JPWO2005011294A1 - 視聴調査システム - Google Patents
視聴調査システム Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2005011294A1 JPWO2005011294A1 JP2005511983A JP2005511983A JPWO2005011294A1 JP WO2005011294 A1 JPWO2005011294 A1 JP WO2005011294A1 JP 2005511983 A JP2005511983 A JP 2005511983A JP 2005511983 A JP2005511983 A JP 2005511983A JP WO2005011294 A1 JPWO2005011294 A1 JP WO2005011294A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- video
- program
- viewing
- video feature
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N21/00—Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
- H04N21/60—Network structure or processes for video distribution between server and client or between remote clients; Control signalling between clients, server and network components; Transmission of management data between server and client, e.g. sending from server to client commands for recording incoming content stream; Communication details between server and client
- H04N21/65—Transmission of management data between client and server
- H04N21/658—Transmission by the client directed to the server
- H04N21/6582—Data stored in the client, e.g. viewing habits, hardware capabilities, credit card number
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H60/00—Arrangements for broadcast applications with a direct linking to broadcast information or broadcast space-time; Broadcast-related systems
- H04H60/56—Arrangements characterised by components specially adapted for monitoring, identification or recognition covered by groups H04H60/29-H04H60/54
- H04H60/59—Arrangements characterised by components specially adapted for monitoring, identification or recognition covered by groups H04H60/29-H04H60/54 of video
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N21/00—Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
- H04N21/40—Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
- H04N21/43—Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
- H04N21/433—Content storage operation, e.g. storage operation in response to a pause request, caching operations
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N21/00—Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
- H04N21/40—Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
- H04N21/43—Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
- H04N21/44—Processing of video elementary streams, e.g. splicing a video clip retrieved from local storage with an incoming video stream, rendering scenes according to MPEG-4 scene graphs
- H04N21/44008—Processing of video elementary streams, e.g. splicing a video clip retrieved from local storage with an incoming video stream, rendering scenes according to MPEG-4 scene graphs involving operations for analysing video streams, e.g. detecting features or characteristics in the video stream
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/16—Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems
- H04N7/173—Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems with two-way working, e.g. subscriber sending a programme selection signal
- H04N7/17309—Transmission or handling of upstream communications
- H04N7/17318—Direct or substantially direct transmission and handling of requests
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H60/00—Arrangements for broadcast applications with a direct linking to broadcast information or broadcast space-time; Broadcast-related systems
- H04H60/29—Arrangements for monitoring broadcast services or broadcast-related services
- H04H60/32—Arrangements for monitoring conditions of receiving stations, e.g. malfunction or breakdown of receiving stations
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H60/00—Arrangements for broadcast applications with a direct linking to broadcast information or broadcast space-time; Broadcast-related systems
- H04H60/35—Arrangements for identifying or recognising characteristics with a direct linkage to broadcast information or to broadcast space-time, e.g. for identifying broadcast stations or for identifying users
- H04H60/38—Arrangements for identifying or recognising characteristics with a direct linkage to broadcast information or to broadcast space-time, e.g. for identifying broadcast stations or for identifying users for identifying broadcast time or space
- H04H60/40—Arrangements for identifying or recognising characteristics with a direct linkage to broadcast information or to broadcast space-time, e.g. for identifying broadcast stations or for identifying users for identifying broadcast time or space for identifying broadcast time
Abstract
アナログ放送、ディジタル放送等の放送形態によらず、視聴調査を行うことができるようにし、また、視聴者に制限を課したり、放送局に負担をかけたりせずに、視聴調査を行えるようにする視聴調査システムである。映像特徴量生成手段12は、視聴者が映像を視聴する映像視聴端末50から映像信号を受信し、その映像信号から、映像の特徴を表す情報である映像特徴量を生成する。映像情報送信手段13は、映像特徴量生成手段12が生成した映像特徴量を視聴調査サーバ2に送信する。一方、映像特徴量生成手段21a〜21cも放送されている番組に基づいて映像特徴量を生成し、番組映像特徴量記憶部22に格納する。視聴番組特定手段23は、映像情報送信手段13から受信した映像特徴量と、番組映像特徴量記憶部22に格納された映像特徴量とを照合して、視聴されている番組を特定する。
Description
本発明は、放送番組等が視聴されているか否かを調査する視聴調査システムに関し、特に映像として放送等される番組が視聴されているか否かを調査する視聴調査システムに関する。
放送番組の視聴調査は、調査対象家庭のテレビジョン受像機に設置されたメディアセンサによって行われることが一般的である。メディアセンサとは、テレビジョン受像機からの漏れ電波を検出することによって、視聴者が閲覧しているチャンネルを特定する装置である。
また、視聴調査を行うための各種システムが種々提案されている。特開2002−135810号公報(特に、段落0014−0017および段落0030−0033、図2)に記載のシステムでは、テレビジョン受像機を操作する高機能携帯端末に番組選択の履歴を蓄積し、その履歴を高機能携帯端末から視聴率調査会社に、外部ネットワークを介して送信する。そして、視聴率調査会社によって視聴率調査(視聴調査)が行われる。特許文献1に記載のシステムでは、文字・画像表示装置を備えた携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)と、テレビジョン受像機を操作するリモートコントローラとを一体化したものとして、高機能携帯端末を実現している。特許文献1に記載のシステムでは、このような高機能携帯端末を利用しているので、テレビジョン放送の視聴者一人一人の番組視聴頻度、時間、嗜好傾向等を把握することができる。
特開2001−177853号公報(特に、第4頁−第6頁、図1−図3)に記載のシステムでは、視聴者が利用するテレビジョン受像機が、予め集計装置から、視聴番組を識別するための映像コード(番組識別コード)を受信しておく。そして、テレビジョン受像機は、番組の映像コードが付加された放送番組を受信し、その番組に付加された映像コードと、予め集計装置から受信した映像コードをとを照合し、映像コードが一致していれば、その番組の視聴履歴を作成する。そして、その視聴履歴を集計装置に送信する。集計装置は、視聴履歴を集計して集計データを作成し、これを管理する。
また、山田昭雄,「MPEG−7 Visual チュートリアル」、情報処理学会オーディオビジュアル複合情報処理シンポジウム2001、pp.45−54には、映像を識別できるようにした表現である「Color Layout」や、映像内の動きの激しさで映像を識別できるようにした表現である「Motion Activity」が紹介されている。
特開2000−68956号公報には、個人に割り当てられた周波数の搬送波を調査対象者の個人識別信号を付加した視聴取番組の楽音で変調して、視聴番組収集機に無線で送信する携帯型集音器を複数の調査対象者に腕時計やネクタイピンの形で携帯させ、複数の携帯型集音器から受信した楽音を分析して楽音の特徴を表す特徴パラメ−タマトリックスパタ−ンを抽出し、特徴パラメ−タマトリックスパタ−ン、受信時刻、調査対象者の個人識別信号とを連続的に記録できるメモリを持つ視聴番組収集機が番組視聴率集計センタ−からアクセスされる度に特徴パラメ−タマトリックスパタ−ンと受信時刻と調査対象者の個人識別信号に関するデジタルデ−タを視聴番組収集機に内蔵された電話モデム、電話回線を経て、番組視聴率集計センタ−に送信することによって個人視聴取率を集計する個人視聴取率集計システムが開示であって、携帯型集音器は視聴取番組に楽音を集音するマイクとマイクからの楽音信号と個人識別信号を多重化した送信信号で個人に割り当てられた周波数の搬送波を変調し送信する送信装置とを備え、視聴番組収集機は複数の調査対象者が受信した携帯型集音器からそれぞれ前記送信楽音信号を受信し、前記送信楽音信号を復調し調査対象者の個人識別信号と各々の調査対象者が聴取した楽音信号をそれぞけ分離する受信分離回路と受信分離回路から出力される楽音信号をアナログ・デジタル変換し、デジタルフィルタにより1または複数の周波数スペクトラムに分解し、各の周波数の振幅成分を取り出した後、各周波数スペクトラム毎の振幅レベルの時間変化を一定間隔でサンプリングした形のデジタルデータを出力し、複数の個人に対応する複数の特徴パラメ−タ抽出回路と前記特徴パラメ−タ抽出回路の出力信号と時刻目盛りと個人識別信号を記憶する番組メモリと前記特徴パラメ−タ抽出回路の出力信号と時刻目盛りを順番に番組メモリに記録して、楽音の周波数スペクトラムと振幅レベルの時間分布による楽音の特徴パラメ−タマトリックスパタ−ンを作成する手段と、番組視聴率集計センタ−から受信した時刻信号と内蔵する時計の時刻を比較し、不一致が検出されると内蔵する時計の時刻を校正する手段と受信分離回路から出力される調査対象者の個人識別信号を前記番組メモリに記録する手段と楽音の特徴パラメ−タマトリックスパタ−ンと調査対象者の個人識別信号と転送開始および終了時刻信号を転送速度を調整しながら電話回線に転送する手段とを持つデ−タ処理回路と、楽音の特徴パラメ−タマトリックスパタ−ンと調査対象者の個人識別信号と転送開始および終了時刻信号を電話回線に転送し、前記番組視聴率集計センタ−から時刻信号を受信するための電話モデムとを備え、前記番組視聴率集計センタ−は複数の視聴番組収集機からの転送される特徴パラメ−タマトリックスパタ−ン、調査対象者の個人識別番号、転送開始および終了時刻のデジタルデ−タと調査対象放送局の番組の録音から当該受信時刻における楽音から抽出された特徴パラメ−タマトリックスパタ−ンとを前記視聴番組収集機の受信時刻と調査対象放送局の受信時刻の差を補正しながら比較し、視聴取番組を特定し、番組の個人視聴取率を集計することを特徴とした個人視聴取率集計システムが開示されている。
特開2000−307530号公報には、調査対象の放送受信機、ウェアラブル視聴率メータ、移動体通信網における公衆用無線基地局、電話網、視聴率集計センタで構成されるウェアラブル視聴率メータシステムであって、内蔵の超小型マイクで調査対象者の視聴番組の楽音を収集して、前記楽音の特徴パラメータを抽出し、前記特徴パラメータで構成される視聴番組楽音データと聴取時刻と調査対象者の識別コードと転送時間との1組を多重化した伝送パケットを転送する機能を持ち、常に調査対象者が身に付けていることができるウェアラブル視聴率メータと基地局識別コードを前記伝送パケットに付加する機能を持つ移動体通信網の公衆用無線基地局と前記公衆用無線基地局から電話網を介して伝送パケットを受信する機能と聴取地域で聴取時刻に受信可能なすべての放送番組(以下、基準番組と称する)を受信する機能と前記基準番組の楽音の特徴パラメータを抽出し、前記特徴パラメータで構成される基準番組楽音データに放送地域と番組名と放送時間との1組を多重化した基準番組パケットを作成する機能と前記伝送パケットから分離した聴取時刻と基地局識別コードにより、前記基準番組パケットを順次選択し、そのパケットにに含まれる特徴パラメータと伝送パケットに含まれる特徴パラメータとの相関関係をとって、この相関作業によって番組を特定する機能を持つ視聴率集計センタで構成されることを特徴とするウェアラブル視聴率メータシステムが開示されている。
特開2000−358255号公報には、対話型テレビ放送システムにおいて、複数のテレビチャネルの番組とデータを放送を通じて供給する供給元装置と、複数の受信装置であって、前記供給元装置によって送信されたテレビチャネルのうち一つのテレビチャネルを受信するためにチャネル選択を行なう選局手段と、前記供給元装置から送信されるデータに応答して、前記受信装置がどのチャネルを受信しているかを判定する処理手段と、前記受信装置が受信中のチャネルに係わる情報を、共通に設けられたデータ収集装置に対して送信する送信手段と、をそれぞれ有する複数の受信装置と、を有することを特徴とする対話型テレビ放送システムが開示されている。
特開2001−69098号公報には、複数のページからなるデータ放送番組をそのうちの1ページを受信者側で選択可能な状態で放送し、受信者側では、選択指示したページ毎に情報の提供を受けることができるようにするデータ放送方法であって、前記データ放送番組を放送する放送装置は、受信者側でどのページが選択されたかの情報を返信するように、前記データ放送番組を受信する受信装置を制御する制御情報を、前記データ放送番組の放送信号に含めて放送し、前記データ放送番組を受信する受信装置は、前記データ放送番組の放送信号に含まれる前記制御情報に応じて、受信者側でどのページが選択されたかの情報を、所定の通信路を通じて前記放送装置に返信することを特徴とするデータ放送方法が開示されている。
特開2001−298433号公報には、家庭に設置され、その家庭で視聴した放送番組に関するデータを視聴調査用データとして送信する装置であって、各放送局の放送出力データから特定アルゴリズムを用いてデータ量を縮小した抽出データを受信する受信手段と、受信したその抽出データを蓄積する受信抽出データ記憶手段と、放送受信機において実際に視聴している放送出力データを記録する放送データ記憶手段と、前記抽出データと放送出力データとを照合し、視聴していた放送局を割り出す演算手段と、割り出された局について視聴済みデータとして視聴率調査センターへ送信する送信手段とを備えた視聴率調査装置が開示されている。
特開2002−10230号公報には、映像中の被写体について特徴量を抽出し、該特徴量と映像をネットワークを介して配信する映像配信方法において、利用者から映像コンテンツ及び該映像コンテンツの特徴量の配信要求をセンタに発行し、前記センタでは、映像の種類の情報を含む特定の項目からなる映像コンテンツを記憶する映像アーカイブから、前記配信要求に対応する映像コンテンツを抽出すると共に、該映像コンテンツに対応する特徴量を特徴量記憶手段から抽出して、該配信要求の発行元の利用者に配信することを特徴とする映像配信方法が開示されている。
特開2002−58049号公報には、映像を含むコンテンツの放送を確認する放送確認装置であって、前記コンテンツの特徴量を蓄える蓄積手段と、放送信号から前記コンテンツの特徴量を抽出するコンテンツ特徴量抽出手段と、前記コンテンツ特徴量抽出手段により抽出された前記コンテンツの特徴量を前記蓄積手段に登録するコンテンツ登録手段と、放送信号から特徴量を算出する第1の特徴量算出手段と、前記第1の特徴量算出手段により算出された特徴量と前記蓄積手段上の特徴量とを照合する照合手段と、該照合によって得られた照合結果を記録する記録手段と、を備えることを特徴とする放送確認装置が開示されている。
特開2002−77436号公報には、テレビジョン受像機を制御するリモートコマンダに、時間計測手段と、記憶手段と、テレビジョン受像機の電源のオン/オフ操作及びそのオン/オフ間にチャンネル選択操作があった場合に、そのオン/オフ操作については各操作時点での前記時間計測手段の時刻データを、チャンネル選択操作についてはその操作時刻データと選択されたチャンネルデータを、それぞれ前記記憶手段に格納するデータ格納手段と、PHS(personal handy−phone system)電話機又は携帯電話機におけるデータ送信手段と、前記時間計測手段が所定時間を計測する度に、予め付与されている端末識別データと前記記憶手段に格納されたデータを前記データ送信手段によってPHS電話又は携帯電話のネットワーク上のメールサーバに用意されたデータ集計センターのメールアドレス宛てに送信させる送信制御手段とを具備せしめ、そのリモートコマンダをモニタとなる所定数のテレビジョン所有世帯に貸与し、前記データ集計センター側が、定期的に又は所望時刻に前記メールアドレスのメールボックスをアクセスしてデータを収集して処理することにより、テレビジョンの世帯視聴率を求めることを特徴としたテレビジョン視聴率調査方式が開示されている。
特開2002−142234号公報には、放送の視聴率又は聴取率を集計可能にした受信装置であって、前記放送されるコンテンツと同期して送られてくるコンテンツから、少なくともコンテンツが何であるかを特定するコンテンツ情報を分離して抽出するコンテンツ情報の分離手段と、受信中のコンテンツに対応して、前記抽出したコンテンツ情報と、前記コンテンツを放送している放送局を特定する局情報と、前記コンテンツを受信している時刻を特定する時間情報とを視聴率又は聴取率集計用のデータとして生成するデータ生成手段と、前記データ生成手段が生成したデータを蓄積するデータ蓄積手段と、を少なくとも含むことを特徴とする受信装置が開示されている。
特開2002−271286号公報には、データ放送サービスを行うデジタル放送局と、データを記憶する不揮発性記憶部、通信回線インターフェース、および放送局から送信されるデータ放送番組データを受付けそれらを解釈してデータ放送画面を生成する中央演算プロセサを備えたデジタルデータ放送受信機と、必要に応じてこの受信機から送信されるデータを通信回線網を経由して受付け、それらを集計するデータベースを管理するセンターサーバーと、を含んで構成されるデジタルデータ放送システムにおいて、前記受信機に、一定時間間隔で視聴放送局または視聴番組の識別情報をその時の時刻とともに前記不揮発性記憶部に記録させ、さらにより大きな一定時間間隔で前記不揮発性記憶部に記録させたデータを前記通信回線インターフェースを通じて前記センターサーバーに転送させる視聴調査実行手段を備えることにより、視聴調査データを収集できるようにしたデータ放送を利用したデジタル放送の視聴データ収集システムが開示されている。
特開2002−300126号公報には、データ収集管理業者が移動体管理者と提携して、各移動体での移動体向け放送の番組視聴データを含む採集データを収集するデータ収集システムであって、前記移動体管理者が管理する移動体に据え付けられ、前記移動体向け放送の視聴データを採集し蓄積する受信装置と、前記移動体管理者が管理する移動体管理設備に配置され、前記移動体の受信装置から蓄積された採集データを受け取り、データ集計先に送信するデータ中継装置と、前記データ収集管理業者が管理するデータ集計局に配置され、前記データ中継装置から送信される採集データを受け取り、所定の集計、解析を行うデータ集計装置とを具備することを特徴とするデータ収集システムが開示されている。
特開2002−305760号公報には、番組を放送する番組放送手段と、操作手段と、前記操作手段の操作に応答して、前記番組放送手段から受信した番組を蓄積し再生する番組蓄積再生手段と、前記操作手段の操作履歴情報を含む前記番組蓄積再生手段に蓄積された番組の視聴履歴情報を収集する履歴情報収集手段と、前記履歴情報収集手段で収集された視聴履歴情報を通信路を介して送信する送信手段と、前記通信路を介して前記送信手段から受信した前記視聴履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段とを備えて成ることを特徴とする視聴履歴情報収集システムが開示されている。
特開2002−335543号公報には、視聴状況データ取得スクリプトを含む放送ストリームを受信するステップと、前記視聴状況データ取得スクリプトを実行するステップと、前記取得した視聴状況データをセンタコンピュータに送信するステップと、を備え、前記実行するステップは、モニタ会員であることを示す会員識別情報が所定の領域に記憶されているか否かをチェックして、前記会員識別情報が記憶されている場合に限り、視聴状況データを取得することを特徴とする視聴状況調査方法が開示されている。
特開2002−344933号公報には、データ放送を用いて付加的なサービスを行う番組放送環境を利用した視聴情報収集システムであって、番組の映像情報及び音声情報で構成された番組データと、その番組に関連した所定の番組付加情報とを作成し、データ放送を利用して番組付加情報を番組データと共に放送する放送設備と、視聴者によって選択された番組に応じた前記番組データ及び前記番組付加情報を受信し、その番組付加情報から抽出される受信番組を特定する番組受信情報と視聴者に関する視聴者情報とを併せた視聴情報を、自動的に作成して送信する複数の放送受信端末と、前記複数の放送受信端末から送信される前記視聴情報をそれぞれ受信し、この各々の視聴情報に基づいて番組提供者毎に所望の分析/加工処理されたマーケティング情報を生成し、番組提供者へ送出する視聴情報サーバとを備える、視聴情報収集システムが開示されている。
特開平08−280075号公報には、赤外線リモコン信号を受光する受光部を有する調査対象物を動作させるために発射される赤外線リモコン信号を検出する赤外線リモコン信号情報検出装置であって、前記調査対象物の受光部を覆うように取り付けられ、前記赤外線リモコン信号情報検査装置が検出した赤外線リモコン信号に応じた赤外線信号を前記調査対象物の受光部に送信する赤外線発光部を有していることを特徴とする赤外線リモコン信号情報検出装置が開示されている。
特開平09−065299号公報には、番組識別情報が付加された番組信号を受信する番組信号受信手段と、上記番組信号受信手段で受信された上記番組信号より上記番組識別情報を分離する番組識別情報分離手段と、上記番組識別情報分離手段で分離された上記番組識別情報を格納する第1の情報記憶手段とを備えることを特徴とする受信装置が開示されている。
特開平10−112829号公報には、放送局側から映像信号を電波またはケーブルで視聴者の受像機側に送信する映像放送システムにおいて、放送局側には、映像信号にスクランブルまたは暗号化されたサブリミナル映像信号を挿入する手段を備え、受像機側には、受信した映像信号の中から前記スクランブルまたは暗号化されたサブリミナル映像を抽出する手段と、前記抽出されたスクランブルまたは暗号化されたサブリミナル映像を許可信号が入力されたことを条件として復号化する手段と、前記復号化したサブリミナル映像を前後の映像と合成して表示する手段と、前記許可信号を入力する手段と、を備える、ことを特徴とする映像放送システムが開示されている。
特開平11−275607号公報には、赤外線リモコンが発する赤外線信号を受信する赤外線受信手段と、前記赤外線リモコンが操作されたとき、前記赤外線受信手段で受信した赤外線信号を予め格納されている所定のフォーマットに基づいて解析してテレビ操作内容を判別する操作判別手段と、該操作判別手段による判別結果に応じて作成される番組視聴情報を格納する番組視聴情報格納手段と、既存の通信システムに接続され、要求に応じて、前記番組視聴情報格納手段に格納されている番組視聴情報を、該既存の通信システムを介してセンタ装置側に送信する通信制御手段と、を有することを特徴とするテレビ視聴率調査システムが開示されている。
特開平11−284584号公報には、複数チヤンネルの番組の中から選択された番組の選択履歴情報を取得する番組選択履歴情報取得装置において、上記番組の選択情報を所定の取得タイミングで記憶する記憶手段と、複数の上記取得タイミングごとに記憶された複数の上記選択情報からなる上記選択履歴情報を、固有に割り当てられた所定の送信タイミングで所定の通知先に送信する送信手段とを具えることを特徴とする番組選択履歴情報取得装置が開示されている。
特表2003−502936号公報には、視聴率調査システムであって、(A)視聴率パネルの対象者であるユーザに割り当てられた複数の携帯型監視ユニットであって、前記各携帯型監視ユニットが前記携帯型監視ユニットによって受信される自由音場音声信号を表す情報を記録し、前記自由音場音声信号を表す前記情報が、前記自由音場音声信号の内容を表す情報と、前記自由音場音声信号が前記携帯型監視ユニットによって受信された時を示すタイムスタンプ情報とを含む複数の携帯型監視ユニットと、(B)複数の音声源から伝送された音声信号を表す情報を記録する中央放送収集設備であって、各音声信号について、前記中央放送収集設備によって記録された前記情報が、前記音声信号の内容を表す情報と、前記音声信号が前記中央放送収集設備によって受信された時を示すタイムスタンプ情報と、前記音声信号を伝送した音声源を示す音声源情報とを含む中央放送収集設備と、(C)前記携帯型監視ユニットによって記録された前記情報と前記中央放送収集施設によって記録された前記情報とにより、各々の複数の異なった時間間隔の間に携帯型監視ユニットの各ユーザによって選択された前記音声源を識別するコンピュータとからなるシステムが開示されている。
特20特化意2−135810公報 特開2001−177853公報 特開2000−68956公報 特開2000−307530公報 特開2000−358255公報 特開2001−69098公報 特開2001−298433公報 特開2002−10230公報 特開2002−58049公報 特開2002−77436公報 特開2002−142234公報 特開2002−271286公報 特開2002−300126公報 特開2002−305760公報 特開2002−335543公報 特開2002−344933公報 特開2002−280075公報 特開平9−65299公報 特開平10−112829公報 特開平11−275607公報 特開平11−284584公報 特開2003−502936公報 山田昭雄著「MPEG−7 Visual チュートリアル」pp.45−54
メディアセンサによってテレビジョン受像機からの漏れ電波を検出する方法では、ディジタルテレビ等の電波の漏れがないテレビジョン受像機に適用することができない。ディジタル放送等では、同一の周波数帯域に複数のコンテンツが含まれる場合があり、視聴者が視聴しているコンテンツを特定できないという問題もある。
また、特許文献1に記載のシステムでは、番組を視聴するときに特定の端末(高機能携帯端末)を用いてテレビジョン受像機を操作しなければ、正確な視聴調査を行えないという問題があった。例えば、高機能携帯端末を用いずに、テレビジョン受像機に設けられたチャンネル変更ボタンによってチャンネルを変更する操作を行った場合等には、高機能携帯端末に視聴履歴が蓄積されず、正確な視聴調査を行えなかった。
また、特許文献2に記載のシステムでは、視聴調査の対象となる全ての放送局が、各放送番組に映像コード(番組識別コード)を付加する必要がある。そのため、放送局は、放送番組に映像コードを付加するための装置を導入しなければならない等の運用上の負担を負うことになる。
そこで、本発明は、アナログ放送、ディジタル放送等の放送形態によらず、視聴調査を行うことができる視聴調査システムを提供することを目的とする。また、視聴者が特定の端末を使用しなければならない等の制限を設けなくても視聴調査を行うことができる視聴調査システムを提供することを目的とする。さらに、番組に映像コードを付加しなければならないという放送局の負担を軽減することができる視聴調査システムを提供することを目的とする。
本発明による視聴調査システムは、放送される番組の映像を表示する映像表示端末から映像の映像信号が入力される映像信号入力部と、映像信号入力部に入力された映像信号に基づいて、映像の特徴を表す情報である映像特徴量を生成する映像特徴量生成部と、各チャンネルで放送されている番組の映像信号に基づいて、番組の映像の映像特徴量をチャンネル毎に生成する番組映像特徴量生成部と、番組映像特徴量生成部が生成した映像特徴量を記憶する番組映像特徴量記憶部と、映像特徴量生成部が生成した映像特徴量と、番組映像特徴量記憶部が記憶する各映像特徴量との類似度を判定することによって、映像表示端末が表示している番組または番組を放送しているチャンネルを特定する視聴番組特定部とを備えている。
本発明による視聴調査システムは、放送される番組の映像を表示する映像表示端末に設置される視聴調査端末と、視聴調査端末に接続される視聴調査サーバと、視聴調査サーバに接続され、各チャンネルで放送されている番組の映像信号に基づいて、映像の特徴を表す情報である映像特徴量を各チャンネルの各番組毎に生成する番組映像特徴量生成部とを備えている。視聴調査端末は、映像表示端末が表示する映像の映像信号が映像表示端末から入力される映像信号入力部と、映像信号入力部に入力された映像信号に基づいて、映像表示端末が表示する映像の特徴を表す情報である映像特徴量を生成する映像特徴量生成部と、映像特徴量生成部が生成した映像特徴量を視聴調査サーバに送信する送信部とを備えている。視聴調査サーバは、番組映像特徴量生成部が生成した映像特徴量を記憶する番組映像特徴量記憶部と、送信部によって送信された映像特徴量と、番組映像特徴量記憶部が記憶する各映像特徴量との類似度を判定することによって、映像表示端末が表示している番組または番組を放送しているチャンネルを特定する視聴番組特定部とを備えている。
視聴調査端末は、映像表示端末の電源がオンであるかオフであるかを判定する電源状態判定部を備えている。映像特徴量生成部は、映像表示端末の電源がオンであると判定された場合に、映像表示端末が表示する映像の映像特徴量を生成する構成であってもよい。
送信部は、映像表示端末から映像信号入力部に映像信号が入力された時刻の情報を、映像信号に基づいて生成された映像特徴量とともに視聴調査サーバに送信し、番組映像特徴量生成部は、番組の映像信号を受信した時刻の情報を、映像信号に基づいて生成した映像特徴量とともに番組映像特徴量記憶部に記憶させ、視聴調査サーバはさらに、送信部から受信した時刻の情報と、番組映像特徴量記憶部が記憶する時刻の情報とに基づいて、視聴番組特定部による類似度の判定処理対象を定める第1の類似度判定処理対象限定部を備えた構成であってもよい。
番組映像特徴量記憶部は、番組映像特徴量生成部が生成した映像特徴量をチャンネル毎に記憶し、送信部は、映像表示端末の位置を示す位置情報を、映像特徴量とともに視聴調査サーバに送信し、視聴調査サーバは更に、各位置で受信可能なチャンネルの一覧情報を記憶するチャンネル情報記憶部と、送信部から受信した映像表示端末の位置情報と一覧情報とに基づいて、映像表示端末が受信可能なチャンネルを特定することにより、視聴番組特定部による類似度の判定処理対象を定める第2の類似度判定処理対象限定部とを備えた構成であってもよい。
また、本発明による視聴調査端末は、放送される番組の映像を表示する映像表示端末から映像の映像信号が入力される映像信号入力部と、映像信号入力部に入力された映像信号に基づいて、映像表示端末が表示する映像の特徴を表す情報である映像特徴量を生成する映像特徴量生成部と、映像特徴量生成部が生成した映像特徴量を、映像特徴量に基づいて映像に対応する番組またはその番組を放送しているチャンネルを特定する視聴調査サーバに送信する送信部とを備えている。
映像表示端末の電源がオンであるかオフであるかを判定する電源状態判定手段を備え、映像特徴量生成部は、映像表示端末の電源がオンであると判定された場合に、映像表示端末が表示する映像の映像特徴量を生成する構成であってもよい。
送信部は、映像表示端末から映像信号入力部に映像信号が入力された時刻の情報を、映像信号に基づいて生成された映像特徴量とともに視聴調査サーバに送信する構成であってもよい。
送信部は、映像表示端末の位置を示す位置情報を、映像信号に基づいて生成された映像特徴量とともに視聴調査サーバに送信する構成であってもよい。
また、本発明による視聴調査サーバは、各チャンネルで放送されている番組の映像信号に基づいて、映像の特徴を表す情報である映像特徴量を各チャンネルの各番組毎に生成する番組映像特徴量生成手段と、番組映像特徴量生成手段が生成した映像特徴量を記憶する番組映像特徴量記憶部と、放送される番組の映像を表示する映像表示端末に設置される視聴調査端末から、映像表示端末が表示した映像の特徴を表す情報である映像特徴量を受信し、受信した映像特徴量と、番組映像特徴量記憶手段が記憶する各映像特徴量との類似度を判定することによって、映像表示端末が表示している番組または番組を放送しているチャンネルを特定する視聴番組特定部とを備えている。
番組映像特徴量記憶部は、番組映像特徴量生成部が番組の映像信号を受信した時刻の情報を、映像信号に基づいて生成した映像特徴量とともに記憶し、視聴調査端末から、映像表示端末が映像信号を受信した時刻の情報と、映像信号に基づいて生成された映像特徴量とを受信し、受信した時刻の情報と、番組映像特徴量記憶部が記憶する時刻の情報とに基づいて、視聴番組特定部による類似度の判定処理対象を定める第1の類似度判定処理対象限定部を備えた構成であってもよい。
番組映像特徴量記憶部は、前記番組映像特徴量生成部が生成した映像特徴量をチャンネル毎に記憶し、各位置で受信可能なチャンネルの一覧情報を記憶するチャンネル情報記憶手段と、前記映像表示端末の位置情報を前記視聴調査端末から受信し、前記映像表示端末の位置情報と前記一覧情報とに基づいて、前記映像表示端末が受信可能なチャンネルを特定することにより、前記視聴番組特定部による類似度の判定処理対象を定める第2の類似度判定処理対象限定部を備えた構成であってもよい。
また、本発明による視聴調査システムは、放送される番組の映像を表示する映像表示端末に設置される視聴調査端末と、前記視聴調査端末に接続される視聴調査サーバと、前記視聴調査サーバに接続され、各チャンネルで放送されている番組の映像信号に基づいて、映像の特徴を表す情報である映像特徴量を各チャンネルの各番組毎に生成する番組映像特徴量生成部とを具備し、前記視聴調査端末は、前記映像表示端末が表示する映像の映像信号を前記視聴調査サーバに送信する映像送信部を備え、前記視聴調査サーバは、前記映像送信部から送信される映像信号に基づいて、前記映像表示端末が表示する映像の映像特徴量を生成する映像特徴量生成部と、前記番組映像特徴量生成部が生成した映像特徴量を記憶する番組映像特徴量記憶部と、前記映像特徴量生成部が生成した映像特徴量と、前記番組映像特徴量記憶部が記憶する各映像特徴量との類似度を判定することによって、映像表示端末が表示している番組または前記番組を放送しているチャンネルを特定する視聴番組特定部とを備える。
前記視聴調査端末は、前記映像表示端末の電源がオンであるかオフであるかを判定する電源状態判定部を備え、前記映像送信部は、前記映像表示端末の電源がオンであると判定された場合に、前記映像表示端末が表示する映像の映像信号を前記視聴調査サーバに送信する構成であってもよい。
映像送信部は、前記映像表示端末が表示する映像の映像信号とともに、前記映像信号を前記映像表示端末から入力された時刻の情報を前記視聴調査サーバに送信し、前記番組映像特徴量生成手段は、番組の映像信号を受信した時刻の情報を、前記映像信号に基づいて生成した映像特徴量とともに前記番組映像特徴量記憶部に記憶させ、前記視聴調査サーバは、前記映像送信手段から受信した時刻の情報と、前記番組映像特徴量記憶手段が記憶する時刻の情報とに基づいて、前記視聴番組特定部による類似度の判定処理対象を定める第1の類似度判定処理対象限定部を備えた構成であってもよい。
視聴調査端末は、視聴調査端末は、映像表示端末の位置を示す位置情報を視聴調査サーバに送信する位置情報送信部を備え、番組映像特徴量記憶部は、番組映像特徴量生成部が生成した映像特徴量をチャンネル毎に記憶し、視聴調査サーバは、各位置で受信可能なチャンネルの一覧情報を記憶するチャンネル情報記憶部と、位置情報送信部から受信した位置情報と一覧情報とに基づいて、映像表示端末が受信可能なチャンネルを特定することにより、視聴番組特定部による類似度の判定処理対象を定める第2の類似度判定処理対象限定部を備えた構成であってもよい。
また、本発明による視聴調査端末は、番組を表示する映像表示端末の電源がオンであるかオフであるかを判定する電源状態判定部と、映像表示端末の電源がオンであると判定された場合に、映像表示端末が表示する映像の映像信号を、映像の特徴を表す情報である映像特徴量に基づいて映像に対応する番組またはその番組を放送しているチャンネルを特定する視聴調査サーバに送信する映像送信部とを備える。
また、本発明による視聴調査サーバは、放送される番組の映像を表示する映像表示端末が表示する映像の映像信号を、映像表示端末に設置される視聴調査端末から受信し、映像信号に基づいて、映像表示端末が表示する映像の特徴を表す情報である映像特徴量を生成する映像特徴量生成部と、映像の特徴を表す情報である映像特徴量を各チャンネルの各番組毎に生成する番組映像特徴量生成部と、番組映像特徴量生成部が生成した映像特徴量を記憶する番組映像特徴量記憶部と、映像特徴量生成部が生成した映像特徴量と、番組映像特徴量記憶部が記憶する各映像特徴量との類似度を判定することによって、映像表示端末が表示している番組または番組を放送しているチャンネルを特定する視聴番組特定手段とを備えている。
番組映像特徴量記憶部は、番組映像特徴量生成部が番組の映像信号を受信した時刻の情報を、番組映像特徴量生成部が生成した映像特徴量とともに記憶し、映像表示端末が表示する映像の映像信号が映像表示端末から視聴調査端末に送られた時刻の情報を受信し、受信した時刻の情報と、番組映像特徴量記憶部が記憶する時刻の情報とに基づいて、視聴番組特定部による類似度の判定処理対象を定める第1の類似度判定処理対象限定部を備えた構成であってもよい。
番組映像特徴量記憶部は、番組映像特徴量生成部が生成した映像特徴量をチャンネル毎に記憶し、各位置で受信可能なチャンネルの一覧情報を記憶するチャンネル情報記憶部と、映像表示端末の位置情報を視聴調査端末から受信し、映像表示端末の位置情報と一覧情報とに基づいて、映像表示端末が受信可能なチャンネルを特定することにより、視聴番組特定部による類似度の判定処理対象を定める第2の類似度判定処理対象限定部を備えた構成であってもよい。
また、本発明による視聴調査端末は、放送される番組の映像を表示する映像表示端末から番組の映像の映像信号が入力される映像信号入力部と、映像信号入力部に入力された映像信号に基づいて、映像の特徴を表す情報である映像特徴量を生成する映像特徴量生成部と、各チャンネルで放送されている番組の映像信号に基づいて、番組の映像の映像特徴量をチャンネル毎に生成する番組映像特徴量生成部と、
番組映像特徴量生成部が生成した映像特徴量を記憶する番組映像特徴量記憶部と、映像特徴量生成部が生成した映像特徴量と、番組映像特徴量記憶部が記憶する各映像特徴量との類似度を判定することによって、映像表示端末が表示している番組または番組を放送しているチャンネルを特定する視聴番組特定部とを備えている。
番組映像特徴量生成部が生成した映像特徴量を記憶する番組映像特徴量記憶部と、映像特徴量生成部が生成した映像特徴量と、番組映像特徴量記憶部が記憶する各映像特徴量との類似度を判定することによって、映像表示端末が表示している番組または番組を放送しているチャンネルを特定する視聴番組特定部とを備えている。
映像表示端末の電源がオンであるかオフであるかを判定する電源状態判定手段を備え、映像特徴量生成部は、映像表示端末の電源がオンであると判定された場合に、映像表示端末が表示する映像の映像特徴量を生成する構成であってもよい。
番組映像特徴量生成部は、番組の映像信号を受信した時刻の情報を、映像信号に基づいて生成した映像特徴量とともに番組映像特徴量記憶部に記憶させ、映像表示端末から映像信号入力部に映像信号が入力された時刻と、番組映像特徴量記憶手段が記憶する時刻の情報とに基づいて、視聴番組特定部による類似度の判定処理対象を定める類似度判定処理対象限定部を備えた構成であってもよい。
本発明によれば、視聴者が視聴している番組から算出された映像特徴量と、各番組から算出された映像特徴量とを比較して、視聴調査を行っている。このように映像に基づく映像特徴量を用いて比較を行っているので、アナログ放送、ディジタル放送等の放送形態によらずに、視聴調査を行うことができる。また、視聴者が高機能携帯端末を使用しなければならない等のような、視聴者に対する制限を課さずにすむ。また、各放送局は、番組に映像コードを付加しなくてよいので、各放送局の運用負担を軽減できる。
また、映像表示装置の電源がオンである場合に、映像特徴量を算出したり、あるいは、映像信号を出力する構成であるので、視聴者が映像表示装置の電源をオンとしているときにだけ、効率的に視聴調査を行うことができる。
さらに、映像表示装置の電源がオンであれば、映像表示装置の映像の映像特徴量が生成され、また、番組映像特徴量生成手段は、各チャンネルで放送されている番組の映像信号に基づいて、番組の映像の映像特徴量を生成するので、視聴者が視聴しているチャンネルおよび番組をほぼリアルタイムに特定することができる。その結果、放送局は、番組編成の考慮を迅速に行うことができる。
また、映像表示端末から映像信号入力手段に映像信号が入力された時刻および実際に番組が放送された時刻とを参照して視聴調査を行うことにより、視聴者に放送の電波が届くタイミングが若干ずれたとしても視聴調査を行うことができる。また、視聴者が現在放送されている番組ではなく、例えば、録画した番組を視聴している場合等であっても、視聴者が視聴している番組を特定することができる。
また、映像表示端末の位置情報を参照することにより、視聴調査の際に、類似度の判定精度を落とさないで、類似度の判定処理の負荷を低くすることができる。
以下、本発明を実施するための最良の実施の形態を図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
図1には、本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロック図が示されている。本実施の形態における視聴調査システムは、図1に示されるように視聴番組監視端末(以下、視聴監視端末と記す。)1と、視聴調査サーバ2とを備える。
図1には、本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロック図が示されている。本実施の形態における視聴調査システムは、図1に示されるように視聴番組監視端末(以下、視聴監視端末と記す。)1と、視聴調査サーバ2とを備える。
視聴監視端末1は、映像視聴端末50に設置される。映像視聴端末50は、視聴者に放送番組の映像や録画された番組の再生映像を表示する端末であり、例えばテレビジョン受像機が映像視聴端末50に該当する。視聴監視端末1は、映像断検知手段11と、映像特徴量生成手段12と、映像情報送出手段13とを備える。映像断検知手段11は、映像視聴端末50の電源状態を検知し、映像視聴端末50の電源がオン、オフのいずれであるのかを映像特徴量生成手段12に出力する。
映像特徴量生成手段12には、映像視聴端末50から映像信号が入力される。そして、映像特徴量生成手段12は、入力された映像信号から、映像の特徴を表す情報(以下、映像特徴量と記す。)を算出する。映像特徴量生成手段12による映像特徴量の算出方法の例については、後述する。
映像視聴端末50から映像特徴量生成手段12に映像信号を入力する場合、映像視聴端末50の映像出力端子から出力される映像信号を映像特徴量生成手段12に入力すればよい。また、映像特徴量生成手段12に入力される信号はアナログ信号であっても、ディジタル信号であってもよい。テレビジョン受像機などの映像視聴端末50に設けられているアナログ映像信号の出力端子としては、例えば、コンポジット端子、S端子、コンポーネント端子、D端子等がある。映像特徴量生成手段12は、これらの端子から映像信号を入力されればよい。また、映像特徴量生成手段12は、映像信号の出力端子から映像信号を入力されるのではなく、映像視聴端末50が表示した映像をカメラなどで撮影し、その撮影結果を入力されてもよい。
また、ディジタル信号が入力される場合には、映像特徴量生成手段12には、放送されている映像のビットストリームそのものが映像視聴端末50から入力されてもよい。
また、図1に示す例では、映像視聴装置50を一つの装置として示したが、映像を表示するディスプレイ装置と、放送を受信するチューナ装置とに分離している場合もある。この場合、映像断検知手段は、ディスプレイ装置の電源状態を検知し、映像特徴量生成手段12には、チューナ装置から映像信号が入力されればよい。
映像特徴量生成手段12は、入力された映像信号から算出した映像特徴量を記憶するためのバッファ14を備える。映像情報送出手段13は、視聴調査サーバ2に情報を送信するインタフェース部であり、バッファ14に空き容量がなくなったときに、バッファ14に格納されている映像特徴量を視聴調査サーバ2に送信する。
次に、視聴調査サーバ2について説明する。視聴調査サーバ2は、番組映像特徴量記憶部22と、視聴番組特定手段23とを備える。番組映像特徴量記憶部22は、放送されている各チャンネルの番組の映像から生成された映像特徴量を記憶する。番組映像特徴量記憶部22は、視聴調査の対象となる各放送局の各番組それぞれについて、映像特徴量を記憶する。番組映像特徴量記憶部22は、以下のように、各番組の映像特徴量を記憶し、蓄積していけばよい。例えば、それぞれに特定の周波数が割り当てられている各放送局(各チャンネル)に対応させて、映像特徴量生成手段21a〜21cを設け、その映像特徴量生成手段21a〜21cに対応するチャンネルの映像信号を入力する。そして、各映像特徴量生成手段21a〜21cは、視聴監視端末1の映像特徴量生成手段12と同様に映像特徴量を生成する。各映像特徴量生成手段21a〜21cは、生成した映像特徴量を番組映像特徴量記憶部22に記憶させる。なお、映像特徴量生成手段21a〜21cは、視聴調査サーバ2に設けられていてもよく、あるいは、それぞれ異なる位置に設置され、生成した映像特徴量を番組映像特徴量記憶部22にアップロードする構成であってもよい。
また、番組映像特徴量記憶部22は、各チャンネル毎にバッファを備え、映像特徴量生成手段21a〜21cから送られる映像特徴量を、それぞれ対応するバッファに記憶させる。番組映像特徴量記憶部22内における一つのチャンネルに対応するバッファの容量は、視聴監視端末1に設けられているバッファ14の容量と同一か、あるいはそれ以上である。
また、図1では、3つの映像特徴量生成手段21a〜21cを示したが、この映像特徴量生成手段は、各放送局(各チャンネル)に対応させて設けられるので、3つに限定されるわけではない。
視聴番組特定手段23は、視聴監視端末1の映像情報送出手段13から受信した映像特徴量と、番組映像特徴量記憶部22が記憶している映像特徴量とを比較し、視聴者が視聴している番組を特定する。番組を特定することによって、視聴者が選択しているチャンネルを特定することができる。視聴番組特定手段23は、特定結果(視聴者が視聴している番組やチャンネルの情報)を出力する。例えば、視聴調査を行う管理者の端末(図示せず)に出力する。
以上の構成において、映像特徴量生成手段12,21a〜21cおよび視聴番組特定手段23は、例えば、プログラムに従って動作するCPUによって実現される。この場合、プログラムは、CPUが備えるROM等に予め記憶される。
次に、動作について説明する。図2は、本実施の形態における視聴監視端末1の処理経過の例を示すフローチャートである。映像特徴量生成手段12は、映像視聴端末50から映像信号を逐次入力される(ステップS1)。また、映像断検知手段11は、映像視聴端末50の電源状態を検知し、検知結果を映像特徴量生成手段12に通知する。映像特徴量生成手段12は、この通知に基づいて映像視聴端末50の電源がオンか否かを判定し(ステップS2)、映像視聴端末50の電源がオフであればステップS1に戻る。
なお、一般に映像視聴端末50の電源がオフであれば、映像視聴端末50から映像特徴量生成手段12に映像信号は入力されないが、ステップS2でNoと判定された場合であってもステップS1で映像信号が入力される場合もある。例えば、映像断検知手段11がディスプレイ装置の電源状態を検知し、映像特徴量生成手段12がチューナ装置から映像信号の入力を受け付ける場合、ステップS2でNoと判定された場合であっても、映像特徴量生成手段12には映像信号が入力され続ける。
ステップS2において、映像視聴端末50の電源がオンであると判定した場合、映像特徴量生成手段12は、入力された映像信号に基づいて映像特徴量を算出する(ステップS3)。ステップS3における映像特徴量算出の例について説明する。ここでは、非特許文献1に記載されている「Color Layout(以下、カラーレイアウトと記す。)」を映像特徴量とする場合を例に説明する。カラーレイアウトは、以下の式によって表される。
ここで、nYは輝度成分係数の数であり、nCは色差成分係数の数である。nYを6とし、nCを3または6とすることが好ましい。以下、nYを6とし、nCを3とする場合を例に説明する。また、Yi,Cbj,Crjは、それぞれ映像の、Y、Cb、Cr成分からDCT変換(Discrete Cosine Transform:離散コサイン変換)によって得られる係数を量子化した値である。
映像特徴量生成手段12に入力される映像信号は、動画として放送される映像の信号である。映像特徴量生成手段12は、この映像信号をサンプリングして、静止画として表される映像を連続的に抽出する。そして、サンプリングして得られた映像(静止画)を分割する。ここでは、64(8×8)個のブロックに分割する場合を例にする。映像特徴量生成手段12は、64個に分割した各ブロックから、Y、CbおよびCrの成分を抽出する。なお、映像がR、GおよびBの成分で表されている場合には、R、G、B成分からY、Cb、Cr成分への変換式を用いて、Y、Cb、Cr成分を算出すればよい。
映像特徴量生成手段12は、64個の各ブロックに対応するY成分に対しDCT変換を行う。図3Aは、Y成分に対するDCT変換結果の例を示す。同様に、映像特徴量生成手段12は、64個の各ブロックに対応するCb成分、Cr成分に対しても、それぞれDCT変換を行う。図3Bは、Cb成分に対するDCT変換結果の例を示す。図3Cは、Cr成分に対するDCT変換結果の例を示す。なお、図3A、図3B、及び図3Cでは、全ての欄に係数を示していないが、64個の各ブロック毎に係数が算出される。
映像特徴量生成手段12は、ジグザグスキャンによって、Y成分に対するDCT変換結果から、nY個(本例では6個)の係数を取り出す。すなわち、図3Aに示すY1〜Y6の係数を抽出する。同様に、映像特徴量生成手段12は、ジグザグスキャンによって、Cb成分に対するDCT変換結果から、nC個(本例では3個)の係数を取り出す。すなわち、図3Bに示すCb1〜Cb3の係数を抽出する。さらに、映像特徴量生成手段12は、ジグザグスキャンによって、Cr成分に対するDCT変換結果から、nC個(3個)の係数を取り出す。すなわち、図3Cに示すCr1〜Cr3の係数を抽出する。
続いて、映像特徴量生成手段12は、ジグザグスキャンによって抽出した係数Y1〜Y6、Cb1〜Cb3、およびCr1〜Cr3を量子化する。この結果、映像特徴量として、上述の式(数1)によって表されるカラーレイアウトが得られる。なお、量子化の際、直流成分(Y1,Cb1,Cr1)に関しては、例えば6ビットで量子化し、交流成分(Y1,Cb1,Cr1以外の係数)については、例えば5ビットで量子化すればよい。
映像特徴量生成手段12は、ステップS3で映像特徴量を算出したならば、その映像特徴量をバッファ14に蓄積する(ステップS4)。続いて、映像特徴量生成手段12は、映像特徴量をさらに記憶させることができる空き容量がバッファ14にあるか否かを判定し(ステップS5)、空き容量があれば、ステップS1以降の処理を繰り返す。一方、バッファ14に空き容量がなければ、バッファ14に蓄積した映像特徴量を、映像情報送出手段から視聴調査サーバ2の視聴番組特定手段23に送信する(ステップS6)。ステップS6の後、映像特徴量生成手段12は、バッファ14内の映像特徴量をクリア(消去)し(ステップS7)、ステップS1以降の処理を繰り返す。
続いて、視聴調査サーバ2における動作について説明する。各チャンネルに対応する個々の映像特徴量生成手段21a〜21cには、放送が行われている間、逐次、対応するチャンネルの映像信号が入力され、ステップS3と同様に映像特徴量を算出する。そして、映像特徴量生成手段21a〜21cは、それぞれ、番組映像特徴量記憶部22内のバッファ(各映像特徴量生成手段に対応するチャンネル用に設けられたバッファ)に、算出した映像特徴量を記憶する。各チャンネルに対応するバッファは、新たな映像特徴量が格納される度に格納する内容が更新される。各チャンネルに対応するバッファに空き容量がなくなった場合、古い映像特徴量から順に削除し、新たな映像特徴量を記憶していく。
視聴番組特定手段23は、視聴監視端末1の映像情報送出手段13から受信した映像特徴量と、番組映像特徴量記憶部22内に蓄積された各映像特徴量との類似度を判定して、どの番組が視聴されているのかを判定する。図4は、視聴番組特定手段23が映像特徴量を比較する状態の概念を示す説明図である。
番組映像特徴量記憶部22は、各チャンネル毎に、映像特徴量を格納するためのバッファを有しており、この各バッファの容量(Sとする)は、視聴監視端末1のバッファ14の容量(Cとする)以上である。すなわち、C≦Sである。視聴番組特定手段23は、番組映像特徴量記憶部22が有する各バッファから容量C(バッファ14の容量C)に相当する映像特徴量を抽出し、映像情報送出手段13から受信した映像特徴量(このデータの容量はCである。)と比較して、類似度を判定する。その類似度判定処理が終了したら、番組映像特徴量記憶部22が有する各バッファの他の領域から容量Cに相当する映像特徴量を抽出し、映像情報送出手段13から受信した映像特徴量と比較して類似度を判定する。以降同様に、番組映像特徴量記憶部22が有するバッファから映像特徴量を抽出し、映像情報送出手段13から受信した映像特徴量と比較して類似度を判定する処理を繰り返していく。このように、処理を繰り返すことを、「番組映像特徴量記憶部22が有するバッファに容量Cの探索窓をかけ、番組映像特徴量記憶部22が有するバッファ内で探索窓をずらしながら、類似度を判定する。」と記すことにする。
また、映像特徴量は以下のように比較すればよい。カラーレイアウトを映像特徴量とした場合、二つの映像特徴量(カラーレイアウト)の差異(距離と呼ぶ場合もある。)は、以下のように表される。ただし、一方のカラーレイアウトを表す係数にはダッシュ(’)を設けず、他方にはダッシュ(’)を設けて表した。
また、wyi,wbi,wriは、それぞれ重み係数であり、任意のものを用いてよいが、例えば、直流成分の計算を行う場合には「4」とし、第2〜3係数(Y2,Y3,Cb2,Cb3,Cr2,Cr3)の計算を行う場合には「2」とし、第4〜6係数(Y4〜Y6)の計算を行う場合には「1」とすればよい。
視聴番組特定手段23は、映像情報送出手段13から受信したカラーレイアウトと、番組映像特徴量記憶部22が有するバッファにおいて探索窓をかけた部分に含まれる全てのカラーレイアウトとの距離の平均を算出し、その距離を類似度として用いる。
視聴番組特定手段23は、番組映像特徴量記憶部22が有するバッファに容量Cの探索窓をかけ、番組映像特徴量記憶部22が有するバッファ内で探索窓をずらしながら、類似度を判定し、カラーレイアウトの距離がしきい値以下となる箇所(番組映像特徴量記憶部22が有するバッファ内の箇所)を選定する。カラーレイアウトの距離がしきい値以下になる箇所が一箇所しかなければ、その箇所に記憶された映像特徴量(カラーレイアウト)の基になった番組を、視聴者が視聴している番組として特定する。また、その箇所からチャンネルを特定する。
また、同一の番組が複数のチャンネルで同時に放送される場合や、映像の内容が異なるにも関わらず偶然映像特徴量が類似してしまう場合に、カラーレイアウトの距離がしきい値以下になる箇所が複数特定される場合がある。このような場合、視聴者の直前の視聴履歴に基づいて、現在視聴中の番組を判定すればよい。すなわち、距離がしきい値以下になる複数の箇所に基づいて特定される複数の番組の中から、前回の判定において視聴者が視聴した番組として特定された番組と同じチャンネルの番組を、視聴者が現在視聴している番組として判定すればよい。視聴者は、一般に、同じチャンネルを視聴し続ける可能性が高いと考えられるためである。また、距離がしきい値以下になる複数の箇所に基づいて特定される複数の番組の中に、前回の判定において視聴者が視聴した番組として特定された番組と同じチャンネルの番組がない場合、カラーレイアウトの距離が最も短い箇所から特定される番組を、視聴者が視聴している番組として判定すればよい。また、視聴番組特定手段23は、その箇所からチャンネルを特定する。
また、視聴番組特定手段23は、カラーレイアウトの距離が最短の箇所を特定し、そのカラーレイアウトの距離がしきい値以下であれば、その箇所に記憶されたカラーレイアウトの基になった番組を、視聴者が視聴している番組として特定してもよい。さらに、その箇所からチャンネルを特定する。この番組特定方法は、処理が単純であるので、視聴番組特定手段23の処理コストを低減することができる。
このように本発明によれば、映像から映像特徴量を算出している。そして、視聴者が視聴している番組から算出された映像特徴量と、各番組から算出された映像特徴量とを比較して、視聴調査を行っている。従って、映像から映像特徴量が算出できればよいので、アナログ放送、ディジタル放送等の放送形態によらずに、視聴調査を行うことができる。また、視聴者が高機能携帯端末を使用しなければならない等の視聴者に対する制限を視聴者に課さずにすむ。また、各放送局は、番組に映像コードを付加しなくてよいので、各放送局の運用負担を軽減できる。
また、映像に基づく映像特徴量を利用しているので、音声がない状態が続いて、音声出力の特徴がでにくいような番組であっても、視聴調査を行うことができる。
また、映像特徴量生成手段12は、映像視聴端末50の電源がオフであるときには映像特徴量を算出せず、映像視聴端末50の電源がオンであることを映像断検知手段11が検出したときにのみ映像特徴量を算出する。従って、視聴者が映像視聴端末50の電源をオンとしているときにだけ、効率的に視聴調査を行うことができる。
さらに、映像視聴端末50の電源がオンであれば、映像特徴量生成手段12は、逐次、映像特徴量を算出し、映像情報送出手段13は、バッファ14に蓄積された映像特徴量を視聴番組特定手段23に送信する。一方、映像特徴量生成手段21a〜21cも、放送が行われている間、逐次、対応するチャンネルの映像信号が入力され、映像特徴信号を算出して番組映像特徴量記憶部22に記憶させる。従って、視聴者が視聴しているチャンネルおよび番組をほぼリアルタイムに特定することができる。リアルタイムに得られた視聴調査の結果を、直ちに放送局に提供することによって、放送局は、番組編成の考慮(例えば、番組編成の組み直し)を迅速に行うことができる。
上記の説明では、映像特徴量としてカラーレイアウトを用いる場合を例に説明したが、映像特徴量として他の情報を用いてもよい。例えば、非特許文献1に記載されている「Motion Activity(以下、モーションアクティビティと記す。)」を映像特徴量として用いてもよい。モーションアクティビティは、以下の式によって表される。
ここで、強度Iは、領域内に含まれる全動きベクトルから標準偏差を求め、その標準偏差を量子化することによって算出される。例えば、標準偏差の低い方から高い方に5レベルに分類し、5レベルに量子化すればよい。方向Dは、動きベクトルの角度成分に着目し8方向(45度刻み)に量子化した場合の最頻方向である。連続性Nの算出では、まず各時空間領域内に含まれる各動きベクトルの大きさを平均値以下のものを全て0とする。次に、その結果得られる0が時間方向に連続する数を集計し、その長さに応じて3段階(短い、平均的、長い)に分類する。そして、「短い」、「平均的」、「長い」と分類された頻度をそれぞれ集計する。短いものの頻度がN1、平均的なものの頻度がN2、長いものの頻度がN3である。また、モーションアクティビティの差異(距離と呼ぶ場合もある。)は、以下のように表される。
上式(数4)では、方向Dに対する連続性をNとし、方向Daに対する連続性をNaと表している。
カラーレイアウトやモーションアクティビティは、映像の特徴を表す映像特徴量の例示である。映像特徴量は、これらの情報に限定されない。カラーヒストグラム(色の割合をヒストグラム表現で表したもの)、画像全体の代表色、模様、エッジ分布など、カラーレイアウトやモーションアクティビティ以外にも様々な情報を映像特徴量として使用することができる。また、放送されている映像のビットストリームそのものが映像視聴端末50から映像特徴量生成手段12に入力される場合、そのビットストリーム全体あるいはそのビットストリームの一部を映像特徴量として使用してもよい。
本実施の形態において、映像視聴端末50が、映像表示端末に相当する。視聴監視端末1が、視聴調査端末に相当する。映像特徴量生成手段12が、映像信号入力手段および映像特徴量生成手段に相当する。映像断検知手段11が、電源状態判定手段に相当する。映像情報送出手段13が送信手段に相当する。映像特徴量生成手段21a〜21cが、番組映像特徴量生成手段に相当する。番組映像特徴量記憶部22が、番組映像特徴量記憶手段に相当する。視聴番組特定手段23が、視聴番組特定手段に相当する。
(実施の形態2)
図5は、本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。第1の実施の形態と同様の構成部については、図1と同一の符号を付し、説明を省略する。
図5は、本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。第1の実施の形態と同様の構成部については、図1と同一の符号を付し、説明を省略する。
視聴監視端末1が備える映像特徴量生成手段212は、第1の実施の形態における映像特徴量生成手段12と同様に、映像視聴端末50から映像信号が入力され、映像特徴量を算出する。ただし、第1の実施の形態とは異なり、映像信号が入力された時刻(すなわち、視聴者が映像を視聴した時刻)を、映像特徴量とともにバッファ14に格納する。映像情報送出手段213は、バッファ14に空き容量がなくなったときに、バッファ14に格納されている映像特徴量を視聴調査サーバ2に送信する。ただし、第1の実施の形態とは異なり、映像特徴量生成手段212がバッファ14に記憶した時刻情報を視聴調査サーバ2の探索範囲限定手段224に送信し、映像特徴量を視聴調査サーバ2の視聴番組特定手段223に送信する。映像情報送出手段213は、映像特徴量を視聴番組特定手段223に送信するときに、その映像特徴量を算出する基となった映像信号が映像特徴量生成手段212に入力された時刻を探索範囲限定手段224に送信する。
また、視聴調査サーバ2側において、各映像特徴量生成手段21a’〜21c’は、映像特徴量だけでなく、映像信号を受信した時刻の情報も番組映像特徴量記憶部222に格納する。各映像特徴量生成手段21a’〜21c’が、映像特徴量および映像信号受信時刻の情報を格納する領域は、第1の実施の形態と同様、各映像特徴量生成手段に対応するチャンネル用に設けられたバッファである。この結果、番組映像特徴量記憶部222は、調査対象となる全ての放送局の番組についての映像特徴量および受信時刻情報を、チャンネルに対応したバッファ毎に格納する。なお、映像特徴量生成手段21a’〜21c’は、視聴調査サーバ2に設けられていてもよく、あるいは、それぞれ異なる位置に設置され、生成した映像特徴量を番組映像特徴量記憶部22にアップロードする構成であってもよい。この点は、第1の実施の形態と同様である。
視聴調査サーバ2が備える探索範囲限定手段224は、視聴監視端末1の映像情報送出手段213から受信した時刻情報と、番組映像特徴量記憶部222が記憶する時刻情報とに基づいて、視聴番組特定手段223が映像特徴量の類似度を判定する範囲を限定する。例えば、映像情報送出手段213から受信した時刻情報から、所定の時間さかのぼった時刻までの映像特徴量を格納した領域を、類似度判定の対象とするように限定する。
視聴番組特定手段223は、探索範囲限定手段224が限定した範囲内で、映像特徴量の類似度を判定し、視聴者が視聴している番組を特定する。
以上の構成において、映像特徴量生成手段212,21a’〜21c’、視聴番組特定手段223および探索範囲限定手段224は、例えば、プログラムに従って動作するCPUによって実現される。この場合、プログラムは、CPUが備えるROM等に予め記憶される。視聴番組特定手段223および探索範囲限定手段224は、プログラムに従って動作する同一のCPUによって実現されてもよい。
次に、動作について説明する。視聴監視端末1の動作は、図2に示すフローチャートと同様の動作であるが、ステップS3において、映像特徴量生成手段212は、映像特徴量だけでなく、映像視聴端末50から映像信号を受信した時刻(視聴者が映像を視聴した時刻)もバッファ14に記憶させる。また、ステップS6において、映像情報送出手段213は、バッファ14に格納された映像特徴量を視聴番組特定手段223に送信し、その映像特徴量に対応する時刻の情報を探索範囲限定手段224に送信する。
既に説明したように、番組映像特徴量記憶部222は、調査対象となる全ての放送局の番組についての映像特徴量および受信時刻情報を、チャンネルに対応したバッファ毎に格納する。また、この受信時刻は、各映像特徴量生成手段21a’〜21c’が映像信号を受信した時刻であり、すなわち、実際に番組が放送された時刻である。また、番組映像特徴量記憶部222が備える各チャンネルに対応するバッファは、新たな映像特徴量が格納される度に格納する内容が更新される。また、この各バッファは、ある一定期間に放送された番組の映像特徴量および受信時刻をまとめて格納できるように構成される。例えば、1日分の番組の映像特徴量および受信時刻をまとめて格納できるように構成される。個々のバッファにおいて、空き容量がなくなった場合、例えば、古い情報から順に削除し、新たな情報を記憶していく。すなわち、例えば、ファーストインファーストアウト方式で映像特徴量および時刻情報を記憶していく。
例えば、番組映像特徴量記憶部222の各バッファが1日分の番組の映像特徴量を記憶した場合、視聴者が現在視聴している番組と、1日前までに放送された番組の映像特徴量との類似度の判定が可能になる。従って、録画した番組を再生して視聴している場合であっても、その番組の視聴調査を行えるようになる。
探索範囲限定手段224は、映像情報送出手段213から時刻情報を受信すると、その時刻から所定時間(例えば、10秒)さかのぼった時刻までに対応する映像特徴量を格納した領域を、類似度の判定範囲として限定する。例えば、映像情報送出手段213から「P時Q分30秒」という時刻情報を受信した場合、探索範囲限定手段224は、番組映像特徴量記憶部222が記憶する映像特徴量のうち、「P時Q分20秒」から「P時Q分30秒」までの映像特徴量を格納した領域を、類似度の判定範囲として限定する。
視聴番組特定手段223は、探索範囲限定手段224が限定した領域内で、その領域内に記憶されている映像特徴量と、映像情報送出手段213から受信した映像特徴量との類似度を判定する。そして、類似度が予め定めたレベルより高い(例えば、カラーレイアウトの距離が所定のしきい値以下)になっている箇所を特定する。具体的には、第1の実施の形態と同様に、番組映像特徴量記憶部22が有するバッファに容量Cの探索窓をかけ、番組映像特徴量記憶部222が有するバッファ内で探索窓をずらしながら、類似度を判定すればよい。ただし、探索範囲限定手段224が限定した領域内でのみ、探索窓をずらして、類似度を判定する。
類似度が予め定めたレベルより高い箇所が一箇所しかなければ、その箇所に記憶された映像特徴量の基になった番組を、視聴者が視聴している番組として特定する。また、その箇所からチャンネルを特定する。
また、同一の番組が複数のチャンネルで同時に放送される場合や、映像の内容が異なるにも関わらず偶然映像特徴量が類似してしまう場合に、類似度が予め定めたレベルより高い箇所が複数特定される場合がある。このような場合、視聴者の直前の視聴履歴に基づいて、現在視聴中の番組を判定すればよい。すなわち、類似度が高い複数の箇所に基づいて特定される複数の番組の中から、前回の判定において視聴者が視聴した番組として特定された番組と同じチャンネルの番組を、視聴者が現在視聴している番組として判定すればよい。視聴者は、一般に、同じチャンネルを視聴し続ける可能性が高いと考えられるためである。また、類似度が高い複数の箇所に基づいて特定される複数の番組の中に、前回の判定において視聴者が視聴した番組として特定された番組と同じチャンネルの番組がない場合、類似度が最も高い箇所から特定される番組を、視聴者が視聴している番組として判定すればよい。また、視聴番組特定手段223は、その箇所からチャンネルを特定する。
探索範囲限定手段224が、映像情報送出手段213から受信した時刻の10秒前の時刻までに対応する映像特徴量を格納した領域を、類似度の判定範囲として限定したとする。この場合、視聴者のいる場所と、各映像特徴量生成手段21a’〜21b’の設置場所に対して放送電波が到達する時間に10秒程度の遅延が生じたとしても、正確に視聴調査を行うことができる。また、ここでは、探索範囲限定手段224が、映像情報送出手段213から受信した時刻の10秒前の時刻までに対応する映像特徴量を格納した領域を、類似度の判定範囲として限定する場合を示したが、ここに示した「10秒」は例示である。例えば、映像情報送出手段213から受信した時刻の1時間前、1日前、または1週間前等、長時間に渡る範囲を類似度の判定範囲としてもよい。この場合、既に説明したように、1週間前(あるいは、1日前、1時間前)等に録画した番組を再生して視聴している場合であっても、その番組の特定することができる。このように、現在放送されている番組でなくても、視聴者が視聴している番組を特定することができる。
本実施の形態において、映像視聴端末50が、映像表示端末に相当する。視聴監視端末1が、視聴調査端末に相当する。映像特徴量生成手段212が、映像信号入力手段および映像特徴量生成手段に相当する。映像断検知手段11が、電源状態判定手段に相当する。映像情報送出手段13が送信手段に相当する。映像特徴量生成手段21a’〜21c’が、番組映像特徴量生成手段に相当する。番組映像特徴量記憶部222が、番組映像特徴量記憶手段に相当する。視聴番組特定手段23が、視聴番組特定手段に相当する。探索範囲限定手段224が、第1の類似度判定処理対象限定手段に相当する。
(実施の形態3)
図6は、本発明の第3の実施の形態の構成を示すブロック図である。第1の実施の形態と同様の構成部については、図1と同一の符号を付し、説明を省略する。
図6は、本発明の第3の実施の形態の構成を示すブロック図である。第1の実施の形態と同様の構成部については、図1と同一の符号を付し、説明を省略する。
視聴監視端末1が備える映像情報送出手段313は、第1の実施の形態における映像情報送出手段13と同様に、映像特徴量を視聴調査サーバ2に送信する。ただし、視聴番組特定手段323に映像特徴量を送信するだけでなく、視聴監視端末の位置情報(この位置情報は、映像視聴端末50の位置情報と同一である。)を視聴調査サーバ2の視聴番組限定手段324に送信する。
映像情報送出手段313は、例えば、予め位置情報を記憶した記憶媒体を備え、映像特徴量を送信する際に、その記憶媒体から位置情報を読み込んで視聴番組限定手段324に送信してもよい。あるいは、視聴監視端末1がGPS(Global Positioning System)アンテナおよびGPS信号による位置算出部(図示せず。)を備え、その位置算出部がGPSアンテナに受信した信号に基づいて位置情報を算出する構成としてもよい。この場合、映像情報送出手段313は、映像特徴量を送信する際に、位置算出部が算出した位置情報を視聴番組限定手段324に送信すればよい。
また、視聴調査サーバ2において、受信可能チャンネルリスト記憶部325は、各位置で受信可能なチャンネルの一覧テーブルを記憶する。視聴番組限定手段324は、視聴監視端末1の映像情報送信手段313から位置情報を受信すると、その位置情報と受信可能チャンネルリスト記憶部325が記憶している一覧テーブルとに基づいて、視聴監視端末1および映像視聴端末50の設置位置で受信できるチャンネルの一覧情報を、視聴番組特定手段323に出力する。
視聴番組特定手段323は、番組映像特徴量記憶部22が備える各バッファの中から、視聴番組限定手段324が一覧情報として出力したチャンネルに対応するバッファを特定する。そして、そのバッファに格納されている映像特徴量と、視聴監視端末1の映像情報送出手段313から受信した映像特徴量とを比較し、類似度を判定する。そして、類似度が予め定めたレベルより高い(例えば、カラーレイアウトの距離が所定のしきい値以下)になっている箇所を特定する。その箇所に記憶された映像特徴量の基になった番組を特定する。また、その箇所からチャンネルを特定する。
視聴番組特定手段323が、類似度を判定して番組およびチャンネルを特定する処理は、類似度の判定対象のバッファが、番組映像特徴記憶部22のバッファのうち、映像視聴端末50が受信可能なチャンネルに対応するバッファに限定されている点を除けば、第1の実施例における視聴番組特定手段23の処理と同様である。
以上の構成において、映像特徴量生成手段12,21a〜21c、視聴番組特定手段323および視聴番組限定手段324は、例えば、プログラムに従って動作するCPUによって実現される。この場合、プログラムは、CPUが備えるROM等に予め記憶される。視聴番組特定手段323および視聴番組限定手段324は、プログラムに従って動作する同一のCPUによって実現されてもよい。
第3の実施の形態によれば、番組映像特徴記憶部22が有する全バッファに対して類似度の判定を行う必要がなく、映像視聴端末50が受信可能なチャンネルに対応するバッファに格納された映像特徴量のみを類似度の判定対象とすればよい。従って、類似度の判定精度を落とさないで、類似度の判定処理の負荷を低くすることができる。
本実施の形態において、映像視聴端末50が、映像表示端末に相当する。視聴監視端末1が、視聴調査端末に相当する。映像特徴量生成手段12が、映像信号入力手段および映像特徴量生成手段に相当する。映像断検知手段11が、電源状態判定手段に相当する。映像情報送出手段313が送信手段に相当する。映像特徴量生成手段21a〜21cが、番組映像特徴量生成手段に相当する。番組映像特徴量記憶部22が、番組映像特徴量記憶手段に相当する。視聴番組特定手段323が、視聴番組特定手段に相当する。受信可能チャンネルリスト記憶部325が、チャンネル情報記憶手段に相当する。視聴番組限定手段324が、第2の類似度判定処理対象限定手段に相当する。
(実施の形態4)
図7は、本発明の第4の実施の形態の構成を示すブロック図である。第1の実施の形態から第3の実施の形態のいずれかと同様の構成部については、図1、図5または図6と同一の符号を付し、説明を省略する。
図7は、本発明の第4の実施の形態の構成を示すブロック図である。第1の実施の形態から第3の実施の形態のいずれかと同様の構成部については、図1、図5または図6と同一の符号を付し、説明を省略する。
視聴監視端末1が備える映像情報送出手段413は、第1の実施の形態における映像情報送出手段13と同様に、映像特徴量を視聴調査サーバ2に送信する。ただし、視聴番組特定手段423に映像特徴量を送信するだけでなく、視聴監視端末の位置情報(この位置情報は、映像視聴端末50の位置情報と同一である。)を視聴調査サーバ2の視聴番組限定手段324に送信する。さらに、映像特徴量生成手段212に映像信号が入力された時刻の情報を、視聴調査サーバ2の探索範囲限定手段424に送信する。
映像情報送出手段413が探索範囲限定手段424に時刻情報を送信する処理は、第2の実施の形態と同様である。すなわち、映像特徴量生成手段212が映像特徴量をバッファ14に記憶させる際、その映像特徴量の基となった映像信号が入力された時刻の情報も映像特徴量とともに記憶させる。そして、映像情報送出手段413が映像特徴量を送信する際、バッファ14からその時刻の情報も読み出して、探索範囲限定手段424に送信すればよい。
また、映像情報送出手段413が視聴番組限定手段324に位置情報を送信する処理は、第3の実施の形態と同様である。映像情報送出手段413が、予め位置情報を記憶した記憶媒体を備え、その記憶媒体から位置情報を読み出して送信してもよい。あるいは、GPS信号に基づいて位置情報を算出して、その位置情報を視聴番組限定手段324に送信する構成であってもよい。
番組映像特徴量記憶部222は、第2の実施の形態と同様に、調査対象となる全ての放送局の番組についての映像特徴量および受信時刻情報(映像特徴量生成手段21a’〜21c’が映像信号を受信した時刻の情報)を、チャンネルに対応したバッファ毎に格納する。
視聴番組限定手段324は、視聴監視端末1の映像情報送信手段413から位置情報を受信すると、その位置情報と受信可能チャンネルリスト記憶部325が記憶している一覧テーブルとに基づいて、視聴監視端末1および映像視聴端末50の設置位置で受信できるチャンネルの一覧情報を、探索範囲限定手段424に出力する。
探索範囲限定手段424は、番組映像特徴量記憶部222が備える各バッファの中から、視聴番組限定手段324が一覧情報として出力したチャンネルに対応するバッファを特定する。さらに、探索範囲限定手段424は、その特定したバッファにおいて、映像情報送出手段413から受信した時刻情報の時刻から所定時間さかのぼった時刻までに対応する映像特徴量を格納した領域を、類似度の判定範囲として限定する。
視聴番組特定手段423は、探索範囲限定手段424が限定した領域内で、その領域内に記憶されている映像特徴量と、映像情報送出手段413から受信した映像特徴量との類似度を判定する。そして、類似度が予め定めたレベルより高い(例えば、カラーレイアウトの距離が所定のしきい値以下)になっている箇所を特定する。さらに、視聴番組特定手段423は、その箇所に記憶されている映像特徴量の基となった番組およびチャンネルを特定する。視聴番組特定手段423の処理は、第2の実施の形態における視聴番組特定手段223の処理と同様の処理である。
以上の構成において、映像特徴量生成手段212,21a’〜21c’、視聴番組特定手段423、探索範囲限定手段424および視聴番組限定手段324は、例えば、プログラムに従って動作するCPUによって実現される。この場合、プログラムは、CPUが備えるROM等に予め記憶される。視聴番組特定手段423、探索範囲限定手段424および視聴番組限定手段324は、プログラムに従って動作する同一のCPUによって実現されてもよい。
本実施の形態によれば、第3の実施の形態と同様に、類似度の判定精度を落とさないで、類似度の判定処理の負荷を低くすることができる。また、第2の実施の形態と同様に、視聴者のいる場所と、各映像特徴量生成手段21a’〜21b’の設置場所に対して放送電波が到達する時間に遅延が生じたとしても、正確に視聴調査を行えることができる。さらに、録画した番組を再生して視聴している場合であっても、その番組の特定することができる等、現在放送されている番組でなくても、視聴者が視聴している番組を特定することができる。
本実施の形態において、映像視聴端末50が、映像表示端末に相当する。視聴監視端末1が、視聴調査端末に相当する。映像特徴量生成手段212が、映像信号入力手段および映像特徴量生成手段に相当する。映像断検知手段11が、電源状態判定手段に相当する。映像情報送出手段413が送信手段に相当する。映像特徴量生成手段21a’〜21c’が、番組映像特徴量生成手段に相当する。番組映像特徴量記憶部222が、番組映像特徴量記憶手段に相当する。視聴番組特定手段423が、視聴番組特定手段に相当する。受信可能チャンネルリスト記憶部325が、チャンネル情報記憶手段に相当する。探索範囲限定手段424が、第1の類似度判定処理対象限定手段に相当する。視聴番組限定手段324が、第2の類似度判定処理対象限定手段に相当する。
(実施の形態5)
図8は、本発明の第5の実施の形態の構成を示すブロック図である。第1の実施の形態と同様の構成部については、図1と同一の符号を付し、説明を省略する。本実施の形態は、第1の実施の形態ないし第4の実施の形態とは異なり、視聴調査サーバ2を含まない。
図8は、本発明の第5の実施の形態の構成を示すブロック図である。第1の実施の形態と同様の構成部については、図1と同一の符号を付し、説明を省略する。本実施の形態は、第1の実施の形態ないし第4の実施の形態とは異なり、視聴調査サーバ2を含まない。
視聴監視端末1は、映像視聴端末50に設置される。視聴監視端末1は、映像断検知手段11と、映像特徴量生成手段12とを備える。この他、視聴監視端末1は、番組映像特徴量記憶部22と、視聴番組特定手段23とを備える。番組映像特徴量記憶部22および視聴番組特定手段23は、第1の実施の形態において、視聴調査サーバ2が備えていた番組映像特徴量記憶部22および視聴番組特定手段23と同様の構成部である。さらに、視聴監視端末1は、映像特徴量生成手段21a〜21cを備える。この映像特徴量生成手段21a〜21cは、第1の実施の形態における映像特徴量生成手段21a〜21cと同様の構成部である。
また、視聴監視端末1は、特定結果送出手段513を備える。特定結果送出手段513は、視聴番組特定手段23によって特定された情報(すなわち、視聴者が視聴している番組やチャンネルの情報)を外部に送信するインタフェース部である。特定結果送出手段513は、視聴者が視聴している番組やチャンネルの情報を、例えば、視聴調査を行う管理者の端末(図示せず。)に出力する。
視聴監視端末1の映像断検知手段11および映像特徴量生成手段12の処理経過は、図2のフローチャートに示す処理経過と同様である。ただし、第1の実施の形態では、ステップS6において、映像特徴量生成手段12が、映像情報送出手段13から視聴調査サーバ2に映像特徴量を送信していた。これに対し、本実施の形態では、図2に示すフローチャートのステップS6において、映像特徴量生成手段12が視聴監視端末1内に備えられる視聴番組特定手段23に映像特徴量を送信する。
また、映像視聴端末50がどのチャンネルの番組を受信しているかによらず、各チャンネルに対応する個々の映像特徴量生成手段21a〜21cには、放送が行われている間、逐次、対応するチャンネルの映像信号が入力される。そして、各映像特徴量生成手段21a〜21cは、第1の実施の形態と同様に映像特徴量を算出し、それぞれ、番組映像特徴量記憶部22内のバッファ(各映像特徴量生成手段に対応するチャンネル用に設けられたバッファ)に、算出した映像特徴量を記憶する。
視聴番組特定手段23は、映像特徴量生成手段12から受信する映像特徴量と、番組映像特徴量記憶部22内のバッファに格納された映像特徴量とを比較し、類似度を判定して、視聴者が視聴している番組およびチャンネルを特定する。視聴番組特定手段23が類似度を判定して、番組およびチャンネルを特定する処理は、第1の実施の形態における視聴番組特定手段23の処理と同様である。
視聴番組特定手段23が、視聴者が視聴している番組およびチャンネルを特定したならば、特定結果送出手段513は、その特定結果の情報を、例えば、視聴調査を行う管理者の端末(図示せず。)に出力する。
本実施の形態において、映像特徴量生成手段12,21a〜21cおよび視聴番組特定手段23は、例えば、プログラムに従って動作するCPUによって実現される。この場合、プログラムは、CPUが備えるROM等に予め記憶される。映像特徴量生成手段12および視聴番組特定手段23は、プログラムに従って動作する同一のCPUによって実現されてもよい。
本実施の形態では、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。すなわち、本実施の形態では、映像から映像特徴量を算出し、視聴者が視聴している番組から算出された映像特徴量と、各番組から算出された映像特徴量とを比較して、視聴調査を行っている。従って、映像から映像特徴量が算出できればよいので、アナログ放送、ディジタル放送等の放送形態によらずに、視聴調査を行うことができる。また、視聴者が高機能携帯端末を使用しなければならない等の視聴者に対する制限を視聴者に課さずにすむ。また、各放送局は、番組に映像コードを付加しなくてよいので、各放送局の運用負担を軽減できる。
また、映像に基づく映像特徴量を利用しているので、音声がない状態が続いて、音声出力の特徴がでにくいような番組であっても、視聴調査を行うことができる。
また、映像特徴量生成手段12は、映像視聴端末50の電源がオフであるときには映像特徴量を算出せず、映像視聴端末50の電源がオンであることを映像断検知手段11が検出したときにのみ映像特徴量を算出する。従って、視聴者が映像視聴端末50の電源をオンとしているときにだけ、効率的に視聴調査を行うことができる。
さらに、映像視聴端末50の電源がオンであれば、映像特徴量生成手段12は、逐次、映像特徴量を算出し、バッファ14に蓄積された映像特徴量を視聴番組特定手段23に送信する。一方、映像特徴量生成手段21a〜21cも、放送が行われている間、逐次、対応するチャンネルの映像信号が入力され、映像特徴信号を算出して番組映像特徴量記憶部22に記憶させる。従って、視聴者が視聴しているチャンネルおよび番組をほぼリアルタイムに特定することができる。
第5の実施の形態では、視聴監視端末1が、第2の実施の形態における探索範囲限定手段224を備えていてもよい。この場合、映像特徴量生成手段12が、映像特徴量を視聴番組特定手段23に送信する際に、その映像特徴量を算出する基になった映像信号が映像特徴量生成手段12に入力された時刻を探索範囲限定手段224に送信する。探索範囲限定手段224は、第2の実施の形態と同様に、その時刻から所定時間さかのぼった時刻までに対応する映像特徴量を格納した領域を、類似度の判定範囲として限定する。視聴番組特定手段23は、探索範囲限定手段224によって限定された範囲で、類似度の判定を行い、番組やチャンネルの特定を行えばよい。このような構成にすれば、第2の実施の形態と同様の効果も得られる。
本実施の形態において、映像視聴端末50が、映像表示端末に相当する。視聴監視端末1が、視聴調査端末に相当する。映像特徴量生成手段12が、映像信号入力手段および映像特徴量生成手段に相当する。映像断検知手段11が、電源状態判定手段に相当する。映像特徴量生成手段21a〜21cが、番組映像特徴量生成手段に相当する。番組映像特徴量記憶部22が、番組映像特徴量記憶手段に相当する。視聴番組特定手段23が、視聴番組特定手段に相当する。また、探索範囲限定手段224を備える構成とした場合、探索範囲限定手段224は、類似度判定処理対象限定手段に相当する。
(実施の形態6)
図9は、本実施の第6の実施の形態の構成を示すブロック図である。第1の実施の形態と同様の構成部については、図1と同一の符号を付し、説明を省略する。
図9は、本実施の第6の実施の形態の構成を示すブロック図である。第1の実施の形態と同様の構成部については、図1と同一の符号を付し、説明を省略する。
視聴監視端末1は、映像情報送出手段613と映像断検知手段11を備える。映像情報送出手段613には、第1の実施の形態における映像特徴量生成手段12と同様に、映像視聴端末50から、視聴者が視聴している映像の映像信号が入力される。映像情報送出手段613は、映像視聴端末50から入力される映像信号をサンプリングし、視聴調査サーバ2の映像特徴量生成手段612に送信する。映像情報送出手段613は、このときストリーミング技術などを利用して、映像信号を映像特徴量生成手段612に送信することができる。また、映像情報送出手段613は、映像信号が表す画像の画像サイズを縮小してから映像特徴量生成手段612に送信してもよい。このように送信すれば、視聴監視端末1から視聴調査サーバ2に送信するデータ量を削減することができる。
なお、映像断検知手段11は、映像視聴端末50の電源状態を検知し、検知結果を映像情報送出手段613に通知する。映像情報送出手段613は、映像視聴端末50の電源がオンである場合にのみ、映像信号(サンプリングした映像信号)を映像特徴量生成手段612に送信する。
視聴調査サーバ2は、映像特徴量生成手段612と、視聴番組特定手段23と、番組映像特徴量記憶部22とを備える。視聴番組特定手段23および番組映像特徴量記憶部22は、第1の実施の形態における視聴番組特定手段23および番組映像特徴量記憶部22と同様の構成部である。また、番組映像特徴量記憶部22に映像特徴量を格納する各映像特徴量生成手段21a〜22cの動作も、第1の実施の形態における各映像特徴量生成手段21a〜22cの動作と同様である。
映像特徴量生成手段612は、映像情報送出手段613から映像信号を受信すると、その映像信号に基いて映像特徴量を算出し、バッファ14に格納する。さらに映像特徴量を記憶させることができる空き容量がバッファ14上に存在しなくなったら、映像特徴量生成手段612は、バッファに格納した映像特徴量を視聴番組特定手段23に出力し、バッファ14内の映像特徴量をクリアする。
視聴番組特定手段23は、映像特徴量生成手段612から受信する映像特徴量と、番組映像特徴量記憶部22内のバッファに格納された映像特徴量とを比較し、類似度を判定して、視聴者が視聴している番組およびチャンネルを特定する。この処理は、第1の実施の形態における視聴番組特定手段23の処理と同様である。
本実施の形態において、映像特徴量生成手段612,21a〜21cおよび視聴番組特定手段23は、例えば、プログラムに従って動作するCPUによって実現される。この場合、プログラムは、CPUが備えるROM等に予め記憶される。映像特徴量生成手段612および視聴番組特定手段23は、プログラムに従って動作する同一のCPUによって実現されてもよい。
本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
第6の実施の形態では、視聴調査サーバ2が、第2の実施の形態における探索範囲限定手段224を備えていてもよい。この場合、映像情報送出手段613が、映像信号を映像特徴量生成手段612に送信する際、その映像信号が映像情報送出手段613に入力された時刻を探索範囲限定手段224に送信する。探索範囲限定手段224は、第2の実施の形態と同様に、その時刻から所定時間さかのぼった時刻までに対応する映像特徴量を格納した領域を、類似度の判定範囲として限定する。視聴番組特定手段23は、探索範囲限定手段224によって限定された範囲で、類似度の判定を行い、番組やチャンネルの特定を行えばよい。このような構成にすれば、第2の実施の形態と同様の効果も得られる。
さらに、第6の実施の形態では、視聴調査サーバ2が、第3の実施の形態における受信可能チャンネルリスト記憶部325と、視聴番組限定手段324とを備えていてもよい。この場合、映像情報送出手段613は、第3の実施の形態と同様に、映像視聴端末50の位置情報を視聴番組限定手段324に送信する。位置情報は、予め記憶していてもよいし、GPS信号を利用して算出してもよい。視聴番組限定手段324は、第3の実施の形態と同様に、位置情報を受信すると、その位置情報と受信可能チャンネルリスト記憶部325が記憶している一覧テーブルとに基づいて、視聴監視端末1および映像視聴端末50の設置位置で受信できるチャンネルの一覧情報を、視聴番組特定手段23に出力する。視聴番組特定手段23は、番組映像特徴量記憶部22が備えるバッファの中から、視聴番組限定手段324が一覧情報として出力したチャンネルに対応するバッファを特定する。そして、そのバッファに格納されている映像特徴量と、視聴監視端末1の映像情報送出手段313から受信した映像特徴量とを比較し、類似度を判定する。このような構成にすれば、第3の実施の形態と同様の効果も得られる。
本実施の形態において、映像視聴端末50が、映像表示端末に相当する。視聴監視端末1が、視聴調査端末に相当する。映像情報送出手段613が、映像送信手段に相当する。映像断検知手段11が、電源状態判定手段に相当する。映像特徴量生成手段21a〜21cが、番組映像特徴量生成手段に相当する。番組映像特徴量記憶部22が、番組映像特徴量記憶手段に相当する。視聴番組特定手段23が、視聴番組特定手段に相当する。また、探索範囲限定手段224を備える構成とした場合、探索範囲限定手段224は、第1の類似度判定処理対象限定手段に相当する。また、受信可能チャンネルリスト記憶部325および視聴番組限定手段324を備える構成とした場合、受信可能チャンネルリスト記憶部325は、チャンネル情報記憶手段に相当し、視聴番組限定手段324は、第1の類似度判定処理対象限定手段に相当する。
なお、第2の実施の形態から第6の実施の形態においても、映像特徴量として、第1の実施の形態と同様に、カラーレイアウトやモーションアクティビティ等、様々な情報を用いることができる。
また、上記第1の実施の形態から上記第6の実施の形態では、多数の映像監視端末1より視聴結果を集計することで、テレビジョン放送の視聴率調査を行うことができる。
本発明は、アナログ放送、ディジタル放送の双方に対応した視聴調査システムや視聴調査端末に利用することが可能である。また、テレビジョン放送の視聴率調査をリアルタイムに(即時的に)行い、番組編成の組み直し等を迅速に行うためのシステムに利用することができる。また、現在放送されている番組でなくても、視聴者が視聴している番組を特定することができるシステムに利用することができる。さらに、テレビジョン放送のかわりにインターネット経由でアクセスできるストリーミング放送を受信することによりストリーミング放送の視聴調査にも利用可能である。
1 視聴調査端末
2 視聴調査サーバ
11 映像断検知手段
12 映像特徴量生成手段
13 映像情報送出手段
14 バッファ
21a〜21c 映像特徴量生成手段
22 番組映像特徴量記憶部
23 視聴番組特定手段
2 視聴調査サーバ
11 映像断検知手段
12 映像特徴量生成手段
13 映像情報送出手段
14 バッファ
21a〜21c 映像特徴量生成手段
22 番組映像特徴量記憶部
23 視聴番組特定手段
Claims (23)
- 放送される番組の映像を表示する映像表示端末から前記映像の映像信号が入力される映像信号入力部と、
前記映像信号入力部に入力された前記映像信号に基づいて、前記映像の特徴を表す情報である映像特徴量を生成する映像特徴量生成部と、
各チャンネルで放送されている番組の映像信号に基づいて、番組の映像の映像特徴量をチャンネル毎に生成する番組映像特徴量生成部と、
前記番組映像特徴量生成部が生成した映像特徴量を記憶する番組映像特徴量記憶部と、
前記映像特徴量生成部が生成した映像特徴量と、前記番組映像特徴量記憶部が記憶する各映像特徴量との類似度を判定することによって、前記映像表示端末が表示している番組または前記番組を放送しているチャンネルを特定する視聴番組特定部と
を具備する
視聴調査システム。 - 放送される番組の映像を表示する映像表示端末に設置される視聴調査端末と、
前記視聴調査端末に接続される視聴調査サーバと、
前記視聴調査サーバに接続され、各チャンネルで放送されている番組の映像信号に基づいて、映像の特徴を表す情報である映像特徴量を各チャンネルの各番組毎に生成する番組映像特徴量生成部と
を具備し、
前記視聴調査端末は、
前記映像表示端末が表示する映像の映像信号が前記映像表示端末から入力される映像信号入力部と、
前記映像信号入力部に入力された映像信号に基づいて、前記映像表示端末が表示する映像の特徴を表す情報である映像特徴量を生成する映像特徴量生成部と、
前記映像特徴量生成部が生成した映像特徴量を前記視聴調査サーバに送信する送信部と
を備え、
前記視聴調査サーバは、
前記番組映像特徴量生成部が生成した映像特徴量を記憶する番組映像特徴量記憶部と、
前記送信部によって送信された映像特徴量と、前記番組映像特徴量記憶部が記憶する各映像特徴量との類似度を判定することによって、前記映像表示端末が表示している番組または前記番組を放送しているチャンネルを特定する視聴番組特定部と
を備えた
視聴調査システム。 - 前記視聴調査端末は更に、前記映像表示端末の電源がオンであるかオフであるかを判定する電源状態判定部を備え、
前記映像特徴量生成部は、前記映像表示端末の電源がオンであると判定された場合に、前記映像表示端末が表示する映像の映像特徴量を生成する
請求項2に記載された視聴調査システム。 - 前記送信部は、前記映像表示端末から前記映像信号入力部に映像信号が入力された時刻の情報を、前記映像信号に基づいて生成された映像特徴量とともに前記視聴調査サーバに送信し、
前記番組映像特徴量生成部は、番組の映像信号を受信した時刻の情報を、前記映像信号に基づいて生成した映像特徴量とともに前記番組映像特徴量記憶部に記憶させ、
前記視聴調査サーバはさらに、前記送信部から受信した時刻の情報と、前記番組映像特徴量記憶部が記憶する時刻の情報とに基づいて、前記視聴番組特定部による類似度の判定処理対象を定める第1の類似度判定処理対象限定部を備えた
請求の範囲項2又は3のうちのいずれか1項に記載された視聴調査システム。 - 前記番組映像特徴量記憶部は、前記番組映像特徴量生成部が生成した映像特徴量をチャンネル毎に記憶し、
前記送信部は、映像表示端末の位置を示す位置情報を、映像特徴量とともに前記視聴調査サーバに送信し、
前記視聴調査サーバは更に、各位置で受信可能なチャンネルの一覧情報を記憶するチャンネル情報記憶部と、
前記送信部から受信した前記映像表示端末の位置情報と前記一覧情報とに基づいて、前記映像表示端末が受信可能なチャンネルを特定することにより、視聴番組特定部による類似度の判定処理対象を定める第2の類似度判定処理対象限定部と
を備えた
請求項2から4のうちのいずれか1項に記載された視聴調査システム。 - 放送される番組の映像を表示する映像表示端末から前記映像の映像信号が入力される映像信号入力部と、
前記映像信号入力部に入力された映像信号に基づいて、前記映像表示端末が表示する映像の特徴を表す情報である映像特徴量を生成する映像特徴量生成部と、
前記映像特徴量生成部が生成した映像特徴量を、前記映像特徴量に基づいて前記映像に対応する番組またはその番組を放送しているチャンネルを特定する前記視聴調査サーバに送信する送信部と
を具備する
視聴調査端末。 - 前記映像表示端末の電源がオンであるかオフであるかを判定する電源状態判定手段を備え、
前記映像特徴量生成部は、映像表示端末の電源がオンであると判定された場合に、前記映像表示端末が表示する映像の映像特徴量を生成する
請求項6に記載された視聴調査端末。 - 前記送信部は、前記映像表示端末から前記映像信号入力部に映像信号が入力された時刻の情報を、前記映像信号に基づいて生成された映像特徴量とともに前記視聴調査サーバに送信する請求項6又は7のうちのいずれか1項に記載された視聴調査端末。
- 前記送信部は、前記映像表示端末の位置を示す位置情報を、前記映像信号に基づいて生成された映像特徴量とともに前記視聴調査サーバに送信する請求項6から8のうちのいずれか1項に記載された視聴調査端末。
- 各チャンネルで放送されている番組の映像信号に基づいて、映像の特徴を表す情報である映像特徴量を各チャンネルの各番組毎に生成する番組映像特徴量生成手段と、
前記番組映像特徴量生成手段が生成した映像特徴量を記憶する番組映像特徴量記憶部と、
放送される番組の映像を表示する映像表示端末に設置される視聴調査端末から、前記映像表示端末が表示した映像の特徴を表す情報である映像特徴量を受信し、受信した前記映像特徴量と、前記番組映像特徴量記憶手段が記憶する各映像特徴量との類似度を判定することによって、前記映像表示端末が表示している番組または前記番組を放送しているチャンネルを特定する視聴番組特定部と
を具備する
視聴調査サーバ。 - 前記番組映像特徴量記憶部は、前記番組映像特徴量生成部が番組の映像信号を受信した時刻の情報を、前記映像信号に基づいて生成した映像特徴量とともに記憶し、
更に、前記視聴調査端末から、前記映像表示端末が映像信号を受信した時刻の情報と、前記映像信号に基づいて生成された映像特徴量とを受信し、受信した時刻の情報と、前記番組映像特徴量記憶部が記憶する時刻の情報とに基づいて、視聴番組特定部による類似度の判定処理対象を定める第1の類似度判定処理対象限定部を備えた
請求項10に記載された視聴調査サーバ。 - 前記番組映像特徴量記憶部は、前記番組映像特徴量生成部が生成した映像特徴量をチャンネル毎に記憶し、
更に、各位置で受信可能なチャンネルの一覧情報を記憶するチャンネル情報記憶手段と、
前記映像表示端末の位置情報を前記視聴調査端末から受信し、前記映像表示端末の位置情報と前記一覧情報とに基づいて、前記映像表示端末が受信可能なチャンネルを特定することにより、前記視聴番組特定部による類似度の判定処理対象を定める第2の類似度判定処理対象限定部を備えた
請求項10又は11のうちのいずれか1項に記載された視聴調査サーバ。 - 放送される番組の映像を表示する映像表示端末に設置される視聴調査端末と、
前記視聴調査端末に接続される視聴調査サーバと、
前記視聴調査サーバに接続され、各チャンネルで放送されている番組の映像信号に基づいて、映像の特徴を表す情報である映像特徴量を各チャンネルの各番組毎に生成する番組映像特徴量生成部
とを具備し、
前記視聴調査端末は、
前記映像表示端末が表示する映像の映像信号を前記視聴調査サーバに送信する映像送信部
を備え、
前記視聴調査サーバは、
前記映像送信部から送信される映像信号に基づいて、前記映像表示端末が表示する映像の映像特徴量を生成する映像特徴量生成部と、
前記番組映像特徴量生成部が生成した映像特徴量を記憶する番組映像特徴量記憶部と、
前記映像特徴量生成部が生成した映像特徴量と、前記番組映像特徴量記憶部が記憶する各映像特徴量との類似度を判定することによって、映像表示端末が表示している番組または前記番組を放送しているチャンネルを特定する視聴番組特定部
とを備える
視聴調査システム。 - 前記視聴調査端末は、前記映像表示端末の電源がオンであるかオフであるかを判定する電源状態判定部を備え、
前記映像送信部は、前記映像表示端末の電源がオンであると判定された場合に、前記映像表示端末が表示する映像の映像信号を前記視聴調査サーバに送信する
請求項13に記載された視聴調査システム。 - 前記映像送信部は、前記映像表示端末が表示する映像の映像信号とともに、前記映像信号を前記映像表示端末から入力された時刻の情報を前記視聴調査サーバに送信し、
前記番組映像特徴量生成手段は、番組の映像信号を受信した時刻の情報を、前記映像信号に基づいて生成した映像特徴量とともに前記番組映像特徴量記憶部に記憶させ、
前記視聴調査サーバは、前記映像送信手段から受信した時刻の情報と、前記番組映像特徴量記憶手段が記憶する時刻の情報とに基づいて、前記視聴番組特定部による類似度の判定処理対象を定める第1の類似度判定処理対象限定部を備えた
請求項13又は14のうちのいずれか1項に記載された視聴調査システム。 - 前記視聴調査端末は、前記映像表示端末の位置を示す位置情報を前記視聴調査サーバに送信する位置情報送信部を備え、
前記番組映像特徴量記憶部は、前記番組映像特徴量生成部が生成した映像特徴量をチャンネル毎に記憶し、
前記視聴調査サーバは、各位置で受信可能なチャンネルの一覧情報を記憶するチャンネル情報記憶部と、
前記位置情報送信部から受信した前記位置情報と前記一覧情報とに基づいて、前記映像表示端末が受信可能なチャンネルを特定することにより、視聴番組特定部による類似度の判定処理対象を定める第2の類似度判定処理対象限定部を備えた
請求項13から15のうちのいずれか1項に記載された視聴調査システム。 - 番組を表示する映像表示端末の電源がオンであるかオフであるかを判定する電源状態判定部と、
前記映像表示端末の電源がオンであると判定された場合に、前記映像表示端末が表示する映像の映像信号を、映像の特徴を表す情報である映像特徴量に基づいて前記映像に対応する番組またはその番組を放送しているチャンネルを特定する視聴調査サーバに送信する映像送信部と
を具備する
視聴調査端末。 - 放送される番組の映像を表示する映像表示端末が表示する映像の映像信号を、前記映像表示端末に設置される視聴調査端末から受信し、前記映像信号に基づいて、前記映像表示端末が表示する映像の特徴を表す情報である映像特徴量を生成する映像特徴量生成部と、
映像の特徴を表す情報である映像特徴量を各チャンネルの各番組毎に生成する番組映像特徴量生成部と、
前記番組映像特徴量生成部が生成した映像特徴量を記憶する番組映像特徴量記憶部と、
前記映像特徴量生成部が生成した映像特徴量と、前記番組映像特徴量記憶部が記憶する各映像特徴量との類似度を判定することによって、前記映像表示端末が表示している番組または前記番組を放送しているチャンネルを特定する視聴番組特定手段と
を備えた
視聴調査サーバ。 - 前記番組映像特徴量記憶部は、前記番組映像特徴量生成部が番組の映像信号を受信した時刻の情報を、前記番組映像特徴量生成部が生成した映像特徴量とともに記憶し、
前記映像表示端末が表示する映像の映像信号が前記映像表示端末から前記視聴調査端末に送られた時刻の情報を受信し、受信した時刻の情報と、前記番組映像特徴量記憶部が記憶する時刻の情報とに基づいて、前記視聴番組特定部による類似度の判定処理対象を定める第1の類似度判定処理対象限定部を備えた
請求項18に記載された視聴調査サーバ。 - 前記番組映像特徴量記憶部は、番組映像特徴量生成部が生成した映像特徴量をチャンネル毎に記憶し、
更に、各位置で受信可能なチャンネルの一覧情報を記憶するチャンネル情報記憶部と、
前記映像表示端末の位置情報を前記視聴調査端末から受信し、前記映像表示端末の位置情報と前記一覧情報とに基づいて、前記映像表示端末が受信可能なチャンネルを特定することにより、前記視聴番組特定部による類似度の判定処理対象を定める第2の類似度判定処理対象限定部を備えた
請求項18又は19のうちのいずれか1項に記載された視聴調査サーバ。 - 放送される番組の映像を表示する映像表示端末から番組の映像の映像信号が入力される映像信号入力部と、
前記映像信号入力部に入力された映像信号に基づいて、映像の特徴を表す情報である映像特徴量を生成する映像特徴量生成部と、
各チャンネルで放送されている番組の映像信号に基づいて、番組の映像の映像特徴量をチャンネル毎に生成する番組映像特徴量生成部と、
前記番組映像特徴量生成部が生成した映像特徴量を記憶する番組映像特徴量記憶部と、
前記映像特徴量生成部が生成した映像特徴量と、前記番組映像特徴量記憶部が記憶する各映像特徴量との類似度を判定することによって、前記映像表示端末が表示している番組または前記番組を放送しているチャンネルを特定する視聴番組特定部と
を具備する
視聴調査端末。 - 更に、前記映像表示端末の電源がオンであるかオフであるかを判定する電源状態判定手段を備え、
前記映像特徴量生成部は、前記映像表示端末の電源がオンであると判定された場合に、前記映像表示端末が表示する映像の映像特徴量を生成する
請求項21に記載された視聴調査端末。 - 前記番組映像特徴量生成部は、番組の映像信号を受信した時刻の情報を、前記映像信号に基づいて生成した映像特徴量とともに前記番組映像特徴量記憶部に記憶させ、
前記映像表示端末から前記映像信号入力部に映像信号が入力された時刻と、前記番組映像特徴量記憶手段が記憶する時刻の情報とに基づいて、前記視聴番組特定部による類似度の判定処理対象を定める類似度判定処理対象限定部を備えた
請求項21又は22のうちのいずれか1項に記載された視聴調査端末。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003280750 | 2003-07-28 | ||
JP2003280750 | 2003-07-28 | ||
PCT/JP2004/008903 WO2005011294A1 (ja) | 2003-07-28 | 2004-06-24 | 視聴調査システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2005011294A1 true JPWO2005011294A1 (ja) | 2007-09-27 |
Family
ID=34100892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005511983A Pending JPWO2005011294A1 (ja) | 2003-07-28 | 2004-06-24 | 視聴調査システム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7920164B2 (ja) |
JP (1) | JPWO2005011294A1 (ja) |
WO (1) | WO2005011294A1 (ja) |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4564319B2 (ja) * | 2004-09-27 | 2010-10-20 | 株式会社東芝 | 通信装置と通信方法 |
US7743394B2 (en) | 2007-04-03 | 2010-06-22 | Google Inc. | Log processing of channel tunes and channel tune times generated from a television processing device |
US7802280B2 (en) * | 2007-04-03 | 2010-09-21 | Google Inc. | Approving transcoded advertisements in advertisement front end |
JP2009124433A (ja) * | 2007-11-14 | 2009-06-04 | Toshiba Corp | ストリーム供給装置、コンテンツ再生装置及びコンテンツ再生方法。 |
US8416295B2 (en) * | 2008-07-24 | 2013-04-09 | Triasys Technologies Corp. | Surveillance data recording device and method |
US20100034514A1 (en) * | 2008-08-05 | 2010-02-11 | Mathieu Paul Luc Massart | Display device and method with content recording and/or streaming |
GB2465141B (en) | 2008-10-31 | 2014-01-22 | Media Instr Sa | Simulcast resolution in content matching systems |
US8244739B2 (en) * | 2009-01-23 | 2012-08-14 | Nec Corporation | Data retrieval device using a skip table |
JP5679781B2 (ja) * | 2010-11-26 | 2015-03-04 | キヤノン株式会社 | 振動型アクチュエータの制御装置 |
JP5649470B2 (ja) * | 2011-01-24 | 2015-01-07 | 株式会社ビデオリサーチ | 放送メディア測定システム及び方法 |
KR101799443B1 (ko) * | 2011-05-02 | 2017-11-20 | 삼성전자주식회사 | 영상 컨텐츠 시청 확인 방법 및 이를 적용한 방송수신장치, 그리고 서버 |
CN104023251B (zh) * | 2014-06-13 | 2015-08-19 | 腾讯科技(深圳)有限公司 | 基于视频的互动方法和系统 |
MX2018000566A (es) * | 2015-07-16 | 2018-04-24 | Inscape Data Inc | Sistema y metodo para mejorar la gestion de la carga de trabajo en el sistema de monitoreo de television acr. |
US9900636B2 (en) | 2015-08-14 | 2018-02-20 | The Nielsen Company (Us), Llc | Reducing signature matching uncertainty in media monitoring systems |
JP2017092664A (ja) * | 2015-11-06 | 2017-05-25 | 株式会社ビデオリサーチ | 番組分析装置及び番組分析方法 |
US9793978B2 (en) * | 2016-01-22 | 2017-10-17 | Honeywell International Inc. | Efficient aeronautical information download coupled with ADS-B function |
US10063918B2 (en) | 2016-02-29 | 2018-08-28 | Gracenote, Inc. | Media channel identification with multi-match detection and disambiguation based on single-match |
US9924222B2 (en) | 2016-02-29 | 2018-03-20 | Gracenote, Inc. | Media channel identification with multi-match detection and disambiguation based on location |
US9930406B2 (en) | 2016-02-29 | 2018-03-27 | Gracenote, Inc. | Media channel identification with video multi-match detection and disambiguation based on audio fingerprint |
JP6148785B1 (ja) * | 2016-12-26 | 2017-06-14 | 株式会社Cygames | 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム |
CN107037262B (zh) * | 2017-04-25 | 2020-02-11 | 成都玖锦科技有限公司 | 一种大数据频谱分析系统及其方法 |
JP6779174B2 (ja) * | 2017-05-19 | 2020-11-04 | 株式会社Cygames | プログラム及び情報処理方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06231254A (ja) * | 1993-02-03 | 1994-08-19 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | 動画像の高速認識検索方法 |
JPH07327017A (ja) * | 1994-05-31 | 1995-12-12 | Fuji Software Kk | 聴取率調査装置及び方法 |
JP2000068956A (ja) * | 1998-08-19 | 2000-03-03 | Takahiro Yasuhoso | 個人視聴取率集計システム |
JP2001298433A (ja) * | 2000-04-12 | 2001-10-26 | Dd Marketing:Kk | 視聴率調査装置、視聴率調査方法および記録媒体 |
JP2003502936A (ja) * | 1999-06-18 | 2003-01-21 | ジー. エイペル,スティーブン | 視聴率調査システム、及び音声信号を圧縮及び相関するシステムと方法 |
JP2003179566A (ja) * | 2001-12-13 | 2003-06-27 | Hakuhodo Inc | 受信管理システム、受信管理方法及び受信装置 |
Family Cites Families (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4697209A (en) * | 1984-04-26 | 1987-09-29 | A. C. Nielsen Company | Methods and apparatus for automatically identifying programs viewed or recorded |
US4876736A (en) * | 1987-09-23 | 1989-10-24 | A. C. Nielsen Company | Method and apparatus for determining channel reception of a receiver |
US5481294A (en) * | 1993-10-27 | 1996-01-02 | A. C. Nielsen Company | Audience measurement system utilizing ancillary codes and passive signatures |
JPH08280075A (ja) | 1995-02-03 | 1996-10-22 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 赤外線リモコン信号情報検出装置 |
JP4339415B2 (ja) | 1995-08-29 | 2009-10-07 | ソニー株式会社 | 送信装置 |
JPH10112829A (ja) | 1996-10-04 | 1998-04-28 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 映像放送システムおよび受像機 |
JP4003150B2 (ja) | 1998-01-31 | 2007-11-07 | ソニー株式会社 | 番組選択履歴情報取得装置及びその方法 |
JPH11275607A (ja) | 1998-03-24 | 1999-10-08 | Fuji Electric Co Ltd | テレビ視聴率調査システム |
JP2000307530A (ja) | 1999-04-21 | 2000-11-02 | Takahiro Yasuhoso | ウェアラブル視聴率メータシステム |
NZ504255A (en) | 1999-05-12 | 2000-12-22 | Two Way Tv Ltd | Monitoring program to which interactive television receiver is tuned |
JP2001069098A (ja) | 1999-08-26 | 2001-03-16 | Sony Corp | データ放送方法、データ放送システム、放送装置および受信装置 |
JP4257558B2 (ja) | 1999-12-15 | 2009-04-22 | ソニー株式会社 | 視聴検出システム及び映像再生装置並びに視聴検出方法 |
JP2002010230A (ja) | 2000-06-16 | 2002-01-11 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 映像配信方法及び装置 |
JP3775186B2 (ja) | 2000-08-10 | 2006-05-17 | 日本電気株式会社 | 放送確認システム、放送確認装置および方法、放送確認プログラムを記録した記録媒体 |
JP2002077436A (ja) | 2000-08-28 | 2002-03-15 | Happu:Kk | テレビジョン視聴率調査方式 |
JP2002135810A (ja) | 2000-10-24 | 2002-05-10 | Institute For Welcome System Ltd | 携帯電話等の移動体通信端末とテレビ受像機およびテレビ録画装置の遠隔操作装置を一体化することで効率的テレビ番組視聴、視聴率調査、電子商取引を円滑に行う機構および方法 |
JP2002142234A (ja) | 2000-11-02 | 2002-05-17 | Nec Corp | 視聴率又は聴取率を集計を可能にした受信装置とその集計方法及びその方法を記録した記録媒体、半導体装置 |
JP2002271286A (ja) | 2001-03-13 | 2002-09-20 | Dainippon Printing Co Ltd | デジタル放送の視聴データ収集システムおよび視聴データ収集方法 |
JP2002344933A (ja) | 2001-03-15 | 2002-11-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | データ放送を利用した視聴情報収集システム及び方法、並びにそのシステムに用いられる放送受信端末、視聴情報サーバ、販売店端末及び視聴情報利用端末 |
US20020133393A1 (en) | 2001-03-15 | 2002-09-19 | Hidenori Tatsumi | Viewing information collection system and method using data braodcasting, and broadcast receiver, viewing information server, shop terminal, and advertiser terminal used therein |
JP2002300126A (ja) | 2001-03-30 | 2002-10-11 | Toshiba Corp | データ収集システムとこのシステムに用いられる対価収受システム |
JP3928367B2 (ja) | 2001-04-05 | 2007-06-13 | 日本電気株式会社 | 宣伝挿入領域決定装置及びプログラム |
JP2002335543A (ja) | 2001-05-10 | 2002-11-22 | Tomo-Digi Corp | 視聴状況調査方法 |
JP4219749B2 (ja) | 2003-06-25 | 2009-02-04 | 株式会社Ctiサイエンスシステム | 視聴率調査システム及び視聴率調査方法 |
-
2004
- 2004-06-24 WO PCT/JP2004/008903 patent/WO2005011294A1/ja active Application Filing
- 2004-06-24 US US10/558,687 patent/US7920164B2/en active Active
- 2004-06-24 JP JP2005511983A patent/JPWO2005011294A1/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06231254A (ja) * | 1993-02-03 | 1994-08-19 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | 動画像の高速認識検索方法 |
JPH07327017A (ja) * | 1994-05-31 | 1995-12-12 | Fuji Software Kk | 聴取率調査装置及び方法 |
JP2000068956A (ja) * | 1998-08-19 | 2000-03-03 | Takahiro Yasuhoso | 個人視聴取率集計システム |
JP2003502936A (ja) * | 1999-06-18 | 2003-01-21 | ジー. エイペル,スティーブン | 視聴率調査システム、及び音声信号を圧縮及び相関するシステムと方法 |
JP2001298433A (ja) * | 2000-04-12 | 2001-10-26 | Dd Marketing:Kk | 視聴率調査装置、視聴率調査方法および記録媒体 |
JP2003179566A (ja) * | 2001-12-13 | 2003-06-27 | Hakuhodo Inc | 受信管理システム、受信管理方法及び受信装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20070052802A1 (en) | 2007-03-08 |
US7920164B2 (en) | 2011-04-05 |
WO2005011294A1 (ja) | 2005-02-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPWO2005011294A1 (ja) | 視聴調査システム | |
CN104584571B (zh) | 在机顶盒处产生音频指纹序列 | |
JP4287053B2 (ja) | デジタルテレビ用視聴率測定システム | |
US9113203B2 (en) | Generating a sequence of audio fingerprints at a set top box | |
EP3876441B1 (en) | Method for surveying broadcast ratings and ratings statistics information server | |
CN102217218A (zh) | 内容匹配系统中的联播解析 | |
JP2005311810A (ja) | デジタル放送を用いた視聴履歴収集方法 | |
CN101969580A (zh) | 基于调谐频点与台标匹配的收视率统计系统及其统计方法 | |
US9159076B2 (en) | User answer collection server, user answer collection system, broadcast reception apparatus and control method | |
JP4370560B2 (ja) | 視聴調査システム、方法、視聴調査用プログラム、視聴調査端末およびサーバー | |
JP3886052B2 (ja) | 操作履歴送信携帯端末、視聴率測定装置、視聴率測定システムおよび視聴率測定方法 | |
JP5649470B2 (ja) | 放送メディア測定システム及び方法 | |
KR100562287B1 (ko) | 디지털 양방향 티브이의 광고방송 시청조사방법 및 장치 | |
JP4280100B2 (ja) | 送信装置、受信装置、及び視聴履歴収集システム | |
JP2005026779A (ja) | 視聴データ収集システムにおける視聴データ収集サーバ、移動端末 | |
US20150052542A1 (en) | System and method for measuring media audience | |
JP3650084B2 (ja) | 視聴状況データ取得方法、センタ装置及びプログラム | |
JP2005006348A (ja) | 符号化方法 | |
JP5509847B2 (ja) | 放送受信端末、ユーザ回答集計サーバ、ユーザ回答集計システム及び制御方法 | |
JP6632131B2 (ja) | 視聴量解析装置およびプログラム | |
AU756582B2 (en) | Software agent for an audience measurement system for digital television | |
MXPA00000429A (en) | Audience measurement system for digital television |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100219 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100702 |