JP1704016S - 梱包材 - Google Patents

Abstract

本物品は、被梱包物を保持した状態で外箱内に納められて、外箱内の所望の位置に前記被梱包物を位置づける梱包材である。本物品は、段ボールシートや板紙からなるベース板と、合成樹脂製のシートからなる透明な押さえシートとを備える。前記ベース板は、ミシン刃によって形成された複数の折り用線を有しており、就中、第一辺部とこれに対向する位置にある第二辺部との間にあって前記ベース板を左右に区分する山折り用線と、 前記第一辺部及び前記第二辺部に共に直交する第三辺部よりも前記ベース板の中心側にあって前記第三辺部と実質的に平行をなす第一谷折り用線と、前記第三辺部に対向する第四辺部よりも前記ベース板の中心側にあって前記第四辺部と実質的に平行をなす第二谷折り用線とを有している。 また、前記ベース板は、 前記第一辺部と前記山折り用線と前記第一谷折り用線と前記第二谷折り用線とに囲まれた第一領域と、前記山折り用線と前記第二辺部との間に位置される第二領域と、 前記第一谷折り用線と前記第三辺部との間に位置される第三領域と、 前記第二谷折り用線と前記第四辺部との間に位置される第四領域とを有している。 前記押さえシートは、前記第一辺部に一端部側を止着し、かつ、前記第二辺部に他端部側を止着させて、ベース板の表面における前記第一領域の全体を覆っている。 参考図（１）および（２）に示されるように、ベース板の第一領域の表面と押さえシートとの間に被梱包物を納めた状態から、山折り用線を利用して第二領域を第一領域の裏面側に位置されるように折る。これにより、押さえシートにより第一領域の表面の所望の位置に被梱包物を押しつけこれを保持することができる。参考図（３）及び（４）に示されるように、押さえシートにたるみをつけるようにしてベース板の第一領域の表面と押さえシートとの間に被梱包物を納めることもできる。この後、参考図（５）及び（６）に示されるように、第三領域と、第四領域を起立させることで、参考図（７）及び（８）に示されるように、外箱の一面に梱包材の第二領域を接しさせ、外箱の他面に梱包材の第三領域及び第四領域を接しさせて、被梱包物を直接的には外箱に接しない状態で外箱内に納めることが可能となる。