JPS5930942B2 - 自動変速機のダウンシフト弁 - Google Patents

自動変速機のダウンシフト弁

Info

Publication number
JPS5930942B2
JPS5930942B2 JP53105898A JP10589878A JPS5930942B2 JP S5930942 B2 JPS5930942 B2 JP S5930942B2 JP 53105898 A JP53105898 A JP 53105898A JP 10589878 A JP10589878 A JP 10589878A JP S5930942 B2 JPS5930942 B2 JP S5930942B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
pressure
circuit
shift
spool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53105898A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5560746A (en
Inventor
一喜 岩永
一彦 菅野
邦雄 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP53105898A priority Critical patent/JPS5930942B2/ja
Priority to US05/958,925 priority patent/US4313354A/en
Priority to CA000334001A priority patent/CA1151904A/en
Priority to DE19792934920 priority patent/DE2934920A1/de
Priority to FR7921701A priority patent/FR2434973A1/fr
Priority to AU50427/79A priority patent/AU518274B2/en
Priority to GB7929997A priority patent/GB2029526B/en
Publication of JPS5560746A publication Critical patent/JPS5560746A/ja
Publication of JPS5930942B2 publication Critical patent/JPS5930942B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/02Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used
    • F16H61/0262Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being hydraulic
    • F16H61/0265Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being hydraulic for gearshift control, e.g. control functions for performing shifting or generation of shift signals
    • F16H61/0267Layout of hydraulic control circuits, e.g. arrangement of valves

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動変速機のダウンシフト弁に関するものであ
る。
自動変速機にあっては通常、シフト弁のスプールに受圧
面積差をつけ、この面積差にスロットル圧、又はライン
圧を作用させ、この圧力とばねとに対向して作用するガ
バナ圧にシフト弁を応動させて、シフトアップ時のシフ
トパターンを第3図にaで示す理想に近いパターンとな
す。
又、シフト弁は上記シフトアップ時、上記面積差に作用
するスロットル圧又はライン圧をカットし、シフトダウ
ン時のシフトパターンにヒステリシスをつけるようにし
ており、シフト点を、上記面積差により一義的に決定さ
れる例えば第3図のb又はCの如くに変化させるが、か
かるシフトパターンは設定したdまたはe点に対応する
スロットル開度で所望のシフト点を部分的に得ることが
できても、その前後の範囲では理想のシフトパターンf
からずれてしまう。
本発明は、この点に関する問題がとりもなおさず、シフ
トアップ時のシフトパターンとシフトタウン時のシフト
パターンとがシフト弁で決まるため、即ち両シフトパタ
ーンを従来の自動変速機では個々に決定できない事実に
起因することをつきとめ、シフト弁にはアップシフト時
のシフトパターンのみを決定させ、ダウンシフト時はシ
フト弁に比較的高圧のスロットル圧又はライン圧を別途
供給してこのシフト弁をそれ自体のダウンシフト動作と
無関係に強制的にダウンシフト動作せしめ、これにより
ダウンシフト時のシフトパターンを理想のパターンにな
し得るようにした自動変速機のダウンシフト弁を提供し
ようとするものである。
以下、図示の実施例により本発明を詳述する。
第1図は前進3速後退】速の自動変速機の内部における
動力伝達部分の構造を示したもので、エンジンにより駆
動されるクランクシャフト100、トルク・コンバータ
101、インプットシャフト102、フロント・クラッ
チ104、リア・クラッチ105、セカンド・ブレーキ
106、ロー・アンド・リバース・ブレーキ107、ワ
ンウェイクラッチ108、中間シャフト109、第1遊
星歯車群110、第2遊星歯車群111、アウトプット
シャフト112、第1ガバナ・バルブ113、第2ガバ
ナ・バルブ114、オイル・ポンプ115より構成され
る。
トルク・コンバータ100はポンプ・インペラP1 タ
ービン・ランナーT1ステータSより成り、ポンプ・イ
ンペラPはクランク・シャフト100Iこより駆動さ札
中に入っているトルク・コンバータ作動油を回しインプ
ットシャフト102に固定されたタービン・ランナTに
トルクを与える。
トルクは更にインプットシャフト102によって変速歯
車列に伝えられる。
ステータSはワンウェイクラッチ103を介してスリー
ブ116上に置かれる。
ワンウェイクラッチ′(03はステータSにクランクシ
ャフト100と同方向の回転すなわち矢印方向の回転(
以下正転と略省する)は許すが反対方向の回転(以下逆
転と略称する)は許さない構造になっているっ第1遊星
歯車群110は中間シャフト109に固定されるインタ
ーナル・ギヤ117、中空伝導シャツ目18に固定され
るサン・ギヤ119、インターナル・ギヤ117および
サン・ギヤ119のそれぞれに噛み合いながら自転と同
時に公転し得る2個以上のプラネット・ピニオン120
、アウトプットシャフト112に固定されプラネット・
ピニオン120を支持するフロント・プラネット・キャ
リア121から構成され、第2遊星歯車群111はアウ
トプットシャフト112に固定されるインターナル・ギ
ヤ122、中空伝導シャフト118に固定されるサン
ギヤ123、インターナル・ギヤ122およびサン・ギ
ヤ123のそれぞれに噛み合いながら自転と同時に公転
し得る2個以上のプラネット・ピニオン124、該プラ
ネット・ピニオンを支持するリア・プラネット・キャリ
ア125より構成される。
フロント・クラッチ104はタービン・ランナTにより
駆動されるインプットシャフト102と両サン・ギヤ1
19,123と一体になって回転する中空伝導シャフト
118とをドラム126を介して結合し、リア・クラッ
チ105は中間シャフト109を介してインプットシャ
フト102と第1遊星歯車群110のインターナル・ギ
ヤ117とを結合する働きをする。
セカンド・ブレーキ106は中空伝導シャフト118に
固定されたドラム126を巻いて締付けることにより、
両サン・ギヤ119,123を固定し、ロー・アンド・
リバース・ブレーキ107は第2遊星歯車群111のリ
ア・プラネット・キャリア125を固定する動きをする
ワンウェイ・クラッチ108はリア・プラネット・キャ
リア125には正転は許すが、逆転は許さない構造にな
っている。
第1ガバナ・バルブ113および第第2ガバナ・バルブ
114はアウトプットシャフト112に固定された車速
に応じたガバナ圧を発生する。
次にセレクト・レバーをD(前進自動変速)位置に設定
した場合における動力伝導列を説明する。
この場合は始ゆに前進入力クラッチであるリア・クラッ
チ105のみが締結されている。
エンジンからトルク・コンバータ101を経た動力は、
インプットシャフト102からリア・クラッチ105を
通って第1遊星歯車群110のインターナル・ギヤ11
7に伝達される。
インターナル・ギヤ117はプラネット・ギヤ120を
正転させる。
従ってサン・ギヤ119は逆転し、サン・ギヤ119と
一体になって回転する第2遊星歯車群111のサン・ギ
ヤ123を逆転させるため第2遊星歯車群111のプラ
ネット・ギヤ124は正転する。
ワンウェイ・クラッチ108はサン・ギヤ123がリア
・プラネット・キャリア125を逆転させるのを阻止し
、前進反力ブレーキとして働く。
このため第2遊星歯車群111のインターナル・ギヤ1
22は正転する。
従ってインターナル・ギヤ122と一体回転するアウト
プットシャフト112も正転じ、前進第1速の減速比が
得られる。
この状態において車速か上がりセカンド・ブレーキ10
6が締結されると第1速の場合と同様tこインプットシ
ャフト102からリア・クラッチ105を通った動力は
インターナル・ギヤ117に伝達される。
セカンド・ブレーキ106はドラム126を固定し、サ
ン・ギヤ119の回転を阻止し前進反力ブレーキとして
働く。
このため静止したサン・ギヤ119のまわりをプラネッ
ト・ピニオン120が自転しながら公転し、従ってフロ
ント・プラネット・キャリア121およびこれと一体に
なっているアウトプットシャフト112は減速されては
いるが、第1速の場合より早い速度で正転し、前進第2
速の減速比が得られる。
更に車速か上がりセカンド・ブレーキ106が解放され
フロント・クラッチ104が締結されると、インプット
シャフト102に伝達された動力は、−方はリア・クラ
ッチ105を経てインターナル・ギヤ117)こ伝達さ
れ、他方はフロントクラッチ104を経てサン・ギヤ1
19に伝達される。
従ってインターナル・ギヤ117、サン・ギヤ119は
インターロックされ、フロント・プラネット・キャリア
121およびアウトプットシャツ目12と共にすべて同
一回転速度で正転じ前進第3速が得られる。
この場合、入力クラッチに該当するものはフロントクラ
ッチ104およびリア・クラッチ105であり、遊星歯
車によるトルク増大は行われないため反力ブレーキはな
い。
次にセレクトレバーをR(後退走行)位置)こ設定した
場合の動力伝動列を説明する。
この場合はフロント・クラッチ104とロー・アンド・
リバース・ブレーキ107が締結される。
エンジンからトルク・コンバータ101を経た動力は、
インプットシャフト102からフロントクラッチ104
、ドラム126を通ってサン・ギヤ119.123に導
かれる。
このとき、リア・プラネット・キャリア125がロー・
アンド・リバース・ブレーキ107により固定されてい
るので、サン・ギヤ119,123が正転するとインタ
ーナル・ギヤ122が減速されて逆転し、該インターナ
ル・ギヤ122と一体回転するアウトプットシャフト1
12も逆転し、後退の減速比が得られる。
第2図は本発明のダウンシフト弁を、第3速から第2速
へのダウンシフトに際しシフトパターンを決定できるよ
う、上記自動変速機の変速制御装置に組込んで示す油圧
系統であるが、本発明のダウンシフト弁はこの使用態様
に限られず、あらゆる変速段へのダウンシフトに際し、
そのシフトパターンを決定するのに用いることができる
第2図の油圧系統はオイル・ポンプ115、プレッシャ
レギュレータバルブ128、プレッシャ・ブースタバル
ブ129、トルク・コンバータ101、マニュアル・バ
ルブ130、第1ガバナ・バルブ113、第2ガバナ・
バルブ114.1−2シフト・バルブ131.2−3シ
フト・バルブ132、スロットル・モジュレータ・バル
ブ133、プレツシャモデイファイヤバルブ134、セ
カンド・ロック・バルブ135.2−3タイミング・バ
ルブ136、ソレノイド・ダウン シフト・バルブ13
7、ス田ノトル・バック・アップ・バルブ138、バキ
ュームスロットル・バルー7’139、バキュームダイ
ヤフラム140、フロント・クラッチ104、リア・ク
ラッチ105、セカンド・ブレーキ106、バンド・サ
ーボ141、ロー・アンド・リバース・ブレーキ107
および油圧回路網よりなる。
オイル・ポンプ115はエンジンによりクランクシャフ
ト100およびトルク・コンバータ101のポンプ翼車
Pを介して駆動され、エンジン作動中は常にリザーバ1
42からストレレーナ143を通して有害なゴミを除去
した油を吸いあげライン圧回路144へ送出す。
油はプレッシャ・レギュレータ・バルブ128によって
所定の圧力に調整されて作動油圧としてトルク・コンバ
ータ101およびマニュアル・バルブ130へ送られる
プレッシャ・レギュレータ・バルブ128はスプール1
72とバネ173よりなり、スプール172にはバネ1
73に加えてプレッシャ・ブースタ・バルブ129のス
プール174を介して回路165のスロットル圧と回路
156のライン圧が作用し、スプール172の上方に回
路144からオリフィス175を通して作用するライン
圧および回路176から作用する圧力に対抗している。
トルク・コンバータ101の作動油圧は回路144から
プレッシャレギュレータ・バルブ128を経て回路14
5へ導入され保圧バルブ146によっである圧力以内に
保たれている。
ある圧力以上では保圧バルブ146は開かれて油はさら
に回路147から動力伝達機構の後部潤滑部に送られる
この潤滑油圧が高すぎる時にIJ IJ−フ・バルブ1
48が開いて油圧は下げられる。
一方動力伝達機構の前部潤滑部fこは回路145から前
部潤滑バルブ149を開いて潤滑部が供給される。
マニュアル・バルブ130は手動による流体方向切換バ
ルブで、スプール150によって構成され、セレクト・
レバー(図示せず)にリンケージを介して結ばれ、各セ
レクト操作によってスプール150が動いてライン圧回
路144の圧送通路を切換えるものである。
第2図に示されている状態はN(中立)位置tこある場
合でライン圧回路144はポートdおよびeに開いてい
る。
第1ガバナ・バルブ113および第2ガバナ・バルブ1
14は前進走行の時に発生したガバナ圧により1−2シ
フト・バルブ131、および2−3シフト・バルブ13
2を作動させて自動変速作用を行い、又ライン圧をも制
御するもので、マニュアル・バルブ130がD、■およ
びIの各位置にある時、油圧はライン圧回路144から
マニュアル・バルブ130のポートcを経て第2ガバナ
・バルブ114に達し、車が走行すれば第2ガンクナ・
バルブ114によって調圧されたガバナ圧は回路157
に送り出され第1ガバナ・バルブ113に導入され、あ
る車速になると第1ガバナバルブ113のスプール17
7が移動して回路157は回路158と導通してガバナ
圧が発生し回路158よりガバナ圧は1−2シフト・バ
ルブ131.2−3シフト・バルブ132およびプレア
シャ・モデファイア・バルブ134の各端面に作用しこ
れらの各バルブを右方に押しつけているそれぞれのバネ
と釣合っている。
又、マニュアル・バルブ130のポートCから回路15
3、回路161および回路162を経てセカンド・ブレ
ーキ106を締めつけるバンド・サーボ141のサーボ
アプライ室169に達する油圧回路の途中に1−2シフ
ト・バルブ131とセカンド・ロック・バルブ135を
別個に設け、更1こマニュアル・バルブ130のポート
dからセカンド・ロック・バルブ135に達する回路1
52を設ける。
従って、セレクト・レバーをD位置に設定するト、マニ
ュアル・バルブ130のスプール150が動いてライン
圧回路144はポートa、bおよびCに通じる。
油圧はポートaからは回路151を通り一部はセカンド
・ロック・バルブ135の下部に作用して、バネ179
により上に押付けられているスプール178がポートd
から回路152を経て作用している油圧によって下げら
れることにより導通している回路161および162が
遮断されないようにし、一部はオリフィス166を経て
回路167から2−3シフト・バルブ132に達し、ポ
ートcからは回路153を通り第2ガバナ・バルブ11
4、リア・クラッチ105および1−2シフト・バルブ
131に達して変速機は前進第1速の状態になる。
この状態で車速がある速度になると回路158のガバナ
圧により、バネ159によって右方に押付けられている
l−2シフト・バルブ131のスプール160が左方に
動いて前進第1速から第2速への自動変速作用が行われ
回路153と回路161が導通し、油圧はセカンド・ロ
ック・バルブ135を経て回路162からバンド・サー
ボ141のサーボアプライ室169に達しセカンド・ブ
レーキ106を締結し、変速機は前進第2速の状態にな
る。
この場合、■−2シフト・バルブ131は小型化してい
るため、変速点の速度は上昇することなく所要の速度で
スプール160は左方に動き前進第1速から第2速への
自動変速作用が行われる。
更lこ車速か上がりある速度になると回路158のガバ
ナ圧がバネ163に打勝って2−3シフト・バルブ13
2のスプール164を左方へ押つけて回路167と回路
168が導通し油圧は回路168から一部はバンド・サ
ーボ141のサーボレリーズ室170に達してセカンド
・ブレーキ106を解放し、一部はフロント・クラッチ
104に達してこれを締結し、変速機は前進第3速の状
態になる。
セレクト・レバーを■(前進第2速固定)位置に設定す
ルトマニュアル・バルブ130のスプール150は動い
てライン圧回路144はポートb、cおよびdに通じる
油圧はポートbおよびCからはDレンジの場合と同じ場
所に達し、リア・クラッチ105を締結し、一方セカン
ド・ロック・バルブ135の下部にはこの■の場合は油
圧が来ていないためとスプール178の回路152に開
いて油圧が作用する部分の上下のランドの面積は下の方
が太きいためセカンド・ロック・バルブ135のスプー
ル178はバネ179の力に抗して下に押し下げられて
回路152と回路162が導通し、油圧はバンド・サー
ボ141のサーボアプライ室169に達しセカンド・ブ
レーキ106を締結し変速機は前進第2速の状態になる
ポートdからは油圧は回路154を通りソレノイド・ダ
ウン・シフト・バルブ137およびスロットル・バック
・アップ・バルブ138に達する。
マニュアル・バルブ130のポートaとライン圧回路1
44との間は断絶していて、回路151から2−3シフ
ト・バルブ132には油圧が達していないためセカンド
・ブレーキ106の解放とフロント・クラッチ104の
締結は行われず変速機は前進第3速の状態になることは
なく、セカンド・ロック・バルブ135はマニュアル・
バルブ130と相俟って変速機を前進第2の状態に固定
しておく働きをする。
セレクト・レバーを■(前進第1速固定)位置に設定す
るライン圧回路144はポートc、dおよびeに通じる
っ油圧はポートCおよびdからは■の場合と同じ場所に
達し、リア・クラッチ105を締結し、ポートeからは
回路155より1−2シフト・バルブ131を経て、回
路171から一部はロー・リバース・ブレーキ107に
達して、前進反力ブレーキとして働くロー・リバース・
ブレーキ107を締結し、変速機を前進第1速の状態に
し、一部はl−2シフト・バルブ131の左側に達して
バネ159と共にスプール160を右方に押しつけてお
くように作用し、前進第1速は固定される。
セレクト・レバーをR(後退走行)位置に設定すると、
スプール150が動いてライン圧回路144はポートd
、eおよびfに通じる。
油圧はポートeからは回路155を通って回路171に
導かれ、ロー・アンド・リバース・ブレーキ107を締
結し、ポートfからは2−3シフト・バルブ132を通
って回路168に通じることによりバンド・サーボ14
1のサーボレリーズ室170に達してセカンド・ブレー
キ106を解放する一方、フロント・クラッチ104を
締結して後退の状態1こなる。
本発明のダウンシフト弁1は、バルブボデー21こスプ
ール3を摺動自在に嵌合して構成し、スプール3に2個
の条溝3a 、3bを設けて、2個のランド3c 、3
dと、これらより大径のランド3eとを設定する。
尚ランド3c 、3dの径は同径でも、ランド3c側を
小さく設定してもよい。
バルブボデー21こは条溝3aに常時対向する条溝2a
と、スプール3が図中右半部に示す下降位置で条溝2a
に連通し、スプール3が図中左半部に示す上昇位置の時
ランド3dに王り条溝2aから遮断される条溝2bと、
スプール3が下降位置の時ランド3cにより条溝2aか
ら遮断され、スプール3が上昇位置の時条溝2aに連通
されるドレンポート2cとを形成する。
そして、スプール3にはその上端面にはね4を作用させ
、スプール3の下端面とバルブボデー2との間にはラン
ド3eが臨む室5を画成する。
この室5を油路7によりガバナ圧回路1581“こ接続
し、条溝2aを油路8により2−3シフト・バルブ13
2に接続すると共1こ、条溝2bを油路9によりスロッ
トル圧回路165に接続する。
2−3シフト・バルブ132のスプール164は、回路
158内のガバナ圧を受ける図中右端のランド164a
を隣接ランド164bより大径とし、両者間に室132
aを画成する。
この室132aには、上記の如くダウンシフト弁1の条
溝2aから延びる油路8を接続する。
上述の構成とした本発明ダウンシフト弁の作用を次に説
明する。
2−3シフト・バルブ132が前述の作用により第2速
から第3速へシフトアップするような比較的高速での運
転中は、その車速に対応した比較的高いガバナ圧が回路
158から油路7を経て室5内に供給された時、スプー
ル3を図中左半部に示す上昇位置に保ち、条溝2aを条
溝2bから遮断すると共に、ドレンポート2cに連通さ
せている。
これがため、室132aは油路8及び条溝2aを経てド
レンポート2cに通じており、2−3シフト・バルブ1
32は前記の作用を伺等妨げられず、第2速から第3速
へのシフトアップが可能である。
第3速での走行中車速が低下していくと、これに応じて
室5内に導ひかれるガバナ圧も低下し、スプール3はば
ね4により押戻されてゆく。
車速が第3速から第2速へシフトダウンすべき値になる
と、ばね4とランド3e 、3d間の段差面積部に作用
しているスロットル圧とはスプール3を、そのランド3
cが条溝2aをドレンポート2cから遮断すると共に、
条溝2bに連通させる位置lこ下降せしめ、図中左半部
1こ示す下降位置にされる。
この時、ランド3cをランド3dより小さく設定すれば
ランド3eとランド3cとの受圧面積差に上記スロット
ル圧が作用してスプール3に図中下向きの力を及ぼすよ
う1こなり、スプール3はばね4のばね力とでより瞬時
にして図中右半部に示す下降位置にされる。
これにより、条溝2bに導ひかれたスロットル圧が条溝
2a、油路8を経て室132aに供給され、このスロッ
トル圧はランド164a、164bの受圧面積差に作用
して、末だ図中上半部に示す第3速選択位置にとどまろ
うとするスプール164を図中下半部に示す第2速位置
へ強制的に押動する。
かくて、2−3シフト・バルブ132は第3速から第2
速へのシフトダウンを行なうことができ、この時のシフ
トパターンは、ばね4のばね力設定及びランド3e−3
d間の受圧面積差決定を適切に行なうことにより、例え
ば第3図にfで示すような理想のシフトパターンにする
ことができる。
かくして本発明のシフトパターンは上述の如くに構成し
たから、第2速から第3速へのシフトアップ時における
シフトパターンを2−3シフト・バルブ132により決
定させ、第3速から第2速へのシフトダウン時1こおけ
るシフトパターンを2−3シフト・バルブ132の機能
と無関係に単独に決定でき、従って夫々のシフトパター
ンを理想のものになし得る。
なお、上述の例では2−3シフト・バルブ132を強制
的にシフトダウン動作させるのにスロットル圧を用いた
が、この代り1こライン圧を用いることもでき、この場
合油路9をスロットル圧回路165に接続する代りに、
ライン圧回路144に接続することで、目的を達するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動変速機の歯車列を例示する概略系統図、第
2図は同じくその自動変速制御装置に本発明のダウンシ
フト弁を組込んで示す油圧回路図、第3図はシフトパタ
ーンの説明図である。 1・・・・・・ダウンシフト弁、2・・・・・・バルブ
ボデー、2a 、2b・・・・・・条溝、2c・・・・
・・ドレンポート、3・・・・・・スプール、3a 、
3b・・・・・・条溝、3 Cy 3 d y3e・
・・・・・ランド、4・・・・・・ばね、5・・・・・
・室、7〜9・・・・・・油路、132・・・・・・2
−3シフト・バルブ、132a・・・・・・室、144
・・・・・・ライン圧回路、158・・・・・・ガバナ
圧回路、164・・・・・・スプール、164a 、1
64b・・・・・・ランド、165・・・・・・スロッ
トル圧回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車速に対応したガバナ圧に応動してシフトアップを
    行ない、ライン圧を対応する摩擦要素に供給するシフト
    弁を具えた自動変速機において、前記シフト弁と別個に
    前記ガバナ圧と、ばね及びスロット圧との作用を対向す
    るよう受け、ガバナ圧に対抗して変位した時、前記シフ
    ト弁に油圧を供給するダウンシフト弁を設け、こえによ
    り、前記シフト弁をダウンシフト状態となし得るよう構
    成したことを特徴とする自動変速機のダウンシフト弁。 2 ダウンシフト弁のスプールは、その段差面積部にス
    ロットル圧が作用し、ガバナ圧に対抗して変位した時、
    上記スロットル圧をシフト弁に供給するようになした特
    許請求の範囲第1項記載の自動変速機のダウンシフト弁
JP53105898A 1978-08-30 1978-08-30 自動変速機のダウンシフト弁 Expired JPS5930942B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53105898A JPS5930942B2 (ja) 1978-08-30 1978-08-30 自動変速機のダウンシフト弁
US05/958,925 US4313354A (en) 1978-08-30 1978-11-08 Downshift valve in hydraulic transmission control system
CA000334001A CA1151904A (en) 1978-08-30 1979-08-17 Downshift valve of an automatic power transmission
DE19792934920 DE2934920A1 (de) 1978-08-30 1979-08-29 Rueckschaltventil
FR7921701A FR2434973A1 (fr) 1978-08-30 1979-08-29 Soupape de descente de vitesse dans une transmission automatique de vehicule automobile
AU50427/79A AU518274B2 (en) 1978-08-30 1979-08-30 Hydraulic control system for an automatic transmission
GB7929997A GB2029526B (en) 1978-08-30 1979-08-30 Dowshift valve of an automatic power transmission

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53105898A JPS5930942B2 (ja) 1978-08-30 1978-08-30 自動変速機のダウンシフト弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5560746A JPS5560746A (en) 1980-05-08
JPS5930942B2 true JPS5930942B2 (ja) 1984-07-30

Family

ID=14419698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53105898A Expired JPS5930942B2 (ja) 1978-08-30 1978-08-30 自動変速機のダウンシフト弁

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4313354A (ja)
JP (1) JPS5930942B2 (ja)
AU (1) AU518274B2 (ja)
CA (1) CA1151904A (ja)
DE (1) DE2934920A1 (ja)
FR (1) FR2434973A1 (ja)
GB (1) GB2029526B (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55149455A (en) * 1979-05-10 1980-11-20 Aisin Warner Ltd Timing valve for automatic transmission controller
US4413536A (en) * 1980-08-11 1983-11-08 Ford Motor Company Automatic transaxle control system
JPS57144338A (en) * 1981-02-26 1982-09-06 Nissan Motor Co Ltd Shifter for automatic gear change
JPS57144339A (en) * 1981-02-28 1982-09-06 Nissan Motor Co Ltd Shifter for automatic gear change
JPS59164443A (ja) * 1983-03-10 1984-09-17 Nissan Motor Co Ltd 自動変速機の油圧制御装置
US4688451A (en) * 1983-05-24 1987-08-25 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Transmission control system with separate shift timing control pressure supply passage
EP0128470B1 (en) * 1983-06-01 1988-04-20 Mazda Motor Corporation Control means for vehicle automatic transmissions
JPS6018647A (ja) * 1983-07-08 1985-01-30 Toyota Motor Corp 車両用無段変速機の制御方法
DE3439882A1 (de) * 1983-10-31 1985-05-23 Mazda Motor Corp., Hiroshima Steuerung fuer ein stufenlos veraenderliches fahrzeuggetriebe
JPS6235151A (ja) * 1985-08-08 1987-02-16 Mazda Motor Corp 自動変速機のライン圧制御装置
JPH07122462B2 (ja) * 1987-10-30 1995-12-25 日産自動車株式会社 自動変速機の変速制御装置
US8234784B2 (en) * 2008-02-13 2012-08-07 Younger Steven W Valve piston repositioning apparatus and method
US8023425B2 (en) * 2009-01-28 2011-09-20 Headwater Partners I Verifiable service billing for intermediate networking devices
US8117750B2 (en) 2009-01-27 2012-02-21 Younger Steven W Clip for limiting motion of a torque converter clutch regulator valve

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3004446A (en) * 1956-05-25 1961-10-17 Borg Warner Transmission controls
US3237476A (en) * 1956-08-29 1966-03-01 Ford Motor Co Automatic power transmission mechanism
US3362261A (en) * 1965-05-10 1968-01-09 Ford Motor Co Automatic control valve system for a multiple speed ratio power transmission mechanism
US3495481A (en) * 1966-11-12 1970-02-17 Nissan Motor Automatic speed change gear control device for use in automobiles
US3446098A (en) * 1967-04-03 1969-05-27 Ford Motor Co Automatic power transmission mechanism with dual range drive controls
US3561293A (en) * 1967-12-22 1971-02-09 Nissan Motor Hydraulic control system for automatic transmission
GB1267423A (en) 1969-04-25 1972-03-22 Borg Warner Ltd Transmission control mechanism
US3710652A (en) * 1969-05-30 1973-01-16 Nissan Motor Hydraulic control system of automatic transmission
US3525275A (en) * 1969-06-12 1970-08-25 Ford Motor Co Braking downshift control valve system for an automatic power transmission mechanism
US3625090A (en) * 1970-02-24 1971-12-07 Gen Motors Corp Transmission control
US3685372A (en) * 1970-05-19 1972-08-22 Nissan Motor Automatic transmission
US3714836A (en) * 1971-02-16 1973-02-06 Ford Motor Co Automatic transmission controls for an automotive vehicle driveline
NL7115115A (ja) * 1971-11-03 1973-05-07
US3768338A (en) * 1971-12-27 1973-10-30 Ford Motor Co Coasting downshift control valve for an automatic power transmission control valve circuit
JPS5613221B2 (ja) * 1972-10-20 1981-03-26
JPS5228189B2 (ja) * 1973-07-26 1977-07-25
JPS539341B2 (ja) * 1973-10-18 1978-04-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5560746A (en) 1980-05-08
FR2434973B1 (ja) 1984-05-25
DE2934920C2 (ja) 1989-06-29
FR2434973A1 (fr) 1980-03-28
GB2029526A (en) 1980-03-19
US4313354A (en) 1982-02-02
AU5042779A (en) 1980-04-17
GB2029526B (en) 1982-10-06
CA1151904A (en) 1983-08-16
DE2934920A1 (de) 1980-03-20
AU518274B2 (en) 1981-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5948902B2 (ja) 自動変速機のシヨツク軽減装置
JPS5927465B2 (ja) 自動変速機の変速タイミング弁
US4270636A (en) Lock-up control system for a torque converter including a timing arrangement
JPS5949452B2 (ja) 自動変速機のライン圧制御装置
JPS5948897B2 (ja) 自動変速機の変速シヨツク軽減装置
US4369865A (en) Lock-up control system for a torque converter
US3890856A (en) Creep preventing hydraulic control circuit for vehicle automatic transmission
JPS601501B2 (ja) 自動変速機のライン圧ブ−スタ−弁
US3881372A (en) Pressure reducing control device for the hydraulic control circuit of an automatic transmission
US3747439A (en) Hydraulic control system for automatic transmissions
US4742732A (en) Automatic transmission system for a vehicle
JPS5930942B2 (ja) 自動変速機のダウンシフト弁
JPH0474575B2 (ja)
JPS5945862B2 (ja) 自動変速機のシヨツク軽減装置
US4291596A (en) Flow regulator valve in hydraulic control system for automatic transmission
JPS5948901B2 (ja) 自動変速機の変速点制御装置
JPS5930940B2 (ja) 自動変速機のスロツトルバルブ
JPS6363783B2 (ja)
JPS6363782B2 (ja)
US3871250A (en) Hydraulic control circuit for vehicle automatic transmission
US3369430A (en) Transmission controls
JPS5948899B2 (ja) 自動変速機のシフトバルブ
JPS599369B2 (ja) 自動変速機の第2速から第3速へのシフトアツプ時における空吹防止装置
US3118320A (en) Transmission controls
US5224399A (en) Control system for automatic transmission