WO2004008730A1 - 音声メッセージ提供システム及び音声メッセージの提供方法 - Google Patents

Description

明 細 書 音声メッセージ提供システム及び音声メッセージの提供方法 技術分野

本発明は、 携帯電話等に対して音声メッセージを提供するシステムに関し、 特 に、 所定の電話番号に対して電話発呼があった場合に、 当該電話発呼に応答でき ない場合又は特定の電話番号からの電話発呼に応答したくない場合等において、 自動的に発呼側の電話番号に応じて種々の音声メッセージから選択された特定の 音声メッセージを提供する音声メッセージ提供システムに関する。 背景技術

携帯電話や P H S (Personal Handyphone System) 等の通信事業者の留守番 電話応答サービスは、 被呼側の電話機が話中であったり、 通話圏外にあったり、 又は電話機の電源スィツチが切られていたりして着信不能となっている場合に、 当該電話回線に接続された通信事業者の電話応答システムが自動的に起動して、 例えば 「只今留守にしています。 御用件のある方は発信音の後にお話し下さい。」 等のガイダンスをアナウンスした後に、 発呼者の音声伝言メッセージを記憶装置 に記録する。 そして、 この伝言メッセージの記録が行われた後に、 電話機を通じ て被呼者からの要求があると、 当該被呼者に対して録音された伝言メッセージが 再生されて電話応答システムから提供されて被呼者は発呼者による伝言メッセ一 ジの内容を聞くことができる。 そして、 このような留守番電話のガイダンスゃ応 答サービスは、 通常、 通信事業者によりサービス業務の一つとしてユーザに提供 されている。

また、 固定電話機等の場合には、 電話機自体に留守番電話録音機能を有するも のがあり、 予め録音された所定のガイダンス ·メッセージに応答させて発呼者の 音声メッセージを記録するようにしている。

し力 しながら、 このような従来の留守番電話応答サービスは、 通信事業者が提 供する予め記録されたガイダンス ·メッセージであったり、 電話機自体に備えら れた留守番ガイダンスであるためにメッセージ内容が一律であって特徴がなく、 利用者によっては魅力に欠けるものであった。

このため、 本願の発明者 （出願人） は、 先に、 特許出願番号 「特願 2 0 0 0— 3 1 5 9 9 4」 （特開 2 0 0 1— 2 8 5 4 8 7 )において、発呼者の伝言の録音を 促すために発せられるガイダンスとしての伝言メッセージを、 特徴ある音声メッ セージを用いて他の一般的な音声メッセージとの差別化を可能にする留守番電話 メッセージ提供システムを開示したのである。

しかし、 この留守番電話メッセージ提供システムは、 通常の留守番音声メッセ 一ジとは異なる特徴ある音声メッセージを提供することは可能であるものの、 個々の発呼者に対応した適切な音声メッセージを提供するものではないために、 当該音声メッセージを聴く発呼者側においては違和感を生じさせたりする場合が めった。

また、 特定の電話番号の発呼者からの電話発呼に対しては音声メッセージを流 すことにより対応し、 それ以外の電話番号からの電話発呼に対しては実際に電話 を受ける対応にしたり、 若しくは同じ発呼者からの電話発呼に対して曜曰ゃ時間 帯に応じて異なる音声メッセージを提供できるものではなかった。

本発明は、 上記課題に鑑みてなされたものであり、 数多くの予め想定される発 呼者からの電話発呼に対し、 それぞれに適切な音声メッセージを提供することを 可能にする音声メッセ一ジ提供システムを提供することを目的とする。 発明の開示

このため本発明は、 複数の音声メッセージをメッセージライブラリとして格納 するメッセージデータサーバと、 交換機を介してィンターネットに接続された発 呼者側の電話機に対して前記メッセージデータサーバ内に格納された前記複数の 音声メッセージの中から選択された一の音声メッセージを提供する音声メッセー ジ提供センタと、 を備えた音声メッセージ提供システムであって、 前記メッセ一 ジライブラリは、 前記複数の音声メッセージをその内容に応じて分類する複数の カテゴリと、 当該複数のカテゴリの夫々に対応する複数の音声メッセージとから 構成され、 前記音声メッセージ提供センタは、 当該被呼者によって予め選択され た前記複数のカテゴリと当該複数のカテゴリの夫々に対応する音声メッセージと を、 前記メッセージデータサーバから当該被呼者の電話機からの指示によってダ ゥンロードし、 当該被呼者の電話番号に対応させて格納する音声メッセージ格納 装置と、 前記被呼者の夫々によって予め設定され、 当該被呼者に対して発呼する ことが想定される発呼者の電話番号を前記カテゴリに対応した複数の発呼者ダル ープに区分けして記憶する発呼者情報記憶手段と、 を備え、 前記被呼者に対する 前記発呼者側の電話発呼に対して、 前記メッセージライブラリに格納されている 前記複数の音声メッセージの中から、 当該発呼者が属する前記発呼者グループに 対応するカテゴリの音声メッセージを提供することを特徴とする音声メッセージ 提供システムを提供するものである。

これによつて、 本発明は、 数多くの予め想定される発呼者からの電話発呼に対 し、 それぞれに適切な音声メッセージを提供することを可能にしたのである。 ここで、 前記音声メッセージの提供は、 前記発呼者側の電話機から当該音声メ ッセージ提供サービスの加入者である被呼者側の電話機への着信が不能な場合、 又は、 前記加入者によって予め選定された 1又は複数の前記発呼者の電話番号か らの発呼に対して行われるのである。

そして、 本音声メッセージ提供システムは、 音声メッセージ提供サービスを受 ける利用者情報を管理するために、 インターネットを介して前記音声メッセージ 提供センタに接続され前記加入者の情報を格納する加入者情報データベースを備 える。

また、 前記メッセージデータサーバは、 前記交換機との間でプログラムの転送 を行うための転送プログラムを格納したメモリ装置と、 前記メッセージライブラ リを格納するためのストレージ装置と、 前記被呼者側の電話機による前記音声メ ッセージの前記音声メッセージ格納装置へのダウンロード要求を受信して当該ダ ゥンロード要求に応答するダウンロード要求受信,応答装置を備えることにより、 ストレージ装置から音声メッセージ格納装置への各音声メッセージのダウンロー ドを可能にしているのである。

ところで、 前記複数の発呼者グノレープの区分は、 例えば、 友達グループ、 会社 (仕事関連） グノレープ、 サークルグループ、 親戚グループ、 その他のグループ等 の複数のグノレープに区分されるのである。 これによつて、 各グループに属する発 呼者への応答メッセージを類別化することを可能にしている。

そして、 前記メッセージライブラリは、 前記カテゴリの夫々に含まれる複数の 音声メッセージが、 その状態又は内容に応じてメニュー化され階層構造により形 成され、 前記メッセージデータサーバ内に格納されることを特徴とする。 これに より、 数多くの音声メッセージの検索を容易にしている。

さらに、 前記メッセージライブラリは、 前記音声メッセージを、 日、 曜日又は 時間等の区分に応じて異なる内容の音声メッセージを格納しており、 前記被呼者 の電話機からの指示によって、 当該被呼者への電話発呼の時間帯に応じて選択さ れた音声メッセージを提供するようにしている。 これによつて、 例えば、 午前、 午後又は夜間において、例えば、 「おはようございます」、 「こんにちは」又は「こ んばんは」 等の時間帯に応じた適切な音声メッセージの応答や、 休日には、 仕事 関係の電話発呼に対しては音声メッセージによる応答、 友達グループに属する人 からの電話発呼には、 実際の電話応答を行う等の対応が可能となるのである。 そして、 前記音声メッセージ格納装置は、 当該加入者が作成又は取得した 1又 は複数の音声メッセージを当該加入者の電話機からダウンロードして、 当該加入 者の電話番号に対応させて格納するのである。 これによつて、 予め格納された音 声メッセージ以外の被呼者自身の音声メッセージを提供することが可能になるの である。

そして、 本システムにおいては、 個々の発呼者応じて適切な音声メッセージで 応答可能にするために、 前記発呼者情報記憶手段は、 前記加入者の電話機からダ ゥンロードされた特定の音声メッセージを特定の発呼者電話番号に対応して記憶 し、 当該特定の発呼者電話番号からの電話発呼に答えて当該特定の音声メッセー ジを提供するように構成されるのである。

本発明は、 さらに、 交換機を介してインタ一ネットに接続された発呼者側の電 話機に対して、 複数の音声メッセージをメッセージライブラリとして格納するメ ッセージデータサーバ内に格納された前記複数の音声メッセージの中から選択さ れた一の音声メッセージを提供する音声メッセージの提供方法であって、 前記メ ッセージライブラリとして、 予め、 前記複数の音声メッセージをその内容に応じ て分類するステップと、 前記複数のカテゴリと当該複数のカテゴリの夫々に対応 する複数の音声メッセージを格納するステップと、 当該被呼者によって予め選択 された前記複数のカテゴリと当該複数のカテゴリの夫々に対応する音声メッセー ジとを、 前記メッセージデータサーバから当該被呼者の電話機からの指示によつ てダウンロードするステップと、 前記ダゥンロードされた前記複数のカテゴリと 当該複数のカテゴリの夫々に対応する音声メッセージを、 当該被呼者の電話番号 に対応させて格納するステップと、 前記被呼者の夫々によって予め設定され、 当 該被呼者に対して発呼することが想定される発呼者の電話番号を前記カテゴリに 対応した複数の発呼者グループに区分けして記憶するステップと、 を備え、 前記 被呼者に対する前記発呼者側の電話発呼に対して、 前記メッセージライブラリに 格納されている前記複数の音声メッセージの中から、 当該発呼者が属する前記努 呼者グループに対応するカテゴリの音声メッセージを提供するステップ、 の各ス テップにより構成されたことを特徴とする音声メッセージの提供方法を提供する ものである。

ここで、 前記音声メッセージを提供するステップは、 前記発呼者側の電話機か ら当該音声メッセージ提供サービスの加入者である被呼者側の電話機への着信が 不能な場合に行われ、 また、 前記音声メッセージを提供するステップは、 前記加 入者によって予め選定された 1又は複数の前記発呼者の電話番号からの発呼に対 して行われるのである。 図面の簡単な説明

第 1図は、 本発明に係る音声メッセージ提供システムの構成のブロック図を示 す。

第 2図は、 本発明に係る音声メッセージ提供システムの動作のフローチヤ一ト を示す。

第 3図は、 音声メッセージのカテゴライズされた区分例を示す。

第 4図は、 本発明に係るメッセージライブラリの構成例を示す。

第 5図は、 本発明に係るメッセージライブラリのうち、 時間帯や時候に関する メッセージデータの例を示す。 第 6図は、 本発明に係る音声メッセージの提供方法のフローチャートの例を示 す。

第 7図は、 本発明に係る携帯電話の表示画面例を示す。

第 8図は、 本発明に係る携帯電話の表示画面例を示す。

第 9図は、 本発明に係る携帯電話の表示画面例を示す。 発明を実施するための最良の形態

以下、 本発明の音声メッセージ提供システムに係る実施の形態例を図に基づい て説明する。

第 1図は、 本発明の音声メッセージ提供システムを示すブロック図であり、 本 実施の形態の例における音声メッセージ提供システムは、 被呼者側のインターネ ットに接続可能な電話機として、携帯電話装置、 P H S電話装置、固定電話装置、 携帯通信端末装置などが利用可能であるが本実施の形態例においては携帯電話機 として説明する。

第 1図において、 携帯電話機 1 0と、 この携帯電話機 1 0の無線信号を中継す る基地局 2と、 基地局 2からの信号をインターネット回線網 9を介して接続され た交換機 3と、 交 3側に設けられた音声メッセ一ジ提供センタ 1と、 加入者 情報データベース装置 4と、 発呼者情報記憶手段 7と、 発呼側の電話端末として の携帯電話機 1 1で構成されている。 尚、 形態電話機は、 携帯通信可能な P H S 方式 （T D MA , T D D , C D MA )ヽ P D C (Personal Digital Cellular Telecommunication System) 方式の携帯電話、 その他自動車電話等にも利用可 能である。

音声メッセージ提供センタ 1は、 被呼側の携帯電話機 1 0が種々の事情により 受信不能状態にある時に （話し中、通話圏外、電源の切断の場合等)、発呼側の携 帯電話機 1 1へ提供するガイダンスのデータを格納 （メッセージライブラリ） す るとともに、 そのガイダンスに従って発呼者からの音声による応答メッセージを ディジタル記録によって蓄積する音声メッセージ格納装置 5を有している。 これ らのガイダンスのための音声メッセージや応答メッセージが留守番電話サービス 加入者である被呼者により検索又は指定されて用いられる。 また、 前記音声メッセージ格納装置 5は、 被呼者 （加入者） がメッセージデー タサーバからダウンロードしたガイダンスのための音声メッセージの格納を可能 にしている。 また、 前記加入者情報データベース装置 4は、 被呼側の携帯電話機 1 0が留守番サービスを受ける加入者情報を保持している。

また、 ィンターネット 9を介して交 3に接続された前記のメッセージデー タサーバ 6は、 複数の音声によるメッセージデータを格納し、 加入者からの要求 により'、 対応する音声メッセージを選択してインターネット 9を通じて音声メッ セージ提供センタ 1への提供を可能にしている。 ここで、 音声メッセージとは、 被呼者が作成して格納したメッセージの他、 メッセージデータサーバ 6側が予め 用意した、 例えばテレビアニメなどで著名なキャラクターの声や、 芸能人の特徴 のある音声を含め、 時間、 曜日や季節等、 又は被呼者が電話に出られない種々の シチュエーションに対応した音声メッセージなどであり、 必要に応じ背景音を付 属させることができる。

このメッセージデータサーバ 6は、 交換機 3との間でプログラムの転送を行う ための転送プログラムを格納したメモリ 6 A、 前記音声メッセージを蓄積したス トレージ装置 6 B及びダゥンロード要求受信/応答装置 6 Cを備えている。

—方、前記携帯電話機 1 0は入力装置としてのキー（図示しない)、表示装置と しての液晶表示画面（図示しない)、交換機 3との間でプログラムの転送を行うた めの転送プログラムを格納したメモリなどを備えている。 この携帯電話機 1 0は 既知のものであるため詳しい説明は省略する。

次に、 本発明の音声メッセージ提供システムの動作を、 第 2図に示すフローチ ヤートに基づいて説明する。 まず、 発呼側の携帯電話機 1 1から発信が行われて 基地局 2に接続が行われると、 交換機 3は、 基地局 2を通して指定した被呼者の 携帯電話機 1 0を呼び出す（ステップ 1 )。 そして、被呼者が受信操作を行って通 話可能とした場合には、 通信回線を接続し、 通話を行えるようにする （ステップ 3 )。

—方、 前記発呼者の携帯電話機 1 1が交換機 3を介して被呼者の携帯電話機 1 0を呼び出した場合において、 被呼者が通話圏外にいたり、 携帯電話機 1 0の電 源スィツチが切られているような場合には、 携帯電話機 1 0 , 1 1間が通話不能 状態となる

この場合には、 交換機 3がその通話不能状態を検出すると、 交換機 3は加入者 情報データベース装置 4を検索し、 被呼者の携帯電話機 1 0が留守番電話サービ スを受けられる加入者であるカゝ否かを確認する （ステップ 4 )。発呼者の電話番号 が音声メッセージ提供センタ 1に格納されている被呼者が設定し格納された電話 番号である場合は、 当該電話番号に対応して格納されているメッセージの分類に 基づき音声メッセージを選択する。 また、 発呼者の電話番号が音声メッセージ提 供センタ 1に格納されている被呼者の設定したグループ電話番号に対応する力、否 かを確認しグループに属す時は、 グループ用に設定した音声メッセージを選択す る（ステップ 8 )。メッセージ分類による音声メッセージの提供が設定されていな い電話番号の場合は、 加入者が選択した一般的な音声メッセージを送信する。 又 は、留守番電話サービスによる音声メッセ一シの提供をしないようにしてもよい。 これにより、 加入者は受信したくない電話 （例えば、 迷惑電話） からの伝言メッ セージを受け付けないようにする効果がある。

グループの指定に該当しない場合は、 当該電話番号に対して設定されているガ ィダンスのための音声メッセージをメッセージライブラリから取り出し音声メッ セージ送信を可能にする （ステップ 6 )。音声メッセージ提供センタ 1から発呼側 の携帯電話機 1 1に対し、 例えば 「只今、 電車内に居ます。 用件のある方は合図 の発信音の後からお話し下さい。又は、後ほど電話ください。」等の選択された音 声メッセージをガイダンスとして送信する (ステップ 7 )。

続いて、 前記ガイダンスに従って、 発呼者は携帯電話機 1 1を用いて用件 （伝 言メッセージ） を話すと音声が入力される （ステップ 9 )、 この音声が交換機 3を 通じて音声メッセージ提供センタ 1の音声メッセージ格納装置 5にディジタル記 録により格納される （ステップ 1 0 )。 従って、 その後に被呼者は、携帯電話機 1 0から交換機 3を通じて、 前記音声メッセージ提供センタ 1にアクセスし、 音声 メッセージ格納装置 5の伝言メモを検索することにより （ステップ 1 1 )、自身宛 の前記発呼者からの用件 （伝言メッセージ） を聞き取ることができる （ステップ 1 2 )。

ここで、 本発明における音声メッセージを選択するメッセージ分類の設定例に ついて説明する。

第 3図は、 音声メッセージ格納装置 5に格納される登録電話データで、 電話番 号に関連付けられたメッセージの分類の構成例を示す。 第 3図に示す実施の形態 においては、 メッセージの分類は電話番号に対応し、 メッセージ区分、 音声メッ セージ番号、 時間コードからなる。

加入者は音声メッセージサービスを受ける電話番号にメッセージ区分、 音声メ ッセージ番号、 時間コードを付けて音声メッセージ格納装置 5 (第 1図） に予め 設定して格納する。 例えば、 下記のように設定する。

1 . メッセージ区分 「1」 は、 発呼者の電話番号に 1対 1で対応する音声メッセ ージを選択して設定する。 ここでは、 発呼者の電話番号を指定し、 当該電話番号 毎に選択した音声メッセージを提供する。

2 . メッセージ区分 「2」 は、 発呼者の電話番号に対応するグループを登録し、 当該グループの電話番号に対応した音声メッセージ （音声メッセージ番号） を選 択して設定する。 この場合は、 発呼者の電話番号を、 例えば、 友人をメッセージ 区分コード 「2」、 仕事関係者をメッセージ区分 「3」、 趣味の仲間をメッセージ 区分 「4」、 親戚 「5」、 その他 「6」 等にグループ分けしてメッセージ区分コー ドと対応した音声メッセージ番号を付して音声メッセージ格納装置 5 (第 1図） に格納する。発呼者の電話番号が、設定された特定のグノレープに該当した場合は、 その設定されたグループに対応した音声メッセージを提供する。

3 . 時間コードは、 音声メッセージを提供する時間又は曜日を指定し、 指定した 時間、 曜日に対応した音声メッセージを提供する。 時間コードは、 第 3図 （b ) に示すように、 時間間隔毎に時間コードを関連つけている。 例えば、 時間コード

「2」 は、 8時から 1 2時までの時間中の発呼に対応する。

さらに、 これらの上記した条件を組み合わせて、 その条件の組合せに対応した 音声メッセージを設定することも可能である。

さらに、 第 4図は、 カテゴリ、 状態、 メッセージの内容をメニュー化された階 層構造のメッセージライブラリの例を示す。

第 4図において、 カテゴリ別に状態が関連付けられ、 状態には、 1又は複数の メッセージ内容が関連付けられて格納されている。 例えば、 第 4図に示すように、 カテゴリが 「3」 「シチュエーション」 の場合、 状態は、 「1」 「会議中」、 「2」 「自動車運転中」、 「3」 「電車乗車中」 等である。 状態の「1」 「会議中」 には、 「1」 「只今会議中です。後ほどこちらから連絡しま すので、 メッセージをお願いします。」、 「2」 「午後 5時まで会議です。 終わり次 第連絡します。」、 「 3」 「今日は 1日中会議です。休憩時間に連絡します。」の 3件 の音声メッセージが格納されている。

さらに、 第 4図に示すように他のカテゴリ、 状態には各々に対応して 1又は複 数の音声メッセージが格納されている。

さらに、 第 3図及び第 4図に示すように、 電話番号に対する音声メッセージの 分類の設定例は、 例えば、 電話番号 1 2 3 4— 5 6 7 8、 メッセージ区分 「 1」、 メッセージ番号 「3 1 2」 の場合は、 メッセージ区分 「1」 の発呼者電話番号は 1対 1対応の音声メッセージ設定で、 カテゴリは 「3」 シチュエーション、 状態 は「1」 「会議中」、内容は「2」 「午後 5時まで会議です。終わり次第連絡します。」 との音声メッセージが設定されている。

同様に、 第 3図及び第 4図に示すように、 電話番号が 7 8 9 0— 1 2 3 4の場 合、 分類はメッセージ区分「2」、 音声メッセージ番号「3 3 1」 である。 この電 話番号はグループに設定されていて、 グループ「2」 （例えば、友達グループ） で 第 4図に示す「 3 3 1」音声メッセージの「山手線で移動中。また連絡ください。」 が設定されている。

このように、 音声メッセ一ジライブラリは、 カテゴリ、 状態、 内容が階層的に 関連付けられて格納されている。

さらに、 音声メッセージを提供するグループ、 時間、 ¾日を指定し、 指定した グループ、 時間、 曜日に対応した音声メッセージを提供する例を説明する。 音声メッセージ提供センタ 1における音声メッセージ格納装置 5 (メッセージ ライブラリ） に格納された発呼者の電話番号に付せられた設定が、 親戚グループ の電話番号であり、 当該グループの電話番号からの発呼が水曜日の午後 7時まで に行われた時のメッセージが設定された場合で、 例えば、 発呼者が親戚で、 受信 した時間が午後 6時で、曜日が水曜日であった時は、 「只今仕事中です。仕事が終 わったら帰宅します。」の音声メッセージが選択されて提供される。 このように音 声メッセージは、 発呼者の電話番号、 グループ、 曜日、 時間等の条件によって自 由に設定することができる。

さらに、 第 5図に示すように、 登録した発呼電話番号に対応したメッセージを 音声メッセージ格納装置 5に格納して、 登録した発呼電話に対して時間帯毎の挨 拶、 や時候の挨拶を選択して送信することが可能である。

ところで、 前記音声メッセージ格納装置 5は、 通話時間以外に、 被呼側の携帯 電話機 1 0のダウンロード要求部 1からの指示により、転送プログラムに従って、 インタ一ネット 9を通じて、 メッセージデータサーバ 6のストレージ装置 6 bに 予め格納してある音声メッセージを、 交換機 3を通して音声メッセージ格納装置 5にダウンロード可能である。 このダウンロードは、 メッセージデータサーバ 6 のダウンロード要求受信 Z応答装置 6 cを通してメモリ 6 A内の転送プログラム の手順に従って、 実行される。

ここで、 本発明に係る音声メッセージの提供の方法を、 第 6図に示すフローチ ヤートに基づいて説明する。 本方法においては、 発呼者側の電話機に対して、 複 数の音声メッセージをメッセージライブラリとして格納するメッセージデータサ ーバ内に格納された複数の音声メッセージの中から選択された一の音声メッセー ジを提供する。

先ず、 メッセージライブラリとして、 予め、 複数の音声メッセージをその内容 に応じて分類する (ステップ 2 0 )。分類した複数のカテゴリと当該複数のカテゴ リの夫々に対応する複数の音声メッセージをメッセーデータジサーバ 6に格納す る （ステップ 2 1 )。 次に、 当該被呼者によって予め選択された複数のカテゴリと 当該複数のカテゴリの夫々に対応する音声メッセージとを、 メッセージデータサ ーバ 6から当該被呼者の電話機 1 0からの指示によってダウンロードする （ステ ップ 2 2、 2 3 )。

前記ダウンロードされた複数のカテゴリと当該複数のカテゴリの夫々に対応す る音声メッセージを、 当該被呼者の電話番号に対応させて音声メッセージ格納装 置 5に格納する （ステップ 2 4 )。

被呼者の夫々によって予め設定され、 当該被呼者に対して発呼することが想定 される発呼者の電話番号を前記カテゴリに対応した複数の発呼者グノレープに区分 けして記憶する （ステップ 2 5 )。そして、被呼者に対する発呼者側の電話発呼に 対して、 メッセージライブラリ 6に格納されている複数の音声メッセージの中か ら、 当該発呼者が属する前記発呼者グループに対応するカテゴリの音声メッセー ジを提供する （ステップ 2 6 )。

ここで、 加入者携帯電話からメッセージデータサーバ 6に格納されている音声 メッセージを選択する動作について説明する。 加入者携帯電話側がメッセージデ ータサーバに接続し、 第 7図に示す携帯電話機 1 0の表示画面にメッセージ選択 画面を表示する。 この画面で、例えば、表示されているグループの友達（例えば、 メッセージ区分「2」）、 状態は「3」 「シチュエーション」 を選ぶと、 第 8図に示 すように、 「3」 「シチュエーション」 に格納されている会議中、 自動車運転中、 電車乗車中等の状態が表示される。 ここで、 「1会議中」 を選ぶと、 これに対応し たメッセージ内容が表示される。第 9図に示す例では、 「1只今会議中です。後ほ どこちらから連絡しますので、 メッセージをお願いします。」 と、 「2午後 5時ま で会議です。 終わり次第連絡します。」のメッセージが表示されている。 この表示 されたメッセージから希望のメッセージを選択する。 ここでは 「2」 を選ぶ。 さ らに時間を指定する。例えば 8時から 1 2時までの間の発呼に対応する時は「2」 を選択する。 これにより、 指定区分は 1 Z 3 1 2 / 2となる。 この選定した指定 区分に、 提供する電話番号 （例えば、 1 2 3 4— 5 6 7 8とする） を指定する。 登録電話データは Γ 1 2 3 4 - 5 6 7 8 / 1 / 3 1 2 / 2」 となる。 生成された 登録電話デー^は、 メッセージデータサーバ 6から音声メッセージ提供センタ 1 に転送され音声メッセージ格納装置 5に格納され発呼された電話番号に対応可能 となる。 .

尚、 この音声メッセージライブラリは、 上記の説明ではメッセージデータサー バ側に格納されたとして説明したが、 音声メッセージ提供センタ側に格納されて いてもよい。 また、 これらの両方に格納されるようにしてもよい。

このように、 被呼側 （加入者） の携帯電話機 1 0のダウンロード要求部 1から の指示により、 直ちに格納された音声メッセージを変更したり削除 ·追加したり することが可能である。 これにより、 加入者が音声メッセージを変更したい場合 は何時でも即時に変更が可能とり発呼者に対して細かな留守番電話案内が可能と なる。

さらに、 音声メッセージを発呼者に対応したメッセージ、 第 5図に示したよう に、 例えば、 誕生日にお祝いのメッセージ、 季節の挨拶を格納し、 登録した ¾呼 者からの発呼に対してその時点に合わせた音声メッセージを提供することが可能 でめる。

以上述べたように、 このような音声によるガイダンスサービスによって、 これ までの無味乾燥のメッセージに比べて発呼者に好感を与え、 さらに他のガイダン スのためメッセージ等との識別が容易になる。

以上詳しく説明したように、 本発明に係る音声メッセージ提供システムは、 複 数の音声メッセージをメッセージライブラリとして格納するメッセージデータサ ーバと、 交換機を介してインターネットに接続された発呼者側の電話機に対して 前記メッセージデータサーバ内に格納された前記複数の音声メッセージの中から 選択された一の音声メッセージを提供する音声メッセージ提供センタと、 を備え た音声メッセージ提供システムであって、 前記被呼者に対する前記発呼者側の電 話発呼に対して、 前記メッセージライブラリに格納されている前記複数の音声メ ッセージの中から、 当該発呼者が属する前記発呼者グループに対応するカテゴリ の音声メッセージを提供するものである。

そして、 前記音声メッセージ格納装置は、 当該加入者が作成又は取得した 1又 は複数の音声メッセージを当該加入者の電話機からダウンロードして、 当該加入 者の電話番号に対応させて格納するのである。 これによつて、 予め格納された音 声メッセージ以外の被呼者自身の音声メッセージを提供することが可能になるの である。

これによつて、 本発明は、 数多くの予め想定される発呼者からの電話発呼に対 し、 それぞれに適切な音声メッセージを提供することを可能にする音声メッセー ジ提供システムを提供することを実現したのである。

そして、 本システムにおいては、 複数の発呼者グループを、 例えば、 友達ダル ープヽ 会社 （仕事関連） グループ、 サークルグループ、 親戚グループ、 その他の グループ等の複数のグループに区分されるので、 各グループに属する発呼者への 応答メッセージを類別化することを可能にしたのである。 そして、 メッセージライブラリは、 前記カテゴリの夫々に含まれる複数の音声 メッセージが、 その状態又は内容に応じてメニュー化され階層構造により形成さ れ、 前記メッセージデータサーバ内に格納されるので、 数多くの音声メッセージ の選択を容易にしている。

さらに、 前記メッセージライブラリは、 前記音声メッセージを、 日、 曜日又は 時間等の区分に応じて異なる内容の音声メッセージを格納しており、 前記被呼者 の電話機からの指示によって、 当該被呼者への電話発呼の時間帯に応じて選択さ れた音声メッセージを提供するようにしている。 これによつて、 時間帯に応じた 適切な音声メッセージの応答や、 休日には、 仕事関係の電話発呼に対しては音声 メッセージによる応答、 友達グループに属する人からの電話発呼には、 実際の電 話応答を行う等の対応を実現したのである。 産業上の利用可能性

本発明は、 携帯電話等に対して音声メッセージを提供するシステムに関するも のであって、 産業上の利用可能性を有する。

Claims

請 求 の 範 囲

1 . 複数の音声メッセージをメッセージライブラリとして格納するメッセージ データサーバと、 交換機を介してインターネットに接続された発呼者側の電話機 に対して前記メッセージデータサーバ内に格納された前記複数の音声メッセージ の中から選択された一の音声メッセージを提供する音声メッセ一ジ提供センタと、 を備えた音声メッセージ提供システムであって、

前記メッセージライブラリは、 前記複数の音声メッセージをその内容に応じて 分類する複数のカテゴリと、 当該複数のカテゴリの夫々に対応する複数の音声メ ッセージと、 から構成され、

前記音声メッセージ提供センタは、

当該被呼者によって予め選択された前記複数のカテゴリと当該複数のカテゴリ の夫々に対応する音声メッセージとを、 前記メッセージデータサーバから当該被 呼者の電話機からの指示によってダウンロードし、 当該被呼者の電話番号に対応 させて格納する音声メッセージ格納装置と、

前記被呼者の夫々によつて予め設定され、 当該被呼者に対して発呼することが 想定される発呼者の電話番号を前記力テゴリに対応した複数の発呼者グループに 区分けして記憶する発呼者情報記憶手段と、 を備え、

前記被呼者に対する前記発呼者側の電話発呼に対して、 前記メッセージライブ ラリに格納されている前記複数の音声メッセージの中から、 当該発呼者が属する 前記発呼者グループに対応するカテゴリの音声メッセージを提供することを特徴 とする音声メッセージ提供システム。

2 . 前記音声メッセージの提供は、 前記発呼者側の電話機から当該音声メッセ一 ジ提供サービスの加入者である被呼者側の電話機への着信が不能な場合に行われ ることを特徴とする特許請求の範囲第 1項に記載の音声メッセージ提供システム。

3 . 前記音声メッセージの提供は、 前記加入者によって予め選定された 1又は複 数の前記発呼者の電話番号からの発呼に対して行われる、 ことを特徴とする特許 請求の範囲第 1項に記載の音声メッセージ提供システム。

4. 前記音声メッセージ提供システムは、 インターネットを介して前記音声メ ッセージ提供センタに接続され前記加入者の情報を格納する加入者情報データベ ースを備えることを特徴とする 特許請求の範囲第 2項又は第 3項に記載の音声 メッセージ提供システム。

5 . 前記メッセージデータサーバは、

前記交衡幾との間でプログラムの転送を行うための転送プログラムを格納した メモリ装置と、

前記メッセージライブラリを格納するためのストレージ装置と、

前記被呼者側の電話機による前記音声メッセージの前記音声メッセージ格納装 置へのダウンロード要求を受信して当該ダウンロード要求に応答するダウンロー ド要求受信/応答装置と、

を備えることを特徴とする特許請求の範囲第 1項に記載の音声メッセージ提供シ ステム。

6 . 前記複数の発呼者グループの区分は、 友達グループ、 会社 （仕事関連） ダル ープ、 サーク グループ、 親戚グループ、 その他のグループの複数のグループに 区分される特許請求の範囲第 1項に記載の音声メッセージ提供グループ。

7 . 前記メッセージライブラリは、 前記カテゴリの夫々に含まれる複数の音声メ ッセージが、その状態又は内容に応じてメニュ一化され階層構造により形成され、 前記メッセ一ジデータサーバ内に格納されることを特徴とする特許請求の範囲第 6項に記載の音声メッセージ提供システム。

8 . 前記メッセージライブラリは、 前記音声メッセージを、 日、 曜日又は時間等 の区分に応じて異なる内容の音声メッセージを格納しており、

前記被呼者の電話機からの指示によって、 当該被呼者への電話発呼の時間帯に 応じて選択された音声メッセージを提供するように構成された特許請求の範囲第 7項に記載の音声メッセージ提供システム。

9 . 前記音声メッセージ格納装置は、 当該加入者が作成又は取得した 1又は複数 の音声メッセージを当該加入者の電話機からダウンロードして、 当該加入者の電 話番号に対応させて格納する特許請求の範囲第 2項又は第 3項に記載の音声メッ セージ提供システム。

1 0 . 前記発呼者情報記憶手段は、 前記加入者の電話機からダウンロードされた 特定の音声メッセージを特定の発呼者電話番号に対応して記憶し、 当該特定の発 呼者電話番号からの電話発呼に答えて当該特定の音声メッセージを提供するよう に構成された特許請求の範囲第 9項に記載の音声メッセージ提供システム。

1 1 . 交對幾を介してインターネットに接続された発呼者側の電話機に対して、 複数の音声メッセージをメッセージライブラリとして格納するメッセージデータ サーバ内に格納された前記複数の音声メッセージの中から選択された一の音声メ ッセージを提供する音声メッセ一ジの提供方法であって、

前記メッセージライブラリとして、 予め、 前記複数の音声メッセージをその内 容に応じて分類するステップと、

前記複数のカテゴリと当該複数のカテゴリの夫々に対応する複数の音声メッセ 一ジを格納するステップと、

当該被呼者によって予め選択された前記複数のカテゴリと当該複数のカテゴリ の夫々に対応する音声メッセージとを、 前記メッセージデータサーバから当該被 呼者の電話機からの指示によってダウンロードするステップと、

前記ダウンロードされた前記複数のカテゴリと当該複数の力テゴリの夫々に対 応する音声メッセージを、 当該被呼者の電話番号に対応させて格納するステップ と、

前記被呼者の夫々によって予め設定され、 当該被呼者に対して発呼することが 想定される発呼者の電話番号を前記力テゴリに対応した複数の発呼者グループに 区分けして記憶するステップと、 を備え、

前記被呼者に対する前記発呼者側の電話発呼に対して、 前記メッセージライブ ラリに格納されている前記複数の音声メッセージの中から、 当該発呼者が属する 前記発呼者グループに対応するカテゴリの音声メッセージを提供するステップ、 の各ステップにより構成されたことを特徴とする音声メッセージの提供方法。

1 2 . 前記音声メッセージを提供するステップは、 前記発呼者側の電話機から当 該音声メッセージ提供サービスの加入者である被呼者側の電話機への着信が不能 な場合に行われることを特徴とする特許請求の範囲第 1 1項に記載の音声メッセ ージの提供方法。

1 3 . 前記音声メッセージを提供するステップは、 前記加入者によって予め選定 された 1又は複数の前記発呼者の電話番号からの発呼に対して行われることを特 徴とする特許請求の範囲第 1 1項に記載の音声メッセージ提供方法。

1 4 . 前記発呼者グループに区分して記憶するステップにおいては、 友達グルー プ、 会社 （仕事関連） グループ、 サークルグループ、 親戚グループ等の複数に区 分けされる特許請求の範囲第 1 1項に記載の音声メッセージ提供グループ。

1 5 . 前記複数のカテゴリの夫々に対応する複数の音声メッセージを格納するス テツプは、 前記カテゴリの夫々に含まれる複数の音声メッセージが、 その状態又 は内容に応じてメニュー化され階層構造により形成されて前記メッセージデータ サーバ内に格納されるステツプを含むことを特徴とする特許請求の範囲第 1 4項 に記載の音声メッセージ提供方法。

1 6 . 前記複数のカテゴリの夫々に対応する複数の音声メッセージを格納するス テツプは、 さらに、 前記メッセージライブラリにおいて前記音声メッセージを、 日、 曜日又は時間等の区分に応じて異なる内容の音声メッセージを格納するステ ップを含むことを特徴とする特許請求の範囲第 1 5項に記載の音声メッセージの 提供方法。

1 7 . 前記音声メッセージを提供するステップは、 前記被呼者の電話機からの指 示に基づいて当該被呼者への電話発呼の時間帯に応じて選択された音声メッセー ジを提供するステップを含むことを特徴とする特許請求の範囲第 1 6項に記載の 音声メッセージの提供方法。

1 8 . 前記音声メッセージを格納するステップにおいては、 前記加入者が作成又 は取得した 1又は複数の音声メッセージを当該加入者の電話機からダウンロード して当該加入者の電話番号に対応させて格納するステップを含む特許請求の範囲 第 1 1項に記載の音声メッセージの提供方法。

1 9 . 前記音声メッセージを格納するステップにおいては、 前記加入者の電話機 からダウンロードされた特定の音声メッセージを特定の発呼者電話番号に対応し て記憶するステップを含む特許請求の範囲第 1 1項に記載の音声メッセージの提 供方法。

2 0 . 前記音声メッセージを提供するステップにおいては、 前記特定の発呼者電 話番号からの電話発呼に答えて当該特定の音声メッセージを提供する特許請求の 範囲第 1 9項に記載の音声メッセージの提供方法。