JP3302188B2 - テレイグジスタンス型テレビ電話装置 - Google Patents

テレイグジスタンス型テレビ電話装置

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JP3302188B2
JP3302188B2 JP21776894A JP21776894A JP3302188B2 JP 3302188 B2 JP3302188 B2 JP 3302188B2 JP 21776894 A JP21776894 A JP 21776894A JP 21776894 A JP21776894 A JP 21776894A JP 3302188 B2 JP3302188 B2 JP 3302188B2
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明 平岩
雅朗 福本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のユーザが同一地
点に接続しても支障のない、通信網に接続するカメラや
マイクを搭載した遠隔操縦ロボットと、前記通信網に接
続するテレビ電話端末からなるテレイグジスタンス型テ
レビ電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通信網を介して遠隔操縦できるテレイグ
ジスタンスロボットに家庭やオフィス、病院等にある端
末からダイヤルしてアクセスし、遠隔地の雰囲気を臨場
感高く味わうサービスがすでに提案されている(文献
舘、廣瀬 監修/著、バーチャル・テックラボ、工業調
査会、1992)。特に地面や廊下を走る移動のための
車輪のついた移動型テレイグジスタンスロボットと操縦
者を無線でリンクし、操縦者が手元の端末から前記ロボ
ットを操縦するものが代表的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の技術
による移動型(あるいは走行型)テレイグジスタンスロ
ボットの問題としては、人混みで込み合う美術館や博物
館、展望台等にこうしたロボットを持ち込むと、周囲に
いる他の実在の人間に邪魔で迷惑を及ぼすという問題が
あった。
【0004】こうした問題を解決できる方法として、例
えば原子力発電所で格納容器内のモニタ等に使われてい
る天井に設置したモノレールを走行する移動型監視カメ
ラロボットの応用が考えられるが、この移動型監視カメ
ラロボットは、1人の監視オペレータが1台のロボット
を監視、走行させるもので、1つのモノレール軌道には
監視ロボット1台が走行するものであるため、これを応
用しても1つのモノレール軌道に多数のユーザがアクセ
スすることはできない。
【0005】そこで、多数のユーザがアクセスできるよ
うに、仮に、1つの軌道に複数の監視カメラロボットを
走らせるようにしても、常に前記の複数のロボットが同
じ位の速度で走っていないと玉突状態になって、渋滞が
起こったりするという問題が想定される。
【0006】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的は、通信網に接続するカメ
ラやマイクを搭載して軌道を走行する遠隔操縦のテレイ
グジスタンスロボットと、前記通信網に接続するテレビ
電話端末からなるテレイグジスタンス型テレビ電話装置
において、複数のユーザが同一地点のテレイグジスタン
スロボットを接続しても前記ロボットの玉突や渋滞が起
こらず、ユーザがゆっくり走行したり立ち止まったりし
て、視聴できるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、通信網に接続するカメラまたはカメラお
よびマイクを搭載した遠隔操縦のテレイグジスタンスロ
ボットと、前記通信網に接続して前記カメラまたは前記
カメラおよびマイクにアクセスするテレビ電話端末から
なるテレイグジスタンス型テレビ電話装置において、
レイグジスタンスロボットには走行車体の下方に支柱を
設け、カメラまたはカメラおよびマイクを前記支柱に対
し上下動できる摺動ローラを介して取り付け、このテレ
イグジスタンスロボットを複数台用い、前記複数台のテ
レイグジスタンスロボットを頭上に設置した同一の軌道
を走行させ、前記軌道には1以上の退避線を設置すると
ともに、この退避線の両端には他の軌道とこの待避線と
を切り換えて追い越しが可能な線路構成にする走行軌道
切り換え手段を設置する構成のテレイグジスタンス型テ
レビ電話装置を基本的な手段とする。
【0008】上記の装置においては、テレイグジスタン
スロボットが水平方向に2個のカメラまたは2個のカメ
ラと2個のマイクを有し、テレビ電話端末が前記2個の
カメラに対応する左右の眼用のディスプレイと前記2個
のマイクに対応する左右の耳用の受聴手段とを有する構
成とするのが、臨場感を高める上で好適である。
【0009】さらに、以上の装置においては、テレビ電
話端末がディスプレイを垂直に摺動させる上下移動機構
と前記ディスプレイの上下位置検出手段とを有し、テレ
イグジスタンスロボットが前記上下位置検出手段で検出
した上下位置に従ってカメラの上下摺動位置を制御する
手段を有する構成とするのが、同じくテレイグジスタン
スロボットの操縦を容易にする上で好適である。
【0010】さらに、以上の装置においては、テレビ電
話端末がディスプレイの上下移動機構と前記ディスプレ
イの上下位置検出手段とを有し、テレイグジスタンスロ
ボットが前記上下位置検出手段で検出した上下位置に従
ってカメラの上下位置を制御する手段を有する構成とす
るのが、同じくテレイグジスタンスロボットの操縦を容
易にする上で好適である。
【0011】上記の上下移動機構を有する装置において
は、テレビ電話端末のディスプレイの上下移動機構を天
井吊り下げ型のものとするのが、省スペースを図る上で
好適である。
【0012】
【作用】本発明のテレイグジスタンス型テレビ電話装置
では、通信網に接続するカメラやマイクを搭載した複数
台の遠隔操縦テレイグジスタンスロボットを、退避線と
この退避線への走行軌道切り換え手段とを設置した頭上
の同一軌道を走行させることにより、同一地点の軌道を
走るテレイグジスタンスロボットに複数のユーザが通信
網を介してそれぞれの電話端末からアクセスしても、各
ロボットを走行軌道の切り換え手段による走行軌道の切
り換えによって退避線に退避させ、そこでゆっくり立ち
止まったり、ゆっくり走ったり、あるいは他のゆっくり
走るロボットを追い越したりすることができるようにし
て、渋滞や衝突を回避する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照して詳
細に説明する。
【0014】(実施例1)図1は、本発明の第1の実施
例を説明する移動型テレイグジスタンスロボットを設置
した遠隔地の状況を示す概観図である。図1において、
1は移動型テレイグジスタンスロボット、2は複数台の
テレイグジスタンスロボット1が走行する軌道、3はテ
レイグジスタンスロボット1の走行軌道を退避線等に切
り換えるためのポイント、4はテレイグジスタンスロボ
ットのカメラやマイクの情報および操縦用の情報を送受
信するための送受信室内アンテナ、5は軌道の一部であ
ってポイント3によって切り換えられる退避線、6は軌
道2が設置されている天井、7は壁、8は床である。
【0015】図2は図1の移動型テレイグジスタンスロ
ボット1の詳細を示す外観図であり、一部は透視的に描
いてある。図2において、軌道2は断面がエの字状にな
っていて、その両側面のくぼみでテレイグジスタンスロ
ボット1が支えられて走行する。11はカメラ・マイク
ユニットであり、支柱A61の下端に取り付けられたサ
ーボモータ付雲台12に設置されている。13は支柱A
61を支柱B62に対し上下動できるようにする摺動ロ
ーラであり、支柱B62はロボットの走行車体64に下
方に向けて固定されている。14はアンテナ、15はこ
のアンテナ14に接続した送受信機である。16は軌道
2に沿わせて配線された動力線63から集電する集電ブ
ラシ、17は軌道2を走行するときの案内輪、18は軌
道2上を走行するための駆動輪である。19はワイヤ巻
き取りサーボモータであり、60はそのサーボモータ1
9に巻き取られるワイヤであって、そのワイヤ60の先
端は支柱A61の上端に固着されていて、サーボモータ
19の巻き取り、巻き戻しにより、支柱A61とともに
カメラ・マイクユニット11が矢印Z方向に上下動され
る。
【0016】ポイント3は、モノレール等と同様に、退
避線区間に対応する本線の軌道や他の退避線に他のテレ
イグジスタンスロボットが存在し、低速で走行していた
り、停止したりしている場合には、ポイント3を構成す
る分岐軌道を本線と退避線に扇状に動かして走行軌道を
切り換えるものである。このような構成のポイント3に
代えて、回転式のターンテーブルや、平行移動式のトラ
バーサ等を走行軌道の切り換え手段として用いたりして
もよい。この場合、ターンテーブルあるいはトラバーサ
にテレイグジスタンスロボットを停止させ、空いている
退避線5の軌道を接合させた後、そのテレイグジスタン
スロボットを発進させる。
【0017】図3は家庭やオフィス等に置くテレビ電話
端末で、上記のテレイグジスタンスロボット1をアクセ
スし接続するためのものである。図において、20は受
話器、21はテレイグジスタンスロボット1のカメラか
らの画像を表示するディスプレイ、22はテレイグジス
タンスロボットのマイクからの音声を受聴するためのス
ピーカ、23はダイヤル、24は十文字キー、25はジ
ョイステック、26aはズームインボタン、26bはズ
ームアウトボタン、27は筐体、28は視野下げボタ
ン、29は視野上げボタンである。
【0018】図1から図3までにより第1の実施例の動
作および作用を説明する。遠隔地、例えば美術館や博物
館、展望台等には、図1に示すように、天井6に軌道2
が設置され、軌道2上を複数台の移動型テレイグジスタ
ンスロボット1がユーザのテレビ電話端末からの操縦に
より、例えば図1では基本的に右周りに走り回ってい
る。ユーザが図3のテレビ電話端末のダイヤル23で任
意のテレイグジスタンスロボット1の設置場所にダイヤ
ルすると、テレビ電話端末は、前記移動型テレイグジス
タンスロボット1に通信網を介して接続する。図1の軌
道2にはポイント3と退避線5が設置され、あるユーザ
は退避線5にテレイグジスタンスロボット1を退避さ
せ、ゆっくり走行したり立ち止まったりして壁7に取り
付けられた絵画を鑑賞したり、壁7の窓から展望台の景
観を楽しんだりすることができる。テレイグジスタンス
ロボット1で撮影されたリアルタイム映像と音声は、送
受信機15からアンテナ14を介して無線で室内アンテ
ナ4で受信されて通信網に送られる。また、図3に示す
家庭等に設置されたテレビ電話端末から送られてくる操
縦のための信号は、室内アンテナ4を介して、テレイグ
ジスタンスロボット1に送られる。
【0019】移動型テレイグジスタンスロボット1は、
図2に示すように、軌道2を走る懸垂式モノレールであ
る。終電ブラシ16が、動力線63から集電して駆動輪
18をモータで駆動して走行する。走行の方向は案内輪
17で導かれる。
【0020】カメラとマイクを搭載したカメラ・マイク
ユニット11は、ピッチ、ヨーの2自由度で動く雲台1
2で支柱A61と結合し、支柱A61は支柱B62と摺
動ローラ13で結合している。カメラ・マイクユニット
11の操縦は以下のようになされる。図3のテレビ電話
端末の視野上げボタン29をユーザが押すと、ワイヤ巻
き取りサーボモータ19が回転して支柱A61を上に引
き上げ、カメラ・マイクユニット11の視野が高くな
る。また視野下げボタン28をユーザが押すと、ワイヤ
巻き取りサーボモータ19が逆回転して支柱A61を下
方に下げ、カメラ・マイクユニット11の視野が低くな
る。また、ジョイスティック25をユーザが右に倒す
と、サーボモータ付雲台12が動いてカメラ・マイクユ
ニット11が右に向き、ジョイスティック25を左に倒
すとカメラ・マイクユニット11は左を向き、上に倒す
とカメラ・マイクユニット11は上を向き、下に倒すと
カメラ・マイクユニット11は下を向く。また、ズーム
インボタン26aをユーザが押すとカメラ・マイクユニ
ット11はズームされ、映像がズームアップされる。ズ
ームアウトボタン26bを押すとズームアウトされる。
【0021】テレイグジスタンスロボット1の操縦およ
びポイント3の操作は、図3の十文字キー24で行う。
十文字キー24の前を押すと、移動型テレイグジスタン
スロボット1は前進し、後を押すと後進する。速度の調
整は、例えば、十文字キー24の前を何度も押しすこと
により押した回数に応じて前進が速くなり、後を押す回
数が多いと後進が速くなるようにする。また、十文字キ
ー24の右を押すと前記テレイグジスタンスロボット1
はポイント3を右に、左を押すとポイント3を左に曲が
る。
【0022】図3のディスプレイ21にはカメラ・マイ
クユニット11で撮影された映像が写り、スピーカ22
にはカメラ・マイクユニット11からの音声が出力され
る。こうしてユーザは家庭やオフィス、病院等から、遠
隔地にある移動型テレイグジスタンスロボット1にアク
セスして、遠隔地の状況を味わうことができる。
【0023】なお、第1の実施例において、室内アンテ
ナ4と移動型テレイグジスタンスロボット1のアンテナ
14の通信は無線で行う例を説明したが、赤外線等の光
通信等のように他の通信手段で行ってもよい。
【0024】(実施例2)本発明の第2の実施例を図4
を用いて説明する。
【0025】図4は、ユーザ側テレビ電話端末の外観図
であって、基本的にユーザが手指で操作するコントロー
ラ部と、机等にクランプして使う支持ブームに接続した
HMD(ヘッドマウンテッドディスプレイ)部の2つに
大別される。図4において、30はコントローラ筐体、
31はダイヤル、32はズームアウトボタン、33はズ
ームインボタン、34は視野上げボタン、35は視野下
げボタン、36は十文字キー、であり、コントローラ部
を構成している。また、40はHMD部筐体、41は握
りハンドル、42は左スピーカ、43は右スピーカ、4
4は左眼用液晶ディスプレイ、45は右眼用液晶ディス
プレイ、46a〜46eは回転角検出ポテンショ部、4
7は左眼用レンズ、48は右眼用レンズ、49は顔面密
着パッドであり、HMD部を構成している。また、50
はHMD部支持ブーム、51はクランプ部、52はクラ
ンプネジあって、クランプ51とクランプネジ52で机
等に挟んで、上記のHMD部をHMD支持ブーム50で
支持する。
【0026】この第2の実施例における、基本的なサー
ビス形態は第1の実施例と同じである。
【0027】基本的に第1の実施例と異なるのは、図1
で示した移動型テレイグジスタンスロボット1に設置さ
れるカメラとマイクが両者とも水平方向に2つずつ装備
され、画像が立体画像で、音声がステレオ音声であり、
ユーザが家庭やオフィス、病院等で使うテレビ電話端末
が図4に示すようにHMD部とコントローラ部から構成
されることである。
【0028】いま、図4に示す通り、HMD部筐体40
は、支持ブーム50(電気スタンド(例えば、商品名Z
ライト:ヤマギワ電気))のブームのように構成され、
各折り曲げ部分には回転角検出ポテンショ部46a〜4
6dが設けられている)の先端のコの字形状部分に回動
可能に回転角検出ポテンショ部46eで接続されてい
る。HMD部筐体40にはユーザの左右の眼と左右の耳
にあてがう左スピーカ42、右スピーカ43、左眼用液
晶ディスプレイ44、右眼用液晶ディスプレイ45が内
蔵され、それらを介して移動型テレイグジスタンスロボ
ット1から通信網を介して送られてくる左右のカメラの
映像と左右のマイクの音声は、それぞれユーザの左右の
眼、左右の耳に送られる。ユーザはHMD部筺体40に
接続した握りハンドル41を握りながら、HMD部筺体
40にすっぽり顔をあてがって、遠隔地の状況を立体映
像とステレオ音声で味わうことができる。
【0029】ユーザの首のピッチとヨーの2軸の運動
は、頭部をあてがっているHMD部の動き(ユーザが握
りハンドル41で操作する)に連動しているので、ディ
スプレイ45の姿勢情報として各回転角検出ポテンショ
部46a〜46eで検出することができ、検出された2
軸の回転角度は、通信網を介して遠隔地の移動型テレイ
グジスタンスロボット1に送られ、カメラ・マイクユニ
ット11のサーボモータ付雲台12を同じ角度だけ駆動
する。したがって第1の実施例のジョイステック25は
第2の実施例では必要ない。ダイヤル31、十文字キー
36、ズームアウト、インボタン32,33、視野上
げ、下げボタン34,35の操作方法、機能は第1の実
施例における同一名称のものと同じである。
【0030】(実施例3)図示していない第3の実施例
は、基本的には第2の実施例と同じである。第3の実施
例が第2の実施例と異なるのは、第2の実施例の図4の
コントローラ部の視野上げ、下げボタン34,35が無
くて、回転角検出ポテンショ部46a〜46eで検出さ
れた回転角と支持ブーム長さから、ユーザの視野である
HMD部の視野の上げ下げ量が自動的に計算され、連動
して移動型テレイグジスタンスロボット1の支柱61の
上下が上記計算されたユーザの視野の高さに応じて自動
的に行われるものである。すなわち、図4の支持ブーム
50はディスプレイ45の姿勢の制御とともに、上下位
置が移動可能であり、かつその上下位置が上記のように
計算可能であるので、その上下位置情報に従って、図2
で示したテレイグジスタンスロボット1のワイヤ巻き取
りサーボモータ19により、カメラの視野の高さを制御
することができる。
【0031】(実施例4)図5に本発明の第4の実施例
の構成を示す。第4の実施例は、第2の実施例のHMD
部を電気スタンドのような支持ブームで支えるものでな
く、HMD部を潜水艦の潜望鏡のように、可動型支柱に
よって家庭やオフィス等の天井6から釣り下げて支える
ものであり、スペースの有効利用が図れる利点がある。
【0032】図5はユーザ側テレビ電話端末の外観図で
ある。図中、70はHMD部筐体、71は左スピーカ、
72は右スピーカ、73は左眼用液晶ディスプレイ、7
4は右眼用液晶ディスプレイ、75は左眼用レンズ、7
6は右眼用レンズ、77は顔面密着パッド、78は握り
ハンドルであり、HMD部を構成している。80はコン
トローラ筐体、81はダイヤル、82はズームインボタ
ン、83はズームアウトボタン、84は十文字キーであ
り、コントローラ部を構成している。90a〜90cは
回転角検出ポテンショ部、100は支柱A、101は支
柱Bであって、支柱B101の上端が天井6に固定さ
れ、支柱A100が支柱B101の中空内を上下方向Z
に摺動可能になっている。この支柱A100の下端に回
転可能にコの字状の支持ブーム103が取り付けられ、
その両端に回動可能にHMD部が接続されている。支柱
C102はHMD部の下方に一体に取り付けられ、下端
に握りハンドル78とコントローラ部が取り付けられて
いる。ポテンショ部90aは支柱A100と枠103の
接続部分に、ポテンショ部90bは支持ブーム103と
HMD部の接続部分に、ポテンショ部90cは支柱A1
00の移動量を回転角で検出可能に支柱B101に設け
られている。
【0033】図5で回転角検出ポテンショ部90a〜9
0cより下の部品は全て一体となっており、ユーザが顔
をHMD部にあてがうとき、ユーザは左手で握りハンド
ル77を握り、右手でコントローラを操作する。ユーザ
の首の動きは、ピッチとヨーの2軸がポテンショ部90
a,90bで検出され、移動型テレイグジスタンスロボ
ット1の雲台12が連動して動作する。ユーザが視点の
高さをかえるときは、握りハンドル78をにぎりなが
ら、握りハンドル78を上下すると、支柱A100が支
柱B101に対して摺動して上下し、視点高さはポテン
ショ部90cで自動的に検出され、図2の移動型テレイ
グジスタンスロボット1のカメラ・マイクユニット11
が支柱A61に連動して上下する。ダイヤル81、十文
字キー84、ズームイン、アウトボタン82,83の操
作方法、機能は第1の実施例における同一名称のものと
同じである。
【0034】(実施例5)図6に本発明の第5の実施例
を示す。この第5の実施例は、基本的なサービス形態に
おいて第2の実施例と同じである。基本的に第2の実施
例と異なるのは、HMD部が前記電気スタンドのような
支持ブームから支持されるのでなく、図6に示す卓上ス
タンドのような支持ブームで支持される点である。
【0035】図はユーザ側のテレビ電話端末の外観図
である。図中、130はコントローラ筐体、131はダ
イヤル、132はズームアウトボタン、133はズーム
インボタン、134は視野上げボタン、135は視野下
げボタン、136は十文字キーであり、コントローラ部
を構成している。140はHMD部筐体、141は握り
ハンドル、142は左スピーカ、143は右スピーカ、
144は左眼用液晶ディスプレイ、145は右眼用液晶
ディスプレイ、147は左眼用レンズ、148は右眼用
レンズ、149は顔面密着パッドであり、HMD部を構
成している。146a,146bは回転角検出ポテンシ
ョ部、150a,150bは支持ブーム、150cは支
持スタンドである。
【0036】図6に示すとおり、支持ブーム150aは
円盤状の支持スタンド150cに立設され、その上端に
コの字状の支持ブーム150bが回動可能に取り付けら
れ、その両端に回動可能にHMD部が接続されている。
また、ハンドル141はHMD部筺体140に一体に取
り付けられている。回転検出ポテンショ部146aは支
持ブーム150aと支持ブーム150bの接続部分に、
回転検出ポテンショ部146−bは支持ブーム150b
とHMD部筺体140の接続部分に取り付けられ、ピッ
チとヨーの2軸で表される姿勢を検出する。HMD部筐
体140にはユーザの左右の眼と左右の耳にあてがう左
スピーカ142、右スピーカ143、左眼用液晶ディス
プレイ144、右眼用ディスプレイ145が内蔵され、
移動型テレイグジスタンスロボット1から通信網を介し
て送られてくる左右のカメラの映像と左右のマイクの音
声はそれぞれユーザの左右の眼、左右の耳に送られる。
ユーザはHMD部筐体140に接続した握りハンドル1
41を握りながら、HMD部筺体140にすっぽり顔を
あてがって、遠隔地の状況を立体映像とステレオ音声に
より、臨場感をもって味わうことができる。
【0037】ここで、ユーザの首のピッチとヨーの2軸
の運動は、顔をあてがっているHMD部筐体140の動
き(握りハンドル141で操作する)に連動しているの
で、支持ブーム150a,150bに接続されている回
転角検出ポテンショ部146a,146bでディスプレ
イの姿勢情報として検出することができ、検出された2
軸の回転角度は、通信網を介して遠隔地の移動型テレイ
グジスタンスロボットに送られ、カメラ・マイクユニッ
ト11の雲台12を同じ角度だけ駆動する。したがって
第1の実施例のジョイステック25は第5の実施例では
必要ない。ダイヤル131、十文字キー136、ズーム
アウト、インボタン132,133、視野上げ、下げボ
タン134,135の操作方法、機能は第2の実施例と
同じである。
【0038】なお、以上の実施例では、カメラとマイク
をイグジスタンスロボット1に搭載する例を示したが、
カメラのみを搭載し、音声は他の発声源や音源を利用し
て、カメラの映像とともに送信するようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のテレイグ
ジスタンス型テレビ電話装置によれば、同一地点の軌道
を走るテレイグジスタンスロボットに複数のユーザが通
信網を介してアクセスしても、軌道のポイントを切り替
えて、退避線に退避し、ゆっくり立ち止まったり、他の
ゆっくり走る前記ロボットを追い越したりすることがで
きるので、複数のユーザのアクセスが殺到しても、話中
になりづらく、かつユーザの好みの速度で遠隔地を移動
型テレイグジスタンスロボットと通信網を介して散策す
ることができるという利点が得られる。
【0040】また本発明を用いれば、家庭やオフィス、
病院等からの博物館、美術館、水族館、動物園、遊園
地、展望台、運動競技場等の遠隔散策や、工場やオフィ
ス、病院等の遠隔監視等の応用が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における移動型テレイグ
ジスタンスロボットを設置した遠隔地の状況を示す概観
【図2】上記第1の実施例における移動型テレイグジス
タンスロボットの詳細を示す外観図
【図3】上記第1の実施例において家庭やオフィス等に
置くテレビ電話端末を示す外観図
【図4】本発明の第2の実施例において家庭やオフィス
等に置くテレビ電話端末を示す外観図
【図5】本発明の第4の実施例において家庭やオフィス
等に置くテレビ電話端末を示す外観図
【図6】本発明の第5の実施例において家庭やオフィス
等に置くテレビ電話端末を示す外観図
【符号の説明】
1…移動型テレイグジスタンスロボット 2…軌道 3…ポイント 4…送受信室内アンテナ 5…退避線 6…天井 11…カメラ・マイクユニット 12…サーボモータ付雲台 13…摺動ローラ 14…アンテナ 15…送受信機 19…ワイヤ巻き取りサーボモータ 21…ディスプレイ 22…スピーカ 24…十文字キー 25…ジョイステック 26a,26b…ズームアウト、インボタン 27…HMD部筐体 28,29…視野下げ、上げボタン 30…コントローラ筐体 32,33…ズームアウト、インボタン 34,35…視野上げ、下げボタン 36…十文字キー 40…HMD部筐体 41…握りハンドル 42,43…左、右スピーカ 44,45…左眼用、右眼用液晶ディスプレイ 46a〜46e…回転角検出ポテンショ部 50…HMD部支持ブーム 51…クランプ部 52…クランプネジ 60…ワイヤ 61,62…支柱 64…走行車体 70…HMD部筐体 71,72…左、右スピーカ 73,75…左眼用、右眼用液晶ディスプレイ 78…握りハンドル 80…コントローラ筐体 82,83…ズームイン、アウトボタン 84…十文字キー 90a,90b…回転角検出ポテンショ部 100,101…HMD支持ブーム 130…コントローラ筐体 132,133…ズームアウト、インボタン 134,135…視野上げ、下げボタン 136…十文字キー 140…HMD部筐体 141…握りハンドル 142,143…左、右スピーカ 144,145…左眼用、右眼用液晶ディスプレイ 146a,146b…回転角検出ポテンショ部 150a,150b…支持ブーム 150c…支持スタンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−119186(JP,A) 特開 平5−228855(JP,A) 特開 平6−195440(JP,A) 舘,”三次元空間のサイバネティク・ インタフェース”,日本ロボット学会 誌,日本,日本ロボット学会,1989年12 月15日,第7巻,第6号,p.101−107 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/14 - 7/173 H04N 5/222 - 5/257 H04N 7/18

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網に接続するカメラまたはカメラお
    よびマイクを搭載した遠隔操縦のテレイグジスタンスロ
    ボットと、前記通信網に接続して前記カメラまたは前記
    カメラおよびマイクにアクセスするテレビ電話端末から
    なるテレイグジスタンス型テレビ電話装置において、
    レイグジスタンスロボットには走行車体の下方に支柱を
    設け、カメラまたはカメラおよびマイクを前記支柱に対
    し上下動できる摺動ローラを介して取り付け、このテレ
    イグジスタンスロボットを複数台用い、前記複数台のテ
    レイグジスタンスロボットを頭上に設置した同一の軌道
    を走行させ、前記軌道には1以上の退避線を設置すると
    ともに、この退避線の両端には他の軌道とこの待避線と
    を切り換えて追い越しが可能な線路構成にする走行軌道
    切り換え手段を設置することを特徴とするテレイグジス
    タンス型テレビ電話装置。
  2. 【請求項2】 テレイグジスタンスロボットが水平方向
    に2個のカメラまたは2個のカメラと2個のマイクを有
    し、テレビ電話端末が前記2個のカメラに対応する左右
    の眼用のディスプレイと前記2個のマイクに対応する左
    右の耳用の受聴手段とを有することを特徴とする請求項
    1記載のテレイグジスタンス型テレビ電話装置。
  3. 【請求項3】 テレビ電話端末がディスプレイの姿勢制
    御機構と前記ディスプレイの姿勢検出手段とを有し、テ
    レイグジスタンスロボットが前記姿勢検出手段で検出し
    た姿勢情報に従ってカメラの姿勢を制御する手段を有す
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載のテレ
    イグジスタンス型テレビ電話装置。
  4. 【請求項4】 テレビ電話端末がディスプレイを垂直に
    摺動させる上下移動機構と前記ディスプレイの上下位置
    検出手段とを有し、テレイグジスタンスロボットが前記
    上下位置検出手段で検出した上下位置に従ってカメラの
    上下摺動位置を制御する手段を有することを特徴とする
    請求項1から請求項3までのいずれかに記載のテレイグ
    ジスタンス型テレビ電話装置。
  5. 【請求項5】 テレビ電話端末のディスプレイの上下移
    動機構が天井吊り下げ型のものであることを特徴とする
    請求項4記載のテレイグジスタンス型テレビ電話装置。
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