JP1739551S - 罫書きゲージ - Google Patents

Abstract

本物品に係る罫書きゲージは、使用状態を示す参考図１に示すように、ゲージ本体、スライダおよび操作ボタンを備えている。ゲージ本体は略Ｔ字状であり、当該ゲージ本体の長手方向および短手方向に沿って目盛りが付されている。本願意匠は動的意匠であり、スライダは、ゲージ本体の長手方向に沿ってスライド移動可能である。スライダは、六面図に示した閉じた状態の形態と、開いた状態を示した図の形態との間で可逆的に変化する。スライダの基準面ガイドからゲージ本体の先端面までの寸法を、ゲージ本体の長手方向に沿って付された目盛りによって読み取ることが可能とされている。Ｂ－Ｂ拡大断面図およびＣ－Ｃ断面図から理解されるように、ゲージ本体に形成された凹凸と操作ボタンに形成された凹凸部が弾性的に係合しており、ゲージ本体の凹凸のピッチはゲージ本体に付された目盛りの間隔と同一である。スライダをゲージ本体に対してスライド移動させると、上記の凹凸による係合部位が弾性的に係脱を繰り返す。これにより、スライダのスライド移動に対して一定間隔ごとの抵抗が与えられ、スライダは、目盛りに対応した一定間隔ごとにスライド移動させ易くなっている。操作ボタンを押し込むと、上記の弾性的な係合が解除され、スライダを抵抗なくスライド移動させることができる。本物品の使用時には、スライダをスライド移動させて、スライダの基準面ガイドからゲージ本体の先端面までの寸法を適宜調整する。スライダの基準面ガイドを木材の端面に当てながらゲージ本体の先端面に沿って線を引くことで、木材の端面から所定寸法離れた平行線を描くことができる。本物品に係る罫書きゲージは、使用状態を示す参考図２に示すように、スライダの角度面ガイドを木材の端面に当てながらゲージ本体の長手方向に延びる側面に沿って線を引くことで、木材の端面に対して所定角度（図示した例では４５度）で延びる角度線を描くことができる。