JPS59141145A - 陰極線管の電子銃封入方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ネックガラスとステムとの溶着歩留および
溶着部の品位を改善した陰極線管の電子銃封入方法に関
するものである。

第１図は従来の電子銃封入方法を説明する図であって、
（１）はガラスパルプ、（２）はガラスパルプ（１１の
一部を構成するネック、（３）はステム、（４）はステ
ム（３）上に支持された電子銃、（５）は基体、（６）
は基体（５）に支持されたヘッド、（７）はヘッド（６
）に支持さｔた支柱、（８１、（９）はそれぞれ支柱（
７）に同定された／＜ルブホルダ、ネックチャックであ
る。（１０）はヘッド（６）の中心に配置された主軸、
（１１）は主軸（１０）に固定されたマウントピン、Ｕ
は主軸（１０）に固定されたブーＩＪ　、（１３１はベ
ルトであシ、ベル）　（ｔｊｌは主軸（１０１と一体と
なっているヘッド（６）をたとえば矢印の方向に回転さ
せる。圓はガスバーナ、　＋ｌωはガスバーナ圓の炎で
ある。

第１図かられかるように、パルプホルダ（８）にガラス
バルブ（１）が保持されているとともに、ネックチャッ
ク（９）Ｋネック（２）が保持され、一方、マウントピ
ンｔｉｌｌ上に支持されたステム（３）がネック（２）
内に収納されている。この状態で、ネック（２）および
ステム（３）と対応した位置に配設されだガスバーナ（
岡の炎（１５）により、ネック（２）とステム（３）と
を溶着して電子銃（４）の封入加工が行なわれる。

第２図は封入加工の過程図であって、ネック（２）とス
テム（３）を溶着部（２１１にて溶層した後ネック（２
）の不要部０６）”Ｃ溶断する直前の状態を示している
。すなわち、マウントピン（１１）の上部には小孔（２
０）が形成されており、この小孔（７ＩＪｌを通して空
気（１９）をマウントピン０１）とネック（２）の不巽
部（ｌｆｉｌとで形成された空間部（］’７１へ供給す
ることにより、空間（１７）を加圧して側壁（１８）を
外方へ膨出させ、ガスバーナ（１４１の炎（１５）でブ
ローアウトして不要部（ＩＧ）を溶断する。第３図は溶
断後の状態を示している。

しかしながら、上記のような方法においては空気（１９
）を加圧する必要があるが、この圧力を正確に管理する
ことは困難であり、実際には圧力が変動する。また空気
（１９）の供給口（図示せず）の異常により空気漏れが
生じることもある。このため溶断にバラツキが起こり、
極端な場合には第４図に示ずように溶断が不可能となる
ことがある。また第５図に示すように、かりに溶断した
としてもネック不要部（１６）の一部（支）が残シ、溶
７１１部（２１）の品位を損うことがある。このように
溶断が不良であると、封入加工の歩留と品質の低下を招
来し、大きな損失となる。さらに、従来の方法では主軸
に０）を通して空気（１ωを供給するだめの供給設備を
心安とする。

この発明は上記のような従来の、湧々の問題点をｈ−ｆ
消するためになされたもので、ガラスバルブ内の膨張空
気を利用するごとにより、溶断が確実に行なえ、しかも
空気の供給設備を必要としない陰極篩管の電子銃封入方
法を提供することを目的としている。

以下、この発明の実施例を図面にもとづいて説明する。

第６図において、第２図と同一符号は同一部分を示して
いる。第６図の特徴は、マウントピン（１１）の中空部
の一部がシール部材（財）にて閉塞されていることであ
る。いま溶層部（２１）　、ネック（２）等がガスバー
ナ（搏の炎（Ｉｓ）で加熱されると、ガラスバルブ（１
）内の空気（２３）が膨張する。しかし、マウントピン
（１１）の下端がシール部材（２４）で閉塞されている
ため、この膨張空気（２３）はステム（３）の排気管（
５）を７ｉって矢印のように流れ、小孔（２０）を介し
て空間（１７］へ供給されてネック（２）の側壁（１８
）を外方へ膨出させる。

こうして、肉厚が薄くしかも温度の最も高い側壁（］８
）がブローアウトして溶断する。

この場合、膨張空気（２３）の圧力はバラツキが少なく
、ブローアウトに適した圧力が・肖られるので、ネック
不要部（１６）は完全に溶断する。なお、ネック（２）
の肉厚の薄い機棟やガラスの軟化温度の低い機種につい
ては、シール部材（２４）に小孔を設けて空気を適度に
リークさせればよい。

第７図はこの発明の方法における他の実施例を示し、主
軸（１０）の中空部の下端をシール部材□□□）で閉塞
したものである。この′＃Ｊ７図のものによっても上記
と同様の作用効果がイ４られることはいうまでもない。

なお、第６図および第７図において、マウントピン（１
１）に設けられた小孔（澗の大きさは、ｆ；３７Ａ’部
（２１）がふくらまない程度に□ネック（２）の肉ｊす
や材質に応じて決定すればよい。

以上述べたように、この発明によれば空気の圧力変動に
よる溶断不良のないきわめて安定した封入加工が行なえ
、歩留ならひに品質を向上させることができるとともに
、加圧空気の供給設備等も不要となってそれらの管理に
要する費用も省けるなど、すぐれた効果を得ることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の電子銃封入方法を説明する図、４２図は
封入加工の過程図、第３図は溶断後の状態を示す図、第
４図および第５図は溶断不良の状態を示す図、第６図は
この発明の封入方法の実施列を説明するだめの図、第７
図はこの発明の封入方法の他の実施例を説明するだめの
図である。 ＋１）・・・カラスパル７−１（２）・・・ネック、＋
３１・・・ステム、（４）・・・電子銃、（８）・・・
バルブホルダｉ　（１１１・・・マウントピン、圓・・
・ガスバーナ、（１５）・・・炎、（１６１・・・ネッ
ク不要部、（１８）・・・側壁、（２０１・・・小孔、
（２１）・・・溶層部、（５））・・・膨張空気、（２
４１、□□□・・・シール部材。 ？１．１１１　　　　　　　　　第２１４第３　ｔ？１ ・、、、　４　：’：＋　　　　　　　　　　”、＜、
　５　！′）第６図 ４ １９５ 不７′−１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）パルプホルダに保持されたガラスパルプのネック
   に、マウントピンに支持され電子銃を保持したステムを
   収納し、ガスバーナの炎で上記ネックとステムとを溶着
   するとともに、上記マウントピンの上部に形成した孔よ
   シ供給される免気によシネツク不要部の一部を外方へ膨
   出させ、この膨出ｍｔ上記ガスバーナの炎でブローアシ
   ドすることによって上記ネック不要部を除去する陰極線
   管の電子銃封入方法において、上記マウントピンもしく
   はこのマウントピンを支持した主軸の中空部の一部をシ
   ール部材で閉塞し、上記ガラスパルプ内の膨張空気を上
   記マウントピンの孔を辿して供給することによシ上記ネ
   ック不要部の一部を膨出させるようにしたことを特徴と
   する陰［ｔｊｌ管の電子銃封入方法。