JPWO2008096442A1 - コンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

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Abstract

コンテンツ再生装置(100)は、取得部(101)と、要求部(102)と、受付部(103)と、を備えて構成される。取得部(101)は、購入対象コンテンツに関する情報を取得する。要求部(102)は、取得部(101)によって取得された購入対象コンテンツの購入要求をおこなう。受付部(103)は、要求部(102)による購入要求に基づき、コンテンツ配信装置から配信された購入対象コンテンツを、コンテンツ再生装置(100)を管理するコンテンツ管理装置から受け付ける。

Description

この発明は、コンテンツ再生装置、コンテンツ配信装置、コンテンツ管理装置、コンテンツ購入要求方法、コンテンツ購入方法、コンテンツ配信方法、コンテンツ管理方法、コンテンツ購入配信方法、コンテンツ購入要求プログラム、コンテンツ購入プログラム、コンテンツ配信プログラム、コンテンツ管理プログラム、コンテンツ購入配信プログラムおよび記録媒体に関する。ただし、この発明の利用は、上述したコンテンツ再生装置、コンテンツ配信装置、コンテンツ管理装置、コンテンツ購入要求方法、コンテンツ購入方法、コンテンツ配信方法、コンテンツ管理方法、コンテンツ購入配信方法、コンテンツ購入要求プログラム、コンテンツ購入プログラム、コンテンツ配信プログラム、コンテンツ管理プログラム、コンテンツ購入配信プログラムおよび記録媒体には限られない。
近年では、任意の利用者が所定の契約料金を支払うことで、契約期間中に限り、利用者の再生端末などによって、所定のコンテンツ群の曲のダウンロードや聴取可能な再生をおこなうことができるサブスクリプションサービスなどと呼ばれる技術が普及しつつある。
これまでに、所定の期間に限定した情報の利用について、利用者が特定のネットワーク・プロバイダに接続する契約を維持している期間に対応した期間に限定して、その利用者による所定のプログラムの実行を可能にする提案がされている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
具体的に、下記特許文献1に記載の提案は、利用者の情報端末に配布するソフトウェアに対して、短期間で切れるライセンスキーを設定し、ネットワーク・プロバイダに接続することによってソフトウェアのライセンスを更新する構成としている。
特開2001−265584号公報
しかしながら、上述した技術では、利用者による楽曲の聴取が契約期間中に限られているため、利用者は、契約期間が経過すると楽曲の聴取ができなくなってしまうという問題が一例として挙げられる。また、特許文献1の技術を用いて、楽曲を購入するようにしたとしても、複数の登録端末のうち、利用者が聴取している端末から楽曲を購入したいと思ったときに、端末の通信環境が不安定であると、楽曲をダウンロードできないという問題が一例として挙げられる。また、各端末において、サーバからコンテンツを購入し、ダウンロードすることができるため、利用者にとってみれば、どの端末に、いつ何をダウンロードしたのか把握できなくなるという問題が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかるコンテンツ再生装置は、視聴または聴取可能なコンテンツを配信するコンテンツ配信装置から配信された当該コンテンツを再生するコンテンツ再生装置において、購入対象となるコンテンツ(以下「購入対象コンテンツ」という)に関する情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された購入対象コンテンツの購入要求をおこなう要求手段と、前記要求手段による購入要求に基づき、前記コンテンツ配信装置から配信された購入対象コンテンツを、自身を管理するコンテンツ管理装置から受け付ける受付手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項4の発明にかかるコンテンツ配信装置は、視聴または聴取可能なコンテンツを配信するコンテンツ配信装置において、前記コンテンツ配信装置と通信可能な装置から、購入対象となるコンテンツ(以下「購入対象コンテンツ」という)の購入要求を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された購入要求に関する情報に基づいて、前記購入対象コンテンツを特定する特定手段と、前記通信可能な装置を管理するコンテンツ管理装置へ、前記特定手段によって特定された前記購入対象コンテンツを配信する配信手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項6の発明にかかるコンテンツ管理装置は、視聴または聴取可能なコンテンツを配信するコンテンツ配信装置から当該コンテンツを取得するコンテンツ管理装置において、自身が管理する管理対象装置による購入対象となるコンテンツ(以下「購入対象コンテンツ」という)の購入要求に基づいて、前記コンテンツ配信装置から配信された前記購入対象コンテンツ、および前記購入対象コンテンツに付与される前記管理対象装置の情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された購入対象コンテンツを記録媒体に記録する記録手段と、前記記録手段によって記録された前記購入対象コンテンツの複製を生成する複製手段と、前記受信手段によって受信された前記管理対象装置の情報に基づいて、前記管理対象装置を選定する選定手段と、前記選定手段によって選定された前記管理対象装置へ、前記複製手段によって生成されたコンテンツの複製を送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項7の発明にかかるコンテンツ管理装置は、視聴または聴取可能なコンテンツの購入要求を当該コンテンツを配信するコンテンツ配信装置に対しておこなうコンテンツ管理装置であって、自身が管理する管理対象装置からの購入対象となるコンテンツ(以下「購入対象コンテンツ」という)の購入指示とともに当該購入対象コンテンツを特定する特定情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された前記特定情報とともに前記コンテンツ配信装置に対し当該コンテンツの購入要求を送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項8の発明にかかるコンテンツ購入要求方法は、相互に通信可能なネットワークで結ばれた複数の機器間にて構成されるコンテンツ購入システムにおけるコンテンツ購入要求方法であって、前記複数の機器間にて、コンテンツの購入要求をおこなう親機と、当該親機に対しコンテンツの購入指示をおこなう子機と、を設定登録する設定登録工程と、前記子機により購入対象となるコンテンツを特定する特定情報を取得する取得工程と、前記取得工程によって取得された前記特定情報とともにコンテンツの購入指示を前記親機に送信する送信工程と、前記送信工程によって送信された前記購入指示ならびに特定情報に基づいて、前記親機により購入対象コンテンツの購入要求をおこなう購入要求工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項9の発明にかかるコンテンツ購入方法は、視聴または聴取可能なコンテンツを配信するコンテンツ配信装置から当該コンテンツを購入するコンテンツ購入方法において、購入対象となるコンテンツ(以下「購入対象コンテンツ」という)に関する情報を取得する取得工程と、前記取得工程によって取得された購入対象コンテンツの購入要求をおこなう要求工程と、前記要求工程による購入要求に基づき、前記コンテンツ配信装置から配信された購入対象コンテンツを、自身を管理するコンテンツ管理装置から受け付ける受付工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項10の発明にかかるコンテンツ配信方法は、視聴または聴取可能なコンテンツを配信するコンテンツ配信装置におけるコンテンツ配信方法において、前記コンテンツ配信装置と通信可能な装置から、購入対象となるコンテンツ(以下「購入対象コンテンツ」という)の購入要求を受信する受信工程と、前記受信工程によって受信された購入要求に関する情報に基づいて、前記購入対象コンテンツを特定する特定工程と、前記通信可能な装置を管理するコンテンツ管理装置へ、前記特定工程によって特定された前記購入対象コンテンツを配信する配信工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項11の発明にかかるコンテンツ管理方法は、視聴または聴取可能なコンテンツを配信するコンテンツ配信装置から当該コンテンツを取得するコンテンツ管理方法において、自身が管理する管理対象装置による購入対象となるコンテンツ(以下「購入対象コンテンツ」という)の購入要求に基づいて、前記コンテンツ配信装置から配信された前記購入対象コンテンツ、および前記購入対象コンテンツに付与される前記管理対象装置の情報を受信する受信工程と、前記受信工程によって受信された購入対象コンテンツを記録媒体に記録する記録工程と、前記記録工程によって記録された前記購入対象コンテンツの複製を生成する複製工程と、前記受信工程によって受信された前記管理対象装置の情報に基づいて、前記管理対象装置を選定する選定工程と、前記選定工程によって選定された前記管理対象装置へ、前記複製工程によって生成されたコンテンツを送信する送信工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項12の発明にかかるコンテンツ購入配信方法は、コンテンツを取得する取得機器と、購入対象となるコンテンツ(以下、「購入対象コンテンツ」という)の購入要求をおこなう要求機器とで区別された複数の機器からなるコンテンツ購入システムにおけるコンテンツ購入配信方法であって、前記取得機器を示す識別情報を登録する登録工程と、前記要求機器からの前記購入対象コンテンツの購入要求を受け付ける受付工程と、前記受付工程にて受け付けた購入要求から前記取得機器ならびに前記購入対象コンテンツを特定する特定工程と、前記特定工程により特定された購入対象コンテンツを取得機器に配信する配信工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項13の発明にかかるコンテンツ購入要求プログラムは、請求項8に記載のコンテンツ購入要求方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項14の発明にかかるコンテンツ購入プログラムは、請求項9に記載のコンテンツ購入方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項15の発明にかかるコンテンツ配信プログラムは、請求項10に記載のコンテンツ配信方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項16の発明にかかるコンテンツ管理プログラムは、請求項11に記載のコンテンツ管理方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項17の発明にかかるコンテンツ購入配信プログラムは、請求項12に記載のコンテンツ購入配信方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項18の発明にかかる記録媒体は、請求項13〜17のいずれか一つに記載のプログラムを記録したことを特徴とする。
図1は、本実施の形態にかかるコンテンツ再生装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施の形態にかかるコンテンツ配信装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 図3は、本実施の形態にかかるコンテンツ管理装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 図4は、コンテンツ再生装置のコンテンツ購入処理手順を示すフローチャートである。 図5は、コンテンツ配信装置のコンテンツ配信処理手順を示すフローチャートである。 図6は、コンテンツ管理装置のコンテンツ管理処理手順を示すフローチャートである。 図7は、本実施例にかかるサブスクリプションサービスのシステムの概要を示す説明図である。 図8は、本実施例にかかるサブスクリプションサービスサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図9は、本実施例にかかるPCのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図10は、本実施例にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図11は、本実施例にかかるナビゲーション装置の購入処理の一例を示すフローチャートである。 図12は、本実施例にかかるサブスクリプションサービスサーバの配信処理の一例を示すフローチャートである。 図13は、本実施例にかかるPCの管理処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
100 コンテンツ再生装置
101 取得部
102 要求部
103 受付部
200 コンテンツ配信装置
201 受信部
202 特定部
203 配信部
300 コンテンツ管理装置
301 受信部
302 記録部
303 複製部
304 選定部
305 送信部
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるコンテンツ再生装置、コンテンツ配信装置、コンテンツ管理装置、コンテンツ購入要求方法、コンテンツ購入方法、コンテンツ配信方法、コンテンツ管理方法、コンテンツ購入配信方法、コンテンツ購入要求プログラム、コンテンツ購入プログラム、コンテンツ配信プログラム、コンテンツ管理プログラム、コンテンツ購入配信プログラムおよび記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(コンテンツ再生装置の機能的構成)
まず、この発明の実施の形態にかかるコンテンツ再生装置100の機能的構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかるコンテンツ再生装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。図1において、コンテンツ再生装置100は、取得部101と、要求部102と、受付部103と、を備えている。なお、図示していないがコンテンツを読み取る読取部など、再生出力するための構成も備えている。
コンテンツ再生装置100は、所定のコンテンツを視聴または聴取可能なコンテンツを配信する図示外のコンテンツ配信装置200から配信された当該コンテンツを再生するものであり、たとえば、移動体に搭載され、サブスクリプションサービスを用いて、視聴または聴取可能なコンテンツを再生可能とすることとしてもよい。サブスクリプションサービスは、たとえば、利用者が所定の契約料金を支払うことで、利用者の再生端末などによって、所定のコンテンツ群のコンテンツのダウンロードやダウンロードしたコンテンツの再生をおこなうことができるサービスである。
取得部101は、購入対象となるコンテンツ(以下「購入対象コンテンツ」)に関する情報を取得する。購入対象コンテンツに関する情報には、利用者の所望する購入対象コンテンツを特定する特定情報を含む。この特定情報は、具体的には、たとえば、コンテンツのタイトル名称や著作者名などのメタデ−タ、著作権ナンバーなどの楽曲ID(IDentifier)、サブスクリプションサービスにおける識別ナンバーであってもよい。また、コンテンツの特徴量やコンテンツの一部を含む情報であってもよい。コンテンツの特徴量や一部を含むことで、同一のコンテンツであっても録音環境などのバージョンの違いがある場合に容易に特定することができる。
要求部102は、取得部101によって取得された購入対象コンテンツの購入要求をおこなう。具体的には、たとえば、利用者による操作入力により、購入対象コンテンツを特定した特定情報を要求先の装置に送る。購入要求をおこなう要求先は、コンテンツ配信装置でもよいし、後述する子機を管理するコンテンツ管理装置300でもよい。
受付部103は、要求部102による購入要求に基づき、コンテンツ配信装置200から配信された購入対象コンテンツを、自身を管理するコンテンツ管理装置300から受け付ける。受付部103の受け付け方法は、有線接続、無線接続を問わない。また、記録媒体によって配布されたものを受け付けてもよい。コンテンツ管理装置300は、たとえば、登録されている複数のコンテンツ再生装置100の中から、利用者によって、コンテンツ再生装置100の管理および購入対象コンテンツの配信が所望される装置である。
(コンテンツ配信装置の機能的構成)
つぎに、この発明の実施の形態にかかるコンテンツ配信装置200の機能的構成について説明する。図2は、本実施の形態にかかるコンテンツ配信装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。図2において、コンテンツ配信装置200は、受信部201と、特定部202と、配信部203と、を備えている。
コンテンツ配信装置200は、視聴または聴取可能なコンテンツを配信し、サブスクリプションサービスを実施するサーバ群である。受信部201は、コンテンツ配信装置200と通信可能な装置から、購入対象コンテンツの購入要求を受信する。受信部201は、コンテンツ配信装置200と通信可能な装置から直接購入対象コンテンツを受信してもよいし、他の装置(たとえば、コンテンツ管理装置300)を介して受信してもよい。コンテンツ配信装置200と通信可能な装置は、コンテンツ配信装置200に対して、購入対象コンテンツの購入要求をおこなうことができる。
特定部202は、受信部201によって受信された購入要求に関する情報に基づいて、購入対象コンテンツを特定する。配信部203は、通信可能な装置を管理するコンテンツ管理装置300へ、特定部202によって特定された購入対象コンテンツを配信する。コンテンツ管理装置300は、たとえば、サブスクリプションサービスに関する登録が予めなされている複数の通信可能な装置の中から、利用者によって、通信可能な装置の管理および購入対象コンテンツの配信が所望される装置である。なお、コンテンツ管理装置300は、コンテンツ配信装置200と、コンテンツの購入に関する所定の契約が予め締結されていることとする。
(コンテンツ管理装置の機能的構成)
つぎに、この発明の実施の形態にかかるコンテンツ管理装置300の機能的構成について説明する。図3は、本実施の形態にかかるコンテンツ管理装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。図3において、コンテンツ管理装置300は、受信部301と、記録部302と、複製部303と、選定部304と、送信部305と、を備えている。
コンテンツ管理装置300は、たとえば、家などに在り、視聴または聴取可能なコンテンツを配信するコンテンツ配信装置200から当該コンテンツを取得する。取得したコンテンツの保管、管理、再生および複製を可能とすることとしてもよい。なお、コンテンツ管理装置300は、コンテンツ配信装置200と、コンテンツの購入に関する所定の契約が予め締結されている。
受信部301は、コンテンツ管理装置300自身が管理する管理対象装置からの購入対象コンテンツの購入要求に基づいて、コンテンツ配信装置200から配信された購入対象コンテンツを受信する。また、この購入対象コンテンツの受信とともに、購入対象コンテンツに付与される管理対象装置の情報を受信する。管理対象装置とは、具体的には、たとえば、コンテンツを視聴または聴取可能であり、購入対象コンテンツの購入要求をおこない、コンテンツの記録や複製が可能なものであってもよい。管理対象装置の情報とは、具体的には、たとえば、管理対象装置を識別できる情報であり、認証情報などを含む。
記録部302は、受信部301によって受信された購入対象コンテンツを記録媒体に記録する。記録媒体は、磁気ディスク、光ディスクなど、購入対象コンテンツを記録できるものであればよい。複製部303は、記録部302によって記録された購入対象コンテンツに基づいて、購入対象コンテンツの複製を生成する。
選定部304は、受信部301によって受信された管理対象装置の情報に基づいて、管理対象装置を選定する。送信部305は、選定部304によって選定された管理対象装置へ、複製部303によって生成された購入対象コンテンツの複製を送信する。送信方法は、有線接続、無線接続を問わない。また、記録媒体によって配布してもよい。
また、コンテンツ管理装置300は、視聴または聴取可能なコンテンツの購入要求を当該コンテンツを配信するコンテンツ配信装置200に対しておこなうものであってもよい。この場合、コンテンツ再生装置300は、図示外の取得部を備えて構成される。この取得部は、自身が管理する管理対象装置からの購入対象コンテンツの購入指示とともに当該購入対象コンテンツを特定する特定情報を取得する。また、この場合、送信部305は、取得部によって取得された特定情報とともにコンテンツ配信装置200に対し当該コンテンツの購入要求を送信する。これにより、受信部301は、コンテンツ配信装置200から配信された購入対象コンテンツを受信することができる。
また、上述したコンテンツ再生装置100、およびコンテンツ管理装置300を用いることにより、相互に通信可能なネットワークで結ばれた複数の機器間にて構成されるコンテンツ購入システムに適用することができる。この場合、複数の機器間にて、コンテンツの購入要求をおこなう親機と、当該親機に対しコンテンツの購入指示をおこなう子機と、を設定登録する。たとえば、親機は、コンテンツ管理装置300であり、子機は、コンテンツ再生装置100である。子機は、購入対象となるコンテンツを特定する特定情報を取得し、取得された特定情報とともにコンテンツの購入指示を親機に送信する。また、親機は、子機から送信された購入指示ならびに特定情報に基づいて、購入対象コンテンツの購入要求をおこなう。この場合、コンテンツ配信装置200は、コンテンツの配信先について、親機と子機の識別をおこなわず、単にコンテンツの購入要求を送ってきた装置に対して、コンテンツを配信すればよい。
また、上述したコンテンツ再生装置100、コンテンツ配信装置200、およびコンテンツ管理装置300を用い、コンテンツを取得する図示外の取得機器と、購入対象コンテンツの購入要求をおこなう図示外の要求機器とで区別された複数の機器からなるコンテンツ購入システムに適用することができる。具体的には、たとえば、取得機器は、コンテンツ管理装置300であり、要求機器は、コンテンツ再生装置100である。この場合、コンテンツ配信装置200は、取得機器を示す識別情報を登録する。また、コンテンツ配信装置200は、要求機器からの購入対象コンテンツの購入要求を受け付け、受け付けた購入要求から取得機器ならびに購入対象コンテンツを特定し、特定した購入対象コンテンツを取得機器に配信する。
(コンテンツ再生装置のコンテンツ購入処理手順)
つぎに、図4を用いて、コンテンツ再生装置100のコンテンツ購入処理手順について説明する。図4は、コンテンツ再生装置のコンテンツ購入処理手順を示すフローチャートである。図4のフローチャートにおいて、まず、取得部101によって、購入対象コンテンツに関する情報を取得する(ステップS401)。
つぎに、要求部102によって、購入対象コンテンツを購入要求する(ステップS402)。そして、受付部103は、コンテンツ管理装置から購入対象コンテンツを受け付け(ステップS403)、一連の処理を終了する。
上述したように、本実施の形態のコンテンツ再生装置100によれば、取得部101によって、購入対象コンテンツの情報を取得し、要求部102によって購入対象コンテンツの購入要求をおこない、コンテンツ再生装置100を管理するコンテンツ管理装置300から購入対象コンテンツを受け付ける。したがって、コンテンツ再生装置100と要求先の装置との通信路が細い場合であっても、購入要求をおこなうことができる。これによって、利用者は、通信環境によらず、コンテンツを購入したいと思ったときに、いつでもコンテンツの購入要求をおこなうことができる。
また、本実施の形態のコンテンツ再生装置100によれば、コンテンツ管理装置300の管理に基づいて購入対象コンテンツを購入するか、または、コンテンツ管理装置300以外の装置を介して購入対象コンテンツを購入するかを選択することができる。したがって、たとえば、何らかの理由でコンテンツ管理装置300の管理の下で購入対象コンテンツを購入することができない場合であっても、選択した他の装置を購入機器として購入対象コンテンツの購入をおこなうことができる。これによって、利用者は、コンテンツを購入したいと思ったときに、いつでもコンテンツの購入要求をおこなうことができる。
なお、本実施の形態のコンテンツ再生装置100によれば、コンテンツ再生装置100自身を選択した購入機器として、購入対象コンテンツを購入することができる。これによって、利用者は、何らかの理由でコンテンツ管理装置300の管理の下で購入することができない場合や、コンテンツ再生装置100の通信環境が安定している場合に、コンテンツ再生装置100によって、購入対象コンテンツをダウンロードすることができる。
(コンテンツ配信装置のコンテンツ配信処理手順)
つぎに、図5を用いて、コンテンツ配信装置200のコンテンツ配信処理手順について説明する。図5は、コンテンツ配信装置のコンテンツ配信処理手順を示すフローチャートである。図5のフローチャートにおいて、まず、受信部201によって、コンテンツ配信装置200と通信可能な装置から、購入対象コンテンツの購入要求を受信するまで待機し(ステップS501:Noのループ)、購入対象コンテンツを受信した場合(ステップS501:Yes)、購入要求に関する情報に基づいて、購入対象コンテンツを特定する(ステップS502)。そして、コンテンツ管理装置へ購入対象コンテンツを配信し(ステップS503)、一連の処理を終了する。
上述したように、本実施の形態のコンテンツ配信装置200によれば、コンテンツ配信装置200と通信可能な装置から購入対象コンテンツの購入要求を受信し、コンテンツ管理装置300へ購入対象コンテンツを配信する。これによって、通信可能な装置からの購入要求に基づいて、購入対象コンテンツを全て、コンテンツ管理装置300へ配信することができるので、コンテンツ管理装置300とのコンテンツの購入に関する契約のみに基づいて、購入対象コンテンツを配信することができる。
また、本実施の形態のコンテンツ配信装置200によれば、コンテンツ配信装置200と通信可能な複数の装置の中から、コンテンツ管理装置300として適している順に順番を予め設定し、これら複数の装置との通信環境を判別し、コンテンツ管理装置300として適している順番と判別した通信環境に基づいて、コンテンツ管理装置300を選出することができる。したがって、最も通信環境のよいコンテンツ管理装置300を適宜選出することができるので、コンテンツ配信装置200は、選出されたコンテンツ管理装置300に対して、安定して購入対象コンテンツを配信することができる。
(コンテンツ管理装置のコンテンツ管理処理手順)
つぎに、図6を用いて、コンテンツ管理装置300のコンテンツ管理処理手順について説明する。図6は、コンテンツ管理装置のコンテンツ管理処理手順を示すフローチャートである。図6のフローチャートにおいて、まず、受信部301によって、購入対象コンテンツおよび管理対象装置の情報を受信するまで待機する(ステップS601:Noのループ)。購入対象コンテンツおよび管理対象装置の情報を受信した場合(ステップS601:Yes)、記録部302によって購入対象コンテンツを記録する(ステップS602)。
そして、複製部303は、記録部302によって記録された購入対象コンテンツの複製を生成する(ステップS603)。そして、受信部301によって受信された管理対象装置の情報に基づいて、管理対象装置を選定する(ステップS604)。そして、選定した管理対象装置へ、複製したコンテンツを送信し(ステップS605)、一連の処理を終了する。
上述したように、本実施の形態のコンテンツ管理装置300によれば、コンテンツ配信装置200から配信される購入対象コンテンツを複製して、自身が管理する管理対象装置へ送信することができる。したがって、コンテンツ管理装置300は、管理対象装置によって購入要求された購入対象コンテンツについて、一元管理することができる。これによって、利用者は、コンテンツ管理装置300にアクセスするだけで、管理対象装置について、いつ何をダウンロードしたかということを簡単に把握することができる。
また、本実施の形態のコンテンツ管理装置300によれば、コンテンツ配信装置200から配信される購入対象コンテンツを記録部302に記録している。これによって、管理対象装置への送信時に、たとえば、ネットワークに接続することなく、簡単に購入対象コンテンツの複製を管理対象装置に送信することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、コンテンツ再生装置100から、コンテンツ配信装置200に直接購入要求をおこなうか、または、他の装置(たとえば、コンテンツ管理装置300)を介して、コンテンツ配信装置200に購入要求をおこなう。そして、コンテンツ配信装置200からコンテンツ管理装置300を介して、コンテンツ再生装置100に複製したコンテンツを送信する。
これによって、利用者がコンテンツを購入したいと思ったときに、コンテンツ再生装置100により、いつでもコンテンツの購入要求をおこなうことができる。また、コンテンツ配信装置200は、コンテンツ再生装置100の購入要求に基づいて、購入対象コンテンツを全てコンテンツ管理装置300へ配信することができるので、コンテンツ管理装置300とのコンテンツの購入に関する契約のみに基づいて、コンテンツを配信することができる。
また、コンテンツ管理装置300は、購入対象コンテンツを記録および複製してコンテンツ再生装置100へ複製したコンテンツを送信するようにしたので、コンテンツを一元管理することができる。また、記録部302にコンテンツを記録しているので、ネットワークに接続することなく、複製したコンテンツを簡単にコンテンツ再生装置100へ送信することができる。
以下に、本発明の実施例について説明する。本実施例では、たとえば、サブスクリプションサービスを提供するサブスクリプションサービスサーバによって、本発明のコンテンツ配信装置を実施し、常時接続可能なPCによって、本発明のコンテンツ管理装置を実施し、車両(四輪車、二輪車を含む)などの移動体に搭載されるナビゲーション装置、または、利用者が携帯して送受信可能な再生端末によって、本発明のコンテンツ再生装置を実施した場合の一例について説明する。
(システムの概要)
まず、図7を用いて、本実施例にかかるサブスクリプションサービスのシステムの概要について説明する。図7は、本実施例にかかるサブスクリプションサービスのシステムの概要を示す説明図である。
図7において、コンテンツ更新システム700は、サブスクリプションサービスサーバ701と、PC702と、ナビゲーション装置703と、再生端末704と、から構成されている。サブスクリプションサービスサーバ701と、PC702と、ナビゲーション装置703と、再生端末704とは、それぞれインターネット710を介して接続されている。PC702と、ナビゲーション装置703と、再生端末704とは、それぞれ同一の利用者750が所有していることとする。
なお、図7の説明では、PC702と、ナビゲーション装置703と、再生端末704とは、同一の利用者750が所有することとしたが、それぞれ異なっていてもよく、その場合、それぞれが友人や家族など利用者750によって把握可能な所有としてもよい。また、PC702と、ナビゲーション装置703および再生端末704との接続については、有線接続、無線接続のいずれであってもよい。
サブスクリプションサービスサーバ701は、サブスクリプションサービスに関する契約に基づいて、サブスクリプションサービス契約者端末にコンテンツを配信するコンピュータ装置である。サブスクリプションサービスサーバ701は、サブスクリプションサービス契約者端末に対して、契約に応じたコンテンツをダウンロードさせるダウンロード型のサブスクリプションサービスをおこなう。
また、配信された楽曲などのコンテンツには、複製を許可する情報や、複製数を制限する情報が付与されていてもよい。また、たとえば、サブスクリプションサービス契約者端末が、予め期限付きコンテンツを有する場合は、この期限付きコンテンツの期限を無期限とした購入権利を発行してもよい。なお、以下の説明において、特に明記しない限り、購入するコンテンツには、購入権利も含めるものとして説明する。
また、サブスクリプションサービスサーバ701は、コンテンツデータを保管管理するコンテンツサーバや、利用者750の端末認証およびコンテンツの有効期間を設定管理する認証サーバや、利用者750との間における契約情報と課金情報とを管理する課金サーバなどからなるサーバ群から構成されていてもよい。サーバ群は、たとえば、三つでなくてもよく、コンテンツサーバ、認証サーバ、課金サーバのうちいずれか一つ以上の機能を有するサーバからなり、全ての機能を実現できる構成であればよい。
また、本実施例において、サブスクリプションサービスサーバ701は、予め、コンテンツの配信先の装置を親機として登録する。また、サブスクリプションサービスサーバ701にコンテンツの購入要求をし且つサブスクリプションサービスサーバ701から配信されたコンテンツを親機を介して受信する装置を子機として登録する。なお、コンテンツの購入要求は、親機の端末からおこなうことができる。
親機は、たとえば、コンテンツを受信し、受信したコンテンツを記録し、記録したコンテンツの複製を子機に送信する。また、子機によるコンテンツの購入要求や、子機に送信したコンテンツについて、管理する。親機としては、PC702や、ナビゲーション装置703などのうちから、利用者750が一つを登録すればよく、本実施例においては、PC702を親機として登録している。
子機は、親機以外の装置として登録されるものであり、親機が受信したコンテンツの複製を受信できればよく、本実施例においては、ナビゲーション装置703および再生端末704を子機として登録している。なお、子機の登録数は、一つでも複数でもよく、具体的には、たとえば、契約に応じてコンテンツに制限される複製数と、同等の数に制限されていてもよい。
親機の登録に際しては、利用者750が親機として登録したい装置(PC702)から、直接サブスクリプションサービスサーバ701に登録情報を送信することにより、受信したサブスクリプションサービスサーバ701がPC702を親機として登録する。また、登録方法については、このような方法以外にも、子機としてのナビゲーション装置703または再生端末704のうち、いずれかの装置から、サブスクリプションサービスサーバ701に対して、PC702を親機とする登録情報を送信し、受信したサブスクリプションサービスサーバ701が、PC702に対してコンテンツの配信が可能であるかを確認し、親機に登録する旨の情報を送信することによって、おこなうようにしてもよい。
また、親機の登録に際しては、サブスクリプションサービスサーバ701は、契約されている装置の中から親機として適している順番を予め設定してもよい。この場合、サブスクリプションサービスサーバ701は、契約されている装置との通信環境の良否を判別する機能を備える。具体的には、たとえば、親機として適している順番を、安定した通信環境を確保できる可能性が高い順に、PC702、ナビゲーション装置703、再生端末704の順番として登録する。なお、親機として登録するためには、サブスクリプションサービスサーバ701との契約が、親機となる装置と予め締結されていることを前提とする。
サブスクリプションサービスサーバ701は、コンテンツの購入要求を受信したときに、予め設定された親機として適している順番(PC702、ナビゲーション装置703、再生端末704の順)、および、各装置との通信環境の良否に基づいて、親機を登録する。なお、通信環境の良否の判別は、たとえば、ネットワーク上で起動している装置であれば、良好なものとして判別する。また、たとえば、無線接続の場合は、送受信状態が安定していれば、良好なものとして判別する。
ナビゲーション装置703は、車両など移動体に搭載されており、車両の経路誘導などをおこなう他に、記録媒体に記録されたコンテンツや、通信機能によって取得されたコンテンツの再生をおこなう。再生端末704は、たとえば、携帯電話などの持ち運び可能な端末であり、記録媒体に記録されたコンテンツや、通信機能によって取得されたコンテンツの再生をおこなう。
本実施例では、利用者750がナビゲーション装置703などの子機を用いて、楽曲などのコンテンツを聴取していたときに、購入したい曲がある場合に、サブスクリプションサービスサーバ701に購入要求をおこなうことができる。具体的には、たとえば、子機は、利用者750からのボタン操作による操作入力により、利用者750が購入したいと考えているコンテンツを特定する特定情報を取得し、サブスクリプションサービスサーバ701に対して、購入要求をおこなう。
また、この他にも、取得した特定情報の一覧を参照し、購入するコンテンツを決定し、それに基づいて、購入要求をおこなうようにしてもよい。また、特定情報の取得は、サブスクリプションサービスサーバ701から取得してもよいし、別のWebやデータベースなどから取得してもよい。また、子機側でコンテンツの一部を切り出した情報を特定情報としてもよいし、コンテンツを解析して、その特徴(たとえば、和声進行やテンポなど)から取得した情報を特定情報としてもよい。
また、特定情報は、ダウンロード型サブスクリプションシステムに限らず、たとえば、ラジオなどのメディアから生成してもよい。また、特定情報の取得は、購入指示によって自動的におこなってもよく、具体的には、たとえば、購入したい楽曲などのコンテンツが再生中の場合、その曲をサブスクリプションサービスサーバ701が認識できるのであれば、特定情報の取得動作を省略してもよい。また、特定情報を受け付けるのではなく、サブスクリプションサービスサーバ701が指定する購入のフォーマットに準拠し特定情報から必要な情報を抜き出して購入要求に含めてもよい。
また、本実施例においては、子機としてのナビゲーション装置703は、ナビゲーション装置703自体に、直接コンテンツを購入する機能が備わっている。そのため、コンテンツを購入する際には、親機としてのPC702を購入機器として購入する場合と、ナビゲーション装置703を購入機器として購入する場合とを、利用者750が区別して選択できるように、入力を受け付けられるようにしてもよい。より具体的には、親機の管理に基づいて、親機からの複製を受信する場合と、ナビゲーション装置703自身がサブスクリプションサービスサーバ701から直接受信する場合とを、利用者750が選択できるようにしてもよい。なお、購入機器の選択に際しては、PC702やナビゲーション装置703以外にも、再生端末704を購入機器として選択できるようにしてもよい。
また、利用者750からの購入機器の選択がない場合に、常に親機を購入機器として設定してもよいし、指定した購入機器の契約が解除されている場合などに、自動的に親機を購入機器としてもよい。なお、このような購入機器を選択することができる機能を備えない子機から、コンテンツの購入要求をおこなう場合は、常に親機を購入機器としてもよい。
ここで、本実施例において、コンテンツの購入要求をおこなった場合の概要について説明する。まず、利用者750からの入力に基づいて、子機としてのナビゲーション装置703や再生端末704から、サブスクリプションサービスサーバ701に対して、コンテンツの購入要求をおこなう(図5中、Aのライン)。さらに、サブスクリプションサービスサーバ701は、購入要求を受信すると、認証サーバの機能によって、有効な契約がされた利用者750であるか否か認証をおこなう。また、課金サーバの機能によって、管理された利用者750の契約情報に応じて、コンテンツサーバの機能によって保管管理されたコンテンツ群から配信するコンテンツを設定する。具体的には、たとえば、配信するコンテンツは、子機から要求されたコンテンツについて、契約情報や課金情報に応じて、コンテンツを親機としてのPC702に配信する(図5中、Bのライン)。
PC702は、受信したコンテンツを記録し、このコンテンツの複製を生成し、購入要求をおこなったナビゲーション装置703または再生端末704に送信する(図5中、Cのライン)。なお、サブスクリプションサービスサーバ701、PC702、ナビゲーション装置703および再生端末704は、インターネット710を介して接続されているが、ナビゲーション装置703および再生端末704は、場所によっては通信環境が不安定になるおそれがある。一方、PC702は、常時接続されているものとし、通信環境は常時安定している。したがって、子機からは細い通信路でも送信可能な購入要求のみをおこなうことができ、サブスクリプションサービスサーバ701は通信環境の安定した親機にダウンロードしたあとに、子機は親機からその複製を受信することができる。
なお、親機は、受信したコンテンツを記録しているので、たとえば、子機と接続時に通信環境が悪く、途中で送信が切れるようなことがあっても、ネットワークに接続する必要がなく、再度、子機と接続することにより、簡単に複製を送信することができる。また、コンテンツを子機へ送信する際には、ネットワークに接続してもよいし、ネットワークに接続しなくても、たとえば、メモリカードなどの記録媒体を用いてもよい。
(サブスクリプションサービスサーバ701のハードウェア構成)
ここで、図8を用いて、本実施例にかかるサブスクリプションサービスサーバ701のハードウェア構成について説明する。図8は、本実施例にかかるサブスクリプションサービスサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図8において、サブスクリプションサービスサーバ701は、CPU801と、ROM802と、RAM803と、磁気ディスクドライブ804と、磁気ディスク805と、光ディスクドライブ806と、光ディスク807と、音声I/F(インターフェース)808と、マイク809と、スピーカ810と、入力デバイス811と、映像I/F812と、ディスプレイ813と、通信I/F814と、を備えている。また、各構成部801〜814はバス820によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU801は、サブスクリプションサービスサーバ701の全体の制御を司る。ROM802は、ブートプログラム、通信プログラム、データ管理プログラム、有効期間設定プログラムなどの各種プログラムを記録している。また、RAM803は、CPU801のワークエリアとして使用される。
磁気ディスクドライブ804は、CPU801の制御にしたがって磁気ディスク805に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク805は、磁気ディスクドライブ804の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク805としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
光ディスクドライブ806は、CPU801の制御にしたがって光ディスク807に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク807は、光ディスクドライブ806の制御にしたがってデータの読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク807は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、この着脱可能な記録媒体として、光ディスク807の他、MO、メモリカードなどであってもよい。
音声I/F808は、音声入力用のマイク809および音声出力用のスピーカ810に接続される。マイク809に受音された音声は、音声I/F808内でA/D変換される。スピーカ810からは、音声が出力される。
入力デバイス811は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。
映像I/F812は、ディスプレイ813と接続される。映像I/F812は、具体的には、たとえば、ディスプレイ813全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ813を表示制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ813には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。このディスプレイ813は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
通信I/F814は、無線を介してネットワークに接続され、サブスクリプションサービスサーバ701とCPU801とのインターフェースとして機能する。通信I/F814は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU801とのインターフェースとしても機能する。
通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信I/F814は、たとえば、FMチューナーなどによって構成される。
なお、詳細は図12を用いて説明するが、サブスクリプションサービスサーバ701は、図9および図10に示すPC702およびナビゲーション装置703と通信をおこなってコンテンツを提供する構成である。
図2に示したコンテンツ配信装置200が備える受信部201、特定部202、配信部203は、図8に示したサブスクリプションサービスサーバ701におけるROM802、RAM803、磁気ディスク805、光ディスク807などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU801が所定のプログラムを実行し、サブスクリプションサービスサーバ701における各部を制御することによってその機能を実現する。
すなわち、本実施例のサブスクリプションサービスサーバ701は、サブスクリプションサービスサーバ701おける記録媒体としてのROM802に記録されているコンテンツ配信プログラムを実行することにより、図2に示したコンテンツ配信装置200が備える機能を、図5に示したコンテンツ配信処理手順で実行することができる。
(PC702のハードウェア構成)
つづいて、図9を用いて、本実施例にかかるPC702のハードウェア構成について説明する。図9は、本実施例にかかるPCのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図9において、PC702は、CPU901と、ROM902と、RAM903と、磁気ディスクドライブ904と、磁気ディスク905と、光ディスクドライブ906と、光ディスク907と、音声I/F(インターフェース)908と、マイク909と、スピーカ910と、入力デバイス911と、映像I/F912と、ディスプレイ913と、通信I/F914と、を備えている。また、各構成部901〜914はバス920によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU901は、PC702の全体の制御を司る。ROM902は、ブートプログラム、通信プログラム、コンテンツ管理プログラムなどの各種プログラムを記録している。また、RAM903は、CPU901のワークエリアとして使用される。
詳細は図13を用いて説明するが、通信プログラム、コンテンツ管理プログラムは、サブスクリプションサービスサーバ701やナビゲーション装置703などと通信をさせて、コンテンツ(たとえば、図7に示したコンテンツ)の購入および記録・管理をさせる。また、購入したコンテンツの複製を生成してナビゲーション装置703や再生端末704へ転送させる。
磁気ディスクドライブ904は、CPU901の制御にしたがって磁気ディスク905に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク905は、磁気ディスクドライブ904の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク905としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
光ディスクドライブ906は、CPU901の制御にしたがって光ディスク907に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク907は、光ディスクドライブ906の制御にしたがってデータの読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク907は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、この着脱可能な記録媒体として、光ディスク907の他、MO、メモリカードなどであってもよい。
音声I/F908は、音声入力用のマイク909および音声出力用のスピーカ910に接続される。マイク909に受音された音声は、音声I/F908内でA/D変換される。スピーカ910からは、音声が出力される。
入力デバイス911は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。
映像I/F912は、ディスプレイ913と接続される。映像I/F912は、具体的には、たとえば、ディスプレイ913全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ913を表示制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ913には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。このディスプレイ913は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
通信I/F914は、無線を介してネットワークに接続され、PC702とCPU901とのインターフェースとして機能する。通信I/F914は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU901とのインターフェースとしても機能する。
通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信I/F914は、たとえば、FMチューナーなどによって構成される。
図3に示したコンテンツ管理装置300が備える受信部301、記録部302、複製部303、選定部304、送信部305は、図9に示したPC702におけるROM902、RAM903、磁気ディスク905、光ディスク907などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU901が所定のプログラムを実行し、PC702における各部を制御することによってその機能を実現する。
すなわち、本実施例のPC702は、PC702における記録媒体としてのROM902に記録されているコンテンツ管理プログラムを実行することにより、図3に示したコンテンツ管理装置300が備える機能を、図6に示したコンテンツ管理処理手順で実行することができる。
(ナビゲーション装置703のハードウェア構成)
つづいて、図10を用いて、本実施例にかかるナビゲーション装置703のハードウェア構成について説明する。図10は、本実施例にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。なお、本発明における子機としての機能については、再生端末704も同等の機能を有するため、ここでは、詳細な説明を省略する。
図10において、ナビゲーション装置703は、車両などの移動体に搭載されており、CPU1001と、ROM1002と、RAM1003と、磁気ディスクドライブ1004と、磁気ディスク1005と、光ディスクドライブ1006と、光ディスク1007と、音声I/F(インターフェース)1008と、マイク1009と、スピーカ1010と、入力デバイス1011と、映像I/F1012と、ディスプレイ1013と、通信I/F1014と、GPSユニット1015と、各種センサ1016と、カメラ1017と、を備えている。また、各構成部1001〜1017はバス1020によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU1001は、ナビゲーション装置703の全体の制御を司る。ROM1002は、ブートプログラム、経路探索プログラム、経路誘導プログラム、通信プログラム、コンテンツ購入プログラム、有効期間設定プログラムなどの各種プログラムを記録している。また、RAM1003は、CPU1001のワークエリアとして使用される。
詳細は図11を用いて説明するが、コンテンツ購入プログラム、通信プログラムは、サブスクリプションサービスサーバ701から提供されるコンテンツを再生させる。
経路探索プログラムは、後述する磁気ディスク1005や光ディスク1007に記録されている地図情報などを利用して、出発地点から目的地点までの最適な経路を探索させる。ここで、最適な経路とは、目的地点までの最短(あるいは最速)経路や利用者750が指定した条件に最も合致する経路などである。
経路誘導プログラムは、経路探索プログラムを実行することによって探索された誘導経路情報、現在地点算出プログラムを実行することによって算出された車両の現在地点情報、後述する磁気ディスク1005や光ディスク1007から読み出された地図情報に基づいて、リアルタイムな経路誘導情報の生成をおこなわせる。経路誘導プログラムを実行することによって生成された経路誘導情報は、CPU1001を介して音声I/F1008や映像I/F1012へ出力される。
磁気ディスクドライブ1004は、CPU1001の制御にしたがって磁気ディスク1005に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク1005は、磁気ディスクドライブ1004の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク1005としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
光ディスクドライブ1006は、CPU1001の制御にしたがって光ディスク1007に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク1007は、光ディスクドライブ1006の制御にしたがってデータの読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク1007は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、この着脱可能な記録媒体として、光ディスク1007の他、MO、メモリカードなどであってもよい。
音声I/F1008は、音声入力用のマイク1009および音声出力用のスピーカ1010に接続される。マイク1009に受音された音声は、音声I/F1008内でA/D変換される。スピーカ1010からは、音声が出力される。
入力デバイス1011は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。
映像I/F1012は、ディスプレイ1013と接続される。映像I/F1012は、具体的には、たとえば、ディスプレイ1013全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ1013を表示制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ1013には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。このディスプレイ1013は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
通信I/F1014は、無線を介してネットワークに接続され、ナビゲーション装置703とCPU1001とのインターフェースとして機能する。通信I/F1014は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU1001とのインターフェースとしても機能する。
通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信I/F1014は、たとえば、FMチューナー、VICS(Vehicle Information and Communication System)/ビーコンレシーバ、無線ナビゲーション装置、およびその他のナビゲーション装置によって構成され、VICSセンターから配信される渋滞や交通規制などの道路交通情報を取得する。なお、VICSは登録商標である。また、通信I/F1014は、たとえば、図示しないサーバなどからスケジュール情報やプロフィール情報を取得する構成でもよい。
GPSユニット1015は、GPS衛星からの電波を受信し、車両の現在地点を示す情報を出力する。GPSユニット1015の出力情報は、後述する各種センサ1016の出力値とともに、CPU1001による車両の現在地点の算出に際して利用される。現在地点を示す情報は、たとえば緯度・経度、高度などの、地図情報上の1点を特定する情報である。
各種センサ1016は、車速センサや加速度センサ、角速度センサなどを含み、車両の位置や挙動を判断することが可能な情報を出力する。各種センサ1016の出力値は、CPU1001による車両の現在地点の算出や、速度や方位の変化量の測定などに用いられる。
カメラ1017は、車両内部あるいは外部の映像を撮影する。映像は静止画あるいは動画のどちらでもよい。また、カメラ1017によって撮影された映像を映像I/F1012を介して磁気ディスク1005や光ディスク1007などの記録媒体に出力する。
図1に示したコンテンツ再生装置100が備える取得部101、要求部102、受付部103は、図10に示したナビゲーション装置703におけるROM1002、RAM1003、磁気ディスク1005、光ディスク1007などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU1001が所定のプログラムを実行し、ナビゲーション装置703における各部を制御することによってその機能を実現する。
すなわち、本実施例のナビゲーション装置703は、ナビゲーション装置703における記録媒体としてのROM1002に記録されているコンテンツ購入プログラムを実行することにより、図1に示したコンテンツ再生装置100が備える機能を、図4に示したコンテンツ購入処理手順で実行することができる。
(ナビゲーション装置の処理の一例)
つぎに、図11を用いて、本実施例にかかるナビゲーション装置703から、サブスクリプションサービスサーバ701にコンテンツのダウンロードを要求する処理の一例について説明する。図11は、本実施例にかかるナビゲーション装置の購入処理の一例を示すフローチャートである。図11のフローチャートにおいて、まず、ナビゲーション装置703は、特定情報を取得するまで待機し(ステップS1101:Noのループ)、ナビゲーション装置703が特定情報を取得した場合(ステップS1101:Yes)、利用者750からコンテンツの購入指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS1102)。
なお、特定情報の取得は、具体的には、たとえば、利用者750が、入力デバイス1011としての操作ボタンなどから操作入力し、購入したいと考えているコンテンツを特定することによって、おこなわれる。また、購入指示の受け付けは、具体的には、たとえば、特定したコンテンツについて、利用者750が入力デバイス1011としての操作ボタンなどからの操作入力により購入を要求することによって、おこなわれる。
ステップS1102において、コンテンツの購入指示を受け付けた場合は(ステップS1102:Yes)、購入機器の指定があるか否かを判断する(ステップS1103)。ステップS1103において、購入機器の指定がない場合、たとえば、親機の管理の下で購入する場合(ステップS1103:No)は、通信I/F1014によって、購入機器を親機としてサブスクリプションサービスサーバ701へ購入情報を送信する(ステップS1104)。なお、この購入情報には、コンテンツの特定情報、購入機器を指定する指定機器情報および子機を識別するIDなどの識別情報が含まれている。
このあと、子機の通信環境が良好か否かを判断する(ステップS1105)。この通信環境が良好か否かの判断については、たとえば、無線接続の場合はダウンロード可能な通信環境であるか否かを判断し、有線接続の場合は親機と直接接続されているか否か、などにより判断する。子機の通信環境が良好になるまでは待機し(ステップS1105:Noのループ)、子機の通信環境が良好な場合(ステップS1105:Yes)、親機からコンテンツを受け付け(ステップS1106)、一連の処理を終了する。
一方、ステップS1103において、購入機器の指定がある場合(ステップS1103:Yes)、指定された機器を購入機器として購入情報をサブスクリプションサービスサーバ701へ送信し(ステップS1107)、ステップS1105に進み、ステップS1105以降の処理をおこなう。具体的には、たとえば、指定機器をナビゲーション装置703自身としてもよい。なお、ステップS1102において、コンテンツの購入指示の受け付けがない場合(ステップS1102:No)、ステップS1105以降の処理をおこなう。
なお、本実施例において、子機から送信されるサブスクリプションサービスサーバ701への購入情報には、親機に対して、子機への複製の送信が必要か否かの情報や、子機に送信するのは購入権利のみでよいという情報を含めてもよい。また、同時に複製する複製生成数や、複製の送信先の情報が含まれていてもよいし、これらの情報を予めサブスクリプションサービスサーバ701や親機に設定してもよい。
上述したように、本実施例のナビゲーション装置703によれば、取得部101によって、購入対象コンテンツの情報を取得し、要求部102によって購入対象コンテンツの購入要求をおこない、ナビゲーション装置703を管理するコンテンツ管理装置300から購入対象コンテンツを受け付ける。したがって、ナビゲーション装置703と要求先の装置との通信路が細い場合であっても、購入要求をおこなうことができる。これによって、利用者750は、通信環境によらず、コンテンツを購入したいと思ったときに、いつでもコンテンツの購入要求をおこなうことができる。
また、本実施例のナビゲーション装置703によれば、コンテンツ管理装置300の管理に基づいて購入対象コンテンツを購入するか、または、コンテンツ管理装置300以外の装置を介して購入対象コンテンツを購入するかを選択することができる。したがって、たとえば、何らかの理由でコンテンツ管理装置300の管理の下で購入対象コンテンツを購入することができない場合であっても、選択した他の装置を購入機器として購入対象コンテンツの購入をおこなうことができる。これによって、利用者750は、コンテンツを購入したいと思ったときに、いつでもコンテンツの購入要求をおこなうことができる。
なお、本実施例のナビゲーション装置703によれば、ナビゲーション装置703自身を選択した購入機器として、購入対象コンテンツを購入することができる。これによって、利用者750は、何らかの理由でコンテンツ管理装置300の管理の下で購入することができない場合や、ナビゲーション装置703の通信環境が安定している場合に、コンテンツ再生装置100によって、購入対象コンテンツをダウンロードすることができる。
以上説明したように、本発明のコンテンツ再生装置、コンテンツ購入方法、コンテンツ購入プログラム、および記録媒体によれば、ナビゲーション装置703において、サブスクリプションサービスサーバ701へ購入情報を送り、PC702からコンテンツを受け付ける。したがって、ナビゲーション装置703とサブスクリプションサービスサーバ701との通信路が細い場合であっても、購入要求をおこなうことができる。これによって、利用者750は、通信環境によらず、利用者750がコンテンツを購入したいと思ったときに、いつでもコンテンツの購入要求をおこなうことができる。なお、再生端末704についても、同様である。
また、本実施例のナビゲーション装置703によれば、PC702の管理に基づいてコンテンツを購入するか、または、PC702以外の装置を介してコンテンツを購入するかを選択することができる。したがって、たとえば、何らかの理由でPC702の管理の下でコンテンツを購入することができない場合であっても、選択した他の装置を購入機器としてコンテンツの購入をおこなうことができる。これによって、利用者750は、コンテンツを購入したいと思ったときに、いつでもコンテンツの購入要求をおこなうことができる。
また、本実施例のナビゲーション装置703によれば、ナビゲーション装置703自身を選択した購入機器として、購入対象コンテンツを購入することができる。これによって、利用者750は、何らかの理由でPC702の管理の下で購入することができない場合や、ナビゲーション装置703の通信環境が安定している場合に、ナビゲーション装置703自身で、購入対象コンテンツをダウンロードすることができる。
(サブスクリプションサービスサーバの処理の一例)
つぎに、図12を用いて、本実施例にかかるサブスクリプションサービスサーバ701の処理の一例について説明する。図12は、本実施例にかかるサブスクリプションサービスサーバの配信処理の一例を示すフローチャートである。図12において、まず、サブスクリプションサービスサーバ701は、通信I/F814を介して、子機から購入情報を受信したと判断するまで待機し(ステップS1201:Noのループ)、購入情報を受信したと判断した場合(ステップS1201:Yes)、親機を購入機器とした購入情報か否かを判断する(ステップS1202)。ステップS1202において、親機を購入機器とした購入情報であると判断した場合(ステップS1202:Yes)、たとえば、課金サーバの機能により、利用者750の課金情報を取得する(ステップS1203)。
そして、取得した課金情報に基づいて、決済が可能か否かを判断する(ステップS1204)。なお、決済が可能か否かの判断については、具体的には、たとえば、利用者750との契約情報や課金情報などから、利用者750が支払いをおこなうことができるか否かを判断することによりおこなわれる。ステップS1204において、決済が可能と判断した場合(ステップS1204:Yes)、親機へコンテンツを送信する(ステップS1205)。このあと、親機からの支払いを確認するなどの決済処理をおこない(ステップS1206)、一連の処理を終了する。
一方、ステップS1202において、親機を購入機器とした購入情報ではない場合(ステップS1202:No)、つまり、指定された機器(たとえば、ナビゲーション装置703)を購入機器とした購入情報である場合は、指定された機器を購入機器としたコンテンツを送信することによって(ステップS1207)、一連の処理を終了する。また、ステップS1204において、たとえば、利用者750の指定の口座に所定の料金がなく、決済が不可能と判断した場合は(ステップS1204:No)、親機に対して、購入が不可能な旨を報知し(ステップS1208)、一連の処理を終了する。
なお、上述したサブスクリプションサービスサーバの処理の一例において、期限付きコンテンツの有効期限を無期限にする権利(購入権利)を購入する場合は、ステップS1204のあと、親機へのダウンロード履歴を取得し、コンテンツが親機内に存在するか否かを判断する。親機内に期限付きコンテンツが存在するのであれば、コンテンツを特定し、コンテンツの購入権利を親機に送信すればよい。また、親機内に期限付きコンテンツが存在するか否か判断する際には、購入したコンテンツや権利購入履歴を参照し、重複することがないかを確認し、重複する場合には、購入要求をおこなった子機と親機に対して、その旨を購入前に報知するようにしてもよい。また、期限付きコンテンツの有無の確認は、
直接親機に問い合わせるようにしてもよい。
上述したように、本実例のサブスクリプションサービスサーバ701によれば、サブスクリプションサービスサーバ701と通信可能な装置から購入対象コンテンツの購入要求を受信し、コンテンツ管理装置300へ購入対象コンテンツを配信する。これによって、通信可能な装置からの購入要求に基づいて、購入対象コンテンツを全て、コンテンツ管理装置300へ配信することができるので、コンテンツ管理装置300とのコンテンツの購入に関する契約のみに基づいて、コンテンツを配信することができる。
また、本実例のサブスクリプションサービスサーバ701によれば、サブスクリプションサービスサーバ701と通信可能な複数の装置の中から、コンテンツ管理装置300として適している順に順番を予め設定し、これら複数の装置との通信環境を判別し、コンテンツ管理装置300として適している順番と判別した通信環境とに基づいて、コンテンツ管理装置300を選出することができる。これによって、最も通信環境のよいコンテンツ管理装置300を適宜選出することができるので、サブスクリプションサービスサーバ701は、選出されたコンテンツ管理装置300に対して、安定して購入対象コンテンツを配信することができる。
以上説明したように、本発明のコンテンツ配信装置、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信プログラム、および記録媒体によれば、本実施例のサブスクリプションサービスサーバ701において、子機としてのナビゲーション装置703からコンテンツの購入要求を受信し、親機としてのPC702へコンテンツを配信する。これによって、子機からの購入要求に基づいて、購入対象コンテンツを全て、親機に配信することができるので、親機とのコンテンツの購入に関する契約のみに基づいて、購入対象コンテンツを配信することができる。
また、本実施例のサブスクリプションサービスサーバ701によれば、複数の子機の中から、親機として適している順に順番を予め設定し、これら子機との通信環境を判別し、親機として適している順番と判別した通信環境とに基づいて、親機を選出することができる。これによって、最も通信環境のよい親機を適宜選出することができるので、サブスクリプションサービスサーバ701は、選出された親機に対して、安定して購入対象コンテンツを配信することができる。
(PCの処理の一例)
つぎに、図13を用いて、本実施例にかかるPC702の処理の一例について説明する。図13は、本実施例にかかるPC702の管理処理の一例を示すフローチャートである。図13において、まず、PC702は、通信I/F914を介して、サブスクリプションサービスサーバ701からコンテンツを受信したと判断するまで待機し(ステップS1301:Noのループ)、コンテンツを受信したと判断した場合(ステップS1301:Yes)、磁気ディスクドライブ904や光ディスクドライブ906などのドライブによって、磁気ディスク905や光ディスク907などの記録媒体に、受信したコンテンツを記録する(ステップS1302)。
そして、コンテンツに付与される課金情報に基づき、決済を確認する(ステップS1303)。具体的には、たとえば、コンテンツの対価の支払いを終えたことを確認する。そして、CPU901によって、磁気ディスクドライブ904や光ディスクドライブ906を制御して、ステップS1302において記録されたコンテンツの複製を生成する(ステップS1304)。そして、通信I/F914を介して、複製したコンテンツを子機へ自動的に送信して(ステップS1305)、一連の処理を終了する。
上述したように、本実例のPC702によれば、コンテンツ配信装置200から配信される購入対象コンテンツを複製して、自身が管理する管理対象装置へ送信することができる。したがって、PC702は、管理対象装置によって購入要求された購入対象コンテンツについて、一元管理することができる。これによって、利用者750は、PC702にアクセスするだけで、管理対象装置について、いつ何をダウンロードしたかということを簡単に把握することができる。
また、本実例のPC702によれば、コンテンツ配信装置200から配信される購入対象コンテンツを記録部302に記録している。これによって、管理対象装置への送信時に、たとえば、ネットワークに接続することなく、簡単に購入対象コンテンツの複製を管理対象装置に送信することができる。
以上説明したように、本発明のコンテンツ管理装置、コンテンツ管理方法、コンテンツ管理プログラム、および記録媒体によれば、本実施例のPC702において、サブスクリプションサービスサーバ701から配信される購入対象コンテンツを複製して、PC702が管理する子機へ送信することができる。したがって、PC720は、子機によって購入要求された購入対象コンテンツについて、一元管理することができる。これによって、利用者750は、親機にアクセスするだけで、子機について、いつ何をダウンロードしたかということを簡単に把握することができる。
また、親機は、サブスクリプションサービスサーバ701から配信される購入対象コンテンツを記録している。これによって、子機への送信時に、たとえば、ネットワークに接続することなく、簡単に購入対象コンテンツの複製を子機に送信することができる。
また、本実施例では、サブスプリクションサービスサーバ701に親機を登録し、子機からサブスクリプションサービスサーバ701にコンテンツの購入要求をおこなうことにより、その登録されている親機に要求されたコンテンツ等を配信するようにしたが、この他にも、子機からの購入要求を、親機を介してサブスクリプションサービスサーバ701に購入要求をおこなうようにしてもよい。具体的には、たとえば、利用者750の保有する、相互に通信可能なネットワークで結ばれた複数の機器間にて任意の機器を親機として登録し、登録されていない他の機器を子機として共有するようにする。そして、子機で楽曲などのコンテンツを聴取しているときに、購入したい曲がある場合に、子機側で操作ボタン等の操作によりコンテンツ購入指示をおこなうと、その登録されている親機に対し、コンテンツに関する情報とともにコンテンツ購入指示を送信する。
そして、コンテンツ購入指示を受けた親機は、購入要求をサブスクリプションサービスサーバ701に送信したのちに、サブスクリプションサービスサーバ701からコンテンツを取得する。そして、取得したコンテンツの複製を生成し、複製したコンテンツを購入指示のあった子機に自動的に送信する。このような購入形式であっても、本実施例と同様の効果を奏する。なお、複数の機器間での親機、子機の設定登録は、親機とする機器自身でおこない、他の機器をネットワークを通じて子機と設定登録するようにしてもよく、また、親機としない機器からネットワークを通じて親機とする機器を指定して親機、子機を設定登録するようにしてもよい。また、機器自身が直接サブスプリクションサービスサーバに購入要求できる機能を備えている場合でも、親機からの購入要求を優先するようにし、たとえば、親機の設定登録がされているか否かを参照し、設定されていない場合などに機器自身の機能を用いて直接購入要求するようにしてもよい。
子機から親機に対するコンテンツ購入指示についても、上記したように操作ボタン等の操作により、まず、子機自身がネットワークを通じてコンテンツに関する情報を取得し、その取得したコンテンツに関する情報とともにコンテンツ購入指示を設定登録された親機に送信するようにしてもよい。このようにすれば、簡易な操作でコンテンツ購入に必要な情報を取得するとともに、親機に対しコンテンツ購入指示をおこなうことが可能となる。このような購入形式の場合は、サブスプリクションサービスサーバ710への親機の登録は不要であり、利用者750の保有する、または、たとえば、友人や知人の保有する複数の機器間で親機と子機をネットワークを通じて設定登録し、互いに情報を共有するような購入形式を構築することができる。
なお、本実施の形態で説明したコンテンツ購入要求方法、コンテンツ購入方法、コンテンツ配信方法、コンテンツ管理方法、コンテンツ購入配信方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
この発明は、コンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信プログラムおよび記録媒体に関する。ただし、この発明の利用は、上述したコンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信プログラムおよび記録媒体には限られない。
近年では、任意の利用者が所定の契約料金を支払うことで、契約期間中に限り、利用者の再生端末などによって、所定のコンテンツ群の曲のダウンロードや聴取可能な再生をおこなうことができるサブスクリプションサービスなどと呼ばれる技術が普及しつつある。
これまでに、所定の期間に限定した情報の利用について、利用者が特定のネットワーク・プロバイダに接続する契約を維持している期間に対応した期間に限定して、その利用者による所定のプログラムの実行を可能にする提案がされている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
具体的に、下記特許文献1に記載の提案は、利用者の情報端末に配布するソフトウェアに対して、短期間で切れるライセンスキーを設定し、ネットワーク・プロバイダに接続することによってソフトウェアのライセンスを更新する構成としている。
特開2001−265584号公報
しかしながら、上述した技術では、利用者による楽曲の聴取が契約期間中に限られているため、利用者は、契約期間が経過すると楽曲の聴取ができなくなってしまうという問題が一例として挙げられる。また、特許文献1の技術を用いて、楽曲を購入するようにしたとしても、複数の登録端末のうち、利用者が聴取している端末から楽曲を購入したいと思ったときに、端末の通信環境が不安定であると、楽曲をダウンロードできないという問題が一例として挙げられる。また、各端末において、サーバからコンテンツを購入し、ダウンロードすることができるため、利用者にとってみれば、どの端末に、いつ何をダウンロードしたのか把握できなくなるという問題が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかるコンテンツ配信システムは、視聴または聴取可能なコンテンツを配信するコンテンツ配信装置と、前記コンテンツ配信装置と通信可能であり、当該コンテンツ配信装置から配信された前記コンテンツを記録可能とする複数のコンテンツ記録装置と、から構成されたコンテンツ配信システムであって、前記複数のコンテンツ記録装置の各々は、コンテンツを特定する特定情報ならびに前記複数のコンテンツ記録装置の各々を識別する識別情報を含むコンテンツの購入要求を前記コンテンツ配信装置に送信する送信手段と、前記送信された購入要求に応じて前記コンテンツ配信装置から配信されたコンテンツを受信するコンテンツ記録装置側受信手段と、前記受信されたコンテンツを記録する記録手段と、を備え、前記コンテンツ配信装置は、前記複数のコンテンツ記録装置のいずれかからコンテンツの購入要求を受信するコンテンツ配信装置側受信手段と、前記複数のコンテンツ記録装置との通信環境の良否を判別する判別手段と、前記判別手段が判別した通信環境に基づいて、前記複数のコンテンツ記録装置の中から前記受信された購入要求に応じたコンテンツの配信先とするコンテンツ記録装置を選出する選出手段と、前記選出されたコンテンツ記録装置の利用者における前記購入要求されたコンテンツの対価の支払い状況を確認する確認手段と、前記対価の支払いに応じて前記選出されたコンテンツ記録装置に前記コンテンツを送信するコンテンツ配信装置側送信手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項4の発明にかかるコンテンツ配信方法は、視聴または聴取可能なコンテンツを配信するコンテンツ配信装置と、前記コンテンツ配信装置と通信可能であり、当該コンテンツ配信装置から配信された前記コンテンツを記録可能とする複数のコンテンツ記録装置と、から構成されたコンテンツ配信システムが実行するコンテンツ配信方法であって、前記複数のコンテンツ記録装置の各々は、コンテンツを特定する特定情報ならびに前記複数のコンテンツ記録装置の各々を識別する識別情報を含むコンテンツの購入要求を前記コンテンツ配信装置に送信する送信工程と、前記送信された購入要求に応じて前記コンテンツ配信装置から配信されたコンテンツを受信するコンテンツ記録装置側受信工程と、前記受信されたコンテンツを記録する記録工程と、を含み、前記コンテンツ配信装置は、前記複数のコンテンツ記録装置のいずれかからコンテンツの購入要求を受信するコンテンツ配信装置側受信工程と、前記複数のコンテンツ記録装置との通信環境の良否を判別する判別工程と、前記判別工程が判別した通信環境に基づいて、前記複数のコンテンツ記録装置の中から前記受信された購入要求に応じたコンテンツの配信先とするコンテンツ記録装置を選出する選出工程と、前記選出されたコンテンツ記録装置の利用者における前記購入要求されたコンテンツの対価の支払い状況を確認する確認工程と、前記対価の支払いに応じて前記選出されたコンテンツ記録装置に前記コンテンツを送信するコンテンツ配信装置側送信工程と、を含んだことを特徴とする。
また、請求項5の発明にかかるコンテンツ配信プログラムは、コンテンツ配信方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項6の発明にかかるコンピュータに読み取り可能な記録媒体は、請求項5に記載のコンテンツ配信プログラムを記録したことを特徴とする。
本実施の形態にかかるコンテンツ再生装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 本実施の形態にかかるコンテンツ配信装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 本実施の形態にかかるコンテンツ管理装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 コンテンツ再生装置のコンテンツ購入処理手順を示すフローチャートである。 コンテンツ配信装置のコンテンツ配信処理手順を示すフローチャートである。 コンテンツ管理装置のコンテンツ管理処理手順を示すフローチャートである。 本実施例にかかるサブスクリプションサービスのシステムの概要を示す説明図である。 本実施例にかかるサブスクリプションサービスサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本実施例にかかるPCのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本実施例にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本実施例にかかるナビゲーション装置の購入処理の一例を示すフローチャートである。 本実施例にかかるサブスクリプションサービスサーバの配信処理の一例を示すフローチャートである。 本実施例にかかるPCの管理処理の一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるコンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信プログラムおよび記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(コンテンツ再生装置の機能的構成)
まず、この発明の実施の形態にかかるコンテンツ再生装置100の機能的構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかるコンテンツ再生装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。図1において、コンテンツ再生装置100は、取得部101と、要求部102と、受付部103と、を備えている。なお、図示していないがコンテンツを読み取る読取部など、再生出力するための構成も備えている。
コンテンツ再生装置100は、所定のコンテンツを視聴または聴取可能なコンテンツを配信する図示外のコンテンツ配信装置200から配信された当該コンテンツを再生するものであり、たとえば、移動体に搭載され、サブスクリプションサービスを用いて、視聴または聴取可能なコンテンツを再生可能とすることとしてもよい。サブスクリプションサービスは、たとえば、利用者が所定の契約料金を支払うことで、利用者の再生端末などによって、所定のコンテンツ群のコンテンツのダウンロードやダウンロードしたコンテンツの再生をおこなうことができるサービスである。
取得部101は、購入対象となるコンテンツ(以下「購入対象コンテンツ」)に関する情報を取得する。購入対象コンテンツに関する情報には、利用者の所望する購入対象コンテンツを特定する特定情報を含む。この特定情報は、具体的には、たとえば、コンテンツのタイトル名称や著作者名などのメタデ−タ、著作権ナンバーなどの楽曲ID(IDentifier)、サブスクリプションサービスにおける識別ナンバーであってもよい。また、コンテンツの特徴量やコンテンツの一部を含む情報であってもよい。コンテンツの特徴量や一部を含むことで、同一のコンテンツであっても録音環境などのバージョンの違いがある場合に容易に特定することができる。
要求部102は、取得部101によって取得された購入対象コンテンツの購入要求をおこなう。具体的には、たとえば、利用者による操作入力により、購入対象コンテンツを特定した特定情報を要求先の装置に送る。購入要求をおこなう要求先は、コンテンツ配信装置でもよいし、後述する子機を管理するコンテンツ管理装置300でもよい。
受付部103は、要求部102による購入要求に基づき、コンテンツ配信装置200から配信された購入対象コンテンツを、自身を管理するコンテンツ管理装置300から受け付ける。受付部103の受け付け方法は、有線接続、無線接続を問わない。また、記録媒体によって配布されたものを受け付けてもよい。コンテンツ管理装置300は、たとえば、登録されている複数のコンテンツ再生装置100の中から、利用者によって、コンテンツ再生装置100の管理および購入対象コンテンツの配信が所望される装置である。
(コンテンツ配信装置の機能的構成)
つぎに、この発明の実施の形態にかかるコンテンツ配信装置200の機能的構成について説明する。図2は、本実施の形態にかかるコンテンツ配信装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。図2において、コンテンツ配信装置200は、受信部201と、特定部202と、配信部203と、を備えている。
コンテンツ配信装置200は、視聴または聴取可能なコンテンツを配信し、サブスクリプションサービスを実施するサーバ群である。受信部201は、コンテンツ配信装置200と通信可能な装置から、購入対象コンテンツの購入要求を受信する。受信部201は、コンテンツ配信装置200と通信可能な装置から直接購入対象コンテンツを受信してもよいし、他の装置(たとえば、コンテンツ管理装置300)を介して受信してもよい。コンテンツ配信装置200と通信可能な装置は、コンテンツ配信装置200に対して、購入対象コンテンツの購入要求をおこなうことができる。
特定部202は、受信部201によって受信された購入要求に関する情報に基づいて、購入対象コンテンツを特定する。配信部203は、通信可能な装置を管理するコンテンツ管理装置300へ、特定部202によって特定された購入対象コンテンツを配信する。コンテンツ管理装置300は、たとえば、サブスクリプションサービスに関する登録が予めなされている複数の通信可能な装置の中から、利用者によって、通信可能な装置の管理および購入対象コンテンツの配信が所望される装置である。なお、コンテンツ管理装置300は、コンテンツ配信装置200と、コンテンツの購入に関する所定の契約が予め締結されていることとする。
(コンテンツ管理装置の機能的構成)
つぎに、この発明の実施の形態にかかるコンテンツ管理装置300の機能的構成について説明する。図3は、本実施の形態にかかるコンテンツ管理装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。図3において、コンテンツ管理装置300は、受信部301と、記録部302と、複製部303と、選定部304と、送信部305と、を備えている。
コンテンツ管理装置300は、たとえば、家などに在り、視聴または聴取可能なコンテンツを配信するコンテンツ配信装置200から当該コンテンツを取得する。取得したコンテンツの保管、管理、再生および複製を可能とすることとしてもよい。なお、コンテンツ管理装置300は、コンテンツ配信装置200と、コンテンツの購入に関する所定の契約が予め締結されている。
受信部301は、コンテンツ管理装置300自身が管理する管理対象装置からの購入対象コンテンツの購入要求に基づいて、コンテンツ配信装置200から配信された購入対象コンテンツを受信する。また、この購入対象コンテンツの受信とともに、購入対象コンテンツに付与される管理対象装置の情報を受信する。管理対象装置とは、具体的には、たとえば、コンテンツを視聴または聴取可能であり、購入対象コンテンツの購入要求をおこない、コンテンツの記録や複製が可能なものであってもよい。管理対象装置の情報とは、具体的には、たとえば、管理対象装置を識別できる情報であり、認証情報などを含む。
記録部302は、受信部301によって受信された購入対象コンテンツを記録媒体に記録する。記録媒体は、磁気ディスク、光ディスクなど、購入対象コンテンツを記録できるものであればよい。複製部303は、記録部302によって記録された購入対象コンテンツに基づいて、購入対象コンテンツの複製を生成する。
選定部304は、受信部301によって受信された管理対象装置の情報に基づいて、管理対象装置を選定する。送信部305は、選定部304によって選定された管理対象装置へ、複製部303によって生成された購入対象コンテンツの複製を送信する。送信方法は、有線接続、無線接続を問わない。また、記録媒体によって配布してもよい。
また、コンテンツ管理装置300は、視聴または聴取可能なコンテンツの購入要求を当該コンテンツを配信するコンテンツ配信装置200に対しておこなうものであってもよい。この場合、コンテンツ再生装置300は、図示外の取得部を備えて構成される。この取得部は、自身が管理する管理対象装置からの購入対象コンテンツの購入指示とともに当該購入対象コンテンツを特定する特定情報を取得する。また、この場合、送信部305は、取得部によって取得された特定情報とともにコンテンツ配信装置200に対し当該コンテンツの購入要求を送信する。これにより、受信部301は、コンテンツ配信装置200から配信された購入対象コンテンツを受信することができる。
また、上述したコンテンツ再生装置100、およびコンテンツ管理装置300を用いることにより、相互に通信可能なネットワークで結ばれた複数の機器間にて構成されるコンテンツ購入システムに適用することができる。この場合、複数の機器間にて、コンテンツの購入要求をおこなう親機と、当該親機に対しコンテンツの購入指示をおこなう子機と、を設定登録する。たとえば、親機は、コンテンツ管理装置300であり、子機は、コンテンツ再生装置100である。子機は、購入対象となるコンテンツを特定する特定情報を取得し、取得された特定情報とともにコンテンツの購入指示を親機に送信する。また、親機は、子機から送信された購入指示ならびに特定情報に基づいて、購入対象コンテンツの購入要求をおこなう。この場合、コンテンツ配信装置200は、コンテンツの配信先について、親機と子機の識別をおこなわず、単にコンテンツの購入要求を送ってきた装置に対して、コンテンツを配信すればよい。
また、上述したコンテンツ再生装置100、コンテンツ配信装置200、およびコンテンツ管理装置300を用い、コンテンツを取得する図示外の取得機器と、購入対象コンテンツの購入要求をおこなう図示外の要求機器とで区別された複数の機器からなるコンテンツ購入システムに適用することができる。具体的には、たとえば、取得機器は、コンテンツ管理装置300であり、要求機器は、コンテンツ再生装置100である。この場合、コンテンツ配信装置200は、取得機器を示す識別情報を登録する。また、コンテンツ配信装置200は、要求機器からの購入対象コンテンツの購入要求を受け付け、受け付けた購入要求から取得機器ならびに購入対象コンテンツを特定し、特定した購入対象コンテンツを取得機器に配信する。
(コンテンツ再生装置のコンテンツ購入処理手順)
つぎに、図4を用いて、コンテンツ再生装置100のコンテンツ購入処理手順について説明する。図4は、コンテンツ再生装置のコンテンツ購入処理手順を示すフローチャートである。図4のフローチャートにおいて、まず、取得部101によって、購入対象コンテンツに関する情報を取得する(ステップS401)。
つぎに、要求部102によって、購入対象コンテンツを購入要求する(ステップS402)。そして、受付部103は、コンテンツ管理装置から購入対象コンテンツを受け付け(ステップS403)、一連の処理を終了する。
上述したように、本実施の形態のコンテンツ再生装置100によれば、取得部101によって、購入対象コンテンツの情報を取得し、要求部102によって購入対象コンテンツの購入要求をおこない、コンテンツ再生装置100を管理するコンテンツ管理装置300から購入対象コンテンツを受け付ける。したがって、コンテンツ再生装置100と要求先の装置との通信路が細い場合であっても、購入要求をおこなうことができる。これによって、利用者は、通信環境によらず、コンテンツを購入したいと思ったときに、いつでもコンテンツの購入要求をおこなうことができる。
また、本実施の形態のコンテンツ再生装置100によれば、コンテンツ管理装置300の管理に基づいて購入対象コンテンツを購入するか、または、コンテンツ管理装置300以外の装置を介して購入対象コンテンツを購入するかを選択することができる。したがって、たとえば、何らかの理由でコンテンツ管理装置300の管理の下で購入対象コンテンツを購入することができない場合であっても、選択した他の装置を購入機器として購入対象コンテンツの購入をおこなうことができる。これによって、利用者は、コンテンツを購入したいと思ったときに、いつでもコンテンツの購入要求をおこなうことができる。
なお、本実施の形態のコンテンツ再生装置100によれば、コンテンツ再生装置100自身を選択した購入機器として、購入対象コンテンツを購入することができる。これによって、利用者は、何らかの理由でコンテンツ管理装置300の管理の下で購入することができない場合や、コンテンツ再生装置100の通信環境が安定している場合に、コンテンツ再生装置100によって、購入対象コンテンツをダウンロードすることができる。
(コンテンツ配信装置のコンテンツ配信処理手順)
つぎに、図5を用いて、コンテンツ配信装置200のコンテンツ配信処理手順について説明する。図5は、コンテンツ配信装置のコンテンツ配信処理手順を示すフローチャートである。図5のフローチャートにおいて、まず、受信部201によって、コンテンツ配信装置200と通信可能な装置から、購入対象コンテンツの購入要求を受信するまで待機し(ステップS501:Noのループ)、購入対象コンテンツを受信した場合(ステップS501:Yes)、購入要求に関する情報に基づいて、購入対象コンテンツを特定する(ステップS502)。そして、コンテンツ管理装置へ購入対象コンテンツを配信し(ステップS503)、一連の処理を終了する。
上述したように、本実施の形態のコンテンツ配信装置200によれば、コンテンツ配信装置200と通信可能な装置から購入対象コンテンツの購入要求を受信し、コンテンツ管理装置300へ購入対象コンテンツを配信する。これによって、通信可能な装置からの購入要求に基づいて、購入対象コンテンツを全て、コンテンツ管理装置300へ配信することができるので、コンテンツ管理装置300とのコンテンツの購入に関する契約のみに基づいて、購入対象コンテンツを配信することができる。
また、本実施の形態のコンテンツ配信装置200によれば、コンテンツ配信装置200と通信可能な複数の装置の中から、コンテンツ管理装置300として適している順に順番を予め設定し、これら複数の装置との通信環境を判別し、コンテンツ管理装置300として適している順番と判別した通信環境に基づいて、コンテンツ管理装置300を選出することができる。したがって、最も通信環境のよいコンテンツ管理装置300を適宜選出することができるので、コンテンツ配信装置200は、選出されたコンテンツ管理装置300に対して、安定して購入対象コンテンツを配信することができる。
(コンテンツ管理装置のコンテンツ管理処理手順)
つぎに、図6を用いて、コンテンツ管理装置300のコンテンツ管理処理手順について説明する。図6は、コンテンツ管理装置のコンテンツ管理処理手順を示すフローチャートである。図6のフローチャートにおいて、まず、受信部301によって、購入対象コンテンツおよび管理対象装置の情報を受信するまで待機する(ステップS601:Noのループ)。購入対象コンテンツおよび管理対象装置の情報を受信した場合(ステップS601:Yes)、記録部302によって購入対象コンテンツを記録する(ステップS602)。
そして、複製部303は、記録部302によって記録された購入対象コンテンツの複製を生成する(ステップS603)。そして、受信部301によって受信された管理対象装置の情報に基づいて、管理対象装置を選定する(ステップS604)。そして、選定した管理対象装置へ、複製したコンテンツを送信し(ステップS605)、一連の処理を終了する。
上述したように、本実施の形態のコンテンツ管理装置300によれば、コンテンツ配信装置200から配信される購入対象コンテンツを複製して、自身が管理する管理対象装置へ送信することができる。したがって、コンテンツ管理装置300は、管理対象装置によって購入要求された購入対象コンテンツについて、一元管理することができる。これによって、利用者は、コンテンツ管理装置300にアクセスするだけで、管理対象装置について、いつ何をダウンロードしたかということを簡単に把握することができる。
また、本実施の形態のコンテンツ管理装置300によれば、コンテンツ配信装置200から配信される購入対象コンテンツを記録部302に記録している。これによって、管理対象装置への送信時に、たとえば、ネットワークに接続することなく、簡単に購入対象コンテンツの複製を管理対象装置に送信することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、コンテンツ再生装置100から、コンテンツ配信装置200に直接購入要求をおこなうか、または、他の装置(たとえば、コンテンツ管理装置300)を介して、コンテンツ配信装置200に購入要求をおこなう。そして、コンテンツ配信装置200からコンテンツ管理装置300を介して、コンテンツ再生装置100に複製したコンテンツを送信する。
これによって、利用者がコンテンツを購入したいと思ったときに、コンテンツ再生装置100により、いつでもコンテンツの購入要求をおこなうことができる。また、コンテンツ配信装置200は、コンテンツ再生装置100の購入要求に基づいて、購入対象コンテンツを全てコンテンツ管理装置300へ配信することができるので、コンテンツ管理装置300とのコンテンツの購入に関する契約のみに基づいて、コンテンツを配信することができる。
また、コンテンツ管理装置300は、購入対象コンテンツを記録および複製してコンテンツ再生装置100へ複製したコンテンツを送信するようにしたので、コンテンツを一元管理することができる。また、記録部302にコンテンツを記録しているので、ネットワークに接続することなく、複製したコンテンツを簡単にコンテンツ再生装置100へ送信することができる。
以下に、本発明の実施例について説明する。本実施例では、たとえば、サブスクリプションサービスを提供するサブスクリプションサービスサーバによって、本発明のコンテンツ配信装置を実施し、常時接続可能なPCによって、本発明のコンテンツ管理装置を実施し、車両(四輪車、二輪車を含む)などの移動体に搭載されるナビゲーション装置、または、利用者が携帯して送受信可能な再生端末によって、本発明のコンテンツ再生装置を実施した場合の一例について説明する。
(システムの概要)
まず、図7を用いて、本実施例にかかるサブスクリプションサービスのシステムの概要について説明する。図7は、本実施例にかかるサブスクリプションサービスのシステムの概要を示す説明図である。
図7において、コンテンツ更新システム700は、サブスクリプションサービスサーバ701と、PC702と、ナビゲーション装置703と、再生端末704と、から構成されている。サブスクリプションサービスサーバ701と、PC702と、ナビゲーション装置703と、再生端末704とは、それぞれインターネット710を介して接続されている。PC702と、ナビゲーション装置703と、再生端末704とは、それぞれ同一の利用者750が所有していることとする。
なお、図7の説明では、PC702と、ナビゲーション装置703と、再生端末704とは、同一の利用者750が所有することとしたが、それぞれ異なっていてもよく、その場合、それぞれが友人や家族など利用者750によって把握可能な所有としてもよい。また、PC702と、ナビゲーション装置703および再生端末704との接続については、有線接続、無線接続のいずれであってもよい。
サブスクリプションサービスサーバ701は、サブスクリプションサービスに関する契約に基づいて、サブスクリプションサービス契約者端末にコンテンツを配信するコンピュータ装置である。サブスクリプションサービスサーバ701は、サブスクリプションサービス契約者端末に対して、契約に応じたコンテンツをダウンロードさせるダウンロード型のサブスクリプションサービスをおこなう。
また、配信された楽曲などのコンテンツには、複製を許可する情報や、複製数を制限する情報が付与されていてもよい。また、たとえば、サブスクリプションサービス契約者端末が、予め期限付きコンテンツを有する場合は、この期限付きコンテンツの期限を無期限とした購入権利を発行してもよい。なお、以下の説明において、特に明記しない限り、購入するコンテンツには、購入権利も含めるものとして説明する。
また、サブスクリプションサービスサーバ701は、コンテンツデータを保管管理するコンテンツサーバや、利用者750の端末認証およびコンテンツの有効期間を設定管理する認証サーバや、利用者750との間における契約情報と課金情報とを管理する課金サーバなどからなるサーバ群から構成されていてもよい。サーバ群は、たとえば、三つでなくてもよく、コンテンツサーバ、認証サーバ、課金サーバのうちいずれか一つ以上の機能を有するサーバからなり、全ての機能を実現できる構成であればよい。
また、本実施例において、サブスクリプションサービスサーバ701は、予め、コンテンツの配信先の装置を親機として登録する。また、サブスクリプションサービスサーバ701にコンテンツの購入要求をし且つサブスクリプションサービスサーバ701から配信されたコンテンツを親機を介して受信する装置を子機として登録する。なお、コンテンツの購入要求は、親機の端末からおこなうことができる。
親機は、たとえば、コンテンツを受信し、受信したコンテンツを記録し、記録したコンテンツの複製を子機に送信する。また、子機によるコンテンツの購入要求や、子機に送信したコンテンツについて、管理する。親機としては、PC702や、ナビゲーション装置703などのうちから、利用者750が一つを登録すればよく、本実施例においては、PC702を親機として登録している。
子機は、親機以外の装置として登録されるものであり、親機が受信したコンテンツの複製を受信できればよく、本実施例においては、ナビゲーション装置703および再生端末704を子機として登録している。なお、子機の登録数は、一つでも複数でもよく、具体的には、たとえば、契約に応じてコンテンツに制限される複製数と、同等の数に制限されていてもよい。
親機の登録に際しては、利用者750が親機として登録したい装置(PC702)から、直接サブスクリプションサービスサーバ701に登録情報を送信することにより、受信したサブスクリプションサービスサーバ701がPC702を親機として登録する。また、登録方法については、このような方法以外にも、子機としてのナビゲーション装置703または再生端末704のうち、いずれかの装置から、サブスクリプションサービスサーバ701に対して、PC702を親機とする登録情報を送信し、受信したサブスクリプションサービスサーバ701が、PC702に対してコンテンツの配信が可能であるかを確認し、親機に登録する旨の情報を送信することによって、おこなうようにしてもよい。
また、親機の登録に際しては、サブスクリプションサービスサーバ701は、契約されている装置の中から親機として適している順番を予め設定してもよい。この場合、サブスクリプションサービスサーバ701は、契約されている装置との通信環境の良否を判別する機能を備える。具体的には、たとえば、親機として適している順番を、安定した通信環境を確保できる可能性が高い順に、PC702、ナビゲーション装置703、再生端末704の順番として登録する。なお、親機として登録するためには、サブスクリプションサービスサーバ701との契約が、親機となる装置と予め締結されていることを前提とする。
サブスクリプションサービスサーバ701は、コンテンツの購入要求を受信したときに、予め設定された親機として適している順番(PC702、ナビゲーション装置703、再生端末704の順)、および、各装置との通信環境の良否に基づいて、親機を登録する。なお、通信環境の良否の判別は、たとえば、ネットワーク上で起動している装置であれば、良好なものとして判別する。また、たとえば、無線接続の場合は、送受信状態が安定していれば、良好なものとして判別する。
ナビゲーション装置703は、車両など移動体に搭載されており、車両の経路誘導などをおこなう他に、記録媒体に記録されたコンテンツや、通信機能によって取得されたコンテンツの再生をおこなう。再生端末704は、たとえば、携帯電話などの持ち運び可能な端末であり、記録媒体に記録されたコンテンツや、通信機能によって取得されたコンテンツの再生をおこなう。
本実施例では、利用者750がナビゲーション装置703などの子機を用いて、楽曲などのコンテンツを聴取していたときに、購入したい曲がある場合に、サブスクリプションサービスサーバ701に購入要求をおこなうことができる。具体的には、たとえば、子機は、利用者750からのボタン操作による操作入力により、利用者750が購入したいと考えているコンテンツを特定する特定情報を取得し、サブスクリプションサービスサーバ701に対して、購入要求をおこなう。
また、この他にも、取得した特定情報の一覧を参照し、購入するコンテンツを決定し、それに基づいて、購入要求をおこなうようにしてもよい。また、特定情報の取得は、サブスクリプションサービスサーバ701から取得してもよいし、別のWebやデータベースなどから取得してもよい。また、子機側でコンテンツの一部を切り出した情報を特定情報としてもよいし、コンテンツを解析して、その特徴(たとえば、和声進行やテンポなど)から取得した情報を特定情報としてもよい。
また、特定情報は、ダウンロード型サブスクリプションシステムに限らず、たとえば、ラジオなどのメディアから生成してもよい。また、特定情報の取得は、購入指示によって自動的におこなってもよく、具体的には、たとえば、購入したい楽曲などのコンテンツが再生中の場合、その曲をサブスクリプションサービスサーバ701が認識できるのであれば、特定情報の取得動作を省略してもよい。また、特定情報を受け付けるのではなく、サブスクリプションサービスサーバ701が指定する購入のフォーマットに準拠し特定情報から必要な情報を抜き出して購入要求に含めてもよい。
また、本実施例においては、子機としてのナビゲーション装置703は、ナビゲーション装置703自体に、直接コンテンツを購入する機能が備わっている。そのため、コンテンツを購入する際には、親機としてのPC702を購入機器として購入する場合と、ナビゲーション装置703を購入機器として購入する場合とを、利用者750が区別して選択できるように、入力を受け付けられるようにしてもよい。より具体的には、親機の管理に基づいて、親機からの複製を受信する場合と、ナビゲーション装置703自身がサブスクリプションサービスサーバ701から直接受信する場合とを、利用者750が選択できるようにしてもよい。なお、購入機器の選択に際しては、PC702やナビゲーション装置703以外にも、再生端末704を購入機器として選択できるようにしてもよい。
また、利用者750からの購入機器の選択がない場合に、常に親機を購入機器として設定してもよいし、指定した購入機器の契約が解除されている場合などに、自動的に親機を購入機器としてもよい。なお、このような購入機器を選択することができる機能を備えない子機から、コンテンツの購入要求をおこなう場合は、常に親機を購入機器としてもよい。
ここで、本実施例において、コンテンツの購入要求をおこなった場合の概要について説明する。まず、利用者750からの入力に基づいて、子機としてのナビゲーション装置703や再生端末704から、サブスクリプションサービスサーバ701に対して、コンテンツの購入要求をおこなう(図5中、Aのライン)。さらに、サブスクリプションサービスサーバ701は、購入要求を受信すると、認証サーバの機能によって、有効な契約がされた利用者750であるか否か認証をおこなう。また、課金サーバの機能によって、管理された利用者750の契約情報に応じて、コンテンツサーバの機能によって保管管理されたコンテンツ群から配信するコンテンツを設定する。具体的には、たとえば、配信するコンテンツは、子機から要求されたコンテンツについて、契約情報や課金情報に応じて、コンテンツを親機としてのPC702に配信する(図5中、Bのライン)。
PC702は、受信したコンテンツを記録し、このコンテンツの複製を生成し、購入要求をおこなったナビゲーション装置703または再生端末704に送信する(図5中、Cのライン)。なお、サブスクリプションサービスサーバ701、PC702、ナビゲーション装置703および再生端末704は、インターネット710を介して接続されているが、ナビゲーション装置703および再生端末704は、場所によっては通信環境が不安定になるおそれがある。一方、PC702は、常時接続されているものとし、通信環境は常時安定している。したがって、子機からは細い通信路でも送信可能な購入要求のみをおこなうことができ、サブスクリプションサービスサーバ701は通信環境の安定した親機にダウンロードしたあとに、子機は親機からその複製を受信することができる。
なお、親機は、受信したコンテンツを記録しているので、たとえば、子機と接続時に通信環境が悪く、途中で送信が切れるようなことがあっても、ネットワークに接続する必要がなく、再度、子機と接続することにより、簡単に複製を送信することができる。また、コンテンツを子機へ送信する際には、ネットワークに接続してもよいし、ネットワークに接続しなくても、たとえば、メモリカードなどの記録媒体を用いてもよい。
(サブスクリプションサービスサーバ701のハードウェア構成)
ここで、図8を用いて、本実施例にかかるサブスクリプションサービスサーバ701のハードウェア構成について説明する。図8は、本実施例にかかるサブスクリプションサービスサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図8において、サブスクリプションサービスサーバ701は、CPU801と、ROM802と、RAM803と、磁気ディスクドライブ804と、磁気ディスク805と、光ディスクドライブ806と、光ディスク807と、音声I/F(インターフェース)808と、マイク809と、スピーカ810と、入力デバイス811と、映像I/F812と、ディスプレイ813と、通信I/F814と、を備えている。また、各構成部801〜814はバス820によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU801は、サブスクリプションサービスサーバ701の全体の制御を司る。ROM802は、ブートプログラム、通信プログラム、データ管理プログラム、有効期間設定プログラムなどの各種プログラムを記録している。また、RAM803は、CPU801のワークエリアとして使用される。
磁気ディスクドライブ804は、CPU801の制御にしたがって磁気ディスク805に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク805は、磁気ディスクドライブ804の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク805としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
光ディスクドライブ806は、CPU801の制御にしたがって光ディスク807に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク807は、光ディスクドライブ806の制御にしたがってデータの読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク807は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、この着脱可能な記録媒体として、光ディスク807の他、MO、メモリカードなどであってもよい。
音声I/F808は、音声入力用のマイク809および音声出力用のスピーカ810に接続される。マイク809に受音された音声は、音声I/F808内でA/D変換される。スピーカ810からは、音声が出力される。
入力デバイス811は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。
映像I/F812は、ディスプレイ813と接続される。映像I/F812は、具体的には、たとえば、ディスプレイ813全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ813を表示制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ813には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。このディスプレイ813は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
通信I/F814は、無線を介してネットワークに接続され、サブスクリプションサービスサーバ701とCPU801とのインターフェースとして機能する。通信I/F814は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU801とのインターフェースとしても機能する。
通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信I/F814は、たとえば、FMチューナーなどによって構成される。
なお、詳細は図12を用いて説明するが、サブスクリプションサービスサーバ701は、図9および図10に示すPC702およびナビゲーション装置703と通信をおこなってコンテンツを提供する構成である。
図2に示したコンテンツ配信装置200が備える受信部201、特定部202、配信部203は、図8に示したサブスクリプションサービスサーバ701におけるROM802、RAM803、磁気ディスク805、光ディスク807などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU801が所定のプログラムを実行し、サブスクリプションサービスサーバ701における各部を制御することによってその機能を実現する。
すなわち、本実施例のサブスクリプションサービスサーバ701は、サブスクリプションサービスサーバ701おける記録媒体としてのROM802に記録されているコンテンツ配信プログラムを実行することにより、図2に示したコンテンツ配信装置200が備える機能を、図5に示したコンテンツ配信処理手順で実行することができる。
(PC702のハードウェア構成)
つづいて、図9を用いて、本実施例にかかるPC702のハードウェア構成について説明する。図9は、本実施例にかかるPCのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図9において、PC702は、CPU901と、ROM902と、RAM903と、磁気ディスクドライブ904と、磁気ディスク905と、光ディスクドライブ906と、光ディスク907と、音声I/F(インターフェース)908と、マイク909と、スピーカ910と、入力デバイス911と、映像I/F912と、ディスプレイ913と、通信I/F914と、を備えている。また、各構成部901〜914はバス920によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU901は、PC702の全体の制御を司る。ROM902は、ブートプログラム、通信プログラム、コンテンツ管理プログラムなどの各種プログラムを記録している。また、RAM903は、CPU901のワークエリアとして使用される。
詳細は図13を用いて説明するが、通信プログラム、コンテンツ管理プログラムは、サブスクリプションサービスサーバ701やナビゲーション装置703などと通信をさせて、コンテンツ(たとえば、図7に示したコンテンツ)の購入および記録・管理をさせる。また、購入したコンテンツの複製を生成してナビゲーション装置703や再生端末704へ転送させる。
磁気ディスクドライブ904は、CPU901の制御にしたがって磁気ディスク905に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク905は、磁気ディスクドライブ904の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク905としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
光ディスクドライブ906は、CPU901の制御にしたがって光ディスク907に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク907は、光ディスクドライブ906の制御にしたがってデータの読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク907は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、この着脱可能な記録媒体として、光ディスク907の他、MO、メモリカードなどであってもよい。
音声I/F908は、音声入力用のマイク909および音声出力用のスピーカ910に接続される。マイク909に受音された音声は、音声I/F908内でA/D変換される。スピーカ910からは、音声が出力される。
入力デバイス911は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。
映像I/F912は、ディスプレイ913と接続される。映像I/F912は、具体的には、たとえば、ディスプレイ913全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ913を表示制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ913には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。このディスプレイ913は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
通信I/F914は、無線を介してネットワークに接続され、PC702とCPU901とのインターフェースとして機能する。通信I/F914は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU901とのインターフェースとしても機能する。
通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信I/F914は、たとえば、FMチューナーなどによって構成される。
図3に示したコンテンツ管理装置300が備える受信部301、記録部302、複製部303、選定部304、送信部305は、図9に示したPC702におけるROM902、RAM903、磁気ディスク905、光ディスク907などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU901が所定のプログラムを実行し、PC702における各部を制御することによってその機能を実現する。
すなわち、本実施例のPC702は、PC702における記録媒体としてのROM902に記録されているコンテンツ管理プログラムを実行することにより、図3に示したコンテンツ管理装置300が備える機能を、図6に示したコンテンツ管理処理手順で実行することができる。
(ナビゲーション装置703のハードウェア構成)
つづいて、図10を用いて、本実施例にかかるナビゲーション装置703のハードウェア構成について説明する。図10は、本実施例にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。なお、本発明における子機としての機能については、再生端末704も同等の機能を有するため、ここでは、詳細な説明を省略する。
図10において、ナビゲーション装置703は、車両などの移動体に搭載されており、CPU1001と、ROM1002と、RAM1003と、磁気ディスクドライブ1004と、磁気ディスク1005と、光ディスクドライブ1006と、光ディスク1007と、音声I/F(インターフェース)1008と、マイク1009と、スピーカ1010と、入力デバイス1011と、映像I/F1012と、ディスプレイ1013と、通信I/F1014と、GPSユニット1015と、各種センサ1016と、カメラ1017と、を備えている。また、各構成部1001〜1017はバス1020によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU1001は、ナビゲーション装置703の全体の制御を司る。ROM1002は、ブートプログラム、経路探索プログラム、経路誘導プログラム、通信プログラム、コンテンツ購入プログラム、有効期間設定プログラムなどの各種プログラムを記録している。また、RAM1003は、CPU1001のワークエリアとして使用される。
詳細は図11を用いて説明するが、コンテンツ購入プログラム、通信プログラムは、サブスクリプションサービスサーバ701から提供されるコンテンツを再生させる。
経路探索プログラムは、後述する磁気ディスク1005や光ディスク1007に記録されている地図情報などを利用して、出発地点から目的地点までの最適な経路を探索させる。ここで、最適な経路とは、目的地点までの最短(あるいは最速)経路や利用者750が指定した条件に最も合致する経路などである。
経路誘導プログラムは、経路探索プログラムを実行することによって探索された誘導経路情報、現在地点算出プログラムを実行することによって算出された車両の現在地点情報、後述する磁気ディスク1005や光ディスク1007から読み出された地図情報に基づいて、リアルタイムな経路誘導情報の生成をおこなわせる。経路誘導プログラムを実行することによって生成された経路誘導情報は、CPU1001を介して音声I/F1008や映像I/F1012へ出力される。
磁気ディスクドライブ1004は、CPU1001の制御にしたがって磁気ディスク1005に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク1005は、磁気ディスクドライブ1004の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク1005としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
光ディスクドライブ1006は、CPU1001の制御にしたがって光ディスク1007に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク1007は、光ディスクドライブ1006の制御にしたがってデータの読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク1007は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、この着脱可能な記録媒体として、光ディスク1007の他、MO、メモリカードなどであってもよい。
音声I/F1008は、音声入力用のマイク1009および音声出力用のスピーカ1010に接続される。マイク1009に受音された音声は、音声I/F1008内でA/D変換される。スピーカ1010からは、音声が出力される。
入力デバイス1011は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。
映像I/F1012は、ディスプレイ1013と接続される。映像I/F1012は、具体的には、たとえば、ディスプレイ1013全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ1013を表示制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ1013には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。このディスプレイ1013は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
通信I/F1014は、無線を介してネットワークに接続され、ナビゲーション装置703とCPU1001とのインターフェースとして機能する。通信I/F1014は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU1001とのインターフェースとしても機能する。
通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信I/F1014は、たとえば、FMチューナー、VICS(Vehicle Information and Communication System)/ビーコンレシーバ、無線ナビゲーション装置、およびその他のナビゲーション装置によって構成され、VICSセンターから配信される渋滞や交通規制などの道路交通情報を取得する。なお、VICSは登録商標である。また、通信I/F1014は、たとえば、図示しないサーバなどからスケジュール情報やプロフィール情報を取得する構成でもよい。
GPSユニット1015は、GPS衛星からの電波を受信し、車両の現在地点を示す情報を出力する。GPSユニット1015の出力情報は、後述する各種センサ1016の出力値とともに、CPU1001による車両の現在地点の算出に際して利用される。現在地点を示す情報は、たとえば緯度・経度、高度などの、地図情報上の1点を特定する情報である。
各種センサ1016は、車速センサや加速度センサ、角速度センサなどを含み、車両の位置や挙動を判断することが可能な情報を出力する。各種センサ1016の出力値は、CPU1001による車両の現在地点の算出や、速度や方位の変化量の測定などに用いられる。
カメラ1017は、車両内部あるいは外部の映像を撮影する。映像は静止画あるいは動画のどちらでもよい。また、カメラ1017によって撮影された映像を映像I/F1012を介して磁気ディスク1005や光ディスク1007などの記録媒体に出力する。
図1に示したコンテンツ再生装置100が備える取得部101、要求部102、受付部103は、図10に示したナビゲーション装置703におけるROM1002、RAM1003、磁気ディスク1005、光ディスク1007などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU1001が所定のプログラムを実行し、ナビゲーション装置703における各部を制御することによってその機能を実現する。
すなわち、本実施例のナビゲーション装置703は、ナビゲーション装置703における記録媒体としてのROM1002に記録されているコンテンツ購入プログラムを実行することにより、図1に示したコンテンツ再生装置100が備える機能を、図4に示したコンテンツ購入処理手順で実行することができる。
(ナビゲーション装置の処理の一例)
つぎに、図11を用いて、本実施例にかかるナビゲーション装置703から、サブスクリプションサービスサーバ701にコンテンツのダウンロードを要求する処理の一例について説明する。図11は、本実施例にかかるナビゲーション装置の購入処理の一例を示すフローチャートである。図11のフローチャートにおいて、まず、ナビゲーション装置703は、特定情報を取得するまで待機し(ステップS1101:Noのループ)、ナビゲーション装置703が特定情報を取得した場合(ステップS1101:Yes)、利用者750からコンテンツの購入指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS1102)。
なお、特定情報の取得は、具体的には、たとえば、利用者750が、入力デバイス1011としての操作ボタンなどから操作入力し、購入したいと考えているコンテンツを特定することによって、おこなわれる。また、購入指示の受け付けは、具体的には、たとえば、特定したコンテンツについて、利用者750が入力デバイス1011としての操作ボタンなどからの操作入力により購入を要求することによって、おこなわれる。
ステップS1102において、コンテンツの購入指示を受け付けた場合は(ステップS1102:Yes)、購入機器の指定があるか否かを判断する(ステップS1103)。ステップS1103において、購入機器の指定がない場合、たとえば、親機の管理の下で購入する場合(ステップS1103:No)は、通信I/F1014によって、購入機器を親機としてサブスクリプションサービスサーバ701へ購入情報を送信する(ステップS1104)。なお、この購入情報には、コンテンツの特定情報、購入機器を指定する指定機器情報および子機を識別するIDなどの識別情報が含まれている。
このあと、子機の通信環境が良好か否かを判断する(ステップS1105)。この通信環境が良好か否かの判断については、たとえば、無線接続の場合はダウンロード可能な通信環境であるか否かを判断し、有線接続の場合は親機と直接接続されているか否か、などにより判断する。子機の通信環境が良好になるまでは待機し(ステップS1105:Noのループ)、子機の通信環境が良好な場合(ステップS1105:Yes)、親機からコンテンツを受け付け(ステップS1106)、一連の処理を終了する。
一方、ステップS1103において、購入機器の指定がある場合(ステップS1103:Yes)、指定された機器を購入機器として購入情報をサブスクリプションサービスサーバ701へ送信し(ステップS1107)、ステップS1105に進み、ステップS1105以降の処理をおこなう。具体的には、たとえば、指定機器をナビゲーション装置703自身としてもよい。なお、ステップS1102において、コンテンツの購入指示の受け付けがない場合(ステップS1102:No)、ステップS1105以降の処理をおこなう。
なお、本実施例において、子機から送信されるサブスクリプションサービスサーバ701への購入情報には、親機に対して、子機への複製の送信が必要か否かの情報や、子機に送信するのは購入権利のみでよいという情報を含めてもよい。また、同時に複製する複製生成数や、複製の送信先の情報が含まれていてもよいし、これらの情報を予めサブスクリプションサービスサーバ701や親機に設定してもよい。
上述したように、本実施例のナビゲーション装置703によれば、取得部101によって、購入対象コンテンツの情報を取得し、要求部102によって購入対象コンテンツの購入要求をおこない、ナビゲーション装置703を管理するコンテンツ管理装置300から購入対象コンテンツを受け付ける。したがって、ナビゲーション装置703と要求先の装置との通信路が細い場合であっても、購入要求をおこなうことができる。これによって、利用者750は、通信環境によらず、コンテンツを購入したいと思ったときに、いつでもコンテンツの購入要求をおこなうことができる。
また、本実施例のナビゲーション装置703によれば、コンテンツ管理装置300の管理に基づいて購入対象コンテンツを購入するか、または、コンテンツ管理装置300以外の装置を介して購入対象コンテンツを購入するかを選択することができる。したがって、たとえば、何らかの理由でコンテンツ管理装置300の管理の下で購入対象コンテンツを購入することができない場合であっても、選択した他の装置を購入機器として購入対象コンテンツの購入をおこなうことができる。これによって、利用者750は、コンテンツを購入したいと思ったときに、いつでもコンテンツの購入要求をおこなうことができる。
なお、本実施例のナビゲーション装置703によれば、ナビゲーション装置703自身を選択した購入機器として、購入対象コンテンツを購入することができる。これによって、利用者750は、何らかの理由でコンテンツ管理装置300の管理の下で購入することができない場合や、ナビゲーション装置703の通信環境が安定している場合に、コンテンツ再生装置100によって、購入対象コンテンツをダウンロードすることができる。
以上説明したように、本発明のコンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信プログラムおよび記録媒体によれば、ナビゲーション装置703において、サブスクリプションサービスサーバ701へ購入情報を送り、PC702からコンテンツを受け付ける。したがって、ナビゲーション装置703とサブスクリプションサービスサーバ701との通信路が細い場合であっても、購入要求をおこなうことができる。これによって、利用者750は、通信環境によらず、利用者750がコンテンツを購入したいと思ったときに、いつでもコンテンツの購入要求をおこなうことができる。なお、再生端末704についても、同様である。
また、本実施例のナビゲーション装置703によれば、PC702の管理に基づいてコンテンツを購入するか、または、PC702以外の装置を介してコンテンツを購入するかを選択することができる。したがって、たとえば、何らかの理由でPC702の管理の下でコンテンツを購入することができない場合であっても、選択した他の装置を購入機器としてコンテンツの購入をおこなうことができる。これによって、利用者750は、コンテンツを購入したいと思ったときに、いつでもコンテンツの購入要求をおこなうことができる。
また、本実施例のナビゲーション装置703によれば、ナビゲーション装置703自身を選択した購入機器として、購入対象コンテンツを購入することができる。これによって、利用者750は、何らかの理由でPC702の管理の下で購入することができない場合や、ナビゲーション装置703の通信環境が安定している場合に、ナビゲーション装置703自身で、購入対象コンテンツをダウンロードすることができる。
(サブスクリプションサービスサーバの処理の一例)
つぎに、図12を用いて、本実施例にかかるサブスクリプションサービスサーバ701の処理の一例について説明する。図12は、本実施例にかかるサブスクリプションサービスサーバの配信処理の一例を示すフローチャートである。図12において、まず、サブスクリプションサービスサーバ701は、通信I/F814を介して、子機から購入情報を受信したと判断するまで待機し(ステップS1201:Noのループ)、購入情報を受信したと判断した場合(ステップS1201:Yes)、親機を購入機器とした購入情報か否かを判断する(ステップS1202)。ステップS1202において、親機を購入機器とした購入情報であると判断した場合(ステップS1202:Yes)、たとえば、課金サーバの機能により、利用者750の課金情報を取得する(ステップS1203)。
そして、取得した課金情報に基づいて、決済が可能か否かを判断する(ステップS1204)。なお、決済が可能か否かの判断については、具体的には、たとえば、利用者750との契約情報や課金情報などから、利用者750が支払いをおこなうことができるか否かを判断することによりおこなわれる。ステップS1204において、決済が可能と判断した場合(ステップS1204:Yes)、親機へコンテンツを送信する(ステップS1205)。このあと、親機からの支払いを確認するなどの決済処理をおこない(ステップS1206)、一連の処理を終了する。
一方、ステップS1202において、親機を購入機器とした購入情報ではない場合(ステップS1202:No)、つまり、指定された機器(たとえば、ナビゲーション装置703)を購入機器とした購入情報である場合は、指定された機器を購入機器としたコンテンツを送信することによって(ステップS1207)、一連の処理を終了する。また、ステップS1204において、たとえば、利用者750の指定の口座に所定の料金がなく、決済が不可能と判断した場合は(ステップS1204:No)、親機に対して、購入が不可能な旨を報知し(ステップS1208)、一連の処理を終了する。
なお、上述したサブスクリプションサービスサーバの処理の一例において、期限付きコンテンツの有効期限を無期限にする権利(購入権利)を購入する場合は、ステップS1204のあと、親機へのダウンロード履歴を取得し、コンテンツが親機内に存在するか否かを判断する。親機内に期限付きコンテンツが存在するのであれば、コンテンツを特定し、コンテンツの購入権利を親機に送信すればよい。また、親機内に期限付きコンテンツが存在するか否か判断する際には、購入したコンテンツや権利購入履歴を参照し、重複することがないかを確認し、重複する場合には、購入要求をおこなった子機と親機に対して、その旨を購入前に報知するようにしてもよい。また、期限付きコンテンツの有無の確認は、直接親機に問い合わせるようにしてもよい。
上述したように、本実例のサブスクリプションサービスサーバ701によれば、サブスクリプションサービスサーバ701と通信可能な装置から購入対象コンテンツの購入要求を受信し、コンテンツ管理装置300へ購入対象コンテンツを配信する。これによって、通信可能な装置からの購入要求に基づいて、購入対象コンテンツを全て、コンテンツ管理装置300へ配信することができるので、コンテンツ管理装置300とのコンテンツの購入に関する契約のみに基づいて、コンテンツを配信することができる。
また、本実例のサブスクリプションサービスサーバ701によれば、サブスクリプションサービスサーバ701と通信可能な複数の装置の中から、コンテンツ管理装置300として適している順に順番を予め設定し、これら複数の装置との通信環境を判別し、コンテンツ管理装置300として適している順番と判別した通信環境とに基づいて、コンテンツ管理装置300を選出することができる。これによって、最も通信環境のよいコンテンツ管理装置300を適宜選出することができるので、サブスクリプションサービスサーバ701は、選出されたコンテンツ管理装置300に対して、安定して購入対象コンテンツを配信することができる。
以上説明したように、本発明のコンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信プログラムおよび記録媒体によれば、本実施例のサブスクリプションサービスサーバ701において、子機としてのナビゲーション装置703からコンテンツの購入要求を受信し、親機としてのPC702へコンテンツを配信する。これによって、子機からの購入要求に基づいて、購入対象コンテンツを全て、親機に配信することができるので、親機とのコンテンツの購入に関する契約のみに基づいて、購入対象コンテンツを配信することができる。
また、本実施例のサブスクリプションサービスサーバ701によれば、複数の子機の中から、親機として適している順に順番を予め設定し、これら子機との通信環境を判別し、親機として適している順番と判別した通信環境とに基づいて、親機を選出することができる。これによって、最も通信環境のよい親機を適宜選出することができるので、サブスクリプションサービスサーバ701は、選出された親機に対して、安定して購入対象コンテンツを配信することができる。
(PCの処理の一例)
つぎに、図13を用いて、本実施例にかかるPC702の処理の一例について説明する。図13は、本実施例にかかるPC702の管理処理の一例を示すフローチャートである。図13において、まず、PC702は、通信I/F914を介して、サブスクリプションサービスサーバ701からコンテンツを受信したと判断するまで待機し(ステップS1301:Noのループ)、コンテンツを受信したと判断した場合(ステップS1301:Yes)、磁気ディスクドライブ904や光ディスクドライブ906などのドライブによって、磁気ディスク905や光ディスク907などの記録媒体に、受信したコンテンツを記録する(ステップS1302)。
そして、コンテンツに付与される課金情報に基づき、決済を確認する(ステップS1303)。具体的には、たとえば、コンテンツの対価の支払いを終えたことを確認する。そして、CPU901によって、磁気ディスクドライブ904や光ディスクドライブ906を制御して、ステップS1302において記録されたコンテンツの複製を生成する(ステップS1304)。そして、通信I/F914を介して、複製したコンテンツを子機へ自動的に送信して(ステップS1305)、一連の処理を終了する。
上述したように、本実例のPC702によれば、コンテンツ配信装置200から配信される購入対象コンテンツを複製して、自身が管理する管理対象装置へ送信することができる。したがって、PC702は、管理対象装置によって購入要求された購入対象コンテンツについて、一元管理することができる。これによって、利用者750は、PC702にアクセスするだけで、管理対象装置について、いつ何をダウンロードしたかということを簡単に把握することができる。
また、本実例のPC702によれば、コンテンツ配信装置200から配信される購入対象コンテンツを記録部302に記録している。これによって、管理対象装置への送信時に、たとえば、ネットワークに接続することなく、簡単に購入対象コンテンツの複製を管理対象装置に送信することができる。
以上説明したように、本発明のコンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信プログラムおよび記録媒体によれば、本実施例のPC702において、サブスクリプションサービスサーバ701から配信される購入対象コンテンツを複製して、PC702が管理する子機へ送信することができる。したがって、PC720は、子機によって購入要求された購入対象コンテンツについて、一元管理することができる。これによって、利用者750は、親機にアクセスするだけで、子機について、いつ何をダウンロードしたかということを簡単に把握することができる。
また、親機は、サブスクリプションサービスサーバ701から配信される購入対象コンテンツを記録している。これによって、子機への送信時に、たとえば、ネットワークに接続することなく、簡単に購入対象コンテンツの複製を子機に送信することができる。
また、本実施例では、サブスプリクションサービスサーバ701に親機を登録し、子機からサブスクリプションサービスサーバ701にコンテンツの購入要求をおこなうことにより、その登録されている親機に要求されたコンテンツ等を配信するようにしたが、この他にも、子機からの購入要求を、親機を介してサブスクリプションサービスサーバ701に購入要求をおこなうようにしてもよい。具体的には、たとえば、利用者750の保有する、相互に通信可能なネットワークで結ばれた複数の機器間にて任意の機器を親機として登録し、登録されていない他の機器を子機として共有するようにする。そして、子機で楽曲などのコンテンツを聴取しているときに、購入したい曲がある場合に、子機側で操作ボタン等の操作によりコンテンツ購入指示をおこなうと、その登録されている親機に対し、コンテンツに関する情報とともにコンテンツ購入指示を送信する。
そして、コンテンツ購入指示を受けた親機は、購入要求をサブスクリプションサービスサーバ701に送信したのちに、サブスクリプションサービスサーバ701からコンテンツを取得する。そして、取得したコンテンツの複製を生成し、複製したコンテンツを購入指示のあった子機に自動的に送信する。このような購入形式であっても、本実施例と同様の効果を奏する。なお、複数の機器間での親機、子機の設定登録は、親機とする機器自身でおこない、他の機器をネットワークを通じて子機と設定登録するようにしてもよく、また、親機としない機器からネットワークを通じて親機とする機器を指定して親機、子機を設定登録するようにしてもよい。また、機器自身が直接サブスプリクションサービスサーバに購入要求できる機能を備えている場合でも、親機からの購入要求を優先するようにし、たとえば、親機の設定登録がされているか否かを参照し、設定されていない場合などに機器自身の機能を用いて直接購入要求するようにしてもよい。
子機から親機に対するコンテンツ購入指示についても、上記したように操作ボタン等の操作により、まず、子機自身がネットワークを通じてコンテンツに関する情報を取得し、その取得したコンテンツに関する情報とともにコンテンツ購入指示を設定登録された親機に送信するようにしてもよい。このようにすれば、簡易な操作でコンテンツ購入に必要な情報を取得するとともに、親機に対しコンテンツ購入指示をおこなうことが可能となる。このような購入形式の場合は、サブスプリクションサービスサーバ710への親機の登録は不要であり、利用者750の保有する、または、たとえば、友人や知人の保有する複数の機器間で親機と子機をネットワークを通じて設定登録し、互いに情報を共有するような購入形式を構築することができる。
なお、本実施の形態で説明したコンテンツ配信方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
100 コンテンツ再生装置
101 取得部
102 要求部
103 受付部
200 コンテンツ配信装置
201 受信部
202 特定部
203 配信部
300 コンテンツ管理装置
301 受信部
302 記録部
303 複製部
304 選定部
305 送信部

Claims (18)

  1. 視聴または聴取可能なコンテンツを配信するコンテンツ配信装置から配信された当該コンテンツを再生するコンテンツ再生装置において、
    購入対象となるコンテンツ(以下「購入対象コンテンツ」という)に関する情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された購入対象コンテンツの購入要求をおこなう要求手段と、
    前記要求手段による購入要求に基づき、前記コンテンツ配信装置から配信された購入対象コンテンツを、自身を管理するコンテンツ管理装置から受け付ける受付手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツ再生装置。
  2. 前記コンテンツ管理装置の管理に基づいて前記購入対象コンテンツを購入するか、または、前記コンテンツ管理装置以外の装置を介して前記購入対象コンテンツを購入するかを選択する選択手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再生装置。
  3. 前記要求手段は、前記コンテンツ配信装置または前記コンテンツ管理装置に対して、購入要求をおこなうことを特徴とする請求項1または2に記載のコンテンツ再生装置。
  4. 視聴または聴取可能なコンテンツを配信するコンテンツ配信装置において、
    前記コンテンツ配信装置と通信可能な装置から、購入対象となるコンテンツ(以下「購入対象コンテンツ」という)の購入要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された購入要求に関する情報に基づいて、前記購入対象コンテンツを特定する特定手段と、
    前記通信可能な装置を管理するコンテンツ管理装置へ、前記特定手段によって特定された前記購入対象コンテンツを配信する配信手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツ配信装置。
  5. 複数の前記通信可能な装置の中から、前記コンテンツ管理装置として適している順に、順番を予め設定する設定手段と、
    複数の前記通信可能な装置との通信環境の良否を判別する判別手段と、
    前記設定手段が設定した順番および前記判別手段が判別した通信環境に基づいて、複数の前記通信可能な装置の中から前記コンテンツ管理装置を選出する選出手段と、
    を備えることを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ配信装置。
  6. 視聴または聴取可能なコンテンツを配信するコンテンツ配信装置から当該コンテンツを取得するコンテンツ管理装置において、
    自身が管理する管理対象装置による購入対象となるコンテンツ(以下「購入対象コンテンツ」という)の購入要求に基づいて、前記コンテンツ配信装置から配信された前記購入対象コンテンツ、および前記購入対象コンテンツに付与される前記管理対象装置の情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された購入対象コンテンツを記録媒体に記録する記録手段と、
    前記記録手段によって記録された前記購入対象コンテンツの複製を生成する複製手段と、
    前記受信手段によって受信された前記管理対象装置の情報に基づいて、前記管理対象装置を選定する選定手段と、
    前記選定手段によって選定された前記管理対象装置へ、前記複製手段によって生成されたコンテンツの複製を送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツ管理装置。
  7. 視聴または聴取可能なコンテンツの購入要求を当該コンテンツを配信するコンテンツ配信装置に対しておこなうコンテンツ管理装置であって、
    自身が管理する管理対象装置からの購入対象となるコンテンツ(以下「購入対象コンテンツ」という)の購入指示とともに当該購入対象コンテンツを特定する特定情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された前記特定情報とともに前記コンテンツ配信装置に対し当該コンテンツの購入要求を送信する送信手段と、を備えたコンテンツ管理装置。
  8. 相互に通信可能なネットワークで結ばれた複数の機器間にて構成されるコンテンツ購入システムにおけるコンテンツ購入要求方法であって、
    前記複数の機器間にて、コンテンツの購入要求をおこなう親機と、当該親機に対しコンテンツの購入指示をおこなう子機と、を設定登録する設定登録工程と、
    前記子機により購入対象となるコンテンツを特定する特定情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された前記特定情報とともにコンテンツの購入指示を前記親機に送信する送信工程と、
    前記送信工程によって送信された前記購入指示ならびに特定情報に基づいて、前記親機により購入対象コンテンツの購入要求をおこなう購入要求工程と、
    を含むことを特徴とするコンテンツ購入要求方法。
  9. 視聴または聴取可能なコンテンツを配信するコンテンツ配信装置から当該コンテンツを購入するコンテンツ購入方法において、
    購入対象となるコンテンツ(以下「購入対象コンテンツ」という)に関する情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された購入対象コンテンツの購入要求をおこなう要求工程と、
    前記要求工程による購入要求に基づき、前記コンテンツ配信装置から配信された購入対象コンテンツを、自身を管理するコンテンツ管理装置から受け付ける受付工程と、
    を含むことを特徴とするコンテンツ購入方法。
  10. 視聴または聴取可能なコンテンツを配信するコンテンツ配信装置におけるコンテンツ配信方法において、
    前記コンテンツ配信装置と通信可能な装置から、購入対象となるコンテンツ(以下「購入対象コンテンツ」という)の購入要求を受信する受信工程と、
    前記受信工程によって受信された購入要求に関する情報に基づいて、前記購入対象コンテンツを特定する特定工程と、
    前記通信可能な装置を管理するコンテンツ管理装置へ、前記特定工程によって特定された前記購入対象コンテンツを配信する配信工程と、
    を含むことを特徴とするコンテンツ配信方法。
  11. 視聴または聴取可能なコンテンツを配信するコンテンツ配信装置から当該コンテンツを取得するコンテンツ管理方法において、
    自身が管理する管理対象装置による購入対象となるコンテンツ(以下「購入対象コンテンツ」という)の購入要求に基づいて、前記コンテンツ配信装置から配信された前記購入対象コンテンツ、および前記購入対象コンテンツに付与される前記管理対象装置の情報を受信する受信工程と、
    前記受信工程によって受信された購入対象コンテンツを記録媒体に記録する記録工程と、
    前記記録工程によって記録された前記購入対象コンテンツの複製を生成する複製工程と、
    前記受信工程によって受信された前記管理対象装置の情報に基づいて、前記管理対象装置を選定する選定工程と、
    前記選定工程によって選定された前記管理対象装置へ、前記複製工程によって生成されたコンテンツを送信する送信工程と、
    を含むことを特徴とするコンテンツ管理方法。
  12. コンテンツを取得する取得機器と、購入対象となるコンテンツ(以下、「購入対象コンテンツ」という)の購入要求をおこなう要求機器とで区別された複数の機器からなるコンテンツ購入システムにおけるコンテンツ購入配信方法であって、
    前記取得機器を示す識別情報を登録する登録工程と、
    前記要求機器からの前記購入対象コンテンツの購入要求を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程にて受け付けた購入要求から前記取得機器ならびに前記購入対象コンテンツを特定する特定工程と、
    前記特定工程により特定された購入対象コンテンツを取得機器に配信する配信工程と、
    を含むことを特徴とするコンテンツ購入配信方法。
  13. 請求項8に記載のコンテンツ購入要求方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンテンツ購入要求プログラム。
  14. 請求項9に記載のコンテンツ購入方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンテンツ購入プログラム。
  15. 請求項10に記載のコンテンツ配信方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンテンツ配信プログラム。
  16. 請求項11に記載のコンテンツ管理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンテンツ管理プログラム。
  17. 請求項12に記載のコンテンツ購入配信方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンテンツ購入配信プログラム。
  18. 請求項13〜17のいずれか一つに記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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