理
することができる。
【0044】しかも、進捗状況/テスト成績ファイル
が、フロッピーディスクに格納されているので、中途開
始処理により前回の続きから継続して学習することがで
きる。すなわち、行内のパソコンで学習した続きから、
自宅のパソコンで学習を続けることができる。このよう
に、プロッピーディスクにより進捗管理することによ
り、特定のソフトウェアやパソコンに依存しないように
することができる。
【0045】また、ひとりにつき1枚のフロッピーディ
スクで複数の教材にまたがる研修データを管理すること
ができるので、各研修実施者が自己の研修実績を容易に
蓄積することができる。すなわち、複数の教材の進捗状
況/テスト成績データをひとりにつき1枚のフロッピー
に蓄積することができるようにしたので、各研修実施者
は自己の研修実績を容易に蓄積することができるととも
に、研修実施管理者は個々人の研修実績・履歴を容易に
把握することができる。
【0046】さらに、本実施形態に係る研修システムに
よれば、進捗報告の自動送信及び自動集計の機能を備え
ているので、営業店における報告作業の効率化を図るこ
とができる。すなわち、進捗状況とテスト成績に関する
2つの表を印刷して、別途、本部に送付する作業を省く
ことができる。
【0047】しかも、本部での担当者の集計作業も効率
化を図ることができる。すなわち、各営業店にデータ送
信を依頼し、必要な進捗報告データの検索をかけた上で
連結するだけで、集計作業を終えることができる。この
ため、全行員の研修実績・履歴の管理を容易に行うこと
ができる。しかも、従来は本部において、各営業店から
送られてくる印刷データを、別途、システムに入力する
作業が必要であったが、本実施形態によれば、この入力
作業を省くことができる。
【0048】なお、本発明は上記実施形態に限定されず
種々に変形可能である。例えば、フロッピーディスクに
格納するデータは、テスト成績データを除いて、進捗状
況データだけにすることも可能である。また、CD-ROMは
可搬性を有する読み込み専用記録媒体の一例にすぎず、
フロッピーディスクは可搬性を有する読み書き用記録媒
体の一例にすぎない。さらに、教育研修用ソフトウェア
はDVDのような読み書き可能な記録媒体に格納してお
くことも可能である。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、可搬性を有する読み込
み専用記録媒体に教育研修用ソフトウェアを駆動するの
に必要となるプログラムとデータを格納し、可搬性を有
する読み書き用記録媒体に進捗状況のデータから生成さ
れている進捗状況ファイルを格納したので、これら読み
込み専用記録媒体と読み書き用記録媒体とをアクセスで
きるコンピュータであれば、異なるコンピュータであっ
ても、研修実施者は、すでに学習した前回の続きから継
続して学習することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る研修システムのネッ
トワーク構成を示す図。
【図2】コーポレートマーク画面を示す図。
【図3】スタート画面を示す図。
【図4】メニュー画面を示す図。
【図5】説明画面の一例であるオンラインシステムとは
画面を示す図。
【図6】チェックテストパート1の第1問目の画面を示
す図。
【図7】進捗状況画面を示す図。
【図8】チェックテスト成績画面を示す図。
【図9】終了確認画面を示す図。
【図10】終了画面を示す図。
【図11】進捗状況ワークシートのレイアウトの一例を
示す図。
【図12】テスト成績ワークシートのレイアウトの一例
を示す図。
【図13】送信データ確認ワークシートのレイアウトの
一例を示す図。
【図14】進捗報告データの構成の一例を示す図。
【図15】集計データ確認ワークシートのレイアウトの
一例を示す図。
【図16】進捗状況/テスト成績データ(研修実績ファ
イル)の構成の一例を示す図。
【図17】別教材の初期値を既存のデータに追加して作
成した進捗状況/テスト成績データ(研修実績ファイ
ル)の構成の一例を示す図。
【図18】前のカリキュラムを学習する前に、この前の
カリキュラム用の初期値も含めて作成した進捗状況/テ
スト成績データ(研修実績ファイル)の構成の一例を示
す図。
【図19】教育研修用ソフトウェア起動時における処理
をフロー図にして示す図。
【図20】スタート時における処理と、学習をしている
際の処理とをフロー図にして示す図。
【図21】チェックテストにおける処理をフロー図にし
て示す図。
【図22】進捗状況とテスト結果を表にまとめた画面を
表示するための処理をフロー図にして示す図。
【図23】終了時における処理をフロー図にして示す
図。
【図24】表計算ソフトウェアを用いて進捗状況とテス
ト成績の一覧表を形成するための処理をフロー図にして
示す図。
【図25】表計算ソフトウェアを用いて進捗報告データ
を形成/送信するための処理をフロー図にして示す図。
【図26】表計算ソフトウェアを用いてデータベースか
ら進捗報告データを集計/検索するための処理をフロー
図にして示す図。
【符号の説明】
10 処理装置 12 磁気ディスク 20 処理装置 22 磁気ディスク装置 24 ディスプレイ 26 スピーカ 28 キーボード 30 マウス 32 CD-ROMドライブ 34 フロッピーディスクドライブ 40 処理装置 42 磁気ディスク装置 44 ディスプレイ 46 キーボード 48 マウス 50 フロッピーディスクドライブ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】教育研修用ソフトウェアを駆動するのに必
    要となるプログラムとデータが、格納された、可搬性を
    有する読み込み専用記録媒体と、 この読み込み専用記録媒体に格納されている情報を読み
    込むための、読み込み装置と、 前記教育研修用ソフトウェアを用いて学習する研修実施
    者毎に作成される読み込みと書き込みの双方が可能な可
    搬性を有する読み書き用記録媒体であって、進捗状況デ
    ータを含んで生成されている研修実績ファイルを格納す
    るための、読み書き用記録媒体と、 この読み書き用記録媒体に情報を書き込んで、かつ、こ
    の読み書き用記録媒体から情報を読み込むための、読み
    書き装置と、 を備え、 前記教育研修用ソフトウェアは、前記読み書き用記録媒
    体に格納されている前記研修実績ファイルから必要なデ
    ータを読み込んで、前記研修実施者がすでに学習した前
    回の続きから継続して学習することが可能である、 ことを特徴とするコンピュータを用いた研修システム。
  2. 【請求項2】前記教育研修用ソフトウェアを終了する前
    に、前記読み書き装置を用いて、それまでの進捗状況を
    前記読み書き用記録媒体に書き込んで、次回も今回の続
    きから継続して学習することができるようにした、こと
    を特徴とする請求項1に記載のコンピュータを用いた研
    修システム。
  3. 【請求項3】前記読み書き用記録媒体に格納された前記
    研修実績ファイルの進捗状況データを、ネットワークを
    介してサーバシステムに送信するための、進捗報告送信
    処理手段を、さらに備えていることを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載のコンピュータを用いた研修シス
    テム。
  4. 【請求項4】前記サーバシステムは、送信されてきた複
    数の研修実施者の前記進捗状況データを順次蓄積して、
    データベースを生成することを特徴とする、請求項3に
    記載のコンピュータを用いた研修システム。
  5. 【請求項5】前記研修実績ファイルには、進捗状況デー
    タの他に、前記研修実施者が行ったテスト成績データも
    含まれている、ことを特徴とする請求項1乃至請求項4
    のいずれかに記載のコンピュータを用いた研修システ
    ム。
  6. 【請求項6】前記読み込み専用記録媒体を差し替えるこ
    とにより、異なる教材としての教育研修用ソフトウェア
    に共通して前記読み書き用記録媒体を使用することが可
    能な、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のコンピ
    ュータを用いた研修システム。
  7. 【請求項7】教育研修用ソフトウェアを駆動するのに必
    要なプログラムと、 前記プログラムが必要に応じて読み出すための教育研修
    用データと、 前記教育研修用ソフトウェアを用いて学習する研修実施
    者毎に作成される読み込みと書き込みの双方が可能な可
    搬性を有する読み書き用記録媒体に格納されている研修
    実績ファイルの中から、進捗状況データを読み込んで、
    前記研修実施者がすでに学習した前回の続きから継続し
    て学習するための、中途開始処理と、 が記録されたことを特徴とするコンピュータ用の可搬性
    を有する記録媒体。
  8. 【請求項8】前記読み書き用記録媒体に格納された前記
    研修実績ファイルの進捗状況データを、ネットワークを
    介してサーバシステムに送信するための、進捗報告送信
    処理がさらに記録されていることを特徴とする請求項7
    に記載のコンピュータ用の可搬性を有する記録媒体。
  9. 【請求項9】教材としての前記教育研修用ソフトウェア
    に用いる前記研修実績ファイルの初期値データと、 前記教育研修用ソフトウェアよりも前のカリキュラムで
    ある別教材としての教育研修用ソフトウェアに用いる前
    記研修実績ファイル用の初期値データと、 が記録されていることを特徴とする請求項7又は請求項
    8に記載のコンピュータ用の可搬性を有する記録媒体。
  10. 【請求項10】可搬性を有する読み込み専用記録媒体か
    ら、教育研修用ソフトウェアを駆動するのに必要となる
    プログラムとデータを読み込み、 前記教育研修用ソフトウェアを用いて学習する研修実施
    者毎に作成される読み込みと書き込みの双方が可能な可
    搬性を有する読み書き用記録媒体から、前回までの進捗
    状況データを読み込んで、 前記研修実施者がすでに学習した前回の続きから継続し
    て学習することができるようにした、 ことを特徴とするコンピュータを用いた研修システムの
    進捗状況管理方法。
  11. 【請求項11】前記教育研修用ソフトウェアを終了する
    前に、それまでの進捗状況を前記読み書き用記録媒体に
    書き込んで、次回も今回の続きから継続して学習するこ
    とができるようにした、ことを特徴とする請求項10に
    記載のコンピュータを用いた研修システムの進捗状況管
    理方法。
JP10177769A 1998-06-24 1998-06-24 コンピュータを用いた研修システム及びその進捗状況管理方法、並びに、これを記録した記録媒体 Pending JP2000010462A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002204892A (ja) * 2000-11-08 2002-07-23 Sony Computer Entertainment Inc 記録媒体、プログラム、プログラム実行システム及びプログラム実行装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002204892A (ja) * 2000-11-08 2002-07-23 Sony Computer Entertainment Inc 記録媒体、プログラム、プログラム実行システム及びプログラム実行装置

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