WO2004077291A1 - アプリケーションプログラムの予測方法及び移動体端末 - Google Patents

アプリケーションプログラムの予測方法及び移動体端末 Download PDF

Info

Publication number
WO2004077291A1
WO2004077291A1 PCT/JP2004/001777 JP2004001777W WO2004077291A1 WO 2004077291 A1 WO2004077291 A1 WO 2004077291A1 JP 2004001777 W JP2004001777 W JP 2004001777W WO 2004077291 A1 WO2004077291 A1 WO 2004077291A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
location
mobile terminal
application program
prediction
application
Prior art date
Application number
PCT/JP2004/001777
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
Satoshi Matsuura
Takahiro Kudo
Eiichi Naito
Hideyuki Yoshida
Jun Ozawa
Mototaka Yoshioka
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. filed Critical Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.
Priority to US10/541,218 priority Critical patent/US7574661B2/en
Priority to JP2004571485A priority patent/JP3669702B2/ja
Publication of WO2004077291A1 publication Critical patent/WO2004077291A1/ja

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/724User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
    • H04M1/72403User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality
    • H04M1/7243User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality with interactive means for internal management of messages
    • H04M1/72436User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality with interactive means for internal management of messages for text messaging, e.g. SMS or e-mail
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/724User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
    • H04M1/72469User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones for operating the device by selecting functions from two or more displayed items, e.g. menus or icons
    • H04M1/72472User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones for operating the device by selecting functions from two or more displayed items, e.g. menus or icons wherein the items are sorted according to specific criteria, e.g. frequency of use
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/50Network services
    • H04L67/52Network services specially adapted for the location of the user terminal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/724User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
    • H04M1/72448User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for adapting the functionality of the device according to specific conditions
    • H04M1/72451User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for adapting the functionality of the device according to specific conditions according to schedules, e.g. using calendar applications
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/724User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
    • H04M1/72448User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for adapting the functionality of the device according to specific conditions
    • H04M1/72457User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for adapting the functionality of the device according to specific conditions according to geographic location
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M2250/00Details of telephonic subscriber devices
    • H04M2250/10Details of telephonic subscriber devices including a GPS signal receiver

Abstract

ユーザが利用しようとするアプリケーションを適切に予測する移動体端末装置(21)は、複数のアプリケーションから何れかを選択して実行する入力デバイス(106)と、GPS受信部(108)と、入力デバイス(106)で実行されたアプリケーションの利用予測ルールを、GPS受信部(108)で検出された利用場所に関連付けて作成する行動パターン抽出部(205)と、GPS受信部(108)で検出された現在の場所に対応するアプリケーションを利用予測ルールに基いて特定し、そのアプリケーションを予測結果としてディスプレイ(105)に表示させる情報表示制御部(204)とを備える。

Description

明 細 書 アプリケーショ ンプログラムの予測方法及び移動体端末 技術分野
本発明は、 例えば携帯電話などの移動体端末に予めイ ンス トールされ たアプリケーショ ンプログラムのうちユーザが利用しょう とするものを 予測するアプリケーショ ンプログラムの予測方法に関する。 背景技術
従来よ リ、 ユーザによる次の操作やコマン ドを予測してユーザの入力 操作を支援する支援装置が提案されている (例えば、 特開平 1 0 — 2 7 0 8 9号公報、 特開 2 0 0 2 — 2 1 5 2 7 8号公報参照) 。
このような支援装置は、 予めイ ンス トールされた複数のアプリケーシ ヨ ンプログラムのうち、 ユーザの操作履歴に基づいて次に実行されるで あろうアプリケーショ ンプログラムを予測して、 そのアプリケーション プログラムを実行するための操作ゃコマン ドを提示する。 これにより、 ユーザは次に利用するアプリケーショ ンプログラムを簡単に実行させる ことができる。
また従来よ り、 ユーザの行き先とその行き先に関して提示すべき情報 とを予測するカーナビゲーシヨ ンシステムの車載装置が提案されている このような車載装置は、 ユーザの自動車の行動履歴に基づいて行き先 を予測する。 さ らにその車載装置は、 予めイ ンス トールされた複数のァ プリケーシヨ ンプログラムのうち、 その行き先に関する情報を提供する アプリケーショ ンプログラムを予測し、 そのアプリケーショ ンプロダラ ムを実行する。 これによ り、 ユーザは行き先を設定する手間を省く こと ができるとともに、その行き先に関する情報を容易に知ることができる。 しかしながら、 上記従来の支援装置及び車載装置で利用される予測方 法では、 移動体端末のアプリケーショ ンプログラムを適切に予測するこ とができないという問題がある。
つま り 、 ユーザによって利用される移動体端末のアプリ ケーショ ンプ ログラムは、 その移動体端末の存在する場所によって異なる傾向がある 力 上記従来の支援装置の予測方法では、 そのような傾向が考慮されて おらず、 その場所に応じて適切なアプリケーショ ンプログラムを予測す ることができない。 また、 上記従来の車載装置の予測方法では、 これま でにユーザの意思に基づいて利用されたアプリケーショ ンプログラムが 考慮されておらず、 ユーザが利用 したいと考えるアプリケ一ショ ンプロ グラムを適切に予測することができない。
本発明は、 かかる問題に鑑みてなされたものであり、 ユーザが利用し よう とする移動体端末のアプリケーショ ンプログラムをその移動体端末 の場所に応じて適切に予測するアプリケーショ ンプログラムの予測方法 を提供することを目的とする。 発明の開示
上記目的を達成するために、 本発明のアプリケーショ ンプログラムの 予測方法は、 複数のアプリ ケーショ ンプログラムがイ ンス トールされた 移動体端末がユーザの利用 しょう とするアプリケーショ ンプログラムを 予測する方法であって、 前記複数のアプリケーショ ンプログラムから何 れかを選択して実行するアプリケーショ ン実行ステップと、 前記アプリ ケ一ショ ン実行ステップでアプリケーショ ンプログラムが実行されたと きの前記移動体端末の場所を検出する場所検出ステップと、 前記アプリ ケーシヨ ン実行ステップで実行されたアプリケーショ ンプログラムの利 用履歴を、 前記場所検出ステップで検出された場所に関連付けて作成す る利用履歴作成ステップと、 所定の場所に対応するアプリケーショ ンプ ログラムを前記利用履歴に基いて特定し、 前記アプリケーショ ンプログ ラムを予測結果と して提示する予測ステップとを含むことを特徴とする , これによ り、 所定の場所に対応するアプリケーショ ンプログラムが、 これまでの利用場所を含む利用履歴に基いて特定されてそれが予測結果 とされるため、 その場所においてユーザが利用するであろうアプリケー シヨ ンプログラムを適切に予測することができる。
例えば、 前記予測ステップは、 現時点での移動体端末の場所を検出す る現在場所検出ステップと、 前記現在場所検出ステップで検出された場 所に対応するアプリケーショ ンプログラムを前記利用履歴に基いて特定 する特定ステップと、 前記特定ステップで特定されたアプリケーショ ン プログラムを、 ユーザが現在利用しょう とするアプリケーショ ンプログ ラムの予測結果と して提示する提示ステップとを含む。
これによ り 、 現時点での移動体端末の場所に対応するアプリケーショ ンプログラムが利用履歴から特定されてそれが予測結果と して提示され るため、 ユーザが現在利用しょう とするアプリケーショ ンプログラムを 適切に予測することができる。
また、 前記利用履歴作成ステップでは、 前記アプリケーショ ン実行ス テツプで実行されたアプリ ケーショ ンプログラムの名称と、 前記アプリ ケーシヨ ンプログラムに対してユーザの操作によ り入力されたコ ンテン ッとを含めて前記利用履歴を作成し、 前記特定ステップでは、 さ らに、 前記現在場所検出ステップで検出された場所に対応するコ ンテンツを前 記利用履歴に基いて特定し、 前記提示ステップでは、 さ らに、 前記特定 ステップで特定されたコ ンテンツを、 ユーザが現在利用しょう とするァ プリケーシヨ ンプログラムのコンテンツと して提示することを特徴と し てもよい。 例えば、 前記特定ステップでは、 前記現在場所検出ステップ で検出された場所に対応するアプリケーショ ンと して電子メールを特定 し、 前記提示ステップでは、 前記電子メールを、 ユーザが現在利用 しよ う とするアプリケーショ ンプログラムの予測結果と して提示する。 これによ り、 さ らに、 現時点の移動体端末の場所に対応するコ ンテン ッが利用履歴から特定されてそれが予測結果と して提示されるため、 ュ 一ザが現在利用 しょう とするアプリケーショ ンプログラムと、 これに対 応ずるコ ンテンツとを適切に予測することができる。
また、 前記予測ステップは、 前記移動体端末の将来に存在する場所を 予測する将来場所予測ステップと、 前記将来場所予測ステップで予測さ れた場所に対応するアプリ ケーショ ンプログラムを前記利用履歴に基い て特定する特定ステップと、 前記特定ステップで特定されたアプリケー シヨ ンプログラムを、 ユーザが将来利用しょう とするアプリケーショ ン プログラムの予測結果と して提示する提示ステップと を含むこと を特徴 と してもよい。例えば、前記アプリケーショ ンプログラムの予測方法は、 さ らに、 前記移動体端末の移動履歴を暦の属性に関連付けて作成する移 動履歴作成ステップを含み、 前記将来場所予測ステップでは、 現在よ り 後の暦の属性に対応する場所を前記移動履歴に基いて特定し、 前記特定 した場所を前記移動体端末の将来に存在する場所とみなす。
これによ り、 移動体端末の将来に存在する場所に対応するアプリ ケー ショ ンプログラムが利用履歴から特定されてそれが予測結果と して提示 されるため、 ユーザが将来利用しょう とするアプリケーショ ンプロダラ ムを適切に予測することができる。
ここで、 前記アプリケーショ ンプログラムの予測方法は、 さ らに、 前 記移動体端末の有する電力量を検出する電力検出ステップと、 前記特定 ステップで特定されたアプリケーショ ンプログラム及びコ ンテンツが利 用されたときの消費電力量を算出する算出ステップと、 前記電力検出ス テツプで検出された電力量が、 前記算出ステップで算出された消費電力 量よ り も少ないときには、 充電を促すメ ッセージを提示するメ ッセージ 提示ステップとを含むことを特徴と してもよい。
これによ り、 予測されたアプリ ケーショ ンプログラム及びコ ンテンツ の利用で消費される消費電力量がそれらの実行前に算出されて、 移動体 端末の電力残量がその消費電力量よ り も少なければ充電を促すメ ッセ一 ジが提示されるため、 アプリケーショ ンプログラム及びコ ンテンツの利 用の利用開始前に充電をしておく ことができ、 電力不足によ りその利用 が中断されて しまうのを防ぐことができる。
また、 前記コンテンツは、 通信回線を介して配信される配信データで あって、 前記アプリケーショ ンプログラムの予測方法は、 さ らに、 前記 特定ステツプで特定された配信データの最新版を前記移動体端末が保持 しているか否かを判別する判別ステップと、 前記判別ステツプで保持し ていないと判別されたときには、 前記最新版の配信データ を保持してい ないことを知らせるメ ッセージを提示する提示ステップとを含むことを 特徴と してもよい。
これによ り、 アプリケーショ ンプログラムの利用開始前に、 そのアブ リケーショ ンプログラムの処理対象となる最新版の配信データが移動体 端末に保持されていなければ、 その旨を知らせるメ ッセージが提示され るため、 事前にその最新版の配信データ を移動体端末にダウンロー ドさ せておく ことができる。
ここで、 前記将来場所予測ステップは、 前記移動体端末が駅に設置さ れた機器と通信することによ り、 前記移動体端末が現存する前記駅を特 定する駅特定ステップと、 前記駅特定ステップで特.定された駅を出発駅 と して前記出発駅に対応する到着駅を過去の路線検索結果から検索する 検索ステップとを含み、 前記検索ステップで検索された到着駅を前記移 動体端末の将来に存在する場所と見なすことを特徴と してもよい。 また は、 前記将来場所予測ステップは、 前記移動体端末が駅に設置された機 器と通信することによ り、 前記移動体端末が現存する前記駅の路線を特 定する路線特定ステップと、 前記路線特定ステップで特定された路線に ある駅を過去のメール履歴から検索する検索ステップとを含み、 前記検 索ステップで検索された駅を前記移動体端末の将来に存在する場所と見 なす。
これによ り、 移動体端末の将来に存在する場所が路線検索結果または メール履歴を用いて予測されるため、例えば G P S ( G I oba I Pos ί t i on i ng System) などによ りわざわざ移動体端末の場所を測位して移動履歴を作 成する必要がなく 、 さ らに、 これまでに移動体端末が存在したことのな い場所であってもその場所を予測することができる。
また、 前記アプリケーショ ンプログラムの予測方法は、 さらに、 前記 移動体端末の動作モー ドを設定するモー ド設定ステップと、 前記モー ド 設定ステップで動作モー ドが設定された前記移動体端末の場所を検出す る設定場所検出ステップと、 前記モー ド設定ス亍ップで設定された動作 モー ドの設定履歴を、 前記設定場所検出ステップで検出された場所に関 連付けて作成する設定履歴作成ステップと、 前記移動体端末の現時点で の場所に対応する動作モー ドを前記利用履歴に基づいて特定し、 前記特 定された動作モー ドを予測結果と して提示するモー ド予測ステップとを 含むことを特徴と してもよい。
これによ り、 所定の場所に対応する動作モー ドが、 設定履歴に基いて 特定されてそれが予測結果と されるため、 その場所においてユーザが設 定するであろう動作モー ドを適切に予測することができる。
なお、 本発明は、 上記アプリケーショ ンプログラムの予測方法を用い る移動体端末や、 その移動体端末のためのプログラムと して実現するこ ともできる。 図面の簡単な説明
図 1 は、 場所予測方法 Aを利用した移動体端末及びサーバ装置を備え た情報提供システムの全体構成を示す構成図である。
図 2は、 場所予測方法 Aを利用した移動体端末のハードウェア構成を 示すブロック図である。
図 3は、 場所予測方法 Aを利用した移動体端末の機能構成を示す機能 ブロック図である。
図 4は、 サーバ装置の機能構成を示す機能ブロック図である。
図 5は、 情報提供システムの動作を示すフロー図である。
図 6は、 移動体端末の移動履歴を記録する処理の詳細動作を示すフロ 一図である。
図 7は、 移動体端末の移動履歴を示す図である。
図 8は、 地図データベースを示す國である。
図 9は、 プレースリス 卜の一例を示す図である。
図 1 0は、 行動パターンの抽出方法を説明するための図である。 図 1 1 は、 行動予測ルールの一例を示す図である。
図 1 2は、 施設情報データを示す図である。
図 1 3は、 カテゴリーデータを示す図である。
図 1 4は、 カテゴリ一別施設情報データを示す図である。
図 1 5の ( a ) は、 詳細情報がディスプレイに表示される表示例を示 す図であり、 ( b ) は、 ディスプレイの表示例を示す図である。
図 1 6は、 場所予測方法 Bを利用した移動体端末を備える情報提供シ ステムの動作を示すフロー図である。 図 1 7は、 移動体端末のユーザの移動履歴の例を示す模式図である。 図 1 8は、 プレース及びパスのリス トを示す図である。
図 1 9は、 行動パターンの抽出方法を示す図である。
図 2 0は、 行動予測ルールの一例を示す図である。
図 2 1 は、 移動体端末のディスプレイに表示される表示例を示す図で ¾)る。
図 2 2は、 場所予測方法 Cを利用した携帯電話を備えたシステムの構 成を示す構成図である。
図 2 3は、 携帯電話の内部構成を示す構成図である。
図 2 4は、 携帯電話の動作を示すフロー図である。
図 2 5は、 交通検索部が路線検索を行うときに表示する画面の一例を 示す画面表示図である。
図 2 6は、 移動先候補蓄積部が蓄積する路線検索履歴の内容を示す図 である。
図 2 7は、 情報提供部が移動先の候補及び到着予定時刻を表示する画 面を示す画面表示図である。
図 2 8は、 携帯電話が G P Sを利用して目的地を予測する方法を説明 するための図である。
図 2 9は、 変形例に係る携帯電話の内部構成を示す構成図である。
IH 3 0は、 変形例に係る携帯電話の動作を示すフロー図である。
図 3 1 は、 駅名称蓄積部に蓄積されている駅名称リス 卜の内容を示す 図である。
図 3 2は、 メール通信部が受信したメールの内容を示す図である。 図 3 3は、移動先候補蓄積部に蓄積されている内容(メール通信履歴〉 を示す図である。
図 3 4は、携帯電話が予測結果を表示する画面の一例を示す図である。 図 3 5は、 実施の形態 1 の移動体端末の機能構成を示す機能ブロック 図である。
図 3 6は、 同上のアプリケーショ ン利用履歴の内容を示す図である。 図 3 7は、 同上のアプリケーショ ンの利用パターンの抽出方法を示す 図である。
図 3 8は、同上のアプリケーションの利用予測ルールを示す図である。 図 3 9は、 同上の情報表示制御部が行うアプリケーションの動作処理 を示すフロー図である。
図 4 0は、 同上の情報表示制御部が行うアプリケーションの動作処理 を説明するための図である。
図 4 1 の ( a ) はメ ッセージの表示例を示す図であり、 ( b ) は過去 の履歴を利用するかをたずねるメ ッセージの表示例を示す図であり、 ( c )はメールの送信相手の選択を促すメ ッセージを示す図であり、( d ) は過去に送信したメ ッセージの表示例を示す図である。
図 4 2は、 実施の形態 2における移動体端末の機能構成を示す機能ブ ロック図である。
図 4 3は、 同上のテンプレートの一例を説明するための図である。 図 4 4は、 同上のアプリケ一ショ ン利用履歴の内容を示す図である。 図 4 5は、 同上の行動予測ルール保存部に保存された利用予測ル一ル の内容を示す図である。
図 4 6は、同上の利用パターンの抽出方法を説明するための図である。 図 4 7は、 同上のコンテンツパラメータ制御部がメールのアプリケ一 シヨ ンに対してコンテンツパラメータを入力した状態を示す図である。 図 4 8は、 同上の選択的に変更可能な文章がテンプレー ト 1 に設定さ れる場合について説明するための図である。
図 4 9は、 同上の情報表示制御部及びコンテンツパラメータ制御部の 動作に応じてディスプレイに表示される画面を示す画面表示図である。 図 5 0は、 同上の移動体端末の全体的な動作を示すフロー図である。 図 5 1 は、 同上の予測の動作を詳細に示すフロー図である。
図 5 2は、 同上のワイパーセンサを備えた移動体端末が表示する画面 を示す画面表示図である。
図 5 3は、 同上のナビゲーション機能により予測された到着時刻が揷 入されるテンプレー卜の内容を表示する図である。
図 5 4は、 同上の移動体端末の画面を表示する画面表示図である。 図 5 5は、 同上の変形例にかかる移動体端末の行動予測ルール保存部 に格納されている利用予測ルールの内容を示す図である。
図 5 6は、 実施の形態 3の移動体端末の機能構成を示す機能ブロック 図である。
図 5 7は、 同上の行動パターン抽出部が作成する利用予測ルールの内 容を示す図である。
図 5 8は、 同上の将来場所予測部が保持する行動予測ルールの内容を 示す図である。
図 5 9は、 同上の消費電力テーブルの内容を示す図である。
図 6 0は、 同上の電力制御部が消費電力量を予測する様子を説明する ための説明図である。
図 6 1 は、 同上の移動体端末の電力残量の推移を示す図である。 図 6 2は、 同上の電力制御部によってディスプレイに表示される画面 の一例を示す図である。
図 6 3は、 同上のディスプレイに表示される地図の一例を示す図であ る。
図 6 4は、 同上の移動体端末の動作を示すフロー図である。
図 6 5は、 同上の移動先までの経路にある充電可能場所を優先的に表 示するディスプレイの画面表示図である。
図 6 6は、 同上の変形例に係る充電場所取得部の動作を示すフロー図 である。
図 6 7は、 実施の形態 4の移動体端末の機能構成を示す機能プロック 図である。
図 6 8は、 同上の行動パターン抽出部が作成する利用予測ルールの内 容を示す図である。
図 6 9は、 同上の未保持メ ッセージを表示するディスプレイの一例を 示す図である。
図 7 0は、 同上の更新メ ッセージを表示するディスプレイの一例を示 す図である。
図 7 1 は、 同上のサーバが保持するダウンロード場所一覧データの内 容を示す図である。
図 7 2は、 同上のダウンロード場所データの内容を表示するディスプ レイを示す図である。
図 7 3は、 同上の移動体端末の動作を示すフロー図である。
図 7 4は、 同情の変形例に係るデータ取得場所検出部の動作を示すフ ロー図である。 発明を実施するための最良の形態
本発明に係る移動体端末は、 現在又は将来の自らの場所 (位置) にお いて適切なアプリケーショ ンプログラムを予測する。
即ち、本発明に係る移動体端末は、 G P S ( G l oba l Pos i t i on i ng System) により検出された移動体端末の現在の場所において適切なアプリケーシ ヨンプログラムを予測するとともに、 先に将来の場所を以下の方法によ リ予測し、 次にその予測した将来の場所において適切なアプリケーショ ンプログラムを予測する。
移動体端末の将来の場所を予測する方法と して、
( A ) 移動体端末の移動履歴に基いて、 現在よ り後の暦の属性に対応 する移動体端末の場所を予測する場所予測方法 A 、
( B ) 移動体端末の移動履歴に基いて、 現在の暦の属性と場所から今 後向かうであろう移動体端末の場所を予測する場所予測方法 B 、
( C ) 移動体端末の路線検索履歴及び電子メール履歴に基いて、 移動 体端末を携帯するユーザが乗車した乗車駅などから、 その後の移動体端 末の場所を予測する場所予測方法 Cがある。
ここでは先に、 上述のような場所予測方法 A 〜 Cによ り将来の場所を 予測する移動体端末の例についてそれぞれ順に説明し、 その後、 このよ うな方法を利用した本発明に係る移動体端末の実施の形態について説明 する。
く 1 . 場所予測方法 Aを利用した移動体端末〉
場所予測方法 Aを利用した移動体端末は、 上述のように移動履歴に基 いて、 今後の移動体端宋の場所を予測するものであって、 さらに、 サー バ装置との通信を行うことにより、 その場所に関連する情報の提供を受 ける。
図 1 は、 上記移動体端末及びサーバ装置を備えた情報提供システムの 全体構成を示す構成図である。
この情報提供システム 1 0は、 カーナビゲ一ショ ンシステムの車載装 置である上述の移動体端末 1 1 と、 移動体端末 1 1 に提供する情報を蓄 積するサーバ装置 1 2などから構成される。
サーバ装置 1 2からの情報は、 イ ンタ一ネッ ト網 1 4および無線基地 局 1 3 を介して移動体端末 1 1 に提供される。
図 2は、移動体端末 1 1 のハー ドウヱァ構成を示すプロ ック図であリ、 図 3は、 移動体端末 1 1 の機能構成を示す機能ブロ ック図である。
図 2に示されるように移動体端末 1 1 は C P U 1 0 1 、 ハー ドデイス ク 1 0 2、 R A M 1 0 3、 V R A M 1 0 4、 ディスプレイ 1 0 5、 入力 デバイス 1 0 6、 カ レンダー時計 1 0 7 、 G P S受信部 1 0 8、 および ネッ トワーク I F 1 0 9からなるハー ドウェア構成を備える。
また、図 3に示されるよ うに移動体端末 1 1 は、ディスプレイ 1 0 5、 G P S受信部 1 0 8、カ レンダー時計 1 0 7 、ネッ トワーク I F 1 0 9 、 移動履歴データ保存部 2 0 1 、 移動履歴記録部 2 0 2、 行動予測ルール 保存部 2 0 3、 情報表示制御部 2 0 4、 および行動パターン抽出部 2 0 5からなる機能構成を備える。 図 2 と図 3において、 同 じ構成要素には 同じ符号を付している。
図 2において、 C P U 1 0 1 は、 移動体端末 1 1 の各構成要素と接続 され、 移動体端末 1 1 全体の動作を制御する。 ハー ドディスク 1 0 2、 R A M 1 0 3、 及び V R A M 1 0 4はデータ を保持する。 入力デバイス 1 0 6は、移動体端末 1 1 の各種操作を行うためのポタ ンやキーである。 ディスプレイ 1 0 5、 カ レンダー時計 1 0 7 、 G P S受信部 1 0 8 、 お よびネッ 卜ワーク ί F 1 0 9については後述する。
図 3 において、 G P S受信部 1 0 8は、 G P S受信機などであり、 移 動体端末 1 1 の位置を検出する。
カ レンダー時計 1 0 7 は、 現在のカ レンダー属性 (年月 日、 曜日、 及 び時刻) を計時し出力する。
移動履歴記録部 2 0 2は、 G P S受信部 1 0 8から出力される移動体 端末 1 1 の現在位置と、 カ レンダ一時計 1 0 7 から出力される現在の力 レンダー属性とを基に、 移動体端末 1 1 の移動履歴を移動履歴データ保 存部 2 0 1 に記録する。
行動パターン抽出部 2 0 5は、 移動履歴データ保存部 2 0 1 に記録さ れている移動履歴とネッ トワーク I F 1 0 9 を介してサーバ装置 1 2か ら取得した情報を基に、 移動体端末 1 1 のユーザの行動パターンを抽出 して、 ユーザの行動予測ルール (所定の形式に整理された移動履歴) を 作成し、 行動予測ルール保存部 2 0 3 に記録する。
情報表示制御部 2 0 4は、 G P S受信部 1 0 8 あるいはカ レンダ一時 計 1 0 7から出力される現在位置や現在のカ レンダー属性と、 行動予測 ルール保存部 2 0 3 に保持された行動予測ルールとに基づいて適切なタ ィ ミ ングで、 ネッ トワーク I F 1 0 9 を介してサーバ装置 1 2よ り取得 した情報をディスプレイ 1 0 5に表示する。
図 4は、 サーバ装置 1 2の機能構成を示す機能ブロ ック図である。 図 4に示されるように、サーバ装置 1 2は、ネッ トワーク I F 3 0 0、 情報送信制御部 3 0 1 、 カテゴリー保存部 3 0 2、 および施設情報デ一 タ保存部 3 0 3から構成される。
情報送信制御部 3 0 1 は、 移動体端末 1 1 からの要求を受けて、 ネッ トワーク ! F 3 0 0 を介して、 カテゴリー保存部 3 0 2および施設情報 データ保存部 3 0 3に保存されているデータ を送信する。
カテゴリー保存部 3 0 2には、 各施設とその施設が属するカテゴリー との対応関係を示すカテゴリ—データが保存されている。
図 1 3は、 カテゴリーデータを示す図である。 このカテゴリーデータ 3 0 2 a は、 施設識別子で示される各施設がいずれのカテゴリーに属す るかの対応関係を表したデータである。 例えば、 施設 1 はレス トランと いうカテゴリーに属し、 施設 4は書店というカテゴリーに属しているこ とを示している。
また、 施設情報データ保存部 3 0 3 には、 各施設とその施設に関する 情報との対応関係を示す施設情報データやカテゴリ一別施設情報データ が保存されている。 図 1 2は、 施設情報データを示す図である。 この施設情報データ 3 0 3 aには、 施設識別子で示される施設 1 、 施設 2…のそれぞれの施設名 とその最新情報が記録されている。 例えば施設 1 は 「ボスバーガ京阪奈 店」 であり、 最新情報と して Γコロッケバーガ 1 9 0円新発売…」 が記 録されている。
図 1 4は、 カテゴリ一別施設情報データを示す図である。 図 1 4に示 されるように、 このカテゴリ一別施設情報データ 3 0 3 bには、 レス ト ランや居酒屋などのカテゴリ一毎に施設名と位置情報と最新情報とが記 録されている。
このように構成された情報提供システム 1 0の動作を説明する。
図 5は、 情報提供システム 1 0の動作を示すフロー図である。
まず、 移動履歴記録部 2 0 2が移動体端末 1 1 の移動履歴を記録する (ステップ S 1 0 1 ) 。 この移動履歴を記録する処理の詳細を図 6から 図 9を用いて説明する。
図 6は、 移動体端末 1 1 の移動履歴を記録する処理の詳細動作を示す フロー図である。
まず、 移動履歴記録部 2 0 2が G P S受信部 1 0 8 とカ レンダー時計 1 0 7からの出力を基に、 1 秒間に 1 回、 移動体端末 1 1 の位置と 日時 を移動履歴データ保存部 2 0 1 のハードディスク H D Dに記録する (ス テツプ S 2 0 1 ) 。
図 7は、 移動体端末 1 1 の移動履歴を示す図である。 図 7に示される ように、 日時に対応する移動体端末 1 1 の位置座標が 1 秒間隔で記録さ れている。 例えば、 2 0 0 3年 2月 4曰 (火) 1 0時 2 3分 3 4秒に、 移動体端末 1 1 は東経 E 1 , 北緯 N 1 の位置にあることを示している。 次に、 移動履歴記録部 2 0 2は、 地図データベース (地図 D B ) を参 照して、 記録した移動体端末 1 1 の位置座標がどの施設の敷地範囲に属 するかを特定する (ステップ S 2 0 2 ) 。
図 8は、 地図データベースを示す図である。
図 8の地図データベースは、 施設 1 、 施設 2などの施設を識別するた めの施設識別子と、 各施設に対応する敷地範囲との対応関係を示す。 こ の地図データベースを用いることにより、 ある位置座標が何れの施設に 該当するかを特定することができる。
施設 1 、 施設 2などの施設識別子は、 A B学校や C D店などの施設を 示すものである。 また、 敷地範囲は例えば施設 1 の場合、 左隅座標が東 経 Θ 1 、 北緯 n 1 で、 縦 1 O m横 1 O mの矩形の範囲を示している。 例えば、 図 7に示される位置座標 (東経 E 1 、 北緯 N 1 )が、 左隅座標 が東経 e 3北緯 n 3で縦 1 5 m横 1 0 mの矩形の範囲内であれば、 その 位置座標は施設 3に該当する。
この敷地範囲を示すものとしては、 区画が特定できればよいのであつ て、 図 8で示されるような基準座標 (北緯 A、 東経 B ) 、 あるいは代表 座標 (北緯 C、 東経 D ) とその区画領域の形状 (四角 (縦 Y k m、 横 X k m) 、 三角) で示すものなどであってもよく、 また 各区画の範囲 (北 緯 E〜 F、 東経 G〜 H ) で示すものや、 基準座標 (北緯 A、 東経 B ) と 前記基準座標からの距離 (縦 Y k m、 横 X k m、 あるいは半径 R k m) で示すもの、 あるいは複数の代表座標 (北緯 A、 東経 B ) を指定し、 そ の代表座標を直線で結んで囲われた領域で示すものであってもよい。 また、 各都道府県、 市町村、 番地、 郵便番号などの土地情報に基づい て予め位置座標を設定しておいてもよい。 更に上記土地情報により、 大 まかな区分を行い、 その中で上記詳細な区画.を行うことも可能である。 この地図データベースは、 移動履歴記録部 2 0 2が保持していてもよ いし、 また、 サーバ装置 1 2に保存されていてもよい。
次に、 移動履歴記録部 2 0 2は移動履歴データ保存部 2 0 1 に記録さ れている移動履歴を基に、 1 つの敷地範囲 (ステップ S 2 0 2において 特定された施設) 内での滞在時間が 1 0分以上のものがあるか否かを判 別し (ステップ S 2 0 3 ) 、 1 0分以上のものがなければ (ステップ S 2 0 3の N o ) 、再度位置座標の記録処理に戻リ (ステップ S 2 0 1 ) 、 1 0分以上のものがあれば、 (ステップ S 2 0 3の Y e s ) 、 滞在日時 に施設識別子を付与してプレース (滞在場所) と して記録する (ステツ プ S 2 0 4 ) 。
図 9は、 記録されたプレースを示すリス 卜の一例である。
図 9に示されるように、 プレースリス ト 1 3 0には日時と対応させて 1 0分以上滞在した場所がプレースと して記録されている。 例えば、 2 0 0 3年 2月 1 日 (土) 1 8時から 1 8時 2 0分に施設 2に滞在してい たことが示されている。
以上のような移動履歴の記録処理(図 5のステップ S 1 0 1 )の次に、 行動パターン抽出部 2 0 5は、 移動履歴データ保存部 2 0 1 に保持され ているプレースリス ト 1 3 0を基に、 移動体端末 1 1 のユーザの行動パ ターンを抽出して行動予測ルールを作成する (ステップ S 1 0 2 ) 。
行動パターンの抽出について説明する。
行動パターン抽出部 2 0 5は、 新たに記録されたプレースでの滞在曰 時を例えば平日の朝、 昼、 夜、 および休日の朝、 昼、 夜の 6つに区分し、 区分された各日時における各プレースの滞在回数を算出する。このとき、 平日は月曜曰から金曜日、 休日は土曜日および日曜日と し、 朝は例えば 午前 6時から正午まで、 昼は正午から午後 6時まで、 夜は午後 6時から 翌朝午前 6時までとする。
図 1 0は、 行動パターンの抽出方法を説明するための図である。
行動パターン抽出部 2 0 5は、 プレースリス ト 1 3 0に記録されてい る施設 2 (滞在曰時 2 0 0 3年 2月 1 日 (土) 1 8時から 1 8時 2 0分) の滞在日時が平日か休日かを区分する。 滞在日時が土曜日であるため休 日に区分される。 次に朝、 昼、 夜のいずれであるかを区分する。 滞在曰 時が 1 8時から 1 8時 2 0分であるため、夜に区分される。これにより、 休曰の夜に移動体端末 1 1 のユーザが施設 2に滞在していたという行動 パターンが抽出される。
以上のように、 行動パターン抽出部 2 0 5は、 新たに記録されたプレ ースからユーザの行動パターンを抽出して行動予測ルールを作成し、 行 動予測ルール保存部 2 0 3に記録する。
図 1 1 は、 行動予測ルールの一例を示す図である。 図 1 1 において、 日時は上述したように区分された日時 (休日の夜、 平日の昼など) を示 しておリ、 滞在場所はプレースを示している。 そして、 区分された日時 毎の各プレースの滞在回数および滞在確率が記録されている。
例えば、 休日の夜という日時において、 過去の移動履歴から施設 1 で の滞在回数は 7 8回であり、 施設 2での滞在回数は 4 5回であり、 施設 3での滞在回数は 1 3回である。その他の施設については省略している。 そして、 休日の夜における施設 1 での滞在確率が 5 2 %、 施設 2での滞 在確率が 3 0 %、 施設 3での滞在確率が 8 %となっている。
以上のようにして、 行動パターン抽出部 2 0 5は、 新たなプレースが 記録される度に、 行動パターンを抽出して行動予測ルール 1 4 0を作成 する。
次に、 情報表示制御部 2 0 4は、 現在の年月日、 曜日、 時刻 (カ レン ダー属性) を力 レンダー時計 1 0 7より取得し、 現在の日時よリ所定の 時間後 (例えば 3 0分後) における移動体端末 1 1 のユーザが各プレー スに滞在する確率を行動予測ルール保存部 2 0 3に保存されている行動 予測ルール 1 4 0を基に求める (ステップ S 1 0 3 ) 。 すなわち、 現時 刻より 3 0分後が休日の夜、 平日の昼などのいずれに属するかを調べ、 属する時間帯における各プレースの滞在確率を求めることでユーザの行 動を予測する。
例えば、 現在の日時が 2 0 0 3年 2月 1 5曰 (土) の 1 7時 4 5分で あるとする。 3 0分後の日時 ( 2 0 0 3年 2月 1 5曰 (土) 1 8時 1 5 分) は休日の夜に属するため、 情報表示制御部 2 0 4は行動予測ルール 保存部 2 0 3に記憶された行動予測ルール 1 4 0から、 施設 1 での滞在 確率が 5 2 %、施設 2での滞在確率が 3 0 %、施設 3での滞在確率が 8 % などの休日の夜における各プレースの滞在確率を求める。
次に、 情報表示制御部 2 0 4は、 取得した各プレースの滞在確率のう ち、 所定値 (例えば 7 0 %) を超えるプレースが存在するか否かを判定 し (ステップ S 1 0 4 ) 、 所定値を超えるプレースが存在する場合は (ス テツプ S 1 0 4の Y e s ) 、 そのプレースの最新情報をサーバ装置 1 2 の施設情報データ保存部 3 0 3 よ り取得して、 ディスプレイ 1 0 5に表 示し (ステップ S 1 0 7 ) 、 処理を終了する。
一方、 所定値を超えるプレースが存在しない場合は (ステップ S 1 0 4の N o ) 、 情報表示制御部 2 0 4は、 滞在確率を取得した各プレース をサーバ装置 1 2のカテゴリ一データ保存部 3 0 2に保存されている力 テゴリーデータ 3 0 2 a を基にカテゴリーに置換する (ステップ S 1 0 5 ) 。
このカテゴリーへの置換処理によ り、 上述の例の場合では、 施設 1 の レス 卜ランでの滞在確率が 5 2 %、 施設 2のレス トランでの滞在確率が 3 0 %、 施設 3のカ フェでの滞在確率が 8 %となり、 レス トランという カテゴリ一に属する場所での滞在確率が 8 2 %、 フ ェでの滞在確率が 8 %になる。
そして次に、 情報表示制御部 2 0 4は、 各カテゴリーの滞在確率のう ち、 所定値 (例えば 7 0 %) を超えるカテゴリーが存在するか否かを判 定し (ステップ S 1 0 6 ) 、 存在しない場合は (ステップ S 1 0 6の N o ) 処理を終了する。
—方、 所定値を超えるカテゴリーが存在する場合は (ステップ S 1 0
6の Y e s ) 、 情報表示制御部 2 0 4は、 G P S受信部 1 0 8から移動 体端末 1 1 の現在位置を取得し、 そのカテゴリーに属する最寄りの施設 情報を施設情報データ保存部 3 0 3から取得して、 ディスプレイ 1 0 5 に表示し (ステップ S 1 0 8 ) 、 処理を終了する。
上述の^では、 レス トランというカテゴリーに属する滞在確率が 8
2 %であり、 所定値である 7 0 %を超えている。 このため、 情報表示制 御部 2 0 4は、 レス 卜ランというカテゴリーに属する施設のうち、 3 0 分後 ( 1 9時 1 5分) に到着可能な施設をユーザの移動履歴 (囡 9参照) から抽出 して(例えば過去に 1 8時以降に滞在したレス トランを抽出〉、 ディスプレイ 1 0 5に複数の候補を表示し、 さ らに最近よ く 滞在した施 設を選出 しておすすめの施設と して表示する。
図 1 5の ( b ) は、 ディ スプレイ 1 0 5の表示例である。 ディ スプレ ィ 1 0 5には、 レス トランというカテゴリーに属する複数の施設 (リー ガルホス ト京阪奈店、 ボスバーガ京阪奈店、 パーマヤン、 楽寿司) が候 補と して表示されている。 さ らに、 最近よ く 滞在した施設である 「リー ガルホス ト京阪奈店」 がおすすめの施設と してカーソル 1 9 1 によ り指 示されている。 カーソル 1 9 1 によって指示するかわりに 「リーガルホ ス ト京阪奈店」 を反転表示させることで指示してもよい。 各候補の情報 (オムレツ定食、 中華あんかけそば等) は、 各候補を選択した時に表示 される詳細情報の概要を示している。
ユーザはディスプレイ 1 0 5に表示されている施設の候補から、 タ ツ チパネルである操作部 1 9 0による操作で候補を選択し、 所望の施設に カーソル 1 9 1 を設定し、中央にある決定操作部 1 9 0 a の操作によ り、 選択した候補を決定する。 例えばユーザが 「リーガルホス ト京阪奈店」 を選択した場合、 その最新情報などの詳細情報がディスプレイ 1 0 5に 表示される。
図 1 5の ( a ) は、 詳細情報がディスプレイに表示される表示例を示 している。 図 1 5の ( a ) に示されるように、 「リーガルホス ト京阪奈 店」 の詳細情報 「なつかしの洋食フェア開催中 ■ ■ ■ 」 がディスプレイ 1 0 5に表示されている。 このとき、 「リーガルホス ト京阪奈店」 まで の渋滞情報などを表示してもよい。
またこのとき、 レス トランというカテゴリーに属する施設のうち、 3 0分後に到着可能な施設を過去の移動履歴 (図 9参照) から抽出すると ともに、 さ らにその近傍の施設(レス トランというカテゴリ一に属する) をサーバ装置 1 2に保存されているカテゴリ一別施設情報データ 3 0 3 b (図 1 4参照) から抽出 してもよい。
このよ うに、 場所予測方法 Aを利用 した移動体端末 1 1 は、 現在の力 レンダ一属性 (年月 日、 曜日、 時刻) を基に、 移動体端末 1 1 のユーザ が所定の時間経過後にいずれの位置に滞在しているかを過去の移動履歴 から予測する。 さ らに、移動体端末 1 1 は、その予測した結果を用いて、 ユーザが必要となるであろう情報をタイ ミ ングよ く取得することができ る。
さ らに、 この移動体端末 1 1 は、 ユーザの過去の移動履歴から、 ユー ザがこれから滞在する確率の多い場所に関する情報を提供するだけでな く 、 ユーザが滞在する確率の多い場所と同じカテゴリーに属する場所に 関する情報の提供を受けるため、 ユーザは必要となるであろう よ り 多く の情報を得ることができる。
尚、 この移動体端末 1 1 では、 行動パターンの抽出を行う とき、 平日 と休日や、 朝、 昼、 夜など区分基準を予め固定にしていたが、 ユーザの 行動パターンを基に、 区分基準を動的に変更する方法で行動パターンを 抽出してもよい (クラスタ リ ング手法) 。 例えば日曜日から水曜曰まで と木曜曰から土曜日までのそれぞれでユーザの行動パターンが分かれる 場合、 曰曜日から水曜日までと、 木曜日から土曜曰までに行動パターン を区分すればよい。
また、 施設を決定せずに、 カ レンダー属性と位置の移動履歴から、 現 在以降の滞在場所を予測してもよい。
また、 現在の時刻から 3 0分後における移動体端末 1 1 のユーザの行 動を予測したが、 3 0分後という時間に限定されず、 1 0分後でも 1 時 間後でもよい。
さ らに、 カテゴリ一を レス トランの中でも和食、 洋食、 中華のよ うに さ らに細分化してユーザの嗜好に対応できるよ うにしてもよい。
また、 プレースを決定する条件と して、 所定時間 (上述の説明では 1 0分) 以上、 同一敷地範囲に滞在することと したが、 滞在時間が所定時 間であり さ らにその滞在回数が所定回数以上であるときにプレースと し て決定するようにしてもよい。
そ してまた、 移動体端末 1 1 が車両に搭載された場合、 駐車した場所 (エンジンを停止した場所) をプレースと して記録してもよ く 、 また一 定時間パーキングブレーキを引いて停車した場所を含めてもよい。 さ らに、 この移動体端末 1 1 では、 各時間帯においてユーザが各プレ ースに滞在する確率を予め計算してユーザの行動予測ルールと したが、 通常は各時間帯においてユーザが各プレースに滞在した履歴を蓄積して おき、現在の時刻を取得した時点で、各プレースの滞在確率を計算して、 その滞在確率に基づく情報の表示を行う ようにしてもよい。
また上述した G P S受信部 1 0 8から得られる位置座標データについ ては、 加速度センサーやマップマッチングによ り、 誤差を補正してから 用いることにより精度を向上させることができる。
さらに、 この移動体端末 1 1 では、 移動履歴の記録、 行動予測ルール の作成、 および移動体端末 (ユーザ) の滞在位置の予測を並行して行う ようにしたが、 予め移動履歴および行動予測ルールが蓄積されているな らば、 その移動履歴および行動予測ルールを基に、 滞在位置の予測だけ を行ってもよい。
く 2 . 場所予測方法 Bを利用した移動体端末〉
次に、 場所予測方法 Bを利用した移動体端末について説明する。
場所予測方法 Aを利用した移動体端末 1 1 では、 予め記録された移動 体端末 1 1 の移動履歴から、 現在の時刻を基に後にユーザが滞在する滞 在場所を予測し、 さらにその滞在場所に関する情報を表示していた。 そ れに対して、 場所予測方法 Bを利用した移動体端末では、 同じく移動体 端末 1 1 の移動履歴から、 現在の時刻と場所を基にユーザが今後移動す る場所を予測し、 さらにその移動場所に関する情報を表示する。
この場所予測方法 Bを利用した移動体端末を備える情報提供システム の全体構成は図 1 と同様であり、 移動体端末 (モパイル端末) のハード ウェア構成および機能構成は図 2と図 3 と同様であるため、 その説明を 省略する。 またサーバ装置は図 4と同様であり、 その説明を省略する。 また、 場所予測方法 Aを利用した移動体端末 1 1 がカーナビゲーショ ンシステムの車載装置であつたの対し、 場所予測方法 Bを利用した移動 体端末は G P S付の携帯電話機である。
ここで、 場所予測方法 Bを利用した移動体端末を備える情報提供シス テムの動作について説明する。
図 1 6は、 上述の情報提供システムの動作を示すフロー図である。 まず、 移動履歴記録部 2 0 2が移動体端末 1 1 の移動履歴を記録する (ステップ S 3 0 1 ) 。 この移動履歴を記録する処理は、 上述の場所予 測方法 Aの移動体端末で説明した処理とほぼ同様である (図 6参照) 。 異なる点は、 場所予測方法 Aの移動体端末では、 1 つの敷地範囲内での 滞在時間が 1 0分以上である場合にその日時に識別子を付与してプレー スと して記録している (図 6のステップ S 2 0 4 ) のに対して、 場所予 測方法 Bの移動体端末では、 さ らにプレース間をパス (滞在場所区間) と して記録する。
図 1 7 は、 移動体端末のユーザの移動履歴の例を示す模式図である。 図 1 7 には、 会社を出発したユーザが書店 「ブックボーン」 に滞在し て駅に向かったパターンと、 会社を出発したユーザが書店 「ブックポー ン」 に滞在し、 さ らに居酒屋「牛民」 に滞在し駅に向かったパターンと、 会社を出発したユーザが書店 「ブックボーン」 に滞在し、 さ らに居酒屋 「黒木屋」 に滞在し駅に向かったパターンの、 過去の 3つのパターンに よるユーザの移動履歴が示されている。 このとき、 書店 「ブックボーン J は会社の近く に位置しておリ、 ユーザは会社の帰りに必ずその書店に寄 と一 る o
図 1 8は、 記録されたプレース及びパスを示すリス トの一例である。 図 1 8 に示されるように、 プレースパスリス ト 2 3 0には日時と対応 させて、 1 0分以上滞在した場所がプレースと して記録され、 さ らにプ レース間がパスと して記録されている。
例えば、 2 0 0 3年 2月 7 日 (金) 9時から 1 8時にユーザが滞在し ていた場所である施設 A O (会社) がプレースと して記録され、 2 0 0 3年 2月 7 曰 (金) 1 8時 1 0分から 1 8時 3 0分にユーザが滞在して いた場所である施設 4 (ブックボーン) がプレースと して記録されてい る。 さ らに、 プレースと して記録された施設 A 0および施設 4の間 (施 設 A O→施設 4 ) がパスと して記録されている。
以上のよ うに移動履歴の記録処理 (ステップ S 3 0 1 ) が行われ、 次 に行動パターン抽出部 2 0 5は、 移動履歴データ保存部 2 0 1 に保存さ れているプレースパスリス ト 2 3 0を基に、 移動体端末 1 1 のユーザの 行動パターンを抽出して行動予測ルールを作成する(ステップ S 3 0 2 ) 行動パターンの抽出方法について説明する。
図 1 9は、 行動パターンの抽出方法を示す図である。
例えば、 図 1 8に示されるように、 施設 A O (会社) →施設 4 (ブッ クボーン) のパスを経過した ( 2 0 0 3年 2月 7 日 (金) 1 8時から 1 8時 1 0分) 後、 施設 A 1 (牛民) に滞在している ( 2 0 0 3年 2月 7 曰 (金) 1 8時 4 5分から 2 1 時) 場合を例にあげる。
図 1 9に示されるように、 行動パターン抽出部 2 0 5は、 会社→ブッ クボーンのパスを経過した日時が月曜曰から木曜日、 金曜日、 休日 (土 曜日、 日曜日) のそれぞれ朝 (午前 6時から正午) 、 昼 (正午から午後 6時) 、 夜 (午後 6時から翌朝午前 6時) の 9つの時間帯 (カレンダー 属性) のいずれに属するかを特定する。
会社→ブックボーンのパスを経過した時間帯は、 2 0 0 3年 2月 7 曰 (金) 1 8時から 1 8時 1 0分であり、 金曜日の夜に区分される。
このようにして、 ユーザが金曜日の夜の時間帯に、 会社—ブックポー ンのパスにいる場合は、 後に居酒屋の 「牛民 j に訪れるという行動バタ ーンが抽出される。
このように、 行動パターン抽出部 2 0 5は、 ユーザの移動履歴から随 時行動パターンを抽出していき、 ユーザの存在した日時および場所 (プ レースまたはパス) 毎に、 その後に訪れた場所 (プレース) の回数を計 数して行動予測ルールを作成し、 行動予測ルール保存部 2 0 3に記録す る。
図 2 0は、 行動予測ルールの一例を示す図である。 図 2 0では、 行動 予測ルール 2 4 0に、 日時、 場所で示されるユーザの滞在日時 (金曜日 の夜などのように区分された日時) と滞在場所 (プレースまたはパス) 毎に、 その後ユーザ移動した移動場所、 移動回数、 および移動確率が示 されている。
例えば、 金曜日の夜という日時に、 施設 A O (会社) →施設 4 (ブッ クボーン) のパスにユーザが存在した場合、 その後に施設 A 1 (居酒屋 の牛民) に移動する回数は過去 4 5回あり、 その確率は 6 0 %であるこ とが示されている。 同じく、 その後に施設 A 2 (居酒屋の黒木屋) に移 動する回数は過去 1 5回あり、 その施設 A 2に移動する確率は 2 0 %で ある。 その他も同様である。
次に、 情報表示制御部 2 0 4は、 現在のカ レンダー属性 (年月日、 曜 曰、 時刻) および現在位置を、 力 レンダ一時計 1 0 7および G P S受信 部 1 0 8より取得し、 上述のように作成された行動予測ルール 2 4 0を 基に、 その後ユーザが各プレースへ移動する移動確率を求める (図 1 6 のステップ S 3 0 3 ) 。
例えば、 図 1 7に示されるように、 現在の日時が 2 0 0 3年 2月 2 1 日 (金) の 1 8時であり、 移動体端末 1 1 を持ったユーザの現在位置が 会社→プックボーンのパスであるとする。 現在の日時が金曜日の夜に属 し、 現在位置が会社→ブックボーンのパスに属するため、 行動予測ルー ル 2 4 0 (図 2 0参照) に示される曰時 : 金曜日の夜、 場所 : 施設 A O (会社) →施設 4 (ブックボーン) における各プレースへの移動確率を 求める。 この場合、 施設 A 1 (居酒屋の牛民) への移動確率 6 0 %、 施 設 A 2 (居酒屋の黒木屋) への移動確率 2 0 %、 施設 A 3 (パチンコキ ング) への移動確率 4 %などの各施設への移動確率が求まる。
次に、 情報表示制御部 2 0 4は、 求めた各プレースへの移動確率のう ち、 所定値 (例えば 7 0 ·%) を超えるプレースが存在するか否かを判定 し (ステップ S 3 0 4) 、所定値を超えるプレースが存在する場合は (ス テツプ S 3 0 4の Y e s ) 、 そのプレースの最新情報をサーバ装置 1 2 の施設情報データ保存部 3 0 3 よ り取得して、 ディスプレイ 1 0 5に表 示し (ステップ S 3 0 7 ) 、 処理を終了する。 この表示に関しては場所 予測方法 Aの移動体端末 1 1 と同様であり、 施設情報データ保存部 3 0 3に保存されている施設情報データ 3 0 3 a (図 1 2参照) よ りデータ を取得して表示する。
一方、 所定値を超えるプレースが存在しない場合は (ステップ S 3 0 4の N o ) 、 移動確率を取得した各プレースを、 サーバ装置 1 2のカテ ゴリ一データ保存部 3 0 2に保存されている力テゴリ一データ 3 0 2 a を基にカテゴリーに置換する (ステップ S 3 0 5 ) 。
このカテゴリーへの置換処理は、 場所予測方法 Aの移動体端末 1 1 と 同様である。
例えば、 移動場所が施設 A 1 (牛民) である確率が 6 0 %、 移動場所 が施設 A 2 (黒木屋) である確率が 2 0 %、 施設 A 3 (パチンコキング) である確率が 4 %である上述の例において説明すると、 施設 A 1 (牛民) は図 1 3 に示されるカテゴリーデータ 3 0 2 a を基に居酒屋というカ亍 ゴリ一に置換され、 施設 A 2 (黒木屋) も同 じ く 居酒屋というカテゴリ —に置換される。 また、 施設 A 3 (パチンコキング) は図 1 3では示さ れていないが、 例えば遊戯場というカテゴリーに置換される。 このカテ ゴリーへの置換処理によ り、 居酒屋というカテゴリーに属する場所への 移動確率が 8 0 %になる。
そして次に、 情報表示制御部 2 0 4は、 各カテゴリーへの移動確率の うち、 所定値 (例えば 7 0 %) を超えるカテゴリ一が存在するか否かを 判定し (ステップ S 3 0 6 ) 、 存在しない場合は (ステップ S 3 0 6の N o ) 処理を終了する。
一方、 所定値を超えるカテゴリ一が存在する場合は (ステップ S 3 0 6の Y e s ) 、 情報表示制御部 2 0 4は、 G P S受信部 1 0 8から、 移 動体端末 1 1 (ユーザ) の現在位置を取得し、 そのカテゴリーに属する 現在位置から近い施設情報を施設情報データ保存部 3 0 3から取得して ディスプレイ 1 0 5に表示し (ステップ S 3 0 8 ) 、 処理を終了する。 上述の例では、 居酒屋というカテゴリーに属する場所への移動確率が 8 0 %であり、 所定値である 7 0 %を超えている。 このため、 情報表示 制御部 2 0 4は、 カテゴリ一別施設情報データ 3 0 3 b (図 1 4参照) から、 居酒屋というカテゴリーに属するもののうち、 現在位置と一番近 い施設を、 移動体端末 1 1 の位置情報を基に検索して、 例えば施設 A 1 (牛民)を特定し、その最新情報などをディスプレイ 1 0 5 に表示する。 図 2 1 は、 移動体端末 1 1 のディスプレイ 1 0 5に表示される表示例 を示している。 図 2 1 に示されるように、 牛民の詳細情報 「 1 9時まで ビール 1 0 0円。 ■ ■ ■ 」 がディスプレイ 1 0 5に表示されている。 この場合、 カテゴリ一別施設情報データ 3 0 3 b に予め登録されてい れば、まだユーザが行ったこ とのない居酒屋の情報が表示されてもよい。 以上のように場所予測方法 Bを利用した移動体端末 1 1 によれば、 現 在のカ レンダ一属性 (年月 日、 曜日、 時刻) と、 現在のプレースまたは パスを基に、 移動体端末 1 1 のユーザが所定の時間経過後にいずれの位 置に移動しているかを過去の移動履歴から予測し、 その予測した結果を 用いて、 ユーザが必要となるであろう情報をタイ ミ ングよ く 取得するこ とができる。
さ らに、 移動体端末 1 1 は、 ユーザの過去の移動履歴から、 移動する 確率の多い場所の情報を取得するだけでなく 、 ユーザが移動する確率の 多い場所と同じカテゴリーに属する場所の情報を取得するため、 ユーザ は必要となるであろうよ り 多く の情報を得ることができる。
尚、 上述の場所予測方法 Bの移動体端末 1 1 は、 行動パターンの抽出 を行うとき、 平日と休日や、 朝、 昼、 夜などの区分基準を予め固定にし ていたが、 ユーザの行動パターンを基に、 区分基準を動的に変更する方 法で行動パターンを抽出してもよい (クラスタ リング手法) 。
さらに、 場所予測方法 Bの移動体端末 1 1 は、 各時間帯において移動 体端末 1 1 のユーザが各プレースに移動する確率を予め計算してユーザ の行動予測ルールと したが、 通常は各時間帯において移動体端末 1 1 の ユーザの移動履歴を蓄積しておき、 現在の時刻および移動体端末 1 1 の 現在位置を取得した時点で、 各プレースへの移動確率を計算して、 その 移動確率に基づく情報の表示を行うようにしてもよい。
また、 情報を音声で知らせるようにしてもよい。
また、 移動体端末 1 1 の位置の特定方法は、 G P Sを用いる方法に限 らず、 基地局を用いた位置検出 ( i エリア ( 「株式会社ェヌ ' ティ ' テ ィ ■ ドコモ J の登録商標) ) や、 電子基準点を用いた位置検出などの他 の方法でもよい。
< 3 . 場所予測方法 Cを利用した移動体端末〉
近年、 移動体端末である携帯電話においては、 音声通話機能だけでな く、 メール通信機能や、 インタ一ネッ トを利用した施設検索、 所望の駅 までにかかる時間等を検索できるようになってきている。 そこで、 場所 予測方法 Cを利用した移動体端末は、 携帯電話 (移動体端末) によるテ キス ト通信内容で用いた地名 (駅名、場所を表現する語句)等を用いて、 ユーザの移動先 (移動体端末の将来の場所) を予測する。
以下、 場所予測方法 Cを利用した移動体端末を携帯電話と して説明す る。
図 2 2は、 携帯電話を備えたシステムの構成を示す構成図である。 このシステムは、 音声通話やネッ トワークによる検索を行うことがで きる上述の携帯電話 1 2 0 1 と、 局所無線 ( R F ( Rad i o Fr equency) タ グ等) による通信機能を有し携帯電話に装着または内蔵される無線 I c カー ド 1 2 0 2 と、 イ ンターネッ ト等の公衆ネッ トワーク 1 2 0 3 と、 情報検索や情報配信を行うサーバ 1 2 0 4 と、 無線 I Cカー ド 1 2 0 2 と通信を行い乗車駅や路線情報をその無線 I Cカー ド 1 2 0 2に記録す る自動改札機 1 2 0 5 とを備える。 なお、 無線 I Cカー ド 1 2 0 2は、 携帯電話に内蔵されていてもよいし、 携帯電話の拡張カー ドスロ ッ トに 揷入されていてもよい。
図 2 3は、 携帯電話 1 2 0 1 の内部構成を示す構成図である。
携帯電話 1 2 0 1 は、 情報サーバ 1 2 0 4 と通信することによ り交通 情報 (路線) を検索する交通検索部 1 1 0 1 と、 交通検索部 1 1 0 1 で 検索した結果を蓄積する移動先候補蓄積部 1 1 0 2 と、 乗車駅を検出す る乗車駅検出部 1 1 0 3 と、 乗車駅検出部 1 1 0 3で検出された乗車駅 の情報をもとに、 移動先候補蓄積部 1 1 0 2で蓄積されている候補から 移動先を予測する移動先予測部 1 1 0 4 と、 移動先予測部 1 1 0 4で予 測された移動先に関する情報をユーザに提供する情報提供部 1 1 0 5 と を備える。
このよ うな携帯電話 1 2 0 1 の動作について、 図 2 4 を参照して説明 する。
図 2 4は、 携帯電話 1 2 0 1 の動作を示すフロー図である。
携帯電話 1 2 0 1 の交通検索部 1 1 0 1 は、 ユーザからの操作によ り 鉄道等の路線の検索を行ったか否かを判断する(ステップ S 1 3 0 1 )。 路線検索を行った場合には (ステップ S 1 3 0 1 の Y e s ) 、 交通検索 部 1 1 0 1 は、その検索結果を移動先候補蓄積部 1 1 0 2に格納する(ス テツプ S 1 3 0 2 ) 。
図 2 5は、 交通検索部 1 1 0 1 が路線検索を行う ときに表示する画面 の一例を示す画面表示図である。 この図 2 5の ( A ) に示すように、 ユーザが携帯電話 1 2 0 1 を操作 することによ り、 出発駅、 到着駅、 路線を使用する日時に関する情報が 交通検索部 1 1 0 1 に入力される。 入力後、 経路検索ポタ ンが選択され ると、 図 2 5の ( B ) に示すように、 交通検索部 1 1 0 1 はその入力内 容に応じた路線検索の結果を表示する。
そして、 交通検索部 1 1 0 1 は、 上述のように入力された内容と路線 検索結果とを、 路線検索履歴と して移動先候補蓄積部 1 1 0 2に蓄積す る。
図 2 6は、 移動先候補蓄積部 1 1 0 2が蓄積する路線検索履歴の内容 を示す図である。
移動先候補蓄積部 1 1 0 2は、 記憶容量に制限があるため、 交通検索 部 1 1 0 1 から路線検索履歴を取得すると、 予め蓄積されている路線検 索履歴のうち古いものから順に削除し、 新し く 取得した路線検索履歴を 優先的に蓄積する。
携帯電話 1 2 0 1 はこのよ うな蓄積が終了すると、 再びステップ S 1 3 0 1 からの動作を繰り返し実行する。
こ こで、 交通検索部 1 1 0 1 が路線検索を行っていない場合には (ス テツプ S 1 3 0 1 の N o ) 、 乗車駅検出部 1 1 0 3は、 乗車駅の自動改 札機 1 2 0 4 を通過したか否かを判別する (ステップ S 1 3 0 3 ) 。 具体的に、 携帯電話 1 2 0 1 が自動改札機 1 2 0 5に近付く と、 無線 I Cカー ド 1 2 0 2は自動改札機 1 2 0 5 と局所通信を行う。 乗車駅検 出部 1 1 0 1 は、 この無線 I Cカー ド 1 2 0 2によって行われる局所通 信に基いて、 自動改札機 1 2 0 4 を通過したか否かを判別する。
乗車駅検出部 1 1 0 1 が自動改札機 1 2 0 4を通過していないと判別 したときには (ステップ S 1 3 0 3の N o ) 、 携帯電話 1 2 0 1 はステ ップ S 1 3 0 1 からの動作を繰り返し行う。 また、 乗車駅検出部 1 1 0 1 が自動改札機 1 2 0 4 を通過したと判別 したときには (ステップ S 1 3 0 3の Y e s ) 、 乗車駅検出部 1 1 0 1 は、 さ らに、 無線 I Cカー ド 1 2 0 2による局所通信に基いて、 鉄道会 社 (路線) 及び乗車駅を検出する (ステップ S 1 3 0 4 ) 。 なお、 無線 I Cカー ド 1 2 0 2は、 その局所通信によ り特定される鉄道会社及び乗 車駅を記憶しておリ、 降車駅の自動改札機ではその記憶された鉄道会社 及び乗車駅に基いて課金が行われる。
次に、 移動先予測部 1 1 0 4は、 乗車駅検出部 1 1 0 1 がステップ S 1 3 0 4で例えば乗車駅 「学園前」 及び路線 「 K鉄道」 を検出すると、 移動先候補蓄積部 1 1 0 2に蓄積されている路線検索履歴の中からその 乗車駅及び路線を検索する (ステップ S 1 3 0 5 ) 。 そして、 移動先予 測部 1 1 0 4は、 その乗車駅及び路線を見つければ、 その乗車駅及ぴ路 線に関連付けられた到着駅を移動先の候補と して選択する。
例えば、 移動先予測部 1 1 0 4は、 図 2 6に示す路線検索履歴の中か ら 「学園前」 及び Γ Κ鉄道 J を検索し、 その路線検索履歴 1 5 0 1 、 1 5 0 2から到着駅 「鶴橋」 及び到着駅 「西大寺」 を移動先の候補と して 選択する。
ここで、 移動先予測部 1 1 0 4は、 その移動先の候補が複数あるか否 かを判別する (ステップ S 1 3 0 6 )
候補が複数あると判断したときには(ステップ S 1 3 0 6の Y e s )、 移動先予測部 1 1 0 4は、 路線検索履歴に示される出発時刻が現在時刻 に近い候補から順にその候補を、 情報提供部 1 1 0 5に表示させる (ス テツプ S 1 3 0 7 ) 。
例えば、 移動先予測部 1 1 0 4は、 現在時刻が 9 : 0 0のときに、 上 述のよ うに路線検索履歴 1 5 0 1 , 1 5 0 2から到着駅 「鶴橋」 及び到 着駅 「西大寺」 を移動先の候補と して選択すると、 路線検索履歴 1 5 0 1 に示される出発時刻 1 0 : 0 0の方が、 路線検索履歴 1 5 0 2に示さ れる出発時刻 1 1 : 0 0よりも現在時間に近いため、移動先の候補を「鶴 橋」 「西大寺」 の順に情報提供部 1 1 0 5に表示させる。 なお、 検索日 時が新しい順に移動先の候補を表示させても良い。 これにより、 例えば 乗車する直前に検索したときの到着駅を優先的に表示することができる, また、 移動先予測部 1 1 0 4は、 移動先の候補を表示するときには、 路線検索履歴に示される所要時間と現在時刻とに基いて、 その移動先の 候補に到着するまでの到着予定時刻を計算し、 その計算結果も情報提供 部 1 1 0 5に表示させる。
図 2 7は、 情報提供部 1 1 0 5が移動先の候補及び到着予定時刻を表 示する画面を示す画面表示図である。
この図 2 7に示すように、 情報提供部 1 1 0 5は、 移動先の候補と し て 「鶴橋」 及び 「西大寺」 を表示すると共に、 「鶴橋」 に到着するまで の到着予測時刻 「 1 0 : 5 0 J と、 「西大寺」 に到着するまでの到着予 測時刻 「 1 0 : 1 0 J とを表示する。
また、 ステップ S 1 3 0 6で候補が 1 つだけあるときには (ステップ S 1 3 0 6の N o ) 、 移動先予測部 1 1 0 4は、 その候補と、 その候補 に対して上述のように算出される到着予測時刻とを情報提供部 1 1 0 5 に表示させる (ステップ S 1 3 0 8 ) 。
これにより、 携帯電話 1 2 0 1 は、 過去にィンターネッ ト等で路線検 索を行った結果に基づき、 駅を通過しただけで簡単に移動先を予測して 到着予測時刻等の情報を自動的にユーザに提供することができる。 従来 の移動体端末は、 移動先を予測するために G P Sなどによる測位機能を 備えているため、 移動体端末の構成が複雑になるとともにコス 卜がかか るという問題があった。 しかし、 この携帯電話 1 2 0 1 は、 路線検索結 果を利用することにより、 G P Sなどで自らの位置を測位することなく 簡単に移動先を予測することができる。 さらに、 この携帯電話 1 2 0 1 は移動履歴ではなく路線検索履歴に基づいて移動先を予測するため、 こ れまでに存在したことのない場所でも移動先と して予測することができ る。
なお、 携帯電話 1 2 0 1 は、 路線及び乗車駅の検出後、 情報サーバ 1 2 0 4と接続することにより、 新たに路線検索を行っても良い。 これに より、 携帯電話 1 2 0 1 は情報サーバ 1 2 0 4に蓄積された最新の情報 に基いて、 到着予測時刻を表示することができる。
なお、 このような携帯電話 1 2 0 1 は、 到着予測時刻を提供したが、 さらに、 到着駅に関連する商用情報を提供してもよい。 例えば、 携帯電 話 1 2 0 1 は、 「鶴橋」 の駅に向かっていることが予測できた段階で、 情報サーバ 1 2 0 4と通信し、 「鶴橋」 駅前で特売セールを行っている 等の情報を提供してもよい。 これらの情報は、 あらかじめ、 情報提供者 によつて情報サーバ 1 2 0 4に登録されている。
なお、 このような携帯電話 1 2 0 1 は、 G P S機能により現在位置を 検出する構成要素を備えなかったが、 このような構成要素を備えても良 い。 この場合には、 携帯電話 1 2 0 1 は、 自動改札機 1 2 0 5の通過後 の自らの移動方向を検出し、 目的地を予測することが可能になる。
図 2 8は、 携帯電話 1 2 0 1 が G P Sを利用して将来の場所である目 的地を予測する方法を説明するための図である。
例えば上述のように、 携帯電話 1 2 0 1 力《 「学園前 J 駅の自動改札機 1 2 0 5を通過することにより、 「鶴橋」 と 「西大寺」 とを移動先の候 補と して挙げたときにも、 携帯電話 1 2 0 1 は、 さらに G P Sを利用す ることにより自らの移動方向 (ユーザが乗車する電車の移動方向) を検 出し、 その検出された移動方向から移動先が 「鶴橋」 であることを予測 することができる。 また、 携帯電話 1 2 0 1 は、 ステップ S 1 3 0 7において、 路線検索 履歴に示される出発時刻が現在時刻に近い候補を優先的に表示したが、 これ以外にも、 検索日時が現在日時に近い候補を優先的に表示してもよ い。 さらに、 携帯電話 1 2 0 1 は、 路線検索履歴に示される出発時刻か ら 1 時間後までの範囲を履歴の有効範囲と して扱い、 現在時刻がその有 効範囲に入っている候補を優先して表示しても良い。 例えば、 現在時刻 が 9 : 0 0であり、 路線検索履歴と して出発時刻が 8 : 3 0と 9 : 1 5 のものがあるとする。 このとき、 出発時刻が 8 : 3 0の有効範囲は 8 : 3 0から 9 : 3 0であり、 出発時刻が 9 : 1 5の有効範囲は 9 : 1 5か ら 1 0 : 1 5 となる。 これより現在時刻は、 出発時刻が 8 : 3 0の有効 範囲に含まれるため、 携帯電話 1 2 0 1 は、 その出発時刻が 8 : 3 0の 到着駅を移動先と して優先して表示する。
ここで、 上述の携帯電話 1 2 0 1 の変形例について説明する。
上述の携帯電話 1 2 0 1 は、 路線検索履歴を蓄積していたが、 本変形 例に係る携帯電話は、 ユーザによって操作されたメール等の通信履歴を 用いて、 目的地の予測を行う。
図 2 9は、 本変形例に係る携帯電話の内部構成を示す構成図である。 この携帯電話 1 2 0 1 aは、 メールの送受信を行うメール通信部 1 8 0 1 と、 駅名称等が蓄積されている駅名蓄積部 1 8 0 2と、 メールの通 信テキス トから駅名称を抽出する移動先候補選択部 1 8 0 3と、 移動先 候補選択部 1 8 0 3で選択された候補を蓄積する移動先候補蓄積部 1 8 0 4と、 乗車駅を検出する乗車駅検出部 1 8 0 5 と、 乗車駅検出部 1 8 0 5で検出された乗車駅と移動先候補蓄積部 1 8 0 4に蓄積されている 候補とから移動先を予測する移動先予測部 1 8 0 6と、 移動先予測部 1 8 0 6で予測された移動先に関する情報を提供する情報提供手段 1 8 0 7 とを備える。 ここで、 このような本変形例に係る携帯電話 1 2 0 1 a の動作につい て、 図 3 0を参照して説明する。
図 3 0は、 本変形例に係る携帯電話 1 2 0 1 a の動作を示すフロー図 である。
まず、 携帯電話 1 2 0 1 のメール通信部 1 8 0 1 は、 メールを受信し たか否かを判別する (ステップ S 1 9 0 1 ) 。 メール通信部 1 8 0 1 が 受信したと判別 したときには (ステップ S 1 0 9 1 の Y e s ) 、 携帯電 話 1 2 0 1 の移動先候補選択部 1 8 0 3は、 駅名称蓄積部 1 8 0 2に蓄 積されている内容 (駅名称リス ト) を参照して、 受信メールのテキス ト の中に駅名が含まれているか否かを判別する (ステップ S 1 9 0 2 ) 。 ここで、 駅名が含まれていれば (ステップ S 1 9 0 2の Y e s ) 、 移動 先候補選択部 1 8 0 3は、 上記駅名称リス トに基いて、 テキス ト中に含 まれていた駅名に対応する路線を特定し、 その駅名及び路線を移動先候 補蓄積部 1 8 0 4に登録する (ステップ S 1 9 0 3 ) 。 また、 駅名が含 まれていないときや (ステップ S 1 9 0 2の N o ) 、 移動先候補蓄積部 1 8 0 4への登録が終了 したときは、 携帯電話 1 2 0 1 はステップ S 1 9 0 1 からの動作を繰り返し実行する。
図 3 1 は、 駅名称蓄積部 1 8 0 2に蓄積されている駅名称リス 卜の内 容を示す図である。
この図 3 1 に示すように、 駅名称 「鶴橋」 及び 「東大阪 J などは路線 ごとに駅名称リス 卜に登録されている。
図 3 2は、 メール通信部 1 8 0 1 が受信したメールの内容を示す図で あ 。
この図 3 2に示すように、 移動先候補選択部 1 8 0 3は、 図 3 1 に示 す駅名称リス トを参照して、 受信メールのテキス ト中に含まれる文字列 から駅名を検索し、 駅名 「難波」 を見つけると、 再び駅名称リス トを参 照して、 その駅名 「難波 j に対応する路線 Γ Κ鉄道」 及び ΓΝ鉄道」 を 特定する。 そして、 移動先候補選択部 1 8 0 3は、 駅名 「難波」 と、 路 線 「 K鉄道」 及び Γ Ν鉄道」 と、 メールが受信された受信時刻と、 受信 相手と、 登録時刻とを移動先候補蓄積部 1 8 0 4に登録する。
図 3 3は、 移動先候補蓄積部 1 8 0 4に蓄積されている内容 (メール 通信履歴) を示す図である。
この図 3 3に示すように、 移動先候補蓄積部 1 8 04に蓄積されるメ ール通信履歴は、駅名と路線と登録時刻と受信時刻と受信相手とを含む。 ステップ S 1 9 0 1 でメール通信部 1 8 0 1 がメールを受信していな いと判別したときには (ステップ S 1 9 0 1 の Ν ο ) 、 乗車駅検出部 1 8 0 5は、 上述の乗車駅検出部 1 1 0 3 と同様、 乗車駅の自動改札機 1 2 0 4を通過したか否かを判別する (ステップ S 1 9 0 4 ) 。
乗車駅検出部 1 8 0 5が自動改札機 1 2 0 4を通過していないと判別 したときには (ステップ S 1 9 04の N o ) 、 携帯電話 1 20 1 はステ ップ S 1 9 0 1 からの動作を繰り返し行う。
また、 乗車駅検出部 1 8 0 5が自動改札機 1 2 0 4を通過したと判別 したときには (ステップ S 1 9 0 4の Y e s ) 、 乗車駅検出部 1 8 0 5 は、 さ らに、 無線 I Cカー ド 1 2 0 2による局所通信に基いて、 鉄道会 社 (路線) を検出する (ステップ S 1 9 0 5 ) 。
次に、 移動先予測部 1 8 0 6は、 乗車駅検出部 1 8 0 5がステップ S 1 9 0 5で例えば路線 Γ K鉄道」 を検出すると、 移動先候補蓄積部 1 8 04に蓄積されているメール通信履歴の中からその路線を検索する (ス テツプ S 1 9 0 6 ) 。 そして、 移動先予測部 1 8 0 6は、 その路線を見 つければ、 その路線に関連付けられた駅名称を有する駅を移動先の候補 と して選択する。
ここで、 移動先予測部 1 8 0 6は、 その移動先の候補が複数あるか否 かを判別する (ステップ S 1 9 0 7 ) 。
候補が複数あると判断したときには(ステップ S 1 9 0 7の Y e s )、 移動先予測部 1 1 0 4は、 メール通信履歴に示される受信時刻が現在時 刻に近い候補から順にその候補と、 その候補に到着する到着予測時刻と を、 情報提供部 1 1 0 5に表示させる (ステップ S 1 9 0 8 ) 。
また、 ステップ S 1 9 0 7で候補が 1 つだけあるときには、 移動先予 測部 1 1 0 4は、 その候補と、 その候補の到着予測時刻とを情報提供部 1 1 0 5に表示させる (ステップ S 1 9 0 8 )
図 3 4は、 携帯電話 1 2 0 1 が予測結果を表示する画面の一例を示す 図である。
携帯電話 1 2 0 1 は、 例えば検出された路線が 「K鉄道」 であった場 合には、 図 3 3に示すメール通信履歴を参照することにより、 移動先の 候補と して 「難波」 及び 「東大阪」 を表示するとともに、 さらに、 それ らの駅に到着するまでの到着予測時刻をユーザに提供する。 なお、 携帯 電話 1 2 0 1 は、 乗車駅が 「学園前 j のため、 「学園前 J を移動先の候 補と して選択することはない。 このように本変形例に係る携帯電話 1 2 0 1 は、 メール通信履歴を用 いることにより、 電車の改札を通過しただけで、 到着駅を予測して到着 駅に関連する情報をユーザに提供することができる。 即ち、 この変形例 に係る携帯電話 1 2 0 1 は、 上述と同様、 G P Sなどで自らの位置を測 位することなく簡単に移動先を予測することができ、 これまで存在した ことのない場所でも移動先と して予測することができる。また、一般に、 待ち合わせ等の連絡は電子メール等で確認される場合が多いため、 携帯 電話 1 2 0 1 は適切な移動先を予測することができる。
なお、 このような携帯電話 1 2 0 1 は、 路線検索履歴及びメール通信 履歴を用いることで、 到着駅、 つま り将来向かうであろう携帯電話 1 2 0 1 の場所を予測するが、 さ らに、 飲食店の検索結果や宿泊施設の検索 結果の履歴を利用しても良い。 例えば、 難波における飲食店又は宿泊施 設の検索を普段から行っているユーザが 「 K鉄道」 の電車に乗車した場 合には、 携帯電話 1 2 0 1 は 「難波」 に行く 可能性が高いと判断し、 「難 波」 駅に関する情報を前もってユーザに提供する。 これによ り、 携帯電 話 1 2 0 1 は、 ユーザが経路検索の設定や検索条件の設定をすることな く 、 過去の情報アクセス履歴を利用 して、 自動的に将来に必要な情報を ユーザに提供することができる。
(実施の形態 1 )
以下、 上述のような場所予測方法を利用した本発明に係る第 1 の実施 の形態について、 図面を参照して説明する。
本実施の形態の移動体端末は、 移動体端末のユーザが利用するメール などのアプリケーショ ンの利用履歴を予め記憶しておき、 現在の日時と 場所を基に、 現在においてユーザが使用するであろうアプリケーショ ン を予測する。 さ らに、 移動体端末は、 上述のような場所予測方法によ リ 予測した将来の場所においてユーザが使用するであろうアプリケ一ショ ンを予測する。
図 3 5は、 本実施の形態の移動体端末の機能構成を示す機能ブロ ック 図である。
本実施の形態の移動体端末 (以下、 携帯電話という) 2 1 は、 デイス プレイ 1 0 5、 G P S受信部 1 0 8、 カ レンダー時計 1 0 7 、 移動履歴 データ保存部 2 0 1 、 移動履歴記録部 2 0 2、 行動予測ルール保存部 2 0 3、 情報表示制御部 2 0 4、 行動パターン抽出部 2 0 5、 入力デバィ ス 1 0 6、 利用履歴記録部 1 1 0、 利用履歴保存部 1 1 1 、 及び将来場 所予測部 2 0 6 を備える。 なお、 本実施の形態の携帯電話 2 1 が備える 上述のような構成要素のうち、 図 3に示す移動体端末 1 1 が備える構成 要素と同一の機能及び構成を有するものに対しては、 移動体端末 1 1 の 構成要素に付された符号と同一の符号を付し、 詳細な説明を省略する。 将来場所予測部 2 0 6は、 上述の場所予測方法 A又は Bを利用する移 動体端末 1 1 が有する構成要素や、 場所予測方法 Cを利用する携帯電話 1 2 1 が有する構成要素を備え、 将来の場所を予測してその結果を情報 表示制御部 2 0 4に通知する。 また、 将来場所予測部 2 0 6は、 場所予 測方法 A又は Bによ り将来の場所を予測するときには、 さ らに、 これま での移動履歴に基づいて、 その場所に到着する日時 (カ レンダー属性) を予測してその結果も情報表示制御部 2 0 4に通知する。 また、 将来場 所予測部 2 0 6は、 場所予測方法 Cによ り将来の場所を予測するときに は、 さ らに、 路線槟索結果の履歴などに基づいて、 その場所に到着する 日時 (カ レンダー属性) を予測してその結果も情報表示制御部 2 0 4に 通知する。
なお、 移動体端末 2 1 に将来場所予測部 2 0 6 を備える代わり に、 そ の将来場所予測部 2 0 6 と同一の動作を、 移動体端末 2 1 が有する将来 場所予測部 2 0 6以外の構成要素に実行させてもよい。
入力デバイス 1 0 6は、 携帯電話機 2 1 への入力操作を受け付ける入 力操作ポタ ンである。
利用履歴記録部 1 1 0は、 入力デバイス 1 0 6からの出力を受けて、 メールなどのアプリケーショ ンの利用履歴を利用履歴保存部 1 1 1 に記 録する。 ここで、 利用履歴記録部 1 1 0は、 力 レンダ一時計 1 0 7から の出力を取得することによ り、 又はカ レンダー時計 1 0 7 と同様の機能 を備えていることによ り、 現在のカ レンダー属性を把握している。 その 結果、この利用履歴には、利用されたアプリケーショ ン及びその内容と、 その利用日時とが関連付けられている。 行動パターン抽出部 2 0 5は、 携帯電話機 2 1 のユーザによるアプリ ケーシヨ ン利用履歴を利用日時および利用場所に対応させて作成する。
このとき、 行動パターン抽出部 2 0 5は、 移動履歴記録部 2 0 2が移 動履歴データ保存部 2 0 1 に記録した移動履歴と、 利用履歴記録部 1 1 0が利用履歴保存部 1 1 1 に記録した利用履歴とから、 アプリケ一ショ ン利用履歴を作成する。 このアプリ ケーショ ン利用履歴には、 上述のよ うに利用されたアプリケーショ ン及びその内容と、 その利用日時及び利 用場所 (パスまたはプレース) とが関連付けられている。 なお、 プレー スおよびパスの決定方法は、 移動体端末 1 1 と同様である。
図 3 6は、 アプリケーショ ン利用履歴の内容を示す図である。
この図 3 6 に示すように、 アプリ ケーショ ン利用履歴には、 利用され たアプリ ケーショ ン及びその内容 (アプリケーショ ンがメールの場合に は、 送信ア ドレス、 表題、 および送信メ ッセージ) と、 そのアプリケー シヨ ンの利用日時及び利用場所 (プレースまたはパス) とが関連付けら 得ている。
すなわち、 アプリケーショ ン利用履歴には、 アプリケーショ ンと して メールを選択した操作、 送信相手を選択した操作、 送信内容を入力 した 操作などのユーザ操作によ リ入力された操作入力シーケンスが記録され ている。
例えば、 2 0 0 3年 2月 7 曰 (金) 2 0時 0 0分に、 会社から駅の間 (パス) で、 ユーザが送信ァ ドレス 「ka zoku@xyz . ne . j p」 の家族に、 表 題が 「今から帰る」 、 送信メ ッセージが 「今、 会社を出たと ころです。 ご飯の用意お願いします。 J のメールを利用 したことが示されている。
このアプリケーショ ン利用履歴をもとに、 行動パターン抽出部 2 0 5 は、 ユーザのアプリケーショ ンの利用パターンを抽出 し、 利用予測ルー ル (所定の形式に整理されたアプリケーショ ンの利用履歴) を作成し、 行動予測ルール保存部 2 0 3に記録する。
図 3 7は、 アプリケーションの利用パターンの抽出方法を示す図であ る。
この抽出方法では、 アプリケーショ ンを利用した日時を平日 (月曜日 から金曜日) 、 休日 (土曜日、 日曜日) の朝 (午前 6時から正午) 、 昼 (正午から午後 6時) 、 夜 (午後 6時から翌朝午前 6時) のいずれかに 区分する。
例えば図 3 6に例示したように、 2 0 0 3年 2月 7 曰 (金) 2 0時 0 0分に、 会社から駅の間 (パス) で、 ユーザが家族にメールを送信した ことを示す履歴をもとに利用パターンを抽出する場合について説明する, まず、 会社から駅のパスで家族にメールを送信したのは平日か休曰か を区分する。 ここでは金曜日であるため平日に区分される。 次に、 メー ルを送信したのが朝、 昼、 夜のいずれであるかを区分する。 ここでは 2 0時 0 0分であるため夜に区分される。 このようにして、 平日の夜、 会 社から駅のパスで、 家族にメールを送信したという利用パターンが抽出 される。
このようにして抽出された利用パターンの累計を取ることにより、 行 動パターン抽出部 2 0 5は、 ユーザのアプリケーションの利用予測ルー ルを作成する。
図 3 8は、アプリケ一ショ ンの利用予測ルール 3 2 0を示す図である。 図 3 8には、 利用日時および利用場所毎の利用アプリケーショ ンと利 用項目と利用回数と利用内容とが示されている。
利用日時は、 上述したように区分された平日、 休日の朝、 昼、 夜のう ちいずれかであり、 利用場所は上述したように決定されたプレースまた はパスである。
利用アプリケーションは、 メールやゲームなどのユーザが利用したァ プリケーシヨ ンを示しており、 利用項目は、 メールでは送信相手を送信 した回数の多い相手から順番に示しておリ、 ゲームでは使用したゲーム ソフ トを使用頻度の多いものから順に示している。
利用回数は、 アプリケーショ ンがメールの場合は、 送信相手毎の送信 回数を示し、 アプリ ケーショ ンがゲームの場合は、 使用 したゲームソフ ト毎の使用回数を示している。
利用内容は、 メールの場合は、 送信内容 (最新の表題と最新の送信メ ッセージ) を示し、 ゲームの場合は、 前回までの情報を示している。 例えば、 日時が平日の夜であり、 さ らに場所が会社→駅のパスにおい て、 過去にユーザがメールを送信した相手は妻が 7 5回で一番多く 、 友 人の山田君が 3 8回で次に多い。 また、 平日の夜、 会社→駅にてユーザ が使用 したゲームソフ トでは、 ゲームソフ ト Aが 1 2回で一番多く 、 ゲ 一厶ソフ ト Bが 3回で次に多い。
以上のようにして利用予測ルールが作成される。
情報表示制御部 2 0 4は、 G P S受信部 1 0 8 による現在位置の検出 結果と、 力 レンダー時計 1 0 7 によ y計時された現在の力 レンダー属性 とに対応するアプリケージョ ンを利用予測ルール 3 2 0から見つけ出 し 見つけ出 したアプリケーショ ンを予測結果と して提示する。 つま り、 情 報表示制御部 2 0 4は、 現在の場所と 日時に対応するアプリケーショ ン を予想して、 そのアプリケーショ ンを提示する。 例えば、 現在の場所が 「会社—駅」のパスであって、現在の日時が平日の夜に属すると きには、 情報表示制御部 2 0 4は、 利用履歴ルール 3 2 0に示されるそのパス及 び力 レンダ一属性においてアプリケ一シヨ ンと して利用回数が最も多い メールを見つけ出 し、 そのメールを提示する。
さ らに、 情報表示制御部 2 0 4は、 将来場所予測部 2 0 6によって予 測される場所及びカ レンダー属性に応じたアプリケーショ ンを利用予測 ルール 3 2 0から見つけ出 し、 見つけ出 したアプリケーショ ンを予測結 果と して提示する。 つま り、 情報表示制御部 2 0 4は、 将来の場所と 曰 時に対応するアプリケーショ ンを予測して、 そのアプリケーショ ンを起 動する。
また、 情報表示制御部 2 0 4は、 利用回数の多いアプリケーショ ンか ら順に優先的に提示して、 メールがユーザによ り選択されたときには、 さ らに、 送信相手を予測しても良い。
図 3 9は、 情報表示制御部 2 0 4が行うアプリケーショ ンの動作処理 を示すフロー図である。
こ こでは、 例えば、 図 4 0に示されるように、 携帯電話機 2 1 のュ一 ザ 2 2が、 金曜日の夜に、 会社から最寄りの駅に向かっている場合を例 にあげて説明する。 図 4 0に示される例において、 現在の日時 (金曜日 の夜) は平日の夜に属し、 携帯電話の現在位置は会社—駅のパスに属す る。
情報表示制御部 2 0 4は、 まずカ レンダ一時計 1 0 7 および G P S受 信部 1 0 8から現在の日時と携帯電話機 2 1 の現在位置を取得する (ス テツプ S 5 0 0 ) 。 次に、 利用予測ルール 3 2 0 を基に該当する日時お よび位置における各アプリケーショ ンの利用確率を求め、 利用確率の多 い順にディスプレイ 1 0 5に表示して、 利用するアプリケーショ ンの選 択を促すメ ッセージを表示する (ステップ S 5 0 1 ) 。
図 4 1 の ( a ) はメ ッセージの表示例を示している。 利用確率の多し、 アプリケーショ ンがメール、 ゲームの順で表示されている。 メールの右 に示されているカーソルを操作することでメールあるいはゲームが選択 される。
次に、 入力デバイス 1 0 6からの出力を基にユーザによ リメ一ルボタ ンが押されたか否かを判定し (ステップ S 5 0 2 ) 、 メールポタ ンが押 されない場合は (ステップ S 5 0 2の N o ) 、 その他のアプリケーショ ンの動作処理を行い (ステップ S 5 1 5 ) 、 処理を終了する。
一方、 メールボタ ンが押された場合は(ステップ S 5 0 2の Y e s ) 、 過去の履歴を利用するかをたずねるメ ッセージを表示する (ステップ S 5 0 3 ) 。
図 4 1 の ( b ) は、 過去の履歴を利用するかをたずねるメ ッセージの 表示例である。
そして、 ユーザによ り過去の履歴の利用が選択されたか否かを判定し (ステップ S 5 0 4 )、選択されない場合は(ステップ S 5 0 4の N o )、 通常のメール入力モ一 ドと し (ステップ S 5 2 0 ) 処理を終了する。 一 方、過去の履歴の利用が選択された場合(ステップ S 5 0 4の Y e s ) 、 携帯電話機 2 1 の現在位置および現在の日時と、 利用予測ルール 3 2 0 (図 3 8参照) とを基に、 メールを送信する相手の確率を求め、 候補を ディスプレイ 1 0 5に表示する (ステップ S 5 0 5 ) 。
例えば、図 3 8 に示される利用予測ルール 3 2 0 を基に確率を求める。 平日の夜、 会社→駅のパスにおける過去のメールの送信回数が 1 0 0回 である場合、 妻あてのメール (利用回数 7 5回) の確率が 7 5 %、 友人 の山田君あてのメール (利用回数 1 5回) の確率が 1 5 %となる。 ディ スプレイ 1 0 5には、送信相手の候補と して確率が 1 5 %以上である妻、 山田君の名前が表示される。
図 4 1 の ( c ) はメールの送信相手の選択を促すメ ッセージと、 送信 相手の候補が表示された状態を示している。 上から過去に送信した確率 の多い順番に妻、 山田君の名前が表示されている。
このように送信相手の候補をディスプレイ 1 0 5に表示した後、 情報 表示制御部 2 0 4は、 候補の中から送信相手が選択されたか否かを判定 する (ステップ S 5 0 6 ) 。 送信相手が選択されたと判定すると (ステ ップ S 5 0 6の Y e s ) 、 選択された相手に過去に送信した最新のメ ッ セージ (表題と送信メ ッセージ) をディ スプレイ 1 0 5 に表示する (ス テツプ S 5 0 7 )
図 4 1 の ( d ) は、過去に送信したメ ッセージの表示例を示している。 図 4 1 の ( d ) に示されるよ うに、 送信相手 「妻」 と表題 「今から帰る j と送信メ ッセージ 「今、 会社を出たと ころです。 ご飯の用意お願いしま す。 J がディスプレイ 1 0 5 に表示される。 また、 ユーザはこの表示さ れたメ ッセージを編集することができる。
情報表示制御部 2 0 4はメ ッセージの入力 (編集) を受け付け (ステ ップ S 5 0 8 ) 、 メールの送信ボタ ンが押されたか否かを判定する (ス テツプ S 5 0 9 ) 。 そして、 送信ポタ ンが押されるまで、 メ ッセージの 入力を受け付け、 送信ボタ ンが押されたと判定すると (ステップ S 5 0 9の Y e s ) 、 メールを送信する (ステップ S 5 1 0 ) 。
このよ うに本実施の形態では、 移動体端末 2 1 の現在又は将来の場所 及び力 レンダ一属性に対応するアプリケーショ ンを利用予測ルールから 特定して予測結果と して提示するため、 その場所や日時においてユーザ が利用するであろうアプリケーショ ンを適切に提示することができる。 尚、 本実施の形態では、 アプリケーショ ン利用履歴をカ レンダー属性 と移動体端末の場所に対応づけて作成し、 現在のカ レンダー属性と移動 体端末の現在位置を取得して、 それらを基にユーザのアプリケーショ ン の利用確率、 あるいは入力操作の行われる確率を求めたが、 アプリ ケー ショ ンの利用履歴をカ レンダ一属性にのみ対応づけて記録し、 取得した 現在の力 レンダー属性のみに基づいて、 ユーザのアプリケーショ ンの利 用確率、 あるいは入力操作の行われる確率を求めるようにしてもよい。 例えば、 場所に関係なく 、 昼にはメールの送信相手と して、 家族を選択 候補と して表示し、 夜にはメールの送信相手と して友人を表示すること ができる。
また、 本実施の形態では、 カレンダー属性や、 場所などの状況に応じ て、 アプリケーショ ンの利用確率や入力操作の確率を求めたが、 これを 携帯電話の電話帳に適用すれば、 時間帯、 曜日、 場所などの状況に合わ せて、 電話をかける確率の高い相手順に電話番号を表示することができ る。
また、 時間帯、 曜日、 場所などの状況に合わせて平仮名から漢字への 変換方法を変化させるようにしてもよい。
(実施の形態 2 )
以下、 本発明の第 2の実施の形態における移動体端末について、 図面 を参照しながら説明する。
実施の形態 1 の移動体端末は、 利用予測ルール 3 2 0に基いて、 現在 又は将来の状況からユーザが使用するアプリケーショ ンを予想して提示 するとともに、 そのアプリケ一ションがメールの場合にはそのメールの 宛先も予測した。
それに対して本実施の形態では、 メールの宛先に限らず、 他のコ ンテ ンッパラメータ も予測する。 ここで、 コ ンテンツパラメータ とは、 アブ リケ一シヨンがメールの場合には、 宛先、 送信メ ッセージ、 及び到着時 刻などである。 また、 アプリケーショ ンが、 映像を表示するテレビや、 音楽再生を行う音楽プレーヤ一の場合には、 コンテンツパラメータは、 番組 (曲) 、 音量、 及び再生モードなどであり、 アプリケーションがゲ ームの場合には、 コンテンツパラメータはそのゲームに必要なデータで る。
ここでは、 主にメールでのコンテンツパラメータ制御について説明す る。
図 4 2は、 本実施の形態における移動体端末の機能構成を示す機能ブ ロック図である。
本実施の形態の移動体端末 3 2は、 ディスプレイ 1 0 5、 G P S受信 部 1 0 8、 カ レンダー時計 1 0 7 、 状況検出部 4 0 3、 移動履歴データ 保存部 2 0 1 a 、 移動履歴記録部 2 0 2 a 、 行動予測ルール保存部 2 0 3 a 、 情報表示制御部 2 0 4 a、 行動パターン抽出部 2 0 5 a 、 入力デ バイス 1 0 6、 利用履歴記録部 1 1 0 a 、 利用履歴保存部 1 1 1 a 、 及 びコ ンテンツパラメータ制御部 4 0 2 とを備える。 なお、 本実施の形態 の移動体端末 3 2が備える上述のような構成要素のうち、 図 3 に示す移 動体端末 1 1 又は図 3 5に示す移動体端末 2 1 が備える構成要素と同一 の機能及び構成を有するものに対しては、 移動体端末 1 1 , 2 1 の構成 要素に付された符号と同一の符号を付し、 詳細な説明を省略する。
状況検出部 4 0 3は、 移動体端末 3 2周辺の気象状況を検出する。 例 えば、 状況検出部 4 0 3は、 温度センサや湿度センサなどからなり、 移 動体端末 3 2周辺の温度や湿度を検出 したり、 その検出された湿度から 天気を検出する。 また、 移動体端末 3 2が自動車に搭載されている場合 には、 状況検出部 4 0 3は、 ワイパーの動作を検出することによ り移動 体端末 3 2周辺の天気を検出する。 なお、 状況検出部 4 0 3は、 イ ンタ ーネッ トを介した通信を行う ことによ り、 移動体端末 3 2周辺の気象状 況を検出 しても良い。
移動履歴記録部 2 0 2 a は、 実施の形態 1 の移動履歴記録部 2 0 2 と 同様の動作を行うが、 状況検出部 4 0 3の検出結果も移動履歴に関連付 けて移動履歴データ保存部 2 0 1 a に格納する。
利用履歴記録部 1 1 O a は、 実施の形態 1 の利用履歴記録部 1 1 0 と 同様の動作を行うが、 アプリ ケーショ ンと してメールが利用された場合 には、 そのメールに使用されたコ ンテンツパラメータであるテンプレ一 トも利用履歴に関連付けて利用履歴保存部 1 1 1 a に格納する。こ こで、 テンプレー トとは、 メールの目的に応じたテキス 卜の雛形と して予めコ ンテンッパラメータ制御部 4 0 2に登録されているものである。
また、 利用履歴記録部 1 1 0 a は、 テンプレー トが使用されたときに は、 上述のようにそのテンプレー トを利用履歴に関連付けるが、 テンプ レー 卜が使用されなかったときには、 ユーザが独自に作成した文章の内 容を構文解析や意味解析することによ り、 その文章内容に対応するテン プレー トを特定する。 そして、 利用履歴記録部 1 1 O a はその特定した テンプレー トを利用履歴に関連付けて利用履歴保存部 1 1 1 a に格納す る。
図 4 3 は、 テンプレー トの一例を説明するための図である。
利用履歴記録部 1 1 0 aは、 ユーザによって独自に作成されたメール の文章 5 5 0 , 5 5 1 , 5 5 2の内容を解析し、 文章 5 5 0に 「今帰る」 が記載されていること、 文章 5 5 1 に 「帰宅」 が記載されていること、 文章 5 5 2に 「帰ります」 が記載されていることを見つけると、 これら 文章 5 5 0 , 5 5 1 , 5 5 2はテンプレー ト 1 に対応するものであると 判断する。 そして、 利用履歴記録部 1 1 0 aはこれらのメールに対して テンプレー ト 1 を関連付ける。
ここで、 テンプレー ト 1 は、 帰宅を知らせる目的のテキス トの雛形で あって、 そのテキス 卜中には帰宅時間が揷入される。 この帰宅時間は、 利用履歴記録部 1 1 0 aが備える独自のカ レンダー時計、 又はカ レンダ 一時計 1 0 7に基いて特定される現在時刻 (now Time) に、 所定の時間 ( ) を加算することによって特定される。
また、 テンプレー ト 1 が使用されるときには、 ユーザはそのテンプレ ー ト 1 の内容を編集することなく そのまま使用したり、 入力デバイス 1 0 6を操作することによ り、 そのテンプレー ト 1 の内容を編集して使用 する。 行動パターン抽出部 2 0 5 aは、 移動履歴データ保存部 2 0 1 a に格 納されている移動履歴と、 利用履歴保存部 1 1 1 a に格納されている利 用履歴とに基いて、 アプリケーショ ン利用履歴を生成する。
図 4 4は、 本実施の形態におけるアプリケーショ ン利用履歴の内容を 示す図である。
本実施の形態におけるアプリケーショ ン利用履歴には、 利用されたァ プリケーシヨ ン (図 4 4ではアプリケーショ ンの一例と してメールのみ を示す) と、 そのコンテンツパラメータである送信ア ドレスと、 テンプ レー ト (図 4 4ではテンプレー トの一例と してテンプレー ト 1 , 2 を示 す) と、 表題と、 送信メ ッセージと、 そのアプリ ケーショ ンが利用され た利用日時と、 利用経路と、 気象状況とが含まれる。
例えば、 アプリケーショ ン利用履歴 5 0 1 は、 テンプレー ト 1 が使用 されたことを示し、 アプリケーショ ン利用履歴 5 0 2は、 テンプレー ト 2が使用されたことを示す。 ここで、 テンプレー ト 1 は、 上述のよ うに 帰宅を知らせる目的のテキス トの雛形であるが、 テンプレー ト 2は、 帰 宅を知らせると と もに、 天気が雨だから迎えに来て欲しい旨を伝える目 的の雛形である。
ここで、 行動パターン抽出部 2 0 5 a は、 さ らに、 上述のアプリ ケ一 シヨ ン利用履歴に基いて、 ユーザのアプリケーショ ンの利用パターンを 抽出 し、 利用予測ルールを作成して行動予測ルール保存部 2 0 3 a に保 存する。
図 4 5は、 行動予測ルール保存部 2 0 3 a に保存された利用予測ルー ルの内容を示す図である。
行動パターン抽出部 2 0 5 a は、 アプリケーショ ン利用履歴 5 0 1 か ら、 平日の晴れの夜に会社から駅へ向かう経路で家族宛にテンプレー ト 1 のメールが利用されたという利用パターンを抽出すると ともに、 アブ リケーシヨン利用履歴 5 0 2から、 平日の雨の夜に会社から駅へ向かう 経路で家族宛にテンプレート 2のメールが利用されたという利用パター ンを抽出する。 そして、 行動パターン抽出部 2 0 5 aは、 その抽出した 利用パターンを累計することにより、 図 4 5に示す利用予測ルールを作 成する。
本実施の形態においても、 利用パターンの抽出を行うときは、 実施の 形態 1 と同様、 利用状況を予め定められた順序や基準で平日と休日や、 朝、 昼、 夜などに区分する。
図 4 6は、 本実施の形態の利用パターンの抽出方法を説明するための 図である。
例えば、 行動パターン抽出部 2 0 5 aは、 アプリケーション利用履歴 により示されるメールに対して、 宛先が妻であるか否かを判別し、 宛先 が妻であるときにはさらに、 利用場所が会社から自宅への経路であるか 否かを判別し、 利用場所がその経路であるときにはさらに、 天気が雨で あつたか否かを判別し、 天気が雨であるときにはさらに、 使用されたテ ンプレー 卜が何れであつたかを判別する。 これらの判断に基いて、 1 つ の利用パターンが抽出される。
ここで、 行動パターン抽出部 2 0 5 aは、 クラスタ リング手法などに より、 このような判断の順序や区分基準、 区分内容を動的に変更して利 用パターンを抽出してもよい。 即ち、 行動パターン抽出部 2 0 5 aは、 アプリケーショ ン利用履歴に示される内容 (宛先や利用場所など) の中 から相関性の強いものから順に、その内容に該当するか否かを判断する。 例えば、 ユーザの会社の定休日が月曜日と火曜日であるため、 ユーザ の月曜日及び火曜日の利用パターンと、 ユーザの他の曜日の利用パター ンとが異なっているような場合には、 月曜日と火曜日以外の曜日は会社 出勤日と して相関性が強い。 そこで、 行動パターン抽出部 2 0 5 aは、 まずメールの利用が月曜日 と火曜日以外の曜日であつたか否かを判別す ることで利用パターンを抽出する。 また、 アプリケーショ ン利用履歴に おいて、 例えば、 日時にかかわらず、 雨の曰に息子へテンプレー ト 3 (送 迎を尋ねる目的の雛形) を使用したメールを送信していることが多けれ ば、 行動パターン抽出部 2 0 5 a は、 天気が雨であるか否かを判断する と ともに、 宛先が息子か否かを判断する。 これによ り、 雨の日に息子に 対してテンプレー ト 3のメールが利用されたという利用パターンが抽出 される。 また、 アプリケーショ ン利用履歴において、 宛先が妻であるメ ールに対して、 雨の日にはテンプレー ト 2 (送迎を依頼する目的の雛形) が多く使用され、 スーパーへ寄る経路ではテンプレー ト 5 (買い物リス トを要求する目的の雛形) が多く 使用されている場合には、 図 4 6 に示 す抽出方法に基づいて、 雨の曰に妻に対してテンプレー ト 2のメールが 利用されたという利用パターンと、 スーパーへ寄る経路において妻に対 してテンプレー ト 5のメールが利用されたという利用パターンとが抽出 される。
情報表示制御部 2 0 4 a は、 行動予測ルール保存部 2 0 3 a に保存さ れている利用予測ルールを参照して、 G P S受信部 1 0 8及びカ レンダ 一時計 1 0 7並びに状況検出部 4 0 3の出力結果に対応するアプリケー シヨ ンの中から、 利用回数の多い (利用確率の高い) アプリケーショ ン を特定し、 そのアプリケーショ ンを提示する。
コ ンテンツパラメータ制御部 4 0 2は、 行動予測ルール保存部 2 0 3 a に保存されている利用予測ルールを参照して、 G P S受信部 1 0 8及 びカ レンダー時計 1 0 7並びに状況検出部 4 0 3の出力結果に対応する コンテンツパラメータ (宛先やテンプレー ト) の中から、 利用回数の多 い (利用確率の高い) コ ンテンツパラメータ を特定し、 情報表示制御部 2 0 4 a によって提示されて起動されたアプリケーショ ンに対して、 そ の特定したコンテンツパラメータ を入力する。
図 4 7 は、 コ ンテンツパラメータ制御部 4 0 2がメールのアプリケー シヨ ンに対してコ ンテンツパラメータ を入力 した状態を示す図である。 コ ンテンツパラメータ制御部 4 0 2は、 G P S受信部 1 0 8及ぴカ レ ンダ一時計 1 0 7並びに状況検出部 4 0 3の出力結果に基づいて、 ユー ザが 2 0 : 0 0に会社を出て自宅に向かっていると判断すると、 利用予 測ルールを参照して、 例えば、 宛先が妻であるという コ ンテンツパラメ —タ と、 テンプレー トがテンプレー ト 1 であるという コ ンテンツパラメ ータ と を特定する。
そ して、 コ ンテンツパラメ一タ制御部 4 0 2は、 メールの宛先の欄に 妻のァ ドレスを入力 し、 メールの文章欄にテンプレー ト 1 を入力する。 ここで上述のように、 テンプレー ト 1 には <到着時刻 >など、 現在時刻 や状況に応じて可変な部分が設定されている。 そこで、 この <到着時刻 >には、 現在時刻 ( 2 0 : 0 0 ) +所定の係数 ( 1 : 0 0〉 = 2 1 : 0 0が入力される。 なお、 過去の利用履歴よ り係数 を可変と しても良 い。 例えば、 コ ンテンツパラメ一タ制御部 4 0 2は、 ユーザがテンプレ - ト 1 を利用した時刻と、 ユーザがそのテンプレー ト 1 を編集して記述 した到着時刻とを利用して、 係数 を算出する。 これによ り、 ユーザの 生活スタイルに応じて係数 を適切に設定することができる。
また、 ユーザによって選択的に変更可能な文章 ( < Sentence 1 > ) を テンプレー ト 1 に設定しても良い。 例えば、 「ビールを冷やしておいて く ださい」 及ぴ 「丁 V 4 8 C hの録画をよろ し く 」 などのうち何れかの 文章がユーザによって選択されて、 選択された文章がテンプレー ト 1 に 入力される。
図 4 8は、 選択的に変更可能な文章がテンプレー ト 1 に入力される場 合について説明するための図である。 この図 4 8の ( a ) に示すように、 ディスプレイ 1 0 5には、 テンプ レー ト 1 のく Sentence 1 >と して 「ビールを冷やしておいてく ださい」 及び 「 T V 4 8 C h の録画をよろ しく 」 などの文章が選択可能なように 表示される。 ユーザは入力デバイス 1 0 6 を操作することで何れかの文 書を選択する。
このよ うな文章をユーザに選択させるため、 コ ンテンツパラメータ制 御部 4 0 2は、 図 4 8の ( b ) に示すように予めそれらの文章をテンプ レー ト 1 に関連付けて記憶している。 また、 コ ンテンツパラメータ制御 部 4 0 2は、 それらの文章が利用された回数も記憶している。 そこで、 コンテンツパラメータ制御部 4 0 2は、 その利用回数の最も多い文章を 優先的にディスプレイ 1 0 5に表示させ、 その他の文章を網掛け表示さ せる。
図 4 9は、 情報表示制御部 2 0 4 a及びコ ンテンツパラメ一タ制御部 4 0 2の動作に応じてディスプレイ 1 0 5に表示される画面を示す画面 表示図である。
まず、 情報表示制御部 2 0 4 a は、 入力デバイス 1 0 5からの出力に 応じて、 履歴を利用するか否かを問い合わせる画面 5 1 0 をディスプレ ィ 1 0 5に表示させる。
ここで、 「はい」 が選択されると、 情報表示制御部 2 0 4 a はアプリ ケーシヨ ンと してメールを予測して起動し、 コ ンテンツパラメータ制御 部 4 0 2は、 上述のようなコ ンテンツパラメータ を予測してメールに入 力する。 そしてコ ンテンツパラメータ制御部 4 0 2はその入力内容を示 す画面 5 1 3 をディ スプレイ 1 0 5に表示する。
または、 画面 5 1 0で 「はい」 が選択されると、 情報表示制御部 2 0 4 a はアプリケーショ ンと してメールを予測して、 メールを作成するか 否かを問い合わせる画面 5 1 1 をディスプレイ 1 0 5に表示させる。 こ こで 「はい」 が選択されると、 コ ンテンツパラメータ制御部 4 0 2は、 コンテンツパラメータ と して宛先を予測し、 その宛先の候補を示す画面 5 1 2を表示させる。 ここで 「妻」 が選択されると、 コ ンテンツパラメ ータ制御部 4 0 2は、 コ ンテンツパラメータ と してテンプレー トを予測 して上述と同様の画面 5 1 3 を表示させる。
ここで、 このよ うな本実施の形態における移動体端末 3 2の全体的な 動作について説明する。
図 5 0は、 移動体端末 3 2の全体的な動作を示すフロー図である。 まず、 移動体端末 3 2は、 ユーザによる入力デバイス i 0 6の操作に 基いて、 履歴の利用が選択されると (例えば図 4 9の画面 5 1 0 ) 、 力 レンダ一時計 1 0 7及び G P S受信部 1 0 8の動作に基いて、 現在日時 と現在位置を特定すると ともに、 状況検出部 4 0 3の動作に基いて、 気 象状況を特定する (ステップ S 6 0 1 ) 。 例えば、 移動体端末 3 2のュ —ザが金曜日の 2 0 : 0 0に会社から駅に向かっている場合には、 移動 体端末 3 2は、 現在日時と して金曜日の 2 0 : 0 0 を特定し、 現在場所 と して会社から駅への経路を特定する。
次に、 移動体端末 3 2は、 利用予測ルール保存部 2 0 3 に保存されて いる利用予測ルールを用いてアプリケーショ ン及びコ ンテンツパラメ一 タ を予測する (ステップ S 6 0 2 ) 例えば、 移動体端末 3 2は、 ステ ップ S 6 0 1 の特定結果に対応するアプリケ一ショ ンと してメールを予 測し、 コ ンテンツパラメータ と して宛先 「妻」 及びテンプレー ト 「テン プレー 卜 1 J を予測する。 そして、 移動体端末 3 2は、 コンテンツパラ メータ を表示する (ステップ S 6 0 3 ) 。 例えば、 テンプレー 卜 1 に示 される到着時刻と して 2 1 : 0 0 (現在時刻 2 0 : 0 0 + 1 : 0 0 ) が 表示される。
そして、 移動体端末 3 2は、 ユーザによる入力デバイス 1 0 6の操作 に基いて、 予測内容に応じた動作が決定されたか否かを判別する (ステ ップ S 6 0 4 ) 。 つまり、 ユーザがテンプレー ト 1 に対する編集を不要 と して送信を指示すると、 移動体端末 3 2は予測内容に応じた動作が決 定されたと判別 し、 ユーザが編集を指示すると、 移動体端末 3 2は予測 内容に応じた動作が決定されていないと判別する。
ここで、 動作が決定されたと判別したときには (ステップ S 6 0 4の Y e s ) 、 移動体端末 3 2はメールの利用履歴を保存する (ステップ S 6 0 6 ) 。 即ち、 利用されたアプリケーショ ンやテンプレー ト 1 などが 履歴と して利用履歴保存部 1 1 1 a に保存される。 また、 動作が決定さ れていないと判別 したときには (ステッ プ S 6 0 4の N o ) 、 移動体端 末 3 2は入力モー ドになる (ステップ S 6 0 5 ) 。 つま り、 移動体端末 3 2は、テンプレー ト 1 の内容に対して編集可能な状態となる。その後、 移動体端末 3 2はステップ S 6 0 4からの動作を繰り返し実行する。 図 5 1 は、 予測の動作を詳細に示すフロー図である。
移動体端末 3 2の情報表示制御部 2 0 4 a及びコンテンツパラメータ 制御部 4 0 2 (ここでは、 これらを単に制御部と称す) は、 図 5 0のス テツプ S 6 0 2において、 まず、 利用予測ルールを参照してアプリケー ショ ンの候補があるか否かを判別する (ステップ S 7 0 1 ) 。 こ こで、 アプリケーショ ンの候補がなければ (ステップ S 7 0 1 の N o ) 、 制御 部は通常モー ドとなるが (ステップ S 7 0 9 ) 、 アプリケーショ ンの候 補があれば (ステップ S 7 0 1 の Y e s ) 、 制御部はディスプレイ 1 0 5にそのアプリケーショ ンの候補を表示させる (ステップ S 7 0 2 ) 。 次に、 制御部は、 入力デバイス 1 0 6の出力に基いて、 表示された候 補の中から何れかのアプリ ケーショ ンが選択されたか否かを判別する (ステップ S 7 0 3 ) 。 こ こで、 選択されていないと判別したときには (ステップ S 7 0 3の N o ) 、 制御部はステップ S 7 0 2からの動作を 繰り返し実行し、 選択されたと判別したときには (ステップ S 7 0 3の Y e s ) 、 制御部はその選択されたアプリケーショ ンを起動する (ステ ップ S 7 0 4 ) 。 次に、 制御部は、 利用予測ルールを参照してコ ンテン ッパラメータの候補があるか否かを判別する (ステップ S 7 0 5 ) 。 こ こで、 コンテンツパラメータの候補があれば (ステップ S 7 0 5の Y e s ) 、 制御部はディスプレイ 1 0 5にそのコ ンテンツパラメータの候補 を表示させる (ステップ S 7 0 6 ) 。
次に、 制御部は、 入力デバイス 1 0 6の出力に基いて、 表示された候 補の中から何れかのコンテンツパラメータが選択されたか否かを判別す る (ステップ S 7 0 7 ) 。 ここで、 選択されていないと判別したと きに は (ステップ S 7 0 7の N o ) 、 制御部はステップ S 7 0 6からの動作 を繰り返し実行し、 選択されたと判別したときには (ステップ S 7 0 7 の Y e s ) 、 制御部はその選択されたコ ンテンツパラメ一タを、 起動さ れたアプリケーショ ンに入力する (ステップ S 7 0 8 ) 。
なお、 ステップ S 7 0 1 でアプリケーショ ンの候補が 1 つだけあった 場合には、制御部はステップ S 7 0 2 , S 7 0 3の動作を行う ことなく 、 そのアプリケーショ ンを起動しても良く 、 ステップ S 7 0 5で各コ ンテ ンッパラメータの候補が 1 つだけあった場合には、 制御部はステップ S 7 0 6 , S 7 0 7の動作を行う ことなく 、 そのコ ンテンツパラメ一タ を アプリケーショ ンに入力 しても良い。
このように本実施の形態では、 利用予測ルールから、 移動体端末 3 2 の場所、 日時、 及び気象状況に応じたアプリケーショ ン及びコ ンテンツ パラメータ を特定して予測結果と して表示するため、 現在の状況に応じ て適切なアプリケーショ ン及びコ ンテンツパラメータ を予測することが でき、 ユーザの使い勝手を向上することができる。
く変形例 1 > ここで本実施の形態における第 1 の変形例について説明する。
この変形例 1 に係る移動体端末は、 履歴を利用するように指示する操 作を受け付けたときに予測を開始するだけでなく、 センサによる検知結 果に基づいて予測を開始する。
例えば、 この変形例 1 に係る移動体端末は、 電源の入り切リを検知す る電源センサ、 モード (マナ一モー ドや通常モードなど) の切り換えを 検知するモードセンサ、 又は照度センサを備えている。
電源センサを備えている場合には、 移動体端末は電源がオンされたと きにアプリケーションなどの予測を開始し、 モードセンサを備えている 場合には、移動体端末はモー ドが切リ換えられたときに予測を開始する。 照度センサを備えている場合には、 移動体端末は、 周囲の明るさに応じ てアプリケーションなどの予測を開始する。 即ち、 ユーザが移動体端末 を鉋から取り出すと、 照度センサは急に明るくなつたことを検知し、 移 動体端末はその明るくなつたときに予測を開始する。
また、 移動体端末がカーナビゲーシヨ ンシステムの車載装置と して構 成されているときには、 移動体端末は、 例えばワイパーの動きを検出す るワイパーセンサ、 サイ ドブレ一キの状態を検出するブレーキセンサ、 シフ トレバーがパーキングに設定されているか否かを検出するレバーセ ンサ、 自動車の停止を検出する停止センサ、 又はユーザの視線を検知す る視点認識センサを備えても良い。
ブレーキセンサを備える場合には、 移動体端末はサイ ドブレーキが引 かれたときに予測を開始し、 レバ一センサを備える場合には、 移動体端 末はシフ トレバーがパーキングに選定されたときに予測を開始し、 停止 センサを備える場合には、 移動体端末は自動車が停止したときに予測を 開始する。 また、 視点認識センサを備える場合には、 移動体端末は、 ュ 一ザがその移動体端末のディスプレイ 1 0 5に視線を向けたときに予測 を開始する。
ここで、 移動体端末は、 ワイパーセンサを備えると きには、 そのワイ パ一センサを状況検出部 4 0 3 と して利用 しても良い。
つまり、 状況検出部 4 0 3は、 ワイパーが煽動していると、 その状態 から天気が雨であることを検出する。 そして、 移動体端末は、 その煽動 が開始されたときにアプリ ケーショ ンなどの予測を開始する。
図 5 2は、 ワイパーセンサを備えた移動体端末が表示する画面を示す 画面表示図である。
ユーザがワイパーを煽動させると、 移動体端末は、 ワイパーセンサの 検出結果に基づいて、 現在の天気が雨であることを特定するとともに、 その雨であることに基いてアプリケーショ ン及びコ ンテンツパラメータ の予測を開始する。
その結果、 移動体端末は、 アプリケーショ ンと してメールを予測して 起動する。 さ らに、 移動体端末は、 息子の 「太郎」 を迎えに行った方が 良いかを尋ねる目的のテンプレー トを予測して、 そのテンプレー トの内 容を表示する。
このように本変形例では、 センサの検出結果に基づいて予測が開始さ れるため、 ユーザがアプリケーショ ン及びコ ンテンツパラメータの利用 を忘れているよ うな場合でも、 その利用を促すことができる。 例えば、 雨のときに子供を迎えに行く こと思い出させるなど、 注意及び勧告を促 すことができる。 さ らに、 本変形例では、 ユーザは自動車の運転中に移 動体端末の複雑な操作を行う ことを要さず、 安全に自動車を運転するこ とができる。 また、 本変形例に係る移動体端末は、 ユーザが自動車を通 常に運転する動作の中で、 メールなどを起動させてコンテンツパラメ一 タの入力を行うため、 信号待ちなどの少しの時間の間にメール送信を完 了させることができる。 く変形例 2 >
ここで、 本実施の形態における第 2の変形例について説明する。 変形例 2に係る移動体端末は、 カーナビゲーシヨ ンシステムの車載装 置と して構成され、 ナビゲーショ ン機能によ リ予測した到着時刻をテン プレー トに挿入する。
図 5 3は、 ナビゲーショ ン機能によ り予測された到着時刻が挿入され るテンプレー 卜の内容を表示する図である。
この図 5 3 に示すテンプレー ト 7 には、 ナビゲーシヨ ン機能にょ リ予 測される到着時刻が揷入されることを示すルール ( ca r -〉 Ar r i va l T i me) が設定されている。 移動体端末は、 コ ンテンツパラメータ と してテンプ レー ト 7 を予測すると、 ナピゲ一ショ ン機能によ リ到着時刻 ( 1 0 : 2 0 ) を予測し、 その到着時刻 ( 1 0 : 2 0 ) をテンプレー ト 7 に揷入す る。
図 5 4は、 移動体端末の画面を表示する画面表示図である。
例えば、 ユーザが会社に遅刻するようなときには、 必ずメールで会社 に到着する時刻を伝えていた場合には、 そのようなユーザのメールの利 用履歴に応じた利用予測ルールが行動予測ルール保存部 2 0 3 a に保存 されている。
その結果、 移動体端末は、 ユーザが遅刻しそうなと きには、 現在日時 及び現在場所などから、 アプリケ一ショ ンと してメールを予測し、 コ ン テンッパラメータ と してテンプレー ト 7 を予測する。 そして、 移動体端 末は、 ユーザからの操作を受けることなく 、 テンプレー ト 7の内容をナ ピゲ一ショ ン装置の画面にポップアップさせる。
これによ リ、 ユーザは会社に対して到着時刻を知らせなければならな いこ とに気づく ことができ、 さ らに、 メールの文章なども入力すること なく 簡単にメールを作成して送信することができる。 なお、 本変形例に係るは移動体端末は、 ナビゲーシヨ ン機能によって 予測された到着時刻を挿入したが、 イ ンタ一ネッ トなどを介した通信に よ りサーバから到着時刻を取得して挿入しても良い。
く変形例 3 >
ここで、 本実施の形態における第 3の変形例について説明する。
本変形例に係る移動体端末は、 音量や、 画像の表示モー ド、 マナ一モ ー ドなどの動作モー ドをコ ンテンツパラメータ と して予測する。 即ち、 本変形例に係る移動体端末は、 上述のよ うな音量などをコンテンッパラ メータ と して含む利用予測ルールを保持している。
図 5 5は、 本変形例の移動体端末の行動予測ルール保存部 2 0 3 a に 格納されている利用予測ルールの内容を示す図である。
この図 5 5に示すように、利用予測ルールには、アプリケーショ ン Γテ レビ ( T V ) J に対応するコ ンテンツパラメータ と してチャンネル 「 C h 8」 や音量 「 7 5」 が含まれており、 アプリ ケーショ ン全般に対応す るコ ンテンツパラメータ と してモー ド 「マナ一モー ド」 などが含まれて いる。
例えば、 移動体端末は、 現在、 平日の夜であって A A駅から B B駅へ の経路にあると判断すると、 利用予測ルールから、 アプリケ一ショ ン全 般に対応するコ ンテンツパラメータ と してモー ド 「マナ一モー ド」 及び 着信許可相手 「 C会社」 などを予測し、 その予測されたモー ドなどの設 定を自 ら行う。
これによ り、 たとえユーザがそれらの設定を忘れていた場合でも、 現 在の状況に応じて、 マナーモー ドに切り替えた り、 着信許可相手を切り 替えたりするこ とができる。 マナーモー ドの設定内容は、 場所によって 異なる。 例えば、 一般的な電車等の中でのマナーモー ドの設定内容は、 電波を受けないよ うな設定であって、 新幹線などの中でのマナーモー ド の設定内容は、 メール等は受信できるような設定である。 また、 会社の 会議室内でのマナーモー ドの設定内容は、 緊急連絡先と して設定されて いる特定の電話番号からの電話は受け付けるが、 その他の電話は受け付 けないよ うな設定である。 このように場所に応じてマナーモー ドの設定 内容が異なるため、ユーザはその場所ごとに設定を変更する必要があり 、 ユーザは煩わしさを感じる。
そこで、 上述のよ うな本変形例に係る移動体端末は、 過去に設定され たマナーモー ドの履歴を用いて、 自動的に状況に応じて適切なマナーモ ー ドの設定を行う ことができ、 ユーザが設定変更を実行し忘れるのを防 止することができる。 また、 移動体端末は、 予想したマナーモー ドなど のコンテンツパラメータの表示のみを行っても良い。 この場合には、 ュ 一ザに対して適切な設定を知らせて、 変更を促すことができる。
なお、 本変形例に係る移動体端末は、 音量や、 画像の表示モー ド、 マ ナーモー ドなどの動作モー ドをコ ンテンツパラメータ と して予測したが このような動作モー ドをアプリケーショ ンに関係なく移動体端末 (それ 自体) が有する動作モー ドと して予測してもよい。
なお、 本実施の形態及び変形例の移動体端末は、 予測結果であるテン プレー トなどのコ ンテンツパラメータ を表示してユーザに提示したが、 音声によ り提示しても良い。 また、 移動体端末はユーザの音声を入力 し ても良い。即ち、移動体端末は、ユーザの音声を認識して文字に変換し、 その文字をメール文章中に入力する。 これによ り 、 ユーザに対する使い 勝手を向上することができ、 車両の運転時における安全性を高めること ができる。
(実施の形態 3 )
近年の携帯電話 (移動体端末) は、 多種多様なアプリケーショ ンを利 用可能なように構成されると ともに、 表示画面が拡大化されている。 そ の結果、 携帯電話の消費電力量が多く なリ、 外出先において充電の必要 性が増している。
そこで本実施の形態における移動体端末は、 現在又は将来において利 用されるであろうアプリケーショ ン及びコ ンテンツパラメータ を予測す ると ともに、 そのアプリケーショ ン及びコ ンテンツパラメータの利用に よって電力不足が生じてしまうのを未然に防ぐものである。 即ち、 この 移動体端末は、 アプリケ一ショ ンが実行された場合に電力不足が生じる か否かを判断し、 電力不足が生じると判断したときには、 充電を促すメ ッセージと、 充電可能場所とをユーザに提示する。 これによ り、 ユーザ はアプリケーショ ンを実行する前に、 事前に充電することができ、 電力 が足りないためにアプリケーショ ンが中断されるような事態を未然に防 ぐことができる。
図 5 6は、 本実施の形態の移動体端末の機能構成を示す機能ブロ ック 図である。
本実施の形態の移動体端末 8 1 は、 ディスプレイ 1 0 5、 G P S受信 部 1 0 8 、 力 レンダー時計 1 0 7 、 状況檢出部 4 0 3、 移動履歴データ 保存部 2 0 1 a 、 移動履歴記録部 2 0 2 a 、 行動予測ルール保存部 2 0 3 a 、 情報表示制御部 2 0 4 b、 行動パターン抽出部 2 0 5 a 、 入力デ バイス 1 0 6、 利用履歴記録部 1 1 0 a 、 利用履歴保存部 1 1 1 a 、 電 力検出部 8 0 3、 電力制御部 8 0 2、 及び充電場所取得部 8 0 5 を備え る。 なお、 本実施の形態の移動体端末 8 1 が備える上述のような構成要 素のうち、 図 3に示す移動体端末 1 1 、 図 3 5に示す移動体端末 2 1 、 又は図 4 2に示す移動体端末 3 2が備える構成要素と同一の機能及び構 成を有するものに対しては、 移動体端末 1 1 , 2 1 , 3 1 の構成要素に 付された符号と同一の符号を付し、 詳細な説明を省略する。
利用履歴記録部 1 1 0 a は、 実施の形態 1 又は 2 と同様、 利用された アプリケーション及びコンテンツパラメータに対して利用日時を関連付 けることで利用履歴を作成し、 その利用履歴を利用履歴保存部 1 1 1 a に保存する。 そして、 本実施の形態の利用履歴記録部 1 1 0 aは、 その コンテンツパラメータにアプリケーションの使用時間を含める。
その結果、 本実施の形態における行動パターン抽出部 2 0 5 aは、 利 用されたアプリケーションにその使用時間を関連付ける形で利用予測ル ールを作成する。
図 5 7は、 本実施の形態の行動パターン抽出部 2 0 5 aが作成する利 用予測ルールの内容を示す図である。
行動パターン抽出部 2 0 5 aは、 例えば、 アプリケーショ ン 「テレビ ( T V ) J が時間 「平日の夜 J 及び場所 「八 駅→ 8 8駅」 などといつ た利用状況の下、 音量 「 5 0」 及び使用時間 「 6 0分」 などといったコ ン亍ンッパラメータで利用されたという利用パターンを抽出すると、 そ の利用パターンの利用回数が 1 回だけ増加するように、 図 5 7に示す利 用予測ルールを更新する。
本実施の形態の将来場所予測部 2 0 6は、 場所予測方法 Bを利用した 移動体端末 1 1 が有する構成要素を備え、 将来の場所を予測するための 行動予測ルールを保持している。 そして将来場所予測部 2 0 6は、 この 行動予測ルールを参照して移動体端末 8 1 の将来の場所を予測してその 結果を情報表示制御部 2 0 4 bに通知する。 さらに、 将来場所予測部 2 0 6は、 これまでの移動履歴に基づいて、 その場所に到着する日時 (力 レンダー属性) を予測してその結果も情報表示制御部 2 0 4 bに通知す る。
図 5 8は、 将来場所予測部 2 0 6が保持する行動予測ルールの内容を 示す図である。
この図 5 8に示すように、 行動予測ルールには、 現在日時が 「平日の 夜」 で現在場所が 「会社→ A A駅」 である場合には今後、 移動体端末 8 1 が A A駅から B B駅に向かう移動確率は 9 5 %であることが示されて いる。
情報表示制御部 2 0 4 bは、 実施の形態 2の移動体端末 3 2の情報表 示制御部 2 0 4 aが有する機能と、 コ ンテンツパラメータ制御部 4 0 2 が有する機能とを備え、 移動体端末 8 1 の将来又は現在における場所に 応じたアプリ ケーショ ン及びコ ンテンツパラメータ を予測する。 即ち、 情報表示制御部 2 0 4 bは、 行動予測ルール保存部 2 0 3 a に保存され ている利用予測ルールを参照して、 将来場所予測部 2 0 6によ リ予測さ れた場所、 又は G P S受信部 1 0 8 によ り検出された場所に対応するァ プリ ケーショ ン及びコ ンテンツパラメータ を特定する。
例えば、 将来場所予測部 2 0 6が図 5 8 に示す行動予測ルールを參照 して将来の場所 Γ A A駅→ B B駅」 と 日時とを予測すると、 情報表示制 御部 2 0 4 bは、 その日時における気象状況を状況検出部 4 0 3から取 得する。 ここで、 状況検出部 4 0 3は、 イ ンターネッ トを介してサーバ からその日時における気象状況を知得する。
そして将来場所予測部 2 0 6は、 図 5 7に示す利用予測ルールから、 上記将来の場所及び日時並びに気象状況に合致する利用状況を検索し、 その利用状況に対応付けられたアプリケ一ショ ン 「テレビ ( T V ) j 及び コンテンツパラメータ (音量 「 5 0」 及び使用時間 「 6 0分」 など) を、 将来において利用されるであろうアプリ ケーショ ン及びコ ンテンツパラ メータ と して予測する。
また、情報表示制御部 2 0 4 bは、図 5 7 に示す利用予測ルールから、 G P S受信部 1 0 8及びカ レンダー時計 1 0 7並びに状況検出部 4 0 3 の出力結果に相当する利用状況を検索し、 その利用状況に対応付けられ たアプリケーショ ン及びコ ンテンツパラメータ を、 現在において利用さ れるであろうアプリケーショ ン及びコ ンテンツパラメータ と して予測す る。
電力検出部 8 0 3は、 移動体端末 8 1 の電力残量を検出する。
電力制御部 8 0 2は、消費電力テーブルを予め保持している。さ らに、 電力制御部 8 0 2は、電力検出部 8 0 3 によって検出された電力残量と、 情報表示制御部 2 0 4 b によって予測されたアプリケーショ ン及びコ ン テンッパラメータ とを特定し、 さ らに消費電力テーブルを参照すること で、 その予測されたアプリケーショ ンなどを実行した場合に電力不足が 生じるか否かを判断する。 つまり、 電力制御部 8 0 2は充電の要否を判 別し、 充電が必要であればディスプレイ 1 0 5に対して充電を促すメ ッ セージを表示させる。
図 5 9は、 消費電力テーブルの内容を示す図である。
この図 5 9に示すように、 消費電力テーブル 8 5 3には、 「音楽プレ 一ヤー j や 「テレビ ( T V ) 」 といった各アプリケーショ ンと、 音量 「 7 5 J などといったコ ンテンツパラメータ と、 各アプリケーショ ン及ぴコ ンテンッパラメータに対応する電力係数とが登録されている。 電力係数 は、 単位時間当た り に必要と される電力量を示す。 例えば、 図 5 9 に示 す消費電力テーブルは、 アプリケーショ ン 「亍レビ ( T V) J を音量 「 5 0 J で実行するには単位時間当たり電力量 「 5」 を要することを示して しヽる。
例えば、 情報表示制御部 2 0 4 bによってアプリケーショ ン 「テレビ ( T V ) J 及びコ ンテンツパラメータ ( 「音量 5 0」 及び使用時間 「 6 0分」 など) が予測されたときには、 電力制御部 8 0 2は、 上述のよう な消費電力テーブル 8 5 3 を参照することによ り、アプリケーショ ン Γテ レビ ( T V) J 及び 「音量 5 0」 に対する電力係数 「 5」 を特定する。 次に、 電力制御部 8 0 2は、 電力係数 Γ 5」 及び使用時間 Γ 6 0分」 を 用いて、 そのアプリケーショ ンが上記コンテンツパラメータで実行され た場合の消費電力量を算出する。 即ち、 電力制御部 8 0 2は、 電力係数
Γ 5 J X使用時間 Γ 6 0分」 = 3 0 0を上記消費電力量と して予測する。 電力制御部 8 0 2は、 電力検出部 8 0 3による検出結果と上記消費電力 量 「 3 0 0」 とを比較することで、 充電の要否を判別する。
例えば、 電力検出部 8 0 3による検出の結果、 現在の電池残量が Γ 2 0 0」 であれば、 電力制御部 8 0 2は電池残量 「 2 0 0」 と消費電力量 「 3 0 0」 とを比べ、 充電が必要であると判別する。 なお、 電力検出部 8 0 3は、 電池残量と消費電力量との差が所定の閾値以下である場合に 充電が必要であると判別しても良い。 例えば、 閾値が 「 1 0J である場 合、 電池残量 「 2 1 0 J から消費電力量 「 2 0 0」 を除算した電力量は
Γ 1 0 Jであるため、電力検出部 8 0 3は電力不足となる可能性が高く、 充電が必要であると判断する。
図 6 0は、 電力制御部 8 0 2が消費電力量を予測する様子を説明する ための説明図である。
例えば、 移動体端末 8 1 のユーザが金曜日の 2 0 : 0 0に会社から A A駅に向かっているときには、 移動体端末 8 1 の将来場所予測部 2 0 6 は、 上述のように図 5 8に示す行動予測ルールを参照して、 移動体端末 8 1 は平日の夜に Γ A A駅— B B駅」 に向かうと予測する。 情報表示制 御部 2 0 4 bは、 その将来場所予測部 2 0 6の予測結果と、 図 5 7に示 す利用予測ルールとに基いて、 「平日の夜」 及び Γ A A駅→ B B駅」 に おいてアプリケーショ ン 「テレビ ( T V) 」 及びコンテンツパラメータ ( 「音量 5 0」 及び使用時間 「 6 0分」 など) が利用されることを予測 する。
その結果、 電力制御部 8 0 1 は、 上述のように消費電力量 「 3 0 0」 を予測し、 さらに電力検出部 8 0 3により検出された電力残量「 5 0 0」 と比較することで充電が必要であると判断する。
図 6 1 は、 移動体端末 8 1 の電力残量の推移を示す図である。
この図 6 1 に示すように、 電力制御部 8 0 1 は、 将来において利用さ れるアプリケーショ ン「テレビ( T V;)」及びコンテンツパラメータ (「音 量 5 0」 及び使用時間 「 6 0分」 など) を予測したときに、 そのアプリ ケーシヨンなどを実行した場合に電力残量が下限値 (例えば Γ 2 0 0 J ) 以下となるか否かを判別する。 そして電力制御部 8 0 1 は、 下限値以下 になると判別したときには、 会社から A A駅に向かう経路において、 充 電が必要であることを知らせるメ ッセージをディスプレイ 1 0 5に表示 させる。
図 6 2は、 電力制御部 8 0 1 によってディスプレイ 1 0 5に表示され る画面の一例を示す図である。
例えば図 6 2の ( a ) に示すように、 ディスプレイ 1 0 5は 「電力が 足りなくなる恐れがあります」 及び 「充電が必要です」 といったメ ッセ ージと、 確認ポタンとを表示する。 ここで、 ユーザによる操作により確 認ボタンが押されると、 図 6 2の ( b ) に示すように、 ディスプレイ 1 0 5は 「充電可能場所を表示しますか」 というメ ッセージを表示する。 このように、 本実施の形態では、 ユーザが移動体端末 8 1 を携帯して A A駅から B B駅に向かう電車に乗ってしまう前に、 その乗車期間に利 用するアプリケーショ ン及びコンテンツパラメータを予測し、 さらに、 充電が必要であるか否かをユーザに知らせるため、 アプリケーショ ンが 電力不足のため中断してしまうのを防ぐことができる。
充電場所取得部 8 0 5は、 図 6 2の ( b ) に示す画面で 「はい」 が選 択されると、 G P S受信部 1 0 8によって検出された現在の場所を、 ネ ッ トワーク 8 0 4を介してサーバに通知し、 そのサーバから最寄りの充 電可能場所を示すデータを取得する。そして、充電場所取得部 8 0 5は、 そのデータに基づいて充電可能場所を示す地図をディスプレイ 1 0 5に 表 させる。
図 6 3は、 ディスプレイ 1 0 5に表示される地図の一例を示す図であ る。
この図 6 3に示すように、 充電場所取得部 8 0 5は、 充電可能場所を 示す地図と、 電力残量を視覚的に表すアイコンと、 充電可能場所の一覧 とをディスプレイ 1 0 5に表示させる。
充電可能場所の一覧には、 各充電可能場所の名称が移動体端末 8 1 に 近いものから優先的に配列されている。 そして、 ユーザが入力デバイス 1 0 6を操作することにより、 一覧に含まれる何れかの充電可能場所の 名称に矢印 8 7 1 が配置されると、 その充電可能場所の詳細な情報 (例 えば、 料金やサービスなど) が地図上に表示される。
また、 充電場所取得部 8 0 5は、 電力検出部 8 0 3によって検出され た電力残量を電力制御部 8 0 2を介して把握し、 その電力残量を上記ァ イコンで表示させる。
なお、 充電場所取得部 8 0 5は、 サーバから取得したデータに基づい て最寄りの充電可能場所をディスプレイ 1 0 5に表示させたが、 ユーザ が過去に利用した充電可能場所等を表示させても良い。
ここで、 このような本実施の形態の移動体端末 8 1 の動作について図 6 4を参照して説明する。
図 6 4は、 移動体端末 8 1 の動作を示すフロー図である。
まず、 移動体端末 8 1 の情報表示制御部 2 0 4は、 G P S受信部 1 0 8及びカ レンダー時計 1 0 7並びに状況検出部 4 0 3からの出力結果に 基づいて、 現在の日時及び場所並びに気象状況を特定する (ステップ S 9 0 1 ) 。
次に、 情報表示制御部 2 0 4 bは、 行動予測ルール保存部 2 0 3 aに 格納されている利用予測ルールを参照することによ り、 将来又は現在に おいて利用されるであろうアプリケーショ ン及びコ ンテンツパラメータ を予測する (ステップ S 9 0 2 ) 。
例えば、 移動体端末 8 1 のユーザが金曜日の 2 0 : 0 0に会社から駅 に向かっている場合には、 情報表示制御部 2 0 4は、 図 5 7 に示す利用 予測ルールに基いて、 アプリケーショ ン 「音楽プレーヤ一」 及びコ ンテ ンッパラメータ (使用時間 「 2 0分」 など) が現在におし、て利用される と予測する。
電力制御部 8 0 1 は、 上述のアプリ ケーショ ン及びコ ンテンツパラメ —タの予測結果と、 消費電力テーブル 8 5 3 とに基いて、 そのアプリ ケ ーシヨ ン及びコ ンテンツパラメータが利用されたときの消費電力量を算 出する (ステップ S 9 0 3 ) 。
次に、 電力検出部 8 0 3は電力残量を検出 し (ステップ S 9 0 4 ) 、 電力制御部 8 0 1 は、 その電力残量と消費電力量とを比較して充電が必 要か否かを判別する (ステップ S 9 0 5 ) 。
ここで、 電力制御部 8 0 1 は充電が必要と判別したときには (ステッ プ S 9 0 5の Y e s ) 、 充電が必要であることを知らせるメ ッセージを ディスプレイ 1 0 5に表示させる (ステップ S 9 0 6 ) 。 さ らに、 電力 制御部 8 0 1 は充電可能場所を表示するか否かをユーザに問い合わせる メ ッセージをディ スプレイ 1 0 5に表示させる (ステップ S 9 0 7 ) 。
そ して、 充電場所取得部 8 0 5は、 入力デバイス 1 0 6からの出力結 果に基づいて、 ユーザが充電可能場所を表示するように指示したか否か を判別する (ステップ S 9 0 8 ) 。 指示したと判別したときには (ステ ップ S 9 0 8の Y e s ) 、 充電場所取得部 8 0 5は、 最寄リの充電可能 場所をディスプレイ 1 0 5に表示させる (ステップ S 9 0 9 ) 。
これによ リ本実施の形態では、 電力残量が少ない場合には、 事前に充 電を促すメ ッセージ及び充電可能場所が表示されるため、 電力不足によ リアプリケーショ ンの利用が中断されてしまうのを防ぐことができる。 なお、 本実施の形態では、 図 5 7に示す利用予測ルールに基づいてァ プリケーシヨン 「テレビ ( T V ) 」 を予測したときには、 そのアプリケ —シヨンを予測と同時に起動させる。 テレビ番組の放送開始時間は予め 定められているため、 このように予測と同時にアプリケーション 「テレ ビ J を起動させることにより、 ユーザによるテレビ番組の見逃しを防ぐ ことができる。
く変形例〉
ここで、 本実施の形態における変形例について説明する。
本変形例に係る移動体端末の充電場所取得部は、 移動体端末の移動先 までの経路上にある充電可能場所を優先的にディスプレイ 1 0 5に表示 させる。
図 6 5は、 移動先までの経路上にある充電可能場所を優先的に表示す るディスプレイ 1 0 5の画面表示図である。
例えば、 移動体端末を携帯するユーザが金曜の 2 0 : 0 0に会社から A A駅に向かっている場合、 将来場所予測部 2 0 6は、 図 5 8の行動予 測ルールに基いて、 移動体端末が次に A A駅から B B駅に向かうと判断 する。 そこで、 充電場所取得部は、 サーバから取得したデータに基づい て、 移動体端末の現在位置と A A駅までの経路上にある充電可能場所を 優先的に表示する。
図 6 6は、 このような本変形例に係る充電場所取得部の動作を示すフ ロー図である。
充電場所取得部は、 図 6 4に示すステップ S 9 0 9において、 まず、 G P S受信部 1 0 8の検出結果をサーバに送信し、 そのサーバから最寄 りの充電可能場所を示すデータ (充電可能場所情報) を取得する (ステ ップ S 1 0 0 1 ) 。 例えば、 このデータには最寄リの充電可能場所と し て 「コンビニ」 及び 「 S Sサービス」 並びに Γ S H店 J などが含まれて いる。
次に、 充電場所取得部は、 G P S受信部 1 0 8によって検出された現 在場所を特定し (ステップ S 1 0 0 2 ) 、 さ らに、 将来場所予測部 2 0 6によ り予測された将来の場所を特定する (ステップ S 1 0 0 3 ) 。 そ して、 充電場所取得部は、 現在場所から将来の場所への経路上にある充 電可能場所を優先的にディスプレイ 1 0 5に表示させる。 例えば、 充電 場所取得部は、 会社から A A駅の経路上にある充電可能場所 Γコ ンビニ J について詳細な情報をディ スプレイ 1 0 5に表示させる。
このような本変形例では、 最寄りの充電可能場所のうち、 行き先経路 上にある充電可能場所が優先的に表示されるため、 ユーザは行き先を変 更して廻り道をする手間を省く ことができる。
なお、 本変形例では、 行き先経路上にある充電可能場所を優先的に表 示させたが、 ユーザが過去に利用 した充電可能場所や、 料金が安いなど のメ リ ツ 卜のある充電可能場所を優先的に表示させても良い。 これによ リ、 ユーザに対する利便性を向上することができる。 ユーザが過去に利 用した充電可能場所を優先的に表示させる場合には、 充電場所取得部 8 0 5 は、 ユーザの過去の充電場所利用履歴を保存しておき、 その履歴に 示される充電可能場所を優先的に表示させる。
なお、 本実施の形態及び変形例では、 サーバからゲ一厶等のアプリケ ーシヨ ンが移動体端末 8 1 にダウンロー ドされるときに、 電力制御部 8 0 2はそのアプリケーショ ンに対応する電力係数を取得し、 そのアプリ ケーシヨ ン及び電力係数を消費電力テーブル 8 5 3 に追加しても良い。 例えば、 アプリ ケーショ ンと してゲーム 「 A A レーシング」 がサーバか らダウンロー ドされるときには、 そのアプリケーショ ンに対応する電力 係数 Γ 3」 が同時にダウンロー ドされる。
なお、 本実施の形態及び変形例では、 予測されたアプリケーショ ン及 びコンテンツパラメータに応じて充電の要否を判断したが、 アプリケー ショ ン及びコ ンテンッパラメータが予測された時点で、 電力残量が所定 の下限値以下であれば、 その予測された内容に関わらず充電が必要であ ると判断しても良い。 例えば、 下限値が 3 0であって電力残量が 3 0で ある場合には、 電力制御部 8 0 2は、 いずれのアプリケーショ ンが予測 されても電力不足が生ずる恐れがあると して、 充電が必要であると判断 する。
なお、 本実施の形態及び変形例では、 電力制御部 8 0 2は電力残量を 電力検出部 8 0 3の検出結果に基づいて特定していたが、 アプリケーシ ヨ ンの使用時間や通話時間などから電力残量を特定しても良い。 これに よ り、 電力検出部 8 0 3 を省いて移動体端末 8 1 の構成を簡略化するこ とができる。
なお、 本実施の形態及び変形例では、 実施の形態 2 と同様、 入力デバ イス 1 0 6に対する操作が行われたときに、 現在におけるァプリケ一シ ヨ ン及びコンテンツパラメータを予測して充電の要否を判断しても良く センサなどによって特定の事象が検出されたときに充電の要否を判断し ても良い。
また、 本実施の形態及び変形例では、 充電の必要性を音などでユーザ に知らせても良い。 例えば、 移動体端末 8 1 は、 会社から Α Α駅の経路 上で、 A Α駅に入る前の充電可能場所 「コ ンビニ」 付近に近づいたとき に、 音や音声などで充電が必要であることを知らせる。
さ らに、 本実施の形態及び変形例では、 充電が必要であるにも関わら ずユーザが充電を行わなかったときには、 低電力モー ドでアプリケーシ ヨ ンを実行しても良く 、 事前にユーザの確認を得た後に低電力モー ドで 実行しても良い。
(実施の形態 4 )
本実施の形態における移動体端末は、 現在又は将来において利用され るであろうアプリケーショ ン及びコ ンテンツパラメータ を予測すると と もに、 そのアプリ ケーショ ン及びコ ンテンツパラメータの利用には新た なデータが必要であるこ とを知らせるメ ッセージや、 そのデータの提供 場所をユーザに知らせるものである。
図 6 7 は、 本実施の形態の移動体端末の機能構成を示す機能ブロ ック 図である。
本実施の形態の移動体端末 9 1 は、 ディスプレイ 1 0 5、 G P S受信 部 1 0 8、 カ レンダー時計 1 0 7 、 状況検出部 4 0 3、 移動履歴データ 保存部 2 0 1 a 、 移動履歴記録部 2 0 2 a 、 行動予測ルール保存部 2 0 3 a 、 情報表示制御部 2 0 4 b、 行動パターン抽出部 2 0 5 a 、 入力デ バイス 1 0 6、 利用履歴記録部 1 1 0 a 、 利用履歴保存部 1 1 1 a 、 及 びデータ取得場所検出部 8 0 6を備える。 なお、 本実施の形態の移動体 端未 9 1 が備える上述のよ うな構成要素のうち、 図 5 6に示す移動体端 末 8 1 が備える構成要素と同一の機能及び構成を有するものに対しては 移動体端末 8 1 の構成要素に付された符号と同一の符号を付し、 詳細な 説明を省略する。
利用履歴記録部 1 1 0 a は、 実施の形態 3 と同様、 利用されたアプリ ケ一シヨ ン及びコ ンテンツパラメータに対して利用日時を関連付けるこ とで利用履歴を作成し、 その利用履歴を利用履歴保存部 1 1 1 a に保存 する。 そして、 本実施の形態の利用履歴記録部 1 1 0 a は、 利用された コンテンツパラメータが特定のデータである場合、 そのデータがサーバ から取得されたものであるか否かを示す付加データ を、 その利用履歴に 含めている。 その結果、 本実施の形態における行動パターン抽出部 2 0 5 a は、 そ の付加データ を含む利用予測ルールを作成する。
図 6 8は、 本実施の形態の行動パターン抽出部 2 0 5 aが作成する利 用予測ルールの内容を示す図である。
行動パターン抽出部 2 0 5 a は、 例えば、 アプリケーショ ン 「音楽プ レーヤー」 が時間 「平日の夜」 及び場所 「会社→駅」 などといった利用 状況の下で、 音量 「 7 5」 及びデータ 「再生アルバム : GountDownl OOj などのコ ンテンツパラメータで利用されたという利用パターンを抽出す ると、 その利用パターンの利用回数が 1 回だけ増加するよ うに、 図 6 8 に示す利用予測ルールを更新する。
ここで、 利用予測ルールに登録されているデータ名 「再生アルバム : GountDown l OOj には (取得) で示される付加データが付されている。 つ まり、 このデータ 「再生アルバム : GountDownl OOj は、 アプリケーショ ン 「音楽プレーヤー」 の利用時の最新の曲を示すものであって、 付加デ ータは、 アプリケーショ ン 「音楽プレーヤー」 が利用されるときにはサ ーバから最新のデータ 「再生アルバム : GountDown l OOj をダウンロー ド しなければならないことを示す。
また、 アプリ ケーショ ン 「ムービープレーヤ一」 の利用時には最新の データ 「再生番組 : A B株式ニュース」 が必要であって、 利用予測ルー ルに登録されているデータ名 「再生番組 : A B株式ニュース」 に対して も上述と同様の付加データが付されている。 さ らに、 アプリケーショ ン 「ゲーム」の利用時にはデータ 「キャラクターデータ」が必要であって、 利用予測ルールに登録されているデータ名 「キャラクタ一データ」 に対 しても上述と同様の付加データが付されている。
情報表示制御部 2 0 4 bは、 実施の形態 3 と同様、 図 6 8に示す利用 予測ルールを参照して、 現在又は将来において利用されるであろうアブ リケーシヨ ン及びコ ンテンツパラメータ を予測する。 例えば、 情報表示 制御部 2 0 4 bは、 時間 「平日の夜」 及び場所 「会社から駅への経路 j といった利用状況では、 アプリケーショ ン 「音楽プレーヤ一」 を予測す る と と もに、 コ ンテンツパラ メ ータ と してデータ 「再生アルバム : CountDown l OO j を予測する。 そしてこのようにコ ンテンツパラメータ と してデータ 「再生アルバム : CountDown l OOj が予測されたときには、 情 報表示制御部 2 0 4 bはこのデータ をサーバからダウンロー ドする必要 があることをデータ取得場所検出部 8 0 9に通知する。 また、 情報表示 制御部 2 0 4 bは、 時間 「平日の夜」 及び場所 Γ A A駅から B B駅への 経路」 といつた利用状況では、 アプリケーショ ン 「ムービープレーヤー」 を予測すると ともに、 コ ンテンツパラメータ と してデータ 「再生番組 : A B株式ニュース J を予測する。 そしてこのよ うにコ ンテンツパラメ一 タ と してデータ 「再生番組: A B株式ニュース」が予測されたときには、 情報表示制御部 2 0 4 bはこのデータ をサーバからダウンロー ドする必 要があることをデータ取得場所検出部 8 0 9に通知する。
データ 取得場所検出部 8 0 6 は、 例えばデータ 「再生アルバム : Cou ntDown l OO j を取得する必要がある旨の通知を情報表示制御部 2 0 4 bから取得すると、 まず、 そのデータ 「再生アルバム : Cou ntDown l OOj を保持しているか否かを確認する。 そして、 データ取得場所検出部 8 0 6は、 データ を保持していないことを確認すると、 保持していないこと を知らせると ともに、 ダウンロー ド可能な場所を表示するか否かをユー ザに問い合わせるメ ッセージ (未保持メ ッセージ) をディスプレイ 1 0 5に表示させる。
図 6 9は、 未保持メ ッセージを表示するディスプレイ 1 0 5の一例を 示す図である。
この図 6 9 に示すよ うに、 ディスプレイ 1 0 5には 「再生音楽があり ません。 ダウンロー ド場所を表示しますか?」 という未保持メ ッセージ が表示される。
このような画面が表示されている状態で、 ユーザが入力デバイス 1 0 6 を操作することによ り 「はい」 を選択すると、 データ取得場所検出部 8 0 6は、 データ 「再生アルバム : GountDown l OOj がダウンロー ド可能 な場所を示すダウンロー ド場所データを、 ネッ トワーク 8 0 4を介して サーバから取得する。
また、 データ取得場所検出部 8 0 6は、 情報表示制御部 2 0 4 bから 通知されたデータ を保持していると判断すると、 ネッ トワーク 8 0 4 を 介してサーバと通信し、 その保持しているデータが最新のデータである か否かを確認する。 ここで、 最新のデータでないと判断すると、 データ 取得場所検出部 8 0 6は、 最新でないことを知らせると ともに、 最新デ ータのダウンロー ド可能な場所を表示するか否かをユーザに問い合わせ るメ ッセージ (更新メ ッセージ) をディ スプレイ 1 0 5に表示させる。 図 7 0は、 更新メ ッセージを表示するディスプレイ 1 0 5の一例を示 す図である。
この図 7 0に示すように、 ディスプレイ 1 0 5には 「再生音楽が更新 されています。 ダウンロー ド場所を表示しますか?」 という更新メ ッセ ーン力、表示される。
このような画面が表示されている状態で、 ユーザが入力デバイス 1 0 6 を操作することによ り 「はい」 を選択すると、 データ取得場所検出部 8 0 6は、 上述と同様、 最新のデータ 「再生アルバム : GountDownl OOj がダウンロー ド可能な場所を示すダウンロー ド場所データ を、 ネッ トヮ ーク 8 0 4を介してサーバから取得する。
データ取得場所検出部 8 0 6は、 上述のよ うにダウンロー ド場所デー タ をサーバから取得するときには、 取得対象のデータのデータ名 と、 G P S受信部 1 0 8 によ り検出された現在場所と をサーバに通知する。 サ ーバは、 その通知されたデータ名のデータがダウンロー ド可能な場所で あって、 その通知された現在場所付近にある場所を、 自 らが保持するダ ゥンロー ド場所一覧データの中から検索し、 その検索結果に該当する場 所をダウンロー ド場所データ と してデータ取得場所検出部 8 0 6に送信 する。
図 7 1 は、 サーバが保持するダウンロー ド場所一覧データの内容を示 す図である。
この図 7 1 に示すよ うに、 ダウンロー ド場所一覧データには、 「再生 アルバム : CountDown l OOj などのデータ名と、 そのデータ名のデータ を ダウンロー ドできる場所と、 そのデータのダウンロー ドに対する課金及 ぴクーポンとが登録されている。
サーバは、 データ取得場所検出部 8 0 6からデータ名 (例えば 「再生 アルバム: GountDown 1 00」)及び現在場所を知らせる通知を受け取ると、 ダウンロー ド場所一覧データからそのデータ名を検索する。 データ名を 見つけると、 データ取得検出部 8 0 6は、 さ らに、 そのデータ名に閱連 付けられた場所のうち、 データ取得場所検出部 8 0 6から通知を受けた 現在場所に最も近い場所を見つけ出す。
そして、 サーバは、 その見つけ出 した場所と、 それに関連する課金及 びクーポンとを示すダウンロー ド場所データ を生成し、 そのダウンロー ド場所データ をデータ取得場所検出部 8 0 6に送信する。
例えばサーバは、 データ 「再生アルバム : GountDown1 00」 に対して場 所 「北緯 N 3、 東経 E 3」 及び課金 「 2 0円 Z k b y t e」 並びにクー ボン 「 2ポイ ン ト」 を示すダウンロー ド場所データ を生成してデータ取 得場所検出部 8 0 6に送信する。 また、 サーバは、 データ 「再生番組 : A B株式ニュース」 に対して場所 「北緯 N 1 、 東経 E 1 、 半径 1 k m」 及び課金 「 1 0円/ k b y t e j 並びにクーポン 「 1 ポイ ン ト」 を示す ダウンロー ド場所データ を生成してデータ取得場所検出部 8 0 6に送信 する。
データ取得場所検出部 8 0 6は、 上述のようなダウン口一ド場所デー タを取得すると、 その内容をディスプレイ 1 0 5に表示させる。
図 7 2は、 ダウンロー ド場所データの内容を表示するディスプレイ 1 0 5を示す図である。
データ取得場所検出部 8 0 6は、データ「再生アルバム: GountDownlOOj に対して場所 Γ北緯 N 3、 東経 E 3」 及び課金 「 2 0円 k b y t e」 並びにクーポン 「 2ポイン ト J を示すダウンロー ド場所データ を取得す ると、 図 7 2の ( a ) に示すように、 その場所を地図上に表示させ、 課 金及びクーポンの内容も合わせて表示させる。 なお、 このダウンロー ド 場所データによ リ示される場所は、 移動体端末 9 1 と直接接続すること によ り上記データ を移動体端末 9 1 に受け渡すダウン口一 ドマシーンが 設置された施設である。
また、 データ取得場所検出部 8 0 6は、 データ 「再生番組 : A B株式 ニュース」 に対して場所 「北緯 N 1 、 東経 E 1 、 半径 1 k mj 及び課金 「 1 0円/ k b y t e」 並びにクーポン Γ 1 ポイ ン ト」 を示すダウン口 ー ド場所データ を取得すると、 図 7 2の ( b ) に示すよ うに、 その場所 を地図上に表示させ、 課金及びクーポンの内容も合わせて表示させる。 なお、 このダウンロー ド場所データによ り示される場所は、 無線通信に よ り ダウンロー ド可能な場所である。
ここで、 このような本実施の形態の移動体端末 9 1 の動作について図 7 3を参照して説明する。
図 7 3は、 移動体端末 9 1 の動作を示すフロー図である。
まず、 移動体端末 9 1 の情報表示制御部 2 0 4 bは、 G P S受信部 1 0 8及び力 レンダ一時計 1 0 7並びに状況検出部 4 0 3からの出力結果 に基づいて、 現在の日時及び場所並びに気象状況を特定する (ステップ S 1 1 0 1 ) 。
次に、 情報表示制御部 2 04 bは、 行動予測ルール保存部 2 0 3 aに 格納されている利用予測ルールを参照することによ り、 将来又は現在に おいて利用されるであろうアプリケーショ ン及びコ ンテンツパラメータ を予測する (ステップ S 1 1 0 2 ) 。
例えば、 移動体端末 9 1 のユーザが金曜日の 2 0 : 0 0に会社から駅 に向かっている場合には、 情報表示制御部 2 0 4 bは、 図 6 8に示す利 用予測ルールに基いて、 アプリケーショ ン 「音楽プレーヤ一」 及びコ ン テンッパラメータ (データ 「再生アルバム : GountDown100」 ) が現在に おいて利用されると予測する。
ここで、 情報表示制御部 2 0 4は、 利用予測ルールに登録されている データ 「再生アルバム : GountDownlOOj に付加データが付されているか を判別し、 付されていると判別 したときには、 その判別結果をデータ取 得場所検出部 8 0 6に通知する。
データ取得場所検出部 8 0 6は、 情報表示制御部 2 0 4 bからの通知 と 、 サーバ と の通信 と に基 いて 、 そ の デー タ 「再生ア ルバム : GountDownlOOj をサーバからダウンロー ドする必要があるか否かを判別 する (ステップ S 1 1 0 3 ) 。
ここで、 データ取得場所検出部 8 0 6はダウンロー ドが必要と判別し たときには (ステップ S 1 1 0 3の Y e s ) 、 上述の未保持メ ッセージ 又は更新メ ッセージをディスプレイ 1 0 5に表示させる (ステップ S 1 1 0 4 ) 0
そ して、 データ取得場所検出部 8 0 6は、 入力デバイス 1 0 6からの 出力結果に基づいて、 ユーザがデータ取得可能場所を表示するように指 示したか否かを判別する (ステップ S 1 1 0 6 ) 。 指示したと判別した ときには (ステップ S 1 1 0 6の Y e s ) 、 データ取得場所検出部 8 0 5は、 データ取得可能場所をディスプレイ 1 0 5に表示させる (ステツ プ S 1 1 0 7 ) 。
く変形例〉
ここで、 本実施の形態における変形例について説明する。
本変形例に係る移動体端末のデータ取得場所検出部は、 実施の形態 3 の変形例と同様、 移動体端末の移動先までの経路上にあるデータ取得可 能場所を優先的にディスプレイ 1 0 5に表示させる。
例えば、 移動体端末を携帯するユーザが金曜の 2 0 : 0 0に会社から A A駅に向かっている場合、 将来場所予測部 2 0 6は、 図 5 8の行動パ ターンに基いて、 移動体端末が次に A A駅から B B駅に向かう と判断す る。 そこで、 データ取得場所検出部は、 サーバから取得したダウン口一 ド場所データに基づいて、 移動体端末の現在位置と A A駅までの経路上 にあるデータ取得可能場所を優先的に表示する。
図 7 4は このよ うな本変形例に係るデータ取得場所検出部の動作を 示すフロー図である。
データ取得場所検出部は、図 7 3に示すステップ S 1 1 0 7 において、 まず、 G P S受信部 1 0 8の検出結果、 及び情報表示制御部 2 0 4 b に よつて予測されたデータ名をサーバに送信し、 そのサーバからダウン口 ー ド場所データ を取得する (ステップ S 1 3 0 1 ) 。 このダウンロー ド 場所データは、 最寄りの場所であって、 上記データ名のデータがダウン ロー ド可能な複数の場所を示す。
次に、 データ取得場所検出部は、 G P S受信部 1 0 8 によって検出さ れた現在場所を特定し (ステップ S 1 3 0 2 ) 、 さ らに、 将来場所予測 部 2 0 6によ り予測された将来の場所を特定する(ステップ S 1 3 0 3 ) そして、 データ取得場所検出部は、 現在場所から将来の場所への経路上 にあるデータ取得可能場所を優先的にディスプレイ 1 0 5に表示させる (ステップ S 1 3 0 4 ) 。
このような本変形例では、 最寄りのデータ取得可能場所のうち、 行き 先経路上にあるデータ取得可能場所が優先的に表示されるため、 ユーザ は行き先を変更して廻り道をする手間を省く ことができる。
なお、 本変形例では、 行き先経路上にあるデータ取得可能場所を優先 的に表示させたが、 ユーザが過去に利用したデータ取得可能場所や、 料 金が安いなどのメ リ ツ 卜のあるデータ取得可能場所を優先的に表示させ ても良い。これにより、ユーザに対する利便性を向上することができる。 以上、 本発明について実施の形態及び変形例を用いて説明したが、 本 発明はこれらに限定されるものではない。
例えば、 実施の形態及び変形例では、 予測したアプリケーショ ンの名 称をディスプレイ 1 0 5に表示したり、 そのアプリケーションが起動さ れた画面をディスプレイ 1 0 5に表示させたり したが、 ディスプレイ 1 0 5を複数個備えるときには、 そのディスプレイ 1 0 5の数だけ利用確 率の高いアプリケ一ションを優先的に起動させて、 それらの起動された アプリケーションの画面を各ディスプレイ 1 0 5に表示させてもよい。 これにより、 ユーザは予測されたアプリケーションの内容を確かめた後 に、 いずれかのアプリケーションを選択して利用することができ、 ユー ザの使い勝手を向上することができる。 産業上の利用の可能性
本発明に係るアプリケ一ションの予測方法は、 ユーザが利用しょうと する移動体端末のアプリケーションプログラムをその移動体端末の場所 に応じて適切に予測することができるという効果を有し、 例えば携帯電 話やカーナビゲーシヨ ンシステムの車載装置などに適用することができ る。

Claims

請 求 の 範 囲 1 . 複数のアプリケーショ ンプログラムがイ ンス トールされた移動体 端末がユーザの利用しょう とするアプリケーショ ンプログラムを予測す る方法であって、
前記複数のアブリケーショ ンプログラムから何れかを選択して実行す るアプリケーショ ン実行ステップと、
前記アブリケ一ショ ン実行ステップでアプリケーショ ンプログラムが 実行されたときの前記移動体端末の場所を検出する場所検出ステップと . 前記アプリケーショ ン実行ステップで実行されたアプリ ケ一ショ ンプ ログラムの利用履歴を、 前記場所検出ステップで検出された場所に関連 付けて作成する利用履歴作成ステップと、
所定の場所に対応するアプリケーショ ンプログラムを前記利用履歴に 基いて特定し、 前記アプリケーショ ンプログラムを予測結果と して提示 する予測ステップと
を含むことを特徴とするアプリケーショ ンプログラムの予測方法。
2 . 前記予測ステップは、
現時点での移動体端末の場所を検出する現在場所検出ステップと、 前記現在場所検出ステップで検出された場所に対応するアプリ ケーシ ヨ ンプログラムを前記利用履歴に基いて特定する特定ステップと、 前記特定ステップで特定されたアプリケーショ ンプログラムを、 ユー ザが現在利用しょう とするアプリケーショ ンプログラムの予測結果と し て提示する提示ステツプと
を含むことを特徴とする請求の範囲第 1 項記載のアプリケーショ ンプ ログラムの予測方法。
3 . 前記利用履歴作成ステップでは、
前記アプリケーショ ン実行ステップで実行されたアプリケーショ ンプ ログラムの名称と、 前記アプリケーショ ンプログラムに対してユーザの 操作によ り入力されたコンテンツとを含めて前記利用履歴を作成し、 前記特定ステツプでは、 さ らに、
前記現在場所検出ステップで検出された場所に対応するコ ンテンツを 前記利用履歴に基いて特定し、
前記提示ステップでは、 さ らに、
前記特定ステップで特定されたコ ンテンツを、 ユーザが現在利用 しよ う とするアプリケーショ ンプログラムのコンテンツと して提示する ことを特徴とする請求の範囲第 2項記載のアプリケーショ ンプログラ ムの予測方法。
4 . 前記特定ステップでは、
前記現在場所検出ステツプで檎出された場所に対応するァプリ ケーシ ヨ ンと して電子メールを特定し、
前記提示ステツプでは、
前記電子メールを、 ユーザが現在利用しょ う とするアプリケーショ ン プログラムの予測結果と して提示する
こと を特徴とする請求の範囲第 3項記載のアプリケーショ ンプログラ ムの予測方法。
5 . 前記特定ステップでは、
前記現在場所検出ステップで検出された場所に対応するコ ンテンツと して前記電子メールの宛先を特定し、 前記提示ステップでは、 前記宛先を提示する
ことを特徴とする請求の範囲第 4項記載のアプリケーショ ンプログラ ムの予測方法。
6 . 前記特定ステップでは、
前記現在場所検出ステップで検出された場所に対応するコンテンツと して前記電子メールの文書の雛形を特定し、
前記提示ステップでは、 前記雛形を提示する
ことを特徴とする請求の範囲第 4項記載のアプリケーショ ンプログラ ムの予測方法。
7 . 前記予測ステップは、
前記移動体端末の将来に存在する場所を予測する将来場所予測ステツ プと、
前記将来場所予測ステツプで予測された場所に対応するアプリケーシ ヨ ンプログラムを前記利用履歴に基いて特定する特定ステップと、 前記特定ステップで特定されたアプリケーショ ンプログラムを、 ユー ザが将来利用しょう とするアプリケーショ ンプログラムの予測結果と し て提示する提示ステップと
を含むこと を特徴とする請求の範囲第 1 項記載のアプリケーショ ンプ ログラムの予測方法。
8 . 前記アプリケーショ ンプログラムの予測方法は、 さ らに、 前記移動体端末の移動履歴を暦の属性に関連付けて作成する移動履歴 作成ステップを含み、
前記将来場所予測ステツプでは、 現在よ り後の暦の属性に対応する場所を前記移動履歴に基いて特定し, 前記特定した場所を前記移動体端末の将来に存在する場所とみなす
ことを特徴とする請求の範囲第 7項記載のアプリケーショ ンプロダラ ムの予測方法。
9 . 前記利用履歴作成ステップでは、
前記アプリケーショ ン実行ステツプで実行されたアプリケーシヨ ンプ ログラムの名称と、 前記アプリケーショ ンプログラムに対してユーザの 操作によ り入力されたコ ンテンツとを含めて前記利用履歴を作成し、 前記特定ステップでは、 さ らに、
前記将来場所予測ステップで予測された場所に対応するコンテンツを 前記利用履歴に基いて特定し、
前記提示ステップでは、 さ らに、
前記特定ステツプで特定されたコ ンテンッを、 ユーザが将来利用しょ う とするアプリケーショ ンプログラムのコ ンテンツと して提示する ことを特徵とする請求の範囲第 8項記載のアプリケーショ ンプロダラ ムの予測方法。
1 0 . 前記アプリ ケーショ ンプログラムの予測方法は、 さ らに、 前記移動体端末の有する電力量を検出する電力検出ステップと、 前記特定ステップで特定されたアプリケーショ ンプログラム及びコ ン テンッが利用されたときの消費電力量を算出する算出ステップと、 前記電力検出ステップで検出された電力量が、 前記算出ステップで算 出された消費電力量よ り も少ないときには、 充電を促すメ ッセージを提 示するメ ッセージ提示ステップと
を含むことを特徴とする請求の範囲第 9項記載のアプリケーショ ンプ ログラムの予測方法。
1 1 . 前記アプリケーショ ンプログラムの予測方法は、 さ らに、 現時点での移動体端末の場所を示す内容の現在場所情報を、 通信回線 を介して所定の装置に送信する送信ステップと、
前記現在場所情報に示される場所周辺において前記移動体端末が充電 可能な充電場所を示す充電場所情報を、 前記所定の装置から取得する取 得ステップと、
前記取得ステツプで取得された充電場所情報に基いて前記充電場所を 提示する充電場所提示ステップと
を含むことを特徴とする請求の範囲第 1 0項記載のアプリケーショ ン プログラムの予測方法。
1 2 . 前記コ ンテンツは、 通信回線を介して配信される配信データで あって、
前記アプリケーショ ンプログラムの予測方法は、 さ らに、
前記特定ステップで特定された配信データの最新版を前記移動体端末 が保持しているか否かを判別する判別ステップと、
前記判別ステップで保持していないと判別されたときには、 前記最新 版の配信データ を保持していないこと を知らせるメ ッセージを提示する 提示ステップと
を含むことを特徴とする請求の範囲第 9項記載のアプリケーショ ンプ ログラムの予測方法。
1 3 . 前記アプリケーショ ンプログラムの予測方法は、 さ らに、 現時点での移動体端末の場所を示す内容の現在場所情報を、 通信回線 を介して所定の装置に送信する送信ステップと、
前記現在場所情報に示される場所周辺において前記移動体端末が前記 最新版の配信データ を取得可能なデータ取得場所を示す取得場所情報を 前記所定の装置から取得する取得ステップと、
前記取得ステツプで取得された取得場所情報に基いて前記データ取得 場所を提示する取得場所提示ステップと
を含むことを特徴とする請求の範囲第 1 2項記載のアプリケーショ ン プログラムの予測方法 1 4 . 前記将来場所予測ステップでは、
前記移動履歴に基き、 現在よ り後の暦の属性において、 前記移動体端 末が存在していた確率が最も高い場所を特定する
ことを特徴とする請求の範囲第 8項記載のアプリケーショ ンプログラ 厶の予測方法。
1 5 . 前記将来場所予測ステップでは、
前記移動履歴に基き、 現在の場所と暦の属性を基点と してその後に移 動体端末が存在していた確率が最も高い場所を特定する
ことを特徴とする請求の範囲第 8項記載のアプリケーショ ンプログラ ムの予測方法。
1 6 . 前記将来場所予測ステップは、
前記移動体端末が駅に設置された機器と通信することによ り、 前記移 動体端末が現存する前記駅を特定する駅特定ステップと、
前記駅特定ステツプで特定された駅を出発駅と して前記出発駅に対応 する到着駅を過去の路線検索結果から検索する検索ステップとを含み、 前記検索ステツプで検索された到着駅を前記移動体端末の将来に存在 する場所と見なす
こ とを特徴とする請求の範囲第 7項記載のアプリケーショ ンプログラ ムの予測方法。
1 7 . 前記将来場所予測ステップは、
前記移動体端末が駅に設置された機器と通信することによ り、 前記移 動体端末が現存する前記駅の路線を特定する路線特定ステップと、 前記路線特定ステップで特定された路線にある駅を過去のメール履歴 から検索する検索ステップとを含み、
前記検索ステップで検索された駅を前記移動体端末の将来に存在する 場所と見なす
ことを特徴とする請求の範囲第 7項記載のアプリケーショ ンプロダラ ムの予測方法。
1 8 . 前記アプリケーショ ンプログラムの予測方法は、 さ らに 前記移動体端末の動作モー ドを設定するモー ド設定ステップと、 前記モー ド設定ス亍ップで動作モー ドが設定された前記移動体端末の 場所を検出する設定場所検出ステップと、
前記モー ド設定ステップで設定された動作モー ドの設定履歴を、 前記 設定場所検出ステップで検出された場所に関連付けて作成する設定履歴 作成ステップと、
前記移動体端末の現時点での場所に対応する動作モー ドを前記利用履 歴に基づいて特定し、 前記特定された動作モー ドを予測結果と して提示 するモー ド予測ステップと
を含むことを特徴とする請求の範囲第 1 項記載のアプリケーショ ンプ ログラムの予測方法。
1 9 . 予めイ ンス トールされた複数のアプリケーショ ンプログラムの 中からユーザの利用しょう とするアプリケーショ ンプログラムを予測す る移動体端末であって、
前記複数のアプリケーショ ンプログラムから何れかを選択して実行す るアプリケーショ ン実行手段と、
前記アプリケーショ ン実行手段によ リアプリケーショ ンプログラムが 実行されたときの前記移動体端末の場所を検出する場所検出手段と、 前記アプリケージョ ン実行手段で実行されたアプリケ一シヨ ンプログ ラムの利用履歴を、 前記場所検出手段で検出された場所に関連付けて作 成する利用履歴作成手段と、
所定の場所に対応するアプリケーショ ンプログラムを前記利用履歴に 基いて特定し、 前記アプリケーショ ンプログラムを予測結果と して提示 する予測手段と
を備えることを特徴とする移動体端末。
2 0 . 前記予測手段は、
現時点での移動体端末の場所を検出する現在場所検出手段と、 前記現在場所検出手段で検出された場所に対応するアプリケーショ ン プログラムを前記利用履歴に基いて特定する特定手段と、
前記特定手段で特定されたアプリケーショ ンプログラムを、 ユーザが 現在利用しょう とするアプリケーショ ンプログラムの予測結果と して提 示する提示手段と
を備えることを特徴とする請求の範囲第 1 9項記載の移動体端末。
2 1 . 前記利用履歴作成手段は、
前記アプリケーショ ン実行手段で実行されたアプリケーシヨ ンプログ ラムの名称と、 前記アプリケーショ ンプログラムに対してユーザの操作 によ り入力されたコ ンテンツとを含めて前記利用履歴を作成し、
前記特定手段は、 さ らに、
前記現在場所検出手段で検出された場所に対応するコンテンツを前記 利用履歴に基いて特定し、
前記提示手段は、 さ らに、
前記特定手段で特定されたコンテンツを、 ユーザが現在利用しょう と するアプリケーショ ンプログラムのコ ンテンツと して提示する
ことを特徴とする請求の範囲第 2 0項記載の移動体端末。
2 2 . 前記予測手段は、
前記移動体端末の将来に存在する場所を予測する将来場所予測手段と 前記将来場所予測手段で予測された場所に対応するアプリケーシヨ ン プログラムを前記利用履歴に基いて特定する特定手段と、
前記特定手段で特定されたアプリケーショ ンプログラムを、 ユーザが 将来利用しょ う とするアプリケーショ ンプログラムの予測結果と して提 示する提示手段と
を備えるこ とを特徴とする請求の範囲第 1 9項記載の移動体端末。
2 3 . 前記移動体端末は、 さ らに、
前記移動体端末の移動履歴を暦の属性に関連付けて作成する移動履歴 作成手段を備え、
前記将来場所予測手段は、
現在よ り後の暦の属性に対応する場所を前記移動履歴に基いて特定し , 前記特定した場所を前記移動体端末の将来に存在する場所とみなす ことを特徴とする請求の範囲第 2 2項記載の移動体端末。
2 4 . 前記将来場所予測手段は、
駅に設置された機器と通信することによ り、 前記移動体端末が現存す る前記駅を特定する駅特定手段と、
前記駅特定手段で特定された駅を出発駅と して前記出発駅に対応する 到着駅を過去の路線検索結果から検索する検索手段と を備え、
前記検索手段によ り検索された到着駅を前記移動体端末の将来に存在 する場所と見なす
ことを特徴とする請求の範囲第 2 2項記載の移動体端末。
2 5 . 前記将来場所予測手段は、
駅に設置された機器と通信することによ り、 前記移動体端末が現存す る前記駅の路線を特定する路線特定手段と、
前記路線特定手段で特定された路線にある駅を過去のメール履歴から 検索する検索手段とを備え、
前記検索手段によ り検索された駅を前記移動体端末の将来に存在する 場所と見なす
ことを特徴とする請求の範囲第 2 2項記載の移動体端末。
2 6 . 前記移動体端末は、 さ らに
前記移動体端末の動作モー ドを設定するモー ド設定手段と、 前記モー ド設定手段で動作モー ドが設定された前記移動体端末の場所 を検出する設定場所検出手段と、
前記モー ド設定手段で設定された動作モー ドの設定履歴を、 前記設定 場所検出手段で検出された場所に関連付けて作成する設定履歴作成手段 と、
前記移動体端末の現時点での場所に対応する動作モー ドを前記利用履 歴に基づいて特定し、 前記動作モー ドを予測結果と して提示するモー ド 予測手段と
を備えることを特徴とする請求の範囲第 1 9項記載の移動体端末。
2 7 . 複数のアプリケーショ ンプログラムがイ ンス トールされた移動 体端末がユーザの利用しょ う とするアプリ ケーショ ンプログラムを予測 するためのプログラムであって、
前記複数のアプリケーショ ンプログラムから何れかを選択して実行す るアプリケーショ ン実行ステップと、
前記アプリケーショ ン実行ステップでアプリ ケーショ ンプログラムが 実行されたときの前記移動体端末の場所を検出する場所検出ステップと . 前記アプリケーショ ン実行ステップで実行されたアプリケーショ ンプ ログラムの利用履歴を、 前記場所検出ステップで檎出された場所に闋連 付けて作成する利用履歴作成ステップと、
所定の場所に対応するアプリケーショ ンプログラムを前記利用履歴に 基いて特定し、 前記アプリ ケーショ ンプログラムを予測結果と して提示 する予測ステップと
をコ ンピュータに実行させるプログラム。
PCT/JP2004/001777 2003-02-25 2004-02-18 アプリケーションプログラムの予測方法及び移動体端末 WO2004077291A1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/541,218 US7574661B2 (en) 2003-02-25 2004-02-18 Application program prediction method and mobile terminal
JP2004571485A JP3669702B2 (ja) 2003-02-25 2004-02-18 アプリケーションプログラムの予測方法及び移動体端末

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003-047024 2003-02-25
JP2003047024 2003-02-25

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2004077291A1 true WO2004077291A1 (ja) 2004-09-10

Family

ID=32923254

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2004/001777 WO2004077291A1 (ja) 2003-02-25 2004-02-18 アプリケーションプログラムの予測方法及び移動体端末

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7574661B2 (ja)
JP (1) JP3669702B2 (ja)
CN (1) CN1754147A (ja)
WO (1) WO2004077291A1 (ja)

Cited By (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006243949A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Nec Corp メール自動送信システム、携帯通信端末、メール自動送信方法、及びプログラム
JP2006253888A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Mitsubishi Electric Corp 位置情報管理装置及び位置情報管理方法
JP2006313486A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 携帯端末、情報推奨方法及びプログラム
JP2006350519A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯端末装置及びプログラム起動方法
WO2007010683A1 (ja) * 2005-07-20 2007-01-25 Pioneer Corporation ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、ナビゲーションプログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
JP2007116523A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯通信装置
JP2007143098A (ja) * 2005-10-18 2007-06-07 Nec Corp 移動体通信端末および移動体通信方法
JP2008108028A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Fuji Xerox Co Ltd 位置情報処理装置および方法
JP2008123332A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Mitsubishi Electric Corp 情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム
JP2009009259A (ja) * 2007-06-27 2009-01-15 Canon Inc 情報処理装置及び情報処理方法
JP2009032073A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Casio Comput Co Ltd クライアント装置、サーバ装置、リモート接続システムおよびプログラム
JP2009075422A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 Denso It Laboratory Inc 情報表示装置
JP2010074278A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Toshiba Corp 情報処理装置、方法及びプログラム
JP2010541108A (ja) * 2007-10-05 2010-12-24 クゥアルコム・インコーポレイテッド 位置と時間ベースのブロードキャスト情報のフィルタリング
WO2011010642A1 (ja) * 2009-07-23 2011-01-27 日本電気株式会社 ソフトウェア出力先処理端末、システム、方法、及びそのプログラム
WO2012132464A1 (ja) * 2011-03-31 2012-10-04 Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 携帯装置、アプリケーション起動方法、および、プログラム
CN102803993A (zh) * 2009-06-18 2012-11-28 高通股份有限公司 在请求之前的后台位置锁定
KR101247055B1 (ko) * 2005-03-31 2013-03-25 마이크로소프트 코포레이션 환경 인식을 통한 컴퓨팅 장치와의 아이-프리 인터랙션을위한 시스템 및 방법
JP2013167921A (ja) * 2012-02-14 2013-08-29 Tatsumi Publishing Co Ltd 情報配信システム及び方法、プログラム
WO2014050625A1 (ja) * 2012-09-26 2014-04-03 京セラ株式会社 情報端末および音声操作方法
JPWO2012124259A1 (ja) * 2011-03-14 2014-07-17 株式会社ニコン 装置およびプログラム
WO2015025368A1 (ja) * 2013-08-20 2015-02-26 富士通株式会社 情報処理装置、通信装置、情報処理方法、および情報処理プログラム
US8971805B2 (en) 2009-08-07 2015-03-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Portable terminal providing environment adapted to present situation and method for operating the same
US9032315B2 (en) 2009-08-07 2015-05-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Portable terminal reflecting user's environment and method for operating the same
JP2015176184A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 株式会社三菱東京Ufj銀行 携帯端末および情報提供装置
US9280778B2 (en) 2008-12-15 2016-03-08 Qualcomm Incorporated Location logging and location and time based filtering
WO2016067765A1 (ja) * 2014-10-27 2016-05-06 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラム
JP2016515230A (ja) * 2013-02-06 2016-05-26 フェイスブック,インク. パターンのラベリング
US9451401B2 (en) 2011-05-27 2016-09-20 Qualcomm Incorporated Application transport level location filtering of internet protocol multicast content delivery
US9485108B2 (en) 2011-03-14 2016-11-01 Qualcomm Incorporated System and apparatus for using multichannel file delivery over unidirectional transport (“FLUTE”) protocol for delivering different classes of files in a broadcast network
JP2016194932A (ja) * 2011-09-22 2016-11-17 クアルコム,インコーポレイテッド 動的かつ構成可能なユーザインターフェース
JP2017078862A (ja) * 2009-11-26 2017-04-27 株式会社Jvcケンウッド 情報表示装置、情報表示方法、および情報表示プログラム
JP2018181252A (ja) * 2017-04-21 2018-11-15 ヤフー株式会社 生成プログラム、生成方法、及び生成装置
JP2020154656A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP2021009700A (ja) * 2017-06-04 2021-01-28 アップル インコーポレイテッドApple Inc. マルチデバイス充電ユーザインターフェース
US11134359B2 (en) 2018-08-17 2021-09-28 xAd, Inc. Systems and methods for calibrated location prediction
US11172324B2 (en) 2018-08-17 2021-11-09 xAd, Inc. Systems and methods for predicting targeted location events
US11216330B2 (en) 2018-08-27 2022-01-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Methods and systems for managing an electronic device
US11256315B2 (en) 2014-08-06 2022-02-22 Apple Inc. Reduced-size user interfaces for battery management
US11646591B2 (en) 2019-05-09 2023-05-09 Apple Inc. Indication for protective charging mode

Families Citing this family (224)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7356332B2 (en) * 2003-06-09 2008-04-08 Microsoft Corporation Mobile information system for presenting information to mobile devices
US7631069B2 (en) * 2003-07-28 2009-12-08 Sap Ag Maintainable grid managers
US7673054B2 (en) 2003-07-28 2010-03-02 Sap Ag. Grid manageable application process management scheme
US7594015B2 (en) * 2003-07-28 2009-09-22 Sap Ag Grid organization
US7810090B2 (en) * 2003-12-17 2010-10-05 Sap Ag Grid compute node software application deployment
US20050138156A1 (en) * 2003-12-19 2005-06-23 Alexander Gebhart Grid application customization
JP4323984B2 (ja) * 2004-03-10 2009-09-02 株式会社日立製作所 車載コンテンツ提供装置
US7788281B2 (en) * 2004-03-12 2010-08-31 International Business Machines Corporation Evaluation of spatial rules over a mobile population
US9002730B2 (en) * 2004-04-28 2015-04-07 Richard Postrel Method and system for generating location based purchase incentives based on predicted route of travel
WO2005120092A1 (en) * 2004-06-02 2005-12-15 Ktfreetel Co., Ltd. System for providing application and management service and modifying user interface and method thereof
US7664249B2 (en) * 2004-06-30 2010-02-16 Microsoft Corporation Methods and interfaces for probing and understanding behaviors of alerting and filtering systems based on models and simulation from logs
JP4939739B2 (ja) * 2004-10-05 2012-05-30 パナソニック株式会社 携帯情報端末及び表示制御プログラム
JP4314526B2 (ja) * 2004-11-19 2009-08-19 ソニー株式会社 車載用ユーザインタフェース機器及び車載用ナビゲーションシステム
US7793290B2 (en) * 2004-12-20 2010-09-07 Sap Ag Grip application acceleration by executing grid application based on application usage history prior to user request for application execution
US7764641B2 (en) 2005-02-05 2010-07-27 Cisco Technology, Inc. Techniques for determining communication state using accelerometer data
WO2006130612A2 (en) * 2005-05-31 2006-12-07 Ipifini, Inc. Computer program for identifying and automating repetitive user inputs
US7925995B2 (en) * 2005-06-30 2011-04-12 Microsoft Corporation Integration of location logs, GPS signals, and spatial resources for identifying user activities, goals, and context
JP4353933B2 (ja) * 2005-10-11 2009-10-28 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社 通信装置およびコンピュータプログラム
WO2007061790A2 (en) * 2005-11-18 2007-05-31 Telecommunication Systems, Inc. Voice over internet protocol (voip) mobility detection
US20080008300A1 (en) * 2005-12-15 2008-01-10 Sbc Knowledge Ventures Lp Method in a communication device for processing calls
JP4861004B2 (ja) * 2005-12-27 2012-01-25 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ サービス推薦システム、及び、サービス推薦方法
US20070206741A1 (en) * 2006-03-01 2007-09-06 Sbc Knowledge Ventures Lp Method and apparatus for monitoring network activity
JP4783181B2 (ja) * 2006-03-13 2011-09-28 株式会社東芝 行動予測装置
US7519470B2 (en) * 2006-03-15 2009-04-14 Microsoft Corporation Location-based caching for mobile devices
KR101295155B1 (ko) * 2006-06-26 2013-08-09 삼성전자주식회사 사용자의 행동 분석 결과에 따라 대기화면을 표시하는이동통신단말기 및 그 방법
KR101264318B1 (ko) * 2006-07-07 2013-05-22 삼성전자주식회사 네트워크 환경에서의 서비스 메뉴 및 서비스 제공방법 및그 서비스 제공장치
US7849041B2 (en) * 2006-09-18 2010-12-07 Microsoft Corporation Intent prediction and response employing sensing, networking, and communication among distributed devices
JP4240094B2 (ja) * 2006-09-19 2009-03-18 船井電機株式会社 コンテンツ受信システム
US8606497B2 (en) * 2006-11-03 2013-12-10 Salient Imaging, Inc. Method, system and computer program for detecting and monitoring human activity utilizing location data
US20080117875A1 (en) * 2006-11-20 2008-05-22 Broadcom Corporation Wireless access point operation based upon historical information
US8175990B1 (en) * 2007-01-04 2012-05-08 Iloop Mobile, Inc. Situational decision engine and method for contextual user experience
JP4938530B2 (ja) 2007-04-06 2012-05-23 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信端末及びプログラム
US8385946B2 (en) 2007-06-28 2013-02-26 Apple Inc. Disfavored route progressions or locations
US9109904B2 (en) 2007-06-28 2015-08-18 Apple Inc. Integration of map services and user applications in a mobile device
US20090005964A1 (en) * 2007-06-28 2009-01-01 Apple Inc. Intelligent Route Guidance
US9066199B2 (en) 2007-06-28 2015-06-23 Apple Inc. Location-aware mobile device
US8108144B2 (en) 2007-06-28 2012-01-31 Apple Inc. Location based tracking
US8447020B2 (en) * 2007-08-09 2013-05-21 Google Inc. Speed-dial and speed-contact with predictive logic
US20090046678A1 (en) * 2007-08-17 2009-02-19 Industry-Academic Cooperation Foundation Of Kyung Hee University Method for predicting the mobility in mobile ad hoc networks
WO2009041060A1 (ja) * 2007-09-28 2009-04-02 Kyocera Corporation 携帯情報機器及びマナーモード移行プログラム
KR20090034573A (ko) * 2007-10-04 2009-04-08 삼성전자주식회사 컨텐트 제공 방법 및 그 장치와 컨텐트 재생 방법 및 그장치
CN101414296B (zh) * 2007-10-15 2012-07-25 日电(中国)有限公司 自适应服务推荐设备及方法、自适应服务推荐系统及方法
WO2009057585A1 (ja) * 2007-11-02 2009-05-07 Nec Corporation 情報端末装置及び機能利用方法
GB2454509A (en) * 2007-11-09 2009-05-13 Motorola Inc Method and apparatus for modifying a user preference profile
US9002828B2 (en) * 2007-12-13 2015-04-07 Seven Networks, Inc. Predictive content delivery
US20090158166A1 (en) * 2007-12-14 2009-06-18 Dewar Ami H Method, system, and computer program product for automatic rearrangement of modules based on user interaction
US8015144B2 (en) 2008-02-26 2011-09-06 Microsoft Corporation Learning transportation modes from raw GPS data
US8972177B2 (en) * 2008-02-26 2015-03-03 Microsoft Technology Licensing, Llc System for logging life experiences using geographic cues
US8966121B2 (en) 2008-03-03 2015-02-24 Microsoft Corporation Client-side management of domain name information
US9250092B2 (en) 2008-05-12 2016-02-02 Apple Inc. Map service with network-based query for search
US20090288022A1 (en) * 2008-05-15 2009-11-19 Sony Corporation Dynamically changing a user interface based on device location and/or date/time
US7925797B2 (en) 2008-07-03 2011-04-12 Steelseries Hq System and method for distributing user interface device configurations
US8281046B2 (en) * 2008-07-03 2012-10-02 Steelseries Aps System and method for distributing user interface device configurations
US9251266B2 (en) * 2008-07-03 2016-02-02 International Business Machines Corporation Assisting users in searching for tagged content based on historical usage patterns
US7996422B2 (en) * 2008-07-22 2011-08-09 At&T Intellectual Property L.L.P. System and method for adaptive media playback based on destination
US8990848B2 (en) 2008-07-22 2015-03-24 At&T Intellectual Property I, L.P. System and method for temporally adaptive media playback
US20100057924A1 (en) * 2008-09-02 2010-03-04 Qualcomm Incorporated Access point for improved content delivery system
US9178632B2 (en) * 2008-09-02 2015-11-03 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for an enhanced media content rating system
US8966001B2 (en) * 2008-09-02 2015-02-24 Qualcomm Incorporated Deployment and distribution model for improved content delivery system
US20100070334A1 (en) * 2008-09-08 2010-03-18 Dante Monteverde Method and system for location-based mobile device predictive services
US20100082237A1 (en) * 2008-09-30 2010-04-01 Microsoft Corporation Journal service
US8688083B2 (en) 2008-11-26 2014-04-01 Qualcomm Incorporated System and method for providing advertisement data or other content
US8468253B2 (en) * 2008-12-02 2013-06-18 At&T Intellectual Property I, L.P. Method and apparatus for multimedia collaboration using a social network system
US20100161720A1 (en) * 2008-12-23 2010-06-24 Palm, Inc. System and method for providing content to a mobile device
US9063226B2 (en) * 2009-01-14 2015-06-23 Microsoft Technology Licensing, Llc Detecting spatial outliers in a location entity dataset
JP5376960B2 (ja) * 2009-01-15 2013-12-25 株式会社東芝 測位装置及び測位時間間隔制御方法
JP5443026B2 (ja) * 2009-03-13 2014-03-19 日本通信株式会社 ネットワーク接続通信システム
JP2010257273A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Hitachi Ltd バディリスト作成方法
US8667109B2 (en) 2009-04-30 2014-03-04 Empire Technology Development Llc User profile-based wireless device system level management
US9065928B2 (en) * 2009-05-26 2015-06-23 Apple Inc. Space and time based device customization
US20100318535A1 (en) * 2009-06-11 2010-12-16 Microsoft Corporation Providing search results to a computing device
US8769529B2 (en) * 2009-07-24 2014-07-01 Novell, Inc. Generating and automatically loading reduced operating system based on usage pattern of applications
US8825381B2 (en) * 2009-08-05 2014-09-02 Telenav, Inc. Navigation system with single initiation mechanism and method of operation thereof
JP5476880B2 (ja) * 2009-09-14 2014-04-23 ソニー株式会社 情報提供装置及び情報提供方法、コンピューター・プログラム、並びに無線通信装置
US8706821B2 (en) 2009-09-16 2014-04-22 Nokia Corporation Method and apparatus for time adaptation of online services to user behavior
US8275649B2 (en) * 2009-09-18 2012-09-25 Microsoft Corporation Mining life pattern based on location history
US9009177B2 (en) * 2009-09-25 2015-04-14 Microsoft Corporation Recommending points of interests in a region
JP5440080B2 (ja) * 2009-10-02 2014-03-12 ソニー株式会社 行動パターン解析システム、携帯端末、行動パターン解析方法、及びプログラム
US9052204B2 (en) 2009-10-14 2015-06-09 Nec Corporation Behavior pattern extraction system, apparatus, method and recording medium storing program
JP5542417B2 (ja) * 2009-11-09 2014-07-09 三菱電機株式会社 デジタル放送受信装置及びデジタル放送受信方法
CN102104666B (zh) * 2009-12-17 2014-03-26 深圳富泰宏精密工业有限公司 应用跳转预测系统及方法
JP5400599B2 (ja) * 2009-12-18 2014-01-29 株式会社日立製作所 Guiカスタマイズ方法、システム及びプログラム
TWI503735B (zh) * 2009-12-28 2015-10-11 Chiun Mai Comm Systems Inc 應用跳轉預測系統及方法
EP4053506A1 (en) * 2009-12-29 2022-09-07 Huawei Technologies Co., Ltd. System and method of automatic destination selection
US9166633B2 (en) 2010-01-21 2015-10-20 Qualcomm Incorporated Systems and methods for interfacing a white space device with a host device
JP5577717B2 (ja) * 2010-01-25 2014-08-27 ソニー株式会社 電力を効率的に管理する方法
US8355693B2 (en) * 2010-02-12 2013-01-15 Broadcom Corporation Determining application usage relative to a particular location
US8612134B2 (en) * 2010-02-23 2013-12-17 Microsoft Corporation Mining correlation between locations using location history
US9261376B2 (en) * 2010-02-24 2016-02-16 Microsoft Technology Licensing, Llc Route computation based on route-oriented vehicle trajectories
US10288433B2 (en) * 2010-02-25 2019-05-14 Microsoft Technology Licensing, Llc Map-matching for low-sampling-rate GPS trajectories
US8527530B2 (en) 2010-03-22 2013-09-03 Sony Corporation Destination prediction using text analysis
US9124692B2 (en) * 2010-04-14 2015-09-01 Adesh Bhargava System and method for optimizing communication
US8719198B2 (en) 2010-05-04 2014-05-06 Microsoft Corporation Collaborative location and activity recommendations
EP3291619B1 (en) * 2010-06-03 2022-03-30 Sony Group Corporation A mobile device and method for location prediction of a mobile device
US9593957B2 (en) 2010-06-04 2017-03-14 Microsoft Technology Licensing, Llc Searching similar trajectories by locations
US8874129B2 (en) * 2010-06-10 2014-10-28 Qualcomm Incorporated Pre-fetching information based on gesture and/or location
US8335938B2 (en) 2010-06-11 2012-12-18 Kevin Howard Orr Method and device for activation of components
EP2395412A1 (en) * 2010-06-11 2011-12-14 Research In Motion Limited Method and device for activation of components through prediction of device activity
US9626696B2 (en) 2010-06-17 2017-04-18 Microsoft Technology Licensing, Llc Techniques to verify location for location based services
JP2012008771A (ja) * 2010-06-24 2012-01-12 Sony Corp 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
US8732487B2 (en) 2010-06-30 2014-05-20 Microsoft Corporation Predictive computing device power management
WO2013015835A1 (en) 2011-07-22 2013-01-31 Seven Networks, Inc. Mobile application traffic optimization
JP5712526B2 (ja) 2010-08-12 2015-05-07 ソニー株式会社 電子機器、情報判定サーバ、情報判定方法、プログラム及び情報判定システム
US9277362B2 (en) 2010-09-03 2016-03-01 Blackberry Limited Method and apparatus for generating and using location information
JP5549515B2 (ja) * 2010-10-05 2014-07-16 カシオ計算機株式会社 撮像装置及び方法、並びにプログラム
GB2484715A (en) * 2010-10-21 2012-04-25 Vodafone Ip Licensing Ltd Communication terminal with situation based configuration updating
CN102486926B (zh) * 2010-12-03 2015-04-08 上海博泰悦臻电子设备制造有限公司 个性化音乐媒体信息获取方法及系统
US8798804B2 (en) 2011-01-06 2014-08-05 General Electric Company Added features of HEM/HEG using GPS technology
TWI546700B (zh) * 2011-01-13 2016-08-21 宏達國際電子股份有限公司 手持電子裝置及其控制方法與電腦程式產品
US20130283283A1 (en) * 2011-01-13 2013-10-24 Htc Corporation Portable electronic device and control method therefor
ES2595605T3 (es) * 2011-02-22 2017-01-02 Fedex Corporate Services, Inc. Sistema y método para geotránsito de datos de sensor a través de una arquitectura global distribuida (nube)
US8832003B1 (en) * 2011-03-25 2014-09-09 Google Inc. Provision of computer resources based on location history
US9880604B2 (en) 2011-04-20 2018-01-30 Microsoft Technology Licensing, Llc Energy efficient location detection
US10078755B2 (en) * 2011-05-27 2018-09-18 Apple Inc. Private and public applications
US20130053054A1 (en) * 2011-08-24 2013-02-28 Microsoft Corporation Using predictive technology to intelligently choose communication
US9165017B2 (en) 2011-09-29 2015-10-20 Google Inc. Retrieving images
US8706918B2 (en) * 2011-11-15 2014-04-22 International Business Machines Corporation External environment sensitive predictive application and memory initiation
US8924503B2 (en) 2011-12-07 2014-12-30 International Business Machines Corporation Data services using location patterns and intelligent caching
US9754226B2 (en) 2011-12-13 2017-09-05 Microsoft Technology Licensing, Llc Urban computing of route-oriented vehicles
US20130166188A1 (en) 2011-12-21 2013-06-27 Microsoft Corporation Determine Spatiotemporal Causal Interactions In Data
US9417677B2 (en) * 2011-12-29 2016-08-16 Blackberry Limited Power supply management for portable electronic devices
EP2610701B1 (en) * 2011-12-29 2015-04-01 Research in Motion Corporation Power supply management for portable electronic devices
US9020463B2 (en) * 2011-12-29 2015-04-28 The Nielsen Company (Us), Llc Systems, methods, apparatus, and articles of manufacture to measure mobile device usage
US9189252B2 (en) * 2011-12-30 2015-11-17 Microsoft Technology Licensing, Llc Context-based device action prediction
JP5882087B2 (ja) * 2012-03-07 2016-03-09 船井電機株式会社 端末装置、操作キーの表示順変更方法
JP6622962B2 (ja) * 2012-05-02 2019-12-18 株式会社電通 情報配信システム
JP5953939B2 (ja) * 2012-05-28 2016-07-20 富士通株式会社 終了推定方法、終了推定プログラム、及び情報処理装置
US9510141B2 (en) 2012-06-04 2016-11-29 Apple Inc. App recommendation using crowd-sourced localized app usage data
EP2672379A1 (en) * 2012-06-06 2013-12-11 BlackBerry Limited Method and device for data entry
JP5891967B2 (ja) * 2012-06-21 2016-03-23 ソニー株式会社 制御装置、制御方法、プログラムおよび記録媒体
CN105683716B (zh) 2012-06-22 2018-07-17 谷歌有限责任公司 场境交通或通行警示
CN109633785A (zh) 2012-06-22 2019-04-16 谷歌有限责任公司 基于预期位置的天气预报
CN104396284B (zh) 2012-06-22 2016-09-07 谷歌公司 呈现针对当前位置或时间的信息
EP2904822A1 (en) * 2012-10-04 2015-08-12 Huawei Technologies Co., Ltd. User behavior modeling for intelligent mobile companions
US9219668B2 (en) * 2012-10-19 2015-12-22 Facebook, Inc. Predicting the future state of a mobile device user
US9210540B2 (en) 2012-11-08 2015-12-08 xAd, Inc. Method and apparatus for geographic document retrieval
JP6814236B2 (ja) * 2012-11-30 2021-01-13 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 情報処理方法
JP6017289B2 (ja) 2012-12-10 2016-10-26 株式会社日立製作所 管理サーバ、テナントパターン検証方法、及び計算機システム
US20140188956A1 (en) * 2012-12-28 2014-07-03 Microsoft Corporation Personalized real-time recommendation system
EP2753052B1 (en) * 2013-01-02 2017-10-04 Samsung Electronics Co., Ltd Message transfer system including display device and mobile device and message transfer method thereof
US8745617B1 (en) * 2013-02-11 2014-06-03 Google Inc. Managing applications on a client device
EP2963860A4 (en) * 2013-02-28 2016-02-24 Fujitsu Ltd INFORMATION PROCESSING DEVICE AND HOME CONTROL PROGRAM
EP3611627A1 (en) * 2013-03-13 2020-02-19 INTEL Corporation Device resource management based on contextual planning
WO2014145134A1 (en) * 2013-03-15 2014-09-18 Apple Inc. Harvesting addresses
US9317813B2 (en) 2013-03-15 2016-04-19 Apple Inc. Mobile device with predictive routing engine
US9303997B2 (en) 2013-03-15 2016-04-05 Apple Inc. Prediction engine
US10655979B2 (en) 2013-06-08 2020-05-19 Apple Inc. User interface for displaying predicted destinations
US9582317B2 (en) * 2013-05-10 2017-02-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of using use log of portable terminal and apparatus using the same
US9888422B2 (en) * 2013-06-03 2018-02-06 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. System and method for adaptive access and handover configuration based on prior history in a multi-RAT environment
US9438576B2 (en) * 2013-06-12 2016-09-06 Luiz M Franca-Neto Apparatus and method for validation and authorization of device and user by global positioning and non-prompted exchange of information
US9998866B2 (en) 2013-06-14 2018-06-12 Microsoft Technology Licensing, Llc Detecting geo-fence events using varying confidence levels
US9820231B2 (en) 2013-06-14 2017-11-14 Microsoft Technology Licensing, Llc Coalescing geo-fence events
US20140378159A1 (en) * 2013-06-24 2014-12-25 Amazon Technologies, Inc. Using movement patterns to anticipate user expectations
US9320006B2 (en) * 2013-06-28 2016-04-19 T-Mobile Usa, Inc. Categorized location identification based on historical locations of a user device
US9658882B1 (en) * 2013-07-01 2017-05-23 Amazon Technologies, Inc. Providing relevant information based on usage data
KR102114613B1 (ko) * 2013-07-10 2020-05-25 엘지전자 주식회사 이동단말기 및 그 제어방법
KR20150034997A (ko) * 2013-09-27 2015-04-06 네이버 주식회사 경로 안내에 따른 목적지를 명확히 인지시켜 주기 위한 방법 및 그 시스템
CN104679382B (zh) 2013-11-29 2018-09-07 华为技术有限公司 应用程序显示方法和装置
US9946427B1 (en) * 2013-12-03 2018-04-17 Google Llc Dynamic home screen
US9820103B2 (en) * 2014-01-22 2017-11-14 Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. Direction assistance based on personal experience
JP5607848B1 (ja) * 2014-03-27 2014-10-15 キャンバスマップル株式会社 携帯情報端末、コンピュータプログラム、および動作制御システム
KR102322027B1 (ko) * 2014-05-15 2021-11-08 삼성전자주식회사 개인화 정보 제공 시스템 및 그 방법
US9913100B2 (en) 2014-05-30 2018-03-06 Apple Inc. Techniques for generating maps of venues including buildings and floors
US9078105B1 (en) * 2014-07-18 2015-07-07 Maritime Telecommunication Network Inc. Event logging and replay system and process for mobile communication platform
US9402161B2 (en) * 2014-07-23 2016-07-26 Apple Inc. Providing personalized content based on historical interaction with a mobile device
US9503516B2 (en) 2014-08-06 2016-11-22 Google Technology Holdings LLC Context-based contact notification
US20160066156A1 (en) * 2014-08-29 2016-03-03 Google Inc. Selection of Location-Determination Information
US10031643B2 (en) 2014-09-26 2018-07-24 At&T Mobility Ii Llc Predictive determination of actions
EP3201770B1 (en) * 2014-09-30 2020-06-03 Nuance Communications, Inc. Methods and apparatus for module arbitration
US9852375B2 (en) * 2014-12-26 2017-12-26 Intel Corporation Techniques for mobile prediction
US9696782B2 (en) 2015-02-09 2017-07-04 Microsoft Technology Licensing, Llc Battery parameter-based power management for suppressing power spikes
US10158148B2 (en) 2015-02-18 2018-12-18 Microsoft Technology Licensing, Llc Dynamically changing internal state of a battery
US9748765B2 (en) 2015-02-26 2017-08-29 Microsoft Technology Licensing, Llc Load allocation for multi-battery devices
CN104776851A (zh) * 2015-03-02 2015-07-15 余挺武 一种充电装置的导航寻址系统
US10012508B2 (en) 2015-03-04 2018-07-03 Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. Providing directions to a location in a facility
US20180164980A1 (en) * 2015-04-13 2018-06-14 Huawei Technologies Co., Ltd. Method, Apparatus, and Device for Enabling Task Management Interface
US10453325B2 (en) 2015-06-01 2019-10-22 Apple Inc. Creation of reminders using activity state of an application
US9603123B1 (en) 2015-06-04 2017-03-21 Apple Inc. Sending smart alerts on a device at opportune moments using sensors
US10235863B2 (en) * 2015-06-05 2019-03-19 Apple Inc. Smart location-based reminders
US9529500B1 (en) 2015-06-05 2016-12-27 Apple Inc. Application recommendation based on detected triggering events
US9578489B2 (en) 2015-06-15 2017-02-21 International Business Machines Corporation Distributing subscriber data in a mobile data network
US9712384B2 (en) 2015-06-15 2017-07-18 International Business Machines Corporation Making subscriber data addressable as a device in a mobile data network
US9271140B1 (en) * 2015-06-15 2016-02-23 International Business Machines Corporation Scaling storage capability for subscriber data across multiple devices and device types in a mobile data network
US9699643B2 (en) 2015-06-15 2017-07-04 International Business Machines Corporation Querying data from devices in an ad-hoc network
US20170017576A1 (en) * 2015-07-16 2017-01-19 Qualcomm Incorporated Self-adaptive Cache Architecture Based on Run-time Hardware Counters and Offline Profiling of Applications
US20170032248A1 (en) * 2015-07-28 2017-02-02 Microsoft Technology Licensing, Llc Activity Detection Based On Activity Models
US20170078854A1 (en) * 2015-09-14 2017-03-16 Qualcomm Incorporated Augmenting indoor-outdoor detection using side information
US10320926B2 (en) * 2015-09-15 2019-06-11 International Business Machines Corporation Modifying application functionality based on usage patterns of other users
US10547971B2 (en) 2015-11-04 2020-01-28 xAd, Inc. Systems and methods for creating and using geo-blocks for location-based information service
US10278014B2 (en) * 2015-11-04 2019-04-30 xAd, Inc. System and method for using geo-blocks and geo-fences to predict mobile device locations
US10455363B2 (en) * 2015-11-04 2019-10-22 xAd, Inc. Systems and methods for using geo-blocks and geo-fences to discover lookalike mobile devices
US9939862B2 (en) 2015-11-13 2018-04-10 Microsoft Technology Licensing, Llc Latency-based energy storage device selection
US10061366B2 (en) 2015-11-17 2018-08-28 Microsoft Technology Licensing, Llc Schedule-based energy storage device selection
US9793570B2 (en) 2015-12-04 2017-10-17 Microsoft Technology Licensing, Llc Shared electrode battery
EP3395019B1 (en) 2015-12-21 2022-03-30 Google LLC Automatic suggestions and other content for messaging applications
CN108781175B (zh) 2015-12-21 2021-09-21 谷歌有限责任公司 用于消息交换题绪的自动建议的方法、介质及系统
WO2017134119A1 (en) * 2016-02-01 2017-08-10 Piksel, Inc Monitoring streaming related to connectivity
CN109074323A (zh) * 2016-03-07 2018-12-21 索尼公司 信息处理装置、信息处理方法以及程序
US10489163B2 (en) * 2016-06-06 2019-11-26 Lenovo Enterprise Solutions (Singapore) Pte. Ltd. Loading a program during boot of a device
ES2593552B2 (es) * 2016-06-09 2017-11-28 Seat, S.A. Método de generación de un mensaje de texto para un dispositivo electrónico en vehículo
US10348892B2 (en) * 2016-06-15 2019-07-09 International Business Machines Corporation Scheduling telephone calls
US10254935B2 (en) 2016-06-29 2019-04-09 Google Llc Systems and methods of providing content selection
US10387461B2 (en) 2016-08-16 2019-08-20 Google Llc Techniques for suggesting electronic messages based on user activity and other context
CN117634495A (zh) 2016-09-20 2024-03-01 谷歌有限责任公司 基于消息贴纸的建议响应
US10511450B2 (en) 2016-09-20 2019-12-17 Google Llc Bot permissions
US10015124B2 (en) 2016-09-20 2018-07-03 Google Llc Automatic response suggestions based on images received in messaging applications
WO2018079006A1 (ja) * 2016-10-27 2018-05-03 住友電気工業株式会社 制御装置、プログラム更新方法、およびコンピュータプログラム
US10416846B2 (en) 2016-11-12 2019-09-17 Google Llc Determining graphical element(s) for inclusion in an electronic communication
DE102016224411A1 (de) * 2016-12-07 2018-06-21 Volkswagen Aktiengesellschaft Vorrichtung, Fortbewegungsmittel und Verfahren zur Unterstützung eines Anwenders eines Fortbewegungsmittels
US10860854B2 (en) 2017-05-16 2020-12-08 Google Llc Suggested actions for images
US10986220B2 (en) * 2017-05-16 2021-04-20 II John Thomas Walker Device for radio communications and method for establishing and maintaining communications between device and fixed location radio communication facilities
US10348658B2 (en) 2017-06-15 2019-07-09 Google Llc Suggested items for use with embedded applications in chat conversations
US10404636B2 (en) 2017-06-15 2019-09-03 Google Llc Embedded programs and interfaces for chat conversations
US10891526B2 (en) 2017-12-22 2021-01-12 Google Llc Functional image archiving
US11537494B2 (en) * 2018-07-16 2022-12-27 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Predicted usage based on monitored usage
US11146911B2 (en) 2018-08-17 2021-10-12 xAd, Inc. Systems and methods for pacing information campaigns based on predicted and observed location events
US10349208B1 (en) 2018-08-17 2019-07-09 xAd, Inc. Systems and methods for real-time prediction of mobile device locations
CN109271352B (zh) * 2018-08-18 2021-10-22 上海豹云网络信息服务有限公司 在移动互联网内根据状态信息进行文件预取的方法及系统
US11790246B2 (en) * 2019-02-19 2023-10-17 International Business Machines Corporation Dynamic media use control service
US10776243B1 (en) 2019-03-19 2020-09-15 Bank Of America Corporation Prediction tool
WO2021006906A1 (en) * 2019-07-11 2021-01-14 Google Llc System and method for providing an artificial intelligence control surface for a user of a computing device
WO2021060836A1 (ko) * 2019-09-27 2021-04-01 삼성전자 주식회사 어플리케이션 실행 방법 및 장치
US11568640B2 (en) 2019-09-30 2023-01-31 Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. Techniques for providing vibrations at headset
US11144759B1 (en) 2020-05-12 2021-10-12 Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. Presentation of graphical objects on display based on input from rear-facing camera

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05119949A (ja) * 1991-10-29 1993-05-18 Nec Corp メニユー表示方式
JPH06119265A (ja) * 1992-10-05 1994-04-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 複合通信端末
JPH06187163A (ja) * 1992-12-18 1994-07-08 Sony Corp 情報機器の制御装置
JPH1055259A (ja) * 1996-04-09 1998-02-24 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ユーザ・インタフェース環境設定方法及びデータ処理システム
JP2001084269A (ja) * 1999-09-16 2001-03-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> コンテクスト把握システムと方法およびその処理プログラムを記録した記録媒体
JP2002297502A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Seiko Epson Corp 電子メール作成支援方法及び携帯型情報機器並びに電子メール作成支援処理プログラムを記録した記録媒体

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5459671A (en) * 1993-02-19 1995-10-17 Advanced Micro Devices, Inc. Programmable battery controller
SG46326A1 (en) * 1993-05-06 1998-02-20 Spectronics Micro Syst Ltd Improvements in automatic vehicle location system
JPH1027089A (ja) 1996-07-11 1998-01-27 Fuji Xerox Co Ltd コンピュータ操作支援装置
US6721542B1 (en) * 1999-05-28 2004-04-13 Nokia Corporation System for location specific, automatic mobile station behavior control
US6529784B1 (en) * 2000-02-29 2003-03-04 Caldera Systems, Inc. Method and apparatus for monitoring computer systems and alerting users of actual or potential system errors
JP2002132622A (ja) 2000-10-19 2002-05-10 Seiko Epson Corp プログラム供給装置、プログラム供給方法、携帯端末、ネットワークシステム及びコンピュータ可読媒体
WO2002041180A1 (fr) 2000-11-15 2002-05-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Procede de diffusion d'informations, ordinateur pour la diffusion d'informations et systeme de diffusion d'informations dans lequel ils sont utilises
JP2002215278A (ja) 2001-01-16 2002-07-31 Mitsubishi Electric Corp ユーザインタフェース生成装置及びユーザインタフェース生成方法
JP3548725B2 (ja) 2001-03-07 2004-07-28 株式会社日立製作所 外出支援システム及び移動体
JP2002298169A (ja) 2001-03-29 2002-10-11 Sony Corp 携帯情報端末、非接触icカード、コンピュータプログラムおよび経路案内システム
US6879838B2 (en) * 2001-04-20 2005-04-12 Koninklijke Philips Electronics N.V. Distributed location based service system
US6668177B2 (en) * 2001-04-26 2003-12-23 Nokia Corporation Method and apparatus for displaying prioritized icons in a mobile terminal
JP2003008738A (ja) 2001-06-21 2003-01-10 Nec Access Technica Ltd 移動体端末
US7409423B2 (en) * 2001-06-28 2008-08-05 Horvitz Eric J Methods for and applications of learning and inferring the periods of time until people are available or unavailable for different forms of communication, collaboration, and information access
US20030163311A1 (en) * 2002-02-26 2003-08-28 Li Gong Intelligent social agents
JP2003296770A (ja) 2002-04-03 2003-10-17 Hitachi Ltd 入出場管理システム
US7570943B2 (en) * 2002-08-29 2009-08-04 Nokia Corporation System and method for providing context sensitive recommendations to digital services

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05119949A (ja) * 1991-10-29 1993-05-18 Nec Corp メニユー表示方式
JPH06119265A (ja) * 1992-10-05 1994-04-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 複合通信端末
JPH06187163A (ja) * 1992-12-18 1994-07-08 Sony Corp 情報機器の制御装置
JPH1055259A (ja) * 1996-04-09 1998-02-24 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ユーザ・インタフェース環境設定方法及びデータ処理システム
JP2001084269A (ja) * 1999-09-16 2001-03-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> コンテクスト把握システムと方法およびその処理プログラムを記録した記録媒体
JP2002297502A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Seiko Epson Corp 電子メール作成支援方法及び携帯型情報機器並びに電子メール作成支援処理プログラムを記録した記録媒体

Cited By (61)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006243949A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Nec Corp メール自動送信システム、携帯通信端末、メール自動送信方法、及びプログラム
JP2006253888A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Mitsubishi Electric Corp 位置情報管理装置及び位置情報管理方法
KR101247055B1 (ko) * 2005-03-31 2013-03-25 마이크로소프트 코포레이션 환경 인식을 통한 컴퓨팅 장치와의 아이-프리 인터랙션을위한 시스템 및 방법
JP2006313486A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 携帯端末、情報推奨方法及びプログラム
JP4698281B2 (ja) * 2005-05-09 2011-06-08 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社 携帯端末、情報推奨方法及びプログラム
US8219071B2 (en) 2005-05-09 2012-07-10 Sony Mobile Communications Japan, Inc. Portable terminal, information recommendation method and program
JP2006350519A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯端末装置及びプログラム起動方法
JPWO2007010683A1 (ja) * 2005-07-20 2009-01-29 パイオニア株式会社 ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、ナビゲーションプログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
WO2007010683A1 (ja) * 2005-07-20 2007-01-25 Pioneer Corporation ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、ナビゲーションプログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
JP4568759B2 (ja) * 2005-07-20 2010-10-27 パイオニア株式会社 ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、ナビゲーションプログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
JP2007143098A (ja) * 2005-10-18 2007-06-07 Nec Corp 移動体通信端末および移動体通信方法
JP4742929B2 (ja) * 2005-10-18 2011-08-10 日本電気株式会社 移動体通信端末および移動体通信方法
JP2007116523A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯通信装置
JP2008108028A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Fuji Xerox Co Ltd 位置情報処理装置および方法
JP2008123332A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Mitsubishi Electric Corp 情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム
JP2009009259A (ja) * 2007-06-27 2009-01-15 Canon Inc 情報処理装置及び情報処理方法
JP2009032073A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Casio Comput Co Ltd クライアント装置、サーバ装置、リモート接続システムおよびプログラム
JP2009075422A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 Denso It Laboratory Inc 情報表示装置
JP2010541108A (ja) * 2007-10-05 2010-12-24 クゥアルコム・インコーポレイテッド 位置と時間ベースのブロードキャスト情報のフィルタリング
US8849183B2 (en) 2007-10-05 2014-09-30 Qualcomm Incorporated Location and time based filtering of broadcast information
US9312970B2 (en) 2007-10-05 2016-04-12 Qualcomm Incorporated Location and time based filtering of broadcast information
US10027432B2 (en) 2007-10-05 2018-07-17 Qualcomm Incorporated Location and time based filtering of broadcast information
US8370103B2 (en) 2008-09-16 2013-02-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Information processing apparatus and method
JP2010074278A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Toshiba Corp 情報処理装置、方法及びプログラム
US10158970B2 (en) 2008-12-15 2018-12-18 Qualcomm Incorporated Location logging and location and time based filtering
US9280778B2 (en) 2008-12-15 2016-03-08 Qualcomm Incorporated Location logging and location and time based filtering
CN102803993A (zh) * 2009-06-18 2012-11-28 高通股份有限公司 在请求之前的后台位置锁定
US8498673B2 (en) 2009-07-23 2013-07-30 Nec Corporation Software output destination handling terminal, system, method, and program for the same
JP5408256B2 (ja) * 2009-07-23 2014-02-05 日本電気株式会社 ソフトウェア出力先処理端末、ソフトウェア出力先処理方法、プログラム及びソフトウェア出力先処理システム
WO2011010642A1 (ja) * 2009-07-23 2011-01-27 日本電気株式会社 ソフトウェア出力先処理端末、システム、方法、及びそのプログラム
US8971805B2 (en) 2009-08-07 2015-03-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Portable terminal providing environment adapted to present situation and method for operating the same
US9032315B2 (en) 2009-08-07 2015-05-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Portable terminal reflecting user's environment and method for operating the same
JP2017078862A (ja) * 2009-11-26 2017-04-27 株式会社Jvcケンウッド 情報表示装置、情報表示方法、および情報表示プログラム
JPWO2012124259A1 (ja) * 2011-03-14 2014-07-17 株式会社ニコン 装置およびプログラム
US9485108B2 (en) 2011-03-14 2016-11-01 Qualcomm Incorporated System and apparatus for using multichannel file delivery over unidirectional transport (“FLUTE”) protocol for delivering different classes of files in a broadcast network
WO2012132464A1 (ja) * 2011-03-31 2012-10-04 Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 携帯装置、アプリケーション起動方法、および、プログラム
US9420048B2 (en) 2011-03-31 2016-08-16 Nec Corporation Mobile device, method of activating application, and program
JP2012216987A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Nec Casio Mobile Communications Ltd 携帯端末装置、携帯端末装置へのアプリケーションの表示方法、および、表示プログラム
US9451401B2 (en) 2011-05-27 2016-09-20 Qualcomm Incorporated Application transport level location filtering of internet protocol multicast content delivery
US11106350B2 (en) 2011-09-22 2021-08-31 Qualcomm Incorporated Dynamic and configurable user interface
JP2016194932A (ja) * 2011-09-22 2016-11-17 クアルコム,インコーポレイテッド 動的かつ構成可能なユーザインターフェース
JP2013167921A (ja) * 2012-02-14 2013-08-29 Tatsumi Publishing Co Ltd 情報配信システム及び方法、プログラム
JP2014068170A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Kyocera Corp 情報端末、音声操作プログラムおよび音声操作方法
WO2014050625A1 (ja) * 2012-09-26 2014-04-03 京セラ株式会社 情報端末および音声操作方法
US10585961B2 (en) 2013-02-06 2020-03-10 Facebook, Inc. Pattern labeling
JP2016515230A (ja) * 2013-02-06 2016-05-26 フェイスブック,インク. パターンのラベリング
WO2015025368A1 (ja) * 2013-08-20 2015-02-26 富士通株式会社 情報処理装置、通信装置、情報処理方法、および情報処理プログラム
JPWO2015025368A1 (ja) * 2013-08-20 2017-03-02 富士通株式会社 情報処理装置、通信装置、情報処理方法、および情報処理プログラム
JP2015176184A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 株式会社三菱東京Ufj銀行 携帯端末および情報提供装置
US11256315B2 (en) 2014-08-06 2022-02-22 Apple Inc. Reduced-size user interfaces for battery management
US11561596B2 (en) 2014-08-06 2023-01-24 Apple Inc. Reduced-size user interfaces for battery management
US9936355B2 (en) 2014-10-27 2018-04-03 Sony Corporation Information processing apparatus, information processing method, and computer program
WO2016067765A1 (ja) * 2014-10-27 2016-05-06 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラム
JP2018181252A (ja) * 2017-04-21 2018-11-15 ヤフー株式会社 生成プログラム、生成方法、及び生成装置
JP2021009700A (ja) * 2017-06-04 2021-01-28 アップル インコーポレイテッドApple Inc. マルチデバイス充電ユーザインターフェース
JP7449820B2 (ja) 2017-06-04 2024-03-14 アップル インコーポレイテッド マルチデバイス充電ユーザインターフェース
US11134359B2 (en) 2018-08-17 2021-09-28 xAd, Inc. Systems and methods for calibrated location prediction
US11172324B2 (en) 2018-08-17 2021-11-09 xAd, Inc. Systems and methods for predicting targeted location events
US11216330B2 (en) 2018-08-27 2022-01-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Methods and systems for managing an electronic device
JP2020154656A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
US11646591B2 (en) 2019-05-09 2023-05-09 Apple Inc. Indication for protective charging mode

Also Published As

Publication number Publication date
US20060156209A1 (en) 2006-07-13
JPWO2004077291A1 (ja) 2006-06-08
US7574661B2 (en) 2009-08-11
CN1754147A (zh) 2006-03-29
JP3669702B2 (ja) 2005-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2004077291A1 (ja) アプリケーションプログラムの予測方法及び移動体端末
JP4248529B2 (ja) 移動体端末
JP3698716B2 (ja) アプリケーションプログラムの予測方法及び移動体端末
US11527163B2 (en) Server for communicating with mobile and vehicle devices
US7835859B2 (en) Determining a route to a destination based on partially completed route
US10860986B2 (en) Schedule management apparatus
US7831384B2 (en) Determining a route to destination based on partially completed route
US9377319B2 (en) Estimating times to leave and to travel
EP2369299B1 (en) Navigation device and method for predicting the destination of a trip
US20090005963A1 (en) Method, Apparatus and Computer Program Product for Providing Route Planning Based on Personal Activity Plans of Multiple Individuals
US20100161720A1 (en) System and method for providing content to a mobile device
KR101028328B1 (ko) 관심 지점 평가 시스템 및 그 방법
US7529617B2 (en) Area information provision system and method
KR20040047736A (ko) 정보 표시 시스템
JP2013117378A (ja) ナビゲーションシステム
US20170255667A1 (en) System and method for contact information access
WO2019123813A1 (ja) 特典情報配信装置及び特典情報配信方法
WO2004061392A1 (ja) 行動支援方法及び装置
JP2004102175A (ja) 記憶補助装置及びシステム
JP3855913B2 (ja) ナビゲーションシステム及び経路誘導情報提供方法
JP5214705B2 (ja) 携帯品警告装置、携帯品警告システムおよび携帯品警告方法
JP2002056498A (ja) バス乗車方法及びシステム
JP6966562B2 (ja) ユーザ情報管理装置及びユーザ情報管理方法
JP2018146451A (ja) 施設情報配信サーバ及び施設情報配信方法
KR102236694B1 (ko) 여행스케줄 기반의 여행 콘텐츠 제공 방법 및 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 2004571485

Country of ref document: JP

AK Designated states

Kind code of ref document: A1

Designated state(s): AE AG AL AM AT AU AZ BA BB BG BR BW BY BZ CA CH CN CO CR CU CZ DE DK DM DZ EC EE EG ES FI GB GD GE GH GM HR HU ID IL IN IS JP KE KG KP KR KZ LC LK LR LS LT LU LV MA MD MG MK MN MW MX MZ NA NI NO NZ OM PG PH PL PT RO RU SC SD SE SG SK SL SY TJ TM TN TR TT TZ UA UG US UZ VC VN YU ZA ZM ZW

AL Designated countries for regional patents

Kind code of ref document: A1

Designated state(s): BW GH GM KE LS MW MZ SD SL SZ TZ UG ZM ZW AM AZ BY KG KZ MD RU TJ TM AT BE BG CH CY CZ DE DK EE ES FI FR GB GR HU IE IT LU MC NL PT RO SE SI SK TR BF BJ CF CG CI CM GA GN GQ GW ML MR NE SN TD TG

121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application
ENP Entry into the national phase

Ref document number: 2006156209

Country of ref document: US

Kind code of ref document: A1

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 10541218

Country of ref document: US

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 20048050518

Country of ref document: CN

122 Ep: pct application non-entry in european phase
WWP Wipo information: published in national office

Ref document number: 10541218

Country of ref document: US