JP2000005529A - 防黴性エアフィルタ - Google Patents
防黴性エアフィルタInfo
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- JP2000005529A JP2000005529A JP10174193A JP17419398A JP2000005529A JP 2000005529 A JP2000005529 A JP 2000005529A JP 10174193 A JP10174193 A JP 10174193A JP 17419398 A JP17419398 A JP 17419398A JP 2000005529 A JP2000005529 A JP 2000005529A
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- Japan
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- air filter
- fungicide
- thermoplastic resin
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 防黴性にすぐれ、かつ生産性にすぐれたエア
フィルタを提供する。 【解決手段】 防黴剤を含有する熱可塑性樹脂製糸状体
を経糸または緯糸に用いて織編布を形成してなる防黴性
エアフィルタで、この織編布を繊度８０〜５００ｄｒの
糸状体からなる蜂巣織構造体とする。
フィルタを提供する。 【解決手段】 防黴剤を含有する熱可塑性樹脂製糸状体
を経糸または緯糸に用いて織編布を形成してなる防黴性
エアフィルタで、この織編布を繊度８０〜５００ｄｒの
糸状体からなる蜂巣織構造体とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、防黴性エアフィル
タに関する。
タに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、快適な生活環境に対する志向が高
まってきており黴や雑菌などが問題視され、衣料、寝
具、家具、カーペットなどの内装品等に黴や雑菌などの
繁殖を抑制する処理がなされてきた。そして、こうした
志向は人が直接身体に触れる物品に限られるものではな
く、例えば、現在では生活必需品ともなっているエアコ
ンや空気清浄機のエアフィルタにも防黴性能を付与し空
気を清浄に保つ試みがなされている。
まってきており黴や雑菌などが問題視され、衣料、寝
具、家具、カーペットなどの内装品等に黴や雑菌などの
繁殖を抑制する処理がなされてきた。そして、こうした
志向は人が直接身体に触れる物品に限られるものではな
く、例えば、現在では生活必需品ともなっているエアコ
ンや空気清浄機のエアフィルタにも防黴性能を付与し空
気を清浄に保つ試みがなされている。
【０００３】この種のエアフィルタは一般的には熱可塑
性樹脂製のモノフィラメントからなる織編布であって、
モノフィラメントの原料樹脂中に防黴剤を混合し、溶融
押出してモノフィラメントを形成し、これを経緯糸に用
いて織編成してエアフィルタとして使用するものであ
る。
性樹脂製のモノフィラメントからなる織編布であって、
モノフィラメントの原料樹脂中に防黴剤を混合し、溶融
押出してモノフィラメントを形成し、これを経緯糸に用
いて織編成してエアフィルタとして使用するものであ
る。
【０００４】このようにして防黴剤を含有するモノフィ
ラメントを経糸として織編成を行なうためには、生産工
程において整経機によりビームに経糸を整え織編成装置
に供給する必要があるが、防黴性エアフィルタ用のビー
ムと、防黴性エアフィルタ用ではない織編布のために用
意されたビームとの２種類を用意する必要があるうえ
に、生産の切り替え時毎にビームの切り替えを行わなけ
ればならず、生産効率の著しい低下が避けられなかっ
た。
ラメントを経糸として織編成を行なうためには、生産工
程において整経機によりビームに経糸を整え織編成装置
に供給する必要があるが、防黴性エアフィルタ用のビー
ムと、防黴性エアフィルタ用ではない織編布のために用
意されたビームとの２種類を用意する必要があるうえ
に、生産の切り替え時毎にビームの切り替えを行わなけ
ればならず、生産効率の著しい低下が避けられなかっ
た。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みて、防黴性を有し、生産効率にすぐれた熱可塑性樹
脂製の防黴性エアフィルタを提供することを目的とす
る。
鑑みて、防黴性を有し、生産効率にすぐれた熱可塑性樹
脂製の防黴性エアフィルタを提供することを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、防黴剤を含有する熱可塑性樹脂製糸状体
を経糸または緯糸の一方に用いて織編成してなる防黴性
エアフィルタを提供して、上記課題を解消するものであ
る。また、上記織編布を、繊度８０〜５００ｄｒの糸状
体からなる蜂巣織構造体とすることができる。
決するために、防黴剤を含有する熱可塑性樹脂製糸状体
を経糸または緯糸の一方に用いて織編成してなる防黴性
エアフィルタを提供して、上記課題を解消するものであ
る。また、上記織編布を、繊度８０〜５００ｄｒの糸状
体からなる蜂巣織構造体とすることができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の防黴性エアフィルタに用
いられる熱可塑性樹脂は、ポリオレフィン系樹脂、ポリ
エステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアクリル系樹
脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂などが
使用可能であるが、比較的に低廉でありながら連続生産
での安定品質を維持できるものとしてポリオレフィン系
樹脂が好ましい。具体的にはポリプロピレン、高密度ポ
リエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレ
ン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン−プロピレン
共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−
アクリル酸エステル共重合体などの単独または組み合わ
せた樹脂組成物である。なかでもポリプロピレンはフィ
ラメントとしての機械的強力にすぐれており好適に採用
される。
いられる熱可塑性樹脂は、ポリオレフィン系樹脂、ポリ
エステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアクリル系樹
脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂などが
使用可能であるが、比較的に低廉でありながら連続生産
での安定品質を維持できるものとしてポリオレフィン系
樹脂が好ましい。具体的にはポリプロピレン、高密度ポ
リエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレ
ン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン−プロピレン
共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−
アクリル酸エステル共重合体などの単独または組み合わ
せた樹脂組成物である。なかでもポリプロピレンはフィ
ラメントとしての機械的強力にすぐれており好適に採用
される。
【０００８】本発明において用いられる防黴剤は、具体
的には、１０,１０'-オキシビスフェノキサアルシンな
どのバイナジン系防黴剤、ジンク-２-ピリジンチオール
-１-オキサイドなどのジンクピリチオン系防黴剤、Ｎ-
（フルオロジクロロ-メチルチオ）フタリミド、Ｎ-ジメ
チル-Ｎ’-フェニル-（Ｎ’-フルオロジクロロメチルチ
オ）スルファミドなどのプリベントール系防黴剤など公
知のものが例示できるが、これらに限定されるものでは
ない。防黴剤は主として黴、酵母に有効な抗菌性を有し
ている。
的には、１０,１０'-オキシビスフェノキサアルシンな
どのバイナジン系防黴剤、ジンク-２-ピリジンチオール
-１-オキサイドなどのジンクピリチオン系防黴剤、Ｎ-
（フルオロジクロロ-メチルチオ）フタリミド、Ｎ-ジメ
チル-Ｎ’-フェニル-（Ｎ’-フルオロジクロロメチルチ
オ）スルファミドなどのプリベントール系防黴剤など公
知のものが例示できるが、これらに限定されるものでは
ない。防黴剤は主として黴、酵母に有効な抗菌性を有し
ている。
【０００９】上記防黴剤の配合割合は、熱可塑性樹脂に
対して０.０１〜５重量％が好ましく、０.１〜１重量％
がより好ましい。配合割合が０.０１重量％未満では防
黴性が十分でなく、５重量％を超えるとそれ以上の防黴
効果が見られないうえにブリードによる不具合を生じて
好ましくない。
対して０.０１〜５重量％が好ましく、０.１〜１重量％
がより好ましい。配合割合が０.０１重量％未満では防
黴性が十分でなく、５重量％を超えるとそれ以上の防黴
効果が見られないうえにブリードによる不具合を生じて
好ましくない。
【００１０】上記熱可塑性樹脂に上記防黴剤をそれぞれ
配合して形成される糸状体としては、モノフィラメン
ト、マルチフィラメント、フラットヤーン、スプリット
ヤーンなどの種々の形態が採られ、公知の成形方法で形
成できるが、成形性が容易で高強力を維持できることか
ら、モノフィラメントが好ましい。
配合して形成される糸状体としては、モノフィラメン
ト、マルチフィラメント、フラットヤーン、スプリット
ヤーンなどの種々の形態が採られ、公知の成形方法で形
成できるが、成形性が容易で高強力を維持できることか
ら、モノフィラメントが好ましい。
【００１１】上記モノフィラメントとしては、防黴剤を
配合しながらも高強力を維持できることから、芯鞘型の
複合モノフィラメントが好ましい。複合モノフィラメン
トは、２系列の押出機と吐出孔がほぼ同心円として芯鞘
構造をなす複合ノズルを備えた複合フィラメント成形装
置により、芯層成分と鞘層成分をそれぞれ押出機で溶融
押出し、冷却後に、熱風オーブン式、熱ロール式、ウオ
ーターバス式などの加熱延伸を行い、弛緩処理を施して
形成することができる。芯鞘型複合モノフィラメントに
おいては防黴剤は鞘層に配合するのが好ましく、鞘層に
配合することにより防黴剤がモノフィラメント表面に容
易に移行して配合した防黴剤あたりの防黴性能を向上さ
せることができる。芯層成分と鞘層成分は同種でも異種
でも差し支えないが、芯鞘層間の接着性を向上させるた
めには同種成分であるのが好ましい。芯層／鞘層の重量
比は、１／１〜４／１の範囲であるのが好ましい。
配合しながらも高強力を維持できることから、芯鞘型の
複合モノフィラメントが好ましい。複合モノフィラメン
トは、２系列の押出機と吐出孔がほぼ同心円として芯鞘
構造をなす複合ノズルを備えた複合フィラメント成形装
置により、芯層成分と鞘層成分をそれぞれ押出機で溶融
押出し、冷却後に、熱風オーブン式、熱ロール式、ウオ
ーターバス式などの加熱延伸を行い、弛緩処理を施して
形成することができる。芯鞘型複合モノフィラメントに
おいては防黴剤は鞘層に配合するのが好ましく、鞘層に
配合することにより防黴剤がモノフィラメント表面に容
易に移行して配合した防黴剤あたりの防黴性能を向上さ
せることができる。芯層成分と鞘層成分は同種でも異種
でも差し支えないが、芯鞘層間の接着性を向上させるた
めには同種成分であるのが好ましい。芯層／鞘層の重量
比は、１／１〜４／１の範囲であるのが好ましい。
【００１２】本発明の生産工程において、防黴剤を配合
しないモノフィラメントを用いた汎用の織編布の生産か
ら、防黴性織編布の生産に切り替える時に、防黴剤を配
合して形成された糸状体を経糸として用いると、防黴糸
状体を整経したビームの交換作業が発生するなど著しい
生産低下を招じる。そこで、経糸には汎用の生産に用い
られる防黴剤を配合しないモノフィラメントを用いて、
防黴剤を配合して形成された糸状体を緯糸として織編成
するのが好ましい。このように構成することにより、整
経したビームの交換作業が減少して、生産性が向上しコ
ストダウンを実施することが可能となる。このようにし
て防黴性能としては十分機能するうえに、生産性にすぐ
れてコストダウンの可能な防黴性エアフィルタが得られ
る。しかしながら、経糸に防黴剤を配合した糸状体を用
いる場合には、緯糸には汎用の生産に用いられる防黴剤
を配合しないモノフィラメントを用いて緯糸の切り替え
頻度を少なくするのが好ましい。
しないモノフィラメントを用いた汎用の織編布の生産か
ら、防黴性織編布の生産に切り替える時に、防黴剤を配
合して形成された糸状体を経糸として用いると、防黴糸
状体を整経したビームの交換作業が発生するなど著しい
生産低下を招じる。そこで、経糸には汎用の生産に用い
られる防黴剤を配合しないモノフィラメントを用いて、
防黴剤を配合して形成された糸状体を緯糸として織編成
するのが好ましい。このように構成することにより、整
経したビームの交換作業が減少して、生産性が向上しコ
ストダウンを実施することが可能となる。このようにし
て防黴性能としては十分機能するうえに、生産性にすぐ
れてコストダウンの可能な防黴性エアフィルタが得られ
る。しかしながら、経糸に防黴剤を配合した糸状体を用
いる場合には、緯糸には汎用の生産に用いられる防黴剤
を配合しないモノフィラメントを用いて緯糸の切り替え
頻度を少なくするのが好ましい。
【００１３】上記織編布の織編組織としては、とくに限
定はなく、具体的に織布としては平織、綾織、もじり
織、模紗織、からみ織等が採用でき、編布としてはトリ
コット編、ミラニーズ編、ラッセル編等が採用できる。
定はなく、具体的に織布としては平織、綾織、もじり
織、模紗織、からみ織等が採用でき、編布としてはトリ
コット編、ミラニーズ編、ラッセル編等が採用できる。
【００１４】しかしながら、エアフィルタとして要求さ
れる弾力性、柔軟性、通風性、集塵性に加えて寸法安定
性の点で、繊度が８０〜５００ｄｒの糸状体からなる蜂
巣織構造体とするのが好ましい。蜂巣織構造体は、日本
工業規格ＪＩＳ−Ｌ０２０６の繊維用語（織物部門）に
「変化組織で布面に蜂巣状の凹凸を織りだしたもの。ま
す織ともいう。」と規定されているものである。蜂巣織
構造体は、スルザー型織機などによって一連に織成で
き、表裏面に凹凸部が形成された立体的な構造を特徴と
するもので、本発明のエアフィルタにおいては、経緯糸
の織成密度として３０〜７５本／インチとすることが肝
要である。
れる弾力性、柔軟性、通風性、集塵性に加えて寸法安定
性の点で、繊度が８０〜５００ｄｒの糸状体からなる蜂
巣織構造体とするのが好ましい。蜂巣織構造体は、日本
工業規格ＪＩＳ−Ｌ０２０６の繊維用語（織物部門）に
「変化組織で布面に蜂巣状の凹凸を織りだしたもの。ま
す織ともいう。」と規定されているものである。蜂巣織
構造体は、スルザー型織機などによって一連に織成で
き、表裏面に凹凸部が形成された立体的な構造を特徴と
するもので、本発明のエアフィルタにおいては、経緯糸
の織成密度として３０〜７５本／インチとすることが肝
要である。
【００１５】本発明に用いられる熱可塑性樹脂には、本
発明の趣旨を逸脱しない範囲において、酸化防止剤、紫
外線吸収剤、光安定剤、分散剤、滑剤、帯電防止剤、顔
料、無機充填剤、難燃剤、架橋剤、発泡剤、核剤等の通
常用いられる添加剤を配合してもよい。
発明の趣旨を逸脱しない範囲において、酸化防止剤、紫
外線吸収剤、光安定剤、分散剤、滑剤、帯電防止剤、顔
料、無機充填剤、難燃剤、架橋剤、発泡剤、核剤等の通
常用いられる添加剤を配合してもよい。
【００１６】
【実施例】実施例１ ポリプロピレン（ＭＦＲ＝１.２ｇ／１０ｍｉｎ.、Ｔｍ
＝１６１℃）に対して、防黴剤バイナジン（１０,１
０’-オキシビスフェノキサアルシン）０.５重量％を配
合したものを押出機で溶融押出してモノフィラメントを
形成し、冷却した後熱風オーブン式延伸機により約８倍
の延伸倍率で延伸し、ついで熱弛緩処理を施して、繊度
１５０ｄｒの防黴性モノフィラメントを得た。
＝１６１℃）に対して、防黴剤バイナジン（１０,１
０’-オキシビスフェノキサアルシン）０.５重量％を配
合したものを押出機で溶融押出してモノフィラメントを
形成し、冷却した後熱風オーブン式延伸機により約８倍
の延伸倍率で延伸し、ついで熱弛緩処理を施して、繊度
１５０ｄｒの防黴性モノフィラメントを得た。
【００１７】上記ポリプロピレンからなる防黴剤を含有
しない１５０ｄｒのモノフィラメントを別途用意して経
糸に用い、先に形成した防黴性モノフィラメントを緯糸
として交互に用いて、打込密度６０×６０本／インチ、
各蜂巣構造ユニットの一辺が５.２ｍｍ、厚み２.２ｍｍ
の蜂巣織構造体物を織成し、本実施例のエアフィルタと
した。
しない１５０ｄｒのモノフィラメントを別途用意して経
糸に用い、先に形成した防黴性モノフィラメントを緯糸
として交互に用いて、打込密度６０×６０本／インチ、
各蜂巣構造ユニットの一辺が５.２ｍｍ、厚み２.２ｍｍ
の蜂巣織構造体物を織成し、本実施例のエアフィルタと
した。
【００１８】比較例１ ポリプロピレン（ＭＦＲ＝１.２ｇ／１０ｍｉｎ.、Ｔｍ
＝１６１℃）に対して防黴剤を配合せずモノフィラメン
トを形成し、これを緯糸として用いた他は実施例１と同
様に行った。
＝１６１℃）に対して防黴剤を配合せずモノフィラメン
トを形成し、これを緯糸として用いた他は実施例１と同
様に行った。
【００１９】上記エアフィルタに対して、下記のように
防黴性の試験を行った。評価結果を表１に示す。 供試菌：真菌としてクロカビを用いた。 調整 ：真菌はポテトデキストロース寒天培地にて２７
℃で１週間、前培養した供試菌を用いてリン酸緩衝生理
食塩水にて調整した。 手順 ：ディスク法によるものとして、検体に供試菌液
（０.５ｍｌ）を含ませた濾紙を静置し、所定時間後に
取り出し、滅菌水にて１０倍希釈系列で希釈したものを
各々培地に塗抹し、前培養と同条件にて培養後、生菌数
をカウントした。
防黴性の試験を行った。評価結果を表１に示す。 供試菌：真菌としてクロカビを用いた。 調整 ：真菌はポテトデキストロース寒天培地にて２７
℃で１週間、前培養した供試菌を用いてリン酸緩衝生理
食塩水にて調整した。 手順 ：ディスク法によるものとして、検体に供試菌液
（０.５ｍｌ）を含ませた濾紙を静置し、所定時間後に
取り出し、滅菌水にて１０倍希釈系列で希釈したものを
各々培地に塗抹し、前培養と同条件にて培養後、生菌数
をカウントした。
【００２０】
【表１】
【００２１】表１によれば、実施例のエアフィルタは、
防黴性について真菌に対して有効に作用していることが
確認できる。
防黴性について真菌に対して有効に作用していることが
確認できる。
【００２２】
【発明の効果】本発明のエアフィルタは、熱可塑性樹脂
に対して防黴剤を配合してすぐれた防黴性を有したエア
フィルタであって、かつ生産性にすぐれ安定的に生産可
能で、かつ糸状体としての柔軟性と高強力を備えてい
る。さらに、フィルタ組織として特定繊度の糸状体によ
る蜂巣織構造体とすることで、エアフィルタとしての弾
力性、柔軟性、通風性、集塵性、寸法安定性にすぐれた
ものとなり、製造面かた機能面に至るまで極めて有効な
エアフィルタが得られた。
に対して防黴剤を配合してすぐれた防黴性を有したエア
フィルタであって、かつ生産性にすぐれ安定的に生産可
能で、かつ糸状体としての柔軟性と高強力を備えてい
る。さらに、フィルタ組織として特定繊度の糸状体によ
る蜂巣織構造体とすることで、エアフィルタとしての弾
力性、柔軟性、通風性、集塵性、寸法安定性にすぐれた
ものとなり、製造面かた機能面に至るまで極めて有効な
エアフィルタが得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 4D019 AA01 BA13 BB02 BC06 BC20 BD03 BD10 DA03 DA06 4D058 JB14 JB24 JB50 SA01 SA04 4L048 AA15 AA16 AA17 AA20 AA24 AA56 AB10 AB11 BA01 BA02 BB06 CA04 CA11 CA12 CA15 DA40
Claims (2)
- 【請求項１】 防黴剤を含有する熱可塑性樹脂製糸状体
を経糸または緯糸の一方に用いた織編布からなる防黴性
エアフィルタ。 - 【請求項２】 上記織編布が、繊度８０〜５００ｄｒの
糸状体からなる蜂巣織構造体である請求項１に記載の防
黴性エアフィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10174193A JP2000005529A (ja) | 1998-06-22 | 1998-06-22 | 防黴性エアフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10174193A JP2000005529A (ja) | 1998-06-22 | 1998-06-22 | 防黴性エアフィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000005529A true JP2000005529A (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=15974359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10174193A Pending JP2000005529A (ja) | 1998-06-22 | 1998-06-22 | 防黴性エアフィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000005529A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1784230A2 (en) * | 2004-06-17 | 2007-05-16 | Microban Products Company | Antimicrobial refrigerator air filter |
| JP2014522311A (ja) * | 2011-06-06 | 2014-09-04 | マン ウント フンメル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 抗菌フィルタ媒体及びフィルタモジュール |
-
1998
- 1998-06-22 JP JP10174193A patent/JP2000005529A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1784230A2 (en) * | 2004-06-17 | 2007-05-16 | Microban Products Company | Antimicrobial refrigerator air filter |
| EP1784230A4 (en) * | 2004-06-17 | 2010-01-20 | Microban Products | ANTIMICROBIAL FRIDGE AIR FILTER |
| JP2014522311A (ja) * | 2011-06-06 | 2014-09-04 | マン ウント フンメル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 抗菌フィルタ媒体及びフィルタモジュール |
| US10532309B2 (en) | 2011-06-06 | 2020-01-14 | Mann+Hummel Gmbh | Antimicrobial filter medium and cabin air filter |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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