JPS624908A - 拡張スリ−ブを備えた固定部材 - Google Patents

拡張スリ−ブを備えた固定部材

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JPS624908A
JPS624908A JP14989786A JP14989786A JPS624908A JP S624908 A JPS624908 A JP S624908A JP 14989786 A JP14989786 A JP 14989786A JP 14989786 A JP14989786 A JP 14989786A JP S624908 A JPS624908 A JP S624908A
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アルツール・フイツシヤー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、孔において自己緊定式に固定可能な拡張スリ
ーブを備えた固定部材であって、固定部材のシャフトが
その後端部に対象物を保持もしくは緊定するための手段
を有し、かつ前方範囲に横断面を減じられた区分を有し
ており、該区分に、連続した縦スリットを備えた拡張ス
リーブが差し嵌められていて、同区分に、固定部材の前
端部を形成する拡張コーンが接続している形式のものに
関する。
従来の技術 公知の固定部材では、拡張スリーブが2つのシェルから
構成されていることによって、横断面を減じられた区分
への拡張スリーブの装着が行われ得るよう(/rCなっ
ており、この場合筒シェルの結合は前記区分において行
われる。しかしながらまた連続したスリットを備えた拡
張スリーブも使用可能であり、この拡張スリーブはシャ
フトへの装着のために適当な幅に広げられ次いで再び縮
められる。
拡張スリーブの拡開のために拡張スリーブは基礎の孔に
おいて固定されねばならず、これによって拡張コーンは
該拡張コーンに引張り力が作用した場合に拡張スリーブ
内に侵入して該拡張スリーブを広げることができる。こ
のようなし 形式の公知の固定部材では拡張スリーブ該拡張スリーブ
の直径を越えて突出している複数の突出部が配置されて
おり、これらの突出部は孔において押しつぶされるよう
になっている。孔における拡張スリーブのこのような固
定形式は、孔の穿孔誤差に対して固定部材を極めて敏感
にさせる。孔の径が小さい場合には拡張スリーブは突出
部を介して、横断面を減じられた区分にしっかりと押し
付けられ、この場合拡張スリーブへの拡張コーンの侵入
は場合によってはもはや不可能である。これに対して孔
が大きい場合には孔における拡張スリーブの固定が十分
でないことがあり、拡張コーンによって引張り力が負荷
された場合に拡張スリーブが孔の外に動いてしまう。同
様な問題は、まず初めにぴったりだった孔が後で生じる
亀裂によって広がってしまった場合にも発生する。亀裂
形成は特に、引張り区域への固定部材の適合が望まれて
いる場合に、考慮されねばならない。公知の固定部材で
は軟鋼製の拡張スリーブが用いられるので、このような
拡張スリーブは引張り負荷時に非弾性的に拡開され、従
って例えば孔の範囲における亀裂形成によって変化が生
じた場合又は負荷が変化した場合には拡張スリーブの適
合は達成されず、この結果公知の固定部材ではゆるみが
発生し、ひいては固定の確実性が損われる。
発明の課題 ゆえに本発明の課題は、冒頭に述べた形式の固定部材を
改良して、コンクリート部分の引張り区域における確実
な固定を保証する固定部材を提供することである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明の構成では、拡張スリ
ーブが直径を弾性的に変形可能なばねスリーブであり、
拡張スリーブの内壁と該拡張スリーブに取り囲まれた、
横断面を減じられた区分との間に自由空間が存在してお
り、拡張スリーブの外径が最大シャフト直径よりも太き
い。
発明の作用並びに効果 本発明のように構成されていると、直径を弾性的に変形
可能なばねスリーブとして構成された拡張スリーブは、
固定部材の打込み時に孔内において緊張する。それとい
うのは拡張スIJ−プの外径は孔の直径もしくは固定部
材のシャフト中央範囲の直径エリも犬である。固定部材
の打込み時に拡張スリーブは孔直径に弾性的に押し縮め
られ、この際に拡張スリーブはばね力な伴って孔の内壁
に押し付けられる。この場合ばねスリーブの外径は、穿
孔誤差が生じている場合でも孔におけるばねスリーブの
十分に強い緊張が常に保証されるように選択されている
。拡張スリーブと横断面を減じられた区分との間の自由
空間はこの場合、拡張スリーブが少なくともシャフトの
最大外径に押し縮められ得るような大きさに選択されて
いる。発生する穿孔誤差を考慮して、狭い孔の場合にも
孔内におけるシャフトのひっかかりが生じないようにシ
ャフト直径を設定すると、固定部材の打込み時には常に
、拡張スリーブによって孔内壁に加えられるばね力に基
づく摩擦だけを克服すればよい。
実施態様 本発明の有利な実施態様では、横断面を減じられた区分
が、孔において押し縮められた拡張スリーブの内径より
も小さな材料厚を有している。このように構成されてい
ると、孔に打ち込まれた固定部材においても拡張スリー
ブと該拡張スリーブによって取り囲まれた区分との間に
、曲がった孔においても前記区分の相応な屈曲を可能な
らしめる自由空間が発生し、この結果拡張コーンは引張
り負荷時に均一に拡張スリーブに接触することができ、
これによって拡張スリーブへの拡張力の均一な導入、ひ
いては孔における相応に均一な締付は力の分布が達成さ
れ得る。減じられた区分と該区分を取り囲む拡張スリー
ブとの間には自由空間が存在するので、拡張スリーブは
ぶらぶらしていると言える。
本発明の別の実施態様によれば、拡張スIJ −プの連
続した縦スリットが、横断面を減じられた区分の最大材
料厚よりも小さな内幅を有している。このようになって
いると、ばねスリーブとして構成された拡張スリーブを
弾性的な範囲におけるわずかな拡大によって前記区分に
側方から差し嵌めることができ、この場合拡張スリーブ
の形状は差嵌め後に再びその本来の直径にばね弾性的に
戻る。横断面を減じられた区分はその横断面が円形に構
成されていてもよいが、しかしながら有利な実施態様に
よれば、前記区分がくさび形横断面?備えた扁平ウェブ
を形成しており、該扁平ウェブの一方の狭幅側が拡張ス
リーブの縦スリットの内幅と同じか又はそれよりも幅狭
であり、かつ他方の狭幅側が前記内幅よりも幅広である
。例えばばね鋼製のスIJ−プは、扁平ウェブの一方の
より幅狭の狭幅側から前記区分を越えて比較的簡単に差
し込むことができる。
別の有利な実施態様によれば、横断面を減じられた区分
と拡張コーンとを備えた固定部材のシャフトが焼入れさ
れていない鋼から成っているのに対して、拡張スリーブ
は焼入れもしくは熱処理されている。これによって孔に
おける拡張スリーブの拡大及び緊定時に、引張り力が大
きい場合でも拡張スリーブの材料が流れることは確実に
回避される。さらに、有利には成形プレスによって製作
される拡張コーンは焼入れされた鋼から成る拡張スリー
ブのために最適な滑り面を提供する。上述のように構成
されていることによって、引張り負荷が生じた場合でも
後で亀裂によって広がった孔に自動的にぴったりと適合
する拡張スリーブを備えた固定部材が得られろ。
実施例 次に図面につき本発明の詳細な説明する。
第1図に示された固定部材はンヤフト1から成っており
、このシャフト1はその後端部に対象物を緊定するため
のねじ山区分2を有している。シャフト1の前方範囲に
は横断面を減じられた区分3が設けられており、この区
分3には前端部に向かって拡張コーン4が接続されてい
る。区分3の範囲には、ばね鋼から成る拡張スリーブ5
が装着されている。この拡張スリーブ5は半径方向及び
軸方向の遊びをもって区分3を取9囲んでいる。
第1図のA−B線に沿った断面図である第2図かられか
るように、区分3は横断面くさび形の扁平ウェブを形成
しており、この扁平ウェブの最大幅もしくは最大材料厚
は拡張スリーブ5の内径よりも小さい。これによって区
分3と拡張スリーブ5との間には自由空間6が生じてお
リ、従って拡張スリーブ5はゆるく支承されている。こ
のように拡張スリーブがゆるく支承されていることに基
づいて、この拡張スリーブ5は揺動可能に支承された拡
張スリーブと呼ぶこともできる。
拡張スリーブ5は連続した縦スリット7を有しており、
この縦スリット7の内幅は区分3のくさび形成形部のよ
り幅広の狭幅側8エリも幅狭である。これによって区分
3の範囲における拡張スリーブ5の確実な固定が達成さ
れる。区分3に拡張スリーブ6を差し嵌めるだめに拡張
スリーブ6はその連続した縦スリット7でくさび形成形
部のより幅狭の狭幅側9に押し+1けられ、拡張スリー
ブ5がくさび形成形部の狭幅側8の後ろでその本来の直
径にばね弾性的に戻る壕で、側方から区分3を越えて押
し嵌められる。
拡張スリーブ5を備えた固定部材は、全長にわたってほ
ぼ等しい外径を有しているが、しかしながら緊定ばねと
して作用する拡張スリーブ5はわずかに大きな外径を有
している。固定部材を穿孔された孔に打ち込む場合拡張
スリーブ5は孔の直径に押し縮められ、これによって孔
において次のように、すなわち、固定部材の後端部に引
張り負荷が作用した場合に拡張コーン4が拡張スリーブ
5に引き込まれ、これによって拡張スリーブ5が孔にお
いて外側に向がって孔壁に押し伺けられろように、しっ
かりと保持される。これによって引張り付加時には拡張
スリーブ5の範囲において自動的な緊定作用が生じる。
第3図には拡張くぎとして働く固定部材が示されており
、この固定部材はコンクリート部分11の孔10におい
て緊定されている。この固定部材の後端部には頭12が
一体成形されており、この頭12は固定すべき対象物1
3をコンクリート部分11にしっかりと固定している。
拡張コーン4と区分3のくさび形成形部との間の移行部
14の範囲において、くさび形成形部の狭幅側は拡張コ
ーン40円錐面と同程度のテーパで延びている。
拡張スリーブ5のばね作用によって、拡張スリーブ5を
孔においてぐらつかないようにしっかりと保持する締伺
げ力が生じる。緊張は引張り力と共に増大するので、固
定部材を孔においてあらかじめ固定することなしに確実
な固定が達成される。孔の変化時にも拡張スリーブ5は
ばね弾性的に適合するので、常に所望の緊定作用が得ら
れる。区分3と拡張スリーブ5との間に存在する自由空
間6によって拡張スリーブ5は孔10が曲がっている場
合でも区分3とは無関係に孔壁の経過に適合することが
できる。これによって拡張コーン4の範囲における均一
な緊張ひいてはコンクリート部11への均一な力導入が
達成され、この結果特に確実かつ高負荷可能な緊定か得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は負荷されていない状態における本発明による固
定部材を示す全体図、第2図は第1図のA−B線に沿っ
た断面図、第6図は孔に差し込まれた固定部材を示す図
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、拡張スリーブを備えた固定部材であつて、固定部材
    のシャフトがその後端部に対象物を保持もしくは緊定す
    るための手段を有し、かつ前方範囲に横断面を減じられ
    た区分を有しており、該区分に、連続した縦スリットを
    備えた拡張スリーブが差し嵌められていて、同区分に、
    固定部材の前端部を形成する拡張コーンが接続している
    形式のものにおいて、拡張スリーブ(5)が直径を弾性
    的に変形可能なばねスリーブであり、拡張スリーブ(5
    )の内壁と該拡張スリーブに取り囲まれた前記区分(3
    )との間に自由空間(6)が存在しており、拡張スリー
    ブ(5)の外径が最大シャフト直径よりも大きいことを
    特徴とする、拡張スリーブを備えた固定部材。 2、横断面を減じられた区分(3)が、孔において押し
    縮められた拡張スリーブ(5)の内径よりも小さい材料
    厚を有している、特許請求の範囲第1項記載の固定部材
    。 3、拡張スリーブ(5)の連続した縦スリット(7)が
    、前記区分(3)の最大材料厚よりも小さな内幅を有し
    ている、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の固定部
    材。 4、前記区分(3)がくさび形横断面を備えた扁平ウェ
    ブを形成しており、該扁平ウェブの一方の狭幅側(9)
    が拡張スリーブ(5)の縦スリット(7)の内幅と同じ
    か又はそれよりも幅狭であり、かつ他方の狭幅側(8)
    が前記内幅よりも幅広である、特許請求の範囲第1項か
    ら第3項までのいずれか1項記載の固定部材。 5、拡張スリーブ(5)が焼入れされているのに対して
    、拡張コーン(4)及び前記区分 (3)が焼入れされていない鋼から成つている、特許請
    求の範囲第1項から第4項までのいずれか1項記載の固
    定部材。 6、拡張コーン(4)が成形プレスによつて製作されて
    いる、特許請求の範囲第1項から第5項までのいずれか
    1項記載の固定部材。 7、拡張スリーブ(5)がスリットを備えた管を形成し
    ている、特許請求の範囲第1項から第6項までのいずれ
    か1項記載の固定部材。
JP14989786A 1985-06-29 1986-06-27 拡張スリ−ブを備えた固定部材 Granted JPS624908A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3523418 1985-06-29
DE3523418.0 1985-06-29
DE3526784.4 1985-07-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS624908A true JPS624908A (ja) 1987-01-10
JPH0154565B2 JPH0154565B2 (ja) 1989-11-20

Family

ID=6274621

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14989786A Granted JPS624908A (ja) 1985-06-29 1986-06-27 拡張スリ−ブを備えた固定部材

Country Status (1)

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JP (1) JPS624908A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10355346B2 (en) 2000-01-19 2019-07-16 Fractus, S.A. Space-filling miniature antennas

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50111462A (ja) * 1973-11-13 1975-09-02

Patent Citations (1)

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JPS50111462A (ja) * 1973-11-13 1975-09-02

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10355346B2 (en) 2000-01-19 2019-07-16 Fractus, S.A. Space-filling miniature antennas

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JPH0154565B2 (ja) 1989-11-20

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