JP2000008027A - ブライン組成物 - Google Patents
ブライン組成物Info
- Publication number
- JP2000008027A JP2000008027A JP10180293A JP18029398A JP2000008027A JP 2000008027 A JP2000008027 A JP 2000008027A JP 10180293 A JP10180293 A JP 10180293A JP 18029398 A JP18029398 A JP 18029398A JP 2000008027 A JP2000008027 A JP 2000008027A
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- JP
- Japan
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- brine
- brine composition
- aqueous solution
- sugar alcohol
- composition
- Prior art date
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- Pending
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 −10℃でも液状を保持することができ、且
つ安全性にも優れ、例えば蓄熱用に有用なブライン組成
物の提供。 【解決手段】 糖アルコールの分子内脱水物から選ばれ
る少なくとも一種の化合物を5〜40重量%含有する水
溶液からなるブライン組成物。
つ安全性にも優れ、例えば蓄熱用に有用なブライン組成
物の提供。 【解決手段】 糖アルコールの分子内脱水物から選ばれ
る少なくとも一種の化合物を5〜40重量%含有する水
溶液からなるブライン組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブライン組成物に
関する。詳しくは、本発明は、特定の糖アルコール誘導
体の水溶液よりなるブライン組成物に関する。本発明の
ブライン組成物は、カプセル内の蓄熱材組成物を凝固、
融解するための蓄熱用ブラインとして有用である。
関する。詳しくは、本発明は、特定の糖アルコール誘導
体の水溶液よりなるブライン組成物に関する。本発明の
ブライン組成物は、カプセル内の蓄熱材組成物を凝固、
融解するための蓄熱用ブラインとして有用である。
【0002】
【従来の技術】ブラインは、不凍液であって接触凍結装
置、製氷装置、冷凍装置等に広く用いられている。ま
た、最近の空調システムにおいては氷蓄熱システムの普
及に伴いブラインが盛んに採用され、過冷却ブラインと
称してブラインを凍結させるシステムも実用化されてい
る。ブライン組成物としては、古くから塩化カルシウム
水溶液や塩化ナトリウム水溶液等の無機塩水溶液がブラ
インとして用いられてきたが、金属に対する腐食性、防
食剤の重クロム酸化合物の廃棄問題、腐食防止のための
pH管理やスラッジの除去作業等のメンテナンスの負荷
が大きいことから、最近有機系ブラインが主流となって
きた。
置、製氷装置、冷凍装置等に広く用いられている。ま
た、最近の空調システムにおいては氷蓄熱システムの普
及に伴いブラインが盛んに採用され、過冷却ブラインと
称してブラインを凍結させるシステムも実用化されてい
る。ブライン組成物としては、古くから塩化カルシウム
水溶液や塩化ナトリウム水溶液等の無機塩水溶液がブラ
インとして用いられてきたが、金属に対する腐食性、防
食剤の重クロム酸化合物の廃棄問題、腐食防止のための
pH管理やスラッジの除去作業等のメンテナンスの負荷
が大きいことから、最近有機系ブラインが主流となって
きた。
【0003】有機系ブラインとしては、エチレングリコ
ール水溶液やプロピレングリコール水溶液等がある。有
機系ブラインでは金属に対する腐食性が小さい等の無機
系ブラインには無い利点があるものの、河川や下水に大
量に流すことにより、環境汚染等の問題があり、廃棄や
入れ替えにも費用がかかるといった問題点がある。ま
た、都市部に蓄熱式空調システムが普及し、大量のブラ
インを防火用水として確保することが望まれているが、
消防法で危険物に該当するエチレングリコール等の水溶
液は防火用水として使用することはできない問題があ
る。このため、特開平5−346243号公報には、蓄
熱用ブラインとしてD−ソルビトールのような糖アルコ
ールの水溶液を用いる氷蓄熱システムが提案されてい
る。
ール水溶液やプロピレングリコール水溶液等がある。有
機系ブラインでは金属に対する腐食性が小さい等の無機
系ブラインには無い利点があるものの、河川や下水に大
量に流すことにより、環境汚染等の問題があり、廃棄や
入れ替えにも費用がかかるといった問題点がある。ま
た、都市部に蓄熱式空調システムが普及し、大量のブラ
インを防火用水として確保することが望まれているが、
消防法で危険物に該当するエチレングリコール等の水溶
液は防火用水として使用することはできない問題があ
る。このため、特開平5−346243号公報には、蓄
熱用ブラインとしてD−ソルビトールのような糖アルコ
ールの水溶液を用いる氷蓄熱システムが提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記水
溶液の場合、濃度変化に対する凍結温度変化が大きく、
濃度管理に注意を要するという問題がある。本発明の目
的は、上記の問題点を解決し、−10℃以下でも液状を
保持し、金属に対する腐食性、人体に対する安全性、防
火用水としても使用可能なブライン組成物を提供するこ
とにある。
溶液の場合、濃度変化に対する凍結温度変化が大きく、
濃度管理に注意を要するという問題がある。本発明の目
的は、上記の問題点を解決し、−10℃以下でも液状を
保持し、金属に対する腐食性、人体に対する安全性、防
火用水としても使用可能なブライン組成物を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かゝ事情
に鑑み鋭意検討した結果、糖アルコールの分子内脱水物
を含有する水溶液よりなるブライン組成物が−10℃以
下でも液状を保持し、潜熱型蓄熱材を封入した密閉式カ
プセルの回りを冷却媒体が流れるようにした蓄熱型装置
における冷却媒体として使用できることを見出し、本発
明を完成するに至った。
に鑑み鋭意検討した結果、糖アルコールの分子内脱水物
を含有する水溶液よりなるブライン組成物が−10℃以
下でも液状を保持し、潜熱型蓄熱材を封入した密閉式カ
プセルの回りを冷却媒体が流れるようにした蓄熱型装置
における冷却媒体として使用できることを見出し、本発
明を完成するに至った。
【0006】即ち、本発明の要旨は、糖アルコールの分
子内脱水物から選ばれる少なくとも一種の化合物を5〜
40重量%含有する水溶液からなるブライン組成物、に
ある。
子内脱水物から選ばれる少なくとも一種の化合物を5〜
40重量%含有する水溶液からなるブライン組成物、に
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のブライン組成物に用いられる成分は、糖アルコ
ールの分子内脱水物である。原料の糖アルコールとして
は、例えばエリスリトール、スレイトール、アラビトー
ル、キシリトール、リビトール等が挙げられるが、この
中、エリスリトールが好ましい。そして、糖アルコール
の分子内脱水物としては、エリスリトールの脱水物であ
るエリスリタンが好ましい。
本発明のブライン組成物に用いられる成分は、糖アルコ
ールの分子内脱水物である。原料の糖アルコールとして
は、例えばエリスリトール、スレイトール、アラビトー
ル、キシリトール、リビトール等が挙げられるが、この
中、エリスリトールが好ましい。そして、糖アルコール
の分子内脱水物としては、エリスリトールの脱水物であ
るエリスリタンが好ましい。
【0008】エリスリタンは、ノンカロリー甘味料とし
て使用されているエリスリトールを硫酸等を用いて脱水
して合成される環状エーテルの一種であり、融点が約9
℃であるため蓄熱材としての利用も検討されている。エ
リスリタンは、漏出に際しても従来より用いられている
エチレングリコール水溶液と比較して安全で、環境汚染
の度合いが小さいと考えられる。糖アルコールの一種で
あるソルビトール水溶液を用いたブラインでは、安全性
に関しては問題ないものの、添加量が30重量%でも水
の凝固点低下が小さく、温度によるソルビトールの水へ
の溶解度から濃度変化しやすく、凝固点の変動が大き
い。そして、本発明のエリスリタンの水溶液を用いるブ
ラインではより少量の添加量で水の凝固点降下が大き
く、水への溶解性が良いために濃度変化や結晶の析出が
起こりにくいことが判明した。
て使用されているエリスリトールを硫酸等を用いて脱水
して合成される環状エーテルの一種であり、融点が約9
℃であるため蓄熱材としての利用も検討されている。エ
リスリタンは、漏出に際しても従来より用いられている
エチレングリコール水溶液と比較して安全で、環境汚染
の度合いが小さいと考えられる。糖アルコールの一種で
あるソルビトール水溶液を用いたブラインでは、安全性
に関しては問題ないものの、添加量が30重量%でも水
の凝固点低下が小さく、温度によるソルビトールの水へ
の溶解度から濃度変化しやすく、凝固点の変動が大き
い。そして、本発明のエリスリタンの水溶液を用いるブ
ラインではより少量の添加量で水の凝固点降下が大き
く、水への溶解性が良いために濃度変化や結晶の析出が
起こりにくいことが判明した。
【0009】ブライン組成物における糖アルコールの分
子内脱水物の配合量は、通常、5〜40重量%である
が、エリスリタンの場合、15〜35重量%が好まし
く、15〜25重量%がより好ましい。配合量が15重
量%より少ないと凝固点降下度が小さく、冷却状態にお
いて結晶が析出し、また、35重量%を超えると、系の
粘性や結晶化温度の上昇を招き好ましくない。本発明の
ブライン組成物には使用目的に応じて他の糖アルコー
ル、例えばリビトールやアラビトール、トリメチロール
エタン、ブタンジオール、ブタントリオール、ペンタン
ジオール、アラビノース、キシロース、リボース、ブチ
ルアルコール等が含有されていても良い。その他、防錆
剤、酸化防止剤、防腐剤、染料等も本発明組成物に加え
ることができる。
子内脱水物の配合量は、通常、5〜40重量%である
が、エリスリタンの場合、15〜35重量%が好まし
く、15〜25重量%がより好ましい。配合量が15重
量%より少ないと凝固点降下度が小さく、冷却状態にお
いて結晶が析出し、また、35重量%を超えると、系の
粘性や結晶化温度の上昇を招き好ましくない。本発明の
ブライン組成物には使用目的に応じて他の糖アルコー
ル、例えばリビトールやアラビトール、トリメチロール
エタン、ブタンジオール、ブタントリオール、ペンタン
ジオール、アラビノース、キシロース、リボース、ブチ
ルアルコール等が含有されていても良い。その他、防錆
剤、酸化防止剤、防腐剤、染料等も本発明組成物に加え
ることができる。
【0010】本発明のブライン組成物の使用方法として
は、例えば、蓄熱材組成物を充填したカプセルの回りを
ブラインが循環することにより、カプセル内の蓄熱材組
成物を凝固、融解するタイプの蓄熱型装置用ブラインが
挙げられる。その際用いられる蓄熱材封入カプセルにつ
いては特に限定はなく、例えば、ステンレス、アルミニ
ウム等の金属、ガラス、ポリカーボネート等のエンジニ
アリングプラスチック等が挙げられる。また、カプセル
形状についても特に限定されない。蓄熱容器を使用しな
いマイクロカプセル型の蓄熱装置においても、マイクロ
カプセル壁がブライン水溶液に溶解しない、いわゆる親
油性のカプセル壁の場合には用いることができる。蓄熱
用ブライン組成物の調製は、本発明で用いられる糖アル
コール誘導体を水に溶解するのみで特に特別な調製法は
要しない。
は、例えば、蓄熱材組成物を充填したカプセルの回りを
ブラインが循環することにより、カプセル内の蓄熱材組
成物を凝固、融解するタイプの蓄熱型装置用ブラインが
挙げられる。その際用いられる蓄熱材封入カプセルにつ
いては特に限定はなく、例えば、ステンレス、アルミニ
ウム等の金属、ガラス、ポリカーボネート等のエンジニ
アリングプラスチック等が挙げられる。また、カプセル
形状についても特に限定されない。蓄熱容器を使用しな
いマイクロカプセル型の蓄熱装置においても、マイクロ
カプセル壁がブライン水溶液に溶解しない、いわゆる親
油性のカプセル壁の場合には用いることができる。蓄熱
用ブライン組成物の調製は、本発明で用いられる糖アル
コール誘導体を水に溶解するのみで特に特別な調製法は
要しない。
【0011】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実施
例に限定されるものではない。
するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実施
例に限定されるものではない。
【0012】比較例1〜9及び実施例1〜2 表−1に示す組成で所定量の糖アルコールを所定量の水
に溶解し、各実験例に用いる試料のブライン組成物を調
製した。なお、エリスリトール(日研化成(株)製)、
キシリトール(東京化成(株)製)及びソルビトール
(東京化成(株)製)については、市販品をそのまゝ用
い、また、エリスリタンについては、エリスリトールに
少量の硫酸を添加し、140℃で脱水反応を行い、得ら
れた粗生成物を減圧下で蒸留精製し、112〜114℃
/4mmHgの留分、mp9℃のものを用いた。このブ
ライン組成物を50ccの試料瓶に入れ、その中央にT
型熱電対((株)中央理化製 JIS0.75級)を固
定した。この瓶をエチレングリコール水溶液ブラインを
用いて−15℃迄冷却し、ブライン組成物の結晶化温度
(固化温度)を熱電対の温度変化から測定した。なお、
表−1の融解ピーク温度とは、試料の固化温度を指し、
融解ピーク無しとは、試料が固化しないことを意味す
る。
に溶解し、各実験例に用いる試料のブライン組成物を調
製した。なお、エリスリトール(日研化成(株)製)、
キシリトール(東京化成(株)製)及びソルビトール
(東京化成(株)製)については、市販品をそのまゝ用
い、また、エリスリタンについては、エリスリトールに
少量の硫酸を添加し、140℃で脱水反応を行い、得ら
れた粗生成物を減圧下で蒸留精製し、112〜114℃
/4mmHgの留分、mp9℃のものを用いた。このブ
ライン組成物を50ccの試料瓶に入れ、その中央にT
型熱電対((株)中央理化製 JIS0.75級)を固
定した。この瓶をエチレングリコール水溶液ブラインを
用いて−15℃迄冷却し、ブライン組成物の結晶化温度
(固化温度)を熱電対の温度変化から測定した。なお、
表−1の融解ピーク温度とは、試料の固化温度を指し、
融解ピーク無しとは、試料が固化しないことを意味す
る。
【0013】
【表1】
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、エリスリタンを用いる
ことにより、−10℃でも液状を保持することができ、
且つ安全性にも優れ、例えば蓄熱用として有用なブライ
ン組成物が得られる。
ことにより、−10℃でも液状を保持することができ、
且つ安全性にも優れ、例えば蓄熱用として有用なブライ
ン組成物が得られる。
Claims (3)
- 【請求項1】 糖アルコールの分子内脱水物から選ばれ
る少なくとも一種の化合物を5〜40重量%含有する水
溶液からなるブライン組成物。 - 【請求項2】 糖アルコールがエリスリトールである請
求項1に記載のブライン組成物。 - 【請求項3】 蓄熱用であることを特徴とする請求項1
又は2に記載のブライン組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10180293A JP2000008027A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | ブライン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10180293A JP2000008027A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | ブライン組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000008027A true JP2000008027A (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=16080686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10180293A Pending JP2000008027A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | ブライン組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000008027A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005091413A1 (ja) | 2004-03-24 | 2005-09-29 | Shishiai-Kabushikigaisha | 燃料電池用冷却液組成物 |
US7258814B2 (en) | 2003-10-01 | 2007-08-21 | Shishiai-Kabushikigaisha | Coolant composition and methods of use thereof |
JP2009183157A (ja) * | 2008-02-01 | 2009-08-20 | Sugino Tetsuya | 冷凍食品用ブライン組成物及び冷凍食品の製造方法 |
JP2011031918A (ja) * | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 飲料供給装置 |
US8187763B2 (en) | 2003-07-11 | 2012-05-29 | Honda Motor Co., Ltd. | Cooling liquid composition for fuel cell |
-
1998
- 1998-06-26 JP JP10180293A patent/JP2000008027A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8187763B2 (en) | 2003-07-11 | 2012-05-29 | Honda Motor Co., Ltd. | Cooling liquid composition for fuel cell |
US7258814B2 (en) | 2003-10-01 | 2007-08-21 | Shishiai-Kabushikigaisha | Coolant composition and methods of use thereof |
WO2005091413A1 (ja) | 2004-03-24 | 2005-09-29 | Shishiai-Kabushikigaisha | 燃料電池用冷却液組成物 |
JP2009183157A (ja) * | 2008-02-01 | 2009-08-20 | Sugino Tetsuya | 冷凍食品用ブライン組成物及び冷凍食品の製造方法 |
JP2011031918A (ja) * | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 飲料供給装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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